14 冷たい校舎村10
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[ 文化祭当日の午後。 わたしはひとりでそこを訪れた。 プラネタリウムが現実になっていたのだ。
どうやらそこは盛況で、 他の客に混ざってわたしは夜空を見上げた。 心地良い暗がりで、ひとり。 丁寧な解説に耳を傾けていた。
彼女も店番をしていただろうか。 していたとして、忙しそうだっただろうか。
そのとき声をかける機会がなかったとしても、 わたしは次にわかにゃんの顔を見たとき、
思いきり勢いよく地面を蹴って、 飛びつかんばかりに彼女のもとに駆け寄った。]
(584) 2021/11/06(Sat) 23時半頃
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──わかにゃん! プラネタリウム、すーっごくきれいだった! 思ってたのの100倍すごかったよー!
本当にうれしい。 わがまま聞いてくれてありがとう。
わかにゃん大好きー お礼にわたし、もうなんでもしちゃう。
[ ハグ! 彼女はさせてくれたんだっけか。 無邪気にわたし、両手を大きく広げた。*]
(585) 2021/11/06(Sat) 23時半頃
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[ 二番目に忘れてしまうのは、顔なんだって ]
(586) 2021/11/06(Sat) 23時半頃
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[ 中学1年の時にリセットされたあたしの人生。 いじめられないように。 お父さんとお母さんを心配させないように。 明るく楽しく、悩みなんかない幸せな女の子。 夏見七星がそんな人間に見えるように。 そんな風に過ごしながら、 あたしはなんだか余生みたいだなって思ってた。
みたい、じゃないな。 あたしは実際、余生を生きてた ]
(587) 2021/11/06(Sat) 23時半頃
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[ それなのに、ねえ。 それなのに、困ったねえ。 あたし、時々普通に楽しんでることに気づいちゃうの。 楽しく見えるように振舞ってるはずが、 あたし、本気で楽しんでたの。
いじめられないように、明るく社交的に。 そんな理由で愛想を振りまいてるはずなのに、 友達のこと、本当に好きだなって思ってたりするの。
そんなの。 そんなの、だめなのに。 あたし、そんな資格ないのに。 ああ、困った。 困ったなあ ]
(588) 2021/11/06(Sat) 23時半頃
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[ 文化祭も、そう。 準備も文化祭も、楽しかった。 うん、楽しかったんだ。 楽しかったから、楽しんでしまったから、 あたし、このままじゃいけないと思って ]
(589) 2021/11/06(Sat) 23時半頃
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[ 過去と、向き合おうとしたの。 それがとんでもないパンドラの箱だって気づかずに ]*
(590) 2021/11/06(Sat) 23時半頃
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―― 回想・煮え切らない未来の話 ――
[もしもあの日の夏見七星の心の中を読めていたら、>>501 和歌奈はこう答えただろう。 「奇遇だね、私も誰かに弱音を吐きたい気分だった」――と。
実際、配られた進路希望調査票を見て、 どうしてこんなに欄がたくさんあるのだろうとはぼんやり思っていた。 それでも、普段は思わないようなことを思って疲れる心を隠して、 彼女からの問いに笑って答えた]
……だいたいはね。 もともと星を見るのは好きだし、天文部も楽しかったから、 宇宙のことを学べるところに入れたらなあ……って。
(591) 2021/11/06(Sat) 23時半頃
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[夏見の考える「みんな」と和歌奈の考えるソレは、>>502 一致しているようだと推測できた。 未来に何をしたいかが定まっている、キラキラした学生。 和歌奈としては夏見もそのカテゴリに収まっていると、 勝手に思っていたのだけれど。 (何せ名前からしてキラキラしている。“ななつぼし” って) 目の前にいる彼女は何かを抱え込んでいるように見えた]
将来ねえ。……私にもわかんない。 宇宙の勉強はしたいけど、 だからって学者とか、宇宙飛行士になりたい! って強く思ってもない。
ただ、……。
[ふと窓の外を見た。 まだ陽は沈んでいないというのに月が白々と浮かんでいて、 その時和歌奈は己の中に言葉を見出した]
(592) 2021/11/06(Sat) 23時半頃
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……はやくひとりになりたいなあ、って。
[遠くの大学に入ってひとり暮らしでもすれば、 叶わない願いでもないだろう。 それだけだった。他のビジョンなんてこの時は浮かんでなかった。
もっと欲張りを言うなら。 真昼には見えない星々の近くへ、 だれも人がいない世界へ、行けたら最高だ。 叶うはずもない夢ばかりがあった*]
(593) 2021/11/06(Sat) 23時半頃
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[ 圏外のスマホを握りしめたまま、 そういえばってあたしはもう一度教室を見回した。 なんだか見慣れた面子。 いやクラスメイトだから当たり前なんだけど、 それだけじゃなくて ]
なんか文化祭準備のこと思い出しちゃうな!
[ そう、そうなんだよ。 文化祭準備に遅くまで残ってた主力メンバー。 その時の面子が揃ってる ]
……文化祭、楽しかったなー。
[ これはただの独り言。ぽつんとあたしは呟いてた。 うん、文化祭。準備も含めて楽しかった。 あの頃だって悩みはあったけど、それでも。 それでも、今ほどじゃなかった。 なかったんだ ]*
(594) 2021/11/06(Sat) 23時半頃
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オレのも圏外みたいだぜ? クラスチャットって、圏外でも使えたっけ? 科学の力ってすげー
[そんなはずはないのだが。 首を傾げるのだった。]
(595) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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―― 現在・職員室 ――
[空っぽの職員室で、 我らが委員長と進捗――ではなく現状を確認する。 なんせ緊急事態ということで。>>566 その時ようやく気付いたんだけど、 己ときたらマフラーをしたまま部屋に入ろうとしていた。 異常な事態にビビっちゃってたかな。なんて。
この部屋は寒くない。 きっと冷たい息を取り込んで鼻の奥がツンとすることもない。 暖房最高! そりゃ古香ちゃんだってマフラーも振り回したくなる。違う? ……違うか。
内心の現実逃避はここまで。 彼女に倣って指を三本建てて、 事実があげつらわれる>>567>>568>>569ごとに一本ずつ折っていった]
(596) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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なるほど。 まず伝えるべきことがひとつ。
スマホだけど、昇降口ではまだ使えてたよ。 グループチャットにメッセージは送れてたし。 ただ届いてはいないかな、この様子だと。 つまり、校舎の中に入った途端に使えなくなりました! って仮説は立てられる。 でもなんでだろうねえ。ミステリーだ。
電話のことも先生がだーれもいないのもそう。 でもそれにしてはあったかいし。 古香ちゃんが暖房付けたわけじゃないよね?
結論から申し上げますと、 さっぱり説明つきません。
[そうしてすかさずお手上げのポーズ]
(597) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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[ 息が し辛くなったのはいつからだっけ ]
(598) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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だから、うん。 とりあえず教室行くって言うのは賛成。
他に誰か来てる子にも挨拶したいし。
[お手上げのポーズからレッツゴーと背中を押すようなポーズに。 ついでにマフラーも外しておく*]
(599) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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[少なくとも最初は楽しかった。 頑張れば頑張った分だけ、ママも喜んでくれたから。 それまで帰ったことのなかった母方の実家にだって、 活躍し出してからお正月には時間を捻出して帰る ようになって。
私の話題で盛り上がりながら親戚に囲まれて、 ママは嬉しそうだった。 私は聞いてるだけはつまらなかったから、 きちんと挨拶した後は抜け出して、近くの公園に 一人遊びに行ったわけだけど。
そんなことが数年続いて、 それも10歳で、途切れた。]*
(600) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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── 現在・職員室 ──
なるほどなるほど。 つまり──この校舎内での異常なのかな? じゃあ、もう帰っちゃうのも一案かあ。 ひとまずはみんなに説明しなきゃだねー
[ さて、ひとつ新たな情報が増えども、>>597 現状が不可解であることは変わりなく。
教室に向かう同意が得られたそのころ、>>599 わたしはふいに壁の時計を見て、 ああっという顔でわかにゃんに向き直る。]
(601) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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あらー、 このままじゃわたしたち、 重役出勤コースだよ。
続報はどうしたーって言われちゃうなー
……──ほら!
[ そう言うなりわたしは、 わかにゃんの手を取って走り出した。 大丈夫、速度の加減はするからね。
途中でコジローの姿を見かけたら、 彼のことも首根っこ掴んで連れて行こう。 こんな日に窓の外見ても猫はいないよ。]
(602) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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── 現在・教室 ──
[ かくしてわたしたちは──滑り込みセーフ? 委員長・副委員長および虎ちゃんも? 揃って重役出勤でございます。
するりと体を教室に滑り込ませれば、 わたしは後ろ手に教室の扉を閉める。]
……み、みんなー 緊急事態なんだよー
[ 言い訳がましくわたしが言ったのと、 チャイムが鳴るのはきっとほぼ同時だった。*]
(603) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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— 回想:猫耳が増える日 —
[さて、会計が頭を抱えた話をするわけだが。 >>487衣装担当の平塚さんが、とんでもない懇願をしてくるので。]
なんで!?
[第一声でツッコミを入れてしまう。 最後の文化祭の思い出、の、猫耳、が繋がらない。 いやうちのクラスはたしかに猫風カフェだけど、 どうして全員が猫耳にしなければならないのかと。 接客組だけでいいじゃないかと。
>>512抵抗の姿勢を見せていたら、古香さんからも追撃が飛んできた。 あっクソっ、これ女子たちの間で相当盛り上がっているな。察する。 男子から見て、どうにもこういうことへのテンションには差があるらしい。]
(604) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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── 回想・真梛と ──
[あの時は背中から聞こえた べつに大きくもないのにやけに響くその声が。>>552>>554 今日は隣から聞こえてくる。>>556]
いいや、まったくわからん。
[ぐわーという謎の擬音に、怪訝そうに答えながら。 ただ見守っていたら夜になるんじゃないかという懸念から 順を追って、スマホ操作を指示していく。
さすがに、自分で一通りやれば覚えるはずだ。 クラス委員で書記をやってるのは伊達じゃないだろう。]
(605) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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っていうか俺かよ!! なんでよ!! 需要ありませんし〜〜〜〜〜〜
[予算は厳しいけど、それはなんとかするのが俺の仕事だからいいとしても、 俺まで巻き込まれるとあっては首を縦に振りたくない。公私混同。]
予算的にはやりくりできなくもないけどさ。 統一感が大事と言っても、やりたくない奴らもいるだろ? 無理強いすんの?
[クラスの連帯感と自由を天秤にかけて、徹底抗戦。 ……そうしながらも、半ば諦めて男子を説得したほうが早い気もしていた。]
(606) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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[そんなこんなで意見を戦わせたりしたものの、 衣装の平塚さんは提案も熱心で良いと思う。 演劇部の経験を役立ててくれているらしい。
>>486イシズ製薬の昔のCMは、自分自身が幼かったこともあって、 誰が出演していたのかを正確には覚えていない。
ただ、改めて過去のCM映像を見る機会があった時に、 あの子役と平塚さんはなんか面影が似ているなあ、と思わないでもなかったので、 「もしかして?」と冗談交じりに聞いてみたら、変な反応が返ってきた。
まあ、昔から芝居が好きだったんだな、って、それだけ思うことにしている。*]
(607) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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— 回想:文化祭前日の —
[>>397大きな布を使ってパーテーションを包み込む計画があったならば、 少しでも節約するために、すっぽり被せるんじゃなくて、せめて表側に貼り付ける形で頼みたい。 見えないところはギリギリまで削る方向でよろしく。
>>562パーテーションを運び終わった後の春満との会話で、 だよなーと彼に同意の頷きをしながら、ぼやき合い。 頼み事を気安く受けているつもりじゃなくても、女子たちから見てそう見えるんならもうアウトだぜお前。そういうもんだぜ。]
ほんとなー、雄火ならノリノリでやるだろ。 あと虎次郎も。
[俺らは関わりませんのスタンスでいたい。 気持ちは目の前の男と通じただろうか。
しかし、>>398夏見さんは無慈悲にもそれを粉々に否定してくる。]
(608) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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[そんなわけで、 スマホ操作講義はまあ順調だったと思う。 けれど、その後の余計すぎるお節介な言葉は、 正確に伝わった気がしなかった。>>558]
……だから べつに俺に頼らなくてもいいだろ、お前なら。
[不思議そうな色を乗せた漆黒の瞳。>>557 さりげなく目を逸らしながら、鞄を持って立ち上がる。]
用が済んだなら、俺は帰るぞ。 じゃあな。
[言い直した言葉を真梛がどう受け取ったか確認せず、 俺はそのまま背を向けて教室を出ていった。*]
(609) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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需要ありませんから〜〜〜 なんでそうなるかな〜〜〜
模擬店なんだからニーズを意識しろよな〜〜〜 商売の基本〜〜〜〜〜〜
[おいおいおいおい、と肩がずり落ちてパーテーションに頭をぶつける。 先日、衣装さんに抵抗したものの、やはり無意味らしい。 予算的にはギリギリオッケーって言っちゃったしなあ。 開催前日にこんな様子なら、もう諦めた方がいいんだろうなあ。
はぁ〜〜と溜め息を腹の底から吐き出して。 春満の肩に無言で手を置いた。]
(610) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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……来るよ。 来てくれって言ったし。 はぁ〜〜〜なんかな、もう……。
[夏見さんの悪い笑顔を見てぐったりする。 >>399婚約者は文化祭に来る予定だ。 来て欲しいと誘ったら、わかりました、と返事があった。 ……それだけ。いつものことだ。
猫耳姿を見せて、あいつが笑ってくれるならそれでもいいんだけど、 そういった反応を見せてくれた試しはない。
昔から、そういう女だと思っていたので。*]
(611) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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―― 教室 ――
[なんだかんだで委員長副委員長コンビ、 途中で遭遇した日食虎次郎を伴って重役出勤を決めましたとさ。 元陸上部の足をこの時ほど頼もしく思ったことはない。>>602]
おはよう、緊急事態だってー
[少しばかり間延びした調子で、委員長の言葉を繰り返す*]
(612) 2021/11/07(Sun) 00時頃
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