31 私を■したあなたたちへ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
プロポーズだけど、分かってる?
[抱き寄せた身体を一度離して、肩に手を置いたまま、告げる。 それから、くすりといつもの顔で笑って。]
順番間違えちゃった。 こういうの初めてだから許してね。 好きだよ、雛子ちゃん。
[そしてもう一度、木漏れ日の下で細い肩を抱き締めた。]*
(468) steel 2023/11/28(Tue) 14時半頃
|
|
――ある日の兎坂庵
[青年との約束が果たされた頃には、 残念ながらというべきか、9月のメニューも とっくに月替わりしていた。]
お。久しぶりだな坂理くん。
[特に日程を約したものではなかったため、 その日顔を合わせたのは全く――では なかったかもしれないが、大枠において偶然だ。]
(469) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃
|
|
[>>463 彼の計画が予定通り遂行されていたなら 己もそれを認識していただろう。 黒須と坂理の交流は知り得ないことで、 この件に己から口を入れることはない。
寄せる想いの質も量も知らず、 知っても理解し難いものだったろう。 そこに人為的な力が介在していたかさえも、 確かめる術はないのだ。 あるのは、ただ、悼む気持ちだけ。]
(470) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃
|
|
大福をご所望だったかな? マスター、俺にも同じものを。
[坂理が兎型の大福とほうじ茶を頼んだかは兎も角、 注文を済ませる。 島から戻り、ここに足を運ぶのも幾たびか。 卯木とも顔を合わせては言葉を交していただろう。]
坂理くんにも世話になったな。 いや、ピンと来たんだよ。 こいつは爆発物の処理がうまそうだとな。
[我ながら良い人選だったと、笑みを浮かべて。]
(471) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃
|
|
……キミは、あァ、大丈夫だな。
[真っ直ぐに見つめて、 増えた死を掘り起こすつもりはなかった。 しかし、やはり幾らか影を落としていたのだ。 両手を顔の前で組み合わせて、確認するように。
暫く見つめたまま、それから、深く息を吐く。]
(472) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃
|
|
ん、美味い。 ここのメニューは飲み物まで外れがなくてね。 余計なものまで頼みすぎちまうのだけが、 欠点だ。
[注文したものを平らげ、ぶらり立ち上がる。]
じゃあな、坂理くん。 社会人になったら、俺にも一杯奢ってくれよ。
[まだ当分先の事象を口にして、ひらと手を振ると。 二人分の会計を済ませて、店を後にした。*]
(473) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃
|
|
[キラ様のことも、元より口外する心算はない。 彼等を取り巻く事情についても、 私は良くは知らないために、静かに首肯した。
私に課されるものがあるとすれば、 無断欠勤への学校への説明義務だけ。 救援要請が発されていたことを加味すれば 必要以上に責を負うこともないだろうから。 大丈夫ですと首を振ってみせただろう。]
(474) azure_blue 2023/11/28(Tue) 14時半頃
|
|
………そうなの? あんなに 余裕そうに見えていたのに。
[顰めた声で、くすくすと。 内緒話でもするかのように、笑う。 昨夜。空っぽだと切実な響きを以てして 彼が口にしたその箇所にも、 叶うならそっと指先を添えて、するりと撫でた。]
(475) azure_blue 2023/11/28(Tue) 15時頃
|
|
[いつの間にか天辺を越えたのだろう。 彼の腕に引き寄せられた瞬間、その肩越しに 陽を受けた水面が白く輝くのを見る。]
―――…
[近づく顔が重なる前に、そっと瞳を閉じた。 高度を下げるゴンドラ、身も心も 空に居られる時間はあとわずか。 短い間に、繋がった箇所から どれほどのものが伝えられたことか。]
(476) azure_blue 2023/11/28(Tue) 15時頃
|
|
――――― ―――――
……涼しい。
[ゴンドラを降り、風に身を浸す。 夏の終わりの日差しは今日も変わらず、 けれど空の高さや雲の形は間違いなく 季節の移り変わりを示している。
彼は先に降りただろうか、後に続いたか、 ふと思い出したように、その顔を見上げて]
(477) azure_blue 2023/11/28(Tue) 15時頃
|
|
……そうそう。 わたし、『密星 偲風』と申しますの。
以後お見知りおきを?
[敢えてなのか、口にしたくないのか。 嬢ちゃんだのアンタだの呼ばれていたこと 忘れてはいないのだ、と、ふふりと笑った。*]
(478) azure_blue 2023/11/28(Tue) 15時頃
|
|
[触れてもいい?>>467と問われると、頷いて。 どこかに触れるだけだと思っていたら、引き寄せられたので、目を丸くして。 亜綺羅さんの腕の中、撫でられる髪。 心臓が、とても煩い。]
――……え?
[先程の言葉は、プロポーズどころか、告白とも受け取っていなかったので、目を見開いてしまった。]
[私は実験の道具から、やっと人間になったばかりで。 亜綺羅さんと私の間にあるものも、人としての繋がりで、想いだと思っていて。 恋愛については、まだ、考えた事も無かったけれど。]
…………。
[もう一度抱き締められると、身体全部が心臓になってしまったみたい。 おそるおそる、そっと、その背に腕を回してみて。
伝わる熱を、愛おしいって。 こうしている事もまた、幸せ、なのだと知って。]
(479) doubt 2023/11/28(Tue) 15時頃
|
|
……プロポーズ、とは、思ってませんでしたけど。 ――……私も、亜綺羅さんの事が、好き。
[気付いていなかっただけで。 私の胸にある感情の名前は、『好き』だったのだと、知った。*]
(480) doubt 2023/11/28(Tue) 15時頃
|
|
[>>475 既に無様な姿なら晒している。 余裕そうに見えていたと言われれば 朧な納得をするものの、 忍び笑い、悪戯めいた含みを感じたのも確かだ。
撫でる指先の動きも相まって、 秘め事を共有するような空間が醸される。 ――瞳の閉じられるまでのこと。]
(481) yunamagi 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
[金色のゴンドラを降りて、彼女の視線を受ける。 名乗りなら、初めてまみえた時に。>>1:39 いや、その前から。]
知ってる。 俺が招待して……ああ、
[密星の名を、一度も呼んでいない自覚ならあった。 半ば意識的に。 しかし、彼女がそれを気にしているとは 思いもよらず。]
(482) yunamagi 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
いい名だよな。 アンタが気に入ってるかどうかは知らんが、 俺は好きだよ。偲風。
[舌の上で転がすように、その名を呼んで。 船が港に着くまでの、残り僅かな時間を 過ごすつもり。**]
(483) yunamagi 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
プロポーズ通じてなかったの?
[少し笑っていたかもしれない。髪を撫でながら、彼女の心臓の音を心地よく感じ取る。背中に回された腕は、細く小さいけれど。]
歌舞伎の台詞だと何でも遠回しに言うのが粋というか。直球は無粋な世界なんだけどね。 現実はやっぱり違うな。勉強しなきゃ。
[指先で髪を梳くように撫でつつ、時折耳やうなじに軽く触れた。 様子を注意深く見ながら、頬に手を添えて、上を向かせる。]
(484) steel 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
再会は予定より遅かった。 季節限定プレートは一人で食べることになる。 そのくせ悪びれない軽口に、端正な顔で同じ口を返す。
「 お久しぶりです。お兄さん。 随分な遅刻ですよ。 」
本当は煙崎るくあの兄ではなかったのだと。 知る機会すら怪しい身だが。
真実を得ようが得るまいが、 そこに意義を見出さなかったなら。 どちらにせよ紡ぐのは、 彼自身の個を排除した呼び名だろう。
(485) 希 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
付き人ではなく、僕の伴侶になって。 ずっと傍で手を握っていて欲しい。 僕も、もう死ぬまで離さない。
[雛子の返事を貰えるか、貰わないか、そのまま首を傾けて唇を重ねて。 そっと顔を離すと、ふたたび手を繋ぐけれど、ここに来た時とは違う繋ぎ方で、木漏れ日の中を歩いて帰った。]**
(486) steel 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
「 どうか次回があるなら、 自分の手のひらに収まるものだけに。 旅行に持って行く荷物の鉄則ですよ。」
走らされたこと、忘れてはいないのだと。 眼差しはじとりと、湿り気を帯びるのだが。 そんな空気も、真っ直ぐな視線に散らされる。
「 ええ、俺は大丈夫ですよ。
…… そういえばあそこは、 飲み物のハズレが多かった。 」
何が、とは問わなかった。ただ事実だけ持って笑う。
(487) 希 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
視線は逸らさないまま。 別の話題を続けたのは。 この話を続ける気がないという意思表示。
俺が知るだけでも2種。 地雷ドリンクが埋まっていたと。
語る口調は、自身でも気付かないうちに、 懐かしむようなものとなる。
「 そういえば俺。 ほうじ茶も甘味も好きじゃないんです。 」
なら何故この時間をねだったのか。>>1:86 俺は言わないし、きっと彼も聞かないだろう。 そんな、捻くれた信頼感。
(488) 希 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
「 そうですね。 また会う機会があれば。 」
彼の指先で重なる伝票に向けて。 意外なことに「また」の予感はあった。 しかしそれは必然ではなく、偶然を標にしたものだ。
月見ハンバーグが反故にされたように。 その日ではなく、いつかの約束。
一人になれば、静けさが舞い戻る。 ぽっかりと空いた時間は、 物事を考える隙を与えてしまう。 店内を、そして順に、窓の外を眺める。
(489) 希 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
汗が滲むどころか。 月見や南瓜を主軸とした商品も、 木枯らしが攫ってしまって久しい。
視線の先には、 枝にたっぷりと花をつけた薄紅があった。 心地の良い柔らかい風が、幼い緑をゆすり、 冬眠していた虫たちが目覚めて這い出てくる。 文句のつけようがないほどに、 美しい季節だった。 「 ああ …… そうか。 」
(490) 希 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
「 夏は、もうとっくに 終わっていたんだな。 」
なのに、ぽつりと思い出したかのように。 呟きに哀愁をまとわせたなら。
煙崎灰羅が去り、空席となった場所。 しばらく沈黙を共に見つめていたが。 やがて瞳の奥で揺れる光を閉ざすように、 坂理柊は、自らの睫毛を伏せた。**
(491) 希 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
[プロポーズ通じてなかったの?と言われると>>484。 亜綺羅さんの腕の中、少し俯かせた頭で、小さく頷いた。]
……だって、亜綺羅さんが、 そんな風に思ってくれてるなんて、思いもしなくて。
……私が、勉強します。
[粋な言い回しを理解せず、直球でないと分からないなんて、歌舞伎役者の付き人失格だと思う。]
[私の髪を、亜綺羅さんの指先が梳って。 耳やうなじに触れられると、その度、小さく身体が跳ねた。 頬に触れられて、上を向くように導かれると。]
(492) doubt 2023/11/28(Tue) 18時半頃
|
|
――……はい。嬉しいです。
[直球でくれた言葉に、今度はちゃんと意味を理解して、返事をして。 赤い頬で嬉しそうに笑んだら、唇が重ねられて。 繋ぎ方の変わった手には、また、心臓と、繋いだ手が跳ねた。
明日の命の心配をする必要がない、平穏な日々を手に入れられたと思ったのに。 今の私は別の意味で、死んでしまいそうだなって、思った。**]
(493) doubt 2023/11/28(Tue) 18時半頃
|
|
[ 卯木が気付いた時には、全ての片が付いていた。>>463 いや、片が付く前に気付いたところで 卯木にできることなどきっと何もなかっただろう。
だって、卯木は黒須ワの命を救うことなど、 とうの昔に諦めていたのだから。>>2:389>>2:390 ]
(494) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
|
|
── 冬の銀島 ──
まったく、 お互いに厄介事を押し付けられたものですよね。
[ 傍らにいるモナリザに苦笑を零しながら、 卯木は久しぶりに銀島へと足を踏み入れる。 ]
まあ、私の手が後ろに回らないなら 別に協力は惜しむつもりはありませんが。
[ 骨壺を両手に抱えながら、>>463 卯木はモナリザが初めて 兎坂庵にやって来た日のことを思い出していた。 ]
(495) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
|
|
[ お月見のシーズンが終わり、 茸の煮込みハンバーグや鯖といくらのお茶漬け、 和栗のモンブランやサツマイモの茶巾絞りなど 兎坂庵の期間限定メニューが変わる頃、
大量の書類と骨壺を抱えたモナリザが、>>463 兎坂庵を訪れた。
和風喫茶の趣にはお世辞にも似つかわしくない 近未来型ロボットに、お客様と従業員が 困惑の声を上げる中、
慌ててモナリザを兎坂庵の奥にある 自宅スペースに招き入れた卯木は、 そこで何が起こったのかを知ることとなる。 ]
(496) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
|
|
色々と大変でしたねえ。
[ 予約は事前に行っていたとしても、 黒須が亡くなった後に 実際に人とやり取りするのは生きた人間なわけで。
おそらく黒須の家の者には 一応は形ばかりの報告はしただろうが、 当然の如く役に立たない彼らに 期待できることはなく。
卯木か、もしかしたら彼の住んだ家の大家かが、 対面でのやり取りに 駆り出されることになったと思う。
そうして、諸々が落ち着いた頃、 店休日に卯木は銀島を訪れて 散骨することとなった。 ]
(497) JITA 2023/11/28(Tue) 19時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る