15 青き星のスペランツァ
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そう、たいへん、たいへん。
[>>52さして大変そうにはしていない調子で、ジルの言葉を反復する。 いまのハロの興味の大半は、ストローから上がってくるミルクのほうに向かっている。 忘れる前に場所を聞いておいたキランディの判断は完全に正しい。]
えらーい? ほんと?
[かぼちゃ頭がちかちかして褒められたら、うれしくてうれしくて、ちいさないきものはミルクを離して、ジルの周りをくるんくるん。 もっと褒めてください、とばかりにぴとりと寄り添った。]
(58) 2021/11/06(Sat) 12時頃
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雲水 ハロは、メモを貼った。
2021/11/06(Sat) 12時頃
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― 格納庫 ―
[格納庫の扉開閉ボタンを押すと、軋む音とともに重い扉がスライドしてゆき、薄暗い庫内に光が差す。『スペランツァ』の備品である探索用・作業用の機材はだいたいがこの中に格納されているのだ。 クレーンや作業車、最近配備された水陸両用移動挺などが並ぶ横をすり抜けて、格納庫の隅に向かう。最新鋭・多機能のかわいこちゃんも魅力的だが、乗り慣れたものが一番いい、というのが男の持論だ。]
さあて、調子はどうだ? 相棒。
[見上げるのは年季の入った旧型の二足歩行探査機。名もなき量産型だ。 オレンジ色の丸い胴体から鳥のようなシルエットの脚部が伸びる姿は見た目通りバランスが取りづらく、操縦には技術と慣れと――細かい上下振動への耐性が要求される。つまり、人によってはめちゃくちゃ酔う。 胴体上部はほぼ全てが半球形の強化ガラス製のドームであり、360度の視界なんて言うと聞こえはいいが、普通に飛んできた塵やら砂やらがぶつかってくるし、カメラ映像の投影でもないので視覚頼りだし、お世辞にも使い勝手がいいとは言い難い。
それでも整備を重ねて使い続けるのは、こいつが故郷にいた頃からの相棒だからだ。]
(59) 2021/11/06(Sat) 12時頃
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[脚部の関節に油を差し、胴体下部の探査ライトの具合を確認し、ボルトの締まり具合や溶接に甘いところがないかチェックする。 そんないつもどおりのルーティーンを黙々と回しながら、思い出すのは故郷のこと。
故郷『キジン』は既に放棄されて久しい、無人の星だ。 元々乏しい水源が枯れ果て、金属資源も掘り尽くされ、残ったのはひび割れた荒れ地のみ。 となれば、人が離れるのも道理。 金にならない土地に価値はない。
もう二度と戻ることはないし、戻りたいとも思わない。 けれど、この先忘れることも決してない。
積まれた砂金の輝き、それを囲む人々の顔、枯れた大地。 故郷の星を思うたび、浮かぶのはそんな光景だ。]
(60) 2021/11/06(Sat) 12時頃
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……ふう。暑いな……
[一通りの整備を終えるとすっかり汗まみれだ。つなぎのような作業着の上だけ脱いで、汚れが限界値に到達したグローブも外す。 ポケットから換えのグローブを取り出す手は、生身ではない。 右は肘から、左は肩から先が全て、無骨な金属製の義手だ。 乗機は旧型だが、こちらはそこそこの高機能。五本の指だって生身とほぼ変わらず滑らかに動く。そうでなければ技師なんてやっていられない。 グローブをはめ直し、気合を入れて立ち上がる。]
(61) 2021/11/06(Sat) 12時頃
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よいしょっと……あー、いや今のナシ。
[立ち上がってから、なんかもう、若くねえんだよな。という気持ちになった。 いちいち動作に掛け声がいるアレだ。やめようとは思ってるんだが、一人だとつい出ちまうんだなこれが。否定してみたところで逃れようのない現実がそこにあるわけで。]
はあ〜……
[またコーヒーでも飲むか、気分を変えてメニューの多い談話室にでも行くか、或いは……なんて考えつつ。 まだ暫くの間、格納庫でぼんやりしていることだろう。]
(62) 2021/11/06(Sat) 12時頃
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― 格納庫 ―
やあッ!!誰か居るかねッッッ!!!!
[硬い靴音と共にドアがバーンと開くと、クソデカ声が格納庫に響く。 何ぃ?スライド式扉はそんな音しないって?そうか……。
探索用装備諸々が収められているこの区域には、黒い男は大抵用事がない。だって自分フォークより重いもの持てないから。
外見こそ二足歩行体形に偽装しているものの、本来は不定形な粘弾性物質種族、ヒトガタの袋に流し込んだ何か。 一応体積あるモノとしてそれなりの強度はあるので、つついたらブンニャリしてたとかそう言う事は無い。
無いのだが、関節と言う概念が根本的に存在しない為、稀に四肢が変な方向にグンニャリする事がある。 ええ〜っ?でも憧れのヒューマンはそんな怖い事、なりませんし?!
このスライムはヒューマンに憧れすぎ、ヒューマンになりたかったスライムである。
纏う衣服はこの探査船に似つかわしく無い、ややレトロ文明趣味な『スーツ』なる物。うんうん時代に逆行するのもまた文明のロマン、こだわり、愛だよねえ。
なおヒューマン袋に詰めただけなので稀に衝撃で身が零れる。具体的に言えば、そこの探査機に乗ったりとかすると、そうなる。]
(63) 2021/11/06(Sat) 16時頃
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[オーバーな程ニンゲンくさい動作をする男は、並んだ機材達や空間をぐるり見回し、整備を終えたであろう人影ぼんやりを発見すれば真っ直ぐ最短距離を歩いて来る。 >>59>>61]
ラーイジくぅん!丁度良かった!
[誰でも良かった訳では無いが、本人が居るならば話は早い。 ズンズン歩き迫りながら自身の懐に手を入れ探ると、相手の目の前で武器…、とか言う物騒なモンは無い! まったく物騒では無い小さなメモリーカードを取り出し、手渡そうとする。
ヒトの爪サイズ程のメモリーカードは薄く、無色透明なアクリルの中に少量の金属部品が埋め込まれて居ただろう。]
『マーレ10』の最新環境データだ
[光の加減によっては美しく輝き、子供が喜ぶオモチャにも似た何か。 白の手袋が差し出したソレの内部には、膨大な数値が収まって居る。]
(64) 2021/11/06(Sat) 16時頃
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船が拾った数値に微細な変化があったのでね 各探査機スペックと照らし合わせた上で更新しておいたよ
[情報は多ければ多いほど良い。 常に変わり続ける外部であれば猶更の事、備えると言う行為は重要だと思わんかね?ん? 惑星での情報収集や探索も大切な事ではあるが、それら成果を持ち帰れなくては何ともならないではないか。 って言うか悲しいからちゃんとみんな揃って帰ってきてほしい。]
些かアナクロな媒体の手渡しですまないが―― …型番別の物だ、乗り手に直接の方が互いに安心する
[ライジの機体は、他の物とは違う。 せっかくエラーが無いよう仕分けをしたのに、データの取り違いがあっては困る。 現在の船内ならば問題無いだろうが、いくら組み込んだ防壁があるとはいえ、惑星磁気によるデータ破損等やノイズ混入も勘弁願いたい。]
(65) 2021/11/06(Sat) 16時頃
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…ふむ、他の情報も居るかな?
[種族ごとの個体差、環境適応力のバラツキもあるため念の為聞いておこう。なお本日のデータ整理は終わったのでフリーの身、ここから先は暇となる。 何か緊急の呼び出しが無い限りはな。
ライジとの身長差はあまり無い。 だが細かな数字を決めるであろう頭頂部を帽子で隠して、アリババは普段通り笑っている。**]
(66) 2021/11/06(Sat) 16時頃
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― 船内ロビー ―
……コレ!?
[示された缶詰>>49を見て目を丸くする。好物と見てはしゃいでしまったが、果たして勝手に食べてしまっていいものだろうか……と考え込む様子を見せる。 しかし共有財産だという声>>51を聞いてしまえば、気持ちはそちらへ用意に傾いた。仕方ない。だって好物だから。 差し出された缶詰からひとつ摘み上げ、口の中に放り込む。すぐに顔がとろけるように笑顔になった。]
んんーっ、おいしいネ! イースターもこれ、好き??
[同じく咀嚼しつつ、触角を揺らしていた仲間>>53に首を傾げつつ訊ねる。 見た目よりも幼いらしい彼女の事を、ケトゥートゥは何となく、年長気分で見ていたりする。傍から見るとどう見てもケトゥートゥのほうが幼いのだが。]
(67) 2021/11/06(Sat) 16時頃
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あっ、ヨーランダ! ケトゥートゥはこっちだネ、ワ・ジァー!
[一緒に掃除をしていた相手>>55が現れて、ようやく自分の手の中のモップの使い道を思い出したか。 途中、出て行くライジ>>57を手を振って見送りつつ、部屋の中央付近の床を、モップで拭いていく。 合間にはおしゃべりに興じ、少しの間残る軌跡で花を描いて遊んだりもしているが、掃除も一応進んではいくだろう。**]
(68) 2021/11/06(Sat) 16時頃
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― 格納庫 ―
[汗も引いたので作業着を着直そうとしていたところ、響き渡るクソデカボイス>>63に細い目が通常サイズ(※ライジ基準の最大値である)まで開く。びっくりしたのだ。 こんなクソうるs……よく通る声の持ち主の心当たりは多くない。 視線だけそちらに向けると、予想通りの黒い人影がずんずん近付いてくる。名前が呼ばれる。]
え? おれ?
[はて、何か解析でも頼んでいたものがあったかしらんと首を傾げるうち、白手袋から優雅に差し出されるメモリーカード。>>64]
(69) 2021/11/06(Sat) 17時頃
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― 船内ロビー ―
はい。チョコレート……ケトゥートゥ様の語ではピアパと呼ぶのですね。この独特の香りとまろやかな味は、強い魅力を感じるとイースターは思います。 端的に言うならば、幸せの味です。
[触角を揺らしたまま、訊ねて来た仲間>>67の方に頷く。 イースター達電脳生命体は、世代交代が早い。その為同じ種族の中だと、イースター程の年齢でも"お姉さん"になる事が多い。 その為、ケトゥートゥの様な少し上の兄もしくは姉の様な存在というのは、イースターに取って新鮮だ。文化が興味深いという点が含まれるのもあり、彼には良く懐いている。]
(70) 2021/11/06(Sat) 17時頃
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おっ、ありがたいね。 ちょうど整備が終わったところだ、早速読み込ませてみよう。
[最初はその風貌――というか断面にぎょっとしたものだが、こうして機体別に調整してくれるアリババの細やかさにはいつも助けられている。
爪ほどの小さなカードを注意深く受け取ると、慣れた様子で探査機の脚部をよじ登り、ドームを開けて中に入った。 操縦席周りには多少機材が増設されており、手渡されたメモリーカードだってちゃんと読み込める。正確に言えば、これ以上圧縮された形式のものは読み込めないのだ。 読み込み口にカードを挿入して数秒、ハードディスクが限界駆動しているかのような不穏な音をさせながらも、探査機のモニターはどうにかもらったデータを表示した。]
はーんなるほど、おれが目をつけてたところも多少変化が……いや、より正確な情報になったってとこか。 思ったより足場が悪そうだな、念の為予備のワイヤーを多めに積んでおくか……
(71) 2021/11/06(Sat) 17時頃
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[表示されたデータから更に必要な部分を拾いながら、装備や持ち込み物資の調整をしていく。 こういう時、思考がそのまま口から出てしまうのは昔からの癖である。]
……うん、細かい調整は後でしよう。 いつも悪いね、助かるぜ。 他の情報? あー、そうだな……
[ひょいと開いたままのドームから顔を出すと、2.5メートルくらいの高さからアリババを見下ろす形になった。 そのまま操縦桿に両手を乗せて、少し視線を横にやる。考える時の仕草だ。]
(72) 2021/11/06(Sat) 17時頃
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一番深そうな"海"の場所……とか。 もしわかれば知りたいね。
[そう答えて薄く笑った。]
(73) 2021/11/06(Sat) 17時頃
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いやっほぉーーーーー!
(74) 2021/11/06(Sat) 18時頃
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― 船内ロビー ―
[人気もなくなるころにようやくロビーの掃除が終わった。 ケトゥートゥ>>68は最後まで付き合ってくれただろうか?それとも途中で本来の仕事に戻っただろうか? ともあれ本来の仕事が終わったヨーランダは、コーヒーを飲む。ミルクと砂糖をたっぷり入れた、甘いコーヒーだ]
あまい おいしい。
[糖分が体に染み入った]
(75) 2021/11/06(Sat) 18時頃
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― ??? ―
……どうしたって? どうもこうもあるかい、この天才、好奇診の塊であるキカさまの作り出した最高傑作が完成したのだよ。
[研究所と思われる部屋の一室。見るからに袖の余りきった白衣の少年が、怪訝そうな顔をする助手らしき男をギロリ、と睨み付ける。]
(76) 2021/11/06(Sat) 18時頃
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……折角だから少し動作の実験をしたい所ではあるんだがね。
[白衣の少年は尊大な様子で椅子にふんぞりかえる。]
コイツのデビューに相応しい『プロジェクト』があるんだよ。 この天才、キカさまの最高傑作を試す『プロジェクト』がね。
(77) 2021/11/06(Sat) 18時半頃
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マーレ10の探索。そう、『スペランツァ』に乗せるんだよ。
[白衣の少年は高らかに笑う。]
壮大なプロジェクトだ。『最高傑作』にはうってつけの『プロジェクト』だろう?
(78) 2021/11/06(Sat) 18時半頃
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キカは、丸い球体を手に取った。
2021/11/06(Sat) 18時半頃
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さぁ、行っておいで。ボクの最高傑作。
[キカと名乗る少年は丸い球体の起動スイッチを入れる。]
(79) 2021/11/06(Sat) 18時半頃
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好奇診 キカがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(好奇診 キカは村を出ました)
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[イエスそうだよきみきみ、きみだよライジくぅん。君をご使命だ。>>69 受け渡したメモリーカードはそのまま相手ごと探査機の中に潜り、目的の場所に収まると役目を果たしたらしい。>>71 見上げる機体の微かな駆動音と、思考より漏れ出る言葉を、情報として自身の記憶領域中枢に蓄積させる。
探索機にオーバフローの発生は無く、鮮明になった数値達がデジタル上に新たな地形を作り上げる。
後は彼が経験則も含めで判断するだろう。 積まれるであろう荷の種類を聞きながら、それが自分に向けられた話題では無い事を承知した上、幾度か相槌を返す。
だって自分も独り言多い。]
(80) 2021/11/06(Sat) 18時半頃
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[[ワイヤーの強度も問題無いだろう、余程の酸性に晒され無ければ切れない筈だ。 機体へのデータ干渉は、怪しい挙動があれば彼が調節。もしくは此方が調節すべき場所への指摘があるであろうし。
データの圧迫を避け不要な情報を取り除き限界まで軽量化させる工程は、砂の山より砂金を掬いあげ、純度を数値化する作業にも似ている。
ま!自分はそんなアウドドア作業滅多にしないんですけどね! でも砂山があったら数えたくなる、だって知らない知識がそこに在るかもしれませんしィ〜。 そんなんだから種族ごと滅ぶのだ。 向こう見ず、保護者不在の幼体みたいなもんだろう。なんかもう全部知りたい。]
(81) 2021/11/06(Sat) 18時半頃
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― 仮眠室 ―
……………………
[随分と長い夢を見ていた気がする。 青い色をした球体は、ウィィンと音を立て、浮かび上がった。]
(82) 2021/11/06(Sat) 18時半頃
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礼は不要だよ、 これが私の仕事だからね
[肉体労働をしない己のポジションはこれだ。バックアップや事前準備、その協力。 適材適所と言うヤツだよ君ィ。
しかし最初からすべて上手く行って居た訳では無い。 初めてライジの機体スペックを見た際、どうしたものかと腕を組んで頭をひねっていたのを思い出す。 頭をひねった際に帽子が落ち身が零れた事件は、居合わせた者にとってはスプラッタホラーだっただろうがすまないこれはよくある事だすまない。
袋に蓋をしていないので。
なんでって、袋に穴が開いてないと、入った時に苦しいでしょう…っ?!]
(83) 2021/11/06(Sat) 18時半頃
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[見下ろされ、見上げた相手の次の声は、今度こそ自分に向けられた物。>>72]
深い? ああ、水源の奥 "海"の深淵はまだ早いと思う、が――
[そして些か危うい区域である。>>73]
だが! 聞かれたからには出来る限り答えるのが 私の仕事だからなぁ!
[いつかは手を付ける場所とは言え、もう少し足元を固めてからの方が良い。その辺りは彼も承知して居るだろうが、調査とは探索とは、時に片道切符である。 乗組員其々の好奇心が何処に向いているのか、それらは統一されていないし、共有する必要も特には無いだろう。 ある程度の団体行動が出来てさえ居ればモーマンタイ。]
(84) 2021/11/06(Sat) 18時半頃
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