1 冷たい校舎村(別)
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ゆりに2人が投票した。
こころに7人が投票した。
こころは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ゆりが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ノッカ、アイリス、フローラ、ヒナコ、レイ、サラ、ミルフィの7名。
キーンコーンカーンコーン…………
(#0) 2020/11/13(Fri) 00時頃
──午前8時50分
窓の外は相変わらず白く、
雪が激しく吹きすさぶばかり。
教室の外は今日も楽し気な装い。
陽気な音楽と華やか装飾が君たちを出迎える。
これは新たな今日のはじまり。
時計はぐるっと一日分巡って、
昨日と同じ今日をまたはじめよう。
ここにいる限り、君たちは明日へは進めない。
それでも、おはよう。冷たい校舎に朝が来たよ。
(#1) 2020/11/13(Fri) 00時頃
早速だけど、伝えなきゃいけないことがある。
三度目のチャイムが鳴ったのを聞いただろう。
それと同じ頃合いだった。
また消えた仲間が二人、現れた人形が二つ。
回谷志帆と巫百合亜が見当たらない。
(#2) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ あれ、今日って何日だったっけ? ]
(0) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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あたし ずっとかんがえてたの
(1) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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ねぇ、いまどきのSNSってすごいんだぁ 簡単にいろんな情報が手に入っちゃうの
だからね、あたし。 いっぱいいっっっぱい、しらべたの あたしね計画性あったんだねぇ 最後までどっちにしようかなぁって、
(2) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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血色のよい肌 or 透明感のある肌
(3) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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でね、こっちのほうがきれいかなって たくさんの炭とかわいくデコったガムテープ これさえあればじゅうぶんかなって思ったの
(4) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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お気に入りのミントグリーンのJSKを着て 学校で咲いてた一輪のスイレンを抱きしめて アロマを部屋の中で焚きながら、 真っ白な天蓋付きベッドで眠る
おひめさま みたいでしょ?
(5) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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みんな おやすみなさい
(6) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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─── だからね、
『 みんなは代わりに あしたも生きてね 』
(7) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ ひらり、はらり。 蝶々の鱗粉が宙を舞い花が咲む。
─── 校舎の中に、釘がいくつも落ちている ]*
(8) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ 夜が更けていく。]
(9) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ 持ち込まれたポテトチップスに、 わたしやったーって飛びついたんだ。
欲に正直に生きてるの。 だから、サラダなんかより、 ポテチが食べたい気分に従った。
コンソメ。好きだからうれしかったな。 ありがとね。食料調達班。
あ、でも。 寝床整え班にもちゃんとお礼言いなね。 結構大変だったんだからね。力仕事。]
(10) 2020/11/13(Fri) 00時半頃
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[ しんしんと。どころじゃなく、 ごうごうと降り続ける雪は止まない。
暖房がきいてる部屋の中、 ソファに身を寄せ合って眠るの。 修学旅行というより、避難っぽいね。
狭いソファにひしめきあって、 看板のうさぎちゃんみたいなわたしたち。
人と肌を寄せ合うのも、 ソファから落っこちないのも得意だから、 わたし、うまいこと寝てたんじゃないかな。]
(11) 2020/11/13(Fri) 00時半頃
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[ ……なーんて。 ほんとは足の下に柔らかさがあって、 それは安心感のあるあたたかさだった。 だからわたし、ぐっすり眠れちゃった。]
(12) 2020/11/13(Fri) 00時半頃
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[ ……誰だったんだろ。えへ。ごめーん。]
(13) 2020/11/13(Fri) 00時半頃
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[ ……あれ? チャイムが鳴ってる──、]
(14) 2020/11/13(Fri) 00時半頃
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──午前8時50分──
[ 寝坊したんじゃないよ。
昨日、ソファ上の場所の取り合いとか、 お菓子パーティーみたいなごはんとか、 そういうことして興奮しちゃったから、 それで目覚めがずれ込んだだけだもん。
わたし、くあぁとあくびして、 ソファの隅っこで伸びをひとつした。
おはよう。朝だね。 相変わらず窓の外はばかみたいに白い。 廊下のほうはばかみたいに明るいけど、
やっほー。起きた? 元気? 莉子は元気。]
(15) 2020/11/13(Fri) 00時半頃
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[ みんな────、]
(16) 2020/11/13(Fri) 00時半頃
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[ むくりと体を起こして、 まわりをぐるっと見回してみた。
9人も寝れる? って昨日言ったのね。 だから、ここには9人いるべきだった。
だけど、何度数えてみたって、 どーしても、9にはちょっと足りないのね。
いや、さすがにわたしも、 10までの数はわかるはずなんだけど(笑)]
(17) 2020/11/13(Fri) 00時半頃
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……はあ? なに、 みんな起きんの早くない?
[ この期に及んでのんきすぎるって? だって寝起きなんだもん。しゃーないじゃん。
わたし、ゆっくり立ち上がった。 足の下にはもうなんにもいなかった。
立ち上がって、少し考えて、わたし──、]
(18) 2020/11/13(Fri) 00時半頃
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……わたし、 ちょっとそのへん見てくるわ。*
(19) 2020/11/13(Fri) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/13(Fri) 00時半頃
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─ 前日/保健室 ─ あ、それなら僕は空を飛びたいな そのまま宇宙とか行ってみたい [ どうせ現実じゃないんだったら─── 愛上さんの溢れる欲望の言葉に>>2:336 僕も強く頷く。 昔の僕なら、空を飛びたいとかじゃなく それならずっと勉強が出来ますねって言いそう。 多分言ってる。 ]
(20) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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文化祭かぁ …… 僕なら、他はいいから " 月うさ亭 "だけは作りたいけどね
[ 文化祭には思い入れがあっても 月うさ亭には思い入れが無い人 ? 僕も当てずっぽう>>2:336に 乗っかってみるけど
いえ、やっぱり該当者が見当たらない ]
(21) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ 暫くしたら、 ゆりちゃんが雛川さんと一緒に戻ってきて ジャージを受け取った僕は カーテンをシャーっと引いて保健室でお着替え。 胸元には" 巫 "の文字が刺繍されてたかな。 それから寝床作りに混ざって。 ジャージ姿で布団とか運んでたら なんだか修学旅行みたいな気持ちになった。 ]
(22) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ 僕はその後、購買部に行って 洗剤と洗面桶を取ってきた。 " 緊急につき お金は後日お支払いします " そんな書置きをレジに残して。 桶に水を溜め、洗剤をドバドバ。 そこに血で汚れた制服を浸けておくことにした。 シミにならなきゃいいけど。 ]
(23) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ キャットファイト、というか ファイトを忘れたキャットでしょうか 寄り添うように、且つテトリスのように みんな、ひとつの部屋で眠りについた 夜が明ければ、朝が来れば 事態は少しは好転するでしょうか。
朝日に希望を抱いたことなんて 今まで一度も無いけど ─── 明日はきっと 新しい風が
ああ、でも ]
(24) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ 窓を閉め切ってるから 風も感じられないんだったね ]**
(25) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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―― げんじつせかい ――
[ 目を開けたら、私の部屋だった。 机の上に広げられた塾の宿題を枕にして、 私は眠ってたみたい。
なあんだ。やっぱり夢だったんだ。 あまりにも生々しかったから、 夢じゃないって信じちゃってた。 でも、目が覚めてみれば、 夢以外の何物でもない ]
(+0) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ こんな格好で寝たら肩が凝っちゃう。 私は思いっきり伸びをして、 あ、今何時かなってスマホに手を伸ばした。 スマホに表示されるのは、 現在時刻とメールのお知らせがいくつも。
メール来てたんだ。気づかないくらい寝ちゃってたのね。 なにかなって、私はタップして―――― ]
(+1) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ そのまま、スマホを落とした ]
(+2) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ ごとんっていう音にはっとして、慌てて拾い上げる。 信じられない気持ちで、もう一度見返した。 何度読み返しても結果は変わらない。 夢の中で届いたメールと同じ。 ただひとつ違うのは、送信者名がバグっていないこと。
遺書にしか思えないメールの送信者は、、ヒナだった ]
(+3) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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あれは、ただの夢でしょ?
[ そう思った。そのはずだった。 でも、夢で見たのと一字一句同じメールが届くなんて、 そんなことある? それとも今いるここも夢の続き? 夢なら早く覚めてほしい ]
(+4) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ そういえば、届いてたメールは1通じゃなかった。 他のメールも確認しないと。
担任のたつみ先生から、メールが来てた。 ヒナが病院に救急搬送されたって。 病院の住所と名前が書いてある。 最寄りの救急病院だった。
残りのメールはメアから。 「誰か帰ってきた?」 「まだ?」 「私、病院に行くね」 「病院についたよ」 そんな一言だけのメールがたくさん届いてた ]
(+5) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ ねえ、「帰ってきた?」って何。 それって、まるで、まるで、 あの夢が、夢じゃなかったみたい。
私、帰ってきたの? 私、精神世界にいた? ヒナの精神世界にいたの? ]
(+6) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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とりあえず、病院に行かなくちゃ。
[ 行ってどうこうなるものじゃないけど、 でも、家でじっとしてるなんて、 そんなこととてもできなかった。
私は、あの世界にいた9人と、 たつみ先生にメールを送る ]
『今から病院に向かいます』
(+7) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ 立ち上がって、部屋着なことに気づいた。 クローゼットを開けて、少し考えて、 私はミモレ丈のゆるふわスカート>>2:70を取り出す。 形に残る、文化祭の思い出の品。ヒナの作品。>>2:129 普段着にするには少し甘すぎるけど、 冬に着るには少し薄すぎるけど、 着れないこともない。 地味目の上着を持ってきて、 分厚いタイツを履けばきっと大丈夫。 今日は大雪じゃないし ]
(+8) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ 部屋を出ると、廊下で妹にばったり会った。 妹はあの日から、私と顔を合わせると、 申し訳なさそうな顔をする。 そのくせ、口元は笑ってるの。変な顔。 この子が何を考えてるのか、 やっぱり私にはさっぱりわからない。
でも、もしも普通は相手の気持ちがわかるものなら、 この子に私の気持ちがわかるとしたら、 人間的に問題があるのは私よりもこの子が上だと思う。 私のプライドが傷つくと承知の上で やったってことでしょ? それって相当性格悪いわよね? ]
(+9) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ でも、本当にわからないの。 理解できないし、変わってると思う ]
桃香って変な子よね。 [ そう言ったら、妹の眉が奇妙に歪んだ ]
昔から、私のお下がりは嫌だって、 散々駄々をこねて 新しいものを買ってもらってたじゃない。
でも、彼氏は私のお古がいいのね。
[ 矛盾してると思う。理解できない。 心底不思議でそう言ったら、 何か喚きだしたけど興味がなかった。 うっかり相手をしちゃったけど、 私、今はそれどころじゃないの。 喚いてる妹は放置して、私は両親の部屋に向かう ]
(+10) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ ノックをして顔を覗かせたら、 母は寝てたけど父はまだ起きてた ]
先生からメールが来て、 友達が病院に救急搬送されたって。 私、行ってくるね。
[ 私がそう言ったら、父は読んでいた本を閉じた。 眼鏡を外してベッドから降りる ]
お父さん?
[ 首を傾げたら、もう遅い時間で危ないから、 車で送ってくれるって。 玄関で待っていなさいって言われて、私は素直に頷いた ]
ありがとう、お父さん。**
(+11) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ 密着しながら寝るの、たのしかったなぁ。 めありちゃんのマネキンなんか忘れて、 あたし心地良さに包まれながら眠ってたの。
寝相は悪い方じゃないから、 ちいさくまるまってこじんまりとしてたはず。
ああ、そうだ。 寝る前にグアムの思い出語ってたよねぇ。 あたしも海外旅行はじめてだったからね、 すっごぉくテンションあがっちゃったよ! ]
(26) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ それでね、気づいたら朝だったの。 ]
(27) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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─── 午前8時50分 ───
[ チャイムの音が遠くに聞こえてきて、 さっきまでのは全部ゆめで、 あたし授業中に寝ちゃったのかなぁって あたしなりに慌てて目を覚ましたんだよ。
でもね、目を開けたらね、 校長せんせのきらびやかなお部屋にいて、 りこちゃんが立ってるのがぼんやり見えたんだぁ。 ]
りこちゃん、おはよぉ ……やっぱりゆめじゃなかったんだぁ
[ 寝ぼけ眼をこすりながらご挨拶。 ]
(28) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ ほかにもだれかが起きてたら、おはようってゆう。
見当たらないひとかげもあるけど、 時間としてはお寝坊さんだから、 きっともう起きてるんだろうなぁって思うの。 ]
あたし、お花摘みいく
[ そのへん見てくるってゆうから、 いってらっしゃいって言いながらも、 あたしもおといれにいくために起き上がる。 ]
(29) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ 毛布から体がでると寒くって、 ちょこっとだけぶるるって震えちゃう。
となりのひとがもしもまだ寝てたら、 起こしちゃったらごめんなさい。
あたしね、起き上がってスマホをみるの。 現代っ子の習性で起きたらとりあえずみる。 起床時の通過儀礼みたいなものなんだけど、 スマホはやっぱり圏外のまま、ただ─── ]
あれ、日付変わってない……?
[ 時間は刻々と進んでいるのに、 日付は昨日のままだった。 ]
(30) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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[ ねぇ、今日って何日だったっけ? ]
(31) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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あたしまだ 17歳なんだぁ *
(32) 2020/11/13(Fri) 01時頃
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──前日/保健室──
宇宙かあ。 意外とロマンチストじゃん。
そしたらサラはさ、 本当は月がいくつあるのか確かめてきてね。 うさぎがどっか隠れてないかも。
わたし、毎晩空見て、 今はどこにいるのかなあって、 地上で優雅に待ってるわ。
[ 保健室で繰り広げたのは、 そんなふんわり壮大な話。
この世界作った人の特定には、 あんまり役に立たなさそうだけど。 意外なこと言うなって、ちょっとおもしろかったの。]
(33) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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……そういやないね、月うさ亭。
でも、ここにいる誰かの世界なら、 思い入れがない人なんてきっと、 ひとりもいないと思うけどなあ。
[ 変なのってわたしは笑って、 働きアリに戻ろうとして、あっ! いっこだけ。]
……で、 わたしのことはいつ、 “莉子ちゃん”って呼ぶわけぇ?
[ わたしはずっとサラって言ってんのにね。
ゆりちゃんって言ったの、>>2:304 わたし、聞き逃さないから!笑 *]
(34) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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[ それが、夜の話。]
(35) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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[ これからするのは、朝の話。]
(36) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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[ わたし、そのへんを歩いてったの。教室まで。]
(37) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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[ 別に。別に。 気づいてなんかないよ。 この世界のホーソクとか、 チャイムが鳴る意味とか。 ただ、ちょっと変な感じ?
あーきっとゆりと志帆は早起きして、 調理班らしく朝ごはん作ってんだわ。
……とは、思えなかった感じ? です。]
(38) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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[ やっぱりゆり、朝ごはん作ってくれてなかった。]
(39) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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──現在/3年1組教室──
[ 一番最初にたどり着いた“そのへん”は、 わかりやすく? シンプルに? 教室だった。
わたし、教室の扉を開けて、 広がってるの、やっぱり文化祭じゃなくてさ。 他は全部文化祭仕様なのにね。なんでよ。
ただ、いつも通りに並んでる机と椅子。 そこに人影があってさ、誰か座ってる。
教室の席なんて基本定位置決まってるでしょ。 あそこにいるのはあの子ねって自然に。
だからわたし、当たり前に、 ゆりじゃーん。って思ったわけ。]
(40) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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[ 何してんの? とも、そりゃ思ったけど(笑)]
(41) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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……っ お、 驚かせないでよ、もー。
つか、朝から何してんの? ふつーに授業とかないっしょ。
つーかさ、ゆりぃ、
[ 志帆いないんだけど。って言いながら、 わたし、肩叩こうと思っただけだった。
だってゆり、全然顔上げないんだもん。]
(42) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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[ そしたらゆり、欠けちゃった。]
(43) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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[ でもね、欠陥品なんかじゃないよ。]
(44) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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[ ゆりはゆりなだけだよ。]
(45) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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[ 届けエスパーリコからのテレパシー。 ……なんつって。えへ。でもさ、ほら。 もう言う機会なんてあるかわかんないしぃ?]
(46) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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[ とにかく、ゆりの欠片がぼろぼろと、 わたしの触れたとこから崩れてっちゃった。
わたし、びっくりしてさ、 ほんと、あんまりにアレだったから、 何秒間かはそのまんまフリーズしてたね。
フリーズドライかってくらい、 ぱらぱらになってたのはゆりだっつーの。
わたし、肩に触れるのに手を出したまんま、 じいっとその塊を見下ろしていた。
こんなの何かの塊だよ。ゆりじゃなくって。]
(47) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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……ゆ、ゆり?
[ 一応、もっかい名前呼んでみたの。
聞こえたら返事をしてね。 それが無理なら歯医者みたいに手を挙げて。 それもだめならまばたきをしてみてよ。
……いずれの反応もなし、っと。
相変わらずじいっと見てるわたしの視界には、 ゆりっぽい人形と、真っ白い紙きれ一枚がある。]
(48) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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[ ……ゆりのにも落書きしたげよっか。 今なら友情価格でなんと100円引きだよ。**]
(49) 2020/11/13(Fri) 01時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/13(Fri) 01時半頃
|
×月〇日
好きな人ができました。
ボールをつかむ骨張った大きな手が好き。 声変わりの終わった低い声が好き。 鼻筋の通った横顔が好き。 笑うと細くなる、その目が好き。
私、毎日が幸せです。
(50) 2020/11/13(Fri) 03時半頃
|
|
─ むかしのはなし、 ─
[ あ。あたしにも彼氏、居たことあったんだ。 中学校の頃の話だよ。 高校はもう、ぜんぜんダメだったけどさ。
男子バスケ部の先輩。一個上。 エースでも部長でもないけど レギュラーはってた、尊敬できる人。 はじめはそんな印象だった。
練習熱心でよく残って練習してたから、 同じく残って練習していたあたしは 自然と話す機会も増えて、仲良くなって。 ]
(51) 2020/11/13(Fri) 03時半頃
|
|
[ はじめは、ただの先輩で後輩だった。 それこそ男女とか関係なく。 あたしは女バスの先輩と同じくらいのノリで まじ上手いですね!って接してた。
でもそんなノリ、周りが許さなくなっていく。 中学生ってそんな感じだ。そんな感じでした。 好きなの?付き合ってんの? あんなに仲良いんだからさ。って、ねー。
だから、あたしも、意識しちゃった。 「そう」なのかな。って、彼を見上げながら。 あたし、好きなのかな。彼も、好きなのかな。 ]
(52) 2020/11/13(Fri) 03時半頃
|
|
[ 目の合った先輩が、すこしぎこちなく笑って 照れたように目を反らしたのを見て、
あ。あたし、この人となら 付き合ってもいいかなって。 そう、思いました。 ]
(53) 2020/11/13(Fri) 03時半頃
|
|
[ 告白されたときは舞い上がった。 練習も、いつも以上に楽しくなった。 どきどきが増えた。わくわくが増えた。
色気づいて、化粧なんて覚えて先生に怒られて、 でもこっそりバレないように 薄くメイクしたりするようになった。
一緒に帰ったり、手を繋いでみるだけで、 胸が高鳴って、囃し立てられても笑ってた。
おとな。こども。という区分は曖昧だけれど 当時のあたしが幼かったのは、確かだ。 ]
(54) 2020/11/13(Fri) 03時半頃
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|
〇月×日
■■が好きでした。 でももうそんな気持ちは、消えてしまいました。 本当に未練など、無いのです。 なのに、なぜ、こんなにも、
(55) 2020/11/13(Fri) 03時半頃
|
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[ シャープペンシルの芯が折れる。 ]
(56) 2020/11/13(Fri) 03時半頃
|
|
─ おはよう、みんな ─
[ チャイムの音で、目が覚める。 開いた薄目に映るのは、 昨夜食べたポテトチップスのゴミ。
夜にそんなの食べるの?とか肌荒れるじゃんとか 文句はとっさに思いついたんだけど、 ここが精神世界って言うのなら どんなにポテチ食べても平気なのかもね。
そう思えば、食べない理由はなかったよ。 ]
(57) 2020/11/13(Fri) 03時半頃
|
|
[ 莉子が校長室の外見てくるって言って、 琴子がトイレに行くって言って、 あたしは、 ]
あーい……いってらー…
[ ねむいよ。だってまだ、眠いじゃんか。 うとうと、閉じそうな目で 校長室を出る人々を送った。
あたし、もうひと眠りしよっかな。 だって、授業もないんでしょう? ]
(58) 2020/11/13(Fri) 03時半頃
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|
[ 一度目の、朝のチャイムは 誰も“消えたり”しなかった。 だからあたしは、大丈夫だと思ってたんだ。
思って、いたのにさ。** ]
(59) 2020/11/13(Fri) 03時半頃
|
CC レイは、メモを貼った。
2020/11/13(Fri) 07時頃
|
──回想/教室──
[ 「精神世界」の話。 好夏に聞いたばかりの話を琴子へと。>>225 噂っていうか、都市伝説みたい。
文化祭の日そのものが夢みたい、に頷いて
「誰かの世界で死ぬのはイヤ」
って言葉に黙った。 ]
(60) 2020/11/13(Fri) 08時頃
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|
「私は、誰かの世界で死ねるなら嬉しい」
(61) 2020/11/13(Fri) 08時頃
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|
[ 少しでもそんなこと思ったなんて、 言えなかったから。 ]
(62) 2020/11/13(Fri) 08時頃
|
|
[ 好夏が、志保が、ゆりが、順番に戻ってきて 知っていることを教えてくれた。
その中に「めありを見つけた」っていう 内容は全くなかった。それどころか、 「めありはマネキンになった」って?>>271
「はいそうですか」なんて言えなくて 黙って話を聞いていた。
マネキンを見に行く琴子たちにはついて行かず 教室でぼーっとすごして黒板に、 50(0..100)x1点のうさぎを描いたりしてみたけれど 起きていても余計なことを考えるだけだから 皆んなと同じように校長室へと向かった。* ]
(63) 2020/11/13(Fri) 08時頃
|
|
[ 校長室なんてさ、 ガッコに呼び出されるだけの場だったから こんなふうに雑魚寝したり、お菓子食べたり なんかいい気味!って思ったよね。 ]
(64) 2020/11/13(Fri) 08時頃
|
|
── 朝 ──
[ 意識の端で、キーンコーンカーンコーン あたしの耳は、チャイムを捉える 学校なんだから当たり前か、って 昨日夜しか鳴らなかったことも忘れて、 あたしはそれで、目を覚ます。 ]
……っん、おはよ、
[ ふあああ、と大あくび。 何人かが起き上がってるのが見えたかな 何人かが、そこに、居ないのも。 ]
(65) 2020/11/13(Fri) 08時頃
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|
あたし顔洗ってくるわー [ 昨日購買でゲットした洗顔と、 鞄から簡単な化粧ポーチ取り出して あたしは、いつもの朝みたいな感覚で、 外に出ようとしたのね。 ]
(66) 2020/11/13(Fri) 08時頃
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[ 最初の異変に気づいたのは、 階段近くの洗面台に行く道中 ]
……あっぶな、なんで釘
[ 文化祭の準備してるヒトが落とした! みたいなそんなたくさんの釘が、 廊下に落ちてるもんだから、 あたしは避けて歩くことにする。
花はよゆーで踏み潰すくせにね。 釘はさすがに踏み潰せない、危ないもん これによってまた更に、廊下の花は犠牲になった ]
(67) 2020/11/13(Fri) 08時頃
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[ だから、その後の行動も、 あたしにとっては何気ないものだった ]
(68) 2020/11/13(Fri) 08時頃
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[ ふと、階段を覗き込む 特になにか物音がしたわけでもないし 五感のどれかが何かを感じ取ったわけでもない ましてや第六感なんてものは絶対ない。
だけど、ふと捕らえた違和感 踊り場に、なにか ────────── ]
(69) 2020/11/13(Fri) 08時頃
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!!!
[ 二三段飛ばしで上るのはきつかったけど、 でもそれはすぐに、目に入ったよ。
メーデーメーデー 届かない救難信号、血の海の中 真新しい靴下、スリッパ、あたしたちと同じ制服 誰だか、すぐにわかっちゃったんだ。 ]
(70) 2020/11/13(Fri) 08時頃
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シホ!!!!!!!!!!!! 誰か!!!!!!!誰か来て!!!!!
[ 大きな叫び声。もはや悲鳴にも近い。 踊り場で立ち尽くしながら、 あたしの声は、誰かに届いたかな。 ]**
(71) 2020/11/13(Fri) 08時頃
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[ ちなみにあたしもウサギ、描きたいな! 29(0..100)x1点のうさぎが黒板に並んだのは もう、遠い昔のことみたい。 ]**
(72) 2020/11/13(Fri) 08時頃
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[ 背が高くて見た目が可愛くなくても 私は私を、「女の子」だと思ってた。 ]
(73) 2020/11/13(Fri) 13時頃
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[ 中2の冬、先輩に振られた時のショックは 無敵だった私の心を簡単に壊した。 隣に並びたくないなんてよっぽどだ。
私のこと好きじゃなくなったとか、 他の子と付き合うようになったとか、 ・・・それも嫌だったけど、
そんな理由の方がマシだったのにって 今でも思う。
それまでは気にならなかった男子の揶揄いも 嘲笑う視線も可愛い女の子と比較される言動も 突然嘘みたいに苦しくなって、 高校は絶対に女子高に行こうって決めた。 ]
(74) 2020/11/13(Fri) 13時頃
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[ 高2。 バイト先のファストフード店の社員さんは 私のことを女の子扱いしてくれる人だった。
「今日も可愛いね」 「女の子は重い物持たなくていいよ」
明るくて屈託なくよく笑う笑顔が、 素敵だなって思ってた。
ある日、聞かれた。 「麗ちゃんは彼氏とか好きな人いないの?」
そういうのはもういいと思って遠ざけてた。 だけどこの人はすごく大人だったし、 何よりも私よりも10センチも背が高かった。]
(75) 2020/11/13(Fri) 13時頃
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[ こんな人、もう2度と現れないかもしれない。
W私を女の子扱いしてくれる人W
そう思って、勢いで指を差し返した。 ]
(76) 2020/11/13(Fri) 13時頃
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[ 付き合うことになってもデートは殆どできなくて 会えたとしてもホテルだけだった。
何ヶ月かしてバイトの子に相談したら忠告された。
「あの人誰にでも手を出すんだよ。 特に高校生好きのロリコンなの。 前の店で噂になってて、気をつけよって みんなで言い合ってたの。 まさか九条さんが引っ掛かるなんて・・」
極め付けに、彼には奥さんがいて 小柄でものすごく可愛いらしいって。 ]
(77) 2020/11/13(Fri) 13時頃
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[ ショックだったこと2つ。
彼に本気で好かれていなかったこと。
気を付けよっていう女の子たちの輪に 私は入っていなかったこと ]
(78) 2020/11/13(Fri) 13時頃
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[ これが2人目の恋人の話。
今更夢にも見たくなかった ──** ]
(79) 2020/11/13(Fri) 13時頃
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──現在/8:50──
[ 夢を見てた。 夢の中で夢を見るなんて矛盾してる。 チャイムの音がぼんやり意識が戻す。
ぼやけた視界は見慣れない場所で よく分からないけど高そうな置物が並んでて そっか校長室で寝たんだっけって。
なんだ、夢か。 って自分の部屋で目を覚ます予定だったのに。
見回してもやっぱりめありはいないし、 眠りに付いた時には隣にいた筈の志帆も>>342 他にも何人かの姿がなくて。
顔を洗ってくるって言う好夏>>66 私もそうしようかなとゆっくり起き上がった。 ]
(80) 2020/11/13(Fri) 13時頃
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[ 校長室から出た時にはもう好夏の姿は見えなくて 相変わらず現実のようで現実離れした空間に 徐々に慣れている自分に気付く。 ]
ッ────!?
[ 昨日はこんなに落ちていたかな、釘。
散らばったそれらを踏まないように歩いて、 もし踏んでしまったら痛いのだろうか?
夢の中でも精神世界でも、痛みはある? ]
(81) 2020/11/13(Fri) 13時頃
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[ めありは、痛かったのかな── ]
(82) 2020/11/13(Fri) 13時頃
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[ そんな思考を打ち消したのは またしても悲鳴だった>>71 ]
好夏────!?
どうした、の・・・ッ────
[ 声のした方へ急ぐ。 嫌な予感がどうとか考える暇もないけれど、 胸騒ぎだけが息を詰まらせる。 ]
(83) 2020/11/13(Fri) 13時頃
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志帆・・・?
[ 血の海の上、覚えのある姿に呼びかけても 返事はなかった ** ]
(84) 2020/11/13(Fri) 13時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/11/13(Fri) 13時頃
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[ 返事のないシホと、血溜まり マネキンの手には握られたナイフ。 引きつった顔のまま、後から来たレイを見て あたしは、きっと尋ねる。>>84 ]
レイ… ねえ、シホ、無事だよね めありもシホも、無事、なんだよね
[ 昨日の話が本当ならば。 精神世界で死ぬ=この世界から出る、 んじゃないか、って誰かが、言ってた。 ]
(85) 2020/11/13(Fri) 14時頃
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[ めありとシホは「死んだ」 なのに、世界は続いてる。 ……だから、本当のふたりは犠牲にはなってない
あたしたちの誰かが、 本当に「死ぬ」まで、 あたしたちは、ここから出られない。
すっと身体の奥が冷えるような、 そんな嫌な気持ちがする。 ]
(86) 2020/11/13(Fri) 14時頃
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なんで? ねえ、なんで? なんでシホは、めありは、 こんなふうにならなきゃいけないの?
精神世界の主?が、 こうなることを望んでるってこと?
それとも、シホやめありが、 こうなることを、望んだってこと?
[ あたしは、まだこの世界を理解してない。 だけどシホは ── 右手のペティナイフは、 きっと、シホの、意思。 ]
(87) 2020/11/13(Fri) 14時頃
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…… あたしたち、 全員、こうやって殺されるのかな
[ 誰に? ──── きっと、この世界に。 ]**
(88) 2020/11/13(Fri) 14時頃
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問9.メールを読んだ時の雛川琴子の、
(89) 2020/11/13(Fri) 14時半頃
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[ じりじりって文字が灼ききれる感覚。 それから、カタカタっと書き換えられる音。 ]
(90) 2020/11/13(Fri) 14時半頃
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……0気才寺チヲ遲斐∴縺ェ縺輔>
(91) 2020/11/13(Fri) 14時半頃
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[ ぜんぶきえる。 ]
(92) 2020/11/13(Fri) 14時半頃
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問.死ぬ前の髮帛キ晉清蟄ノ気持ちヲ遲斐∴縺ェ縺輔>
(93) 2020/11/13(Fri) 14時半頃
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[ 雛川琴子は、人生を舟と喩えたことはない。 舟のように流されるのではなく、ご利用は計画的に。 人生設計?スケジュール?プラン? ちゃんと立てていた、明確に。
ただし、その人生設計がはじまったのは、 生まれてそれからしばらくしてのこと。 ]
(94) 2020/11/13(Fri) 14時半頃
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[ 初めてあたしがかわいいって 気づいたのは小学生に上がってからのこと。 6歳だった、ひとよりかわいいことを知ったのは。
それからあたし、 かわいいものもきれいなものも、 ほしいものは他人に与えられてきた。 ママからもらえるのは、 kawaiiの呪文だけだったけどねぇ
ぁ、あたしの人生計画の中に、 恋人ができるとかそおゆうのなかったなぁ。 でもね、あたしのことかわいいってゆうから いいよってお付き合いしたことはあるかなぁ ]
(95) 2020/11/13(Fri) 14時半頃
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[ でも、目が合ってぴぴぴって運命感じたこと、 ─── いちどでもあったっけぇ? ]
(96) 2020/11/13(Fri) 14時半頃
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─── 現在・トイレ ───
[ ばしゃばしゃって洗ってから顔をあげる。 鏡の中には、水びたしのあたしと目が合った。 ]
きょうのあたしも、かわいいね
[ こんなへんてこりんな場所に閉じ込められてるけど、 あたしは日課を忘れは、しない。 にこ、って鏡の中のあたしに笑いかける。 そぉして、タオルで水気を拭って、 WCと書かれた看板を背中に歩き出す。 ]
(97) 2020/11/13(Fri) 14時半頃
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[ 目の前を、きらきらって鱗粉が舞った。 足元には相変わらずお花が咲いていて、 それから、それから──── ]
くぎ?
[ ジャラジャラって落ちてる細い釘。 かわいくて、きれいなお花の中には、 まったく似つかわしくもない光景だった。
落ちてるくぎを拾い集めようとするけれど、 集めきるにはあまりにもたくさん落ちている。
校長室にはまだ眠そうにしてた子もいた。 どこかへ行っちゃった子もいた。 だからね、あたし、情報共有しなきゃ!って、 教室の方に歩き出したんだぁ。 ]**
(98) 2020/11/13(Fri) 14時半頃
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[ みんな恋や愛のはなしをする。]
(99) 2020/11/13(Fri) 18時半頃
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[ わたし、ちょっとかしこなので。 恋人がアクセサリーじゃないことは知ってる。 他人は思い通りにならないことも、知ってる。]
(100) 2020/11/13(Fri) 18時半頃
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[ だから、あんまり執着できなかった。]
(101) 2020/11/13(Fri) 18時半頃
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[ 愛も、プライドも、魔法の呪文も。 形のないものじゃお腹は膨れないじゃない。 それと同じ。わたしの心は満たされないよ。]
(102) 2020/11/13(Fri) 18時半頃
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──現在/3年1組教室──
[ しばらくフリーズしてたわたし。 ようやく意識が戻ったみたいに、 ふらっと数歩ゆりから退いたの。
それから、足を黒板に向けた。 わたしが昨日書いた文字。 誰かが付け足した新しい文字。 ライカが描いたかわいいいぬ。 誰かが描き足した微妙なうさぎ>>63。
どーしよっかな。って思って、 黄色いチョークを手に取った。
それで、見落とされないように、 大きく、大きく、うんと目立つように。]
(103) 2020/11/13(Fri) 18時半頃
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『 ※ゆりにさわっちゃだめ※ 』
(104) 2020/11/13(Fri) 18時半頃
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[ 偉いなあ、わたしって。ハイリョができて。 後ろの※マークに・をよっつ足してるとき、 最後のひとつでチョークがばきって折れた。
だから、注意マークはちょっと変な形。 わたしが書いたから、字もおかしな形。
……こういう書き方すると、 余計に触りたくなっちゃうって? そんなのわたし、知らなーい。 あんなんじゃめありの人形みたいに、 保健室に運んだりできないよね。
……それとも、もう粉々にしちゃって、 ほうきとちりとりでかき集めた破片を、 保健室のベッドに積み上げてあげよっか?]
(105) 2020/11/13(Fri) 18時半頃
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[ ふふ。無言で考えながら、 わたし機嫌がよくないんだなって気づいた。]
(106) 2020/11/13(Fri) 18時半頃
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[ なんでだろ。しゃーないのにね。 わたし、そういうの平気なはずなの。
言いたいこと言って、したいことして、 周りから人がいなくなるなら仕方ないよね。 無理して人と一緒にいる必要なんてないじゃん。
他人の心なんて目に見えないんだから、 離れていくなら仕方ないよ。そういうこともある。 そういうのにいちいち囚われたらキリないじゃん。
そんなことよりわたしがわたしらしく、 わたしにとって楽しく生きてることが重要なの。]
(107) 2020/11/13(Fri) 18時半頃
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[ 人ひとりいなくなるくらい、 ちょっとさみしく思っても、 そーゆーもんだから平気なはずなの。]
(108) 2020/11/13(Fri) 18時半頃
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……でも、困んじゃん。 ゆりが一番かしこなんだし。 アンタいなくなったら、 誰がスイリとかすんのよぉ、あーあ。
[ あーあーあ。ため息ついて、 ゆりの机、蹴飛ばしてやろうと思ったけど、 そしたらあいつ、マジで崩れそうだから、 一応いまんとこ、我慢しといてあげた。
偉いねー。偉すぎるね、わたし。 やってらんなーいって思いながら、 みんなにコレ伝えとこうと思って。
教室を出ようとするけど、 誰かやってくる様子はあったかな。*]
(109) 2020/11/13(Fri) 18時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/13(Fri) 18時半頃
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──現在/踊り場──
[ 「めありもシホも、無事、なんだよね」
・・・無事?
見たことのもない量の血溜まりに その原因としか思えないナイフ。
こんな状況で無事だったなんて、 漫画やドラマでも見たことないよ。
「大丈夫だよ。」「きっと無事だよ。」 って気休めにも言えなかった。 ]
(110) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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・・・・分からないよ・・
[ 現実なのか、夢なのか、精神世界なのか、 それ以外なのか、それすら不確かで。 クラスメイトが死んでしまったかもしれない そんなこと受け入れることもできなくて。 ] 誰かが、望むのかな、こんなこと・・・
[ 私の知ってるの皆んなって、 だいたい明るくて、可愛くて、 女子高生を謳歌してて、毎日楽しそうで。
悩みなんてないなんて思ってはないけど、 こんな世界を望むほど何かを抱えてるとか、 思ったこともなかったから。 ]
(111) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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・・・好夏もあるの?
(112) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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死にたいって思うこと
誰かに死んでほしいって思うこと
(113) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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[ 例えば屋上から空を求めて飛び込むように** ]
(114) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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─ 回想/文化祭準備 ─ [ もちろん僕なりに喫茶店の名前を 精一杯考えたんですけど、あまりにも稚拙というか アニメキャラの名前っぽいっていうか。 だけど、呆れてないって親指を立ててくれている 愛崎さんを全面的に信頼する事にしました。>>213 わざわざ追いかけてまで伝えてくれたのですから ええ、それはもう。 白装束は着なくてよさそうです。 彼女が接客の決めポーズをするたび、>>214 「 おー 」って声をあげて 手をぱちぱち。 きっと、月に代わってご案内よ とかも 決めポーズやってくれたと信じてます。
学校が好き、という彼女には >>215 そうなんですね、と相槌を打って。 ]
(115) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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学校は、嫌いで抜け出してるんじゃないんですね それなら良かったです 正直、愛崎さんがいるのといないのでは クラスの温度が3度ぐらい違いますから [ あ、もちろん計った訳ではないですけど そう付け加えて。 ]
(116) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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うん、呼び込みに関しては 全面的にお任せしています
今回は本当に適材適所といいますか … 愛崎さんは 人を惹きつけるのが上手だな、と 今もこうやって追いかけてきてくれて 僕を惹きつけちゃってるわけですし [ 考えての行動か、考え無しの行動か 打算がどうこうでは無くて すぐ行動できるっていうのは才能だと思うんです ]
(117) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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えっと、だから …… そんな直ぐ追いかけてくれるような人がいる学校 嫌いになるわけないじゃないですか … みんなに引っ張られて 僕も楽しんでますよ [ 文化祭にしたって、 僕が皆を引っ張ってるって言うけれど ── 皆の" 楽しみたい "って気持ちに 僕が引っ張られて、頑張っちゃうわけで。 「 愛崎さんがもっと学校に来てくれたら もっと楽しいんですけどね 」 口元を緩ませながら、 そう付け加えておきましょうか ]*
(118) 2020/11/13(Fri) 20時頃
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[ 血溜まりを前に、何を信じたらいいか、判らない それはレイも同じことで、>>110>>111 それでも、「無事だ」って聞きたかった、 だって昨日まであんなに楽しかったのに、 だって明日はパンケーキつくるよって、 シホは約束してくれたのに
……… こんな、酷いこと、に、 ]
うん、
[ わからないよ、とつぶやくレイに、 あたしも、うん、としか頷けなくって ]
(119) 2020/11/13(Fri) 21時頃
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誰かが望んだなんて思いたくない だけど、めありの話が正しかったなら、 誰かが、死のうとしてて、 あたしたちが、閉じ込められてて、 現に、こんな、ことに、
[ わからない、わからないからあたしの口は回る ]
(120) 2020/11/13(Fri) 21時頃
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[ あたしたちに対する 復讐とか嫌がらせとかなの?って あたしは真っ先に頭に浮かんだ。
だって、そうとしか思えない。
あたしたちを苦しめて、こんな形で見せつけて 異様な光景、異様な状況、 楽しかった日々すら、一気に絶望に叩き落とす 嫌がらせをうけてるとしか、思えない。
だけど、そんなこと、口にできなかった あたしの考えが的を得ているなら、 この中の誰かが「そう望んでる」ってことだから ]
(121) 2020/11/13(Fri) 21時頃
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[ 的を得てないならいいな、って 心の底から、そう、思った。 ]
(122) 2020/11/13(Fri) 21時頃
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…… っ 死んで欲しいなんて、思ってない、
[ だから、直ぐに、そう答えた >>113 ]
死ねよ、って 親に対してそう思ったことはある けど、少なくとも、友だちに対して そんなふうに思ったこと、一度もない
[ レイにとっては脈絡のない返事だったかも知れない でも今、あたしの中では ───
世界の主とやらが「そう望んでる」んだって こうやって苦しめるのが目的なんだ、って。 ]
(123) 2020/11/13(Fri) 21時頃
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みんな、そうじゃないといいなって あたし、信じたいよ。レイ。
[ みんなが死に至る原因は、そうじゃないんだって あたし、そう思いたいよ、レイ。 ]
(124) 2020/11/13(Fri) 21時頃
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[ そして一呼吸置いて、もうひとつの質問に答える ]
(125) 2020/11/13(Fri) 21時頃
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……… 死にたい、って あたしが、死にたい、って、 そう思ったことは、あるよ。
でも、死ねなかった、 死ぬのすら悔しくて、腹立たしくて どうしてあたしが死ななきゃいけないのかって 腹が立ったら、……… 跳べなかった。
[ 血溜まりを避けてしゃがみ込み、 袖を捲って、血だらけのシホの硬質な手を取る どう考えたってそれは人形のものだったけど、 今日パンケーキを作ってくれるシホはどこにも居ない ]
(126) 2020/11/13(Fri) 21時頃
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.........羽根は、生えないよ。
[ いつまで経っても。 だから、あたしもレイも、飛べない。 ]*
(127) 2020/11/13(Fri) 21時頃
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── 回想・文化祭準備 ──
[ 月に変わって、ご案内よ☆ >>115 やれって言われたらやるよ、なんでも! 今適当にやってみたけど85(0..100)x1点くらいだよ
点数が高ければ、褒めて欲しいし、 点数が低ければ、こう、なんていうか イマドキじゃなくって、テンションが判んなかったんだ 元ネタ知らないっていうか、そういうの 月のうさぎ亭に絡んでるとか、もっと知らない ]
(128) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ じょうずじゃん!あたし! ]
(129) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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3度?
[ あたしが居ない教室ってそんなに冷え込んでるわけ? それとも逆?燃えてんの?? >>116 思わず温度に突っ込んだけど、 まあ答えはなんでもいいや、
しかもなんかそのあとも褒められてるぽい>>117
なんだかんだ望まれてる(?)ことがわかれば えへへ、って人気者の顔して笑う ]
(130) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ でもそんなことより嬉しかったのは、 サラも、楽しんでくれてる、ってことのほう>>118
あたしそれ聞いたらさ、 なんだかめちゃくちゃ嬉しくて 顔ぱーってほころばせて笑っちゃったの ]
(131) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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よかったぁ あたしとかリコとかさ、 サラのこと困らせてないかなって、 なんか、無理させてないかなって、 たまにそーおもってたわけ、いちおう!
よかった、楽しんでくれてるならよかったよ へへ、文化祭までさ、 あとなんにち?かわかんないけどさ、 がんばろうね、月のうさぎ亭!
[ へへへ、もう一回だけサムズアップね。 もっと学校に来い、って言われたら、 いつもよりか8割増しくらいで しばらくはサボらないで学校にいたはずだよ!
寝てたかもしれないけどね!! ]*
(132) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ この世界が 現実世界で自殺しようとした誰かの精神世界 そんな話を聞いたとき ───
あ、僕ではないなって思った ]
(133) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ だって ───── ]
(134) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ ああ そんな手があったのか っておもったから ]*
(135) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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─ 回想/遠き日の ─
[ 物心ついたときから 僕は加害者だった >>0:538 小2だった僕が母親の目を盗んで どうして川の中に入ったか、なんて覚えてなくて うっすらと憶えているのは " 僕につかまって "って 川の中で必死に手を伸ばしてくる男の子の姿 それと、少し経ってから 男の子のお母さんに言われた言葉 " 立派な大人になってね " " あの子の、ぶんまで " >>0:169 ]
(136) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ 父と母は笑わなくなった 父は出張で家に帰らない日が多くなり 今は海外赴任で年に1、2度帰ってくるぐらい だから母と二人暮らしのようなもの でも母は僕の顔を見ると そそくさと別の部屋にうつるようになった ]
(137) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ 幼かった僕は考えたよ どうしたらお父さんとお母さんが また笑ってくれるのか 家族で遊びに行ったり、楽しかった時が もう一度戻ってくるのか 思い至ったのが" 立派な大人 "になること いっぱい勉強して、いい大学に入って みんなが尊敬するような仕事をすること そうしたら全部許してもらえて 一緒にゲームして遊んでた父も お店で僕に洋服を試着させるたびに かわいい、かわいいって連呼してた母も ぜんぶ、戻ってくる そう信じた ]
(138) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ あの子の分まで立派な大人になるのなら 二人分がんばらないと、と " わたし " を " 僕 " と名付けた それからは何を差し置いても勉強した 友達に遊びを誘われても 話しかけられても 成績がぐんぐん伸びていった僕を 先生たち大人は褒めてくれる これで間違ってないんだって思った 母は そんな僕にも無関心だったけれど だからこそ 幼かった少女の決心は 誰に否定されるでもなく 高3まで突き進んだ そう、このクラスになるまでは ]*
(139) 2020/11/13(Fri) 21時半頃
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[ メールを読んだときのわたしの気持ち。]
(140) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ A.あれ? わたしこんなん書いたっけ。]
(141) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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──現在──
[ 教室の扉を開けたら、 お花の咲いている廊下があります。
みんなが歩いていくから、 ところどころひしゃげているお花たち。
そしていつからかわかんないけど、 そこに紛れるように落ちてる釘たち。]
……ほっんと、危ないんだけど。
[ 避けようたってそうはいかなくて、 拾い集めるには数が多すぎた。]
(142) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ ……コンセプトどうなってんだっつーーの。]
(143) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ わたし覚えてるよ。
月のうさぎ亭のコンセプト。 琴子や花蓮が話し合って、 内装や衣装がちぐはぐになんないか、 ちゃんとすり合わせて作られてったじゃん。
それに比べてここときたら。
顔を上げたときに、ひらり。 ふいに横切る鮮やかな青色の翅とか、 足元に生い茂って彩を添えるお花とか、 どーしてここにきて、釘。謎すぎ。
遺書よりなにより、意味わかんないし、 それに、純粋に危ないんだってば!]
(144) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ だからわたし、ちょっとだけ、 教室から出て行くの、躊躇したりして。]
(145) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ ……これも、何かの暗示なのかしらん。 この世界をつくった人の心の内とかの。]
(146) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ わたし、それには心当たりがないや。]
(147) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ それに比べればあのメールは、 なんとなく、わかるような気がするの。]
(148) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ 愛上さん家の感動物語をもう少し続けるね。]
(149) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ ふつうのおうちの愛上さんだから、 うわさにはならなかったみたいだけど、
琴子と偶然会っちゃうくらいだもん。 誰に見つかってもおかしくなかったのね。]
(150) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ はるに見つかっちゃった。]
(151) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ 別にそれ自体は、 見つかっちゃったなって感じ。 それも現行犯。うけるね。笑うとこね。
わたし、地元の駅は避けて、 もっと楽しい街、選んでたんだけどな。
何おんなのこ連れて歩いてんのよ。マセガキ。]
(152) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ わたしは「あ」って顔して、 はるは「え」って顔をしてた。
めんどくさいなってわたしは思って、 はるはめちゃくちゃこっち見てたの。
そんで、我が家の体力自慢、 残りかすでできたおとこのこが、 赤茶色い髪を振り乱して、
まーーっすぐこっちに走ってくる。]
(153) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ あーあ。
だめじゃん、はる。 おんなのこの手を離しちゃ。
自分よりお姉ちゃん優先されて、 あの子、絶対もう萎えてるよ。
わたしだったら後ろ姿に、 このくそシスコン野郎! って、 ジュースのカップ投げつけてたかも。
あーあ。 面倒なこと言わない客だったのに。 良いパパ見つけんの大変なんだよ? なんでわたしの邪魔するかな。
あーあ。やんなっちゃう。]
(154) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ おとこのこのくせに泣くなよ。]
(155) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ はるの泣き虫。 わたし、はるのそーゆーめんどくさいとこ、 きらい。]
(156) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ ……そんで、 すぐおにいに言いつけるとこも、もう嫌い。 ねー、同性のきょうだいってそういうもん? ツーカーってゆーの? なんでも筒抜けでさ。
ねー、志帆ん家とかどうだった? あ、ゆりの家は察してるから、はい(笑)
ま、わたしもはるのことはおにいに言うし、 おにいのことははるに言っちゃうから、 わたしたちが仲良しなだけか。そっかなー。]
(157) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ なんでっておにいが言うから、 わたし、やっぱり正直に答えたのね。
“だって、わたし、 ほしいものは全部ほんとにほしいの”
仲良しこよしのきょうだい会議。 パパはママに付き合って疲れてるから、 ねこほど狭くない額を寄せ合って、 わたしたち、3人でひそひそ話をしてた。
母さんみたいなこと言うなって、 疲れた顔してわたしの肩を掴むおにいが、 なんでわかんねえんだよって、 べしょべしょに湿っぽい声で言うはるが、
なんか。パパみたいだった。]
(158) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ あーあ。やんなっちゃう。 わたしとおんなじ遺伝子でできてて、 わたしとおんなじ環境で育ったくせに、 わたしにわかんない目をしないでよ。]
(159) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ かわいそう。]
(160) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ あーあ。死にたくなっちゃった。*]
(161) 2020/11/13(Fri) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/13(Fri) 22時半頃
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[ 昨晩眠りについたのは、きっと最後の方。 みんなの寝息が聞こえてきてたから。 いびき?いびきはどうだったかな 乙女の秘密は厳守すべき、と 今の僕は学習しているので。 眠れなかったのは、 こんな世界で不謹慎かもしれないけど 寝るのが勿体ないなって思っちゃったから。
きっと僕だけじゃない みんなにも色々あって ─── でも眠る時だけは寄り添いながら みんな平等で 言葉にしてもいいのなら 少しだけしあわせ、だった。 ]
(162) 2020/11/13(Fri) 23時半頃
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…… おやすみ、莉子ちゃん [ もう眠っているだろう彼女に 囁くような声をかけて、僕も瞼を下ろしましょう。 保健室では いつ名前呼びしてくれるの?なんて聞かれて>>34 慌てた僕は咄嗟に「 ま、また今度ね 」って はぐらかしちゃったから。 あのとき勢いで言えなかった僕のバカ。 ]
(163) 2020/11/13(Fri) 23時半頃
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─ AM9:00 ─ [ 夜更かしした分、 目が覚めたのも みんなより後の方。 何人かはもう姿も無かったけれど、 顔でも洗ったりしてるんだろうなって。 上半身だけは起こして、 まだ半分瞼が下がったまま ボーっとしてた。 壁にかかった時計を見れば、8:50を過ぎてる。 そっかー 僕、チャイムでも起きなかったか ]
(164) 2020/11/13(Fri) 23時半頃
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[ 目をごしごし擦りながら、 顔を洗おうと校長室を出る。 僕よりお寝坊さんがいたなら、 「 おーい、あさだよー 」って声だけ掛けて。 バシャバシャ、顔を洗ったら 何となく帰巣本能 ? 3年1組の教室へ。 途中、何事も無かったってコトは 僕は反対側の階段で上がったんだろう まだ半分寝てるけど、教室には ゆりちゃんと 莉子ちゃんがいた。 ]
(165) 2020/11/13(Fri) 23時半頃
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おはようございます…… むにゃ ゆりにさわっちゃだめ……? どういうこと ?? [ 教室の中に入りながら、 黒板の文字が目に止まって、読み上げる >>104 何個かのうさぎも目に止まった。 まるでテスト中みたいなゆりちゃん。 こっちを向きもしないから肩を叩こうとして なにか、身体のパーツが足りない気がして 僕の手はピタリと止まった。 ]*
(166) 2020/11/13(Fri) 23時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/13(Fri) 23時半頃
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[ 父の運転で、病院に向かう。 助手席に座って、私はまっすぐ前を見てた。 私、どうして病院に向かってるのかな。 そんなことを考える。
家でじっとしてなんていられなかった。 行かなくちゃって理由もなく思った。
でも、でも、ね、 メアの話が正しければ、あの精神世界を閉じるために、 誰か一人残らなくちゃいけない。 だとしたら……ヒナは、助からない。
きっと今頃、ヒナの治療にあたってるお医者さんたちは ヒナを助けるために力を尽くしているのに。 ヒナは、多分、助からない。 そのことを、私は知ってる ]
(+12) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ そして、もし、もしも、ヒナが助かったとしたら、 その時は、別の誰かがあの世界に残ることになる。 誰かが、ヒナの代わりに命を落とす。
私、何を祈ったらいいんだろう。 みんなで帰ってはこれないって知ってても、 みんな帰ってきますようにって願うの? そんな、決して叶わないお願いごとに意味ある?
でも私、 私が残るから、みんなは帰っていいよとは言えなかった。 一人残って、あの世界を閉じる役目を引き受けてもいい。 そんな風には思えなかった。今も思えない。 帰ってこられてよかったって思ってる ]
(+13) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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……お父さん。
[ 口数の少ない父は、黙って運転してくれてる。 真っすぐ、暗い道の先を見つめたまま、 私は父に話しかけた ]
私、自分のこと、なんでも持ってるって思ってた。 何も欠けたところがない勝ち組だって。 でも、私、大事なところが欠けてる。 そのことにやっと気づいた。
[ 多分、自分に欠けたところなんかなくて、 自分のことを勝ち組だって思ってた。 それこそが、私の欠陥だった ]
(+14) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ 出来のいい姉と出来の悪い妹。 両親のいいところを全部もらった私と、残りかすの妹。 そんな風に本気で思ってた。 でも違った。 私は、普通の人が当たり前にできることが、 どうやらできないらしい。 私は欠陥品で、 プライドなんか粉々に砕けて、 それでも、 あの世界にたった一人で残ろうとは思えなかった。
だからきっと、 こんな感じでこれからも生きていくんだと思う。 人の気持ちをわからないまま。 空気を読めないまま。 無神経って言われても ]
(+15) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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ごめんね、こんな娘で。 私、自分のこと、出来のいい人間だと思ってたのに。
[ 自嘲の笑みを浮かべた私に、 思いがけない父の言葉が降ってきた ]
「お父さんな、会社で、 トンビが鷹を生んだなって言われてるんだぞ」
[ 思わず、え、と聞き返して、思い当たる。 私の家庭教師の生徒は、父の同僚の娘さんだった。 私が家庭教師になってから成績が上がったって、 ご両親にも喜ばれてたんだった ]
(+16) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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「でも、そんなことは関係なく、 お前は、父さんと母さんの大事な子供だ」
(+17) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ 「そんなことは関係なく」 その言葉に、思わず目を見開いてしまう。 言葉を探すように、父は少したどたどしい口調で、 「桃香は」と言う。
なんでもよくできた私に比べて、 出来がいいとは言えない妹。 姉へのコンプレックスで潰れてしまわないように、 両親は二人とも大事に思っていることが伝わるように、 気を遣っていたつもりが、 甘やかしすぎて増長させてしまった。 父はそんなことを言った ]
(+18) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ 甘えて、甘やかされて、すべてを許されていた妹。 私はあんな風にはなりたくなくて、 ひたすら上を目指してた。
私、もしかしたら、そうしたら愛されるって思ってた? 甘えられない代わりに出来のいい娘でいることで、 両親の自慢の娘でいようと思った?
わからない。 人の気持ちがわからない私は、 自分の気持ちすらよくわかってなかったみたい ]
(+19) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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……お父さんとお母さんは、 私の自慢の、大事なお父さんとお母さんよ。
[ 病院に到着した。 父は夜間出入口の前に車を停めてくれる。 迎えに来るから連絡しなさい、と言われて頷いた ]
ありがとう。行ってきます。*
(+20) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ 愛なんかくそくらえ。]
(167) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ 泣いたり怒ったり我慢したり、 そうまでして向き合うのが愛なんです。]
(168) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ それならわたし、そんなものいらない。 ほかにほしいもの、たくさんあるから。]
(169) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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──現在/3年1組教室──
[ わたし、教室出ようとして、 そしたらサラがやってきた>>165。
おっと。って具合に立ち止まりながらさ、 まだどっか寝ぼけまなこのサラが、 教室に入っていくの、ドアのとこで見てたの。
おはようございます。だって。 ほんとだったら遅刻になる時間だっての。
サラの視線が黒板の文字に向くのを、 わたし、やっぱり後ろから見ててさ。]
(170) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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どーゆーこと? って、 そのまんまだよ、サラ。
[ わたし、機嫌のいい声ではないね。
おはようのあいさつもすっ飛ばして、 ちょっと意地悪な言い方してるうちに、 サラはゆりのほうに歩いてった>>166。
あーあ。触ったら欠けちゃうんだ。
わたし、止めるのも違うかなって、 駆け寄ったりはしなかったんだけどさ、 さすがかしこは違うんだなあ。
サラはそれに触れる前にぴたりと止まった。]
(171) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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ゆり、いなくなっちゃったみたい。 それ、触ったらね、ぼろぼろ崩れんの。
……わたし、 肩ンとこやっちゃったー。
[ えへ。で済む話かはわからないですが、えへ。
そんなに怒ったり、泣いたりみたいな、 そういう感じではなかったんだけどさ、 そういう反応があったほうが、ゆり、うれし?
壊しちゃってごめんねって、 おいおい泣いたりしてほしかった?
わたし、そういうタイプじゃないからさ、 そういうリアクションは別の子に期待してね。]
(172) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ サラはどうするのかなって、 わたし、ちょっとだけ見守ることにした。
だってわたし、わかんないんだもん。 これをどうしたらいいんだろ。
サラはかしこだからきっとわかるよね。 わかるついでにできれば教えてほしいんだけど。]
……ゆりさあ、帰れたんだよね。 ってことは、 ココ、ゆりの世界じゃないんだよね。
じゃあさー、 これって結局誰の世界? サラの?
[ どうでしょうか。ご存じですかね。 かしこの頭なら何か思いつきませんか、はて。*]
(173) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ 目の前は真っ白。 ]
(+21) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ 操縦士の指示通りに動く、 ただただ海を征く船でありたかった。 ]
(+22) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ 残念だね。 志帆は人間だし、こころもあるし、 時には指示に逆らいたくなることだってあるんだよね。
澱のように、黒い気持ちが溜まった結果なのよね。 ]
(+23) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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『理帆ちゃんはいいなぁ!』
[ 言いたくても言えなかったんだもん。 だけど、言える立場じゃないのはわかってる。 言えないよ、理帆ちゃんには。 ]
(+24) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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──現実世界──
[ ジェットコースターから飛び降りたみたい。 心臓がばくばくしてる。 ]
ぇ……、 いま、の、なに?
[ ねえ、なんなの。 暗闇の中、枕元を探して携帯を立ち上げる。 光がとても眩しくて、目を細めた。
日付と時間を確かめていたら、不意に目に入ったの。 手首に不自然な線のようなもの。 ]
(+25) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ 携帯からの光じゃ全然足りないから リモコンを探り当てて照明のスイッチオン。
……蚯蚓脹れ。 パジャマを捲ったり覗いたりしてみれば、 至る所が赤く盛り上がっている。 精神世界でナイフをあてたところと見事一致です。 ]
帰ってきたの?
[ それとも追い出された? わからない。 目を丸くして考えてみるけど、なんもわかんない。 ]
(+26) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ 呆然として、携帯に再び手を伸ばせば、 メールの通知に気がついた。
古い順から一通目。琴子。 二通目、担任。三、四、五……通目、めあり。 めありで通知がいっぱいになってたから、 めありのから開こうね。>>+5 ]
……めありぃ。今帰ってきたっぽいよ。
[ めあり本人に届くはずのない答えを零して、 メールをひとつひとつ検分していく。 ]
(+27) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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ことめろ、どうして?
[ ねえ、どうしてよ。教えてよ。 ]
(+28) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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[ わかんない。わかんない。わかんない。 携帯片手に固まってたら、もう一通メールが届く。>>+7 ]
びょーいん、……いかなきゃ。
[ 救急搬送されたって。 病院に行ったところで何かできるわけでもないけど。 だって呼ばれたわけだから、いかなきゃね。 人間って聴力が最後まで残るってきいたことあるし、 案外呼びかけたら、なあに?って起き出すかもじゃん。
変換する時間も惜しくて、『わたしもいく』と返信。 ベッドから飛び降りた。** ]
(+29) 2020/11/14(Sat) 00時頃
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―― 現在/病院 ――
[ 夜の病院はひとけがなくて、しんとしてる。 なんだか、あの世界で登校した時のことを思い出した。 静まり返った昇降口に戸惑ったっけ。
名前を呼ばれた気がして顔を向けたら、 体当たりするみたいにメアが抱き着いてきた。 私のメールが届いた後、 入口で待っててくれたみたい ]
ただいま……でいいのかな。
[ 「帰ってきた?」ってメアのメールを思い出して、 私はそう言ってみる。 あの世界は、私が見た夢じゃないのよね? 私は、単に夢から覚めたわけじゃなくて、 あの世界から帰ってきたのよね? ]
(+30) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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[ シホも帰ってきたみたい。 「わたしもいく」ってメールが届いてたから>>+29 そろそろ来るんじゃないかって、 そのまま入り口で待つことにした。
メアが「みんな帰ってくるよね?」って言う。 私はうんって……言えるわけないじゃない ]
メアが言ったんじゃない。 あの世界を閉じる人は、帰れないって。
[ こういう時、こんな返事をしてしまうから、 私は無神経って言われるのかな。 でも、他になんて答えればいいの? ]
(+31) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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[ 私がそう言ったら、メアは、 あの世界を閉じる人は、 みんなの中の誰かである必要はないって言いだした。 なによその新情報。聞いてない! そんな大事なこと、どうして教えてくれなかったの! ]
ヒナと関わりの深い、もう亡くなってる人……?
[ 世界を閉じるのは、 世界の主と関わりの深い故人でもいい。 必ずしもあの校舎にいるうちの一人である必要は ないんだって。 もう一度言う。 そんな大事なこと、どうして今まで黙ってたの! ]
(+32) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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それなら、それなら……、 みんな無事に帰ってきてって、願ってもいいのかな。
[ ヒナも、みんなも、みんな揃って、 あんな寂しい場所に誰も置き去りにならずに済むように。 そうお願いしても、いいかな** ]
(+33) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 00時半頃
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――現在/踊り場――
[ 期待してる答えを返せなくごめん。 「無事だ」ってたった三文字が今は重たい。 ]
誰かが、死のうとしてて・・・ 私たちが、閉じ込められてて・・・
[ 好夏の言葉を繰り返す。 ]
どうして、どうして誰かは、 閉じ込めたのかな。私たちのこと。 [ たちの悪いことに「誰か」は「私」かもしれない。 その可能性も含めて思考を巡らせた。 ]
(174) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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|
ごめん。 好夏がそうっていうつもりじゃない。
[ 直ぐに返ってきた返事に、 言ってはならないようなことを言った気がした ]
私も、みんなそうじゃないといいって、 きっとそうじゃないって信じてるよ。
[ 友達に死んでほしいと思うような子って 誰かのことを思うことも、ごめん。 できないね。だから私はひとつの結論を。 ]
(175) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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・・・
1人じゃ寂しいから一緒に行きたいのかな。
(176) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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[ 女子ってトイレだって連れ立って 行ったりすることもしばしばだし。 ]
(177) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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[ もうひとつの質問の答えは、いつもの調子で 「そんなことある分けないじゃん」 とは返ってきてくれなかった。 死にたいって思ったこと、あるんだ。 しかもきっと、本気でそう考えたんだ。 ]
・・・そっか。
(178) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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それなら好夏は・・
(179) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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─ 現在/3年1組教室 ─ そのまんま ………? [ 背に受けた莉子ちゃんの言葉を >>171 そのまま反芻しながら、 ゆりちゃんに近付いた訳だけど ─── " もしかして "という疑念が沸いたのも事実。 それが 挙げた手を弱めることになった。 反応のない、人形。 崩れてしまうなら抱きしめる事も出来ないね ]
(180) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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そっか ……… もし今度会った時に肩を痛がってたら ちゃんと謝ろうね ? [ 莉子ちゃんが意図的に壊すのは、有り得ない。 ただ、" 帰れた "として 人形との因果関係は分からない。 例えば、人形の破損が 本体の破損に繋がるのかどうか、なんて。 だから、これ以上は そっとしておくのがいいのだろう ─── ]
(181) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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うん、ゆりちゃんは帰れたよ それで この世界が続いてるなら 残された内の 誰かの世界 誰か、までは分からないけど やっぱり自覚がないんだと 思う [ もう" 帰れた "と言い切るしかない。>>173 本当はどうなっているかなんて 誰にも分からないんだから。 ]
(182) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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そうね、僕の世界かもしれないし 莉子ちゃんの世界なのかも ただ、此処に来る途中 花が咲いてたり 釘が落ちてたりしてたの この世界を作ってる人が それを生み出したんだとしたら … 釘なんて特に 僕は全く覚えが無くて [ ゆりちゃんに触れない代わりに 自分が着ているジャージ ─── 胸元に刺繍してある" 巫 "の部分を 僕はギュッと握りしめた。 ]
(183) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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生きなきゃね。
(184) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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りこちゃん ちょっと手伝って [ それから僕は いくつかの机をゆりちゃんの席に寄せて 直接触れられないようにしようと提案したかな。 顔のない人形の耳元に" また、今度ね " そうふきこんで。 ]*
(185) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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[ 跳びたくて、跳べなくて、 「生」の道を選んだなら ]
(186) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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羽根、生えないか。残念。
[ つまりは歩くか走るしかないってこと。 ]
せめて夢の世界でくらい、 生えてくれてもいいのにね。
[ 好夏の隣で屈んで、赤に染まった志帆を見つめる。 お願い。無事でいて。
大丈夫とは言えなかったけれどそう信じて、 祈るように手を合わせた。 ]
(187) 2020/11/14(Sat) 00時半頃
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ここは痛そうだから、運ぼうか。
[ 好夏は同意してくれたかな。 危ないから、と志帆の手から離そうとした ナイフは全然動いてくれなかった。
こんなナイフ、文化祭も日も使ってたっけ? 文化祭、パンケーキを作る志帆を思い出す。 ]
(188) 2020/11/14(Sat) 01時頃
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[ 生地を混ぜる姿、温度に気を付けて焼く姿、 飾りのフルーツを切る姿、可愛く盛り付ける姿。 全部乗せは盛り付けのセンスが問われるけど、 志帆の手にかかるとお店のパンケーキみたい。 映えるって写真撮ってる子、いっぱいいたな。
看板も、達筆なメッセージも好評で、 アイドルみたいな衣装も、本当に似合ってた。 お嫁さんにしたいナンバー1だよね。
志帆・・・ 志帆の笑った顔が、見たいよ ・・・** ]
(189) 2020/11/14(Sat) 01時頃
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──現在/3年1組教室──
……うわ。 それはさすがに謝るわ。
[ もしもゆりが肩を痛がってたら。
サラの示した可能性。>>181 わたし、純粋に思いつかなくってね。
そっかー。人形と本物の関係性。 ないことを一応、祈っとくけど、 今ここにいないゆり、 肩外れておいおい泣いてんだったらごめんね!
わたし、そのあたりでようやく、 すすっとサラのほうに近寄ってった。 人としゃべるの大事、ね。 気が紛れるみたいな感じするじゃん?]
(190) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
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[ でも、それでもさ、 "今度会ったときに"なんて。]
(191) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
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今度会えたら、ねー。
(192) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
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[ あくまで仮定の話にしておこっか。]
(193) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
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[ わたし、せーしんせかいのルール。 初耳だったわりにちゃんと覚えてるよ。
みんなは帰れないの。 誰か残んなきゃいけないの。 そんで、その子は死ぬのね。
サラ。かしこのサラ。覚えてる? 忘れてるわけないよね。かしこだもん。]
(194) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
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……そーだよね。 今頃帰って、しれっとさあ、 こんな感じにベンキョーしてたりすんのかなあ。
そんで、こっちの世界ではさ、 自覚のない誰か がひとりになるまで、 こーやってみんな、死んでくのかな。
[ 確かめようのない事実を、 ちゃんと断言してくれるサラは良い委員長だよ。
わたし、求めてた答えにうなずいて、 びーびー泣いてるめありと、 机に向かってるゆりを想像してた。
だったらいいな。ってちょっとだけ思って。]
(195) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
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[ サラは、サラの世界かもしんないし、 わたしの世界かもしんないって言う>>183。
わたしもなんか似たようなこと、 昨日言ったような気がするし、そだよね。]
あーー。釘はねー、 わたしも覚えないわ、ぜんっぜん。
[ ちょびっとだけ笑っちゃった。 だってやっぱり意味わかんないじゃん。 蝶花釘。猪鹿蝶みたいになっちゃった(笑)]
(196) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
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[ でもさ、関係ないけど。 関係なくはないんだけど、思ったの。]
サラ、落ち着いてるよね。おとなぁ。 委員長感、すんごい出てんだけど。
[ 最初の頃、ばかみたいに声ちっちゃかったもんね。 わたし、最前列なのに聞き取れなくって、 いっつも「はあ?」って顔しちゃったの覚えてる。
この1年、この個性的なクラスで、 まあいろいろとありましたもんねえ。
そんなサラちゃん委員長に、 ちょこっと聞いてみたいことがありまして。]
(197) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
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そんな山村委員長はさ〜、 この世界、自分が閉じるのかも。 ──とか、考えない?
(198) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
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[ ほら、自分の世界かもだし、 誰の世界だって、誰かが閉じりゃいいわけじゃん?]
(199) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
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[ かしこで冷静な委員長なら、 そーゆーこと考えたりすんのかなって。]
(200) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
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[ わたしはねー、なんつーかさ、 ……あ、ちょっと待って。サラ! 今さあ、]
(201) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
|
|
……あ! りこちゃんって言ったぁ。 ……言ったでしょ!
[ からかうようにあははって笑ってわたし、 話題の舵を勢いよく切るみたいに、 机を動かす作業の手伝いに入ったの。
さーらちゃんなんて、 やっぱりからかうように言ったりしてね。
だからね、不意に投げかけた疑問は、 頼りない小舟みたいに流れてっちゃったかも。
わかんないけどさ、少なくとも、 ゆりを守る机バリケードは完成したよね。]
(202) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
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|
[ ゆりを取り囲むお勉強のための机。 これでもうどっか欠けたりすることないよ。 安心しておやすみ。……むしろおはようになんの?
……にしたって、 こんなお勉強しましょう! みたいなバリケード、 わたしならぜーーーーったい、ヤだけどね!**]
(203) 2020/11/14(Sat) 01時半頃
|
受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 01時半頃
|
──回想/花蓮──
そうだったんだ。
[ 約束してたなら納得。>>314 なんで焦ってるのかなとは思うけど。 ]
花蓮は物理系かぁ。 国際系による進むのかと思ってた。
[ そういえば吉野先生、ESCの顧問だったっけ。
なんて進路の話をしてる場合なんかじゃない。 ]
(204) 2020/11/14(Sat) 02時頃
|
|
・・そうだよね。こんな状況、 意味分からないよね・・不安だよね・・
[ 大雪の中、学校についたらクラスの10人だけ。 他には先生も生徒も誰もいなくて。 圏外だし、それなのに変なメールはくるし。
極め付けはタイムスリップしたみたいな 文化祭の飾り付けと音楽。 見たことない綺麗な蝶。 どう考えても普通じゃない。 ]
私も、不安だよ。 だけど、私が不安にしたらいけないから。
[ いつもと変わらなく見えると言われ、 僅かに微笑んだ。 ]
(205) 2020/11/14(Sat) 02時頃
|
|
大丈夫だよ。きっと大丈夫。
[ 今にも泣き出しそうな花蓮の頭を ぎゅっと抱き寄せて、トントンって2回。 ]
吉野先生ほどは頼りにならないけど、 私も、他の皆んなもいるから、大丈夫。 花蓮もいるから、私も大丈夫。ね。
[ これはまだ 「大丈夫」って言えていた頃のお話 ** ]
(206) 2020/11/14(Sat) 02時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 02時頃
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[ あたしのトイレはいつも長い。 ぁっ、ぇえと、その、大きい方が、 ─── とかじゃなくってねっ!
鏡をみてお化粧直したり、 お洋服とかアクセサリーを整えたり、 ひといちばい時間をかけちゃうの。
仕上げにあたしがかわいいこと確認しなきゃ、 出てこられないから、つれしょんはしないよ! ]
(207) 2020/11/14(Sat) 04時頃
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[ だから、今朝のといれも長かったの。 廊下に出たら誰にもすれ違わないくらいに。 ]
(208) 2020/11/14(Sat) 04時頃
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[ ぁ、お花摘みだもん。だからだもん。 ]
(209) 2020/11/14(Sat) 04時頃
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[ ちょうちょ、おはな、くぎ、 きれい、かわいい、……かわいくない。
あたし、気がついたら両手いっぱいに お花の代わりに拾い集めた釘を抱えてたの。 上靴履いてても、踏んづけたら痛いし、 きれいなお花畑に落ちてるの、ヤだもんね?
顔をあげたら、校長室の看板。 ほんのちょっとの距離だったのに、 どぉしてだろぉ?こんなに落ちてるの。 ]
(210) 2020/11/14(Sat) 04時頃
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まだ、だれかいるぅ?
[ こそっと顔を覗かせれば、>>58 お寝坊さんはまだそこに寝てたかな。 ]
(211) 2020/11/14(Sat) 04時頃
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─── 現在・校長室 ───
ねぇ、もぉ朝だよぉ、寝坊だよぉ
あのね、廊下に釘がいっぱい落ちてるの あぶないから、気をつけてねぇ
[ まだそこにだれかいたのなら、 体をゆさゆさ揺すって起こそうとした。 それからね、両手いっぱいの釘を見せながら言うの。
ねぇ、へんてこだよね、って。 ]
(212) 2020/11/14(Sat) 04時頃
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[ あたし、釘を持ってて、 なんとなくにぎりごこちがいいとゆうか、 おぼえがあるとゆうか、その、 へんてこりんな感じがしたの。 ]
(213) 2020/11/14(Sat) 04時頃
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[ らいかちゃんが、隙間にボールと戯れるみたいに、 あたしも、空いた時間があれば花壇にいたの。
花壇からは体育館がちょうど見えていて、 こっそりバスケットボールとおともだちしてたの 花壇から見てたんだよ、気づいてた?
でも、あの日は、─── らいかちゃんがたまたまいなかった日かなぁ。 あたし、なぜだか釘をもってたの。 ふいに思い出しちゃった。なんでかな。 ]*
(214) 2020/11/14(Sat) 04時頃
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─ 現在/3年1組教室 ─
[ そう、" 今度会ったときに " >>192 僕は莉子ちゃんの言葉に小さく頷く。 このよく分からない世界では 仮定法ぐらいでしか証明する手立てがない。 この世界が" 現実世界 "だと仮定した時は 一瞬で文化祭の装飾がなされたり、 窓ガラスは割れないし 誰かが減れば、その分人形が増えたり 2階の窓から下を見れば異次元めいてるって話だし もう、数々の有り得ない矛盾から その仮定は否定できるでしょう。 ]
(215) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ だから今は、花内さんの言っていた " 何かしらルールのある精神世界 " そんな仮定を立てている最中。
この校舎から出られないのもルール。 外部と連絡が取れないのもルール。
他に何かなかっただろうか ─── ]
(216) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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( ───── チャイム ? )
(217) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ 思えば昨日の夜、20:50に鳴ったチャイムは 現実世界なら 鳴る筈のない時間。 だとすれば、其処に意味がある筈で。 12時間置きに鳴るチャイム ─── 昨日の夜は 花内さんが。 今朝は ゆりちゃんが。 これもルールのひとつなら 今夜もチャイムが鳴って、誰かが ? ]
(218) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ もし違ってたら 悪戯にみんなを怯えさせるだけだし ─── 今はまだ、口を閉ざしておきましょうか ]
(219) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ 莉子ちゃんの言葉で >>195 現実世界に戻ったゆりちゃんを想像して。 そうね、って頷いて。 精神世界で死んでいく皆を想像して。 また そうね、って頷いた。 此処での死は 脱出なんだ、と。 なによりも僕自身 思い込まなければ 壊れてしまいそうな気がした。 ]
(220) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ 釘に関しては 莉子ちゃんにも全く覚えがないようで >>196 ] 釘は …… 皆にも聞いてみた方がいいのかもしれないね [ 釘にまつわるエピソード持ってない ?って。 おそらく一生で聞かれる事もないような質問。
自覚がない以上、深層心理から生まれたんだったら 其れすらも持っていないかもしれないけど。 ]
(221) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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僕が落ち着いてるのはね、>>197 莉子ちゃんが普段通りでいてくれてるからだよ この世界を僕が閉じる ─── ? >>198 そんなの、
(222) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ ずっと考えていたよ。 本当に誰かが閉じないといけないルールだった時は 僕が、って。
" また、今度ね " >>185なんて言葉は さよならの代わり
── そんな意味も含めてあるから ]
(223) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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…… 考えたコトなかったな [ にっこり、特訓中の笑顔で返しましょう ]
(224) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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う、…… そこは今指摘しないでよ 昨日からずっと 明日には言うって決めてたんだから! [ " りこちゃん "呼びを指摘されて >>202 僕は机を動かしながら、あたふた。 もう、勢い余って ゆりちゃんにぶつけたら どうするの。 この部分だけを切り取れば 日常みたいで 莉子ちゃんは偉大だなぁ って改めて思う。 ]
(225) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ 7日間戦争がおきたって 耐えれそうなバリケードが完成した後は 一度 みんなに報告しに行こうかって促して。 教室を出る前に ジャージの袖で目をごしごし。 まだ眠たいから ─── そういう事にしておいて。 ]**
(226) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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── 現在 ──
[ 一人じゃ寂しいから、>>176 そんな言葉に、「そっか」と頷いた ]
……だから、こんな光景なのかな 一番寂しくない、光景。 その子にとっては、そうなのかも。
[ 楽しかった光景っていろいろあって、 文化祭もそう、修学旅行もそう、 SNSに上げる日常も、 リコたちと立ち寄るコンビニも、 あたしにとってはいろいろ思いつくけれど
世界の主にとっては、 文化祭が一番寂しくない、 自分が輝けてる、瞬間だったのかな。 ]
(227) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ 生きなきゃね、 レイの言葉が思いのほか、重く、>>184 ]
(228) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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……うん、 なんとしても、ね。
[ だからこの世界で、死ぬわけにいかない ]
(229) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ レイは、どうなんだろう、って ほんのすこしだけ、頭を過ぎった。
皆を巻き込んで死ぬ、なんて 柄じゃあないとは思うんだけど、 本当のレイの気持ちは、あたしは知らない
だけど、あたしは、これだけは言える ]
(230) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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レイも。 かならず、生きてね。
[ 羽根のないあたしたちは、 歩くか走るかしか、できないから。 レイがもしこの世界の主だったとしても、 そうでなかったとしても。 レイがもし死を考えたことがあるとしても、 そうでなかったとしても。 ]
(231) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ 誰かの生を願えるレイに、 レイ自身の生を願ってくれるひとはいる?
もしも自信がないなら、 あたしが、レイの生を願うよ。
レイが、生き続けることを、 レイが、その足で歩み続けることを、願ってる。 ]
(232) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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[ 触れたシホの手は冷たくて、 それなのに流れる血はどこかまだ温かい
運ぼっか、って言われたら、 断る理由なんて何処にもなくて それでもどう抱えたら汚れないかな?なんて 自分の制服のこと気にしちゃうあたりは、 ずいぶんと、あたしらしかったかもしれない。
保健室?まで一緒に運んで、 そのあと手を洗って教室に戻ったりして、 ユリのこと、知るのはそのあとのこと。 ]**
(233) 2020/11/14(Sat) 11時頃
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──現在/3年1組教室──
[ むずかしい言葉がいっぱい並んでると、 わたし、視界がぼやけてきちゃう。
教科書の文章が全部、 ひとかたまりの黒い何かに見えたりして。
そう言うとおにいはげんなりして、 「じゃあ片月とか諦めろや」って、 鼻に皺寄せてすんごいヤな顔してたな。 3年前の今くらいのはなしね、これ。
そういうときのおにいとはるの顔、 なんかすっごい似てんの。たぶんわたしも。 そういうとこだけ似るの。ヤんなっちゃう。]
(234) 2020/11/14(Sat) 12時半頃
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[ でもね、むずかしい言い方できなくても、 たぶん今回のこれはわかってんだよ>>215。
今は12月で、文化祭は12月じゃなくて、 校舎の飾りつけはわりと時間がかかる。
現実世界ではわたし、窓くらい割れるし、 人と人形が入れ替わることもないから、 これは現実じゃありません。きゅーいーでぃー。]
(235) 2020/11/14(Sat) 12時半頃
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[ まあ、どうにか仮定を積み上げて、 この世界を解読していきましょーか。 ……というかしといて、かしこの皆さん。]
(236) 2020/11/14(Sat) 12時半頃
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[ 手始めに、校舎の変なとこの話。 文化祭の装飾以外の。特に釘。
みんなに聞いてみるってサラは言って>>221、 それ、わりとおもしろいなってわたし思った。]
釘エピソード、木工の授業以外である時点で、 わりとそいつ心配になる気がすんだけど。
[ いじめか呪いくらいにしか使わんくない? まあこのイメージもわたしの主観なんですけど。
お気楽にも聞こえるコメントしながら、 わたしたち、犯人捜しみたいなはなしをした。]
(237) 2020/11/14(Sat) 12時半頃
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[ わたしが普段通りってサラは言うから>>222、 わたしいつもみたくにこって笑って首を傾げた。]
え〜〜〜〜。 いつも通りに見えますぅ?
まあねー、意味わかんないけど、 意味わかんなさすぎて逆に頭冷えるわ。
[ だってそうじゃない?
たとえば、タツミンが猟銃ぶっ放しはじめたとか、 そーゆーののほうがわたし、大騒ぎした気がします。
ここでの話は全部ぶっ飛んでて、 仮定で進めていくしかないふしぎなはなし。
だからかもね。なんつって、]
(238) 2020/11/14(Sat) 12時半頃
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……そっかー。 ふふ、この世界作った人に、 代わりに閉じてって言われちゃったらどーしよ! 考えといたほうがいいよー? さーらちゃん。
[ わたし、素直なおんなのこだからね。 その言葉は言葉通り受け取っておきましょう>>224。]
(239) 2020/11/14(Sat) 12時半頃
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[ あたふたするサラ>>225を見て、 わたしやっぱりあはははって笑ってたの。]
だってなんか、っふふ、 もー、そんなことで何照れてんのよ。 意味わかんなーい。
[ サラが机をうっかりぶつけてたら>>225。 ふたりで粉々になったゆりをかき集めて、 窓から撒いて証拠隠滅したかもしれなかった。
そうならなかったから、 きっと愛崎>>233やほかの子もゆりを見つけるし、
少なくとも片方は現実に帰るわたしたちは、 全身が痛くてびーびー泣くゆりを見なくて済む。
手元が狂わなくてよかったね、サラちゃん!]
(240) 2020/11/14(Sat) 12時半頃
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[ それじゃあ教室を出て行きましょう。
その間際、眠たそうな手つき(笑)で、 サラが目元をごしごしこすってたから>>226、
シャンとしなって意味(笑)を込めて、 わたし、その背中をとんとんって叩いてやった。]
(241) 2020/11/14(Sat) 12時半頃
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[ 廊下に出る。文化祭と花と釘まみれの廊下。 わたし、行儀のよくないおんなのこだから、 歩きながら癖みたいにスマホを取り出しちゃった。
ここ、圏外だから意味ないのにね。 画面をタップして、ロック画面呼び出して、 相変わらず圏外の表示見てそのことに気づいて、
────あれ? って首を傾げた。]
……日付、変わってないや。 これもそーゆーもん、なのかなー。
[ 意味なんてわからなかったけど、わたし、 サラに半分独り言みたいにそう言った。]
(242) 2020/11/14(Sat) 12時半頃
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……てことはさあ、 ここにいたら、わたしたち、 一生おとなになれないね。
[ 老けないっていうなら、 それはだいぶうれしいけどねっ!
これもこの世界つくった人の望み、なのかな。 それとも、その子が死にかけているから、 明日には進めないだけなのかもしんない。
やっぱり仮定のはなしをいくつか思い浮かべて、 わたし、スマホをポケットにしまいこんだ。*]
(243) 2020/11/14(Sat) 12時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 12時半頃
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[ じゃらじゃら、と音の鳴る釘の山。 大中小、さまざまなサイズの釘があった。 ねじまいてるものや細く小さなピンまで。
使用方法?そぉだなぁ、 ]
(244) 2020/11/14(Sat) 15時頃
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[ ─── 喩えば、丑の刻参り。
そんな遅い時間に起きて外を出歩くくらいなら、 あたしお布団に包まって寝てたいな。 夜更かしは美容の天敵だもんっ。
それに、呪いたいと思うほどに、 恨んでるひともあたしにはいないよ。 ]
(245) 2020/11/14(Sat) 15時頃
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[ ……だから、違うなぁ。 ]
(246) 2020/11/14(Sat) 15時頃
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[ ─── 喩えば、いじめ。
釘を上靴とか荷物とかにいれられるとか、 お菓子いっぱいのお弁当の中身を入れ替えられるとか 釘の先端で身体に落書きされるとか、 そぉゆうこともなかったなぁ。
あたしの周りにはいいひとたちばっかだったよ それにほら、もしもあたしがいじめられてたら、 このかちゃんが守ってくれてるもんっ。>>1:165 シュッシュってして、助けてくれるでしょ? ]
(247) 2020/11/14(Sat) 15時頃
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[ だから、これも違うなぁ ]
(248) 2020/11/14(Sat) 15時頃
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[ うーんうーんって、悩んでみる。 ぁ、そぉいえば、って思い出したことがあるの。
あのね、おうちのコルクボードにね、…… ]
(249) 2020/11/14(Sat) 15時頃
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─── 回想・文化祭のおもいで ───
[ みんなが、あたしの作った服を着てくれる。 着てくれたよね?そうでしょ?
月のうさぎ亭≠チてゆう名前、 ほんと〜にかわいいよね! あのときのうさぎみたいに逃げてくさらちゃん、 すぅ〜っごくかわいかったの覚えてるもん。
看板のきれいな文字。 しほちゃんが丁寧に書いてくれてたの、 そのまわりにブスなうさぎが2匹ほどいて、 すっごくごめんなさいって気持ちになっちゃった。 ぁ、あたし、普段はもっと上手だよ!ほんとだよ! ]
(250) 2020/11/14(Sat) 15時頃
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[ かれんちゃんとあたしで相談しながら、 完成したお衣装と内装もかわいかったぁ。 個性のぶつかり合い?にならずにすんだの、 ほんと委員のみんなのおかげだよねぇ。
それから、それから─── ゆり料理長率いる料理班特製の、 もえきゅん♡パンケーキも大盛況だったねぇ。 給仕一位は王子さまだねぇ、人気だったなぁ。
このかちゃんみたいに月うさポーズできたかな、 がんばって真似してみたけど、71(0..100)x1点くらい! ]
(251) 2020/11/14(Sat) 15時頃
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[ そこそこ!笑 ]
(252) 2020/11/14(Sat) 15時頃
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[ たのしいたのしい文化祭。
とびきりかわいい笑顔で撮った、 最後の記念写真はね、 あたしの部屋のコルクボードに、 ピンでぶすっと刺されて飾られてるよ。
接客班でとったお写真も、 ママがきれいな頃のパパと並んだ写真も一緒に。 ]
(253) 2020/11/14(Sat) 15時頃
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[ あとね、あとね───
……ぁ、ってあたしきづいたんだ。 みんなは、文化祭たのしかった? もしかして、たのしくなかった? あたしにとっては大切なおもいでなの。 みんなにとってもそうじゃなきゃ、イヤ ]*
(254) 2020/11/14(Sat) 15時頃
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─ 3年1組教室 ─ ふふ、でも道端に落ちてた釘で 自転車パンクしちゃった、とか ? [ いじめにも呪いにも使っちゃ駄目です。>>237 いつも通りにみえますぅ?>>238なんて 語尾がゆるゆるで返ってくれば 「 みえますぅ 」って口調を真似してみたりして あれ、ちょっと似てるかも。 ]
(255) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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[ 本当にね ─── 悲鳴をあげたり、泣き崩れたりしないで 済んでるのは きっと彼女のおかげ。 それと、人形になったのがゆりちゃんだからかな 彼女の分まで僕がしっかりしないと、 って思う気持ちも多少ね、うん。 ]
(256) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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そういう莉子ちゃんは考えてるの? >>239 自分で責任とりなさいよ!とか言いそう [ 自分を犠牲に世界を閉じる ─── 別に美談でもなんでもないと思うけど
僕はただ、 助けられた命だから 誰かを助けて死ぬのもいいかな、って そう思っちゃったんだよね 今、残されたメンバーの中の 誰かを救えるというのなら、尚更。 でも、誰かの犠牲の上に生きるって とても大変だから ──── 経験者談 ]
(257) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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[ だって、だって。 名前で呼び合う友達って 勉強なんかより ずっと上位になりそうで。 僕のベスト3は 1位勉強 2位睡眠 3位食事だったのに いきなり友達が初登場1位を掻っ攫っていく気分 意味わかんなくてもいいです。>>240 僕にとっては勇気のいる事だって それだけ分かってもらえれば。 あんまり笑ってると 「やっぱりやめる」ってそっぽ向いちゃうから ]
(258) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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[ 背中をとんとんされて、>>241 「 うん 」って返事して。 スマホを弄りながら廊下を歩く莉子ちゃんが 首を傾げたら>>242 どうしたの?って ] 日付が変わってない ……? それはもう、電波とか関係ないよね
……大人どころか 一生冬休みすら来ないね [ またひとつ 現実世界の可能性が否定された、気がする。 うーん、と首を捻るけど 老いないっていうのは無いんじゃないかなあ。 ほら、食べるし。寝るし。 ]
(259) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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あ、ちょっと保健室のぞいていい? [ 保健室に行くのだって 花内さんの人形の様子を見に行く その程度の感覚だったのだけど。 莉子ちゃんはどうしただろう。
人形を見るのが嫌なら、一旦別れただろうし 一緒に保健室に行くのなら ─── まだ僕たちの知らないもう一体を >>233 見る事になるのかも。 ]
(260) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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[ そう、もう一体 ]*
(261) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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── そのあと時間が経った頃 ──
[ たぶん、ユリのこととシホのこと共有して また、なーんもできない時間が進んで。 ぼうっとしたり、おやつ食べたり、 動かないスマホに目をやったり。ね。
窓の外は白い雪。 文化祭は楽しかったけど、 今はちっともそんな気は起きなくて ただ、あたしは、教室でぼんやりしてた ]
(262) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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[ 釘のこと >>221 あたしにも聞かれたかな。
あたしね、本当に正直言って、 釘とは無縁の18年間を送ってきたと思う 授業でやった…っけ、って首傾げるレベルの 本当に無縁すぎる18年間。
サラが言うように、花も、釘も、 あとなんだっけ、ああ、蝶? あたしにはどれも、無縁だな。
あたしの脳内、死ぬ前に こんな光景が浮かぶかって言われたら 多分絶対浮かばないと思うって、断言した。
もっとエモエモのエモな光景がいいよ。 グアムの夕陽のほうが、よっぽどエモかった。 ]
(263) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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[ 文化祭はね、楽しかったよ。>>254 あたしたちの一番の思い出。
だけど、文化祭のまま時が止まればいいって あたしは、たぶん、思わなかった 文化祭、超楽しかったよね、って あの頃のメンバーで、懐かしんで、笑って おとなになってからも、馬鹿やって騒ぎたかった ]
(264) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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[ みんないっしょじゃないと、意味がないんだよ 文化祭に閉じ込められたって、意味ないんだよ ─── あたし、 この中の、誰かが死ぬなんて、嫌だ。 ]
(265) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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[ リコの「一生大人になれない説」も>>243 あたしはどこかで耳にすることができたかな そしたらあたしは即答で「名案!」っていうけど そのあと「でも」ってくっつくと思うな。 ]
でも、大人にもなりたかったな
[ 女子高生っていう立場も、制服も、 あたしらにしかないエネルギーみたいなのも好き。 だけど、大人のシキタリの中で生きてるあたしは ずっとずっと不自由だったし、 結局遊びも勉強も、大人のツゴウに振り回される ]
(266) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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自由になりたいよ。 女子高生も捨てがたいけど、 大人はもっと、自由なんでしょ?
[ 補導もされない、夜出歩いても怒られない 現国の授業なんてうけなくたっていい 進路希望なんて出さなくたっていい
進路が突然変わるかも知れない局面だって 先生になんていったらいいだろう、とか、 ママを探しださなきゃ、とか、 そんな面倒なこと、何も考えなくていいんでしょ ]
(267) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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それに、 ホントウのカレシ、欲しいもん お金とか美味しいゴハンとかだけじゃなくて あたしは、愛も欲しいよ、リコ。
[ イケメンでオカネモチなら言うことないです。 そう付け加えながら、きっとリコに笑ったな。 ]*
(268) 2020/11/14(Sat) 15時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 16時頃
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──現在/3年1組教室──
あーー。パンクね。 あれうざいよね。まあそれなら──、 …………いや、しょーもなっ!
そんなの死にかけてるときに、 せーしんせかいに反映されるぅ?! どんだけ地味な人生送ってんのよ!
そんな女子高生、 かわいそすぎて涙出てくるわ!
[ それこそそんなの持ち出すくらいなら、 わたしたちの月うさ亭を用意しなさいよ!]
(269) 2020/11/14(Sat) 16時半頃
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[ ──って、 別にサラがやったかもわかんないのに、 わたし、思わず吠えてました。えへ>>255。
だから、そーね。 普段通りにみえますぅって言われても、 しゃーなしかもしれん。ワラ。]
ちょっと、悪意あるでしょそのマネ! ちゅー顔なら彼氏にでも見せとけばぁ?
[ ゆーてね、そんな似てないからね。 「 みえますぅ 」だって! サラってばくちびるとがらせちゃって。]
(270) 2020/11/14(Sat) 16時半頃
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[ かわいいね、サラ。]
(271) 2020/11/14(Sat) 16時半頃
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[ 上位三分の二がサンダイヨッキューだなんて、 案外あんたも欲に忠実なおんなのこじゃん(笑)]
(272) 2020/11/14(Sat) 16時半頃
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[ 初登場サラコンランキング一位>>258。 “友達”だって。ふふ。いい響き。
来週も再来週もそのまた次も、きっと、 首位キープして記録伸ばしていくといいね。 今までの一位なんて霞んじゃうと思うな。
……あ。学生の本分はお勉強でしたっけ? でもわたし、勉強って嫌いだから、つい!]
(273) 2020/11/14(Sat) 16時半頃
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[ ランキング一位かはさておき、 わたしとっくにみんなと友達の気でいたけどね!]
(274) 2020/11/14(Sat) 16時半頃
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[ でもさー、それならさ、 名前で呼び合うなんてこと、 わたしには大したことないんだから、 もっと早くに詰めてりゃよかった?
ほら、名前で呼んでみなさいよ。 ……うーん、これだと脅しだな。 体育館裏がとってもよく似合う(笑)
かわいくてやさしいおんなのこだから、 わたしがそんなことするわけないじゃない。
誰よ、他人を脅せそうとか言ったの。ゆりだよ。 マジあんた覚えてなよ。わたし黙っちゃいないよ。]
(275) 2020/11/14(Sat) 16時半頃
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[ まあ、今度会うことがあればの話ね(笑)]
(276) 2020/11/14(Sat) 16時半頃
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それヤバイやつ。 わたしのイメージどーなってんの?
[ 自己責任を迫るわたし像>>257に、 わたし、思わずげらげら笑っちゃった。
無情すぎない? って思ったけど、 まーね、情に厚いかといわれるとね(笑)
わたし、これでも、 みんなのこと結構好きだけどな。 わたしランキング一位かはさておき。]
(277) 2020/11/14(Sat) 16時半頃
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……まあでも、実際、 理由もなく代わりになるような、 そーゆーはなしでもないっしょ。
[ あははーってわたしは笑ってた。
わたし、正直なおんなのこだし、 別に嘘もごまかしも言わなかった。]
(278) 2020/11/14(Sat) 16時半頃
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[ そんでサラと教室を出たの。
ちゃんと進む時間。変わらない日付。 矛盾もハナハダシイってやつね。]
電波なくても、時間は進んでるしね。 ……冬休みって。小学生か。 どーせ受験勉強するだけじゃーん。
[ 人生で一番ありがたみのない長期休暇。 ……になるはずだった。冬休み。 そこに着目するとはねって笑って、
……ところで、 食べたり寝たら老いるというのは、 生物の話ですか? それとも保健体育ですか? むずかしくって、わたしにはわかりません!]
(279) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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[ 保健室に寄るってサラが言って>>260、 わたし、別に用事はなかったけど、 ちょっと立ち寄るくらいならとついてったの。
めありの人形の様子を見る。 ──って言われたら、 頭の上にはてなマーク並べただろうけど。
でも、結果ついてってよかったよね。 ベッドはもう一台埋まっていた。>>233]
(280) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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……ゆりだけじゃなかったんだね。
[ 志帆かあ。これ、志帆だよなあ。
結局あんた、書記の仕事してないじゃん! みんな好き勝手書き足すから、 黒板のメモ読みづらいったらないよ。
あーあ。とも言えず、わたし、 ペンでもチョークでもなくって、 ペティナイフを握る手を見つめてたの。]
(281) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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[ それが、まだ朝方だったときのはなし。*]
(282) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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─ 文化祭当日 ─ [ 当日は接客を手伝うと明言した通り、 雛川さんが用意してくれた衣装でお店に立つことに。 ロングスカートタイプの服は僕にぴったり。>>777 というか、全員の服を作るって言いだした時は 僕は立ち眩みがしました。予算的に。 まあ布地を自主的に家から持ち寄ってきた 備品扱いにする事でクリアーしましたけれど。 さて、僕ですが ─── 接客、向いてないですね ええ、まったく。 月うさキメポーズも9点の出来栄えだし 萌えきゅんメッセージ?を頼まれれば " 一心一意 "とか四字熟語を書いて 客を引かせる始末でして。 僕、いない方が 上手く回るんじゃないですかね? ]
(283) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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[ キメポーズ、ひどすぎませんか? ]
(284) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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[ 月のうさぎ亭。 みんながぴょんぴょん跳ねてる中で 僕だけロボットみたいな動きだった気がします。 あ、でも結論を言うとですね ─── 楽しかったんです。とても。 100点満点中の1000点です。 アナログな僕は みんなで撮った記念写真を パスケースの中に入れて大事に持っています。 " たのしい " というのは 大切なものが増えるんですね。勉強になりました。 あと大袈裟ですが、 生きていて良かったって思いました。
" 僕だけ生きていてごめんなさい ─── " そんな僕にとって、はじめての。 ]*
(285) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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──少し前/踊り場──
[ 「かならず、生きてね。」
それに答えることはなく、曖昧に微笑んだ。
ごめんね、好夏。 私は一瞬でもこの世界での死を 望んでしまったから。>>61
少なくとも「生きる理由」のある好夏が この世界の主人なら、私は迷わずに ここに残ることを選べるくらいには、 生きる理由がないんだよ。 ]
(286) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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[ 好夏はそれを望まないとは思うけど、 「生きて」って言ってくれたことが嬉しいから 余計に私は好夏に生きてほしい。
・・・矛盾してるね。 ]
(287) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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[ それから2人で志帆のマネキンを運んだ。 階段から転げ落ちないように気を付けよう って声を掛けながら。 階段0.5階分落ちても死にはしないだろうけど、 志帆の手にはナイフが握られたままだから、 話は変わってくる。
ナイフに目がいくたび、 志帆、どうして・・・って気持ちと、 痛かったかな・・・って思いが止まらない。
無事に保健室に着くと、既に埋まったベッドに めありのマネキンが横たわっていた。
まだ受け入れてはいないけど、 昨日は一切向き合うこともできなかったから。 めありの無事も祈りながら、手を合わせた。** ]
(288) 2020/11/14(Sat) 17時頃
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─── 現在・校長室(続) ───
みんなどっかいっちゃったね おなかすいたし、あたしたちも 朝ごはん食べに行こうよぉ
[ あたし、お腹をおさえてそう言うの。 こんなへんてこりんでもちゃんとお腹すくの、 へんなはなしだよねぇって思うけど。 人間の欲求だもん、仕方ないことだよね。
らいかちゃんもミルフォードさんも、 まだそこにいる!いたはず!だから、 ほかにもいろいろお話できたかな。
そのあとにね、教室に置いてきたカバンの中に、 おかしが入ってるから取りに行こってお願いしたけど ついてきてくれたかなぁ? ]
(289) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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[ ばりけーど張られてて、 あたしびっくりしちゃった。
やっと辿り着いた教室の扉をあければ、 まず最初に目につくのがなにかを守るように くっつけられている机たちだった。
視線をめぐらせて、中心をみれば、 ]
……ゆりちゃん?
[ たぶん、そう。 あたしのすきな頭の形をしてる。 ]
(290) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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[ 声をかけても返事がなくて、 あれおかしいなって、思ったの。
黒板をみたら、さわっちゃだめってあって>>104 どおゆうこと?って思ったんだぁ。 だから、教壇の方に回って前から見たの。 ]
(291) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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[ のっぺらぼうだったの。 ]
(292) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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─── ひっ、
[ あたしのすきな顔がそこになかった。 びっくりして、後ろに後退りしちゃう。 黒板におしりをぶつけちゃって、 ガコンって、反動で黒板消しが床に落ちる。
─── どぉして?って、思ったよ ]
(293) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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[ ゆりちゃんと思われるマネキンの肩は崩れてる。
これが、例のせーしんせかい? だれかが望んだ世界なの?そぉなの? ねぇ、ゆりちゃんしんじゃったの? ちがうよね、だってゆりちゃん、 まだ足掻いてるもん、ここで。
崩れないよーにしてるし、 薄っぺらの紙の前から動こうとしないもん。 そぉゆうことでしょ?そうだと言って。 ]*
(294) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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──教室──
そー、愛崎聞いた? つかさ、気づいた?
日付変わってないの。 ここにいる限りわたしたち、 一生女子高生説ね、これ。
[ 天才じゃん? ってわたしは言って、 ちなみに今適当に名前つけた。
愛崎が気づいてないみたいだったら、 わたし、自分の頭を指さして、 「ココが違うんでね」とか言ってね(笑)
そしたら愛崎は一瞬で意を汲んだみたいに、 「名案!」って返してくれるんだよね>>266。]
(295) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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[ そーなんだよね。名案だよね。 わたしたちうるわしの女子高生。 女子高生ってだけでもかわいくて、 無敵にきらきらしてて楽しい。でしょ?]
(296) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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[ でもね、その続きもわかるんだ。]
(297) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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[ おとなにもなりたかったって愛崎は言う。
わたしはそれ>>266を、 いつもみたいに頬杖ついて聞くの。
大人も楽しそうだよね。 着る服もアクセも、メイクの濃さも、 スカートの丈も爪の色だって自由なの。
肌が弱るのも、しわができるのも、 自分より年下の子にババア呼ばわりされるのも、 想像でもイラっとくるくらいうざいけど、
わたしもね、別に。 おとなになるのも、年を重ねていくのも、 怖いことなんてひとつもなかった。]
(298) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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[ だって、わたしはかわいくってイケてる。 今も。いつか、おばあちゃんになっても。 わたしは絶対そう思える道しか選ばない。]
(299) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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[ 愛崎ならわかる?]
(300) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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[ わかるなら、そう思うんなら、 時制を間違えてるからまた赤点だよ。]
(301) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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……なーんで過去形よ。 日本語まで苦手になったワケ? [ ちょっとあきれたふうに言ってやるの。 わたし、日本語ネイティブなので。
女子高生二人で語り合うなら、 ほんとは窓際の席のほうが映えるのにね。
雪降らせてばっかの空は、 気の利いた夕日も差させてくれないし、 エモエモのエモには物足りない、残念!]
(302) 2020/11/14(Sat) 17時半頃
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なりたいんなら、 なればいいでしょー。 生きてりゃなれるよ、おとなくらい。 それともナニ、愛崎、残る気なのぉ?
[ 相変わらずわたしの声、 いつも通りみたいな感じなんだろな。
いけない。サラに聞かれたら、 またそこそこクオリティでマネされちゃう。
間延びした? 甘ったれた? だるそうな? まあ、いわゆるわたしの口調で言いながら、 わたし、愛崎が笑ってる>>268のを見てる。]
(303) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ かわいくってよくばりの愛崎は、 他に何もいらないなんて言わないから、好き。]
(304) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ なんなら、わたしよりほしがりじゃんね(笑)]
(305) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ ……愛崎も愛のはなしをする。]
(306) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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だいじょうぶだよ。 愛崎、かわいいから。
あとは自分の見る目をどーにかするだけ。 遺伝なんかのせいにしてんじゃないよ。
[ 偽物呼ばわりの歴代彼氏かわいそうだな、とか、 でも聞いてた限りろくなやついなかったな、とか。
思わないこともなかったけどね。
学校行きながらとか、HRの最中とか、 授業の合間、昼休み、放課後、スマホの中、
色んなとこでさんざんおしゃべりしてきたけど、 そこまではっきり聞いたのは初めてだったな。]
(307) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ 愛がほしい。じゃなくって、 愛もほしい。って言うからわたし笑った。]
(308) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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あはは、この贅沢もの。
案外、パッと見ぃ、 冴えなかったり、口うるさかったり、 めんどうなやつにお宝潜んでるかもよ?
……ま、ブスもビンボーもヤだけどぉ。
[ よしよし。って感じだった。 ナニがって言われるとむずかしいけど。
よしよし。愛崎はかわいいよ。 それなのになんで飢えてるんだろうね。]
(309) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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……まったく、 愛崎がフリーだなんて、 この世の男の目は腐ってるわ。
[ 冗談ぽくそんなこと言ってね。 でもわたし、ほんとのほんとにそう思います!]
(310) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ いっそわたしがフリーならよかった。]
(311) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ 愛 的な意味で。*]
(312) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ パパもはるもおにいも、 愛崎もゆりも琴子も、みーんな。 形のないものに囚われてかわいそう。]
(313) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ それともわたしがかわいそうなの?]
(314) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ でもわたし、今が一番幸せだよ。 一番たくさんかわいいものを持ってる、今が。]
(315) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ 愛崎さん家のあれから。]
(316) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ はるはお姉ちゃん子になっちゃった。 もーーーほんっとうっとうしい。
たまーに学校の近くまで迎えにくんの。 わたしも念願の送迎ゲット?笑 寄り道するなって、わたしは小学生か。 アンタはわたしのボディーガードか。
コンビニにまでついてこなくていいよ。 ちょっとおやつ食べたくなっただけじゃん。
っていうかアンタ彼女はどうしたの? ふふ、当ててあげよっか。フラれたんでしょ。]
(317) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ おにいはバイトを増やした。 もともと謎にお勉強が好きで、 研究室に入り浸ってる人だったけど、 余計に会えなくなっちゃった。あーあ。
なんでかわかる? いらないって言ってんのに、 おにい、お小遣いくれんの。 じゃなきゃまた繰り返すだろって。 いきなり全部我慢させちゃダメなんだって。 使い道にもちょっと口うるさいけどね。 わたし、ママとは違うんだけどなー。
あ、でもさ。 たまーに遊びに連れてってくれるよ。 わたしなんでか知ってる。 ママみたいな、そういう病気の人はさ、 ほかに楽しみを見つけなきゃいけないから。]
(318) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ だから、わたしは違うって(笑)]
(319) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ わたし、ママとは違うもん。 お買い物が好きなんじゃなくて、 ほしいものがたくさんあるだけ。]
(320) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ わたしは違うもん。
はじめから“持ってる”子と同じように、 ブランドもののポーチにめいっぱい、 かわいいパケのデパコスを詰め込んで、
高いくせ汚れやすいお財布を、 汚くなるたびに買い替えたいだけ。
目についたかわいいもの全部、 わたしのものにしたいだけ。]
(321) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ それのなにが悪いのよ。]
(322) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ 少なくともわたし、 そのためのお金を自分で作る努力をしてた。 わたしの見た目と肩書と時間を、 わたしのために使っていただけ。]
(323) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ わかんないんだったら放っといてほしかった。*]
(324) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 18時頃
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─ ねむいよ、琴子 ─
[ 夜更かしもそこそこしたし、眠いよ。 眠くない?あたしはねむい。
うとうとして、また寝て、 だって、学校ないんだからさ。 どうせ出れないんなら、 てきぱき起きてる意味もないじゃんか。
そんなわけで、あたし、寝てました。 お寝坊でゴメンね。 ]
(325) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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ンぐう…… うえぃ、なにぃ…くぎい?
[ ゆさゆさ。 あー揺れる揺れる。 あと五分。ってテンプレなセリフを 流石に吐きはしないで、目を開ける。
琴子のお顔が見える。おはようございます。 ]
(326) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ ぎゅっと抱きしめてもうひと眠り。 ……なんて、思わなくもないけれど 両手いっぱいの釘を見て>>212 そんなこと、できやしないわ、ってね。 ]
え、なにそれ どーしたの、琴子
[ いつまで寝てるやつはソファに打ち付けんぞ。 ……って、キャラでもないでしょ。
一気に目の覚めたあたしは瞬く。 ]
(327) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ 呆気にとられたけれど、 釘は廊下に落ちていたものらしい。
もしかすると、突然現れた蝶や花と 同じ種類の現象、なのかもしてない。 ]
ちょうちょ、おはな、ってきて 今度は釘ぃ…? 急にイメチェンすんじゃん
[ 今までの、女の園、でもないけれど メルヘン的な創造物?とはイメージが変わる。 ]
(328) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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なんで釘なんだろ ……琴子ぉ、あぶないから置きなあ?
[ 両手いっぱいに掬って持って、 ふとした瞬間に刺さっちゃいそう。
とりあえず、あたしはあくびをしながら ふわふわしてそうなクラスメイトにそう言う。 ]
(329) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ その後、教室にお菓子があるって言われて あたしはのこのこ着いていく。 だって、お腹減ってるのは確かなんだし。
ここ、精神世界だって言うのに お腹が減るんだもんな。不思議だよ。 空腹になるってことは あたしは、この世界作ってないんじゃ。 って思うけど、みんな空腹になってるみたい。
なんだかねー、そうかー、 そんな簡単に特定させてくれないんだー。 ]
(330) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ 慣れない校長室から出て行って 慣れた教室へと歩いていく。 花蓮も居たかな?なら一緒に行こってするよ。
教室だけが、装飾されてなかった。 いつも通りの空間に戻れるんだ。 そんな期待が、あったんだろうな。 ]
……なにこれー
(331) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ バリケード。動かされた机。……人形。 ]
琴子、
[ まず、動いていった琴子が 怯えたみたいに後退りするから駆け寄る。
近づかずにも、あたし、分かるけれど 落ちた黒板消しを拾いながら 横目で一瞬マネキンの方を盗み見る。
黒板消しを握りしめる、指先が冷たい。 ]
(332) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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[ のっぺらぼうの、ゆり。 ゆりもさ、この世界で死んじゃったのか。 黒板消しをもとの場所にもどして。 ゆりも、現実にもどったのかな。 ]
だいじょうぶ?琴子 ……ゆりも、こうなっちゃったのか やばいねー…ハハ かしこ組、減んのつらー…
[ あ。 これ、笑うとこ、じゃなかったかも。* ]
(333) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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──保健室──
莉子、咲良・・・
[ 保健室に2人が来れば、すぐに昨日よりも 埋まったべッドに気が付いたよね。
「ゆりだけじゃなかったんだね。」>>281
莉子の言葉に、ゆりにも何かあったって知る。]
(334) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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なんで・・・・
[ 呟いても誰も答えなんて持ってない。 10人が9人になって7人になった。 繰り返している1日で、それだけが事実。
ゆりには触ることもできないって聞いて、 力なく問いかけた。 ]
(335) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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2人は・・帰りたい?
[ それがこの世界での死だとしても** ]
(336) 2020/11/14(Sat) 18時頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 18時頃
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─── 現在・校長室→教室 ───
もぉ、やっと起きたぁ…! 釘ってどぉゆうことなんだろぉね
[ もしも、ぎゅてされてたら あたしも巻き込まれて二度寝しちゃってたかも。 でも、そんなことは起きはしないし、 そんな物騒なこと言わないよぉ!>>327
起きるらいかちゃんを見てあたし、 ちょこっとだけ安心しちゃった。 ]
(337) 2020/11/14(Sat) 18時半頃
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|
[ 言われた通りに釘をすみっこに置いて>>329 なんでだろぉねぇって、あたしも首を傾げてた。
釘に心当たりある? そんなかしこな会話はできなくって、 またお花と釘だらけの廊下を歩いてった。
あたしね、めありちゃんのお人形さんだけだったら、 まだふわふわってした感覚のままだったのかな。
せーしんせかいとか、よくわかんないし、 だから、教室の扉を開けたときにようやく─── ]
(338) 2020/11/14(Sat) 18時半頃
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|
[ ゆめみたい、な、現実なんだって思ったの。 ]
(339) 2020/11/14(Sat) 18時半頃
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ら、らいかちゃ、 ゆりちゃん、しんじゃった? ……し、しんでないよね?
[ 黒板消しを戻すらいかちゃんの腕を、 あたし縋るように、握ったの。 つめたい、手だった。 ]
(340) 2020/11/14(Sat) 18時半頃
|
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[ のっぺらぼうのゆりちゃんを見ないようにしながら、 あたしらいかちゃんの顔をじっとみつめるの。 ……あたしのすきな顔。 笑ってるところもだいすきだよ。 ]
ね、どぉして笑えるの?
[ 別に責めてるとかじゃないよ。>>333 ただ、頼まれごとを引き受けるときみたいに、 いつもと変わらないみたいに笑うから、 どぉしてそんなに冷静なんだろって、 思ったから聞いただけなんだよ。 ]*
(341) 2020/11/14(Sat) 18時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 18時半頃
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──保健室──
[ 保健室には九条がいた>>335。愛崎もかな。
わたし、埋まったベッドに目がいっちゃって、 とっさに声をかけるとかそういうの、 ぜんっぜんできなくってさ。
ただ、志帆の寝かされたベッドに寄って、 驚いてんだか驚いてないんだか、 自分でもよくわかんない感覚で見下ろしたの。
ぽつり、と呟けば>>281、 九条がおんなじように呟きをこぼした>>335。]
(342) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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|
[ そう。なんでなんかわかんないの。 わかんないことばっかりだね。
九条やサラにもわかんなくって、 ゆりがいないんじゃどうしようもない。
この世界つくった本人に聞くしか。 でも、そのおんなのこも自覚ない説。
……聞くあてもなくなっちゃった。 宙ぶらりんみたいな状況のわたしたち。]
(343) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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[ それでも、あれこれ考えながら、 問いかけながら、待つしかないの。]
(344) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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[ ……何を待ってんだろう。 この世界の終わりを? 自分の順番を?]
(345) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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|
[ 帰りたい? って声が聞こえて>>336、 わたし、ようやく顔を上げたんだと思う。
九条がそこにいて、 やっぱり、なんか元気なさそうだなあ。
……そりゃそっか。この状況だからか。
でもさあ、九条ってキリっとしてるようで、 ほんの些細な一言で慌てちゃったり>>0:187、 わたしの中じゃわりと繊細なイメージなワケ。
……わたしのデリカシーの問題? 知らなーい。]
(346) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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|
[ だからとにかくさ、 その問いかけの意味、考えちゃった。 わたしらしくもなく、答える前にね。
わたしより高い位置にある目を見て、 答えるまでに何秒かかけて、 わたし、それから口を開いたの。]
……どーかなー、 誰の世界かもわかんないしー?
帰りたくても、帰りたくなくても、 順番にいなくなっちゃう気もするし……
[ ちらっと志帆やめありを見たの。 それから、ゆりのことも思ったよ。 三人は帰りたかったのかな。帰らされたのかな。]
(347) 2020/11/14(Sat) 19時頃
|
|
……で。 そんなこと聞く、九条はさあ、 帰りたいの? それか、帰りたくないの?
[ 質問に質問返し。ずるい? えへへ。
わたしの答えはいったん保留。 あんたの答えを聞かせてよってふうに、 わたし、じいっと九条の目を覗き込んだ。**]
(348) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 19時頃
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[ 言いたくても言えない>>+24。って私にはわからない。 言える立場とか、言えないとか、 そういう感覚、私にはわからない。 言っていいことと悪いことって どうやったらわかるんだろう。 みんなはどうしてわかるのかな。
たとえそれが裏とか表があるということだとしても、 無神経ではないということで、 気遣いができるということで、 私にはないものを持ってるっていうことなんだろうな ]
(+34) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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[ それはまだ朝の話。 レイに生きて、ってお願いしたけど レイは、頷いてくれなかった >>286
それくらいは、気づいたよ。
それが、どういう意味なのか すぐに推測できるほどかしこじゃなくって レイが世界の主なのかな、とか あたしの推理はいつだって見当違い。
だって、レイには生きてほしいって思ってるから レイが誰かのために生命を投げ出す可能性なんて これっぽっちも考えてなかったんだ。 ]*
(349) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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―― 現在/病院・夜間入口 ――
[ 新情報が聞けたけど、正直今更感がすごいと思うの。 みんな帰ってこれる可能性がある。 みんな帰ってきてって願ってもいい。 それは確かに嬉しいけど、 でもその情報を一番必要としてるのは、 帰ってきた私じゃない。 まだあの校舎にいるみんなの方だ。
テレパシーテレパシー。>>46 この情報、校舎のみんなに届きませんか。 無理かー。
ところで、変な姿勢で寝ちゃってたせいか、 肩凝りが酷くて。右肩が痛い。>>181 リコが帰ってきたら、肩揉ませようと思う** ]
(+35) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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[ …… なんてさ。 そのあと、保健室でリコに聞かれてた時、>>348 レイがなんて言ったかは、隣で聞いてたと思う ]*
(350) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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── 夕方?教室 ──
[ 随分とかしこなリコが、 日付が進んでないことを教えてくれた>>295
つかあんまり日付って見なくない? 唯一日付が出てくる待受は、 癖で何も見ることなく指紋認証で開けちゃうし あ、あれですか、顔認証のスマホですかもしや あたしはそんなふうに言い訳をする
ま、見たところで気づいてなかったけどさ! ]
(351) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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[ 大人になるのなんて、怖くない。>>299 わかるよ、オナジアナノムジナだもん、 ところでムジナってなんなんだろう。 最近意味もわかんないで使ってるな ]
(352) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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うん、だから …… パンク修理の想い出が反映されるほど 悲しい人生だったから 自殺を図ったんじゃないかな [ 迷推理は続くよどこまでも。 でも、パンク修理を思い出にしそうな人 この中には居ないから終了。>>269 むしろ一番ありそうなの、僕だし。 ]
(353) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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[ ─── 過去形に、なった。 >>302
だって、なんもできないまま ただ奇妙な世界での一日が終わろうとしてて このままあたしここから出られないんじゃ、って 本気で、そう思い始めていたから
この世界に殺されるのも嫌だったし、 この世界から出られないのも嫌だった
生きたいあたしは、どうしたらいいんだろうね ]
(354) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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悪意なんてないですぅ
ん ……そんなの、いないし! [ もういっかいだけモノマネしてみよう。>>270 なにかコツがつかめる気がする。
ちゅー顔とか彼氏とかは 授業で習ってないから知りません。 興味はあるんだけどね、最近。 ]
(355) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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うーん、 とりあえず一回は噛みつくイメージ ? うん、それ >>279
…… でも、そのあとは 「 で、なにがあったのよ 」って聞きそう [ 莉子ちゃんのイメージを語ったのは 開口一番の部分だけで。 その後、なんだかんだで 理由とか問い詰めそう ─── あ、結局詰め寄ってっるねわら。 ]
(356) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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[ え、生物の話だよ?>>279 ついでに言えば呼吸してるだけでも老いに近付くよ 保健体育?なんて心の中で思いあってかは別として 保健室についてくるという莉子ちゃんと 一緒に中へ入った。>>280 もしかしたら、人形に何か変化があるかも ─── 小さな可能性を潰しに来ただけだけど。 変化、どころか。増えていた。 ]
(357) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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─ 保健室 ─ これ ………回谷さん、だよね [ 保健室には九条さんもいて >>334 閉じ込められた10人中、 半分も保健室の中にいるね。 2人はもう喋る事も無いけれど。 回谷さんの右手に握られたペティナイフ。 料理中?凶器? ─── 分からない。 ]
(358) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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[ 残る気なの?って聞かれたら >>303 ]
そんなつもり1ミリもないー。
[ って、首ぶんぶん横に振って否定するつもり。 たぶん、それは即答だった。
真似しやすいリコのいつもの口調。 それが、もうほんとうに心地よいなって思える。 ]
(359) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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[ 不意に、今朝待ち受け画面にしたばかりの 回谷さんのおちゃらけた顔を思い出して。 目の周りが熱くなるのを感じた。
互いの状況を伝え合えば、 どうやら階段の踊り場で発見したらしい。 ]
(360) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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帰りたいか ?
そうね ……… 皆で帰れるのなら 帰りたい、かな うん、きっと 帰りたいから帰れたんじゃないと思う [ 後半は莉子ちゃんの言葉に同調する様に >>347 そして、莉子ちゃんが 九条さんの目を覗き込んでいる間 >>348 僕は回谷さんの人形 ─── その髪を撫でていた。痛かったね、って ]**
(361) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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あはは、見る目、かあ そもそも女子校に出会いがないのが悪いよね めんどーなやつはやだけどさ、 卒業したら、出会い… あるかなあ。
[ このまま内部進学をして、 花の女子大生になるつもりだった。 キャンパスライフはてきとーに過ごして 合コンとかサークルとかに入ったりしてさ ……… 口には出さなかったけど、 これは、もう多分過去形で間違いないよ。 キャンパスライフの夢は、きっと叶わない。 ]
(362) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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卒業したらー リコとも離れ離れだねー こーやって、話す時間をくれた、 この世界の誰かさんに、ちょっと感謝かなー
[ あはは。こんな現実望んじゃいないけどね。あはは。 乾いた笑いは、心の中で留まったかな。 それとも口に出てたかもしれないな。
どっちでも、いっか。 ]**
(363) 2020/11/14(Sat) 19時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 19時頃
陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 19時頃
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─ わらおうよ、琴子 ─
[ どんどん、減っていくんだー。ってね。 そういう、映画みたいだね。
そっかー。朝も消えちゃうのか。 じゃあまた誰か、居なくなるのかな。 次はだれが、死んじゃうのかな。
他人事みたいなこと、考えてた。 だって、他人だもん。 ここを作ったのがあたしだったら、 もし、あたしだっていうのなら、 他人事で済ませることはできないけれど。 ]
(364) 2020/11/14(Sat) 19時半頃
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[ あたしも、これから死ぬのかな。 それとも、死のうとした後なのかな。 ]
(365) 2020/11/14(Sat) 19時半頃
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[ ──ぎゅう、と腕を握られて>>340 あたしは現実に引き戻される。 あ。ここ現実じゃないんだっけ。 ]
……っくりしたぁー
死んでー…ないんじゃないかな あたしも、よくわかんないけどさ
[ 百合亜は死んでしまったか 現実に帰ったかの二択なのだろう。 そのどちらかであると、断言することはできない。 希望だけで、あたしは後者を選んだ。 ]
(366) 2020/11/14(Sat) 19時半頃
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[ どうして、笑えるの?>>341 琴子が子供みたいに聞く。 ]
え?どうしてって…… んー、どうしてだろ
でもさ、もう諦めるしかないじゃんか 百合亜みたいな、 「私、自分の納得できないことは受けません!」 って人ですらやられちゃったんだから たぶんあたしたちは、この世界のルールに 逆らうことなんてできないんだろうな
(367) 2020/11/14(Sat) 19時半頃
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だからもう、諦めの笑顔ー…みたいな? あえていうなら、逆に笑えてくるよ、って感じ
[ べつにさ、マジでウケてるわけじゃないよ。 でももう、なんかもう、 あたしたちはホラー映画の登場人物みたいに 振り回されるしかないのかなー。 そんなことは思って、笑えたのかもね。 ]
(368) 2020/11/14(Sat) 19時半頃
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[ 振り回されるのは、つらいなー。 振り回すのも、つらいけど。* ]
(369) 2020/11/14(Sat) 19時半頃
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──少し前/サラと──
やだー不憫すぎる。
つうか、それで死ぬんだったら、 その前にゆーてくれたらさ、
楽しいことなんていくらでも、 これから付き合ってやったのにね。
だってわたしら友達じゃん? そんなの友達甲斐なさすぎるわっ!
[ あははってわたしも笑って、 ありえなさそうな仮定>>353を聞いてた。]
(370) 2020/11/14(Sat) 20時頃
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……ま、 その人にとっての価値なんか、 本人にしかわかんないけどねー。
[ それがどんなにしょーもなく見えてもね。
わたしたちにとっての一番が、 きっとそれぞれに違う形をしてるみたいに。
そんな投げやりともとれる言葉で、 この仮定は締めくくらせていただきましょう。]
(371) 2020/11/14(Sat) 20時頃
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[ サラに彼氏がいない>>355って?]
だよねー、知ってた。
[ やっぱりわたしは笑ってた。
ばかにしてるんじゃないよ。 つか、わたしも今いないもん(笑)
サラがわたしのこと>>356、 しつけのなってない犬みたいに言うように、 わたしに見えてるサラの姿のはなしだよ。
それにしたってさ、失礼だよね。]
(372) 2020/11/14(Sat) 20時頃
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ちょっと、わたしは狂人か(笑)
よしよしどおしたの〜って、 やさしく聞いてやるっつーの。
[ ほんとほんと。たぶんね。 そうやって冗談みたいにしちゃって。
生物も保健体育も、人間の話するじゃん。 どっちかなんてよくわかんないよ。
わたし、ばかだから。 わかんないことが多いんだよね。]
(373) 2020/11/14(Sat) 20時頃
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[ でもそのぶん、 わたしにわかるものを大事にしてる。]
(374) 2020/11/14(Sat) 20時頃
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[ そうやってしゃべってたら、保健室に着いたの。*]
(375) 2020/11/14(Sat) 20時頃
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─── 現在・教室 ───
[ そぉゆう映画、あんまり見ないなぁ。 どぉゆう映画なんだろーって、 頭の中でもやもや〜って思い浮かべる。 後味悪そぉだねぇ、あんまみたくないなぁ。
びっくりさせちゃったのも、 そぉゆう映画によくあるのかなぁ? ]
……そぉだよね、 しんでないと、いいなぁ
[ 答えはでない。>>366 でも、あたしも。後者がいいな。 ]
(376) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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この世界のルール、…… せーしんせかい、ってゆうやつ?
[ 世界のルールは変えられないのかな、ほんと? でも、逆らえないってゆうのには、 怖いなぁって言うしかなかったよぉ。 ]
(377) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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ゆりちゃんに聞かれたら、 怒られちゃいそぉだねぇ
諦めちゃダメ!って
[ わかんないけど、諦めたら笑えるんだ。>>368 あたし、なにかを諦めたことなくって、 諦めなきゃいけない状況にもなったことなくて そぉなんだぁ、って素直に聞き入れてた。 まるで、子供みたいにねっ。 ]
(378) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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……ねぇ、じゃぁ、 ここらいかちゃんの世界ってことはある?
[ 生きるの、諦めたりとか? あるのかなぁ、ないよねぇ、って。 あたしは深い意味もなくゆってた。
ぅーん、なんだかねぇ、 お菓子たべる気分じゃなくなっちゃった。 おなかは空いてるのにな。 ]
(379) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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[ この世界をつくったひとへ。
だれかわかんないけど、 あたしのともだちに、 痛いのとか、苦しいのとか、 やめてあげて。かわいそぉだよ。
ぇ、あたし?あたしは ─── ]*
(380) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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─── 回想・文化祭 ───
[ らいかちゃんに作ったのは、 膝丈の定番タイプのワンピースのもの。 どれもかわいいけど、定番タイプのやつって 定番なだけあってかわいいよねぇ。 ]
らいかちゃんっ これ、らいかちゃんの ─── 着てくれる?
[ あたし両手に広げてらいかちゃんに詰め寄るの。 ]
(381) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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[ ─── ほら、これで全員分。 あたしの作ったお衣装をきた とびきりかわいいあたしたち。
あたしのかわいいが全部詰まってる。
これから先、大人になって、 おばあちゃんになったころには、 しわしわになっちゃってるよ。 その前に大人になって責任がのしかかって、 しわしわだよ きっと。すごく。 ]
(382) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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いまよりかわいいあたし 想像できないな*
(383) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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[ ゆり、いなくなっちゃったし。 愛崎にはわたしが特別授業、したげよっか。]
(384) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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[ ひとり以外は、出られるんだよ。>>354]
(385) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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[ これはきっと、 絶対に揺るがず存在するその一枠を、 どう使うか、みたいなはなしなんじゃない?]
(386) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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[ ……あ。でも、 ってことはどっちかでは死ぬわけだ。 この世界か、本当の世界のどっちかで。
どっちもヤだなんていうよくばりちゃんは、 ……うーん、わたしばかだからわっかんない!]
(387) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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[ キーンコーンカーンコーン。特別授業おわり!]
(388) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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──現在/愛崎と>>354──
……じゃ、おとなにはなれまーす。
かわいくって、かっこよくて、 きらきらの、なんでも持ってるおとな。
[ 愛崎が首を思いっきり横に振る>>359の、 なんかちょっぴりおもしろかったなあ。
わたし、おどけたようにそう言って、 無責任に理想のおとな像を愛崎に積み上げる。
そーだといいよね。これは願掛けってことで。]
(389) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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あるある。出会い増えるよ。
片月の学祭とかさー、 他大の男子、結構来るらしいよ。 サークルもインカレ多いらしいしね。
あーあ。いいなあ。楽しそう。 わたしも学祭には潜り込ませてよ。
愛崎、片月に上がるんでしょー?
[ いいなあ。 わたし、そういうの楽しみにしてたの。 だから、何気なくそんなこと言って。]
(390) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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[ 愛崎ったら、またおセンチなの>>363。
今朝……じゃなかった、昨日の朝? 日付が変わらない場合今朝でいいのかな。 とにかく、一緒に雪道歩いたときみたい。]
この世界のだれかさんも、 こーやって、しゃべりたかったのかもね。
……ふふ。ゆーてさあ、 わたし実家出られないしぃ、 会おうと思ったらいつだって会えるじゃん。
[ そうでしょーとかわたし、言うんだけど。]
(391) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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[ ま、全部。 生きてたらのはなし、ね(笑)]
(392) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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あーあ。笑うのへたか。 ぶっさいくな顔になってんよ。
[ 乾ききった笑いをこぼす愛崎>>363の頬、 むちゅーって掴んでやろうかと思ってさ、 わたし、頬杖やめて右手を伸ばしたりしながら、]
(393) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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……どんな現実がヤだって?
[ ぶす顔してるくらいなら言ってみなよ。*]
(394) 2020/11/14(Sat) 20時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 20時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 21時半頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 21時半頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 21時半頃
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[ 静かで冷たい病院の廊下に、 カツンカツンっていう足音が響いてきた。 こっちに向かってくる足音だってわかったから、 顔を向けたら、たつみ先生だった ]
先生、こんばんは。 ヒナは、
[ 頭を下げて、夜の挨拶をすると、 先生は渋い顔をしてた。 それでなくても愛想のない顔なのに ]
(+36) 2020/11/14(Sat) 21時半頃
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[ 高校生がこんな時間に出歩くのはとか、 受験生なんだから帰って寝ろとか、 渋い顔で始まったお説教を私は遮る ]
父に車で送ってもらいました。 帰りも迎えに来てくれます。 夜更かしは慣れてます。受験生なので。 大体、こんな状況で、 家に帰っても寝れるわけがないです。 それで、ヒナは、
[ 外部受験なので受験勉強頑張ってます。 ゆーえーにー、夜更かしにも慣れっこです。 おとなしくのこのこと家に帰るわけないです。 畳みかけるように言うと、 先生は諦めたようにため息をついた ]
(+37) 2020/11/14(Sat) 21時半頃
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[ ヒナは、一酸化炭素中毒で、 予断を許さない状態、らしい。 お母さんも病院に来てる、そうだ。
一酸化炭素中毒。どうして、そんな。 助かっても深刻な後遺症が残ることもあるって、 聞いたことがある。 どうして、どうして、 ……って、ヒナは死ぬつもりだったんだものね。 助かった時の後遺症のことなんか、 考慮に入れる必要、ない。
ああ、メアがまた泣いちゃう。 鞄からハンカチを出してメアに渡しながら、 私は唇をかみしめた* ]
(+38) 2020/11/14(Sat) 21時半頃
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──現実世界──
[ ばたばたと準備。 着替えている最中に、首にも蚯蚓腫れを発見。 こわー。こわいね。
ハイネックに、ぐるぐる巻きのマフラーで隠す。 これでかわいい志帆ちゃんの完成です。やったあ。 顔は、しんでるけど。 無理でしょ、この状況で。可愛くいられるわけない。 ]
(+39) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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[ 準備がうるさかったのかな。 自室の扉が控えめのノックの後に開いて、 パパがそろりと顔を出した。 なにしてるんだって。なにしてんだろうね。 これから病院にいくんだよ。 ]
びょーいんに行ってくる。 ……友達に呼ばれてるから。
[ 理帆ちゃんのこともあるし、 あんまり詳しくはいいたくなかったよ。 怪訝な顔をしたパパ。わかる。
こんな遅くに呼ぶのは非常識だな、って。 わかるよ。ほんと非常識だよね。 なに勝手に死のうとしてるんだろうね。 ]
(+40) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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[ なんで勝手に死のうとして、 勝手に人の事を精神世界に呼んでるんだろ。 ]
(+41) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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[ 後半はいいけど、前半は許しがたい。 月に代わって、ご案内☆ じゃなくてお仕置きしちゃうよ。 ]
(+42) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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[ どうしても行かなきゃいけない。 パパを説得して、タクシーを呼んだ。 明日も仕事あるだろし、 出来の悪い次女の事なんか置いといてゆっくり寝てね。 きっと起きているだろうママにもよろしく。 ]
(+43) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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──病院──
[ メーターが思ったよりも早く回るのを見ながら、 無言ではやくはやくって、携帯を握りしめる。
深夜の病院って思ったよりも、怖いね。 辿り着いた先、釣銭はいりません。 お札を何枚か取り出してタクシーの運転手に渡す。 開いた扉を閉めずに、早足で目的地に向かう。 どこかな、ここ? きょろきょろして。 知ってる顔をみっつ見つけて、寄る。
めあ、って声を掛けたら、素早く動くめあり。 ]
(+44) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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……めありぃ、生きてるね。
[ どん、って体当たり。めありの洗礼。 抱き着かれながら、重力に抗えずに地面に尻もち。 受け止めきれなかったね。ごめん。 ゆりのハンカチも落ちたかも。>>+38
立ち上がって、コートのすそを払った。 ] ゆりーのも、息してるね。 ……うん、よかった。
[ なにがいいのか具体的にはすぐ言えないけど、 でもさ、百合亜がここにいてうれしいよ。 かしこがいると百人力じゃん! かしこの力で琴子をどうにかして。どうにか、* ]
(+45) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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[ 特別授業ありがとね、リコ。>>384 だけど欲張りなあたしが望む未来は どうやら、ここには無いみたい、てへ。
鳴らないチャイムに特別授業終わり! ]
(395) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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なりたいねー、そんなオトナ!
[ 積み上げられた理想像に笑う>>389 願うだけならタダだし。 少なくとも可愛いオトナなら、 絶対なってやろうっていう気概はあるよ ]
(396) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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[ あー、でもね。 何気なく聞かれた大学の話、>>390 思わず「あー」って口篭った
だけど「あーね」って曖昧に笑って 誤魔化しちゃったんだ。……最初はね。]
(397) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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[ おセンチなのはなんでだろね いつもとおなじ場所、おなじあたしたち だけどいつもと違う、非日常に 永遠に続く12月のとある一日に、
─── あたしたちは、 ]
(398) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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[ むぎゅーーーー 頬が伸びた>>394 ]
(399) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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[ あはは。 隠しておく必要なんて、ないか。 だって、卒業したって、友達だもん ]
……あたしさ、 大学行けないかもしれないんだー お金、無くなっちゃって。
[ 口にしてしまえば、なんてことないこと? あはは、って、笑ってくれる? ]*
(400) 2020/11/14(Sat) 22時頃
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──現在/保健室──
・・・そっか。
[ 返ってきた2つの返事はそれぞれだった。 ]
莉子は意外と冷静だよね。 もっと、帰りたいって騒ぐかと思った。
[ 帰りたいから帰れるとか、 帰りたくいから帰れないとか、 そんな簡単な話にも思えない。
意外と冷静なのか、順応力が高いのか、 分からないけど、こういう時に頼りになるのは 莉子みたいな子なんだろうなと思う。 ]
(401) 2020/11/14(Sat) 22時半頃
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皆で?・・そうだよね。 咲良らしいな。さすが委員長。
[ まるで模範回答。
じゃあさ、「皆で」じゃなかったら? そう聞いたら咲良はなんて答えるの?
だってさ、 ]
精神世界が本当の話なら、 誰かは帰れないんだよね。
[ だから咲良の希望は叶わない。 ううん、きっと誰の希望も叶わない。 ]
(402) 2020/11/14(Sat) 22時半頃
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私は・・・
[ 質問に質問返し。 質問に答えていればずるくないけど、 莉子のは、グレイかな。 ]
(403) 2020/11/14(Sat) 22時半頃
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誰かが帰れないのは嫌だよ。
(404) 2020/11/14(Sat) 22時半頃
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[ 帰りたいとか帰りたいではないから、 私の答えも、ずるいよねきっと。** ]
(405) 2020/11/14(Sat) 22時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 22時半頃
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[ シホからはメールが届いてた。 届いてたから、シホが帰ってきてるのは知ってたのに、 実際に顔を見たらほっとしたの。 わかってたことを目視してから安心するなんて、 全く非効率だと思う。 非効率な、私の心 ]
シホも無事だね。 よかった。 ……シホも、
[ メアのマネキンは見た。 私も多分、あの後マネキンになったんだと思う、 だったらやっぱり ]
(+46) 2020/11/14(Sat) 22時半頃
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シホも、あの世界で死んで、マネキンになったの?
[ 言っていいことと悪いことがわからない私は、 オブラートになんて包まないで直球で聞くよ。 普通の人なら、ヒナが生死の境をさまよってる病院で、 “死んだ”なんて口に出すのは 憚られるのかもしれないけど。 私にそんなデリカシーはやっぱりないの。
たつみ先生にはきっと意味不明な会話だったと思うけど、 そういう配慮もやっぱりない。 説明するつもりもないので、 こんな夜中にクラスメイトのために駆け付けた 可愛い教え子たちのために、 何か温かい飲み物でも奢ってくれないかな。 というか奢ってください* ]
(+47) 2020/11/14(Sat) 22時半頃
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ゆりは、ハンカチは涙を拭くのに貸した時点で洗濯確定だから、いいよ。許す。
2020/11/14(Sat) 22時半頃
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──現在/愛崎と>>395──
なりたいんじゃないのー、 なるんだよ、生きるからには。
[ 愛崎は笑っちゃった>>396。 わたしも笑ってんだからおあいこだけど。
願うだけならタダの、 欲望ダダ漏れの未来像だったとしても、
わたし、そうするつもりだった。 ほしいもの全部手に入れるの。 愛崎ほどよくばりじゃないから、 わたし、きっと叶えられると思ってた。
っつーか、勝ち取るつもりだった。]
(406) 2020/11/14(Sat) 23時頃
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[ 生きていくなら。]
(407) 2020/11/14(Sat) 23時頃
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[ 生きていくなら、それ以外耐えられないの。]
(408) 2020/11/14(Sat) 23時頃
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[ 話は移ろって大学の話。 わたしたちの手近な未来の話。
口ごもって、相槌みたく>>397、 曖昧に笑うばっかりの愛崎を相手に。
そんなの、全然いつも通りじゃないよ。
いつもとおなじ場所にいる、 いつもとちがう愛崎でしかなかった。]
(409) 2020/11/14(Sat) 23時頃
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[ 愛崎のかわいい顔がぶさいくにゆがむ>>399。]
(410) 2020/11/14(Sat) 23時頃
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[ それで、信じらんないこと言うの。>>400]
(411) 2020/11/14(Sat) 23時頃
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……お金、なくなった? はあ? そんなん……なんで?!
[ あっけにとられた顔したわたし。
それから、身を乗り出すみたいにしてね。 ぜんっぜん笑えなくて、立ち上がっちゃいそう。 詰め寄るみたいになっちゃった。ごめーん(笑)
ねえ、笑ったほうがよかったのかな? でもわたし、自分ときも笑えなかったし。 正直なおんなのこだから、しゃーなしだよね。
……ゆるしてね。*]
(412) 2020/11/14(Sat) 23時頃
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[ 現代っ子はデジタル依存!てよくいうけど、 やっぱね。顔と顔を合わせるのは大事だよね。 顔を見て、声をきいて、体温確かめてって。
ま、手紙とメールなら、 どっちもどっちじゃんね〜とおもうけど。へへ。 ]
うん、元気。
[ なんなら、ここで月うさポーズをしてもいいくらい。 かおはしんでるけど、 きっと64(0..100)x1点くらいの出来になるよ。 ]
(+48) 2020/11/14(Sat) 23時頃
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[ あ、だめ。−10点くらいの出来になるかも。 かなり微妙な出来になっちゃう。 中央くらい。志帆らしいね。 オブラートなしの直球ストレート。 一瞬だけどうしようかなと目を逸らした。>>+47 ]
……そぉだよ。 みてみる? まだ腫れてるの。
[ コートの裾をまくりがてら、 担任に視線が行って。 じょしこーせーの瑞々しい身体を見たいなら、 たつみんさあ、コーヒーかコンポタ奢ってよ。と言う。 あほらしくて付き合ってらんねーとおもったのか、 担任は病院内に消えていく。まったねー。 ]
(+49) 2020/11/14(Sat) 23時頃
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[ 担任が視界から消えたのを確認してから、 コートと、ニットを捲れば、蚯蚓腫れがみえた。 傷にはなってないから、まだ見れるでしょ。 ]
あの世界で、 切ったところがこんなんになってんの! びっくりだよね。
……ゆりーんやめありぃは? 誰かの声が聞こえた? 手首とか切った?
[ 二人はどうだったのかなあって、首を傾げる。 いや、ほんとにね。 どうして琴子の精神世界で、 理帆の声が聞こえたのかなって、ふしぎだよ。* ]
(+50) 2020/11/14(Sat) 23時頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/14(Sat) 23時頃
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[ ぐい、と詰め寄られて、 やっぱり、そう、笑っちゃったよね。 いつもと同じ場所にいる、いつもと違うあたし 人間、笑うしかない時も、あるんだよ。
そんなこと、なんでもないじゃん、って、 笑い飛ばしてくれたっていいのに。 ……でも、お金だいすきなあたしたちだからこそ きっと、なんでもない事じゃあ、ないんだよね ]
(413) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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ママがさ、 大学のために貯めてたお金、 全部持って、逃げちゃった。 職場も辞めちゃってたし、 2週間探したけど、お手上げ。
[ そいえばリコにはママの仕事のこととか、 しょっちゅう彼氏?のとこに外泊するとか そんな恥ずかしい話、したことあったっけ。 ……してたとしたら、リコくらいだよ。 だから、この話もリコにしか言えてない。 ]
(414) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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……遺書が、スマホに届いた時さ 一瞬あたしかな、ってドキッとしたわけ まじ、2週間前は死にたかったからさ
……でも、やられっぱなしで死ねないって 花の大学生活が待ってなくってもさ、 やっぱ死んじゃだめだよな、って思ったし
ここに来て、 ……みんなが、死んじゃうのを見て、 ……ますます、そう思うよ。
[ 死にたくないよ、 誰も、悲しませたくなんてないよ。あたしは。 ]*
(415) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ 元気って、元気じゃない顔でシホは言う。>>+48 ああ、同じだねって私は思う。 私もね、体は元気なの。 メンタルは、メアとシホを見てちょっと浮上したけど、 まだわりとグロッキーかもね。
オブラートに包まない私の質問に、 シホは目をそらしたけど、>>+49 返ってきたのは肯定だった。 やっぱり帰ってくるためには、 あの世界で死なないといけないみたい。
あの世界に残ると現実では死んじゃうのに、 現実に帰るためにはあっちで死ななきゃいけないなんて、 変なの。 まったく論理的じゃない仕組みだと思う。 どちらかの世界でしか生きられないってこと? 生きていく世界を選べってこと? その割に、私に選択肢なんてなかったけど。 容赦なく殺されたよね ]
(+51) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ え、先生、シホの身体見たいの? むっつり? って視線を向けたら先生は背を向けた。 私はブラックコーヒーがいいです。 長い夜になりそうなのでそうリクエストしたけど、 先生は買ってきてくれるのかな。 ヒナのお母さんのところに戻っただけかも。 買ってきてくれたら、 それはシホの身体を見たいってことで、 それはそれで問題よね ]
わ、なんでそんなことに。
[ シホが服を捲ったら、そこには蚯蚓腫れ。>>+50 雪は降ってないけど寒いんだから、もういいよ。 風邪ひくよって、私はすぐに戻してもらおうとする。 私? 私はね…… ]
(+52) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ 思い出して、私は渋面になったと思う。 さっきのたつみ先生に負けないくらい ]
私は何も聞いてない。どこも切ってないよ。
[ なんだかすごく平和に帰ってきたみたいじゃない。 でも、そんなことなかった ]
私は現代文のテストやらされて……、
[ 屈辱。言いたくない。言いたくない! でも「ゆりーのだから100点取れたんだよね」なんて シホに言われたらもっと惨めになる ]
(+53) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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…………0点だったことしか覚えてない。
[ あーーーーーー! でも、まだシホでよかった。 これがリコだったら指差して笑われそう。 私、屈辱で憤死する。
八つ当たり気味に私はメアからハンカチを取り返して、 自分の鞄に突っ込んだ ]
だから、痕とかそんなのは全然ない。 肩は凝ってるけど。
[ それは、勉強机で寝てたせいで、 私の死に方は関係ない……はず>>172* ]
(+54) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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──現在/保健室>>401──
[ ねえ、わたしそんなにうるさいイメージ?
九条からのコメント>>401に、わたし、 思わず「ちょっと!」って言いそうだった。]
ぜんっぜん冷静ではないっての。
でも、ありえないことばっかだしぃ? せーしんせかいだよって、 そういうはなしになったんじゃん。
だから、その基準で適当言ってるだけ。
[ 照れ隠しとかじゃないもんね。 というかそれ、誉め言葉だよね? ね?>>401]
(416) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ でも、そーだなあ。そうかもね。 騒いだかもしれない。帰りたかったら。]
(417) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ わたしが、生きたかったら。]
(418) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ だいじょうぶだよ、九条。 まっすぐ答えなかった同士。ずるい同士。 これもむじなかな? おなじあなの(笑)]
(419) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ サラは皆で帰りたいって。 それを否定したのは九条なのに>>402、 言ってること矛盾ばっかりじゃんね>>404。]
“精神世界が本当の話なら、 誰かは帰れない”ンでしょー。
[ つい口を挟んじゃった。
でもね、問い詰めるみたいな言い方じゃなくて、 ちょっとぉって小突くみたいな、そういうの。
だから、無理に取りつくろわなくてもいいよ。 なんにも言わなくてもいい。 言いたくないんなら、わたし、気にしないから。]
(420) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ 我慢なんて絶対ごめんのわたしが、 ぎゃーぎゃー騒がないのなんて、
単純に、わたしにとって、 この世界のつくりに不都合がないからだ。]
(421) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ だってわたし、死ぬつもりだった。*]
(422) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ おにいとはるがわたしにすることが、 パパがママにすることの真似っこで、 かわいそうだなって、わたし思うの。]
(423) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ 形のないものに囚われて、 疲れてるか泣いてるか怒ってばっかり。 くだらない愛のドレイばっかり。]
(424) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ あーあ。ほんとやんなっちゃう。]
(425) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ だって、パパもおにいもはるも、 かわいそうで、見てらんないんだもん。]
(426) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ あーあ。 わたし、死にたくなっちゃった。]
(427) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ だって、わたし、
はるとコンビニ行っても、 おにいと遠くまでお出かけしても、 ソファで3人引っ付いてじゃれてても、
楽しいけど、つまんないんだもん。 物足りなくて、全然満たされないの。*]
(428) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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─ わかんないね、琴子 ─
[ 後味、悪い展開になるのかな。>>376 あたしにはまだ、分からない。 でも、いつかは、見ることになるんだろうな。 あ。本当に死ぬのなら見なくていいのか。 ]
今はだといいなーって祈っとこ
[ あたしは、そう言って、困り眉で笑う。 やっぱさ、ここまできちゃったなら 笑うしかないんじゃないかな。 ]
(429) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ 逆らえないルールに抗い続けるほど あたし、気力に溢れたひとじゃない。 ]
どーだろ 怒られるかなー 怒ったらこわいもんな、ゆりぴよ
[ ふらふらと、教室を眺めて、 ここもいつも通りじゃなくなっちゃったね。 ]
(430) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ 文化祭、楽しかったよ。 みんなとやれて、嬉しかった。 副委員長、やれて、ラッキーだった。
飾り付けた教室。綺麗な衣装。 心から笑って、終わったら寂しくて、 何度も写真を見返して、大切な思い出。
このクラスが、学校が、 好きなんだな。って認められたのは 文化祭があったからなんだ。そうなんだよ。 ]
(431) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ でもさ、“いつも通り”がなくなったら あたし、やっぱり、つらいな。
変わらない時間の中で、 消えていくクラスメイトの中で、 どういう顔、すればいいの。 ]
(432) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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どうだろうね あたしにもまだ、わかんない
でも……たぶん、違うんじゃないかな なんとなく、なんとなくだけどさ
[ 蝶とか、花とか、……釘は違うけれど、 あたし、あたしね。 きっとそんなきれいなもの、うみだせない。 ]
(433) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ あたしは、腕を掴む琴子の手を 反対の手で掴みかえす。 冷たいかな。冷たかったら、ごめんね。
遺書を書いたかもしれないひと。 次マネキンになるかもしれないひと。 でもいま、あたしも、琴子も 肌があって、肉があって、血があって、 いつも通り、生きているように見えるよ。
そう思えば、いつも通り振舞えるよ。 振舞えるの。振舞えるのにさ。 ]
(434) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ 文化祭の楽しげな音楽が聞こえる。 非日常の音が反響してる。 掴み返した手に、力が入る。 ]
(435) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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……なんでこんなことなっちゃたかな
あたしさー、昨日寝る前考えてて 今までのこと、思い返してたの ここに居る、…居た、みんなのこと
学校来てたとき、別に普通だったよなとか なんか可笑しいとこ、無かったよなーとか
(436) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ 黒板を振り返る。 非日常な報告の数々。
琴子は、手を放してくれたかな。 放してくれなきゃ諦めて掴まれたまま、 あたしはチョークを手に取った。
蘇ったこの文化祭を見て、あの時を思い出して、 みんなのこと、だいすきだなって思って。 あの時の感情が蘇って、 だから、泣きそうになった。
どんな顔すればいいのかな。なんて、 考えなくてもよかった、あの時間が好き。 あたしの、みんなが呼ぶあたしの 思った通りの顔で笑えてた、あの時間が好き。 ]
(437) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ 大切な時間を穢さないで。 あたし、マネキンを見る度に叫びそうになる。 ]
(438) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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だって、もしも、もしもさ この中に、死にかけてるやつがいるのなら
それがあの遺書を書いたやつってなら、 ここに呼ばれたあたしたち、 もしかしたら、止められたのかなー…ってね
まあさー、起こったことは、変えられないし 自殺の原因聞いたとしても 解決できるかなんてわかんないけど
でも自殺なんてするんなら、 悩み、打ち明けてくれたっていいじゃんか…
(439) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ いい言葉が思いつかなくって、 「ばか」って、その二文字だけ ふざけた文字を、黒板の隅に刻む。
チョークの白い粉が、削れて、落ちた。 ]
(440) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ ここが本当に精神世界で、 誰かが本当に自殺しようとしてるなら、 あたしは、ばか、って言いたいよ。 そう言って、抱きしめてやりたいよ。
そんなことする資格、ないのにさ。 ]
(441) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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…──なんてね
誰だって人に言えない悩みの 一つや二つあることくらい、 あたしも、よくわかってるよ
(442) 2020/11/14(Sat) 23時半頃
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[ それは、本当に、分かってるんだよ。 だから「遺書メールの送り主」候補から いつまでも自分を外せないでいる。* ]
(443) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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[ かしこの考察。合ってるね。>>+51 精神世界にまだ居たら、 かしこパワーで琴子のことも、みんなのことも、 きっといい方向に導けたでしょうに。
へんな仕組みも、絡まった糸をほぐすように、 どうにかいい糸口がある、のかもしんない。 しんないけど!わかんないけど! ]
(+55) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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[ めありぃはおしるこだかんね! 買ってきてくれるかはわかんないけど、 意味不明な会話をする生徒をそっとしておいてくれる、 やさしさは受け取っておくね。たつみん。
JKの身体が見たかったら、夏を待ってください。 手首よりももっと先が夏服なら見れるよ。笑。 ]
わかんない。けど。 なんかリンクしてるのかもね。 [ 精神世界と現実世界。>>+52 琴子の心と体がリンクするのは解るけど、 志帆のもリンクすんだあとすこしおもしろい。 風邪は引きたくないから、 ニットとコートとで再び手首を覆い隠そうね。 ]
(+56) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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[ 百合亜の顔、すっごい渋い。>>+53 渋顔選手権あったら、1位とれるよ。 メンタルが元気なら、一枚記念の写真撮ったのにな。 ]
うん。 ……うん。ん?
[ え?聞き間違い?>>+54 0って、前に10ってつかないの? え?まじ?ってめありと固まってたとおもう。 めありの手からハンカチが消えて、 めありと志帆の固まった体が動き出す。 え?ふつうにびっくりでしょ。 ]
(+57) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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よっぽど難しいテストだった、の、かな? そもそも問題文が読めなかった? 英語とか、あ、違うな。スイス語?とか?
[ ね。たぶんそうだよ。とめありと顔を見合わす。 痕とかはのこってなくてよかったな。
めありは詳しくはいいたくなさそうだったけど、 百合亜とも志帆とも死に方が違うって。そっか。 ]
(+58) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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……次は誰が帰ってくるのかなあ。 [ どうなんだろうね、と深く吐いた息は、 しろく、空に消えていく。** ]
(+59) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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─ 保健室 ─ [ " さすが委員長 "の言葉に棘を感じ、>>407 僕はムッとした顔を見せる。 「 皆で 」なければ ─── もしそんな質問が直接飛んでくれば はぐらかしようが無いでしょうけど。
莉子ちゃんが口を挟んでくれたように>>420 九条さんの言葉はちぐはぐで。
誰かは帰れない と言っておきながら 誰かが帰れない のは嫌だと言う。 ]
(444) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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[ それって、後者の" 誰か "に 九条さん自身を含めてないってコト ? ]
(445) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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……… ホント、馬鹿ね [ 人に馬鹿なんて言ったのは、初めてかも。 いえ、多分これは同じ思考をしてた 僕自身にも向けた言葉で。 莉子ちゃんまで同じ事考えてたかまでは 僕も分からないけれど >>422 ]
(446) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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麗ちゃんが帰れなかったら 僕は一生泣くからね [ 捨て台詞を残したら、 ぷいと顔を背けたまま 保健室を出ようと ]*
(447) 2020/11/15(Sun) 00時頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ かしこパワー?>>+55 どうなのかな。どうなんだろうね。 私、勉強はできるけど、 それだけだって思い知っちゃった。 学校でも塾でも習わない、 教科書に載ってない問題は解けないみたい ]
(+60) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ たつみ先生は表情ないけどいい先生です。 きっと今も時間外労働です。 でも来年の夏は私も志保もJKじゃなくてJDなので、 先生はJKの身体見られないと思います。>>+56 あんまり言うとブラックコーヒー、 冷たいの買ってこられても困るので このへんでお口にチャック ]
シホ、切ったって言ったよね。 それで、リンクしてるって。 シホ……切ったんだ。
[ あの世界の主はヒナ。 自殺を図ったのはヒナ。 それなのに、あの世界で、シホは自分を切ったんだ。 だって「切られた」じゃなくて 「切った」って言うんだもの。 それは、そういうことだ ]
(+61) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ 「なんで切ったの?」 聞きたかったけど、聞かなかった。 それは、気遣いとかそういうのじゃなくて、 知りたいけど、知りたくないっていうか。 そういう、私の気持ちの問題。
ヒナが自殺を図ったって事実で 今割と打ちのめされてるのに、 シホがあの世界で自殺のようなことをした理由を聞くのは ちょっと今は、耐えられそうになかった。 殺されたとかそういうのなら、聞けたと思うんだけど ]
(+62) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ でも、私の0点の件を話すのは、もっと耐えられない! そんな、フリーズしないでほしい>>+57 ]
私には難しいテストだったの。日本語だったけど。 ……というか……うん、そうだねえ……、
[ 私、あの時、自分じゃなければ100点取れるのかなって 思ったけど。 無理じゃない?って今は思うの ]
あのテストで100点取れるなら、 あの世界の主が誰なのかもわかったし、 そもそも、ヒナのこと、止められたかもしれない。
[ そうじゃない? 違うかな? 私、この分野ではかしこじゃないって思い知ったから、 間違ってるかもね ]
(+63) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ 次は、ってシホが白い息を吐きだす。>>+59 みんな揃ってとっとと帰ってきなさいよって思うけど、 そのためにはあの世界で死ななきゃいけないと思うと、 複雑な気持ちにもなった ]
そう、それよ。 聞いてよシホ、 メアってば、すごく大事な情報を言い忘れてたのよ。
[ ああそうだった、この情報も共有しとかなくちゃって、 私は世界を閉じる人についての新情報>>+32を シホに伝えることにする。 本当はまだあの世界にいる人たちに届けたいんだけど、 ままならないものよね。 メアは「ごめんねごめんね」って言ってるけど、 十分反省してほしい** ]
(+64) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 00時半頃
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─── 現在・教室 ───
[ ゆりちゃんがぷんぷんしてるのを想像する。>>430 ちょこっと笑えてきちゃって、堪えようとして ……んふ、ってなっちゃった。 場にそぐわない?フキンシン? あたしだって、そんなつもりなかったよぉ。
でも、らいかちゃんが神妙な顔してたから、 ゆるみかけた表情筋、いーって歯に力をこめて くちびる一文字をむすぶんだぁ。 ]
(448) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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そんな簡単にわかんないよねぇ ……かしこなゆりちゃん、 しゃべってくれたらいいのに
[ いつも通り≠ニは程遠い教室の中で、 もうお話ししてくれないゆりちゃんを見て 答えをまた、くれないかなぁって念を送る。
もちろん返ってくるはずもないけど。 ]
(449) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ らいかちゃんの手が触れて、>>434 冷たくて、なんだかそれが死人みたいで、 ちょっとこわくて、ヤだったけど。
触れ合ってたらたしかに脈打つのがわかって 血は流れて呼吸をして、ここにいる。
のっぺらぼうなんかじゃなくて、 ちゃんとあたしのすきな顔もある。
……あれ、ねぇ、なんか泣きそうな顔してる。 これは、あたしのすきな顔じゃないなぁ。 ]
(450) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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ぅん、うん、…… あたしも学校来るまでは変わんなかったのに どぉしてこんな場所にいるのかなって思うよぉ
こまったちゃんだよねぇ
[ どぉしてだろぉ。 なんだか急にらいかちゃんの方が こどもみたいに見えてきちゃった。
チョークを握る手が震えて見えて、>>437 黒板をみつめる横顔が堪えてるみたいで、 目元が微かにうるんでるみたいで、 なにも言えなくて、ただ頷きながら聞いてたの。 ]
(451) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ チョークの白い粉が削れて、落ちて、 黒板に堂々と書かれた『ばか』って文字をみて、 ─── なんてね、って言うらいかちゃんに 思わず両腕を伸ばして、た。
それから、ぎゅっと抱きしめちゃう。 よしよしって、背中を撫でるみたいにして。 ]
もしも、らいかちゃんがあのメールの主なら、 あたしもおんなじこと思ってたよ
(452) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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ううん、らいかちゃんじゃなくってもね、 クラスのだれかが悩みを抱えてたなら、 たすけてあげたかったのにって思うの
もしも、らいかちゃんが何かに迷って 悩んだりしてるんだったらねぇ しんじゃう選択をするくらいなら だれかに、ちゃんと、相談してね?
……手遅れじゃ、ないといいなぁ
(453) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ 苦しくって、辛くって、 現実から逃げたくって死んじゃうなんて、 あたしは、そぉゆうのイヤだなぁ。 みんなには、しあわせに生きててほしいの。
もしも、この中のだれかが、 死にたいくらい悩んでいるんなら、 ここに悩みを捨てていって。 それから、前を向いてほしいなぁ。 ]
(454) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ だれだって悩みはあるよね、 ひとには言えないようなこと。
もしも、もしも、この世界が誰かの悩みや苦しみ 心の疵を示しているんだったら、そぉだなぁ。
気付いてあげられなくて、ごめんね。でも、
やっぱりあたしは、違うなぁ。って思ってたんだ。 だって、あたしには悩みなんてないもん。 ]
(455) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ 蝶も、花も、……釘も。
あたしはぼんやりと心当たりがある。 でも、あたしじゃなくったって、 蝶も花も、女の子だもん。似合うでしょ? だからあたしはいつまでたっても、 あたしを候補にいれないでいる。 ]
(456) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ らいかちゃんの様子が落ち着いてきたら、 やっぱりカバンの中から甘いもの取り出すよ。 こんぺいとうの入った包みを、 らいかちゃんに手渡してあげる。 ]
これたべて、いったん考えよぉ もしかしたらまだ、間に合うかもだし だれがこの世界のソーゾーシュ?なのか 一緒に考えよっ!
[ かしこ、ではないけれど。 ほらあたし、考えてないわけじゃないよ。 ほら、まだ死んでないんだもん。 まだ、間に合うはずでしょ?
ほら、代わりにだれかが残ればいーんでしょ? ─── あたし、あたし、 ]
(457) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ 未来予想図。 ちゃんと立ててたから、問題ないよぉ。
ほかのこが死ぬよりよっぽどいいと思うんだぁ。 ]**
(458) 2020/11/15(Sun) 00時半頃
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[ ところで、むじなってほんとなんだろうね。]
(459) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ あんまよくわかってないけど、 うさぎみたいなやつだったらいいな。]
(460) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ わたしたちにはお似合いでしょ。 ほら、たとえ違う穴をねぐらにしてたって。]
(461) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ 笑わないでよ、愛崎。]
(462) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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──現在/愛崎と>>413──
[ わたし、お金だいすきガールじゃなくたって、 きっと今と同じように身を乗り出して、 とんでもなくヤな顔してたと思うよ。
だってわたし、愛崎のこと好きだもん。
愛崎、結構たんたんと言うのね。 ママがお金持って逃げちゃったんだって。
信じられない、ばかみたいな話。]
……ばっかじゃないの。
[ あ、思わず言っちゃった。 人の家族にばかとか言うもんじゃないね。 死ねって言わなかったからゆるしてね。]
(463) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ わたし、自分のときも怒ったよ。 ばかじゃないのって言って、 ママを庇うパパにもぎゃんぎゃん吠えた。
学校でいくらへらへら笑って、 うちのママばかじゃんねって言ってても、 怒ってたよ。めちゃくちゃ怒り狂ってたの。
愛崎のママの仕事の話。彼氏の話>>414。 わたしが、へえ〜とかそっかあ、って、 なんてことない感じに聞いていたのは、
するべきことをしているなら、 愛崎のママの自由だと思ってたからだ。]
(464) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ 自由。わたしたちがほしい自由。 好きに生きる自由が人にはあるでしょ。]
(465) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ でも、家族が困ってるなら別でしょ。]
(466) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ それとも、これですら、 そう信じていることさえも、 ふつうの家に育ったわたしの特権なのか。]
(467) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ そんなむずかしいことわかんないけど、 とにかく、わたし、ぜっっったいヤなの。]
(468) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ わたしのだいすきな愛崎が困っちゃうのは!]
(469) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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なにそれ! ほんっっっとにありえないんだけど!
アンタのママ、何考えてんの?! そんなの、わかるわけないっつか、 ……わかりたくもないけどさあ!
そんなの、そんなの……、
[ なんていえばいいんだろうね。
死にたかったって言われて>>415、 わたしもドキッとしちゃったよ。
うまく言葉が出てこないのね。 人一倍おしゃべりなリコちゃんなのにね。]
(470) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ わたし、ばかだからうまく言えなくて、 うまく説明もできそうになかった。 自分の感情も、そう感じる理由とかも。
だけどたぶん、 むりやり理屈をつけるんなら、
やっぱり、やられっぱなしで死なないで。 奪われたまんまで死なないで、愛崎。]
(471) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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……そうだよ、 負けないで、愛崎。
花の大学生活、送ってやろーよ。 だってそんなの、悔しいじゃん。
ばかでも借りれる奨学金とか、 ばかでも入れるこっこーりつとか、 わたし、ほんと、 いやになるくらい調べてんだから。 もっと早くに相談してよぉ……
[ わたし、こぶしを握り締めながら、 なんの演説なんだってはなしだよね。
それでもわたしは本気だったし、 めありにさんざん言ったくせ、 ほんのちょっとだけ泣きそうだった。]
(472) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ 泣くとかわたし、好きじゃないから、 ぶす顔になってでも歯ぁ食いしばったけどね!]
(473) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ わたし、愛崎がかわいそうなのもヤだな。]
(474) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ わたし、みんながかわいそうなの、ヤだ。]
(475) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ ……この気持ちはなんだろうね。]
(476) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ でも、だから、涙はぐっとこらえて、 愛崎の目、キッってガン見して、 お上品じゃなくても、強い口調で言うの。]
……そう思うんなら、 死んじゃだめなんだよ。
見返してやんなきゃ。 愛崎のママがチビるくらい、 超絶ハッピーに生きて、 最強にかわいくて無敵なおとなになんの。
[ できるでしょ? そんくらい。 だってアンタ、わたしの友達でしょ?]
(477) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ つまりね、これはどちらかというと、 慰めというよりは激励みたいなもん。
エネルギー、チャージしたげるね。 なんせわたし、怒りのエネルギー満タンだから。
声をしぼませる愛崎>>415を捕まえるみたいに、 わたし、腕の中に閉じ込めちゃおうってした。 つまり、ぎゅ〜〜〜〜〜〜って、強烈なハグ。]
(478) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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愛崎なら、ぜーーーったいなれるから。
(479) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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[ おまけにそう囁いといたげる。 だって愛崎はかわいいわたしの友達だもん。**]
(480) 2020/11/15(Sun) 01時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 01時頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 04時半頃
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[ 制服で群れるあたしたちは きっと、看板のうさぎちゃん。 むじななんてワケのワカラナイ言葉じゃなくて 同じ穴のうさぎ、にすればいいのにね。>>461
────── 笑わないよ、リコ。 ]
(481) 2020/11/15(Sun) 10時半頃
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[ もう怒る気力もなくしたあたしの代わりに まるで自分のことみたいに怒ってくれるリコ>>470 あたしね、嬉しかったんだ。
解決策をさ、一緒に考えてくれることも。>>472 泣いちゃうな、こんな事言われたら。 あたしも泣かないように我慢したけどね! だからきっとぶす顔は2つ並んだんだ。>>473 ]
(482) 2020/11/15(Sun) 10時半頃
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[ 水を差すような気がしたから言えなかったけど たぶん大学は、行けないと思うな。 馬鹿でも入れるこっこーりつとか、奨学金とか たとえ間に合ったとしてもさ
あたしの家にはあたししかいない 今生きるだけの金はあっても これから先バイトだけで生きていけるとは思えない 天涯孤独なわけでもなくて頼れる先はあるにはあるけど 田舎に嫁いでいったママとは正反対な叔母さんちくらい まだ、ママのことすら報告できてない。 ]
(483) 2020/11/15(Sun) 10時半頃
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[ ママの汚点は、愛崎家、つまりあたしとママの汚点。 先生にも親戚にも言えてないことを、 リコだけには話したんだからね。 ]
(484) 2020/11/15(Sun) 10時半頃
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[ それにこれでもだいぶゲンジツテキなんだから 働かなきゃなーって、考えてた。 お金を稼ぐ方法は、きっと他にもあるけどさ それこそリコ先輩に話を聞けば良いんだケド ……… 見えない境界線を渡るのは、 やっぱり、なんだか癪だった。
それこそ「売ればいい」っていい続けてた ママの思惑どおりになってしまうみたいで、嫌なの ]
(485) 2020/11/15(Sun) 10時半頃
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[ 泣いちゃいそうなあたしをさ、 なんか強烈なハグが襲ってきたから ほんとにもう、一滴くらい泣いたんじゃないかな ]
(486) 2020/11/15(Sun) 10時半頃
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うう、なる。絶対なる。 最強にかわいくて 無敵で超絶はっぴーな大人になる。
[ ハグされながらコクコクコクコク頷いた。 ]
(487) 2020/11/15(Sun) 10時半頃
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[ でも、コクコクしてるその目線の先に、 今にも崩れそうなユリが目に入っちゃってさ ]
(488) 2020/11/15(Sun) 10時半頃
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あたしさ、みんなと一緒に、 また、いつもの世界で、逢いたい。 みんなと一緒に、はっぴーな大人になりたい
あたしらの最強なオトナの第一歩は、 片月3年1組のみんながいないとさ きっと、はじまらないのに。
なんで、誰か残らないといけないんだろうね そんなルールなんてホントはなくってさ めありの勘違いだった、ならいいのに。
[ ルールを教えてくれたのはめありだもん。 実はめありの勘違いで、なんてことはないのかな ]
(489) 2020/11/15(Sun) 10時半頃
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……… リコもだよ。 一緒にオトナにならなきゃ、ダメだよ
[ あたしはリコの気持ち、全部は知らないけどさ もしかしたら世界の主がリコかもしれないって 可能性は捨てきれないわけじゃん。
ハグを解いて、 カーディガンのポケットに手を突っ込んで 取り出したのは、まだ圏外のままのスマホ。 ]
(490) 2020/11/15(Sun) 10時半頃
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待受にしたんだ。愛愛。 最強に可愛いオトナの隣には、 最強に可愛いオトナが居なきゃ、でしょ?
[ よりエモがエモになった愛愛の写真 >>0:365 ふたつの影が並ぶ雪道に、虹色のフィルタが架かる
えへへ、と笑ったあたしの顔は、 ほんのすこし鼻の周りが赤くって、 きっと今、ブス顔?ううん、最強に可愛いでしょ! ]**
(491) 2020/11/15(Sun) 10時半頃
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──現在/愛崎と>>481──
[ わたし、やっぱり愛上さん家の子だから、 愛崎ん家の差し迫った状況とかは知らず。
それにね、わたしふつうの家の子だから、 人ひとりを生かすのにかかるお金とか、 お勉強させるためにかかるお金なんて、 ぜんっぜん知らなかったの。今も知らない。
わたしのわかるのは、たとえば、 各ブランドのクリスマスコフレの相場くらい。
だからね、疑いもせずに、 きっとなんとかなる! って言ったけど……、 水差してくれたってよかったのに!>>483]
(492) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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[ 絶対にカメラNGの顔がふたつ>>482。
もうまったく見れたもんじゃないから、 ぎゅーっと腕の中の閉じ込めてあげる。
そしたら誰にも見えないかんね>>486。 わたしの胸で泣いておいきよ。なーんて。
こくこくうなずく愛崎の頭を、 よしよしってしてたの。かわいいね。 そうだね。わかるよ。だいすき>>489。]
(493) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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[ でもさ、わたし。 全部めありの勘違いならいいとは思わないかな。]
(494) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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[ ごめんね><やっぱみんな帰れるよ>< って、 あの子が急ぎ言いに戻ってきたら、一旦どつく(笑)]
(495) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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[ だって、ちょうどよかったの。]
(496) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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[ ……愛崎は、わたしもって言う>>490。 わたしもおとなにならなきゃなんだって。
わたしの腕の中から抜け出して、 取り出された見慣れたスマートフォン>>490。
そこに浮かび上がるのはわたしたち。 愛崎好夏ちゃんと、愛上莉子ちゃん。
ありえんくらいの雪道に影がふたつ。 わたし、いつだってポージングに命懸けてて、 愛崎は加工うまくて、虹色のフィルタはエモ。
ちょっとぉ、わたしを上回る加工をするな(笑) 先にSNSにアップしちゃってんだよこっちは!]
(497) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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[ 愛愛。愛²コンビのわたしたち。
ちょっとすれてるおんなのこには、 ピースには戦線を退いてもらって ラブ&ラブくらいでちょうどよかった。
……とか、言ってた。わたし。 わたしの可“愛”いで邪魔なもの、みーんな、 振り払って、なぎ倒して、自由に生きてくの。]
(498) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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[ 愛崎はえへへとか言っちゃって>>491、 でも、鼻の周りが赤くて、涙の名残があって、 わたし、思わず笑っちゃうよ。目ぇ細めてさ。]
……ぶっさいくな顔。
[ みんなと一緒に、はっぴーな大人。 みんながいないときっとはじまらない。 一緒にオトナにならなきゃダメ。 最強に可愛いオトナがふたり。
愛崎の言うことぜーんぶ、 まっすぐすぎてさあ、わがままばっかで、 ほんともう、わたし、やんなっちゃうよ。]
(499) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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……かわいいなー、もう。愛崎は。
[ わたしね、欲深いおんなのこが好きだよ。
ほしいものがいっぱいあって、 全部ほしいのってあきらめつけられずに、 手を尽くすおんなのこはかわいい。でしょ?
だけどね、こればっかりはさ。 わかるーって簡単には言えないのです。
スマホいじりながら、まじそれなーとか、 いつもみたいな相槌みたいにはできないよね。]
(500) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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そーゆーこと、あんま言わないのー。
わたしにおとなになれって言うってことは、 ほかの誰かに死んでって言うのとおんなじ。
……なんだから。わかってるぅ?
[ ふふってわたし笑って首を傾げて愛崎を見た。 わかる? わかるよねー。現代文得意だもんね。]
“みんなで”なんかないんだよ。 そーゆー決まりってことみたいだしさ、
生きててほしいとか言いあってもなーって、 わたし、思ってたんだけど、 愛崎があんなこと言うから、言っちゃった。
[ えへへってわたしも笑った。はにかむ感じ。]
(501) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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……だからさ、これみんなには内緒ね。 わたし、愛崎には生きててほしいなあ。
[ ねえ、そろそろお腹が空かない?
わたしたちの体はみんな平等に、 まだ生きてるみたいだから、何か食べなきゃ。
そんなふうにわたし、立ち上がって。 食べるもの取りに、購買に向かおうとした。
……そーだ。ヤなこと教えてやろっか。 食べたり寝たりすると老けるらしいよ。*]
(502) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 12時半頃
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──現在/保健室──
冷静じゃないんだ。
[ それなら良かった。 ってちょっと笑いそうになる。>>416 嘲笑う方の笑いじゃなくて、 安心の方の笑いだよ。 ]
ここが精神世界でもなんでも、莉子が 「帰らせろー!!!」って 騒いだら帰れそうな気がするんだけどな。
[ ちなみにどちらも褒め言葉だよ。 私には真似できない莉子の良いところだから。 ]
(503) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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・・・本当の話ならね。
[ 誰かが帰れない。>>420
だから、受け入れててほしくなかった。 帰りたいって思っていてほしかった。
自分のことは棚に上げて人の事情も知りもせず。
莉子の心が覗けたなら、 こんなむじなはごめんだよ。って言うのに。
ちなみに私もむじなは何か知らないけど。 ]
(504) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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[ 咲良には馬鹿って言われた。>>446 咲良は賢いから何か思ったのかな。 ]
咲良、泣いてくれるの? ありがとう。
じゃあその時は咲良はちゃんと帰って、
[ それは彼女の事情を知っていたのなら 絶対に口にしていいようなことじゃなかった。 だけど何も知らない私は、 冗談混じりの口調で言葉にする。 ]
(505) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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私の分まで生きてね。
(506) 2020/11/15(Sun) 12時半頃
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[ また馬鹿って怒られそうだから、 「もしも」だよと補足する。
精神世界の話も、 全部が本当じゃないかもしれないし。
「皆で帰れるのが一番だよね。」
と付け足しておいた。** ]
(507) 2020/11/15(Sun) 13時頃
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[ 自殺を図ったヒナは、 スイセンの花を一輪抱いてたんだって。>>5 それを聞いた時、 私は校舎に咲いてた花のことを思い出した。 ああ、あの世界はヒナの世界だったんだって、 思い知ったような気がした。
スイセンの花言葉は「うぬぼれ」とか「自己愛」とか そういうのみたいよ。 ヒナ、どういうつもりでスイセンを抱いてたのかな。 それとも、深い意味なんかなかったのかな。
私なら、ヒナに黄色のスイセンあげたいな。 ううん、ヒナだけじゃない、みんなにあげたい。
黄色のスイセンの花言葉は 「私のもとへ帰って」らしいから。 みんな一緒に帰って来いって、そんな気持ちを込めて。 たとえそれが、死にたくなるような現実だとしても** ]
(+65) 2020/11/15(Sun) 13時頃
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─ 保健室 ─ [ 泣いてくれてありがとう? >>505 泣いて、泣いて、泣いて。 現実世界で一生泣いて暮らせって 言ってるんだよね、麗ちゃんは。 彼女は、自分がどれだけ周りに 大切だと思われてるか分かってないから そんな事が言えるんだ。 最近まで友達との関係を絶ってきた 僕なんかと全然違う。 ]
(508) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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[ それに ──── 僕はもう これ以上 誰の命も背負いたくないんだ
なのに >>506 ]
(509) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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[ 思わず上げた手は 「もしも」の話だという補足に >>507 彼女の頬の手前でピタリと止まる。 もう少し遅かったら 僕は彼女を引っぱたいてた。
開いていた掌をグッと握りしめ、手を下ろす そのまま背を向け 僕は口を開いた。 ]
(510) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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おねがいだから …… もうこれ以上 背負わせないでよ ……… ごめん 頭冷やしてくる、ね
(511) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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[ 溢れ出たモノが 頬へ流れ落ちる前にと 振り返ることなく 震わせた声を残して 僕は保健室の扉を開けた。 ]*
(512) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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─ 現在/食堂 ─ [ 保健室でやり取りをした後、僕は食堂に来ていた。 まだ目はちょっと赤く腫れたままだけど 冷静になるのには、 なにか作業に没頭している方がいい。
それと ─── ゆりちゃんと回谷さんが生きてたら 何か作ってくれたんだろうな、って思ったから。 冷蔵庫には ひと通りの食材が揃っていた。 ご丁寧に 泡立て器、なんてのも。 ]
(513) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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…… 卵とか、賞味期限どうなんだろ [ 莉子ちゃんがスマホを覗いたとき、 時間は経ってるのに日付だけはそのままだった。 だとしたら、賞味期限なんか あってないようなモノだよね。気にしたら負け。 ボウルに薄力粉やら材料をぶちまけて、 泡立て器で ぐわんぐわん。 何を作っているのかって? 見ての通りパンケーキです。 ]
(514) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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[ 熱したフライパンに軽く油を敷いて。 作った生地をゆっくりと流し込めば、 ジュウという音と共に、 香ばしい薫りが厨房中に広がった。 ] 匂いにも 思い出って残るのね [ 文化祭の日、あの教室。 それぞれの役割で慌ただしくしながらも みんなにこにこ 笑ってて。 ライバルの喫茶店と、 最終的な売り上げは5倍近く違ったから たぶん、労働も5倍してたんだろうね、僕ら ]
(515) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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…… あ、 [ もの思いに耽ってたら、焦げました。 なかなか 焼き加減が難しいのね。 ようやく上手に焼けた最初の1枚には チョコペンで、うさぎの刑に処しましょう。 出来栄えはきっと、[1d100]]点。 さあさあ、どんどん焼きましょう ───
誰かとは もう会えなくなる
今だけでも そんな嫌な事を忘れてしまうまで ]**
(516) 2020/11/15(Sun) 14時頃
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[ 採点不能?>>516 答案用紙は3回見直す僕としたことが。 追試、うさぎは35点。 ]**
(517) 2020/11/15(Sun) 14時半頃
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──保健室>>503──
[ 冷静じゃない。いいんですか? 代わりに冷静でいといてくれますか?
九条の言葉>>503に、わたし、 なにそれって思わず笑って、]
ふふ、騒いでほしいワケぇ? じゃ、騒いであげよっか。 どーなっても知らないけど〜。
[ 意地悪言われたとは思ってなくて、 ただ、冗談めかしたお返事をひとつ。]
(518) 2020/11/15(Sun) 14時半頃
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[ ま、そういうはなしなら、 ぜーーったい、騒いであげないけどね!笑 ]
(519) 2020/11/15(Sun) 14時半頃
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[ 本当の話なら。って、 九条は今更なこと言うのね>>504。
そういう話なんじゃないのー? みんな、諦めが悪いなあ。
あ、そっか。 みんなは納得できないのね。 今この瞬間も、我慢を強いられてるのね。
そっかあ。それならしゃーないね。 絶対ヤだ! って、言えるとこまで言えばいい。]
(520) 2020/11/15(Sun) 14時半頃
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[ でもさ、たぶん本当なんだよ。 それがこの世界のルールってやつ。
──軽い感じで、そう言おうと、 口を開きかけたんだけどね。そしたら、
……サラがマジなトーンで、震えた声を放つ。]
(521) 2020/11/15(Sun) 14時半頃
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あーあ。 九条がサラ泣かしたあ。 いけないんだー。センセに言ってやろ。
[ あ、これ。ライカの物マネね。 ちょっとでも場が和めばと……ダメか(笑)
わたし、肘でちょっと九条を小突いて、 まあ、でもそれだけ。九条ってば〜。
わたし、ライカほど面倒見よくないから、 代わりにサラ追っかけるとかしないからね。
どうにかしたいんなら、 九条が自分でどうにかすんだよってふうに、 多分愛崎を誘って、保健室をあとにしたの。*]
(522) 2020/11/15(Sun) 14時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 14時半頃
陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 14時半頃
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[ まっすぐでわがままで リコ大好きなあたしは、鼻真っ赤にして ぶっさいくとか言われたら >>499 ]
リコもだよ
[ って、ビシッと鼻先をつついてあげる リコが鼻赤くしてたかは、知らない。 してなくったって、仕返し仕返し。 アンド、愛愛なあたしたち、お揃いね。 ]
(523) 2020/11/15(Sun) 14時半頃
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[ でも、あたしたちはみんなで、生きられない 誰か一人欠けた片月の3年1組は、 あたしにとって、いつもどおりって言えるのかな
……… 大好きなままで、居られるかな、って あたしは、一番それが、いまからしんぱい。
分かってるぅ?って聞かれたら>>501 むすーっと頬膨らまして、目を逸した。 ]
(524) 2020/11/15(Sun) 14時半頃
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あたしだって、 リコに生きててほしいもん
[ みんなで、なんてわがまま言わないから 聞くだけ、あたしのわがまま聞いてよ。 リコが、そう願ってくれるなら >>502 あたしだって、そう思ってるんだよ、って。
……… 聞くだけでいいからさ、 うなずかなくったっても、いいから。
空気読めるの、あたしってかしこじゃない? ]
(525) 2020/11/15(Sun) 14時半頃
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[ “ちょうどよかった”とかいわないでさ ずっと、あたしの隣りにいてよ、愛上莉子。 ]
(526) 2020/11/15(Sun) 15時頃
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[ たぶん、リコの居ない世界は、 あたしにとって、いつもどおりの世界じゃない
ううん、リコだけじゃない。 ここから出た後、誰かが居ない世界なんて、 ]
(527) 2020/11/15(Sun) 15時頃
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……… うん、おなかすいた。
そういえばさ、 さっきからどっかでいい匂いしない? 文化祭のたこ焼きとかじゃなくて甘い匂い。
ちょっと探しに行ってみよっか
[ あれから随分時間が経ったあとだし、 もう夕方くらいになってたかもだから、 ハイパーフル回転で焼き続けてたサラには 会えないかもしれないけれど >>516
食堂で大量のパンケーキに出合うことはできたかな ]
(528) 2020/11/15(Sun) 15時頃
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[ ……… できたなら、 また、ちょっと泣きそうになるんだろうな。
シホが帰ってきたかなって期待して、 でもシホとは違う、35点のうさぎを見つけて。>>517 ]*
(529) 2020/11/15(Sun) 15時頃
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──現在/愛崎と>>523──
うるさいよ、ばーーか。
[ 鼻先をつっつかれて>>523、 わたし、いつも通りに言い返すの。
鼻先はどうかしんないけど、 目元はちょっとうるうるきらきら。
アイライン滲んでないといいな。 ……あ、今日は引いてないんでした。 これ、ケガのコーミョーってやつ?]
(530) 2020/11/15(Sun) 16時頃
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[ みんなでは生きられないわたしたち>>524。
ひとり欠けたらさ、やっぱり、 それは形を変えちゃうものなのかな?
肩の先っちょが欠けたゆりは、 それでもゆりだったんだけどな。あーあ。
愛崎がふてくされた顔して、 わたしから目を逸らすの。子どもみたい。
まあわたしたち、おとなじゃないしね。 そういう態度取っちゃうこともあるある。]
(531) 2020/11/15(Sun) 16時頃
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はいはい。 ──ありがと、愛崎。
[ わたし、うなずく代わりに、 かわいらしく小首を傾げてあげるから。 かしこの愛崎はそれで引き下がるんだよ。]
(532) 2020/11/15(Sun) 16時頃
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[ わかりあえないことだってあるの。]
(533) 2020/11/15(Sun) 16時頃
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[ だから今は、 わかちあえる感覚を大事にして、 一緒にごはんを食べたりしよう。]
(534) 2020/11/15(Sun) 16時頃
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……たーしーかーに!
なんだこれ。いい匂いするね。 あーーーーなんだこれ、知ってる。 ふわっと甘くて……あっ、パンケーキ!
[ くんくんって鼻を動かしてね、 わたしたち、その匂いを辿っていった>>528。
行きついた先は食堂で、 絶対に知ってる! ってなる匂いが漂ってる。
わたし、意気揚々とそこに乗り込んでった。 そこにあるのはたくさんのパンケーキ。
ちょっと焦げたやつとか、 微妙……つかへたくそなうさぎのついたやつ。]
(535) 2020/11/15(Sun) 16時頃
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[ サラがいたんならわたし、 「これ、サラが描いたのぉ? へたくそっ!」って、 うるうるしてる愛崎>>529を後目に笑ってやった。
それから、わたしもチョコペンを持って、 3年1組の看板メニュー、萌えキュン添えにしちゃお。]
(536) 2020/11/15(Sun) 16時頃
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『 だいすき♡ 』
(537) 2020/11/15(Sun) 16時頃
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[ これなら世知辛くもないでしょ〜? つか、世知辛いってよくわかんないけど?
相変わらずいびつな文字だけど、 文化祭の日、いっぱい描いてたから、 ハートマークだけはちょっと上手になったの。
もういくつか落書きしてやろうかしらん。 もちろんいくつかは自分の胃に収めるつもりで。
月のうさぎ亭・臨時店舗にて。 そんなことしてたの、夕方ごろだったかな。*]
(538) 2020/11/15(Sun) 16時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 16時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 16時頃
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[ あたしたちは愛愛だったけど 愛崎の上には愛上がいたし、 愛上の上にはなにもなかったから、 やっぱりどこか同じじゃなかった
だけど「女子高生を楽しむ今」だけは きっと同じであったと信じたいな。 ]
(539) 2020/11/15(Sun) 16時半頃
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[ そういえばあたし、 文化祭の日はずっと外にいたからさ チョコペンの担当じゃあなかったんだよね だから月のうさぎ亭・臨時店舗がオープンするなら ]
あたしも、描く描く!
[ って、張り切ってチョコペン借りてさ、 ちょっぴり冷めちゃったかもしれないパンケーキに なにか落書きしてやろうとおもったの!>>538 ]
(540) 2020/11/15(Sun) 16時半頃
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『 ズッ友♡ 』
(541) 2020/11/15(Sun) 16時半頃
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[ それは62(0..100)x1点の出来。 上手だって、下手くそだって、 きっとあたしたち 片月3年1組の友情は変わんないよ!って。 ]**
(542) 2020/11/15(Sun) 16時半頃
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──現在/食堂──
[ 愛崎が落書きに挑戦するの>>540、 わたし、先輩面して見てた。
飽き足りずに描いたうさぎちゃん。 月うさ亭のモチーフだし、 字よりは簡単でいいかなって、 当日もいっぱい描いたんだもん。
18点の出来栄えのうさぎちゃん。 描き上げたら、月うさポーズでキメたりして。
お客さんなんていないから、わたし、 自分でばかみたいに口開けて笑っちゃった。]
(543) 2020/11/15(Sun) 18時頃
|
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[ わたしはわたし、なので。 前回のわたしとの勝負には勝ちました。 上手に描けたね。莉子ちゃんえらーい!]
(544) 2020/11/15(Sun) 18時頃
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そーだ。
わたし、みんなに言ってくるわ。 月うさ亭、食堂でやってるよーって。
[ そう言って、ひらり食堂を飛び出して、 どこかにいるみんなを見つけたら、 おいでよ! って声をかけちゃおう。
だってみんな、おなかすいたでしょ? みんな、月うさ亭が恋しかったでしょ?
残念ながら調理担当とめありは不在だけど、 どうせならみんなで食べようよって。]
(545) 2020/11/15(Sun) 18時頃
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[ もうずいぶん暗くなった校舎の中で。**]
(546) 2020/11/15(Sun) 18時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 18時頃
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─── 食堂 ───
[ それから、どれくらい時間が経ったっけ?>>457 いい匂いがする!ってゆって、>>516 匂いにつられて、あたしは歩きだす。
嗅いだことのある、におい。 ……ぁ、そうだ!文化祭だぁ! って気づいたときには、るんるんしちゃってる。
いっぱい運んだパンケーキ。 あたし、ひと皿ずつしか運べなくって、 5倍働くには力不足だったかもだけど。 チョコペンの使い方ならもう、慣れたよ! ]
(547) 2020/11/15(Sun) 19時頃
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──保健室→──
[ 冗談っぽく言ったつもりだったから、 冗談っぽく返ってくると思っていた。 ] さ・・ら・・・
[ 振りかぶった手に反射的に目を閉じたけど、 痛みはやってこなかった。
( これ以上────? ) ]
(548) 2020/11/15(Sun) 19時頃
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[ 震えた声、瞳に滲む雫の光。 悔いても言葉は取り返せない。
謝ることもできないまま、保健室を出て行く 咲良の背を見ることしかできなかった。 ]
(549) 2020/11/15(Sun) 19時頃
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[ ひょっこり食堂に顔を覗かせれば、 そこにはだれか、いたかなぁ。 ]
おいしそぉ〜!
[ 山積みになってるパンケーキをみたら、 あたし、ぴゃって音がつくみたいに跳ねる。
あまくてふわふわ。 これはあたしがすきなやつ!
チョコペンを手に持ったなら、 萌えきゅんパンケーキにしちゃお。 ]
(550) 2020/11/15(Sun) 19時頃
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[ あたしが描くのはお花の絵。 完成度は、……10(0..100)x1点くらい! ]
(551) 2020/11/15(Sun) 19時頃
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[ 一部始終を見てた莉子に小突かれる。 最低な私を見てたのに和ませようと してくれるとか、本当に敵わない。
完全なる褒め言葉だよ。]
ありがとう。 咲良のとこ行ってくる。
[ 好夏と保健室を出て行く後ろから同じように 廊下に出る。既に咲良の姿はない。
2人と別れ、反対の方向へ探しに走った。** ]
(552) 2020/11/15(Sun) 19時頃
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[ ねぇ、あたし、 イラスト苦手だったのかなぁ。ぴえん ]*
(553) 2020/11/15(Sun) 19時頃
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[ もし、まだ私があの校舎にいたら、 きっと自分の分だけご飯を作って食べていたと思う。 人の分も作るなんて、誰かに言われなければ 思いつきもしなかったと思う。 人の分も作る? どうして私がそんなことしてあげなくちゃいけないの?
不利益を被ること、損をすることが私は好きじゃない。 でも、私のその考え方こそが、 私に不利益をもたらしていたとしたら? ]
(+66) 2020/11/15(Sun) 19時頃
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[ もし、3-1の誰かが、どうにもならない理由で、 私にノートを返すという約束を破ったとしたら、 私はどうするのかな。 中学の時みたいに、もう二度と貸さない?
……実際にそんな状況になってみてからでないと わからない、なあ。 でも、少なくとも私は、 二度と貸さないに決まってるじゃない、とは 断言できないのよね ]
(+67) 2020/11/15(Sun) 19時頃
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[ でも、私は今でもプライドはものすごく高いし、 プライドで飯は食えないって言われても、 プライド捨てるくらいなら餓死するって言い返すと思う。
私はかしこで勝ち組だよ。 欠陥品かもしれないけど、 ものすごく高価な器にひびが入ったって、 粉々にして捨ててしまえとはならないでしょ? 金継ぎして大事にするでしょ? 私の傷は、致命傷なんかじゃない。 傷があるって事実が死ぬほど悔しいけど、 それでも豪華に金継ぎして、 私は私を生きてやるからね ]
(+68) 2020/11/15(Sun) 19時頃
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[ 同じ穴の狢じゃないけど、 でも、3-1のみんなは大事な友達よ。
ちなみに狢はあまり可愛くないから、 みんなとっとと穴から出てきた方が いいと思うな(笑)** ]
(+69) 2020/11/15(Sun) 19時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 19時頃
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──食堂──
[ わたし、平皿なら3枚は一度に運べるもんね。 琴子戦力外!>>547なんて言いながら、 せっせとお皿を運んだのが懐かしい。
焼き菓子とかも用意してくれてたけど、 やっぱりパンケーキ、よく出たよね。
甘くってふわふわの、 わたしたちの文化祭の思い出。]
(554) 2020/11/15(Sun) 19時半頃
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[ やって来た琴子>>550の手元、 覗き込んでみたりして。]
……マジ、琴子さあ、 なんで服とか作れんのに、 絵になると急にバグるわけ?
[ 今世紀最大の謎だよね。 あ。一番はこの状況かな。
あきれた感じで見下ろしながら。
接客メイン担当の絵心の最後の砦、 萌えキュンオプションの評判は、 もはや九条に託されてるんだなあ…… ]
(555) 2020/11/15(Sun) 19時半頃
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……そういえばさあ。 衣装。どっかにないのかな。
うちのクラスだけ文化祭じゃないし、 せめて衣装くらい、あればいいのに。
[ ふと思い出したようにそう言った。
わたしたちそれぞれの形につくられた、 わたしたちのとっておきの衣装。琴子作。
あれがなきゃ気分も出ないよねって。 そんなこと言いながら落書きしたのは、 みんなを呼びに行く少し前の話かな。*]
(556) 2020/11/15(Sun) 19時半頃
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─── 食堂 ───
[ お皿を一度に何枚も運べないし、 せかせか動けもしなかった上に、 あたしのお衣装、ふわふわなスカートで 動きにくかったのもあって、 戦力外通告されちゃってたけどぉ。 あたしなりに、がんばったもん!>>554
あまいあまい思い出が、 ふわふわもくもくとよみがえる。 褪せてほしくない、大事な思い出。 ]
(557) 2020/11/15(Sun) 20時頃
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[ よいしょっと、チョコペンで描いてたら りこちゃんが横から覗き込んでくる。>>555 ]
……なんでだろぉ、 デザイン画ならもうちょっと描けるんだよぉ!
[ ぎゅ、てチョコペンを握りしめたら、 じわ、ってちょこが滲み出てくる。
謎おぶ謎なの、あたしもだよ。 さらちゃんに見せたデザイン画、 もっともっとちゃんとしてたでしょ? へんなの、この世界も、あたしの手もねっ。
ぁーあ、りこちゃんよりは じょーずに描ける予定だったのになぁ ]
(558) 2020/11/15(Sun) 20時頃
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[ 最後の砦の出来栄えはどぉだろ? 完璧超人みたいな王子さまは、 きっと絵も上手いんだろ〜なって、 あたしは期待してるよ。おめめきらきら。 ]
……そぉだねぇ、 あたしたちのクラスだけいつも通り≠ネの なんだかずるいし、さみしいなぁ
[ たとえだれかの記憶を穢してもね、>>438 大切なこの時間を永遠に灼きつけるには、 こうするしかないんじゃないかなぁ、 ─── って、あたし思ったりする。
わかんないけど、 いつも通り≠フまんま時が過ぎるのはヤなの。 ]
(559) 2020/11/15(Sun) 20時頃
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……お衣装あったら、 あたしたちまた文化祭を、 めいっぱいたのしめたのかなぁ?
[ そぉいえば見ないなぁ。 あたしたちのクラスだけが、 いつも通り≠ネのがだめなのかなぁ。
もう、手遅れなのかもしれないけれど。 ]*
(560) 2020/11/15(Sun) 20時頃
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── 現在・食堂 ──
[ 徐々に賑わいを見せる(?)月うさ亭。 ヒナコは相変わらず絵になるとバグってるし>>551 リコは衣装ないかな?って言い出した
ここが誰かの頭の中なら? そしてもし衣装に思い入れがあったなら? 楽しかった衣装一式どこかから出てきても おかしくはないのかもねって、おもいながら
あたしはパンケーキを、食べる。美味し。
リコが人を集めてくるっていうなら見送るし、 なにか頼まれたらきっとあたしも動く。 もぐもぐもぐ。 ]
(561) 2020/11/15(Sun) 20時頃
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[ …… 人さえ、死ななければ、 こんなにパンケーキは美味しいし、 みんないっしょに夜更かしできるし 楽しい気分になれたはずなのにね。
あたしは、 時々今の状況を思い出しては、 あたしに似合わない溜息をついた。 ]*
(562) 2020/11/15(Sun) 20時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 20時半頃
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──食堂──
[ ミニスカートのわたしの見事な足さばき。
トロトロしてたら皿の一枚くらい、 取り上げて教室中駆け回るの。
……駆け回って怒られたかもしれない。 でも、だって、売上には回転率が命でしょ?
けどさ、今はそんな必要もなし。 お客さんがいないわたしだけの月うさ亭。
へたっぴな落書き>>558に、 茶々を入れる余裕だってあるわけで。]
(563) 2020/11/15(Sun) 20時半頃
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アンタにわかんないなら、 わたしにわかるわけないじゃーん。
……ちょっとぉ、チョコ飛ばさないでよ。
[ そんな雑談を交わして、 ほんの少しの間の臨時月うさ亭タイム。
どうしてわたしたちのクラスだけ、 “いつも通り”なのかしらん。
琴子が口にした疑問>>560は、 そのはなしからはちょっぴりずれてた。]
(564) 2020/11/15(Sun) 20時半頃
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……楽しむぅ?
[ きゅっと目を細めて、 わたし、琴子を見下ろしてた。 ナニ言ってんの? って顔だからね。
それから、ついつい笑っちゃった。 ふふって、悪気はなかったんだけどね。
保健室での会話。愛崎との会話。 めありとゆりと志帆の人形。 そんなもの順番に思い出してたの。だから。]
(565) 2020/11/15(Sun) 20時半頃
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[ 愛崎は心の中で言ったらしい>>562。かしこだな。]
(566) 2020/11/15(Sun) 20時半頃
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誰も死なないなら、 めいっぱい楽しめたんじゃない?
[ 恨み言でも嫌味でもなんでもなく、 わたし、そう思うんだけど。どうよ。
……これはあまり空気を読まない発言かな。
でもいいの。かしこじゃないし。 わたし、空気は読むものじゃなく、 吸うものだと心得ております。
わたし、ふつうにそう言って、 あははって笑ってた。あはは。 ……うーん、笑い声が空しい感じ。
琴子は、愛崎や、ほかの子は、 それになんか言ったんだっけ。]
(567) 2020/11/15(Sun) 20時半頃
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……わたし、 みんなに言ってこよーっと。
[ とにかくわたし、そんなこんなで、 するりと食堂を抜け出したんだった。*]
(568) 2020/11/15(Sun) 20時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 20時半頃
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[ あの世界のみんなは、大雪に閉ざされた校舎の中、 文化祭の光景に囲まれているのに、 現実世界に帰ってきた私の方が、 文化祭の衣装着てるの、おかしくない? そう考えるとちょっとだけ愉快な気持ちになれたかも ]
(+70) 2020/11/15(Sun) 20時半頃
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[ たつみ先生は戻ってこない。 可愛い教え子たちに奢ってやろうって 発想はなかったみたい。 ひとけのない病院の入口に、空調の暖かさは届かない。 節電かな。エコですね ]
自販機コーナーで飲み物買わない?
[ 温かいものが飲みたくなって、 私はシホにそう言った* ]
(+71) 2020/11/15(Sun) 20時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 20時半頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 20時半頃
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[ かしこでしょ???>>566 そうでしょ?もっと褒めていいんだよ?? ]
(569) 2020/11/15(Sun) 20時半頃
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[ リコが口に出したそれは、>>567 あたしがパンケーキを食べながら 思い描いてた心の声と同じだったから、
思わず、リコを見、 それから「楽しむ」って言ったヒナコを見てた
あはは、の声は、 さっきあたしがリコに発したあははに似てる 虚しい笑い声。わかる、そうだよね。
ヒナコがリコに何か言ったかは判んないけど リコがするりとその場を抜け出したんだったら のこされたあたしは、ヒナコに聞くよ。
ほかに食堂にひとがいたならもしかしたら 同じように意見を求めたかも知れない ]
(570) 2020/11/15(Sun) 20時半頃
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……… ヒナコは、 みんなと文化祭に閉じ込められたこと、 うれしい、って思ってる?
人がもし死ななかったとしても、 楽しい気分になれたとしても、
でもやっぱりあたし、 閉じ込められたこと、 うれしくなんかないかもな、って ちょっとそう思うんだ。
[ 現実世界はセチガライけど だけど、永遠にがっこーから出られなくてさ 文化祭を繰り返すだけの日々は あたしには、ちょっとつらいな。 ]*
(571) 2020/11/15(Sun) 20時半頃
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─ 現在/食堂 ─ [ どれだけ没頭してただろう。 とは言っても、途中つまみ食いしたり トッピングのバリエーションを増やそうと クリームを泡立てたり。 楽しくなってくれば、 時間の経つのも あっという間で。 ]
(572) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ 278枚目のパンケーキを焼いていた時かな 愛崎さんと莉子ちゃんがやってきて。 僕は「 いらっしゃいませ、月うさ亭へ 」って キメポーズ。 愛崎さんは大量のパンケーキを見て ちょっとうるうるしてた?>>529 莉子ちゃんは僕の35点追試うさぎを見て へたくそって笑ってくるし ] だ、だんだん上手くなるんだから! [ 『 だいすき♡ 』とか『 ズッ友♡ 』とか みんな♡書くの上手だなって思ったから 僕も書いてみよう。 ]
(573) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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『 無遅刻♡ 』
(574) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ うん、萌え萌えキュン。0点。 さっき僕の35点うさぎで笑ってたのに 莉子ちゃんのうさぎは、僕より酷くて>>543 なんていうか、野生に戻って進化を遂げた感じ それでもノリノリでキメポーズしてるから もう好きにして、って笑った。 ]
(575) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ それから、『みんなに言ってくる』って 飛び出して行ったり >>545 雛川さんがやってくれば>>550 僕はキメポーズでお出迎えしたり
雛川さんが描いたお花の絵は>>551 どうしてわざわざ 枯れた花を描くんだろって感じだった。わら ]
(576) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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衣装があればもっと素敵だけど 僕たちが揃えば いつでもどこでも " 月のうさぎ亭 "は出来ちゃうの わざわざこんな世界で 文化祭を再現しなくたってね ほら、食べよ? [ 雛川さんに♡を描いたパンケーキを差し出して。 今日の僕は調理係かな。
愛崎さんはパンケーキ食べながら溜息?>>562 胸やけかな、って思う程 僕も単純ではないけれど。 そしてストレートな莉子ちゃんの言葉>>567に ナイフの手が止まる。 愛崎さんが口を開くなら僕は静かに聞こう>>571 ]
(577) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ パンケーキ焼きまくって 冷静になった僕は思うんだ ───
この精神世界を作った人は 僕たちともう一度文化祭を楽しみたかったから 巻き込んだんじゃないかって。 きっと、世界も自分で閉じるつもりで。 怖がらせるつもりも、悲しませるつもりも 本当はないんだよ、きっと。 ただ、もう一度楽しかった想い出に浸りたかった ─── そんな気がする。 そんな思考に今近いのは ───
まさか、ね ]*
(578) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ ちょっとまっていっこだけいいかな 278枚のパンケーキ見て >>573 あたしうるうるしてたかもしれないけど
それきっと違うわ、 サラがついにおかしくなっちゃった、って そんな意味でうるうるしてた気がするわ
しかも0点の この世のものとは思えない何か>>575 を見ながら、きっと天に祈ってたかも知れない
まじであたしたちの純粋なサラを返して
──── 閑話休題 ]*
(579) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ Q.友人の精神世界に閉じ込められたとき、 どう行動するのが最適解だろうか。 ]
(+72) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ A.臨機応変に対応しましょう。 ]
(+73) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ もし学校や塾で習っても、 こんなことしか教えてくれなさそうだよね。
答えは自分で考えろ、って言われると困っちゃうな。 教えてくれたら、できるかもしんないけど。 パンケーキのレシピみたいにね。 ]
(+74) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ 切ったよ。>>+61>>+62 自分で、自分の意志で、自分の事を切った。 なんで切ったの?って言われてもさ、 理帆ちゃんの声がまた聞きたくて。 志帆はいいね、以外の言葉が聞きたくて。
手首とか切ったところで、 精神世界でも、現実世界でも、 理帆ちゃんの声は聞こえてないんだけどね。笑。 ま、きこえてきたら、幻聴だしね。笑。 ]
(+75) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ 百合亜は気遣いか、それ以上は聞いてこないから、 ただただ、うんうんって頷いただけになった。
ありがとうねえ。 もし言いたくなったら言うから、 そんときは回谷さん家の、 お金をかけても出来の悪い次女の話を聞いてね。 ]
(+76) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ フリーズしちゃうよ。>>+63 だって、志帆の中では、 ゆりーんは問題をすいすい解いちゃう子だもん。 できないことなんて、あんまりないでしょ。 ]
ん〜、そっかあ。
……うん。うん。 きっと誰も100点とれないよ。 とれるなら、ことめろくらいじゃない?
[ 琴子がどうして死を選ぼうとしたのか、知らない。 ほかの子も一緒でしょ?と思うけど、違うのかな。 0点を取ったという問題の内容はわからないから、 何とも言えないところがあるけども。 ]
(+77) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ わ。勢いがすごい。>>+64 重要なこと、と教えてもらったこと。>>+32 ぱちぱち瞬いて。 ]
……ことめろの近くで、 だれか亡くなってたら、いいけど、……
[ 人の死を願うなんて不謹慎かも。 でも知らない誰かより知ってる誰かのほうが大事なの。 おじいちゃんとか、おばあちゃんとか、ほら、 お年を召した方は天に昇る時期も、ちかいし、ほら。
言い訳してるけど、不謹慎なのは変わりない。 めありもちょっと微妙な表情。 ]
(+78) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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[ 誘われれば、小さく頷く。>>+71 精神世界にいたときみたいには、 靴はしんでないけど、ちょっとここ寒いね。 ]
たつみん、買ってきてくんなかった!
[ 悲しい!って大げさに伝えて、 なんてないことないように、 軽やかに病院の中を三人でゆきましょうか。* ]
(+79) 2020/11/15(Sun) 21時頃
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〇月×日
琴子が衣装を作ってくれました。 うれしい。いよいよ文化祭も近いです。 うまくいくか、不安もあるけれど、 本当に楽しみです。
(580) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ 文化祭。>>381 目の前にひらひらと揺れるワンピースの衣装。 あ。マジであたしのも作ったんだーって ちょっと笑った。すごいな。 ]
ヤバじゃん、かわいっ 頑張ったんだね、琴子 あんがと、もちろん着させていただきまーす
[ こんな可愛い服、久しぶりに着るな。 筋肉落ちた分、似合うようになってそう。 流石にノーメイクは合わないかあ。って、 化粧道具、引っ張り出したりした。 ]
(581) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ 楽しかったね、文化祭。 ]
(582) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ 1階。 端から順に探しても、咲良の姿はない。 校長室には誰かいたのかな。 誰かに会ったら、咲良見なかった? って・・そう言うと心配させてしまうかな。
2階。 やっぱり咲良の姿はない。 散らばった釘を踏まないように。 綺麗な花も幾つかは踏まれて道になってる。
3年1組の教室に立ち寄る。 そこにあった影は・・マネキンになったゆり。 机に向かって顔は見えなくても必死そうで ]
(583) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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ゆり・・・
いなくならないでよ。
[ 本当に無事に帰れているのなら、 それに越したことはないけれど。
いつも正直で頭のいいゆりだから、 ゆりなら本当のことを教えてくれるんじゃって。
縋りたくなるよ。ごめんね。 ]
(584) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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─ がんばろうね、琴子 ─
[ ぎゅう。と琴子に抱きしめられる。>>452 背中をさする手は、 まるで子どもをあやしているみたいだ。
ほら、やっぱり、あたしたちみんな 生きているようにしか感じないよ。 精神世界で生きている、ってことは きっと、心はまだ生きてるってでしょ。
なら、全員帰ってもいいじゃんか。 みんなで一緒に帰ろうよ。 文化祭、一人で残ってやっておいてね、って 押し付けて帰るの、そんなの虐めじゃん。 なんで、一人は世界を閉じなきゃいけないの。 ]
(585) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ 無事を祈り、両手を合わせる ]
(586) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ それから、咲良を探して3階へ。 3階も相も変わらずだったけど、 一角から懐かしいいい匂いが漂う。
匂いのもとは食堂だった。 中から賑やかな声もする。
咲良も、いる。
だけど皆の前でなんて言おう。 ここにきて初めてかもしれない 楽しそうな空気を壊してしまいそう。
どこまでも駄目な私は、 足を踏み入れることもできず、 その場で立ち尽くすだけ。 ** ]
(587) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ そんなの、信じられないよ。 そんなの、信じたくないよ。 ]
(588) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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……うん
[ 琴子の言葉を聞きながら>>453 あたしは、そう返事するしかなかった。
ねえ、死んでしまいたいくらいの悩みを抱えて それをクラスメイトに相談できる? あたし、出来ないよ。
手遅れじゃないと、いいよね。 ]
(589) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ 琴子は鞄をガサゴソしたかと思うと なにやら包みを取り出して、渡した。 中身はどうやら、こんぺいとうらしい。 ]
…ありがと、琴子
[ 受け取りながら、前もおんなじこと言ったなって 文化祭の、衣装をくれた時を思い出した。
文化祭の装飾は今も同じなのに、 なつかしいな。と感じるのは あたしたちの時が進んでいる証拠なんだろう。 ]
(590) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ なのにあたしは、後ろ向きになって 副委員長だってのに、琴子に心配かけて。
……なにやってんだろう。 そうだよ。悲劇的になりすぎてたかも。
「もしかしたらまだ間に合う」>>457 そんな夢みたいな言葉に あたしは、頷いて、笑った。 ]
(591) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ 冷たい両手で自分の頬をぺちんと叩く。 いたいけど、目が覚める。 ]
──だね! まだ、間に合うかもしれないんだから 楽観的に考えるかー
[ 楽観的に考えるのも、暢気でいるのも、 あたしの得意技なんだから。 ]
(592) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ 琴子はいい子じゃのー!なんて言って わしゃわしゃーって、 そのまんまるな頭を撫でまわした後。 ]
ごめん、ちょっと、顔洗ってくんね
[ そう言って、あたしは教室を後にするだろう。* ]
(593) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ 枯れたお花じゃないんだよぉ。ぴえん>>576 ]
(594) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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─── 食堂 ───
[ あたしが食堂に入ったら、 さらちゃんのキメポーズが目に入る。>>576 どぉして当日やってくれなかったんだろ。 お客さん、もっと増えただろうになぁ。
ぁ、あたしがとろとろしてたから、 お手伝いするので大変だったよねぇ。 もっと早く動けーって、 怒られちゃってたかもね…!
でもねぇ、そんなふーに とろとろしてるあたしをフォローしてくれる、>>563 りこちゃん優しいなぁなんてあたしは思ってたよぉ。
あーあ、でもほら、 ちょこ飛ばして怒られちゃった。>>564 ]
(595) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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月のうさぎ亭 いつでもどこでもできちゃうの? すごいねぇ、たのしいねっ
[ 臨時月うさ亭タイム、たのしいなって、 あたし思ってたから、そぉ言ったの。>>560
さらちゃんに分けてもらったパンケーキを、 フォークで刺して口の中に運んで、 おいしいなぁってしてたのに。 ]
(596) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ なのにね、りこちゃんもこのかちゃんも、 あたしのこと変な目でみるんだもん。>>565>>570 そんなにへんなこと、言った?
だからあたし、さらちゃんに助けを求めるみたいに 視線を向けたのに、口を閉ざしたままなの>>577 ]
(597) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ 吸ってた空気が急に重たくなって、 息苦しい感じが、── する。
へんなの。あたしがみんなと違うのって、 よくあることなのに、どぉしてかな。 異様なくらいに、既視感を覚えたの。
相手本意のai≠ニは違う 自分本意のkoi≠ンたいに 口をぱくぱくと開けて空気を飲んで。 あたし、こう言うよ。 ]
(598) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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そっかぁ、だれもしななければ、 もっともーっと楽しかったよねぇ
[ ─── って。
やや伏目がちにかちゃかちゃって音を立てながら フォークでパンケーキをひとかけら刺した。 ]
(599) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ それからね、 りこちゃんがどっか行くのを見送って>>568 もぐもぐってパンケーキを食べてたら、 このかちゃんが口を開いたの。>>571
あたし、なんでそんなことを 聞かれてるのかわかんなくて ちょこっと首を傾げたりする。
フォークとナイフを置いて、 眉間に皺を寄せてむむむって悩んだよ。でね、 ]
(600) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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うれしいか、うれしくないか、 その2択で話すのだったら ─── うれしい≠ゥなぁ。
だって、しらないひとたちと閉じ込められるより だいすきなみんなのほうがいいもん。
このかちゃんこそ、 どぉしてうれしくないの?
(601) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ あたし、学校嫌いじゃないから、 学校から永遠に出られなくっても、 困んないなぁって思ったりする。
でも、このかちゃんは困るみたい。 どぉして?って思っちゃった。
─── たのしく、ないの? ]*
(602) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ きっと誰も100点取れないよ。>>+77 どんな問題だったのか、私は言わなかったのに、 シホはそう言った。 ヒナなら100点取れた? ヒナに100点取れるなら、 それでもヒナは自殺をしたかった? 私、0点だったけど、もし問10があったなら、 メールを読んだ時の巫百合亜の気持ちを問われたなら、 意味が分からなかったし、思わず縦読みしちゃったけど、 質の悪い夢だって思いこみたいくらい、悲しかったよ。 私の悲しみ程度じゃ、ヒナを思いとどまらせられない? そっかー ]
(+80) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ 新情報に、シホは “ヒナの近くで誰か亡くなってたら”って言った。>>+78 私はシホと同じようにぱちぱちと瞬いて、 そういえば、って呟いた ]
“関わりの深い”って、結構あいまいな表現よね。 “関わりの深い”の定義ってなんだろう……。
[ もう亡くなってる人に遠慮なんかいらないって 私は当たり前のように考えてた。 でも、なんだかシホの声は言い訳じみてて、 メアも微妙な表情をしてる? ご先祖様とかじゃ駄目? そんな都合よく出てきてくれたりしない? 廊下に花が咲くような意味不明な世界なら、 何でもありなんじゃないかと思ったんだけど ]
(+81) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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[ 大急ぎで病院まで来たくせに、 ヒナが治療を受けてる部屋の前まで行くことも、 ヒナのお母さんに挨拶をすることもできずにいる。 入口で足踏みして、 次は自販機コーナーに行こうとして。 まるで時間稼ぎみたい。
部屋の前まで行ってしまったら、 ヒナが帰ってこれたのか、帰ってこれなかったのか、 はっきりするまで、もう二度と動けない気がして ]
(+82) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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先生はきっと給料日前なのよ。 許してあげよ?
[ 3人分の飲み物も奢れないくらい困窮してるのね。 そうでなければ可愛い教え子に 飲み物をごちそうしてくれないわけがないよね。
先生に不名誉なレッテルを貼りながら、 自販機コーナーに足を向けた* ]
(+83) 2020/11/15(Sun) 21時半頃
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〇月×日
また、からかわれました。 本当に、みんな、 恋愛話がすきだよなあ、と思います。
(603) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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─ もっと、むかしのはなし、 ─
[ 先輩と付き合っていることは 部活やクラスのみんなに知られていた。 一緒に帰ったし、隠してもいなかった。
先輩と、付き合っていることを隠すかどうか なんて話したことはなかったし、 そもそも隠そうという選択を知らなかった。
そして、中学生は、恋愛に興味津々だった。 ]
(604) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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へ?
[ いつも通りの恋愛トーク。 不意にあたしに矛先が向いたときに 先輩とどこまで進んだの!?って、身を乗り出されて あたしは、間抜けな声を出す。
今まで、なんとなく意識はしていたけれど 楽しいから一緒に居る、付き合う、みたいな感覚で ああしたい、こうしたい、ってのは無かった。 ]
(605) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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[ べつにどこもいってないよ。 手つなぐくらいですー。って答えたあたしに 降りかかるのはブーイング。
キスくらいはしたでしょ?って質問に 黙り込んだあたしに、大盛り上がりの友達。
手を出さないのはヘタレなんじゃない!?とか 來花からぐいぐい行きなよ!とか 他人事のアドバイスが飛んでくるのを あたしは、呆れた顔で聞いていた。
やっぱり、年上と付き合うってすごいね。 そう、誰かが零した言葉を、きっと、 あたしは自慢げに抱え込んで、聞いてたの。 ]
(606) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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[ 先輩の部屋に遊びに行った。
同年代の男の子の部屋なんて、 あたし、幼馴染もいないしさ もうずいぶん遊びに行ってなかった。
そこそこ綺麗にされている先輩の部屋。 こんな感じなんだな、ってにやにやする。 座る椅子もないからって、ベッドに腰掛けて あーだこーだ、しばらく雑談して、
先輩の手が、あたしに触れる。 ]
(607) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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[ あ。 先輩の手って、ほんと大きいな。* ]
(608) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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×月〇日
それを間違い、と呼ぶのなら 私たちは皆、間違いから産まれたのでしょうか。
(609) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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──現在/食堂──
[ いらっしゃいませ。 じゃないのよ、サラちゃん>>573。
あんまりな量のパンケーキ見て、 わたし、絶対「うわっ」って顔した。
この時間にこの量のパンケーキ。 デブかよ。って思ったけど、 サラがデブじゃないから言わなかった。
デブだったら、言ってた。絶対。 もちろん良い意味じゃなくって。]
(610) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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読めないのよ、1ミリも。
[ なんで不慣れなくせに、 そんな複雑なの書こうとするの?>>574
ちゃんと学んでひらがな統一してる、 リコちゃんを少しは見習ったらあ?
そんな平和なやり取りをしてたの。 その温度感を急降下させたのは、 わたしかな、琴子かな。どっちもかな。
どっちにしたってわたし、 悪いなんて思ってないから謝んないよ。]
(611) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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[ ……琴子が、 ばかみたいに口をぱくぱくさせてる>>598。
わたし、それをちらりと見て、 返ってきた言葉にさらっと言ったわ>>599。]
そーゆーこと。 今、楽しくても、 この先、誰か死ぬってわかってんだから。
言われなくてもわかんでしょ。
[ うん、まあ。そうだな。
今に至るまで、焦ってる人、 ひとりも見てないっていうなら、 まーしゃーなしって言ったげてもいいよ。 でも、違うでしょ(笑)]
(612) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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[ はい。わたしいちぬーけた! するりと食堂を抜け出して、 ここにいないやつ探そうとしたら──、]
うわ! 驚かせないでよ!
[ 出たとこに、九条がいた>>587。
わたしびっくりして思わず声上げちゃった。 なんで突っ立ってんのよって思って、 それからちらっと保健室のこと思い出して。
……あーはい。理解。]
(613) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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そんなとこで立ち尽くしてないで、 入るんならさっさと入ればぁ? 九条!
[ べちんって背中をたたいた。 サラが中にいるのはわかってんでしょ?
中に聞こえるか聞こえないかくらい。 元気にツッコミ入れといたからね。 あとは勝手にしなね、って。
わたし、この場にいない、 ライカとか花蓮がいないかなって、 廊下をまっすぐに進んでったんだ。*]
(614) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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──回想、文化祭──
[ あの日はね、めちゃくちゃに働いたよ。>>515 きちんと数えてないけど、 文化祭中に焼いたパンケーキは、 もしかして572枚くらいにはなるんじゃない!? 腕が筋肉痛になっちゃったかもな。 でも楽しかったな。いい青春でした。 きっと、高校3年生のあのときしか体験できないこと。]
(+84) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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[ そう思うと、 やっぱり理帆ちゃんにはごめんね、て思うな。 18歳の理帆ちゃんは、6歳の志帆がいるから、 文化祭を楽しんでる余裕なんてなかった。 帰ってくるの遅いって、泣くし。 おなかすいたよって、泣くし。 ]
(+85) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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[ 花の女子高生。 箸がころがっても笑い転げてしまうお年頃。
琴子の失敗を聞いたら、>>2:293 息ができないくらいに笑ってしまうよ。 お客さんも笑ってなかった? 笑いすぎて呼吸困難になってなかったか心配です。 それくらいに芸術点が高いとおもう。 ]
(+86) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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[ もしかすると、 ううん、もしかしなくても、 売り上げがすごかった理由のひとつは麗かも。 教室の外まで列が伸びてたんもんね。>>2:233 ]
ねー。 かっこよさの秘訣、教えてほしいくらい!
[ 話はふらふら。雑談だもん。 ふりるを相変わらず触りつつ、笑った。 ]
すきなこぉ?
[ 好きな子。いい子な回答してもいい? クラスメートのあなたたちが好きだよ。 ]
(+87) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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[ 恋愛的、な意味で言えば、 好きな子は、好きな人は、初恋以来なかったかも。 彼氏はいたことあったけど、 押しに流されるまま頷いて、結局別れちゃった。
いい子な回答と併せて、琴子に伝える。 聞かれたら、聞いちゃうでしょ。 だからね、 ]
ことめろは、好きな人いるの?
[ 首を傾げながら、質問返し。 ]
(+88) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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[ 琴子の回答には思わずびっくり。 ことめろらしいねぇって、 感想をにこにこしながら伝えたの。
自分で自分の事を好きだなんて、 本気で、羨ましかったんだぁ!* ]
(+89) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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─── らいかちゃんといっしょ ───
[ ぽんぽんって背中を撫でてたら、 ママに背中をさすられてたときを なぜだか思い出しちゃったんだ。 ママみたいにはなりたくないのになぁ。
そぉだねぇ、>>585 全員一緒に、帰れたらいいよねぇ。 いまどきオートロックが増えてるし、 内側から鍵をかける必要ないのにねぇ。
信じられなくっても、 信じたくなんかなくっても、 これが現実だよって言われたら、 あたし、仕方ないのかなぁって たぶん受け入れちゃうのかなぁ? ]
(615) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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[ あたしがらいかちゃんにあげられるのは、 してあげられることは、 これくらいしかないから。>>590
お礼なんて、いらないんだよぉ。 ]
おいしく食べてねぇ
[ 受け取ってくれたら、 あたしはにこって笑ったよ。
お衣装やお菓子しかあげられない。 あたしほかに持ってるものは、 かわいいことくらいだもん。 文化祭のときみたく、かわいいのお裾分け?なら、 あたし、できるのかなぁ? ]
(616) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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[ そしたらね、 らいかちゃんも笑ってくれたの。>>591 ]
……ぇへへ、よかったぁ。 らいかちゃんが笑ってくれて!
あたしにできることあったら、 またなんでもゆってね!
[ 副委員長のお願いなら、なんでも聞くよぉ。 ぁ、なんでもは言いすぎたかも。 あたしに可能な範囲でなら、── かなぁ?
あとね、あたしね、 こーやって撫でられるのも、すき。>>593 ]
(617) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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ぅん、いってらっしゃい! 足元に、気をつけてねぇ
[ 顔洗うってゆう、らいかちゃん。
あたしね、暢気に見送って、 ばいばいって手を振ったんだぁ。 ]*
(618) 2020/11/15(Sun) 22時頃
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─ 現在/食堂 ─ [ 0点のこの世のものとは思えない何か>>579 この世界に受け入れられなかっただけで 現実世界ならもっと高得点なんだから! そりゃあパンケーキは焼き過ぎたかなって 少しは思うけど。 そんな顔しなくても >>610 ほら、別腹って言うし。いけるいける。
雛川さんの言葉に >>596 「 うん、そうね 」って頷くけど 僕は違和感が拭えない。 確かにね" たのしそう "な事はやろうとしてる 気を紛らわす為にね。 だから「 たのしいねっ 」って臆面も無く 言葉に出来てしまう彼女に、少し。 ]
(619) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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…… それって [ うれしいかうれしくないか、なら " うれしい " >>601
雛川さんの性格要素なのだろうか、 いえ、それを加味しても なにか。 そんな時、食堂の向こうで >>587 立ち尽くしてる麗ちゃんの姿を見つけて。 僕は「 ちょっとゴメンね 」って席を立った ]
(620) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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麗ちゃん ……… その、今朝は …… ごめんなさい [ 莉子ちゃんの姿はもう見えなかったかも。 僕はしおらしく、シュンとしながら 麗ちゃんにぺこり、頭を下げた。 それから一緒に食べよう、と 気を取り直して手を引いてみたけど どうだったかな。 ]*
(621) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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[ 「どうして死のうとしたの?」 私、ヒナが帰ってきたら、そう聞くと思う。 どうして?って、私は今まで何度もヒナに聞いて、 そのたびにヒナは私の納得のいく答えをくれた。
私とヒナは別の人間だから、 大事にしてるものだって違うし、 価値観だって違う。 でも、ヒナの話を聞けば、 私とは違うものを大事にしてるヒナのことが分かった。 分かってた、と思う。 ヒナは可愛いの追求者。 だから私の中で、ヒナは可愛いランキング一位だった ]
(+90) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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[ でも、ヒナが死のうとした理由を聞いて、 私、その答えに納得できるのかな。 そうか、そうだったんだ、なるほどね。 そう思えるのかな。
好奇心を満たしたい。理解して、納得したい。 その気持ちの一方で、納得したくないとも思う。 そうだったんだ、なるほどね。 そういうことなら仕方ないね。 ヒナが死を選ぼうとしたことを、 そんな風に理解したくない。
理解したくない、なんて。 そんな気持ちは、初めてだったかもしれない ]
(+91) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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[ もし、誰かがヒナの代わりに残ろうとするなら、 私はその人にもどうして?って聞きたいよ。 どうして? 自分が死のうとしたわけでもないのに、 肩代わりして死のうとするの?
知りたい。 でも、きっと理解できない。 納得したくない。
そもそも、肩代わりしたら帰ってこれないんだから、 そんなこと聞くこともできないのよね。 私に一生解けない問題を抱えて生きていけってつもり? そんなのは断固拒否だからね* ]
(+92) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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[ 人が死ななければもっともっと楽しい …… もっともっと? >>599
今も、楽しいっていうこと? あたしは、本当にわかんない、って顔で ヒナコのこと、見ちゃってたと思う。 ]
(622) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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うれしい、かぁ
ま、たしかに? 知らない人と閉じ込められるよりかは みんなと閉じ込められるほうが良いね。
でもさ、
だって、なんもできないじゃん。 永遠に学校だよ?何が楽しいの?
(623) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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学校はきらいじゃないけどさ
でもお金欲しいし、コンビニいきたいし SNS見たいし、カラオケいきたいし? 新作のコスメチェックしたいし 映画も見たいし、
永遠に同じ12月なんて、つまんないよ 明日が、来て欲しい。
[ どうして嬉しくないの?って聞かれたら あたしは、首傾げながらそんなふうに答える。 ]
(624) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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そんでもって更に人が死んでるわけじゃん 血だらけの友だちとか見てるわけじゃん
めありが言ってたのが正しいなら これから必ず誰かが、本当に死ぬわけじゃん
楽しいはずないじゃん。 怖いし、悲しいよ。
[ サラみたいな胸中には至れてない >>578 そんなあたしは素直に感想を口にした。 ]*
(625) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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─ ずっと、むかしのはなし、─
[ 何度だって間違いを犯した。 同級生よりも進んでいるという優越感、 恋人らしい行為、というものに 嵌っていくのには時間がかからなかった。
あたしは、特別なんだって思った。 あたしは、愛されているんだって思った。
まるで秘密の関係だっていうみたいに 小声でこそこそ話すのが楽しかった。
あたしと先輩は、幼かった。 でも、それで罪が許されるとは、言わない。 ]
(626) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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〇月×日
生理が来なくなった
(627) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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[ 誰にも言えなかった。 言えるわけ、ないじゃんか。
そんなのありえない、って自分で否定して 通販で検査薬を買って、 何度だって線が出てくるから震えてた。
病院に行った。医師の姪だと嘘を吐き、 罪悪感を紛らわせながら待合室に立った。 医師は私の意図を汲み、会ってくれたが 当然の行為として親を呼びつけた。
すべて、バレちゃったんだ。 ]
(628) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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[ 母は泣き、父は黙り、 あたしはその両方をした。
幼いあたしは、産むなどと口走った。 両親は堕ろしてほしいと懇願した。 産むリスク、育てる大変さ、 あたしたちがまだ子供であること、 彼は受験生で、この妊娠すら知らなかったこと。 懇願というよりも、切実な説得だ。
あたしは感情的に反発したけれど、 やがて二人の希望に頷かざるを得なかった。
だって、二人の言うことのほうが どう考えても、正しいんだもん。 ]
(629) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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[ バレてしまってから、 あたしは先輩と一言も喋れなかった。 会うことも、なかった。 ]
(630) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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[ 双方の希望もあり、 事態は最小限に、収まったと思う。
あたしは部活を辞めた。 親は辞めてとも言わなかったけれど そうするべきだと思って、辞めた。
友達にもバレてはいなかったようだけど、 あたしは気まずくて、段々と一人になった。
父が片月のパンフレットを持ってきたので あたしは入学することに決めた。 部活を辞めてから勉強ばかりしていたから 学力のレベルは問題はなかった。 ]
(631) 2020/11/15(Sun) 22時半頃
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[ 無事入学して、あたしは女子校の生徒となった。 父も母も、喜んでいた。 弟だけはあの騒動から、あたしを毛嫌いした。 当然だろう。と思う。父と母は大人なだけだ。
やがて、片月にも、バスケ部があると知って あたしはやんわりと、入部を仄めかした。
女子校だし、たいして強くもないのだ。 もしかしたら、という淡い期待は 両親の硬い表情を見て、打ち砕かれた。
あ。って、あたしは思う。 ごめんね。なんでもない。って、言って、 よくわからない表情のまま、嘘ということにする。 ]
(632) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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〇月×日
私の命は、二人分だった。 もう、一つしかありません。
ほんのすこしの間でも、私は母でした。
(633) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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[ あの日から、あたし、 蛭間家の“娘”の顔が、分からなくなった。* ]
(634) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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[ なぜ人は死のうとするのか。
生きていくのは辛いから、なんじゃないかなあ。 理帆ちゃんが死のうとして、考えたけど、 それくらいしか答えは見つからなかった。 ]
(+93) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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[ 辛いことを取り除いてあげられるならいいけど、 いちおー血は繋がってても、他人は他人だし。 理帆ちゃんに志帆がしてあげられることはない。 これからも“女”として生きていくなら、 病気が身体を蝕むだけだ。
代わりに産んであげるって言ったのは、 こころがしゅんとしたあてつけだけど、 5%くらいは本気だったの。言い訳がましいね。 代替案も受け入れられないなら、 なんもできないよ。できっこないよ。 ]
(+94) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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[ 琴子がどうして死のうとしたのか、わかんない。 生きていくのがつらいからだとおもうけど、 その辛さの理由を知らない。
理由を打ち明けられるような仲、じゃなかった。 結果を見て悲しいよ。教えてくれたらって思うけどね。 思うけど。 志帆には言えないこと、言わないことだったんだよね。 昨日までの琴子にできたことは、なんもないよ。 今思い返しても、特に変なこと、みつかんなかったもん。 死のうとして準備万端だなんて、>>2 まさか夢にも思わなかったでしょ。 ]
(+95) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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[ さすがゆりーん! そっか、ご先祖様に頼ればいいんだ。 だって絶対墓の下でしょ。ひいひいじいちゃんとか。 ]
……わかんない。 ことめろが困ってたら、助けてくれるとか、?
[ わからないなりに回答を用意してみる。 これならご先祖様4世代前に遡ったって、 子孫の為ならえんやこらーってしてくれないかな。
生きてるかもしんない琴子の祖父母に向かって、 心の中ですみませんと謝っておこ。 ]
(+96) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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夜ごはんもきっとこんにゃくなんだ…… 可哀そう……
[ 勝手に担任へ憐みを抱いておく。>>+83 不名誉なレッテルを更に貼って、自販機へ。
病院の中は暖房がきいてる。あったかいね。 百合亜も上着をすこし緩めたかなあ。>>+8 ]
(+97) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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あ!お衣装だあ。
[ かわいいかわいい私たちをより引き立てる服。 着てきたんだねえと目を細める。 ]
……ことめろが、 ゆりーののこと見たら、ぜったい喜ぶよぅ。 [ ことめろの前に、なんていおうか悩んだ。 まだ会えないとか。 そういうのちょっと考えたくないね。ほんとね。* ]
(+98) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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[ ふつう≠セったらそう思うんだぁ?>>624 ……ってあたしは、思ったよ。
知ってるでしょ? あたし、この学校に入学したときから、 最初っから、みんなから、浮いてるの。 それを受け入れてくれたのは、 あたしの考え方を認めてくれた。 ─── そぉ、思ってたのに。
ちがうの? ]
(635) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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そぉ、なんだぁ?
[ あたし、みんなと学校にいるだけで楽しいよ。
あたしがパパと過ごしてた時間も、 おかねがほしいわけじゃなかったし、 SNSをしてたのもみたいものがあるわけでもないし コンビニもカラオケも行きたいと思わないし、 映画も続きがきになって仕方ないとかないし、 新作コスメも新作のお洋服たちもぜんぶ、
あたしがかわいければ必要ないもん。 ]
(636) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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[ 永遠に歳を取らずにいられるの。 ─── 時の止まった校舎の中なら、 ]
(637) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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[ このかちゃんの当たり前≠ヘ、 あたしの当たり前≠ニは違うもん。
あたしのこと守ってくれるってゆったのに、 どぉしてこのかちゃんの当たり前を、 まるであたしの個性を潰すみたいに、 そぉやって押し付ける、の?
個性を活かして、って─── ]
( …… さらちゃん、 )
[ 助けを求めるみたいに、さらちゃんの方をみる。 そしたら、扉のほうにいっちゃうみたい。 ぁーあ。>>620 ]
(638) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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[ あたし、なけなしの勇気をだすねぇ。 ]
……あたし、悲しくないってゆった?
[ のっぺらぼうのゆりちゃん。 のっぺらぼうのめありちゃん。 ……まだ、しほちゃんは見つけれてないけど。
悲しいか、悲しくないか。 そぉやって聞かれたら、悲しいよ。 みんながどんどんマネキンになっていって、 だれかが死んじゃうかもって思ったら。 ]
(639) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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だれもしななければよかった?
(640) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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[ でも、この世界のるーるだもん。 悲しんでたって仕方ないから、 あたしはあたしなりに楽しんでたのに。
でも、そぉやって、ゆうんだぁ。 あたしはそれが、もっと悲しいなぁ ]
……たのしくなくっても、 たのしいって言えば、 たのしくなれるかもしれないもん
[ フォークにおおきなかけらを刺したなら、 えいってあたしは口の中に押し込んだ。 ]
(641) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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[ kawaii≠フ呪文みたいに、 だいじょうぶ≠フ呪文みたいに、 たのしい≠フ呪文もあるかもでしょ?
だって、あたし、魔法を信じてるんだから。
もごもごって、口をパンケーキいっぱいにして、 ごっくんって全部飲み込んだら、あたし。 ]
もぅ、いく
[ そぉ言って、 さらちゃんと王子さまの横を通り過ぎて、 このかちゃんの前から立ち去ろうとするよ。]*
(642) 2020/11/15(Sun) 23時頃
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[ 生きていくのは辛いから、死ぬ? 死ぬのも辛くない? 痛いし苦しいし、中途半端に失敗したら、 後遺症で生きるのがもっと大変になる。
……なんて、私今なら思うの。 だけど、そうね。 あの校舎で、メールを受け取った時、 あの校舎がどういう世界なのか知った時、 私、世界の主は私じゃないって断言できなかった ]
(+99) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ なにもできない相手に、 どうして怒りをぶつけるんだろうね。 何を期待してるんだろう。
黙ってサンドバッグになってろ、とか? いや、無理でしょ(笑) って、思わずワラをつけちゃう私は、 やっぱり無神経なのでしょうね ]
(+100) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ なにもできない私に、 どうして教えてくれなかったのって思ってしまう私も、 何様?ってやつなのかもしれない。
黙って死を選ばれてしまうのと、 相談されたのに力になれなくて、 結局死を選ぶのを止められないの、 どっちが辛いのかな? ]
(+101) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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……ヒナがご先祖様に愛されてたらいいってこと?
[ あいまいな“関わりの深い”の定義に、>>+96 謎は深まる一方です。 ヒナのご先祖様が情の深い人だったらいいのかな? 子孫のピンチのために駆け付けてくれる? 蝶々が舞い花が咲く文化祭の世界ですけど。 ご先祖様世界観が謎すぎてパニックになりそう ]
(+102) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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もやしも安くて美味しいからお勧めしてあげたいね。
[ こんにゃくだけじゃ0カロリーだものね。>>+97 勝手なことを言いながら自販機へ。 先生の買ってくれなかったブラックコーヒーが がこんと自販機から落ちてくる。 そういえば、文化祭のパンケーキ、 たつみ先生も試食したんだっけ。 可愛いパンケーキが びっくりするほど似合ってなかったと思う ]
(+103) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ 自販機コーナー付近はちゃんと暖房が効いてるのね。 缶コーヒーも温かい。 自販機前のベンチに座って、私は上着のボタンを外した。 目ざとくシホが反応する。>>+98 うん、スカートだけじゃわかりにくいけど、 上も見えるとばっちり衣装だってわかるよねえ ]
私ね、ヒナの作る衣装好きなの。 思わず服飾関係の進路勧めちゃったくらい。
[ 目を細めるシホに頷いて、私は自分の格好を見下ろした。 ヒナ、喜ぶかな、そうなのかな。 そういうの、私にはわからないんだけど ]
(+104) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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|
だからね、これがヒナが私に作ってくれた最後の服、 ……になるのは、嫌だなあって。
[ ヒナの進路の話は、 結局あいまいなまま終わっちゃったけど。 未来のヒナが、私のために服を作ってくれるの、 私まだ諦めてないんだからね* ]
(+105) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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──現在/食堂──
[ 莉子に背中を叩かれる。>>614
何回こうやって背中押されるんだろうね。
ゆり、聞こえる?
勉強教えた貸し以上に、 私は莉子にいっぱい貰ってたよ。 ]
(643) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ それでもまだ躊躇っていたら、 咲良に見つかって。>>620 こっちに来るから、少し身構えた。 ]
・・どうして、咲良が謝るの。
[ ぺこりと頭を下げて手を引こうとする。 どうして?咲良が謝ることはない。
それとももう、諦めさせてしまった? ]
(644) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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・・・無神経なこと言った。 咲良のこと、傷付けた。
謝って許されることじゃないけど、 ごめん。
(645) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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───回想・レイと(>>1:204>>1:205>>1:206)
…うん、英語が話せるってだけで、英語の研究?とかあんま興味ないし。
[話が逸れたことに安堵しながら、このままそらしてくれるとありがたいな、なんて。 10人────しかも同じクラスの人しかいない、なんてあまりにも不気味すぎる。
何より、文化祭当日みたいな喧騒が、今がおかしいことを如実に表していた。 ────いや、それよりも綺麗な蝶が舞ってることのほうがおかしいか、なんて比べようもないことを比べてしまうくらいには、混乱している。
まだ大丈夫って言い合えるだけの気持ちの余裕があったから。 彼女が不安を掻き消すみたいに抱き寄せてくれたから。 だからこそ、彼女の言葉に私も緊張の糸が解けたように微笑んだ。]
(646) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ 一緒に行こうと引いてくれる手を 引き留めるように引っ張り返す。 ]
咲良が、何を・・誰を・・ 背負ってるのか私は知らない。 それをどうこうできるなんて言えない。
本当に、ごめんなさい。
だけど・・
[ もっと背負わせようなんて、 冗談でも言ってはいけなかった。 ]
(647) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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……もー、…、……ほんっと、かっこいいわ。 私も、多分、大丈夫。
[…だと、思う。なんて弱々しい言葉になってしまったのは、彼女が格好良すぎたからだろう。 さすが「王子様」なんて口にはしなかったが。
だから、きっと「ありがとね!」といつもみたいな弾けた笑顔でもむけて別れただろうか。]*
(648) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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もしも咲良が両手に荷物を持っている時は 片方を私が持って、 空いた手で咲良と手を繋ぎたいって、 私はそう思うよ。
[ 軽々しく立ち入れないことはあるけど、 私も手を引くことはできるから。 今こうして、咲良が手を引いてくれたように。 ]
(649) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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・・・私の分も焼いてくれる?
[ お願いしなくてもパンケーキは山積みだったかな。 私はその1枚に皆の真似をして、 「3年1組」ってチョコペンで文字を。
横には4(0..100)x1点のウサギのイラストを添えて。 ]
(650) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ 残念なイラストだったけど、味は同じ筈** ]
(651) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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─ さよなら、みんな ─
[ 外はすっかり、暗くなっているみたいだ。 文化祭の装飾も、音楽も、 チャイムが3回鳴った後も変化はない。
ただ、蝶が増え、花が増え、釘が増え、 段々と形に歪さが垣間見える文化祭は 相も変わらず、続いていく。
曇った窓ガラスを袖で拭えば、外は雪。 窓ガラスに映った自分の顔は よくわからない顔をしている。 ]
(652) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ みんなと居る時は、 こんな顔にならないのにさ。 もっと、いつも通りにできるのに。 学校に居るだけじゃ、ダメだなー。
自分の頬に触れる。冷たい指先。
まだ、あたしは生きてる。 まだ、みんなは生きてる。 まだ、間に合うかもしれない。
そう思って、歩き出す。 ]
(653) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ 不意に、誰かの人影が見えた。 ]
(654) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ べつに、誰の人影でも可笑しくはないはずだ。 この校舎には、まだ人が残っている。
それでもあたしは駆け出して、 その人影を追う。今度は見失わないように。 息を切らし、階段を駆け下りて、走る。
文化祭の装飾が施された体育館に、その影は居た。 文字通りの影だった。 あたしの形をした、影だった。
影はすっと、ステージの上を指さす。 ]
(655) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ そこには、先の丸くなった縄がぶら下がっていた。 ]
(656) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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……そっか、そうだよね、 あたし、死ぬんだ
[ いつの間にか、影は居なくなっていた。 あたしは、ステージの上へ、 吸い寄せられるように進んでいく。
ご丁寧に、縄の下には踏み台が用意されていた。 チャコールブラウンのその木目を眺めて あたしはステージの上で顔を上げる。 ]
(657) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ 観客のいない、文化祭のステージ。 本当はね。 中学校の頃は友達に誘われて 文化祭でダンスを踊ったりも、した。
高校に入ってからは、そういう目立ち方が こわくなって、もう出来なかった。 親に怒られるかもしれない、と思ったし それを言い訳にしている節があった。
いつ、だれに指をさされるか分からなくて あたし、ずっと臆病になって、 それでも心のどこかで他人を馬鹿にしながら 生きてきて、しまった。 ]
(658) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ 踏み台へ顔を戻すと、 あたしが昔からつけている日記帳がある。 ずぼらながらに、そこそこ忘れず、 日々を記している、日記。 ]
(659) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ うさぎの描かれた表紙をそっと撫でて、 あたしは最後のページに綴っていく。 ]
(660) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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〇月×日
恋を病とするのなら、 きっとこの苦しさはその後遺症なのでしょう。
ふとした時に、自分が分からなくなります。 誰かに恋をすることが怖く、怯え、 どう振舞えばいいのか、迷子のようになる。
堕ろしてしまえば、終わり、ではないのです。 この痛みは今も私を蝕み、三年間苦しめ続けました。 年月が傷を癒すなど、嘘だと、私は思います。
(661) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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だったらいっそ、と思ったのは 最近のことだったはずです。 自ら命を絶つ権利など、私にはありませんが 選択はそれ以外ないように思うのです。
さよなら、みんな
(662) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ ぱたん。と閉じて、横に置き あたしは踏み台へ登る。視線が高くなる。
頑丈なロープへ手を伸ばし 首に掛けようと──… ]
(663) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ 温かい雫が、あたしの手に落ちる。 ]
あ、あれ……
[ あたしは泣いていた。 涙が頬を伝って、落ちていく。 熱い、と思うくらいだった。
唇や歯が震えて、縄を握る手だって震えている。 どうして。と思うのに、 頭の中に浮かぶ言葉は、怖い。たった。 ]
(664) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ そうだ。あたし、怖いんだ。 死ぬのが怖い。死んでしまうのが怖い。
こんなにも他人に迷惑をかけたって言うのに まだ生きたいなんて思ってるんだ。 思ってしまっているんだ。
なんにも正しくなんて無いじゃん。 ためになることも言ってやれないし、 誰かのためのいいことも、してやれない。 生きている意味も、生きてく意味も分かんない。 そんなのあたしが、一番わかってんだよ。
でも、怖い。死ぬのは怖い。 ]
(665) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ だからあたし、あの遺書の送り主じゃない。 ]
(666) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ それでもあたしは泣きながら、 首に縄をかけようとする。 誰かが世界を閉じなきゃいけないのに、 あたし、また、逃げようとしてる。 ]
ねえ、止まって、 止まってよ…ねえ…!
[ そう零しても、あたしの手は止まらない。 あたしの手じゃないみたい。
いやだ。 死へ、以外の恐怖が、あたしの頭を過る。 そのまま心を満たして、涙があふれる。 ]
(667) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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─…止まってよ!!
[ まだ、間に合うんでしょ。 間に合うかも、しれないじゃんか。 まだ校舎に残っている子たちを思い出す。
死ぬべきならきっと、あたしじゃんか。 あたし、ひとごろしなんだよ。 みんなに言ったこと無かったけど。 言えなかったけど。
ねえ。お願い。 ]
(668) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ あたしの足が、踏み台を蹴る。 ]
(669) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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あ。
(670) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ おちる。 ]
(671) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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─ おやすみ、ばいばい ─
[ がらんどうの体育館に、チャイムが鳴る。
あたしはもう、そこには居なくて ステージの上、あたしに似たマネキンが 照明器具から下がる縄から 首をぶらんぶらんさせて、吊られている。
傍には、うさぎの描かれた表紙の日記帳。 嫌な思い出は全部なかったことになっていて、 さよならのページももちろんなくて、
3年1組になってからの楽しいあたしの思い出だけが だいすきだよ、って、綴られている。** ]
(672) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ そりゃ、みんな同じがいいよ。 みんな同じは楽だし、みんな同じだと安心する
────────── けど。 ]
(673) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ きっと、あたしとヒナコの当たり前は違う それは、あたしとリコでさえ違うように、 誰一人同じじゃないって解ってる、から、
永遠に学校で何が楽しいの?って聞いて 疑問の声が返ってくるなら >>636 そっかヒナコは永遠に学校でも楽しめるんだって なんとなく、そう、思ったな。
そっか花壇とか好きだったし、って思ったけど 外には出れない校舎で花壇は
─────── お花?
で、ヒナコから返ってきた言葉は>>639>>641 ヒナコなりの正論なんだろうけど、 あたしにとってはなんだか違和感があったんだ。 ]
(674) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ 悲しいのに、楽しんでいた? この世界を、楽しもうとしていた?
…………… なんで??なんで??? ]
(675) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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………… 楽しくなる必要なんて、あるの?
[ ごめんね、わかんないの、ほんとに。 ]
(676) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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意味のわかんない世界に閉じ込められて 友達が酷い目に合うの見させられて みんな悲しくて怖い思いまでしてるのに あたしたちが、楽しむ必要なんてあるの?
せっかくだから楽しんでこ、って ここは、遠足でもフェスでもないよ?
(677) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ 悲しんでたって仕方がないの?本当? あたしは、友達が死んだら、悲しいよ。 友達が痛い目、苦しい目にあったら、辛いよ
世界のルールが変わらないからって言っても じゃあせっかくだから自分なりに楽しもう、なんて そんなふうには、思えない。
あたしにヒナコの心の声は聞こえない>>641 ヒナコにあたしの心の声は聞こえない ]
(678) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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……勿論、 実際みんなで雑魚寝するのとかさ、 購買のお菓子タダ食いするのとかさ、 楽しい、って思った瞬間だってあるから それはみんなに感謝してるよ。
学校、あのときは楽しかったなあって、 思い出話に花咲かせたりしたしね
でもさ、あたしは帰りたいよ この世界で慣れたくなんてない。 あたしなりに楽しもう、なんて思えない。
(679) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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……… あたしなりに楽しみたい、って それって、まるで、この世界に、
[ 言葉を途切れさせて、ヒナコを見て、 それでも口をもぐもぐしてたヒナコが、 突然口を開くなら、>>642 それで、立ち去ってしまうなら。 ]
(680) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ あたしは、ヒナコを追ったりしないよ。 ねえ、ヒナコ 友達が辛かったこととか痛かったこととか 現実でみんながどうなってしまったのかとか そういうことを払拭しようとしてまで、
悲しみを仕方ないって割り切ってまで
あたしたちが この世界に取り込まれる必要ってあるのかな
あたしはやだよ。 こんな不自由な世界に、 あたしの生き方を縛られたくなんて無い。 ]
(681) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ 大きな溜息もうひとつ。 あたしは暫く、パンケーキと向き合うわけ。
パンケーキ、美味しいけど、 やっぱりみんな揃ってないと、 あの日の月うさ亭じゃないと、意味ないんだよ ]**
(682) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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─ 回想/" 立派な大人 "なんて ─ [ 前日 ─── 否、この精神世界が二日経ってると言うのなら 其れの前の日。 僕は久しぶりに母と話をした。 僕の大学進学を機に、父と母は離婚するらしい だから、大学で下宿をするようになれば もう此処には帰ってくるな、だって。 『 あなたを見る度に 責められてる気がして もう耐えられない 』 そんなこと言われたら 僕も、分かったって言うしかなかった。 ]
(683) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ 母が僕を避けていた理由だって分かってた。 自分が目を離したせいで 僕が溺れて 仲の良かった近所の男の子を 死なせてしまったんだって 母は母で、ずっと自分を責めてたんだ。 ]
(684) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ でも" 立派な大人 "になれば 昔みたいに 家族みんなで笑える日が来るって 僕は ずっと信じてたんだ
ねぇ、どうすれば良かったのかな 胸にぽっかり穴が開いたみたい。 ]
(685) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ バカみたい ───
" 立派な大人 "、なんて ]*
(686) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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─ 食堂 ─ ううん …… ちょっと 過剰に反応しちゃったなって [ 麗ちゃんまで謝りだすから>>645 手を引いたまま 僕はもう一度ぺこり だけど引いた手は、引っ張り返されて>>647 ]
(687) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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…… うん、うれしい 僕だって麗ちゃんに同じ事思ってるんだって 知ってくれたら、もっと嬉しいかな ……… だから " また今度 " 僕の話を聞いて、ね? [ ズルいかな。ゴメンね。 手を引っ張って、言葉通り繋いで? みんなの中にご案内したら 麗ちゃんの分も喜んで焼きましょう。 それから、追加のトッピングを 購買から貰ってくるねって食堂を出て。 ]
(688) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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[ それが此の世界での別れ、でした。 ]*
(689) 2020/11/15(Sun) 23時半頃
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── PM8:50 ── ……… あれ ここは、どこ ? [ 僕が先程いた場所と、全然違う。 きょろきょろ辺りを見渡せば 何処かの廊下なのは 間違いない。 窓の向こうは闇。 昼白色な筈の蛍光灯は 緋色で薄暗く灯され 廊下を妖艶な道へと変えていた。 ]
(690) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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『 Ladies and gentlemen! 』 『 さあさ、皆様 ご照覧あれ! 』
(691) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ 突如、何処からか 声が鳴り響く。 いえ、声と言うよりかは 無機質な機械音。
何となく察した。 ああ、今回は僕なんだな、って。 ]
(692) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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『 今宵、山村 咲良嬢が挑戦致しますのは 』
『 立派な大人への道 !! 』
(693) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ ドンドン、パフパフと 安っぽい楽器の音が 廊下中に鳴り響く。 " 道 "と言うからには、 この下品な廊下を突き進めという事だろうか。
くだらない趣向。まるでゲームみたい。 ]
(694) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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『 剣を取り 数々の困難を乗り越え ! 』 『 無事ゴールに辿り着けるでしょうか !! 』 『 時間制限のペナルティには気をつけて ! 』
『 それでは ! スタート !! 』
(695) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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え、……… 剣 ? [ 床を見れば、洋風の小柄な剣が落ちていた。 えっと ─── これって、本当にゲームなんじゃ ? どうにもやる気が起きなかったけど 剣を拾い上げ ブンと振ってみた。 ]
(696) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ 思ったよりも剣は軽かった。 でも僕は、 剣よりペンを持つタイプの人間なんだけど。
それでも " 時間制限 "という言葉に押されるように 僕の足は一歩、二歩 前に進む。 何よりも、僕には 此処で死ねない理由がある。 そうすると廊下の向こうから姿を見せたのは 同じ剣を持った ひとりの女の子。 ]
(697) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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あなたは ……… [ 覚えがある。小学校の時の同級生。 何度も僕に 「 プールに行こう 」と遊びに誘ってきて 何度も断ってたら、 最後には わんわん泣いていた子だ。 勉強の邪魔になるから断っていたけど 僕も心が痛かった記憶がある。 ]
(698) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ なるほど、と僕は得心する。 此処に出る敵は 立派な大人になる為に 僕が不要だと 文字通り切り捨てていったモノ。 二度、三度 振りかざしてくる剣を避けながら 女の子の腕を軽く斬れば パシュという音と共に 姿は消えた。 ]
(699) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ それから ─── 僕が中学の時、 通学路で合計3回も告白してきた男の子 僕が孤立しているから、と 何度も相談の時間を作ってきた先生 母が料理を作らないのを知ってか 何度も僕に料理の作り方を教えようとする 近所の優しいおばさん 僕は襲ってくる" 敵 "を次々と倒していく。 きっと此処は 此処だけは僕の心の世界。
僕が" 邪魔だ "と感じて 小学から中学、幼い頃に関わった人から 順番に現れている気がする。 もう少しで、廊下の突き当り つまり ゴールなはずだけど。 ]
(700) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ なんだか、とても嫌な予感がした。 ]
(701) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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…… 花内、さん [ 現れたのは、今でも見知った顔。 彼女だけじゃない ─── 後ろから姿を見せたのは ゆりちゃん、回谷さん、蛭間さん、 愛崎さん、ミルフォードさん 雛川さんに、麗ちゃん、莉子ちゃん 此処に閉じ込められた みんなの姿。 ]
(702) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ 数が多くても、剣を横に ひと振りすれば 一度に倒すことは出来るだろう。 それよりも 僕は──── ] ちがう!! みんなを邪魔だなんて思った事は……
一度だって ……… !! [ 声を張り上げて 僕は、空虚へ叫ぶ。 ]
(703) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ みんなは僕に" たのしい "をいっぱいくれた。 其れは、僕の大切な宝物で。 決して" 立派な大人 "になるのに 邪魔になるものじゃない!! ] ……ッ !! [ 誰かの剣先が、僕の右腕に突き刺さる。 僕はがむしゃらに剣を振りながら パシュ、パシュ、パシュと ─── 其れは、みんなが消えるまで。 ]
(704) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ そして傷口を抑えながら やっと辿り着いた廊下の突き当り ─── 其処は、行き止まりだった。 ]
(705) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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『 残念!タイムオーバーです!! 』
(706) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ ブッブー、と陳腐なブザー音が鳴った後、 僕の胸を何かがひゅん、とすり抜けていった。 両膝を突き、僕の身体は床に倒れ込む。
どくり、どくりと血が流れるのを頬で感じながら 薄れゆく意識の中で考える。 僕は何を失敗したのだろう ─── ]
(707) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ ああ、もしかしたら ───
みんな僕に" たのしい "をくれる筈の人で それを宝物だと知ってる今の僕ならば
誰も倒さないのが 正解だったのかも アナウンスは" 敵を倒せ "なんて 一言も言ってなかった
だとしたら引き返すのが正解で 本当のゴールは スタート地点のすぐ横 ? それか、僕が剣を捨てれば 敵も敵じゃ無くなって 両手を広げてくれた?
ああ、くやしいなぁ… コンテニューは、出来ないよね ]
(708) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ いえ、僕を■す為の舞台だもの 正解なんて 最初から無い、か ]
(709) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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…… ごめん、ね
僕 のこらなきゃいけない、 …… のに
(710) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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[ PM8:50のチャイムが鳴り止んだ後。 貴方たちは1階職員室の奥、廊下の突き当りで 血の海の中、うつ伏せに倒れた 1体のマネキンを見つけるでしょう。
ジャージ姿のマネキンは 心臓を抉り取られたように、 胸にぽっかりと丸い穴をあけている。 ]
(711) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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【 山村 咲良が見当たらない 】**
(712) 2020/11/16(Mon) 00時頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/16(Mon) 00時頃
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