27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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―現在:美術館前―
[田端は教授の隣にいました。 車に乗って帰ろう、そう言う教授に、自転車での事を説明しながらお茶でも飲みませんか、と宥めていた頃合いだったでしょう。 車に乗り込む手前のところで教授から目を離し、戻したところで教授の姿は消えていました。 そして頭の中に響く声に肩を跳ねさせます。>>0>>1 そして、起きた事態に納得しました。]
……良かったですね、教授。
[差し出しかけた魔法瓶のお茶を、そっと地面に溢します。 どうせすぐに渇いてしまうのでしょう。 次いで聞こえた男の声>>2に、ホッと安堵の息が漏れました。 同時に不安もざわりと胸に湧きますが、それはみなかった事にしましょう。 後輩二人が無事だと分かったのですから。
だから田端はそのまま、美術館の外にあるベンチに座ると空を眺めました。 他の誰かには昼の空が見えているかもしれません。 けれど、田端の目には満点の星空が映っていました。]**
(4) 2023/07/29(Sat) 00時頃
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―少し前:カフェ―
うん。……少し怖かったのよ。
[銀の手が田端の髪に触れました。>>1:422 それを別に避けることはしません。 ただ、よしよし、だなんて言われると少しだけ視線が揺れました。 それを誤魔化すように笑って、そっと髪留めに触ります。 以前銀がくれたお気に入りの髪留めです。
それ以上、触れ合いはなかったでしょう。 泣きそうな気がして直ぐにカフェから立ち去ろうとし、教授に気を取られてその気持ちに蓋をしてしまいました。 弱くなってはいけません。 強くなければ負けてしまうからです。 痛いことも怖いことも受け止めて、悲しくても寂しくても自分の手で何とかしなければ。 そんな思いが確かにありましたから。]
(10) 2023/07/29(Sat) 00時半頃
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―現在:美術館前ベンチ―
[そんなやさしい後輩が無事なのですから、喜びしかないではありませんか。 良かった、と安堵すべきです。 骨谷にしてもそうです。 自分よりもきっとずっと健全な生き方をしてきている彼が無事でよかったではありませんか。
大きく息を吸いました。 ゆっくり息を吐き出しました。]
………………ななぶんのいち。か。
[大丈夫。きっとまだ。]**
(11) 2023/07/29(Sat) 00時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/29(Sat) 00時半頃
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―少し前:カフェ―
もちろん、リクエストしたの私だけどこんなに食べられないもの。
[骨谷がタマゴサンドに手を伸ばすのをみて、田端は当然のように頷きました。>>38 けれどダイヤメンタル>>39と言われると少し目を見開きます。 そしてイタズラっぽく笑いました。]*
ダイヤとか宝石は硬そうに見えて、意外と簡単に割れちゃうのよ。
(44) 2023/07/29(Sat) 06時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/29(Sat) 06時頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/29(Sat) 12時半頃
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―現在:美術館前近辺―
[満点の星空を見上げるだなんていつぶりでしょうか。 修学旅行?林間学校? それから今までの間に満点の星空を見上げたことなんてあったでしょうか。 しばし田端はそれに見惚れていました。 口の中には相変わらず、イチゴミルク味のロリポップがあります。 なかなか溶けてくれません。 卵サンドも早く食べたいのに、でもこの味が嫌ではありませんでした。 空にある星座を眺めます。 その星座にまつわる物語を思い出します。 ぼんやりと物語に思いを馳せる至福の時間。 それを邪魔したのは、ギャアギャアと言う耳障りな声でした。 眉を顰めて音の下方に視線を向けます。 カラスでしょうか、遠くにそれがたむろしているのが見えました。 何をしているのだろうと急に現れた烏に目を凝らします。 カラスが突き、啄み、奪い合っているその奥。 白くて細い手足が見えてギョッと目を見開きました。]
(89) 2023/07/29(Sat) 14時半頃
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なっ…………!?
[もしかして本当は、研究室のメンバー以外にも人がいたのでしょうか。 叫びそうになりながら立ち上がります。 横に置いていたバスケットを掴んで走り出しました。 ギャアギャアと言う耳障りな鳴き声。 誰か襲われているのかと、必死に手にしたバスケットを振り回します。]
このっ、あっち行きなさい!!!
[バスケットを振り回し、カラスを追い払います。 思えばこんな暗い中、どうしてカラスを視認できたのでしょう? 微かに感じる鉄錆くささに、そんな冷静さが抜け落ちてしまっていました。 カラスを追い払い、肩で呼吸をしながら田端は先ほどの細い手足の主人を振り返ります。]
(91) 2023/07/29(Sat) 14時半頃
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大丈夫…………………っ。
[その瞬間、田端は言葉を詰まらせました。 それは人ではありませんでした。 虚ろなガラス玉を目に嵌め込んだマネキンです。 下着の一枚も惑わされていないそのマネキンは、下腹部が砕かれ破壊されていました。 そこから滴る赤いものから鉄錆の匂いがしていたのでしょうか。 それが血なのか、別のものなのかは判別ができません。 ただ、田端はそのマネキンに近づいて膝をつきました。 そっと手を伸ばして、両腕で抱き締めようとしたのです。]
(92) 2023/07/29(Sat) 14時半頃
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[誰でも良いはず無かったんです。 田端だって人並みに初恋をして、人並みにドキドキして、その時に大好きな人と、そんな事を願っていました。 その人と一生一緒にいられるだとか、そんな夢物語は言いません。 でも。 誰だってあいつよりはマシだったんです。 いつか奪われてしまうなら、自分の手で捨てたいではありませんか。 自分の意思でそうしたいではありませんか。]*
(94) 2023/07/29(Sat) 15時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/29(Sat) 15時頃
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―現在:美術館前近辺―
[田端は壊れたマネキンを抱き上げようと腕を伸ばします。>>92 でも、マネキンは田端の指先が触れると黒い砂に変化してざあっと風に吹かれて崩れてしまいました。 そのまま闇に消えていってしまいます。 びくりと指先を震わせました。 残っているのは赤い水溜まりの乾いた後。 鉄錆の臭いが鼻腔に残ります。 きっとこれも田端の悪夢のかけらなのでしょう。 マネキンが崩れ去った後には、それしか残りませんでした。 ためらうように指先が揺れて、その躊躇いを打ち消すように手を握り込みました。 まるでそれは、田端を拒絶したかのようでした。 お前の助けなんてほしくない。 お前の手など借りたくない。 そんな事を言いたいかのようです。 田端は瞼を下ろしました。 静かに息を吸い、それよりもさらに静かに息を吐き出します。 そして何事もなかったかのように立ち上がりました。 振り回してしまったバスケットの中身が気になりましたが、崩れていてほしくないと願ったからか、それとも奇跡的にか中身は無事のようです。 それに少しだけホッとしました。]
(116) 2023/07/29(Sat) 19時半頃
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[何となく、あのカラスの群れを思い出しました。 そして黒い翼の男、アリババのことも。 アリババのことを成海は天使様と言っていましたが、どうにも田端にはそう思えませんでした。 ただ、悪魔だとか堕天使だとか、それだけには思えません。 そもそも聖書には悪魔は黒い翼なのだと言う記述はないと何かに書いてあったからです。 事実、過去に描かれた絵画では天使と瓜二つの青い翼を持つ堕天使の絵画があったはずです。 その時の天使の翼は白ではなく赤とも記憶していました。 では、黒い翼は? 何なのだろうと考えて、一つ思い出したものがありました。]
(117) 2023/07/29(Sat) 19時半頃
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神曲……黒きケルビーニ?
[地獄の使者。地獄の獄吏よりも上の存在。 神曲の主人公ダンテの魂を運ぶ者。 何かの講義でそう齧り聞いた記憶が蘇ります。 アリババもそうで、罪のある人の魂を迎えに来たのでしょうか。 そう思いたくはありません。 だって、研究室のメンバーの中で地獄に迎え入れられるほどの罪深さを持つ人物なんているでしょうか。 ふるふると首を横に振りました。 きっと違う。それは、違う。違うはずだ、と。
違っていて欲しいと願うように。]
(118) 2023/07/29(Sat) 19時半頃
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あー…………、でも……………。
["汝姦淫するなかれ" その一説が頭に思い浮かんでしまいます。 今見た光景の事もあり、少し憂鬱になりました。自信も少しなくなりました。 でも、ではどうすればよかったのでしょう。 その答えは、田端の中にはありません。 言い訳しか出てきませんから。
またベンチに戻ります。 口の中のロリポップは少しずつ小さくなっていますが、まだ結構残っています。 捨ててしまうには惜しくて、卵サンドに使っていたラップを少し切って使い包みました。 そして魔法瓶の蓋を開け、ふー、ふー、と息を吹きかけて冷ましてからゆっくり口にしたのです。]*
(119) 2023/07/29(Sat) 19時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/29(Sat) 19時半頃
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―現在:美術館前近辺―
[温かいお茶を飲んでいるうちに少しずつ気持ちが落ち着いてきます。 ただの夢。ただの悪夢。帰ることのできない過去の残滓。 そんなものは全て受け止めて戦っていかないといけません。 それに誰かを巻き込むわけには行きませんでした。 だから、田端は今ここに居るのです。 今の田端には誰かに手を伸ばす余裕は無いかもしれませんし、けれど誰かが困っていたらつい手を伸ばして共倒れの未来が見える気がしていましたから。 他の皆は悪夢を見ていないのでしょうか。 田端だけなのでしょうか。だとしたら。 ほらまた田端の自信が無くなってきてしまいます。 大丈夫。大丈夫だと、根拠もなく心の中で繰り返してまたお茶を飲みました。 バスケットを開いて卵サンドを取り出します。 こう言う時は美味しいものを食べて気持ちを切り替えた方が良いはずです。]
(140) 2023/07/29(Sat) 21時半頃
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[鶏卵を手に入れにくかった昔の田端の家では、卵サンドなんて出てきませんでした。 その味を知ることが出来たのは、何回目かの独りぼっちの時です。 その時には本当に食べるものがなくて、お金もなくて、どうしようもなくなって隣の家にご飯をもらいに行ったのです。 ご飯を貰うだけで、あとは家に戻るつもりでした。 だって、親も言いましたからね、隣の家の人を頼れって。 その時に一度だけ食べました。 厚焼き卵のサンドイッチなんて、お店でも見たことがありませんでした。 ふんわりしていて、分厚くて、食べ応えがあって、無我夢中で食べました。 とても美味しくて、たくさんお礼を言って帰りました。 でもそれを親に伝えると、頬を叩かれたのを覚えています。 そして親がすごい形相でお隣さんに文句を言いに行って。 それから直ぐに、それが理由かどうかは分かりませんが、お隣さんは引っ越していってしまいました。 あいつが食べられないのに卵なんて食べてきたのがいけないのだそうです。 田端の口や手にアレルギー源が残っていたらどうするのだと。 だって彼らは田端の親というよりは、あいつの親でしか無かったですから。]
(141) 2023/07/29(Sat) 21時半頃
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…………………。
[いつの間にか、目の前に小さな影がありました。 何歳くらいなのでしょう。子供の影なのだと理解しました。 だから田端は食べかけていた卵サンドを口元から下ろしていきます。 じっとこちらを見ている気配がしました。 だから、そっと手にしていた卵サンドを差し出します。 そうすると、子供の影は卵サンドをバッと勢いよく奪って、バスケットの中にまで手を伸ばしました。]
あ、こら。
[小さく叱りますが強くは止めません。 包んだ卵サンドの数も少なかったですが、子供の影はそれを全て持っていってから消えてしまいました。 仕方がないのでまたロリポップを口にします。 何か食べたければカフェに戻ればあるのでしょうけれど、どうしたものでしょうか。]
(142) 2023/07/29(Sat) 21時半頃
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………………………ごめんね。
[小さく呟きます。 誰にともなく、ぼんやりと。]*
(143) 2023/07/29(Sat) 21時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/29(Sat) 21時半頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/29(Sat) 23時頃
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―独り語り―
[大切なものをギュッと握りしめると、それは手の中でバラバラに壊れてしまうものなのです。 たとえどんなにあいつから守るためであったとしても。 でも、だからと言って大事に大事に両手ですくいあげるようにしても、素早く奪われてしまうのです。 だから、大切なものは知らせないようにしてきました。 宝箱は奪われて壊されてしまうものなのです。
しょうがないでしょう? 君はただあいつを生かすためだけに。]
(そう、分かっている。分かっていた。 そしてあいつがいなくなった今、私はあいつの代わり。代替品。 だから猫可愛がりされて吐き気がする。 あいつが生きている頃は、あいつの世話係として。 あいつが居なくなってからは自分達の世話係にしたがってる。)
(192) 2023/07/30(Sun) 06時半頃
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[田端は強い子でした。 田端は何でもできる子でした。 親の手のかからない子で、問題を起こさない良い子だったのです。 高校までは男の子らしい格好をしていましたが、大学に入ってからはぐんと女らしくなりました。]
(褒めてはくれなかった。 私は出来て当たり前で、あいつのフォローを続けなくちゃならなかったし、癇癪を起こさせないようにむしろ出来ないふりをしろとまで言われた。 可愛いもの、綺麗なもの、好きなのにいつも壊される。奪われる。それにいつの頃からか……。 だからそれらを全部諦めて髪を男子みたいに短くして、スカートを履かないようにした。 でも胸は膨れるばかりでもうどうしようもなかった。 大学に入る前頃から呼吸が楽になった。 だってもう、あいつは居ない。)
(193) 2023/07/30(Sun) 06時半頃
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[今は、田端は家族と仲良しです。 田端を頼ってくれるようになりました。 田端の好みを許してくれるようになりました。 田端の生活を優先してくれるようになりました。 田端の値踏みをするようになりました。]
(ねえ。それって。
やっぱり価値のない私は要らないって事なのよね。 両親の老後を見ない私は要らないのよね。 わかってる。 わかってるよ。
だから生きて帰ったら、きっと。)
(194) 2023/07/30(Sun) 06時半頃
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[田端は両親と縁を切るつもりでした。 だって、一番欲しいものを、一番欲しい時にくれなかったのです。 それは、願わなくては手にできないものなのでしょうか。 助けを呼んだ時に何の心配もなく抱き止めてくれる腕。 頑張ったねとこちらの努力を労ってくれる言葉。 全部。 全部、小さな時の田端が欲しかったものです。 今更媚びて擦り寄ってこられても気持ちが悪いだけ。 だから、小さな時の田端は、自分で自分をどうにかするしかありませんでした。 突然の暴力に怯えながら、無関心に忘れ去られることに耐えながら。 家族のことは嫌いではありません。 嫌いになれるほど、気持ちを彼らに割いてないのです。]
(195) 2023/07/30(Sun) 06時半頃
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[何度も何度も親の愛を求めて叫んだ田端はもう居ません。
"よその子が相手じゃなくてよかった"
"お前が受け止めてあげなさい"
あの時にそう言われて>>44もう田端は全てを諦めたのでした。 諦めて薬を飲んで、死んだ目で全てを受け入れました。]
(196) 2023/07/30(Sun) 06時半頃
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(だからこそ。 私だけは、私を認めてあげないといけないのよ。 だってあまりにも惨めじゃない。)*
(197) 2023/07/30(Sun) 06時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/30(Sun) 06時半頃
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―現在:女子トイレ―
[ぼんやりとしていても仕方がありませんでした。 また悪夢がやってくるかもしれませんし、それに誰かを巻き込むわけにはいきません。 他の子達も悪夢を見ているかもしれませんが、どうにも田端の夢は質が悪い気がしていました。 だからベンチで卵サンドを盗られても受け入れました。 飴とお茶だけでも良しとしましょう。 今度はどんな悪夢が来るでしょうか。 けれど、ふと思い出した事がとても嫌な事でしたし、その悪夢なら場所が違うのではないかと一度場所を変えることにしました。 そして廊下を歩いていると、血の匂いが漂ってきます。 何事でしょう。それともまた悪夢の残滓でしょうか。田端の?それとも誰かの。 眉をわずかに寄せながらたどり着いたのは女子トイレです。 女子特有のそれにしても匂いがキツイような気がして、不安な気持ちでそっと覗き込みました。 そこには仁科の姿がありました。>>168 田端には見えない誰かと話しているようです。>>169]
(198) 2023/07/30(Sun) 08時半頃
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……仁科ちゃん?
[これは話しかけても良いものでしょうか。 誰かと対話することで、何かを解消しているのかもしれません。 けれど聞こえてきたその言葉が少し眉を顰めるものできたので、つい呼びかけてしまいます。]
可愛いは作れるものよ。 それに仁科ちゃん十分可愛らしいじゃない。
[そう言いながら彼女の手元などを確認します。 衣服を洗ってはいたようですが、怪我をしているようには見えなくてそれには少し安堵していました。]*
(199) 2023/07/30(Sun) 08時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/30(Sun) 09時頃
水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/30(Sun) 15時頃
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―現在:女子トイレ―
そうよ。可愛い行動とかセリフってものもあるし、メイクや服装で色々変わるもの。 可愛いは作れるわ。
[そう言い切る田端も気づきます。 仁科の髪の毛が、仁科が触れていないのに動いているのです。>>283 仁科が見つめている先を見てみました。髪の毛に触れる誰かの容貌を田端は薄ぼんやりとしか把握できませんでしたが、それでも仁科に敵意はなさそうです。 姉もそう言っていた>>285と聞いて、鏡に映るその人は仁科の姉なのだろうと推測します。 その言葉が寂しそうに響いていたのに気づいて、少しだけ表情が引き締まります。 姉との蟠りがあるのは何となくわかりました。 ジャージから赤色が流れ続けているのが、何かの暗示のようで、きっとこれは仁科の悪夢なのだろうと思いました。 手を伸ばして水道の水を止めようとします。]
(293) 2023/07/30(Sun) 17時頃
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お姉さんにとったら、妹ってきっと可愛いものなのよね。羨ましいわ。 お姉さん、もし良ければ仁科ちゃんを一緒に可愛くしてあげられないかしら。
[仁科の姉のことは知りません。 ミスコンにも興味がなく、大学の誰かが刺された……などはどこかで聞いたかもしれませんけれど、人に興味の薄い田端にとっては対岸の火事のようでどこか遠い世界の出来事に思えました。 けれど、田端にはよく見えないお姉さんに話しかけるようにして、バスケットの蓋を開きます。 ここにはきっとメイク道具が入っている。 夢の世界ですもの、何て便利なんでしょう! 断られない限り、嫌がられない限りは横から仁科の顔に手を出してお肌を整えていくのです。 乳液にファンデーション、パウダーも使って肌を艶めかせます。 リップやグロス、アイライナー。アイシャドウはリップの色と合わせて、ナチュラルに見える色にしてみましょうか。]
(294) 2023/07/30(Sun) 17時半頃
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[勿論、断られたらこんなことはできません。 強制するつもりはないのです。 でも出来たなら、お姉さんの結っている髪に合わせて、こんなのはどうかしらと燻んだピンクをベースにしたシュシュを取り出すのです。 縁にレースもついて、パールの飾りもつけたものでした。
田端には可愛らしすぎる作りのものです。]*
(295) 2023/07/30(Sun) 17時半頃
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―現在:女子トイレ―
そうね……、だって夢の中なんでしょう? 便利に使っちゃうのが良いわよ。 悪夢も経験させられてるんだから、これくらい役得よね。 空を飛んだりは流石に怖いけど。
[確かに魔法のように使ってしまっているバスケット。>>311 クスッと小さく笑ってしまいました。 某ポケットのようでもあります。色んなものをしまって、色んなものを取り出せるあれです。 きっと慌てていると、これでもないこれでもないと不用品を撒き散らすことになるのです。 でも空を飛ぶのは落ちてしまいそうで何となく怖いと肩をすくめました。 だってここは夢でも、万全の夢ではなさそうだからです。
誰かのメイクをするのは初めてでしたが、なかなかこちらも楽しませてもらっていました。 だって、顔というキャンバスに色を載せているようではありませんか。 自然と顔が綻びます。]
(319) 2023/07/30(Sun) 21時頃
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……亡くなった人の悪口は言いたくないから、言わないわ。 それで察して頂戴ね。
…強いていうなら、石を投げてきたそいつよ。
[そしてその表情を変える事なくさらりとそれだけ伝えました。 居ましたが亡くなっています。 そしてアイツのことを思い出して口にするのも嫌でしたから、自然と語らない道を選びました。 仲の良いきょうだいではなかったのは現実です。 あれのせいで煮湯を飲まされ続けてきた事を、今更言ってもしょうがありませんから。
アイライナーを引いて目元をはっきりさせます。 目は細目ですが、アイライナーを引くだけでも目元が際立ち大きく見えてきます。 付け睫は少しレベルが高いかと、目を伏せてもらってマスカラは付けさせてもらいましょう。 シュシュを渡すと、此方からは宙に浮いているようにも見えました。 それがきっと、仁科の髪を飾ってくれるはずです。]
(320) 2023/07/30(Sun) 21時頃
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ほら、メイクでだいぶ印象が変わったわ。 顔をあげてみてくれない?
[視線を伏せてしまったままの仁科>>313がどんな気持ちなのかわかりません。 雰囲気からしてお姉さんと仲が良かったように思えました。 先ほど聞こえたシャッターの音は>>262誰のものだったのでしょう。 幻聴でしょうか。 それとも、仁科の夢のカケラなのでしょうか。 現実か夢かそれ以外か、田端にはよく分かりませんでしたけれど。]
(321) 2023/07/30(Sun) 21時頃
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……?
[しくしく、しくしく、啜り泣く声が田端の耳に届きました。 それに表情を引き締めて田端は女子トイレの奥に視線を向けます。 小学校の高学年くらいでしょうか、女の子が顔を覆って泣いていました。 小さくため息を吐きます。 あれは、田端の悪夢のカケラ。 血の臭いに釣られて出てきてしまったのでしょう。]
後は、お姉さんと二人きりの方が良いかしらね。 お姉さん、もし良ければこれをどうぞ。
[差し出したのは仁科と色違いの、似た形のシュシュでした。 差し出したものの、受け取ってもらえなければそれはそれで構いません。 受け取ってもらえたか、しばし差し出して様子を見た後。]
(322) 2023/07/30(Sun) 21時頃
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ごめんね、私はこの子を連れていくわ。 あと……仁科ちゃん、可愛いわよ?
[可愛いにもたくさんの種類があります。 仁科は田端から見て華やかさには欠けますが、ほっと安堵できるような可愛らしさがありました。 それに今回は華やかさを足して愛らしくしてみたつもりですがどうでしょう。 ふふ、と小さく笑ってから奥に向かいます。 啜り泣く女の子の視線の高さに合わせて膝と腰を曲げて、『大丈夫だから』とその手を引きました。]
きっとね、仁科ちゃん。 やりたい事、やったら良いんだわ。 ここは夢なんだもの。
[時には悪夢もあるけれど、確かにここは夢なのです。 慈悲なのかは何とも言えませんが、夢ならば。 怖いものに追いかけられるよりよほど良い。 そう笑って、田端はその場を後にしたのです。]
(323) 2023/07/30(Sun) 21時頃
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―現在:医務室―
[そして向かったのは医務室でした。 連れてきた女の子を座らせて、あるものを探します。]
大丈夫。死んだりしないんだから。 ………怖がる事、ないわ。
[時々そんな風に声をかけながら。 そんな時、骨谷からのラインに気づきます。>>316 ボーンチャイナの知識はありますし、カップの話も分かりますが、骨を使われたくないってどういう話につながるのでしょう? まさか今回死んだ人の骨入れるの……???と、その発想にちょっと引いてしまいました。 だって彼の色んな事情を知らないままでしたから。]
(324) 2023/07/30(Sun) 21時頃
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『もし私が死ぬとしたらだけど 骨はできれば海に撒いて欲しいのよね。 両親がどうするかは分からないけど。
私は生きて帰るつもりだけど死んでいたらと仮定して、 そんな希望だから使わないで欲しいわ。 でも、遺骨ダイヤにしてくれるなら それをカップに嵌めるのなら良いわよ。』
[もっとも、死んでいる気はしないですし、死にたくもありません。 けれど万が一、万が一にもがあります。 その場合はカップにして欲しくありません。 遺骨ダイヤにするのならばと条件をつけましたが、なんだかとても金のかかる女状態になってしまいました。 なに目線だと言われたら困りますが、それくらいの条件をつけないと飲めないという事です。 そんなことを個人メッセージで骨谷に送った後、さらに追伸しました。]
(325) 2023/07/30(Sun) 21時頃
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『女体モチーフにだけはしないでね。 それ以外ならお任せします。』
[自分のイメージがそちらに偏りがちなのはまあ分かっていましたから、彼の作品がどんなものかなんて詳しく知らないまま付け足してしまいました。 これも念の為です。 失礼だったかもしれませんが……笑って受け流してくれても怒られてしまっても、田端はそれだけは嫌だったのでした。]*
(326) 2023/07/30(Sun) 21時頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2023/07/30(Sun) 21時半頃
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[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
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