10 冷たい校舎村9
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だからね、芽衣は満足させてあげられないかもって 言うけど、その満足の相手は私じゃないよ。 芽衣だよ。 芽衣が満足する、芽衣の納得のいくピアノが、 きっと私の聴きたいピアノだよ。 ……それって、私を満足させるより、 ずっと難しいことかもしれないけど。
[ 私はどのつく素人だけど、芽衣は違う。 芽衣はピアノを大事にしてる人だ。 きっと私よりずっと耳も越えていて、 求める理想も高いと思う ]
(618) takicchi 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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私、ずっと待ってるから。 ……ずっと待ってて、いいでしょ?
[ ね?って笑って、 私、ため息の話を聞いてもらった時みたいに、 今度は私が、芽衣の頭に手を伸ばそうとした* ]
(619) takicchi 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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— バレンタインの放課後・鳩羽くんと — [わたしが鳩羽くんを見つけたのは昇降口だった。>>602 既に下校時間が迫る校内は、ほんのり薄暗い。 わたしは鳩羽くんがもう帰ったと思っていたから、 その姿を見つけた時、心が弾んだのを覚えている。
当初は慣れない様子も見せていたけど>>366、 今では気にならなくなったのか鳩羽くんはいつも通り。 少なくともわたしには、そう見えていた。>>603]
(620) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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まだ口つける前だったから大丈夫だよ。
[困惑する鳩羽くん>>604の声が聞こえて、 わたしは鞄を開けながら事実をそのまま伝えた。 袋を渡したら意味は伝わるかなって思ったから。]
メインはこっちね。それはおまけってことで。
[眼鏡の向こう、鳩羽くんの目が星みたいに瞬く。 そんなに驚かれると思わなかったわたしは、 それはそれは不思議そうな顔をして頷いた。]
(621) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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[星はすぐお日様に変わる。 破顔って言葉がぴったりな鳩羽くん>>605の表情に、 今度はわたしの目が星になる番だった。]
大袈裟。……でもありがとね。
そんなに喜んでもらえるなら、 もっといいヤツ持ってくればよかったかな。
[まっすぐに喜ばれるとちょっぴり照れくさくて、 わたしは瞬いていた目を細める。 ホンモノの笑顔がわたしの前に広がるから、 すごく、眩しかったんだよ。]
ん? うん、用事はもう終わったから。
[鳩羽くんの質問>>606に、わたしは 用事って伝えるのと一緒に鳩羽くんの手元を指さした。 もちろんって頷いて、わたしは靴を取りに行く。 ローファーはもうぐずぐずに濡れてはいない。]*
(622) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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— 帰路・鳩羽くんと —
そういえば、一緒に帰るのは初めてだね。
[帰りはいつも、一人かひとみちゃんと一緒だったから。 途中まで一緒に帰れることは、あの日の朝が知ってる。 わたしたちは朝来た道を逆に歩いた。]
さむ……。
[2月の空気は肌を刺すように冷たい。 日が沈んでしまえばさらに気温が下がるだろう。 わたしは手袋をした両手でわたしの頬を包んだ。]
(623) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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なんか、あっという間だったねぇ。
[特に校舎に迷い込んだ後から、ってわたしは呟く。 新しく知ったことがいっぱいあって、 わたしの心の中にたくさんの人が増えて。 時間って足りなくなるんだなって知った。
この寒さも過ぎれば、わたしたちの卒業は間近だ。 わたしは同意を求めるように鳩羽くんを見上げた。]*
(624) Pumpkin 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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── 後日・バレンタイン談義 ──
[ あっちからも>>598こっちからも>>609 柊大先輩に同意を求める声が飛んでいた。
恋愛になるといろいろ難しい。 同意を求められた先で柊がうなずいたかどうか。 それは慎一の納得度合いにもそこそこ影響する。 なにはともあれ、]
ふーーーーん。そーかね。 レンがダメダメなの想像つかないのに。 そんなに違うもんかねえ。なあ、ユーガ?
[ 違うと思います? 好きと好きの違いの話。 前髪を変えてモテ期到来……説もあったのに、 戦利品はちょっとさみしい友人にも尋ねながら。]
(625) nabe 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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[ like≠カゃ足りなくてlove≠ェいいとは、 とんだ贅沢ものが紛れ込んでいたもんだな!
モテたいけど、モテなくてよかった。 言語化されて尚難解なその解答は、 慎一には到底理解の及ばない話であるがゆえ、]
ンー、よくわかんねえけど。 付き合える気しないなら、 モテなくてよかった、でいんじゃない?
付き合える気がしたとき、 モテたり好きな子できたらいーね。
[ そういうめぐりあわせって大事でしょ?]
(626) nabe 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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[ いくら慎一がそいつをいいやつと思っても、 本人に付き合える気がしないのであれば、 きっと今はそのときではないのだ。と思い、
つまり、鳩羽憐のモテない理由の分析と、 今後の対策を練る必要はなくなってしまった。
なので、ゆるりと視線を巡らせ、 割とまじめな調子で思い出したように柊に言う。]
……ユキは、 制服をバザーに出したりする予定があるなら、 ちゃんと事前にそう告知しておきなね……
[ いっそ代替品に適当なボタン持ってくれば? とか、 そんなくだらない話にゆるりと水を向けていた。*]
(627) nabe 2021/06/19(Sat) 21時半頃
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―― お泊り女子会 ――
[ 料理はスピード。私は覚えた。 98回くらい謝ったけど、>>516 謝るより手を動かして!って怒られた。>>-704 でも、料理はスピードと頭では覚えても、 実際その通りに手が動くかと言われれば、 やっぱり経験値を積むしかないのかもしれない。 経験値を積んでもお料理スキルは19くらいしか 向上しないことを今の私は知らない。>>-716 すごいことになったキッチンは ちゃんと綺麗になったので>>560 お掃除のスキルは前回より向上したかもしれない ]
(628) takicchi 2021/06/19(Sat) 22時頃
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[ 芽衣と一緒に買ったパジャマは>>570 シンプルだけど肌触りがいい、 ちょっとふわふわしたのにした。 胸元についたポケットから、 ネコの耳だけ覗いてるデザイン ]
えっ
[ なにしろ、スナック菓子も 今までほとんど食べたことがなかったから、 ポテトチップが美味しいな、なんて パリパリ食べてたところだった。 コイバナなんて物騒な単語が飛び出して、>>561 そのさいころの出目と私に何の関係が!? ]
(629) takicchi 2021/06/19(Sat) 22時頃
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えっ、えっ、えっ、
[ じりじりと、オレンジのグミを差し出しながら、 ひとみちゃんが迫ってくる。 えっ、そんな、女の子からあーんなんてされたら、 そりゃ、食べちゃうでしょ! いや、これは単なるグミであって、 断じて自白剤じゃないけど! ]
(630) takicchi 2021/06/19(Sat) 22時頃
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[ 助けを求めるように周りを見回したら、 芽衣が慈愛に満ちた表情でこちらを見ていた。>>570 えっ、なにその善意にあふれる、 それでいて助ける気は皆無な雰囲気は。 綿見ちゃん……助けてくれないよね、そんな気がした。
考えてること。>>571 それは、ある、ね……。 受験で頭がいっぱい、って言えたらいいんだけど、 甘いチョコレートのこと、とか…… ]
(631) takicchi 2021/06/19(Sat) 22時頃
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あ、あのね、みんなはバレンタインってどうするの? わ、綿見ちゃん、えっと、 チョコレートの作り方、教えてくれないかな……!
[ 話をそらそうとしてみたけど あまりそれてなかった気がする。 綿見ちゃんにまで誰なのねえねえって言われたら、 床に崩れ落ちながら白状するしかない。 崩れ落ちた私はあまりの羞恥に しばらく起き上がれなかったと思う* ]
(632) takicchi 2021/06/19(Sat) 22時頃
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── 放課後・メイ ──
[交互に瞬いた瞳の星に、思わず俺は笑う。 今度はきっと、お互い瞳は三日月になった。>>622 用事、って言って、手元が指さされれば あっごめん、待ってた?って思わず言うかも。
─── 手にとったスニーカー、もう濡れてない。
だけど、いつかの「昨日」に歩いた道は、 きっと雪は積もっていなくて。 それでも傾きかけた夕方の空は、 あの冬と同じくらい、冷たく肌を刺す ]
(633) ししゃもん 2021/06/19(Sat) 22時頃
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あー、そうだねー
[一緒に帰るのが初めて、っていわれて 何気なく言葉を返す。
去年までの俺は、部活でいつも遅かったし 去年までのメイは ────── うん。
一緒に帰るのが初めてで、けれど。 その日常さえも、もうすぐ終わってしまう。]
(634) ししゃもん 2021/06/19(Sat) 22時頃
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うん、あっという間だった。 足りないね。時間。
[同意。メイをいつもみたいに見下ろした。
「足りない」が、何を指すのかは 多分ご想像にお任せだけど、 きっと、大体合ってるんじゃないかな。
あの校舎の「昨日」から時間は経った。 一歩踏み出そう、って決めたけど、 でもそこまで大きな一歩は踏み出せてないし 相変わらず、運命は大きく動かない。
隣で泣いてもいいはずなのに、 きっとまだ、幸か不幸か、その機会は訪れていない。 ]
(635) ししゃもん 2021/06/19(Sat) 22時頃
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あ、そういえば メイは大学この辺なんだっけ
[ジュケンセイの2月の話。 きっと、俺らにとっては普通の話。
だけど心のどこかで 遠かったら寂しいなあ、なんて ちょっとだけ思ってるのは、メイには秘密。
聞かれなくとも、 俺はこの辺の大学名を告げて>>266 そしたらメイからもフツーの大学の話、聞けた?>>558]
(636) ししゃもん 2021/06/19(Sat) 22時頃
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[もしも、そんなに遠くないって判ったら。 そんな「あっという間」の延長戦で、 もうすこし猶予があるといいなって。思うよ。]**
(637) ししゃもん 2021/06/19(Sat) 22時頃
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架空惑星 レンは、メモを貼った。
ししゃもん 2021/06/19(Sat) 22時頃
真向一気 シンイチは、メモを貼った。
nabe 2021/06/19(Sat) 22時半頃
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―― バレンタイン? ――
[ 私にお料理のスキルはない。ないったらない。 そして人間には悲しいかな、努力ではどうにもならない 得手不得手というものが存在する。 それなのに、どうして私は 手作りにこだわってしまったんだろう。 なぜ既製品という文明の利器(利器じゃない)に 頼ろうとしなかったんだろう。 殴りたい。数日前の私を殴りたい。 しかしもう過ぎたことだった。 取り分けた予算は全部材料代に消費され、 もう既製品を買う予算なんかない。 なにしろあと2日は、私のごはんは 失敗したチョコレートの残骸だったりする。 こうなる前になぜ止められなかったのか。 何かにとりつかれていたとしか思えない ]
(638) takicchi 2021/06/19(Sat) 22時半頃
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[ あの、冷たい校舎に来てくれたみんなに、 チョコレートを渡したいと思ってた。 男の子も女の子も全員に。 だけど……これは駄目だ。 感謝の気持ちじゃなくて嫌がらせになってしまう ]
あ、芽衣。ありがとう。 ……ごめんね、私何も持ってなくて。
[ 芽衣は既製品のチョコレートをくれた。>>578 そう、私にはこの潔さが必要だったんだ。 そんなことを噛み締めながら、私は芽衣から チョコレートを受け取る。 いつものと、冒険したの。 冒険したチョコレートってどんな味かな? ]
(639) takicchi 2021/06/19(Sat) 22時半頃
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[ 失敗したチョコレートのことは言えなかった。 だってそんなこと言ったら、 芽衣は一緒に食べてくれそうなんだもの。>>-727 芽衣にあんなもの食べさせられない。
……というわけで。 その日、私は芽衣をお昼に誘うこともなく、 この寒い季節に、人目につかなそうな 中庭の隅っこのベンチで、 謎の物体Xと化したかつてチョコレートだったものを 食べるのだった。 確かに原材料はチョコレートのはずなのに、 どうしてかな、全然チョコレートの味がしません!!* ]
(640) takicchi 2021/06/19(Sat) 22時半頃
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― バレンタイン・番代 ―
[俺の告白を聞いて番代がどう思ったのか 言葉から読み取れることは少ない。>>586 失望されてしまったかな、怒らせてしまっただろうか。
反応がやっぱり少し怖くて、 取り繕うように喋り出しそうになるのを堪えた。
続く彼女の言葉に、放課後の下校の誘いが ある日から途絶えてしまった理由を知る。>>587 当時はあまり深く考えなかったけれど―――]
………そっか。
[わかんなくなった、という彼女に ひとつ相槌を落として苦笑する。]
(641) guno 2021/06/19(Sat) 23時半頃
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……いーよ。 色々言われても仕方ないかなって思うし。
でも、…これも信じて貰えるかは分かんないけど。 弄んでやろうとか、傷付けてやろうとか、 そういう気持ちで付き合ってたことはなかったよ。
単純に、好いて貰えるのが嬉しくってさ。 でもそれだけじゃ上手く行かなかった、そんな感じかなあ。
うん。もうその子らとは連絡取ってないよ。
[それも本当だったから番代の目を見て頷き、 これでいいかな?と首を傾げた。]
(642) guno 2021/06/19(Sat) 23時半頃
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[納得してくれたかはわからないけれど、 どうやら及第点は貰えたようだった。>>588 チョコを差し出す番代に笑いかける。]
そんなに義理を強調しなくても。傷つくなー。 なーんてね。俺も楽しかったよ。
[どうして今になって番代がそんなことを聞いてきたのか、 それもうかがい知ることは出来ないけれど。]
ありがとね。
[限られた時間の中の、 一緒に帰る相手に俺を選んでくれて。*]
(643) guno 2021/06/19(Sat) 23時半頃
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── その後・猫とチャット ──
『アパート猫ダメじゃなかった??』 『餌やりしていいの?地域猫的な?』 『レンの顔より猫が見たい。ねこ。』
[ 山羊が腕組みをして難しい顔をしてる。 そんなスタンプをポイっと投げて、 慎一はようやっと顔を上げた。
ざわざわとした最寄駅のホームに、 一際大きな音でアナウンスが響いて、 目の前に電車がすうっと滑り込んでくる。
確認するまもなく、中はぎゅう詰めで、 慎一は毎日非常に不愉快な思いをしている。]
(644) nabe 2021/06/19(Sat) 23時半頃
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[ 季節は巡り、春を迎え、新生活だった。
受験を無事に終えて進学先を決め、 卒業式では答辞を読む誰かを、 みんなの中から見上げたはずの慎一だ。
なんでもないはずの日常も、 一旦そこで形を変えてしまうから、 きっと慎一はたくさん写真を撮る。
自分にとってかけがえのなかった形を、 きちんと記録に残そうとするように。 文化祭の打ち上げではあまり写らなかった人たちも、 今度はきちんとスマホの画面に入ってくれる?]
(645) nabe 2021/06/19(Sat) 23時半頃
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[ それから、残りのクラスの年間予算は、 卒業式後のパーティーか何かで使ってしまおう。 ごはんを食べに行ったっていいんだ。
余ってたんじゃなく、残してたんだよ。 今日だけはパーッと使っても怒らないから、 意外と融通がきくと見直してくれてもいいよ。
とにかく、変化の苦手な慎一にも、 どうしたって訪れる最後の一日。
慎一は朝6時に起きて台所で顔を洗った。 目玉焼きはちょうどいい固さに仕上がって、 牛乳もヨーグルトも切らしてはいなかった。 左足から靴を履いたし、雪なんて降ってない。
その日、慎一はけっこう気分が良かったので、 きっと機嫌良くゲラゲラ笑いの一日を過ごしたはず。]
(646) nabe 2021/06/19(Sat) 23時半頃
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[ そして日常は形を変える。
慎一は大学生になった。 弟たちは受験生に、妹は高校生に。 つまり、それぞれの肩書きが変わっても、 向井家の朝は戦場がごとく慌ただしく、 慎一はその中でたくさんのジンクスを守り続ける。
いくつか増えたものといえば、 右から2番目の改札を通って、 4両目の真ん中の扉から電車に乗るとか。
どれだけ平穏に過ごそうとしたとて、 満員電車は不愉快でしかないので、 やっぱり慎一は早いとこ家を出たかった。]
(647) nabe 2021/06/19(Sat) 23時半頃
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