28 僕等(ぼくら)の
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─瑠璃川と部室で─
うちも、日本離れるとしたらドイツって話自体はあるくらいだしな〜。 行ったことねーけど、祖母ちゃん住んでるから。 語学留学も楽しそうだけど、俺の場合体力面がネックなんだよなー。
[祖母ちゃんがハーフで、母さんがクォーターってやつらしい。だから母さんは在宅で翻訳家やってる。つまり俺には1/8くらいドイツの血が入ってんだけど、ここまで来たらほぼ日本人だろって思ってるし、別に言い回ったりはしてない。聞かれりゃ答えるけど。俺の身体がこんなじゃなけりゃ、もうちょい行き来もあったかもな。]
[うちも親戚付き合い少ない方だけど、父さんが早くに両親亡くしてるからってだけで、ドイツの祖母ちゃんとは定期的にビデオ通話してるくらいには円満だ。珊瑚んとこは、なんか複雑そうだなーって思う。あんま踏み込む話題でもねーけどさ。]
うわー、すっかり恋する乙女の顔になってんじゃん! 大好きを返してくれる、なぁ……。 耳が痛てぇ〜。んー、返してるつもりはあんだけど。 確かに、瑠璃川と命がやってるみたいなんはしてねーかも。 ああいうの、やっぱ必要なんかな〜。
(+150) 2023/08/22(Tue) 19時頃
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[常に手ぇ繋いでるとか、ラブラブLINEとか、そういうの。まさか、裏で俺の性欲に付いて話題になってるとは予想もしてない。 ……や、全くねーわけじゃねーんだけどさ。散々心臓で死に掛けてて、今も一応治ったとは言え心臓が自前のままの俺は、ドキドキすることがちょっと怖かったりする。怖いことよか楽しいことのが好きだから、そういう場面を避けがちってのはある。カッコ悪いから、珊瑚にだって言ってねーけど。]
[そんな訳で今んとこ、できた彼女たちと友愛の延長線上から抜けたことはない。あと、普通に「瑠璃川の手作り菓子うまい」は言ってる。特別に貰ってるわけじゃなくて、部の全員に配ってんだし。それがマズいことだとすら気付いてねー感じ。*]
(+151) 2023/08/22(Tue) 19時頃
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――五回目の襲撃――
[>>+142珊瑚の声が震えている。 大好きな声をこんなにも委縮させるなんてやはり肉体言語で語るべきだったかもしれないが無暗に暴力を振るうのはよくないことだから最低限に留めた。 手首だって相当痛いはずだし社会的にも抹殺されるような状況だ。 避難を急がないといけない瞬間にバカな言いがかりをつけてきて生命の危機に曝したのだから当たり前だろう。
震える珊瑚が痛々しい。 これまでも傷ついているのにまた傷つけられた。 どうして珊瑚が何度も何度もこんな目に合わないといけないのだろうかと憤りしか覚えない。
ぷんすこしているのは周囲にもわかるだろう。 毎日お手伝いに汗水流している姿を見ている人は心配してくれるし慰めてくれる。 >>+143気丈に振る舞っているけれど限界なのはわかっているから>>+144人から見えない影になっているところに潜り込みいつものように――ではなかった。 向かい合って座るから顔も近いし口づけも普段よりしやすい。 背中に手を回して強く抱きしめると>>+145どうしてかもうちょっとというので大和は目を細めた]
(+152) 2023/08/22(Tue) 19時頃
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だぁめ、もっとしよう。 僕はもう今日は珊瑚さん可愛がりタイムに入りました。
[唇が触れ合う度に温もりを与えていく。 抱きしめると身体が温まるがキスをすれば心が温まっていく。 でも、ここでは触れ合わせるだけのキスまでだ。 それでも戦いが終わるまではずっとそうしていよう。
これ以上珊瑚が傷つかないようにしたいのに、 人の害意というものはどうしても網をすり抜けてくる。
肉体の生命が無事でも心が死ぬ時もあるのだ。 大和はぼろぼろと涙を零しながら、珊瑚の唇を啄み続けていた**]
(+153) 2023/08/22(Tue) 19時頃
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─五度目の襲撃─
[五度目にコーラが出現したのは、今までで一番“俺から離れた所”だった。一度目の襲撃の際、俺は天文部の合宿でコーラの出現地点に居た。諸々の出来事が無かったってことは、二回目の襲撃の際も俺は入院なんかしてなくて、普通に学校に居たはずだ。命の忠告が無かったから、三回目の襲撃の時も学校に居た。そして四回目の襲撃の時、コーラの出現位置は俺ん家の真上だった。]
[だからネットの考察>>+127>>+128に、俺は思いっきり実名で挙げられてた。俺自身が、高校から急にポッと現れたみたいな存在なのもあって、祭りっての? なんかそういう感じになってた。父さんがプロバイダー情報開示とか何とかをがんばってくれてるけど、焼け石に水ってこういうのを言うんだろうな。俺は、人の記憶を書き換えてこの星に溶け込もうとしてる異星人でも何でもねーんだけど。]
[そんなだから、俺ら一家は避難所には行かなかった。ご近所がほとんど引っ越してってる傾き掛けたうちに居る方が、少なくとも俺の身は安全だろうって。避難所に居る人たちに襲われでもしたら大変だって。そういう判断だった。]
(+154) 2023/08/22(Tue) 19時半頃
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[俺たち一家が引っ越さなかった理由も、三割くらいはそれだった。俺が友達と離れたくねーってのもあったけど、もし引っ越して、今度も俺の真上にコーラが出現したら、マジで目も当てらんなくなる。俺自身ですら、本当に自分とコーラが関係ねーのかわからなくなるレベルだったしな。]
[……まあ、だから。うちが十分被害を受けてもおかしくねー距離に出現したにも関わらず、俺はちょっとだけほっとしたんだ。今度は、俺の真上じゃなかったってことに。]
[もし潰されて、家族全員一緒に死ねるなら。それはそれで誹謗中傷から逃れられていいのかもしんねーなって。そんなこと考えながら、割れた窓越しにコーラを見てた。*]
(+155) 2023/08/22(Tue) 19時半頃
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─数日前 天道君とのLINE─
『双子?』 『七星君とハロは双子なの?』 『それで、納得いったよ』 『そういう事は言わないでね』 『ハロと天道君は二人で帰ってほしい』
『多分、それは私達の救いでもあるから』 『私の、かな』
[でも、きっとみんな同じように言うかもしれない。 そうだったらいい。 私はそこで会話を終わろうとして、手をふるクマのスタンプを送りかけて]
(176) 2023/08/22(Tue) 20時頃
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『全然関係ないけど』 『変な話だったらごめんね』
『天道君ってゲームとかやる?』
[しばらく送るか送るまいか迷って、そんな一文を付け足した*]
(177) 2023/08/22(Tue) 20時頃
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[自身が座る、何の変哲もない木の椅子には、見覚えがあった。 これは、今の養父母に引き取られるまで居た、孤児院にあった椅子だ。]
[見据えた目の前の敵は、麦わら帽子の下にカーテンを纏ったみたいな姿で。]
……これ、念じれば動くんだっけ。
[そう呟くと、まずは、レーザーで攻撃してみたけど。 カーテンの防御を破るには至らない様で。]
んっ……!?
[こちらからの攻撃が開始の合図になったのか、突如、目の前に見えない波紋が広がった様に感じて。 その後、頭の中を揺さぶられている様に感じて、耳鳴りと頭痛がした。]
[こめかみに手をあて、目は瞑らない様にしながら、過るのは。 在りし日の、幼い自分の姿。
両親と両手を繋いで、楽し気に笑う子を見つめる自分。 孤児院で、一人ぼっち。本を読み、夜空を見上げる自分。]
(@29) 2023/08/22(Tue) 20時頃
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――……まぁ、だから何だっていう話で。
[精神攻撃っていうやつだろうか。 心の弱い部分を引き出して、増幅させて惑わすのが敵の能力らしい。 パイロットが乾だったら、脅威だったかもしれないが。]
このロボット、お互い主な武器って1つなんだよね? 精神攻撃がメインなら、向こうはあと近接しかできない? ……近付いて殴っていいかな?
[今までの戦いを一度も見ていないので、念のためみんなの意見を確認。*]
(@30) 2023/08/22(Tue) 20時半頃
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─五回めの襲撃─
>>+154ネットの考察のことも柊木くんが実名で挙げられていることも私は知らない。 もしかしたら学校名+天文部までは挙げられてしまってるんだろうか。 そんなの酷い。たまたまそこに居合わせただけ。コーラが現れただけ。ただそれだけなのに。 もし本当に天文部が、合宿の参加者が、学校の生徒が関与してるなら教えてほしい。 だってあんまりにも街は壊れて被害を受けている。 その周囲にいる私達だって。 ネットのこと、お父さんは知ってるのかもしれない。 だから成る可く此方での奉仕活動をするように言われていたのかも。 私も命くんも受け入れてもらえる場所があるように。 無関係だとみんなに知ってもらうために。 事実私たちは無関係だ。もしかしたら柊木くんパパを通じて避難を呼びかけたこともあったかもしれないけど、その辺りの判断は彼らに委ねたんだろう。 でもその場合、ここに居なくて良かったかも知れないよね。
(+156) 2023/08/22(Tue) 20時半頃
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「ん、ふ…っ、なか、ないで…?」
>>+153可愛がりタイム。いつもなら照れ笑いを浮かべたり、なあにそれ、なんて笑ったりするけど今は無理。 だからこくんと頷いてちゅ、ちゅ、とキスを繰り返していたけど、命くんのほほに伝う綺麗な雫に気付いてこつりと額を合わせた。 両手で命くんの頬を包んで、やっと微笑んで見せる。そんな私の目にも涙が滲んで。
「今日、唐揚げつくる。 初めてのお弁当に入ってたの、好きでしょ? 甘い卵焼きも作ろ…。 レアチーズケーキ冷やしてあるから デザートにそれ、食べて…。」
膝立ちになってぎゅう、と命くんの頭を胸に抱え込む。 よしよしと頭を撫でた。 自分の方が参ってると思うけど、私だって命くんが泣くの見るの嫌なんだよ。 お互い笑って過ごしていたい。
(+157) 2023/08/22(Tue) 20時半頃
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「…ん。」
でも、避難所ではこれ以上甘えることは流石に憚るから。 また普通にギュッと抱きついてから命くんの首筋に唇を寄せる。 ちゅうっ、と強めに吸い付いて鬱血痕を残そうとした。いわゆるキスマーク。私はここにいるよ、命くんは私の。色んな意味を込めたキスマーク。
「…私にもつけて?」
つん、と自分の首筋も指さしてお願いする。 ね、それくらいならきっと見逃してくれるよね。 みんな静かなロボットたちに怯えてるけど、私たちのことは見てないから。*
(+158) 2023/08/22(Tue) 20時半頃
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―― 天体観測会:役割分担2 ――
! じゃあ、ご都合大丈夫でしたらですが、 天体観測会の午後に作るのはどうですか? 夜は会をやって、その時に軽食みたいに 配るのも素敵だなって思うんですっ。
[クッキーを作ろう!て提案へ勢いよく食い付いて、 こちらからも提案を返してみました。>>+125
もし本郷先輩の話題が出たなら悩んで。 まだ開催まで時間もありますから 今度誘ってみましょう!と提案もしたと思います。
楽しみな計画が増えていくことに 嬉しそうに頬を緩ませて。]
(+159) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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あたしのうち…は、外泊大丈夫だと思います。 合宿も許してくれてましたし、 安全に気を付けて 他人様に迷惑かけなければってくらいで。
[もしかしたら、今のご時世だからもっと 色々言われて最悪反対されるかもしれない… ですが、きっと。おかあさんなら。 思い出作りだって言ったら許してくれるはず!]
テントも良さそう!…ですけど、 男子女子で近いと会話とか聞こえちゃう、かも? 先輩に沢山ご迷惑かけちゃいますが、 おうちお邪魔させてもらってもいいでしょうか…?
(+160) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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先輩の秘密の話とかお聞きしたいですっ! あれば、ですけど…!
[夜に女子、男子で集まるなら それぞれにそんな話題が飛び交う気がして。 折角なら話が漏れない環境で盛り上がりたいって ワガママにも思ってしまって、つい、 そうお願いしてしまうのでした。>>+120>>+126]
(+161) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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ありがとうございます、柊木先輩! 乾先輩、そういえばお見掛けしませんね。 …ご無事だと良いんですが…。
[長期的に連絡が取れないのであれば ご時世的に被災を心配してしまう。>>+141 遠くに行かれているのなら、お土産話が 聞きたいなあなんてぼんやり思って。]
大丈夫です! ・ 他の一年部員に…も、お願いするので、 ちゃんと集められると思いますっ!
[全任せしようとしたのは秘密です…!]
(+162) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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[こうしてあたしの突然の申し出は、 天体観測以外のイベントも充実していて とてもとても楽しみな計画へと昇華されていた。]
――― 皆さん、ありがとうございます…っ! 皆さんやっぱり優しくって、あったかくって あたし……大好きです
……今までで一番、力入れて ポスター描き上げますね…!
(+164) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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[あたしの疎開先はここから…うんと遠くて。 もしかしたらそのままそっちで 定住するかもしれなくて。
だから、だからこそ。 この最後の思い出になるかもしれない ビッグイベントに、全力を注ごうと。**]
(+165) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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乾君っ……!
[翻る、サバイバルナイフの刃>>144。 首から噴き出す、赤い血。 スローモーションみたいに見えて。]
[けれども、操縦者がすぐに次へ移ったので、三千院 透>>@19の近くに現れて、彼をコックピットへ転送した。]
[状況を問われる>>@20と、手短に伝えて。 乾君の亡骸と血を転送した。]
(178) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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縁士君、大丈夫……?
[縁士君の肩>>165に止まると、小さく呟いた。]
(179) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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─旅行の日─
「でも彦星と織姫は星の寿命で考えると 3秒に一回はあってる計算になるんだって。 だから私たちの場合は誤差でず〜っと 一緒にいても良いよね〜。」
>>+147時短どころか誤差で会えない分を無くしました。そんな二人で良いと思う。 時々ちゅ、とキスされるから、くすくす笑いながらこっちもキスを返す。 そんな風にしての〜んびり楽しんだ後、やっとプールを終わらせることにした。 女子の着替えは長いよ〜! 体を拭いて、タオルを巻いて、脱いで、拭いて、着て、髪の毛をとかして。 この後お風呂に入るから乾かさなくて良いかなー、とちょっとサボって水着を濯いで絞ってからやっと出てこれた。 タオルを預けられるのはほんと便利。
(+166) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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更衣室から出て、待っててくれた命くんに「お待たせ!」と腕を絡ませた。 >>+148お部屋に戻る前にお土産屋さんに寄って、お父さんたち病院の人と、天文部のみんなに多めのお菓子を買う。お父さんには旅行の後すぐ渡すし、天文部のみんなには日持ちするのだからって観測会の時に食べることにする予定。 途中、ちょっと素敵なペアリングを見つけた。 黒檀で出来た黒いリング。だから木製なんだけど、ツヤッとして黒い中に一粒小さな星みたいな宝石が入ってるの。 ちらっと見たけど、こう言うのは流石にまだ早いかな…、なんて思いつつ、柊木くん用に星の頭に青い体の何とも言えないゆるキャラのぬいぐるみキーホルダーを買った。 体の前に「願ってごらん」背中に「かなえるよ」と書いてある。 後自分にご当地ギディちゃん〜ホテルの制服仕様〜も買いました。お土産はこんな感じ!
…あ、水着は干してないよ! 明日もプールで遊ぶなら干すけど…ちょっと干しておくなら恥ずかしいかも。 あんまり目立たない位置にするからね、その場合。
(+167) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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「わあ、すごい!」
>>+149並べられた夕飯は豪華! 自分でもなかなかこんなに作らないから、お腹いっぱいになりすぎそう。 私もテンション上がったけど、命くんが喜んでくれてるのが嬉しい。 一緒に並んで座って…え?
「ちょ、自分で食べれるよ? 命くんがたくさん食べてほしいのに…あーん。」
戸惑いながら主張するけど、結局はあーんと口を開ける。 鯛のお刺身はまろやかでなのにプリプリしてて、目がキラキラ輝いちゃう! 私もお返しにお刺身をあーんしたり、茶碗蒸しをスプーンで掬ってふうふう息を吹きかけてからあーんしたり。 きっと、お互い食べさせあってたんじゃないかなあ。 どうしても私の方が先にお腹いっぱいになっちゃうし、お腹いっぱいになりすぎないように注意する。
(+168) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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あ、後お味噌汁はさすがに自分で口にしたよ。 お椀を持って相手に…は、イチャイチャを通り越して介護じゃない?って思ったから。
「もし良かったら私の分も食べてね?」
美味しいけど、新鮮だけど、勿体無いけどお腹いっぱいなのは仕方がない! 合間にお茶を注いだり、美味しく和やかなイチャイチャタイムは続くのでした。*
(+169) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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まぁ、どっちにしろ、 僕が物投げても当たらないしな……多分。
[元野球少年とかなら、物を投げて防御を破ったりもできたかもしれないけど。 天文部部長の僕に、そんな芸当はできないので。]
[敵の方へ駆けて行くと、思いっきり腕を振り上げて、数度殴る。]
[精神攻撃の波動は、近付くとより強くなる様で。 精神は乱れなくても、過去の記憶の映像と音声が、視界を歪ませ、耳に鳴り響く。]
(@31) 2023/08/22(Tue) 21時頃
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ごちゃごちゃうるせぇ!!!
[思いっきり振り上げておろした拳が、カーテンに当たると、パリン、と音が聞こえた気がして。 粉々に割れたカーテンの中から出てきたのは、土偶の様な女性の身体。]
このどこかに、コアがあるんだっけ……? 頭、心臓、……子宮?とか?
[そう呟くと同時、土偶は腕を振りかぶって、殴られて。 アストロと名付けられた機体は、後ろにふっ飛ばされた。*]
(@32) 2023/08/22(Tue) 21時半頃
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――五回目の襲撃――
[世間なんて勝手なものだ。 大体、学校の生徒が関係しているならば三度目の襲撃で校舎が破壊されるような行動を取らないだろう。 誰しも自分の生活圏は大切なのだから外すのが普通なのだ。 ――尤も普通ではなかったらというのはわからないが。 そういう都合の悪い事実は避けて都合の良いところだけを切り抜いて囃し立てるのは大体安全なところに居る者たちだ。 そうして描かれた餅のような物語を鵜呑みにするのは思考力を止めた者である。
印象は大切だ。 良い印象は積み重ねることでしか得られない。 流した汗水は本物なのにそれを見ないのは卑劣と言われても適当だろう]
(+170) 2023/08/22(Tue) 21時半頃
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[>>+157泣かないでと言われても涙はずっと零れてしまう。 大切な珊瑚を傷つけられて悔しいし悲しい。 絶対に守ると決めていたのに、ごめん、ごめんと謝りながら唇を交わらせ続けていく。
頬を包まれる、額が触れると視線が定まり微笑んでいる顔が見えたが珊瑚の目にも涙が浮かんでいる。 青の瞳に涙が浮かべばそれは深い海の底のような色合いになって、また一段と身体を抱きしめてしまう]
うん、好き――。 珊瑚の作る唐揚げ美味しいよ。 甘い卵焼きも大好きだ。
デザートは、珊瑚さん好きなやつ? 僕の分半分あげるね。 一緒に食べよう。
[珊瑚の胸元に顔が沈み込む。 程よいサイズのおっぱいに包み込まれると柔らかくて気持ち良い。 けれど今日はそこに滲みを作ってしまうから、またごめんと謝りながら暫くは埋もれていた]
(+171) 2023/08/22(Tue) 21時半頃
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