17 【半突発身内村】前略、扉のこちら側から
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[不思議ですよね。端から端まで見えているのに、>>#1 辿り着けないなんて。 それでもタルトのお部屋より広いですし、 色んなものが見えることに気がつきました。 ずっと外の景色ばかり見ていたせいで、 中がどうなっているのか、見ることが、おろそかになっていた結果です。
いくつかの扉があります。>>#2 ぽつんとひとつ置かれたカウンターもあります。>>2 カウンターの席に座って注文をすればものが出てくる、 そういう知識はタルトにもありましたが、やってみたことはありません。 ですので、タルトのお部屋にも当然ない、 そのカウンターの方へ行こうという気持ちになったのです]
(102) 2022/03/04(Fri) 21時頃
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[カウンターにどしゃっと置かれ。 どうやら僕の処遇を人間たちが話し合うらしい。 人間はよく僕の処遇を話し合う。
首をはねても蘇る。火炙りにしても蘇る。 毒を使おう、生き埋めにしよう、体を細切れにしよう。 心臓を抉り出してから■■■■■■晒し■■■■■
色んな方法を何百、何千回とやったなあ。 その度に蘇るから人間、怒ってたな]
(103) 2022/03/04(Fri) 21時頃
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[『クソっまた殺せなかった!早く死ねよこの邪竜め!』
『お前のせいだ!お前のせいでみんな不幸になるんだ!』
『村を荒らした!大勢の人間を殺した! 子供を攫って喰った!おぞましい悪魔め!』
『この世界を滅ぼそうとする邪竜を決して赦すものか! 私たちがいつかお前を殺してやるからな!』]
(104) 2022/03/04(Fri) 21時頃
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[僕は悪い竜らしい。 僕がいるからみんな不幸になるらしい。
災害や疫病や飢饉や天変地異や、 その他諸々の人間に降りかかる不幸は全て僕のせいらしい。 そうして、人間は僕が世界を滅ぼすと信じて戦う。
世界平和のために人間たちは手を取り合って邪竜と戦う。 僕がいれば、人間たちはみんな喧嘩しないで仲良しだ]
(105) 2022/03/04(Fri) 21時頃
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[えへへ、よかったあ。 僕が頑張ればみんな仲良しで喧嘩もなくて幸せなんだ。
なら、僕は痛いのも苦しいのも我慢するからね。 お母さんもそうやって僕を守ってくれたもの。 だから、僕もがんばるっ!!!!
僕は悪い邪竜だぞ!!!!がおがお!!!!]
(106) 2022/03/04(Fri) 21時頃
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[バキバキバキバキッ!!!
豪快な音をたてて僕は鎖を引きちぎる。 竜の怪力、並外れた再生能力。 時間の経過と共に、惨めな肉塊のようだった傷だらけの体は刺傷、裂傷、凍傷、火傷、打撲痕に鎖の擦過傷、全ての傷が何事もなかったかのように再生し滑らかな皮膚となり、やがて皮膚の上から新緑の息吹を思わせる瑞々しい緑の鱗が体を覆い、肉塊は美しい竜の姿へと変貌した]
『がおー!』
[僕はカウンターの上で一声鳴いて竜の威厳を示す。 大抵の人間たちはそれだけで恐れ戦き武器を掲げて駆けてくる。 ……、大きい姿の時はだが]
(107) 2022/03/04(Fri) 21時頃
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[竜の尾をふりふり。 僕をここまで運んだ人間に呼び掛ける]
我は邪竜ディアボロス。 世界を破滅へと導く悪の権化、全ての不幸の起源なり。 人間よ、我にあの場でトドメをささなかったことをあの世で後悔するがよい!
[なかなか邪竜らしい言葉選びだとほれぼれしつつ。 うーん、これからどうしよう? いつもなら人間たちが襲いかかってくるから流れでなんとなく戦っていい感じに僕が負けてあげるんだけど………]
(108) 2022/03/04(Fri) 21時頃
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[ひとまず、両脚で立ち上がり両手を頭上で威嚇の姿勢。 どこかの星にいる動物、レッサーパンダの威嚇によく似た風情(に見えるが僕はそのレッサーパンダを知らない)]
さあ!かかってくるがいい!!!がおー!!!
[とりあえず、威嚇で前足をシャッシャッして、 牙を見せてシャーと吼えておいた。 これで大抵の人間はイチコロだ!!!**]
(109) 2022/03/04(Fri) 21時頃
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宝珠 コーラは、メモを貼った。
2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ ”それ”を起こしたのは、宝石の目を持つ子たちでした。 ”それ”の役目は、彼らに文字を教えることでした。]
(110) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ そこは教会と呼ばれる場所のようでした。 嵐に見舞われた旅商人を助けた時、 お礼に”それ”を置いて行ったのだそうです。 どこかの国で手に入れた珍しいモノなのだと。
色鮮やかなガラスから降り注ぐ光に似た、 黄金色の瞳を持つ少年が教えてくれました。
”それ”には耳も口もありませんでしたが、 返事をしようと宙に文字を書きました。
子どもたちは”それ”が動き出したことに驚いて、 おどろいて、それから、 ”それ”のうごきをふしぎそうにみつめました。
”それ”がかいた こがねいろのもじは、 だれによまれることもなく きえていきました。]
(111) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ こどもたちが くらすきょうかいは まちからとおく、 みどりいっぱいのとちは とてもおだやかでした。
シスターもまた、おだやかでやさしいひとでした。 めじりのしわがやわらかい、つよいひとでした。
さいしょ、こどもたちは”それ”のことを じぶんたちだけのひみつにしようとしました。
うらにわのたからばこに かくそうとする すがたを シスターがみつけてくれなければ、 ”それ”はつちに うめられてしまうところでした。]
(112) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ こどもたちのはなしをきいたあと、 シスターは はこのなかから”それ”をとりだすと、 ”それ”にいくつかのといかけをしました。
”それ”はさきほどとおなじように、 ちゅうにもじをかいてこたえました。
なんどめかのやりとりのあと、 シスターは めじりのしわをふかくして、 ”それ”をこどもたちの”せんせい”にしました。]
(113) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ たいようがのぼって あさのおいのりをささげて、 ごはんをたべて きょうかいをぴかぴかにして。 おひるごはんまでのみじかいあいだが、 ”せんせい”とこどもたちの じかんでした。
さいしょは へやのなかでおしえていたはずが、 いつのまにか きょうしつは こどもたちがすきな うらにわになっていました。
やわらかなくさのうえに こしかけて、 おもいおもいのペンをもったこどもたちが、 てづくりのだいのうえ にいる”それ”をみあげます。]
(114) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ ”それ”がしることはおおくありませんでした。 もじのかきかた そのいみ をおしえるかわりに、 こどもたちもたくさんのことをおしえてくれました。
くさのうえで ねころがることのここちよさ、 たいようのしたで ほしたシーツのにおい、 つめたいふゆにみる ほしぞらのうつくしさ、 きせつにいちど しょうにんがおとずれたひ の ゆうしょくに あまいおかしがでること。
”それ”はたべることもねむることもありませんが、 こどもたちがしらないことをおしえてくれるたび ありがとう≠ニもじをかきました。
こどもたちのほうせきが もじをおったはしから ひのひかりのように インクはとけて きえました。]
(115) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ それから どれだけのつきひがたったでしょう。
すっかりおおきくなった こどもたちが、 いろとりどりのめをかがやかせていた みんなが、 おなじいろのふくを きているひがありました。
”それ”はめのようなくぼみで そらをみあげます。 ふくとおなじくらい、くろく、くらいそらでした。]
(116) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ みんなですわった、はるのくさみたいに やわらかなみどりいろの ひとみをもつ しょうじょが 「今までありがとう」と いいました。
なつの おおきくてふわふわのくもにまけない、 あざやかなあおいろの ひとみをもつ しょうねんが 「ずっと楽しかった」と いいました。
うらにわでいちばんおおきなきが あきにそまる あかいろのひとみをもつ しょうじょが 「元気でね」と いいました。
こがねいろのひとみをもつ しょうねんが ゆきのようにしろい ”それ”にふれました。 ”それ”のなかにある こがねいろが たゆたいます。]
(117) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ ”それ”が彼らに文字を教えたように、 彼らは”それ”に多くのことを話してくれました。
だから、ここが彼らの永遠の家でないことを、 ”それ”は理解していました。
”それ”が異質であることも、 シスターと子どもたちが大切にしてくれたことも、 外に出れば、どうなるか分からないことも。
だって”それ”は、この国を傷つけた魔物たちに よく似ていましたから。
”それ”は、ぜんぶ、ちゃあんとわかっていました。]
(118) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ 少年——だった彼の瞳もまた、 ”それ”の内側に湛える色のように揺れています。
”それ”は文字を書こうと尾を上げて、 まるで悩むように動きを止めてから 少年の手に頭のような白色を押し当てました。
何者かも分からない”それ”を”せんせい”と呼び、 子どもたちは小さな手で”それ”をよく撫でました。
”それ”には耳も口もありません。 目のような窪みも形を変えることはありません。
けれど、身の内から滲ませた黄金色で、 にっこりと笑ったような線を描きました。 子どもたちに教えた文字とは違う形でした。]
(119) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ 黄金色の少年も他の三人も、 宝石が液体になったみたいに揺れていました。
もう、子どもじゃないのにね。 遠くから彼らを呼ぶ声が聞こえます。
旅立ちの時です。]
(120) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ 優しい彼らが”それ”のことで傷を負わぬよう、 最後にもう一文だけ言葉を贈りました。
少年が唇を噛み締めます。 それから深く息を吐いて、すっかり固くなった 親指で、”それ”の輪郭をなぞりました。]
(121) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ ”それ”は、食べることも眠ることもありません。 寒さに凍えることも暑さに倒れることもありません。
けれど、彼らは宝箱の中に多くの物を残しました。 暖かな毛布、お気に入りのぬいぐるみ、 年季の入った虫眼鏡に、みんなで読んだ本まで。
大きくなった身体には不釣り合いな物を全部、 ”それ”のために置いて行ってくれました。]
(122) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[ 誰もいなくなった裏庭の、秘密の場所で、 朽ちていく教会を眺め、”それ”は尾を動かします。
手紙を書く≠ニ言いました。 「どうか幸せに」と黄金色の少年は言いました。
宝箱の中には、いつしかたくさんの紙が溢れました。 あの時、部屋の隅に積まれた封筒の意味を ”それ”はようやく理解しました。]
(123) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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— カウンターの上 —
[ ”それ”はまた一通の手紙を書きました。
透明なガラス張りのドームの中、 吊り下げられた白い光と真っ白な床があり、 遠くの果てにはひとつの扉が見えます。
ぽつんとあるカウンターには、白い生き物と 白色を譲った”それ”が佇むだけです。
白い骨組みの内側に、炎の色も黄金色もありません。 星空に似たインクが微かに揺れるばかりでした。]
(124) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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『あなたは今、幸せですか。』**
(125) 2022/03/04(Fri) 21時半頃
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[その人───ミケさんが、私の名前を口にする。 変わった苗字だと言った私に首を振ってくれたけれど 漢字が伝わったかどうかはわからない。 そして贈られた感想は結構、意外なもので。>>92]
……んふふ、そうですか? 短い方がいいです? あそうか、ええとなんだっけ、 コロムミケレシア、さん……たしかに長いもんね。 苗字、とかの区切りってあるんですか?
[ミケさん、と気安く呼称で呼ぶことを許してくれた その人が、名前について思うことがあるなど 知るよしもなく>>67、私はそんなことを尋ねる。]
(126) 2022/03/04(Fri) 22時頃
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ええ?これごはんなの?
[薬のようなものの正体を聞いて驚いたら うっかり敬語が何処かへ飛んでいってしまった。
触っても?と尋ねて、問題無さそうなら手に取ろうとする。 ぜんぶ食べるわけじゃない、と なぜかあたふたした様子のミケさんにふ、と笑んだ。 粒だもの、これぜんぶ食べてもきっと お腹いっぱいにはならなそうなのに。 一粒で栄養素が含まれている、という説明は 聞けたのだったか、もしそうなら、 いいな、と思っただろう。
食べると、吐いてしまう。 忘れようとする、いつかの日々が浮かんだ。]
(127) 2022/03/04(Fri) 22時頃
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えまって、食べたいって願ったら、 出てくるの?ここに?
[青い猫型ロボットのお話みたい、って ぶつぶつ呟いていたのだけれど 続いたミケさんの、とても不思議な質問に>>94 え、と息を呑んだ。]
あ、ええと、うん、そう。 こういうのは、薬だったり、 サプリメントだったりで……
[訥々と、言葉を探す。 どういうことなんだろう、錠剤が食事って、 なんだかとっても、現実離れしてる。 なにかの本で読んだ、未来の話みたい。]
(128) 2022/03/04(Fri) 22時頃
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食事ってこういうのじゃなくて、 私の国だと、主食はお米で…… ええと、 ごはん。白米。
そうね、ネズミさんが食べてるのは、チーズ。 私は、とろける方が好きなんやけど……
[ちょっと思いついて、カウンターをじぃ、と 見つめてみる。 ちょっと笑いそうになりながら、 でも魔法使いみたいに念じてみて。]
(129) 2022/03/04(Fri) 22時頃
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出た!ミケさん見て!すごない?
[思わず声が弾む。 上手くいったなら、きっとそこには ほかほかと湯気が揺れる、白いごはんと、ピザ。 それから。 ]
これ、ごはん。 こっちが、チーズの乗ったピザ。 それからね、これが、カルピス。
[ふふふ、って笑って、一つずつ紹介してみるけれど。 さて、ミケさんの反応はどうだったかな。 ]**
(130) 2022/03/04(Fri) 22時頃
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