15 青き星のスペランツァ
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時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
パルックが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ケトゥートゥ、ライジ、イースター、ナユタ、ヨーランダ、タプル、ハロ、イワノフ、ジル、キランディ、アリババ、ギロチン、地球の13名。
― 探索二日目/『スペランツァ』船内モニター前 ―
[ロビーの大画面モニターには、昨日までの調査状況が表示されている。
✕マークが記されているのは、死亡者が出た地点だ。
同じ内容はクルー達の持つ端末などにも同期され、共有されている。]
■■■LOST■■■
アシモフ(高温ガス噴出によるものと推定)
■■■MISSING■■■
-
■■■HOUSE■■■
-
(#0) 2021/11/09(Tue) 00時頃
― 安置室 ―
[『スペランツァ』船内には、常に空けられている部屋がある。
道具や機材はほとんどなく、背の低い台座がいくつか置かれているだけのがらんとした部屋。
例えクルーが探索中に命を落とそうとも、自動操縦の船はすぐに帰還することはできない。
定められた探索期間が終わるまで、クルーの遺体はここに集められる。
無人探査機が回収した、すっかり冷たくなったアシモフの体も、保存カプセルに入れられて台座の上に置かれた。]
(#1) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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― 前日・通信中:ケトゥートゥと ―
[初日の忙しさはある程度覚悟していたが、ここまでとはね。いやはや身が溶けるかと思ったよ。 ま!身は最初から溶けてるんですけどね!イッツジョーク。
ケトゥートゥからの礼に、此方からの礼を笑い声と共に返しながら、植物データを一度仕舞いこむ。>>1:167]
こう言うのはね、 一番最初に発見した者の特権だよ
名があれば、此方も情報共有や整理がしやすい
無論、友人に聞いたり相談したりしても良い
[さらさらと風に揺れる現地の植物に声があるならば、隣人たる彼らに何か聞いてみてもいいかもしれない。 その後元気のよい声に幾つか返答を返し、無事の帰還を祈る声と共、通信を終えただろう。*]
(0) 2021/11/09(Tue) 00時頃
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― 一日目/スペランツァ 入口付近 ―
はい。良い収穫が得られたと、イースターは思っています。 情報の多く詰まったお土産もございます。
[そうライジ>>168に返す。そのお土産とは、もちろんあのブツ>>158の事である。土に含まれる鉱石成分も、確かに存在するのだが。]
ライジ様はここで出迎えを為さるのでしょうか。そうであれば、イースターは先にアリババ様方船内の皆様の方へと向かおうと考えています。
[告げて首を傾げる。 彼がこの位置で待機していたという事は、船外調査組を出迎えるつもりなのだろうとイースターは判断したようだ。]
(1) 2021/11/09(Tue) 00時半頃
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― 前日・通信中:ヨーランダと ―
そう、持って帰ると言うか、探しに来た物だなぁ
[この星の何に興味があるのか、そんな話題だろう。彼もそういうモノを抱いてこの船に乗っている。そう思って居た。 居たのだが、]
捨て――…
[何故と言う言葉が出る前に、自分にはどうしても踏み込めない場所な事に気付き、言葉を止めた。 星を捨てた?何故?
…ああ、もしかして嫌になったのか。そういうモノなのだろうか。 そう言う者も居る筈だと、分かってはいたのだ。 それでもやりきれない気持ちになる。]
…故郷が、嫌いになったのかい?
[一つ、静かに通信に落として、 言い切られてしまった言葉に唇をかむ。*]
(2) 2021/11/09(Tue) 01時頃
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― 一日目/スペランツァ 通路 ―
[自分以外の調査の様子はどうなのだろう。戻っている面子は居るのだろうか。端末を開き、位置情報を確認して……イースターはふと、一つの赤い印が消えている事を確認する。]
……アシモフ様?
[別な画面を映す。『MISSING』に記されているのは、真っ先に船外に元気よく飛び出していった、同志の名。 こうなった場合に高確率でどの様になっているのかは、イースターは確かに知らされていた。]
…………。 機械のみの故障。或いはエラー。 そういった低確率の方を、引いて欲しいですね。
[今は探査機の調査結果を待つしかない。]
(3) 2021/11/09(Tue) 01時頃
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[自分の星は死んだ星であった。
果てしない文明の発展の末、その手で殺してしまったのだ。 その末に自分達は帰る場所も無く、機械に囲まれたまま代償のように宇宙を放浪する事となる。 だが別に好んで星を離れ、宇宙を彷徨い始めたのではない。
自分達は星を捨てたのではない、星に捨てられたのだ。
嘗ての死の星は、今は緑に埋もれ、自分達が済める土地では無くなった。 我々は死の星で生きてきたからこそ、命のある星に適応できない。>>1:156>>1:157
それでもまだ何処かに適応できる星があるはずだ、 どこかに、どこかに、
見捨てないでくれと。*]
(4) 2021/11/09(Tue) 01時頃
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― 前日・タラップ ―
おっ、それは解析が楽しみだな。
[ケトゥートゥがブツの写真を撮っていたらしいことは聞こえていたが、まさかこのイースターが実物を持ってきているなど思いもしないのだ。宇宙には知らない方がいいこともある。]
ん? ああ、そのつもりだが……
[ここで出迎えをするつもりか>>1と問われて頷きながら、ふと違和感に気付く。]
……アシモフが遅いな。 あいつちっちゃいからあんまり荷物持てないし、いつも割と早く帰ってきてたはずなんだが……
[見落としたかな?と首を捻りつつ、イースターが船内に戻るならそのまま見送った。 アシモフの通信途絶は、まだ知らぬこと。]
(5) 2021/11/09(Tue) 01時頃
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― 一日目/スペランツァ タラップ ―
[ライジ>>5の告げた違和感に、イースターもまた首を傾げた。]
アシモフ様が?……確かに、少々意外ですね。 イースターも彼の方が先に戻っていると予想していました。勢いよく飛び出していった様子は、出立前にロビーのモニターで確認したのですが……
もしまだ戻られていなかったのでしたら、彼も貴方の出迎えを歓迎する事でしょう。 荷物も多くございますので、イースターは先に船内へ戻ります。ライジ様、また後程お会いしましょう。
[告げてライジにお辞儀をする。 その後、実際に誰が戻っているのかを確認する為に、イースターは通路で端末を確認する>>3のだろう。]
(6) 2021/11/09(Tue) 01時頃
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― ??? ―
[ポン。軽い音はマップの更新を知らせる物だ。 誰かが帰還したか、それとも負傷し移動不可能な信号を送ったか。 その何方かだろうと軽い気持ちでソレを開く。
何ら変わり映えの無い画面であったが、マップ上の名前が一つ消え、別の枠へと移動していた。 未探索区域での通信途絶。何かの間違いでは無いかと、部署に音声のみの通信を繋ぐ。
案の定場は混乱していたが、磁気嵐等による電波障害と言うよりは物理的な故障から来る通信途絶であると結果のみが伝えられた。 自分でもそれ以上の情報を収集することは出来ず、何故故障したのかという地形情報を漁るものの目ぼしい物は無い。 だが、その内嫌でも現場の地形情報が入って来る事となるだろう。
アシモフ自身が持ち帰る情報では無く、彼を回収した無人探査機によって。]
(7) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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…ガスと熱か
[複雑な地形と噴気孔。>>1:#4>>1:#5>>1:#6 パンに散々警告した情報であったが、まさかアシモフが似たような場所に足を踏み入れて居るとは。>>1:109>>1:110 浮遊するパンとは違い、アシモフは地を行く。結果、地形の奥に入り込んでしまった。そんな状態であったのだろう。
通信機の故障原因は温度の上昇による物。 帰ってきた彼の機材データを拾いながら、静かにその付近を要注意区域へ書き換えた。 無論、彼の死因も添えた上で。**]
(8) 2021/11/09(Tue) 01時半頃
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― 船内ロビー ―
[一通り報告を終えた時間帯。端末から響く通知音に気付き、イースターはそれを開いた。 示されたのは無人探査機による調査の結果>>#0だ。マップ画面に切り替えれば、無情な×印が彼が最期を迎えた場所を示していた。]
……。 やはり、そうなってしまわれたのですね。
[イースターはその画面を暫く見ていた。仲間が探索から帰ってこない事は、星内調査に当たって良くある話>>#0:1だ。]
(9) 2021/11/09(Tue) 02時頃
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[この電脳生命体が、誰かを喪った事は初めてではない。しかし彼女らは死した場合、記憶と記録のバックアップが『アルニカ』のネットワークに遺されるのだ。 そのデータは故人から造られたもので在れど、故人そのものではい。しかし、その記憶を再生する事は可能である。……仮にイースターが死した場合は、『スペランツァ』での記憶まで遺されるのかは、今の所不明だ。]
[けれど、殆どの種族や生命体はその様な事情は無い。一度死すれば、生命活動だけでなくその人物との思い出も当人がどの様な感情を抱いたのかも、全て喪われるのだ。そう己の知識には記録されている。 誰かを喪った事は初めてではない。けれど『完全な喪失』は、少女に取って初めてだったのだ。]
こういった時、イースターはどうすればよろしいのでしょうか。 イースターにはその知識が不足しております。
[イースターは、呟くように言葉を零した。]
(10) 2021/11/09(Tue) 02時頃
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イースターは、触角を静かに垂らしている。
2021/11/09(Tue) 02時頃
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― 前日・タラップ ―
[帰ってくるクルー達を出迎える間にも、違和感――不安はだんだん増してゆく。 クルー達の足元を走り抜けていく小さな影はないか。ちゃっかり誰かの肩に乗ってはいないか。 けれど、出かけていた他のクルー達が全員戻ったと思われる頃になっても、アシモフの姿は見つけられなかった。
端末を開けば、彼の通信途絶は知ることができただろう。 そうしなかったのは、無意識にその文字を見ることを避けていたからだ。それが示す意味>>3を、実感として知りすぎていたからだ。だからといって目を背けるわけにいかないことも、わかっているはずなのだけれど。 それでもようやく、重い指先で端末に触れようとしたところで。 何かがタラップを登ってくる音がした。あの軽い足音ではない、無機質な機械音。]
…………。
[無人探査機のアームにすっぽり収まった小さな体と、壊れた通信機を見た。]
おかえり、……アシ公。
[そうかけた声はきっといつになく優しく、少しだけ震えていた。**]
(11) 2021/11/09(Tue) 02時頃
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― 船内ロビー ―
[モニターの前で、じっと待っていた。 ただの事故で、ちょっと通信機が壊れてしまっただけで。少しは怪我をして、動けなくなっていたかもしれなくても、無事に帰ってきてくれると、そう信じたい一心で。 けれど、更新音と共にモニターに表示された×印が、LOSTに移動した名前が>>#0、事実はそうではないと突き付ける。
じわりと、視界が滲む。どんどん滲んで、印も文字も見れなくなる。 見たくないからだろうか? 見たくなかった。見ることになるかもしれないと思っていても、見たくは、なかった。]
ッ……う……うわぁあァあぁァアン!!!
[そのまま、声を上げて泣いた。顔も隠さず、涙も零しっぱなしで。 ケトゥートゥは子どもではないけれど、大人だけれど、悲しいものは悲しい。泣きたい時は泣きたい。良くある話>>#0:1だとしたって慣れなくていい。 それでいいと思うから、そうしたいと思うままに泣いた。]
(12) 2021/11/09(Tue) 03時半頃
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[戸惑うイースターの声>>10も、耳に届いてはいる。本当は何か言ってあげたい。何度あったって慣れないけれど、初めての彼女にとって衝撃が大きいのは間違いないだろうから。 どういう気持ちなのか聞いて、泣いてもいいんだよとか、忘れないようにアシモフの話をしてあげようよとか、もしくはもっと全然違うことを、言えたらいいのにと思うけれど。
年長者だけれど、先輩だけれど、それでも自分の気持ちに手いっぱいになってしまって。 せめて、それでもいいんだよと、それだけでも伝わったらいいな、と思った。]
(13) 2021/11/09(Tue) 03時半頃
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― 安置室 ―
[前日の探索を終えて帰投していたイワノフが、ドスドスと足音高く安置室に入っていく。 片手に端末。端末と、カプセルに横たわる影を見比べる。LOST:アシモフの文字と、アシモフの亡骸を。]
おお、なんてこった、アシモフ。 お前はたいそう足が速くってすばしっこかったが…… こんなところまで急がなくったってよかったじゃないか。 まだ一日だぜ、アシモフ。 クソッ……。
[しばらくの沈黙のあと、端末をポケットに仕舞う。帽子を取り胸に当て、片手で正十字を切った。]
…… Аминь。
[ローカルな惑星の、クラシカルな祈りを口にする。アシモフの故郷は知らない。イワノフの故郷の惑星ももはや死の星と化した。同郷ではないだろう。遠い祖先まで遡っても。だがアシモフの名前が持つ音の響きには、懐かしい親しみを感じていた。
銀河の片隅。マーレ10とよく似た惑星、地球にあって、スラヴと呼ばれた土地たちの言葉にそれは似ていた。**]
(14) 2021/11/09(Tue) 03時半頃
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艇長 イワノフは、メモを貼った。
2021/11/09(Tue) 04時頃
艇長 イワノフは、メモを貼った。
2021/11/09(Tue) 04時頃
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― 船内通路 ―
[いつものように、自室から職場である談話室へ向かう道すがら。常と変わらず大きなかぼちゃ頭を左右に揺らしながら、てくてくと犬の四肢で通路を歩いていたところ。 ふと、首から下げた端末が、ぶるりと振動する。ちかちかと赤く点滅する。おや、と思う。けれどもこの犬の体とかぼちゃ頭では、すぐに端末を確認することができない。談話室に向かって走っていく。いまいるところなら、自室に戻るよりそのほうがずっと早い。 かしょんと開いたドアの向こうへ跳びこんで、テーブルにごとっと端末を置く。こうしないとうまく画面を見られないから。赤いランプの点滅を浴びながら、画面の表示をたしかめる。]
アーシモフ、アシーモフ、アシモーフ……。
(15) 2021/11/09(Tue) 04時頃
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― 談話室 ―
[何度か頭の上に載せたことがあった。背中に載せて歩いたことも。座ってぼうっとしている間に、通り道にされたことも。 だけどもう、アシモフには二度と自分の上を走り回ってはもらえないんだって、端末の表示が言っていた。 あのやわらかくて温かい滑らかな毛皮と、小さな肢が触れることも。 かぼちゃ頭が揺れる。あの白いちいちゃな塊のことを思い出して、びっくりするほど悲しいのに。かぼちゃ頭の奥にあるのはランタンじみた明かりだけで、そこに涙の蓄えはなかった。ただじっと端末を見つめるだけ。泣くことはできなかった。そのことを知ってしまった。この先もずっと。**]
(16) 2021/11/09(Tue) 04時頃
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ランタン ジルは、メモを貼った。
2021/11/09(Tue) 04時半頃
ランタン ジルは、メモを貼った。
2021/11/09(Tue) 04時半頃
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― 試験室 ―
[チキュウとの対話の後、クルーが帰還してきた頃合い。 タプルは検体試験室の端でモニターを睨んでいた。]
[探索で得られた解析結果や採取サンプルはシューターを通して真っ先にこの部屋へと送られる。 データを元に実際にサンプルを検証照合し、実証する。 アリババが知を司るとするならば、タプルは肉の役割だ。 実際に何かが起きた時に対処する為の予防策、 時には未知の病原菌や毒への抗体の作製、傷の手当。 僅かな命を繋ぐための命綱になることもある。だが、しかし……]
……高熱の毒ガス地帯か。
[タプルが救えるのは、その指先が届く範囲の者だけだ。 この身がその為にあるのなら。タプルは指先を走らせる。 モニター越しにMISSINGの文字が鈍く光っていた。]
(17) 2021/11/09(Tue) 07時半頃
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― 一日目/通信中:アリババ ―
ほし ぼく すてた。 ほし いる ばしょ ない。 ぼく ほし すてた。
[星に捨てられ居場所を失った、だから星を棄てた。 少ない語彙でヨーランダはそう伝えようとしている]
きらい わかる ない。 …… ほし かえる ばしょ ちがう。
[嫌いかどうかわからない、だが帰る場所ではないとも。そう言う。 帰ったところでもう居場所はないのだ、科学の発達が、人間が発展を追い求めた末が、ヨーランダの居場所を奪った。それは事実で覆しようがないことで、居場所のない星で生きるくらいならと、ヨーランダは故郷を棄て、宇宙を選んだのだ。 なによりも自分が生きることができる場所を探すために]
……
[訪れた無言にいたたまれなくなったのか、ヨーランダは通信を切断した**]
(18) 2021/11/09(Tue) 08時頃
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― 前日・船内通路 ―
[小さな同志を出迎えた後。 そのまま安置室までついていこうとしていたところに、大きな泣き声>>12が聞こえた。]
あー……
[立ち止まる。居心地悪そうに細い目を床に落として、数秒。 男は方向転換して、ロビーの方へ足を向けた。]
(19) 2021/11/09(Tue) 08時半頃
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― 前日・ロビー ―
[重い足取りでロビーに向かうと、立ち尽くすイースター>>10とわんわんと泣くケトゥートゥ>>12。他にも、モニターを見ているクルーがいたかもしれない。 長靴を引きずるように、弟分の横に立つ。 ちら、と横目で見下ろす。]
……そうだな、こういう時は、
[イースターの問いに答えるように、ケトゥートゥの頭にそっと手を置く。]
悲しい時は、素直に泣いちまった方が楽なこともある。
[グローブで弟分の髪を撫でる。普段のわしわしと雑にやる撫で方より幾分優しく、そしてぎこちない。義手は器用に動くが、いつまでも慰め方というものがわからない男が動かせば、まあこうなる。]
おれはあんまり泣けない質だが。 その方が苦しくないなら、そうしちまった方がいい。
(20) 2021/11/09(Tue) 08時半頃
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[視線はモニターの名前を見つめたまま、返答とも独り言とも取れる言葉を呟いて。 ようやく、泣いているケトゥートゥに顔を向ける。頭に載せた手を何度かぽんぽんとやった。]
……アシ公、帰ってきたから。 落ち着いた頃にでも、会いに行ってやれ。
[ケトゥートゥにはそれだけ声をかけて。 彼が落ち着く頃か、他のクルーが慰めに来る頃には、男はのそりといなくなっていることだろう。**]
(21) 2021/11/09(Tue) 08時半頃
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― 安置室 ―
[機材を片付けて真っ先に向かったのは霊安室だ。 そこには小さなカプセルに収められたアシモフが眠っている]
あしもふ おつかれさま。 おやすみ。
[カプセルを一撫でしてアシモフに声をかけると、持ってきた毛布を部屋の隅に敷き始めた。 ヨーランダは墓守だ。しかし、彼の星では墓という概念は疾うに失われている。死を悼み偲ぶという概念に、墓(あるいは埋葬)というものは排除されてしまった。 だから、不謹慎とは思いながらも、ヨーランダは自分の本来の仕事を取り戻せたと、心から嬉しく思った。 ヨーランダは墓守だ、この部屋に誰かが眠る限り、ヨーランダはこの部屋に居続けるだろう。何故ならそれが 墓守 と故郷で呼ばれた者の仕事だから**]
(22) 2021/11/09(Tue) 08時半頃
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― 船内ロビー ―
[投げかけた問いに対する二つの答え>>13>>20が耳に入る。呆然と見ていたモニターから目を外し、そちらに顔を向ければ涙をポロポロ零して泣いているケトゥートゥ>>12と、彼の頭を撫でるライジの姿が映る。]
イースターは、感情の発散があまり得意な方ではありません。 ですが、確かに……悲しいと、思います。
アシモフ様からの元気な報告も。イースターは、聞きたいと思っていました。 しかしそれは、叶わないのですね。 これから先の調査や船旅に……彼の記憶は、刻まれないのですね。 そう考えると、イースターは悲しさで締め付けられるような心地を感じます。
…………。
[目を閉じて、その悲しみに身を任せる。それで構わないと肯定を貰った、その様にイースターは解釈した。 イースターは年長者分程、感情の発散は得意ではない。それでも彼女は触角を震わせながら、頬に一筋涙を零した。]
(23) 2021/11/09(Tue) 10時頃
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― アシモフがいなくなる、まで・船内通路 ―
…………なルほど、タプル氏ハ生体、そちラの作業に長けていテ、ライジ氏は肉体労働に長けテイル。 それぞレの得意分野で得意を生かス。非常に大事な事でス。
[タプルやライジの得意分野を聞いたチキュウは、なるほどといった相槌を打つと、表面がほのかに明るくなる。]
(24) 2021/11/09(Tue) 12時半頃
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