10 冷たい校舎村9
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[白紙に戻った黒沢の未来。>>229 それに少しだけ色がついたことを そのうちいつか俺が知ることはあるだろうか。
多分俺はちょっと驚いて、 そのあと感慨深く思うんだろうな。
昔の俺のような子供に手を差し伸べてあげられる存在。 彼女は俺の生い立ちを知らないけれど、だからこそ。 巡り巡って自分も少し救われるような、そんな気がするから。*]
(348) guno 2021/06/18(Fri) 16時半頃
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― 少し前・綿見と ―
……まーそうだよね。 待つしかない、って感じかなあ……
[綿見の言葉には相槌を打ちつつ>>310 ところで落第部屋とはなんだ。>>311
先に戻ってきた面々のことを 自虐?でそう呼んでいることも 俺は知らないので首を傾げる。 割と明確に意思を持って帰って来たもので。]
(349) guno 2021/06/18(Fri) 17時半頃
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[それでも少し思い出すのは 帰りたい?って聞かれた時の事。 あの時もし帰りたくないって言ってたら 黒沢はなんて答えていたんだろう。 残ってたほうが出来たことがあった?
……なんて。今更IFでしかない。 ランプをちらりと見て視線を逸らし また綿見の方に視線を向ける。]
(350) guno 2021/06/18(Fri) 17時半頃
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ふふ。かもしんない。
見えてなかったこと、 他にも多分色々あるんだろうなって。
[何だか綿見は随分悟ったようなことを言う。>>312
こんな時でも相変わらずの彼女に えらそーだなあって笑ったけれど 実際その通りだとも思ったからひとつ頷いて 話に耳を傾けた>>313]
(351) guno 2021/06/18(Fri) 17時半頃
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………そっかー。
耳、塞がなくなっても よくなったんなら良かったね。 んじゃこれからは遠慮なく騒がしくしちゃお。
[今まで"うるさい"と形容していた何か。 それが今はなくなったのか、 穏やかな気持ちで聞けるようになったのか、 きっと彼女にも何かしら心境の変化があったんだろう。
だから少しおどけながらそんな風に言って。]
(352) guno 2021/06/18(Fri) 17時半頃
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[黒沢が目を覚ましたと言う話が聞こえたのは きっとそのすぐ後だったから、 多分そこで話は途切れただろうけれど。>>314
黒沢が退院したあと快気祝いも兼ねて 皆で遊びに行こうって誘っただろう。 騒がしいのも案外悪くないものだよって。
有耶無耶になっていたお礼するよって話も そこで叶えられたらいいな。 何か奢ったりくらいはするよ。 お財布に厳しくない範囲でね。*]
(353) guno 2021/06/18(Fri) 17時半頃
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— 病院・鳩羽くんと —
[鳩羽くんは明るくてノリのいい、元気なクラスメイト。 わたしは鳩羽くんのことをずっとそう感じていて、 鳩羽くん>>293もわたしのこと知らないって思ってた。
だからわたしたちの会話はいつも楽しくて、 表面をなぞるようで>>0:240。 そのつもりだったのはわたしだけかもしれないけど、 鳩羽くん>>3:67も踏み込まないでいてくれたと思う。
気づいたらいつの間にか名前を呼ばれていて>>0:269 そのことに気づいたわたしは驚いた>>0:236。 結果、置いてきぼりを喰らった呼び名>>0:343と同じで わたしの認識は鳩羽くん>>294の数歩後ろを歩いてる。]
(354) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 19時頃
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[ずっと「なにか」だったって自分で言ってるのにね。 勇気のないわたしは、それ以上の名前をつけられない。
鳩羽くんが笑って、また声が振ってくる>>295。
手のひらと言葉にわたしの内側が認められたみたいで。 わたしが目を開くのに時間がかかったのはそのせいも あるんだから、犬扱いは照れ隠しってことにしといて。]
あはっ、ごめんごめん。 わんちゃん触ったことないからさ、 こんな感じかなぁって思っちゃって。
[わたしは鳩羽くんの>>296ツッコミに破顔しながら、 あの時>>4:146届かなかった髪>>297を梳いて撫でる。 力加減が分からないから、指先は前より優しいものだ。 わたしの声は半音下がるどころか跳ねてすらいた。]
(355) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 19時頃
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[眦>>298へ指を伸ばす頃には声音も落ち着く。 絆創膏が貼られているとはいえ直接触れたりはしない。 ただ見えない傷を想像するように、指が横に流れた。]
……うん。 それなら泣いてる方がいいよ。
笑ってる方がもっと悪くないかもしれないけどね。 もう、もやもやしない?
[鳩羽くんの方が先に帰って来たのに、 わたしが「おかえり」って言っても ちゃんと「ただいま」って返してくれた。
寄り添うことが苦手で、伝えることも不器用で。 つまりは人と向き合うことが下手なわたしだけど、 意味がきちんと届いたなら、それ以上望むことはない。 わたしはもういーよって鳩羽くんの頭から手を離した。]
(356) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 19時頃
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[……ん、だけど>>299]
……いーよ、それは。
[鳩羽くんがわたしまで出迎えてくれるものだから、 わたしは落ち着かなくなって目を逸らす。 その上簡単に壁を踏み倒すものだから>>300、 わたしは自由になった手をわたしの頬に持っていった。]
別に……撫でて、とか、言ってないんだけど。
[まるで喜んでたみたいじゃん。 わたしの嬉しいこと、ちゃんと伝わってたみたいじゃん。 手よりも頬が熱くなっているのが分かった。
誰にどう思われてもいいって、伝えることを放棄して、 その結果、わたしの夢は潰えたのに。 そんな簡単にわたしの気持ち、言い当てないで欲しい。]
(357) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 19時頃
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[弱くなったら黙ることも隠すこともできなくなって いろんなことが下手になっちゃったけど。 相手にわたしの好きが伝わるなら、
それで、いっかぁ。]
(358) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 19時頃
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ありがとう、れんくん。
[わたしは鳩羽くんを見上げて笑った。 うん、笑ったつもり。 こんなに晴れやかな喜びは久しぶりで、 どんな顔してるのかわたしもよく分かってない。
肺の奥まで晴れやかな空気が広がって息をしている。 止まりかけの心臓も優しい音を立てて、すこし煩い。]
(359) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 19時頃
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[名前を呼び合ったら友達じゃないけれど、 踏み倒された先にわたしも一歩進んでみたくなったから。
申し訳ないんだけど、わたし頭がいい訳じゃない。 新しい進路先、中の中>>0:762だし。 引導は読めてもみんなの漢字までは覚えてない。
でも音だけなら分かるよ。 だからわたしが呼ぶ鳩羽くんの名前は 少し幼いかもしれないけど、今はそれで許してね。
鳩羽くんが離れて、わたしたちの距離は元に戻る。 でもわたしにはこれまでよりずっと鳩羽くんが 近くに感じられて、朝焼けみたいに笑った。]*
(360) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 19時頃
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— 病院・ひとみちゃんと —
[わたしが抱きしめたひとみちゃんは、 唯一手を血に染め触れたひとみちゃん>>4:10と違った。 柔らかくて、温かい。お腹に穴も空いていない>>3:+2。
そして、わたしの手には青いボタンがあった。]
うん……うん。
[ひとみちゃん>>306の指がお守りを摘む。 手のひらにぎゅっと握りしめる動作は、 わたしがあの校舎で繰り返し行ったものだ。
「ぎゅって握ってると、落ち着くから」>>2:197
ひとみちゃんの声を、わたしは今でも覚えている。 わたしがずっとお守りを肌身離さず持っていたのは、 何度も握りしめたのは、 ひとみちゃんという友達がいたからだった。]
(361) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 20時半頃
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[これはただのボタンじゃない。 ひとみちゃんが託してくれた、大切なお守りだったから。
ひとみちゃんがくれるサイコーとすごいに、 わたしは共感するように頷いた。]
(362) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 20時半頃
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[ひとみちゃんは手のひらの内側へ「おかえり」と告げる。 ぼたん。わたしは物の名以上の響きを感じて、 ひとみちゃん>>307へ首を傾げた。]
ぼたん、ちゃん。
[ひとみちゃんが教えてくれた大切な友達のこと。 約束を果たす>>2:344のではなく、 ひとみちゃんがただ教えてくれた名前。
わたしは目を閉じて、ぼたんちゃんを思い浮かべた。 子どものような小さな足跡を覚えている。
わたしは目を開いて、 ひとみちゃんの握りしめた拳へそっと触れようとした。 叶うなら、わたしの指で表を何度か撫でてみよう。]
(363) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 20時半頃
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ありがとう、ぼたんちゃん。 おかえり、ひとみちゃん。
[わたしにはぼたんちゃんの姿は見えない。 けれど今、わたしはぼたんちゃんがいたことを ひとみちゃんと確かに共有した。]
(364) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 20時半頃
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[わたしたちの放課後は、HRが終わってすぐのこと。 待ち合わせは昇降口。ひとみちゃんが先に来ていたら、 「一緒に帰ろう」って声をかける。
3年間、わたしたちが積み上げた時間は、 ふたりだけの日常をたくさん作った。]
うん、また放課後にね。
[ひとみちゃん>>309の“待ってる”は日常とすこし違う音。 一言目を口にするまで時間がかかるかもしれないけれど、 必ず伝えるから”待ってて”ね。
もうすぐわたしたちの3年間が終わる。 それまでには、必ず。
わたしは終わるまでのことを考えてた。 寂しいなぁって、ひとみちゃんの背を見てた。]*
(365) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 20時半頃
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── 病院・メイ ──
[あれ?撫でてほしそうだったのに、って 軽口叩いてちょっと笑って。>>357
でも「じゃあ撫でない」って言うのはやめとく どうしてって? その理由は、 名残惜しそうな片手だけが知ってるよ。>>299
っ、おう。 ドウ、イタシマシテ。
[奇遇だね、俺も成績は中の中だ>>0:874 大学だって、フツーのレベルの大学に入る予定。>>0:181 だけどインドーが意味がわからなかった時点で きっとメイにはちょっと負けてる。
突然奏でられた優しい声に>>359 驚いて、言葉がなんだかぎこちない。]
(366) ししゃもん 2021/06/18(Fri) 20時半頃
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[ 自分の名前はキライだったけど
俺だってさ、 メイのおかげで、すきなもの、 ……… ひとつどころじゃねーけど、増えたよ。 ]
(367) ししゃもん 2021/06/18(Fri) 20時半頃
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[メイと距離が開く。 メイの頬がほんのり染まってるのを見て>>357 顔がつい綻んでしまったのは、しょうがねーだろ。 言いたいこと、山盛りあるけど、まあいっか。
“たからもの” で撫でてもらった頭が まだほんのりと温かくて。
今日は温かい飲み物も、分厚い手袋も、 きっと、暫く無くても 大丈夫そうじゃないかな。]*
(368) ししゃもん 2021/06/18(Fri) 20時半頃
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── 後日・冬のファミレス ──
[ 結局のところそのときだって、>>335 具体的な数字を出したのは慎一のほう。 そのことにだって気づかずに、 笑っていられるんだから幸運だった。]
……ンな大げさな。
もし泣かせちゃったらそのときは、 おーよしよしってしてやるよ。
[ 何気ない日常じみた会話を、 本当に何気なく交わせること。 そんな時間も、誰かの泣き顔も、 全部慎一には貴重だから、大事に抱えてくね。]
(369) nabe 2021/06/18(Fri) 21時半頃
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[ ふと、続いて投げかけられた言葉に、>>338 慎一は返事をする前に少し考えたんだ。 まばたきだけを繰り返してその意味を考える。]
……泣かないよ。 息、できてるよ。今。
……いつか泣いちゃうかもだけど。
[ 向けられた笑みに目を細めて慎一は言った。
あんまりふつうにできているから、 なに聞かれたかわからないとこだった。]
(370) nabe 2021/06/18(Fri) 21時半頃
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[ ファミレスの片隅で、 薄い色水をつついているふたり。 ふざけ調子でげらげら笑って過ごす今。 それだって充分すぎるくらい楽しいけど。
でもいつか、「そういう意味」じゃなく、 泣いて、怒って、それからまた笑おう。 そういういつか≠ネら、いつまでも待ってる。*]
(371) nabe 2021/06/18(Fri) 21時半頃
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— 後日・向井くんと —
[自転車に乗ったのはいつ振りだろう。 向井くん>>321が声をかけてくれた人から借りた自転車。 (わたしそういうお願いできる人いないからごめんね) 最初こそややもたついたけど、 身体はバランスの取り方を忘れていなかったみたいで わたしは風を切りながらいつもと違う道を眺めた。
自転車でびゅんと風を切れてよかった。 徒歩だったら、 わたし何を話していいか分からなかったかも。
車道の端、一列になって、 店を知っているらしい向井くん>>323の背中を追う。]
(372) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 21時半頃
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[商品が店内にぶら下がったり、透明な容器に詰まったり。 わたしは店内を珍しそうに眺める。
スーパーに売っているような物しか知らないわたしは 消費税がいらないってことも知らなくて、 向井くん>>323の話に1円玉を引っ込めたり、 乃絵ちゃんが苺が好きなことを話したり。
これまでのようなゆったりしたやり取りの中、 お小遣いめいた予算を握りしめ、10円の行き先を探す。]
(373) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 21時半頃
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[やっぱりしょっぱい物より甘い物がいいな。 向井くんの声が聞こえれば>>324、 さっきの検討の続きかと思って視線を向ける。]
……うん。たぶん、そう。 そっかぁ。一枚落ちてたのかぁ。
[思ったのと違う話。 でもそのための今度≠セから、わたしは驚かない。
向井くんがただ事実を並べるように話すから、 わたしは手元のラムネを指二本で数度転がしながら 淡々と答えた。]
(374) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 21時半頃
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[向井くん>>325のテンポは 最後まで変わらなかったような気がする。 だからこそ、わたしの息はすこし苦しい。]
……怒ったって、いいのに。 わたしが変なことしなきゃ、 苦しいことがひとつ減ってたかもしれないでしょ。
[楽しいことに水を差したくなくて、 わたしさえ黙っていれば平穏が続くならいいって。 たとえそれが事実だとしても、結果はご覧の有り様だ。 わたしはラムネを手放して向井くんの方を見る。]
ごめんね。
[わたしの口からはまた>>3:399謝罪が飛び出した。 謝るのって、罪悪感を吐き出す行為みたい。 そんなことしたい訳じゃないけれど、 わたし、それ以外に向井くんへ伝える音を持ってない。]
(375) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 21時半頃
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[ほろりと零れた向井くん>>3:362の話を思う。 あれ以来、わたしからは話を持ちかけていなくて、 驚いたり>>3:461焦ったり>>3:634、 それから希望>>3:463に持ちかけた約束>>3:590が 微かな笑み>>3:635に受け止められるまで。
校舎の時は進んでも、この気持ちだけがあの日のまま。
言わなきゃ、伝わらない。 じゃあ、今何を伝えたらいんだろう。
ラムネを手放したわたしの両手は空っぽだった。]
(376) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 21時半頃
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わたしが素直に報告したらよかったし、 そもそもわたしが10円に気づいたらよかったんだよ。
そんなこと言っても、意味ないんだけどね。 分かってるんだけど、
[わたしがどうしてこんなに気にするのかって言われても 正直わたしもよく分かってない。 人に関わると、わたしはよくわたしが分からなくなる。
わたしだけならもっと簡単なのにな。 そう思うけど、わたしはもう無敵には戻れないから。
ただ、望むことがあって、譲れない部分があって、 それならできる限り叶った方がいい。 一番大切にしていることのように思えたから、 わたしが勝手に守ろうとした。
これは、勘違いの果ての産物。]
(377) Pumpkin 2021/06/18(Fri) 21時半頃
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