28 僕等(ぼくら)の
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ケイイチに3人が投票した。
マユミに1人が投票した。
ケイイチは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
僕等の地球の戦いは、
全て『ホーム』で行われたけれど、
パイロット達が同じ高校の生徒だった事もあって、
戦いの舞台は、ほとんど同じ場所だった。
多くの人は、次の戦闘を予測して、
疎開をしていたし、
軍の避難誘導も的確だったから、
この地球の被害は、
比較的少ない部類だったのだと思う。
けれども、敵が来襲する間隔は短く、
最後の一人になるまでの時間は、
瞬きをする間の様で。
――……最後のパイロットに、声が届く。
それは、生まれ育ってきた地球との、別れの合図。**
(#0) 2023/08/23(Wed) 00時頃
|
[1つになった光点>>5:#2を見つめて、何も無い空間から出したのは、私の地球の自宅にある浴衣と同じデザインのもの。]
(0) 2023/08/23(Wed) 00時頃
|
|
―― 戦闘後:外 ――
[アストロの隙間がどういうものなのか 未だに良く分からないままだったが。 三千院の遺体が消えて行くのを 最後まで見送っていた。>>5:193]
通常の戦闘、最終戦。 何だかすこしまどろっこしい言い方だよな。
……で、引き継ぎ――七星が動かしていたのと 同じような戦闘がここではない地球で、あるんだろ。
[ハロの傍に寄り、じっと見詰めた。>>5:194 あまり近くで見たことがなかったなと思いながら。]
(@0) 2023/08/23(Wed) 00時半頃
|
|
本郷から聞いた。ハロは人間に戻って 次の引き継ぎ戦に付いて来てくれるんだってな? ……天道も一緒に。
それで、ちょっと聞きたい。 パイロットや「ハロ」役ってのは、任を解かれた後、 希望の行先に自由に移動できるのか? それとも、契約解任後に条件付きで 移動の権利が与えられる、とか?
そこの仕組みがどうなってるのか、 分かる範囲で一応知っておきたくて。
[要は、後任を引き受けることを見越している。 運よく勝ち残って、彼らのように帰ることが あるのかは分からないが。事前情報が欲しかった。*]
(@1) 2023/08/23(Wed) 00時半頃
|
|
おっと。
[ずっと空中に浮いていた小さな身体は、 足先から、すっとっと地面に着地して。]
ギリギリ間に合ったー! 良かった!
[手には、先程出した浴衣を抱えて。]
本郷さん、加賀先生、初めまして! 元ハロの七星 夏水です。
……縁士君は、久しぶり、だね。
[少し頬を赤くして。 えへへ、って、目を細めて笑んだ。*]
(@2) 2023/08/23(Wed) 00時半頃
|
|
[加賀先生からの質問>>@0には。]
はい。次は、別の地球での引継ぎ戦です。
[縁士君と一緒について行く話には、頷いて。]
パイロットやハロ役は、契約解任になった時、 その地球の次の地球で行われる引継ぎ戦、 本当の最終戦まで付いて行けるんです。 その後は、その時のハロ役に、 自分の地球へ転送してもらわないといけないんですけど。
[そう元の姿で返答した。*]
(@3) 2023/08/23(Wed) 00時半頃
|
七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2023/08/23(Wed) 00時半頃
|
――戦闘後・アストロの外で――
[アストロの顔に輝く光点が、残りひとつになる。 僕は見上げながら、懐かしい光景を瞳に映す。 この地球での最後の戦闘が終わり。
───引継ぎ戦に旅立つ時が来る。]
(1) 2023/08/23(Wed) 00時半頃
|
七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2023/08/23(Wed) 00時半頃
七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2023/08/23(Wed) 01時頃
七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2023/08/23(Wed) 01時頃
|
[その場にいたであろう、本郷さんと加賀先生と目を合わせて。 先生の言葉には、頷いた。>>@1]
──行きますよ、僕等も。 大したサポートは出来ないけど……
[話している最中だったか前だったか。
いきなり、空中に浮かんでいたハロが、着地して。 ──いや。瞬時に人間の姿に戻って。>>@2
そこに居たのは、小さな黄色い謎生物ではなく、 元の地球でずっと見ていた懐かしい顔だった。]
(2) 2023/08/23(Wed) 01時頃
|
|
〜〜〜〜〜!!!
い、いきなり戻んな、よ……
…びっくりした。
[さっきまでこいつ、僕の肩に乗って頭突きしてなかったっけ? ていうか動物だから撫でてたし……… 急に恥ずかしくなって、僕は夏水から顔を背けた。 先生との会話には、横から付け足しをして。>>@3]
……そもそも僕がここに来たのもパイロットだったからだけど。契約解任後でも引継ぎ戦までなら。
……というか、 先生。
"ハロ"に……なるんですね。
(3) 2023/08/23(Wed) 01時頃
|
|
―― 戦闘後:外 ――
[問いの答えの後か先か。 見慣れぬ一人の少女が地面に降り立つのに 一瞬事態を把握できず、双眸を瞬いた。]
はじ… ああ、まあそうか。 初めまして。と、ご苦労様―――かな?
……しっかし、本当に女の子だったんだな。 ぬいぐるみの形ばかり見てきたから不思議だ。
[ハロが同じ年ごとの女子だのどうのは、 生徒らの会話の隙間から聞こえてきていた。 彼らへの複雑な思いはまだ燻りはするが 挨拶を貰ったから、同じものを返して会釈した *]
(@4) 2023/08/23(Wed) 01時頃
|
|
………なるほど。 「ハロたちの居た元の地球」に戻るなら分かるが 「他の地球」……本郷が戦う地球に 移動することも出来るってのが、少し不思議で。 ……最悪帰れないんじゃないのかとか。 なのに付いて行くってお人よしだなとか 思ってたりしたんだけど。
任期は最終戦でおしまいでも、 次の引き継ぎ戦にも微妙にかかってるってことだな。 思ったよりルールが複雑だった。
確認できてよかった、ありがとう。
[>>@3はきはきとした返答に頷き、礼をひとつ。]
(@5) 2023/08/23(Wed) 01時頃
|
|
["ハロ"役がどういうものなのか。 先生もずっと見て来たから、分かっている筈。
それでも行くと決めたのなら、僕から言える事など何もなくて。
本郷さんは。どんな表情をしていただろうか。]
……必要な情報は全部話しておきます。 と言ってもハロのことはずっと見てるから、 ある程度は分かると思いますが……。
[それから、必要なことがあれば話して。]
(4) 2023/08/23(Wed) 01時頃
|
|
[残っている時間はどのくらいか分からない。 4人で連絡を密に取ることを約束して、 その日は解散しただろうか。
帰り際、一番最後になってしまったけれど。]
(5) 2023/08/23(Wed) 01時頃
|
|
>>@2 ……………久しぶり。夏水。
長かったハロ役………お疲れさま。
がんばった、な。
[双子の兄を看取る戦いから始めて、 自分が受け持つ最終戦まで立派にこなした彼女を。
理不尽な思いに駆られることもたくさんあった筈だけれど、 僕は、僕だけは、労わろうと思う。]**
(6) 2023/08/23(Wed) 01時頃
|
|
―戦闘後 外―
[部長の行く末>>5:193は、ハロにお任せした。 その遺体が行き着く先がどういうものか、私の理解はもう超えてしまっていたのだけれど。 そして、ハロはいつの間にかいなくなっていて、彼女>>@2が現れていた。]
あなたが… 七星ナツミ、さん。 そっか。七星君の双子の妹とは聞いてたけど。 一旦、お疲れさま。今までありがとう。 …って言えばいいのかな。
(7) 2023/08/23(Wed) 01時頃
|
|
見知った顔が傍にいてくれるのは 心強いんじゃないかな。 やることは…… アレだが。
[付いてくると言ってくれる天道>>2にも 礼の代わりだろうか、軽く頭を下げて]
まだ、そうは言ってないけど―― まあ、そうだな、バレるか。 引き継げるなら、引き継ぐ心算でいる。
何もしないで生徒らの戦うのを 手を拱いて見ているだけだった、なんて、さ。 一生心残りになっちまうだろ。
[意図を察したような言葉に>>3答えつつ。 高い建物が倒壊し、広くなった空を見上げた。]
(@6) 2023/08/23(Wed) 01時頃
|
|
[思ってたより随分かわいいな、なんて思いながら、加賀先生>>@0>>@3との話を聞いていた。先生は、確かについてきてくれる。喫茶店の話で理解していたけれど、本当にそうだって、理解できた。]
ナツミさんも、天道君も…来てくれるんだね。ありがとう。
[二人は思っていたより仲良さそうで、>>2こんな時でもほっこりした。それから、一番大事な人に向き直る。]
(8) 2023/08/23(Wed) 01時頃
|
|
[必要な情報を天道から聞けたなら、 己もその場で思いつく限りの疑問を伝え その回答を得て。>>4]
ん。今はこんなもん…だな。 ありがとう。 また何か分からないこととか、 これは?ってことがあったら 天道やハロ……じゃない、七星に訊ねるよ。
LINEで…… っても、もう この3人しか、居ないわけだけど。
[元ハロの七星は天道がいれば連絡出来るはず。 頭の整理も必要だ。何もなければ、 その日はそのまま自宅に帰ったのだと思う。**]
(@7) 2023/08/23(Wed) 01時頃
|
|
……加賀先生。 よろしくお願いします。
[そこではもう多くを語る必要はなかったから、お礼の礼を一つ。 もうあの時みたいに泣いたりはしなかった。 4人で連絡を取る事を決めて、その場は解散した。]
(9) 2023/08/23(Wed) 01時頃
|
|
――――――― みんな、いなくなった。
(10) 2023/08/23(Wed) 01時半頃
|
|
七尾さん。大和君。柊木君。乾君。
あの夜、一緒に花火をした天文部員のみんなは、 その場にいなかった三千院部長と瑠璃川さんまで含めて、 誰もいなくなった。
契約しなかった他の部員達も大抵はみんな、 荒廃しきった学校と、この街を去ってしまった。
―――そして、天文部は跡形もなくなり、 何も関係なかった私だけがパイロットとして残った。
(11) 2023/08/23(Wed) 01時半頃
|
|
― 戦闘後/加賀先生 ―
[ご苦労様>>@4と言ってくれるのに、笑んで。]
ありがとうございます。 本当に女の子でした。 ……一応。
[それから、ルールの確認>>@5については、こくりと頷いた。*]
(@8) 2023/08/23(Wed) 01時半頃
|
|
―その後 天道君へのLINE―
『いきなりでごめんね』 『この間かなりすごく熱く語ってたでしょ』 『ゲームの話(>>5:192)ね』
『私も少し自信あるんだ』
『打ち合わせしたい話もあるし』 『どこかで時間取れないかな?』 『天道君の好きなやつでいいよ』 『遊べるなら何でも』 『もしよければ連絡ください』 (手紙を差し出すクマ)*
(12) 2023/08/23(Wed) 01時半頃
|
|
― 戦闘後/縁士君 ―
私だって、びっくりしたよ! 自分で戻るタイミングを決められるなら、 花火大会の後にしたもん。
[いきなり戻るな>>3って言うから、ハムスターの様に少し頬袋を膨らませて、そう言う。
本郷さんと行く約束をしてた、花火大会。 ハロのままの方が、転移や転送ができて便利なんだから。]
[そして、先生”ハロ”に、と言うのには、加賀先生の方へ視線を向けて。 続く言葉>>4にも、同じく、という様に頷いた。]
(@9) 2023/08/23(Wed) 01時半頃
|
|
うん。
長い手足が短くなっちまうなぁ。
[任せておけと言えるほど自信はないが 全力は尽くす心算ではいる。>>9 冗句はさておき、少し早い礼にも小さく頷きを返した**]
(@10) 2023/08/23(Wed) 01時半頃
|
|
[そうして別れ際、かけてくれた言葉に。>>6]
――……うん。ありがとう。
[そう、しみじみとした雰囲気で、目を細めて笑んで言ったけれど。]
……あ。撫でてくれていいんだよ?
[そんなのも束の間。雰囲気ブチ壊しな発言。 ハロの時に撫でてくれたのをいいことに、頭をずいっと差し出して、ナデナデをねだるポーズで停止して待ってみる。**]
(@11) 2023/08/23(Wed) 01時半頃
|
|
―その後 夏水さんと―
[彼女は人間の姿に戻ったわけだけれど、だからこそ今までのように気軽に呼び出したりすることはもうできない。天道君のLINEを借りるか、それとも彼女がハロだった頃にどこからか調達していたりしたのか…とにかく何らかの手段で連絡を取っていたわけだけれど]
花火大会。中止になってないんだよね。 場所、どこだったっけ。 私も家にある浴衣見つけてきたから、一緒に行けるよ。 二人で行く方がいいかな? それとも、天道君と……来てくれるなら加賀先生も、誘ってみる?
[そんな事を、何かの折に伝えたと思う*]
(13) 2023/08/23(Wed) 01時半頃
|
七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2023/08/23(Wed) 01時半頃
公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/23(Wed) 02時頃
|
[>>@9 花火大会??何の話をしているのだろう。 頬を膨らませている姿はハロの面影があった。かもしれない。
加賀先生の、>>@10『長い手足が短くなっちまう』には、笑うところではないと思いつつも少し笑ってしまったが。 次の夏水の言葉には。>>@11]
……、……〜っば、
[やるか馬鹿!と以前の調子で言いそうになるけど、 彼女が頑張ってきたのは本当だから。 身近で見てきたから。 周囲を気にしつつ、咳払いを一つして。 "……ほんとにおつかれ。"とか言いながら撫でた。]*
(14) 2023/08/23(Wed) 02時頃
|
|
──その後・本郷さんとのLINE──
[最終戦の直ぐ後だったか、本郷さんから個別LINEが届いて。 あまり残された時間がないことは分かっていたから、基本、連絡には即レスしていた。]
💬 ああうん。ゲーム好きだから、つい。 本郷さんも好きなんだろうなってのは、何となく分かってたよ。戦闘の時のアドバイスが玄人だし。てかゲーミングチェアだしw
時間とるのは、いつでも。 でもゲームすると言う事だったら、うち、祖父母二人暮らしだった家にいるから何もないんだよね……。問題ないなら本郷さんの家か、もしくはネカフェ……ゲーム機持ち込んで視聴覚室……?
[学校は今や使われていないから、視聴覚室が無事なのか分からないが、いくつか提案しつつ。 最終的には、本郷さんの希望に合わせることにした。]*
(15) 2023/08/23(Wed) 02時頃
|
|
―回想 喫茶店―
[私は、先生の顔を涙濡れたままずっと見つめていた。 他に遠くの方に来客もいたけれど店内はとても静かで、時間が止まったような思いもした。止まってしまってもいいと思った。
先生が口を開いて、紡ぐ言葉>>@44をじっと黙って聞いていた。聞いていると、再びこらえたはずの涙の堰が崩れたように湧き出てきた。]
…知りませんでした。 先生がパイロットになるつもりだったなんて。
そう、ですよね。先生が行くのは、 私だけのためじゃないですよね。 先生にも大事なものがあって、 そのために行くって言ってくれてるんですよね。
(16) 2023/08/23(Wed) 02時半頃
|
|
[先生の言葉>>@46を聞くと、自分の青臭さが露にされていく気がして、その場を逃げ出してしまいたいような気持にも駆られたけれど、スカートの裾を握りしめたまま、まっすぐ話を聞いていた。
先生が言葉を選んでいるのはわかるし、それは正解だった。もし口にしていたら、>>@47私は絶対に感情を爆発させただろうから。そんな仮定、私の人生には絶対にやってこないんだって言って、そこに付け込んで、思い通りにさせてしまったかもしれないから]
(17) 2023/08/23(Wed) 02時半頃
|
|
…はい。確かに私が聞きたいのは、 そういう言葉>>@46じゃ……ありません。 証拠ないんだ。……そうですよね。 ……そう、ですよね……
わかってます。先生が来てくれるの、 私だけのためじゃないって。 わかってて、またあの時みたいに 先生の事困らせてますね。
…でも、適当な耳障りのいい言葉でもよかった。 刹那的な快楽でもよかった。 嘘でも、かりそめでも、きっと私 本当に嬉しく思っちゃったと思います。
そういうの全然…経験すらなかったから。
(18) 2023/08/23(Wed) 02時半頃
|
|
でも、そんな先生だったら。 私は、先生の事ここまで好きには… ならなかったかもしれないですよね。
[私はそう言って黙って。それから何度かスカートの膝を黙って拳で叩いた。そうして、顔を上げた。なるべく、泣いたままでも笑顔で]
……はい。大丈夫。 先生の言う事、わかってます。 私が先生に思ってる事、そんなに軽くないから……だから。
[もう一度さっきと同じ事>>5:135>>5:133を言おう。 今度はもっと、澄んだ気持ちで。]
(19) 2023/08/23(Wed) 02時半頃
|
|
私と来てください、先生。
私の戦いを、一番傍で、最後まで見ていてください。
私が地球を救うのを見て、死ぬまで傍にいてください。
それだけで構いません。
[そうすると言ってもらえるってことは、よく考えれば確かに、耳障りの良い言葉よりも。体だけの交わりよりも、ずっと愛の言葉らしいから]
よろしく、お願いします。
[どうにか、一番いい笑顔を作って、笑ってみせた**]
(20) 2023/08/23(Wed) 02時半頃
|
|
―それから―
[残りの1戦だけを残すまでになって、みんなとの時間とは別に、 私も自分の残り時間を過ごしていた。 私のリミットまでの時間は、ここに来てなぜか、他の誰よりも長く静かなものだっただろうけれど。 実際には両親は忙しい仕事の時間を縫ってやっぱり転校の準備を進めたりしていたから、 そういう意味での残された時間は多くなかった。
乾君のやった事が間違っていたとは思わない。 彼はあの形で最期を迎えるしかなかった。
でも、それなら他のみんなは。みんなは>>5:154抗わなかったのか。 七尾さんは、大和君は、柊木君は、部長は。 みんな流されたから地球のためにロボットに乗って戦って死んでいったのか。 私にはそうは思えなかった。
それなら、私は何を考えて、アストロに乗ればいいのか。]
(21) 2023/08/23(Wed) 02時半頃
|
|
[私は、両親と…… 父さんと、話をしなければならないと思った**]
(22) 2023/08/23(Wed) 02時半頃
|
|
ー天道君とのLINE>>15ー
[天道君からの返信は思いの外早かったからちょっと驚いた。読んで、ばつが悪くなるのを覚えた]
『え。バレてたの。隠してたのに』 『家で使ってる椅子と同じなんだ』
『ありがとう』 『視聴覚室は面白そうなんだけど』
[少し考えてみて、首を振った。]
『私、ゲーム機はゲーミングPCしか持ってないんだ』 『ネットカフェで二人はなんとなく憚られるので』 『その、素行的に』 『私の部屋がいいのかな』 『夏海さんには私から伝えとこうか』
(23) 2023/08/23(Wed) 10時頃
|
|
『そう言えば今って夏海さんと同じ家で暮らしてるの?』 『不純なことはダメだよ』 (何かに気づいたように画面の向こうを凝視するクマ)
[そんな事を連絡しつつ、当日は天道君を部屋に迎えたと思う。 やけに形崩れしたさるぼぼが目についたかもしれないけれど、もう繕っても仕方ないからそのままにしておいた。]
ありがとう。打ち合わせたいこともあるんだけどさ。 座って。…FPS得意なんだったよね。 他のも色々あるけど。……やる?
[飲み物を置いて、そう声をかけた*]
(24) 2023/08/23(Wed) 10時頃
|
|
― 戦闘後 ―
[ハロから元の姿に戻った時のこと。 本郷さん>>7が、ありがとうと言ってくれたのには。]
ありがとうは、ちょっと……。 うん、でも、ありがとう。
[困った様に眉が下がってしまったけれど、笑んで。 来てくれる>>8には、こくりと頷いた。]
[加賀先生>>@6>>@7と縁士君の話は、口を挟まず聞いていたのだけど。 手足が短くなる>>@10には、こっそり噴き出した。]
(@12) 2023/08/23(Wed) 11時頃
|
|
[そうして、解散の時。 縁士君に、ナデナデをねだるポーズで頭を差し出してみたら。]
ふぇっ…!?
[やるか馬鹿!って言われて、私が笑う。 そんな、いつもの流れを想定していたのに。 労いの言葉と一緒に、本当に撫でてくれた>>14ので、ぶわわ、っと、頬が赤くなってしまったりした。*]
(@13) 2023/08/23(Wed) 11時頃
|
|
― その後/本郷さん>>13 ―
[私は、永が使っていたスマホをそのまま引き継いで使っていたので、みんな連絡は簡単に取れたはず。]
場所は、多摩川の河川敷。 ありがとう。楽しみ! 私も、家にある浴衣を複製しておいたよ!
うんうん。 縁士君と加賀先生も誘ってみよ。
[連絡は、本郷さんがしてくれるだろうか。 そうでなけば、私から連絡をする事にした。*]
(@14) 2023/08/23(Wed) 11時半頃
|
|
ー夏水さん>>@14ー
[夏水さんのスマホは七星君のものを引き続き使っているらしい。 つまり、私の最後に送ったメッセージが全部残っているということ。 そこは消してもらった方がいいものなのだけど、消す時は夏水さんが見ないといけないわけで、彼女もとっくに知っていそうだから、あえて何も言わなかった。]
『ありがとう。多摩川の花火ってこんな時期なんだね』 『私も浴衣着ていくから』 『わかった』 『天道君と加賀先生には私から連絡するね』
[二人には私からLINEで連絡を入れた。特に加賀先生はそれどころじゃないのかもしれないけれど、それでも、やっぱり二人にはできたら一緒に花火を見たいって、そう伝えたと思う*]
(25) 2023/08/23(Wed) 12時半頃
|
|
──本郷さんとのLINE>>23>>24──
[隠してたのに、という一文に思わずふっと笑う。 椅子もそうだし、ゲームでもしてなければあんな戦闘アドバイスは女子にはなかなか……。]
💬 分かった、じゃ本郷さんの家にお邪魔するよ。 住所送ってもらえたら自力で行くね。
夏水?うん。僕からも言うけど。 ああ、野宿させるわけにいかないからうちにいるよ。 ……大丈夫、ちゃんと別々で寝てる 🐱(真面目顔のネコスタンプ)
[リアルに突っ込まれたら動揺しそうだったけど文章なので冷静に返す。LINEでよかった。]
(26) 2023/08/23(Wed) 12時半頃
|
|
[後日訪れた本郷さんの部屋は、参考書と本で埋まっていて、いかにも優等生な感じだった。それからゲーミングPCと、見覚えのあるゲーミングチェア………コックピットで見ている椅子の現物。少し複雑な気分になる。 枕元には鮭に食われる木彫りのクマと、変形したさるぼぼがあったけど、あまり女子のベッドをじろじろ見るのも何なので突っ込まず。]
うん。こっち来てから全然やれてないけど、 自宅では毎晩のようにやってた。 オンラインのFPSが多かったけど何でも好きだよ。
そういえば乾の家でやったスマブラも面白かったな…
[そんな雑談をかわしつつ、勧められるゲームがあるなら乾の時と同じく、本郷さんの好きなやつに合わせたよ思う。]*
(27) 2023/08/23(Wed) 13時頃
|
|
──解散時の話──
[頭を出してナデナデをねだるポーズを自分で取っておきながらその反応は何?>>@13 ふと、ハロを撫でようとしたら拒否られたのを思い出して。]
……頭突きされなくてよかった。
ていうか。 ハロの時は睡眠とか要らなかっただろうけどもう普通の人間だから……、うち来る?
[ハロであれば適当に記憶改竄を使ってホテルでも誰かの家にでも入り込めただろうけど、夏水に戻った今はそんな能力もない。 ……祖父母を避難させておいて良かったかも。 僕は、あらためて大和に感謝をした。]*
(28) 2023/08/23(Wed) 13時頃
|
|
―― 回想:喫茶店 ――
……何で、そこまで――
[低音量の音楽と新聞を捲る音だけの静かな店内で 本郷の声は自分に言い聞かせるようにも響く。 曝け出して良いと言いながら、 また己は、物わかりのいい優等生の顔を 彼女にさせてしまっているのかもしれない。 しかし、だとしたら、どうすれば良かった?
嘘でも仮初でも―― … 騙されたフリをして抱いてやればよかったのだろうか。 いや、きっと直前で己は躊躇し、手を止める。 先のない関係であるからこそ、汚したくはなかった。
それがエゴであるかもしれなくとも。]
(@15) 2023/08/23(Wed) 14時頃
|
|
[なのに真っ直ぐに想いのたけを口にする姿が 沈めた過去や強張った心を確かに揺さぶるから。]
『一番傍で』 『最後まで』 『死ぬまで傍に』。
違えないと約束する。
[再び繰り返されたねがいには、 己からも音をなぞるように繰り返す。 噤んだ“今”が、伝わればいいと願った。]
(@16) 2023/08/23(Wed) 14時頃
|
|
[涙が止まっていなければ、 そのための腕を伸べるのはもう少し後。 今は彼女の前に、右手の小指を差し出す。]
何だかさらっと言ってくれちゃったけど、 ……こんなの、超ド級だって分かってる? これまでの人生で、俺、こんな言葉 誰かに言われたことも 誰にも言ったこともないぜ。 一生記憶に残るんじゃないかな。
[まるで子供のような約束の仕草は、 『おとな』ふたりには少々不釣り合いだったかもしれない**]
(@17) 2023/08/23(Wed) 14時半頃
|
|
―― 夏祭り ――
[花火の誘いが届いたのには、 特に考えることなく「OK」と返信した。 遺された時間は多くはなかったが だからこそこういう時間も大切にしたい。
待ち合わせ場所と時間が共有されたら 時間通りに三人を待っていることだろう。*]
(@18) 2023/08/23(Wed) 14時半頃
|
|
― 戦闘終了後/解散時 ―
[頭突き>>28と聞くと、その時の事を思い出して。]
あ! あれは、縁士君が悪いんじゃん。 ……あんな事言うから。
[言いながら、ハムスターの様に片方の頬袋が膨らんでしまったけれど。]
……っていうか、気にしてた?
[改めて言われてしまうと、ちょっと、申し訳なかった様な気もしつつ。 うち来る?と言ってくれたのには。]
(@19) 2023/08/23(Wed) 14時半頃
|
|
いいの? やったー! 公園とかだと補導されそうだから、 加賀先生にお願いして、 こっそり天文部の部室に潜り込もうかと思ってたよー。
[学校は、もうあまり機能していなかったし、 天文部の部員達ももう居ない>>11ので、人も来ないだろうから。 こっそり住まわせてもらえる様に、お願いするつもりだったとか。*]
(@20) 2023/08/23(Wed) 14時半頃
|
|
──解散時の話──
>>@19 ……いや。怒るだろうと思ってはいたし。 ……むしろごめん。
[僕は何度も、自分は誰より適しているのに何故パイロットとして死ねないんだ。という話を、ハロにしてしまった。 それは紛うこと無き本心だったけど ハロが怒る理由は、分かる。 ………分かっている。]
>>@20 学校は崩れてる部分も多いからさすがに危ない。 そもそも天文部室じゃベッドすらないし……床に寝るわけにいかないだろ。
[そう言って、夏水はうちに来てもらう事にして。 僕は、最後に天文部室に行きたかったな、と少し考えていた。あそこは好きな本がたくさんある、もはや自分にとって大事な場所になっていたから………。]*
(29) 2023/08/23(Wed) 14時半頃
|
|
──夏祭りの前──
[花火大会はどこかのタイミングで夏水に誘われて。 彼女はハロであるうちに、自分の手持ちと同じデザインの浴衣を複製?していたらしい。便利なことしてるなあ、と感心しつつ。
今いる天道家は、縁士のいない家だから僕の浴衣がある筈もないんだけど。ワンチャン祖父の浴衣があるんじゃないかな、と1階の和箪笥を漁ってみる。 縞模様のしじら織り浴衣がほどなくして見つかった。渋すぎるけど、まあいいだろう。
浴衣って着付けとかあるのか?分からないので適当に着て。 夏水の準備が出来たら、加賀先生と本郷さんの待つ場所に一緒に向かう。]*
(30) 2023/08/23(Wed) 14時半頃
|
|
― 本郷さんと>>25 ―
[永の痕跡は1つも消す事なんてできなくて、スマホ内のデータは全てそのまま残している。 メッセージの内容とかは見ない様にしているけど。]
[本郷さんからのメッセージを確認すると、 ハムスターがバンザイして、『ありがとう!』って書いてあるスタンプを捺した。]
[捺した後に、縁士君には、私は家にお邪魔してるのだから私から言えば良かったのではと気付いたけど。 ハムスター女より、美女に誘われた方が嬉しいだろうからいっか。]
(@21) 2023/08/23(Wed) 14時半頃
|
|
― 解散時 ―
ううん。私の方こそ、怒ってごめん。
永が引継ぎ戦に決まった時も、 自分が、って怒ってくれたもんね。 永の事、好きでいてくれてありがと。
[眉を下げて、笑んで。]
部室は崩れてないから大丈夫だよー。 私、そんなに幅ないから、 椅子繋げたり、長椅子とかでも器用に寝れるし。 別に、床でもいいけど。
[そんな事を言って笑ったけど、お邪魔する事にした。]
(@22) 2023/08/23(Wed) 15時頃
|
|
― 花火大会の日 ―
[花火大会の当日、複製した浴衣を着る。 デザインは、クリーム色に近い薄い黄色地に、向日葵模様。 帯は、銀朱色で。]
[同じく浴衣に着替えた縁士君が姿を見せると。>>30]
渋いー! でも、いいじゃん。似合う。 そろそろ出よっか!
[そう言って、楽し気に家を後にした。]
(@23) 2023/08/23(Wed) 15時半頃
|
|
― 駅 ―
[待ち合わせは、花火会場近くの最寄り駅、改札付近で。 例年だと人で溢れているみたいだけど、今年は人出が少ない様だ。]
[私達の方が先か後か。 本郷さんと加賀先生の姿が見えたなら、小さく手を振った。*]
(@24) 2023/08/23(Wed) 15時半頃
|
七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2023/08/23(Wed) 15時半頃
|
― 花火大会の日 ―
[花火大会に行きたいと言うと、母さんはこの時期にと少し驚いていたようだったけど、しまってあった浴衣を取り出してきてくれた。正確には母さんがというか、お祖母ちゃんが見繕ってくれていた赤、藍、翠を織り合わせた花菱七宝柄。帯は紫。
少しレトロすぎる気もしたけれど、母さんは似合うと言ってくれた。 駅につく頃には、もうみんな揃っていた>>@18>>@24>>30と思う。]
お待たせ。 夏水さんの、似合ってるね。かわいい。 天道君も浴衣なんだ。 ……ちょっと渋すぎる気もするけど。似合ってはいるよ。 先生は…なぜ浴衣じゃないんですか。
[父さんが懸念するほど今年は人も多くなさそう。 皆揃ったら、暗くなりすぎない内に会場に向かったと思う。]
(31) 2023/08/23(Wed) 16時半頃
|
|
そう言えば、最初の七尾さんのとき。 本当はあの時に、みんなで写真撮らない?って 言おうとしてたんだ。
でも、私部員じゃないし、柊木君もいないしって。 今思うと、そこは黙っとく所じゃなかったのかな。
[歩きながら、そんな事をぽつりと呟いた*]
(32) 2023/08/23(Wed) 16時半頃
|
|
ー自宅ー
[天道君に私の家の住所を伝えて、当日彼を出迎えた。 誰か帰ってきても、勉強の事だと言ってごまかせるかなって。 その必要も、本当はないのかもしれないけれど。 天道君は私のベッドの方が少し気になるみたいだった。理由はわかる]
そっちはあまり見ないで。 乾君と遊んだんだ?なんかすごい意外。
天道君の方にもそういうのあったんだね。 私もそう。最近はそれどころじゃなかったけど、 前は毎日寝る前にFPSやってたよ。 外国の方の人ともやり合ってた。
[彼は思った以上に同好の士らしい。という事は、ここでFPSを選ぶと多分血みどろの抗争に発展するということだ。もう少し手頃なやつは…]
(33) 2023/08/23(Wed) 17時頃
|
|
うん、協力型のにしよう。コッパーヘッド。 これなら最初から最後までできるし。
[銅コップが主人公のマリオっぽい2D横スクロールアクションシューティング。やけに背景がレトロな昔のカートゥーンっぽいのが最大の持ち味。弾を撃ちまくり、避けまくり、敵の攻撃を弾いて弾いてクリアを目指す。ただし難易度は無茶苦茶に高い。 一人だと私でも少し手こずる難易度だ。
構わなければコントローラーを片方手渡し、始めるとしよう。]
天道君は…やっぱり夏水さんのこと、好きなの?
[途中ふと呟いたのはだのタイミングだったかな。*]
(34) 2023/08/23(Wed) 17時頃
|
|
──花火大会の日──
[見覚えのある浴衣を着て>>@23、嬉しそうな夏水と一緒に家を出る。去年も永と縁牙を入れた4人で花火を見に行った気がするけど。こっちの地球でも行くことになるとは思わなかった。
待ち合わせ場所で加賀先生と合流してしばらく後、本郷さんが現れた。夏水が彼女に向かって手を振る。 女の子の浴衣は2人ともよく似合っていて。しかし褒めるのは結構気恥ずかしい。ここは加賀先生が何か言ってくれるに違いない。 本郷さんは、先生が浴衣じゃないことに不満そうなので。]
先生、浴衣着る気があるならその辺にレンタルの店あるんじゃない?
[丁度レンタル料2500円〜とかの看板が出ている店があるので指さして見せる。先生次第だけど。大人だからお金はあるよね?という目で見ながら。]
(35) 2023/08/23(Wed) 17時半頃
|
|
>>32 写真か……そういえば合宿でも集合写真みたいなのは撮らなかったね。あちこち乾が撮影しに来てはいたけど。 今日はどっかで撮ろ。
[部員じゃないし、と本郷さんが付け足すのを聞いて。 今ここにはもういない、天文部員の皆の事を思う。
周辺はまだ明るかったので、ゆっくりと会場に向かった。]*
(36) 2023/08/23(Wed) 17時半頃
|
|
―― 『次』への準備 ――
[刻一刻と迫る刻限を前に 地球を離れる準備を進めていた。 元ハロや天道は簡単に言ってくれているが、 別の地球に行くだなどと、なんとまあ 現実味のない言葉だろうと思う。
まず、当事者に近い関係者として、 会議の末席で敵性ロボットとアストロによる危機は (少なくともこの地球に於いて)去ったことを報告した。 一般民衆へのその後の開示はどこまで行われるものか。 それを決めるのは残ったお偉いがただろう。
そして、アストロに乗り込む前に自身の立場を 明かして逝った生徒たちの近親者や 後から事実を知った関係者が居たならば 拒まれない限り、可能な限りで直接対話に向かった。 いくら頭を下げたところで彼らは戻ってはこない。 それでも、そうしない選択肢は己の中にはなかった。]
(@25) 2023/08/23(Wed) 17時半頃
|
|
[教職も辞表を提出している。 表向きはあくまでも一身上の都合によるものだ。 アストロに関わる事情を知らない教員が大半だから 慰留はされたが、固辞して。 避難していた生徒が戻って来てくれたりしていたのに 卒業を見送れないことだけは心残りだ。
引継ぎも済ませ正式に辞任となった日、 その足で実家のある北陸の某都市に向かった。 離れに面したチャイムを鳴らすや否や、 相変わらずの勢いの姉やその旦那やら 少し老けたものの元気な両親、姪っ子甥っ子が出て来て。
何か月ぶりかになってしまった三歳の娘も、 先日の電話での塩対応を忘れたかのように 上機嫌で迎えてくれたので、もう、悔いはないか、と思う。 娘の持っているぬいぐるみは己が随分前に送ったもの>>0:@26。 今にして思えば、こいつはハロそっくりなのだ。 巡り合わせか偶然か、どうであれ、 父の代わりと思ってくれれば――いや、やっぱりこの形状が俺と思われるのはイヤかもしれない。]
(@26) 2023/08/23(Wed) 18時頃
|
|
暫く行方不明になるつもりなんだ。 そうだな……… 数か月かもしれないし、 一年かも知れない。 いや別に、変なこと考えてるわけじゃねえよ。 何もなかった風で 戻ってくるつもりではいるんだけど―――
[環境が許さずに、娘を預けざるを得なくなっている手前 これ以上の負担を両親や姉らにかけたくはない。 娘は従兄姉らにも可愛がって貰えているし のびのびと暮らしていることだけが幸いだった。 此方に戻り平穏な生活を取り戻すことも出来たが それを捨ててでも、やらなければならないことがある]
(@27) 2023/08/23(Wed) 18時頃
|
|
そうだな、二年。 もし、俺が二年経っても戻らなかったら この封筒開けてくれ。姉貴に渡しておくからさ。
[一人一人に向けた手紙、車の鍵やら印鑑関係、 財産関係の書面の入った厚い封筒を姉に預ける。 あとは別途、浮気相手と駆け落ちした嫁が 求めて来たときにいつでも渡せる書類とか。 此方が失踪者になってしまった場合は手続きが 煩雑になるので、上手く誤魔化してくれるといいが。
―――滞在は思ったよりも長引いてしまった。 離れ難い、別れ難い、肉親らとのひと時。*]
(@28) 2023/08/23(Wed) 18時頃
|
|
[花火大会に行ったのは、 だんだんとこの地球から己の痕跡を消す――
消えてしまってもいいようにと 準備を進める最中のことだったと思う。]
・
(@29) 2023/08/23(Wed) 18時頃
|
|
―― 花火大会の日 ――
[到着はきっと同じ頃だったのだろう。 手を振る姿>>@24ともうひとつの影>>30にも 片手を振り返して合流を待った。]
みんな浴衣か。華やかで新鮮だな。 学生の祭りや花火大会といったら 浴衣選びを楽しむのがメインなところもあるよな。
……何故って。持ってないしなあ。 男一人で浴衣が必要な場面ってないだろ? 俺は君らの引率。
[本郷の言葉にやや圧を感じるのは気のせいか。>>31 自身は余所行きというほどでもなく ごく普通の外出着だから、さながら保護者である。]
(@30) 2023/08/23(Wed) 18時頃
|
|
ええ………いや、俺はいいよ。 [まさかの天道の追撃に狼狽えた。>>35 言わずにおいた言葉を今言うぞ。裏切者め。 一頻り渋るのは、実家の手伝いをする時は 近い物を着ることがあるからなのだがそれはそれとして]
………うーん じゃあ、じゃんけんで負けたらな。
[誰が相手をしてくれたやら。 パーを出して負けがちなのでグーを出したら負けて。 鋏を出さなかった己を呪いながら大きく嘆息する。
しめて3600円を支払ってお着替え完了。 先に向かって貰った3人と、少し遅れて再合流したのだろう。*]
(@31) 2023/08/23(Wed) 18時頃
|
|
──本郷さんの自宅──
うん。乾が呼ばれた後だったから……結構最近。 真面目な話でもするかと思ってたんだけど、ゲームしただけで終わったかな。……楽しかったよ。
[そんな話をしながら、コントローラーを一つ受け取って。 椅子を勧められればそこに座るが床に座ってもいい。ただベッドは避けた。]
コッパーヘッド。へー、知らないゲームだ。 ていうか本郷さんもFPSやるの?しかも毎晩!? 外人とやってたって事はオンラインだし、遊んでるやつ被ってそうだなあ。
[オンラインで遊んでいるのなら、どこかで対戦した事もあるかもしれない──、と言いかけてやめた。そういえば僕とは元々住んでいる地球が違うのだから、それはあり得ないのだった……。 でも、似たような時間の使い方をしているということだ。僕も読書かゲームかという感じだったし、思えば自室の様子も似ているかもしれない。本郷さんの部屋のほうが参考書が多い気がするけど。だいぶ親近感を持った。]
(37) 2023/08/23(Wed) 18時頃
|
|
[協力型ゲームということで2Pカラーの青を選び、チュートリアルを熟読してから開始する。難易度高い、とは聞いたけど確かに難しかった。 最初は本郷さんのプレイを見ながら、何度か死につつ敵の攻撃パターンを覚えて行く。レトロアニメ調の画面で目が楽しい。 途中、星座モチーフに変身するボスも居たりして、"あ、射手座"とかいちいち呟きながらショットを撃つ。
二人ともゲーマーなだけあってしばらく夢中で遊んでいたが、少し休憩を入れてる時に夏水の名前が出て>>34、一瞬固まる。]
えっ!?
……いや……夏水は。 ………弟が好きだったんだよ。
[答えになっていないけど。事実を述べた。]*
(38) 2023/08/23(Wed) 18時頃
|
公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/23(Wed) 18時半頃
公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/23(Wed) 18時半頃
七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2023/08/23(Wed) 19時頃
|
─花火大会の日─
レンタル?なるほど。そういう手があったか。
[天道君にこっそり軽く親指を上げてみせた。]
いいじゃないですか、引率でも浴衣。 先生だって、私達とせいぜい 10くらいしか違わなかったですよね。 きっと似合いますよ。ほら。
[まさか実家の家業の手伝いで実際に着ているなんて思わない。 じゃんけんが必要なら…私が相手になったかも。 パーを出して勝てた時は、軽く舞い上がった。
会場手前で先生が遅れて私達と合流したときには]
うん。似合ってますよ。素敵です。
[と言ってのけたと思う。]
(39) 2023/08/23(Wed) 20時頃
|
|
[天道君に写真の話をした時>>36は、そんな中でもどうしようもなくしんみりとしてしまったかもしれない]
うん。乾君がいっぱい撮ってくれてたね。 花火の時に。
[打ち上げ花火は弾幕みたいで好き。 そんな話を七星君にしたのは遠い昔のよう。]
撮ろう、写真。 そうね、暗くならない内に、先生が浴衣着てきたら…とかかな。
[花火が本当に始まる前に、そんな話をしていたかな*]
(40) 2023/08/23(Wed) 20時頃
|
|
ー自宅>>37>>38ー
乾君と真面目な話? …しなくてよかったんじゃないかな。 私は少し相談にも乗ったけどね。 乾君は今起こってることの原因を探ろうとしてた。 私達には多分。どうにもできないこと。 …よかったんじゃないかな、ただ遊んでただけでも。
[私には彼の考えはやっぱり分かるようで分からなかったけれど。柊木君がいなかったらどうだった…なんて仮定は無意味か。]
うん、心置きなくゲームするために必死で勉強してた。 天道君と同じやつも、もしかしたらやってたかもね。 そうか、コッパーヘッドは知らないか…多分すぐ慣れるよ。
(41) 2023/08/23(Wed) 20時頃
|
|
[駅で縁士君と待っていたら、本郷さん>>31と加賀先生>>@30の姿が同じ位のタイミングで見えたので、手を振って。]
わー! 本郷さん、凄い綺麗。浴衣美人。 思った通り、やっぱり似合うねぇー。
[なんて言っていると、私の事も褒めてくれたので、『ありがと』と言って目を細めて笑んだのだけれど。]
[なぜ浴衣じゃないんですか>>31って先生を咎める?のとか、 縁士君の援護射撃>>35とか、 先生がじゃんけんで負けて結局着るらしい>>@31>>39成り行きは目で追って。 内心、縁士君、そういうとこやぞ!ってツッコミは入れてしまったけど。]
[写真>>32>>36には頷いて。]
うん。撮ろ!
[暗くならない内に>>40にも、頷いた。]
(@32) 2023/08/23(Wed) 20時半頃
|
|
[私は1Pの赤。最初は少しやってみせて、それから一緒に始める。 死んで覚えるようなタイプの作風だから難しいのは確かだけど、カートゥーン調の作風は見ているだけで楽しい。 星座の話が出た時に、私は大和君が街に描いた星座を思い出した。 大分進んで休憩となった時に振った話は、意外と天道君には効いた>>38らしい。]
そうなんだ。夏水さんは縁牙君のことが。 …不思議な感じがする。 私、縁牙君には会ったこともないのにね。 全然知らないのに。
…でも、それは他の皆のことも同じだったかな。 私、合宿の時はあんまりなるべく 人と関わらないようにしてたところあったから。 そういうのが自分らしいと思ってた。
(42) 2023/08/23(Wed) 20時半頃
|
|
でも、自分らしいと思って、 楽してただけだったかもしれない。 そんな事、もっと早く気づいてればよかったな。
縁牙君はどんな人だったの?
[そんな事を尋ねたりして、休憩終わったら続きを始めようかな。 ラスボスまでうまくすればいけそうだった*]
(43) 2023/08/23(Wed) 20時半頃
|
|
― 花火会場 ―
[河川敷の観覧席には、沢山のパイプイスやプラスチック製のイスが並べてあった。 例年は有料席だそうなのだけど、今年は人手も少ないし、被災地の復興支援という事もあって無料開放されていたので、空いている席を探して着席した。]
暗くなる前に、写真撮ろっか? ……背景、どの辺がいいかな? ここでいい?
[着席した場所でいいか、もしくは少し移動して、背景が良さそうな所で撮るか問いつつ。 撮る場所が決まったら、スマホで4人の写真を撮った。*]
(@33) 2023/08/23(Wed) 21時頃
|
|
── 花火大会の日 ──
[足元まで一式レンタルで固めて生徒らと合流する。 さっと選んだのは圧迫感の無い濃紺の絣柄の本麻浴衣。 「似合う」と言われて、内心満更でもないのだが じゃんけんで打ち負かされたことは忘れない。>>39]
だろ? ありがとう。
[賛辞にはさらっと礼を言い、 そうして、相手の浴衣を眺め下ろす。]
お前も、ちゃんと可愛いよ。
[褒め忘れていたわけではない、断じて。 何時も大抵タイミングが下手なだけだった。 七星も天道もとても似合っているけれども それに言及するのは己の役目じゃないだろう。]
(@34) 2023/08/23(Wed) 21時頃
|
|
[河川敷には心地良い風が吹いている。 無料開放>>@33の札がかかっているのを見て へえ、と声を上げながら席を確保にかかる後ろから付いて行く。] いい位置が空いててよかった。 あ、写真はこっちの方角を向けば 夕空が綺麗かもしれない。
[撮影係を申し出ようかと思ったが 全員で写真を撮るということなら4人で収まって。 無事に取れたか七星に訊ねる。]
……スマホに入れておいたらさ、 向こうの地球にも持って行けるのかな。 *
(@35) 2023/08/23(Wed) 21時頃
|
|
──部長戦の少し後──
[本郷さんとLINEして、彼女の家に行く前日だったか。 "夏水さんには私から伝えとく"と聞いていたものの、家を空けるわけなので、一応自分の口からも言っておくことにした。 風呂上がりに冷えたお茶を取りに来たタイミングで、居間にいた夏水に声をかける。]
──あ。本郷さんから聞いてると思うけど、明日、家に行って来るから。 なんか打ち合わせしたいみたい。
[何となくゲームするとかは言わず打ち合わせの体で。ダメとは言わないだろうけど顔色を伺う。]*
(44) 2023/08/23(Wed) 21時頃
|
|
──本郷さんの自宅──
[しまった、と思った。実は、『夏水のことを好きなのは、弟の縁牙だよ』と言いたかったのだけど、言い回しがまずいせいで勘違いされてしまった……。>>42 でも、夏水も縁牙の事が好きだった気がするから間違ってはいないだろう……。と開き直り始める。]
縁牙は、僕と違って陽キャというか…。 いつもニコニコしてて誰とでも仲良くできるタイプ。 ……あ、柊木にちょっと似てたかもしれない。顔は僕と同じだけど。
夏水も陽キャだし、両想いだったんじゃないかな。うん。
[話しているうちに何となくそんな気がしてきてしまう。 というより、僕は元々そう思っていたのかもしれない。 縁牙がもうこの世のどこにも居ない事が、心に影を落とした。]
(45) 2023/08/23(Wed) 21時頃
|
|
[休憩を終えて、続きを始める。初めて操作した割には上手いのではないだろうか?と思うが、それより本郷さんのプレイが上手すぎて。サクサク進むのはそのお陰かもしれない。 バトルの合間を縫って、さっきの話の続きを振る。]
そういえば、合宿の時あんまり本郷さんと話してなかったな、僕。 ……永とはあれが最後になるから、初対面を装ってたわりに仲良くしてたけど。
[本郷さんが永と線香花火対決?してた光景を、ぼんやり思い出して。]
本郷さんは? 好きな人いないの?
[流れ的に聞いてもいいよね?と思い、さらりと話題にした。もちろん予想なんかは全然ついておらず。]*
(46) 2023/08/23(Wed) 21時頃
|
|
― 部長戦の少し後 ―
[食事の後片付けを終えて居間に居ると、 お風呂上がりの縁士君>>44に声をかけられて。]
うん。聞いてるよ。 行ってらっしゃい!
[そう、目を細めて笑んだのだけれど。]
[まさかその打ち合わせの時に、言葉のすれ違いが色々拗れて、 なぜか私が縁牙君を好きで、 なぜか両想いだったかもにまで発展してしまうなんて、予想できるわけが無かった。*]
(@36) 2023/08/23(Wed) 21時半頃
|
|
― 花火大会 ―
あ、本当だ。良いですね。
[こくりと頷くと、近くに居る人にお願いをして、夕空を背景に4人で撮ってもらう。 加賀先生>>@35からの質問には。]
持って行けますよ。 ただ、行ったら終わるまで戻ってこられないので、 忘れ物は無い様にして下さいね。
(@37) 2023/08/23(Wed) 21時半頃
|
|
―花火会場―
[会場の河川敷には>>@33随分椅子が並べてあって、普通はこんなところ座れるわけもないから 立ち見上等だったのだけれど、今年は座れるみたいだった。 合流した先生の現れた濃紺の絣柄>>@34は、まさに伝統的な男性の浴衣の柄という感じ。 思わず目を丸くして拍手していた。]
本当に、渋めだけど大人って感じ手似合ってます。 ……え。私も…そう、ですか? はい。頑張ったので。ありがとうございます。
……嬉しいです、本当に。
(47) 2023/08/23(Wed) 21時半頃
|
|
[先生に可愛いと言ってもらえるだけで、胸が温かくなった。 私は思っていたよりもずっと単純で、そういう事だけでも十分嬉しく思ってしまうから。 少しにまにましてしまったかもしれない。 4人で会場のあたりを少し歩き、写真を撮るのによさそうな所を探す>>@33>>@35。先生は自分が撮影係を買って出るものと考えていそうだった。]
そうはいきません。
[先生を撮影係にさせるわけにはいかないから、近くを通りかかった人に撮ってもらった。]
どう、うまく撮れた?
[夏水さんのスマホを覗き込む。他にもスマホで撮ったら見せてもらったし、LINEで共有させてもらったりもしたかな。 私も、自分のスマホにしっかりと保存しておいた。
私がここにいたという、確かな証だから*]
(48) 2023/08/23(Wed) 21時半頃
|
|
―─花火会場─―
[レンタル浴衣を先生に教えた自分を褒めたい。 本郷さん>>39と目が合ったら軽くサムズアップしておいた。 まんまと浴衣を着た先生>>@34が、本郷さんに"お前も可愛いよ"と言って。彼女がどんな反応をしたかじっと見てしまう。先生くらい大人になったらあんな事をしれっと真顔で言えるようになるのだろうか。
河川敷に着く頃には、空が夕焼けに染まっていて。]
……まだ花火始まってないけど、きれいだね。
[夕暮れの空がきれいに入るように、4人で写真を撮って。 スマホを変えながら何枚か撮ったあとに、 "先生と本郷さん、ツーショで撮ろうか?" などと申告をしてみる。]*
(49) 2023/08/23(Wed) 21時半頃
|
|
そうなのか。ならこいつは持っていこうかな。 この地球の電源とコードでで充電できる スマホのある地球だといいが。
[七星ハロの返答に頷きを返す。>>@37 終わるまで戻って来られないというのは 七星や天道の動きを見ていれば察しがついている。]
他には持って行くモノもそんなにはなさそうで、 ほとんど預けて行くか置いて行くか捨てるか。 自宅が引っ越しか夜逃げみたいになってる。
…データなんて、たかがデータだと思っていたけど こういう時になると、棄てられないもんだな。
(@38) 2023/08/23(Wed) 21時半頃
|
|
― 花火大会 ―
[加賀先生の浴衣は似合っていたけれど、本郷さんの反応を見ると、私は何も言わないでおいて。]
……か、かわいい。
[嬉しい、と言って、にまにましてしまう本郷さん>>47>>48には、ぽつりとそう呟いた。]
[そうして、4人の写真を撮ってもらった後。]
うん。いいかんじだと思うよ!
[スマホを覗き込む本郷さんの方へ画面を傾けて。 ツーショットも撮ろ!とか言って、本郷さんと自撮りで撮った後、全部LINEで送った。]
(@39) 2023/08/23(Wed) 21時半頃
|
|
―自宅 天道君と―
[私はなんだか>>45>>@36大いなる勘違いをしてしまっていたのかもしれなかったけれど、訂正されなかったから、きっとそのまま信じ込んでいたと思う。 七星君達は双子で、天道君達も双子。それだけでロマンだ。 どこがくっついていたってロマンだと思うし、それでいいかなって]
柊木君に?なら、きっとモテただろうね。 夏水さんもかわいいから、すごくわかる。 …いやだから天道君がどうとかじゃ なくってね。…ごめん。
[申し訳ない雰囲気になってしまいそうだったから再開。私は何度もやっているから慣れているのも当然。天道君に最後まで見ていってほしい、というスタンスにもなっていた。天道君だって実際初見でこれならかなり上手いわけだけど]
(50) 2023/08/23(Wed) 21時半頃
|
|
そうだね。天道君には星座アプリを教えてもらった ぐらいだったかな。クラスメートだと思ってた 当てが外れて、がっかりしてたせいもあるけど。 そう言えば七星君、私のほかに 天道君とも花火勝負やってたね…
[そろそろラスボス戦の前あたりかな?思い出していたところ、急に話がこっちに飛んできたので動揺して、思わずミスした。]
え!? ……いや、私は…… うん。いた…いや、いる…けど。好きな人。 [言ってもいいのかな、迷う。でも結局言った。 世間的にはどうあれ、私達の中ではそういうものを取り繕うのもなんか違うなって]
(51) 2023/08/23(Wed) 21時半頃
|
|
加賀先生、だよ。 優しくて、包容力のある大人の人。 告白して、結局ダメだったけどね。 それ以上に大事なものをくれた。 私の時間がもっとあったらとも思ったけど… でも、時間があったら、今みたいには なれなかったんだろうなって。 だから、一般的な意味ではダメだったけど… よかったって、今は思ってる。
[喫茶店の話を思い出しながら、そう答えながら気を取り直してコンティニューした*]
(52) 2023/08/23(Wed) 22時頃
|
|
―花火会場>>49>>@38>>@39―
[4人で撮影した写真は、後で撮った人がそれぞれLINEに上げてくれるだろう。4人での撮影の後、ツーショットも撮ったりした。たとえば夏水さんと私で自撮りにして撮ってもらった。]
二人も入って。…ほら。はい。
[天道君と夏水さんも、(夏水さんが好きな相手は縁牙君だと私は思っているけど)私の方で二人撮った。 天道君が、私と先生も撮ってくれるというから、先生の顔を見上げた]
それは、でも…… いいのかな。 …加賀先生。もしよければ…構いませんか?
[ちょっと申し訳ないような気もして恐る恐るではあったけれど、 多少遠慮しても今さらだという気もして、結局そう申し出させてもらった*]
(53) 2023/08/23(Wed) 22時頃
|
|
[素直な反応>>47に微笑みが漏れた。 やはり本郷は『こうあろう』とする姿よりも 飾らない素の方が魅力的だと思うのだ。
学生たちに混ざって、写真を撮ったり送り合ったり。 今はもう教職を辞して彼らの『先生』ではないけれど。 見守るようでいて溶け込むような曖昧さが今は心地良い。
「撮ろうか?」と天道の声。>>49 唐突な振りに疑問符を浮かべてしまうが 女子同士や天道&七星で撮ったりもしているから そこは拒む理由もない。彼女の方が気まずくなければ。 本郷の様子を伺うと、恐る恐るの申し出があって。>>53]
(@40) 2023/08/23(Wed) 22時頃
|
|
[暫し、遠慮がちな姿を目に映した後で]
ああ、いいよ。 じゃ、天道、頼むな。
どうやって撮る? 先刻は四人をフレームに収めるからって背ぇ屈めたが ふたりならその必要もないから、普通に横並びかな?
[本郷の意向を尋ねて、その通りに *]
(@41) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
|
|
ん?
[二人も入って>>53と本郷さんに言われると、 縁士君の方へ身を寄せて、笑顔でピースをして写った。]
[それから、縁士君が先生と本郷さんを撮る>>49と言って。 二人も写真を撮った>>@41後、加賀先生>>@38に。]
確かにそうですね。 規格が違った時のために、写真とか、 プリントできるものは、しておくといいかもしれませんね。
(@42) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
|
|
[引っ越しか夜逃げみたいと聞くと、驚いて。] 次の地球の戦いが何戦になるか分かりませんけど、 永の時は半年位でしたし、 この地球はもっと短かったし……。 それは帰ってきた時に、困るのでは。
データは、そうですね。 私も永が使ってたスマホ、何も消せずに残してます。
[そう言って、眉を下げて笑んだ。]
(@43) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
|
|
──本郷さんの自宅──
うん。縁牙は中学の頃から弓道部のエースだったし勉強も出来たし、女子に人気あったと思う。僕はまあほら愛想も無いし、うん……
[バレンタインなんかは同程度に貰っていたけど、弟と同じ顔だからだろうな………とか余計な話までしつつ、ラスボス戦の辺りで。 僕のその手の話題を振ったのだからここまで想定してたと思っていたけど、意外に動揺させてしまって。>>51 相手の名前を聞くと、ああ、と頷いた。]
加賀先生か。まあ、わかる。 いやそういう意味じゃなく……大人でいいよね。 てか、告白したんだ? ……偉いな。
[動揺させすぎて、ミスって死んでしまった。僕のキャラも釣られて死んでしまう。コンティニュー画面を眺めながら続けた。]
僕は加賀先生のことをよく知らないけど……生徒に告白されても応えなさそうに見える。そういう人だからこそ好き……ってことない?わかんないけど。
(54) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
|
|
[女子の恋愛感情なんて僕にはよく分からないので、知ったかぶり過ぎたかな、と即反省しつつ。]
でも本郷さんは告白した。 偉い。
心のうちは言葉にしないと分からないもんね。
[キャラクターが復活したら、ラスボス戦に挑む。僕は、本郷さんの足手まといにならないように動かすので精一杯だったけれど。ショットを撃ちながら話を続けた。]
………僕、天文部の合宿で思ったんだけど。「今見ている星も、実はもう宇宙には存在しないかもしれない」って話あるじゃん。星自体は消滅してるけど、地球に光だけ届いてるってやつ。 でも望遠鏡で星を見たら、この一瞬の瞬きが尊いなっていうか…
もう存在しない星かもしれないけれど、その光は本物で。目に焼き付けたいなと。
(55) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
|
|
[───だから告白してダメだったとしても、その本物の思いは加賀先生の中に光として残るんじゃないかな………加賀先生にだけ届いた光、だと思うと、なんて尊い───、
って話をしたかったんだけど、途中で恥ずかしくなってきて打ち切ってしまった。僕はこれだからあれだと思う。 それに、もう存在しない星の話は、ダメだったかもしれない。 本郷さんはもうすぐ。]
──あ、これ行ける!行けそう!!
[再チャレンジしたラスボス戦は、果たして。]*
(56) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
|
|
[写真撮影を暫く楽しんでいると、だんだんと、空は夕空から夜空へ色を変えて行って。]
あ! 始まるみたいだよ!
[開始のアナウンスが流れ、夜空に視線を移すと、 夜空にまっすぐな奇跡を描いて、色とりどりの花火が打ち上がる。
8号玉50連発の大スターマイン。 コンピューター制御を駆使した、音楽と花火のコラボレーションの演出。 壮大なナイアガラや、可愛らしいキャラクターを象ったもの。 様々な演出を凝らした花火を見つめて。
すごーい、とか感想を漏らしたりしつつ。]
……綺麗だね。
[私はきっと、ずっと、この景色を忘れない。 そう思った。]
(@44) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
|
|
―花火会場―
[かなり恐る恐るの申し出ではあったけれど、先生は快く受けてくれた>>@41。 多分また私の顔は明るくなっていたと思う。]
はい。横並びで、そのまま背筋を伸ばしてお願いします。 …縮んじゃったら、長い手足が見れませんから。 冗談です。 それと、できれば屈んでもう一枚だけ。
[この間の発言を受けて冗談めかしてそう告げ、完全に横並びで撮ってもらった。構わなければもう一枚、二人しゃがんで目の高さがあったものも撮ってもらう。 LINEにこれも載るかと思うと、頬が少し熱くなった。 表向きの気持ちはしっかり整理したつもりでも、自然と意識してしまう分はきっとこんな風に変わらない。]
(57) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
|
|
ありがとうございました、先生。…とても嬉しいです。
[プリントはいいねって夏水さんに>>@42そううなづいて、一緒に映ってくれた先生にお礼を伝えた*]
(58) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
|
|
[そうして、空が暗くなって、始まるメインイベントの花火>>@44。 夏水さんの声で空を見上げる。静かな秋の夜空に打ちあがる色とりどりの花火。
音楽も添えて打ちあがり、連発され、色とりどりに、形も様々に、ナイアガラの滝のように川辺の空を一直線に染め上げて、大尺玉も打ち上げていく。 あの時合宿で言ったみたいに、それはシューティングの弾幕みたいで、でも実際はそれよりもっときれいで圧倒された。]
……本当に、きれい。 ……直接見に来られて、本当に良かった。
[この思い出も、今までの積み重ねがなければなかったのかな。昔の私のままだったら、これを見る事はなかったんだろう。 それが良いとか悪いとかじゃなくて、ただ私は今見ているこれを絶対に忘れない。
ただ夜空の大輪に圧倒され見惚れながらそう思った*]
(59) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
|
|
──花火大会──
[並ぶ加賀先生と本郷さんを微笑ましく見つつ、何枚かスマホのカメラに収めて。 撮った写真をその場で交換し合う。 これも、大事な思い出になるんだろうな。
ふと、アルバムを見ていると上部に"去年の今ごろ何してた?(What were you doing this time last year?)"という通知があって。 丁度1年前にも祭りだか花火大会だかに行っていたらしく、夏水が1人で写っている浴衣姿のフォトが表示されていた。 今回持ってきているのとまったく同じ柄だ。 僕は思わず、夏水にスマホを見せた。]
──見てこれ、去年のやつ。 今回のと同じ浴衣だ。 写ってないけど永と縁牙もその辺に………。
[ここまで話して僕は、……しまった、という顔をした。 これは僕が隠し撮りした夏水だから、単独で写っているんだった。 おいアルバム、こんなの表示してくるな馬鹿。]
(60) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
|
|
[夏水は気付いてないかな??思わず話を切ってしまうが、 その瞬間、開始のアナウンスが流れて。 夜空に、鳴り響く音とともに大きな花火が打ち上がった。]
………うわ、すご。
[思わず見入ってしまう。
最初はスタンダードなものから、だんだんと派手なものへ。演出がとても凝っていて、ぽかんと見つめてしまう。
人生のうち、花火大会に何度行くのか分からないけど。 別の地球で見た、この花火は。 強く思い出に残るだろうな。と思った。]*
(61) 2023/08/23(Wed) 22時半頃
|
|
そうか。そうだな。写真はプリントアウトしておこう。 …なんだか、どんなに便利な世になっても アナログが一番安全なのは可笑しいな。
[“ハロ”を経験した七星らしい 実用的な情報と回答。>>@42>>@43]
どのくらいかかるか分からないから ギリギリで部屋も解約して、 大事なものは実家に預けた。 確かに、一ヵ月二ヵ月そこらで終わったら、 色々処分しなくて良かったって思っちまいそう。
――… でも、帰れる確率も高くはないわけだから。
(@45) 2023/08/23(Wed) 23時頃
|
|
[最善を尽くす心算だ。特に引継ぎ戦は。 しかし、その先の戦いはどうなるか分からない。
七星兄のスマホがそのままになっているというのには そうだよな、と、案内役の彼の姿を思い返し 妹たる彼女の気持ちを推し量り、静かに頷き返す。
そうしているうちに花火の時間を迎えるのだろう*]
(@46) 2023/08/23(Wed) 23時頃
|
|
―自宅 天道君と―
愛想がない…確かに最初の方は地味な印象だったけどね。 でも、それ言ったら私だって人として 面白みないよなって、自分でずっと思ってた。
[コンティニューで気を取り直し、ラスボス戦に挑んでいく。 加賀先生の話。平然とはしていられなかったけれど、天道君は冷静だから、私も割と動揺しすぎずに振舞えた。]
うん。…そうだね。 いけたかって言うとダメだったけど、 それでよかった。なんて言うと物わかり よさそうだけど…色々あった結果。
[話をしながら戦うにはラスボスはさすがに結構強かったのだけれど…協力して避けながら、追い詰めていく。]
(62) 2023/08/23(Wed) 23時頃
|
|
私達が見てる何億光年も先の星の光は、 本当は何億年も前のものだってやつ? そうだね。それを見てた人の心に残る光だったら、 いいなって思う。
[だから…と言って、それを加賀先生の話につなげられたら、私もまた動揺し過ぎでミスしていただろう。 今はもうないとか言われると、みんなの事とか、私自身の事とか…どうしても考えちゃうけどね。そうして挑んだラスボスは、]
もうちょっと……うん、いけるこれは……
やっ、たぁっ………!!
[予定時間ギリギリではあったけど、確かに私と天道君2人の力でしっかり撃破できた。私はぐっとガッツポーズとか決めて、喜んでいたはず。自分らしくないと認めて、誰にも見せないと思っていた、ゲームに勝った時の私の素の姿*]
(63) 2023/08/23(Wed) 23時頃
|
|
真っ直ぐと、屈んで、な。 了解。 じゃあ…… こんなもんか。
[要望通り本郷の横に並び立ち>>57 位置取りを微調整して合図を送れば、 きっと天道がプロ顔負けの手腕で撮影してくれたはず。]
……あ、ちょっと目瞑った。悪い天道、もう一回。 二枚が、三枚になったけど。 ……どういたしまして。 このくらいで喜んで貰えるならいくらでも。
[礼には及ばないと静かに笑んで、裾を掃った。>>58]
………始まるな。花火。 *
(@47) 2023/08/23(Wed) 23時頃
|
|
― 花火が始まる前 ―
[去年のやつ>>60、と言う縁士君のスマホに視線を向けると。]
あ、ほんとだ。 去年も4人で行ったもんね。 永と縁牙君と……。
[そう口にしたら、涙がじわわ、っと滲んでしまったけれど。 私、一人で撮ってもらった事ってあったっけ? ピースもしてないし、カメラ目線でもないな? とも内心に思って。でもきっと忘れてるだけなんだろう。*]
(@48) 2023/08/23(Wed) 23時頃
|
|
──本郷さんの自宅──
───よしっ!!やったぜ!!!
[途中少し話しながらだったけど、見事にラスボスを撃破して。 本郷さんはめちゃくちゃ喜んでいて、ガッツポーズまでしていた。その姿が、意外なんだけど、そうかむしろこれが本郷さんなんだ、なんて──。 それから、許されるなら片手でハイタッチして。なんだろうこれ、戦友? エンディングを眺めながら、また話をした。]
本郷さんが面白みない事はないでしょ。 ていうか勝った時めちゃくちゃ喜んでて面白かった。いや、面白いって褒め言葉だから──。 ……そういうとこ普段から表に出してもいいのに。
[むしろこんな無邪気に喜ぶ彼女の姿を、加賀先生にこそ見せたいな、なんて僕は思っていた。]*
(64) 2023/08/23(Wed) 23時頃
|
|
―回想 喫茶店>>@15>>@16>>@17―
どうして、そこまで…って。 なんででしょうね。自分でもよくわかりません。 最初は、それがアストロに乗る意味だって 思いたかったから、かもしれませんけど。
[今はそうでもない気がする。泣いてはいたけれど、気分は徐々に落ち着いていた。先生がしっかりと今約束してくれた>>@16から。嘘じゃないとわかったから…かな。
差し出された小指に、一瞬きょとんとして自分の小指を絡め直した。 先生がぶっちゃけるので、なんだか涙顔のまま笑ってしまった]
(65) 2023/08/23(Wed) 23時半頃
|
|
え、プロポーズとかってそういうの言わないんですか…? ううん、…重いのわかってます。 証拠見せてほしいって言っちゃったくらい。
[先生には私は物わかり良くしているように>>@15見えてしまったかな。
ううん、多分わかってくれただろう。小指を絡めて指切りする>>@17姿は、そんな優等生っぽいものじゃなかったはずだから**]
(66) 2023/08/23(Wed) 23時半頃
|
|
―花火会場―
[そして先生は私の隣で>>@47写真に写ってくれている。失敗して撮り直しだけれど、全然気にならない。撮り直しならその分一緒にいてくれるかなって。子どもっぽい感情だけど、嬉しかったから、仕方ない]
このぐらいで喜んじゃうんですよ。 私……まだそこまで大人じゃないですから。 [思いは変わらないけれど、先生に求めるものにはしっかりと区切りがついた。先に立ち上がって裾を掃う背の高い姿を見上げ、私も立ち上がる。]
始まりますね。 見逃さないように全部見ます。 全部思い出にしたいから。
[そう先生に答えて、本当に全部を目に焼き付けた*]
(67) 2023/08/23(Wed) 23時半頃
|
|
[開始の合図の一発目。 それから次々に空に咲く花々を見上げる。 周囲から歓声が上がった。老若男女様々の。
ただ美しく、ただ楽しめる。 感動出来る。心を放り出せる。 暗いニュースに疲れた人々の心を この花火大会は確かに救うのだろう。]
………綺麗だな。
[色とりどりの光のシャワーと音の嵐に身を浸しながら あの夜の合宿所で、生徒たちひとりひとりが燈した 幾つもの光をその中に重ねていた。
彼らは先に行ってしまったけれど、 救われた地球の先にこそ、“幸せな”彼らが居るといい。 そんな詮無い想像を巡らせながら――― *]
(@49) 2023/08/23(Wed) 23時半頃
|
|
──花火大会>>@48──
[しばらく4人で、夜空に咲く花火を眺めて。 ちらっと隣の夏水を見ると、まだ眼の端が潤んでいるような気がした。さっきうっかり見せてしまった去年の写真のせいだ。僕が永や縁牙の名前を出したから──。 夏水の頭をポンポンとして、撫でて、ぽつりと謝った。]
……ごめん。
[花火の音が大きくて聞こえないかもしれないけど、聞こえないならそれはそれで。と考えて呟く。]
……二人になっちゃったけど、来年も花火大会行こ。
行けるなら再来年も。 ……夏水が僕を必要としなくなるまではずっと。
[ドーン!と凄い音がして、一際大きな花火が上がる。 僕は弟と交わした約束のことを思い出していた。]*
(68) 2023/08/23(Wed) 23時半頃
|
|
―自宅 天道君と―
[天道君と二人での勝利。思わずガッツポーズをして、そのまま流れでハイタッチまでした。 エンディングを眺めながら、ゲームの感想を話していた。 天道君とは、合宿の後も今の今まであまり接点があったとは言えないのに、戦友として一緒に笑っていた]
そうなの?自分では自覚なかった。 調子乗ってるって思われたくなくて、 高校ではずっと控えめにしてて、 友達とかいなくてもその方が楽だし 自分らしいなって…
(69) 2023/08/23(Wed) 23時半頃
|
|
そうだよね。普段から表に出してて良かったんだよね。
なんで、私は…そうしてこなかったのかな。 せめて、みんながいる間に。
もうちょっと早くそうしてれば、よかった。 [今はもう天道君。夏水さん。加賀先生だけ。
今なら私は本当の意味で自分らしく生きていける気がしたけど。だから、その時だけは少しだけ泣きそうになるのを堪えないといけなかったかもしれない*]
(70) 2023/08/23(Wed) 23時半頃
|
|
――ある夜 本郷家――
[その日、父さんはいつもよりは早く家に帰ってきた。 私の転校先が決まりそうだという。 母さんもタイミングよく揃っている。 話をするなら、今しかないと思った。]
父さん。 …前も言ったけど私は、転校はしないよ。
[父さんは当然反対した。あれだけ街が荒廃して、復興の目途もその時点で立たず、学校が機能していないのだから、それは正論。
けれど、それを遮って、一言告げ、さらに続けた。]
(71) 2023/08/24(Thu) 00時頃
|
|
大丈夫。この街では、 あのロボットの戦いは、もう起こらないから。
…父さん。あのね。 どうしても聞いておきたい事があるんだけど。
あのロボット2体、この街でものすごく 被害を出したでしょう。家を壊されたり。 知らないところで潰されたり、流れ弾を受けて 亡くなった人だって絶対いると思う。
そういうのって、……法律的にはどうなるの。 他にはたとえば…もしあのロボットに人が乗ってて。 もし片方が、国とか世界とか… そういうのを守るためにやって、 その中で被害が出たんだったら?
(72) 2023/08/24(Thu) 00時頃
|
|
たとえば、国防軍が戦争で他の国で 人をもし殺してしまっても、多分罪にはならないよね。 どういう根拠でそうなるのか、きっとあると 思うんだけど。…国が決めたからだとか。 じゃあ、国からとか関係なく、世界のためだって 言われてやったらどうなるの。 戦わないと地球がなくなる…みたいな事を 言われて、もしそれが本当だったら。 乗ってる人達は、どういう扱いになるの?
…変な質問してる自覚はあるんだけど。 国のことだから、あれをどう扱うか、みたいな事って とっくに議論されてたりするんでしょう?
(73) 2023/08/24(Thu) 00時頃
|
|
[父さんはすごく怪訝そうな顔をしていた。難しい顔をしてしばらく黙って、それから口を開いて、私にその辺りの事を教えてくれた。 法学の専門的な事もあったから、私には難しい事もあったけれど。
父さんは、すごく厳しい人だ。他人にも、自分にも。 いつも正論で、仕事人としての自分を家庭より優先させている。私にも同じ検事の道を歩ませたいと思っている。
だからこそ、思った通り。 娘の私が仕事に関わる話をすれば、 必ずそれにきちんとした答えを返さずにいられない。
父さんは把握していることを、差し支えない範囲で全て教えてくれた。そして、最後に聞いてきた。どうしてそんな事を聞いたのか。]
(74) 2023/08/24(Thu) 00時頃
|
|
…お願い、最後まで聞いてね。 今まであれに乗っていたのは私の高校のみんな。 そして、私が最後のパイロットだから。 [私はあのロボットの事を全て話した。乗れば死ぬことも含めて。 父さんは、俄かに信じられなさそうだった。多分そこまでは話が下りていなかったのだろう。なら、当たり前だ。
意味が分からない、そんなバカな話はない。だとしてもお前が乗る意味などない。父さんは、さまざまにそう言った。]
(75) 2023/08/24(Thu) 00時頃
|
|
ねえ、父さん。父さんは私のこと、 検事になってほしいって思ってるんだよね。
…じゃあ父さんは、どうして検事になりたかったの。
[世の中には道理の通らない理不尽な事が多すぎると思った。それを正したかった…父さんは、そんな事を言った。]
検事になって、父さんは、そういう理不尽を正せたの?
[父さんはしばらく黙ってから言った。 世の中は理不尽なことだらけだ。大勢の思惑が絡み合って、大抵一人の力ではどうにもならないものだ。
国、社会、世間…納得できない事の原因をまともにそんなものに求めて向き合えば身を亡ぼすし、向き合っているうちに人生はすぐに終わってしまう。]
(76) 2023/08/24(Thu) 00時頃
|
|
じゃあ、そんな時はどうするの。
「そんな事もあるよね」って、 黙って受け入れるしかないって事?
[そんな事もある。 それでもできる事はある。 自分がその場所にいる事で、自分だからできる事があると気づいた。 だから、俺は今でも検事をやっている。
――――父さんは確かにそう答えた。]
(77) 2023/08/24(Thu) 00時頃
|
|
そっか。
……うん。 ありがとう。
[私の心は、その時本当に決まった。]
(78) 2023/08/24(Thu) 00時頃
|
|
[そうして、私は父さんと…こんなに話した事はないというぐらい話した。
父さんと母さんは次第に言葉少なで、最後の方は、母さんは泣いていた。
父さんは、本当に私でなければならないのかって、 そう尋ねた。]
うん。……本当に、私じゃないと駄目なんだって。 いつ呼ばれるかは分からない。 明日か、来週か、こうしてる間にも呼ばれるかも…
行きたくはないよ。今でも嫌だし、死にたくない。
世界だって守る価値があるのかわからない、けど……
(79) 2023/08/24(Thu) 00時頃
|
|
[永と縁牙君の事を考えると、すぐに涙が滲んでしまうけれど。 頭をぽんぽんしてくれて、謝られる>>68と、ふるふる首を振って。]
……うん。来年も行こ。
そんな事言ったら、 きっと、本当にずっとになっちゃうよ。 だから、縁士君に彼女ができたり、 もう夏水のお守はごめんだ!って思うまででいいよ。
[嬉しいけれど、迷惑はかけたくないし、邪魔もしたくないので。 そう言って、笑った。*]
(@50) 2023/08/24(Thu) 00時頃
|
|
でも、その時は、行ってくるね。
父さん。母さん。
……その時にはもう言えないかもしれないから。 今までありがとう。
[その時が来てしまう前に、私は、父さん達に確かにそう告げられた**]
(80) 2023/08/24(Thu) 00時頃
|
|
──本郷さんの家で──
調子乗ってると思われたくないのちょっと分かるような気もする。成績よすぎると、なんかね。 僕の弟は頭良くても全然敵を作らないタイプだったけど、僕はダメだったから……つい、憮然とした顔を作ってしまうというか。
[友達いなくても楽、もだいぶ分かる感覚だった。 僕は長らくそんなだったのに、七星兄妹とは仲良くなってしまったから、あの二人が本当に特別だったんだけど……。 でも、こんな話をする相手も、本郷さんが初めてだったかもしれない。 もうちょっと早くそうしてればよかった、には。]
……今からでもできるんじゃない? 本当の自分を見てほしい人がまだいるなら。 ………勝った時の本郷さん、すごく良かったよ。
[良かった、なんて変な表現だけどそれが一番近いような気がして。うまく表現は出来なかったけど、あの彼女を見たら、もっと沢山一緒にゲームして遊びたかったなと僕は思った。彼女も僕も強いし、色んな敵を倒してさぞ爽快だっただろう。帰り際だったか、僕は彼女に言った。]
──そうだ。もしよかったら、オンラインで遊んでる時のハンドル教えてくれる…? 僕は、"en"もしくは"en0910"で……。**
(81) 2023/08/24(Thu) 00時頃
|
僕等の地球の戦いは、引継ぎ戦を残すだけとなった。
引継ぎ戦は次の地球で行われるから、
この地球の建物が、人が、直接傷つけられる事はもうなくて。
国防軍の対策室は、加賀先生からの報告を受けた後>>@25、
脅威が去った事を世間に大々的に発表して、
破壊された街の復興作業が進み、
街には徐々に人が戻り、学校も再開されていっただろう。
(#1) 2023/08/24(Thu) 00時頃
加賀先生が、サポート役の契約を終えると、
元パイロットの、天道 縁士
元サポート役の、七星 夏水
新しいサポート役の、加賀 周
引継ぎ戦のパイロット、本郷 真弓
4名は、瞬時に次の地球へ転送された。
次の地球は、
最後のパイロットが住んでいた地球とよく似ていて。
きっと、分岐したのは、そう遠くない地点だったのだろう。
(#2) 2023/08/24(Thu) 00時頃
新たなサポート役となった、加賀 周には、
この地球が戦う事になる『敵』の数が聞こえただろう。
パイロット達の契約を終えると、間もなく、
本当の『最後の敵』が、何もない空間から姿を現した。
その姿は、
嘴を開いて笑っているような金色の仮面と、
王冠のようなものを頭に付けた、
両腕を広げた皇帝ペンギンのような姿。
――……【次の地球/引継ぎ戦】**
(#3) 2023/08/24(Thu) 00時半頃
|
──花火大会──
[花火大会はますます激しくなって、音楽と花火のコラボ"ハナビリュージョン"が始まる。 打ち上げ音も相俟って、隣にいる人の声も聞こえないような状態だったはずだけど、夏水の言った事>>@50は僕の耳にしっかり届いていた。]
……………本当にずっと、でもいいよ。
[夜空を照らして散る花火と、音楽。 多分聴こえないだろう、むしろ聴こえなくていいと思って、敢えて音が特に激しい時にそう言った。]*
(82) 2023/08/24(Thu) 00時半頃
|
|
―転送前 天道君と―
[天道君も成績は良さそう。彼が言う事は本当なんだろう。 性格も少し近いものを感じる。 私達は思った以上に似た者同士だったのかも。]
そうかな。 本当の私を見てほしい人…うん、確かにいる。 …今からでも大丈夫かな。 ありがとう、それなら…
[天道君か。もう少し早くこうしていれば、色々と遊べたかもしれない。 帰り際にオンラインのハンドルを尋ねられて、首をかしげた。天道君はこっちの地球ではゲーム機の設備を持っていないのに。
でも、答えた。]
私は大体"mayura1157"。 もしどこかで会った時は…よろしくね**
(83) 2023/08/24(Thu) 00時半頃
|
|
―― ――
[“その時”が来たならば 次のサポート役としての任を受け容れ。
契約を行うや否や、瞬きの間に次の地球に転送される。 元の地球との、暫しの、或いは一生の別れだった。]
(@51) 2023/08/24(Thu) 01時頃
|
|
[気が付くと、地に足を付けている感覚が無くなっていた。 下を向けば存在するはずの腕も胴も脚も見当たらず、 その代わりとして、意のままにふわふわと空中を移動している]
……これは…… 思った以上に、
…恥ずかしい。
[ 呻く。 姿を直ぐには確認できないが、 己は今、七星妹が変化していた『ハロ』と似た 手のひらサイズのぬいぐるみ的姿で 三人の前を漂っているのだろうということは知れた。 恥ずかしいと言うと七星の前では語弊があるだろうか。 中身二十七歳の成人男性がぬいぐるみ的な何かに なることへの羞恥心を理解して貰えるかは分からない。]
(@52) 2023/08/24(Thu) 01時頃
|
|
本郷。
七体だ。 この地球では、七人……あるいは それ以上のパイロットが必要になる。
[これが多いのか少ないのかは比較のしようもないが 少なくとも、元いた地球よりも、過酷な運命を 背負わせなければならない人間の数が多い。]
………頑張ろうな。
[二重に辛い責任を負わされる彼女へ。 付いてきてくれた天道と七星へも。静かに告げる。**]
(@53) 2023/08/24(Thu) 01時頃
|
公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/24(Thu) 01時頃
|
― 転送前/花火大会で ―
[花火と、音楽と、辺りは大きな音に包まれていたけど。 縁士君の声>>82は、ちゃんと聞こえちゃった。]
……それじゃ、ずっと。 ……約束ね。
[灯りは、花火の光だけだから、表情とかはあまり見えないかもしれないけれど。 少し赤い頬で、目を細めて、嬉しそうにふにゃっと笑んだ。]
[約束、とは言いながら。 先の事は分からないので、やっぱり夏水のお守は(略)に なったら、その時は仕方ないのだけれど。*]
(@54) 2023/08/24(Thu) 01時頃
|
|
― 加賀先生と ―
[それは、加賀先生がサポート役の契約をする直前のこと。 少しだけ時間をもらって、話をした。]
先生、すみません。 私、今回の戦いで伝えていなかった事があって。
1つ目は、 気付いているかもしれないですけど、 戦っている敵は、分岐した世界の別の地球。 つまり、私達と立場は同じです。
言えなかった理由は、知ってしまうと、 戦うのが辛くなると思ったから。
(@55) 2023/08/24(Thu) 01時頃
|
|
2つ目。 戦闘には、本当は【ホーム】と【アウェイ】、 自分たちの地球で戦う場合と、 敵の地球で戦う場合があります。 今回はなぜか全てホームでしたけど。
……あとは、大丈夫だと思うんですけど。 よろしくお願いします。
[そう言って、ぺこりとお辞儀をした。*]
(@56) 2023/08/24(Thu) 01時頃
|
|
―― ――
[その日が来た>>#2。 もう、私を知っている人はこの地球には、ほとんど誰もいない。 私の傍にいるのは3人…2人と、1体だけ。]
かわいくなっちゃいましたね、先生。 …いえ、もうハロって呼ばないといけないんでしたっけ。 ハロ先生、でもいいですか?
[夏水さんの時の姿そのままに、ふわふわと浮かぶ姿>>@52を微笑ましく見つめながら、手を差し伸べる。]
(84) 2023/08/24(Thu) 01時頃
|
|
7人ですね。…大丈夫。私達なら、なんとかできます。 それじゃあ、行きましょうか。
[そして、私は、天道君と夏水さんと、加賀先生―――新しい地球でのサポート役… と一緒にこの生まれ育った地球を後にした。 そちらがどうなったのか、もう私には知る術もない。 私には、知る意味もない事だから。]
(85) 2023/08/24(Thu) 01時頃
|
|
― 加賀先生の契約後 ―
[恥ずかしい>>@52と言う加賀先生を見上げ。 申し訳ないけれども、横を向いて小さく噴き出してしまった。]
[敵の数は、永のチームよりも、本郷さんのチームよりも多い7体だそうだ。>>@53 小さく、頷いて。]
あ、先生が名乗る名前も考えておいて下さいね。 永のチームのサポート役は、 『コエムシ』って名乗ってましたよ。
[私の前のサポート役の名を伝えていなかった事を思い出して、今更ながら伝えておいた。**]
(@57) 2023/08/24(Thu) 01時半頃
|
|
[そうして、本郷さん>>85に小さく頷くと、次の地球へ。**]
(@58) 2023/08/24(Thu) 01時半頃
|
七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2023/08/24(Thu) 01時半頃
|
―その後―
[次の地球は、私達の住んでいた地球にとてもよく似ていた。最近枝分かれしたばかりなのだろうか。だから、私達の住んでいた町らしき場所もすぐに見つけられた。 当然だけれど、街も学校も、元のままだった。 ただ、学校の名前や立地、設備は色々と違っていた。
新しい契約者を探すのは、もちろん前のハロがそうしたように加賀先生…今は何て名乗っていたかな……に知恵を借りて、色々な細工を施して…だったけれど、天道君と夏水さんの力も当然大いに借りた。
(86) 2023/08/24(Thu) 01時半頃
|
|
最終的には、七星君がそうしていたのと似た方法を選んだ。 つまり、星がとても綺麗なある田舎の村へ合宿に来ていた天文部の高校生達をターゲットにした。
私は彼らの案内役兼合宿所の管理者の娘として村の案内を務めた。 天道君と夏水さんも、それぞれ違う役割を持っていたと思う。
私が前の地球でその村にとてもよく似た場所に住んでいたことがあったのは、とても好都合だった。 ゲームが得意なのも、随分彼らの心を掴む助けになった。
何より、好きが高じて自分でゲームを作っていると言って、 離れのコテージを契約の場として用意しても、誰も疑いもしなかった。 契約した彼らの顔も名前も、私はよく覚えた。
(87) 2023/08/24(Thu) 01時半頃
|
|
何から何まであの時とよく似ていた。 ただ、いくつか違う事もあった。
一つに、新しい契約者の彼や彼女達は、 元の地球のみんなとは全然似ても似つかなかった。 つまりは全くの別人だった。
もう一つ、私が再び彼らの下に姿を現した… つまり、敵が現れたのは、彼らが合宿から帰った後… 彼らの町でのことだった。
(88) 2023/08/24(Thu) 01時半頃
|
|
―コックピット―
……来たね。いらっしゃい。
[彼らは見ただろう。転送された先の、ただ広がっているだけで、ほとんど何も無い空間。
あるのは病院のベッド、 黒の肘掛け付き書斎椅子、 暖色系の大きなビーズクッション、 ライムグリーンのyogibo、 タイヤの無い自転車のような形状のフレーム。 そして、中央にゲーミングチェア。
中央の椅子がくるりと回転して、彼らは私を見た。
私が着ているのは洗いたての制服。ネクタイも校章ももちろん今はきっちりつけている。制服は学生の正装、ロイヤルファミリーの前にも出ていい姿。だったら、私が今着るべきは、この一張羅以外になかった。]
(89) 2023/08/24(Thu) 01時半頃
|
|
[彼らはとてもすごく混乱しているだろう。私達の時のように。でも私は、何と言われようと務めを果たさなければならない。]
久しぶり。 ここが、前にみんなに登録してもらった ロボットのコックピット。
ゲームのテストプレイ、って言ったけど本当は現実の事。
合わせて7体の敵を、1人づつ順番に、 パイロットになって倒してもらう事になる。
[ここまでは七星君も言った。でも、それでは足りない。 彼らに混乱を招くとしても、話さなければならない。]
(90) 2023/08/24(Thu) 01時半頃
|
|
もう一回言うよ。 これはゲームじゃない。 負けてしまったらあなた達の地球は消えてしまう。 そして、このロボットは搭乗者の生命で動く。 勝っても負けても、あなた達は死んでしまう。
[彼らの反応は…きっと、困惑だっただろう。 だって、この時点では意味が分からないはずなのだ]
今いるあいつは、私が倒す。 もちろん、動かした私もここで死ぬ。 その後は、あなた達が何とかしないといけない。
(91) 2023/08/24(Thu) 01時半頃
|
|
何を言っているのかわからないと思うけど… すぐに分かるよ。
[そうして、目の前の光景を見つめた。 私の住んでいた町に少しだけ似ている…明らかに違う街。 そして、その中に現れた私の戦うべき相手。
最後の敵。]
(92) 2023/08/24(Thu) 02時頃
|
|
[それは、まるで白い巨大な牛乳瓶に手足をつけて作った皇帝ペンギンのようだった。
他に特徴と言えば顔の部分で、丸い小さな目が二つと嘴のついた金色の凹型の丸い仮面が取り付けられている。
嘴は微かに開いて、喜んでいるような、不気味なほど張り付いたアルカイックスマイルを描いている。
頭頂部には王冠のようなものが取り付けられて実際皇帝っぽくなっており、腹部にはなぜかもう一つ顔のような文様が描かれていた。]
(93) 2023/08/24(Thu) 02時頃
|
|
それじゃ……説明はおいおいするとして、いきましょうか。
サポートお願いします。先生… みんな。
[私はそう言って、椅子を戻し目の前の相手と対峙した**]
(94) 2023/08/24(Thu) 02時頃
|
|
[アストロの右腕を真正面に突き出し、さらに手のひらに当たる部分を垂直に立ち上げる。どうやら、最初の課題の動かす分には問題なさそう。 ペンギンのようにも見える敵性体は、コックピットから見るとアストロの手のひらの全長より少し短い範囲に納まった。]
前に測った通り、アストロの右腕の長さが…… で、掌の長さの8割が………。 こちらの体高と大体同じとみていいってことは 500m………だから…
……ん、間違いない。距離12000mぐらい。
なら…ここからでもレーザーは 十分届くよね… よしっ。
(95) 2023/08/24(Thu) 07時半頃
|
|
[様子見に、右腕を突き出したまま、照準を固定するために左腕を下から添え、この体勢でレーザーを頭に向けて数条撃ち込む。
と、敵の右手がレーザーを防ぐように頭の前を覆う。敵の体高半分ほどを覆えるような巨大な丸い光輝く盾のようなものが出現し、レーザーは輝く盾に吸い込まれるように防がれた。]
…なるほどね。部長の時みたいなバリアってやつか。 ならやっぱりある程度近づかないと難しいかな
………きゃっ!?
[光り輝く盾が消えた刹那、今度は金色の仮面と腹部の顔についた四つの目が光った。]
…………っ!? ……まずい!!!
[瞬く間もなく極太のビームが一直線に放たれる。何とかアストロで反射的に跳んで横方向に避けはしたが、光の奔流が直線状のビルも家屋も全て光に飲み込み、無差別に破壊していく。そのまま十数キロ先の山に命中し、山肌が大きく削れて火の手が上がった*]
(96) 2023/08/24(Thu) 07時半頃
|
|
──転送前・花火大会>>@54──
[聞こえていない前提で言った事だったけど、しっかり耳に届いてしまっていたらしく。 花火の音に紛れて聞こえて来た返事に思わず、えっ?と言う顔で夏水の顔を見る。 以前の僕だったら正気か?とか軽口で返したかもしれないけど、今はそんなことを吐けないメンタルになっていた。もう、フォローしてくれる縁牙も永もいないのだ。 人は、いともあっさり居なくなる。 宇宙からすれば一瞬で終わる僕等の命。まさに今見ている、花火のような…… 約束ね、という言葉には何も返さなかったけど、大き目の花火が夜空に弾けて轟音が鳴り響いた時、隣の夏水の手をぎゅっと握った。しばらくそのままで花火の終わりを見ていた。]*
(97) 2023/08/24(Thu) 11時半頃
|
|
──その後。──
[花火大会からほどなくして、その日が来た。>>#2 この数か月、ずっと見てきた謎生物。今は、中身が加賀先生だった。本郷さんが"かわいくなっちゃいましたね"と言うのに、申し訳ないけど笑いを堪える。笑ってはいけない、と我慢してたのに横にいる夏水は噴き出していた。そういうとこだぞ。]
……7体か。パイロットも最低7人……。 うん、大丈夫。行こう。
[>>85本郷さんの、"私達なら、なんとかできます"にしっかり頷いて。 僕等は旅立った。]*
(98) 2023/08/24(Thu) 11時半頃
|
|
[新しい地球では、僕は前と同じように、パイロット候補の生徒たちと同じ高校に入って。 加賀先生──今はこう呼んでおく、の能力で、適当な記憶改竄をしてもらって、天文部に入った。 今回は最初から天文部だ。
僕は、さも昔から天文部に居たかのように、星に詳しかった。
前回よりも日数はかからず、秋休み中の合宿の日となる。合宿先では、案内役の少女として、本郷さんと再会することになるだろう──。]*
(99) 2023/08/24(Thu) 12時頃
|
|
──コックピット──
[転送先では、とても懐かしい光景を目の当たりにすることになる。 何も無い空間に並ぶ、よく知った椅子──。
最後まで残されるみんなを気に掛けてくれた、康生の病院ベッド。 僕等と一緒に戦ってくれた、そして僕に席を貸してくれた、達見さんの書斎椅子。 自分の信じるままに生き切った乾のyogibo。 珊瑚さんとの存在の証、星座を描いていった大和の自転車フレーム。 1年生なのに初戦を戦い抜いてくれた、七尾さんのビーズクッション。 最後の最後に契約して戦った、部長の木の椅子。 そして。
──引継ぎ戦に出撃する、中央のゲーミングチェア。本郷さん。
僕にはこれが、最後に目にする戦いとなるだろう。自分の地球から数えて半年以上にも渡った、長い長い戦いの、実質的な最終戦。]
(100) 2023/08/24(Thu) 12時頃
|
|
[本郷さんが部員たちに静かに話しかける。この戦いの説明。 ──僕にとってこの光景は、3回目。 1回目は、前の地球のココペリが。 2回目は、永が。 そして3回目。本郷さん──。
彼女は、とても毅然として彼らに語り掛けていた。 こんなことはとても彼女には言えないのだけれど、 僕は、本郷さんが引継ぎ戦でよかった、と思っていた。
引継ぎパイロットは、戦うだけでなく、現地の地球人を騙して契約させる役割も持つ。その負担は計り知れない。 だけど仕方がないことだ。そうしなければ自分の地球が消滅する。これまでの戦いも無に帰してしまうのだから。
僕は、永を思い出していた。
そして今、その役割を担った本郷さんが、僕等にとって最後の敵と対峙する。]*
(101) 2023/08/24(Thu) 12時頃
|
|
チュピイィーーーーーーーーーーン..............
チュウゥゥゥゥーーーーーーーン..........
[敵機はそのまま首をぐるりと回し、数呼吸ほど置いて、アストロの跳んだ先に向けて、さらに目からのビームで追撃してくる。慌てて避けて駆けだすと、命中した先のビルが爆発炎上した。 そのまま円を描きながら敵機に迫ろうとするこちらを目で追いかけ、さらに正確にこちらを360度、とぎれとぎれに目からのビームで追撃してくる。当然町中は、ものの数分で瓦礫と火の海と化した。
体自体の動きは遅く、腹部の方のビームを避けて回りこむことはできるけれど、顔の方はかなり素早く回転し、こちらを的確に狙ってくる。立ち止まる余裕はなく、円を描きながら逃げ続ける。全速力でダッシュするみたいにはいかない。ギリギリでかわして逃げる。
円を描いて逃げると言っても、実際には渦巻状。回りながら、時々レーザーで牽制しつつ、少しずつ距離を詰めていく。きっちり当たらなくてもいい、目的は距離を詰める方。]
(102) 2023/08/24(Thu) 12時半頃
|
|
お互いアウェーだからって無茶苦茶やってくるっ… これ、当たったら死ねるな……
でも、距離は随分詰めてる。 首は回るけど動きは鈍重、 体全体はぐるっと回れない。 見た感じ前はお腹のビームで手が出せないけど 後ろはがら空き。手が届くようにも見えない。
このまま距離を詰めて背後から爪で頭を飛ばせば…
[もう町中の被害を気にする余裕はない。回りながら正面に。あと一回り半もすれば爪が届く程度の距離まで近づく。ビームが途切れるタイミングなら正面直撃もない。 これならいける…と思った最中、片腕が前に向かって突き出される。
――腕がこちらに向かってまっすぐ倍ほど伸びた。
伸びた腕から丸い、光り輝くバリアが生じてアストロの左腕を軽くはたいたと思う間もなく、アストロの左腕の肩関節から先が跡形もなく消滅していた。]
(103) 2023/08/24(Thu) 12時半頃
|
|
どういう…こと…!?
[何が起こったのかわからない。慌てて、腕が絶対届かないと思われるくらいまで後ろに後退して距離を取り、右腕だけのままもう一度構える。] 両腕のエネルギーバリア…だと思うけど… 多分、あれに触れた部分が完全に分解されちゃうんだ。 でも…やけに背後ががら空きだと思ったけど、 腕があんな伸びるとは思わなかった。 あれなら確かに後ろもカバーできる。
まいったな…ほとんど動きこそしないけど 近づかないと倒せなくて、 不用意に近づいたら腕のバリアで消し飛んで終わり。 しかもまあまあ広くカバーできる。 離れても飛んでくるビームはこっちより数段強力…
(104) 2023/08/24(Thu) 13時頃
|
|
……そう言えば、すっかり次のみんなへの チュートリアル気分だったけど。 そもそもこれが、私達の地球にとっての 最後の戦いだったんだっけ。
みんなの相手が弱かったとは思わないけど…
それでもラスボスが強いのは、当たり前、か…
[あえて軽口をたたくけれど、表情は硬く、頬を冷や汗が伝った*]
(105) 2023/08/24(Thu) 13時頃
|
|
―― 回想:契約直前 ――
[契約の直前、七星から少し時間をと言われた。]
ああ、そのことは―――うん。 柊木の時に、露出した互いのコアを見た時に覚悟した。 七星はあまりはっきり言わなかったけど 分岐した世界同士戦わされてるなら
自然淘汰……強い世界が生き残るように 『剪定』されてるんだろう、と。
[誰に、というのは最早考えない。 ハロは自然現象と言っていたは、納得は行かないまでも そういう類の物事として捉えねばならないのだろう。 言わなかったのは彼女なりの気遣いだったらしい。 次のパイロットたちに言うかは契約者次第だ。 七星と同じように、最初は伏せておくかもしれない。]
(@59) 2023/08/24(Thu) 13時半頃
|
|
[2つめには]
敵側の地球に行くこともあるのか? ああ、まあそうか。相手も同じ立場なんだったら… それなら余程今回はイレギュラーだったんだな。
教えておいてくれてありがとう。 心に留めておく。 *
(@60) 2023/08/24(Thu) 13時半頃
|
|
―― 回想:契約直後 ――
[この有様をかわいいと言われても全く嬉しくはない。 七星の時はかわいいと表現しても納得は行くけれど 今の中身は俺だぞ。良く見ろ。
大層微妙な表情になってしまっているのだが この器は表情が殆どないから、誰にも伝わらないだろう。 >>@57噴き出している奴や笑い堪えている奴>>98に 抗議するようにぶんぶん飛んだ。]
名前?代々ハロなのかと思ってた。 名前、 名前なあ…………
[何でもだが、名づけは苦手だ。 伸べられた手>>84に着地して静止したまま 思案すること暫し。]
(@61) 2023/08/24(Thu) 13時半頃
|
|
ああ、じゃあ。 いっそ『センセイ』でいい。 ハロ先生じゃなく、普通にセンセイ。ハロは七星だしな。 こんな姿だし、キャラクターとしてギリありじゃないか?
――― もう教師ではないけど。 俺は最後までお前たちの“先生”で在りたいよ。
*
(@62) 2023/08/24(Thu) 13時半頃
|
|
―― その後 ――
[新しい地球で、天道、七星の助力も得ながら 本郷とともに次のパイロットを探して契約に漕ぎつけた。 元の星では生徒たちの契約に立ち会っていなかったから やり方は彼らの方が詳しく、謎生命体として サポートできる範囲外のことは任せていた。 何も知らずに契約をする高校生たちを 姿を消したまま本郷の傍で眺めながら、胸中は複雑だ。 抗えない運命に巻き込まれながら 同じ苦難を強いるのはどれほどの葛藤を抱くことか。
時折頭の傍にふよふよと漂い、短い手で よしよしという仕草だけしていたかもしれない。]
(@63) 2023/08/24(Thu) 13時半頃
|
|
[そして、時がきた。 敵味方のロボットが姿を見せたタイミングで ハロがしていたように、契約者全員の前へ姿を現し コックピットへと転送し―― 後は本郷が口を開くだろう。>>89]
―― コックピット ―→
[今日必要な大事なことは本郷が解説してくれている。 サポート役は、未だよく状況が呑み込めていない 高校生パイロットたちから飛び出す疑問や困惑を 応えられる範囲でフォローし
彼らにとってはチュートリアル、 己らにとっては最後の戦闘に
集中して臨めるよう努めることだけを考えよう。]
(@64) 2023/08/24(Thu) 13時半頃
|
|
よく見ておけよ。 次からは、コレを動かすのはお前らだからな。
[契約者たちへと言い置くと 本郷、天道、七星を順に見て。 空を横切るようにしてパイロット席の横へ。 ひじ掛け用のアームがあるならそこへ着地したし 無いなら椅子のすぐ近くに浮いているだろう。
戦いを見守る為に。*]
(@65) 2023/08/24(Thu) 14時頃
|
公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/24(Thu) 14時頃
|
──コックピット──
[敵機の形状はこれまた斬新だった。皇帝ペンギンってこと? 本郷さんは色々と計算しながら迎え撃とうとしていた。アストロの腕の長さなんて把握してたんだ、と普通に驚くとともに感心してしまう。]
多少は揺れるから、みんな下がって見てて。 そして、これはゲームじゃないから。 本郷さんの邪魔は絶対しないで!
──話すのが遅れてごめん、僕は、本郷さんの仲間。 だから契約はしてないけど──、全力でサポートしていく。
[今回の僕は、契約者のみんなにはすぐに正体を明かすと決めていた。前回を踏まえると、それが一番シンプルで良いと思ったし、心置きなく補助に徹する事が出来るから。 それに、この契約に至るまでの責任を分散させたいと考えていた。 永には、すべて背負わせてしまっていたから。]
(106) 2023/08/24(Thu) 15時半頃
|
|
[アストロがレーザーを撃ち込むと、ペンギン型の敵機はバリアで防いだ。直後に飛んできた極太のビームが、この地球の町や山を削る。すごい出力だ。契約者のみんなの中には、自分の住む町が破壊されて目を覆う者もいただろう。]
……うっわ、強いな……。 って、次が来る、危ない!!
[掛け声と同時に目から追撃のビームが飛んでくる。 炎に包まれた町を回りながら逃げ、少しずつ距離を縮めていくアストロ。背後からの攻撃なら行ける、と思ったが、ペンギンの腕がぎゅるんと伸びてきて攻撃を受けた。>>103]
前後左右に死角なしかよ……チートすぎない?
(107) 2023/08/24(Thu) 15時半頃
|
|
[死角、死角……前後左右がダメなら、と敵機を見ながら考える。]
……あの形状だと、頭上は見えないんじゃない? 頭部の王冠が、どうなってるのか分からないのが不安点だけど……。 もしくは、いっそ足の真下。
[真上に飛んで頭上から、もしくは、アストロは自転車フォームがあったくらいだし、下部をスクリュー状に変形させて地下から攻撃するとか……色々考え付くものの、果たしてそんな事が可能なのかどうか。そもそも変形自体も、大和戦でしか見た事がなかった。]
うーーーんあと、ペンギンは穴にハマると足の構造からまず立てない! ゲームのボスで出たペンギンは大砲が弱点の事が多い!
[取り敢えず思いつく限りのことを言ってみるけど、本郷さんの思考の邪魔してそうなら黙ったかも。]*
(108) 2023/08/24(Thu) 15時半頃
|
|
[戦っている本郷さんの傍には、 丁度、永の時にずっと見守っていたハロのように─── しっかりと、"センセイ"が付いていてくれていた。]* .
(109) 2023/08/24(Thu) 15時半頃
|
|
── コックピット ──
[開幕はレーザーだった。>>96 驚いたのは、アストロを既に計測していたらしいことだ。 敵までの射程距離を割り出した本郷は、 正確な照準で遠距離砲を射出する。]
( しかし、あれって……… 太陽の塔? )
[敵性体は誰しも一度は見たことのあるアレに似ている。 向こうのロボットも近い地球から来ているのか、 それとも太陽の塔の設計者が何らかの関わりを…… まで考えて、かぶりを振る(振れない) あの太陽の塔はバリア搭載らしい。 レーザーは吸収され相手の損傷は皆無に見えた。]
(@66) 2023/08/24(Thu) 17時半頃
|
|
来る……!!
[反撃のように放たれた相手の初激は回避できたが ほとんど間髪入れずに、レーザーの追撃。>>102 モニターにはアストロの動きに追従した激しい視点移動と 被害の状況が確りと映し出されている。
円状になぎ倒されたビルや家屋の様子も。 火の手が上がる様も。 逃げ惑う人々の姿も鮮明に。
ざわ、とパイロットたちの間に戦慄と困惑が広がった。 悲鳴、或いは歓声を上げる者も。]
(@67) 2023/08/24(Thu) 17時半頃
|
|
ロボットの形状や性能は様々だ。 ああやって遠距離や盾でダメージを狙ってくるのもいれば 近接特化、まあ殴る蹴る捥ぐで戦うのも居る。 精神攻撃、なんてのもいるぞ。
[戦闘に釘付けになっている新パイロットたちに 基礎情報を伝えながら、講義のようだなと思う。
本郷の操縦するアストロが、徐々に半径を 小さくしながら敵との距離を詰めてゆく。 相手の回転速度を上回る速度で近づいて 背面を取れたら勝機がある。 冷静な手だ、と思われたが―――]
[左手が捥がれた。 本郷が言うにはエネルギーバリアらしいが 攻守遠距離と揃った敵に苦戦を強いられている。]
(@68) 2023/08/24(Thu) 17時半頃
|
|
捥げた部分も回復はできる。 ただ、ある程度時間が必要だから 今は左はないものと思った方がいいな。
[そして、どこか硬い調子の軽口を聞けば>>105]
………大丈夫。 最後だからって気負いすぎるな。 思うように、本郷らしく戦えばいい。 寝坊するほどゲーム、してたんだろ?
(@69) 2023/08/24(Thu) 17時半頃
|
|
[こちらも喫茶店で聞いた話を軽口にして。>>5:128 勿論今はゲームではなく現実だけれども ゲームと思った方が本領発揮できる場合もあるかも… …どうだろう、己はパズルやRPG位しか触らないから そこはあまり当てにはならないかもしれないが。
ほら、ゲームの攻略法に詳しそうな天道も 色々とデータ出してきてくれているし。>>108 それだけ言って、あとは今一度黙って、ふわりと宙へ。*]
(@70) 2023/08/24(Thu) 17時半頃
|
|
[先生…今は”センセイ”は、今の姿になっても約束どおり私を側で見守り、励ましてくれた。迷って不安になった時は、そっと頭を撫でる仕草をしてくれた。そのセンセイは、今椅子の肘掛けにいて、契約者達にも声をかけ、戦いを見守ってくれている。
天道君は、私の仲間だと明らかにして、その上で私の戦いを今もサポートしてくれている。 しばらく睨み合い、距離を取ってレーザーとビームの応酬が続く。]
(110) 2023/08/24(Thu) 18時半頃
|
|
[こちらは右手や頭、胴体、あちこちからレーザーを撃ち続ける。狙うのは天道君が言ったとおり、頭上の王冠、足元、腕も狙って。
敵のロボットはそれを広げた両腕のバリアで防いでいき、合間を縫って目と腹部から直線的なビームを自在に撃ってくる。穴に落とすことも考えてみるけれど、自分からはまるで移動する気配もない。あれだけ鉄壁の防御ならその必要もないのだろうけれど。
目と腹部のビームは強力だけれど直線的で、目が光った瞬間に走れば避けられるから、よっぽど油断しなければそうそうあたらない。
でもこちらのレーザーも難なく腕のバリアで対消滅されてしまう。 まして近づく決め手には全く欠けていて、互いに手詰まりか…と思っていたさなか。]
(111) 2023/08/24(Thu) 18時半頃
|
|
何?あれ…
[しびれを切らしたのか、敵のロボットの背後から、水平に時計の針のような細長い翼が生えた。左右に6枚ずつ、合わせて12枚。
その瞬間、敵性体の頭上の王冠を模した装置から光が生まれ、収束する。天使の頭輪のように回転した光が、波紋が広がるように大きく浮かび上がったと思うと、目が眩むほどに輝き、無差別に閃光が放たれた。
あらゆる方向に拡散する弾幕状のビームが街を焼いていく。先ほどの目からのビームとは違い、タイムラグもなければ量も桁違い。全く途切れなくこちらを狙って弾幕の嵐が飛んでくる。]
(112) 2023/08/24(Thu) 18時半頃
|
|
[それと同時に、展開した12枚の翼からすさまじい高熱が放射された。 敵性体の周囲の空間に莫大な熱が放たれていく。
あまりの熱さに樹木は自然発火し、信号機や標識…金属柱が融けて折れ曲がり、真下の道路のアスファルトが蒸発していく。 避難の遅れた人間や生き物が近くにいるなら…というより、かの地球でロボットが暴れるのは初めて。人々はパニックになれど、どれだけ適切に避難できるだろう。 近くにいるなら、多分一呼吸するだけで肺と内臓が焼け爛れて死ぬほどの熱さ。 空間そのものが火事を起こしたように、焼け焦げていた。
莫大な熱と光を無尽蔵にばらまく、それはまさに―――地上の”太陽”だった。]
(113) 2023/08/24(Thu) 18時半頃
|
|
何、考えてんの… そりゃ地球がどうとかいう話なんだから 当たり前かもしれないけど…
[私達の地球での戦い全て合わせてもここまでの被害が出ていたかどうか。思わず口を覆い、こみあげる吐き気を押さえた。]
動き、にくいっ……
[どうにか避けてはいるものの、今いるあたりまで足元のアスファルトが融解して粘つく。 先ほどまでのような俊敏な逃げはもうできない。 頭上の王冠のような設備からビーム弾が放たれているのは確かだけれど、そこを狙おうとしても、バリアで弾かれて、全く当たる気配がない。 というより、ビームの弾幕を避けるだけでもう手一杯になりつつある。]
(114) 2023/08/24(Thu) 18時半頃
|
|
[歯噛みしながら、ドン、と椅子のひじ掛けを叩く。]
何なの、これ……今までと違いすぎる。 さっきまではもっと一発ごとに時間置いてた。 …絶対おかしい、こんな途切れなく 弾を撃ち続けられるわけない。 こんなにチートみたいな頭おかしい数の兵装 ずっと使い続けられるわけない。
絶対どこかに弱点あるのはわかってるのに。 絶対ものすごく付け入る隙があるはずなのに… 思いつきそうなのに……
[肘掛けにおいた手が震え始める。思考がまとまらない。顔が青褪めているのがわかる、震え始めている。センセイや天道君や、夏水さんや、何より後ろを見るのが怖い。 このままだと、ここまで来て、みんなの頑張りが、私のせいで、全部]
(115) 2023/08/24(Thu) 18時半頃
|
|
天道君… 夏水さん。 センセイ。
ごめん、みんな……………
これ、私……ひょっとして、勝て、な…
[センセイが励ましてくれている。でも、気負わずにと思っても焦りが止められない。 もう、引き継ぎというどころではなく、私は、戦意を喪いかけていた*]
(116) 2023/08/24(Thu) 18時半頃
|
雲水 ハロは、メモを貼った。
2023/08/24(Thu) 20時頃
|
― 次の地球で ―
[次の地球は、本郷さんの地球とよく似ていて。 本郷さんは、契約については、永と似た方法を取る事にしたらしい。>>87]
[縁士君は永の時と同じ様に、候補者が通う学校に入ると言ったので>>99、 私は『センセイ』>>@62に記憶を改竄してもらって、本郷さんが住む田舎の村の高校に入学した。
理由の1つ目は、 候補にした天文部の契約数が、必要数に満たなかった時、 私が潜伏する高校から選出できる様にという保険のため。
(@71) 2023/08/24(Thu) 20時半頃
|
|
2つ目は、 サポート役の姿になったセンセイ以外、 誰も本当の知り合いが居ない、偽りだけの関係の中に、本郷さんが一人で居るのは嫌だと思ったから。 必要な時はすぐに会える様に、近くに居たかった。 あと、永の時はどうしたかとかも、相談に乗れると思ったので。
本当は、センセイと二人の方がいいかなって、 邪魔しちゃうかな、っていう気持ちもあったから、それはない様に注意したけど。
3つ目は、 サポート役となったセンセイのサポートで。 サポート役になりたてだし、何か分からない事があれば、いつでも答えたいと思ったから。
永も、縁牙君も、縁士君も居ないのは初めてで。 一人で居ると、やっぱり、色々思い出して寂しくはなってしまったけど。 自分の事より、本郷さんの事を大事にしたかったので。]
(@72) 2023/08/24(Thu) 20時半頃
|
|
──コックピット──
[敵機の頭上にあった王冠から、無差別に閃光が放たれて町を、山を文字通り焼いていく。 アスファルトが蒸発するほどの熱。]
うっわ、やばい……何だこれ……
[これまでの戦いとは比べ物にならないほどの被害が出ているのは一目瞭然だった。アストロは熱と光に耐えて立っているが、パイロットである本郷さんは。>>114>>115 悔しさにゲーミングチェアの肘掛けをドン、と叩いていた。]
落ち着いて……、
こんな出力あり得ない。 必ずエネルギー切れを起こす筈!
(117) 2023/08/24(Thu) 20時半頃
|
|
>>116 本郷さん!しっかり!
大丈夫!本郷さんは強いし、──みんなついてる。
[みんな───、もう、椅子に座っているパイロットは本郷さん一人だけど。みんなの椅子は確かにそこにある。主を失くしても、じっと僕等の戦いを見守っている。]*
(118) 2023/08/24(Thu) 20時半頃
|
公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/24(Thu) 21時頃
|
― コックピット ―
[本郷さんの地球の最後の敵が姿を現すと、瞬時にコックピットへ転送された。
広い空間には、 今は操縦者の姿のない、6つの椅子と、 中央のゲーミングチェアに座る本郷さん>>89の姿。
本郷さんが、新しい契約者達に説明する姿>>90>>91>>92を見ると、 私は、永の時の事を思い出してしまったけれど。]
[目の前の敵は、 いつか一緒に落書き>>4:104>>4:107をした、アレに似ていて。 サポートお願い>>94には、勿論頷いた。]
[敵の能力は、ビームとバリアーで。 攻撃力が高い様で、辺りはあっという間に火の海と化す。 それでも、ビームを避けながら上手く距離を詰めていったけれど。]
(@73) 2023/08/24(Thu) 21時頃
|
|
えっ……!?
[伸びてきた敵の腕。 展開されたバリアに触れたアストロの腕>>103が、消滅して。
縁士君>>108の言葉を受けて、レーザーで攻撃をしてみるも、それはバリアで塞がれた上に、敵は反撃までしてくる。
そうしている内に、更にロボットは変形して、12枚の翼が現れて。 王冠を模した装置から、閃光が放たれ、翼から高熱が発射された。]
[本郷さんは、ひじ掛けを叩いて。>>115 勝てな>>116と言う呟きに。]
(@74) 2023/08/24(Thu) 21時頃
|
|
本郷さん! 本郷さん、めちゃくちゃ負けず嫌いでしょ!? 永との線香花火の勝負で負けて、凄く悔しそうな顔してた!
[それは、今はもう、遠い昔の事の様だけど。 線香花火対決で負けて凄く悔しそうな顔をしていた>>371のを、私は見ていたから。]
本郷さん、絶対、攻略できるから!勝てるから! 私も一緒に考えるし、みんな付いてるよ! ……今はもう居ない、みんなだって。
だから、頑張ろ!
(@75) 2023/08/24(Thu) 21時半頃
|
|
[そう言ってから、考える。]
この敵が、アレと同じなら……。
裏に黒い太陽と。 もしかしたら、地中にもう一つ顔がある……?
(@76) 2023/08/24(Thu) 21時半頃
|
|
あ、違う。地中のも太陽なんだっけ。
『顔』がビームを出すなら、 『太陽』は、そのエネルギー源だったりしないかな!?
(@77) 2023/08/24(Thu) 21時半頃
|
七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2023/08/24(Thu) 21時半頃
|
[天道君の励ます声>>118が聞こえる。 夏水さんの>>@75激励が聞こえる。
完全に折れかけていた心が、ビーム弾の直撃前に、僅かに奮い立った。 飛んでくる弾をレーザーで迎撃し、もう一度ひじかけを叩く。]
ゲームじゃないんだよ、これ… 人も死ぬし、操縦者も死ぬし、リセットもない、 二度と戻ってこない… 本当に… ゲームだったら……なあ。
(119) 2023/08/24(Thu) 21時半頃
|
|
ゲームだったら… ゲームだったら… 負けたりしない…ことはないけどすごく悔しくて…
ゲームだったら強い奴が相手になるほど楽しくて、 勝ったら叫んじゃうほど嬉しくて…
ゲームだったら…
だったら、あんな奴に、 私は…… 負けたりしない……
[敵機はあくまでも動かない。距離を取れば、レーザーは当たりにくくなるけれど、弾も届きにくくなる。射程ギリギリあたりまで後退し、息を整えた。 そうして、天道君の言ったことと>>117夏水さんの言ったことを>>@77合わせて考えた。]
(120) 2023/08/24(Thu) 21時半頃
|
|
あれが、アレと同じものだとは思わない。 今までも動物っぽい敵はいたし、 習性もそれっぽく模していたけど…
でも、うん。確かに中に何か 動力炉でも持ってるのかもしれない。 でも、どっちみちバリアーを何とかしないと 中には届かないし… それにあのビームと、翼だって…
(121) 2023/08/24(Thu) 22時頃
|
|
……待ってよ。
あの高熱を出してる翼…… あれ、なんで出したんだろ。 確かに街にはすごく被害を出してるけど、 兵装は全部お互いのロボットを倒すためのもの。 アストロを倒すには役に立たないんじゃ、兵装として 持ってても役には立たないのに… ……じゃあ、あれはもしかして…兵装じゃなくて…
(122) 2023/08/24(Thu) 22時頃
|
|
誰か!!飲み物ちょうだい!!
[沈み込んでいたゲーミングチェアから身を乗り出して、食い入るように再び数キロは離れた先の敵機をにらみつける。 視線を移さず、左腕だけ差し出して叫んだ。
左腕がない代わりに右腕を顎で挟み込み、照準を固定して集中させたレーザーをありったけ撃ち込んていく。
狙うのは―――翼。 正確に狙いを集中させ、翼だけを狙撃していく。 ばら撒かれる弾の合間を縫って、ビームを避けながら、絶対に狙いを外さずにレーザーを打ち込んでいく。
撃ち込むことしばし。1枚。左中の翼が吹き飛んだ。]
(123) 2023/08/24(Thu) 22時頃
|
|
敵にはそれぞれ弱点がある。 大事なのは火力じゃない。冷静に目の前の相手と向き合う心。 一人でわからないなら、みんなの知恵を借りればいい。
[さらに撃ち込む。2枚。右上の翼が吹き飛んだ。 弾を撃ち込むうちに、頭が少しずつ平静さを取り戻してくる。 レーザーは止めない。 語りかけるのは、自分に言い聞かせるように。 それ以上に、後ろにいる契約者達に向けて。
飛んでくるこれは弾幕だ。避け方は身に染みている。時折ごくごく僅かに歩を動かすだけ。集中は全て、撃ち込む方に向けている。 針のような翼、3枚目を撃ち抜きながら、折れそうになっていた心を奮い立たせる。 これは私達の最後の戦い。そして、彼らに向けての戦い。 みっともない真似は、できない*]
(124) 2023/08/24(Thu) 22時頃
|
|
[の、飲み物!?さすがに持ってない。]
センセイ!!!飲み物ください!!!
[センセイは先生なので、どうしても敬語は取れない。 あの能力があれば、なんか出せる筈。なんか。]
(125) 2023/08/24(Thu) 22時頃
|
|
なん…だこりゃ…
[敵ロボットの放つ灼熱に、 相当な範囲が壊滅状態に陥らされた。 軽口など叩いている余裕もない。
己は次の役どころもあり、なるべくパイロットの前で 『予定外』を匂わせないようには努めたが この時ばかりは呻くような声が漏れた。]
(@78) 2023/08/24(Thu) 22時頃
|
|
ほいよ。
[本郷>>123と天道>>125の声でひゅっと空間から消え、 どこからか取って来た麦茶のペットボトルを 要求通り、差し出された左手に落とす。 天道や七星の分析や激励を受けて 本郷が敵ロボットを更に分析し始めている。 こういうギミックに疎いために戦闘面では役立てないが 空間移動は役立つらしい。]
(@79) 2023/08/24(Thu) 22時頃
|
|
[敵機から容赦なく降って来る弾幕を見事に避けながら、アストロがレーザーを撃ち込む。 ついに左翼が吹き飛んで、思わず契約者の何人かから感嘆の声が漏れはじめた。]
──行けっ!!そこ!!うまい!!
[さすがに弾幕避けが手慣れすぎていて。思わずゲーセンで友達のプレイを応援しているような声掛けになってしまっている。 休まず撃ち込まれるレーザーに、弾けるように敵機の右翼が吹っ飛んだ。]*
(126) 2023/08/24(Thu) 22時頃
|
|
ありがとうございますセンセイ!!
[お礼を言う間も惜しいように、視線を向けず左手で麦茶を>>@79受け取り、握りつぶすように飲み干して、そのまま空になったペットボトルをセンセイに渡し返す。 その間にも視線は絶対に外さない。]
ごちそうさまでした!
[その間にも螺旋に、渦巻に、竜巻のように、光の奔流が襲い来る。 恐れる事はない。弾幕だ。避けながら撃ち続けるのは… グラディウスの頃から私の一番得意な分野だ。]
(127) 2023/08/24(Thu) 22時頃
|
|
慌てないで。 自分に向いて飛んでくる弾は、 大きくかわさなくていい。 一歩だけずれれば避けられる。 それ以上は動かなくていい。
[語る言葉は自分に向けて、後ろの彼らに向けて。 4枚、5枚。右の中が吹き飛ぶ。撃ち込む方はさながらFPSだ。 全体を見定め、目に入る情報は何も見逃さない。]
(128) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
レーザーは弱点を狙うもの。迎撃だってできる。 一発勝負で必中させようなんて思わないで。 一発で当たらないなら百発でも千発でも撃てばいい。 照準にだけ視点を合わせないで。 遠くを見るようにして、全体を見る。 そうすればきっと当たる。
[後ろの声、横からの声。心を奮い立たせてくれる。 6枚。左の下が吹き飛ぶ。7枚。さらに左の上が吹き飛ぶ。それでも攻撃の手は緩まない。 かわしきれないビームの束を、体中のレーザーで迎撃し、隙間を縫って再び翼を狙撃し続ける。]
(129) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
半分以上翼を落としたのに まだ全然ペース落とさずに撃ってくる…
なんとなくわかった。多分だけどあいつ、 自分の性能も把握せずにゴリ押ししてるだけ… いくらカタログスペックだけ強くても経験からっきし、 頭も使わない、そんな奴に私が負けるわけない……!!
[8枚、9枚。右下が吹き飛ぶ。10枚。右の翼が全てちぎれる。 かわしきれない弾幕がアストロの肩に当たる。膝に被弾して衝撃が走る。それでも絶対にひるんで勢いを止めたりしない。コックピットには大した衝撃が伝わってくるわけじゃない。]
(130) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
少しぐらい当たっても慌てないで。 ここにいれば、あなた達のダメージは最小限に抑えられる。 ここには、みんな揃っている。
[撃ち続ける。撃ち続ける。撃ち続ける…11枚。]
(131) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
私達は6人だったけど…ううん。6人だけじゃなかった。 他にもいた。他にもいて、みんなひとつひとつだけど、 全員でひとつだった。
考えてたことは多分バラバラだったけど、 みんな頑張ってた。全員でつないできた。 みんなが私をここへ導いてくれた。
あなた達もひとつひとつだけど…… きっと全員で一つになれる。
(132) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
[もう体の震えも怯えもなかった。 そして………12枚。全て撃ち落とした。
……全ての翼が崩れてもなお、放たれるビームの勢いはそのまま。 敵機はそのまま無差別に爆撃を続ける。 無尽蔵と思われるビーム弾を放ち、放ち続け…………15秒、30秒、45秒……
ぶつん。王冠の上の方で乾いた爆発音がした。 目と、腹部と、頭上のビーム弾幕。 はるか先にいる敵機の全ての攻撃が、 急に、糸が切れたみたいに止まった。
アストロはそのまま融けたアスファルトを踏み抜いてまっすぐに走り出した*]
(133) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
[心が研ぎ澄まされると、このアストロのモニタもゲーム画面のように見えてくるかもしれない。ゲーマーなら分かると思うけど、避けて撃ちまくって、ハイになる状態。 集中力が跳ねあがるあの感覚。 余計なことは考えられなくなって、 目の前の目標に打ち込む、弾幕を避ける、 出せる能力をすべて注ぎ込むことのできる瞬間。
本郷さんは今とても落ち着いて。 とうとう。 、、、、 ラスボスの───動きが、静止した。]
………弾幕切れだ。
勝てる。
[アストロが、全速力で走り出した。]*
(134) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
[乱れ飛ぶレーザーやビームに視界が眩む。 敵弾幕を回避しながらの正確な狙撃に感嘆が漏れ 新たな契約者たちのそれと重なった。 アストロによって、敵の翼が剥がされてゆく。]
どういたしまして。
[こんな時なのに律儀だな、と思いつつ 空になったペットボトルを片付けに消えて。 一瞬で戻って来た。戦況を見据える。>>127]
(@80) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
………うん。
[語る声は、新たな彼らにも届いている。 その証拠に、先刻までざわめきや私語が飛んでいた 契約者たちは、しんと静まり返っていた。 本郷の言葉に聴き入るように。>>128>>129]
………そうだな。
[己もだ。聞いている。届いている。>>131>>132]
恰好良いよ、おまえ。
[アストロが走り出す。>>133]
(@81) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
[走り出し、まっすぐ近づいても、もう敵機は何もしてこない。 目からのビームも、腹部のビームも、頭上から放たれるビーム弾も。]
やっぱりそう、目や腹部のビームも、頭からの弾も、 あの兵装、全部撃ち続けると ものすごく中に熱が溜まるから… あの大量の細長い翼でずっと放熱してたんだ。 それを全部潰したからオーバーヒートしたんだ。 いけるっ………!!!
[敵機は腕だけを伸ばしてくる。でも、もうあの光り輝くバリアは出てこない。指を重ねて、手刀で払いのけ、腕の中に潜り込む。]
(135) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
とどめは躊躇わず、 手は爪のところを合わせると刃に変わるから。 渾身の力をこめてっ……
[そのまま金色に輝く張り付いた笑みの仮面を]
うらぁぁぁぁっ!!!!
[体当たりしながら右手だけで思いっきり殴りつけた。]
(136) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
[負けたりしない>>120に、頷いて。
本郷さんの推理>>122を、 水分補給>>123>>@79>>127を、 最小限の動きで敵の攻撃を避けながら、翼を破壊していくのを、 思考や集中力を妨げない様に黙って見守った。
全ての翼を破壊した後、なおもビームを放ち続けた敵は、 急に動きを停止して。]
[縁士君の、勝てる>>134という呟きに頷くと、 アストロは、まっすぐに走りだした。]
(@82) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
このっ……このやろーーーっ………!!!!
[理由もわからず涙がこぼれてくる。首根っこを掴み、離して腕をふりしぼってからさらに殴りつけた。
何度も、何度も何度も何度も殴った。殴り続け、殴り続けて、半ばひしゃげた仮面に手をかけ、爪を差し込んで思い切り引っ剥がした。]
いけえええええええっっっっっ!!!!!
[ちぎれて、内側が露になった頭部に 腕を突っ込んでレーザーを放ち―――
―――敵機は、そのまま内側から爆散した。]
(137) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
…あった。
[敵機の残骸から転がり落ちた丸いコアを拾い上げ、手に取って見つめる。]
…このコアを潰せば勝ち。 これだけはロボットでなくても、普通の兵器でも潰せる。
[これの正体を彼らに伝えるべきかな。そう思って、やめた。 言わなくたって、きっと彼らだっていつか気づく。 きっとその事に、とても苦しむだろうけれど]
抱え込んではダメ。大人を頼って。 あなた達に答えてくれる人たちは、必ずいる。
[そうとだけ言って、コアを跡形もなく握りつぶした*]
(138) 2023/08/24(Thu) 22時半頃
|
|
[敵機からはもう、反撃の光もバリアも出てこなかった。 アストロに激しく殴りつけられ、頭部は原型をとどめないほどに崩れ。最後の手刀を撃ち込まれた瞬間、静止していた機体は花火のように弾け散った。
本郷さんが契約者のみんなに、語り掛ける。 全員、静まり返って耳を傾けて。
きっと、いい子たちなのだろうな。
──中から出て来た核を拾い上げたアストロは。 静かに『それ』を握り潰す。 僕は眼を逸らさずにしっかり最後まで見ていた。]
(139) 2023/08/24(Thu) 23時頃
|
|
……、
………終わっ……た?
[潰された核。敵機体は、跡形もなく。 焼け野原になった町に静寂が訪れる。 しばらくしたら、この地球のヘリの音でもしただろうか。]*
(140) 2023/08/24(Thu) 23時頃
|
|
[一旦沈黙した敵は、もう何もできない様で。
アストロの残った腕が、敵を何度も殴りつけ、 装甲が、仮面が剝がされるのを見つめて。 内側が露わになった頭部にレーザーが撃ち込まれると、内側から爆発が起こる。
転がり落ちたコア。握り潰されるのを見て。]
……本郷さん、凄いね。
[ぽつりと呟いて。 すぐに駆け寄りたい気持ちはあったけれど、 それはせずに、その場で見守った。*]
(@83) 2023/08/24(Thu) 23時頃
|
|
[戦いは終わった。 眼下に広がる光景は、凄まじい惨状だ。 私達の地球より多分ずっと大きな被害が出てしまった。
私が契約させたみんなは…どうして静かに>>139耳を傾けているんだろう。]
…ごめんね。あなた達の町を、 結局めちゃくちゃにしてしまった。 ……最初に言ったように私は死ぬし、 あなた達も早い遅いはあっても、死んでしまう。
許されるとは思っていないけど… でも、あなた達はそれと向き合わないといけないの。
(141) 2023/08/24(Thu) 23時頃
|
|
最後にもう一回だけ。 あなた達は、全員で1人。私達もそうだった。 [七尾さん。大和君。柊木君とお父さん。乾君。三千院部長。天道君も、夏水さんも、センセイも、瑠璃川さんも。…七星君も。……私が知らなかっただけで、きっとその周りにいた人達も。]
その事を忘れなければ…きっと大丈夫。 後のことはそこにいるセンセイに聞いて。 このロボットの事もそうだし…求めれば、 きっとあなた達をしっかりと導いてくれる。 でも…今はひとまず。
[そう言って、天道君と夏水さんを見つめて。 最後にセンセイの方を向いて、目で合図した。 私の話は全部終わりました、と*]
(142) 2023/08/24(Thu) 23時頃
|
|
[機能停止に陥った敵機へ、アストロ―― いや、本郷が繰り返し拳を叩きつけるのを 彼女の隣で見ていた。 砕け散った敵ロボットの残骸が転がっている。 コアはアストロの手中にあり、勝利は確定した。]
[借り受けた姿の無表情の下で 己はきっと微かに顔を歪めただろう。 それでも、最後のパイロットが地球を守り切るのを 目を逸らすことなく見届ける。]
(@84) 2023/08/24(Thu) 23時頃
|
|
[本郷の視線を受けて、頷く。>>142]
天道や七星の方から何か、あるか?
[念の為に二人にも言い残したいことはあるか問い ないようであれば、己はこのタイミングで 新たなパイロットたちを地上へ転送する心算だった。 言葉で死を宣告されても、契約し立ての彼等には 実感というものは恐らくまだない筈だから 動揺を呼ばないため という理由もあるけれども、]
[「その刻」が来るのならば 出来れば、別れは四人だけで。]
(@85) 2023/08/24(Thu) 23時頃
|
|
[本郷さんの話を最後まで黙って聞いているみんな。 徐々に、空向こうにヘリが見え始める。 この地球とのお別れも近いことを感じ取る。
ゲーミングチェアの彼女に向き直ると。]
本郷さん、まじでかっこよかった。
……こないだのラスボスもほぼ本郷さんが倒しちゃったけど、あの時の比じゃないね。強かった……。よく、やったよ
[>>@85 センセイには、小さく首を振った。 僕から言えることなんて、もう何も無い。]*
(143) 2023/08/24(Thu) 23時半頃
|
|
[本郷さんが、新たな契約者達に言葉をかけた>>141>>142後、終わり、という様に目で合図があった。]
[センセイ>>@85からの問いには、小さく首を振って。 新たな契約者達が外に転送されるのを見守った。]
(@86) 2023/08/24(Thu) 23時半頃
|
|
了解。 じゃ、一度転送するぜ。
[まだ夢を見ているような表情の高校生らを外に転送する。 本来なら己も地上で簡単に締めくくるべきなのだろうが 暫くはこちらに時間が欲しい。*]
(@87) 2023/08/24(Thu) 23時半頃
|
|
[私の役目は全て終わった、はず。 センセイは新しい契約者のみんなを外に送り届けて>>@85くれたのかな。 彼らがいなくなってから、私はずっと座っていたチェアに深く沈み込む。
天道君が格好良かったと>>143言ってくれたから、ふふ、と笑って軽く親指を立てた。]
そうかな?ありがと。 …うん、頑張りすぎたかもしれない。すごく疲れた。 [でも、まだ。彼らを送り届けたセンセイが戻ってくるまでは。 それまでは、まだ。 戻ってきてくれたら、ちゃんと約束を果たしてもらわないと*]
(144) 2023/08/24(Thu) 23時半頃
|
|
また後で説明するから待てと言ってきた。
[本当に送り届けるだけで帰って来たものだから 役目を果たせていないと彼等に叱られるだろうか。]
今はこっちが優先。
[いいだろ? と、静かに問いかけて。 ゲーミングチェアの隙間に降り立った。*]
(@88) 2023/08/24(Thu) 23時半頃
|
|
[私はみんなに対してずっと、負い目があって。 いつも、命の火が消えかける間際のみんなに、なんて言葉をかけたらいいか分からなかった。]
[私のせいだから。 お疲れ様>>144なんて、言えなくて。
本郷さんの事、ずっと忘れないとか。 一緒に時間を過ごせて楽しかった、 なんて事も言えるわけなくて。
何なら言ってもいいんだろうって、考えて。 一言だけ。
それはきっと、唐突な言葉になってしまうけど。]
……本郷さん。 私、本郷さんの事、友達だと思ってもいいかな?
[友達だと思って、ずっと、忘れないでいていい?*]
(@89) 2023/08/24(Thu) 23時半頃
|
|
あ、センセイ。もういいんですか?
[思ったより大分早く帰ってきたセンセイが椅子の隙間に降り立ったので手を伸ばした。触れられるかな。]
さっき私のこと、かっこいいとか言ってました? …ありがとうございます。なんか嬉しい。
ほんとはかこつけてキス一つぐらい もらってもいいかなとか思ってたんですけど。 …そういうあれじゃなくて、 マリオがクッパ倒したときにしてもらう程度の。 でも、いてくれたら、もう、それで。
(145) 2023/08/24(Thu) 23時半頃
|
|
──本郷 真弓──
僕も、本郷さんは友達だと思ってる。
[彼らの地球は守られた。 僕の、長かった旅もこれで終わった。 誰が死んだ時も涙なんて出なかったんだけど、今、何故か泣きそうになっている。 拳で瞼を拭って、 本郷さんとセンセイの最後を、邪魔しないように後ろを向いた。]
……見てないから。
[誇り高く最後まで戦った彼女の姿は、 もう目に焼き付けた。]
(146) 2023/08/24(Thu) 23時半頃
|
|
[夏水さん>>@89が語りかけてくれたから、首を動かしてそちらを見た。 もう、なんだか一度もたれこむと体を起こすのも億劫になる。] …私の方こそ。 そっか、友達… うん。ありがとう。 友達だってずっと思っててくれたら、うれしい。
[せいいっぱい、笑顔を作って笑ってみせた。]
(147) 2023/08/24(Thu) 23時半頃
|
|
[本郷さんについて最初に思い出せる光景は、 あの夏合宿の日に、永と線香花火対決をしている姿だった。 内容は詳しく聞かなかったけど、直前に僕もやっていたから。あ、永がまた線香花火で戦ってる、なんて。
最後の普通の思い出は、先生と夏水も一緒に4人で花火大会に行った光景だから、僕にとっての本郷さんは、意外にも花火の記憶と結びついている。
これからの一生、花火を見るたびに彼女のことを思い出すのかもしれない。 頼りない手持ち花火で、夜空に轟く打ち上げ花火で。]
(148) 2023/08/24(Thu) 23時半頃
|
|
[本郷さんは最後の、最高のパイロットだった。 みんなの意志を最後まで繋げて。
ずっと夜のままだった僕の心の中、 この戦いで出会ったみんなが星座のように輝いている。]**
(149) 2023/08/24(Thu) 23時半頃
|
|
聞こえてたか。 まあ、天道も言ってるしな。 キ…… いや、何というか そのくらい構わないな、もう。 この姿で良ければ、好きにしてくれていい。
[望む位置に移動して、望む場所で見詰める。 触れても謎生物の質感だろう。 それが、妙に寂しい心地になった。>>145]
最後の大役、 ありがとう。 皆の頑張りを引き継いで走ってくれた。 ……… 恰好よかった。 本当だ。
(@90) 2023/08/25(Fri) 00時頃
|
|
ありがと。 ……真弓ちゃん。
[友達でいい>>147って言ってくれたので、名前で呼んで。 笑んだ目には、涙が溜まってしまっていただろうけど。]
[最期に残された時間は、先生と2人で過ごしたいだろうか。 縁士君の話が終わったら、私達の地球に帰ろうと思う。]
先生。お願いがあるんですけど。 アストロの隙間に、永の遺体を隠してあるんです。 私達と一緒に、転送してもらえませんか。
[そう言って、最後に。]
……また、ね。
[さよなら、じゃなくて、またね、って。呟いた。]
(@91) 2023/08/25(Fri) 00時頃
|
|
[天道君も、私のことを友達だって>>146言ってくれた。]
ありがとう。 …なんか不思議な気分。 私にも、友達とか、そういうのいたんだなって。
自分の人生に友達とかあると思わなかったから… うん、ありがと。ほんとに。
[後ろを向いてくれるのは、内心で感謝した。 そうだね、天道君と遊んだのは最後の最後の方だけだったけど… 楽しかった。]
(150) 2023/08/25(Fri) 00時頃
|
|
そっか。夏水さん達も帰っちゃうんだもんね。 少し寂しいけど、ありがとう。
[私達の全ての原因。でも、]
楽しかった。一緒に居られてよかったって…思う。 …仲良くね。またね。
[二人にはさよならじゃなくて、そう>>@91伝えて。]
(151) 2023/08/25(Fri) 00時頃
|
|
[一緒にいてくれるだけでいいと言ったけど、 なんだか、構わないらしい。 でも、好きにしていいと言って>>@90見つめるから笑った。]
センセイ。 こういうの、がんばった方がしてもらうんですよ。 …いいですけど。
[手を差し伸べて、唇で触れる。 なんだか不思議な触感だったから、ちょっと笑ってしまった。]
(152) 2023/08/25(Fri) 00時頃
|
|
センセイ。 ここに来る前、父さんと話しました。
…私、おもうんです。 世の中って…自分の思いどおりにならないことばっかりですよね。
私たちが意識してないだけで、理不尽なことだらけなんですよね。 それで、そういうものの原因はわたしたちよりずっとおおきなもので…
そういうことはだれにでも多かれすくなかれあって… わたしたちのばあいは、その理不尽が…アストロっていう すごくおおきくてわかりやすいかたちだっただけなのかなって。
(153) 2023/08/25(Fri) 00時頃
|
|
私も、楽しかった。 ……ありがと。
[瞼に涙をためたまま、笑んだ。>>151**]
(@92) 2023/08/25(Fri) 00時頃
|
|
え? もう、帰るのか? 七星の遺体は、勿論一緒に送り届けるけれど。
[天道や七星だって、最後まで見送りたいのではないか。 気を回されたことには気付かずに、別れを惜しむ。>>@91]
色々あったけれど、二人とも、ありがとう。 こんな時になってだが、会えなくなるのが寂しいよ。 天道。お前は、別の地球から来たのだとしても 俺の教え子の一人だと思っている。 七星は、なんだ……『先輩』かな? サポート役の。 ふたりとも、元気で。
[きっと彼らの望むタイミングで ふたりとひとりを送り出す。*]
(@93) 2023/08/25(Fri) 00時頃
|
|
うん、でも… それはもういいか。
ありがとうございました。
[格好良かった>>@90ともう一度言ってくれたから、
私は笑って、
そのまま目を閉じた**]
(154) 2023/08/25(Fri) 00時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る