27 【crush appleU〜誰の林檎が砕けたの?】
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海に飲み込まれていく身体は、重く 肺を満たしていく潮は只管に苦しかった。 声を上げないように、出来るだけ苦しい死に方を選んだ。 だってきっとアイツも「助けて」なんて言えなかった。
息を奪われ、声も奪われ、 藻掻く苦しみながら見上げた世界は真暗で、真黒な、深い色。 暗室の色にも似て。 ロータリーの光の届かない場所にも似て。>>5:-75
沈みゆく意識の中で最期に見たのは
『生きる』という輝かしくも美しい四角が ゆらゆらと揺れて滲み離れていく そんな景色だった。
砂浜に残った足跡も、漣に消え──…
(141) anbito 2023/08/07(Mon) 05時頃
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辿り付いた場所で、目を開ける。 濡れた髪を掻き上げれば、肩には黒蝶が留まっていた。 伸びた道は、ひとつ。 その道の先に、待っていてくれる人が居る。
ゆっくりと、ゆっくりと。
あの日のような柄にもない恰好はしなかった。 これからずっと一緒にいるなら仰々しい衣装は必要ない。 まあ、割と恥ずかしかったし。 白い清楚なワンピースのすぐそばに 黒のTシャツスキニーの長身が立つ。
カメラはやはりこの手にはなかった。 だからもう写真を撮ることは叶いそうもない。 ならば、この眼に焼き付けて行こう。
アイツらの『生-みち-』も、自分達の『死-みち-』も。
(142) anbito 2023/08/07(Mon) 05時頃
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手を伸ばす。 やっと、ちゃんと触れられた手を引き その身体を抱きしめる。
あの時は恰好つけて、 I do. なんて言ってしまったけど。 今ちゃんと伝えよう。
頬に手を添え、その唇に優しく顔を重ね。 わかりにくくても、ふと微笑んで。
(143) anbito 2023/08/07(Mon) 05時頃
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─ 大学の研究所 ─
[「大藤久影は海外へ旅立った。」 そんな話が噂のように広がり、消え始める頃。 大学の研究所の本棚から、白い表紙のアルバムが見つかる。
他愛もない、美術的価値もない風景が並び ただ一枚、どこかの美術館のロータリーを映した 四角きりとられた窓が暗闇に浮かぶ写真の裏。
「じゃあな」
それが、生きた『大藤久影』の最期の言葉。]
(144) anbito 2023/08/07(Mon) 05時頃
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夏の終わり。 法師蝉が泣いている。**
(145) anbito 2023/08/07(Mon) 05時頃
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暗黒舞踏 オトサカは、メモを貼った。
anbito 2023/08/07(Mon) 05時半頃
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─帰還後、大学構内にて─
[小さな田端先輩>>130と聞くと、ああやっぱり見られていたのかと田端は頭を抱えたくなりました。 あれは田端にとって失態の一つにもなり得ますからね。 子供時代の自分をどうにかして欲しく、子供時代ではないと素直に助けを求められなかったから起きた事でした。 でも、自分のことで困る田端が嬉しい>>131だなんて聞くと、その頬の赤さからもその想いが本物なのだと理解できた気がしました。 さてどうしましょう。 できれば親しい友人や後輩とはそうした間柄になるのを避けたかったのです。 だって、一度恋人になった後に元の関係に戻るのは至難の業ですから。 特に、あの夢に誘われたメンバーの中からどうこう……という気にはなれていませんでした。 少なくとも今までは考えたことも無かったのです。
では、今は?]
(146) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃
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…………正直意外すぎて驚いてるの。 私女子にそういう気持ちを向けられると思ってなかったし、まさか銀ちゃんが。
[それなら心配してくれていたのでしょうか。 悪夢に襲われた時も見られてしまっていたのでしょうか。 それは少し申し訳ない気がしましたし、それでも消えなかった思いはより強い気もしました。 片頬に手を当てながらどう答えたものか迷います。 女性同士ならより勇気のいる言葉だと思ったからです。]
(147) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃
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…………正直、私は女性と恋愛って考えたことなかったのよ。 正直女子には敵対視されることの方が多いからね。 けれど、男子にも恋愛感情はあまり持てないのよ。 それはあの夢で推察できたでしょうけれど…………。
私には亡くなった兄がいて。 兄に乱暴されたけど家族が助けてくれなくて、むしろ兄の事ばかり庇っていたから、誰にも"助けて"っていう気がなくなってしまったし、いつかは誰かと幸せな恋や結婚が出来たらと夢見たこともあったけど、
諦めて、いたから。
[改めて口にすると、今でも心が軋みます。 胸が痛くて眉をキツく寄せてしまいましたが、それでも口元は微笑んでいました。 銀はどんな反応だったでしょう。]
(148) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃
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今はね、それはだいぶ安定してるの。 信頼できる相手がいて、何かあれば、何かなくても話を聞いてもらったり甘えさせてもらってるから。 保護者のように思っているわね、その相手のこと。
私にはそんな過去があって、そんな相手もいる。 もちろんその相手とは、保護者関係以上にどうこうする気持ちは無いのだけど……今の所。
[何かにつけてはアリババに話を聞いてもらったり、夢の中では幼児化して膝の上に乗せてもらったりをどう説明すべきでしょう。 敢えて名前を出さずにそんなことを話しました。 名前を出したら、今のこの話とは別に話を始めなければならないからです。 隠すわけでは無いのですけれど、話すべき内容の優先度はこちらが高いでしょう?]
(149) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃
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その相手はね、一生私から離れないのよ。 それでも、銀ちゃんは大丈夫かしら。
[まずはここまでにして、彼女の反応を窺います。 正直彼女の好意は意外でしたが嫌ではありませんでした。 けれど、改めて自分の状況や過去を聞いて、どう思うのか。 銀を見つめる眼差しは少し困ったような、照れているような、少なくとも拒絶の色はありませんでした。]**
(150) nasca 2023/08/07(Mon) 06時半頃
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─少し先、大藤との話─
…そ。
[ああこの時が来たか、と田端は少し思いました。 大学を辞めるではなくて辞めた>>138です。 それで田端が予想できないはずがありませんでした。 だってそれは、目が覚めたら時から懸念していたことです。
けれど田端はそれだけでした。 察していても止めません。 察していたから止めません。 彼が地獄に落ちて彼女と別れ別れになるような、そんな無粋な知識を注いだりもしませんとも。 ただ、小さな紙袋を渡しました。]
(151) nasca 2023/08/07(Mon) 07時頃
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餞別。できれば持ってって。
[紙袋を開けたなら、いつから用意していたのか小さな青い石のペンダントが入っていました。 別に彼のものではありません。それにしては華奢なデザインすぎるものです。 説明はしません。説明されて困るのはきっと大藤ですから。 だから、田端はそれだけで彼に近づこうとはせず見送りの輪から外れるでしょう。]**
(152) nasca 2023/08/07(Mon) 07時頃
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>>97
[天界に連れて行った彼女からの言葉は、 まだ、生きていた頃の彼に届けられた。 それは、まるで、彼女が生きているかのような夢の中で、
彼女に関わることであれば、男は幻視を使い、 彼に夢をみせられる]
(153) blueBerry04 2023/08/07(Mon) 07時頃
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[だが、
彼の存在が、潰えた時、 メグリヤココロに関する事項は終わりを告げた。
ここからは、男は彼らには関与しない。 彼らにどういう采配が訪れたとしても、 それは、ただの一つなら出来事]**
(154) blueBerry04 2023/08/07(Mon) 07時頃
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[そして、>>149>>150 銀とサトミのやりとりには、やれやれと。
サトミもう少し、上手に生きるべきだなあとは思う。 わざわざ言わなくてもよいことで、 ハードルをあげてどうするのかと。
まあ、でも、絵画への異常たる想いを 長らく持っていた銀ならば、 そういうことも軽々と乗り越えれそうだろう。
とりあえずは、 馬に蹴られるのはあまり好きではないので、 呼ばれないなら、男はこの件で姿を現すことはない]**
(155) blueBerry04 2023/08/07(Mon) 07時半頃
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─305号室─
[覚めて、少し。ベッドから起き上がる。 髪ゴムを手探りで探したが見当たらない。
まあいいか──とは言ってられまい。 「身だしなみ程度にちゃんとする」と言ったそばからこれだから。]
売店に売ってるかな。
[なんて思いついたところでラインを見る。 田端先輩のメッセージ>>41には、泣いてましたと馬鹿正直に言ったものかと少し考えたりもしたけれど
『仁科は大丈夫です。 素敵な式に参列できて良かったです。』
[とひとつおくって]
(156) cunnon 2023/08/07(Mon) 08時半頃
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[瞼を閉じればまだ鮮明に残っている。
幸せそうな花嫁の姿と 優しく見下ろす大藤先輩の姿。
『記憶が鮮明なうちに 残したいと思っています。』
と、追加で送信した。 言葉が足りなくても、仁科が何かを残す方法なんて一つしかない。
次いで開いたグループメッセージではみんなの傷の程度を確認したり。 柊くんの「いい結婚式」という言葉にうなづいて
『そうですね。 どう切り取るか悩みます。』
と、田端先輩への個別メッセージの続きのようなナチュラルさで送った。]**
(157) cunnon 2023/08/07(Mon) 08時半頃
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─大藤先輩と─
[その後、いくつかメッセージがあればやり取りをしたかもしれないけれど、大藤先輩のメッセージ>>64に視線が留まる。 無事と言われれば身体のことならそうかと思うが その心情は、自身には到底図れない。
感謝の言葉に目を伏せてどれくらいか考えていたところに、ドアを叩く音。 大藤先輩の声がした。 話にきた、と 別れの言葉を避けたあのメッセージの約束を果たすように、律儀に。 話しましょうと送ったのは自分の方なのに。 慌ててベッドから降りて、扉を開く。]
大藤先輩、あの……きてくれたんスね ありがとうございます。
[どうぞ、と招き入れて自分はベッドに腰掛け椅子をすすめる。 仁科の怪我は左腕の切り傷だけだ。]
(158) cunnon 2023/08/07(Mon) 08時半頃
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こちらこそ、ありがとうございます。
[と、まずはメッセージの返事を言葉で伝えてから数拍。 それは少し躊躇うような間でもあったかもしれない。]
──ご結婚、おめでとうございます。
[夢の中では、こころ先輩は"生きて"いた。 だから、切なくても笑って祝辞が言えた。
いま 現実では人がひとり亡くなっている。 ましてや、花嫁が。
現実の常識では考慮すべき点が多くあろうけど わたしはそんな繊細さを持ち合わせていないのだ。 笑って言えたかはわからないけど メッセージには書けなかったことをことばで伝えた。]**
(159) cunnon 2023/08/07(Mon) 08時半頃
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― その後 ―
[美術館の被害は彼女が死亡した部分だけがひどいものだった。
だが、そのほかの部分は、揺れはひどく、物が倒れたなどで怪我人は出たが、そこまで大きな損壊はなかった。
だが、美術品のいくつかは無残なものになったケースもある。
その後、ボランティアによる募金活動などがはじまった。
修復できるものはされるであろう。
銀が愛していたあの絵画もそんな一枚だったかもしれない]
(#2) 2023/08/07(Mon) 09時半頃
― 西門教授 ―
[最も悲劇的な顔をしているのは、
今回の主催である西門教授だった。
彼自身が責められることはないはずだが、
やはり、責任者としては重く、
亡くなった回谷家の葬儀も出席を要望したが、
かえってトラブルが起きかねないと断られる。
その後、回谷家にお参りを申し出、
それは叶ったかもしれないが、
いずれにせよ、教授が深く傷ついたことに変わりはなかった]
(#3) 2023/08/07(Mon) 09時半頃
忘我共同体 ニトカは、メモを貼った。
cunnon 2023/08/07(Mon) 09時半頃
[彼は、その後も大学での教授は続けることとはなるが、
死者が出た研究室ということで、
希望者はその後減り続けたことだろう。
きっと、海外に出るといって辞めていく学生に対しても、
止める力は多く残ってなかった。
すべては自分が呼び寄せた不幸なのだと]
[ということで、そんな陰鬱な研究室が、
それでもまた普段の活気を取り戻していく
そんな未来もあるかもしれないが、
それはまた別のおはなし]**
(#4) 2023/08/07(Mon) 10時頃
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── ダイニングバー ──
そう、なら良かった ここのビールは美味しいと聞いたよ
[福原の返答に頷き穏やかな声でそう言った。>>133
ダイニングバーは、一般的なバーより料理の数が多い。 何か食べるかと、彼がビールを注文する際に聞いたけれど 特に望まないのなら成海が頼んだチーズの盛り合わせがやがて来るだろう。
彼の笑顔や素振りに、皆といる時とはまた違うけれどどこか自然ではないものを感じられる気がする。 あまり緊張されてもと思い敷居が高くない場所を選んだつもりだが、問題はそこでは無かったのかもしれない。]
(160) ガラシア 2023/08/07(Mon) 10時頃
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[戻らない過去を想う力ない微笑みが、変わる。>>134 その様子が語られる思いを何よりも証明していた。]
俺は皆を本質的には遠ざけていたから。 気持ちを伝える我儘を通そうとしてくれる人は貴重だった
[君だけだった、とは言えない。 繋ぎ止められなかった誰かは、夏と共に去っていったけれど。]
あの時はまだ、自分が死ぬ可能性を見ていた ──正直に言えば、望んですらいた でも君がそう思ってくれていたら 願いが叶わなくても意味が生まれると分かった
戻ってきて君が会いに来て実際に感じたのは、 夢の中よりもずっと強いものだったよ ……無気力ではなく意志を持って生きていけると、思えた
[疎む誰かとは自分自身>>3:164 これもまた、本筋とは違うが打ち明け話だ。]
(161) ガラシア 2023/08/07(Mon) 10時頃
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……そうか 覚えていてくれて、気づいてくれて良かった
[察していたことが正解だと、様子で分かる。>>135 けれど今は茶化すことはしなかった。 その緊張は向き合おうとしてくれているからだから。]
福原君のことは何でも知りたいと思っているよ。 でも、自分の話をするのは本当はまだ少し怖いんだ。 でも俺は卒業したら……だから、そんなに時間は無いだろう?
それで終わりの仲じゃなくても、 離れない内にお互いをちゃんと知りたい
だから、アルコールの力を借りようかと思って
[語った通りに、ワイングラスを傾ける。]
(162) ガラシア 2023/08/07(Mon) 10時頃
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……うん、言い出しっぺの俺の話からにしようか
多分知っているのかなと思っていたのだけど 俺は、とある企業主の息子だ
一代で財を築き上げた父と、 かつて務めていた会社の社長令嬢だった母から生まれて 感情の起伏が激しい兄が一人……いた
少し年が離れていてね、俺が小学校に入る頃くらいかな 彼は不自由な身分を疎んで反抗的になってしまった
高祈の家の、元からの教育方針として 感情を抑え身分に相応しく振る舞うように、とされている 兄のようにならないように、俺には一層に強いられた
(163) ガラシア 2023/08/07(Mon) 10時頃
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……でもきっと、俺の異常は そのことや父の血を引いてるからだけじゃない
[僅かに口籠ることがあっても 昔話をするように何気なく話していた様子が、 その一言で一転する。]
[──高祈成海は語る。
幼い頃から秘めていた冷淡な心を>>4:1 兄と婚約者、度重なった悲劇を>>1:150>>1:151 その裏で抱いた己でも悍ましい想いを>>1:367 願望と、それが生じた経緯を>>4:2]
(164) ガラシア 2023/08/07(Mon) 10時頃
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誰にも知られたくなかった でも、誰かに罰して欲しかった
[全ては過去形。かつてを想うように、目を閉じる。]
肌を裂いて、首を絞めて…… お前はおかしいのだと、罵って全てを否定してほしかった そうされながら、終わりたかった
[ 鎖骨の間の窪みに触れた指先 ゆっくりと上へ肌を辿り、 首筋に辿り着くと、手で輪を作り絞め上げる真似をする。
薄く開いたままの唇が、少し熱を籠もった息を吐く。 ]
望んだ罰なんて、意味が無いのにね
(165) ガラシア 2023/08/07(Mon) 10時頃
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[以前から、先輩と後輩として それなりに好かれてはいると思っていた。
夢の中や目覚めてすぐの時 思いが馳せるままに彼に何度も触れたけれど。 それは本来誰にでも受け入れてもらえることではないと、 今は正しく認識していた。]
随分とイメージが変わってしまったんじゃない?
[──でも、聞いた今はどうだろう。 目を開き、明るい声が問い掛ける。 けれど成海は笑っていなかった。
ずっと側にという言葉を信じていても、 自分を晒すことには不安が付き纏うものだ。*]
(166) ガラシア 2023/08/07(Mon) 10時頃
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――帰還後:大学構内
私も自覚したのは最近で、
それに田端先輩が私を 一後輩として見ているのは分かっていたので 伝えるつもりはなかった、です。 [彼女が意外に思うことは何ら不思議ではない。 これまで色気のある話も空気も接触もなかった。 田端が色事の煩わしさを厭っていたことを 銀は本能的に悟っていたし、 銀は現実世界におけるその手の事案とは縁がない人間だ。]
…………お兄さん。
[田端の話に耳を傾ける。 端的に伝えられる乱暴の意味は察せても、 ちょっとした口喧嘩程度しかない平和な家庭で 育った銀に推し量ることしかできない。]
(167) yunamagi 2023/08/07(Mon) 11時半頃
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