8 Solo Assembly Letters
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[そして殺意無きデアドラがいま抱くのは、紛れもない闘争心。]
もっちろんさ!!!! うん、うん、マッチレースでもいいけれど――
[ノー聞き間違い。ノー詐欺。ノー正体不明。 そう言わんばかりの「この指とまった!」を、セクレタリアト>>60>>61>>62の人差し指にタッチして宣言する。
ちなみにデアドラのぴんと立った馬耳とぱたぱた馬しっぽの幻像の存在はかなり“正体不明&詐欺”めいていたが、これはあくまで“ライダーの武器のレプリカ”めいた現象であり、スナーク・マグレガーは無実である。おそらく。 この謎耳と謎しっぽに対する誰かさんの言葉>>64は、てんで耳に入らぬまま――。]
(72) sakanoka 2021/04/22(Thu) 11時頃
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きん! ヴィクトーリア! あなたたちとも勝負できるんだね! やった! やったッ!! やったーッ!! おっしッ、みんなで一斉に競走しよッ!!
[そうはしゃぐなり、今度はすぐさま、ベルモントパークの絵にタッチ!
こうして、絵に触れたデアドラの姿は、競技場のフィールドへと転移し――。 転移した丁度その時に、どこからともない頭上から、丸められた手紙が一通、ぽてんと落ちてきたのだった。 なお、手紙は馬耳の虚像を貫通した。虚像は虚像だった。]
(73) sakanoka 2021/04/22(Thu) 11時頃
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――ベルモントパーク競技場――
[――という訳で、レースに出場しようとしていたら手紙>>4:-17>>4:-18を読んでいた、という状態にデアドラはなっていた。 頭上から落下してきたモノを無視できる程の猪突猛進では流石になく、気になるものは気になる、といった態だ。]
…………うぇ。
[急いで書かれた痕の見受けられるこの手紙が、キリトからの返事であることは冒頭の内容で理解できた。 その冒頭部、二重線の下敷きにされた、「思い出せた」の文字。 頑張って消した心算の「忘れてた」をキリトに読まれたことは明白だ! これからレースだというのに、このばつの悪さである。 (なおそのキリトも別の誰かに何かを読まれてしまっていた次第のことは、デアドラは知らない)]
(74) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃
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[ともあれ、気を取り直して読み進める。 記された本題、キリトとセカイの確かな「幸せ」の存在を思えば、よしよし、なんて満足の声が口から零れたのだけれど]
うぃ? ―――…あなたも?
[「悪い人」。キリトもそうなのだ、ということをデアドラはここで初めて知る。 それも、セカイを裏切ってでも愛する者を救う、ということ。 デアドラは暫し、まるであたかも眠りでもするように、両の碧眼を閉じた。]
(75) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃
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( ――…、ニーシャと一緒にまた暮らせるなら。 わたし、家も友達も、全部捨てて、 異聞帯を守るくらい、できちゃうんだろうな。 )
[ここでの「異聞帯」とは、このデアドラが住む正史としての人類史とは全く異なる成長を遂げたセカイ、くらいの意味合い。 そして異聞帯が存在するだけで、デアドラの住むの世界は崩壊する、とも――。 もっとも、異聞帯未満の「切り落とされるべき世界」の存在にカルデアが触れたことこそあれ、異聞帯そのものについては知識でしか知らない。これはあくまで仮定の話だ。
カルデアという「家」を持ち、ジーナをはじめとした「友達」をも持つようになったジェニファーの中には、けれども“ニーシャをどこまでも愛した”デアドラとしてのこんな意志が、確かに有り続けている。]
(76) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃
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[再び目を開けて読み進める便箋。 手紙の主たる「悪い人」は、けれども確かに《蒼い鳥》の祝福を受けているのだろう、と。 そう思いながら、問いかけの言葉に、笑って首を横に振ろうとして――。
その手紙の締めくくりに、不意に、目に熱いものが湧き出でる。 それはきっと、このデアドラの身が、かりそめであれ「さっき死んだばかり」だったからだろう。]
〜〜〜〜〜〜〜…、やだなぁ。 勝負前に泣いてちゃダメだっての。 こんなんじゃ、力入らなくなっちゃう。
[真紅のマントで顔を拭ってから、丸められた便箋を折りたたんで懐に仕舞った。 ――生き続けていれば、いつかは。 そう、思いながら]
(77) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃
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[綺麗に均されているダートを、どんっ と踏みしめ 力強く鼻息をあげた。 白馬の耳は凛と立ち、高揚を示すように尾は高く上がる。
デアドラは やる気だ!!!!]
(78) sakanoka 2021/04/22(Thu) 12時頃
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――ベルモントパーク、ゲート前――
[競技場に流れてくる楽曲は、リマスター版ではないと思しき古い音源>>80。確か所長が口ずさんでいた覚えがあるようなメロディを響かせる、どこか温かみのあるレコードの音響を、馬耳……ではなくヒトガタの耳で捉える。 もっともデアドラにとって、いまは音楽鑑賞の時間ではない。 求める音楽はただ、ファンファーレのラッパ!]
っと、セクレタリアトは準備ありがと! ふっふっふー、やるぞ、わたしはやるぞッ!
[と、ぺしぺしする音が暖琴>>81のほうから聞こえてきていたので、ちらっと一度そちらを向いて]
きん! きーん! その扉が開いたら! れっつごー! だよ!
[このアバウトな説明で通じるかは定かではないが、とにかく、デアドラはそう告げた。]
(91) sakanoka 2021/04/22(Thu) 21時半頃
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ヴィクトーリアだって (ジーナちゃんみたいに強化魔術でビルドアップする能力だって持ち合わせている魔術師であって) ただの人間じゃないはずだし、油断できないし!
[魔力の気配を感じた気がして>>90、そんな言葉も口に出る。
さて、そんな馬耳・馬しっぽのデアドラの疾走スキルといえば、何のことはない、ただの 地の脚力(敏捷B程度) と 意地 である。 残念ながら、速さに有利に働くスキルの持ち合わせはない。 (なおデアドラの宝具はその性質上、確実に競馬のルールに抵触するため、ここでは使えない)
マスターでもありサーヴァントでもある現在のデアドラが、右手に三画刻まれた令呪のブーストを、自分自身に掛けるという発想は―― 1. 出てくる 2. 出てこない
1]
(92) sakanoka 2021/04/22(Thu) 21時半頃
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[このマスター 自分に令呪を ぶち込む気 満々だ !!
そしてゲートが開いた瞬間――]
令呪を以て命じるッ、 “デアドラの脚よ、マナナンの白馬《アンヴァル》となれ!”
[この馬めいた娘は、ただの詐欺馬耳・詐欺馬しっぽの持ち主に終わることなく、本当に馬になろうとした。 あくまで開幕後に用いた令呪のため、その分の出遅れはあるもの、一度ブーストが掛かってからは、その瞬発力でダートを駆ける! (なお脚のカタチ自体は、あくまでヒトガタのままである。 あくまで馬みたいな娘だからネ!)]
(93) sakanoka 2021/04/22(Thu) 22時頃
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――ラプソディ・パーティ・ エキシビション・ダービー(仮称)――
[暖琴の地を蹴る跳躍がコースを彩り>>94、身体強化の勢いでヴィクトーリアが駆ける>>140。 その一方でセクレタリアトの姿はデアドラの前方にはなく、後方に迫る気迫も(少なくとも間近には)感じない>>113>>114。 ……最高峰の競走馬たる彼女の逸話を知らないが故の「????」が頭に過るも、今のデアドラはそれどころではない。 自身の少々の出遅れも気にしない勢いで、令呪ブーストを受けた裸足で、白波の白馬の如く駆け抜ける。]
コース! はん! ぶん―― ッ!?
[詠唱と爆音が響くや否や、ヴィクトーリアが一気にトップに躍り出る!>>141 かたやデアドラは、最初のブーストが切れかかっている頃で]
(142) sakanoka 2021/04/23(Fri) 19時半頃
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わ、格好いいないいな――じゃなくって! まだまだッ! あるさ! 令呪を以て命じるッ、 “デアドラの脚よ、鮭の如く跳ねあがれ!”
[知り合いのような知り合いでないようなデアドラ的には使えないやつだったような、そんなアルスターの勇士の逸話をヒントにした大跳躍。 多分無意識のどこかでちょっと暖琴の跳ねっぷりを意識していたこのマスターは、「いいなー!」の声にも構わず、惜しみなく2画目の令呪を切る。 ひらり、くるりと一回転を決め、軽やかにダートに降りてまた駆ける!
そうしてコースも残り4分の1を切った終盤の頃、デアドラの順位は――
0-25 4位 26-50 3位 51-75 2位 76-100 1位 69(0..100)x1]
(143) sakanoka 2021/04/23(Fri) 19時半頃
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[ 上には上が いる! 「あいつの話を借りるならズルい競争の方借りれば良かった」というワルい思考は脇に避けて――]
令呪を、以てッ、命じるッ! “優勝せよ、デアドラ!”
[もはや具体的な命令でもなんでもない、令呪の最後の1画。 約束されざる“優勝”を叶えるべく。 純粋な加速だけのブーストを以て、とにかくがむしゃらに走りぬく――!]
(144) sakanoka 2021/04/23(Fri) 19時半頃
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[……なお、このダートで追い抜かれ後方に置かれる度に、デアドラの体力は消耗している>>#5。 傍目にはそのダメージは目に見えなかったかもしれないが、蓄積自体は着実にしている。 そしてデアドラ自身もまた、令呪の勢いもあって、己のダメージには鈍感なままだったのだ。
そしてこれは非常に肝心なことなのだが――。 彼女自身がどう意志しようと、アイルランドではトゥレンの子供たち・リールの子供たちと並ぶ悲劇の存在であり、『哀しみのデアドラ』として知られる存在。 そんな英霊としてのデアドラの幸運値は、燦然たるE-。 即ち、最低クラス、である。
こうしてデアドラは、コースの最後の最後で、 0-90 転んだ 91-100 転ばなかった 87(0..100)x1]
(145) sakanoka 2021/04/23(Fri) 19時半頃
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[ ――デアドラ優勝の夢は、藻屑と消えた――
……というナレーションを覆さんと、痛む身体を起こそうとする、蜘蛛糸を掴まんとするこの意地である。]
〜〜〜〜〜〜〜〜、まだ、まだ ……ッ!!
[それでも、何かしらの余程のことが無い限り、デアドラはこのまま追い越されっぱなしでダートに這いつくばることになる――。]
(146) sakanoka 2021/04/23(Fri) 20時頃
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[蓄積された負傷と不運を抱えてダートに這いつくばるデアドラを、ウマ娘たち、もとい競走相手たちが(ひとりは本当に馬で娘なのだが)追い越していく。
あれだけの最後尾にいたセクレタリアトは一気に追い上げ>>151、そして難なくこの転倒者を避けていく>>158。 この競技場に爆撃でもあったかのような地響きが、倒れ伏した身体に、じん、じんと伝わっていく。]
……へへ。すごいや。 やっぱり、“人類史に刻まれる程の”馬なんだね、あなた。
[ぽろっと零れた賞賛は、けれど負けを認めてのものではない。 あくまで、痛む身体を起こそうと、腕に力を籠め――]
(174) sakanoka 2021/04/24(Sat) 08時半頃
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[暖琴のあかるく楽し気な声、そして疑問形>>164もヒトガタの耳に届いてはいた。 ついカルデア内の陰陽道関係者の顔を振り返ってしまったりもしたが、無論その思考に耽る余裕もなく――。 幾らか後、倒れ込んだ状態のまま、デアドラは口を開く。]
……たぶん、似たような、やつ、だけど! 極悪陰陽師には、引っかからないように、ね!
[元の世界の誰かさんに「酷い女」と評されていながら、「極悪陰陽師」への警告を発するこのデアドラ――ジェニファーである。 暖琴の世界の陰陽師たち、その末裔たちに、果たしてどの程度「極悪」な程の力の持ち主がいるかはデアドラには知れなかったが――。
ゴールへの道筋を跳躍して翔けていく、全力の焔>>165。 その炎熱と輝きを、背に頭に、虚構の馬耳と馬しっぽに感じながら、腕に力を籠め――]
(175) sakanoka 2021/04/24(Sat) 08時半頃
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[ヴィクトーリアの魂の叫びと疾駆の響き>>163が、またダート越しに身体を伝う。 身に染みる熱さは、文字通りの炎か、あるいは炎が如き気迫からか。 先んじる暖琴に続いていくその足元>>166を地から睨み――。 漸く、ようやく、デアドラは立ち上がった。]
わたし、はッ! かあああああああああああああああああああああああああああつ!!!
[最後の直線、裸足のデアドラは、自らに掛けた最後の令呪に従うが如く、駆ける――!]
(176) sakanoka 2021/04/24(Sat) 08時半頃
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[――その結果は、けれども最下位だ。 そしてその最後尾の両目は、ゴールを駆け抜けて消えていく者たち>>167>>171を、確かに捉えていた。]
………、……。
いなく、なっちゃっ、た。
[悔しい。ひたすら悔しい。その筈なのだが――。 まるで夢から現へ引き戻されるかのように、立ち消えてしまった者たちの立っていた場所を、デアドラ暫くぼんやりと眺めていた。]
(177) sakanoka 2021/04/24(Sat) 08時半頃
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そ、っか。 もうすぐ“帰る時間”って、ことなんだね。 わたしも、そろそろ、なのかな――。
[主催たちが具体的にどう“選手”たちを帰すかの説明は特に何も無かったが>>1、すぐ近くにいた者たちの消失を前に、デアドラは漠然と察した。]
――…、勝負、付き合ってくれて、ありがと。 大負けしちゃったけれど、さ。 それでもなんか、すごく、燃えたし。
[セクレタリアトもヴィクトーリアも既にいないと悟っていても、口にせずにはいられなかった。 この時暖琴がまだ消失していなかったならば、彼女にはこうしてちゃんと、「ありがと」を伝えることができた訳なのだけれど]
(178) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時頃
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…………、……。 そうだ、キリト。 ちゃんと一言言っておかなくちゃ。
[それは、この競技場で拾い上げた手紙のこと。 その手紙の主が倫敦に行ってしまったことは未だ知らぬまま。 置き手紙にグラーツィアが記していた通りに、宴会場の風景を念じてみる。]
ガブリエルもそろそろ来てるかも。 せっかくちゃんと生き返れたんだから、 いろいろ尋問――じゃなかった、聞きたいことがあるし。
[結論から言えば、未来視の魔眼の力に因らないこの予測は外れる。 件の“お膳立て”の話を微塵もする気が無いことも>>40、ついに宴会場に足を運ばなかった、ということも>>162。 何も知らぬまま、デアドラは、元いた宴の場所へと転移し――]
(179) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時頃
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――そうして、再びの宴会場――
………………。
………………………。
[経緯は色々とすっ飛ばそう。 そこには、マンガめいた形で「綺麗に焼けました☆」と言わんばかりの姿をした女がいた。「天☆罰」でもいいかもしれない。「研究所で爆発が起きました☆」でもいいかもしれない。急に技術部のメリッサのことが心配になった。 兎に角、その女が一応「落下の際に一瞬だけ見えた妖精」だろうとは、直感的に解った。 いかにもふざけたその姿は、「ごめんね!」>>14のノリの文面とも違わない。多分。]
………………、お疲れ様?
[もう片方の主催――宴会場に控えていた青年のほうともども(ともども)、せめて宝具――“イチイでできた巨大な舟”で殴ってやる、とふつふつと思っていたこともあったのだが。 この見るも無残な姿の妖精を前に、その気は、失せた。 (もうひとり、この姿を前に溜飲を下げた者>>117がいたことは、知らない)]
(180) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時頃
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[そして、この件ですさまじく脱力してしまった所為か。 自分の存在が薄れていくような――“帰る”ような感覚が意識を占めていく。]
あ。 ……わたし、まだ、
[伝えていない、訊けていない。 そんな悪あがきが、この期に及んで胸を占める。 まだ、まだ――その思いでバーサーカーの頭は混乱していて、最善策を導き出せない。 ――導き出せないなりに]
(181) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時頃
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わたし、生き続けるから!
[手紙に綴る余裕ももはやない叫び。 キリトが宴会場の外にいるなら、きっと届かない。 それでも、消失の間際に、叫ばずにはいられなかったのだ。
――もうひとつの心残り、“訊けなかった”ほうについては、この世界において間に合うことは結局無かった訳だが。 帰還後、デアドラはひとつの“蜘蛛の糸”を見つけることになる。]
(182) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時頃
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――カルデア:医務室――
―――――、―――…
[ジェニファーの目がぱちりと開く。 視界に真っすぐに映ったのは、白く平たい天井。 そして両脇から覗き込む、ヒトガタの顔ふたつ。 くろの瞳を赤く腫らした、老爺めいた白髪の精悍な若人と みどりの瞳を真ん丸にした、ローアンバーの髪の童顔の若人。]
(183) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時頃
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「「マスター!!」」
「マスターっ、ご無事ですか! マスター!!」 「このバカっ、どこ行ってたんだ! バカっ!!」
[低いトーンの涙声と、高くも低くもないトーンの罵倒とが、ステレオでジェニファーの鼓膜を直撃した。]
やっかましいあなたたち!
[そう叫んで思いっきり勢いよく身を起こした時――。 ばさり。ばさり。ばさばさばさ。 ジャケットの内側から、これでもかというくらい、紙束が滑り落ちてきた。]
(184) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時半頃
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キャスターもランサーも、モーニングコールなんて頼んだ覚えはないってば! いやなんか飲みすぎて寝落ちた覚えはものすごくあるしなんかもうお酒はご遠慮ごめんなさいごめんなさい自重します禁酒のゲッシュまた立てますって感じの夢も見ていた気はするけれ ど ……。
[眼下に広がる紙束――手紙の山。その中にはティーバッグもひとつ紛れ込んでいる。 腰のベルトに差さっている、剣型の小さなチャーム。 左手首には、栗毛色のミサンガ。 そして、右手の三脚巴の令呪は使い切られていた。]
………え? 夢、じゃ、ない ―――?
(185) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時半頃
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[それから聞かされた、事の次第はこうだ。
マイルームで寝落ちたジェニファーをキャスターが医務室に強制搬送した後。 少しだけ目を離した間に、ジェニファーの姿がベッドからいなくなっていた。
「この酔っ払い目覚めたか……」だとかなんとか愚痴りながら、キャスターはジェニファーの行方を探ろうと、太陽系全ての現在を見渡せる千里眼をちょっと用いてみたところ。 カルデアはおろか、“この太陽系そのもの”からジェニファーが消失していた――。 そんな事実が視えてしまい、“天使らしく”感情を抑制されているキャスターにしては珍しく、本気で動揺したとのこと。 (酔っ払いマスターや正体不明や詐欺師相手にはよく感情を露わにしていますよね、とか言ってはいけない)]
(186) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時半頃
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[いつも通り鍛錬でシミュレーターに籠っていたランサーにも話は伝わり、こうして駆けつけてきたものの、キャスターともども手の打ちようがまるで無い始末。 この騒ぎをライダー(や、アロハのアーチャー)がどう聞いていたのかは置いといて――。 キャスターもランサーも「パスが途切れているような気はしなかったから」、とりあえずマスターの生存を信じることはできていたらしい。 あと何故か一瞬だけ、(土足で他者の心を覗き込む)キャスターがくしゃみしていたとかなんとか>>120。
こうして30分ほどの間、ジェニファーはこの世界からロストしていた。 そして突然、搬送先のベッドに(様々なものを携えて)出現して目を覚ました、ということ。]
………………、……そう、か。 とりあえず、あなたたちには、 すごく、心配、掛けちゃったね。
(187) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時半頃
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えーっと……話せばそれこそ長くなる、 ロングストーリーになっちゃうんだけれど。
[不思議とアルコールは抜けていたジェニファーから語られる、中止された『ラプソディ・パーティ』の話。 その話の中には勿論、におい控えめのあの中粒納豆(withしそダレ)の存在もあり――。 早くも5日後に見事食堂のメニューに追加されたのは、天下のルーラーの采配の賜物に違いない。]
(188) sakanoka 2021/04/24(Sat) 09時半頃
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