28 僕等(ぼくら)の
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[妙な不安を感じる。感じるのに僕は、彼から眼を離せない。
吸い込まれるような澄んだ瞳から。
僕は暖簾にーー心の帳に触れられているのだろうか。 その奥に彼はいるのだろうか。
わからない。でも。 知りたいんだーー触れたいんだ。]*
(40) 2023/08/13(Sun) 06時半頃
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─プロローグ ベンチにて─
[康生が恋愛に関して熟達していると思われている>>34のなら、それは全くの誤解だ。確かに康生には思慮深い面があるし、頭だって良い方だ。そして、ある面に於いては酷く大人でもある。だがそれは、経験の偏りに因るものだ。康生の経験は、偏りが非常に激しいのだ。]
[つまり、何処かが突出しているという事は、別の何処かが大きく欠けているという事だ。純白で居られるのは、穢れを知らないからだ。真っ直ぐで居られるのは、曲がる事が出来なかったからだ。希望だけを瞳に宿すのは、絶望を映す余地が無かったからだ。そして、康生自身にそうである自覚は恐らく無いだろう。無いからこそ────問題は複雑な様でいて、至極単純なのだ。答えは、いつだって此処にある。傍に居るけれど、見えていないだけだ。]
ああ。本当にケイのことが嫌いなら、雨竜先輩と結婚してるって。 そっちの方がこう、「勝った!」って思えるじゃん。 大体、嫌いな相手をただ避けるだけって……なんか匡先輩らしくなくね? ケイが大事だから傷付けたくなくて、落ち着くまで離れてるんじゃって気がする。何となくだけどさ。
(41) 2023/08/13(Sun) 08時半頃
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─回想・合宿前、大和くんと─
>>0:410確かにガラケーは珍しいけど、お父さんも仕事でPHS?だっけ。アレ持ってたりするからそこまで違和感無かったな。 ちなみに私の家はマンションの3階。まあ普通? 一階部分は歯医者さんとか美容院とか入ってるから、二階部分は事務所が多いみたいだけど、そこまで周りに住んでる人を気にした事ないなあ。 だから待ち合わせはそこから出て大通り、大きな信楽焼の狸が置いてある酒屋さんの前。 いつも目立つんだよね、あのタヌキ。 早朝とはいえもう明るくて、気温も高めで汗ばんでしまうけど、やってきた大和くんはもうすでに結構汗をかいていた。
「おはよう!量足りるかな、足りたら良いんだけど。」
家から近かったのもあって、今の私の私服は部屋着に近い。 ノースリーブのサマーセーターにホットパンツ。それにスニーカーといった出立で近づくとはいっとお弁当を手渡した。 >>0:412嬉しそうなホクホク顔に私も笑顔になる。喜んでくれるの、本当嬉しい。 感想もくれるって言うし、ちょっと胸があったかい。
(42) 2023/08/13(Sun) 08時半頃
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「うん、美味しく食べてくれたら良いな! それに合宿も楽しんできてね。 あ、もし量が多かったら無理しないでね…?」
その可能性は男子だし大丈夫だと思うけど、万が一そうなったら無理はしないでほしい。 時間をおいてあとから食べようとして傷んでた、なんてのも嫌だからね。 多分大丈夫だと思うけど。
大和くんの笑顔が無邪気に見えて、何か他にも言いたい気がした。 だけどうまく言葉にならなくて、ニコッと笑って。
「行ってらっしゃい、大和くん。」
笑顔で手を振って、見送りたいな。**
(43) 2023/08/13(Sun) 08時半頃
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雨竜先輩だってケイだって、生きて動ける人間な以上、なんかの偶然でバッタリ出会うことだってあるだろうしさ。 そうなってから慌てるより、先に考えてた方がいいだろうなって俺は思うぜ。
[隠されている感情や衝動>>37までは見抜けないから、康生は朗らかに笑って励ました。康生自身が持ち合わせていれば推察も可能だったかも知れないが、生憎とそうではなかった。]
[胸を押さえる仕草と言えば、一般的には不安や苦しみを感じたり、辛い時にするもの>>38だろう。だが、康生のそれは少し異なる。特定の事象や対象について思いを馳せたり、考え込んだりする時にそうしているだけで、必ずしも負の感情に起因しない。もっと、判り易く簡潔明瞭なのだ。]
だってケイ、言ってただろ。 「独りの身体じゃないんだよ」って。>>0:37
[康生の顔に悔しさは無いが、疑問を感じているという点では同じだ。きっと互いに暫く、わからないという顔をしていた>>38筈だ。唯一つ、たった一つ、固定観念を捨てればいいだけなのだが。その前に投げ掛けられた訴え>>39に、初めて康生は悲し気な表情をした。今までは合っていた視線が下がり、両肩にあった手から力が抜け、滑り落ちた。]
(44) 2023/08/13(Sun) 08時半頃
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────……違うんだけど、わかんないよな。 伝わらないよな。
俺の心臓なんて、俺だってどこにあるのか知らないよ。 ……多分もう、どこにも無いし。
[傷付いた顔。鼓動は多くの悲しみと少しの動揺を刻んでいるけれど、それがどれだけ伝わっているのだろうか。言葉からすると、康生は伝える事を諦めてしまったのかも知れなかった。]
ごめん。 ……頭ではわかってんだけどさ、仕方ないって。 今の、ちょっと、結構…………ショックだった、のかも俺。 ケイ全然悪くねーのに、なんか、全部否定されたみたいな気がして……。
[胸に触れようと腕を上げ掛けたけれど、まだ其処には相手の手が在ったからか、静かに下ろした。暖簾は、確かに押せたのだろう。そっと触れたかった物を殴り付けてしまうくらいの勢いで。]
[心臓が止まってしまっても、人は死なない。死なないで済む方法はある。現に、康生は生きている。]
[中から居なくなることによって。 ────その中に、康生は居ない。]
(45) 2023/08/13(Sun) 08時半頃
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―― 飛んできた視線 ――
[仲睦まじく帰り道を行く先輩達を 最後尾の特等席で眺める 後輩 最年少 女子。
七尾千映は控えめな性格なので 皆のしんがりを務めるのです。
ちらりと投げられた視線には、>>19 何かあったかな?なんて自分も 後ろを振り向いてみて確認するだけで。**]
(46) 2023/08/13(Sun) 08時半頃
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―― 夜道:黄泉路 ――
[地球を守る巨大ロボットの操縦。>>@2
ソシャゲしかやったことが無い、しかも 流行りのRPGやらパズルゲーしかやったことが 無かった自分には、やり方とか全く 未知のものに思えて。
そんなゲームできるのかな…? なんて不安に襲われ、どうしようかと悩み始めた。 …のだけど。
賛同の声や>>15、自分よりもゲーム環境の 無さそうな声が上がったりするもんだから。>>22 抜けるのは色々い難しいな…と判断するしかなく。]
(47) 2023/08/13(Sun) 09時頃
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えっと、…じゃあLINEで。>>@11
[なんて、流れに流されるままに ゲームへの参加の承諾と、先導する七星先輩に ついて行くという選択を取ってしまった。]
(48) 2023/08/13(Sun) 09時頃
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[正しい道から外れ、 木々や草茂る森の小道へ。>>@14 劈く様な昼夕の蝉の声は既に枯れ、 凛と響く夜虫の声があたし達を迎え、招く。 辿り着いた丸太小屋の中に入って 先輩達の後ろから七星先輩の説明を聞いた。 名前、ID、PWの入力が必要らしくって。>>@14 自分の番が回ってきた時には 安直に、名前と『ナナオ』と誕生日とを カタカタとキーボードで打ち入力した。]
(49) 2023/08/13(Sun) 09時頃
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[全員の入力が終わった頃にか途中にか、 次はこっちと今度は謎の盾が出てきた。>>@15
なんだろう、これ。 不思議な形状と演出に思考をぐるぐると 働かせた結果、導き出された答えは。
……もしかしてアトラクション? 実は合宿のイベントの一つだったのかな? 先輩達、実はグルだとか?
そんな内容で。 昨年の合宿を経験して無いからこそ、 ああそうなのかななんて妙に納得できて どっと安心感に包まれるのだった。]
(50) 2023/08/13(Sun) 09時頃
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[それがとんでもない間違いだった、なんて 気付けるのはわりとすぐだったけど。
人の顔色を見る筈のあたしの、最大の過ち。
盾は触れた瞬間仄かに光って、 不思議だなって思うのと同時に何故か 胸の奥で不安が渦巻く心地に襲われた。 妙にざわざわした気持ちを抱えながら 先輩達が登録し終わるのを待って。 全員終わった頃に響く声。>>@16]
(51) 2023/08/13(Sun) 09時頃
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[合宿所に戻るのかな、なんて 思った次の瞬間。 目の前には合宿所があった。 当然のようにその場で混乱して。*]
(52) 2023/08/13(Sun) 09時頃
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─丸太小屋にて─
[後にして思えば、康生に止まるチャンスは幾らでもあった。例えば、案内人の少年が道を外れた際>>@14に難色を示すだとか。親友に止められた際>>30に、思い留まるだとか。だが……]
ケイは心配性だな〜。大丈夫だって! 銀行口座とか、支払いアプリ登録するわけじゃないんだからさ。 IDやPWを、他で使ってない物にすれば問題無いって!
[最初の一人が契約してしまえば、残りの者は断り辛くなる。その一人が、集団内に於いて声と影響力が大きな者であれば尚更。それどころか、康生の身を案じて契約に至った者>>31まで出てしまった。]
[……何も言い逃れが出来ない。康生は、この件に於いて完全に“戦犯”だった。案内人の少年との結託を疑われてもおかしくないくらいに。けれど、本当は……本当の“戦犯”は]
[──いや。今更、何を言っても仕方あるまい。既に、賽は投げられたのだから。*]
(53) 2023/08/13(Sun) 09時頃
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─17歳の誕生日─
毎年、誕生日はどんぐり亭のオムライスとミルクレープ。 ここのお料理が好きだといった昔の私の一言から、ずっと変わらなかった毎年恒例の出来事だった。
プレゼントはまあ…、的外れだけど、あったよ。 私がほしいものじゃなくて、多分世間一般的な女児が欲しがるアイテムが昔は多かったかな。 魔法少女のステッキなんて、あっても一緒に遊ぶ友達はいないんだ。 可愛いヘアゴムを貰っても、小さな頃はその結び方がわからない。 だけど、お父さんを困らせたくなかったし、一生懸命選んでくれたのかな?って。 ありがとうって受け取ってた。 聞いてくれたらよかったし、私からもいえたらよかったんだけどね。 だけどあの頃のお父さんは忙しそうで。 何より、お母さんを失った事から憔悴していて、私を育てることに一生懸命だったから。 今なら思うな、仕事に逃げてたんじゃない?って。 だけどそれだって一生懸命だったから。 私も一生懸命、良い子になったんだ。
(54) 2023/08/13(Sun) 09時頃
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中学生くらいから、プレゼントは無くなった。 その代わりに現金をもらうことにした。 プレゼントを選ぶのも一苦労でしょ? だったら自分で買うから良いよって。 あからさまにホッとした顔をするのやめなよ。 だからって、貰ったお金は生活費に組み込んじゃうんだけどね。 それでもどんぐり亭での食事は続いてた。 美味しいし、家族の時間が持てて楽しい。 そんな時間を私は楽しみにしてた。 家に帰ると、お酒飲んですぐ寝てしまうんだもの。お父さん。
(55) 2023/08/13(Sun) 09時頃
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でも、今年はとうとうその時間も取らなくなっちゃった。 だから、予約してる訳でもないし、どんぐり亭に今年は行かなかった。 でも行くつもりだったから、夕飯何も用意してないや。 誰かのために作るご飯じゃないと、やる気出ない。 ──だから最近、夕飯を抜くことも多い。お父さんが仕事で帰らない日も増えたから。 誰かと一緒に、食べたい。 だけど、 みんなそれぞれ忙しいんだろうなあ。 そう思って、せめて明日のお弁当の下準備をするかとのろりと動き出す。 このお弁当だって、最初の頃はすごい喜んでくれた。 今より下手で種類も少なくて、それでも喜んで受け取ってくれてたのに。 今は…。
(56) 2023/08/13(Sun) 09時頃
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「…パンでも仕込もうかな。」
そう。ストレス解消にはパン。 力強く、パンのタネを叩きつけながらストレス発散するのが良い。 そうしたら明日の朝に美味しいパンが食べられるし、動いてるうちにお腹が空いてそれを食べる気になるかも。 だから今年の誕生日はどんぐり亭には行かなかった。 ミルクレープも食べなかった。 その代わりにパンを捏ねて時間を潰す。
お母さんはパンが好きだったらしいしね。**
(57) 2023/08/13(Sun) 09時頃
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―少し前>>@0:63>>@0:64―
意外でもない? …そうなんだ。ありがとう。 まあ、一番の理由は結局父さんなのかもしれない。 ……言い訳にしてるだけかもしれないけど。
[意外な一面は親近感や友達につながる…か。 それで一緒に楽しんでくれて友達ができるかもしれない。 それもそう。…なのだけど。 友達なくすっていう部分を少し突っ込んで聞かれて、言うべきか迷った。 ごまかすこともできた…のだけど。]
(58) 2023/08/13(Sun) 10時頃
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まあ、いいか。それも込みで秘密だろうし。 私ね… ちょっぴりだけだけど負けず嫌いで。 ゲームとかでも、遊びだから手を抜く、みたいなのが なんか好きじゃなくて。 ゲームって、PCのゲームに限らず全部ね。 オセロは盤面真っ黒にするし、 神経衰弱はずっと私のターンだし、 学校でカード人狼やった時は、クラスメート大体食べた。
中学の時に一回だけ男の子と付き合った事あったけど、 私がゲームやるって言ったらすごく喜んで FPSに誘ってくれたんだけどね。 なんていうか……いつもより張り切ったから すごく、その……ボコボコにしちゃって……
(59) 2023/08/13(Sun) 10時頃
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後、一回だけこっそり塾休んで遠くのゲームセンターに 行ったときは父さんにすごく、…ものすごく怒られた。
………だからもう、実際会う友達にはしてないんだ。 ゲームの話。文句ない程度に学業の成果は出して、 こっそり合間を縫ってやってる。
[人とやるのは顔の見えないオンラインだけ。 両親は忙しくて私は一人で家にいる事が多いから、バレてもいない。 一番得意なのは弾幕シューティングだけど、非対称型対戦もバトルロイヤル系のTPSも随分やった。 FPSならeスポーツのプロとしてもやってけるかもしれない。なりたい仕事は別にあるから、やらないけど。]
(60) 2023/08/13(Sun) 10時頃
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…そういう感じ。 ごめん、ちょっと話過ぎた。 天体観測、そろそろ始まるね。…行こう。
[そう彼に告げて、消えた線香花火を拾い上げ、天体観測に向かった**]
(61) 2023/08/13(Sun) 10時頃
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ーー少し前/ベンチ/康生ーー
[人間とは多面的であり、当たり前に一枚岩などではない。
アニメキャラクターならば『明るい』と設定されたなら始終馬鹿みたいに騒いでいるだろう。
しかしそれは、単純な方がわかりやすく描きやすいという、制作側と見る側の都合でしかないのだ。
ーー人間は多面的であり、且つ。 その出っ張りと引っ込みの形は均一ではない。
酷く歪に出来ている。 酷くーー。]
(62) 2023/08/13(Sun) 10時半頃
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勝った?……そうかな。 確かに兄さんは優しいけど。 ーーそう。そうだと良いけれど。>>41
[この時僕は初めて康生の言葉に引っ掛かりを覚える。
勿論、彼が純粋に僕を慮り、真摯な言葉を吐いていることに関しては疑いの余地はない。
ただ、彼の出した結論は、とても僕に都合がいいことばかりだったからだ。
そうだったらいい。 そうあって欲しい。
ーーだけど、そんな上手い話なのか? あれから一年も経過し、兄は僕に一切の連絡を取ってこないが。
餓えた獣は、差し出された餌がなんだろうとがっつく。
僕は彼の考えてくれた答えを喜んで口に頬張った。有り難くて、涙すら流した。 だけどそれをすんなり飲み込めずにいる。]
(63) 2023/08/13(Sun) 10時半頃
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……。
[彼の描く絵では、僕と雨竜先輩はまるでドラマみたいに劇的に再会するのだろうか。
雨竜先輩が何処に住んでいるか僕は知らないが、通学出来る範囲にいるなら可能性はある?
しかし彼女は卒業している。大学に進学したなら、実家にいるかすら怪しいが。
勿論、彼の言うことに不満があるとかではない。 彼は他人のことをこんなにも一生懸命考え、励ましてくれているのだ。
ただ、僕は彼の考え方の傾向自体に違和感を覚えた。
だから雨竜先輩に関して僕は最後言葉を返せない。]
(64) 2023/08/13(Sun) 10時半頃
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[僕の話はこの後は続かなかった。何故なら、僕が康生の心に踏み込もうとし、その結果、彼が動揺を見せる結果になったからだ。]
言ったよ?言ったけど。
だって康生は僕の大切な友達だ。 だから、無理をして倒れたりしてほしくなかった。
[友達関係における普通の感覚だろう。ただ、僕の場合やや心配性だし、康生にだけは過剰な傾向がある。
彼は僕の特別だから。
何故そんなことを聞くの? 何故そんなことを言うの?
混乱が広がる。 そしてーー。
はらり、と。まるで枝から枯れた葉が落ちるように、彼の手が僕から離れる。
いつも明るく太陽みたいに笑う彼の表情が、雨に打たれる如く変化する。
(65) 2023/08/13(Sun) 10時半頃
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[僕は息を飲んだ。]
どうして。どういうーー。
[また不可解な言葉が続いた。 心臓の位置は誰だって同じではないか。 たまに生まれつき心臓が逆がわにある人間がいると知識はあるが。]
否定ってーーそんな。 僕はそんなこと、しないよ。
確かに僕は、コウの事を理解できていないのかもしれない。
よくわからなくて混乱してるよ、今。
だけど、コウを否定なんて絶対しない。 むしろ僕がコウの何を否定するの?
僕はーー僕はこんなに、コウの事を。
(66) 2023/08/13(Sun) 10時半頃
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[彼は力を失くしたように。瞳からも輝きを失ってしまった、項垂れて。
まるで人形みたいに。
僕は失敗したんだろうか? 彼を傷付けてしまった?
ーーここで引くべき?
僕なんかに。彼の足元にも及ばない矮小が、親友を気取り隣に立ち、理解しようとしたのが間違い?
でも。
ーーでも。]
(67) 2023/08/13(Sun) 10時半頃
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コウ。
[僕は彼の胸から手を離した。そして両手を広げ抱き締めようと。
しかし。
そのタイミングで茂みの向こうから加賀先生の声がした。
手荒いもあるから、ちょっと姿を消しても心配されないが、彼は監督義務がある。長い僕らの不在をいぶかしんだのだろう。]
……行かなきゃ。 コウ、戻ろう。
(68) 2023/08/13(Sun) 10時半頃
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[僕は彼を抱き締める事が叶わなかった。ベンチを立ち上がる。
彼はまだ動かないだろうか。なら、手を無理矢理にも握り引いて輪に戻るだろう。
勿論、僕をもう完全に受け入れまいと、彼が見限ったなら、それすら叶わなかったかもだが。
ともかく僕らはベンチを離れた。 ーーまた、喧騒へと戻っていくために。]
(69) 2023/08/13(Sun) 10時半頃
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