28 僕等(ぼくら)の
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……すまん。 何からどう話していいやら、 頭の中こんがらがっちまって。
そうだな…… まず……ありがとう。 本郷がそんな風に想ってくれていたことには 正直驚いてる。
でも、気付いていたら恐らく俺は身構えただろうから。 本郷はそのつもりじゃなかったかもしれないが、 不意打ちになったのは却って良かったのかも知れない。 俺も率直に言葉を返すことが出来ると思う。
[そうは言っても迷い迷いで、 言葉を探しながらになってしまうのは許して欲しいと 前置きしてゆっくりと口を開いた。]
(@51) azure_blue 2023/08/29(Tue) 07時半頃
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どう話したら良いんだろうな。
俺は、恐らく本郷が思うような 立派な大人ではないんだぜ。
融通効かねえし、不器用で要領悪いし、 仕事しながら育児している父親なんて世に山ほど居るのに どうしても上手く回せなくて娘を実家に任せきりだし。 忙しさにかまけて、随分前に出て行った元嫁とのケジメも あのロボットが来るまで放置してた始末で。 わりと適当だし、場当たり的なところだってある。
褒めて貰ったことは有難く受け取るけど。
(@52) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃
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『 ―― 俺と本郷は教師と生徒である。 ―― 本郷は現在17歳である。 ―― そも、俺は今んとこ既婚者で… これはロボのことがあって来年までに 紙切れ提出する手筈ではあるがそれはいいや。
ゆえに――、 何があっても気持ちを返してやることが出来ない。』
…… ってのが、 教師の立場と法令遵守を踏まえた模範解答。 生徒が道を踏み外しそうになっていたら 正しい未来にUターンさせてやらないといけない。
(@53) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃
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でもな。 正直、さっきの言葉はかなり俺に響いてる。 素直に可愛いこと言ってくれたもんだから、 グっと来てしまったところもあるんだぜ。
だから、“立派な大人” じゃない俺としては これをそのまんま返答とする気は ない。
[傍らの少女はどんな表情をしているやら。 己自身、心も表情も定めることが出来ず 沈黙を星空に委ねるように暫し宙を見上げた。]
(@54) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃
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大人や子供の定義や括りなんて関係なく 本郷はちゃんと魅力的な女性だよ。 学校生活や、授業での姿。合宿や部活動での顔。 俺の知る本郷は、まだほんの一部分だけだけど……
[空の星々を数え上げながら、視線を傍らへと戻す。 目が合うか横顔か、何れにせよ逸らさず見詰めつつ]
きっとこの先、 お前はどんどん変わって行くんだろうね。 時間を重ねて、年齢的にも大人に近づいて。 色々な経験をして、色々な顔をして。 綺麗になってって。
(@55) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃
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……うん、 勿体ない な。
[キャップを開け、残った珈琲を喉に流し込んだ。 意図せず零れた言葉ごと飲み干してしまおうとしたのに 飲み込み切れなかった言葉の欠片が喉奥を漂う。]
(@56) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃
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『知らないところで大人になってしまうのが嫌』 って言ってたっけ。 ………本郷は、どうしたいんだ?
[過程から見ることが出来るのか。 それとも成長した姿からスタートしたいのか。]
俺も出来るなら見てみたいんだけど…… 抜け道探し、してみるか?
[分かりにくいこの言葉が、 拒絶ではないこと、彼女に伝わるだろうか。*]
(@57) azure_blue 2023/08/29(Tue) 08時頃
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―― 公園 ――
……うん。
[訥々と語られる本郷の展望は、冷静で真っ当だ。 時折相槌を挟みながら、結びまで聞いて、頷く。 考えすぎて煮えていた自覚のある頭も その頃にはだいぶ冷えて来ていて、静かに口を開いた。]
本郷が俺に向けてくれた想いを 受け容れられればと思ったのは本当だ。 抜け道を探すことを考えたのも、 決して、気まぐれや遊びで言ったわけじゃない。
[今の思いをどう説明したものか。 口にする必要のないこともある気がしたが 分からないままにしておくよりはと、言葉を継ぐ。]
(@63) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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でもな、理屈の話。
本郷が他所に転校して 俺の直接の教え子ではなくなったとしても、 日本の法令じゃ年齢の部分は如何ともし難くてさ。 互いの間だけなら抜け道はいくらでも考えつくんだけど 世の中に言い訳するってなると、どうも勝ち筋がない。
だから仮に本郷が頷いてくれていたとしても せめて、18歳になってから―― ってことになっちまってたと思う。
(@64) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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日の当たるところでしてやれることもないまま まだまだ未来のある若い娘の貴重な時間を コブ付きアラサー男が縛ることになる。 「そりゃ違うだろ」 って 理性の部分は俺をひっ叩いてくるわけ。 試すようなことを言った心算は断じてなくて。 教師として道を踏み外しかけても、 もし、もしも、それでもと言われたら ギリギリのところまで叶える覚悟はあったんだけど。
お前の返答に少し、ほっとしてる。
一方で、ちいと考えナシだったかもなと、 悪い大人なりに反省もしてる。
(@65) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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――― にしても、正面突破か。いいな。
[何を思ったか、少し笑みを零して]
離れたところで成長を見てるよ。 連絡も待ってる。学校行事に顔出してくれるのも。 片肘張らずにくだらん話をしよう。
ああでも、俺がこんなこと言ったからって 他の出会いをシャットアウトしたりはするなよ。 高校生は大事な期間なんだからな。
(@66) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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………多くの人間と出逢って、関わって。 本郷の考え方も、生き方もきっとこれから変わってく。
それでも気持ちが変わらなければ、 いつかもう一度俺のところにおいで。
[この関係に、急いで名前を付けるようなことはしない。 近い未来に自ずと形作られてゆくものが もしあるのなら、それを手にした時に名を問おう。]
(@67) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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……で、いい?
[らしくもなく語らされてしまった。 少し照れたように、自身の髪を混ぜながら。 視線を合わせて口端を上げる。]
遅くなっちまったな。 車で来てるから送って行く。 家でも駅でも。 ……あ、心配じゃなければ、だけど。
[他に話が無ければ、改めて時刻を確認して。 己としては暗い道をひとり帰らせる方が心配なので 一応そんな申し出もしてみたがどうだろうか。*]
(@68) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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── 回想:復輝祭 ──
[生徒らの中に紛れていた時だろうか、 聞き慣れた明るい声が耳に届いたのは。>>239]
柊木。いや、来たのは少し前だよ。 声は掛けようと思ったんだが、取り込み中みたいで 後回しにしてた、すまん。
うん、すごいな。 俺は概要聞いた時、合宿のような部活の延長の 観測会を想像してたんだけど全然違って。 食い物も作ったりしたんだって? HPもポスターも部員お手製だし、本当に祭って感じだ。
………がんばったな。
(@69) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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[三千院と話をしていたようだったから 引き継ぎや激励は既に貰っているのだろう。 だから、労いとともにぽんと肩に手を置くに留める。]
俺は今日は片付け要員と見回り要員。 なーんにも考えずにお前らに任せて 楽させ………楽しませて貰うから、よろしくな?
[次期部長は引っ張りだこだっただろうから、 余り拘束しないよう微笑ましく見送ったはずだ。 終了の挨拶も号令もすっかり板についた印象で、 柊木が部長になってくれるなら次年度も安泰だろう。**]
(@70) azure_blue 2023/08/29(Tue) 22時半頃
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[方向性が一致したことにまずは安堵する。>>274 親御さんに隠し立てしながらどうこうというのは 互いのためにも避けたい所ではあったのだ。]
……いや、ギリギリどうにかなるラインを考えて あんまり上手くない手になっちまっただけ。 俺も焼きが回ったかな。 連絡は、夜なら今は大体空いてる。 待っているなんて言って重たくさせたくないけど 友達作って、卒業して、やりたいことも叶えて、
『また』 が 来たら、 俺もきちんと答えを用意しておくから。
[生徒の告白に対し、傷つけずに断る方法より先に 向き合う手立てを考えたのは初めてだったのだが 今は口にすることもない。]
(@71) azure_blue 2023/08/30(Wed) 00時頃
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人気……まぁそう言って貰えるうちが華だよ。
[本郷の表情に笑みが見えたのに安堵する。 ベンチから立ち上がって裾を掃いつつ、 心配の意味合いが分かっていない様子なのには 困ったように眉下げてエアーで手刀を落としておいた。]
車はパーソナルスペースだから。 俺は“先生”だから信用してくれてんのかも知れないが 普通は、気軽に異性の車に乗ると危ないからな。
[別の意味で心配になって苦笑した。]
(@72) azure_blue 2023/08/30(Wed) 00時頃
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うし、じゃ、親御さんに連絡を入れているうちに 俺はすぐそこの車を取りに行ってくる。 門限大目に見て貰えるといいな。
………? 何か言ったか?
[呟きのようなものが聞こえたような気がしたが 内容までは聞き取ることができなかった。 問い返してはみるが、返答はあったかどうか。
本郷が車に乗り込んだならアクセルを踏む。 なにせ門限がかかっているらしいから、 教師が一緒とはいってもあまり破らせたくはない。 安全かつ迅速に自宅まで送り届けたはず。 **]
じゃあな。 おやすみ。
(@73) azure_blue 2023/08/30(Wed) 00時頃
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―― 春のある日 ――
[あれから、一年以上の時が過ぎた。 街の復旧も随分と進んでいたし、 破壊された校舎も再建が終わりかつてのように 学び舎として生徒たちの賑やかな声で溢れていた。 当時の生徒達は、一年生が三年生になり。 二年生だった者は昨年度の終わりに卒業を見送った。 変わりゆくものもあれば変わらないものもある。 己はまだ同じ場所で教鞭を取り続けていたし、 約束通り、本郷との連絡も続いている。 転校先での出来事、行事のこと、日々の報告。 それらに返信したり、時には此方から近況を送ったり。
学祭や観測会などの行事の折や、そうでなくとも 何かの折には顔を合わせることもあったから、 違いがあるとすれば、生徒として学校で 姿を見かけることがないことくらいだった。]
(@86) azure_blue 2023/08/30(Wed) 18時頃
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『久しぶり。多忙なんだろうとは思ってた。 異動は今年も無さそうで、 こっちは何事もなく普段通りだな。
GWの後半は里帰りだから、頭の方のどこかで。 公園って、瑠璃川のマンションの近く? 了解。』
[講義の間の休憩時間に、そう返信したのが 恐らくは四月の終わり頃のことだったろうか。]
[そうして当日。 指定された公園を訪れて、 待ち人を見つければ片手を挙げた。*]
(@87) azure_blue 2023/08/30(Wed) 18時頃
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カガは、ちょいSHIGOTO山にU
azure_blue 2023/08/30(Wed) 18時頃
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―― 春のある日 ――
[近づく姿に、僅かに双眸を細めた。 声を聞けば本郷と分かるのだが、 スカートの裾と少し伸びた髪が揺れる様に、 一瞬、見知った少女とは違う女に見えて]
……ん。 久しぶり。 便りがないのは良い便り…って言うけど いろいろ多忙なんだろうなとは思ってた。 大学生活が充実してるならなにより。 通学は確かに、学校に近い所がいいよな。 門限も、無くなるし?
天文部はあの年の復輝祭が切欠でなのか、 定期的に色々イベントごとをやるようになって。 暫く廃部の危険はなさそうだ。 ……俺も、変わらず顧問先生のフォロー係。
(@89) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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[顧問副顧問の顔ぶれは変わっていないこと、 他にも、個性豊かな新入生の話などもその場でした。 座って話せば良いものを、なんとなくタイミングを逸し そのまま立ち話のように身の回りの近況を交換する。
……そうして]
[“報告”に、瞬いた。]
(@90) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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[単刀直入な言葉に、 努めて平静を装おうとするも、ほんの僅か その場に走った緊張に気付かれただろうか。
一呼吸、言葉の続きを待つ。 その先の真意を確かめたなら 気付かれないよう、小さく息を吐く。 嘆息でも諦観でもなく、己にほんの僅か過ぎった 情けない心の動きによるものだった。]
………本郷。
[己を見上げる彼女の瞳は、 かつての印象よりもずっと柔らかい。 名を呼ぶ以外の言葉を口に出来ないまま、 引き込まれるように見詰めていた。 取られる手も勿論厭いはしない、好きなようにさせて。]
(@91) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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――― … うん
降参。
[一途で真っ直ぐな “正面突破” へ 今度こそ本当に、白旗を上げた。]
(@92) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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いいよ。 もう、十分。
ていうか……俺もこれ以上放っておけない。
さっきだって、気付いたかも知れないが 少しだけ、ほんのちょっとだが、動揺したんだ。 大学に入ったら、そりゃなあ、とか。 他の出会いも大事にしろなんて余裕ぶっこいて いい年して何なんだか。
……正直、結構自惚れてたくせにな。
(@93) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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最初に本郷からここで告白受けてから 一年、半……くらい経つんだったか。 先生と生徒の枠は外れていたけれども その間、ゆっくり関わり続けてきてさ。 本郷がどんどん大人に、綺麗になって行くのを見て来た。 見た目の意味だけじゃないぜ。中身も全部。 きっと、この先も、驚くほど変わって行くんだろう。
……見逃したくないと思ってしまうのは、 ……逃したくないとも、思ってしまうのは。
そういうことなんだろうな、って、思って。 ……って、この言い方はズルいか。
[軽く呻いて、一瞬空を睨み。 取られた手を、今度は己から包むよう握り返して。 叶うなら少し、引き寄せよう]
(@94) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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俺で良ければ。 ちゃんと、隣で名前、呼んで。
………俺も、好きだよ。
[今度こそ―― 正面から、彼女の想いを受け容れる心算で。*]
(@95) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時頃
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―― いつか ――
[あれから。 実家のある新潟の某都市に帰り、 学習塾の講師として勤め始めていた。 生きて還れるかも分からないからと 殆どのものを手放してきてしまったから、 実家の至近にマンションを借りた。
両親や姉たちには、一緒に暮らせばと言われたが、 姉夫婦が切り盛りしている家に いい年の弟が転がり込むのも気が引けたのだ。 娘はお泊り感覚で己の家と実家とを行き来している。 本人は実家のほうが自分の家という感覚だが それは仕方がないので、少しずつ同居に向けて 環境を整えて行けたら良いと思って。]
(@96) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃
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[四歳になった娘は、最近は星が気に入りらしい。 天文部の元顧問だからといって 知識を吹き込んだこともなければ プラネタリウムに連れて行ったこともなかったのだが。
せがまれて誕生日に買ってやった 点を結んで星を作る知育玩具で遊び、 オリジナルの星座を作っては喜んで見せに来る。 まだまだ簡単な字しか読めないのに、読めないなりに 真剣な顔をして星座図鑑と向き合っていることもある。 二、三年もすれば父よりもよほど詳しく 星の知識を語るのではないだろうか。
彼女は、膝の上で、今日も星を数えている。]
(@97) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃
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[亡くなった人がお星さまになるのだと 娘に語って教えたのは誰だろう。 姉貴にしては古めかしい気がするから、父か母か。
――あのおほしさまは ひいおばあちゃん。 ――あかいのは おとなりのおじちゃん。 ――ぱぱは あれ!
そっかー、あれかぁ。と返しつつ、 またさりげなく娘の手でパパが 亡き者にされている気がするのは気のせいか。 可愛いので気にしないことにしてはいるが。]
(@98) azure_blue 2023/08/30(Wed) 22時半頃
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