23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。
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ニジノは、延長あざます!
りしあ 2023/04/30(Sun) 02時頃
キリノは、ノッカ最初からあれだと年をとっても高校生に見える利点(?)
steel 2023/04/30(Sun) 02時頃
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…………。
[浅い息を繰り返して、暫くした後。 酷い心臓の痛みが、消えている事に気付いて。]
――……あきら。
[まだ目眩がして、身体にも上手く力が入らないけれど。 身体を起こし、荷物を持つと、部屋の外へ出た。]
(11) doubt 2023/04/30(Sun) 02時半頃
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ニジノは、ヤマトをセラミックハリセンで殴った。
りしあ 2023/04/30(Sun) 05時頃
サメジマは、あっワカナさん
jps 2023/04/30(Sun) 05時頃
ニジノは、▼▼▼▼▼▼▼ヤマト **
りしあ 2023/04/30(Sun) 05時頃
ニジノは、サメジマもすごい人タラシだと思った(褒めてる
りしあ 2023/04/30(Sun) 05時半頃
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[少年は大きな声で叫んでいたし、個室を全て探し回れば彼に逢うのは難しくはなかったろう。
無事な菅田に少年が涙し、暫く離れなかったのは言うまでもない。]
[玄関の待ち合わせには何人来てくれたか。逢えた人とは連絡先を交換しただろう。]
(12) CClemon 2023/04/30(Sun) 06時頃
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サメジマは、各方面に謝罪している。
jps 2023/04/30(Sun) 10時頃
サメジマは、ぺこぺこぺこ。
jps 2023/04/30(Sun) 10時頃
ヤマトは、サメジマの隣でペコペコした**
CClemon 2023/04/30(Sun) 10時頃
トレーサー キルロイは、メモを貼った。
nostal-GB 2023/04/30(Sun) 12時半頃
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鮫島が友情のみに見えた人います?←
(13) CClemon 2023/04/30(Sun) 13時頃
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ニジノ。
[時系列?しらん!]
お前が、好きだ。…可愛いも。 嘘をついたことはないんだ。
ちゃんと俺と話をして。
頼む。
(14) CClemon 2023/04/30(Sun) 14時頃
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ニジノ。頼むよ。
ーー逢いたい。
(15) CClemon 2023/04/30(Sun) 14時半頃
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今度こそ大切にする。 信じて。
(16) CClemon 2023/04/30(Sun) 14時半頃
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ニジノは、ヤマトの中の人をよしよしした。
りしあ 2023/04/30(Sun) 16時頃
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[少年は鮫島研吾に連絡先を渡していた。
彼はスマホを処分したと言っていたし、彼が叶えたいと言っていたことを成し遂げるとしたらーー暫く逢えないだろうと考えていた。
だが。]
(17) CClemon 2023/04/30(Sun) 16時半頃
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[
少年が彼に逢うことはなかった。 二度と。 ]**
(18) CClemon 2023/04/30(Sun) 16時半頃
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ヤマトは、ティッシュがなくなりピンチ
CClemon 2023/04/30(Sun) 17時頃
ノッカは、先輩が見えたので嬉しそう (まだオフ)**
azure_blue 2023/04/30(Sun) 17時頃
ヤマトは、ご飯は食べてますが水を飲んでないの透けました
CClemon 2023/04/30(Sun) 17時頃
ニジノは、# ノノカワ # サラカワ
りしあ 2023/04/30(Sun) 17時頃
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[現代のヴィオレッタとアルフレードの物語を語る前に、少年の鮫島研吾への想いを語ろう。
少年が彼に惹かれたのは体育館でのこと。
導くような包むような。それでなにかを強いない彼の言葉に安心したからだ。
彼の暖かい手にも。
これには少年の生い立ちが関係してくる。 少年は両親から愛されず、妹に縛られていた。
つまり、強い庇護と承認、自由を求めていたのだ。
だが、勿論この段階に恋愛要素はない。]
(19) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[少年は柊との会話で"妹"というキーワードを聞き吐き気に襲われた。
咄嗟に鮫島研吾を頼る。
彼は保健室にて少年をベッドに横たえ、少年の手を擦った。
しかしそれではこの強い不安は拭えなかった。
だから少年は、間違えてしまう。 もっと強い絆があれば安心出来ると。
身体を重ねたら。
ーー抱いて。]
(20) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[鮫島研吾も少年の意図を汲んだ。だから、安心を与えるために抱いた。
だが、その一時的な安らぎは幾ら重ねても少年を救わなかったし、 むしろ少年に恋愛意識がない鮫島研吾を追い詰める形となる。
この過ちの関係は最後まで続いた。]
(21) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[最終、優しく少年を抱く鮫島研吾に、少年は"行動こそ気持ち"と気付く。
鮫島研吾は、彼なりに少年を大切にしようと努めた。 彼が少年を好きなのも本当なんだから。
ただ、セックスはしてはいけなかった。
二人の関係では、その交わりはセフレにしかならなかったから。]
(22) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[少年は何故こんなに鮫島研吾に惹かれたか。
少年が彼の前では普段より更に子供になり甘え、膝を好んだのを覚えているだろうか。
そう、少年が求めていたのも、実は恋人ではなかった。
彼に父親を見ていたのだ。
家族が愛し合うように、二人は互いを思っていた。きちんと愛はあったのだ。
しかし二人は愛の形を、表現を間違えたーー肌を触れあわせて。]
(23) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[桜並木の中で。彼は結局少年に"愛してる"を言わなかった。
セフレになるんだな。 でも逢えるだけでいい。
噎せかえるピンクの中少年は考えていた。でもーー
本当に、それでいい? それで幸せ?]
(24) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[キリノとサラの幸せとは違う二人の形、幸せとは思ったが。
少年は少し前に、幸せを掴もうと手を伸ばさなかったか? 少年と一緒に"幸せになりたい"と言った彼女。
少年が鮫島研吾と恋人になるなら、彼女は祝福してくれたろう。
が、彼女との幸せを手放し、セフレに収まり。
ーーそんな歪んだ形が、幸せ?
消える最後の瞬間、彼女がーーニジノが刻んだ朱がまた。
とくんと主張した。]
(25) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[そうだ、自分は。
鮫島研吾に恋をしていない。 こんなに思慕を向けたが、いきなり身体を繋げたのは恋じゃなかったから。
少年が、抱き締めたいと。 キスしたい、楽しいデートをしたいと考えた相手はーー]
(26) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[ここで、少年は帰還したのだ。
勿論一番に心配したのは鮫島研吾のこと。 廊下で騒いで彼を探し、無事を確認したら涙に溢れた。
だが、少年はこの時に、自分の彼への気持ちが。
むしろ愛ではあるが恋ではないのに気づいた。]
(27) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[
椿が、静かに花開く。 少年はーーニジノを、求める。
眠っていた、見失っていたが消えたわけではない、狂おしい恋しさに……]*
(28) CClemon 2023/04/30(Sun) 18時半頃
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[少年は自宅に戻ると、妹と話をした。
彼女にきちんと告げるのは多分、初めてだった。
『もうセックスを兄妹でしたくない。お前を妹として大切にさせてくれ』
妹は最初黙っていたが、最後。 お兄ちゃん、ごめんねと受け入れてくれた。]
(29) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃
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[少年は自身の気持ちに気付いてから、ニジノからの連絡を一番に待っていた。
勿論、鮫島研吾から連絡があるなら、逢って少年の本当の気持ちを伝えようと考えていた。
しかし彼から連絡はなかった。 刑務所に入ったかも、少年にはわからなかった。]
(30) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃
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[調べたり誰かに聞けばわかったかもしれない。が、少年はしなかった。
なぜなら?
彼は少年の連絡先を持っている上でしてこないのだから。
何か理由があるのだ。 彼がそう望むなら、少年は彼を尊重する。]
(31) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃
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[いつか彼が望んで連絡をくれるのを待てば、いい。
少年と彼は今、セフレという関係だ。
しかし少年はもう彼に逢おうがセックスするつもりはなかった。
あの熱情的交わりの過ちに気づいたから。
よって、少年と彼は友人に戻った。]
(32) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃
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[
友達とは、互いが望むなら逢うもの。
惹かれあうでもなく、必然も必要もない。
だからもし、このまま二人が二度と逢わずとも。 二人は友達でーー
想い出が嘘になるわけではなかった。
これで、火浦大和と鮫島研吾の物語は、終わる]*
(33) CClemon 2023/04/30(Sun) 19時頃
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[>>5ふと見ると、小指の爪が欠けていた。 最終日、出し合った案は完全には叶えられなかったということだ。僅かに目を細め、幾人かの安否を思い遣る。
確かめよう。上体を起こしたところで、聴き慣れた声>>9が届く。ややあって勢いよく飛び込んできた身体を抱き留めた。]
…………まあなんとか、無事よ?
[泣きじゃくるのを宥め、並んで玄関へと向かう。受け取った"報酬"に、大和が何を思ったのかはわからない。
集合場所に、全員の姿は、揃わなかった。]
(34) jps 2023/04/30(Sun) 19時半頃
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…………。
[自室の窓をぼんやりと見上げる。
頭の片隅には、あの日"暗記"した文字列>>4:-249が今でも浮かぶ。だがそれを、俺はきっと使うことはないのだろう。生涯、忘れることもないけれど。
現実には、たったの3時間。 けれどあまりにも濃密な時間だった。
あの春の廃校舎で、出会って別れた黒の瞳。 交わした幾つかの約束は、確かにあの時の俺たちに必要なものだった。代々木のコート、寄席に差し入れる選りすぐりの一冊、映画は何が上映されているだろうか。 "傾いて"しまった関係、そのものも。 何ひとつ無駄であったとは、思わない。
ただ、今は────、
瞼の裏の赤に、時折桜が舞う。 思い出すのは繋いだ手の確かさ、それだけだった。]
(35) jps 2023/04/30(Sun) 19時半頃
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[
嘗て、大事に想った友がいた。
いつか望むのならば再び出逢うだろう。 必然も、必要もなく。
その時は笑い合って、 形を新しくした友情を交わすのかもしれない。
ただ、それが真実であり、
終わりであった。
**]
(36) jps 2023/04/30(Sun) 19時半頃
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―― Lycanthrope Game 2 End ――
[もはや耳慣れたチャイムの音。 システム音は無機質なのに、どこか道化めいていて。 勝利陣営の生存者が、淡々と命令を発していく。
途中、エラーが発生したようだが、うとうとと微睡む意識の下で聞き流していた。]
――――ん、
…………????
[ご参加まことに――ざいま――た。>>#14 アナウンスを聞き届け、呆気ないほど簡単に開いたマシンから再び這い出す。]
ど、うな……あれ?
[ここが現実かVRか分からない。杖を掴み損ねて転びかけ、咄嗟に踏み出した左脚が、
――しっかりと、体重を支え地に立てていたから。]
(37) りしあ 2023/04/30(Sun) 22時頃
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[呆然と立ち尽くしていたら、やたら遠くガシャンと杖の倒れる音がした。 慌てて頬を抓る。痛い。当たり前だ。でもVRの世界でも同じ痛みを感じた。
――この世界はどちらだ?]
…………ゃ、 いやっ、
[身体が小刻みに震え出す。 あれほど精巧な廃校を再現できるVR技術。この個室だって、再現可能だろう。手に馴染む杖も、握ったスマホも、確かにそこにあるようだが、何より脚の感覚がVR内のそれに近い。
――胡蝶の夢。もはや、どうやって現実感を確かめれば良いか分からない。
腕を掻き毟った。細い赤線が幾筋か、ちりちりと痒いような痛覚。 首元に手をやった。あのチョーカーも石もない。 ただ、そこに突き立てられた鋭い――痛みと、鮮血と、灼かれるような、]
あ、あああぁあ――――!
[絶叫。そのまま昏倒し、胡蝶の夢を漂う。**]
(38) りしあ 2023/04/30(Sun) 22時頃
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─ リアル・個室の中 ─
[ゴーグルを傍らに捨てて、 震える手でウェアラブルデバイスを外した。 喉元に手をやる。汗ばんだ首。
──あの忌々しい首輪は、もう無かった。]
……──はぁっ、っは…… ……
[願いの最申請を叫んだあと、 "受理しました。処理を実行します。"の 音声が聞こえて、 身体中に電流が走ったような衝撃と苦痛を受けた。 何が起こったのか分からない。 いや、 何かが"処理"されたのだ。]
(39) steel 2023/04/30(Sun) 23時頃
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