34 【ペアRP】花人形たちが紡ぐ夢【R18】
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[『頂戴』と手を差し出されれば。 瞳をぱちりと大きく開く、てっきりお断りされると思ってたので驚いてしまいました。]
構いませんよ。 そもそも、あなたの為に造ったものですから。
では、今は『絆』の証ということで。受け取ってください。>>133 ······これからも、よろしくお願いします。
[そうして、君の左手の薬指に指輪をはめました。 銀よりもひんやりとした氷の装飾は、君の手元で淡く輝く。
その煌めきを見て。 君の顔を視線を移すと、私は柔らかくはにかみました。]**
(135) 2024/02/24(Sat) 18時半頃
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···昔から向こう見ずで。 一度こうと決めたら、とことん突き進んでゆく悪い癖があるんですよね。
最近は特に焦ってしまうみたいで。 ···心残りがないように、前向きに頑張っている証拠ですかね。
[最後に言葉の響きは、とても穏やかなものでした。
こうして喜んで貰えるなら。>>145 この癖も良いものかもしれないと考えだす私がいるもので。 この先も、自分はこうやって生きて続けていきましょう。]
(170) 2024/02/24(Sat) 22時半頃
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[騒がしい店内も。 指輪をはめる瞬間だけは、静まりかえっているように感じました。
まるで二人だけの世界に閉じ籠って。 君の息遣いと私の息遣いだけが聞こえみたいに錯覚してしまいます。
緊張で微かに手が震えていたことは、君にはバレているでしょうね。]
ふふっ、ぴったりでしたね。 お気に召したなら、何よりです。
···綺麗ですよ、一番。
(171) 2024/02/24(Sat) 22時半頃
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[ほにゃりと崩れた私の表情は、 自分が贈ったものを、喜んで身に付けてくれた優越感に浸っていたでしょう。
好きな人を他の男に譲る男がいますか?安心してください。]
こちらこそ、お店から出た後もよろしくお願いします。 ここを出たらあなたのことをもっと教えてくださいね。
段階を踏む、とのことでしたが。 まずは友人からですか、···それとも恋人からでしょうか?
[今度はこちらが首を傾げていました。 君に選択肢を委ねる問い、 どちらでもお好きどうぞ、なんて雰囲気で話していますが。
『後者が良いです』と期待する声と瞳が強く主張していました。]**
(172) 2024/02/24(Sat) 22時半頃
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ふふっ、そうですか。 ···では、今夜から恋人ですね。>>177
そうですね、現状に満足するつもりはありませんが。 ···これだけでも嬉しいものですね、ふふっ。
·······ぅえ、あの。···あ、ぁーん?
[きらりと輝く指が近付いてきたら。 疑問符をつけながら、控えめに口を開けてみます。>>176 明らかに慣れてない不器用な動き。
学生時代にお付き合いした女性がいたことはありましたが。 この体質を気にして。 こういった近しい触れあいは避けてきましたので、恋人らしいことをした経験はないに等しいのです。
···ですので、指まで食してしまったら、申し訳ありません。]
(178) 2024/02/25(Sun) 02時半頃
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········。 ············あまい、んだと、···おもい、ます。
[ゆっくりと噛みしめて、恋人らしい行動も味わいました。 ···赤くなった私は、味覚まで分からなくなってしまったようです。
···君が、私に悪戯したせいですよ。]
(179) 2024/02/25(Sun) 03時頃
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[···こういった恋人らしい行動も、教えて貰いましょう。 と自分の知識不足を補おうと、少しズルいことを考えていました。
その後は。 紅茶を飲んだり、果物を食べさせることに挑戦してみたりしたそうです。 百合の席には、いつもより甘い香りが漂っていたでしょう。]
(180) 2024/02/25(Sun) 03時頃
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[そんな触れあいが終わると。 あっという間に人々が寝静まっているだろう時間になってしまいました。 私は君の方を向いて、質問を投げ掛けます。]
···もうこの場所に、心残りはありませんか?
[心残りがないのならば。 また君の手を引いて受付まで行くでしょうし。
心残りがあるのならば。 いくらでも付き合うし、ゆっくり待つつもりです。]**
(181) 2024/02/25(Sun) 03時頃
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一緒に帰りましょうか、私の屋敷へ。
[君の手を引いて受付まで行くと。]
ロイエさんが欲しいのですが、取引をお願いいたします。
[一度手を離し。 店の奥で、ドール購入の手続きを済ませます。]
[その際に受け取った貞操帯の鍵は。 前回の時に頭の中を過った、気恥ずかしいことを思い出したため。 動揺を隠すかのように、薄いバックの底に仕舞いました。
········後で、こっそり渡すことにしましょう。]
(184) 2024/02/25(Sun) 07時頃
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ただいま、戻りました。 ···外は寒いでしょうから、これでも着てください。
[そういうと自身のコートを脱いで。 それを君へ、ドレスの上から少々強引に羽織らせようとしたでしょう。 ···体調を崩されては困りますから、使ってくださいね。]
·······それでは、お手をどうぞ。
[そうして私たちは、『パルテール』に別れを告げました。]
(185) 2024/02/25(Sun) 07時半頃
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−回想・カコ様への手紙−
[昼が過ぎ、お茶に丁度いい時間帯。 淹れた紅茶の香りが漂う自室で、日も立たずに戻ってきた手紙の封を開けました。]
···ご丁寧にありがとうございます。 事前にこちらの要望を把握することで、顧客の希望に沿うものを用意すると。
···なるほど、顧客を第一に考えていらっしゃるのですね。 私みたい、彼女に再度依頼をする方も多いのかもしれませんね。
[暫し悩んだ後に。
宝石の色は、紅や碧。>>108 意匠は、花の模様が好みなこと。]
(202) 2024/02/25(Sun) 15時半頃
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[その後は。 『購入するあたって独学で勉強してみましたが、種類が多くて分かりませんでした。』と正直に白状し。 そちらにお任せする旨を綴り。
最後に『心待ちにしております』と。 期待を隠せない言葉を添えて、送り返しました。]
···どうのようなものを見せてくれるのでしょうか、楽しみですね。
[先の約束を考えると、自然と口角が上がってゆく。 華のあるティーカップを手に持ち、すっかり冷めてしまった紅茶に口をつけました。]
(203) 2024/02/25(Sun) 15時半頃
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[約束の日。 私は屋敷の正面にある大扉の先で、あなたの到着を待っていました。
仕事の取引とはいえ。 こちらまで、わざわざ足を運んでくださった客人。 当主、自ら出迎えるのは当たり前のことでしょう。]
···カコさん、お待ちしておりました。 急な申し出を受けて頂き、感謝いたします。
[扉を開き、あなたが顔が見えると。 挨拶と共に軽く礼をしたでしょう。]
···早速、客間にご案内します。
商品を並べやすいように。 平らで大きめの机を用意しましたので、よかったら使ってください。**
(204) 2024/02/25(Sun) 15時半頃
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