13 【身内RP村】ヒュプノスの白昼夢
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[大人が泣かなくなるのは、別に大人になったからじゃあない。 宥めてくれるひとがいなくなるからであって。 泣いたところで何も変わらないと、いつからか理解するからだ。>>4:+26
それと同じで、この人が怒らないのは。>>4:+28 憤りがないなんてわけじゃあ決してなくて。 怒鳴りつけても手を上げても何も戻ってこないことを理解するからだ、……きっと。
執拗なくらいに混ぜ乱す手のひらに、そうと知る。]
……………、 ────……うん。
[どういたしましてとは決して言えないし。 かといってごめんなんて、無責任なことだって言えない。 聡い耳が他へ当てられた微かな声>>4:-55まで拾ったなら、尚更。]
(16) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 12時頃
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…………僕。 他のみんなを、……起こしに行かなくちゃ。
[正義なんて大層なものじゃない。 そう信じただけだ。それが最善だと思っただけだ。 そうあるべきだと願っただけだ。
それでも一度そうと決めた以上、途中で留め飲み込むわけにもいかなくて、 そんなことをしてしまったら尚更、彼にも彼女にも、誰にも申し訳が立たなくなってしまう。]
ここに、いてほしい。…………僕もいるから。
[この場所に、なんて意味じゃあないのはきっと伝わるだろう。 自分だってもうすぐこの場所を離れるつもりだ。
柔らかで穏やかな夢を踏みつけにいく。 自分の煌びやかな世界まで混ぜ込んで。]
(17) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 12時頃
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─パン屋ソワレ─
[パンを買うのは毎朝の日課だ。 登る朝日が見えようと、見えまいと。……だから。 いつもより遅い小麦の焼ける甘い匂い>>7が、道標になって歩の先を定める。]
パン屋のおにーさん …………、
[勢いよく扉を開いて駆け込んだ記憶は遠く。 あの時に比べれば勢いは九割カットといったところ。 ぎいいと軋む蝶番の音は、聡く残った耳には煩いくらいだ。]
…………、起きてる?
[声が返らなくてもひとの気配くらい悟って解せるのだけど。 呼びかけはまるで死人に呼び掛けるように恐る恐る。]
(18) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 12時半頃
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ユンカーは、レティーシャにぽくぽく蒸しパンのお裾分けをしたい。
g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 12時半頃
ユンカーは、売ってっかな。。。。。。。。
g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 12時半頃
ユンカーは、ルリにむぎゅうした。
g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 13時頃
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[夢の中、彼の自室で見た写真立ては。>>25 なんとなく。なんとなくだけど、今は伏せられているんじゃあないかと思った。
見えなければ良いのに、それ以上苦しくなんてならないかもしれないのに。 見えるからこそ胸を締め上げる追懐はあるから。]
そだよね、……えっと。 チョコレートのやつがいいなあ……。
[期間限定のパンを買った記憶はあったっけ。 照明を照り返してきらきら光る小麦色ばかり、鮮やかに蘇る。]
あのさ、ヤンさん。 ……………………ええと。
あ、夢を見てさ、それでね、 夢の中でも僕、ヤンさんちのパン買ってた。
[それだけなんだけど。 愉快げに装飾しきれなかった世間話は空滑りする。]
(26) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 16時頃
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…………食パンに。 たまご焼いたの乗せたやつが食べたい……。
[絶対ラインナップにない。 だけど自分で焼くのは諦めたんだ、なんなら友人にも怒られた。夢の中でだけど。 夢の中で失敗したものが、現実でできるはずないのだ。
もろもろもろもろ、言いたいことはあったんだけど。 どれも言葉にならないで、まるで卵トーストが食べたくて途方に暮れている風になった。]
(27) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 16時頃
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ユンカーは、/*わーーーい延長ありがとうありがとうありがとう!!!
g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 16時頃
ユンカーは、パルックに鹿せんべいを捧げた。
g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 16時頃
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[示された椅子にはお利口に座って、緩やかな足音が近付いたり離れたりするのを、静かに聴いて待った。>>28 店頭に並ぶパンだって十分に美味しいのに、掛けられる手間も優しさも、夢だろうと現実だろうと変わらない。 こんなに優しいひとが報われないなんてひどい話だ。]
……いっしょだよ。夢の中でも、今も、昔も。 なんにも変わってない。いつも美味しい。
[分量も火加減も、専門的なパンの工程なんて何も知らないけど。 匂いも味も変わらない。きっと見た目だって。 彼の妻を知る彼の手が作ったんだから。]
(34) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 19時頃
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…………、ぐちゃぐちゃのがいいな。 自分でやったらうまく作れなかったから。
目玉焼きも好きだけど、今日はそっちの気分。
[なんて、まるで次もねだるための仕込みみたいだ。 なめらかなパンにナイフが入る音をかすかに聴いて、 解き混ぜられる黄色に朝の空気がとろけて、 きっと次第にバターの香りまで届く。>>29]
…………ヤンさん。 もしかしてベーコンも乗っちゃう?
[焦げる脂の匂いを聡く嗅ぎ付けては、椅子を立ち上がってカウンターまで近付いた。 豪華だ、なんて現金な感想だ。]
(35) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 19時頃
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……思ってないだろ。慈悲深いなんて。
[よくやった、ありがとう、おまえのおかげだ、そんな風に褒めて欲しかったわけじゃあない。>>32 誰もが待ち望んでいるだなんて、愚直に信じられたらどんなによかっただろう。 凭れた窓枠を掴む両手に力が篭って白んだ。]
…………僕、僕だって。 僕だって、────ずっとあそこに居たかった。
[愚直に信じられるはずがない。 他ならぬ自身が待ち望めやしなかったんだから。 光彩に満ち満ちた世界を中途半端に知らされて、その上で常闇の世界でまた生きていかなきゃいけないなんて酷だ。酷じゃあないか。 酷だろう。自身もあなたも彼も彼女も、みんな。
俯いた視界は水気を含めど滲みすらしない。]
(39) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 19時半頃
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[あなたが何を失い何を願い何を夢見たかなんて、そのひとかけらも知らない。 知らなければ、たとえ知っていようと、言及する権利は自身にない。]
だけど、眠ったままでどうなるかわからないし、 気付いたのに知らんふりなんてできないし、 みんな戻ってきてくれないと、…………、 グスタフさんにだって、……いなくなってほしくないし。
なのになんで、………………、
[だからこれは癇癪だ。 大人になれないそのまんま、小手先の決意への責任も取りきれずに喚き立てるだけの。 だけどさ、憤って怒鳴りつけるならまだしも。 物分かり良いふりして白々と突き放すことないじゃあないか、なんて我儘めく、 ……結果。]
(40) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 19時半頃
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なんでそんなこと言うのーーーーーー……!?
[泣き出しちゃったよ。子供なのでね。 彼のせいじゃあない。張り詰めていた糸が叩き付けられるように切れて、紡ぎ時を見失っただけだ。 言葉は得意じゃない、のも相まって、その場にずるずるしゃがみ込んではべそべそ泣いた。]
(41) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 19時半頃
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えーーー……、ふふ、乗っちゃった?
[ベーコンをカリカリに焼いて厚切り食パンに卵と一緒に乗せることのどこが悪いんだろう。>>43 すごいことだぞ。笑顔にはなるけどさ。 椅子くらいは自分で運べるよ、……そう言いたかったけど。 パンの陳列された店内で無闇に運搬作業に手を出すのは無謀に近い。そのまま甘えた。]
た、食べてく。 手で食べたら、……行儀が悪いって言う?
[この暴力的なまでの匂いを前にして、テイクアウトを選べる人間がいるなら、その顔を見てみたい。見えないけど。 彼が優しく首を横に振る様子は、記憶を伴って再生されるから。 問いを向け終わる頃には、トーストに手を添えて持ち上げていた。]
(44) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 21時半頃
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────────……んむ …、
[大きく口を開けたあたりで、彼の小さな問い掛けは耳に届いたのだけど。 厚切りパンの端へかぶりついて咀嚼する時間がそのまま、思考時間として横たわった。 ごくん、鳴る喉の音が大きく響く。]
…………、覚えてる。 あの、ううん、……僕の都合の良い想像かもしれないけど。
ヤンさんの目は、……優しいね。 笑うと目尻に小さい皺ができる。 それが好きだ、って思った。
[濡羽色の瞳は、見慣れた世界に似るようで違う。 落ち着いた虹彩に自分の姿が映るのが、ふたり一緒に時間を過ごす証明に見えた。 そうして、今もきっと。 目の前にあるのは同じ景色だ。]
(45) g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 21時半頃
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ユンカーは、ちょっと連投させてください
g_r_shinosaki 2021/10/17(Sun) 23時頃
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[邪魔じゃあない、どころか、何のためにここに来たんだなんて叱られたって良いくらいだ。>>47 それを忘れたわけじゃないし。 そもそも同情ってわけでもないんだけど。>>46
バターと小麦の優しい匂いを閉じ込めた卵トーストへは、一口ごとにおいしいと賛辞や肯定を添えて。 どこか詰まりかけた彼の声が聞こえたのは、最後の一切れを口に入れたあたり。]
…………、来ていいの? あのさ、……目玉焼きも乗せ、たかった。
[とってつけたような理由付けは、彼の作った不恰好な口実への補強だ。 目玉焼きもスクランブルエッグも、 そもそもトーストすらなくっても、 首を横に振る理由はないから。]
(48) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 02時頃
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────────……、
[前髪へ触れる手のひらにかこつけて、口実をもう一つ。
混ぜる温度は記憶にあるものと変わりない。 拒絶の素振りは見せず、いっそ慣れた風に享受するつもりだけど。 十分なくらい混ぜさせた後で、彼の手のひらが離れる寸時に。 こちらから掴み取る、つもりだ。
拒まれなかったなら、掴んだ手のひらを起点に。 椅子の上に膝立ちになってリーチを伸ばせば、カウンターを越して。 記憶の形を沿うように、彼の目尻に親指を当てる。
ほんの僅か、ほんの少しの空気の揺れに、 泣いてるんじゃないかなんて思った、のと。]
(49) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 02時頃
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…………目も、鼻の形も、覚えてるけど。 夢の中のことって、どんどん忘れちゃうから。
忘れたくないから、……また、来たいよ。
[その鼻筋まで指を伸ばしたかっただけだ。 記憶の映像を繰り返し辿れば、無色の世界に色が着くと、そう願った だけだ。
だいぶ無遠慮な接触だから、厭う素振りが僅かでも見えれば、指がどこにあろうと中断する。もちろん。]
(50) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 02時頃
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[何があったってパンの味が変わるわけじゃあないし、 それが長くここで暮らして、今もここを守る彼の手によるものであれば尚更だし、 美味しいなんて言葉にしばらくの縁がなかったのなら、それはどれもタイミングが悪かっただけだ。>>55
根付いた味は匂いは、あたたかな記憶は変わらない。 自分も、それからきっと彼も。]
何がきれいな顔で何がそうじゃないのか、は。 僕はちょっと。よくわかんないけど。 んーん、……全部きれいだと思う。
[彼に限らず誰も彼も、眩く新鮮にそう思うから。 だから、さっき語った感想が全てだ。 好ましいと、そう伝えた感情が全てだ。 無遠慮に寄せた指先がぬるい温度で濡れるのに、綺麗に整えられた前髪の下で眉を下げた。>>56]
(58) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 16時頃
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毎日。いいの。 た、卵は。毎日焼いてくれなくてもいいけどさ……、
[彼が食べ物で釣ってるなんて思うのと同じように。 こちらはこちらで食べ物に釣られてるみたいだと気付いて、今更ながらに歯切れが鈍った。 撤回する気はないんだけど。] …………あ、ごめ、ごめん。 勝手に触ったのもごめん……。
[腰はだめだよ。今度こそベッドから起きられなくなってしまうかもしれない。物理的に。>>57 だから聞き分けよく引き下がって、椅子の上にするする巻き戻る。
伸ばしたままの手は、うっすら濡れた頬を伝っては。 今更ながらの反省を添えて、ようやく離れた。]
(59) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 16時頃
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友達も連れてくるし、ひとりでも来るけど。 …………卵トーストは僕のときがいいなあ……。
[希望よりずっと厚く、ベーコンまで乗せられてしまったトーストは、なんだか特別な食べ物みたいで胸が躍ったから。 子供じみた我儘ひとつ添えてから、今度こそお利口に座り直そう。
そうしたらその時は目玉焼きがいい。]
(60) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 16時頃
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[特別感がほしいんだよ卵の。>>61 毎日焼いてもらえたらもらえたで、当然のように喜んでしまうのだけど。]
…………いいならいい、し、……僕もいい。 いっぱい来るから、来なかったら呼びに来てね。
[あんまり謝ってほしくないから、なんて理由の許諾は、却ってふてぶてしさが増した。
僕の世界は僕の世界で、彼の世界は彼の世界だ。>>-118 謝るくらいならそのぶん、教えてくれたら良いのに。]
(64) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 18時頃
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[お誕生日みたいなトーストもそりゃ気になるし、 シチューまで入ってしまったらひっくり返ってしまうかもしれない。革命だ。 だけどそれより。]
…………新商品、作るの?
[戻されたばっかりの体はいまいちど乗り出した。 さっきよりはずっと控えめだけど。]
する!絶対する。 何か浮かんだ?それともこれから考える? どんなのかまだ秘密?名前は?僕が決めていい?
[だってそれってすごいことだ。 いつものパンに飽きたわけじゃあ断じてないけど。 覚えきれないくらいたくさんの種類のパンをすらすらと、誇らしげに並べる彼は楽しそうだった。から。]
(65) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 18時頃
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…………あの、さあ。 急に変なこと、言うんだけど。
[彼はどこまでも真摯で親切だから。 どんな話も笑わず聞いてくれると知ってる。]
…………戻ってきてくれて、
[ 生きていてくれて。]
ここにいてくれて、……ありがと、ヤンさん。 また会えて嬉しかった。
[大袈裟だろうか。 それでも、甘い小麦の匂いに、柔らかなバターの香りに、触れた頬の温度に、……次の口約束に。 どれだけ救われたか、きっと彼は知らないから。 なにも大袈裟ってわけでもないんだけど。]
(66) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 18時頃
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[こつん、こつんと叩くのは友人の部屋の窓だ。>>20 熟睡していたなら気付かない程度の軽い音だけど、 にわかに人の営みを取り戻した村中を思っては、何かしらの反応を期待する。
彼の家を訪ねる時は大抵こうだ。 玄関口で鉢合うのが彼自身ならまだしも、彼の母だったなら。 自分はうまく言伝ることができないから。]
──────……チハヤ。 チハヤ、起きてる?
[だから必然、呼びかける声も小さくなる。 はじめの頃は力加減や声量を間違えもしたけれど、彼には常のように叱られたか、はたまたそうでもなかったか。
それだって遠い昔の話だ。 その時すでにきっと、彼はあの鮮やかな装束を身につけていたのだろうけど。>>23]
(69) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 20時頃
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[世界のふたつはどこまでも断絶されたようでいて、 恋しくも惜しくもあるけれど。 どこか何かが地続きにまだ続いているのだとしたら、 中途半端に手に入れた夢をすべて捨ててきてしまった、なんてわけでもない。>>68 一度臨んだ瞳の形も色もまだ残る。]
大袈裟じゃないんだけどなあ。
[べつに食い下がることじゃあないから。 指先に残る温かい水気を、このまま誰にも言わないみたいに、それと一緒に、そのまま心に沁み留めればいいだけだ。]
(70) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 20時半頃
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[倒されたままの写真立ての行く先は知れず、>>6 推し量ることもできなければ、この目で確かめるなんて日もけっして訪れはしないけど。
少し寂しかった店先のパンが少しずつ増えて、 卵料理のバリエーションが追いつかなくなった頃に、 ゆで卵なんて盲点の調理法を思い出して。 そうしていつか硝子板の向こう、柔らかないつかの肖像の微笑みを彼が再び目にする日が来たなら、 その後でいいから。
決して彼を映すわけでもない二つの瞳を、 正面から見てくれたなら良いと思う。
ひとりじゃ気付けやしないから。 別にさ、訪れなくても構わない。]
(71) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 20時半頃
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いつも寝坊するからよく怒られるんだ。 仕事がないなら寝ててもいいと思うんだけど────、
[もしくは開きっぱなしの扉が叩かれることが本当にあったなら。>>67 寝汚なさで乱れた前髪の奥なんて、身構えるような大層なものでもなく、簡単に覗けてしまうんだけど。 まあまあまあ、……その時はその時だ。*]
(72) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 20時半頃
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べつに泣かされてない…………、
[長い沈黙の後の文句にはそれだけ絞り出して返した。>>75 他に反論するべきところは多くあったような気がするんだけど。いやけどここは大事だよ。 舌打ちには鼻を啜る音を自ら重ねたから、聞いてるんだか聞いてないんだか、なんて体だけど。 聞かなくたって機嫌が悪いのは分かってる。]
し、知らない。いらない。言わなくていい。 今じゃなくて────……、
[ "如き" なんて貶める必要はないのに、なんて思ったら。 それはそれで妙に腹が立ってきた。 初手でべそをかいてるんだから乗り遅れも甚だしい。]
(81) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 22時半頃
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[彼が去ろうとするのは離れていく足音でわかる。>>76 その背中に投げつけるように一言だけ。]
……本当にありがとうって思った時に言って!
[僕もあなたも、ここで生きていくしかないんだから。 ここで生きる以上、世界を不満で塗り固めるわけにもいかないんだから。 だからそう思った時まで待っててやろう、なんて。
……そんな啖呵めいた御託はさておき。 近々パン屋で大量に買った────買いすぎたパンのうちのひとつやふたつ、押し付ける機会は訪れるかもしれないから。 手始めにそこで "心から" 言ってもらうつもりだ。覚えてろよ。*]
(82) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 22時半頃
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起きてる …………、
[開く窓の音、ついさっきも聞いたような気すらする彼の声。>>84 ほう、と溜めた息を吐き出して、安堵めいて反芻すれば。 家の外壁に背を凭れ掛からせて、斜め上に顔を向けた。]
チハヤも。…………おつかれ。 じゃなくておはよう、ありがと─────……、
[彼の定位置は桟の上だから、こうすると横一列に並ぶ形になって丁度良い。 顔の向きは雰囲気だ。ひとは対話のとき、相手の顔を見るらしいし。]
(86) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 23時頃
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[感謝の行き先を、さて彼はどう受け取っただろうか。 言葉を探す間、汚れたスニーカーの先がざりざりと地面を滑った。]
みんな、……起きた、と思う。たぶん。 全員見て回って確かめたわけじゃないけど。 それでさ、…………、
[それでさ。 そこで一度言葉に詰まった。 彷徨わせる視線はないくせに、喉から持ち上がろうとする言葉が妙に重たいから、それに引き摺られるようにやや俯く。]
やっぱりみんな、……夢の方がよかった、って。 起きたくなんてなかったって、思う人が。 いっぱいいる、 ……いる、と思う。
[語尾は濁した。 目覚めた自室での言葉にならない糾弾は脳内でのみ反響する。 "彼" はきっと代弁者だ。個人を責めるつもりはない。]
(87) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 23時頃
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─ *** ─
[にゃあ、 なんて高い鳴声に重ねて。 友人から譲り受けた鳥ササミを手に、落とされた声の方へ顔を上げることは どこかで在っただろうか。
声質は男性のものだとは思う。 それでも発声か、口調か、もしくはいつかどこかここでない場所で、風に乗って届いた声のせいか。 そうと断言できない雰囲気に、声の出所へ向けた顔を ゆる、と傾げては。]
…………、もしかして飼ってる? あげたらまずかった?
[そんなこともどこかで、あったかなかったか。
だけど、負け惜しみの応酬みたいなやり取りを山師の彼>>85と交わしたもう少し後で、 彼とあなたと、揃ったふたりと会話を交わすことがあったなら。
きっと彼と同じ呼び方で呼ぶよ。ルリちゃん って。*]
(90) g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 23時半頃
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ユンカーは、正座した
g_r_shinosaki 2021/10/18(Mon) 23時半頃
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…………うん。 ──────…………、うん。
[さて、友人が何に媚びるでも何を隠すでもない、 凛と張りつめた声で、どこか厳しく、どこか柔らかく、語る間。 返す言葉は相槌がほとんどだったけれど、それもよく考えたならいつものことだ。たいして変わらない。
いつもならちゃんと聞いてるか、なんて小突かれそうなものだけど。 いつだってちゃんと聞いてるつもりではいる。 窓を強く叩きすぎたのは聞いていなかったんじゃあなくて忘れたんだ。その差は大きい。]
(92) g_r_shinosaki 2021/10/19(Tue) 00時頃
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────……チハヤは、さー。 かっこいいな、…………ずっと。
[パン屋の彼にも言った通り、美醜の正誤はわからない。 彼の容姿がどんなに可憐だろうと中性的だろうと嫋やかだろうと、そう評されるに値するものだろうと。 自身はこの表現しか持ち得ない。
空を見上げてもその青さなんて理解できないから、かわりにぐりぐりと、外壁に後頭部を擦り付けた。 重たい前髪を払っても、視界に変化は起きないけれど。
少しだけ風通しが良くなった、ような気がする。]
(95) g_r_shinosaki 2021/10/19(Tue) 00時頃
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[どうせ偽善を貫くんだったらこのままふたりで、夢の中でまで泣いていた彼女のところへ。 訪ねてみようだなんて、自身らしからぬ能動的な提案を掛けるのも。 もう少しだけ後の話だ。
だけどおまえは頷いてくれると思ってる。 …………なんて、最初から最後まで甘えすぎたな。*]
(96) g_r_shinosaki 2021/10/19(Tue) 00時頃
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ユンカーは、ヤンにむぎゅうした。
g_r_shinosaki 2021/10/19(Tue) 00時頃
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