35 忙しい人のための手紙村(宇宙編)
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狼
墓
少
霊
全
チェビイに4人が投票した。
ナユタに1人が投票した。
チェビイは乗客の手により投棄された。
時は来た。乗客達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!正常さを取り戻したインフラは目覚しいスピードで復興計画を進めていく。やがて救助の通信が響き、皆が歓喜に沸くだろう。
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―― 宇宙のどこか ―― [目の前で泣きじゃくる小さな女の子。 その柔らかい薄茶色の髪を 壊れ物を扱うようにやさしくなで、 大きな目に湛えられた、 またこぼれ落ちそうになっている 目元の雫を指先でそっとぬぐってやる。]
泣くなよ、またすぐ会えるだろ? ほら、これを俺だと思って持ってな。
[そう話しかける俺の声はやわらかく 今よりも少し高い。 嬉しそうな少女の笑顔がまぶしくて 照れ隠しにまたくしゃくしゃと頭をなでた。]
(0) rinco 2024/04/11(Thu) 17時頃
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[ああ、そういえば。 全寮制高校(ボーディングスクール)に 通うことになった時、 離れるのを嫌がって泣いていたヨーコに クマのぬいぐるみをあげたっけ。 その時の夢だ。
結局、2年で学べることは学べたから、 またすぐに戻ってきたが。
地球を発つ時には、あのころみたいに泣いては くれなかったな。 それでも何か渡していれば、 もう少し元気に過ごしていたんだろうか。**]
(1) rinco 2024/04/11(Thu) 17時頃
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『お隣のお兄ちゃん、高校は寮に入るんですって。』
[ そう母から聞くや否や、突撃した隣人の自室。 おばさん達にお邪魔しますのあいさつはしたし、 ノックもしたんだから充分な配慮はしてあるだろう。]
な゛ん゛っ゛、で、 お゛し゛え゛でぐれ゛な゛がっ゛だの゛よ゛。
[ 学校から帰ったら分からない所を教えてもらったり、 窓を開ければ窓から声をかけてもらったり、 そんな日常が急に壊れるなんて聞いていない。
泣くのを堪えるあまり聞き苦しくなった声のまま、 キッ!と見上げて睨みつけているつもりだが。 エフからすれば、隣の家のちょっと小さな女の子。
そう認識してるのが分かる手つきで撫でられて、 結局ボロボロと涙を零してしまうのだった。]
(2) 鯖 2024/04/11(Thu) 20時半頃
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そう言っで、 夏休みとか帰っでごないづもりなんでしょ……。
[ 物思いに耽るとどれだけ大きな声をかけようと、 自分の世界に入り込んでしまうタイプだ。 勉強や趣味に没頭して夏休みが終わる未来は 考えなくたって容易に想像が付く。
不貞腐れているとクマのぬいぐるみを差し出され、 こんな子供騙しで許してあげないんだから。って 思う心に反して突然のプレゼントに緩む頬。
自分の身長よりも背の高いぬいぐるみは、 ちょうどエフの身長くらいだったから。]
(3) 鯖 2024/04/11(Thu) 20時半頃
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[ ベッドに寝かせている年季の入ったぬいぐるみを ぽすぽす、お腹の部分を叩きながら。]
ねー、ウル。 あんたのご主人、うっかりホリデーシーズン前に 帰って来るかどうか賭けない?
[ 出来ない約束はしないし、 約束したら嘘を吐かないタイプだけど。 天才過ぎるからか、うっかり前倒しするのよね。]
……あんたの時みたいに泣いてやったら、 何で機嫌取るつもりだったのかしら。
[ そう簡単には会いに行けない宇宙へ行くと言われ、 そう。なんて、素っ気ない返事をしてしまった。 だってとてもじゃないけれど、年齢も技術も知識も、 追いつけないくらいの差があったんだもの。]
(4) 鯖 2024/04/11(Thu) 20時半頃
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[ だから、八つ当たりというか。 黒猫が丸まって寝ているぬいぐるみを、 こっそりとエフの荷物に紛れ込ませてやった。
掌に収まるくらいのサイズにストラップもついてて 荷物に括り付けでもしていたら、 見るたびに私のこと思い出すんじゃないかしらって。]
案外、気付いてすらないかもね。
[ だって、言及してこないのよ、あいつ。**]
(5) 鯖 2024/04/11(Thu) 20時半頃
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― 朝/温室 ―
[出願した大学の試験を全て終えて、少し後。 温室のトマトは大きく赤く色づいていて、収穫の時を迎えていた。]
[今日は、第一志望の大学の合格発表日。 ずっと以前は、学校の掲示板に紙で貼り出していたと、何かの資料で見た事があったけれど。 今は、合否はネット確認のみで。]
[定刻になると、早まる鼓動を抑え、サイトにアクセスして。]
……!! や、やったー!!!
[画面には、『合格』の文字と桜の背景が表示されていて。 口元を両手で覆うと、ぴょんぴょん跳ねて、父と那由多に電子メールを書いた。]
(6) doubt 2024/04/12(Fri) 01時頃
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[父と那由多へ電子メールで報告を終えると、 トマトの収穫は一旦保留にして、他の植物のお世話を始めた。**]
(7) doubt 2024/04/12(Fri) 01時頃
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─ エフの家 ─
あ、おばさんお久しぶりです。 なんかもうすぐ帰ってくるらしいので、 エフの部屋掃除しておこうかなって。
[ 近所付き合いが長いからおばさんと買い物したり 家事を手伝ったりするのは当たり前で。
ミートパイの作り方を教えてくれたのもおばさんだ。 うちの隠し味はこれでね、なんて。 秘伝の作り方まで教えてもらう程の仲良しだ。
エフの部屋に入り、埃を払って掃除機で吸って マットレスを干して……と黙々と作業。
干し終えたマットレスにシーツを被せれば、 ふかふかほかほかでつい魔が差した。]
(8) 鯖 2024/04/12(Fri) 14時半頃
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[ ちょっとだけ、と転がった布団の気持ちよさは 昔、日向ぼっこしたあの時そっくりで。
そのまま瞼がゆっっっくり落ちていく。 電子端末が何かの着信音を発した気もするけれど、 確認するのは起きてからで、いい、よ……ね……。]
(9) 鯖 2024/04/12(Fri) 14時半頃
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── 惑星パーディス ──
[ありとあらゆる言語データを送ってもらい、AIロボットと共に解析して、森さんたちと最低限の意志疎通が出来るようになるまでにはさすがに数日を要した。 むしろ、数日でそこまで進展した事を局に褒めてもらいたい。 言葉が通じない中でも感じ取れてはいたが、彼らは穏やかで平和的で、控え目な好奇心を持っていた。
ぎこちないやり取りの中で、彼らにも家族の概念があることを知る。 そして那由多とAIロボットたちを家族だと思っているようなフシがあった。]
えっとね…… AIロボットは生物ではないんだけど……説明が難しいなこれ。下手な事を言うと警戒されるかもしれんし……。
(10) yuzu 2024/04/12(Fri) 22時頃
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[ロボットの話は置いといて、家族の話は否定してみようか。]
彼らは俺の家族ではないよ。俺にはそもそも家族はいなくて……、家族になりたい相手は居るんだけど…… [余計なことをもごもご挟みつつ]
仕事仲間……なんて言ってもわからんか。 ……友達、かな?
……森さんたちとも友達になれると嬉しい、と思う。
[AIロボットがあらゆる言語で"友達"を伝えようとしてくれる。何か琴線に響く部分はあっただろうか。森さんたちは、出会った日のように赤くなって揺れた。
帰還する日までは、もうあまり時間がない。]*
(11) yuzu 2024/04/12(Fri) 22時頃
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―― 地球の周回軌道上 ―― [ふっと目が覚めた。 一瞬ここがどこだかわからなくなるが、 窓の外がどこまでも続く暗い世界なことに、 ああ、まだ宇宙にいたんだったと気づいて身を起こす。]
「おはよう。 あら、エルド。なんだかご機嫌ね?」
[睡眠用区画(スリープ・コンパートメント)から 居住用区画に移動しようと扉を開けば 俺よりも先に起きていたらしい同僚が 驚いたような声をかけてくる。]
そうか? いつも通りだが。
[どちらかというと寝起きは悪いほうだという自覚がある。]
(12) rinco 2024/04/12(Fri) 23時半頃
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「だってアナタ、なんだかうれしそうよ?」
そりゃあ、 ……、夢見がよかったからかもな。
[ふっと息を吐くように笑みながら、 ポケットからいつものスティックキャンディーを 取り出す。 その拍子に腕が携帯端末にあたり、 ふわりと宙に浮かんだ。]
「あら、なぁにこれ。猫?」
[端末につながれたストラップと、 その先にふわふわと浮いている黒猫のぬいぐるみに、 面白いものを見つけたとでも言いたげな 視線をこちらに向けてくる。]
(13) rinco 2024/04/13(Sat) 00時頃
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あー、そうだな。猫だが?
「アナタの趣味じゃなさそうね。 誰かからのプレゼント?」 「えっ女の子から!?」
[ああ、もう一人うるさいのが来た。]
いや。勝手に荷物に忍び込んでたんだ。 保護して、持ち主に返そうとしてるトコ。
[宙に浮かんだ携帯端末を手に取り、 黒猫も一緒にポケットにそっとしまい込む。]
(14) rinco 2024/04/13(Sat) 00時頃
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「ふふ。それじゃあ丁重に扱わないとね」 「ねぇ、誰から!?誰からもらったやつ!?」
うるせー、ほらもうそろそろ大気圏突入の準備だろ。 コックピットにいくぞ。
[船の外へと目を向ければ、 出発直前にあいつに送った写真と同じ 我らが故郷が、真っ暗な宙に煌々と浮かんでいる。 あの時よりもまぶしく見え、その青さが目に沁みた。]
あと4時間後には地球だ。 帰ったら最初に何を食いたいかでも考えとけよ。
「俺はピザ!!」 「私は何にしようかしら」 「あの原生生物おいしかったな……」
[騒々しい船内のやりとりに苦笑を浮かべ、コックピットへと座った。]
(15) rinco 2024/04/13(Sat) 00時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
rinco 2024/04/13(Sat) 10時頃
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[ ぱちぱち、と目を開いて。 自分の部屋ではないベッドに転がっていると気付き、 けれどそれがエフの部屋ならいいか、と思考放棄。 ちょっとくらい寝転がってても良いでしょ、なんて。 本人には言えないけれど安心出来る場所だから。
鳴っていた端末を取り出し、寝ぼけ眼で返信。]
(16) 鯖 2024/04/13(Sat) 13時頃
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[ 寝ぼけついでについ言わないでいたことを話し、 更には返信相手を間違える大ポカ付き。
ちょっと身長がエフと似てるからか、 他の人を見る時より私の眼差しが違うらしい。 それが誤解させたのかもねぇとは友人の心の声。]
わるいひとじゃないんだけどね……。
[ あの人が頭の上に手を伸ばしても、 きっとドキドキしたり嬉しくなったりしなさそう。 なんだかそんな予感だけがするん、だ。]
(17) 鯖 2024/04/13(Sat) 13時頃
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―― 自宅 ―― [短い連絡をしたが、返事をちらちらと気にしている うちに家についてしまった。 久々に目にした家の外壁は塗装をやり直したのか、 出発時よりも綺麗になっている。]
「あら、おかえりなさい」
[と、すぐ近所にでも行っていたかのように 当たり前に出迎えてくれる母親に安心するとともに 薄情な親だなと笑った。
たまに連絡はしていたし、 俺なら必ず帰ってくると信じていたらしい。]
(18) rinco 2024/04/13(Sat) 14時頃
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[ヨーコが来ていることと、 俺の部屋にいるはずだけど、 今は随分静かだから寝ているかも、 なんてことを聞いたから なるべく音をたてないようにそっと自室の扉を開け]
[ようとしたときに、不意に端末が着信をつげ。 送り主に笑みを浮かべる。]
…………
[が、続いた内容に凍り付いた。**]
(19) rinco 2024/04/13(Sat) 14時頃
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保安技師 ナユタは、メモを貼った。
yuzu 2024/04/13(Sat) 18時頃
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── 帰還後・地球 ──
[帰還してすぐ、約1年の探索の集大成であるサンプルとデータをそれぞれの部署に届ける。 報告することは山ほどあるが、今日は提出のみで、後日の会議までお預けだった。
まだ外部には漏らせない情報も多いが、差し障りなく万里に伝えるシミュレーションを頭の中で繰り返しつつマンションに帰宅する。 久しぶりの自宅は留守番ロボットのお陰で問題なくきれいな状態だった。居間のテーブルに、万理から貰っていたオルゴールを設置して。 「一緒に旅してくれてありがとな」 と、お礼を言ってみる。
久しぶりの地球での風呂は心底ホッとした。 長めの湯船から上がると、ノンアルのビールを手にしたまま机に着いてメールを書き始める。]
(20) yuzu 2024/04/13(Sat) 18時頃
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[送信してから、何の装飾もないメールを送ってしまった事に気付いた。 探索中は地球が恋しかったのもあり、色んな図柄を選ぶの楽しかったんだけどな。少し疲れも出てるかもしれない。
居間のオルゴールの蓋を開けて、微かな音を鳴らした。『夢を信じて』。何度このメロディに励まされた事だろう。
聴き入りながら、宇宙での1年の事を思い出して。 うっかり、ソファでそのまま寝落ちてしまう──。]**
(21) yuzu 2024/04/13(Sat) 18時頃
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[帰ったらなんて声をかけよう。 どんな顔をするだろう。 それから、あの時、聞き取れなかった 通信の続きを教えてもらおう。>>-2:17 そんなことを考えながらの 帰路は楽しいものだった。 今の今までは。]
……、
[もう一度手元の端末をみる。 告白されたと書いている。間違いない。 そしてぽそりと、部屋の中から聞こえてくる つぶやくような独り言。>>17 端末につながれた黒猫が せせら笑うようにこちらをみて揺れている。]
(22) rinco 2024/04/13(Sat) 22時半頃
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はぁー……、
[よくない。実によくない。 心の底からこみあげてくる ドロドロした感情をどうにも抑えきれず ボサボサの頭をかきむしりながら、 一度大きく深呼吸する。
落ち着け。こういう時は素数を数えろ。 2、3、5、7、11、……
たっぷり45(0..100)x1秒は経ってから、 意を決して部屋のドアを開く。]
(23) rinco 2024/04/13(Sat) 22時半頃
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[ドアを開けば部屋の中、ヨーコは俺のベッドの 上でのんきに寝ころんでいた。 人の気も知らないで。]
なんだ、誰かと思ったらヨーコじゃないか。 久しぶりだな。
[なんでもないような声音で、にっこりと(俺なりの) 笑顔らしきものを張り付けてみてはいるが、 うまくいっているのかどうかは 自分じゃよくわからん。 恋人でも夫でもなんでもない。 俺に怒ったり何か言う権利なんてない。 もし彼氏ができたなら喜ばしいことだ。 祝福してやらないとな。]
(24) rinco 2024/04/13(Sat) 22時半頃
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[素数の合間に考え、 そうは思い直したものの。 ダメだな、まともに顔が見れない。]
で?
[どさっとベッドに腰かけ、]
マックスって誰なんだ?
[できるだけ平静を装った笑顔でそう尋ねた。**]
(25) rinco 2024/04/13(Sat) 22時半頃
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[ エフがこの部屋から居なくなってもう何年目だろう。 自分の家とはまた違う匂いのする部屋も、 部屋の主がいないと随分と薄くなったように感じる。
だから他人のベッドなのにウトウトしてしまうし 部屋の外にある気配にだって気付かない。>>22
久しぶり、なんて掛けられた声は、>>24 ああ夢だなぁ。と思ったって仕方がなかった。 普通、前日には連絡するものじゃない? 直前に言われたって、見てなきゃないと同じ。>>-84
2、3週間は、と言って、また短縮してない?>>-41]
(26) 鯖 2024/04/14(Sun) 00時半頃
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ふぇ?
[ そうして、揺れるベッド。 誰だ? と問う声は、記憶よりも少し低い。>>25
ぱちぱちと重い目を開いて見上げれば、 ややくたびれて老けたエフの姿がそこにあった。
うーん。私ったら寂しいからって 夢でエフに会おうなんて子供みたいじゃない。]
(27) 鯖 2024/04/14(Sun) 00時半頃
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マックスはぁ……ハイスクールの同級生で… 久々に会ったら、好きですーって。
やさしいし、話してて面白くはあるんだけどぉ……
[ むにゃむにゃ。と夢の中なのに瞼が重い。 夢って思い通りにいかないものだから仕方ないか。
ずりずりとベッドの縁に座るエフの膝に頭を乗っけて (途中で眼鏡がずれてどっか行った気がする。) まぁいいか、完全に寝ぼけ顔でへらりと笑った。]
(28) 鯖 2024/04/14(Sun) 00時半頃
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でもぉ、おーきくなったら、 エフにぃとけっこんするーって、いったもんねぇ。
[ ぬいぐるみを貰うよりずっとずっと前の話。 あの頃より随分と大きくなってしまったけれど あの時みたいな悩みなんてない笑顔だった。*]
(29) 鯖 2024/04/14(Sun) 00時半頃
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[5年……いや、6年か? それほど時間がたっているというのに 俺の部屋は地球を発った時と さほど変わらず、綺麗に整えられていた。
腰掛ければベッドはギシリと音を立てて 沈み込み、そのうえでヨーコは なんだか寝ぼけたような声をあげた。>>27 宛先誤送信してくるぐらいなんだ、 多分、きっと寝ぼけているんだろうが。]
へぇー。そうか。 好きですってね? ふーん。 [平常心、平常心。 そう唱えながら話す声は、 自分で思っているよりも数段低い。]
(30) rinco 2024/04/14(Sun) 00時半頃
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あ、おい、コラ。 どこに頭のせて、
[まだ寝ぼけているのか、 膝の上にずしりと頭をのせられる。]
ったく、
[文句はいいつつも、無防備な笑顔を向けられれば、 どかせる気もさらさらおきなくて。 しょうがない、という言葉を飲み込み、 息を一つはいて、ずり落ちた眼鏡を どけようとそっと手を伸ばせば、 聞こえてきた声に今度は俺の眼鏡がずり落ちそうになった。]
(31) rinco 2024/04/14(Sun) 01時頃
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……、 言ってたな?
[もちろん覚えてる。 それに俺が、
『ヨーコがもっとずっと大きくなって、 それでも俺のことが好きだっていうなら その時は結婚してもいいぞ』
なんて偉そうな返事をしたことも。 ヨーコはずいぶん小さかったから、 忘れていると思っていたが。]
で? その約束を守ってくれるのか?
[ヨーコの眼鏡をサイドテーブルに置いて、 そっとそのやわらかい髪をあの頃のように優しく撫でた。*]
(32) rinco 2024/04/14(Sun) 01時頃
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[ 夢にしては膝に乗せた頭の位置が高くて、 ちょっと居心地悪いの、おかしいなぁって思いながら 優しく撫でてくる手に頭を擦り付けて、>>32 甘えるように細めた目が重そうに瞬きを繰り返す。
ぼやけた視界を不思議がって眉を寄せたり、 引き寄せようとして手招いてみたり。]
ずーーーーっとねぇ、 いいこで待ってたんだもん。
[ いい子で待ってろ。なんて。 悪い子になったらすぐ帰ってきてくれるの? と、 反抗したくなった時が何度あっただろう。
いつかは帰って来てくれる。 でも、いつかっていつよ。数十年後? 顔を見合わせるたびに頭に手をポンと置かれた感触も とっくの昔に忘れるくらい、時間が経っていて。]
(33) 鯖 2024/04/14(Sun) 01時半頃
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[ もう帰って来てくれないのかもしれないと 眠れぬ夜に不安が膨らみ押し潰されそうになった。] ずっと、まってるのに、 エフにぃかえってこないんだもん……。
よーこよりだいじなもの、うちゅうにあるんでしょ。
[ うる、と眠気で細められた両目が水分量を増し、 膝に顔を隠すように頭の角度を変える。]
でもエフにぃすごくあたまいいから、 エフにぃにしかできないこといっぱいあって、 だからかえってこないのさびしーって いったらだめで
[ 追いかけるには学力も、才能も、機会も、 みんなみんな足りなかった。
空に輝く星にどれだけ手を伸ばしても届かないように すぐ遠くに行ってしまうなんて、ひどい。]
(34) 鯖 2024/04/14(Sun) 01時半頃
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よーこはエフにぃのことだいすきなのに、 エフにぃはそうじゃないのか、なぁ。
[ あぁ、嫌だなぁ。 これは夢の中だから「そんなことないよ」なんて 言われるのを待っているだなんて。
こんな自分本位の夢、早く覚めなきゃって。 唸るみたいに膝に頭を押し付けていた。*]
(35) 鯖 2024/04/14(Sun) 01時半頃
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[頭を撫でていれば、すりすりと摺り寄せられ ふわりとシャンプーのいい匂いがした。 コイツは……わかっててやってるのか?]
お前……、 あのなぁ、まだ寝ぼけてるのか?
[一刻も早く帰りたかったから、 本来地球に帰ってからやるはずだった データの解析結果の研究やら 報告書の作成やらを、 全部宇宙にいる間に済ませたんだ。
おかげで一か月も前倒しできたんだから、 ここに俺がいるはずない、 と思っていても不思議ではない、のか?]
(36) rinco 2024/04/14(Sun) 10時半頃
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ん、どーした?
[どこか焦点のあってない目で手招きされれば>>33 そっと顔を近づけた。
まだ夢見心地で、どこか下っ足らずな喋り方で 紡がれていくヨーコの言葉に、ただ黙って耳を傾ける。 途中からどんどんと潤んでいく瞳をじっと見ていれば 顔をそむけられてしまった。なぜだ。 それでも、ちゃんと聞こえる少しくぐもった、 今にも泣きだしそうな声音に胸が痛くなる。]
(37) rinco 2024/04/14(Sun) 10時半頃
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[小さく相槌を打ちながらきいていたが、]
…………うんっ!?
[最後のセリフが耳に届けば、>>35 思わず変な声が出た。 たまらず頭をなでていたのとは逆の手で 拳をつくり、額を押さえる。
コイツはどうしてこう可愛いことを、 俺の部屋で、 俺のベッドの上で、 俺の膝の上で言うんだ?]
はあぁー…………
[こみあげてくるいろんな感情を、 深く深いため息とともに吐き出す。]
(38) rinco 2024/04/14(Sun) 10時半頃
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[いいか、落ち着こう。 相手は寝ぼけている。 情欲に流されてはいけない。
駄々をこねる子をあやすような手つきで 頭をなでながら、何と言おうか考える。]
ヨーコ、 いい子で待っててえらかったな。 たくさん待たせて悪かったよ。
……それから、
[俺の膝に頭を押し付けているから 顔を見ることはかなわないが。 耳元に顔を近づけた。]
(39) rinco 2024/04/14(Sun) 10時半頃
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[伝えたあと、気恥ずかしくなって、 また息を一つ吐き出した。
こんな夢うつつの状態で、 ちゃんと聞こえているのかはよくわからないが。 まぁ。 届いていなかったらまた何度だって言ってやろう。 これからはすぐ傍にいられるのだから。*]
(40) rinco 2024/04/14(Sun) 11時頃
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[ 寝ぼけてるか、だって。>>36 ちょっと呆れた感じの声がなつかしい。 なんだかんだ言って、エフは面倒見の良い男なのだ。 手招きしたら何も聞かずに顔を近付けてくれるし>>37 こっちの言葉をバカにしたりしてこない。
でも、大きな溜息には肩がびくっと震えた。>>37 とうとう呆れられた? と焦る気持ちを、 優しく撫で回す他がゆっくり溶かしてくれる。>>38]
ほんとぉ?
[ 聞こえた声に、顔をゆっくりそちらに向けた。 きらきらと喜びで輝く目に、ゆるゆるの口許。
あぁ、これ、やっぱり夢だ。
大好きだよ。と囁く声がやさしくて、あまくて。 こんな都合の良い夢なら、 もう少しわがまま言ってもいい、のかな。]
(41) 鯖 2024/04/14(Sun) 11時半頃
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[ 膝上から腕を伸ばして、だぁめ? と首を傾げた。 だって、眼鏡がないから顔がよく見えないし>>33 夢の中なら強がったりする理由もない。
ぐずぐずするなら、はーやーく! と怒ってみせ、 さっきまで泣きそうな気配はどこへやら、である。
近付いた頰や顎に不慣れなキスを送り、 昔のまま、いや昔以上に甘えていた。*]
(42) 鯖 2024/04/14(Sun) 11時半頃
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[ヨーコの間延びした 甘えた声が心地よく鼓膜をくすぐる。 次いで持ち上げられた顔は 輝かんばかりの笑みで彩られていて、>>41 うしかい座の二重星を思い出させる。
薄く浮かんでいた笑みは、 続けられたさらに甘えた声音に>>-126 またぴしりと固まった。
コイツは、本当に……。 人の気も知らないで。]
(43) rinco 2024/04/14(Sun) 19時頃
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はぁ〜〜〜〜〜…… お前なぁ……、
[この部屋に来てから何度目かになる 呆れと自制の入り混じった息を吐きだしていれば、 くすぐられるようなキスを浴びせられたから。
膝の上から伸ばされていた手をとって、 ヨーコの上体を起こして。 膝の上に座らせるような形で 抱き寄せた。]
(44) rinco 2024/04/14(Sun) 19時頃
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[ヨーコの頬に骨ばった己の手のひらを そっと添わせて。 なんのための確認なんだか、 返事を聞く前に強引に唇を奪う。
一回じゃとても物足りなくて、 二回、三回と繰り返して。
何度目かのキスをして、 ようやく唇が離れ、ぎゅっと抱きしめた頃には、 ヨーコの目は覚めただろうか?*]
(45) rinco 2024/04/14(Sun) 19時頃
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[ だいすきなエフにぃに挨拶のキスの雨を降らして 満足気にふふんと鼻を鳴らしていたら、>>43 伸びてきた腕に起こされて膝を跨ぐような体勢に。
膝に乗ってる分、こちらが高くなるはずなのに 体格差のせいでやや向こうの顔の位置が高い。>>44
……あれぇ? と、ふらつく頭。 ぺたぺたとエフの顔を触りながら、 夢にしちゃ、なんかおかしいかもと思い始めて。]
(46) 鯖 2024/04/14(Sun) 19時半頃
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[ けれど、軽口が止まらなかった。 家族みたいにずっと一緒だったのに、 どうして遠慮なんて要るのよ、くらいの気持ちだった。
もう少し言葉の裏を読み取っていたら、なんて後悔は 三度目に重なった唇の感触で吹っ飛んでいる。>>45
少しだけカサついた唇が次第に湿り気を帯びて、 離れるのを惜しむように腕を掴む手に力が籠った。
流石にこれは夢じゃないでしょと気付き、 いやでもこれ夢みたいなもんでしょと内心ぼやき。
挨拶とは違うキスに心臓が早鐘のようで、 息継ぎのタイミングを計りかねて息が上がっている。
ようやく一呼吸置ける状況になっても混乱は続き、 唇が離れたのにまだ感触が残った口を うにうにと左右に動かしながらちらりと見上げて。]
(47) 鯖 2024/04/14(Sun) 19時半頃
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お、 …………おかえり、なさい。
[ なんでこうなってるかを聞いても理解できないなら 言わず仕舞いだったこの言葉を言えばいいや、と。
本物よね、と余計な一言を付け足さずには いられなかったのだけは、仕方のないことだろう。*]
(48) 鯖 2024/04/14(Sun) 20時頃
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[数年ぶりにふれたぬくもりが愛おしくて、 膝の上に乗っている確かな重みと、 目の前のヨーコの蕩けたような表情と さっきも香ったシャンプーの匂いに眩暈がしそうだ。
ヨーコの唇を貪るように吸い付いて どんどんと息があがっていくヨーコの姿に 俺自身も煽られて、呼吸がどんどん荒くなっていく。]
ははは、目が覚めたか?
[ようやく離れ、少しのぼせたような表情の ヨーコから間の抜けたセリフが聞こえてきた。>>48]
(49) rinco 2024/04/14(Sun) 21時頃
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[ヨーコに、欲しいものを考えておけと、>>-39 そう言っていたのも思い出し。 いーーーーっぱい、と言っていたんだから>>-126 きっとまだまだ足りないだろうと 額に、鼻に、瞼の上に、頬に、 少しずつ位置をかえキスを落としていたら、 本物かと問われ。]
お前ね……。 本物に決まってるだろ?
というか、ヨーコ、 ちょっと一つ確認しておきたいが……、 まさかマックスには あんな甘えた声だしたりしてないだろうな?
[腕の中に閉じ込めたまま、 その顔をよく見ようとのぞき込む。]
(50) rinco 2024/04/14(Sun) 21時頃
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[それから、忘れないうちにもう一つ。]
駅前通りの新作パフェなら 俺が連れて行ってやるから。
いかないでくれないか? マックスとは。
[こんなこというのは情けないって? わかってるが、背に腹は代えられない。]
(51) rinco 2024/04/14(Sun) 21時頃
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[他の植物のお世話を終えた後。 収穫はどうしようか悩んで、返信が届いていないか端末を確認してみたら、やはり届いてなくて。 最後に届いた手紙>>-59>>-60を表示してみた。]
この小さな森、穏やかで平和的な種族だって、 なゆたんは感じたみたいだけど。 ……赤く染まっているの、 大地の怒り?とかじゃないといいけど。
[優しい赤に染まって揺れている、小さな森。 けれども、生物が赤く染まると聞くと、怒りも連想してしまって。]
次の手紙は、帰ってくる直前。 まだ届かないから、今日ではないか。 ……とにかく。 大地の怒りに触れて、危ない目に遭ってないといいけど。
[ぽつり、呟いた後。トマトの赤い実を見つめて。]
(52) doubt 2024/04/14(Sun) 21時頃
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うーーん……。 ……うん。今日は、収穫はやめとこ! 返信が来て、無事に帰ってくるっていう願掛けも込めて。
[小さく頷くと、トマトへ手を伸ばし。]
……静まって、って。 トマトが青に戻っちゃったら、困るけどね。
[赤い実を指先でナデナデすると、温室を後にした。*]
(53) doubt 2024/04/14(Sun) 21時半頃
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― 数日後/図書館 ―
[卒業式も終えて、すでに春休みに入っているから、 朝、植物のお世話を終えると、図書館で調べものをしていた。 那由多が出会ったという、小さな森に似たタイプの生物の、文献とか論文が無いかなと思って。
そうして、暫く調べたり読んだりしていると、端末にメールが届いて。>>-130]
よ、良かったー……。 [安堵の息を吐いて、すぐに返信しようとしたのだけれど。]
帰還する直前に届くと思う、って言ってたから、 もう少し待ってたら、帰ってきた、ってメールも届くかな?
……帰ってきたばかりだと、色々忙しそうだし、 そのメールを待って、一緒に返信した方がいいのかも。
[小さく頷いて、返信するのは少し待ってみる事に。*]
(54) doubt 2024/04/14(Sun) 22時頃
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― 夜/自室 ―
[昼間、図書館でダウンロードしてきた資料を眺めていると、 那由多から帰還のメール>>-93が届いて、すぐに電子メールを表示させた。]
(55) doubt 2024/04/14(Sun) 22時頃
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[ こういうことって好きな人とする行為で、 いや私は良いんだけどエフもそう思ってるってこと? 具体的にいつから? 好きなのにずーーーっと帰ってこなかったわけ?
確認したくても聞ける空気じゃない、というか、 下手なことを言い過ぎると虎の尾を踏みそうというか。
からかうような声音には、>>49 一拍遅れて真っ赤になった頬を膨らませて。 でもただいま、の声に寂しさが溶けていくのを感じる。]
(56) 鯖 2024/04/14(Sun) 22時半頃
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[ エフの部屋にある写真立てで確認できるって? でもこれ、私を見てないエフなんだもの。 それに若すぎるし、隣の私が恥ずかしすぎるし。
うじうじしようとするのを防ぐかのように 長い間待たせた時間を取り戻すみたいに 話してるのもお構いなしに降ってくる唇。>>50
そこから拗ねた声が出てくるものだから おかしくてつい笑ってしまったけど。
……なんで、それ、知られてるの、かなぁ?]
(57) 鯖 2024/04/14(Sun) 22時半頃
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あ、あんなって何よ、あんなって。 別に甘えた声とか出したことないもん……。
[ さっきまでの寝ぼけてた記憶は霞がかっているし 覚えていても「そんなに酷いの?」程度。 少し怒っている、いや焦っている態度に、>>51 なんで???と意味がわからずぽかんとしている。]
新作パフェはケイトと行く予定だったし、 マックスはただの男友達だから、 ……なんでそんなに心配しているの?
[ 大事なものが取られそうな顔というか。 ちょっと情けないエフの背中をぽんぽんと叩いた。]
(58) 鯖 2024/04/14(Sun) 22時半頃
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それよりも、さぁ。 エフ。いや、エルドウルフ。
もっと、私に言うべきことがあるんじゃない?
[ その、……すき、とか。 いやでも言わなくても別にいいというか 要求したみたいになってるからどうのこうの。
など、肩口に顔を埋めて高速小声で。*]
(59) 鯖 2024/04/14(Sun) 22時半頃
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良かった……。 本当に良かったー!
[未知の生物との遭遇。何が起こるか分からない宇宙。 帰ってきたと連絡が来るまでは、やっぱり心配で。
机の上のオルゴールを手に取ると、そのままベッドにダイブ!して。 指先で、うさぎの頭をなでなですると。]
……おかえりなさい。お疲れ様。
[そう呟いて、ゼンマイを巻く。 瞼を閉じて、ベッドと流れるメロディに身を預けていると、 安心して力が抜けたのか、すぐに眠りに落ちてしまった。*]
(60) doubt 2024/04/14(Sun) 22時半頃
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[頬を膨らませるヨーコがかわいくて。>>56 愛おしさに目を細めながら、抱きしめる腕に力をいれ、 こつんと額を合わせるようにして、 喉の奥でくつくつと笑う。 それからマックスについて尋ねればヨーコは 驚いたように目をぱちくりさせた。]
……録音しときゃよかったよ。 つい10分前には、あまーい声で、 よーこはエフにぃのことだーいすき、 エフにぃのおよめさんになるー! なんて言ってたというのに。
[少し脚色して、ほんの数分前の 自分の様子について伝えてやった。]
(61) rinco 2024/04/14(Sun) 23時頃
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[っていうか。 本当に覚えてないのか? あんなにはっきり喋っていたというのに? 他の男の前でやっていたら本当に恐ろしい。]
ただの男友達……? そりゃあ心配するにきまってるだろ。 告白されたなんて聞いたら。
[できるだけ平静に、と思っていたのに 口からこぼれ出た自分の声は少し低く。 背中をたたくヨーコの手に、 なんで俺がなだめられているんだ? と疑問符が頭に浮かぶ。]
(62) rinco 2024/04/14(Sun) 23時頃
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あー…… とにかくだ、ケイトと行くのはいい。 だが、マックスが来るならやめてくれ。 もしくは、俺も行く。
[我ながら無茶苦茶な要求だとは思いつつ。 自分で思っているよりも嫉妬深い男だったんだな、 と新たな一面に気づいて内心苦笑する。
それから。]
ん、どーした?
[改めて名前を呼ばれれば、少し背筋を伸ばして 一言も聞き漏らすまいと耳をそばだてる。 俺の肩口に顔をうずめるヨーコの髪が かすかに頬にあたってくすぐったい。]
(63) rinco 2024/04/14(Sun) 23時頃
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[そういって、もう一度、今度は深めにキスをして。 少し空いた歯の隙間から舌をさしいれ、 長期の禁煙やらで口さみしかったのもあいまって、 もっと欲しくなって味わうように貪った。 まぁ。 さっき遠慮しないとは言ったが、 最後まで致すつもりは毛頭ない。 ほどほどで止めないとな、とは思っている。
けど、もう少しだけいいだろ? なんてたって6年ぶりなんだから。**]
(64) rinco 2024/04/14(Sun) 23時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
rinco 2024/04/15(Mon) 01時頃
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── 自宅
[久々の自宅のソファはよく眠れた。 いや、出来ればベッドで熟睡したかったが。 軋む身体をうーんと伸ばして、カーテンから差し込む朝の光をぼんやり眺める。
と、テーブルの上のスマホに通知が入っている事に気付く。 その点滅はピンク色で、万理からのメールだった。]
昨夜の返事かな…?
[当たり前の事だけど、この1年、遅延も含めてのんびりやり取りしていたので。反応がすぐ帰って来ることだけでも新鮮だ。 思わずこちらもすぐに返事を打つ。]
(65) yuzu 2024/04/15(Mon) 01時頃
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[メールを送信すると、冷凍庫に入っていたトマトグラタンをレンジに入れた。このグラタンに入っているのは、合成トマトだ。赤、というよりは薄い朱色に近い。
合成トマトグラタンを食べつつ、行儀悪くタブレットをチェックした。 万里に見せる動画や写真を選別しつつ、なつかしさでいっぱいになる。 この1年、かなりの星を探索したが。人が住めるような環境ではない惑星のほうが圧倒的に多かった。毒ガスが吹き荒れていたり、星全体がマグマだったり……。最後のあの星だけが楽園だったな。]
孤独な旅だったけど……
[ふと、傍らのオルゴールを開く。ずっと聞いていたあのメロディ。これがあれば俺は、どんな宇宙の果てまででも行けると思えた──。]**
(66) yuzu 2024/04/15(Mon) 01時半頃
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[ ついぽろっとこぼしてしまったけれど、 これじゃ王子様みたいに思っていたという告白だ。 白馬に乗ってそうとかそういう意味じゃなくて、 辛い時に助けに来てくれるヒーロー系の。
エフにぃが居てくれるから頑張るもん。 と、勝手に心の支えにしていたなんて言えやしない。
ついさっきの話を振られれば、>>61 笑ってた余韻がエフの顔に残っていて お、面白がられてる……っ! と口をはくはくさせ ]
(67) 鯖 2024/04/15(Mon) 01時半頃
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う、うそでしょそれ! ぜーーーーったい、嘘!!!!
……え、エフにぃだいすきは言った記憶あるけど、 およめさんになる、は、子供のころの話で…… さ、さっきは言ってないもん。
[ 下に響かない程度の声量で否定する。 ついでに、およめさんになりたいという希望は 昔言った事実だけを認めておく。
今はどう思っているかなんて。さ。 いい子で待ってろよって、>>0:-13 他に目移りするな、みたいな意味もあったでしょ?]
(68) 鯖 2024/04/15(Mon) 01時半頃
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[ 大体、ちゃんと起こしてくれないのが悪い。 私が寝坊助なのも忘れたの、と 睨みつけて恥ずかしさごと責任転嫁を試みる。]
マックスもそこまで本気じゃないわよ、きっと。
なんか知らないんだけどねー、 1年に1回くらい、好きですって言われるのよ。 私が特定の男子と仲良くしてないからかなぁ、
それか、告白すればワンチャンって思われてる?
[ 和ませるように背中を撫でながら首を捻る。>>62 告白してきた人も直近のマックス以外、 名前も顔も覚えていないくらい印象が薄い。]
(69) 鯖 2024/04/15(Mon) 01時半頃
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[ ……つまり、嫉妬? 嫉妬しちゃった?
ずーーーっと待たせてた私の周りに、 変な虫が付いてるの、すっごい嫌な気分?
冷静な声に反し、やや子供じみた要求。>>63 によ。と愛らしさの欠片もない笑みが零れ、 両眼にも嬉々とした色が乗っている。
ふーーん? エフがねー? いい大人がねー? そっかー、うんうん。
噛み締めるように頷く表情も心情も、 数ヶ月前の、弱音を吐いた時とは大違いだ。]
(70) 鯖 2024/04/15(Mon) 01時半頃
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[ だから、ちょっと魔が差したというか。 調子に乗ったというか。 自分の勘違いじゃないと信じたかったというか。
望んだ以上の言葉を貰ったせいで、 咀嚼するのも受け止めるにも余計に時間が掛かり。]
それって、
[ 家族とかの好きとか愛してるじゃないわよね? なんて、聞く前に行動で示されてしまった。>>64
さっきまでの触れるだけのくすぐったいキスと違い、 なんか、こう、すっごい。 大人扱いされてるなぁ、と思うと胸がきゅんとして こうかな?と自分からも舌を絡めてみたり。
蕩けてるせいで余計ぼんやりした視界の中で、 レンズ越しのエフの目をじぃ、と見つめて 口が塞がってる分、私もすき、と目で訴えようか。]
(71) 鯖 2024/04/15(Mon) 01時半頃
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[ ぎゅう、と抱き着けばドキドキするのに落ち着いて、 もっともっとくっついていたいな、と 甘えたい気持ちが加速する矢先だった。
コンコン、とドアをノックする音。 びっくりしてエフの体に思わず爪を立ててしまう。
少し息が弾んでるせいでうまく反応できなかったが おばさんが急用で明日まで出掛けるらしい。
ヨーコちゃんと晩御飯食べてて、と 6年ぶりに帰ってきた息子を置き去りにするなんて 薄情というか、子離れ出来てるというか。
ドア越しの会話で終わったけれど、 入られた時に備えて寝てるふりをしていたのは エフからすれば滑稽だったかもしれない。 慌てて離れて余計な物音を立てないため以上に、 膝の上から降りるの、嫌だったんだもん。*]
(72) 鯖 2024/04/15(Mon) 01時半頃
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― 朝/自宅 ―
んー……。
[朝、ベッドの上で目を覚ますと、身じろぎをして。 暫くは、寝ぼけ眼でぼんやりしていたけれど。]
!!! ……寝ちゃってた!何時!?
[昨夜、いつの間にか寝落ちていた事に気付くと、時間を確認しようと、慌てて端末を手に取り。]
あ、なゆたんから返信来てる!
[時間は、毎朝起きている時間より、まだ少し早くて。 それから、那由多から返信が来ていた事に気付く。 眠る前に送ったのに、すぐに返信が届いていた事に、帰ってきた事を実感して。]
(73) doubt 2024/04/15(Mon) 02時頃
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[那由多へ返信をすると、ベッドから起き上がって。]
植物達のお世話ももう少し。 頑張ろ!
[んー、と、伸びをすると、外出するための身支度を始めた。**]
(74) doubt 2024/04/15(Mon) 02時頃
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王子様? はは、ガラじゃないな。 ま、100年後とかに迎えに来るタイプ じゃなかったのは幸いだ。
[零れ落ちた言葉を一つ残らず掬い取る。 金魚のように口をぱくぱくさせるところも>>67 可愛くて、こみあげてくる笑いを抑えられない。]
なんだ、覚えてるじゃないか。
[もうお互い大人なんだ。 いい子で待ってろよって、いったからって ずーっとそれを律儀に守り通そうとするだなんて 思っちゃいなかった。>>68]
(75) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃
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寝坊助なのは覚えてるが、 最後に同衾したのははるか昔なんだ。 今もそのままだとは思わんだろ。
そうだそうだ、 あとな、お前ね、 男のベッドの上で そんな無防備に寝るもんじゃありません。
[責任転嫁の注意から、藪蛇に 注意しようと思ってたことを口にして。 襲われたらどうするつもりだ、と思ったのだが マックスとやらに対しても、 随分甘い認識でいたらしい。>>69]
(76) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃
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1年に1回くらい、好きですだぁ? あのなぁ……、 一回ふられたら普通あきらめるだろーが。 よっぽど好きか…… ちゃんと断らなかったのか?
[さっきはわざと答えなかったが。 ヨーコより大事なものが宇宙にあるから、 行ったわけじゃない。>>34 どんどんきれいになっていく彼女の隣に 他の男が並ぶところを見たくなかったのもある。 ようは逃げたのだ。 ヨーコから他に彼氏ができた、 なんて報告がくるのを受け止める覚悟もなかったくせに。]
(77) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃
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[なだめるように己の背を なでているヨーコの手を捕まえて、 その手のひらにもキスを落とす。]
ヨーコとそのマックスとやらには悪いが、 余計にいかせたくない。
[子供じみている気もするが、 正直に気持ちは吐露しておこう。 にやにやしたヨーコが妙に楽しそうで>>70 やけに鼻につくが、 はっきり言っておかないとわからなさそうだし。]
(78) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃
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[だから、再開したキスに熱がこもるのも仕方ないよな? そんな俺に必死に応じようとして、 たどたどしく絡めてくる舌が可愛くて。 ヨーコの口腔内の弱いところを探そうと 吸い付いたり、さらに深く絡めて 己の舌で歯列をなぞる。 余裕がなくなっているのか、 ヨーコのどこか必死なその様子が 可愛いと思ってみていたら、 レンズ越しにめちゃくちゃ目が合って 思わず口を離し、ははっと笑ってしまった。]
(79) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃
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[まぁ。 開いていてもいいっちゃいいんだが、 こっちも余裕がなくなってきているから、 見られていると少々気恥ずかしい。
静かな部屋の中、水音が淫らに響く。 自分の心臓の音をやけに五月蠅く感じる。
その一方で、頭の一部はちゃんと冷静で、 途中でやめる心算ではあったから、 さてどこでやめようかと思案していたら 響くノックの音。 俺の膝の上でヨーコの身体がびくりと跳ねるのがわかった。]
(80) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃
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……おう、 気を付けて。
[出かけるとの声に、小さく息を吐きだしてから、 我ながらあっさりした親だと苦笑しながら応対し。]
くくっ、何やってんだお前は。
[急に寝たふりをしているヨーコについ吹き出した。 ひとしきり笑えば、ぎゅうと抱きしめる腕に力をこめた。]
(81) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃
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[本当に遠慮しなくていいんだよな? ともう一度確認するように ヨーコの耳元でたずねかける。
途中でやめるつもりはあったんだぜ。 さっきまでは。
寝たふりをしているその首筋に唇を這わせ、 抱きしめていた背中側、 服のすそからするりと指先を入れ、背筋をなぞる。 直接触れた肌はやけに熱く感じた。*]
(82) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃
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── と或る日のデート ── [パリッと糊のきいた仕立てのいいシャツに スラックス、髭も綺麗にそってるし、 髪もいつもみたいなボサボサではなく 綺麗に整えている。 自宅のAIロボットに、今日の服装に 問題は無いことを確認済だ。]
ハロー、マックスとケイトかな? ヨーコからよく話は聞いてるよ。 初めまして、エルドウルフ・レンフォールだ。 会えてうれしいよ。
[待ち合わせ場所の駅前で会ったばかりの男女に ニコニコとした笑みを顔に貼り付け挨拶を交わす。 握手はすれど、ハグまではしない。]
(83) rinco 2024/04/15(Mon) 11時半頃
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あぁ、記者会見をニュースで見たのかい? そいつは光栄だね。
[つい先日、居住可能な新惑星の発見が 大々的に報道された。 チームの一員として会見に駆り出されたから、 その時の映像をみていたらしい。 説明の手間が省けて助かるよ。]
あぁ、ヨーコとは家が隣で幼馴染なんだ。 今はもっとステディな仲だけど。 な?
[隣にいるヨーコの腰に腕を回して、 こちらに引き寄せ、頬にそっと唇をよせた。]
(84) rinco 2024/04/15(Mon) 11時半頃
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で、今日は駅前の新作パフェを食べるんだったか? 俺がご馳走するよ。 遠慮はしなくていい。
[宇宙に行っていた6年間、 しっかりと給与は払われていたし、 使う場所なんてもちろんなかったから、 馬鹿みたいに金だけはある。]
ん? なんだ、用事があったのか? ケイトも? そう、じゃあ残念だがまたの機会にとっておこう。
[やりすぎた気もしなくはないが、 ケイトはともかく、マックスとは そんなまたの機会が二度と訪れないことを祈っておこう。]
(85) rinco 2024/04/15(Mon) 12時頃
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ふぅー、行ったか。
[2人の姿が見えなくなれば、 ようやく息をついた。 俺は一応、仲良くパフェを食べるつもりは あったんだがな。]
…よし。 じゃあ、このままデートでもしようか。 せっかく2人になれたことだし?
[そういって、隣でどこか呆れたように 笑ってるヨーコの手を取った。**]
(86) rinco 2024/04/15(Mon) 12時頃
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[ 笑う>>75んだか怒る>>76んだか、 久々に会ったエフはなんだか感情が忙しい。]
男じゃなくてエフのベッドだからだもん……。
[ ベッドなんて基本、他人のスペースだから 女友達の家に泊まりに行った時以外、 使わないからこれが例外なんだと訴えて。]
マックスの事はお友達だと思ってるから、 それじゃいけないの? って感じで断ってるつもりなんだけど……。
[ めげずに友達関係を続けているから、 今年こそは、みたいになっているんだろうか。 どうしてもエフ恋しさが募っていた時、 ちょっとぐらついたのは黙っておくとしよう。
多分、怒るか呆れるかしそうなんだもん。>>77 嫉妬されてるのは気分良いんだけど、ね。>>78]
(87) 鯖 2024/04/15(Mon) 12時頃
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[ 思い返せば私の言動のせいで、 エフのキスが激しくなった原因なのかも。
息をしようとする度に舌の感触で阻まれ、 ひぅ、とか んぅ、とか呼吸に合わせて 変な声が勝手に喉の奥から飛び出てしまう。
ドラマとかでしか見たことないキスを、 実際にされたらただ焦るのも当然というか。 口が離れたのをいいことに、>>79 ぜいぜいと肩を上下して息を整えようと。]
(88) 鯖 2024/04/15(Mon) 12時頃
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[ 寂しんぼの私が見ていた夢でした、とか。 夢にしちゃ衝撃的なことは続いているし 現実なら現実で見ていたい気持ちもある。
少しは大人のキスにも慣れて、>>80 合間に呼吸出来るようにはなってきた。 聞こえてくる音のえっちさには、 当分慣れなさそうだな、とか思いつつ。
手当たり次第に腕を掴んでた手を 首の後ろに回して抱き着こうとした矢先、 腕をだらんとして寝てますアピールを決めて。]
(89) 鯖 2024/04/15(Mon) 12時頃
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いや、だって。……ねぇ?
[ ドアを開けられてもこれなら誤魔化せるじゃない? あらあら、なんて言われそうではあるけど。
必死になってるのを笑われて、>>81 抗議の背中ぺしぺしを上回る力で抱き締められた。
ちょっと苦しいくらいがちょうどいいというか、 男の人なんだなーって思うというか。 しみじみしていると脳を揺さぶる一言に、 追撃に、どう応えるのが正解何だろう。>>82]
んっ……あ、 エフ。 ちょっと……さ、
[ 首筋を舐められ、ひゃあ、と変な声が出た。 気分はもう、食べられそうなウサギ状態で、 問題はそれが嫌じゃないし、その先を期待してる所。]
(90) 鯖 2024/04/15(Mon) 12時頃
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[ 直接背中をなぞりあげられて、 まず出る言葉がそれでいいんだろうか。多分違う。
楽だからって理由でノンワイヤーにしてるとか 子供っぽいというか色気がないというか。 大人なエフに釣り合ってないよぅと泣き言を零し 呆れないで欲しいと懇願する。
まぁ。着けてたら着けてたで、 これから誰に会いに行くつもりなんだと 怒られないで済んでいいのかもしれない……?
落ち着かなくて膝上でもぞもぞと太腿を動かし 少しずつスカートの裾が捲れそうになった。*]
(91) 鯖 2024/04/15(Mon) 12時頃
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─── とある日のデート ───
はぁい。ケイト、マックス。 ごめんね? どうしてもエフ……その、ステディがね、 パフェを食べに行くならついてく、ってさ。
[ 家が隣なんだから一緒に行けばいい。 確かに、わざわざ外で待ち合わせる必要もないけど おめかししたエフの隣を歩かされるのは>>83 有名人と並んでるみたいなちょっとした羞恥がある。
お気に入りの桜色ワンピースで武装して なんとか萎縮せずにいられてはいるけれど。 初対面の二人はちょっと驚いているみたい。 ……マックス、顔色悪いな。なんでだろ。
緊張してるのかなぁ、と、 エフと握手して痛そうな顔を見て首を傾げていた。]
(92) 鯖 2024/04/15(Mon) 13時頃
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[ 突然腰を抱かれて、頰に触れる唇。>>84]
えっ、ちょっと、もう。 外で何するのよ。
[ ぺし、と指先だけで嗜めながらも 満更でもない顔になってしまうのは仕方ない。
両手で頰を押さえても隠しきれないにやけを見て ケイトは「後で惚気聞かせなよ」とアイコンタクト。
だって、エフがすき。ってさ。 宇宙にいる間、誰かに伝えたり口にしたりしたら、 なんだか帰って来ない気がしたんだもん。 そのせいで自覚が遅れたのは、しょうがないし。]
(93) 鯖 2024/04/15(Mon) 13時頃
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[ 気を遣ってか、突然の乱入者を嫌がってか、>>85 ごめんねと言い残していなくなってしまった二人。 残るのは、どこか満足そうなエフで、>>86 もう、と肘で脇腹をかるーーくつついてやった。]
じゃあ、パフェでも食べましょ。 その後はどこか買い物して…… 私はその、見るだけでも良いんだけどね。
エフの隣でも恥ずかしくないような服とか、 揃えないとなー、って思うわけで。
[ 今後、公の場に私も出る理由が出来るかもだし。 服のついでにエフの好きな下着でも買おうか? なんて、背伸びして昼に似つかわしくない台詞を。*]
(94) 鯖 2024/04/15(Mon) 13時頃
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── 翌日
[実家への土産は、宇宙ステーションで購入しておいた惑星茶セット。色んな惑星をイメージした合成茶葉が入っている、お年寄り御用達のものだ。 惑星現地の写真なんかは、見せると逆に心配してしまうので、仕事を連想させない無難な土産しか買わない事にしている。
それから、万理へのプレゼントは地元のアクセサリーショップで選んだ。 🍅の髪飾りなんかもあったけど、お花がいいと言っていたので見た目が一番かわいい、万理の長い茶髪に似合いそうなものを探す。 ショーウィンドウの中から、ピンク色のダイアンサス(撫子)がモチーフのものを選んで。──花言葉なんかは疎くて、全然わかっていなかった。 店員の女性に『プレゼントですか?』と聞かれて『はい』と答えたが。なんだかやたらニコニコしている。
後に知った事だが、ピンクの撫子の花言葉は”純粋な愛”だったらしい。]
(95) yuzu 2024/04/15(Mon) 13時半頃
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[お祝いの準備もできたのでリニアに乗って、万里の高校へ向かう。 そこは自分自身の母校でもあった。万里とは8歳差だから、一緒に通ったことはないのだが。 ふと、小学生の時に途中まで着いて来てしまっていた小さい万里を思い出して、笑みが漏れる。
共学だから下校風景も男女半々だったが、黒スーツに宇宙焼けした青い髪、どうしたって教師には見えない二十代半ばの男が校門に立っているのは目立つ。 なんだかヒソヒソ話されている気もしたので、やや離れた場所に立って。 行き違わないように、万理にメールを打った。]
(96) yuzu 2024/04/15(Mon) 13時半頃
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[万里と合流したら、リニアに乗って帰り、先にちらっと実家に寄って土産を渡して……。 万里は自宅で待っててもらえばいいか…?今更、祖父母に紹介ってのもないよな……近所なんだから、何なら俺よりも会ってるかもしれないし。 それから万里の家に……そういえば今日、おじさんたちは居るんだろうか?土産の用意はあるけど。動画の上映会とか居間でやるべき?この年齢で万里の部屋に二人きりにしてもらうのは問題が……??]
…おかしいな。 なんか緊張して来たぞ。 万里の家、昔は普通によく行ってたのに……
[考え始めると、ぐるぐる思考が止まらなくなってしまい。そわそわと落ち着かない様子で、万理を待った。]**
(97) yuzu 2024/04/15(Mon) 14時頃
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[俺の感情が忙しくなってるのは 一体どこのヨーコのせいだと思ってるんだ。 とはいえ、俺のベッドだからだと言われれば それ以上は何も言えなくなる。>>87]
オトモダチ……、お友達ね。 [もっとはっきりきっぱりしっかり断れ、 と言いたいが、ヨーコの気持ちも尊重したいし、 待たせていた分、強く出られないところでもある。]
(98) rinco 2024/04/15(Mon) 15時半頃
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[過去にぐらついたことがあったとしても、 文句を言う資格は俺にはない。]
オーケイわかった、やっぱり俺も行こう。
[―― ならば相手に釘を刺しに行くしかない。
後日その4人デートが 実現することになるのはまた別の話。>>83]
(99) rinco 2024/04/15(Mon) 15時半頃
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[口の中を蹂躙するように舌を動かし 堪能していれば、時折漏れるくぐもった声が 痺れるように甘く耳に響く。
自身が昂っていくのがわかる。 ようやく離した唇から零れる吐息は煽情的で。
けれど、次いでそこから漏れた寂しそうな口調に>>-212 眉根を寄せた。]
少なくとも 泡で消えちゃう系の王子サマではないぞ。
[茶化そうかとも思ったが、 言ったあとにすぐに思い直す。]
(100) rinco 2024/04/15(Mon) 15時半頃
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[これも、待たせてしまった弊害の一つだろうかと。 優しく頭をなでて、額にもキスをひとつ。
自分が傍にいない間、 どれほどの不安と孤独を彼女が抱いていたのか、 遅まきながら理解した。
こうして抱きしめて、触れ合って、 これから先ずっと傍にいることで、 少しでもそれが薄まっていけば、いい。
ぺしぺしと俺の背中に回っていた華奢な腕も 唇から零れ落ちるいつもと全然違う色っぽい声も、 首筋に舌を這わせ、それに驚いたらしい妙な声も>>90 全部愛おしくてたまらなかったが、 さすがに下着のことに言及されれば、 また吹き出してしまう。]
(101) rinco 2024/04/15(Mon) 15時半頃
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ぷっはは、お前ね……、 ヨーコがオムツはいてる頃から知ってるんだ。 いまさらそんなことで呆れるわけないだろ?
[大人な俺に釣り合う下着ってなんだよ。 というか。 持ってるのかよ、勝負用、とか。 誰に見せる気だったんだ、とか。 別に怒りはしないが、 またいらぬ気をもむことになりそうで それ以上深く追及する気になれなかった。]
(102) rinco 2024/04/15(Mon) 15時半頃
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[背中を這わせていた指先でそのまま たどり着いたブラのホックを外し、 背中に回していた手を身体の前へと優しく触れる。 手になじむ柔らかさが気持ちよくて、]
はぁ……、 一体、いつの間にこんなに大きくなったんだろうな?
[どことも何とも言わないが。]
あと、そこでそんな動くな。
[首筋に這わせていた唇を今度は耳元にもっていって 耳朶に甘く嚙みついた。 熱を持った自身が、ヨーコの太腿にあたる度に、 中心に甘い痺れが走る。 僅か捲れあがったスカートの裾から 露わになった肌の白さが視界に入れば息をのむ。]
(103) rinco 2024/04/15(Mon) 16時頃
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[そのまま、スカートもたくし上げようかと思ったけれど。]
……この体制じゃやりにくいな。
[いろいろと。 一度あちこち触れていた手を離し、 膝に乗っていたヨーコを抱きかかえて、反転。 ベッドに押し倒す形になった。**]
(104) rinco 2024/04/15(Mon) 16時頃
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── と或る日のデート ── [宇宙にいる間も欠かしていなかった>>1:8 筋トレの成果は出ていたらしい。 ちょっと握る手に力を籠めれば 顔を歪めるマックスに思わず口角が上がる。 頬にキスしたことをヨーコに嗜められれば>>93]
何言ってるんだ、いつもしてるだろ?
[と、堂々と言ってのけた。(してない) まぁ、ここはアメリカなんだ。 してたとしても、世間も多少の寛容さはある。
二人が立ち去れば、 一仕事終えたと言わんばかりに、 ふふんと満足げな笑みを浮かべ。 しっかりと釘……いや杭か?を刺せたんだ、 ヨーコに多少わき腹をつつかれたところで 痛くもかゆくもない。]
(105) rinco 2024/04/15(Mon) 17時半頃
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[さて、前座は終了、ここからが本番だ。]
そうだな。 パフェ食って……買い物? 何か欲しいものでもあるのか?
[こんな他愛のないやりとりを ヨーコのすぐ隣でできることが楽しい。]
俺の隣でも恥ずかしくないような服? ふーん、オーケイ、一緒に見に行こう。 欲しいもの全部買ってやる。
[俺の好みのものも合わせて買おうと思いながら。 好きな下着を、という言葉には笑ってしまう。>>94]
(106) rinco 2024/04/15(Mon) 17時半頃
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ははは、 そうだな、じゃあ黒がいい。
[とはいえ、下着にそう詳しいわけじゃない。 顎に手をやり少しだけ考えて、 セクシーなのを頼むよと付け加え。]
で。 えーと、新作パフェの店はこっちだったか? 何味なんだ?
[ヨーコの手をとって、エスコートしながら歩きだす。]
(107) rinco 2024/04/15(Mon) 17時半頃
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[ああ、そういえば、]
言いそびれてたけど、似合ってるぞ。 そのワンピース。 かわいい。
[ふわりと揺れる桜色が愛らしい。 眼鏡の色とも合っていて、 やわらかい雰囲気がとても好ましく思える。 今まで、褒めるようなことはあまり言ってこなかったが。]
いつまでも隣の小さな女の子扱い、 ってワケじゃないんだよ。 おわかり?
[歩く俺よりも少し低い位置の ヨーコの顔を愛おしそうに見つめ、軽く首を傾いだ。*]
(108) rinco 2024/04/15(Mon) 17時半頃
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― 翌日 ―
[すぐに届いた返信>>-223には、 『ありがとう!楽しみ!』と、🐰がわくわくしているスタンプを捺して返信をして。]
[翌日、温室で植物達のお世話をしていると、端末にメール>>-228が届いて、慌てて返信をした。]
(109) doubt 2024/04/15(Mon) 20時頃
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― 学校/校門付近 ―
[メールには、急がなくて大丈夫、と書いてあったけれど、ツインテールを揺らしながら走って。 校門を出て辺りを見回すと、少し離れた場所にその姿>>97を見つけて。]
なゆたん! お帰りなさい!!
[少し息を切らしながら、嬉しそうに、目を細めて笑んで駆け寄って。 それから、那由多をじーっと見つめると。]
……宇宙から送ってくれた写真を見た時も思ったけど。 髪、青くなってる。大丈夫なのかな。
[約1年では、外見はそう変わった様には見えないけれど。 焼けた髪を見ると、身体には影響ないのかなって、心配にもなってしまって。 むむむ、と、少し難しい顔になってしまったけれど。]
……じゃ、早速、収穫行こっか!
[へらっと笑むと、レッツゴー!と、楽し気に温室へ向かう。]
(110) doubt 2024/04/15(Mon) 20時半頃
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― 温室 ―
[学校の敷地の中、ガラス張りの温室は、外からでも中の様子がそのまま見える。 様々な植物、プランターが並ぶ温室。扉を開けて中に入ると。]
ここが、私のお城です!
[両腕を広げて、ちょっと得意げ。 もしかしたら、眼がキラキラしてしまって、少し、褒めて!オーラも出てしまっていたかもしれないけれど。 それから少し、中へ進むと。]
秘密の野菜はね、これ。
[案内した場所には、当然、真っ赤に熟れたトマトが生っているのだけれど。]
……なんだけど。 作ってるのが一つなんて、言ってないもん。
[えへへーと、目を細めて、ちょっとイタズラっぽく楽し気に笑って。 指し示した先には。]
(111) doubt 2024/04/15(Mon) 20時半頃
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これ。私が好きな、苺。 これも最初のヒントの通り、赤い食べ物でしょ?
苺は難しいって書いてあったから、 なゆたんが帰ってくるまでに成功させるのを、 目標にしてて。 なゆたんが宇宙に行った後すぐ、栽培し始めたんだけど。 やっと成功して、実が付いたんだ。可愛いでしょ?
あとねあとね。レタスとキャベツも育ててたの。
おばさんと、なゆたんのおじーちゃんとおばーちゃんにも お裾分けしたいから、 沢山収穫して行こ! [トマトは完熟してるから、手で取れそうだけれど。 レタスとキャベツを収穫するならナイフが必要なので、はい、っと手渡したりしたかも。**]
(112) doubt 2024/04/15(Mon) 20時半頃
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[ 確かに、泡になるような儚い印象はないし、>>100 くっついているだけでしっかりと感じる筋力で 周りを消し飛ばしてくれるパワー感はある。 むしろ、社会に出て片手くらいにもなるのに 甘えたな性格が治らなかったのを いっそ責めてくれた方が良かったかもしれない。
ま、エフが私を甘やかしたいなら仕方ないか。>>101 と撫でる手に小さく息を吐いた。 成長したはずなのに、それでも大きい掌。
なんでも掴めるはずのその手が 今は私だけが独占出来ると思うと気分がいい。 私だけのエフ。 そう言い切れるまで、あとどれくらい掛かるかな。]
(113) 鯖 2024/04/15(Mon) 20時半頃
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い、いちおうちょっとはさぁ…… ちゃんと大人になったとこ見せたかったんだけど、 詰めが甘いとこばっか見せてるなーって。
[ シャツを脱がせただけで息を飲ませるとか、 まだ微妙に残ってる理性を吹っ飛ばしてしまうとか そんな下着が大人っぽいかなと思っている。 少なくとも、今の下着じゃ力不足なのは確実だなと。
ちなみに勝負下着は誰かに見せる用というより バッチリつよつよ着てる私すごい!という自信用で。 エフの想像する悩殺用とはまた違うことは>>102 いずれ話す日が来るだろうか。さて。]
(114) 鯖 2024/04/15(Mon) 20時半頃
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[ ふにんふにんと柔らかさを堪能され、>>103 くすぐったさと恥ずかしさと 素肌に触れられているのに何故か安心感があって。 これからもっと大きくなるかもね、と言う代わりに]
なんかエフ、その言い方おっさん臭い……。
[ ちょっと引くかも、と軽蔑したフリ。]
ひゃうっ!! だ、だって……じっとしてられないと言う、か
……エフのも随分おっきくなってる、ね?
[ わぁお揃い、なんて冗談にしてもちょっと無理か。 太腿に当たる感触はあれかなと察してはいたけど、 こういうのは初めてだから勘違いかも、と 確かめるみたいに余計動いていたのは内緒だ。]
(115) 鯖 2024/04/15(Mon) 20時半頃
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[ さっきとは違い、見上げる姿勢になって 覆い被さっているエフの顔だとか、>>104 何とも言えない雰囲気に落ち着かず視線が迷う。
ただ触るだけじゃないことをするんだ、って 未知の体験に怖い、というより出来るかなの不安が ふんわりと浮かんだら消えていくようで。
私からも何かした方が良いんだよね。と、 思い切ってスカートの裾をゆっくりと お腹の上までたくしあげてみてから。]
(116) 鯖 2024/04/15(Mon) 20時半頃
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[ いやだから私はさぁ!!
自分で言って後悔の叫びが心の中で響く。 ちょっと濃いめの赤の下着を隠そうと手を伸ばし でもこんなんで恥ずかしがってたら もっと恥ずかしいことをこれからするんだしで あわあわと引っ込めては伸ばしていた指先が さっきまで太腿に感じてた熱源を掠めてしまう。]
ご、ごめん! 痛かったりした?!
[ そんな強く触ってはないはずだけど敏感な器官だ。 いたいのいたいのとんでけーの要領で 優しくすりすりと撫でながら大丈夫? と見上げた*]
(117) 鯖 2024/04/15(Mon) 20時半頃
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― 万里の学校・校門付近 ―
[メールを送るとそれほど待たずに返信が来て。 校門からやや離れた位置で待っていると、懐かしい声が聞こえて>>110、振り向いた。揺れる長いツインテール。万里だ。 走って来ているので思わず、胸に飛び込んでくるのか?と思わされたけど、そんなことはなく。手を振って迎えた。]
ただいま! そんな走ると、転ぶぞー。
[子供扱いと怒られそうだが、笑って言った。 久しぶりの万里は、こちらに近付くとじっと顔を、いや髪を見つめ始める。]
ああ、これ? 健康上は問題ないよ、大丈夫。船の中でも定期診断受けてたしな。
[髪の毛の先を指でくるくる触れつつ、肩を竦めた。 そのまま、万理の元気に引っ張られるように温室に向かう。]
(118) yuzu 2024/04/15(Mon) 21時頃
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── 温室 ──
[母校とはいえ、長らく中に入る事はなかったので何となくキョロキョロ落ち着かない様子で、温室に入る。 得意げに”お城”の紹介をする万里を見て、くすりと笑った。 中を進んで行くと実際、見事に手入れされた植物がたくさん並んでいて、普通に感心の声をあげてしまう。]
へー……すごいな。 ちょっとした植物園みたいだ。しかも…
[そこかしこで育っている植物は、どれも艶々していて、丁寧に世話されていることが伺える。 と、前を進んでいた万里が止まった。 その場所には、見事な🍅が──、 いや、それだけじゃなかった。 彼女が指差した先には、トマトに負けないほどの見事な赤に染まった、🍓の実が生っている。]
(119) yuzu 2024/04/15(Mon) 21時頃
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えっ……苺!? これは……びっくりしたな。
いや、トマトがこれほど見事に実ってるだけでもびっくりなんだけどさ。
[思わず坐り込んで、瑞々しく赤い実を見つめた。 得意げに説明する万里が本当に嬉しそうで、変な話、地球に帰ってきた実感を得てしまう。]
レタスとキャベツまであるし…… 野菜パーティーって提案は伊達じゃないなぁ。
うん、たくさん収穫していこ。
[ナイフを受け取って、利き手の左手でくるくる回すと。 空いている右手で万里の頭を撫でた。]
……こんだけ育てるの、一言じゃ表せられないくらい大変だったろ。 万里はほんとにすごいよ。 大事に食べよう。**
(120) yuzu 2024/04/15(Mon) 21時頃
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[何万光年という距離と6年間。 離れていた時間と距離の分、 おばあちゃんになる前までは待つ、-2:17 なんて言ってくれていた分、 どろどろに甘やかしたい気持ちになっている。
それがヨーコの甘えたな性格を さらに助長させようとも。>>113
もう少し時間が経てば、 俺のこんな気持ちも落ち着くのだろうか。
ちゃんと大人になったところは今から見るよ、 とは思ったが、言葉にすると変態臭く思えてやめた。>>114]
(121) rinco 2024/04/15(Mon) 21時半頃
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[まぁ。 次のセリフは抑えきれず、 ヨーコからのおっさん臭いという暴言と態度が>>115 俺のガラスの心に突き刺さったが。]
……そーだな、大きくなってるな。 お前のおかげで。
[やたらごそごそ動くと思っていたらこの態度。 わざとだな?と軽く目を眇めた。]
(122) rinco 2024/04/15(Mon) 21時半頃
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[それから。 組み敷いて、俺の身体の真下にいる ヨーコの身体が、やけに小さく思えて。
あっちを見たりこっちを見たりと 落ち着かない視線に、>>116 怖がらせてやしないかと考えていれば、 たくし上げられるスカートに思わず目を見開く。
何を言い出すのかと思ったら。]
くっ、 あっははははは! 悩殺しようとするにしても、 もっとやり方あんだろ?
[ヨーコの頭のすぐ横に 自分の顔をぼすりと埋めて爆笑した。]
(123) rinco 2024/04/15(Mon) 21時半頃
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[確かに色っぽい赤い下着だったけど。 まだ笑いを抑えきれないでいれば、 それもほんの束の間、ヨーコの指先が自身を掠め、]
っ、 ちょ、おまえ、
[いたいのいたいのとんでけーじゃないんだわ。 ズボンの下、痛いぐらいに昂っているそこは 少しの刺激ではちきれそうになっている。 ヨーコの手の動きに合わせて襲ってくる快楽を 息を吐きだして抑え込む。 あーあーこんなことになるってわかってたら、 どっかで抜いてから帰ってくればよかった。]
ヨーコ、まて、 ストップ。 なんだ、触りたいのか?
[それならそれでもいいけれど。*]
(124) rinco 2024/04/15(Mon) 21時半頃
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[青くなった髪は、健康上は問題無いみたい>>118で、一安心。]
[本当に秘密にしていた方の苺は、見せると、驚いてくれて>>120。 頭を撫でてもらうと、嬉しそうに目を細めて。]
えへへ。ありがと。 なゆたんも、1年間、色々大変だったよね。 本当にお疲れ様。
[そう言って、那由多の頭に手を伸ばすと、ナデナデし返してみて。 それぞれ収穫をした後、野菜を段ボール箱に詰めると。]
これ以上は持てないかな? 収穫のお手伝いありがと。お疲れ様。 ……帰る前に、見たい所とかある? このままお家帰るで大丈夫?
[小さく首を傾げた。*]
(125) doubt 2024/04/15(Mon) 22時頃
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[なでなで返しには複雑な顔を見せつつ。 収穫した段ボールを持ち上げて、温室の中を名残惜しそうに見渡すと言った。]
うん、帰ろう。 母校は懐かしいけど、少し見られただけでも十分だよ。
[そうして、万理には軽そうな葉野菜の小箱を渡して。 リニアに乗り、自宅付近に着くころにはだいぶお腹が空いていた。
万里が浮羽家の祖父母たちにもお裾分けを、というので二人で那由多の実家に寄る。 彼女が育てた”本物の野菜”を渡すと、祖父母の二人は目を輝かせて喜んだ。ふたりが若い頃は、もっと普通に流通していたのだろうか…? 深く万里に頭を下げるふたりに、『また今度、ゆっくり帰るよ』と告げて実家を出る。
万里の家は、ほんの少し歩いた先にあった。 門を跨ぐのは久しぶりなのでさすがに緊張する。]*
(126) yuzu 2024/04/15(Mon) 22時半頃
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[ヨーコの返事がどちらだとしても、 どのみち脱ぐつもりだったしと、ベルトを外し、 嫌がられなけばヨーコの手をそこに導いて。
触りたいなら (よほど変なことをしない限り) そのまま好きにさせる。 すでに濡れそぼっているのが自分でもわかり、 情けないような気もするが、仕方ない。
もう一度ヨーコに口づけて。 服を裾から軽くたくし上げ、 首筋から、鎖骨、胸元へと吸い付いて、 紅く跡を付けていく。]
(127) rinco 2024/04/15(Mon) 22時半頃
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あーっと、 服、汚れるかもな。
[着衣のまま致そうとしていたが、 そういえばヨーコの替えの服等ないことに思い至り。]
脱がしていい?
[尋ねかけながら、服に手をかけた。*]
(128) rinco 2024/04/15(Mon) 22時半頃
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[なでなでを返したら、複雑な顔になっちゃった。>>126 帰ろう、というのには、頷いて。]
[自宅へ戻る前に那由多の実家に寄って、野菜のお裾分けをしたら、とても喜んでくれたから、嬉しそうに笑んだけれど。 深く頭を下げられてしまうと驚いて、私はそれよりもっと深く頭を下げてしまった。]
[そうして那由多の家を出ると、ほんの少し先には私の家。]
(129) doubt 2024/04/15(Mon) 22時半頃
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― 自宅 ―
[自宅に戻って、那由多を居間に通すと、お茶を出して。]
なゆたん、父さんに会いたいって言ってたけど、 仕事で夜まで帰ってこないから、適当に寛いでて。
私はパーティーの準備にとりかかるね!
[言いながら、意気込んで、腕まくりのポーズ。 持ち帰った野菜をキッチンに運ぶと、エプロンを付けて手を洗って、鼻歌混じりに調理を始める。]
あ。アルバムとか、昔読んだ本とか、図鑑とかも、 同じ場所にあるから、見ててもいいよー。
[なんて、少し大きめの声で、キッチンから言ってみたりして。 やがて料理を終えると。]
(130) doubt 2024/04/15(Mon) 22時半頃
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お待たせ! トマトのパスタと、 レタスのコンソメスープと、サラダ作ったよ。 食べよー?
[そう言いながら、テーブルに並べると、席について。]
改めて、なゆたん、約1年間お疲れ様! そして合格おめでとう、私! かんぱーい!
[乾杯!と、お茶のグラスを持ち上げてみた。*]
(131) doubt 2024/04/15(Mon) 22時半頃
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[ 結構酷いことを言われたような顔だけど、 ガラスの心に何かが刺さったとしても 割れてないんならいいんじゃないかしら。>>122
お互い様お互い様。 どちらかの負担が大きいのも無視して、>>121 内心ぺろっと舌を出して見ないフリ。
というか、その。 初めてだからよく分からないんだけど、 体格差的に大丈夫なのかな。なぁんて過るのよね。
まだ直接お目見えしてないそれをチラ、と盗み見。]
(132) 鯖 2024/04/15(Mon) 22時半頃
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[ セクシーな大人の女までとはいかずとも、 小さいと思ってた幼馴染の大人の顔、 くらいは成長した姿を演出出来たと思ったのに。
爆笑って、ひどくない????>>123]
なによそれぇ!!! ひ、人がせっかく頑張ってるのにっ、 笑うこと、ないじゃない!
[ 小刻みに揺れるエフを蹴らなかっただけ偉い。 うぅ。あとで覚えておきなさいよ! ネットで覚えた悩殺で降参させてやるんだから!
私が料理を始めたばかりの頃、 分量を間違えて何倍にも膨れたパイを見た時より 盛大に笑っているんじゃないかな。
あれくらい私の胸も大きくなって、って それを考えたらエフと同レベルだ。やめよう。]
(133) 鯖 2024/04/15(Mon) 22時半頃
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[ 羞恥の意味が性的なから単純なものに変わり、 焦った頭はどうにも失態を生みやすい。]
わわっ、やだ、すごいビクビクしてる…… ホントごめんね。痛かったよね。
あ、触らない方がいい? 触ると余計痛む?
[ 布越しでも伝わる脈動に驚きながらも、>>124 実況しながらもあわあわと撫でる手は止まらない。 辛そうな顔と呼吸に更に焦って撫で上げ、 いやでも逆効果かなと先端の寸前で手を止める。
ストップ、の声が掛かったのはちょうどその時で。 触りたいって? なにを? と、一瞬言われた意味が分からずぽかんとした。 掌に感じる熱さに誘われるよう、すり、と撫で。]
(134) 鯖 2024/04/15(Mon) 22時半頃
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[ わぁ!!!! と叫ばなかったのを褒めて欲しい。 最後にそれを見た記憶は父とお風呂に入った 片手くらいの年頃のものだし、 そもそも記憶が残っていても完全に別物で。]
……わ、私のせいなら、 私が頑張らなきゃ、よね?
[ 別にここで怖いからと手を引いたって、 きっと怒りもしないし気にしないだろうけど。>>127 ちょっとした建前を利用しながら 隠しきれない興味を持った手がそれに近付く。
いつもどこにどう隠しているんだろうってくらい 完全に形を変えてしまった輪郭をなぞって、 握って上下に擦るんだっけ? という微かな知識から ゆっっっっくりと擦り上げては撫でおろしてみる。
チラチラと表情を何度も確認しながらの触れ方は さぞかし拷問だったろうと気付くのは半年後くらい。]
(135) 鯖 2024/04/15(Mon) 22時半頃
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[ 吸い付かれた部分が紅く痕が残ることを知らぬまま くすぐったい、と笑うけどそれを特に咎めず。>>128 既に脱がせる気満々じゃない?とは目で訴えとこう。]
……汚れても、エフの服借りていけば いいんじゃないかなー、って、 思うけど。
脱いだ方がいいん、だったら、 エフが脱がしたいんだったら、 恥ずかしいけど……いーよ。
[ だってもう、ブラ取られてるし。 スカートも多分変な皺が付きそうだし。 取り繕う言葉をちょこちょこと小出しにして、 私も脱がせる。とシャツのボタンを外しにかかる。
半分くらい外したところで 覗く胸板に思わず、ぺた。と触れ、その厚さに、 筋肉フェチとかなかったはずなのに 思わず無言で結構真剣に揉んでしまっていた。*]
(136) 鯖 2024/04/15(Mon) 22時半頃
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いや、痛むわけじゃないが、 そこは触らないでくれ。
[実況するんじゃない。>>134
デリカシーがないことは自覚しつつ、 念のため初めてかどうか、 確認しておくかと思っていたんだが。
間違いない。この反応。 初めてだ。
細い指先にとてつもなく遅く擦られて、 絶えず襲い来る緩やかな刺激は たどたどしく、達するには弱すぎて、 本当に、一体俺はなんの拷問を受けているんだ? と疑問符が頭に浮かびまくる。]
(137) rinco 2024/04/15(Mon) 23時頃
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俺の服貸すのもいいかもしれないけどな。 ヨーコの身体、全部見たいし。
[了承を得られれば、ヨーコの服を順に脱がせて、 一つにまとめている髪もほどいた。
ヨーコも俺を脱がせてくれるらしいから、 されるままにしつつ。
自分の眼鏡も外して枕元へ置いた。 これぐらいの距離なら少し霞みはするが、 見えないわけでもない。]
(138) rinco 2024/04/15(Mon) 23時頃
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[そうしていたら――、 何やら胸を揉みしだかれている。 さっきから一体何をしているんだコイツは。]
お前ね。 さっきから、わざと ムードをぶち壊すようなこと 言ったり、したりしてくれてるけど。
[呆れたため息交じりにそういいつつ。]
(139) rinco 2024/04/15(Mon) 23時頃
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[惚れた弱みってやつだな。
笑いながら首筋を甘噛みして、 今度はこちらの番だと言わんばかりに、 胸を揉みしだいて、優しく愛撫していく。
先端を摘まんだり、 足の間に割入っていた膝を下肢に擦りつけたり
今までいろんなことを知っているはずの幼馴染の、 まだ知らない部分を探すように、全身隈なくまさぐる。
余裕がなくなってくれば、きっと茶化すようなことも 言えなくなるだろうと、弱いところを探していった。]
(140) rinco 2024/04/15(Mon) 23時頃
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[それから。 太腿を撫でていた手をそっと秘部に這わせ、 十分に湿っていることを確認すれば、 つぷりと指を入れる。]
……やっぱきついな。 痛かったら言ってくれ。
[別に今日無理にできなくてもいい。 ただこうして、肌を合わせてくっついているだけでも、 十分満たされるものはあるから。*]
(141) rinco 2024/04/15(Mon) 23時半頃
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── 万里の家 ──
[万里の父──おじさんは居ないようだった。 勿論久しぶりに会って話したい事はあるのだが、ここに来る前のさまざまな懸念が吹っ飛んで少しホッとする。
勝手知ったる万里の家とはいえ、キッチンまで入るのは無遠慮かと考え、言われるままに居間のソファで待たせてもらった。 本棚には、懐かしい図鑑や絵本が並んでいる。]
あー……あの植物図鑑、おじさんに見せてもらったな。懐かしい。 宇宙の本も……
[背表紙を眺めているだけでも退屈しなかった。 やがて料理を終えた万里がお皿を運んできたので、テーブルの上に並べるのを手伝って。 席に着いて眺めると、本物の野菜だらけのご馳走は圧巻だった。]
すごいな……食べるの勿体なくなりそうだ。 じゃあ、あらためて。 万里、合格おめでとう!
[自分にもお疲れさま、と小さく言って、お茶のグラスで乾杯をした。]
(142) yuzu 2024/04/15(Mon) 23時半頃
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トマトのパスタ、美味い! 合成🍅とは色も香りも全然違う… レタスのスープも味が濃くてすごいよ。
[料理のひとつひとつに感想を言いつつ。 モニタでは、持ち帰った宇宙の探索動画を流した。 局の機密に触れるようなものは出せないが、当たり障りなく、優しめのものを選んである。 しばらく流していると、赤く小さく揺れる、森の動画が現れてきた。]
あ、これこれ。最後に行ったパーディスの森さんだよ。 森さんってのは勝手に呼んでるんだけどね……。
[赤くなった森さんは、万理の育てた🍅のような鮮やかな色だったが。 大地の怒りのような攻撃色に見えるだろうか?小首を傾げて万里の反応を観察する。]
パーディスには、また行く事になると思うけど……。
[表情に少し翳りを見せてしまう。 この仕事をしている以上、長期間の宇宙出張は仕方のない事だった。]
(143) yuzu 2024/04/15(Mon) 23時半頃
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[それから、デザートに苺もいただいただろうか。 野菜パーティーも佳境を超えたあたりで、サブバッグから、小さな包みを取り出した。]
これ、お祝いな。 花のヘアアクセサリーがいいって言ってたから、選んできたよ。
[包みの中の箱に入っているのは、ピンク色のダイアンサス(撫子)のヘアアクセサリー。]
万里に似合うものを選んだつもりだけど……。 改めて、合格おめでとう。
あんなに小さかったのに。もう、18歳なんだな……。
[しみじみと呟いて、いまや自分と対等に近い目の高さにいる、万理の顔を見つめた。]*
(144) yuzu 2024/04/15(Mon) 23時半頃
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えへへ。ありがと。
[おめでとう、の言葉>>142を貰うと、そう返して。 お茶で乾杯をした後、まずはサラダを食べてみる。]
……えっ。甘っ。 トマト、甘くて瑞々しくて、美味し……。 レタスもキャベツも、しゃきしゃきだし。 合成の食べ物とは、味は似てても全然違うね!
[そんな風に感想を言いながら、那由多からの感想>>143も聞くと。]
……大成功、かな?
[嬉しそうに、目を細めて。]
いつか世界中の人が、本物の新鮮な野菜を、 沢山食べられる様になるといいよね。
(145) doubt 2024/04/16(Tue) 00時頃
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[モニタでは、那由多の探索動画を映して。 それを熱心に見ていると、やがて、メールにも添付されていた森さんが映し出されて。]
うん。手紙で送ってくれた森さんだよね。 ……『森さん』って、同級生にも居たけど。
[赤くなった森さんは、那由多にはトマトみたいに見えるのだろうか。 赤色って、攻撃色だったと思うけれど、森さんの星ではそうではなかったから良かったと思う。 そんな事を考えていると、視線を感じて、つられて小さく首を傾げた。]
[続く言葉には、頷いて。]
うん。その時は、なゆたんがよければ、 また、手紙たくさん書くね。
(146) doubt 2024/04/16(Tue) 00時頃
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[デザートには、🍅と🍓のプチパフェを作って出した。 美味しーーって言いながら食べていると、那由多が鞄から小さな包みを取り出して。>>144]
えっ。もう用意してくれたの!? ありがとー!
[嬉しそうに受け取って、さっそく開封すると、中から出てきたのは。]
あ。ダイアンサス! すごく可愛い! 嬉しいな。
[言いながら、今まで付けていたヘアアクセサリーを外すと、早速付け替えてみる。 ピンクのダイアンサスの花言葉は知っているけど、那由多は知らないだろうし、言葉通りに似合うと思って選んでくれたのだろうなと思う。]
うん。ありがと! そうだね。初めて会った時は、お互い小さかったもんね。
[そう、笑うけれど。 見つめられていると、ちょっと落ち着かない気持ちになって。 少し赤い頬で、小さく首を傾げた。*]
(147) doubt 2024/04/16(Tue) 00時頃
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[ だって! 自分じゃ絶対に到達できない肉体美に 見惚れるのは当然だし触りたくもなるし、 エフだって私の胸を触ったからお相子でしょ!?
そんなつもりはないのだけれど、 素直にこれも口にしたらムードぶち壊しに>>139 計上されそうなのでぐっと我慢する。
なんだか脱がせられるの昔を思い出すなとか、 眼鏡のないエフの顔久々に見たけど、>>138 贔屓目でなくても格好いいよねとか。
やっぱり思ったままを言うのって、 子供っぽいのかなぁ、と内心しゅんとして。
でも、エフ相手だから変なことも言うし、 変に隠したり我慢したり出来ないし、 こうやって触ったり触られたりしたいってこと どうすればちゃんと伝わるんだろうか。]
(148) 鯖 2024/04/16(Tue) 00時頃
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[ 全部分かってるよ、と言わんばかりの囁きに あちこちを触れる優しい手つきに、>>140 次第に何も言えなくなってしまっていた。
もっと強く触って欲しい、と見上げれば、 声に出さずともその通りにしてくれて。 変な声が時々漏れても、笑わずにいてくれた。
首を舐めるのと同時に胸を触るのが弱いとか 耳元で囁かれると声が出やすくなるだとか 膝を擦り付けられると腰が揺れてしまうとか 名前を呼ばれるだけで内腿が締まるとか
私ですら知らなかった私の体の秘密を エフの手が、舌が、ゆっくりと暴いていく。]
(149) 鯖 2024/04/16(Tue) 00時頃
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[ 体に入っていた余計な力が抜けて、 恥ずかしいからやだ、と拒むのもほぼなくなり。
大人になって初めて触れさせる部位に、 エフの指が慎重に入り込んでくる。>>141 ずっと苦しそうに張り詰めさせてるのに、 ここまで来ても一番に私の体を心配してくれて。
愛されてるなぁ、って実感が お腹の底からじんわりと広がるようだった。]
痛くはないから、へーき。 ちょっと不思議な感じはするけど。
[ 中で動く指を反射的に締めたり、緩めたり。 きついとは言うけれど、圧迫感はそうでもない。
むしろちょっと物足りないような気すらして 自分から手を伸ばしてエフの手に指を添えれば つるりと滑るみたいに入って行ってしまう。]
(150) 鯖 2024/04/16(Tue) 00時頃
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[ お風呂で体を洗うことはあっても、 こんな中まで触ること自体が初めてで。 エフと私の二本分の指が入った肉壁は 呼吸するよりもゆっくり広がって、うねる。
気持ちいいかどうかはまだ分からないというか、 あちこち触られていた方が安心するし、 ふにゃふにゃになるくらい気持ちいいけれど。
ここまで来たら最後までしたいとは思うし、 なんて薄く目を閉じた瞬間だった。]
んっっ! そこ、 だめぇ……っ!
[ 私よりも長いエフの指がお腹の奥を撫でて 飛び出た制止の声はここ一番に色の乗った声。 ずっとそこを触られたらおかしくなりそう、と 自分の体の反応に息を荒げて膝が閉じていく。]
(151) 鯖 2024/04/16(Tue) 00時頃
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[ なにこれ、どうしよ。
向けた両目の表面に浮かぶのは困惑で、 その奥に隠しきれない快楽の色が滲み出た。
自分一人だけ高まるのを嫌がるように、 エフ、と上擦った声で名前を呼ぶ。
声音から見目姿から何からまで、 舌足らずに名前を呼ぶ可愛い隣人だった頃とは どれだけ掛け離れているだろうか。*]
(152) 鯖 2024/04/16(Tue) 00時頃
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[🍓と🍅の鮮やかなプチパフェをつつきながら、ヘアアクセサリを付け替える万里をじっと見つめた。もはや無意識だったが、先刻から穴があくほど見つめている。]
うん、似合うよ。良かったー。
って、初めて会った時も俺は万里に比べれば大きかった筈……。
[そう言って笑う。 一人っ子で、母方の祖父母宅で育った那由多にとっては、万理はかけがえのない妹のような存在だったが。 成長するにつれて、妹ではない、と気付き始めていた。
ふっと、パフェをつつくスプーンを置いて。 穴が開くほど見つめていた万里の顔を、更に真っ直ぐ見据える。]
──……万里。
(153) yuzu 2024/04/16(Tue) 00時半頃
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[不意に真面目な声のトーンを出してきたから、無邪気にパフェを食べていた彼女は驚いただろうか。 このタイミングで良かったのか?と思いつつ続ける。]
この1年間──、今までで一番長く宇宙に出ていたけど。 俺はやっぱりこの仕事が好きだなと再認識して。 でも……、
[暗黒の世界で過ごした日々を、丁寧に手繰り寄せながら、言葉を選ぶ。]
本当の意味で1人だったら、孤独に耐えられたか分からないんだよな。 万里から貰ったオルゴールと、 時々届く手紙があったから、やっていけてた気がする。
それから──、 何があっても無事に地球に帰るぞ、って強い気持ちがあって。それは何かと言うと、万理が待っていてくれたから……なんだ。
だから…
[ふうっと息を吐いた。]
(154) yuzu 2024/04/16(Tue) 00時半頃
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万里の存在は俺の人生に必要なんだと、あらためて分かったんだ…。
こんな仕事だから、しょっちゅう宇宙に行ってしまうし、心配かけると思うけど。でも、万理の夢を追う手伝いも俺なら出来るし…… 万里が地球に待っていてくれる確信があれば、俺はどんな仕事でも完遂できると思う。
だから…… 俺と結婚してくれないか?
(155) yuzu 2024/04/16(Tue) 00時半頃
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[そこまで、区切りなく言ってから、ハッとした顔をする。]
いやごめん。順番がおかしいな……? 18歳になったし大学合格したし、って考えすぎてたか、も。シンプルな話なんだけど。
つまり…… 万里が好きなんだ。**
(156) yuzu 2024/04/16(Tue) 00時半頃
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[ヨーコに触れる指も唇も、熱を孕んでいるようで。 その白い肌に触れる度に声がでたり、 びくりと身体を震わせたり、 おねだりするような表情をしたり、 反応してくれる様が愛おしくて、うれしくて、 慈しむように何度も何度も名前を呼んだ。>>149
指先を動かそうかどうか迷っていれば、 痛くないと聞き、小さく息を吐きだす。>>150 どうやら本当に痛くないらしく、 きゅうきゅうと吸い付くように指を締め付けてくる。 むしろ足りないのか、 自分の指も添わせだしたことには驚いた。]
……大丈夫か?
[呼吸に合わせて少しずつ動かしていくが、 柔らかい内側は随分熱く、絡みついてくるようで。 奥の、いいトコロを指先が掠めれば、 ヨーコが一際高い、艶めいた声で啼くから。]
(157) rinco 2024/04/16(Tue) 01時頃
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[なだめるような言葉をかけ。 閉じようとするその足を己の足で抑え、 もう1本、と指を増やし、先ほど見つけたばかりの 弱い部分を少し強く擦る。
ヨーコの蕩けたような表情と切ない声と 大きくなっていく水音がどうしようもなく淫靡で、 腹の底からじわじわとこちらも切なさが募っていって、 さらに熱がこもっていく。
ああ、ダメだな。 まだ理性の方が勝っていたのに。 そんな声で呼ばれたら、 無理にでも最後までしてしまいたくなる。]
(158) rinco 2024/04/16(Tue) 01時頃
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[耳元で囁いた方が効くらしいことは もう知っているから。>>149
耳元に口をよせ、そんなおねだりをしながら、 一層激しく指を動かしていって。
ヨーコが達しそうになる、その寸前で止めた。]
……いれていいか?
[大分余裕はなくなっていて、 もう止められなくなっている癖に、 大人ぶって尋ね。 了承を待ってから、少しずつ、ヨーコの中に己を埋めていく。]
(159) rinco 2024/04/16(Tue) 01時頃
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[指よりも質量のあるそれは、 やっぱり痛いと感じるかもしれないと、 できるだけゆっくりと、時間をかけて。
狭く感じるヨーコの中に最後まで入りきれば、 それだけでもう達しそうに なっていることは知られたくない。 絶頂に導かれてしまいそうな快楽を外に逃すように、 ゆっくりと息を吐きだした。]
はぁ、……、 全部、はいったな?
[ヨーコの反応を確認しながら、 少しずつ腰を動かしていく。]
(160) rinco 2024/04/16(Tue) 01時頃
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[指で探り当てていた部分に押し付けるように 動かせば、また鼻に抜けたような甘い声が聞こえ。
甘美な快楽に溺れそうになっている目の前の幼馴染は、 女の子、というよりもどこまでも女で。]
は、 えっろ、
[できるなら、一緒に、と ヨーコが果てそうになるまでは耐えながら。 耳元で、愛してると、好きだよを交互に落としていった。*]
(161) rinco 2024/04/16(Tue) 01時半頃
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[それまでは、笑って話をしていたのに。 真っ直ぐに見据えられて、急に真面目な声で名を呼ばれると、 少し驚いたけれど。 真面目な話の様なので、こちらも真剣に、頷きながら話を聞いた。]
[妹みたいな存在とか、家族の様な、親愛の様な、身近な存在に感じてくれているのかなとか。 同じ目標を持っている同志?みたいな意味かなと思って。 少しでも役に立てたなら、嬉しいと思っていたのだけれど。]
えっ!!??
[結婚>>155という言葉に辿り着くと、とても驚いた。 そうして、何が起きているのかも分からない内に、好き>>156という言葉を聞くと、ようやく理解ができて。]
えっ……と。 えぇぇっと……。
[混乱しながらも、顔がとても熱を持っていくのが分かる。 きっと、多分、真っ赤になってる。]
(162) doubt 2024/04/16(Tue) 01時半頃
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あ、えっと……。 なゆたんの周りには、ずっと、 私より頭が良くて、美人で、大人の、 魅力的なお姉様達が居て。 私は、元気なだけが取り柄?だし、 この歳になっても、あまり変わらなかったし。 なゆたんとの差は絶対に縮まらなくて。 なゆたんから見たら、私はきっと凄く子供だと思って、 絶対、そういう対象にはならないと思ってて。
私、自分の気持ちとか、よく分からない。 なゆたんの事、大切に思ってるのは確かだけど。
…………。 でも私、なゆたん以外の男子に触られると、 凄く気持ち悪いって思ってしまうから、 他の人とは結婚できないと思う……。
(163) doubt 2024/04/16(Tue) 01時半頃
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それに、今、嬉しいって思ってるけど。 これって、私も好き、っていう事なのかな……?
[顔が熱くて。鼓動がとても煩くて。
自分に分からない自分の気持ちを、相手に問うなんてと思うけど。 小さい頃から、分からない事を質問したら、色々教えてくれたし。 でも、これは、質問したらダメな事かな?*]
(164) doubt 2024/04/16(Tue) 01時半頃
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[万里の反応は、分かってはいたけどまず驚いたようだった。単純に混乱しているのが見て取れるが、その頬は紅潮していて。 紡ぎ出された言葉には、何回か瞬きをする。]
魅力的なお姉様たち? 俺の周りに? え、誰か居たっけ……
[本気で分からなくて、真面目顔で職場の同僚やらを思い浮かべてみるが、どうもピンと来なかった。 思い返せば、勉強と仕事だけに励んだ人生だ。遊び方もあまり知らない。 それに。 万里以外の女性のことを個人的に考えることは殆ど無かった。
黙って彼女の話に耳を傾けていたが、 最後は何故か、質問形で返されてしまう。>>164
思わず緊張の糸が切れて、ふっと笑った。]
(165) yuzu 2024/04/16(Tue) 01時半頃
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それ、万理の感情のことなんだけど…… 俺に聞くの? てか、俺が”それは好きってことだよ”って言ったら信じる?
[小首を傾げて、聞いてみた。 少し意地悪じゃないか?
もう一度笑って続ける。]
少なくとも、そんな顔してるとこ初めて見たかも。 真っ赤になって……。
………そっち行ってもいい?
[万里が拒否らなければ、彼女の隣に座って、間近であらためて彼女の顔を見つめてみる。]*
(166) yuzu 2024/04/16(Tue) 01時半頃
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[ ヨーコ、と名を呼ばれると同時に、 すきだ。とか言われている気がして。>>157 見上げる目に同じくらいの熱量を込めてみる。
内臓だなぁ。なんてくらいの感想も飛び、 自分の指が抜けた後をエフの指が入るせいで 押し上げられたり、柔く弾かれたり、 一本の時よりも多彩に刺激され、>>158 聞こえてくる音と言い、自分の体が エフの手によって作り替えられていくようだ。]
だって、こえ、とまんな……っ、いっ
[ 優しく撫で回された気持ちよさとも違う、 強烈な快楽を受け止めるのに必死で、 けれど止めて欲しくないと言わんばかりに エフの腕に手が伸び、縋りつく。]
(167) 鯖 2024/04/16(Tue) 02時頃
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[ 途切れながらもなんとか呼んだ名に これまで以上の熱が籠った。
もっと別に何か言うべきことがあったろうに、 すきもあいしてるも、 爆発しそうな感情の前じゃ軽すぎる。
私だけに許された愛称から、>>0:-14 彼自身を示す名前をもう一度、口にしようにも 刺激される中の方に意識が行ってしまい 寸止めされた体は断続的に数度、跳ねた。>>159]
いじわる、しないでよ。
エルドウルフを、私にちょうだい?
[ ここでやだ、って言って困らせてもいいけど 私だって火照った体を持て余したくはない。 まだ退いていない指をきゅう、と締め上げて エルドウルフじゃなきゃやだとすら口にする。]
(168) 鯖 2024/04/16(Tue) 02時頃
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[ エルドウルフ自身は指よりも大きくて、 でも、私の体は受け入れようと躍起になる。
痛くない。苦しくない。と言ったら嘘になるが それ以上に繋がれる喜びの方が強くて。 抜こうとすれば、エルドウルフに目を合わせ、 へいき、と首を振って続きを強請った。
擦れた箇所が熱くて、甘く痺れてくる。>>160 お腹の中から伝わる振動と脈動に、 繋がってる実感と嬉しさに顔が綻んだ。]
なんか、すごく……ヘンな感じ。 さびしかったのとか、全部溶けてくみたい。
[ 本当にここに、全部入ってるの? と 自分のお腹を摩りながら、問いかける。 こんなに嬉しいことが現実かを確かめるみたいに。]
(169) 鯖 2024/04/16(Tue) 02時頃
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[ 奥を捏ねるように先端を押し付けられると うねる肉壁がもっとと唆すように裏筋をなぞり、 根元から扱きあげるように吸い付いていく。
甘い声はひっきりなしに零れ続け、 もっと、と足を絡めて自ら腰を押し付ける。 えろいのはそっちでしょ。と、 雄臭い呟きに視線だけで反論して。>>161]
んもぅ……バカ、 そんなに言われたら、ぁっ、 溺れちゃう、でしょ
[ 腕を伸ばして囁きすぎる口を塞ぎにかかり、 あまり力が入らないせいで さっきから唇の表面を吸うのが精一杯。]
(170) 鯖 2024/04/16(Tue) 02時頃
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[ お嫁さんになりたい、だって良かったけれど それはもう幼い私が予約しているから。 大きくなった私は、そっちも予約しようかなって。
ぐずぐずに溶けそうな幸せを感じながら、 絶頂の寸前まで追い上げられて、 腕と足と中の全部でぎゅう と抱き着いた。*]
(171) 鯖 2024/04/16(Tue) 02時頃
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……信じる?かも?
[那由多が笑ってくれたから、少し、緊張の糸が切れて。 赤い顔のまま、えへへ、って笑う。 好きってことだと言われたら、それを受け入れる様な気がするのは、そもそもそういう事なのだとは、分からないままで。]
[赤くなった顔を指摘されると、恥ずかしくて、思わず顔を背けたけれど。 隣へ移動してきて見つめられると、顔を俯けて。]
……もう、無理だから、見ないで。
[心臓の音が、大分、大変な事になっているのです。*]
(172) doubt 2024/04/16(Tue) 02時頃
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── と或る日のデート ──
[ 堂々とした宣言には、>>105 今までの出来事を反芻しながら。]
……確かに?
[ と思わず納得してしまった。
いや、外ではやってなくない? やってたか。こっそり。 でも人前ではこれが初めてだもん。
うんうんと考えている姿が マックスにとってトドメになったとも知らず。 満足気な態度も、そんなにパフェ食べたかったのか という斜め上方向に誤解していた。]
(173) 鯖 2024/04/16(Tue) 02時半頃
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[ 欲しい物が何かを見る前に、 全部を買うと約束する経済力を見せつけられ>>106]
きゃーーー! エフったら太っ腹ー! 好き!!
[ なんて大袈裟にはしゃいでみせる。 自分だって働いているし、 不相応な高い買い物はしないつもりだ。
二人の生活のための物、とかなら ちょっと高い物でもいいかもとは思うけれど。 その……指輪、とか。ね。 まだ早いからサイト見るだけにしてるし、 私だってちょっとはお金も出す。
全部が全部おんぶにだっこじゃ、 素敵なお嫁さんにはなれなさそうだもん。]
(174) 鯖 2024/04/16(Tue) 02時半頃
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オーケー、黒ね。
[ ピンクとかじゃないんだ。 とまで口に出してしまったら、 おっさん趣味だと言外に含んでしまいそうで 何食わぬ顔で了承する。
こういうのはどう? とサイトを見せて、 選んでもらうのも楽しそうだ。]
えーっと、フライドチキンとか フライドポテトとかが刺さってるやつ!
[ エスコートされながら、聞かれた味を>>107 さぞ楽しみといった様子で答えた。 アイスと揚げ物のハーモニーは インパクトもあるし、美味しいと評判らしい。]
(175) 鯖 2024/04/16(Tue) 02時半頃
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[ 興が削がれるならパフェは中断しても良いし 怖いもの見たさが勝つなら向かってもいい。
突然の褒め言葉に応じるみたいに、>>108 風でふんわり丸く膨らんだスカートを ツンっと指先で摘まんで恭しくお辞儀した。]
ありがと。
[ んふふ。と素直に笑顔が弾け、 カツ、とヒールの音が小気味良く響く。
こんなの拷問用の靴よ! と最初は泣いた時もあったけれど、 こうしていつもより近い顔の位置になれるなら 背筋も伸びるし、慣れた甲斐があった。]
(176) 鯖 2024/04/16(Tue) 02時半頃
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アイ、コピー。
[ まだまだきっと、呆れさせたり、 困らせたり、驚かせることも多いだろう。
でもそれ以上に笑わせたり、楽しませたり、 幸せにしてみせるって心に決めたから。
残りの人生全部、楽しみにしてなさいよ。*]
(177) 鯖 2024/04/16(Tue) 02時半頃
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[じっと見ていたら顔を俯けてしまったので、覗き見るように首を傾げた。だいぶ赤くなっているのが分かる。
むしろこういう反応をされて、”俺には脈が無いみたいだね”と言い放つのは難しいんじゃないか、と思う。 珍しい様子の万里を眺めて、先ほどプレゼントしたヘアアクセに軽く触れた。そのまま横髪を梳くようにして、その下にある瞳を覗き見る。]
万里ー…… こっち見て?
[果たして目が合うかどうか。どちらにしろ、続けて囁く。]
無理ってなんだろ。 俺にじっと見られてるの、無理?
こういう風に髪に触れられるのも無理…?
(178) yuzu 2024/04/16(Tue) 02時半頃
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ほんとに……?
[頬に軽く手を添えて、こちらを向かせてみた。 これだとさすがに目が合うと思うのだけど…ちょっと強引過ぎたかな?と思いながらも、じっと彼女の瞳の光を観察した。]
俺は……色んな星の光を見て来たけど。 ずっと見ていたいのは、この光だな。
[彼女の目許を指でなぞって、遠い宇宙で楽園たる惑星を見つけた時のような、熱い感情が溢れる。 ずっと触れていると、万理の心臓が早鐘のように打っている事も分かった。確信しかない。]
万里も俺のことが好きだと思うよ。……わからない?
(179) yuzu 2024/04/16(Tue) 02時半頃
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[ヨーコのほどけた薄茶色の髪が、 シーツの上で乱れている。 眼鏡はないが、それでも見おろしたときの、 ヨーコのふせた睫の長さがわかるこの距離が愛おしい。 熱で潤んだ瞳が、夜空の星を閉じ込めたみたいに 煌めいて見えた。
もっと、とねだるように縋る ヨーコの腕の熱が、俺に伝わってくる。>>167 熱で浮かされそうになる頭の隅で、 少しぼやけた視界に映るすべてのものを 鮮明に記憶しておきたくて、 五感の隅々でヨーコを感じとろうとする。]
(180) rinco 2024/04/16(Tue) 02時半頃
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[頼み事通りに、ちゃんと俺の名前を呼びながら おねだりしてくる様を見て、>>168
なんだ、今度は上手に誘えるように なったじゃないか。
そう思いはしたもののそれを口にすればまた こじれそうな気がして思いとどまる。
もっと、と強請るように締め付けてくる中から 指をずるりと引き抜いて。]
(181) rinco 2024/04/16(Tue) 02時半頃
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[俺じゃなきゃ嫌だ、とまで言われて 悪い気がする男はいないだろ?
誰のことも知らない無垢な身体を 俺だけが知っている。 そのことに、誰に向けるでもない優越感に浸って。 (いや本当はちょっとだけマックスに向けた)]
ん、そうか。 なら、よかったよ。 [そのまま、ヨーコの中の寂しさが 溶けてなくなってしまえばいい。 そんな願いを込めつつうなずいた。]
(182) rinco 2024/04/16(Tue) 02時半頃
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[……これで信じるのかな? どちらにしろ、もう答えは貰ったも同然だから。
柔らかい前髪を撫でて、顔を寄せると軽く触れるくらいの口付けをした。 唇を放すと微笑んで、これまでいつもそうしていたように頭を撫でる。]
もうずっと、妹だとかただの幼馴染だとは思ってなくて。 一緒に居たい、ただひとりの女の子として好きだったよ。
万里が、俺の人生でいつも傍に居てくれたら……待っていてくれたら、何でも頑張れると思うんだ。
大学を出てからでいいよ。結婚してくれる?
[もう告白はしたから、段階は踏んでるよな?ヨシ!とばかりに、最初に云った言葉を、もう一度口にした。 実際はやっぱりちょっと順番がおかしいのだが、何しろ最初で最後のことだったので……。]*
(183) yuzu 2024/04/16(Tue) 02時半頃
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[足を絡めて、自分から縋るように腰を 動かしている姿に、 淫乱だな、と口にはしないまま思う。
こんな姿は他の誰にも見せたくない。 独占欲も、嫉妬心も、まだ己の中にも知らない部分が あったのだと興味深く思える。
首に腕を回されて、 唇を求められれば、応じようと顔を近づけるも、 腰を動かしながらだと、対して深いキスはできなくて、 その離れたすきに発された言葉には、 達しそうな快楽を必死で堪えている 今の状態では、返事できそうになかった。]
(184) rinco 2024/04/16(Tue) 03時頃
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……っ、 は、もう、無理、
[ぎゅうと抱きしめられれば、>>171 それを合図にしたかのように、 これまで堪えていたものを吐き出した。
ずるりと自身を引き出して、 肩で息をしながら、ヨーコの隣に倒れこむように 寝そべって、ヨーコを腕の中に抱き寄せる。 そっとその少し汗ばんだ顔に手を添わせた。]
はぁ、……あー、
で。 えーと、俺がお婿さん? まぁそれでもいーけど。
[行為の最中に聞こえてきたヨーコのセリフと、 こみあげてくる幸福感に、くすくすと笑いがこぼれる。]
(185) rinco 2024/04/16(Tue) 03時頃
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[こんなシチュエーションでいいのかわからないが。 まぁ最初に言ったのはヨーコだし。 もし文句があるならリテイクも受け付けよう。
今度の約束は、そう何年も待たせないから。**]
(186) rinco 2024/04/16(Tue) 03時頃
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[横髪を梳くように触れられると、小さく肩が跳ねて。 瞳を覗き見られると、ぎゅっと目を瞑ってしまう。 こっち見て?>>178と言われて、俯いたままふるふる首を振ったら、それに合わせてツインテールの髪が揺れた。]
……無理。
[質問には、そう答えて。 頬に手を添えられて、那由多の方へ向けられると、合った目は、目尻に涙が浮かんでいたかもしれない。]
もう、死んじゃうから……。
[呟いた声は、届いたかどうか。]
[瞳を観察されて、続く言葉を聞いて、目許をなぞられて。 好きだと思う>>179、と言われると。]
……これが、好きって事なのかな?
(187) doubt 2024/04/16(Tue) 03時頃
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[まだ、よく分からないけれど。 髪を撫でられて、気が付くと、唇が重なっていて。>>183 そのまま頭を撫でられると、思わず那由多にぽふりと身を寄せて、身体を預ける様にしてしまう。]
……うん。ありがとう。 ……よろしくお願いします。
[承諾の言葉を口にしたら、それで急に、ちゃんと自分の気持ちを自覚できた様な気がして。 那由多に預けていた身体を離すと、那由多にちゃんと向き直って。顔を見て。]
……私も、貴方が、好きです。
[こんな時まで幼い頃からの様に、『なゆたん』と呼ぶのはどうかと思って。 だけど、どう呼んだらいいか分からないから、そんな風に言って。 赤い顔で、えへへ、っと目を細めて笑う。]
[うっかり私も、結婚を承諾した後の告白になってしまっていた。*]
(188) doubt 2024/04/16(Tue) 03時頃
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[万里からの言葉を聞くと>>188、少し気が抜けたように眉を下げて、笑った。]
うん。良かったー。
おじさんに何て言おうかなー…
[呟くと、赤い顔をした万里を見てもう一度微笑み、ぎゅっと抱き寄せた。 小さい頃から一緒にいたのに、抱き締めるとこんなに柔らかいのか、と、初めて知る彼女の感触に驚く。
壊さないよう、抱き締める手に力を込めながら。]*
(189) yuzu 2024/04/16(Tue) 03時半頃
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[───それから。
いつか、 遠いどこかの惑星で 小さな花畑を作るふたりの姿が見られるのは。
まだずっとずっと、先の話───。]**
(190) yuzu 2024/04/16(Tue) 03時半頃
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.+ ゚ + .゚.゚ 。+ ゚ . + .゚.゚ 。
。 。.゚ 。☆ * 。. 🌙 。 。.゚ 。☆ * 。.
。 . . . 。 ゚ 。☆゚. 。 . . . 。 ゚ 。☆゚.
.。゚ 。 。゚☆+゚。*。.。 . 。゚ 。 。゚☆+゚。*。.。
+ ゚.゚*。゚☆+ 。゚. ゚。 + ゚ 。.゚*。゚
(#0) 2024/04/16(Tue) 03時半頃
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自分の事なのに、 分かってなくてごめんね。
[幼い頃から傍に居たからこそ、分からなくなってしまったのかもしれない。
ぎゅっと抱き締められると、そっと、那由多の背に腕を回して。 すり、と頬を寄せた。]
[腕の中、そっと瞼を閉じて、思い描くのは。 小さな花畑で笑い合っている、遠い未来の二人の姿。**]
(191) doubt 2024/04/16(Tue) 04時頃
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[ それは、そう遠くない未来の話。>>186]
いーい天気だねー。 ちょっと日焼けが心配になるけど、 なんかもうバッチリって感じ。
[ 眩しい太陽を見上げ、漣に紛れて海鳥の声が響く。 後で砂浜で遊ばない? と 真っ白なウェディングドレス姿で聞いたら あなたは同意してくれるかな。それとも嗜める?
首元までしっかり隠してあるドレスは、 独占欲の強い誰かさんが前夜も励んだ時の対策用。 これまでの寂しさを埋めるように、溶かすように、 熱心に愛された証を見せびらかさないためだ。]
(192) 鯖 2024/04/16(Tue) 04時半頃
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[ 私も私で、結婚してレンフォール姓になる前に いっぱい抱いて欲しいと唆した罪もあるけれど。 危うく喉を嗄らす寸前まで、なんてさ。 どちらが悪かったかなんて私にはもうわからない。]
さて、旦那様。 式場までエスコートしてくださる?
[ 肘より先までの長い手袋を嵌めた手を差し出し、 細やかな要求を口にして。
華やかな未来に向けて、 * 一歩を踏み出した。*]
(193) 鯖 2024/04/16(Tue) 04時半頃
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―― それはそう遠くない未来の話 ――
本当だなぁ。 まさに結婚式日よりって感じ。
[額に手をやって、空を見上げ、 まぶしそうに眼を細める。 惑星への移住にはいましばらく時間がかかりそうで。 それならもういっそ、 我らが故郷で挙げることにしたのだ。 砂浜への遊びのお誘いを受けたなら、 もちろん、と二つ返事でうなずいたろう。
ウエディングドレスも、真っ白なタキシードも、 レンタルなんかではなくオーダーメイドだ。 少しぐらい汚すことがあったってなんのその。]
(194) rinco 2024/04/16(Tue) 05時半頃
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[ヨーコが身に纏うウエディングドレスを、 肌を極力見えないような意匠にしたのは、 独占欲の表れだって?
あぁ、まぁ、そうかもな。
それでも、すっぽりすべてを 覆い隠すわけにはいかないから、 前夜に励んだ時だって、どこまでなら大丈夫か、 ちゃーんと計算はしていたよ。
ただ、まぁ。
声が嗄れそうになっているのは、 さすがに俺が悪いかな? いやいや随分とおねだりが上手になって、 もっと、と煽ってきたあいつだって。]
(195) rinco 2024/04/16(Tue) 05時半頃
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[そんな思考は、開始を告げる鐘の音でかき消される。 差し出された純白のレースの手袋に そっと己の手を重ね、エスコートを。]
アイ、コピー。 俺の愛しのお嫁様。
[さみしい、なんて思う暇がないくらい、 一緒に笑って、楽しんで、 もっともっと幸せになっていこう。
輝かしい未来に向けての最初の一歩は、 宇宙一愛しい女の子ともに*踏み出した。*]
(196) rinco 2024/04/16(Tue) 05時半頃
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