15 青き星のスペランツァ
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ナユタに1人が投票した。
イワノフに1人が投票した。
アリババに1人が投票した。
ギロチンに9人が投票した。
地球に1人が投票した。
ギロチンは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ケトゥートゥ、ライジ、イースター、ナユタ、ヨーランダ、タプル、ハロ、イワノフ、ジル、キランディ、アリババ、地球の12名。
― 探索三日目/『スペランツァ』船内モニター前 ―
[ロビーの大画面モニター昨日までの調査状況が表示されている。]
■■■LOST■■■
アシモフ(高温ガス噴出によるものと推定)
ギロチン(外傷なし、中毒死の可能性)
■■■MISSING■■■
-
■■■HOUSE■■■
-
(#0) 2021/11/11(Thu) 00時頃
― 安置室 ―
[がらんとした安置室の中。
造花と羽根の供えられたアシモフの台座の隣に、新しいカプセルが置かれた。
カプセルの中の毛玉はもう跳ねることもなく、しんなりと横たわっているだけ。
『スペランツァ』帰還の時まで、今暫く。
彼らはここで眠っている。]
(#1) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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― 探索二日目 ハロと ―
それで良かったノ!?
[ケトゥートゥはびっくり。ハロ>>2:144の考えは時々、推し量るのが難しい。難しいのも、面白いし、楽しい。 どうやらごきげんになってくれたようで、ケトゥートゥもちょっと誇らしい。]
そうだよネ! ケトゥートゥも一緒に飛んでみたいヨー!
[きゃっきゃっと、楽しい声が、その後も時折、森の中に響いていただろう。 動物たちも、一体なんだ……?と思って、あまり近づいてこなかったのかもしれない。 調査としては果たしてそれでいいのかやや疑問もあるが、本人たちは楽しいし、ケトゥートゥの目的は植物の調査なのでヨシ!だ。*]
(0) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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雲水 ハロは、メモを貼った。
2021/11/11(Thu) 00時半頃
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― 前日・船外周辺 ―
[ドームから身を乗り出して、登ってきた毛玉>>2:112から弁当を受け取る。中身は合成肉を固めた携行食。操縦しながら齧るのにちょうどいいのだ。]
おう、ありがとな。 ドジっ子って、おまえなあ…… [大の男がドジっ子呼ばわりされるのはどうなんだ?と流石に微妙な顔になるが、ギロチンのこういった物言いはいつものこと。独特の訛りのある軽快な口調も相まってか、別に悪い気はしないのだ。]
いや船近いんだし、そこは助けを呼べよ。 ……それじゃまあ、お互い今日も適度に頑張ろうぜ。
[ファイティングポースをとる姿を眺めて苦笑しつつ、操縦席に戻る。 閉じたドームの中から軽く手を振って、ぴょんぴょん跳ねる毛玉を横目にやかましい探査機で再び探索へ。 ――まさか、戦うどころか助けを呼ぶ暇もなくなんて、誰が予想できたろう。**]
(1) 2021/11/11(Thu) 01時頃
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─ 二日目夕刻 スペランツァ前 ─
[今日、キランディは海の方を飛んでいた。大小様々な湖に降り立ち、それぞれの水質サンプルを回収していくのは、機動力のある自分がするのが一番効率がいい。行きしなにケトゥートゥ(>>2:143)やハロ(>>2:144)が森の方へ向かってるのを見掛けたし、帰り際にはギロチン(>>2:127)の姿も確認している。特に誰かの通信が途絶えたという話も聞かないから、帰りを遅らせる必要も無い──そう、思っていた。昨日よりは幾分早い時刻に上空からふわりと降り立ち、長大な翼を畳む。]
今、戻ったわん♡ サンプルはアリババちゃん行きでいいかしらん?
[先に戻ってるクルーが居るなら「お疲れさま♡」と労いつつ、艦内へと戻って行くだろう。スペランツァの乗員になってあまり時間の経ってないこのオネェは、会えば愛想よく話すし気も配るけれど、どこか少し浮いた存在ではあるかも知れない。]
(2) 2021/11/11(Thu) 01時半頃
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― 二日目/"海"付近 ―
[近付いて、普段とは大きく違う姿>>2:139に少しひょこりと触角を動かす。しかし、マップには確かにアリババの文字が示されており、かつ彼の特徴である黒いモノが揺れている事に気付けば。触角は普段通りに戻る。]
徒歩で向かうとは言っていませんでしたね…… イースターもケトゥートゥ様の様に、ホバーを注文するべきでしょうか。
[今度ナユタにでも相談してみようか。帰った後に聞いてみよう、そうイースターは考えた。]
(3) 2021/11/11(Thu) 03時頃
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嗚呼……そういえば、思ったより時間が掛かってしまいましたね。出立が少々遅れた為でもあるでしょうか。
[イースターは出立前に安置室>>2:83に訪れ、同志アシモフに己なりの弔いをしていた。その為、先日より船内を出るのが遅れていたのだった。 無論、移動距離が長かったのも原因の一つなのだろうけれど。]
探査車には、大変興味がございます。イースターは、アリババ様の話も聞きたいと感じています。 ……ですが少しだけ、この周辺の土や砂のサンプルの採取を行う時間を頂いてもよろしいでしょうか? もしも早めに戻りたいようでしたら、先に帰還していただいてもイースターは問題ないですが。
[興味はあるが。すぐ帰るという言葉を聞けば、少し考え込むような動作。 思った以上に移動時間が長く、全てを調査する事は難しいだろう。それでもいくつかの湿った土を持ち帰ることは出来る筈。……けれどその時間を待たせるのは少し気が引けるのもあり。 イースターはその様に、アリババに尋ねた。*]
(4) 2021/11/11(Thu) 03時頃
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― 二日目/通信:アリババと ―
[研究室モニター前。 解析の最中、観測データが送られてくる。>>2:105 観測はロスト地点。ガス/含有物共に有毒性アリ… 指し示す数値はそこが危険区域だと知らせている。]
「生々しい感触が蘇る。 タプルが静かに唸るのを遮るようにして 回線音声通信が低く音を立てて、繋がる。]
ああ、アリババ君か。データは無事に届いているよ。 [報告を聞きながら、うん。うん。と相槌で返す。 熱で変質した体組織、強い毒性を持つ変異ガス。 彼らの見解は おおよそ一致していた。 仲間への想いの果ても、おそらく、多分。]
[聞き馴れた泡沫音に混じってさざ波の音が聞こえる。]
(5) 2021/11/11(Thu) 05時頃
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そうか。その音は波の音か…… >>2:109
珍しく遠くまで足を運んだものだね。 それもまた、キミの身を掻き立てるモノの所業かい?
[さざめき。鳥の声。広がる水資源の地平。 モニターに映る青い情景はチキュウのそれに似ている。 ライジはあれをみて"綺麗だ"と溢していた。]
拾ってほしいもの……そうだな。 海水や浜辺の環境サンプルをいくつかと…
……あとは、キミの好奇心に任せるよ。
[映像はただ青く広がる景色を映している。 画面の端にリストを並べながらその音を聞く。 彼らはその情景に一体、何を見るのだろうか。**]
(6) 2021/11/11(Thu) 05時頃
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― 2日目/全体通信 ―
経過報告/備品:医療キットの追加について
毒ガスの詳細について ・気化ガスはこの星由来の鉱石と地熱によるもの。 ・性質は神経ガスに近いが、体組織の変質もみられる。 末端の痺れ、身体の硬直後、死に至る。 ・アシモフロスト地点は濃度が高く大変危険。 無人機や密閉探査機での調査を推奨。 ・海水や植物からも僅かながら検出された。 原生生物にも影響の可能性有・接触注意。
・未知の部分もまだまだ多く不確定要素も多いが これらのデータを元に簡易的なキットを用意した。 少量の毒ならこれで症状の緩和くらいはできるはずだ。 何か異変があった時は早めに処置すること。 これらを使用する機会がないことを祈る。 −タプル
(7) 2021/11/11(Thu) 06時半頃
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― 2日目-夕刻/研究室 ―
[全体通信が送信された後のこと。研究室のモニター前。 そこには椅子にもたれ掛かるようにして、平たく伸びる肉塊の姿があった。]
[初日に集まったサンプルや、アシモフの遺体から取り出した成分の解析、そして毒への対処薬の作製。そして備品の追加。 その言葉の通り、身を削った 夜通しの仕事は疲労を感じるには十分すぎるほど。]
[今、自分にできることはここまでだ。 モニター前探索隊の通信が行き交うのを肌身に感じながら、しばし眠りへと落ちてゆく。**]
(8) 2021/11/11(Thu) 07時頃
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─ 二日目夕刻 研究室 ─
ただいまん♡ これ、今日の…………あらん?
[各『海』の中央付近で採取した水のサンプルを手に、キランディは研究室を訪れたそこで見つけたのは、モニター前で眠るタプル(>>8)の姿だ。アシモフの件があったその翌日に配布された医療キットは、当然キランディの手元にもある。これを用意するのに相応の無理をしたであろう事は、容易に予測が付いた。]
……全く、無理しちゃって。
[サンプルを分かり易い様に机に並べると、一度研究室を後にする。少ししてタオルケットを手に戻って来ると、起こしてしまわない様に気を付けながら、そっとタプルに掛けた。船内は空調も効いているし、種族的に必要としない物かも知れないけれど、何となく放って置けなかったのだ。]
[ふと、モニターに視線を移す。イースターとアリババ、ケトゥートゥとハロが一緒に居るのが見て取れた。他は単独行動だろうか。船内にもタプルやヨーランダを始め、幾人か残っている様だ。通信の数とクルーの人数が合致しているのを確認して、キランディは談話室へと向かった。帰って来る者達や、艦内で仕事に精を出す者達に飲み物の一つでも用意しておこうと考えて。]
(9) 2021/11/11(Thu) 08時頃
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――二日目:ケトゥートゥと――
だめなの?
[>>0確かにキランディと並んで飛べたらきっと楽しいが、何よりこうしてケトゥートゥといるみたいに一緒に探索をしたりできたらいいのにな、というのが大きかった。 ので、別に抱きかかえられて一緒、でも構わない。ちょっと申し訳ないな、くらいのものだ。]
うん、ケトゥもいっしょならもっとたのしい!
[きっとキランディもその方がうれしいだろう。 ひとりよりふたり。ふたりよりさんにんだ。]
(10) 2021/11/11(Thu) 09時頃
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[そんな気分だったから、森の調査はいい気分で進められていった。 ケトゥートゥにはすごく気をつけてねと言われたけれど、大丈夫大丈夫って思っていたし、実際大丈夫だった。 獣が他の生物の気配に警戒して出てこなかったのかもしれない。 撮影のために上にあがって、葉っぱや実を取って降りる。 あっという間にたくさんのサンプルが集まった。 が。]
うー……
[飛んで降りてを繰り返してしばらく。 何度めかのてっぺんからふらふら降りてきては、ぽてん、と地苔の多いあたりに力なく転がった。 獣や鳥に襲われて倒れたりしたわけじゃない。ちょっとしたガス欠というやつだ。 そんな墜落事故もあってか、ケトゥートゥもお弁当を食べそこねることなく、無事に今日の調査を終えることが出来たろう。]
(11) 2021/11/11(Thu) 09時半頃
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― 安置室 ―
[新しく増えたこの部屋の住民に、ヨーランダは涙を流したりはしなかった。良いか悪いかはわからないが、そういった部分の感情が麻痺してしまったからだ。親しくしていた人が部屋の住民になったことだって何度もある。だからいつものように、台座を清めギロチンを迎え入れた]
おかえり、おしごと かわる する ありがとう。 ぼく ここ いる ゆっくり やすむ。 おやすみ。
[いつものようにカプセルに布をかぶせる。すべていつも通りにこなした。
ただ一つ、違うことがあるとすれば入ってすぐ、目につきやすい場所に造花の積んである台があることぐらいだろう。 手に取って花を供えやすいように、と]
(12) 2021/11/11(Thu) 10時頃
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― 探索二日目 ハロと ―
ダメじゃないヨー!
[>>10誤解させてしまったかもと、そこはしっかり否定して。 胸の内では、皆で空を探索する、楽しい想像を膨らませる。
うきうき気分も相俟って、夢中で探索をしていたけれど。 ハロが横たわった>>11のを見れば、慌てた表情になって咄嗟に駆け寄る。]
ハロ! 大丈夫!?
[どうやら疲れただけだということがわかると、ほっと安堵の息をついて。 ちょうどいいからお弁当にして、そのあとはもう少しゆっくり探索しただろう。 それでも集まったサンプルは膨大だ。ケトゥートゥはハロに、たくさんたくさん助かったよと有難うを言った。 そうして二人、行きより随分重くなった荷物を抱えて、意気揚々の帰艦となった。*]
(13) 2021/11/11(Thu) 10時頃
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― 探索二日目 夜 船外・スペランツァ周辺 ―
[日が沈んで、少し。まだ暗くなりきらず、空の端が、色を持っている時分。 ケトゥートゥはハロと共に、森から帰ってきた。 タラップの下で、行きに存分に撫でていった大きな毛玉に似た仲間が、ぴょんぴょん迎えてくれた。]
ただいまだヨー! ギロチンも一日お疲れ様、だネ!
[そう笑顔で返して、積んだ時のように、積み荷を降ろすのも手伝ってもらって。 採取で手がちょっと汚れていたから、もふもふさせてもらうのはまた後でにしようと思いながら、艦内へ戻ったのだ。
まさか、それきりもう話せなくなるなんて、思ってもみなかった。**]
(14) 2021/11/11(Thu) 10時頃
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――帰艦後――
[戻ってくる頃には、ギロチンはまだタラップにいた。 ケトゥートゥの荷降ろしをするのを、ぴょんぴょん周りで飛び跳ねて応援する。 そのあとギロチンが出掛けるというなら止める気はないし、昨日のようにMISSING表記にならないのなら、しばらくは心配もしやしない段階。
成果物をケトゥートゥと一緒に解析班の方に預けると、昨日の採集物の状態を確認し、わかっているのかいないのか、ふーんと一言ふわふわ飛んでいく。ケトゥートゥとはそこでお別れだったかもしれない。 休憩でもしようかな、と向かった談話室に、噂の人がいた>>9のはありがたい偶然だ。]
(15) 2021/11/11(Thu) 10時半頃
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キラ!
[談話室でその人を見つけるなり、ハロは若干興奮気味でぽーんとキランディの胸元に飛び込んでいった。 抱きとめてもらえたなら大満足。ふくふくと気持ちよさそうに丸くなってから、ようやく本題に入るだろう。]
ねえ、ねえ、あのね。 キラは、このまま、とべる? いっしょに、とべる?
[大変言葉の足りない質問だが、もし困惑が見られるなら、ケトゥートゥのホバーの翼の話も、一緒に飛びたい話もした。 くるり、長いしっぽがキランディの腕に巻き付く*]
(16) 2021/11/11(Thu) 10時半頃
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雲水 ハロは、メモを貼った。
2021/11/11(Thu) 10時半頃
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― 探索二日目 帰艦後 ―
[今日の探索の成果を解析班に預けるのと入れ替わりに、解析を終えた昨日の成果物の一部を受け取ったケトゥートゥは、そこでハロと別れて、植生研究室のほうへ向かった。
植生研究室は、ケトゥートゥがスペランツァに乗船することが決まってから要望に要望を重ねて、ようやく出来上がった特別な部屋だ。 内部にずらりと並べられた巨大なガラスケースごとに、重力と大気のステータスを独自に設定・調整可能で、さまざまな生育環境下で植物の生育を実際に行い、データを収集することが可能になっている。 また、そうして集めたデータを元に、森の生成をシミュレート可能な機材も置かれている。別々の惑星同士で発見された植物どうしを同時に育てた場合、どういった経過が見込まれるのか。その膨大な組み合わせを、ケトゥートゥは箱庭作りのような感覚で楽しんでいる。
『母なる大樹』に適した森が何処にもなかったとしても、新たに何処かへ作り出したらいい。 個人的な野望も含みつつ、意外と真面目に、研究者らしい仕事をしていた。]
(17) 2021/11/11(Thu) 12時半頃
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― 日付変更直後 艦内ロビー ―
[『マーレ10』で見つけた植物のいくつかを、早速ガラスケースにセッティングして。 データの確認を始めたら、しばらくは夢中だ。端末すらほったらかし。 日付が変わるころになってようやく、今日は終わり!と背伸びをして、研究室を出て、ロビーへ向かって。
初めて、事態に気が付く。]
……どう、して……いつ……?
[ロビーの大画面モニターの前で、呆然と立ち尽くして。 信じられないと言いたげな声で、そう呟いた。]
(18) 2021/11/11(Thu) 12時半頃
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ケトゥートゥは、実感が無さすぎて、まだ泣けない。**
2021/11/11(Thu) 12時半頃
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― 前日・平原 ―
[ライジの駆る二足歩行探査機の数少ないウリのひとつは、陸上における機動力だ。 本来の機種特長は重量のある荷物を曳く馬力と、落石等の危険のある場所での作業を想定した頑丈さであるのだが、『スペランツァ』に来てから重ねた改造により、移動速度が格段に向上した。 そこに乗り手であるライジの操縦技術が加われば、障害物の多い場所でも安定した速度の移動が可能である。その代償として、機体姿勢の安定と快適な乗り心地は放り投げているわけだが。
がっしょんがっしょんがっしょんがっしょん。
一歩を大きく、跳ねるように。 引っ張られて重心が斜め前に傾く勢いのまま、次の一歩を踏み出す。バランスを崩し切る前に次の姿勢に移動することでどうにか走り続けているような、そんな危うい走行姿勢。もしも袋に詰まった粘弾性流体が同乗しようものなら、零れるどころかドーム全体がビッチャビチャになることだろう。
しかし中に乗っている男は涼しい顔。受け取った携行食>>2:112を齧りながら、片手間といった様子で操縦桿を操っている。低木や茂みを飛び越えつつ、旧型探査機はずんずんと進んでいく。]
(19) 2021/11/11(Thu) 13時頃
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[探索におけるライジの主な役割は、事前調査で作成されたマップと現地の照合作業。 機体性能を鑑みて、主に平原や荒れ地、岩場を担当するのが常である。洞窟のような狭い場所や、森のような高い障害物が密集した場所は不向きなのだ。
そんなわけでできるだけ遠く、広範囲の現地データを拾うため、二足歩行探査機はかなりのスピードで平原を縦断していた。移動しながらも、モニターに表示したマップと現地情報の差異はリアルタイムで『スペランツァ』に送られている。その辺りの簡易解析は積み込んだ機材の仕事だ。]
この辺りはだいたい事前情報と同じだな。 植生は……まああんま高い木はないわな。
[植物についての詳しい調査はケトゥートゥの仕事だが、一応前日までの調査成果で見かけていないものがあれば、サンプルの採取はする。 とはいえ植物にはやはり詳しくないので、後で「それはもう採ったヨ!」なんて言われてしまうかもしれないが。採取されたものは帰り道で破損しないよう、ドームの床に固定された衝撃吸収ボックスに入れておく。
そこまでするくらいなら安定した調査車などに乗ればいいのだが、何故かそこについては異様に頑なだった。]
(20) 2021/11/11(Thu) 13時頃
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……お、でけえ鳥。 いや、ありゃうちのクルーだな。
[上空を飛んでいくキランディ>>3:2を遠目に見上げる。 空を飛ぶってのはどんな気分だろうとは思うが、羨ましいかというとそうでもない。多分酔ったりはしないが、地面に近いところの方がなんとなく落ち着く。
キランディ個人については、面倒見のいいやつだとは思っているが、どうも寄ってこられると後じさりしてしまう節があった。 あとは、案外と自分のことはあまり話さない。その点についてはライジも人のことは言えないし、詮索するつもりもないのだが。 明るく華やかな雰囲気からするとやや意外に思えて、印象に残っているのかもしれなかった。]
(21) 2021/11/11(Thu) 13時頃
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あれ、あいつ外に出てんのか。>>2:39 大丈夫かな……お、イースターが合流する>>3:3ならまあ、心配することもないな。
[時折、他のクルーの位置情報も確認している。 アリババが船外にいるのを見て、珍しいこともあるもんだと思ったが。そういやそういう悼み方をするやつだったな>>2:72、と思い直した。
悼み方はそれぞれだ。彼は亡骸を見ず、その死を無駄にしないために動く。それが一種の逃避であるかどうかは、ライジにはわからないが。
多分、本当は自分もそうした方がいい気質なのは、自覚している。]
(22) 2021/11/11(Thu) 13時頃
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[仲間達の亡骸を見るたび、少しずつ何かが削れていく感覚がある。 けれど、それ以上に、恐怖に足が竦む。 死ぬことも怖いは怖いが、それとは違う。 もう動かない体を見るたび。息の絶えた人を見るたび。
それが別のものに変わるのではないか。 そんな恐怖が、眩むような黄金の輝きと共に、こびりついて離れない。]
(23) 2021/11/11(Thu) 13時頃
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…………、そろそろ戻るか。
[頭を振って、操縦桿を握り直す。 気がつけば日も暮れかけている。あまり戻りが遅いと心配する者がいるかもしれない。 誰かが気にかけてくれるというのは、これまである種の命綱だった。多分、それがなければとうに死んでいただろう。]
ありがたいよな、本当に。
[だからできるだけ、帰ってこようと思う。 できるうちは。**]
(24) 2021/11/11(Thu) 13時頃
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