10 冷たい校舎村9
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[そんなこともあったけれど、ひとみちゃんは ちゃんと約束を守って文化祭の準備に勤しんでいる。 誰も思い浮かばなかったわたしが、 誰かいるように装ったへらへらの答え。 ひとみちゃん>>0:1183の反応は芳しくない。]
……わたし、どうだった?
[これ、心理テストじゃないな。 わたしがすぐ気づけたのは積み重ねがあったから。 たぶんひとみちゃんが隠していることに関係している。 でも一応、もしかしたら。 わたしは予防線を張って、心理テストの答えを尋ねた。]
[聞き返したら、きょとんとした顔。 予防線なんて意味なかったかも。 わたしは話題が流れる前に口を開く。]
(23) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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うーん……忘れられる側なら、理由聞くけど。 そもそも、伝える必要あるの?
[ひとみちゃんの答え>>0:1184はふわふわで、 地に足がついていないみたい。 前提も曖昧だから、わたしには上手く想像できない。]
忘れられる側が忘れる側を一番好きだとして、 忘れる側は、忘れられる側のことが好きなの? 忘れたいのに?
[主導権は忘れる側にあるんじゃないの。 わたしはそう思って、ひとみちゃんに尋ねた。]*
(24) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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―― 回想:ため息の話 ――
[ いつも、にわか雨みたいに私は芽衣に話してた。 今日は、芽衣の言葉が雨粒みたいに私に染みていく。 ちゃんと聞くよって、 投げていいよって、 芽衣の言葉はどこまでも優しくて、 つまりそれだけ私が弱って見えているということだろう。 実際、泣いてこそいないけど、 私の今の姿は情けないの極致だと思う ]
(25) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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[ 情けない姿を晒すなんて、恥だ。 だから芽衣とのその時間は、どこまでも優しくて、 だけど自分のふがいなさに苛まれる。 私はこんな人間でいてはいけないのに。 優秀な、出来のいい人間のふりを 完璧にこなさなければいけないのに。
だからね、芽衣に具体的なことは何も言わなかった。 信用してないとかそんなんじゃない。 自分がそんな人間だって、 誰にも知られるわけにはいかなかった。
ちょっと疲れたね。 冗談めかしてそんな弱音を吐くのが精一杯だった。 でも、そんな時間だって私には特別で、 感謝してたんだよ?* ]
(26) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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── 現在・3年9組教室 ──
[ なにか、も何も。>>19
目前に広がる光景を見つめて、 少しの間フリーズしていた慎一は、 その言葉で現実に引き戻されはした。
けど、なんていうか、ダメだった。 やっぱり今日は最悪な一日で、 順調にいくことなんかひとつもなくて、 慎一の頭には「なんで?」ばかりが、 たくさんたくさん渦巻いている。]
(27) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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……わ、
[ わかんない。と言おうとしたのか、 綿見。と名前を呼ぼうとしたのか、 どっちだったかさえ定かじゃない。
ただ、声のしたほうを振り向いて、 そしたら綿見の黒い髪と目があって、 その向こうにいつもどおりの教室と、 あまりたくさんじゃない級友がいて、
「わ」の続きを紡ごうとしたら、 言葉じゃないものが溢れそうだった。]
(28) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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[ だから、慎一はもうダメだった。 何があったかを説明するなんて無理。 みんな、自分の目で見ればいいと思う。
慎一にそれ以上何も言わせないでほしい。 だって、無理。声を発したら涙も出ちゃう。
扉を開けた瞬間から、 ぶわあっとなってた頭の中が、 真っ白から、いろんなもので綯交ぜになって、 目の前の光景もぐにゃぐにゃ歪みはじめてて、
だから、気が付いたときには、 慎一は逃げるみたいに教室を飛び出してる。
行き先なんか考えてなかったけど、 たぶん、もう帰ろうって下に向かって。**]
(29) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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— AM8:50:3年9組の教室で —
[わたしは靴下を履き終わって、 炭蔵くん>>0:1170が書いた文字を眺めていた。
職員室にも先生たちがいないってさすがにおかしい。 乃絵ちゃんやひとみちゃんから聞いたメンバーも 教室に全員揃っていて、わたしはぽそりと呟いた。]
……取り残されたみたい。
[チャイムが鳴って、あちこちから着信音がなった。 当然わたしの鞄からも。 そういえば、マナーモードにするのを忘れていた。 休校の一斉連絡かな、なんて軽い気持ちで画面を開く。]
(30) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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——。
[わたしは動きを止めた。 『これ』は、なんだろう。
頭に浮かぶ二文字がどうにも拭えなくて、 送り先を見ようとするけど、誰からのものか分からない。
周囲を見渡すとみんな似たような反応をしていて、 わたしは画面を開いたまま、スマホを机に置く。
ひとみちゃん>>5の呟きが現状を示すようだった。]*
(31) 2021/06/06(Sun) 01時頃
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[そのまま黙って烏龍茶を味わっていたのは、 やけに喉が渇くからだ。
緊張? 恐怖? 得体の知れないメールを見たことによる、何かの感情のバグ。
ちょっと綺麗な空気を吸いたいなって、思って、 教室の前のほうでわちゃわちゃしている数人を見れば、 >>14>>19廊下の様子が何かおかしくなっていることは察することができて。]
(32) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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[恐る恐る近付いて、自分の目で廊下を見る。 >>#1匂い。音。光。そして装飾。 なんだろう、これ、なんだろう。]
あの日みたい。
[そう呟くしか無かった。 記憶の中にある楽しかった数日間の、その光景を、 こんなの、嫌でも思い出してしまう。]
(33) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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[ぼうっとしていたら、向井くんが飛び出していく。>>29 混乱するのは分かる。けど、逃げるみたいに。 追いかけようにも見失って、それで、]
……やっぱり、誰かいないか探してくる!
[自分の目で見ていない場所はたくさんあるから、 そこに誰かがいるかもしれなかったから。 誰かを探すという口実をクラスメートに伝えて、廊下を歩いて行く。
息を吸いたい。
暗い箱の中に閉じ込められて、それで——
ああ、早く、息を吸いたい。 私はもう平気なはずだから。*]
(34) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 01時半頃
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[私の席は廊下から遠くて、特別鼻が効く訳でもない わたしは、廊下から漂う匂い>>#1に気づくのが遅れた。
向井くん>>14が扉を開いて、綿見さん>>19が尋ねる。 わたしも自然と向井くんの方を向いたら、 教室の外がさっきより鮮やかに見えた。
重い曇天と白い雪。廊下はしんと冷えていたはずなのに。 そこでようやく、場違いな匂いがわたしにも届く。]
え……。
[この匂いを、わたしはまだ覚えている。 向井くんが飛び出した扉の向こう、 あの楽しかった一日が広がっていて。]
(35) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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[あぁ。]
[石橋、なくなっちゃったね。]
(36) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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[自分より混乱した人を見ると落ち着くって本当なのかも。 わたしはスマホの画面を暗くして手ぶらで扉へ向かう。
立ち止まっていた綿見さんはどうしていただろう。 わたしは横から外を覗き込もうとして、 ひとみちゃん>>34の方が先に教室を出て行った。
足取りは向井くんよりずっとゆっくりだったけど、 声音はそうでもないような気がした。]
探しに行こ。
[それが向井くんなのか、ひとみちゃんなのか、 先生たちなのか、他のクラスの人たちなのか、 それともXXでしかないメールを送ってきた誰かなのか、 何もかも分かんないけど。]
(37) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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いい?
[深呼吸をして、わたしは炭蔵くんに尋ねた。 わたしから話すことはあんまりないから新鮮な気分。
こういう時まで委員長に判断を任せるかは別として、 わたしは炭蔵くんに、尋ねた。]
(38) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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[返事を待つ間に、わたしは一歩だけ廊下に出る。 あの日の光景と、]
……危ない、なぁ。
[ぽつんと落ちる、カッターナイフ>>2を見下ろした。]**
(39) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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―― 現在:3年9組教室 ――
[ 黒板には休校って書いてあった。>>0:1170 ですよね、やっぱりね、そんな気持ちで眺める。 謝罪の言葉も書いてあるけど、 連絡がなかったんなら仕方ない。 炭蔵君の落ち度ではないと思う。
それなら、どうしよう。 芽衣は雪が止むまで待機って言ってたけど、 そもそも雪止むのかな。 天気予報……スマホ、圏外だった ]
(40) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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[ チャイムが鳴っても先生は来ない。 うん、知ってた。 そんなことを考えてたら、スマホが鳴る。>>#2
私は窓際の席だったから、 廊下側の異変には気づかなかった。 だから、みんなのスマホが一斉に鳴ったのに、 ああ、電波が復旧して、 今頃休校の連絡が来たんだと思った。 遅い。遅すぎる。 電波が不通だったのが原因じゃないよね。 だって、学校にたどり着くまでは電波生きてたもん。 どっちにしたって遅い。 脳内で盛大に苦情を申し立てながら、 メールを開いて ]
(41) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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……あれ?
[ それは、休校の連絡じゃなかった。 ついでに、スマホの電波、復旧してなかった。 電波不安定なのに届いたから、 送信者名バグってるのかな。 いや、そんな話聞いたことないけど。
教室の扉を開ける音がする。>>14 何の気なしにそちらに顔を向けて ううん、スマホから目を背けたかっただけだったかも、 とにかく、私はそっちを見て、 思わず瞬きをした ]
(42) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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[ 電飾に空気を読めっていうのもおかしな話だけど、 それでもさ、チカチカ楽し気に瞬いてるの、 あまりにも場違いだと思う** ]
(43) 2021/06/06(Sun) 01時半頃
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夜笑国 メイは、メモを貼った。
2021/06/06(Sun) 01時半頃
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— 回想:オカルトな時間 —
[>>0:1013プラカードを茉奈ちゃんに見てもらうと、 けっこうな好感触だったので、嬉しい。 なんか間違ってた気がするのは気のせいだったんだね。]
ちょっと自信なくてさー。 でも良いならこれでいこっか。
[……後日、別の人のチェックが入って、 冒涜的なプラカードが修正されたかどうかは、また別の話になりまして。]
(44) 2021/06/06(Sun) 03時半頃
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そうなんだよ。 見間違いにも思えないんだ、だってそこに“いる”から。
憑かれてるのかなぁ。 利美ちゃんに貰ったおふだね、 教えてもらった場所に貼ったけど、変化なし。
[>>0:1016いろいろ話しても解決には至らなかったけど、 真っ当に相談に乗ってくれて、とてもありがたくはあった。 どうにかして「ぼたん」を彼女に会わせることができたなら。 そんなことを思うけど、無理なものは無理な話だったので。
幽霊。守護霊。そういう解釈をするのが自然なのかもしれない。 あの子はそういう存在だ、と心の底から思えたのなら。]
(45) 2021/06/06(Sun) 04時頃
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[私の話は、どこまでを話して、どこまでを離さないかが難しい。 半端なことを言えば、頭のおかしい奴だと思われて終わる。 そうなるくらいなら隠し通したほうがマシなのだけど、 茉奈ちゃんや利美ちゃんは真っ当に話を聞いてくれる。 理解のある人って強いな。]
……? なんか言った?
[>>0:1017彼女は何かを呟いた気がしたけど、 それはよく聞き取れなかったから、一度だけ聞き返す。
困るよね、って言った気がしたけど、気のせいかな。]
(46) 2021/06/06(Sun) 04時頃
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[そんなこんなで、茉奈ちゃんは独特な話題の話し相手として認定している。 こういう話をしても他の誰かに言いふらすようなことはしない、と信じている。
彼女から、>>0:191「うるさい」とか、>>0:401「虚しいね」とか、 突然そういう独り言が近くで発せられても、私は気にしないので、居心地が悪いわけでもない。
だって、そういうのは慣れているもの。*]
(47) 2021/06/06(Sun) 04時頃
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[5歳の頃、押し込められた暗くて狭い箱の中。
何も見えなくて、何もできなくて、おなかが減る。 近くで物音だけが響いている。 ひどいにおいが漂ってくる。
時々、箱が開けられて、 知らない男の顔が見える。
めそめそ泣いてたら、あの子が殴られた。 黙るまでずっと、あの子が殴られていた。
あの子は気丈に、男を睨み付けている。 私はずっと、怖くて泣いていた。]
(48) 2021/06/06(Sun) 04時頃
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[箱の中には、わたしとあの子がふたり。
ずっと手を繋いで、言葉をかけ合った。 ここから出られたら一緒に遊ぼうね、って。 お母さんに作ってもらったごはんをいっぱい食べようね、って。
どんなに暗い闇の中も、きみと一緒だから乗り越えられると思った。]
(49) 2021/06/06(Sun) 04時頃
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[おなかが減って、意識が朦朧とする。
どれくらい時間が経っただろう。 このまま死んじゃうのかなって、何度も思った。 流した涙でいっぱいの箱の中。 溺れて息苦しくなって、死んでしまう。
男が箱を開けてくれなくなった。 物音もしなくなった。 ひどいにおいだけが立ち込めている。 息ができなくなりそうだった。
次に箱が開けられた時、見えたのは男の顔じゃなくて、 今度は知らないお姉さんの顔だった。]
(50) 2021/06/06(Sun) 04時頃
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「よかった、本当によかった。 よくがんばったね。」
[お姉さんは優しく私を抱き締めてくれる。 その感触にひどく安心して、また涙があふれた。
一緒に閉じ込められていたあの子の顔が見えた。 暗くてよく分からなかったけど、私はこの顔を知っている。 私と同じ背丈の、大人しくて可愛い女の子。
お姉さん、あの子も同じように抱きしめてあげて。 ふたりでがんばったの。だから、お願い。]
(51) 2021/06/06(Sun) 04時頃
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「ひとみちゃん。ひとりで、よくがんばったね。」**
(52) 2021/06/06(Sun) 04時頃
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