31 私を■したあなたたちへ
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社交辞令であろう、またね。 果たされる未来など、>>2:388
受けたこちらも。 言った当人すら思っていないだろうが。
「 ええ。 また。 」
孤独な祝福は終わりを迎えて。 代わりに見送るのは、 思わず踊りたくなるような軽快なメロディ。
この場に煌びやかな衣装に身を包んだ 歌い手がいないのは残念だが …… 。 この曲の魅力はそれだけではない。
(23) 2023/11/21(Tue) 08時半頃
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言語、楽器、ダンス。 入り乱れる諸国の文化は グローバル社会の象徴ともいえる。
なにより最高なのは、 サンバ要素が皆無なところだ。
これを拍手で迎えないのは失礼だろう。 というわけで、最後はスタンディングオベーション係の モナリザ達の喝采により、 演奏会は大盛況で幕を閉じただろう。
(24) 2023/11/21(Tue) 08時半頃
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良い時間を過ごした。 満足した心持ちで、アポロを確認する。
ワくんだ。
文面からもキャンキャン子犬のように 吠える姿が浮かんできて、とてもほっこりした。 本当に素直な性分なのだろう。
「 正直、好みのタイプではあるけど。 まあ、伏せておくのが吉か。 」
個別の返信を送った後。 送信完了の文字を見ながら、苦笑する。
(25) 2023/11/21(Tue) 08時半頃
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どうせ振られるのは目に見えている。
昔から、届かない相手にばかり ちょっかいを出したくなるのは、 どうにも治らない悪癖だ。*
(26) 2023/11/21(Tue) 08時半頃
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この、囚われた空間において。 唯一自由である場所。
見上げた空はただ広く、 傾くまでには、まだ少し時間があるように見えた。
「 モナリザの性能チェックは十分かな。 」
集めたモナリザ達を一瞥して、満足げに頷く。 当初の予想をはるかに超えて、 繊細な指示もこなせるようだ。
(27) 2023/11/21(Tue) 09時頃
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先程楽器をかき集めて、>>2:280 モナリザの設定を弄った時に知ったのだが。 本日夕方からは、パレードが行われるらしい。
その指示には固くロックがかけられており、 こちらからの解除は不可能。
パレード中はそちらの光に覆われてしまうだろう。 ならば狙いは、パレード終了後の時間帯。
(28) 2023/11/21(Tue) 09時頃
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夜間になると、衝突防止のため 野外にいるモナリザ達は点灯するようだ。
時間が来たら、光るモナリザ達を一か所に集める。 プログラムされた身体によって、 中央広場に『SOS』の文字を描くように設定した。
あとは、航空写真や、飛行機なりが 見つけてくれるのを祈るだけ。 という、何とも消極的な方法ではあるが …… 。
(29) 2023/11/21(Tue) 09時頃
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「 遊園地も楽しめたけど。 夏のほうじ茶が飲みたくなった。 」
そろそろ頃合いだろう。 帰る時間が決まっているからこそ、 遊園地は夢の世界であり得るのだ。
もちろん。所定の位置に配置すると同時に、 月光の第3楽章を奏でるようにもしている。
心を持たないロボット達が、激情を奏でながら SOSを叫ぶ …… 。
(30) 2023/11/21(Tue) 09時頃
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「 クラシックと言うより、ロックだな。 」
いや。 音楽には全然詳しくないんだけど。
多数のモナリザにプログラムを組むのは、 想像以上に疲弊した。
モナリザ達を解散させた後。 誰もいなくなった広場のベンチに寝転れば、 そのまま自然に瞼が落ちてきた。 夏場の昼寝は自殺行為。>>2:297 はて、誰が言ったんだっけ。**
(31) 2023/11/21(Tue) 09時頃
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モナリザ達と戯れていた頃。 瞼を閉じる、少しだけ前の話。>>31
最後と銘打ったメッセージを受信する。 ならこちらも最後となるだろう。
理解した上で、少しだけ考え、個別返信を送る。*
(83) 2023/11/21(Tue) 16時頃
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最後が反故された件。 指摘するほど意地は悪くはないつもり。 ただ返信が送れたのは容赦願いたい。 こちらの役割はすべて終わったと思っていたから。
それが、思いのほか長い眠りから覚めたら、 まさにパレード真っ最中だった者からの弁論だ。
「 これ自慢判定になるんだ。 突っ込み待ちだったんだけどな。 」
届いたメッセージを確認して、 つい吹き出してしまった。
「くん」付けも「さん」付けも、単に俺達が。 「先輩」「後輩」にすらなれなかっただけなのに。
(249) 2023/11/22(Wed) 18時頃
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『 仕方ないから、信じてあげる。 』
そう言って、目を細めて。 愛おしげに、苦笑する顔は。 俺と煙崎さん。 確かに似ていたかもしれない。>>88
それでも、あの別れの日には。>>0:97 今ならきっと、違う言葉が返せる。
(250) 2023/11/22(Wed) 18時頃
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アポロの中には、中村さんの告白もあった。 こちらに擦り付ける真似をしたくせに。 嘘つきめ、と悪態をついてから。>>2:344
毒を手にした時に浮かべる顔。 俺と彼女では違うものだろう。 幾度なく、どうしようもない 希死念慮に囚われたとしても。>>2:310
彼女はもういなくて。 俺はまだ生きているから。
(251) 2023/11/22(Wed) 18時頃
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忙しなく飛びまわる、光と音楽に包まれて 眼前でナイトパレードが輝いていた。 夢のような空間。 それでも、楽しい時間はいつかは終わりを迎える。 終わりがあるから美しいともいうが。
「 それにしても、 18歳は早すぎたんじゃないか? …… 煙崎さん。 」
煙崎るくあとは自分にとってどんな人だっただろう。 いまだに答えは出ないまま。 恋人でも、後輩でも、友人でもない。
ただちょっと、忘れがたい人だった。*
(252) 2023/11/22(Wed) 18時頃
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真相を知るのでもなく 犯人を断罪するのでもなく。
── 煙崎さんの死を悼む。
俺の目的は、それだった。>>1:69
…… 果たしたのだから、>>252 あとはクーラーの聞いたホテルの一室で 洗いたてのすべすべのシールに包まれて、 眠っていればいいはずだ。
(255) 2023/11/22(Wed) 18時半頃
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「 どうしよう。 いやな予感しかしない。
…… いやだなァ。 」
阻むように立ちはだかる、 煙崎おにーさんからのメッセージ。>>230 裏付けるように自身の傍らに立つのは、 ファッションリーダーとしての自覚を強くした おしゃれモナリザだ。>>2:84
誠に遺憾ながら、この状況と 自身のそれなりに旺盛な好奇心からも、 俺に受け取らない選択肢はなかった。
(256) 2023/11/22(Wed) 19時頃
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「 ──── は? 」
案の定、素っ頓狂な声が出た。
(257) 2023/11/22(Wed) 19時頃
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苦虫を噛み砕いたかのような表情は、 俺がイケメンでなければ許されないレベルだった。
中学校に入ったらまず学ぶこといえば。 教室にテロリストが襲撃してくる妄想と、 インターネットを用いての爆発物の作り方だろう。 例に漏れず履修済みだった俺は、 不幸にも、起爆装置と×印の意味を理解して。
「 本気で殺すつもりだったのか …… 大人って怖いな。
起爆装置があるなら時限式ではないだろうが。 …… 念のため急いだ方が良さそうだ。 」
(258) 2023/11/22(Wed) 19時頃
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中高帰宅部の体力を舐めないでほしい。 足をもつれさせることなく 走り切ったのは、ただの奇跡だ。
それでも何とか目的のブツを掘り当てて、 海に放り込むと同時に、起爆装置を押した。
爆発物が立派な水柱を立てる頃には 俺はすっかり肩で息をしていた。
パレードもとっくに終わってしまっただろう。 憤慨する体力も残っていないが、 それでも沿岸に面した人口芝に横たわりながら、 クレームを一つ入れる。
(259) 2023/11/22(Wed) 19時頃
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この地が煙崎るくあの墓標であること。 今の俺には知るよしもないが。 それでも、自分の手には余るものだと。
なお、こちらをパシらせてくれた年長者へ 当然とばかりに主張した権利は。 やはり叶わなくてもよかったが。>>1:272
意外と義理堅いこと。>>2:305 こちらに関しては、今の俺でも知っている。
(260) 2023/11/22(Wed) 19時頃
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最後に、再び招待主へ。 招待された側からの礼を返したなら。
終わりを告げるように>>29
遠くから、微かに 『月光』が流れてくるのが聞こえた。**
(261) 2023/11/22(Wed) 19時頃
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大の字になりながら、呼吸を整えていれば。 それこそ月を背負っているような 卯木に覗き込まれる形となる。>>284
「 あれは …… そうですね。 ちょいと8人ばかりの命を救った音です。 」
冗談めかした顔でへらりと笑う。
最も、起爆装置が自身に託された時点で。 あの爆弾が役割を果たすことはなかったんだろう。
(285) 2023/11/22(Wed) 22時半頃
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「 卯木さん、ですよね。 アポロでお話した以来ですか。 」
流石に人前でこの体勢を貫くつもりはない。 身体を起こすと、髪についた草をはらう。
こうして、ようやく目線があった頃。 そのままじっと卯木の顔を見つめてから、 いささか唐突なタイミングで、フフッと笑う。
記憶というのは不確かなものだと。>>1:59
零したものの理由を求められるようなら。 すみません、何でもないです。 非礼を詫びて、首を横に振ってから。
(286) 2023/11/22(Wed) 22時半頃
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「 よく見たら。 思ったより、似てなかったなって。
…… こんなことなら、 もっと早く兎坂庵に行っておけばよかった。
男一人だと、敷居高いですか? あー、煙崎さんがいてくれたらなぁ。 」
残念、と。失われた命を嘆く姿は。 彼女を一途に想うワくん辺りの耳に入れば 不興を招くものだったかもしれない。
(287) 2023/11/22(Wed) 22時半頃
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「 でも、そのうち伺いますね。 ほうじ茶と兎型の大福を食べに。 」
予期せぬマラソンで滲んだ汗。 服の袖で拭いながら。
真っ直ぐに言い切るのは、 自身の帰還を疑わない、晴れやかな顔。**
(288) 2023/11/22(Wed) 22時半頃
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