17 【半突発身内村】前略、扉のこちら側から
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宝珠 コーラは、メモを貼った。
2022/03/08(Tue) 16時頃
宝珠 コーラは、メモを貼った。
2022/03/08(Tue) 20時半頃
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[「救いようのないバカ」だなんて! ふふふ、そうかもねなんて笑って。 なんで守ろうとしたのか? 人間の言うことはもっともだった。 かつて、人間を見捨てて旅立っていった僕のお兄ちゃんは「世界一賢い竜」の祝福があった。 その兄が人間を見限り竜たちを率いて新天地に旅立っていく時、僕だけはここに残ろうと思った。
竜は生まれた時、天から加護を授かる。 兄は「世界一の賢明さ」 姉は「世界一の美しさ」 そうして僕は「不死の加護」
天の加護には意味がある。 兄がその賢明さで新天地を目指すように、姉がその美しさで竜たちを率いれるように]
(180) 2022/03/08(Tue) 23時頃
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[お母さんは、いつも僕に言ってたよ。
『あなたは世界一優しい子。 ただそれだけでいいの。 生きて、幸せになってくれればいいの』
お母さん、ありがとう、お母さん。 きっとお母さんは不死の加護を受けた僕の運命を誰よりも分かっていたんだろう。 お母さんは死ぬまでずっと僕を守ってくれた、世界一の邪竜として。 世界の全てを敵に回して戦って、戦って、そうして僕を守ってくれた]
(181) 2022/03/08(Tue) 23時頃
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[昔を思い出して目を細めて、 それから、声を荒げる人間にふふと笑って]
だって、喧嘩はよくないよ。 大切なものがいくつも一瞬でなくなっていくんだ。 それが同じ仲間同士だなんて、悲しいよ。
戦争だって、よくないの。 子供たちが泣いちゃうから、お母さんと離れ離れになったり家族がいなくなったりしたら、僕は想像するだけで悲しくて泣いちゃいそうだよ。 だって、僕はもうひとりぼっちだから。
喧嘩して誰かが不幸せになって傷付き涙を流すくらいなら。 僕がその分、不幸を背負おう。たくさんの傷を受けよう。涙を流して海を創ろう。
だって僕にはそれが出来るから! 僕こそが、あの世界の最後の祝福。
(182) 2022/03/08(Tue) 23時頃
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[「不死の呪い」は「不死の加護」 優しい竜がせめて死なず、やがて幸福を見つけられると祈る、天と母の加護だった。
人間じゃない、なんて。 人間が言うから、 なんとなくそんな気がしてた。 だってとっても優しいから。 こんなに人間に怒る人間を、僕は初めて見た。
ばかって言われてるけど、その言葉は優しい。 どこかお母さんの言葉を思い出した。
優しく体を撫でられて、優しくて勇敢だと言われて。 僕は何も言わずにくるんと顔を体にすっぽり埋めて、どうしてかな? 今までどんな責め苦や呪いを受けても流れなかった涙が、カウンターに静かにぽたぽた落ちていった]
(183) 2022/03/08(Tue) 23時頃
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でもね、本当はつらかったんだ。 いたかったよ、くるしかったよ。 何度も逃げたいって思ったよ。 でもでも。 お母さんが守った世界だったもの。 お母さんのお墓があったもの。 もういないってわかってたけど、でも、見捨ててなんて、いけないよ……。
お母さん、おいてっちゃ寂しいよ、かわいそうだよぉ……
[ぐすぐすと、僕は泣き声を言う。 邪竜失格だと思ったけど、もうあの世界の邪竜はいなくなったんだもの。
だから、僕は僕としてこっそり泣いた]
(184) 2022/03/08(Tue) 23時頃
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[そうしていると、頭にふわっと若葉の瑞々しい匂いがして、きれいなシロツメクサの花冠が飾られていた。 なんだかそれだけで、今までの苦労が報われた気がした。]
うむ、よい趣味だ! これから我は花冠の王となるのもよいかもしれん。 人間の世界を全て緑と花で覆い尽くしてやるのだ! わっはっは!
[涙はぐしぐし拭って隠して。 花冠を誇らしげに頭に載せて。 名前を聞かれたのなら、少し……いや、かなり迷って、人間の耳元でこそっと囁く]
(185) 2022/03/08(Tue) 23時頃
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我の名は………、 うぅん……、僕の名前は、
……………「ポポンタ」、だよ。 僕が生まれた時に原っぱいっぱいにタンポポが咲いてたから、お母さんが付けてくれたんだ。
でも、あんまり威厳がないから。 邪竜っぽくないから、秘密ね!!
「くりぃむそぉだ」はね、意外と近くにあるんだよ。幸せみたいにね。ふふふ。
[竜の仲間たちしかもう知らない僕の名前。 口にしたら、なんだかとても幸せだった]
(186) 2022/03/08(Tue) 23時半頃
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[花冠に手を伸ばす人間(じゃないけど)を見ていて。 なんだか苦しそうなのだ。 辛いなら、僕を叩いて辛いのごまかしていいけれど、この子はそうしない優しい子だ。
だから、お話しして何が辛くて痛いのか、聞いてみるのだ。 だから、この子の名前を聞くのだ]
……我の真名も教えたのだから、 そなたも教えるのだ! 等価交換なのだ! そうして我と盟約を結ぶのだ。
人間でないなら、我とそなたは盟友なのだ!なんでも話すのだ!
[ぐいぐいと、名前を聞こうとせがんでみて]
(187) 2022/03/08(Tue) 23時半頃
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[最後に、また褒められたからはにかんで。 できなかったと打ち明ける君に]
何も我と同じ事をせずともよい。 むしろ、これは誰にもできないからこそ我が背負った天命でもある。 できないことを嘆かずともよい。
生きているのだから。 ただそれだけで素晴らしい。
ただそれだけで……………、 僕に優しく花冠を作ってくれた君に僕は救われているよ。 ありがとう、君が生きて僕と出会ってくれて、僕はとても幸せだ。
[ありがとう、ありがとう。 優しく瞳を細め、また微睡む、今度は幸せな夢が見れそうだ。**]
(188) 2022/03/08(Tue) 23時半頃
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宝珠 コーラは、メモを貼った。
2022/03/08(Tue) 23時半頃
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