31 私を■したあなたたちへ
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―園内―
パレードの後、ホテルに戻り、ベッドに寝転がりながら、 犯人だという彼からのメッセージ>>3:*20とは別に、 自分の端末に届いたメッセージ>>*0>>*1を見つけた。 これも全員に一斉に発されたものらしい。
「まあ…それしかないとは思ったけど。」
外のパレードの残影の灯りを眺めながら暗い部屋の中で一人、呟いて メッセージを短く打ち込む。
(197) solitude 2023/11/25(Sat) 23時半頃
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『ええ、そうだと思った。 別に殴りに行きたいとかは思っていないけれど。 犯人もわかったわけだし、もう構わないわよね?』
どうして煙崎さんが殺されなければならなかったのかはわからなかったけれど。 私は探偵ではなかったし、それ以上深く関わり合いになりたい気持ちは起きなかった。 犯人だという彼をどうするかは、「お兄さん」が決めてくれるだろう。 私に危害が及ぶわけでないなら、別にいい。 婚約者の彼には、一応行先と、念のため数日不在の時に言伝をしておいてある。 まあ、でも「お兄さん」の話からすると、それと前後くらいで救援も来るだろう。
それなら…やる事は一つか。
(198) solitude 2023/11/25(Sat) 23時半頃
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「明日はもう少し気軽に楽しませてもらおうかしらね。」
そう口に出すとふっと気分が軽くなる気がして、 ああ、やっぱり煙崎さんの死は私にはやっぱり本質的には関わりのない事で。 私はやっぱり教師を辞めて正解だったのだろうな、とそう思った*
(199) solitude 2023/11/25(Sat) 23時半頃
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―1月後 卯月庵―
「こんにちは。」
そうして、ずっと後になって。私はそのお店を約束通り訪れた。 服装はあの時と同じ、黒のワンピースで。
「婚約者の彼…一緒に連れてこようかと思ったんだけど、 あいにく予定が合わなくて。 どうせ来月は式で… その後はもういつでも一緒に来られるんだし、 今日は一人で。下見って感じになるかな。
…白玉クリームあんみつと焙じ茶、お願いします。」
店主の卯月さんにそう告げた**
(200) solitude 2023/11/25(Sat) 23時半頃
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―兎坂庵―
「ありがとう。 …落ち着いたいいところね。」
こうして喫茶店のマスターとして見る彼の姿は、 普通にこの場所に馴染んでいて、 お互い本当にあの島で会った事が嘘のように思えた。 というより、あの島が本当にあったものなのかもよくわからないのだけれど。 あれから数日後に救援が来て、いくつかの検査があって、 私はかなり早めに解放された。
他の人達とは、密星さんとは連絡を取ったりしたかもしれないけれど、 男性陣とはどうだったか…向こうでほとんど関わり合いがなかった人もいるわけだし。
(279) solitude 2023/11/26(Sun) 17時頃
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内装を眺めながら物思いに耽るうち、 注文された品が届けば、注意はそちらに向く。 ほうじ茶特有の芳醇な香りに…想像したとおりの見た目に楽しく愛らしい一盛り>>217。
「ありがとう。 へえ、兎型のリンゴまで。なるほどね…かわいい。 いただきます。」
スプーンで抹茶アイスを掬い、口に運んでから淹れたてのほうじ茶をほんの一口。 熱さが次の一口の冷えた甘みを際立たせる。
(280) solitude 2023/11/26(Sun) 17時頃
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「うん、美味しい。来てよかった。 ああ、そうそう…」
卯月さんの手が空いているなら、一声かけてから島では使えなかったスマホを取り出し、 画面に映し出した写真を見せる。 自分と、もう一人眼鏡の年若そうな青年が映った写真。
「これが…そう。婚約者のキリノ君。 男前だけどかわいいでしょ? 今度は二人で来させてもらうわね。
…あれから、島の誰かと…灰羅さんとか、坂理君とか…連絡取ったりとかは?」
抹茶アイスが融けないうちに、口の中でほうじ茶と合わせて アフォガードのようにしながら、尋ねてみた*
(281) solitude 2023/11/26(Sun) 17時頃
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── 兎坂庵 ──
「そうね、それはわかる気がする。 何も考えずにほっとできそうな…そういう場所だっていう事、わかるもの。」
粒あんと白玉は合わせて口に運ぶ。 白玉の微かな優しく弾力ある触感に、 粒あんのしっかりした甘みがうまく合わさっている。 それぞれに切りそろえられた果物を口に運んでから、 黒蜜を全体に回しかけた。 それから、ほうじ茶をもう一口。
(307) solitude 2023/11/26(Sun) 22時頃
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「たしかに…内装は古き良きって感じ。 メニューの方で兎を押し出していくの、結構好きよ。 いわゆるインスタ映えみたいなのは、あんまり好きじゃないんだけど、こういうのなら。
……ふふ、そう、割といい感じでしょう。 婚活の時にたまたま再会してね… 数日連絡が取れなくなって、凄く心配してた。
…無事に帰れてよかったわね、お互いに。」
(308) solitude 2023/11/26(Sun) 22時頃
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それから、あんみつを口にする傍ら、卯木さんから他の来客のこと>>295も尋ね聞いた。 坂理君が来ていたというのは、聞いていてなんだけど、ちょっと意外な気もした。 私がこうして来ているのだろうし、他の招待客も、ここになら顔を出しやすいだろう。 そういう意味でも、時々顔を出すのはありかもしれない。
「そうね。あそこでは散々だったし… 私には結局よくわからず終わった事も色々あったけれど。 ここのお店を知れたのだけは、少なくとも良かったかもしれないわね。」
器に残った黒糖ゼリーを口に運びながら、そう呟いた*
(309) solitude 2023/11/26(Sun) 22時頃
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── 兎坂庵 >>311>>312──
「そう?こういうかわいさは好きよ。 ちょっと意外って言われてしまう事もあるけれど。
…ええ、随分心配されたわ。 しばらくは…いえ、結婚するわけだし、 もうああいう遠出の一人旅なんてことはないかもね。
そう思えば、私自身は危険があったわけじゃないし… そう悪くもなかったのかもしれないけど、なんて。」
事件の顛末は島でいる間にある程度聞き知ったが、 それでも全てを理解したわけではない。 特に動機の部分は… でも、多分それはもう私には知る由もない気がするし、 下手に知らない方がいいだろうという気持ちの方が強い。 ただひとつ、卯月さんの言うように島での縁については、 悪くなかったかもしれないという気持ちが浮かんでくるのだった。
(378) solitude 2023/11/27(Mon) 22時半頃
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「…そうね。 全員で集まろうとは思わないけど、 また会えたら、いいわね。
…ごちそうさま。 すごくおいしかったわ、ありがとう。 …やっぱり、悪いことばかりではなかったわね。 それがわかってよかった。」
スプーンですくった黒蜜を黒糖ゼリーの一辺と共に全て空にして、 少し冷めた焙じ茶を口の中に含み味わいながら、呟いた*
(379) solitude 2023/11/27(Mon) 22時半頃
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