14 冷たい校舎村10
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── 文化祭当日 ──
──ああ、 来れなくなっちゃったのー まあ、お互い受験生だしねえ
だから、かわいいろこにゃんもお預け。 ……あ、でも。 衣装着れたのはラッキー! と思っております。
だからりのきち、ありがとうねー
(38) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ かけられた声を拾いあげ、>>1:442 わたしはくるりと振り返って言ったはずだ。 いつもと変わらない、あっけらかんとした声で。 仕方ないよねえと、少しばかり声色に滲ませて。
それが、文化祭当日の話。]
(39) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ 本心だった。 憤りなどなかった。 不憫にさえ思っていた。 きみはいつだって勤勉で善良だ。]
(40) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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……そっかあ。わかった。 今までありがとうねー
(41) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ それが、わたしがきみに最後にかけた言葉だ。 泣きそうなのはきみで、わたしじゃなかった。 それなのに、わたしの答えを受け取ったきみは、 ほんの少しだけ、ほっとしたって顔をする。]
(42) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ どうして引き留められようか。 だって、わたしといても、 きみは幸せになれないだろう。
いくらきみがわたしを好きで、 わたしもきみのことが好きでも、 きみは、わたしといるときの自分を、 どうにも好きにはなれないらしい。]
(43) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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── ギャンブラーな君と ──
──どうだろうねえ。
[ 哲学的らしいわたしは笑っている。 気にしないで。こころは凪いでいた。>>1:433
なっちんは表情豊かだなあって、 ぽつんとこぼされた言葉や、 フォローのように向けられる「好き」を聞いた。
都合のいいように話を合わせるだとか、 そういうことを考えなかったわけじゃないけど、]
(44) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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でも、それも無意味かなー 結局のところふり≠ネんだから。
できるふりも、できないふりも、 なにを解決できるでもないし、なんてー
[ だからね、仕方のない話。 わたしは理解している≠ニでも言いたげに、 よく動くなっちんの頬に手を伸ばした。>>1:434]
(45) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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ま、かわいいなっちんから、 ラブコールもらえちゃったから、 万事オッケー、元気100倍ってことー
へへ、なっちんはいい子だねー
[ むにっと頬を摘まめたら、 そこにまだ飴玉の感触はあっただろうか。 糸みたいに細くした目で見つめていた。*]
(46) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ さて。SSRのわたしは、 たぶん、死んじゃいたかった。]
(47) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ それが思考を殊更ややこしくしている。]
(48) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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── 現在 ──
[ そのときわたしは教室にいた。
みんなが籠城の準備をしていたころ、 だらりと教卓に上体を投げ出して、 ぐるぐると思考を巡らせていたわけだ。
教室に残っている人がいたなら? わたしの問答に付き合ってもらおうか。
けれど、じきにそうしていられなくなる。 轟いた音>>#3に目を覚ますみたいに、 わたしは体を起こし、教室の外へと出る。]
(49) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ ──ひとつめ。 途中でかわいらしい卵をひとつ拾った。 それはどうやら言葉を発している。>>3 何も小難しい話をしているわけではない。 助けを求めているようにも思える。
わたしはまじまじと見つめたあと、 それをブレザーのポケットに忍ばせる。]
(50) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ けれど、それはどうやら、 先ほどの咆哮じみた声ではない。
さらに歩き出そうとしたわたしの耳に、 重量のあるものが打ち付けられる音が響く。>>16 人の声も。わたしは迷いなくそちらへ向かう。
それで、ふたつめ。 床に座り込んでいるなっちんと、>>37 それに駆け寄るヘータローがいる。>>16
その向こう側にあるのが、 わたしの見つけたふたつめの異変。]
(51) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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──虎次郎?
[ 漏れ聞こえた名を、わたしも呼ぶ。>>36
腰は抜かさなかった。 赤く濡れた床を踏みつけ、 その真ん中にいるなにかに、 躊躇なく歩み寄っていく。
すぐ近くに膝をつき、 それ≠フ様子をよくよく見ようと。**]
(52) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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[ 冬だった。
それはわたしにできる最良の選択だったはずだ。 やり直したいとはただの一度も思わなかった。]
(91) 2021/11/09(Tue) 12時半頃
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[ 平気だと思っていた。 たかが恋だ。失ったからって日常は続く。 わたしは少し落ち込んで、姉に慰められて、 次の日もふつうに学校に行って、 別れたんだあ、と何気なく言う。
日常は続く。 当たり前に学校に行って、塾に行って、 わたしはきみを、きみはわたしをそれとなく避けて、 たいした焦りもなく勉強をして受験に備えていた。]
(92) 2021/11/09(Tue) 12時半頃
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[ 平気だと思っていた。 わたしなら平気だと根拠もなく思い込んでいた。 こんな誰の人生にでも起こりうることくらい、 笑って終わらせることができると思っていた。]
(93) 2021/11/09(Tue) 12時半頃
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[ 恋を失うと書いて失恋と読み、 きみはわたしの日々から失われた。 何かを失うことが痛みを伴うものだと、 わたし、気づけなかった。そのときはまだ。]
(94) 2021/11/09(Tue) 12時半頃
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── 現在・1階廊下 ── [ そのあちこち跳ねた深い色の髪に、 痩せた体にも見覚えがあった。 今は冬で、雪が止むことはなく、 廊下の空気は冷え切っているというのに、 膝の下に感じる他人の体液は生暖かく、 そこから広がった寒気が全身に広がった。 わからない。 自分がなにを見ているのか。 ヘータローが叫んでいた。>>82 それが余計に鼓動を急かすようで、 耐え兼ねてわたしはその肩に手をかけた。]
(95) 2021/11/09(Tue) 12時半頃
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──虎次郎っ ! ……っえ? あれ……、 [ 釣られるように声を上げた。 伸ばした手が触れたもの。 その感触は固く、冷たく、何の力も持たない。 わたしが言葉を失っているうちにも、 なっちんが、それにヘータローが、 それは人ならざるものであると結論づけていく。 わたしの手に起こされた無力な体。 力なくのぞける首から血を溢れさせて。]
(96) 2021/11/09(Tue) 12時半頃
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…………人形、 [ 確かにそれは人形である。 遊び相手にするにも着飾らせて立たせるにも、 まずは修理を施す必要があるだろうが。 ミルク飲み人形というのがあったけれど、 血を溢れさす人形というのもいるのだろうか。 ……そうではなく、わたしには、 やはりこれがただのモノ≠ニは思えない。 立ち去ろうとする背中に声をかけることも、 戸惑う友だちに良い方の可能性だけを伝えるのも、 わたしはそのときようやく思い出し、 床にへたり込んだままのなっちんを見る。>>90]
(97) 2021/11/09(Tue) 12時半頃
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どうしようねえ……、他のみんなも心配だし。 この子はー……、ここは寒いしねえ。 ……なっちん。立てるー? [ 声はいつもどおりだ。でも手は差し出せない。 だって君は自力で立てるかもしれないけれど、 このなにか≠ェ自立することなどないだろう。 抵抗も協力もしない作り物の体は、 軽いわけではないが、わりと小柄の部類である。 脇の下に腕を差し込み、抱えるようにしてやれば、 わたしの手で立たせてやることもできるだろうか。 よいしょ、とゆっくりわたしは立ち上がる。 腰を抜かしたわけではないけれど、 濡れた床に足を取られないよう気を付けて。]
(98) 2021/11/09(Tue) 12時半頃
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[ ──だって、うっかり落っことしたら、 コジロー、またどっかぶつけて壊れちゃう。**]
(99) 2021/11/09(Tue) 12時半頃
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── 回想・ギャンブラーな君と ── おやおや、なっちん。 人をなぐさめるために、 自分を小さく言う必要なくってよー ああ〜なっちんの優しさが流れてきちゃう。 [ きちんと言葉を選んでくれているのがわかる。 だからわたしは笑っていられたのかもしれない。 そよ風は顔面でしかと受け止めておこう。>>86 結局何が流れてきたかはお楽しみということで。]
(122) 2021/11/09(Tue) 18時半頃
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[ なっちんの頬はすべすべで、ずっと触っていたくなる。 されるがままのなっちんに甘えて、 しばらくもちもちを楽しんでいたけれど。 君が、ほめ言葉に後ずさるから。>>88] えー? そうかなあ。 七星ちゃんはー、砂糖にスパイス、 やさしさと賢さとかわいさとー、 それに素敵なものすべてででてきてまーす。 [ それからもちろん、もちもちのほっぺと。 話の流れを変えるみたいに、 わたし、ほとんど歌うみたいに口ずさんだ。*]
(123) 2021/11/09(Tue) 18時半頃
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[ なっちんはいい子だよ。 わたしは出来がよくって、 ほとんどの場合正直だから、 信じてくれたっていいと思う。
だって、ほら。今もそうやって。]
(124) 2021/11/09(Tue) 18時半頃
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── 現在・1階廊下 ──
無理しないでいいよー びっくりしたんでしょー
[ たとえばこれが猫なら。 もう少し持ち上げてやればびよーんと、 体が伸びたっておかしくないんだけど。
わたしの抱えているのは猫じゃないから、 今もまだ、血を滴らせるだけだ。
見るからに強がりを言うなっちん。>>107 その様子に、そう言わずにはいられなかった。]
(125) 2021/11/09(Tue) 18時半頃
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[ けれどそうだね、いつかみたいに。 両側からそれを支えて歩くんでもいい。]
あは、両手に花だよー、虎ちゃん。 照れてくれてもいいのにい。
[ まだコジローがそこにいるみたいに。 話しかけるわたしは確かに、 これをただの人形とは思っていないんだろう。
なっちんに何か言うよりも先に、 返事をするはずのないそれに言葉をかけていた。]
(126) 2021/11/09(Tue) 18時半頃
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……そうだねえ。 教室ならエアコンついてるし。 暗幕があれば寒さに弱い猫もぬくぬくだ。
[ なっちんの提案には同意を示して、>>109 ひとまずは手近な教室に連れて行こうと、 歩調を合わせるように足を進めながら。
肩に担ぐその体には、 やわらかさもあたたかさもないのに、 流れ出る体液だけが人らしい温度をしている。]
(127) 2021/11/09(Tue) 18時半頃
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……コジローは、 もうここにはいないと思うなあ。
[ その後、教室にそれを置くさなか、 ぽつりとわたしは言う。
こうなってしまえが何が良い可能性で、 何が不吉な話なのかさえもあやふやだった。 ……ああ、いや。表裏一体なのか。
確証のない仮説をこうも語るのは、 なっちんには初めてだったけれど、 コジローにとっては2回目のはずだった。]
(128) 2021/11/09(Tue) 18時半頃
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人形は血を流さないし、 ここで常識は通用しない。
コジローはたぶん、 あの遺書の送り主じゃなかったんだ。 だってこの世界は終わってないから。
[ 歯抜けの説明だけれど、 どこかで同じ前提を聞いていたなら、 言いたいことはおおよそ理解してくれる? 突拍子もない話だけれど、信じてくれる?]
(129) 2021/11/09(Tue) 18時半頃
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──ねえ、なっちんは、 あの遺書の内容を理解できる?
[ だとすれば、君は候補者たりえる。
わたしは──、どうだろう。 ずっと考えてはいるのだ。
ただ、確かなことがふたつ。 もしもわたしが送り主であるのなら、 確かに君たちをここに攫ってくるだろう。
それから、もうひとつ。]
(130) 2021/11/09(Tue) 18時半頃
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いなくなってほしくないの。 なっちんにも、ここにいる誰にも。
[ それは、この世から? それともこの世界から?
その疑問への答えは出ないまま、 わたしは少しだけ唇を引いて笑った。**]
(131) 2021/11/09(Tue) 18時半頃
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[ ──隠し味に、部屋とワイシャツとわたしと。
……お砂糖でできているわりに、 チョイスの渋いなっちん(とわたし)。
ついそんな冗談を返して、 わたしは原材料補給の旅に賛成した。>>140
頭を使うとおなかが減るし、 なにかで充填していかなければ、 人のこころはどんどんすり減っていく。 ……のかもしれない。
駅前のクレープ屋さんおいしいんだよー、 ストロベリーにマスカルポーネクリーム、 アーモンドチップとチョコシロップは、 マシマシで頼むのが最適解です。って、 笑ったあの日がなんだか懐かしかった。]
(156) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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── 現在・1階教室 ──
[ 今はわたしたち自身が、 いちごソースで遊んだみたいに赤い。
あたたかい教室の隅にコジローを下ろす。>>143 好きでしょう、隅っことか窓際とか。 かける布はまだないけど、持ってくるからね。
運ぶ道中、階段が消えたことに気づいても、 わたしはもうさほど驚かなかった。
そんな中でなっちんの同意を得て、 重ねられた疑問に、わたしなりに答える。]
(157) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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……これが、そういう話≠ネら、 多くの場合、関係者は無事──らしいよー
[ 全員が失踪したままの場合、 それは事例としてカウントされるのか。 ……という疑問が一瞬頭をよぎり、 それに上書きするように、わたしは言う。]
帰れてるといいなー。 だから、帰れてるってことにしよう。
[ 答え合わせのしようがないなら、 そっちを信じてみようじゃないか。]
(158) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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……死んだら帰れるのか、 帰ろうとしたから、ここではそうなるのか。
そういうふうにも考えられるねえ。 ……試すなんて、物騒なこと言わないでよー
[ 例えば、到底足を踏み出せそうになかった3階。 あそこから飛び降りてしまえば現実に戻る?
思いのほか冷静に思考を進めるなっちんに、>>145 わたしは釘を刺すようにそう言った。]
(159) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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[ ごく自然に、死ねば帰れるのかよりも、 わたしの関心はこの世界のホストに向いた。
だからなっちんに聞いたのだ。 コジローには聞き損ねてしまったことを。
ふいにハルミチーの名前が飛び出し、>>146 わたしはそれをじっと聞いている。 相槌も打たずに、質問の答えを待っていた。
知りたければ直接向き合うしかないのだ、と思う。 この件に関しても、その他のことについても。]
(160) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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……そっか。
[ なっちんの出した答え。>>147 それもやさしさなのだろうか。
かわいさとやさしさとその他の諸々。 いろんなものから成り立つなっちんの言葉を、 瞬時に称賛することも窘めることもできない。
ただ、べーっと舌を出すなっちんに、 わたしは思わず少し笑ってしまった。
それから聞いた。]
(161) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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──じゃあ、なっちんは、 わたしを──わたしたちを、 なっちんのこころの中に入れてくれる?
ほかの誰よりも先に。ここに。
[ 赤く濡れた指先で、 とんと彼女の鎖骨の下あたりを突く。
服にわたしの指の痕がまあるくつく。 ……かもしれないけど、いいでしょう。 わたしたち、もうとっくに酷い姿だ。]
(162) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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……それなら、 思い切り甘やかしちゃうなあ。 わたしから離れがたくなるくらい。
[ きゅうっと糸みたいに細めた目で、 それでもわたし、君に笑みを向けていた。*]
(163) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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[ 甘いばっかりでも、ときどき渋くても、 うちにしびれるほどの毒を秘めていたとしても、 わたしは好きだよ。君たちのことも、わたしのことも。]
(215) 2021/11/09(Tue) 23時半頃
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── 現在・1階教室 ──
[ 見方を変えれば、そう。 今のわたしたちにはかわいい猫ちゃんより、 暗がりのおばけ役が適職だろう。>>181
そういえば、先ほど見たエレベーター、 それ以外にもシャワーや放送室や諸々、 校内設備は問題なく使えるのだろうか。
確認していなかったなあと頭の隅で考える。]
(218) 2021/11/09(Tue) 23時半頃
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例外はなににでもあるからねえ。
……わたしはねえ、 多くの場合とか、半数以上はって言われたら、 それなら大丈夫だって思うことにしてるよー
大丈夫。 わたしツイてるし、勘もよく当たるから。
[ 知ってるでしょーとわたしは言う。>>182 あのとき張ったヤマは、 勘といえる代物ではなかったかもしれないけれど。]
(219) 2021/11/09(Tue) 23時半頃
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[ なっちんは殊更明るく、 わたしの心配を否定して笑った。>>183
その笑顔に嘘偽りはなさそうで、 その言葉を疑ったわけではない。
半日程度の時間の間に起きた心変わりに、 わたしも、くすくすと笑みを漏らして言う。]
(220) 2021/11/09(Tue) 23時半頃
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なっちんはー、 明るくて元気でそそっかしくてー そのうえ強がりだから、心配。
でも、そんなとこもかわいくて、好きだよ。
[ いなくならないでほしいよ。 そんな思いをめいっぱい込めて。]
(221) 2021/11/09(Tue) 23時半頃
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そんななっちんだから、 わたしが無理やり押し入っちゃうわけだ。
[ なっちんの微妙な表情にも構わず、>>186 わたしはいつもみたいに悪戯っぽく笑った。]
だから、そこのほんの隅っこにでも、 わたしが存在しているなら、 わたしはねー、すごく光栄だよ。
だからね、いつもじゃなくていいから、 なにかの拍子に思い出してほしいなあ。 わたしが君の力になりたがってること。
(222) 2021/11/09(Tue) 23時半頃
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[ ずかずかと君のこころに押し入って、 わたしはそこを退く気もさらさらない。 ずいぶん賑やかになっただろう、君の内側は。
いなくなってほしくないから、 甘やかしてしまおうと言っているのに、 なっちんの申し出はなんだか奇妙だった。>>188 君のこころの中、と仮定したんだろうに。でも、]
あはー、わたし、 甘やかされるのだーいすき。 ……知らなかった?
[ わたし、充分に甘やかされてると思うけど、 さらにというなら受け取らない手はない。 あっけらかんと言いながらスカートで手を拭く。]
(223) 2021/11/09(Tue) 23時半頃
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……さて、 問題は山積みだけど、 なにから片付けようかねえ。
コジローのこと、教室に書いてくる。 なっちんは? 先シャワー行ってていいよ。
[ これからの行動を確認したところだった。 聞き覚えのある声にわたしは振り返る。>>210 どさりとなにかを取り落とすのが見える。]
(224) 2021/11/09(Tue) 23時半頃
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[ ……そうだった。 わたしたち血みどろガールズ。 眉を顰めるハルミチーに、なっちんが説く。>>216]
……帰ったんじゃないかなあ。 コジローは、元の世界に。 遺書の送り主じゃなかったんだと思う。
[ 信じることにした仮説を付け足して。 一通りのことはきちんと説明するから、 その取り落とした暗幕を一枚貸してほしい。*]
(225) 2021/11/09(Tue) 23時半頃
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── 少し前・教室 ──
そうかなあ。 半分はうまくいくのなら、 わたし、いつだって、 自分はうまくいく側だって思っちゃうー
だからねー、信じていいよ。
[ ツッコミどころは外さないなっちん。>>239 5割でも控えめに申告したつもりのわたし。
その感覚に幾分か差があるとしても、 わたしは態度を揺らがすこともなく、 鷹揚に笑って、胸を張った。]
(269) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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なっちんは、 人のことばかり優しいって言うけど、 なっちんだって同じだよ。 優しい。わたしが知ってる。
わたしみたいな、 押しかけ居候を追い出さないくらい。
[ そういうなら君のこころの中央に、 ステージとマイクでも用意してもらおうか。>>243
ハグはおあずけ。>>245 もう今さら、あとどれだけ汚れても、 一緒だって思ってたんだけどなあ。 自らの手で赤色を塗り広げちゃうくらい。]
(270) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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保健室になら、替えの制服あるんじゃない? わたしは寝る前にどうにかできればいいや。
[ ……床掃除しようとしてくれている誰かは、 大丈夫じゃないというかもしれないけれど。
のんきなことを言いながら、 いったんその部屋を出ようとしたころ、 ハルミチーがこの場所へとやってくる。*]
(271) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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── 現在・1階教室 ──
見てない──というか、 探してないねえ、今のところ。
ヘータロー氏が探しに行ったけど、 気が動転してて止め損ねちゃったー
[ 悪気なさそうにわたしは答える。>>247 わたしたちのご要望通り、 彼が暗幕をそれにかけるのを見届けながら。
丁寧に顔に飛んだ血を拭うハルミチーに、 わたしはみんなとコジローのことを思い出す。 ヘータローもよく彼をかわいがっていた。 どことなくみんなの弟分みたいな子。]
(272) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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その可能性の話もしたねー、なっちん。 コジロー、帰る方法探してたみたいだし。
[ 一度彼女の顔を見て、>>257 わたしもその答えにうなずいた。 3階で一度出会ったときのことを思い出して。
それから続いたなぜ≠ニいう問い。>>250 わたしもなっちんの答えに概ね賛成だ。>>259
あの遺書に共感できると言ったらしいハルミチー。 君自身の中にはどういう仮説があるんだろう。]
(273) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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……最期に一目会いたかった。 みたいな話かなー、考えたのは。
[ つまり、誰かは生死の間にいるのかもしれない。 今この場所にまだ残っている誰かこそが。
わたしの回答は、 縁起でもない可能性を孕むけれど、 やはり声に緊張感はない。そのまま続ける。]
そうだとしたら、 本当は帰ってほしくないから、 こんなことになっちゃうのかもしれない。 この世界を去るとき、コジローみたいにね。
(274) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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……だとしたら、不器用だなあ。
[ 感想までを答えをして添え、ふたりを見る。 なんとはなしにポケットに手を入れる。 まあるい形はまだそこにある。 指先でその輪郭をなぞる。]
(275) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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なっちんはー、……ハルミチーも。 コジローがああなっちゃったんなら、 悲しいし、心配でしょー?
少なくとも、わたしはそうだなあ。 みんな、そうなんじゃないかな。
[ なにもかもが想像に過ぎない。 そこに悪意はないだろうという楽観的な。]
(276) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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──そうだ。
ハルミチーも送信者候補に立候補するなら、 めいっぱい甘やかしてあげるからねー 死ぬ気が失せるくらいに。
[ 遺書の送り主は誰かという話だ。 具体的になにというわけじゃないけど、 そうだな、飴ばっかりたくさんあげる。 今日はもう遅いけれど──、
ふと文化祭の日を思い出し、 わたしはぽつねんと疑問を吐いた。]
(277) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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……でも、そういえば。 わたしたちの喫茶店はないねえ。
[ 校舎全体を探したわけじゃないけど、 少なくとも、今向かおうとしていたのは、 いつも通りの様相の教室である。
そのことを不思議に思いながらも、 わたしはさて、と目下現実的な問題を問う。]
(278) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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わたしは教室に戻ろうかねえ。 あれだけ大きな声だったから、 きっとみんな気にしてるでしょー
それからー、寝るのは教室でもいいけど、 保健室のベッドは早い者勝ちかなー?
[ 争奪戦ですなあ。とのんきな声で。 校長室やその隣の応接室あたりなら、 ソファくらいはあるかもしれない。
どこでも寝られる性質のわたしは、 そのあたりにあまりこだわりはないけれど。*]
(279) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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── 現在・教室 ──
[ そのあとふたりが行き先をどこに定めたか。 それは当人におまかせするとして、 わたしは教室に向かい黒板の前に立った。
先ほどわたしが残したのは簡素なメモ。 今回ばかりはそうはいくまいと、 ほとんど迷いなく黒板に文字を書きだす。
白いチョークの持ち手──根本に、 少しばかり赤色がこすれて滲んだ。]
(280) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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『PM8:50 コジロー似の人形を発見 3年2組の教室に安置。 ※死体のようなので注意
⇒コジローは現実に帰った?』
(281) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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……伝わるのかなあ、これ。
[ あははーと誰ともなしにわたしは笑った。 伝わらなければ直接見てもらうしかあるまい。
一仕事終えたような気分で、 さて、そのあとはシャワーにでも向かおうかと。**]
(282) 2021/11/10(Wed) 02時半頃
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[ 説明の手間は省けると思うんだけどなー。
着替えを促すなっちんに>>321、 わたしはみんなの心臓に優しくない返事をした。
ちょうどそれを立証するように、 ハルミチーはわたしたちを見て驚き、 人形=コジロー説に異を唱えない。
ほらねー。と内心で思ったのは内緒だ。]
(357) 2021/11/10(Wed) 22時頃
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── 現在・3-2教室 ──
[ なっちんのリアクションの方が、 わたしにとっては驚きだった。>>322
何気なく唱えた可能性への反応に、 思考の前提に差異があることに気づく。
わたしが仮説を共有したのはコジローだけ。 ほかの場所でどういう結論に至ったかは知らない。
盲点だったなあとわたしは思い、 わたしの持つ知識をそのまま口にする。]
(358) 2021/11/10(Wed) 22時頃
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わからないよー。
でも、知らない? こういう現象を引き起こす人の傾向に、 精神的に不安定≠ニ並んで、 生死の境にいる≠ェ存在すること。
……だから、最期に一目会いたい。
[ そういうことも考えられるよね。 できるだけ、さらりとした口調で伝えれば、 なっちんから終わり≠ェ語られただろうか。>>323]
(359) 2021/11/10(Wed) 22時頃
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[ それから。ハルミチーの口から語られるのは、>>332 なるほどわたしにはなかった視点である。]
……それは否定できないなあ!
わたしたちが押し入った側だとしたら、 叩き出されてもそりゃあ文句言えないや。
[ なんせわたしは、 立ち退き要求にも応えないらしい。>>319
けれどハルミチーは言う。誰も入れない。>>334 こわいから、という言葉が少し幼く響き、 わたしは目を細めて自分より大きな君を見る。]
(360) 2021/11/10(Wed) 22時頃
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えー、入れてよ。 ここに一人はさびしいぞー 門前払いされたわたしもさびしいじゃんか。
……放送室、あとで見に行こっかな。 案外本当に封鎖されてるかもしれない。
[ 後半は冗談だ。前半はそうじゃないけど。 こわい。という単語が妙に耳に残り、 けれどそのときは、それ以上は聞かず。]
(361) 2021/11/10(Wed) 22時頃
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まー、てんで的外れかもしれないし、 気づかなかっただけかもしれない。 現実にみんな揃っているうちに。 あるいは今だって気づいていないのかも。
[ 名乗りをあげることのないホスト。 あるいは、自覚のないわたしたち。>>324
どちらともわからないからには、 ここで重ねられるのは空想ばかりであって、
それでも話が3年1組の教室に及べば、>>326>>337 わたしも、もうひとつだけ思いつきを口にする。]
(362) 2021/11/10(Wed) 22時頃
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もう一度一緒に作りたかったりして。 準備から一緒に。わたしたちの文化祭。
……夜を越すことになるなら、 朝ごはんでも作ろっかなー、手始めに。
[ パンケーキだのなんだのと、 あれこれ作れる材料があるのかは知らないが。
床を嫌がるなっちんに笑いながら、 わたしもその教室を後にしただろう。 ハルミチーに手を振って再び別れて。*]
(363) 2021/11/10(Wed) 22時頃
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[ ただ眠るだけなんだから、 細かいことを気にする必要はないだろう。 もしも君たちの中に裸族がいるなら別だけれど。]
(366) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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── 現在・シャワーを浴びて ──
あーらー、ヘータローったら。 らしくないもの食べてるねえ。 わたしもひとつもらおうかなー
あ、保健室のベッドを使いたいなら、 先着4名様まで! お早めにー
[ それからしばらく。>>282 しっかり頭からシャワーを浴びて、 ぺたんこの髪にジャージ姿で教室に戻った。
なっちんの案を採用したわけだけど、>>321 手には保健室から拝借してきた、 明日の着替え用の制服一式を持って。 なっちんはどうしたんだったかな。]
(367) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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[ 段ボールの中には様々な食糧。>>347 それを見て早速心変わりしたわたしは、 焼きそばをひとつ手に取って黒板を見る。
書き足された文字。>>348 その内容を確かめてから、彼に再び声をかける。]
ヘータロー、 コジローと食糧の捜索、ありがとー ……おかえりー
[ 自分の記した推測については触れず、 ややタイミングのおかしな挨拶を添えて。]
(368) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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[ いかにもお祭りらしいソース味。 それはもちろんおいしいんだけれど、 食べ始めて少し、食事の最中に行儀悪く、 わたしはもう一度黒板へと歩み寄り、 先ほどと同じようにチョークを手に取って、 先ほどまでとは違い、文章をそこに記す。]
(369) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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『 やっぱり文化祭といえば喫茶店! 明日のごはんをお楽しみに ロコ 』
(370) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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[ さてはて、暗幕がそこにあったなら、 一枚借りておこうかな、なんて。 夜は静かに、それでも確かに更けていく。*]
(371) 2021/11/10(Wed) 22時半頃
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