10 冷たい校舎村9
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— 3年10組 —
[そこには他に誰がいただろう。
そこには椅子があっただろう。 そこには誰かが腰掛けていて、 その誰かは首元を裂かれ、上を向いていた。 裂け目からはどくどくと血を流し、 だらりと手足を垂れ流している。
上を向く。何か札のようなもの>>#6と目があった。]
……っ!
[濃密な死と初めて出会って、わたしは身を竦ませた。 わたしが知っている死はお母さんくらいで、 お母さんの死はこんなに生々しくなかった。 わたしは入り口で立ち止まり、口元を手で覆う。]
(48) 2021/06/08(Tue) 01時頃
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[叫んだりしなかった。泣いたりしなかった。 でもわたしは死んだままのわたしじゃいられなくて、 ううん、そもそも死んだなんていうのも烏滸がましい。
濃密な死の前で、わたしは甘ったれた子どもだった。]
……ぅ、……。
[わたしは口元を押さえたまま踵を返す。 足元のカッターを蹴り飛ばし、替えの刃も踏み潰して。 跳ねた刃先が靴下の上からふくらはぎをなぞった 気がしたけれど、そんなことを気にする余裕もなかった。
もし廊下>>29>>44に誰かがいたとしても、 ただ反対側へと走り抜けていく。]
(49) 2021/06/08(Tue) 01時頃
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— 3F・音楽室前 —
[辿り着いた音楽室はやっぱり鍵がかかったまま。 わたしは扉に手をついて、ずるずると座り込む。 カッターのひんやりした感触がしても気にならなかった。 階段を駆け上がった心臓が胸を叩くような音を立てる。]
う……ぇ……。
[口の中に酸っぱい味が広がる。 何も食べてなくて良かった。 わたしの愚かさを零すことがなくて、良かった。
わたしは項垂れるように、 音楽室の扉へ寄りかかっている。]**
(50) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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— 回想:打ち上げまでの狭間にて —
「ひとみちゃん、ちょっとだけ時間もらっていい?」
[文化祭の時間も終わり、成功を噛みしめながら後片付けをしていた時、 美沙さんが申し訳なさそうに声をかけてきた。
近くのクラスメートに断って場所を抜けて、 校舎の裏の人気の無いところへ2人で入る。]
「ごめんなさい、今日しか時間が取れそうに無かったから」
別にいいですよ! 美沙さん、いつも忙しそうだから。 給料しっかりもらってる?
[美沙の表情はあまり明るくない。 何の話をされるのか、つい身構えてしまう。]
(51) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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「ぼたんちゃんは、元気?」
……はい。
[美沙さんはぼたんのことを知っている。 否定することもなく話を受け入れてくれる。 昔は良かったのに、今はなんだか聞かれるたびに居心地が悪い。]
「今から話すことだけど。 思い出したくない話だと思うから、 嫌だと思ったら言ってね。やめるから。」
(52) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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「……“亡くなった”誘拐犯について、なんだけどね。」
(53) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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「あれから長年かけて、ようやく身元が判明して……」
[美沙さんは教えてくれる。 私を拐った誘拐犯の素性を、警察で調べてくれていたこと。 話は聞いたけど、でも、知らない赤の他人だった。 家族に逃げられて孤独になって、ヤケになっての犯行、とか。 そんなこと、被害者の私に言われてもピンと来ない。 もう終わった話なのだもの。
誘拐犯が死んでいたことは、後から聞かされていた。 私が閉じ込められていた箱の近くで、事切れていたらしい。]
(54) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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「……それでね、この件についての調書を仕上げたいんだけど。 ひとみちゃん、つらいかもしれないけど、もう一度聞くわね?」
[美沙さんの表情が更に険しくなる。]
(55) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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「あなたは、誘拐犯が亡くなったことには関与していない。 ……それで、いいのね?」
(56) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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はい。わたしはなにもしらないです。 ぼたんがぜんぶ、しってます。
(57) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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[5歳の私は何も覚えていなかった。 あの男に殴られていたのはぼたんだし、 その間、ずっと箱の中で震えていた記憶しかない。]
(58) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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[……今になっても、自分のその記憶を信じ続けるのは難しかった。]
(59) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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あの、美沙さん。 ごめん、なさい。 ちょっと、気分が……。
[顔を手で覆って、声を絞り出す。 美沙さんの隈のある目を見返すことができなかった。]
「いえ、いいのよ。ごめんなさい。 できれば、また落ち着いた時に教えてくれると嬉しいわ。」
[美沙さんは謝ると、申し訳なさそうに去っていった。 残された私は、目の前がぐるぐるしているのを必死で落ち着かせる。]
(60) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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[ねえ、ぼたん。 私はもう、きみのことを忘れたいんだ。 きみのことを考えるたびに、自分のおかしさに気付いてしまうから。
でも、ぼたん。 きみのことを忘れたら、きみは死んでしまうのかな。 わたしの記憶と感情を持ち去ったまま。]
(61) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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[きみに生かされた私が、きみを忘れたいと思っている。]
(62) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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[……文化祭の打ち上げの席にいた私は、 大好物のコーラを手に取りながらも、 一口飲んだきり大人しくしており、 食べ物にも手を伸ばさなかった。
表面上、屋台は大成功で楽しかったね、って、 笑う努力だけをひたすらにしていた。*]
(63) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/08(Tue) 01時半頃
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―― 回想:文化祭当日 ――
[ 綿見さんの眉が寄った。>>7 やっぱり私は綿見さんの気に障ったみたい。 それでも、綿見さんは返事をしてくれたから、 私はちょっとだけ肩の力を抜いた ]
すぐ戻るって言ってたから。 柊君、ずっと忙しかったし、
[ そもそも客引きは本来柊君の仕事じゃない。 柊君が快く引き受けてくれたから、 お言葉に甘えているだけ。 そんな優等生な回答をするけど、 実際のところ私に客引きなんてできないし、 抱えたチラシを持て余しているので、 柊君には早く戻ってきてほしいところなわけで、 私って、本当に口だけだ ]
(64) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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[ 内心で自嘲しながら、 綿見さんの視線に混じる棘には気づかないふりで、 大丈夫、って言葉を続けようとして、固まった。
何かあるなら、言えば。>>8 吐き捨てるように言われた言葉 ]
(65) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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[ 綿見さんは、私の返事を求めていないように、 そのまま背を向けて、さっさと行ってしまう。 私は心臓がうるさくて、 およそ盛況な屋台にふさわしくない顔をしていた。 綿見さんは、気づいてる。 私が、気づかないふりをしてるだけだっていうこと。 そして、それを不快に思ってる。
気づかないふりをするのが 最善だって思ってた。>>0:490 真正面からぶつかっても、 きっと、余計こじれるだけだって。>>0:651 でも、それって間違いだった? 私、また間違えた? ]
(66) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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……私、綿見さんに、何かした?
[ もうとっくに綿見さんはいなくなったのに、 私はぽつんと呟いた ]
それなら……その方が、いいな。
[ 綿見さんに、なにか不快に思われるようなことを してしまっていたなら。 その失態に落ち込むけど、私は素直に謝るだろう。 だけど、もし、もしも、私が何かしたわけじゃなく、 私という人間を綿見さんが嫌いなのだとしたら。 私の人間性そのものが問題なのだとしたら。 やっぱり私はどうしようもない出来損ないだ** ]
(67) 2021/06/08(Tue) 01時半頃
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[椅子の上のマネキンを直視するのが憚られて、 視線を天井に逃がすと、そこに何かがびっしりと敷き詰められている。 息が詰まりそうになりながらも、これって、 私がオカルトの相談を吹っかけた時に貰ったおふだに似ていると感じていた。
今もなお血を流し続ける人形。 これは、利美ちゃんを模している。 利美ちゃんの死を模している。 それだけが分かった。
じゃあ、利美ちゃんはどこ……?]
(68) 2021/06/08(Tue) 02時半頃
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[>>49ふと、近くの気配にやっと気付いた。 私の他にこの信じられない部屋の惨状を目にした芽衣ちゃん。 その反応を見ればこれは錯覚でも何でもないと思えて。]
芽衣ちゃん……!
[教室から出る彼女に続く。 本能的にもこれ以上ここに留まっていたくなくて、 マネキンを触って調べることもせず、芽衣ちゃんを追いかけた。
誰かとすれ違っても構わず、 着いてきてくれるようなら一緒に。]
(69) 2021/06/08(Tue) 02時半頃
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— 3F:音楽室前 —
[階段を駆け上がる際も、カッターナイフを踏みそうになる。 一歩間違えば樫樹くんのように滑って転がり落ちるかもしれない。 それは遠慮したいので、どこか理性を働かせて足を踏み出していた。]
ハァ、ハァ……。
[息が上がる。 廊下の向こう、音楽室の前で座り込む芽衣ちゃんが見えた。>>50]
あぶ、ない、よ。
[息を切らしながら、床のカッターに気をつけるように呼びかける。 彼女の様子は尋常じゃないけれど、無理もない。 あんなものを見てしまった後で。 私だって恐怖で叫んでしまいたかった。
さっき、剥き出しの刃を拾った時に軽く切った指の傷を、 反対側の手で撫ぜながら、芽衣ちゃんに視線を向けている。**]
(70) 2021/06/08(Tue) 02時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/08(Tue) 02時半頃
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── 20:50 ──
[その時俺は、1Fにいた。
購買でお茶を買おう、そう思って階段を降りたとこ 遠目に保健室から出てくるノエの姿が見えた>>40 そこで、この奇妙な日常に、異変が起きた。
聞こえてくるのは… 悲鳴。 それから、チャイムの音。
思わず足が、止まってしまった。 誰の。なんで。
今まで一度も鳴らなかった、チャイム。]
(71) 2021/06/08(Tue) 08時頃
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[踵を返す。悲鳴は、上から聞こえた気がする。 走り出した俺の足元に、増えるカッターナイフ ]
うおぁ、なんでだよ
[慌てて飛び退く。大丈夫、怪我はねえが。 今この道、通ってきたはずなんだけど。 カッター、全部道の脇に蹴っ飛ばしたんだけど。 なんで増えてんの。って疑問が湧いて。消える。
今はそれどころじゃなかったから。]
(72) 2021/06/08(Tue) 08時頃
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[今の悲鳴 ─── トシミの声に、似てる。]
(73) 2021/06/08(Tue) 08時頃
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[二段飛ばし、階段を駆け上がる。 廊下を向こう側に駆けてくメイの姿が見える>>49 ユーガたちとは違う階段だったのだろう>>44 俺はまあ誰かとすれ違ったかもしれねーけど なんにせよ、メイが出てきた教室のほう。
遠目だったからさ、 最初3-9かって思ったんだよ でも、3-10の入り口から、 すぐひとみがメイを追いかけてったから>>69 ああ、こっちなんだ、って。 ]
(74) 2021/06/08(Tue) 08時頃
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おい、なにが‥ ひっ
[見えたのは教室の中の光景で。 当然見覚えのある制服が、真っ赤に染まっている。 最初 ─── 当然のように、ヒトかと思った。 いや、違う。どこからどう見たって、トシミだった
思わず一歩後ずさった。 駄目なんだって、ホラー。まじで。]
(75) 2021/06/08(Tue) 08時頃
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[救急…車………とか、言いながらさ。 でも俺、息を飲んで、教室の中に入るわけ。 吐かねーように、口を押さえてさ。]
………人形………
[作り物の関節、白い肌。 でも、それは酷くトシミに似ている。 恐る恐る手を伸ばして赤色に触れれば、 ぬるり、とした血の感触が感じられて それはまだ、どこか温かいまま。
顔が酷く歪む。どうして。なんで。誰が。]
(76) 2021/06/08(Tue) 08時頃
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こんなことしたの、誰だよ
[自分でも驚くくらい、低い声が出た。 一切騒がず、一切喚かず、怒りだけを湛えた声 ]
………悪趣味、すぎんだろ。 悪ふざけにも、程があんだろ。
[これも?メールの送り主の仕業、ってわけ? あまりに非現実的な光景に、そうとしか思えなかった。 だとしたら、一人で死ねよ。なんて。 言っちゃいけねー言葉が頭を過って、飲み込む]
(77) 2021/06/08(Tue) 08時頃
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