15 青き星のスペランツァ
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― 恐らく1日目より前・自室 ―
[ジルは疑似太陽の温かな光を浴びながら、ベッドに寝そべっている。降り注ぐ偽物の陽射しはそれでもぽかぽかと明るい。かぼちゃ頭が揺れる。ジルは艦のみんなにひとつ嘘をついていることがある。もしくは、内緒にしていることが。] [それはごく簡単な話で、――本体であるかぼちゃ頭がじつは寄生生物であること。表向きは共生関係ということになっている。そうでなければ、昨今のいかに懐広い世情においても、ジルたちは非難を浴びるだろう。この艦にも乗せてはもらえなかったはずだとジルは思う。だって、ほかの生き物に取りついてしまうなんて、ジルからしてもすごくすごく怖い存在だと思うから。] [寄生している先の動物なり人間なりが死んでしまったら、また別の寄生先が必要になる。それも、相手が自分に好意的じゃないとうまくいかない。少なくとも最初にとりついて、乗っ取ってしまうまでは。 『だから』ジルのかぼちゃ頭はぽかぽかと快い光を出す。心をなだめる。生き物の、仕組みに沿った自然な適応のひとつとして。]
(67) dix_p 2021/11/17(Wed) 15時半頃
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― 恐らく1日目より前・自室 ―
[でもジルは決めていた。『スペランツァ』でみんなと過ごすうちに。もしこの先、いま持っているこの犬の身体が、もし死んでしまったら――もう次の身体は探さない。自分が生きるために、ほかの誰かがいなくなってしまうのは嫌だった。そんなことをするくらいなら、そのまま静かに動かなくなろう。] [もしそうなって、話せなくなるのも、触れなくなるのも、いろいろ思い出せなくなるのもさびしいけれど。でも、それだけ。**]
(68) dix_p 2021/11/17(Wed) 15時半頃
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ジルは、ヨーランダにぎゅっとされ尻尾を振っている。
dix_p 2021/11/17(Wed) 15時半頃
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