28 僕等(ぼくら)の
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── 復輝祭 ──
[今になって思うと残念、と繰り返す本郷に 相槌を打ちながら、彼女の向こう側の部員たちを見遣る]
ん。いつでも遊んだり会ったり出来るわけだから。 生徒の誰かから、本郷と遊んだーとか聞けたら 元気にしてるんだろうなって俺も安心する。 大変なことがあった後だから、余計に。
あ、でも転校先での人間関係も大事にしろよ。 高校時代の経験は貴重だから、 いろんな人間に会って話して…… って、 最後に何か説教臭いこと言ってる気がする。すまん。
[ついつい、生徒に言い残すことを…と 考えてしまうのは職業病だろうかと頬を掻いた。]
(@39) azure_blue 2023/08/28(Mon) 22時半頃
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公園…? ん、了解。
[本郷の示す先に、確かに小さな公園がある。 意外な場所指定だったからか少し驚きが声に乗った。]
俺は解散後に最終確認があるから それを終えてから行くよ。 時間は……こっちはなにも困らないが 本郷はあまり遅くなっちゃ親御さんが心配するだろ。 なるべく待たせないようにする。
[マンションも近く住宅もありはするが、 暗いから気を付けるようにと念の為に念を押し 今はみんなと楽しんで来いと、部員たちの方を指し示し送り出す心算だ。*]
(@40) azure_blue 2023/08/28(Mon) 22時半頃
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── 復輝祭 ──
[先生の言葉をじっと黙って胸に留めていく。 直接の先生と生徒として関わる機会は、多分もうほとんどないと思うから。 学業の事はもちろん大事だけど、それ以上にもっとずっと続いていくものについての話だから。]
ありがとうございます。 …そうですね。今までの人間関係も、 向こうでの人間関係も、どっちも大事ですね。 私は…そういうの、正直ちょっと面倒くさいなって思っちゃうところがあって。 自分のイメージ通りにするのが自分らしいって…思ってたりして。 そうでもないのかもって、なんとなく思い始めたりもしたんですけど。
そうですね。あっちでは自分らしさとか自分で考えずに、 もう少し色々やってみようと思います。
[先生からのメッセージを、しっかり胸に刻んで。 場所は、大丈夫みたいだと聞いて、安心半ば、不安半ば。]
(221) yusuron 2023/08/28(Mon) 22時半頃
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…わかりました。 それじゃ、解散したら先に行ってますね。 大丈夫。本当に、そんな遅くはならないから…
あそこは明るめだし大丈夫な場所ですけど、 そうですね。できたら早めに…お願いします。 …それじゃ、先生。 ありがとうございました。
[ひとまずそう言って、みんなの下に戻り、星を見て、みんなと名残を惜しんで… 存分に楽しんで。
解散となったのは、いつ頃のことだろう。 思ったより遅くなってしまったのかもしれない。 その後は約束通り外套の点る公園に一人向かう事になるのだろうけど*]
(222) yusuron 2023/08/28(Mon) 22時半頃
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── 復輝祭 ──
[観測会はどのくらい続いただろう。 高校生という身分であるし、住民の居るマンションの 屋上なのだから、日を跨ぐことは無かったと思うけれど。 どうあれ、彼等の祭りなのだからと、終了時刻の判断や 音頭については部員たちを信頼し任せていた。 片付けをする流れなら、ゴミ出しや機材の運び出しなど 手が足りないところを補う裏方に徹して手伝っただろう。 生徒が各々帰路につくのを見届けた後に、最終見回り。
屋上の施錠は瑠璃川に任せる形になったろうか、 親御さんには後日改めて学校から礼の電話をする予定だ。
それから、時計を見て時刻を確かめ、マンションを出る。]
(@41) azure_blue 2023/08/28(Mon) 23時半頃
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待たせて済まない。
[指定された公園に本郷の姿を見つけると 片手を挙げて合図をひとつ。夜間の公園なのだ、 距離のあるうちから誰かを示しておかないと 近付かれる側からすると結構怖いだろうと。 途中の自販機で買ったボトルを差し出して。]
珈琲と紅茶、どっち?
[好みを知らないから、どちらかなら飲めるだろうと 安牌の二種類を選んでいた。因みにどちらも無糖。 合宿で本郷は麦茶を飲んでいた気がするけれど、 残念ながらそこの自販機のラインナップに無かったので。 選んで貰えたなら、ベンチなりに腰掛けてキャップを捻った。]
(@42) azure_blue 2023/08/28(Mon) 23時半頃
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屋上からだとさ、この公園の周囲も明るめだったけど。 夜だと街灯だけ目立つ感じで少し怖いな。
ここに限らず、まだあちこち治安も気になるし 早く元通りに復興できるといいんだが。
[と、何ということもない話題を向けつつ。 相談事なのか何なのかは分からないが、 本郷のペースで話し始めるのを待った。*]
(@43) azure_blue 2023/08/28(Mon) 23時半頃
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── 復輝祭 ──
[さすがに日はまたがなかったと思うけれど… というより住民の事もあるし、そもそもそんなに遅くまでは私もさすがに門限の許可が下りないのだけど、どんなイベントでも終わりの時間は来る。 ゴミだし、片付け、機材の運びだし… 協力して全てをやり終え、部長と先生の一声で解散…となったかな。
瑠璃川さんが都合してくれた場所のはずだからそちらはいいとして、七尾さんや他の女子達も無事に帰途についただろうか。私も、少し涼しくなった夜の空気を感じながら帰路につくみんなと離れ、しばらく公園のベンチに腰掛けていた。
待っていた声>>@42に、ぱっと顔をあげる。]
(223) yusuron 2023/08/28(Mon) 23時半頃
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あ。もういいんですか?お疲れ様です。
[返すように片手を挙げて、先生の下へ。差し出された2本に、顔がほころぶ。]
ちょうど喉乾いたなと思ってたんです。 …紅茶の方で。コーヒーは、 眠れなくなるといけないので。 ありがとうございます。
[2人してベンチに腰掛け、私もボトルを開けて3口ほど一気に飲んでしまった。思ったより動いたから喉が渇いていたのかもしれない。]
そうですね。ここ以外はまだ暗いです。 前は塾帰りに通りかかっても、 もっと明るかったんですけど。 早く元通りになるといい…って、 少し他人事過ぎるでしょうか。
[そう呟きつつ、タイミングがなかなかつかめなくて。 やがて会話が途切れた時に、それとなく話し始める。]
(224) yusuron 2023/08/28(Mon) 23時半頃
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すみません、呼び止めてしまって。 でも、多分…今じゃないと言えないと思って。 合宿の時… 声をかけてもらえて、 本当はとてもうれしかったんです。 加賀先生は…立派な大人です。 毎日自分の仕事をこなすだけでも大変なのに、 それだけじゃなくて、部員のみんなの事を こんなに考えてくれて、みんなが動きやすいように、 それとなく考えてくれている。
でも、そういう仕事だからっていうだけじゃなくて。 …大人っていうだけじゃなくて。 先生がそういう人だからだって、私は思ってます。
(225) yusuron 2023/08/29(Tue) 00時頃
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先生は、格好よくて、包容力があって… 私にはまだ届かない大人で… たまに少し寂しそうにも見えるけど… 素敵な人です。 [口の中が渇くような心地を覚えながら、その先を口にすべきか今さら迷った。口にしたところで、きっと意味がないと思う。物わかりのいい自分が、やめろと言っている。 でも。]
……加賀先生。 私は、先生の事が好き、です。
[心臓が割れんばかりに打っている。ここで逃げだして終わりにできたら良かったのかもしれない…けれど。]
(226) yusuron 2023/08/29(Tue) 00時頃
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……わかってます。 私はもう先生の生徒ではなくなってしまうけれど、 それでも先生が私…私達の事、 そんな風には絶対見ないだろうって。 …ご家庭の事も、噂には聞いたことありますし。 最後だからって、記念とか、思い出にとか、 そういうのだって言われたら、 それまでですけど……
…………なんでですかね。
なんか、すごく嫌だったんです。 私も、もう何年かすれば大人になるのに。
みんなが思ってるよりずっと子供っぽいのは、 自分でも分かってるんですけど。 結構気分屋だし、いうほど真面目じゃないし… 立派な大人ってなんなのか、 そこはまだわからないですけど…
(227) yusuron 2023/08/29(Tue) 00時半頃
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でも、……先生の知らないところで 大人になってしまうっていうのが、 なんか、すごく…嫌だなって、思っちゃったんです。 どうしてかは、わからないんですけど。
私がきちんと成長したのを見てほしい、 生徒じゃない私として見てくれたらいいって…
(228) yusuron 2023/08/29(Tue) 00時半頃
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すみません、やっぱり私の話ばっかりに なっちゃってますね。こんな事言われても 困るだろうなって、わかってるんですけど。 でも…なんか、どうしても言わずにいられなくて。
[手にしていた紅茶は、喉が随分乾くからいつの間にか飲み干してしまっていて、それでもまだ頬が熱かった]
……それだけです。 あ、あのっ…!本当に、それだけなので。 先生の言いたい事はわかってます、けど… すみません。
[最後の方は声が細ってしまって、拳を握りしめながら、目だけはそらさなかったけれど、きっといかにも自信なさげに聞こえてしまったかもしれない。*]
(229) yusuron 2023/08/29(Tue) 00時半頃
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─ネズミーランドにて─
俺が、ケイのこと信じないわけねーだろ〜?
[からからと笑って、ケイの手を握り返した。ケイが誰よりも何よりも俺を一番に考えてくれてるんだって、デジャヴがなくたって毎日思い知らされてるから。あん時>>-424だって、「信じる」>>-436っつったしな。]
んな、笑わなくたって……や、何でもない! 良い人ばっかって思った方が怖くねーし、楽しいだろ?
[辿り着いたお化け屋敷で、ケイはずっと笑いっぱなしだ>>202>>203。俺は口を尖らせかけて、すぐに笑い返した。ケイが笑顔で居てくれるのが、何より嬉しかったから。俺がケイを笑顔にできて、愉しそうなケイの隣に居られるんなら、それって最高じゃね?]
あー、すっげぇ楽しかった! え、船にも乗れんの!? よし、次はそこ行こうぜ! 案内してくれよ、ケイ! ……あ、でもちょい待ち! あそこいい感じだから、写真撮ろうぜ写真!
[手を繋いで移動して、時々パークの気になったとこで立ち止まって写真撮ったりして。]
(230) rin_86ta 2023/08/29(Tue) 00時半頃
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[来る前は、俺が一緒だとジェットコースター乗れねーしケイは楽しくないかな?って、ちょい心配してたんだけど。そんなの忘れちまうくらい、見るもん沢山あったし楽しめた。夢の国ってすげー。春の日差しを受けて水はキラキラ輝いてたし、大砲は迫力があって、劇はめちゃくちゃ面白かった。]
[飯食うとこでまで劇見れんのには驚いた。店の中までが舞台みたいな感じでさ。メニューもそう。俺は劇に見入っちまって手が止まりがちだったのもあって、ケイより時間掛かっちまったけど。それでもちゃんと一人前食べ切れたのは、楽しかったからだろうな。]
キグルミさんとか言うなって! ケイってば夢がないな〜。 ネリーとかダッピーとか、なんかあったろ名前!
[そうは言うけど初めて来たわけだから、俺もキャラクターの名前はうろ覚えだ。もしかしたら、ショーに出てたのは全然違うキャラクターだったかもしれない。ま、キャラがわかってなくても楽しめるショーだったし、ダンスの動きがすごかったのもケイの言う通り>>204だ。]
(231) rin_86ta 2023/08/29(Tue) 00時半頃
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[俺は、中の人っての? そういう苦労に思いを馳せるよりは、夢を見たい派なんだよな。俺よりケイのがよっぽどロマンチストだとは思うんだけど、こういうとこは逆らしい。]
あー、遊んだ遊んだ〜! すげーな〜、部屋ん中までネズミーって感じ! な、ケイ! …………ケイ?
[思いっきりパークを楽しんだ俺は、ホテルに戻ってから更に体力を使うなんてことまでは想定してなかった。翌朝、ケイに背負われてる俺を見た父さんに「加減も分からずはしゃぎ回ったのか……」と呆れられ、本当のことなんて言えるわけないから沈黙を返す羽目になったのは、ここだけの話。*]
(232) rin_86ta 2023/08/29(Tue) 01時頃
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──帰還後の話・永の葬儀>>@8──
[夏水と二人、元の地球に帰還した翌々日。 永の葬儀がひっそり行われた。 近親者のみということで人数は少なかったけれど、最後に永に会いに行く。 夏水はずっと泣いていて、どんな言葉をかけていいか分からないから、ただ黙って、傍にいられる時は居るようにした。
縁牙の葬儀の時は、遺影と、横たわる本人を見て"僕とまったく同じ顔だな"と思ってしまっていたのだけれど。 不思議と、対面した永は"夏水とは全然違う人間なんだな"、と感じた。]
……永、夏水と、帰ってきたよ。 約束守った。 永のお陰だ、ありがとう。
[そうして、永とお別れをした。]
(233) steel 2023/08/29(Tue) 01時頃
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[縁牙の葬儀の時、僕はまだパイロットとして死ぬつもりだったけど、さすがに"もうすぐ死ぬんだから縁牙と自分の葬式はまとめて一緒でいい"なんてことは言い出せなかった。
まさか生き残りのたった1席に座っていたのが自分だとは思わず。
だけど。 世界は、不平等なのだ。
彗星から剥がれ落ちた塵が、大気中の物質と衝突を起こした時にだけ発光する。 地球の引力に引っ張られた塵は、大部分は溶けてしまうのだけど、溶けずに残った塵だけが流れ星となって光り輝き、人の目に届く。そこの何の作為もない。あるのは偶然だけ。溶けて消える塵と、流れ星となったのちに消える星。
僕はたいした意味もなく偶然に生き残った。奇跡のように見えるけど、起こってしまえばただの事実でしかない。いつかやがて同じように消える。
でも、流れ星に願い事を託す子供がいるように、 その僅かな光で、もし誰かの心を照らせたら。 せめてもの意味があると思えるのに。]**
(234) steel 2023/08/29(Tue) 01時頃
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地道居士 エニシは、メモを貼った。
steel 2023/08/29(Tue) 01時頃
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[普通に名前出したりする>>219には、こくこくと頷いて。 逆でも同じ、には首を振った。]
泣くのは、同じだけど。 ……縁士君と縁牙君は、違うよ。
[別の人、というだけではなくて。 泣いてしまう私の根底にある、二人に対する気持ちは、それぞれ別のものの気がしたんだ。]
(@44) doubt2 2023/08/29(Tue) 02時頃
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― プラネタリア ―
[場内が真っ暗になって、上映が始まると、 映像とは思えない位、臨場感のある景色が広がって。]
すごいねー。
[感嘆の声を上げる縁士君>>220に、密やかに同じ様に返す。 映像が進んでいくと、見覚えのある景色が沢山出てきて。]
……うん。こっちの地球の、よく似た場所だと思う。 私と永のお母さんの実家がある所。
[合宿の時は夏だったから、夜空に射手座が見れたけど。 秋の番組だと、見れないのかな。 北斗七星は、見れるだろうけど。]
[星空を眺めながら、また、涙が零れてしまって。 泣くと縁士君を困らせてしまうので、泣かない様にしないとって思うけど。 暗いし、スクリーンを見てるから気付かれないだろうし、いっか。**]
(@45) doubt2 2023/08/29(Tue) 02時頃
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──プラネタリア──
[隣からごく小さな声でひそひそ話が届く。>>@45 どうでもいいけど、僅かな声を聴くために身を寄せているのが少々気恥ずかしい。]
そうか、実家のある場所だったのか、あそこ。 ……じゃあ本郷さんが居る可能性があったり?さすがにないかな……。
[帰還してからも、ずっと考えていた。僕と夏水のいるこちらの地球にも、誰か一人くらいは居るのでは、と。居たところで、もちろん"その人"は僕の事など知らないのだけど……。
映像の中の夜空が回り出す。ナレーションと音楽と共に、秋の空から、フォーマルハウトが消えて冬、春と変化していき。 獅子座と蟹座が見えた時は、大和と珊瑚さんの地上に描かれた星座のことを思い出して。
最後に、とてもなつかしいあの夏の夜空が現れた。]
(235) steel 2023/08/29(Tue) 02時半頃
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[天の川、彦星と織姫のベガ、アルタイル。それから蠍座。 どれも天文部の思い出と繋がってしまう夏の夜空。
隣の夏水が何処からか泣き出してしまっていたのは、気付いていて。
こんな時、永なら兄妹だし、頭を引き寄せて撫で撫でのひとつもするんだろうか、とか。縁牙ならハンカチを出す?気の利いた声を掛ける?分からない。 分からないので、黙って途中から手を握った。
慰めるとかそういうつもりも、まして下心もなくて、 ただ、同じ悲しみを持つ者として。]
……あ、秋の空に戻った。
[さまざまな神話のナレーションを挟みながら、スクリーンは秋の夜空に帰ってきた。ひとつ星のフォーマルハウトが輝いて、カメラも天文台を降り、田んぼのあぜ道を歩き始める。
永と夏水の実家の風景。子供の頃に遊んだりしたのだろうか、と勝手な想像をしながら、映像を最後まで見ていた。]*
(236) steel 2023/08/29(Tue) 02時半頃
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うん。小さい時から結構行ってたから、 案内もできるし、自然に溶け込めるねって。
真弓ちゃんの話は、私の記憶とも重なったから、 あの地球は結構近い世界線で、 もしかしたら、こっちの地球にも居るかも。 ……でも、会えても、悲しくなっちゃうかもしれない。
[私の友達じゃない、私を知らない真弓ちゃんに会ったら、 私が出会った真弓ちゃんには、もう会えない事を余計に実感してしまって、悲しくなりそうな気がした。]
[スクリーンに映る夜空は、秋の特集だから、秋の夜空の映像だけが流れるのかと思ったけれど。 ナレーションと共に、1年間の夜空が順に映し出されて。 獅子座と蟹座は、大和君の戦いで地上に描かれた時の事を思い出したけれど、 私にとって獅子座は、縁士君と縁牙君の星座でもあって。]
(@46) doubt2 2023/08/29(Tue) 03時半頃
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[最後に映し出されたのは、合宿で見た夏の星座。 あの時は、天文部のみんなが居て。 そして、永の肩の上に乗って、最後に一緒に見上げた夜空。]
[私が泣いてしまうと、永は抱き寄せてナデナデしてくれるけど、永はもう居なくて。 繋がれた手>>236は、また、びくっと小さく反応してしまったけれど。]
[映像は秋の空に戻って、フォーマルハウトが輝き、夜空から村の風景に変わる。
子供の頃に、永と遊んだ景色。 移り変わる季節、思い出の中には、ずっと永が居たのに。 あの夏以降の思い出の中に、永の姿はなくて。 これから先ずっと、巡る季節を、1人で見送っていくんだろう。
それは、今こうしている、この瞬間も。 永の居ない私だけの思い出だけど。]
[握られている手を、きゅっと、握り返した。**]
(@47) doubt2 2023/08/29(Tue) 03時半頃
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─ぼくらの復輝祭─
[三千院部長から激励の言葉>>@28を貰った。がんばらなきゃって気持ちが「大丈夫そう」に変わってく。]
あ、それなら自信あります! みんなの力を借りるのは俺、得意な方だと思いますし。 支えてくれる仲間がいっぱい居るのも、わかってますから! 俺の方こそ、ありがとうございます!
[この復輝祭の準備だって、みんなに仕事投げまくってた>>5:+96>>5:+97>>5:+141くらいだしな。人に頼んのは得意な方。俺のできることって、多分普通よか大分少ないし。頼られないより頼られた方が嬉しいってのは、大体みんなそうなんじゃねーかな?]
そうだよな、何とかなると……って、え? ケイ、副部長やってくれんの!? めっちゃ嬉しい!
[ケイが思ったより副部長やる気満々>>177>>182で、ちょい驚いた。てっきり、副部長は珊瑚がするもんだと思ってた>>5:+11し。部長と違って、副部長は二人居たって全然いいだろうから、二人ともやるってんなら俺としては全然あり。寧ろ助かる。いろんなとこ足りてねぇって自覚はあるしな。父さんの言葉を借りれば、「集団生活二年目なんて幼稚園児と然して変わらない」らしいし。俺、幼稚園行ったことないしわかんねーけど。]
(237) rin_86ta 2023/08/29(Tue) 07時頃
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作ったら、ケイが毎日着そうだから勘弁してくださいって! ……へ? や、まあ、仲はいいですし、幸せっちゃ幸せですけど……。
[ケイが「冗談だよ」って言ってくれた>>183のに、三千院部長がとんでもないこと言い出したから、慌てて止めた。頭ぽんぽんってしてもらえたのは嬉しいけど、「やっぱこれ付き合ってるってケイから聞いてる>>177感じか?」ってなって、俺は苦笑するしかなかった。]
[本郷は恥ずかしそうだった>>160けど、これだけいろいろ貰ったら“本日の主役”って自覚はさすがに出ただろうな〜。悪戯が成功したみたいな気分で、俺は笑った。]
どういたしまして! 俺は、使ってくれたらお返しとかは全然いいけどさ。 気になるんなら、申し訳なさそうな顔されるより、笑ってる顔のがいいな俺は! んで来年と言わず、またちょくちょく遊びに来てくれたらもっと嬉しい!
[本郷だけじゃなくて。笑顔でちょい物騒なこと言ってる命>>188も、その隣に居る珊瑚>>193も、思い思いに楽しんでくれてる様子が目に入る。いつの間にか、カガセンの姿もあった>>@31。]
(238) rin_86ta 2023/08/29(Tue) 07時頃
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あ、カガセン! 来てるんなら、声掛けてくれたらよかったのに! どうです? すごいでしょ〜…って、みんなががんばってくれたお陰でって感じですけど。 HPも効果あったみたいで、いっぱい人来てくれたんですよ〜。 カガセンも、今日は楽しんでってくれよな!
[俺もバタバタしてたし、カガセンも大勢に絡まれてた>>@32から、話せたのは多分そんくらい。ま、普通にまた学校で会えるしな!]
(239) rin_86ta 2023/08/29(Tue) 07時頃
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[楽しい時間は、あっという間に過ぎる。牡牛座がちゃんと観察できた辺りで、復輝祭は終了ってなった。個人で珊瑚の家泊まるとか、そういうのは全然やってくれていいけど。特に女子は、遅くまで拘束するわけにいかないもんな。]
忘れ物ないかー? ゴミもう落ちてないなー? そんじゃ、「ぼくらの復輝祭」お疲れ様でした! また来年もやるから、みんなよろしく! あ、女子はなるべく複数人で帰るようにな〜。
[そんな感じに声掛けた後、男子中心で(俺は多分あんま役に立たなかったけど)荷物を運んだりの撤収作業をしてから、俺はケイと家路に着いた。]
[来年、再来年……この先、復輝祭がどれだけ長く続くとしても。今日見た星空を、この日一緒に居た仲間たちを、俺は一生忘れない。**]
(240) rin_86ta 2023/08/29(Tue) 07時頃
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── 祭りの後:公園 ──
[本郷には紅茶の方がお気に召したようだ。 だから此方の手にあるのは珈琲のボトル。]
タイムリーだったなら良かった。 寝る時間が近いなら、カフェインは控えめがいいな。
[それなら紅茶で正解だろう。 本人の言う通り喉が渇いていたのか わりと勢いよく飲み始めたのに少し笑った。>>224]
他人事ってこともないって。 まあ、ここらは住宅地も多いし…… 恐らくは早めに行政の手が入るんじゃないか。
(@48) azure_blue 2023/08/29(Tue) 07時半頃
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