10 冷たい校舎村9
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[開いた窓の下を覗く勇気はわたしにもなくて、 炭蔵くんが窓枠に手をかけるのを見ていた。
そういえば、2階の窓を閉め忘れてた気がするけど、 廊下には雪が積もってなかった。 誰か>>1:649が気づいて閉めてくれたのかも。 わたしはそんなことを思う。
それから、柊くん>>4:520へ視線を落とした。 炭蔵くん>>75と一緒に雪を払い除けていく。]
うん、そうしよう。 一人は、寒いもんね。
[わたしは炭蔵くんの提案に賛成して、 二人で協力して柊くんを階段前の部屋まで運ぶ。 雪みたいな冷たさに、わたしの指先がじんと痛んだ。
なんとか運び切ると、 赤く彫られた笑顔とぽっかり抜け落ちた顔が並ぶ。]
(82) 2021/06/14(Mon) 18時頃
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……待っててね。
[ここに明日≠ェ来ないなら、 待ち合わせをした月曜の放課後だって二度と来ない。
わたしは柊くんの輪郭に手を伸ばした。 指先で触れるとひんやり冷たい。]
それじゃ、いってきます。
[わたし、柊くんの名前の由来なんて知らないから、 わたしの中の柊くんは今でも春色をしてる>>0:572。
春って、あたたかくてほっとするでしょ。
鳩羽くんの隣、 手足が折れ曲がってしまった柊くんの身体には、 丁度いいサイズのダッフルコートがかけられていた。]*
(83) 2021/06/14(Mon) 18時頃
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— 3階の果て —
[鳩羽くんの足跡に導かれて3階へ来たわたしたちは、 最初に二人を見つけた。
これでもう、迷いはない。 鳩羽くんと柊くんが先に明日へ進んで、 炭蔵くんとわたしは同じ道を歩いている。
わたしたちの心当たりは確信になった。]
……できることを、しよう。
[結局まともな作戦会議はできなかったけれど、 わたしの心はもう揺らがなかった。 隣には炭蔵くんがいて、未来にはみんながいる。 わたしたちは同じ方向>>64へ進んだ。]
(84) 2021/06/14(Mon) 18時頃
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[音楽室は校舎の端>>0:678にある。 夜にピアノを弾いた後、わたしは鍵をかけなかった。 わたし以外、誰かが来るって思わなかったから。
ひとつひとつ部屋を確かめた最後、その果てに。 わたしたちが探し求めた人>>9はいたかな。]*
(85) 2021/06/14(Mon) 18時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/14(Mon) 18時頃
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―― 音楽室 ――
[ ここには私をとがめる人なんていない。 だから私は窓のそばで外を眺めながら、 立ったまま、お行儀悪くクレープを食べてた。 責任を持って食べなきゃいけない、自己責任クレープ。 冷蔵庫にある全部を食べ切るには まだまだ時間がかかりそうだけど、 大丈夫。ここの時間は止まってるもの。 芽衣は一蓮托生って言ってくれたけど、 責任をもって私が全部食べるから、安心してね。 だって私たち、友達でしょう? ]
(86) 2021/06/14(Mon) 19時頃
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[ 音楽室の鍵は開いてた。>>85 でも、私はこの校舎の主だから、 鍵がかかっていたとしても、きっと問題はなかった。 自覚してしまえば簡単なの。 ほら、自覚してなかった時だって、 文化祭になったり、写真が飾られたり、 屋台が3-9のばっかりになったりしたでしょ? 自覚してしまえば、ため息は聞こえなくなったし、 カッターナイフも消えた。 この校舎は私の意のままだ。 この校舎で、私の思い通りにならないものは ]
(87) 2021/06/14(Mon) 19時頃
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来てくれたんだ。
[ 扉が開く音がしたから、私は振り返って微笑む。 この校舎で、私の思い通りにならないもの。 この校舎に残った最後の2人。 でも、2人はこんな校舎の端っこまで会いに来てくれた。 だから私は嬉しくなってしまう。 炭蔵君は見たことのない髪形をしてて、>>67 最後に珍しいものが見れたなって、 私、やっぱりご機嫌になった ]
(88) 2021/06/14(Mon) 19時頃
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大丈夫、先に帰ったみんなは無事だし、 2人ともちゃんと帰れるよ。 でも、みんなをあんな目に遭わせちゃったのは、 本当に申し訳なかったと思ってる。 私、あんなことになるなんて全然知らなかったの。 だからって、許されることじゃないけど。
[ きっと、2人が一番気になってると思うことを、 私は最初に伝える。 ここに来る途中に、鳩羽君と柊君のことも きっと見つけたよね。 もう、校舎にいるのはここにいる3人だけ ]
(89) 2021/06/14(Mon) 19時頃
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2人が最後になったのは、 きっと私が2人には最後までいてほしいと思ったから。 でも、もうこれでおしまいにする。 長いこと引き留めてごめんなさい。
[ 食べかけのクレープを握りしめたまま、 私は2人に頭を下げた。 私が謝ってたって、みんなに伝えてもらえるかな。 私には、もうその機会はないから* ]
(90) 2021/06/14(Mon) 19時頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/14(Mon) 20時頃
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── 3F階段前の教室 ──
[ 大丈夫と告げていたのを信じていたが、>>76 やはり目の前にすると落ち着かないようだった。 少しでも暮石の感情を逃がすことの 手助けになっているのなら、よかった。>>79
それから、暮石には どうにも弱みを握られてしまうものだ。>>80 けれど、ふたりとも同じ顔を しているんだから、おあいこだ。
泣き笑う暮石につられて、 俺も人差し指を口元に添えて笑っていた。 ]
(91) 2021/06/14(Mon) 21時頃
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[ 廊下に出れば、雪に埋もれた柊を発掘する。>>82 ごちゃごちゃと五月蠅く飾られた鳩羽の横に、 柊が寄り添うように置こう。
歪な顔をしたふたりが並ぶ。 暮石が声をかけるのを横目に、 俺は、何時間も前のことを思い返していた。 ]
……約束は忘れてないからな
[ ふたりと交わした約束を叶えるため、 俺は暮石と共に衣装部屋を後にする。 ]
(92) 2021/06/14(Mon) 21時頃
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── 3Fの果てへ ──
[ 鳩羽と柊を見つけることができた。 残すはあと一人。 俺たちの心当たりのある人だ。
暮石の言葉に、頷く。>>84 まともな作戦会議はできなくとも、 向かうべき場所は、同じだ。
俺ひとりで背負わなくてもいい。 心強い味方が隣に、未来にいる。 ]
……もしも、変なことを口走っていたら 構わず俺の背中を叩いてくれ
[ そうだ、果てに辿り着く直前。 作戦会議ならぬお願いを、暮石にしておこう。 ]
(93) 2021/06/14(Mon) 21時頃
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[ ─── ようやく、ご対面だ。
三階、一番端の教室。 音楽室に黒沢は居た。>>88
振り返る彼女は微笑んでいて、 それから自ら話し始めるのを静かに聞いていた。 俺にとっては、その光景は異様に見えたが 隣にいる暮石にはどう見えただろう。]
黒沢、探したぞ
[ 俺の第一声はこれだ。 こんな端っこにいるのは骨が折れたぞ。 ]
(94) 2021/06/14(Mon) 21時頃
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[ それから、 ]
この髪型、似合ってるか?
[ 幼く見えると言われた前髪を示す。>>78 仲間はずれの前髪の端を、 暮石がしたように自分でも流してみせる。
ご機嫌になっているともつゆしらず、 どうだ?なんて、黒沢にも同じ質問を。 ]
(95) 2021/06/14(Mon) 21時頃
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[ それから、 ]
そのクレープはどうした?
[ なんて、手に持っているクレープを指摘する。 ほら、確かクレープは完売だった筈だ。 女子が夜中に何をしていたのかなんて、 俺は全く知らなかったから。 ]
(96) 2021/06/14(Mon) 21時頃
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[ それから、 ]
……黒沢が言いたいのはそれだけか?
[ 頭を下げる黒沢を見て>>90、俺の眸は薄くなる。 俺が知りたいのは、そんなことじゃない。>>89 俺はあの日≠ゥら今までずっと、 黒沢の嘘に乗っかっているんだ。>>0:817
黒沢からのSOSを、ずっと、ずっと待っていた。 ]
(97) 2021/06/14(Mon) 21時頃
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[ 俺は、無意識の内にだろうか。
まだ絆創膏が貼られたままの、 左手首を握り締めていた。 *]
(98) 2021/06/14(Mon) 21時頃
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— 校舎の果て、音楽室 —
[鍵が開いていることにわたしは違和感がなかったから、 だからこそ中に乃絵ちゃん>>87がいたことに驚いた。
乃絵ちゃんは窓の側に立っている。 その手に持っているのはクレープ>>86で 一つ前の夜、わたしと一緒に作ったもの。 名前はラップにしか書いていなかったけれど、 所々焦げた生地がわたしに事実を教えてくれた。]
……起こしてくれたら、良かったのに。
[乃絵ちゃん>>88は来てくれたんだって言う。 振り返った顔は笑っていた。 わたしは乃絵ちゃんの手元に視線を向けて、 わたしより先に保健室を出た乃絵ちゃんに触れる。]
(99) 2021/06/14(Mon) 21時半頃
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[「責任を持って食べようね」って言ったじゃん>>4:523。 「大丈夫」って言ったじゃん>>4:525。 「また明日ね」って、言ったじゃん>>4:526。
わたしと乃絵ちゃんの間には言えないことがあったけど、 それでもちゃんと、隣にいたじゃん。
今の乃絵ちゃん>>89がすごく遠く感じた。 説明でみんなが無事であることをしっても、 わたしの胸に広がるのは、安堵よりも不安が濃い。
炭蔵くん>>94もきっと 同じような感覚を覚えているんじゃないかな。 続く言葉>>95には道中での約束>>93を果たそうかと 思ったのに、わたしの手は炭蔵くんの背に届かない。
それはそれでいいのかなって迷ったのもあるけど、 単純に、身体を上手く動かせなかったから。]
(100) 2021/06/14(Mon) 21時半頃
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[分かってる。分かっちゃった。 乃絵ちゃんは、今、この校舎の主としてここにいる。]
(101) 2021/06/14(Mon) 21時半頃
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[だからわたし、口を挟めなかった。 乃絵ちゃん>>90の頭が下がるのを黙って見ている。
乃絵ちゃんが音楽室にいることも、 そこでクレープを立ち食いしていることも不思議で、 現実味がなくて。 わたしはいつも出迎える側だったから、 この景色ごと夢なんじゃないかとすら思える。
わたしたちは秘密があってもともだち>>1:131だけど、 それでも。言わなきゃ、伝わらないんだ。 ここで過ごす中で、わたし、 そういう当たり前で大切なことをたくさん知った。]
(102) 2021/06/14(Mon) 21時半頃
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[クレープについて尋ねる炭蔵くん>>96が、 今どんな顔をしているか>>97わたしは知らない。
わたしはどんな顔をしていただろう。 笑っていたかったけど、たぶんそれは失敗した。 だからわたしの目は普段より大きくなって、 乃絵ちゃんの姿を映す。
わたしたちは同じ方向を、乃絵ちゃんを見ていた。]
(103) 2021/06/14(Mon) 21時半頃
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……乃絵ちゃんが、ここを作ったの?
[乃絵ちゃん、何にも知らないんだと思ってた。 だからいくら心当たりがあっても、 心のどこかで違うんじゃないかって思えた。
でも、もうダメなんだね。おしまいなんだね。
だからわたし、抱えていたもの>>3:152を吐き出した。]
一緒に、帰ろうよ……。
[最後までじゃなくて、これからも一緒にいようよ。 乃絵ちゃんが告げるおしまいを拒むように、 わたしは首を横に振った。]*
(104) 2021/06/14(Mon) 21時半頃
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―― 音楽室 ――
[ 探したぞって言われて>>94 ああ、探してくれたんだなって思うと、 私はやっぱり嬉しい。 だから、私はうん、って頷く ]
そうだよね。 ありがとう。 [ 3階の一番奥。普段の私とは縁のない場所。 私はヒントになるようなものを何も残さなかったし、 ピアノの鍵盤を押してみたりもしなかった。 そんな「ここにいるから会いに来て」って アピールするみたいなこと、 こんな時だってやっぱり私にはできない。 それなのに、こんなところまで探して、 会いに来てくれたんだよね ]
(105) 2021/06/14(Mon) 22時頃
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[ 炭蔵君は、前髪をてっぺんで固定してた。>>67 止めきれなかった前髪が左右に落ちてる。>>78 横に流して止めればまた違ったんだろうけど、 その留め方は私も幼く見えると思う。>>95
私は炭蔵君とあんまり身長が変わらない。 目線の高さも同じくらい。 だから、前髪の隙間から覗く目を、 下から見上げるなんてこともしたことがなかった ]
私はいいと思うな。 炭蔵君の顔がよく見えるもの。
[ きちんとこうして目が合うの、初めてじゃないかな ]
(106) 2021/06/14(Mon) 22時頃
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このクレープは、昨日の夜芽衣と作ったの。 私も芽衣も初めてだったから、ちょっと失敗しちゃった。 でも、すごく楽しかった。
[ クレープのことを炭蔵君に聞かれて、>>96 ね?って芽衣に同意を求めたけど、 芽衣は笑ってなかった。>>103 芽衣は楽しくなかった? ああ、そうだよね。 こんなところに閉じ込められて、 他のみんなはあんな目に遭ったのに、 楽しかったなんて、不謹慎だよね。 そう気づいて、ちょっと反省した ]
(107) 2021/06/14(Mon) 22時頃
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[ 反省した私は、ちょっと申し訳なさそうに2人を見る。 私がここを作ったのかって、芽衣に聞かれて、>>104 ああそうか、そもそもそのことも ちゃんと言ってなかったなって気づいた ]
とぼけてたわけじゃなかったの。 私、本当に気づいてなかった。 すっかり忘れてたの。 ごめんなさい。
[ そうだよね。まずはそこからよね。 みんな、校舎の主は誰だろうって探してたのに、 私はそれが自分であることをすっかり忘れて、 素知らぬ顔してたんだもの ]
(108) 2021/06/14(Mon) 22時頃
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[ 帰ろうよ、って芽衣が言う。 だから私はますます申し訳ない気持ちになった ]
ごめんね。 あのメールを送ったのは私。 ……私、自殺しちゃったの。
[ ここに連れてこられちゃっただけの 芽衣や炭蔵君とは違う。 現実世界の私の身体は、もうほぼ死んでるはず ]
だから、私は帰れないの。
(109) 2021/06/14(Mon) 22時頃
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[ 炭蔵君の顔がよく見えるの、いいなって思ったけど、 あ、この顔はきっと怒ってるよねっていうのも>>97 いつもよりよくわかるから、 本当に、申し訳なさしかない。 ごめんなさいって謝ることしかできないよ ] ……ごめんなさい。 私、自分のこと、よくわかってなかったみたい。
[ 約束を忘れたわけじゃなかった。本当だよ。 あの約束は、私にとって拠り所だった。 SOSを出せって言われたの、本当に嬉しかったんだよ。 私のこと、助けてくれるつもりなんだって、 嬉しかった ]
(110) 2021/06/14(Mon) 22時頃
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大丈夫だと思ってたの、本当に。 大丈夫じゃなくなる時って、一瞬だったんだね。
[ 棒倒しの棒だって、積み上げたジェンガだって、 崩れる時は一瞬だ。 そんなことくらい知ってるのに、 私、自分のことはわかってなかった ]
(111) 2021/06/14(Mon) 22時頃
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