23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。
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ああ、なるほど、リセットして、再起動の際、出るかもしれない。
リセット再起動は、でも、できるのか?
えーと、ワカナさん!教えて!
(+32) 2023/04/28(Fri) 12時半頃
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ああ、なんか注射みたいの、打たれた気がする。 どこかでバイタルのデータ取ってる?
――っ、 うぅ、
[その時のことを思い出そうとすると、痛みと恐怖が先だって身体が震えた。ぜぃぜぃと荒い息を吐きながら必死にやり過ごす。]
(+33) 2023/04/28(Fri) 12時半頃
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まあ、こんな空間で、 秘密裏に会話できる身元確かな(共鳴)やつがいたら、 そりゃ、口説かれたら落ちるでしょ。
ラプター身持ち硬い方もおもったけど、 そこは、さすがヤマトというべきか。
(+34) 2023/04/28(Fri) 12時半頃
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おい、無理するな。
それでなくで、お前は襲撃ダメージがあるからな。 少し休んでろ。
(+35) 2023/04/28(Fri) 12時半頃
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[手を引かれながら。
然りと握られた、それでも互いが少しでも踏み外せば離れてしまう絆を意識しながら。
少年は、思った。]
(113) 2023/04/28(Fri) 12時半頃
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[
どうしようもなく。
彼が好きなんだと。 ]**
(114) 2023/04/28(Fri) 12時半頃
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いや、私はチョロいよ? 良い筋肉(※ここ大事!)した人に …………ヵゎぃぃとか言われただけで 割と誰にでも、…………っ、 いや、うん。
[気を紛らわせようと喋るのもそろそろ限界だ。 胸を抑えて嘔吐いてから、もう一度シートに身を横たえた。]
ごめん、そうさせてもらう。 分かったら、おしえて――。
(+36) 2023/04/28(Fri) 12時半頃
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ニジノは、痛みが遠のくまで、目を閉じている。**
2023/04/28(Fri) 12時半頃
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バイタルデータか。 やっぱり、管理はしてるんだな。 つーことは、あんまり、社会的に 悪いことしてるなら、いろいろ目立ちたくもないと。
[そして、椅子の真後ろ、 どうやら、空気や温度を調整しているだろう通風孔を見つける。 もちろん、これ自体は指を突っ込むことさえできないが、
逆にその孔たちを]
えっと、ゴーグルでいいか。
[手やゴーグルを使って、 塞いでみる]
(+37) 2023/04/28(Fri) 13時頃
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チョロいのか。 だったら、尚更罪だな。
可愛い?
あーー、なんか、聞き覚えがあるわー、そんな単語。 可愛い連呼するやつって、 多分、タラシだよな。
とりあえず。休め。
(+38) 2023/04/28(Fri) 13時頃
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[そして、孔を、塞ぎ ラプターとの話をやめてから、
明らかに、マシーン内、 温度上昇を、感じた。 モニタや、端末が詰んであるのだから、 熱は常に放出はしているだろうが]
あっちい
[段々と真夏に近しい温感。 ポタリ、額から汗が落ちた。
と、同時に]
(+39) 2023/04/28(Fri) 13時頃
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─ 屋上 ─
[何処でも構わないといえば構わなかったのだが、先程空に言及したのを思い出して階段をてっぺんまで昇った。
道中、大和はやけに静かだった。 余程面白い仮説を検討しているのだろうか。
屋上は変わり映えのない様子だった。 飛び降りた時のあいつのことと同時に、ゲームの始まった瞬間のことを、入れ子のように思い出す。
給水タンクの裏辺りが、風も吹き込まずに落ち着けそうだった。誘導して、向き合ってしゃがんだ。]
キリノは何て?
(115) 2023/04/28(Fri) 13時頃
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emergency —————- Open to protect equipment from rising room temperature
[そんな電子音と共に、出入り口が開いた]**
(+40) 2023/04/28(Fri) 13時頃
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オーケイ
ラプター、開いたぞ?
[そして、手順を、教えるだろう]**
(+41) 2023/04/28(Fri) 13時頃
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[長い長いログ。目を通して。]
あのね、まず、私1つ分からない事があって。 もしどこかに書いてあって、 見落としてたらごめんなさい。
[或いは、他のメンバーはもう周知の事実なら。]
願いの代償となってしまう順位は、 最終日に生存敗北した人で固定なのかしら?
そうなると、今の願いのままだと、 鮫島さんと玲が残る事になる。
でも、村側が勝利して、 玲が、『自分』の運を、と代償を支払う人を指定して願い、 私が、玲の願いに、支払うと言った代償以外の代償が必要になるなら、 その願いを無効にする。
……と願ったら、鮫島さんにリスク、ある?
(116) 2023/04/28(Fri) 13時頃
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>>115 [
彼に手を握られて、引かれた瞬間。
パッと花火の大輪が夜空に浮かんだような。
そんな気がしたんだ。
ーー今は、春だけど。きっとこの先に。 二人が迎える夏があるのなら。
そんな輝きをーーどうかと、切に。]
(117) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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[同時、操縦席に入れ替わりがあったなんて彼に知る由もない。
少年は頬を赤らめたまま彼についていく。
いつもこのときめきが、少年の胸を騒がせる。 彼はそんな魔法を少年にかける。
きっと無自覚に。]
屋上ーー…
[ここに彼と来るのは初めてではない。
役職が配られた時もここだった。 少年が膝を抱え、ずっと震えながら彼を待っていた時もここだった。
少年はその時は、知らなかった。
彼の友達のことを。]
(118) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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[知っていたのなら、初日の探索で体育館から屋上を目指しはしなかった。
ただ、少年の学校では屋上が不良のたまり場になり立ち入り禁止で、興味があったに過ぎない。
その話をした時の彼の歯切れの悪さすら思い出す。
愚鈍な少年は、なにも気付かなかったけど。]
(119) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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[導かれるまま、吸水タンクの裏へ。
彼は友達の話をしたいのかな。 様子を伺う。
そうではないようだ。]
ん……
[少年は彼に話を始めた。キリノから依頼された事について。]
(120) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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キリノが、ニジノに連絡取れないかって 言ってきたんだよ。
ほら全体で言ってたじゃん。 脱出方法思い付いたって。
[彼に校門を殴れと言った時だ。 だから少年と彼は少し離れていた。]
俺たちがはいった機械の型番が知りたいんだって。 なんのためかわからないけど。
でも俺達は見れないじゃん? で、共鳴窓を使いニジノに連絡取れないか?と。
(121) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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ニジノには何回かは話しかけた。 だけど一度も返事はない。
まあ、ただニジノは…怒っていて黙ってる可能性も あるからね。
俺はキリノが言うように、見れたら型番をこちらにモールスで送れと。
俺はボーイスカウトいたから、送られてきたらわかる。
(122) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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―― 個室 ――
………
[ふ、と意識の糸が繋がった。 薄く目を開く。微かな電子音。 頭が鈍く痛むのは、 VR内での体感時間と現実時間の 乖離からくるものだったかもしれない。 どれほどの時間が過ぎたのはわからない。 ともかく、重たいヘルメットは外してしまう。
目の前のモニターがゲーム内の映像を映し出している。 つい先刻までわたしがいた景色そのままなのに 今はまるで別世界のようだった。]
(+42) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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………帰ってきた、のね……
!! っ、 先輩…っ!!!
[現実を認識するや真っ先に声を上げた。 ゲームとしては「死亡」処理になるその瞬間に 何が起きたかは、わたしは覚えていない。 ただ、 『ログアウトしました』 の文字とともに 意識が遠のいただけ。 痛みや苦痛がなかったのは本当だった。 おそらく、同じ立場で帰還したキルロイさんも。 しかし彼は――― それにニジノは。]
(+43) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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だ百歩譲りニジノに俺からのメッセージが見えていても、返すことが出来ないなら。
で、キリノになんかない?て聞かれて…
俺は、胸の朱の話をした。 ニジノが俺に刻んだものだ。
相変わらず残ってるし、もしかしたらニジノは既に何かを俺に伝えようとしてるのかも、て…
(123) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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先輩!先輩っ…… ニジノ、キルロイさんっ! [皆に呼びかける。切実な声で。 自分と同じように、ビルのどこかにいる彼らへと*]
(+44) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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でね、共鳴にキリノの依頼を送ったんだがふと。
ーーニジノとの約束を思い出して。
アイツは俺に、可愛いと好きだよを…
[少し、声が震える]
1000回言って、と。
(124) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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キリノは書きなよと言った。 だけど俺は、出来なくて。
[唇を噛み締める。血が滲むほど。]
可愛いはいいけど。 ニジノのこと、好きなんだけど。
今俺が好きなのは。 狂ってしまうほど好きなのは。
ーーあんた、だけだから。
それで、苦しかったよ。 勿論依頼通りにしたが。
(125) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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ーーニジノのとのこと。
アイツのためにしちゃいけなかった。
あんたみたいに他人を慮れなかった。
アイツは俺がごめんを言うと怒るしな。
[目を臥せ。この話し合いでまた、少年は彼を抉るのか…]*
(126) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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なるほど。
確かにあん時苦しんでたお前の様子は システムの仕様から考えると かなりイレギュラーだったからな。
今ンとこ一番目が有るのかもしれない。
[真面目に検証をしていると、突然よくわからないこと>>124を言われた。何だって?]
>>125 …………ああ……、うん。
[つか1000回ってすごいな、という感想しか浮かばないから俺は駄目なんだろうな。]
(127) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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[更に、チャットを読み進めて。>>55>>56>>59>>65]
帰還したメンバーと連絡……。 リアルと繋がっている場所……。 マシーンの型番……。
[考え込んでいる玲>>73の袖をつんつん、と引いて。]
何を考えているのか、聞いてもいい? まだダメ?
[って、小さく首を傾げた。**]
(128) 2023/04/28(Fri) 13時半頃
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>>126 前にも言った気がするけど、 その瞬間に必要なことだったなら それはそれでいいんじゃないの?
[己の心を守る為に、意識的にも無意識的にも他者を蔑ろにする人間なんて幾らでもいる。]
ただまあ……。
酷いことしたと思うなら、 この先でどう償うかだろ。
相手が受け入れてくれたらだけどな。
(129) 2023/04/28(Fri) 14時頃
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