15 青き星のスペランツァ
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[鋼色の髪を、アリババの手が撫でる。青灰色の瞳に、視線が注がれるのを感じる。>>130 ケトゥートゥは首を、今は撫でてもらっているので普段の癖のように上体までは動かずただ首だけを、小さく傾げた。]
優しく、できてるかナ? それなら嬉しいし、どういたしましてだけド。 面倒とかは、思ってないヨ? 大事な仲間だって、思ってるだけだヨ。
[シュトゥレクの民の容姿は、それぞれ皆異なっている。アリババが今目にしている髪の色も目の色も、ケトゥートゥと全く同じ仲間は居なかった。誰もが違うのが当たり前だった。 探査船に乗っても同じだ。振れ幅は大きくなったけれど、誰もが違うのが当たり前。それが前提で、でもその上で、お互いを大事にしたい。仲間でいたい。そういうありようを希望だと言った声>>4:89が胸にある今は、尚更。
大丈夫>>131、の響きに、雨上がりの地面のやわらかさを感じて。安堵のままに、ケトゥートゥも笑った。 いつもの場所を離れて誰かのところへ向かうのなら、一緒に外へ出て行くだろう。]
(136) sleepingxalice 2021/11/20(Sat) 15時頃
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[小さく、唇から歌が零れ出る。
雨のあとには、芽吹きがあって。 虹が掛かれば、きっと互いに、笑いあえる。
願いを乗せて、歌は響く。**]
(137) sleepingxalice 2021/11/20(Sat) 15時半頃
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― 安置室 ―
[言葉を聞いて>>133、目を閉じて。その言葉の本当の重みは、今は知ることは無くとも。いずれまたそれも、この少女は知りたいとせがむ事だろう。……それがかなり近い未来であるとは、今は知る由は無い。]
わかりました。 それでは、ヨーランダ様。また、"後ほど"お会いしましょう。
[もう一度会う事を信じて告げる。 故郷では遠かった、己の知るものとは大きく違った。誰かの死を、理不尽な別れを、知る事が出来なかった後悔を経験した今。ヨーランダの中に悲しみが存在しているのなら、イースターはそのまま去る事は許さないだろう。]
[そうして少女は安置室を後にした。**]
(138) smmmt 2021/11/20(Sat) 16時半頃
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― 帰還準備期間中/安置室 ―
[この部屋に空のカプセルはもうない。ライジとナユタのカプセルには、親交のあった者たちが故人の好きなものや愛用の品などを収めていった]
[ヨーランダのカプセルには自室のネームプレートが]
[チャーチグリムは控室からナイフを持ち出すと、おもむろに自らの髪を掴み、切り落とした。ひどく頭が軽くなり、とても気分がいい。 そしてそれをヨーランダの棺に納めた]
[もう何からも怯えなくていいのだ。ヨーランダを名乗っていたことも、自分が消えてしまう恐怖も。自分を送ることに対して少し不思議な感覚もあったが、これでいいと思った。 チャーチグリムはヨーランダのカプセルに布をかけながら声をかける]
おやすみ よーらんだ。
[あの日会った見知らぬ男。風景の一部であったチャーチグリムに人としての生き方のスタートを切らせてくれた人。 居場所を、一緒に生きるパートナーと出会うきっかけをくれた人]
ありがとう。
[棺には『ヨーランダ』が眠っている]
(139) tanuki 2021/11/20(Sat) 18時半頃
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[静かな安置室に靴音が響く。ヨーランダであった男はギロチンのカプセルにかけてある布をめくった。ギロチンは生前と変わらぬ姿で(それこそ今すぐにでも起きてきそうな姿で)眠っている]
[なんとなくまたどこかで会えるような、そんな気がしてならない。もし会うとしても、それはヨーランダと一緒に仕事をしたギロチンではない。 新たに会うギロチンはスペランツァのことを知っているのだろうか。秘密の通信で話したことは?ヨーランダのことは?友達と呼んでもいいのだろうか? 聞きたいことはいっぱいある。でも、会ったときにはこう言おうと決めていた]
ぼく の なまえ は あーなんだ です。
[新たな自分と新たに出会うギロチンでまた友達になれたら。一緒にギロチン出張お手伝いサービスをしようと。 そう願いながらアーナンダはギロチンの棺に布をかけ直した**]
(140) tanuki 2021/11/20(Sat) 18時半頃
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ヨーランダは、ハロをもちもちこねこねした。もちもちこねこね
tanuki 2021/11/20(Sat) 18時半頃
ライジは、天才イッヌをよしよしした。
jinro_coqua 2021/11/20(Sat) 18時半頃
ヨーランダは、てんさい!(`・ω・´)かしこい!
tanuki 2021/11/20(Sat) 19時頃
ライジは、ライスシャワーを降らせた。
jinro_coqua 2021/11/20(Sat) 19時頃
ケトゥートゥは、フラワーシャワーを降らせた。
sleepingxalice 2021/11/20(Sat) 19時頃
イースターは、触覚でシャワーの真似をしている。
smmmt 2021/11/20(Sat) 19時頃
ライジは、アーランダにツボって突っ伏している。**
jinro_coqua 2021/11/20(Sat) 19時半頃
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─ 医療処置室 ─
[ヨーランダの過去については、語られた以上の事はまだ知らない。だから、こんなに簡単に見抜かれるとは思っておらず苦笑した。]
誤魔化せると、思ってたんだけど。 …………駄目だな、やっぱり。
[ハロの死にも、ライジの死にも、ナユタの死にも責任を感じている。ギロチンやアシモフが死んだのも、自分が関わってしまったせいなのかとさえ思ってしまう。] [弔う空気が苦手な理由は、二つ。一つは、こうして自分を追い込まずに居られないから。もう一つは、いつも明るく前向きな“キランディ”に、〆っぽいのは似合わないからだ。どう振舞っていいのか、わからなくなる。二人ぼっちになった時でさえ、『アナタが居るから大丈夫』と“キランディ”は笑ってたのだから。]
どうしても、オレのせいだなって思っちゃうんだ。 無理してでも“いつも通り”で居なきゃ、全部崩れそうな気がして。
[これは自分に必要な無理なのだと言い聞かせ、決意に耳を傾ける。まず最初に思ったのは、あなたが船に残る決意をしてくれてよかったという事だった。スペランツァは、確かにあなたの居場所だから。あなたが、別れを思って泣いた(>>*3>>*4)事を知ってるから。]
(141) RIN 2021/11/20(Sat) 20時頃
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[次に、自分はどうすべきかと思った。調査船に居る以上、別れというのはつきもので、果たしてそれにいつまで耐えられるだろうかと。けれど考えた所で、答えなどとっくの昔に決まっていた。]
……約束、したもんな。 アンタの存在を広めるまでは逃げ切るし、生きるって。 ちゃんと一緒に居る。一緒に居るよ。
[今まで関わった相手と悉く死に別れて来た青年にとって、自分さえ覚えていれば消えないあなたの存在は、確かに希望なのだから。これから幾多の別れを繰り返す事になろうとも、あなたが居てくれるならきっと耐えられる。それに何より、このスペランツァは自分にとっても既に離れ難い居場所となっているのだから、断る理由なんて一つも無い。]
そうと決まったら、アンタの名前付けないとな。 あれから(>>3:*11>>3:*12)、ちゃんと考えてたんだ。 気に入ってもらえるかわからないけど……『アーナンダ』って。 どうかな?
[その言葉の持つ意味は、『あらゆる制限から自由になった完全な幸福』。これから新たな人生を歩むあなたの、“自由”と“幸福”を願って。*]
(142) RIN 2021/11/20(Sat) 20時頃
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─ 医療処置室 ─
きらんでぃ せい ない、わるい なに ない。 ぼく きもち わかる する。 しかし ぼく きらんでぃ わるい ない。
[そう言いながらも心の奥底では未だに罪の意識はある。だが、たまたまそういう巡り合わせになってしまったと、思えるようにもなっていた]
いつもどおり いる ない。 ほんとう きらんでぃ みせる して おねがいします。
[強がって何でもないという顔をして、誰にも言わずに傷ついていく。チャーチグリムはそんな姿を見たくはなかった。 だが、今の自分にはこれしかできないと、そう思いながら撫でようと手を伸ばした]
[耳の後ろを撫でさすり、そして顎へ。 何故かわからないが、そう撫でられると嬉しいだろうと思った。チャーチグリムは撫でられたことなどないのに、もしかしたら記憶にない、チャーチグリムが生まれる前にそうされて、そうされるのが好きだったのかもしれない]
(143) tanuki 2021/11/20(Sat) 21時頃
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[逃げ切る という言葉には首を横に振った。どうして逃げる必要があるのかチャーチグリムにはわからなかった。だが逃げてきて、思い悩んで、決断をしたからこそ言い切る]
にげる する ない。 すぺらんつぁ みんな ぼく まもる する くれた。 きらんでぃ まもる する くれる。
[それに、もう逃げるなんてことはしたくなかった。日陰を生きるのではなく、日の当たる場所を歩いていきたかった]
にげる ちがう。 おはなし ひろげる する たび する。 ちゃーちぐりむ だけ ちがう、 ちきゅう おはなし、 ちがう ほし おはなし、 いっぱい ひろげる する たび。 たのしい たび する。
[消えようとしている伝承たちをチャーチグリムはいっぱい知っている。だから自分の知っている伝承たちをうまく話せない自分の代わりに、キランディに広めて欲しいのだ。地球の伝承だけじゃない、この宇宙すべての、消えた星の話も、いつか消えてしまうかもしれない伝承たちも]
(144) tanuki 2021/11/20(Sat) 21時頃
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あーなんだ?
[不思議そうに首をかしげたが、それが自分の名前だとわかるとパァァァァと音がしそうな笑みを浮かべた]
あーなんだ ぼく なまえ! ぼく なまえ はじめて、 あーなんだ。 きらんでぃ ぼく なまえ いっぱい よぶ して!
[誰かの借り物ではないではない自分だけの名前。チャーチグリム……アーナンダは初めてちゃんとした、一人の人間に(人の形をした伝承ではない、一つの生命体に)なれたことがよっぽどうれしかったのだろう、何度も名前を呼んでほしいとキランディに頼んだ**]
(145) tanuki 2021/11/20(Sat) 21時半頃
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ケトゥートゥは、ハロをもちもちした。もちもち。きっとこれからも心の中でもちもちする。
sleepingxalice 2021/11/20(Sat) 22時頃
ヨーランダは、ハロをなでなでしてからこねこねした。
tanuki 2021/11/20(Sat) 22時半頃
キランディは、ハロを恐る恐る撫でた。
RIN 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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─ 医療処置室 ─
[拙い言葉から、意図の全てを汲み取れてるかはわからないけれど。それでも、必死さは伝わって来た。悪くはないと伝えたいのだ、と。]
ふふっ、くすぐったいってば。 でも、ありがとう。嬉しいよ、とても。
[撫でられ方には少し驚いたけれど、本当の姿が犬だと聞いた(>>3:*6)事を思い出し、納得する。これはアーナンダが嬉しいと思う撫で方なのだと気付くと同時に、自然と手が伸び、同じ様に撫でていた。]
守る、か。 …………守られて、いいのかな? 皆が思ってるほど、オレはいい奴でも何でもないのに。 逃げなくても“自由”で居られるのなら、オレは此処に居たいし、伝承も広めたいし、楽しい旅に出来たらって思うけど……。
[不安げにそう言うけれど、肯定されればやがて頷いて見せるだろう。そうして、一つの頼み事を口にした。]
ねぇ、アーナンダ。一つ頼んでもいいかな。 オレもさ、“キランディ”は大事な人から借りてる名前で、自分の名前じゃないんだ。 オレは自分の事が好きじゃなくて、そうでなくても悪い事を沢山して来たから、本当の自分の名前は使えなくなって、人に持ってってもらったんだよね。
(146) RIN 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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[その相手がライジだった(>>4:188>>4:193)とは、言えないけれど。]
だから、オレに名前をくれないかな? “キランディ”じゃない、本当のオレが名乗れる名前を。 今すぐじゃなくて、オレがみんなに本当の自分を見せられるようになる頃までにでいいから。
[即座に本当の自分を曝け出すのは、難しい。でも、いつか必ずするから、その時の為に名前が欲しい。これは、そんな願いだ。]
ああ。アーナンダ、アーナンダ。 これからも沢山呼ぶから、いつかオレの名前も呼んでほしいな。
[耳の後ろから顎を、撫で摩って。あなたが落ち着くまで────落ち着いてからも、何度だって呼ぶだろう。これまでの時間を、埋めるかのように。**]
(147) RIN 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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ハロは、もちふわのなめらか触感だ。
mmsk 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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─ 医療処置室 ─
[アーナンダは嬉しそうに眼を細めている。自分だけの名前を呼ばれるのが嬉しい、人に触れてもらえるのが嬉しい。 目の前の人のために働ける、目の前の人のために生きられることが嬉しい]
みんな きらんでぃ まもる する、 ぜったい! ぼく まもる!
[ふんすと鼻息荒く頷く。キランディはこの船で必要な人材だ、調査だけではない。一人の船員として、皆の話を聞いてくれる精神的支えとしても。だから、アーナンダがそうされたように、何があっても守ってくれるだろう。そして自分も、傷ついたときはこうやって撫でてあげようと]
きらんでぃ ほんと なまえ ちがう? ほんと なまえ ない ……。 ほんと きらんでぃ なまえ ……。
[むむっと唸る。名前なんて付けたことはないし、自分も初めてもらったばかりなのでどういう風につければいいのかわからないのだ]
すこし まつ する。
(148) tanuki 2021/11/20(Sat) 23時頃
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[うんうんしばらく唸っていたが、いい名前が浮かんだのか、満面の笑みで顔を上げる]
すぱるな! とおい くに かみさま なまえ! きれい はね ひと なまえ!
[それはヨーランダの生まれたところからはるか遠くの、今はもう誰も信じる者のいない神の名前だ]
きら …… すぱるだ きれい はね! かみさま おなじ!
[ぴったりだと言わんばかりにふんすふんすと鼻息荒くキランディ、いや、スパルダを見る]
すぱるだ なまえ いっぱい よぶ。 あーなんだ なまえ いっぱい よぶ して。
[今はまだ話してくれないかもしれない、でも、いつか話してくれたら嬉しいとアーナンダは思う。抱えてるもの、心を傷つけているもの、話して楽になってほしい。自分も一緒にそれを抱えていきたい。 でもそれは先の事、今は触れられる嬉しさとシャワーのように降りかかる自分の名前を噛みしめていたかった**]
(149) tanuki 2021/11/20(Sat) 23時頃
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― 探索終了日:アリババのいつもの場所 ―
次に会う時も、 ライジはあの機体に乗って走っていると思うよ
それがいつもの彼の姿だったから
[>>134>>135>>136 枷から解き放たれた"二人"はるか先の時、何処かの地で、揃って待って居てくれるかもしれない。 解放され、ようやく得る事の出来た自由のまま、駆けて欲しい。 機体の整備不良は彼に限って無い筈だろう。沼に嵌った後でも問題なく動けるのを、自分はきちんと知って居る。
そんな事を、今は好きに考えておこう。
逝ってしまった皆の事が大好きだから。だから死の先に待つ彼らの魂の平穏を、祈り続ける。 小さく傾げられ、さらり流れた髪の色は、宇宙の中、数多輝く光にも似た星の色彩。 曙染まる前、夜明け前の"海"にも似た瞳の色。 ケトゥートゥと言う、唯一無二のいのちの光。
ふんわりと笑った君の事も大切な仲間だから、私はこれからも君達を守って行きたいんだ。]
(150) mzsn 2021/11/20(Sat) 23時半頃
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[抱く全部がエゴだったとしても、私はずっと君達の助けになりたい。
皆と接する事で出来ていく自分の、 私だけの顔だから、 何度も話をしよう。
機械の椅子から離れ、 ようやく部屋から一歩踏み出す。
芽吹くいのちの鼓動に、 自分ももう少しで追いつけるから。 そんな一歩の隣に、君がいてくれて良かった。>>137*]
(151) mzsn 2021/11/20(Sat) 23時半頃
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― "海"の中で ―
[冷たい水の中、落ちてゆきながら。>>4:181 きらきらと輝く無数の泡の中から見上げた空は青く、深かった。
くぐもった水音の他には何も聞こえない。 重い鋼の機体は下へ下へと、どんどん沈んでゆく。 周囲の青は刻一刻と濃く、深さを増してゆく。
光の届かない、真っ暗な場所へ。さびしい場所へ。>>64
後悔は、ずっとしていた。 やり残したことも、いくらでもあった。>>97 けれど、それらはもう取り返しがつかなくて。]
(152) jinro_coqua 2021/11/20(Sat) 23時半頃
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[それでも、このまま『スペランツァ』に乗っていたら。 あのやさしい希望の中にいたら。 きっと自分がいなくなったと知って、悲しんで、泣いて、あるいは憤ってくれるだろう人々。 もしも、こうするつもりだったことを知ったら、止めて、あるいはそれすらも許して、送り出してくれたかもしれない人々。 そんな彼らの中にいたら、いつか本当に自分を許してしまう日が来る気がして。
――それがどうしても、許せなかった。]
(153) jinro_coqua 2021/11/20(Sat) 23時半頃
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[視界が完全な闇に閉ざされる前に、遥か上方の空に向かって手を伸ばす。 この温度のない手を握って、頬に触れたちいさな手のぬくもりを覚えている。>>4:113 彼は泣くだろうか、怒るだろうか。きっとどちらもだろう。
最後に話した相手となった彼は、きっと今頃気付いているだろう。>>4:197 何も告げなかったのは、流石に悪いことをしたと思う。きっとこの後も色々と面倒をかけてしまうだろうけれど、最後に言葉を交わしたのが友人の彼でよかった、なんて言ったらまたゴボゴボと怒るだろうか。
唯一このことを伝えた相手には、決めたことなら止めない、と言われて。ああ、ありがたいな、と思って。名前を持っていくと言ったのはその場の思いつきだったけれど、それが先へ進む助けになるとしたら、少しは礼ができたのかと思う。>>146 あれできっと、自分はいくらか楽になってしまったから。>>4:161
だから、他には何も言わずに、相棒だけを連れてここに来た。]
(154) jinro_coqua 2021/11/20(Sat) 23時半頃
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[ここならば。 この深く、暗く、冷たい場所ならば、――…… >>4:182
何も見えない。 何も聞こえない。 水の冷たさも、重さも、苦しさも、何も感じない。
やがて静かに、音もなく。 探査機が"底"に着く。 けれど、そこは決して"無"ではない。>>127 絶えた意識が何かを思うことも感じることも、もうないけれど。]
(155) jinro_coqua 2021/11/20(Sat) 23時半頃
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[この先も堆積してゆく星の過去に埋もれて、その一部となって。 いつか引き揚げられる日があったとしても、もう男にはわからないこと。
それこそがきっと"自由"で、救いだった。**]
(156) jinro_coqua 2021/11/20(Sat) 23時半頃
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― 後日 ―
[経歴詐欺?悪い事かもしれないが、無い訳じゃないんだこれが。 借金で首が回らくなって逃げてきたクルーとかたまに居るから。 まあ君は火山の探索に行ってくれたまえ、この探索機は特別熱に強いから大丈夫耐えられる問題ないよ問題なく帰還できる。いってらっしゃい。
後は、確かに死んだのにまだ生きて居る種族、とか。 死んで遺体が回収されたのに何で? 回収された遺体の一部から切り離され動き出す個体、別人が突然産まれるんだよ。そう言う事があるんだ。
そう言った者に惑星ごとの出生届がアッサリ出るかと言えば、そうではない。
船内で生まれた訳だからな。 少しの期間出生不明のままでいたり、永遠に届けが受理されない事もある。 ワザと出さない者も居るな…、私は届けを通したいのだが、本人がわざと書類不備を繰り返していては何ともならないぞ。]
(157) mzsn 2021/11/21(Sun) 00時頃
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[ホラあれだ、惑星独自の古い神話とかにあるだろう。体の一部が捥げてそこから別人が産まれたりするアレだ。 芋系統の植物生命も少し似ているな。比べるのはどうかと思うが。
確かに死したが、記憶は引き継がれ名前だけ変わる。そう言うレアケースもある。 別人もしくは子孫に当てはまる訳だが、中身は同じなんだよ。 複雑だろう?
複雑なんだ、そこら辺の届けや記録。]
(158) mzsn 2021/11/21(Sun) 00時頃
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経歴詐欺、
……知らない単語だな
[知らないな…知らない言葉だ…。 何故だろうな全く分からない、不思議だな…。
悪い事を正そうと思っても、私がカバーできない部分はどうしようもない。 各自の種族個性が完全把握できている訳でも無し。前触れも無しいきなり新クルーが増える事は無い話では無い。 個々が突然分裂する者も居るし。
なので、知らなかった話にする事がたまにある。 だが借金は返したまえ。*]
(159) mzsn 2021/11/21(Sun) 00時頃
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─ 医療処置室 ─
[意欲に満ちたあなたに、心が満たされる気がした。撫でれば、自分程でないにしろ確かな温もりが伝わって来て、それがまた嬉しい。命ある存在として、傍に居てくれてるのだとわかるから。]
オレも、アーナンダやみんなの事守るよ 守ってもらってばかりじゃ、いられないからね。
[罪の意識は消えないけれど、それでも前に進まなければならないし、進む事を望まれてもいる。こうして守り守られている間は、死を背負ったままでも歩んで行けるだろう。そんな気がする。]
いや、そんなに急がなくても……、…………。
[少し待つように言われ、急いで考えなくてもいいと口を挟みかけるが、あまりに真剣な顔をしていたので、続きを飲み込む。唸るあなたを暫く見つめ、告げられた名の由来に目を瞬いた後、微笑んだ。]
スパルナ、か。 ありがとう、アーナンダ。一所懸命考えてくれて。 神様の名前…って、少し照れるけど。 アーナンダがくれた名前だし、大事にするよ。
[スパルナ、と幾度か口の中で転がす。マユラでもキランディでもない、今の自分に付けられた名前。少し照れ臭く、それ以上に嬉しい気持ちが湧いて来て、またアーナンダを同じ様に撫でた。]
(160) RIN 2021/11/21(Sun) 00時頃
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[新しい名前、新しい生き方。互いに後ろ暗い人生を歩んで来たけれど、此処からやり直して行こう。やり直してもいい筈だ。スペランツァは“希望”の船なのだから。それは、自分達だけの話ではなく。]
……ギロチンにも、良い名前をあげなきゃね。 次に会う時までに、一緒に考えよう。
[自分達が、したりされたりした様に。ギロチンにもギロチンだけの名前をあげられたらと思う。きっと、再会の日はそう遠くない筈だから。**]
(161) RIN 2021/11/21(Sun) 00時頃
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― 帰還の日・夜/『スペランツァ』船内モニター前 ―
[ロビーの大画面モニターに今回の調査状況が表示されている。]
■■■LOST■■■
アシモフ(高温の毒性ガス噴出による中毒死)
ギロチン(血液の変質による中毒死)
ハロ(落石による圧死)
ナユタ(船内整備中の事故死)
ヨーランダ(業務中の急死/回収不可能と判断>>-437)
■■■MISSING■■■
ライジ・チリガネ("海"にて消息不明/回収不可能と判断>>40)
■■■HOUSE■■■
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(#2) 2021/11/21(Sun) 00時頃
[クルー側の準備ができていようといまいと、出発の時は予定通りにやってくる。
船外に出ていた無人探査機も全て収容され、降ろされていたタラップがゆっくりと上がる。
未だ慌ただしい船内に、自動制御された無慈悲な放送が響き渡る。
これもまた、いつも通りの帰還風景だ。]
離陸準備オールクリア。
当船はこれより帰還いたします。
各員、離陸及び加速の衝撃に備えてください。
[船体が大きく、継続して振動する。
部屋に戻り損ねて通路のバーに情けなく掴まるクルーの姿も、いつものこと。
やがて轟音と共に、『スペランツァ』の船体は『マーレ10』を離れる。]
(#3) 2021/11/21(Sun) 00時頃
[――かくして、銀河指標歴XXX年、羅針盤座の月二十八日。
調査船『スペランツァ』は惑星『マーレ10』の探索を終え、
帰還の途についた。]
(#4) 2021/11/21(Sun) 00時頃
[銀色の船体は徐々に高度を上げてゆく。
未だガスの噴出する岩場を。>>1:#4
誰かの見つけたとっておきの場所を。>>2:124
広い広い"海"と、険しい岸辺に残された大きな岩を。>>3:156
"海"に空いた、深く暗い穴のような青を。>>4:180
『マーレ10』の景色を見下ろしながら。
夜の空へ、その先へ続く黒々とした宇宙へ。飛び立ってゆく。
その翼にあらゆる希望を乗せて、『スペランツァ』は宇宙を往く。
見送る"海"はただ、静かに揺れていた。**]
(#5) 2021/11/21(Sun) 00時頃
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