1 冷たい校舎村(別)
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─ これからもあそぼう、莉子 ─
[ 卒業も間近に迫った季節だ。 あたしはボールを綺麗に拭きながら ……かなり、結構、傷ついてたけど、 綺麗に拭きながら、莉子と話してた。 ]
へ?
[ べつに気を張る相手でもないじゃんか。 だからそう言われたとき、>>155 あたし驚きすぎてボールを落としたよ。
慌てて追って、拾って、下を向いた頭の中は 正直もう、パニック。フル回転してた。 ]
(246) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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よ、読んだんだ?
[ うさぎの表紙の日記は、乙女趣味ってか 丁度いい厚さだから買ったんだけど、 文化祭からはその拍子に愛着も持ったりして、 ──って、今はそんなこと考えてる暇は無くて。
声が震える。冷や汗かく。でも耳が熱い。 暑くなったり、寒くなったり、 まさに、どういう顔すればいいのか分からない。 ]
(247) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ だってさ、結構衝撃じゃない? あ。そうだったんだー。で流せなくない? あたしだったら無理だよ。できない。 友達に言っちゃうかも。ネットで流すかも。
でも、そんな焦りは放っておいて、 莉子はけろっとした感じで話を続ける。>>156
あたしさ、呆気にとられちゃった。
マネキン、降ろしてくれたんだーって、 考えるの拒否した脳が、暢気にそんなこと考える。 ]
(248) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ あれ、いや……そんなもんか? 同級生の昔のばかなんて、 マネキンを降ろす大変さと同列なんだ? おろすとおろすだし似たようなもんか ってんなワケないじゃんか!
でも、本当に、莉子はいつも通りだし、 戻ってきてから噂が流れて、なんてこともない。 黙っていてくれてるんだなー。きっと。 それとも莉子にとっては、 大騒ぎするほどのことじゃないのかな。
楽しかった、>>157っていう莉子の顔を見ながら あたしはこいつ大物かよ。って思う。 ]
(249) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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……そーだねー 楽しいこと、してこっか
あたしも、このクラスでよかった けっこう今、ガチで思っちゃった
[ 莉子が笑うんなら、あたしも笑うよ。>>158 せっかく生きているんなら、楽しいことしたい。 あたしもそういう風に、生きていきたい。* ]
(250) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ 全員、帰ってきた。
その知らせを聞いたとき、 今まで詰まっていた息を吹き返して、 あたしは、生き返ったような心地がした。
あの、凍えるような寒さの校舎から 誰一人欠けることなく出てこれたのだと、 繰り返した文化祭の音を耳の奥に残しながら みんなの声を聴いていた。 ]
(266) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ 帰りは、車組の誰かに乗せてってもらった。 だってほら、タクシー待つのも辛いしさ。 行きは苦しかったけど、帰りは賑やかに。
家に帰れば、温かい空気があたしを迎える。 相も変わらず静まり返った家の中は、 あたしの不在も、きっと、誰も知らない。
携帯を取り出そうと、ポケットに手を入れると 指先になにか分からないものが当たった。 小さな包みがそこには入っていて、 あたしはその中の星を、口に含んでみる。 ]
(267) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ こんぺいとうは甘かった。 冷たくて、すこし痛くて、甘い。 あの子の作った世界みたいに。 ]
(268) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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─ おかえり、琴子 ─
(269) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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あーーつかれたあー 琴子、たつみんの課題の量えぐいよ マジで鬼だかんね
[ 病院生活が暇?なら課題でしょ。 って、言いたげな量の宿題を あたしはやっと解放されたって琴子に渡す。
うっかりお見舞い行くって口滑らせたら 副委員長にちょうどいい仕事が。ってこの始末。 おかげで課題を抱えて病院までいくことになった。 ]
(270) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ 冬なのに、一仕事終えてちょっと汗かいた。 ベッドの傍にある椅子に勝手に座って、 あっつーって言いながらペットボトル取り出して、 ごくごく飲んでから思う。飲食禁止だっけ? ]
いつまで、とは言ってなかったけど 退院までにはやっといた方が良いと思う そしてこれからも課題増えると思うー 知らんけど!
[ こっそりとペットボトルをしまいながら、 あたしは暢気なお話を続ける。 死にかけたクラスメイトの前で、続ける。 ]
(271) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ ペットボトルしまったついでに、 あたしはピンク色の包みを取り出す。 ]
これ、お見舞いの品ね 中はこれと同じなんだけどさ、 ねえ、これ、可愛くない? あたし、自分用にも買っちゃった
[ って、言いながら見せるのは 色んなうさぎの形をしたチョコレート。 ポップなデザインのものから、リアルっぽいのまで たくさんの種類が詰め込まれている。
味はまあ、……まあまあだけど、 見た目重視、ってことで。可愛いじゃん? ]
(272) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ 可愛いモノ、たくさんあるんだよ。 かわいい、が好きなら、なりたいなら、 知らずに死んじゃうなんて、ありえないでしょ。
個包装を一個開けて口に放り込む。 甘ったるいチョコレートが溶けていく。 飲食禁止か、は、一回置いておこうよ。 ]
琴子
[ お見舞いの品、喜んでくれた? あたしは立ち上がって、手を伸ばす。 ]
(273) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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……ばか
[ そうやって、抱きしめる。 あ。琴子、生きてる。生きてるな。 良かった。嬉しい。そう、あたしは、思う。
見当違いな話かもしれないけれど、 それが、あたしが、貴女に思うすべてだから。 あたしはもう、泣かない。 ]
(274) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ ねえ、琴子。 死体って全然可愛くないんだよ。* ]
(275) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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─ あたしと、これから ─
[ 卒業までなんて、あっという間だ。 受験らしい受験も無いから、なおさら。 ]
あーさむうー 風つよー
[ 春風になびくスカートを押さえながら、 あたしは青空を見上げてる。 地に足は、ちゃんとついてる。 ]
(352) sa13ichi 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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[ 大学に入ったらこんなひらひらしたの、 着なくなっちゃうのかなー。なんて。
復活・月うさ亭の衣装を身にまとって 若干季節の合わない格好に あたしは鼻をずびっとすすった。 あーティッシュ、ティッシュ。
目の前にはおいしそうなパンケーキ。 あたし、当日は接客も調理でもなかったから 微妙に仕事が分からないのだ。 だから食べることが仕事かなーって。ははは。 ]
(353) sa13ichi 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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たつみんモテモテー
[ パンケーキをフォークでぶっ刺しながら 担任の後姿をにたにた観察する。 付き合っちゃえ付き合っちゃえーってヤジを あたしは気軽に飛ばせるようになった。
ふわふわとしたパンケーキに生クリーム、 好きなだけかけたチョコレートソースを 口に含めば甘さが広がる。美味しい。 ]
(354) sa13ichi 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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[ あたしの人生は、いいことばかりじゃない。
苦しくて、苦い思いをすることがある。 その味が後を引いて、嫌な思いをすることもある。
でもパンケーキとか、こんぺいとうとか、 そういう、甘さが与えられて、 だったらもう、それでいいかなーって。
苦いだけの人生じゃ、つまらないじゃんか。 愉快なことになってるクラスを見つめて、 あたしは楽しくって、けらけら笑った。 なんも悩まないで、ただ、笑った。 ]
(355) sa13ichi 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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[ あ。 今日の日記、なんて書こうかな。
楽しい事ばっかだから……やっぱ、悩むかも。 ]
(356) sa13ichi 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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〇月×日
卒業おめでとう。 これからも、よろしくね。**
(357) sa13ichi 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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