31 私を■したあなたたちへ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
――観覧車
そうか? 一人で洒落込んでも構わないと思うが。 まあ、そのままでも十分――――、
[恰好への口出しに、むくれた顔を見せる密星に。 終いまでは音に乗せず、 代わりとばかり口角を上げた。
朝から彼女は豊かな表情を見せてくれる。 顔を覆う仕草も、案外すぐに膨れるのも、 常に見せる顔なのだろうか、 気にする己のことなら疾うに自覚済だ。]
(374) yunamagi 2023/11/27(Mon) 22時頃
|
|
危なっかしい……、俺が? ……そうか。
[似た性質の情念と聞いて、 真っ先に浮かぶのは復讐の念だ。 ここに来た当初の目的がそれだったように。]
………………、
[昔に置いて来たという彼女の事情は、 勿論察せるものではない。18までの彼女。 同じ年の”妹”をまだ子供と称したものの 18年という時間は長くて貴重な歳月だ。 判る筈もない、しかしその年月に思いを巡らせる。]
(375) yunamagi 2023/11/27(Mon) 22時頃
|
|
当たりだ。助かったよ。
[もう一度、短く感謝の念を示した。 18歳の、己の知らない彼女。 彼女の世界が消え失せて、 自由という孤独を知ったばかりの頃、 手を貸せる場所にいなかったことを、残念に思う。]
ん。おかげ様でね、落ち着いてるよ。 まァ、中村に卯木に雛子に……色々話せて、 判ったもんもあって…………よかったよ。
[途切れる語尾に。幾たびかの、彼女の気遣いを見る。]
(376) yunamagi 2023/11/27(Mon) 22時頃
|
|
[苦笑して、ゴンドラの外の景色を眺めた。 既に、海もよく見える眺望。]
――――大丈夫だよ。
[密星に、それから自身に向けて呟いた。 それから、まだ小さく遠くではあるが、 船影らしき姿を認めて。]
そろそろ、お迎えが来たみたいだな。
[青海原を望みながら、口にした。*]
(377) yunamagi 2023/11/27(Mon) 22時頃
|
|
――観覧車
[彼女の声に含む名残惜しそうな響きを聞き逃しはすまい。 問いを投げるその瞳は、真っすぐ己に向けられている。]
この後? 戻ったら、後始末をするつもりだよ。 あァ、マスターにも言ったが、莫迦は真似はしない。 まだ、色々調べて、 やらなきゃいけないこともあるだろうからな。
[首を捻って鳴らしながら、答えて。 向けられた、彼女の瞳を捉える。]
(392) yunamagi 2023/11/27(Mon) 23時頃
|
|
……何だ? それとも……。 会ってくれるんだろう? 戻ってからも。 11月になったら花の種を蒔いて、俺はてっきり、 その時は隣にいるものだと思っていたんだがね。
[笑みを湛えたまま、しかし、 心臓の音はいつもより大きく聞こえはしまいか。]
まだ、遊び足りなかったんだろう。アンタも。 今日の続きをしたいんだよ。 こうまで揺らされて、 世話になったな、じゃあさよならなんて、 簡単に手放す気は――――ない。
(393) yunamagi 2023/11/27(Mon) 23時頃
|
|
[密室のゴンドラの中だ、だからここでは、 今までは触れずにいた。 ゆっくり手を伸ばし、彼女の腕に触れる。]
はっきりした言葉が必要か? アンタが欲しい、そう言っている。
[力を籠めないように、彼女の腕を掴む。 ただ、己の熱さえ伝わればいい。*]
(394) yunamagi 2023/11/27(Mon) 23時頃
|
|
[閉鎖された研究所は政府機関とも関わりがある。 どれ程の繋がりがあったか不明だが、 研究の内容を明るみに出したくはない筈だ。 できる限り揉み消そうとするだろう。
己が招待主という痕跡は残していない。 あとはアポロシステムをシャットダウンして、 遣り取り等のデータを消去すればいい。
とはいえ、招待客に口止めをするつもりはなく、 拘束や追及を受ける可能性は大いにある。 そんな場合だというのに。]
(454) yunamagi 2023/11/28(Tue) 11時半頃
|
|
ああ、中村のことは黙ってもらえると有難い。 雛子を預かることになったらしくてね、 俺が言えることじゃないが、 できれば平穏に暮らして欲しい。
だから、というだけでもないんだが、
……どうしようもないことも、ある。
[沈思する顔つきになったが、すぐに浮上し、 事件についての話を切り上げる。]
(455) yunamagi 2023/11/28(Tue) 11時半頃
|
|
アンタには迷惑の及ばないようにする。
[少し、バツの悪い顔になった。 暫くは心身共に慌ただしくなるかもしれない。 そう、それなのに、だ。]
(456) yunamagi 2023/11/28(Tue) 11時半頃
|
|
[どこかぼんやりとした彼女の顔。 心に言葉が追い付いていないように、 切れ切れの音が彼女の唇に乗る。
性急であったとは思っていない。 己に必要だと思えたものを欲しただけだ。]
……忘れる、つもりだったのか。 何だ、自由を求めた割に、 随分諦めがいいんだな。
[不意に移動し、隣に座る姿に。 重心が傾いてゴンドラが揺れる。 いくらでも傾いてしまえ。乱暴な思考が過る。]
(457) yunamagi 2023/11/28(Tue) 11時半頃
|
|
[肩に感じる彼女の重み。ほんのりと伝わる温かさ。 己にしてもこんな感覚は久しぶりだった。 ここのところ忘れていた、人の熱、その心地良さ。]
頼りにしてる。
[肩口に乗せられた頭部に向けて、囁きを落とす。 それから、安堵したように息を吐いた。]
(458) yunamagi 2023/11/28(Tue) 11時半頃
|
|
…………良かった、 これでも心臓バクついてたんだ。 ああ、俺もアンタをもっと深く知りたい。 俺のことも、な。知ってもらおうか。 ――――だが。
[小さな囁きに呼応するように潜めた声は、 しかし力強い意志を伴って。 顔を見たいなと思った直後、彼女は少し離れ、 己に微笑みを向けてくる。
重ねられた小さな手を取って、身体ごと引き寄せた。]
(459) yunamagi 2023/11/28(Tue) 11時半頃
|
|
今は、これだけだ。
[そう言うと、彼女の唇に己のそれを重ねる。 二人を乗せたゴンドラが緩やかに下降していった。**]
(460) yunamagi 2023/11/28(Tue) 12時頃
|
|
――ある日の兎坂庵
[青年との約束が果たされた頃には、 残念ながらというべきか、9月のメニューも とっくに月替わりしていた。]
お。久しぶりだな坂理くん。
[特に日程を約したものではなかったため、 その日顔を合わせたのは全く――では なかったかもしれないが、大枠において偶然だ。]
(469) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃
|
|
[>>463 彼の計画が予定通り遂行されていたなら 己もそれを認識していただろう。 黒須と坂理の交流は知り得ないことで、 この件に己から口を入れることはない。
寄せる想いの質も量も知らず、 知っても理解し難いものだったろう。 そこに人為的な力が介在していたかさえも、 確かめる術はないのだ。 あるのは、ただ、悼む気持ちだけ。]
(470) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃
|
|
大福をご所望だったかな? マスター、俺にも同じものを。
[坂理が兎型の大福とほうじ茶を頼んだかは兎も角、 注文を済ませる。 島から戻り、ここに足を運ぶのも幾たびか。 卯木とも顔を合わせては言葉を交していただろう。]
坂理くんにも世話になったな。 いや、ピンと来たんだよ。 こいつは爆発物の処理がうまそうだとな。
[我ながら良い人選だったと、笑みを浮かべて。]
(471) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃
|
|
……キミは、あァ、大丈夫だな。
[真っ直ぐに見つめて、 増えた死を掘り起こすつもりはなかった。 しかし、やはり幾らか影を落としていたのだ。 両手を顔の前で組み合わせて、確認するように。
暫く見つめたまま、それから、深く息を吐く。]
(472) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃
|
|
ん、美味い。 ここのメニューは飲み物まで外れがなくてね。 余計なものまで頼みすぎちまうのだけが、 欠点だ。
[注文したものを平らげ、ぶらり立ち上がる。]
じゃあな、坂理くん。 社会人になったら、俺にも一杯奢ってくれよ。
[まだ当分先の事象を口にして、ひらと手を振ると。 二人分の会計を済ませて、店を後にした。*]
(473) yunamagi 2023/11/28(Tue) 14時半頃
|
|
[>>475 既に無様な姿なら晒している。 余裕そうに見えていたと言われれば 朧な納得をするものの、 忍び笑い、悪戯めいた含みを感じたのも確かだ。
撫でる指先の動きも相まって、 秘め事を共有するような空間が醸される。 ――瞳の閉じられるまでのこと。]
(481) yunamagi 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
[金色のゴンドラを降りて、彼女の視線を受ける。 名乗りなら、初めてまみえた時に。>>1:39 いや、その前から。]
知ってる。 俺が招待して……ああ、
[密星の名を、一度も呼んでいない自覚ならあった。 半ば意識的に。 しかし、彼女がそれを気にしているとは 思いもよらず。]
(482) yunamagi 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
いい名だよな。 アンタが気に入ってるかどうかは知らんが、 俺は好きだよ。偲風。
[舌の上で転がすように、その名を呼んで。 船が港に着くまでの、残り僅かな時間を 過ごすつもり。**]
(483) yunamagi 2023/11/28(Tue) 17時頃
|
|
――それから
[大方の予想通り、研究所で何が行われていたか、 明るみに出ることはなかった。 ”遭難した旅行客、無事帰還”そんなニュースは 有名な歌舞伎役者がいたにも関わらず、 然して話題になることもなく消えていく。
死者でも出ていればまた違ったのだろう。 しかしその期間、島は平和だったのだ。 少なくとも表向きは。]
[島には調査が入り、己も研究機関の関係者として、 暫くの間質疑を受けたものの、 実質的な被害や捜査機関への申告もなく、 遭難者たちの素性や関係性からも、 危険はなく事件性はないと判断されるに至った。]
(512) yunamagi 2023/11/28(Tue) 22時頃
|
|
――――RMKUP。
[逆洗脳プロジェクト。 調べていくうちに得られた情報はごく僅か。 研究所が閉鎖された時に、るくあが「終わらせた」 からだろう。 島の研究所に残るデータ以外に見つかるものはなく、 当時の関係者に尋ねても、連絡を取れた者は 核心に触れる情報を持ち合わせていなかった。]
頭打ちだな。
[息を吐いて、自宅の――島から帰った時に、 使っているビルの一室だ――書斎スペースを後にする。]
(513) yunamagi 2023/11/28(Tue) 22時頃
|
|
偲風? ああ、お疲れ。 島に行くの来週だったよな。 その日、人と会う予定があるから、直接港まで行くよ。 いや、話はそれだけだ。 声が聞きたかった。
[慌ただしい日々は、探すべき対象の不在により、 思いのほか早く落ち着きそうだった。 解決という形ではないにせよ。 己もそろそろ日常に戻る頃合いだろう。
あれから連絡を取り合って、時折逢瀬を重ねていた 『彼女』 声を聴くと、安堵と高揚を感じさせてくれる相手。 『彼女』との未来のためにも。*]
(514) yunamagi 2023/11/28(Tue) 22時頃
|
|
――銀島
数年? そんなにかかるのか。
[クリスマスローズという名の示すように、てっきり クリスマスの時期には花が咲き誇ると思っていた。 半日近くをかけて、銀島のあちらこちらに種植えをして、 此度は二人で園内を歩き廻る。]
手伝って……というか、こちらこそ、だ。 ありがとう。そうだな、また訪れよう。
[花言葉の類をるくあが知っていたものかどうか。 彼女から聞いたその意味は、 るくあを想起されるもののように思われた。]
(524) yunamagi 2023/11/28(Tue) 22時半頃
|
|
[――――忘れないさ。胸中で呟く。 思い描く。 島のそこかしこに咲き乱れる淡い色合いの花弁を。 きっと届くだろう。そして喜んでくれるだろう。 だから己も、この島に今日植えた花が咲き乱れるのを 楽しみにしよう。
花盛りの遊園地。 そう、遊園地は見ているだけでも心躍るものなのだ。**]
(525) yunamagi 2023/11/28(Tue) 22時半頃
|
|
[随分ストレートな物言いだ。 一瞬、驚いたように息を呑む声が、 携帯越しに伝わったかもしれない。]
(531) yunamagi 2023/11/28(Tue) 23時半頃
|
|
[声を聞くと会いたいと、それ以上を求めたくなる。 幾つになっても、抑えられないものがある。
それを彼女が教えてくれた。]
(532) yunamagi 2023/11/28(Tue) 23時半頃
|
|
[耳に残る彼女の甘い言葉の余韻で、 今夜は良い夢が見れただろう。**]
(533) yunamagi 2023/11/28(Tue) 23時半頃
|
1
2
3
4
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る