1 冷たい校舎村(別)
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人
狼
墓
少
霊
全
ヒナコに2人が投票した。
レイに1人が投票した。
ヒナコは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
キーンコーンカーンコーン…………
(#0) 2020/11/20(Fri) 00時頃
8時50分。チャイムが鳴る。
きっと最後になるはずのそれは、
がらんどうの校舎によく響いた。
(#1) 2020/11/20(Fri) 00時頃
君たちは目を覚ます。
友人たちの待つ世界で。
いつも通りの目覚めとはいかないかもしれないが、
少なくとも君たちは、明日を迎えることになる。
九条麗と愛上莉子、
そして、雛川琴子は帰ってきた。
(#2) 2020/11/20(Fri) 00時頃
そうして、冷たい校舎は閉ざされる。
君たちの知らないところで、
あのきらきらした一日を繰り返しながら。
君たちはその光景を、楽しかった思い出を、
繰り返した一日のことを胸に抱き続けるのだろう。
きっと、永遠に。
(#3) 2020/11/20(Fri) 00時頃
/*
2週間ほど、お疲れ様でした。
途中イレギュラーな対応もありましたが、
皆様ご協力いただきありがとうございました。
それでは、以降灰での中身会話など解禁します。
延長はフルでかける予定でございますので、
可能な限りご参加いただけますと嬉しく思います。
もう少しの間ですが、最後までどうぞよろしくお願い致します。
改めまして、ご参加本当にありがとうございました。*
(#4) 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ そのときはきっとやってくる。]
(0) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ 手をつないだまま、わたしたち、 きっとあの世界の終わりを迎えるの。 ねえ、少しだけ心残りがあるの。
わたし、愛崎の足にぎゃって叫んで、 散らかった私物を拾い集めて、 あーあってまたため息をつきたかったな。
それから、花蓮のところに行って、 開いた窓におびえるのも忘れて、 血まみれでぐちゃぐちゃの人形に駆け寄って。
わたし、そのおんなのこたちのことも、 全部知っていたとはいいがたいし、 きっと、全部理解することはないけど、]
(1) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ それでも、もしかしたらみんな、 琴子みたいに意外な一面を持ってるのかも。]
(2) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ 知らないまま死ぬのも、悔しいじゃない。 仕方がないから、続きは現実世界で見るわ。]
(3) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ だから、あと少しだけ。]
(4) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ ……この世界の終わりを見届けて、 わたしの終わりを先延ばしにしちゃおう。]
(5) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ 別にどうしたっていいでしょ、 だって、わたしの人生なんだから。]
(6) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ せーの ]
(7) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ ぎゅうっと目をつむっていたの。 手のひらに伝わる体温をわたし信じてたし、 ほら、わたしって素直なおんなのこでしょ。 でもね、ちょっぴり魔がさしちゃった。
この世界の終わり。 その間際に、うっすらと目を開いたの。 見慣れた教室の床。青い蝶の死骸。 教室に繋がるはずのない扉。
そして、その先には──────、 ]
(8) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ * ……わたし、きっと魔法使いを見たの。 *]
(9) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ 琴子は知らないだろうけど私だって 琴子にお願いされると弱いんだよ>>5:147
────会えなくなる以外のお願いならね ]
(10) papico 2020/11/20(Fri) 09時頃
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うん、一緒に帰ろう。
[ ぎゅっと目を閉じて強く願う。>>5:221 握った手が離れないよう、強く強く ]
(11) papico 2020/11/20(Fri) 09時頃
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[ 手招きするのは動き出した世界 ]
(12) papico 2020/11/20(Fri) 09時頃
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[ 見えない視界の端で 蝶々が息吹きを取り戻し華麗に舞うと 光射す空の青に溶けたような、 そんな気がした。** ]
(13) papico 2020/11/20(Fri) 09時頃
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── まだお説教タイム ──
へ?好み? [ お説教されるかと思ったら サラから聞かれたのはまさかの好み>>5:+54 ]
んーん。 缶のばっかだよー
[ 缶のばっか、で何が伝わるかはわかんないし 缶のカクテルがあるのすら知らないあたしは ジュースに近い「ほどよい」とかを思い浮かべて そんなふうに答えたよ。 ]
(14) ししゃもん 2020/11/20(Fri) 09時半頃
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[ …ぶっちゃけあたしが買うとバレるし だいたいカレシが買ってくれるやつばっかり
こう見えてもケンゼンなあたしは 夜の街で飲んだりはしないんだよ、まじで。 ]
だから20歳になって 堂々と飲みに行ってみたいんだー
[ えへへ。これもお説教ですか? ]
(15) ししゃもん 2020/11/20(Fri) 09時半頃
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[ だからユリからのお説教>>5:+57には へらへらと笑って。 ]
ん、でもまじでほんとそう あんなことあったね、って みんなで話せたらいいよね。
……ほんとに、さ。 これからが、絶対楽しいのに。
[ あはは。我慢するかどうかは別として。 ]
(16) ししゃもん 2020/11/20(Fri) 09時半頃
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[ これからが絶対楽しい。 そう口にしてから、あたしはやっぱり考える
……お金がなくなって、ママもいなくなって 大学はおろか、高校続けられるかも怪しくて。 そんなあたしは、死ぬことを踏みとどまったけど それでも本当に、これから楽しい、って ちゃんと思って生きてけるかな。
リコと約束した、 最強にかわいくて最強にはっぴーな大人に、 どうやったら、なれるだろう、って
ヒナコの世界からは出られたけれど あたしの現実世界から脱出する戦いは、 これからが本番なんだよな、って。 ]
(17) ししゃもん 2020/11/20(Fri) 09時半頃
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[ ………たつみんなら、教えてくれるかな。 ]**
(18) ししゃもん 2020/11/20(Fri) 09時半頃
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[ わたしは死にたかった。]
(19) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ わたし、好きに生きてきたの。
後悔なんてひとつも知らない。 自分の信じたものに向かって、 まっすぐに突き進んできたの。
それなのにこんなところで、 ひっくり返されちゃうなんて!
あーあ。 こんなはずじゃなかったのに。
……なんて思ってたんだけど、 案外、悪い気分じゃないんだよなあ。]
(20) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ ゆっくりと瞼をあける。]
(21) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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──現在──
[ ……手が、しびれてて。
投げ出した右腕を支えるものがなく、 宙ぶらりんに投げ出していたせい。
もぞもぞと足を折りたたもうとしたら、 つま先がもさもさしたものにぶつかった。
……あ。おにいの頭だ。 床に座ってローテーブルに向かって、 はると並んで座ってなんかしてる。
そう。わたし、ソファで寝てたみたい。 わたしがソファを占領してるから、 ふたりは床に座ってお勉強会中? かな?]
(22) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ わたしが目覚めたのに気づいたはるが、 振り返って、鼻にしわを寄せて言った。
リコのスマホ、うるせえって。 スマホ? スマホね、あーー……、]
(23) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ わたし、ガバッと体を起こして、 放り出してたスマホを慌てて引っ掴んだ。
おにいとはるがぎょっとした顔で見てる。 そんなのお構いなしで、 ロックを解除して、通知をさばいてく。
はじめのメールは琴子から。 もう読んだ記憶のある文面。
それから、めありから何通か。 返事来ないうちから追撃すんなよ。
それでもわたし、 順番に全部開いて、読んで、 それで全部読み終わった瞬間に、 びゃっと立ち上がって喚きだすの。]
(24) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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おにい! 車出して! 今! 今すぐに! 病院行くから!
(25) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ はるがぽかんとした顔をしている。 おにいが一瞬戸惑った顔して、 でも、しゃーなしって感じに立ち上がった。
はるよりも3年も長い付き合いだもんね。 わたしが言い出したら聞かないの知ってるの。
わたしの家族はこうやって、 わたしが喚けば靡いてくれる人たちなの。
大急ぎでコートを羽織って、 慌ただしく玄関を飛び出していく。 車に乗り込んで、夜の町を駆け抜けてくの。]
(26) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ 車の中でもわたしは無言で、 一生懸命スマホを触ってた。
行き先を聞いたきり、 黙ってハンドルを握ってたおにいが、 ようやく事情を尋ねてきたけれど、 わたし、メールを打ち終わるまではだんまり。
まったく! ってふうにため息ついたおにいに、 「自殺したともだちがいきかえるの」って、 わたしがやっとこさ説明? したのは、 もう病院を目前にしてのことだった。]
(27) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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『 琴子がかえってくる! あとちょっと待ってて 』
(28) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ そんなメールを引っ提げて、 おにいをそのへんで待たせて、 間もなくわたしは病院に駆け込む。**]
(29) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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── それから ──
[ みんなの携帯、 暫くまた鳴らない時間が続いてたかな それともまだ見ぬ誰かから連絡があったかな
あたしがそれに気づいた時、 同時に声を挙げてる人もいたと思う
─── 特に、めありとかめありとか ]
ヒナコが!!
[ あたしがスマホから顔を上げたのと同時、 めありは病院の入り口に先走って走ってくよ それからまもなく姿を見せたリコに、>>29 例の「洗礼」、浴びせたんじゃないかな。]*
(30) ししゃもん 2020/11/20(Fri) 22時頃
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[ でも同時に気になることがあったの。 じゃあ、世界には誰が残ったの?って。 ]*
(31) ししゃもん 2020/11/20(Fri) 22時頃
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ふぅん ……缶、なんだ ……… ほどほどにね [ お酒の好みを聞いてみて、 よく知らないカクテル名とか出てきたら お説教タイムに突入しようかと思ったけど。 だってそれって、 " そういうお店で飲んでる "って事だから。 ]
(32) よし☆ 2020/11/21(Sat) 17時頃
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…… 補導されて 学校で会えなくなったりしたら 嫌だからね [ 缶で飲むのなら>>14、何処かの家ででしょう。 身体に及ぼす影響を考えれば ゆりちゃんみたいに窘めるのが>>5:+57 正解だとは思うけど。
だから、優等生の称号は譲りたいと思います。 ]
(33) よし☆ 2020/11/21(Sat) 17時頃
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[ 僕は、噂でだけど 好夏ちゃんが補導された事を知ってるし>>0:544 琴子ちゃんを夜の街で見かけた事も。>>939 こういうのは 踏み込まないのが正解なんだって思ってた。 みんな僕に仲良くしてくれるけど 友達って思ってくれてるかは疑問だったし。 いえ、投げかけてくれてたんだろうけど 僕がうまく受け取れなかったんだと思う。 ]
(34) よし☆ 2020/11/21(Sat) 17時頃
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[ 精神世界に巻き込まれて ひとつだけ 嬉しかった事があるの ]
(35) よし☆ 2020/11/21(Sat) 17時頃
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[ どういう意図であの世界を作ったか 厳密な答えは琴子ちゃんしか分からないけど。 みんなを呼んだのは 一緒に文化祭を楽しみたかったからだって 僕は今でも思ってる。 その" みんな "の中に、僕が含まれていた事。 ああ 僕が思ってる以上に みんなは僕を友達と思ってくれてるのかな
僕がみんなに近付きたいって思う気持ち それと同じぐらい ─── みんなも僕に思ってくれてたのかな、って 不謹慎なのは承知してるけど
嬉しかったんだ。 ]
(36) よし☆ 2020/11/21(Sat) 17時頃
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[ あの時、麗ちゃんも言ってくれた。>>3:649 " たのしい "以外も分け合えるのが友達なら 僕はみんなと本当の友達になりたい。 ]
(37) よし☆ 2020/11/21(Sat) 17時頃
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[ 補導されたって本当?、なんて 今聞く事じゃないぐらいは分かるから。 また今度、直接聞く日もあるでしょう。 お酒が好きで繁華街に行ってるんじゃないのなら 彼氏?遊びたいだけ? なにか別に理由があるんだろうし。 " たのしい "話なら分けて欲しい " つらい "話でも分けて欲しい
拒絶されたら? きっと悲しいから " かなしい "ってちゃんと言おう。
僕と母の関係みたいな 二の舞にならないように ]
(38) よし☆ 2020/11/21(Sat) 17時頃
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[ それから、來花ちゃんがやってくれば>>5+68 ゆりちゃん>>5:+69へ同調する様に ] ・・・ うん みんなで、ね おかえり、來花ちゃん [ 僕ももちろん、走ってきたって信じてるよ。 >>5:+67 だから、彼女のメールを受けてから 予め自販機で買っておいた飲み物を お疲れ様って差し出すの。 とてもよく冷えたスポーツドリンクを。 ]*
(39) よし☆ 2020/11/21(Sat) 17時頃
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あたし、夢をみていたの
(40) ゆら 2020/11/21(Sat) 18時半頃
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[ 魔女と魔法使いと見習い魔法少女。 ハンサムできれいでかわいいの3人が、 並んで箒に乗って空を飛んでるの。
そぉしてね、 あたしたちがいたあの校舎の中で ぼろぼろになったマネキンたちに、 ひとつずつ魔法をかけていくの。 ]
(41) ゆら 2020/11/21(Sat) 18時半頃
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[ kawaii beauty それからね、happy=I
3つの魔法がかかったら、 おんなのこたちはゆっくりと起き上がるの。
散らばったかわいい小物たちは、 きらきらに光って宙に浮かび出すし、 だいすきの詰まった日記は蝶々みたいに空を飛ぶ。 あまいパンケーキはずぅっといい匂いをさせて、 ぐちゃぐちゃな身体も穴のあいた身体も、 いまにも崩れそうな身体たちだって、 かわいいお衣装を纏えば、 かわいいお顔のついたおんなのこ! みんなで笑って踊っているの、 ─── いつまでも、いつまでも。 ]
(42) ゆら 2020/11/21(Sat) 18時半頃
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[ でも、そんな夢はいつまでも続かないみたい。 ]
(43) ゆら 2020/11/21(Sat) 18時半頃
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......PiPiPiPiPiPiPiPiPiPi
(44) ゆら 2020/11/21(Sat) 18時半頃
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[ ─── プツリ、
音が止まる。>>4:279 がらんどうの校舎はいっそう鎮まりかえり、 代わりに車椅子の音が遠くから聞こえてくる。
ねぇ、パパ。おとうさん。 どぉしてママとあたしのこと捨てたの? ]
(45) ゆら 2020/11/21(Sat) 18時半頃
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......Pi、Pi、Pi、Pi、Pi、
(46) ゆら 2020/11/21(Sat) 18時半頃
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[ ─── ぱち、ぱち、と瞬いたの。 隙間からはすごい量の光が入ってきて、 あたしの目が焼き切れるかと思ったくらい。
耳から脳にまで響く機械音は、 とってもうるさかったんだけど、 助かったんだぁってぼんやりとした頭で理解した。
口元にあるの、邪魔だなぁ、 あたしはピクっと指先を動かそうとするけど、 すっごく重たくって諦めることになる。
だんだんと認識できる空間の中で、 人間たちがあたしが帰ってきたのをみて、 慌ただしく動く様子にちょっと笑っちゃう。 ぁ、頬はまだうまく動かせないんだけどねぇ。 ]
(47) ゆら 2020/11/21(Sat) 18時半頃
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はっぴーばーすでー、あたし
(48) ゆら 2020/11/21(Sat) 18時半頃
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[ あーあ、散々なバースデーになっちゃった。 ]
(49) ゆら 2020/11/21(Sat) 18時半頃
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[ あたしが無事なことを知ったママは、 一目散に駆け寄ってきてくれて、 ぎゅーって抱きしめてくれたの。 ひと肌だぁ、ってちょっとあたたかくなる。
それから、誕生日プレゼントだって、 ちょうちょのかわいいネックレスをくれる。]
……あたし、パパに会ったの
[ あの人は、あたしのパパなんでしょ? ママ、教えてくれなかったけど。 あたし知ってたんだよって言う。 ]
(50) ゆら 2020/11/21(Sat) 19時頃
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[ すでに涙でぼろぼろだったママは、 いっそう涙が止まらなくなっちゃって、 しまいにはあたしが、重たい手でよしよしするの。 ……もぉ、ママったら。
あたしはね、ぼろぼろじゃない、 かわいいママが見たかったんだぁ。 ほんとだよ? ]
(51) ゆら 2020/11/21(Sat) 19時頃
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[ 結局、パパの生き方もママの生き方も、 あたしにはまだわかんなくって、 どぉしてこーなっちゃったのかなぁって思うけど。
でもね、あたし、 新しい魔法の呪文を覚えたみたい。 それはね、きっと─── ]
(52) ゆら 2020/11/21(Sat) 19時頃
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daisuki ってゆう、ai≠フ魔法!
(53) ゆら 2020/11/21(Sat) 19時頃
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[ それから、18を迎えた日は、 一日中、病院に缶詰状態だった。
りこちゃんの言うようにもっと普通に迎えてたら、 おいしくてかわいいケーキ食べれてたのかも。 それにたくさんのプレゼントも、 あたしもらえてたのかなぁ?
ママからたつみんせんせぇへ、 たつみんせんせぇからみんなへ。 あたしが帰ってきたこと伝わるよねぇ。 その日は会えないけど、またお見舞いきてねっ ]
(54) ゆら 2020/11/21(Sat) 19時頃
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[ ……あとね、 巻き込んでごめんね、みんな。 でも、─── わるくはなかったかも。
ぁ、あたしだけ? ]*
(55) ゆら 2020/11/21(Sat) 19時頃
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[ おかえり、ヒナコ ]
(56) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 19時半頃
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[ ヒナコの無事が判って、 さらに、あそこにいたみんなの無事が分れば あたしは思わず膝から崩れ落ちていたの。 ]
……… 良かった、
[ リコが見た魔法使いの話は聞けた?>>9 それが「誰」かは、あたしには判らないし それをヒナコにあたしから聞くことはないけど
だけど、ヒナコを想う、 誰か大切なひとだったんだろう、って そんなふうに、ちゃんと、伝わったよ。
ヒナコはみんなに愛される可愛い女の子。 本当に、戻ってきてくれてよかった。 ]
(57) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 19時半頃
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[ 暫くはヒナコには逢えなかったかな。 もし帰ってきたらいろいろ伝えたいことや、 話したいこと、それから謝りたいこともあるんだ ]
意味わかんない世界、とか 言っちゃってごめんね。
[ あれは、ヒナコの世界だった >>3:677 だけど弱かったあたしは、 恐怖だとか、悲しさだとか、 そういうのに押しつぶされそうになっていて ヒナコの世界に、ひどいことを、言ったね。 ]
(58) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 19時半頃
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[ 巻き込まれたこと、悪いとは思ってないよ>>55 だいぶ怖かったし!今でも思い出すけど!
……だけどさ、あたし 感謝だって、してるんだ。
だって、あの世界があったからこそ あたしはいろんなひとと言葉を交わせた あたしも、大切なものに気づけた。
絶対に死にたくない、って思えた。
だから、気に病ま……… ………ううん、病んでなさそうだから、いっか。 ]
(59) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 19時半頃
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[ でもでも、いろいろあったけど そんなことより。
あたしがヒナコに最初と二番目に、 伝える言葉だけは決まってるんだ。 ]
(60) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 19時半頃
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おかえり。 それから、ハッピーバースデー、ヒナコ。 *
(61) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 19時半頃
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[ それから。 メールの着信があって、>>27 私はきっとまた誰かが帰ってきたんだって思った。
もう、あの世界に残ってる人は少ない。 次は誰? ヒナは? そんな気持ちで私はメールを開く。 目に飛び込んできたのは、>>28 そして、耳に飛び込んできたのは>>30 ]
ヒナが、帰って来る。
[ リコからのメールを読み上げた私は、 その意味を消化するのに少し時間がかかって、 ちょっと出遅れたの。 メアの反応速度、すごくない? ]
(62) takicchi 2020/11/21(Sat) 21時頃
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[ ヒナが帰って来る。 リコのメールにはそうあった。 それは、リコが帰ってきたということでもあって、 でもきっと、それだけじゃない ]
みんな、帰ってきたってことよね?
[ あの校舎に集められた10人、全員が。 だってヒナの代わりに誰かが残るとしたら、 ヒナの帰還を知ってるリコが知らないはずないし、 そのことにメールで触れないはずないもの ]
(63) takicchi 2020/11/21(Sat) 21時頃
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[ ヒナと関わりの深い、もう亡くなってる人。 ヒナのご先祖様が情の深い人だったらいいな>>+3:102 なんて考えたりもしたけど、 本当にヒナのご先祖様、 子孫のピンチに駆けつけてくれたの? あの校舎を、閉じてくれたの?
わからないな。 ヒナならわかるのかな。 リコの出迎えに遅ればせながら入口へと向かいながら、 私はそんなことを考えてた。 とりあえずヒナ生還という大役を成し遂げたリコに、 肩を揉ませる時間は30分くらいに減らしてあげる* ]
(64) takicchi 2020/11/21(Sat) 21時頃
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[ これから話すのはほんの少し、先のこと ]
(65) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 21時半頃
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[ あたしが、現実世界に戻って最初にしたのは たつみんにね、
「 学校を辞めたい 」
って、打ち明けることだった。 あんなに学校が好きだったあたしがね、 …… 嘘みたいな告白でしょう? ]
(66) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 21時半頃
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[ だけど、結果的にあたし、 これから先も、最後まで学校に居ることになる
一緒に卒業しよう。 言ってくれたのは、他ならぬたつみんだった。 ]
(67) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 21時半頃
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[ 母のことを話して。経済的な面で、 学校と家の両立が不安だって話をしたら あのね、まずそもそも そういう家庭が受けられる支援が街にはあるし 学校としてもサポートするから、って 背中、押してくれたんだよ。
だからそのかわり、 サボらないで授業にはちゃんと出て、 それから出来る限り寝るな、宿題はしろ、って 酷くない?拷問だよ(笑)。 ]
(68) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 21時半頃
|
|
[ それからもちろん。聞かれたら、だけど、 みんなにもきちんと、話せたよ。
その流れだったかどうだったか、 補導されたって本当?なんて サラに聞かれたら、ちゃんと答えるよ。>>38
もう、きっと包み隠したりなんてしない。 ]
(69) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 21時半頃
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|
[ 確かにあたしは夜の街でモテた。
お母さんが働いている古くからのスナックでは あたし、常連さんと仲良しだったし、 でもスナックのママは決して あたしにお酒を勧めたりはしなかった。
時折街では声をかけてくる人がいて 遊びの人のほうが圧倒的に多かったけど、 時々その流れでカレシができることもあったんだ ]
(70) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 21時半頃
|
|
[ 結果的に見れば。 夜の街を出歩いてたから補導された、 その場にはアヤシイ男の影があった、なんて そうね、言い逃れなんかはできないかな。
だけど夜の街は、ママが働く街だったし あたしのバイトの帰りにちょっとだけ立ち寄って お話したり、スナックで晩ごはん、 奢ってもらったりしてたら、深夜だっただけの話
あたしこう見えてもさ、 別に、ママと仲が悪かったわけじゃないんだよ?
…… どうしてこんなことになっちゃったのか いまでもぜんぜん、わかんないけどさ。 ]
(71) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 21時半頃
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[ いま? いまは、なんとか生きてるよ。
たつみんの言う通り残り少ない授業にも出てるし バイトと学校も頑張って掛け持ちできてる 内部進学は取り消ししちゃったこと、 おなじ内部進学予定の子には伝えられたかなあ
何よりも、 やっぱり今が、この世界が、楽しいから、 学校も、毎日通えるよ、
楽しい話も、辛い話も、 悲しいことも、うれしいことも、 あたしも、みんなと、あなたと、 本当の友達にはなれた?>>37>>38 ]*
(72) ししゃもん 2020/11/21(Sat) 21時半頃
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─ 生還と、生誕と ─ [ 莉子ちゃんが帰ってきた。 " 琴子がかえってくる " >>28 メールにそんな一文を引っさげて。 この時、琴子ちゃん以外の生還は 確認できてた?それ次第で、 笑顔に含まれた翳りも違ってきたんだと思う ] … 莉子ちゃん、おかえり [ めありちゃんの洗礼に苦笑しつつ、 見習い魔法少女と 手を貸したふたりの話は聞けたのかな ゆりちゃんの質問>>63に息を飲み込んで。 ともかく、みんなで帰ってきた事が聞けたのなら そこでようやく「 よかった… 」って 僕は床にへたりこんだでしょう。 ]
(73) よし☆ 2020/11/21(Sat) 22時頃
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[ 病院内が慌ただしさを増した。 そして、集まっている僕たちに近寄る足音。 それがたつみ先生だと気付く前に ] … おかえり、琴子ちゃん [ ちいさく、僕は呟いた ]
(74) よし☆ 2020/11/21(Sat) 22時頃
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[ すぐには面会できないということで >>54 再び病院を訪れたのは、数日後だったかな。 そして顔を見る事ができれば " おかえりなさい " と " お誕生日おめでとう " を。
もう面会した数だけ言われただろうけど、 それでも 僕の口から。 ]
(75) よし☆ 2020/11/21(Sat) 22時頃
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あと、これ … お誕生日プレゼント ……… [ 白い小箱に、ピンクのリボン。 もし開けるのなら その中にあるのは フライパンを手に持った、うさぎのヌイグルミ。 うさぎは可愛いって言うより ちょっとふてぶてしい顔してるかも。
だから僕はこの手のセンスないんだってば ]
(76) よし☆ 2020/11/21(Sat) 22時頃
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ら、来年はもっと かわいいの贈るから その次は もっともっと かわいいやつ! [ 両手をわたわたさせて、 来年にチャンスをちょうだいと僕はフォロー。
本当は誕生日プレゼントを贈る気は無かった。 スケジュール帳には登録してるけど もう誕生日過ぎちゃった人には贈ってなかったし。 卒業したら離ればなれになるし。 でも、あの世界で過ごしてから、 気付いたのなら 此処から始めたらいい 離ればなれになったって それは無くならない そう、思えるようになったの。 ]
(77) よし☆ 2020/11/21(Sat) 22時頃
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[ だから、友達に贈るハッピーバースデー
まずは琴子ちゃん、あなたから ]*
(78) よし☆ 2020/11/21(Sat) 22時頃
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[ それは表面上は平穏を取り戻した、少し先の事 ]
(79) よし☆ 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ " 補導されたって本当? "なんて聞いたのは 下校の帰り道だったかな。 先に正門の前に隠れてタイミング合わせたんだけど。 僕の質問はYES or NOに留まらず どうして繁華街にいたのかまで及んだから、 きっと全部教えてくれたんだと思う。>>69 ]
(80) よし☆ 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ 彼女の話は" たのしい "だった? それとも" つらい "だった? 僕には母親がいなくなった事は" つらい " それ以外は" たのしい "に聞こえた。
だから、 高校卒業できなくなりそうになった話の時は お母さん、ひどい!って怒ったし 声をかけられて、その流れで彼氏が出来た そんな話の時は おとな!おとなー!って ドキドキしながら聞いてた。 ]
(81) よし☆ 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ なんて言えばいいんだろう ── 彼女の生き方を聞いたって感想で、 同情や憐れみ、軽蔑とか そんな感情は湧かなかった 僕の知ってる愛崎 好夏は いつでも楽しそうにしてる子で でも楽しい事ばかりじゃなくて─── ]
(82) よし☆ 2020/11/22(Sun) 00時頃
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話してくれてありがとう …
僕、卒業したら下宿する予定だから 本当に行くトコ無くなったら 転がり込んで来て いつでも大歓迎 [ まだどう転ぶか分からない彼女の未来。 どうなっても寝床だけは安心して、と。 包み隠さず語ってくれた本当の友達に 僕は笑いながら、指切りを迫るんだ。 ]**
(83) よし☆ 2020/11/22(Sun) 00時頃
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─── あの日から数日後withこのかちゃん ───
[ よぉやく身体も動かせるようになって、 遅発生の後遺症もいまのところなさそうで あたしは病室でペンを持って机に向かっていた。
そんな時、だったかなぁ? このかちゃんがお見舞いに来てくれたのは。
あの世界で、あたしたちは分かり合えなくって 求める答えを出してあげられなくって、 ……たぶんあたし、あの時にはもう、 心の底で気づいてたのかな。 ─── あたしの世界、だってことに。
だから、ムキになっちゃったのかもね! ]
(84) ゆら 2020/11/22(Sun) 00時頃
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ぇ、ううん─── あたしも意味わかんなかったもん むしろ、わかってたらね、 はじめからあんな世界、なかったよぉ
[ あたし、見習い魔法少女だったから、 あんなこと望んでなんていなかったのはホント。 でも、このかちゃんが体験したものはジジツ。
だからねぇ、弱いとかじゃないんじゃなぁい?>>58 ]
(85) ゆら 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ やっぱり、このかちゃんはやさしーねぇ。>>59
あたしが招待された側だったら、 そこまで気づけたかなぁ? ちょこっと、うぅん、ずぅっとムリだったかも!
ねぇ、もう最初の言葉は、 もらっちゃってるんだけどなぁ。 って、あたし、えへへって笑っちゃう。 ]
(86) ゆら 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ でもね、やっぱり───
お祝いされるのは、うれしいなぁ。>>61 まだちょこっと、この18歳が怖いけど、 ]
このかちゃん、ただいまぁ〜 それとねっ、ありがとぉ!
[ にこって笑顔を浮かべるの。 18のあたしを受け入れてくれる人たちが、 ここにはいるんだもんねっ。 ]*
(87) ゆら 2020/11/22(Sun) 00時頃
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はあぁっ?! ……ちょっ、ばか! ふざけんな、痛いってば!!
(88) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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──現在/病院──
[ 静かな……静かだったよね? さすがにみんなジョーシキあるもんね?
静かな病院前(仮定)よりお届けします。
めありの突進>>30を受けて、わたし、 シリアスムードもへったくれもなく、 外聞も気にせずに騒ぎ立ててた。
それとも、あの子の名前を呼ぶ声>>30 呟き>>62、そんなものでもうとっくに、 夜中の病院も賑やかなことになってたかな?
とにかく、サラのあいさつ>>73にまずは、 「 ただいま 」って、あっけらかんと言うの。]
(89) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ 一緒に帰ろって誘いには>>5:+14、 ついぞ首を縦に振らなかったのにって?
しゃーないじゃん。急遽航路変更よ。 わたし、安心万全の航海なんて好まない。 思いがけず面舵いっぱい! ってこともある。]
(90) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ わたしが後悔してないんだからいいでしょ。 嘘ついてごめんねなんてわたし、謝らない。
……けど、お誘いの気持ちはうれしかったわ、 だいすきよっ! ってハグの一つくらいはしたいかも。]
(91) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ そしてここからは、 かしこの人たちと再会して気づいた話。
わたし、そういえばどうして、 3人揃って帰ってこれたのかなんて、 すっかり頭から抜け落ちちゃってた!
ゆりの確認>>63やらなんやらを経て、 わたし、そういえばなんでかなって顔をする。]
まーさ、セーシンセカイなんて、 そもそもぶっ飛びすぎなはなしだし? 琴子がそう願ったから、でいいじゃん?
[ わたしの中ではそう。 琴子が自分の意志で、自分の思いで、 勝ち得た帰還なんだってなんとなく信じてる。]
(92) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ ……ひとつだけ過ぎるのは、 あの世界を去る間際、わたしは何を見たんだろ。
わかんなくても仕方がないよね。 わたし、琴子のこと全部知ってるわけじゃないし。
きっと謎がとけるとすれば、 いつかわたしが雛川琴子をもっと知るとき。
そして、何が起きたかを理解したって、 琴子が強くそう願ったから、 手を貸してくれる人がいたんだよ。
だからそれは、琴子が勝ち得た帰還に違いない。 あのね、わたし、ほしいものは何でも手に入れる、 おんなのこの強かさを“かわいい”と呼ぶの。]
(93) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ だからアンタは今この瞬間も最高にかわいい。 たとえ包帯まみれでたくさんの管に繋がれてても!]
(94) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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ま、詳しいことはさ、 琴子にチョクで聞いてってはなし。
……あーもう、めあり、 うっとうしいからいちいち泣くな!
あ、あとゆり、 肩の骨とか砕けてない? 元気ぃ? つーか、その格好! 爆笑なんだけど!
[ ひらっと手を振って、 わたし、場違いに上機嫌だ。
ああ、でもね。 ゆりの格好見て思い出したことがあるの。 だからファインプレーだよ。ねえみんな。]
(95) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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今度さ、みんなでまたあの衣装着て、 琴子の誕生日兼おかえりパーティーしよっ!
(96) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ かわいいアンタの“したかったこと”、 まずはひとつ、見習い魔法少女ちゃんが、 正しく魔法を使えたごほうびとして叶えよう。**]
(97) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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─── さらちゃん ───
えへ、ありがとぉ〜
[ 何度目だったとしても、あたし嬉しかったの。>>75 もらえる言葉を大切に受け止めて、 あたしね、にこぉって笑ってた。
言葉だけでも十分で、嬉しかったんだけど… ]
(98) ゆら 2020/11/22(Sun) 01時半頃
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[ 差し出された箱をみて、>>76 あたしおめめがまあるくなる。 ]
ぇ、ぁ、えっ!? ……ありがとぉ、うれしい
[ 見てもいい?って確認してから包みを開く。 中から出てくるのは、うさちゃんのぬいぐるみ。 ……かわいい≠チてあたしには思えるよ。 ]
(99) ゆら 2020/11/22(Sun) 01時半頃
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[ あたしが描いたぶさいくなうさちゃんより、 とってもかわいいうさぎさん! フライパンを持ってるのを見れば、あたし、 ]
─── このうさちゃん、 さらちゃんにちょって似てるねぇ
[ 他意はないの、ほんとだよぉ? ほら、あの世界で。 あまぁいパンケーキ作ってくれたでしょ? それをね、思い出しちゃったんだぁ。 ]
(100) ゆら 2020/11/22(Sun) 01時半頃
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あたし、これ大切にするね 来年も再来年もその先も、 さらちゃんからのプレゼントたのしみにしてるっ
[ そのずっと先まで、 あたしがかわいくいられたらの話。
でも、来年のチャンスはあげてもいいよぉ。>>77 さらちゃんのハジメテは、 あたしがもらっちゃったねぇ。
そぉだ、さらちゃんの誕生日には─── あたしのかわいい服着せたげる! ぜったいぜぇーったいっ似合うよぉ。 ぴんくのふりふり、さらちゃんがあの日見た服。 ]
(101) ゆら 2020/11/22(Sun) 01時半頃
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[ ヤだってゆっても、着せちゃうもんねぇ。 あたしみたいんだもん。 さらちゃんの弾けた顔。
さらちゃんだけじゃなくって、 みんなのいろんな顔も、もっともっと ]
(102) ゆら 2020/11/22(Sun) 01時半頃
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[ ぁ、そーだ、一個わがまま言っていーい?
お名前ちょくせつ呼んでよぉ! それがいちばんのプレゼントなのにぃ! ]**
(103) ゆら 2020/11/22(Sun) 01時半頃
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── サラと ──
[ ママがいなくなったこと。 実際、あたしはどんな感情だったんだろう つらいも、かなしいも、むかつくも、全部 入り交じったそれは、どう伝わったかな>>81
でも一緒に怒ってくれるなら、嬉しくて 大歓迎、なんて言ってくれるなら>>83 ちょっとうっかり泣きそうだったんだからね ]
ううん、聞いてくれてありがと サボってばっかでごめんね、いいんちょ 卒業までは頑張って学校来るから。
[ 素行の良くないクラスメイトのこと、 委員長≠ヘさぞ心労が重なったでしょ?って あたしはごめんねだけは、サラにじゃなくて あたしたちの委員長に向けて、ね。 ]
(104) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 13時頃
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うん、 心強いよ、サラ。
[ 差し出された指に、 躊躇することなく小指を絡めて 指切りげんまん、逃げないお約束。
もう、空を跳ぼうとなんてしないよ。 空の下で、あたし、サラと一緒に生きたい。 ]*
(105) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 13時頃
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── ヒナコのお見舞い ──
[ 意味がわかってたらあんな世界なかった──>>85 もしヒナコが、意味がわかって世界を創るなら どんな世界を創るんだろうって、 ほんのすこし気になったのは、ひみつね。
……でも案外、月うさ亭に似てる世界が そこに広がってるのかな?なんてね だって、あんなに可愛いらしい空間、 すくなくともあたしの人生後にも先にもないよ ]
(106) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 13時半頃
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へへ、 やっぱうちのクラスにはさ、 ヒナコがいないと可愛さに欠けるからさ! はやく、元気になるの、待ってるよ。
[ なぁんて、笑って。 え?クラスの可愛い担当たちが聞いたら怒る? めありにまたタックルされちゃうかな?? でも、ヒナコがナンバーワンなのは、 絶対、間違いないでしょう? ]*
(107) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 13時半頃
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──それから/病院──
やっほー、元気? あはは、アンタそれすっぴん? っつーか入院生活って暇そうよね。 あんなことすっからさー。
[ 学校帰りだった。 いつも通り制服を着崩して、 スクールバッグと紙袋を持って。
はるにチャリンコ漕がせたの。 下で良い子に待ってるはずよ。 だからわたし、汗一つかかず、 ベッドのそばに仁王立ち。 あ、近くに椅子があったら借りちゃお。]
(108) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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そうそう、これお見舞いね。 もうふつうにモノ食べれんの? ダメでもコレかわいいっしょ。
[ 紙袋からちらりと見せたのはクッキー缶。 きらきらのビジューがついててかわいいの。
それから、袋の中にはもうひとつ包みが。 袋からそれをするりとつまみ出して、 わたし、琴子の前にすっと差し出したわ。]
それから、こっちはプレゼント。 あんな状況だったし、 帰ってきてすぐには渡せなかったけどさ。
[ 手のひらに乗るくらいの小さな包みよ。 リボンのかけられたそれを、 琴子の手に渡そうとして、ようやく言うの。]
(109) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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おかえり、琴子。それから、 ……ハッピーバースデイトゥーユー、
[ わたし、二人しかいない病室で、 手拍子を叩いて、歌いだしてやった。
残念ながらここは病室で、 風船を山ほど膨らませてみたり、 サプライズパーティーは仕込めないけど。
歌えって言ったのは琴子でしょ。 あの空間でバグった日付感覚と、 アプリ頼りの記憶力で突っぱねたけど、 プレゼントだって用意してたんだから。
中身はね、Kotokoの名前の刻印と、 ケース全体に♡の散りばめられたリップ。 全部わたしが選んだの。似合うと思って。]
(110) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ 歌いきって、手拍子もやめて、わたし、 じっと琴子の顔を見つめていた。
わたしは今日もばっちりメイク済。 かわいいでしょ。たんと拝んでおきなよ。]
サイアクな幕開けの18歳、おめでとう。 全部、琴子が選んだことなんだからね。 琴子が、琴子の人生を決めるんだよ。
[ わたしはわたしの生き方を見つけるから、 いくらだって今みたいに近くで見てなよ。
わたしの航路も未だ未定、 目的地だって定かではないけれど、 わたしはわたしの心の赴くままに行くの。 それってそんなに難しいことじゃないでしょ。]
(111) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ 一番大切なものを見定めるのは難しいけど、 大切なものが増えちゃったんだからしゃーなし。 ウジウジするのは面倒くさくて嫌いだから、 わたし、そういうふうに考えるとするわ。]
(112) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ それに、自由が好きなわたしという船に、 アンタに付き合って生きる──とか、 厄介な積み荷を持ち込んだんだから、 次にばかな選択をしたらひっぱたくからね。]
(113) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ ……別に怒ってんじゃないよ。だって、]
(114) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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──だから? アンタがちゃんと最後のお願いキメたの、 わたし、よかったって思ってんだからね。
だって、琴子ほど感覚の合う子、 どこ探したってなかなかいないんだもん。
アンタがいなくなったら、 わたしがつまんないでしょ。
だからさ、とっとと退院しなよ。 そんときにちゃんとお祝いしたげる。
(115) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ つまり、例のあれは、 おかえりハピバ祝退院パーティーになるわけだ。
そこまで盛りだくさんのパーティーって、 どんくらい飾り付けたらいいのかな? みんながおなかいっぱいになるくらいの、 ばかでかいケーキにびっちり蝋燭を立てよう。
だからさ、とっとと退院してきなよ。 そのころにはきっと準備も万端だから。
お金にモノを言わすみたいな祝い方、 今のわたしにはきっとできないけど、 プレゼントだってそう考えると、 奮発したげたんだから感謝しなさいよね。]
(116) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ あんまり長居してもアレですから、 わたし、そんな調子で手を振って帰るわ。
気が向いたらまた来るねって言って、 病院! って感じのにおいがする部屋を後にする。*]
(117) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ 目を覚ました世界は、現実≠セった。 見覚えのある景色は文化祭でもないし、 室内に花が咲いてもなければ、 足の踏み場に釘も落ちていないし 美しい蝶々も舞っていなかった。 ]
(118) papico 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ ―― 帰ってきたんだ ]
(119) papico 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ ただ、離さないように離れないように 握りしめた手の先には誰もいなくて、 急に不安になる。
琴子は?莉子は?他の皆んなは? ]
(120) papico 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ スマホを開くと通知の山。 そのひとつひとつに目を通しながら 急いで病院へと走った。
大丈夫、一緒に帰ってきてる・・・ そうだよね。琴子。
願って、祈って、 泣きそうになるのをこらえて。
辿り着いた病院に皆んなの姿があったら、 莉子の姿を見つけたら、琴子の無事を聞いたら、 多分きっと、涙は止まることを知らなかった。* ]
(121) papico 2020/11/22(Sun) 18時頃
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おかえり、琴子。
[ 言葉で伝えられたのは、 それから何日後のことだったかな。
きっとまだ病院の上の彼女に、 眉を下げて微笑みかける。 ]
(122) papico 2020/11/22(Sun) 18時半頃
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馬鹿琴子。 当日お祝いできなかったんだけど。
[ 当日祝うって言ったのに。>>5:105 ]
だから来年は当日祝わせてね。
[ 来年お互いどこで何しているか不確かだけど こんな約束するくらい許されると思うんだ。
それから私は鞄から袋を取り出して、 ベッドに添えられた机に置いた。 それは、琴子がスクールバッグに付けていた ゆるゆるなネコちゃんのマスコット。>>0:108 と全く同じもの。 ]
(123) papico 2020/11/22(Sun) 18時半頃
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これ、私のなんだ。・・びっくりした?
[ スクールバッグに付けるのはもちろん、 持ち歩くこともできず、 好きだと言うこともできなかった>>0:135 ]
琴子がバッグに付けてるの見て、 ずっと可愛いって思ってた。 いいなって思ってた。
(124) papico 2020/11/22(Sun) 18時半頃
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・・・琴子、これに服作ってくれない? 琴子とお揃いにしたいの。
[ これは自分探しの第一歩。>>5:218 ]
私、全然王子じゃないんだ。 姫にもなれないけど。
だけど、可愛いもの、好きなものを ちゃんと好きって言えるようになりたいんだ。 [ それと、手始めにってお願いしたの、 覚えてくれてる?>>5:220
琴子は私にとってはいつも可愛い琴子だけど、 可愛いだけの琴子じゃない。 自分を貫ける強さ、手先の器用さ。 いっぱいあるんだよ、琴子の魅力。 ]
(125) papico 2020/11/22(Sun) 18時半頃
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[ これからいっぱい気付いてね。 私と一緒に、第一歩、踏み出してくれる? って今日はきっと、 同じ目線で話ができたんじゃないかな。 ]
(126) papico 2020/11/22(Sun) 18時半頃
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[ 王子とお姫様じゃなくて、 九条麗と雛川琴子として ** ]
(127) papico 2020/11/22(Sun) 18時半頃
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─ 琴子ちゃん ─
え、似てるかな … >>100 じゃあ毎日頭を撫でてあげてね [ 選んだプレゼント ─── フライパンを持ったうさぎのぬいぐるみ。 かわいい、って思えてもらえたようで。>>99
本当は 可愛い衣装を着たうさぎとか 探してたんだけど、見つけたのがコレで。 でもちょっと、月うさ亭ぽいっかなって 思ったから選んじゃった。 僕っぽいと言われるとは思わなかったけど。 ]
(128) よし☆ 2020/11/22(Sun) 18時半頃
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[ 今年より来年、来年より再来年 どんどん可愛くなるプレゼントだなんて 我ながらハードルあげたなと思いつつ。 でも楽しみにしてくれるのなら ───
大学に進学すればバイトも始めるつもりだし 少なくとも今年よりは良い物を贈れるでしょう。 そ れ よ り も。 僕の誕生日に、ぴんくのふりふり?? >>101 拒否権は、なかった。>>102 「 は、は …… 」って僕は苦笑するけど 浮かべた顔ほど、嫌じゃなかった。 彼女の世界を、見ている景色を 少しでも知れるかな ─── そう、思ったから。 ]
(129) よし☆ 2020/11/22(Sun) 18時半頃
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[ 琴子ちゃんのわがまま >>103 そういうわがままは" かわいい "ね。 言い忘れてた僕が悪いんだけど。 こう、他の人の時みたいに 勢いで何気なく言えたらいいんだけど 改まれると、なんか こう ─── 言う。言いたいからいうけど。 すぅと息を吸って 落ち着かせて 彼女の目を見て、にこり微笑んでから もう一度。 ]
(130) よし☆ 2020/11/22(Sun) 18時半頃
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琴子ちゃん、おかえり そして お誕生日 おめでとう *
(131) よし☆ 2020/11/22(Sun) 18時半頃
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[ せっかく出迎えてあげたっていうのに、 リコの口から出てきたのは爆笑呼ばわりだった。>>95 ほんと、失礼しちゃう ]
文化祭から帰ってきたんだからおかしくないでしょ。 あと、肩! そう、肩! すっごく凝ってるの! 12(0..100)x1分くらい肩揉みなさいよ!
[ リコは上機嫌。 間違いなく、みんな帰ってきた。 そんな実感が、じわじわと湧いてくる。
それから、レイも到着して。>>121 いつも王子様らしく、遺書メールが届いた時ですら、 「大丈夫」なんて言ってた>>1:76レイが泣いてる姿に、 おかえりって言いながらハンカチを渡そうとしたけど、 私のハンカチは既にメアに貸し出し済みで、 しかも地面に落とされた後だったのでできなかったの* ]
(132) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時頃
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[ 結局、夜中の病院に大集合したあの日、 ヒナに面会することはかなわなかった。 まあ当たり前よね。 父に電話して迎えに来てもらって、 足がないって子には「乗ってく?」って 声を掛けたりしたけど、どうだったかな。
それからしばらくして、 ヒナが面会できるようになったって聞いて、 私、お見舞いに行くことにしたの ]
(133) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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[ 病院の廊下で、ヒナのお母さんとすれ違った。 お母さんは、ヒナによく似てた。 疲れた感じがしてたけど、それは当然よね。 娘のヒナが自殺しようとしたんだもの。 そんなのは関係なくて、私、可愛い人だなって思った ]
(134) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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―― 突撃インタビュー/お見舞い編 ――
ヒナ、体調はどうなの?
[ ノックをして部屋の中に入る。 ちなみに今日は制服姿。 あの衣装で病院に駆け付けたりはしてない。 だって次にあれを着るのは、 ヒナが退院した後のパーディーだものね>>96 ]
さっき、そこでヒナのお母さんと会ったよ。 可愛らしい人ね。
[ ヒナが自分のお母さんのことをどんな風に思ってるか なんて私は知らない。 だから、私は私が思ったままを言った。
だって、そう思ったんだもの。 ヒナによく似てて、少しくたびれてるけど、 でも可愛い人だなって ]
(135) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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[ それから私は、そうそう、って 持ってきた紙袋をごそごそした ]
これ、お見舞い。 食べ物っていいのかわからないけど、 でもヒナにぴったりだと思ったから。
[ 私がお見舞いに選んだのはマカロン。 カラフルな小さなマカロンの詰め合わせ。 ヒナにピッタリじゃない? ]
(136) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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あと、これ。
[ これは、誕生日のお祝いではないかな。 それよりも、帰還のお祝いって感じ ]
最近、生花はNGっていうところも多いみたいだけど、 これならいいでしょう?
[ そう言って、ベッドからよく見えるところに置いたのは、 黄色のスイセンを基調にしたハーバリウムのボトル ]
黄色のスイセンってね、 「私のもとに帰って」って花言葉なんだって。 ヒナが帰ってきてくれて、嬉しかったから。
(137) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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[ ヒナがどんな気持ちで自殺を図ったのか私は知らない。 どんな気持ちでスイセンの花を抱いていたのかも。 そして、それを聞くつもりも私はなかった。 好奇心がそそられなかったから、じゃないよ。 知りたい気持ちは今でもあるの。 でもね、私はやっぱり納得したくなかった。 ヒナが死のうとしたことが仕方ないことだったって、 思いたくなかった。
だからね、私は別のことを聞くの ]
ねえ、ヒナ。 どうして、帰ってきてくれたの?
[ この質問なら 私を大いに納得させてくれていいからね?* ]
(138) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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―― 突撃インタビュー/ノッカ編 ――
[ 最近、ノッカが変わった、気がする。 私の席から、リコやノッカの席は良く見える。 前までは二人とも 授業中安らかに寝てることが多かったと思うんだけど、 このところ、ノッカの寝てるところをあまり見ない。 全然とは言わないけど ]
ねえノッカ、何かあった?
[ 不思議に思ったら聞くのは当たり前でしょう? だから私はいつものようにノッカに聞きに行くの ]
授業サボらないけど、出席日数そんなにまずいの? それに、あんまり寝てないでしょ。
[ いや、もちろんいいことよ? いいことなのよ? でも急にそんなに変わったら、 何かあったかと思うじゃない?* ]
(139) takicchi 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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──当日/病院──
そのカッコで目覚めたワケ? 違うでしょー? それともゆりってば、 気に入りすぎて部屋着にしてんの?
もったいないからやめなー。 近々きっとまた着る機会あるからさ。
[ (笑)って感じで、 わたしはゆりの理屈>>132に笑ってた。
そうでしょ? パーティーするでしょ? 余裕の表情だったわたしだけど、 理不尽な要求には黙っちゃいられない。]
(140) nabe 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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肩凝りぃ? それわたし関係なくない?! どーせ机にかじりついてたんでしょ!
[ ぎゃいぎゃいと騒ぎながらも、 ゆりの背後にひょいと回り、 とりあえずありたっけの力で、 そのかった〜い肩をぐいっとこねてやった。
そんな頃合いだったかな。 九条が慌てた様子で駆け付けた>>121のは。
改めて琴子の無事がわかった途端、 ぼろぼろと泣き出すんだからびっくりしちゃった。]
(141) nabe 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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も〜〜〜ナニ泣いてんの?! 笑えよ、ほら、笑うとこでしょ〜?
[ 残念! 慌てて家を飛び出してきたので、 わたしもハンカチなんて持ってません!
わたし、九条の分も笑いながら、 背中を荒っぽくさすってやってた。
そうやって、みんなとひとしきり騒いでさ、 しばらくしたら帰路につくことになったかな。
わたしもおにいを車で待たせてるから、 帰りのタクシー代が惜しい人は乗ってきなよ。
乗ってくー? って誘いの人がいたなら、 相上家の頭脳派が自宅までお送りします。*]
(142) nabe 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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[ あんなに衝撃的な事件が起きても、 高校って休校になるわけじゃないのね。 わたしは今日も元気に登校するし、 学校は文化祭の装いなんかしてない。]
(143) nabe 2020/11/22(Sun) 21時頃
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[ でもね、あんまり廊下が寒くって、 ポケットに手を突っ込んだら見つけたの。]
(144) nabe 2020/11/22(Sun) 21時頃
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[ あの世界の名残を。]
(145) nabe 2020/11/22(Sun) 21時頃
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──その後/学校──
あ、そーだ。九条。 これさあ、九条の? それか、誰のか知んない?
[ 琴子のおかえりパーティーの件、 九条に相談してたときだったかな。
ついでにってふうにわたし、 ポケットから取り出したペンを取り出した。
ねこちゃんのついたファンシーなペン。 そういえば血だまりから救出したんだった。 わたし、自然とそんなふうに考えたの。]
(146) nabe 2020/11/22(Sun) 21時頃
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[ サラの人形があったとこに落ちてたんだから、 あのあたりまで残ってた人のでしょ。
琴子の趣味からは若干ズレてる気がするし、 そもそも学校にいなから聞けないんだった。]
向こうで拾ったんだけどさ、 なんか、持って帰ってきちゃったみたい。
[ 返さなきゃなって思って、 絶賛持ち主を探してるとこってワケ。 ご存じないですかあって気安く尋ねて。*]
(147) nabe 2020/11/22(Sun) 21時頃
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[ 恋なんて、してないけどさ、 片月にもいい先生居るじゃんとか そんなふうに思ってた矢先のことだったの
……… ほんとだよ? ]
(148) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 21時頃
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── 突撃インタビュー!? ──
[ それは本当に突然!>>139 なにかあった?とか聞かれて、 思わず、ぱちっと目を見開いたよね ]
なに、って、えっと。
[ ええと、どこから話せばいいんだっけ ]
(149) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 21時頃
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うち、ちょっといろいろあってさ 大学、行けなくなっちゃったんだよね
[ “いろいろ”の中身、 聞かれたらもちろん全部話すけど>>68 話し始めはそんなかんじで。 ]
たつみんにさ、 いろいろ協力してやるから お前は授業出ろだの寝るなだの、 もはや拷問。ワラ。
[ これはお尻にワラ、ってつけるとこ。 ]
(150) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 21時頃
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でもおかげでさー助かったよ 街とか学校とかからの支援とかさー あたしひとりじゃ、わかんなかった たつみんのおかげだよ。
[ ちょっと思い浮かべて 「良いことがあった」みたいな顔してみせたの ユリにはどう伝わったのかは判らないけど。 ]*
(151) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 21時頃
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─ 好夏ちゃんと ─ [ 僕が感じたのは" つらい "事と" たのしい "事。 きっと彼女が抱いた 全ての感情を知るのは不可能で。>>104 嬉しかったけど泣きたい事 悲しかったけど唯一救われた事 それこそ彼女の人生を体験していかないと。 だから彼女の話で僕が感じた怒りも 楽しそうだなっていう気持ちも 全部、僕基準のモノ。 本当は母親に怒ってないのかもしれないし 誘われた勢いで彼氏に、とか嫌なのかもしれない だけどそんな事考えてたら 何も言えなくなるから ─── 包み隠さず話してくれた友達に、 僕は思ったままの感情をぶつけるよ。 ]
(152) よし☆ 2020/11/22(Sun) 21時頃
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うん…頑張って 毎日来てくださいね、愛崎さん [ 今までサボってばかりだった事 " 委員長 "に対して謝ってくるのなら>>104 僕もため息混じりの仏頂面で返しましょう。 すぐに「なんてね」なんて 笑いながら舌を出しちゃうんだけど。 ]
(153) よし☆ 2020/11/22(Sun) 21時頃
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[ 彼女の未来に経済的な問題が介入してくるのなら 今の僕に出来る事は、根本的な解決にならず 寝床の確保、なんて細やかな気休めでしかない。 でも、絡めてきた小指は力強かった。>>105 ] うん、頑張っていこうね ! [ もう、" かしこ "も卒業しよう。 大切な友達の身の上を知りたいと思って もし何かチカラになれるなら なってあげたい そう思っただけの話。
もし仮初めの翼を手にいれたって 繋いだ指は もう空には逃がさないから。 ]*
(154) よし☆ 2020/11/22(Sun) 21時頃
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──その後/ライカと──
そういえばさ。 わたし、ライカの日記、読んだよ。
[ なんの拍子にだったかなあ。 ボールもそろそろ返す時期だしね。 とにかく、わたしそういえばってふうに、 二人きりなのをいいことにその件に触れた。
あの不思議な数日間のことは、 わたしの中では今生きる世界と地続き、 例えば昨日の出来事や文化祭の思い出、 ああいうものと同列にあったから、 別に他意はなく、雑談みたいにね。
だって、みんな帰ってきて、 結果的にハッピーエンドなんだから、 話題に出すのに後ろめたいこともないでしょ。]
(155) nabe 2020/11/22(Sun) 21時半頃
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っていうかさー、 ひとりで下ろすの大変だったんだから! ステージになんかのぼっちゃって!
[ 一回落っことしちゃったのは棚に上げて、 わたし、そんなふうに文句言ったりもした。 もちろん、シリアスな感じじゃなくてね。
なんにせよ、わたしが読んだのは、 ライカのハッピーが詰まった日記だった。 それが本来の内容と違うなんて知らないし。]
(156) nabe 2020/11/22(Sun) 21時半頃
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でもさー、ホント。 いろいろあったけど楽しかったよね。 読んでてさ、わたしも改めて、 うちのクラスでよかったなーとか思っちゃった。
[ いかにも“読め!”ってふうだったんだから、 勝手に読んだことへの謝罪はいらないよね?]
(157) nabe 2020/11/22(Sun) 21時半頃
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……だからさー、 あれ読んでたらわたし余計に、 なんでコイツ首吊ってんのよって、 ちょっとムカついたりもしたけどぉ、
せっかくみんな生きてるワケだし? これからも楽しいこといっぱいしよ!
[ そう言ってわたし、にいって笑った。*]
(158) nabe 2020/11/22(Sun) 21時半頃
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―― 突撃インタビュー/ノッカ編 ――
[ いろいろって言われても>>150 教えてもらわないとわかるわけない。 ノッカの気持ちも、ノッカの事情も。 だから私はもちろん中身だって聞くの。 そしてどうやら無神経でデリカシーのない私は、 なにやってるの!ってツッコむ。 そんな状況が2週間以上前? 信じられない。一人でどうにかしようと思ったの? できるわけないでしょ。 何のための行政よ。 情緒のないらしい私は、そんなこと>>-4:12を ばーっとまくし立てて、それから、 でも、と息を吐いた ]
(159) takicchi 2020/11/22(Sun) 22時頃
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でも、たつみ先生に相談できてよかった。
[ 協力してやるって言ったからには ちゃんとノッカのために動いてくれるんだと思う。 たつみ先生は、大人で教師。 まだ子供の私たちより 動けることもたくさんあるだろうし。 それだけお世話になってるっていうのに、拷問って。 それ、生徒の7割くらいはやってることだからね? ]
(160) takicchi 2020/11/22(Sun) 22時頃
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高校留年はまずいけど、 大学浪人なんて珍しいことじゃないでしょ。 行きたいなら、今年は無理でもきっと行けるわよ。
[ ノッカにはJKが似合ってるけど、 JDもきっと似合う。 もう行かないって決めてるならそれでいいけど、 諦めなきゃいけないって思ってるなら、 諦める必要はないと思う。 私は、そうノッカに伝えて、 それからノッカの顔をじーっと見た ]
(161) takicchi 2020/11/22(Sun) 22時頃
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……それで、ノッカ。
[ たつみ先生の話をするノッカは、 なんだか少し嬉しそうで。 私、人の気持ちがわからないから、 ノッカがどうして嬉しそうなのかわからないの。 ノッカが今、どんな気持ちなのかわからないの。 だから聞いた ]
好きになったの?*
(162) takicchi 2020/11/22(Sun) 22時頃
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── ユリは一体何を言っているのか ──
[ 情緒のないらしいユリは、 たつみんよりも更に上を行く現実派である だから曖昧な相槌打ちながら、 ユリの息巻くそれを聞いていたあたしだ。
…… ゲンジツテキに、どう、なのだろうな 家の所有者とかケンリだとか、 そういうの考えたり、めんどくさい手続きとか うん。…めんどくさい(二回言った)
だから、ユリの息巻くそれは そのうちまたたつみんに相談しようかなとか 他人任せにすることにして、さ
あたしはユリの「でも」から先を、 漸く耳に聞き入れて、うん、とひとつ頷いた あ、相談できてよかった、のほうね。 ]
(163) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 22時半頃
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ぶっちゃけ先生なんて 誰でも同じだと思ってたし うちの恥を、誰かに話すのもイヤだったし それでどうしようもなくなって、 ほんと死んじゃおうっかな、とかまで思って
…… 馬鹿だったよね。
[ あはは。 あはは、じゃ片付けちゃいけないほどの ほんとは重い感情だって、いまは笑い話。
勿論、大変なのはこれからだって分かってるけど ]
(164) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 22時半頃
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…… うん、ありがと、 ぶっちゃけ、叔母さんがさ 田舎に来ないか、とも言ってくれてんの あ、叔母さんてのはママの妹ね。
だから、なやみちゅ。 でも、卒業までまだまだあるしさ いろいろ考えてみるよ、
[ だから、ありがと、ユリ、って お礼を言ってから、────── 最後、
ユリの突然の真顔に、首をかしげるの。 なあに、ユリ? なんて聞いちゃってさ。>>161 ]
(165) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 22時半頃
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[ いやまさかそんな事言いだすとは思わないでしょ? ]
(166) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 22時半頃
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……… は???? 誰が? 誰を??
[ 目をぱちくりぱちくり。 好きになった???あたしにも心当たりがない。 ]
(167) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 22時半頃
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[ だけど 地球がひっくり返ってもありえない、って その時あたしが断言しなかったのは、 ────── さあ、なんでかな。
それこそ、あたしの「精神世界」とやらを だれか確かめてきてくれないと、 きっと、今は、答えは解りそうにない。 ]*
(168) ししゃもん 2020/11/22(Sun) 22時半頃
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──その後/愛崎と──
そういえば愛崎さ、 わたしが帰る気なかったの、 ほんとは気づいてたんでしょ。
[ 琴子がいないこと以外、 あまり変わらない毎日を送ってる。
Pははるに見つかった時点で、 強引に休止に持ち込まれてたしね。
授業は相変わらずおやすみタイム。 もとから勉強しない人間が、 予備校行ってんだから仕方ないでしょ? 今さら学校の授業聞いてもアレだし。
そんな日常を過ごしていれば、 愛の隣に愛があるのも変わりなし、だろうし。]
(169) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ だからね。そんなある日のどこかで。 新鮮な空気が吸いたいなあなんて、 わたしきっと屋上への階段を先導する。
たとえばあの世界にいたときに、 こうやって息をしようとしていたら、 愛崎の人形も見つけられたのかな。
それか、わたしの耳が獣みたいによければ。
……あ、でも。 あの世界じゃ結局空は拝めないんだっけ。 扉が開いたとしたってさ、愛崎、 あんな大雪の中飛んでくってないよ。]
(170) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ それに比べて本日は快晴。
ね、晴れた冬の日の空気ってよくない? なんでかはよくわかんないけど、 わたし、夏のばか暑い晴れの日と、 冬の冷たさと太陽の光の混じった空気が好き。
だからね、きっと屋上日和だよ。 階段をのぼりながら、わたし振り返るの。]
(171) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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ま、その通り? わたし、死ぬ気だったんだけどさ。 琴子の世界を乗っ取って。
それか、あんなことがなくても、 どっかでぽんと飛び降りたりしてさ。
[ えへへって世間話みたいに言った。 ほら、文化祭でトラブっちゃったって、 やらかしちゃった〜って言うみたいに。
わたしからしたら、そのどちらも、 そういう温度感のはなしだったってワケ。]
(172) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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だからね、愛崎に何言われても、 じゃあ帰るかとはならなかったけど、
でもね、愛崎が帰ろって言ってくれるたび、 わたし、それはうれしかったんだあ。
なんてゆーの? やだ愛崎わたしのこと好きかよー、 わたしってば愛されてるぅ、みたいな?
[ 茶化すような言い方したけど、 わたしやっぱり嘘は言ってないよ。
ひらりひらり短いスカート揺らして、 上履きの底をきゅって鳴らしながら、 ああ、屋上の扉に手が届きそう。 くるってちゃんと愛崎のほうを向くんだ。]
(173) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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だから、ありがとね。愛崎。
(174) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ そう、わたしまんざらでもなかったの。 ってゆーか、結構? かなりうれしかった。
変なはなしだよね。 重ったるい愛だとか情だとか、 面倒で邪魔なばっかりだと思ってたのに。
まあつまりさ、わたしってばきっと、 一人でも平気とか言ったところで、
琴子のこと、帰そうとしちゃうし、 愛崎に生きろって言われたらうれしいし、 結局、愛にまみれた愛愛コンビの片割れなのだ。]
(175) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ ね、きっと今日ならエモエモな空が撮れるよ。
遺書の代わりにポエミーなタグ付けするより、 一緒に写るわたしのアカウントを紐づけて、 “一緒にいる人”に愛上莉子の名を刻んでね。
後ろ手にドアノブを握って扉を押し開くの。 きっとすぐにまばゆい光が差し込むから、 照れちゃってキメきれないわたしの笑みは、 逆光のせいで見えなかったことにしておいて。*]
(176) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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―― 突撃インタビュー/報告を求めます ――
[ 普通はこういう時、 悲しんだり怒ったり慰めたりするのかな? だけど私の頭の中は、ノッカがこれから生きていくために 何をすべきかで埋め尽くされてた。 めんどくさいっていうノッカの心の声が>>163 もし聞こえてたら、 これから少しでも快適に生きてくために必要なことでしょ って怒ったかもしれないけど ]
恥じゃないでしょ。
[ うちの恥を話すのが嫌だったってノッカは言う。 恥をさらすくらいなら死ぬ方がましっていうのはわかる。 だけど、ノッカのそれは恥じゃないでしょ。 だって、ノッカにはどうにもならない部分じゃない ]
(177) takicchi 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ 私、プライドが高いし、 プライド傷つけられたら死ぬほどきついけど、 妹が私の残りかすのダメ人間でも、 それが恥ずかしいとは全然思わない。 だって、私と妹は別の人間だもの。 だから、恥ずべきことなんて何もないって私は言う ]
恥ずべきはノッカのお母さんで、 ノッカは被害者でしょ。 死ぬ気になれば面倒くさいことだって、 たつみ先生の拷問だってどうってことないわよ。 ――――うん、でも馬鹿だったね。 恥ずかしくないこと恥ずかしく思って、 それで死んじゃおうなんて、馬鹿。 そんな風に思い詰める前に、相談しなさいよね。 私にじゃなくても。
[ 誰にも言わなかったっていうのが、馬鹿だったって。 私はそう言ってやるからね。 そんなことないよ、なんて、否定なんてしてやらない ]
(178) takicchi 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ 田舎の話にはそっかって頷いた。>>165 頼れる親戚がいるっていうのはいいことだと思う。 先生は大人だっていっても、やっぱり限度があるもの。 親戚っていうのは、強い。 それこそ、ノッカの今住んでる家の権利云々とか、 そういう部分できっと頼りになるはず ]
いろいろ考えて、決まったら、ちゃんと報告してよね。
[ そんな話をして、その後。 私の投げかけた疑問に返ってきたのは、 は?っていう返事だった。>>167 とぼけてる人の常套文句だけど ]
(179) takicchi 2020/11/22(Sun) 23時頃
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この話の流れでわからない?
[ ノッカ、現国の成績は そこまで悪くなかったと思うんだけど ]
それとも、無自覚?
[ ノッカは、どうやら本当に心当たりがないらしい。 だから、私、わかったって言ったの。 言ったけど、その後、一言添えた ]
ちゃんと報告してよね。
[ 進路のことだけじゃなくて、こっちの進展も。 報告を求めます!** ]
(180) takicchi 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ これは卒業を迎えた後の 少し先の話 ]
(181) よし☆ 2020/11/22(Sun) 23時半頃
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[ 四月の初め。僕はまだこの街に残っていた。 色々な理由があるんだけど、そのひとつ ── 僕の誕生日を 琴子ちゃんが祝ってくれるという事で >>101 ここは彼女の部屋だったかな? 置き鏡の前で ずっとにらめっこしていた。 ]
(182) よし☆ 2020/11/22(Sun) 23時半頃
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…… あなた、だれですか
(183) よし☆ 2020/11/22(Sun) 23時半頃
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[ 鏡の向こう ──── ピンクのフリフリを着た女の子に問いかける。 いや、僕なんだけどねわら コーデも全部、彼女にお任せして 完成された僕は お人形さんみたい。 自分を可愛いかもって思ったのは 初めてで。 ホントにあなた、だれですかわら
琴子ちゃんもお揃?それとも色違い? やっぱり彼女は純粋に可愛くて。 同じような服を着てるって事は このままお出かけとか、しちゃうんだよね ──── きっと。 パニエで膨れ上がったスカートに 動きにくさを感じながら、外の世界へ。 ]
(184) よし☆ 2020/11/22(Sun) 23時半頃
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[ 始めの30分は、ちょっとした地獄だった。 チラチラと歩く人の視線を感じるし。 感じた視線の反対方向へ顔を背けるのに必死で。 頭の中ではひたすら微分積分を解いていた。 でも何処からだろう ─── 琴子ちゃんとおしゃべりしているうちに 段々と視線は感じなくなってきて。 もう周りはどうでも良くって。 双子コーデの僕たち。 僕たちが最強に可愛い気がしてきた。 ひらり舞う、桜の花びらさえ 僕たちの服の方に わざわざ色を合わせてきたかのような。 え?違う?違わないよね?? ]
(185) よし☆ 2020/11/22(Sun) 23時半頃
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はー 琴子ちゃん かわい かわいいって、最強だね [ キラキラした顔をして カフェのテラスで休んでたら、 知らない人に握手を求められたりして。 いえ、だから誰ですかあなた。 もう笑顔で対応する余裕すらあったけど。 それからきっと、キャッキャッと ウインドウショッピングとかして ああ、紫外線は傘で避けながらね。 最後に服をお返ししたら、 僕の誕生日は幕を下ろしたんでしょう。 ]
(186) よし☆ 2020/11/22(Sun) 23時半頃
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なんだか、凄い体験だった 琴子ちゃんがいなかったら 一生味わう事がなかったかも 本当に楽しかった ありがとう 琴子ちゃん [ 彼女はいつもこんな世界に生きてるんだなって 勝手に納得したりして。 " かわいい "を 追い求めたくなるのも分かる気がした。 僕も、もっと可愛くなりたいって思ったから。
でも、服とかお高いのを知ってるから 当面は汗水垂らしてバイトを頑張りそう。 ]
(187) よし☆ 2020/11/22(Sun) 23時半頃
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[ そう、" もっと可愛く " ]
(188) よし☆ 2020/11/22(Sun) 23時半頃
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[ 帰り間際、ふと気になって 「 あ、そうそう 」と僕は口を開く。 ] もしもね、色褪せてきちゃったなー なんて思う事があったら すぐ教えてね そのときは僕、 白いワンピース2着持って駆けつけるから 次はどんな色に染まったら楽しいか 一緒に探しにいこ ? [ 色褪せたら ───もちろん服の話では無くて " かわいい "の世界の話。 誕生日に命を絶とうとした事が 今でも、どうしても気になって。 ]
(189) よし☆ 2020/11/22(Sun) 23時半頃
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[ 僕が今日感じた" かわいい "は 突き詰めれば突き詰める程 繊細で 最強だけど、脆い。そんなイメージ。 ちょっとした妥協が許せなくなるような。
そのまま" かわいい "が壊れちゃったら?
" きれい "も" クール "も " セクシー "はどうかな…色々足りないかも きっと世の中にはまだまだ 染まりたくなるような色彩があるはずで。
せっかく女の子に生まれたのに " かわいい "だけじゃもったいない。
どのジャンルも初心者の僕だけど、 そう思うんだ ───なんとなくね。 ]
(190) よし☆ 2020/11/22(Sun) 23時半頃
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[ それでも" かわいい "を探求するのなら それはそれで応援するけどね。
僕もまた一緒に可愛い服着たいし。 ]**
(191) よし☆ 2020/11/22(Sun) 23時半頃
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── そのあと・リコと ──
…… なんのことー?
[ なんて間延びした返事してみても>>169 きっと互いにお見通しだったんだろうしさ そのあとあたしは観念してふふりと笑った ]
だって、いつもなら 絶対帰ってやる!とか 誰がこんな世界の言いなりになるか!とか 一番に言い出しそうなのにさ [ ふふふ、って笑ってリコの横をついていく 目指すは屋上、あっでも昼休みね? あたしには授業に出るという使命があるの。 ]
(192) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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[ だから結局返ってきた答えがそれでも >>172 あたしは嫌そーに眉間にシワ寄せて 淡々と語るリコを見て、
「 やめてよねー 」
ってヒトコト言うくらいでさ、 特に咎めたり、熱くなったりはしなかったんだ ]
(193) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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[ 死にたかった理由は、わかんないけどさ リコのことだから、 もう、それは「笑い話」なんだろう 文化祭でトラブった、みたいなレベルの、さ。
…… 死んでほしくないけどさ、 こんな楽しそうに話すあたしたちの空気を、 今、壊しちゃうほうが、よっぽどしんどい。 だからあたしは 階段を上る、リコの話を聞くよ。 ]
(194) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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やだー両思いー?
[ だってなんかめちゃめちゃ嬉しそうにさ 愛崎のこと好きかよ〜とか言われたら 嬉しくってにやけちゃうじゃん?>>173 ]
愛されてると思ったなら じゃあ帰るか!って思ってよねー
[ もちろん本心。 だけど茶化してそう言っただけだから 別にマジの返事は求めてないよ。 ]
(195) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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うん、 あたしこそ、ありがと。 リコが帰ってきてくれて、嬉しかった
それから、ヒナコも一緒に、 連れて帰ってきてくれて、本当にありがと。
[ 屋上に手をかけるリコにね、 こっちはマジのトーンで、そう伝えるよ。 照れちゃってるのはおなじだよ。 こんなこと、めったに伝えないもん。 ]
(196) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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[ あたしも冬の空って好き。 夏よりもずっと高いところにあるみたいで ずっと、ずっと、澄んでてさ。 ]
(197) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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[ そうだ、余談なんだけど、さ あの日のエモエモの写真、 待受に残ってたって、知ってた?
リコのSNSに上げたほうは あたしは、どうなったのか判んないけど ねえ、どこからどこまでが、 ヒナコの世界だったんだろう?って あたしは、時々スマホを見ながらそう思うよ ]
(198) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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ねー、リコ。
[ 屋上に上がって、うーんって伸びをするついでに スマホを空へと向けて構える。
それから、あたし、また、 なんてことないように問いかけたんだ ]
(199) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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まだ死にたい、って思う?
(200) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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[ 撮った写真はエモエモな加工をして、 SNSに上げとこう。 隣には、もちろん愛上莉子の名前を刻むよ これから先も、何度だって、いつまでも。
……… あたしは、そのつもりだよ。 ]*
(201) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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── ユリに報告を求められました ──
う、ごめんなさい、
[ ユリのお説教を聞いて>>178 言葉をつまらせて謝るけれど 反省ですか?30(0..100)x1%くらいですかね ]
だけどもう大丈夫 死ぬつもりないし、 ハッピーな人生生きるって決めたから
[ だから安心してよね!ってね 報告してよね(1回目)には、 大きく「うん」って頷いたんだよ、>>179 ……… 1回目にはね。 ]
(202) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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無自……… ん?え??
[ いや、そこまでいわれたら 誰と誰のことを言ってるかくらい そりゃ解りますけど、解りますけど???
しかし2回目の報告してよね >>180 は うん、って頷きかねるなあ???? いや、そんな気ないし、ない、し、??? ]
(203) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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[ きっと目を白黒させてる間に ユリとは別れることになってしまったけど あたし暫く考えてたなあ。
先生だよ??え?? あたしが??たつみんを???
その後、生徒指導室とかで話をするとき じーーーっと穴が空くほどたつみんを見詰めて あたしが???って口に出してまで言って。 たつみんが怪訝そうなかおをし始めるのは、 きっと、遠くない未来の話。 ]**
(204) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 00時頃
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──その後/愛崎と──
あはは、確かに。 気に食わなかったらわたし、 黙ってなかったかも。
[ お天気のいい日に屋上でランチ。 これもTHE青春ってカンジで、 わたしたちにはお似合いだよね。
それにしたってわたしのこと、 よくよくおわかりでいらっしゃって!
ぐだぐだ思い悩むのは嫌いなの。 だからわたしの人生笑い話ばっかなの。]
(205) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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両想いだよ〜へへへ。
[ 愛崎のにやけ顔見下ろして>>195、 ありきたりなじゃれあいみたいな、 冗談めいた掛け合いを楽しんでいた。
その延長線上で笑って言うの。]
えー、だって。 いくら愛されてたって、 愛じゃおなかは膨れないし、 それだけじゃ幸せになれないもん。
──って、思ってたんだけどねえ。
[ 思ってたんだけどね。 たぶん、間違いでもなかったけど、 簡単に切り捨てられるものでもないみたい。]
(206) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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[ お礼言われる>>196の、 なーんかへんな感じぃ。って、 茶化そうとして思いとどまった。
マジなトーン、珍しいなって。 ちょっとくすぐったく感じながら思うの。
ゆっくりと扉を開いていく。 その隙間からどんどん光が差して、 踊り場の隅のわたぼこりだって、 きらきらきらめいて見えちゃうよ。]
(207) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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[ あの日撮った写真。 SNSにあげたのはなかったことになってたけど、 わたしのスマホにもちゃんと残ってたんだよ。
でも、待ち受けにはしてないんだ。 だって、加工が甘いの悔しいんだもん。 だから愛崎のやつ、わたしに送っておいてよ。]
(208) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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[ 屋上。わたしの日々の生活の中で、 一番空が近くなるのがこの場所だった。
フェンス越しに見る下界より、 わたし、思い切り上を見上げるか、 仰向けに寝っ転がって空を感じるのが好き。
全部に手が届きそうな気がするでしょ。 月も、太陽も、星も、雲も。 わたし、ほしくなっちゃったら、 きっとここから手を伸ばすんだと思う。
愛崎が空に向かってスマホを構えてる>>199。 わたし、その後ろ姿と自分の笑顔、青空を、 インカメで器用に画面の中に収めるの。
優雅なお昼休みの過ごし方。 きらきらした青春の1ページ、でしょ?]
(209) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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[ ぱしゃり。光景を切り取ったところで、 わたしの背後から問いかけが飛んでくる>>200。]
(210) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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……そーねー、 まだ死にたいまんまだったら、 とっくにそこから飛んでるよ。
(211) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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[ だってわたし、自分勝手だから。 自分の気持ちに反することはしないから。
大丈夫、わたしが生きると決めたんだ。 あの世界で宣言したとおり、 この先暫くをどう楽しく生きてやろうかって、 そんなことばっかりを考えてるよ。
それがわたしの責任ってやつでしょ? わたし、自分の選択に後悔はしないの。 したくないし、しないようにしてるの。]
(212) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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……まー、 いきなり受験生だし、 パパ活やめろとか言われるし、 そしたらお金なくなっちゃうし?
わたし、ぜいたくでよくばりだから、 そのうちまた死にたくなるのかもだけど。
そしたらそのときは愛崎が、 わたしのこと引き留めにきてよねー。 今度は案外なびくかもしんないよ?
(213) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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[ そのへんの、愛と金とかありがちな折り合いは、 現在目下模索中であるからして、先行き不透明。
だからいつかそんな日がきたら、 わたしの世界にもちゃんと遊びにきてね。 でもとりあえずはわたし、 今日を楽しむことに全力だから心配ないよ。
正直なわたしは素直にそう笑って、 今日もきらきらハッピーな写真をSNSにあげるの。*]
(214) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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── 屋上で girl’s talk ──
思ってた? [ 思ってた、って過去形だったから>>206 きっとそれ故還ってきたリコに、 あたしは反射的に聞き返したりして。
ここにいる、ということは “そうじゃない”、ってことなんでしょ 反射的に聞いたそれに答えが返ろうと、 そうでなかろうと、あたしはきっと リコの言いたかったこと、ほんの少し分かってる ]
(215) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 20時半頃
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高いとこから、落ちるの怖いよー?
[ とっくに飛んでる、なんて言うリコに >>211 やけに実感湧いたような口調で言うのは赦してね あたしはたしかに「あのとき」落ちたから 怖いな、って感覚、知ってるんだよね。
空はこんなふうに見上げてるほうがいいや。 見上げた空はどこまでも高くて、遠くて。 あたしの手によって、さらにエモエモになるよ
雪の写真と、エモエモにした空の写真、 あたし、リコに送っておこうね。 リコのSNS見て、後ろ姿が映ってること、 知るのはもうすこしだけ、あとの話。 ]
(216) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 20時半頃
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[ 贅沢で欲張りなリコの話 >>213 自由に生きられるあたしたちだから、 きっと、自由に死ぬことだってできる。
だけど、呼び出されたら絶対行くよ? …… そう、呼び出されたら。 ]
(217) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 20時半頃
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呼んでよね。 引き止めにいくから。 死ぬのもったいないな、って 思わせられるように、するからさ。
リコがずるい!って思えるくらい ハッピーな姿で、会いに行くよ。
[ そしたらリコ、 あたしも!って戻ってくるかもしれないじゃん だって、全部欲しい欲張りさんだから。 ]
(218) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 20時半頃
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[ 愛とか金とかありがちな折り合いは あたしのほうこそ先行き不透明。 ううん、先行き不透明すぎて笑っちゃうよね。
今はね、女子高生だとか、 雑誌に乗ってる可愛いモノだとか、 コンビニの新作スイーツだとか、デパコスだとか そういうのが手に入らなくったって、 きらきら素敵な大人になれる方法を、模索中だよ。
きっとあるよね? って、あたし信じてるんだ。 愛だって、きっと ────── あ、 ]
(219) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 20時半頃
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そういえば、いまさ、 パッと見、冴えなくて 口うるさくて面倒なやつのこと、 ほんの少し気になってるんだけど、 これって、お宝だと思う?
[ >>3:309お宝、潜んでるかも、って リコ、あのとき言ってたじゃん? 男を見る目がないだけかな?って微笑んだ。
あたしたちの女子高生時代はあとすこし。 短いスカートも、履きつぶした上履きも おそろいの制服も、全部、全部、全部。
たくさんの想いと共に抱きしめていくよ。]*
(220) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 20時半頃
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─ 家庭の事情 ─ [ 冬休みに入って、年越しの年末。 海外赴任している父が一時的に帰ってきた。 家族で正月を過ごそうと 毎年欠かさず帰国はしてくるのに 話す言葉も少なく、一人でおせちを食べて すぐ部屋に籠っていた父だけれど。 今年は、家族みんなテーブルに座っていた。 家族団欒、ではなく家族会議のために。 ]
(221) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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[ 母から聞いていた通り >>3:683 僕の大学進学を機に離婚するという話。 親権は父になるから、 大学の費用は心配しなくてもいい 下宿する事になったら直接仕送りを送る ──── そんな話、ばっかり ]
(222) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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[ 今までの僕なら「わかった」と ただ、頷いていたんだろう。 想いも、何もかも 全部閉じ込めて。 たけど、あの日を境に ── どうせ卒業したら縁が切れると思っていた友達に 今更ながら初めて誕生日プレゼントを贈ったり
僕は少し変われたんだと思う。 大切なものを ─── 切ってしまいたくない繋がりを 指を銜えたまま失うつもりは無いから。 ]
(223) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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[ だから、僕は キレた。 ]
(224) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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…… ふざけないでよ !! 僕は、あの子のお母さんが言った通り " 立派な大人 "になれば また家族笑って過ごせるようになる、って それだけ… それだけを信じて、僕は !! [ 僕は止まらない。 ぽたぽた 大粒の涙がテーブルを濡らしても。 ]
(225) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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あの事件のこと >>0:538 お母さんが自分自身のせいにして 僕を避けるようになったのは知ってる
ねえ、お母さんは僕を嫌いになったの ?
(226) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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お父さんは海外に逃げて お母さんは僕から逃げて 僕は、……勉強に逃げて それでも ……… 僕は、お父さんとお母さんが だいすきなんだ だから、離婚なんてイヤッッ!!
(227) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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離れて暮らした方が幸せになれる? 大人の都合なんて知らない ! 今まで寄り添えなかったのは、 家族みんなの罪だよ それが何年も蓄積されて 冷え切ったの? まだ、まだ !! もう一度やり直せる ねえ?そうでしょう!?
(228) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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[ 自分がこんなに感情を出せる人間だなんて 思わなかったよ。 でもね、どんなにみっともなくても すまし顔のまま何もしないより、ずっといい。 絶対、首を縦になんて振ってやらないから。 ]*
(229) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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─ 三学期、麗ちゃんと ─ …… という事が、あってね うん、今はもう一度 家族でやり直そうかって話になったの [ 学校から少し離れた公園。 ブランコを漕ぎながら、僕は麗ちゃんに語った。 幼い頃、川に流されて僕は助かったけど 代わりに男の子が亡くなったこと。 二人分生きようと"わたし"を"僕"にしたこと。 立派な大人になる為に 必死に勉強だけしてきたこと。 そして離婚の話が持ち上がったこと。 僕のこと、全て。 ]
(230) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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[ もう気持ちの整理がついた今なら 誰に聞かれても答えたでしょう。
でも" また今度 " ─── >>3:688 あの時の約束を果たす為、 一番最初に聞いてほしかった 彼女へ。 ]
(231) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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うん、だから今は落ち着いたっていうか あ、そうだ " 僕 " が " わたし "になったら変、かな? [ 大学進学したら、 " わたし "に戻してもいいかな なんて思ってて。 " 僕 "という一人称を背負う必要はもう無いし。 心の奥底で忘れずにいれば、充分だから。
まあ、でも今まで使ってから " 僕 "の方が使いやすくはあるんだよね。 ]
(232) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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それで、麗ちゃんは ? 両手に荷物を持ってたら 片方持つよ ? [ あの世界で、 彼女が言ってくれた言葉>>3:649になぞらえて。 僕は麗ちゃんの顔をにこりと覗き込んだ。 ]*
(233) よし☆ 2020/11/23(Mon) 21時半頃
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──その後/愛崎と──
んー、かといって、 捨てることもできないってコト。
[ よくばりなわたしだからね。 きっと愛崎ならわかるでしょ。
けどわたし、 高いところから落ちる感覚は知らないな。 まるで知ってるみたいな口ぶり>>216に、 わたし、ちょっとだけ首をかしげて。 でも、そういえばって思い出したの。]
……愛崎の人形、 わたしが見つけたかったなー。
[ これはちょっとだけ後悔、かも?]
(234) nabe 2020/11/23(Mon) 22時頃
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あは、そーして。 最強にかわいくてハッピーな、 おとなになった愛崎が迎えにきてよ。
それで、今度も“一緒に帰ろ”って、 それだけ言ってくれたらいーから。
[ もちろん、全部もしものはなしだよ。 きっとやってこない未来のはなし。
だってわたし、生きるからには、 ちゃんと幸せに生き抜いてやるんだから。
手始めに何から手を付けよう。 勉強? バイト? それとも恋なんかしちゃう?]
(235) nabe 2020/11/23(Mon) 22時頃
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[ ──なあんて、わたしの春はまだ遠そうなのにさ。 愛崎ってばわたしに変なこと聞くのね。]
えーー、うーーーん。 ひとまずは掘り進めてみないと、 判断のしようがないんじゃない? なんにも聞かないでわかるワケないっつー。
……つーか、 聞くんならどんな人か、 ちゃんとわたしに教えなよねー。
[ あとほんの少しの女子高生だから、 そんな女子高生“らしい”話題も堪能しよう。
愛崎に駆け寄って、 その腕をぺしっと叩きながら、 わたし、空にも負けず晴れやかに笑っていた。*]
(236) nabe 2020/11/23(Mon) 22時頃
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[ 私、どうしてあの世界で死ぬのかって考えた時、 命が一つしかないからじゃないかって思ったの。 あの校舎にいたみんな、命は一つしかないから、 こっちに戻ってきて生きるためには、 あの世界では死ぬしかなかったのかなって。
だから逆に、もしこっちの世界で死ぬことを選んだなら、 あの世界を閉じた人は、 そのまま、あの世界で生き続けるんじゃないかなって。 私は、そういう風に思ったの ]
(237) takicchi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ ヒナの無事を確認して、家に帰って。 当たり前みたいに日常が戻ってくる。 高校は休校にもならなかったし、>>143 私たちが体験した非日常なんて、 まるでなかったことのよう。 ヒナの席は、主が帰って来るのを待ってるけどね。 そんな中、私はリコに苦情を申し立てていた ]
リコー! すっごく、肩痛いんだけど!
[ 1時間にしてあげてってサラのお願いを、>>+5:20 さらに温情をかけて12分にしてあげたっていうのに、 リコってば力任せにこねたのよね。>>141 そりゃ、確かに毎日勉強していたし、 あの日はそのままうたたねしてたから凝ってたけど、 絶対それだけが原因じゃないもの。 私、正当な権利を主張したのに、 そんな誠意のない対応をされたものだから、 なんだか肩凝りじゃない痛みが発生してるの。 酷くない!? ]
(238) takicchi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ ほんっと、リコって私に失礼よね。 あの日、文化祭の衣装を着てたことだって、>>140 笑い飛ばしてさ。 文化祭の衣装を着てたら、 なんとなく、 あの世界の近くにいれるような気がしたのよ。 わかりなさいよ! ……っていうのは無理な話よね。 私、言ってないもの。
私は言われないとわからない。 言われないとわからないくせに、 言わなくてもわかってほしいなんて、 そんなの、ムシが良すぎる。 本当はそんなことわかってる。 だからこれは、言いがかりみたいなもの ]
(239) takicchi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ まあ、言いがかりをつけたい気分だったのよ。 私は多分、嬉しかったんだわ。 日常に戻ってこられたことが。 ヒナが、もしくは、別の誰かが、 誰かひとりでもあの世界から戻ってこなかったら、 こんな日常には戻れなかったから ]
(240) takicchi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ あの世界から、ヒナ以外の誰かが戻ってこない。 その可能性を考えないわけではなかったけど、 その候補に実は私、リコを入れたことはなかった。
だって私、あの世界に残る人は、 あの世界でずっと生き続けると思ってるから。 あんな時の止まった、同じ日を繰り返し続ける世界、 リコ、すぐに飽きちゃうでしょ? リコに我慢なんかできるわけないでしょ? 私、そう思ったんだもの** ]
(241) takicchi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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あたしの人形? …… ああ、どうなっちゃったんだろね
[ あたしはあたしで無くなる瞬間のことなんて 記憶にはなかったから。 >>234 だけど、すごく高いところから落ちたコトと 最後にスマホを手にとったところまで記憶にあって …… なんて、聞かれたら説明するだろうけど、 ]
いいよ、 リコのトラウマになってもやだもん そう思ってくれただけで、感謝感謝。
[ なんて、きっと、 今を生きるようなお返事をするんだろうな。 ]
(242) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ 幸せに生き抜いた未来の話 >>235 そんな未来、来ないほうが嬉しいけどさ でも、そんな未来が来たって、大丈夫だよ。 だって、最高にかわいくてハッピーになったあたしが ちゃんと、リコのこと迎えに行くもん。
だから、リコは、これからも大丈夫。 なんて、根拠のない自信で、太鼓判を押すよ。 ]
(243) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ うん、そしてうっかり聞いたついでの話 >>236 女子高生らしい愛の話、恋の話。 どんな人か、って言われても困っちゃうよね。 いや本当にそれが恋なのかっていうと、 首を傾げちゃうくらいの気になる度合いだしね。
………… だから。 ]
(244) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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内緒!
[ ぺしっと叩かれた腕 リコに負けないくらい満面の笑みを浮かべて。 ねえ今、ハッシュタグ付けるなら、 #友情 かな? #恋バナ かな?
それともやっぱり #愛愛最強 かな! ]*
(245) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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─ これからもあそぼう、莉子 ─
[ 卒業も間近に迫った季節だ。 あたしはボールを綺麗に拭きながら ……かなり、結構、傷ついてたけど、 綺麗に拭きながら、莉子と話してた。 ]
へ?
[ べつに気を張る相手でもないじゃんか。 だからそう言われたとき、>>155 あたし驚きすぎてボールを落としたよ。
慌てて追って、拾って、下を向いた頭の中は 正直もう、パニック。フル回転してた。 ]
(246) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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よ、読んだんだ?
[ うさぎの表紙の日記は、乙女趣味ってか 丁度いい厚さだから買ったんだけど、 文化祭からはその拍子に愛着も持ったりして、 ──って、今はそんなこと考えてる暇は無くて。
声が震える。冷や汗かく。でも耳が熱い。 暑くなったり、寒くなったり、 まさに、どういう顔すればいいのか分からない。 ]
(247) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ だってさ、結構衝撃じゃない? あ。そうだったんだー。で流せなくない? あたしだったら無理だよ。できない。 友達に言っちゃうかも。ネットで流すかも。
でも、そんな焦りは放っておいて、 莉子はけろっとした感じで話を続ける。>>156
あたしさ、呆気にとられちゃった。
マネキン、降ろしてくれたんだーって、 考えるの拒否した脳が、暢気にそんなこと考える。 ]
(248) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ あれ、いや……そんなもんか? 同級生の昔のばかなんて、 マネキンを降ろす大変さと同列なんだ? おろすとおろすだし似たようなもんか ってんなワケないじゃんか!
でも、本当に、莉子はいつも通りだし、 戻ってきてから噂が流れて、なんてこともない。 黙っていてくれてるんだなー。きっと。 それとも莉子にとっては、 大騒ぎするほどのことじゃないのかな。
楽しかった、>>157っていう莉子の顔を見ながら あたしはこいつ大物かよ。って思う。 ]
(249) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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……そーだねー 楽しいこと、してこっか
あたしも、このクラスでよかった けっこう今、ガチで思っちゃった
[ 莉子が笑うんなら、あたしも笑うよ。>>158 せっかく生きているんなら、楽しいことしたい。 あたしもそういう風に、生きていきたい。* ]
(250) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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──それから──
[ 一人、二人と、知っている顔が病院に集まる。 そのたびにめありが突撃するから、 あーあって顔をして、 お帰り待ってたよと告げた。
ねえ。時間って平等じゃないよね。 楽しい時間はあっという間だけど、 不安な時ってさ、どうしてこんなに長いんだろ。 ]
……ほんと?
[ 携帯が鳴って、莉子のメールに。>>29 それから、好夏>>30に、百合亜>>62に、 ほかの子たちの声にだって。 ]
(251) aki_nano 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ みんな帰ってきたみたい。 おかえりなさい。 ]
(252) aki_nano 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ よかったな、と思って、 すこし気が抜けちゃった。 ご先祖様、可愛い子孫のために頑張ってくれたのかな。
あー、ほんとによかった。>>73>>121 咲良が床にへたりだすし麗が泣き出すから、 一緒に床に崩れそうだし、泣きそうになった。
でもって、担任が帰りなさいって促す。 ここにいてもすぐに琴子には会えないだろうし、 こんな時間だし、素直でいい子になって、 みんなの顔をもう一度眺めて、自宅に帰ろうね。* ]
(253) aki_nano 2020/11/23(Mon) 22時半頃
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[ そういえば、あたし、 一個だけ、心残りがあったんです ]
(254) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 23時頃
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── 心残り with シホ ──
しーほ。
[ 何かを企む顔で、シホを呼び止めたのは もうきっとだいぶあとのこと。
もう2月とかになってたかなあ? シホは内部進学のハズだったし、 受験、だいじょぶだろ、なんて ほんのちょっとタカをくくったけど、 忙しい時期だったらまじごめんの勢いで。
…… その頃には、 あたしもようやく「腹を括った」時期だったから ]
(255) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 23時頃
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あのね、シホ、 あたしさ、一個心残りがあんだよね
[ 今にも死ぬ間際なんじゃないかってくらい 不穏なニュアンスで言い始めたあたしを、 シホはどんな顔で見てたんだろう?
それから続く、あのね ────── ]
(256) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 23時頃
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あたしね、 シホのパンケーキが、 もう一度だけ、食べたいんだ!
[ 蓋を開ければなんてことないお願いひとつ。 だけど卒業しちゃえば、きっと シホのパンケーキ、食べる機会めったにない。 卒業しなくってもないけどさ!
だから、もしよければ 今度うちでお泊りしない?って せっかくなら、みんなも誘ってさ!! ]*
(257) ししゃもん 2020/11/23(Mon) 23時頃
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サラちゃん、約束覚えてる?
(258) takicchi 2020/11/23(Mon) 23時頃
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[ やっぱりちゃん付けで呼ぶのは少し気恥ずかしい。 でも、ちゃん付けに呼び捨てで返すのも 非対称な感じがして、私は少しむずむずする気持ちで サラをサラちゃんって呼んだ。 覚えてる?って聞きながら、 私、サラが忘れてるわけないって思ってた。 だって、サラは私のかしこ仲間だもの。
今日は一緒に帰らない?って声をかけて、 リコと勉強会をした駅の裏のファミレスに誘った。 わたあめも食べ放題なんだもん。>>0:181 受験勉強を頑張ってる私たちに、 甘いわたあめってふさわしい食べ物でしょ? ]
(259) takicchi 2020/11/23(Mon) 23時頃
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[ 女子高生らしくわーきゃー騒ぎながらわたあめを作って、 飲み物も確保して、席に腰を落ち着ける。 甘いわたあめと苦いコーヒー、 どっちからにしようかなって見比べて、 とりあえずあむっとわたあめを食べた。甘い ]
ここでリコに勉強教えてたの。
[ 懐かしいな、と思う。 お店も、わたあめの味も。 そして、リコと勉強してたこの場所に、 今はかしこのサラと一緒に来てるっていうのが、 なんだか不思議な感じがして、少し可笑しかった ]
(260) takicchi 2020/11/23(Mon) 23時頃
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それで、どうしよっか。
[ そんな風に言いながら、考えてた。 志望校が一緒だったら、やったねって笑うんだと思う。 別々だったらそれはそれで、残念!って笑うんだろう。 私、前はそう思ってたの。>>2:328
でもね、今はなんだか、 別々だったら、ちょっと寂しいなって。 そんな気がしたんだ ]
(261) takicchi 2020/11/23(Mon) 23時頃
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[ 結局、お互いメモ帳に志望校を書いて、 せえので見せようってことになった。 鞄からメモ帳とペンケースを取り出して、 私はサラに見えないように、 志望校の名前を書いた。>>0:472 かたん、と音を立てて、ペンをテーブルに置く ]
書けた? それじゃ、行くよ
[ せえの! そうして見せ合ったメモ帳に、 書かれていたお互いの志望校は、果たして?* ]
(262) takicchi 2020/11/23(Mon) 23時頃
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──その後/ライカと──
ちょっとぉ、 せっかく拭いたのに何してんのよ。
[ 取りこぼされたボール>>246に、 わたし、当たり前に文句を言った。
何も驚くことないじゃんね。 遺書みたいに置いてったのライカじゃん。
わたし、あーあってため息ついて、 転がるボールを拾い上げた。
別にさあ、もうよくないかな。 ついた傷はもう消せっこないでしょ。 きっと誰もそんなの気づかないしさ。]
(263) nabe 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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読んだよ? 落ちてたから。
……ふふ、ライカって意外と、 オンナノコなトコあんのねー。
[ うさぎの表紙の日記帳。 足元に落ちてたんじゃなきゃ、 きっとライカのって気づかなかった。
わたし、いつかの真似事みたいに、 人差し指の上でボールを回そうとして、 見て見て、5回転くらいはうまくいったの。 最高新記録かもしんないよ。]
(264) nabe 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ そんな呑気な空気の中だから、 わたし、けらけらって笑って言うわ。]
今? おっそーい。 みんな泣いちゃうよ〜?
ふふ、でももうすぐ卒業式だし、 とりあえず打ち上げね!
[ 手の中でボールを撫でて、 そろそろコイツを返しに行こう。*]
(265) nabe 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ 全員、帰ってきた。
その知らせを聞いたとき、 今まで詰まっていた息を吹き返して、 あたしは、生き返ったような心地がした。
あの、凍えるような寒さの校舎から 誰一人欠けることなく出てこれたのだと、 繰り返した文化祭の音を耳の奥に残しながら みんなの声を聴いていた。 ]
(266) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ 帰りは、車組の誰かに乗せてってもらった。 だってほら、タクシー待つのも辛いしさ。 行きは苦しかったけど、帰りは賑やかに。
家に帰れば、温かい空気があたしを迎える。 相も変わらず静まり返った家の中は、 あたしの不在も、きっと、誰も知らない。
携帯を取り出そうと、ポケットに手を入れると 指先になにか分からないものが当たった。 小さな包みがそこには入っていて、 あたしはその中の星を、口に含んでみる。 ]
(267) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ こんぺいとうは甘かった。 冷たくて、すこし痛くて、甘い。 あの子の作った世界みたいに。 ]
(268) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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─ おかえり、琴子 ─
(269) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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あーーつかれたあー 琴子、たつみんの課題の量えぐいよ マジで鬼だかんね
[ 病院生活が暇?なら課題でしょ。 って、言いたげな量の宿題を あたしはやっと解放されたって琴子に渡す。
うっかりお見舞い行くって口滑らせたら 副委員長にちょうどいい仕事が。ってこの始末。 おかげで課題を抱えて病院までいくことになった。 ]
(270) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ 冬なのに、一仕事終えてちょっと汗かいた。 ベッドの傍にある椅子に勝手に座って、 あっつーって言いながらペットボトル取り出して、 ごくごく飲んでから思う。飲食禁止だっけ? ]
いつまで、とは言ってなかったけど 退院までにはやっといた方が良いと思う そしてこれからも課題増えると思うー 知らんけど!
[ こっそりとペットボトルをしまいながら、 あたしは暢気なお話を続ける。 死にかけたクラスメイトの前で、続ける。 ]
(271) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ ペットボトルしまったついでに、 あたしはピンク色の包みを取り出す。 ]
これ、お見舞いの品ね 中はこれと同じなんだけどさ、 ねえ、これ、可愛くない? あたし、自分用にも買っちゃった
[ って、言いながら見せるのは 色んなうさぎの形をしたチョコレート。 ポップなデザインのものから、リアルっぽいのまで たくさんの種類が詰め込まれている。
味はまあ、……まあまあだけど、 見た目重視、ってことで。可愛いじゃん? ]
(272) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ 可愛いモノ、たくさんあるんだよ。 かわいい、が好きなら、なりたいなら、 知らずに死んじゃうなんて、ありえないでしょ。
個包装を一個開けて口に放り込む。 甘ったるいチョコレートが溶けていく。 飲食禁止か、は、一回置いておこうよ。 ]
琴子
[ お見舞いの品、喜んでくれた? あたしは立ち上がって、手を伸ばす。 ]
(273) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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……ばか
[ そうやって、抱きしめる。 あ。琴子、生きてる。生きてるな。 良かった。嬉しい。そう、あたしは、思う。
見当違いな話かもしれないけれど、 それが、あたしが、貴女に思うすべてだから。 あたしはもう、泣かない。 ]
(274) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ ねえ、琴子。 死体って全然可愛くないんだよ。* ]
(275) sa13ichi 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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うん、覚えてるよ ゆりちゃんさん
(276) よし☆ 2020/11/24(Tue) 00時頃
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[ 僕は呼びやすいように呼んでくれたらいいと 思うんだけど ─── なんだか、少し気恥ずかしさを感じる 彼女の" さらちゃん "呼び。>>258 僕が初めて 下の名前で呼んだ時の感覚に似てるかな。
どうやら、"ちゃん"付けには "ちゃん"付けで返すのがポリシー?らしくて。 "ゆりちゃんさん"って呼んだらどうなるんだろ ─── ちょっと悪戯。 ]
(277) よし☆ 2020/11/24(Tue) 00時頃
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[ 一緒に下校するのには>>259二つ返事で頷いて 寄り道で入ったのはファミレス。 わたあめが食べ放題と聞いて、 かしこの僕は、割り箸を二刀流で持った。 ふたつ作れた。その場ではむり。 ] へえ、莉子ちゃんに教えてたんだ えー なんだか羨ましいかも [ 僕が頼んだのもコーヒー。ホットで。 わたあめを砂糖代わりに 琥珀の中へ溶かしながら。あ、甘すぎた。 ]
(278) よし☆ 2020/11/24(Tue) 00時頃
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[ 僕は今でこそ 『 勉強教えて 』なんてみんな来るけれど 昔は近寄るなオーラが出てたんだろな、って。
だから、勉強が出来る上にそんな関係を築けてた 彼女がちょっと羨ましく思った、かな。 ]
(279) よし☆ 2020/11/24(Tue) 00時頃
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そうだね …… 一緒だったら、いいな [ 『 どうしよっか 』>>261 うーん、と人差し指を口元に当てながら 僕はポツリ。だって、ずっと思ってたから。
一緒にキャンパスを歩いてるイメージとか していたせいか ライバルが増えるっていう発想はなかった。 ]
(280) よし☆ 2020/11/24(Tue) 00時頃
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[ 彼女の提案通り、メモ帳に志望校を書いて そのページだけ切り取ると 見えないように裏返しでテーブルに置いた。 どっちも受かったわけじゃないのに なんでそんなにドキドキしてるのかって? かしこだからです。 ] せえの……! [ 勢いよく紙を裏返せば、 コーヒーカップがカチャリ音を立てる。 きっと2枚の紙には同じ文字が並んでいた筈で。 ]
(281) よし☆ 2020/11/24(Tue) 00時頃
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え、ゆりちゃん なにかサークルとか入る? [ なんだか嬉しさが色々飛び越して 思わず入学後の話を振ってしまったのでした ]*
(282) よし☆ 2020/11/24(Tue) 00時頃
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[ 日本語は正しく用いなければなりません。 二重敬語は間違いです。 ……なんて、もちろんサラには わかりきったことだろうけど。 かしこはかしこらしく、メッてお小言を言うの。 だって、“サラちゃんさん”なんて、 恥ずかしくて言えるわけないでしょ?>>277 ]
(283) takicchi 2020/11/24(Tue) 01時頃
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羨ましい? 大変だったんだから。
[ リコに勉強を教えてた話、 サラは羨ましいなんて言うから、>>278 私、サラの真似して わたあめをコーヒーにつけてみたりしながら 首を横に振った。 あ、わたあめがほんのりコーヒー味になって美味しい。
ほんと、大変だった。 私がされたら馬鹿にされてるって思うような、 懇切丁寧を通り越して慇懃無礼じゃないかってくらいの 解説しなきゃいけなかったし。 ほんとに……ああ、うん、でも、 ]
(284) takicchi 2020/11/24(Tue) 01時頃
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……あー、うん、そうかも。 割と、楽しかった。
[ リコ的に大きな問題をひとつ終わらせたら作られる わたあめに、脱線する会話。 うん……悪くなかった。 サラと寄り道しようって考えて、 真っ先にこの場所を思い出したくらい。
でもね、過去は戻らないし、変えられないけど、 これからは自分の力でどうにでもできるじゃない? ほら、最近真面目に授業に出るようになって、 たつみ先生の拷問がーって嘆いてるノッカとか。 サラが勉強手伝うって言ったら、 きっと天の助けとばかりに食いついてきそう。
それに ]
(285) takicchi 2020/11/24(Tue) 01時頃
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やったね!
[ せえので裏返した紙に書かれていたのは 同じ文字。>>281 顔を見合わせて笑いあって、思うの。 学部はわからないけど、それでも、 教養学科なら一緒の授業のこともあるわよね? それなら、私とだって一緒に勉強できるじゃない? ]
(286) takicchi 2020/11/24(Tue) 01時頃
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サークル…… ディベートサークルなんかどうかなって。 サラちゃんは何か考えてた?
[ サラの声はなんだか弾んでいて、>>282 話はすっかり入学後の話に飛んでた。 その前に受験があることなんかすっかり忘れてる? ううん、忘れてないわよね。 合格を疑ってないだけ。 だって私たち、かしこだもの。
入るならディベートサークルかなって思ってたの。 サラは?って首を傾げてみるけど、 私、サラにもディベートサークル、向いてると思う。 だってほら、サラには既に、 立派な実績>>0:759があるでしょう?* ]
(287) takicchi 2020/11/24(Tue) 01時頃
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──ことめろ──
[ お見舞いでーす。 ねえ、誕生日プレゼントのチョイスって、 ほかの人に見られたくないよね。 自分のセンスがスケスケでしょ?
なにがいいかなあって、考えたのよ。 創造力がないから、本当に困った。 どんなのだったら喜んでくれるかなって。 考えに考えたんだよ。 ]
元気そうだね〜。
[ ノックして入室した先、 手近にあった椅子に目をやりつつ挨拶。 もしかすると、 ベッド周りにうさぎを発見したのかも。>>128 見つけてたら、内心被った!と思うよ。 ]
(288) aki_nano 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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遅くなりましたが、 ことめろ。お誕生日おめでと〜。
[ 人並に女子高生だし、効果音が欲しいから、 鞄の中からプレゼントを取り出しながら、 ハピバの歌もうたってあげるね。 ハッピーバースディ ことめろ〜♪ ]
(289) aki_nano 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ 赤いリボンが結ばれた薄桃のラッピング。 形がすこし歪だから、中身は想像できないかも。 リボンを解いて、取り出してみて。 ]
じゃじゃーん。 鏡です!
[ 手鏡に顔を映したら、次は後ろを見てみてね。 2匹の兎に、パンケーキ、クッキー。 スイーツデコって知ってる? そぉゆう感じので、後ろをでこってみました。 動画でめっちゃ勉強したからね。かわいいでしょ。 ]
(290) aki_nano 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ パンケーキには、もえもえきゅんな文字。 DEATH めだま。ことめろ♡ だいすき。 三択から選んで、真ん中を描きました。 添えてあるいちごもおいしそうでしょう? ] 壊れるまで、使ってね!
[ 自分を好きっていったことめろ。 自分のなにが好きかはわかんないけどさ、 かわいい顔もすきでしょ?
だから鏡を贈りたいなあって。 せっかくだから、月うさ亭の小さな世界も贈りたくて。 ほんとは衣装とかも盛り込みたかったけど、 そこまではちょっと無理でした!ごめん! ]
(291) aki_nano 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ なに勝手に死のうとしてるのとか、 なにがつらくて死にたかったのとか、
聞きたいことはあるんだけど、 ことめろが今、生きてるからそれでいいよ。 言いたくないことだって、言わなくていいことだって、 世の中にはたーくさんあるだろうし! ]
(292) aki_nano 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ ベッド周りにまだ宿題の山はあったかな。 あったなら、気の毒そうな顔をして、 なかったなら、よかったなあって顔をして、
追加の宿題、置いとくね!笑。* ]
(293) aki_nano 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ ほしいもの全部ひったくって、 両腕に抱え込んでく駆け抜けていくには、 結局のところ、どうすればいいんだろう。]
(294) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ わたしにはちっともわからないまま。]
(295) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ だけどまあ、気の向くままにやるよ。 だってほら、今日は晴れてて気分がいい。]
(296) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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見て〜〜〜っ! ちょ〜〜晴れてる! 絶好の卒業日和じゃーん。
(297) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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──その後/卒業式──
[ スカートを翻して笑おう。 きっと今日が最後になるから。
この制服に袖を通すのも、 この校舎でみんなと笑いあうのも。
証書の入った筒を掲げて、 もらったばかりの花を振り回して。 わたしはいつも通りの笑顔でそこにいる。
入間と、ダンス部の仲間たちと、 それから、もちろんクラスのみんなと! 数えきれないくらい写真を撮って、 今日という晴れの日を切り取っていく。]
(298) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ 今日という日を以て、 道をたがえていくわたしたち。
少しだけわたしのはなしをしよっか。 進学先は無事に決まりました。 落ちないトコを受けたとも言うね。
下宿させてもらう余裕はなかったから、 おにいとはるの監視が緩まりそうにないの。 あーあ。割のいいバイト探さなきゃ。
サークルにも入って、いっぱい遊んで、 きらきら大学生活は引き続き、 莉子のSNSアカウントでチェックしてね。]
(299) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ わたしのアカウント。 たくさんの写真が並んだそれ。
一番上の段はね、 カラフルな風船で埋め尽くされた天井、 HAPPY BIRTHDAYの文字のライト、 青いちょうちょとお花を模した装飾、 山盛りのパンケーキにプレゼント、 それから、あの日の衣装を着たわたしたち。 きっと、そんなものに埋め尽くされてる。
あれもこれも詰め込んだ、 とびきりかわいくて楽しいパーティー。
月うさ亭・臨時店なんてきっと、 わたしたちが揃ってさえいれば、 どこでだってすぐに始められちゃうよ。]
(300) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ 今晩にでもその上に、 今日の思い出も重ねていくわ。
ねえ、打ち上げはどうしよう。 どこか遊びに行っちゃおうか。 教室でお菓子広げてパーティーもいいよね。
卒業旅行は難しくたって、 また夏とかにさ、みんなで遠出しよう。]
(301) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ わたしの“やりたいこと”は、 思った以上にこの世界に山積みだったみたい。]
(302) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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──ねえっ、 こっちこっち、写真撮るよー!
[ とびきり丁寧にメイクしてきたの。 ピアスも、ネックレスも、 いちばんのお気に入りを身に着けて。
あのね、そういうものもやっぱり、 わたしにとってはすごく大事なの。
だからこれからも、 ほしいものはこの手で掴んでいくよ。 また別の大切なものを損ねないように。
……それが一番むずかしいんだけどね!]
(303) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ 少なくとも、わたしは今日も元気。 やっほー、18歳は楽しいよ。みんなは?]
(304) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ わたしのかわいいおともだち。 今が史上最高にかわいいわたしたち。 その“今”をたくさん切り取って、 写真に収めて明日へと進んでいこう。
その姿を留めるためなんかじゃなく、 今よりもっとかわいくなった姿で、 いつかみんなで見返して笑うために。
わたし、一番乗りで受け取った証書を、 ぶんぶん振り回してみんなを呼ぶよ。だって、]
(305) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ あいのうえにはなにもないから。*]
(306) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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─ ゆりちゃん ─ [ ゆりちゃんさん、そんな悪戯は 正論を持ってお小言を言われたのでしょう。>>283 僕がこんな悪戯しちゃうなんて、 心を許しちゃってる証拠だよ? なんてことは僕も恥ずかしいから言わないけど。 血を拭いてくれたり、 ジャージを貸してくれたり あの世界で、色々面倒見てくれた彼女。 懐いてるっていうのが近いかも。 ]
(307) よし☆ 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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あー、大変そうなのは……なんとなく [ コーヒーにつけて、 わたあめの方を食べるのね。>>284 大変だった、と首を横に振る彼女を見て 莉子ちゃんに勉強を教えてる姿を浮かべてみる。 あ、僕の頭の中の莉子ちゃんが遊び始めた。 あ、スマホをいじりはじめた。 なるほど、大変そう。でも ─── ]
(308) よし☆ 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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ふふ、…… でしょうね [ 彼女の口から遅れて発せられた、 『 楽しかった 』。>>285 僕はニンマリ笑って、わたあめ ぱくり。 好夏ちゃんに教えるのはいいけど たつみ先生の邪魔しちゃ悪い気がする。 とてつもなく。 それに、もう受験前だから " 自分の勉強して "って気を使われそう。 ]
(309) よし☆ 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ 余談ですが ─── 僕は高2になった時点で、 高校の勉強範囲は全て終わらせています。 そもそも、学校の授業は 外部受験を意識したレベルではないので。 なので、この2年は 全て受験に向けた勉強ばかりしています。 これぐらいしないと 予備校生には勝てませんので。
あ、もちろん授業はちゃんと聞いていますよ 簡単な復習として。
え?じゃあなんで片月に入ったか、ですか? 家から近い女子高だからです。 異性とか勉強の邪魔でしかないですから。
以上、かしこ情報でした。 ]
(310) よし☆ 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ 彼女とは同じ志望校だった。 学部の話が出たら法学部って答えたけど、 喜び過ぎた僕の思考は キャンパスライフまでスキップされて。 ] ディベートサークル ? ううん、僕は全然何もかんがえてなかった 賛成と反対に別れて討論するやつだよね うん、面白そう 対立したら手加減してね [ " 立派な大人 "像として 僕はぼんやりと弁護士を浮かべていた。 だから、法学部。 そして弁護士を目指すなら、悪くない選択 ]
(311) よし☆ 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ 競合したクラスを2つ蹴落としたのが 立派な実績と言えるかはともかく。>>287 それからも ── 同じ授業の時は隣に座ろうね、とか 語った妄想は わたあめが5本無くなるまで。 ついつい話したくなっちゃう ひとりで未来を描くより 友達と一緒に未来を描けることが 今は、ただ楽しくて。 ]*
(312) よし☆ 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ 私はね、変わらないの ]
(313) takicchi 2020/11/24(Tue) 22時頃
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[ 特異な体験をして、精神的に成長する。よくある話よね。 でも、私にそういうのは当てはまらないの ]
(314) takicchi 2020/11/24(Tue) 22時頃
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[ 非日常を経験した私は、日常に無事帰ってきた。 帰ってこれた。 もし、帰ってきた日常が、 今まで通りの日常じゃなかったら。 私たちが、全員揃って帰ってこれなかったら。 私は、今までの私ではいられなかったかもしれない。 でも、私たちはみんなで帰ってこれたから。 だから、私は私のまま ]
(315) takicchi 2020/11/24(Tue) 22時頃
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[ 私は何にも変わらない。 相変わらず週末は塾に行くし、 家庭教師のバイトも続けてる。 彼氏と別れたから辞めますなんてありえないでしょ? ちゃんと高校受験に合格するまで面倒見るわよ。 ちなみに可愛い教え子は、 「ゆり先生がいるのに浮気するなんてありえない! サイテー」ってキレてた(笑) 私、怒ってないんだから、 そんなに怒らなくていいのにね ]
(316) takicchi 2020/11/24(Tue) 22時頃
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[ そして、大学が忙しくて帰りが遅かったはずの元カレは、 私が家庭教師に行く日、家にいるようになった(笑) 忙しかったんでしょ? 危ないから送るよって、今更何言ってるの? 何度も一人で帰ったけど、なんともなかったわよ(笑) 妹に変な言いがかりつけられるのもごめんだし、 断固お断り! ]
(317) takicchi 2020/11/24(Tue) 22時頃
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[ 私が丁重にお断りしたら、 なんだかよくわからないこと言ってた。 「もう一度ちゃんと話がしたい」なんて言われても、 私は話したいことなんか何もないし、 「やり直したい」って言われても、 私はやり直したくないし、 「俺が間違ってた」なんて言われても、 そうですかとしか言えないわよ。 「傷つけてごめん」? そうね、傷ついたわね。 ちなみに傷ついたのは心じゃないわ。 プライド!
って伝わってる? 伝わってないでしょうね。 だって言ってないもの。 伝えるつもりもない ]
(318) takicchi 2020/11/24(Tue) 22時頃
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[ どうして伝えないのかって? 目の前のこの人に、 わざわざそんなことをする価値を認められないから ]
(319) takicchi 2020/11/24(Tue) 22時頃
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[ 付き合ってた時はいい人だと思ってたけど、 目の前にいる人は、どうでもいい人に成り下がってた。 「やっぱり好きだ」なんて言われても、 もう私は好きじゃないんだもの、どうしようもない。
そんな風に思う私は、やっぱり欠陥品? そうね。そうなのかもね。 私、あの校舎で、 自分がぱーふぇくとひゅーまんではないって 思い知ったの。 でも、私、NAKATAじゃなくてKANNAGIだもの。 仕方ないわよね。 それに、私、知ってるの。 いくら私に欠陥があったとしても、 それでも私、その欠陥を補って余りある、 出来のいい人間だって! ]
(320) takicchi 2020/11/24(Tue) 22時半頃
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[ だからね、私は変わらない。 百合亜っていう名前はやっぱり嫌い。
そうそう、この間、とうとう両親に聞いたの。 どうしてこんな名前にしたの?って。 そうしたら、なんて返事だったと思う? 「響きが可愛いと思ったから」ですって! 私の名前の「亜」の字には、何の意味もなかったの! でもね、やっぱり気に入らないから、 私のことは「ゆり」って呼んでよね! でないと返事しないんだから。 これからも、ずっとね!** ]
(321) takicchi 2020/11/24(Tue) 22時半頃
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── そつぎょうびより ──
[ こちらの世界に戻ってきてから あたしたちの学校生活は充実していた
サボらない&眠らない学校、っていうのも結構、 新鮮味があってさ(三年目だよ!って突っ込む所ね!) あたし今まで以上に学校を満喫してたと思うよ。
ヒナコの退院祝いに オープンしたのは月うさ亭・臨時店>>300 カラフルで埋め尽くされたあたしたちの楽園は 加工なんかいらないくらい最強に可愛くってさ!
ほんとね、この時ばかりは 今が一生続いたら良いのにって願うとこだったよ ── あの世界には、戻らないけどさ。 ]
(322) ししゃもん 2020/11/24(Tue) 22時半頃
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[ 色恋沙汰?あれそれ?>>-235>>-243 …… さあ、どうだったかなあ。 でも必要以上に 「 先生彼女いないんですか? 」 「 バレンタインとか欲しいですか? 」 「 デートしてあげましょうか、デート 」
とか迫るあたしに、 何度たつみんの溜息を聞いたことかわからないな それからどうしたか、は ………
────── ユリの、圧力次第じゃない?ワラ ]
(323) ししゃもん 2020/11/24(Tue) 22時半頃
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[ けれど、時間は待ってくれない あたしたちは学校から、女子高生から、卒業する あたしたちの別れ、そして、はじまり。
今日は絶好の、卒業日和。 >>297 ]
(324) ししゃもん 2020/11/24(Tue) 22時半頃
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[ 片月のエンブレムが入った高校のバッグ バッグにつけてた、ふわもこのチャーム デパコスみたいなうるつやリップティント 推せるアイドルがプロデュースしたシュシュ 爆盛りできる100均のつけまつげ SNSで話題のキュンかわなクリアポーチ 甘めのバニラの香りのボディスプレー 血色感やばいくらい出せる海外コスメ パステルカラーで揃えたぶんぼーぐ 夏に超お世話になりまくったハンドファン
ぜーーーーーーーーんぶ!卒業するよ。>>4:263 ]
(325) ししゃもん 2020/11/24(Tue) 22時半頃
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[ 突き抜けるように青い空は、 翼なんて無くったって、飛べそうな気がした
溜息なんて、もう吐かないよ 晴天の下、逃げも隠れもしないんだから >>0:6
これからは、みんなとは離れ離れだけど SNSでつながってるでしょ?
だから、あたしひとりでも大丈夫 >>4:265 ]
(326) ししゃもん 2020/11/24(Tue) 22時半頃
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[ 嫌なことも、悲しいこともあったけど、 だけど、全部全部、大切な思い出。 それ以上に、楽しい、嬉しい、可愛い!で 埋め尽くされていた、あたしの三年間。
だから、あたしはみんなにこう言うよ!
「 ねえ、すごいいい天気だね 」>>0:8
リコがさっきそれ、言ったって? いいの!そういう締まらないところまで、 ううん、そんなところがあたしらしいってこと! ]*
(327) ししゃもん 2020/11/24(Tue) 22時半頃
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──心残りのパンケーキ──
な あ に ?
[ 好夏の企み顔に、なんだろーかとどきどき。 最近真面目に授業を受けてるけど、 反動で悪いことをしたいのかなとか、 頭の中で過ったのは秘密だよ。 ……お酒の事は秘密にしておくからね。 時効がくるまではね!
社会のプリントに落書きしながら、>>254 好夏の話の続きを促す。ほら、話してみて。 ]
(328) aki_nano 2020/11/24(Tue) 22時半頃
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[ 切り出された言葉に、心臓が跳ねる。>>255 え、なに、こののんにも辛いことが……? シャーペンの先は目的もなくぐるぐる回る。
口が若干半開きでぶすになってたのは、 二人だけの秘密にしてね。永遠にだかんね。 ]
……心残りって、
[ 友達だけど、でもでも他人だし、 心残りと言われても想像つかなくって! 目をまあるくして、好夏を見詰めてた。 ]
(329) aki_nano 2020/11/24(Tue) 22時半頃
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あはは。 なあんだ、パンケーキかぁ!
[ プリントに、>>257 こののんはパンケーキが食べたい という文字をさらさら書いちゃう。
志帆は大爆笑。 ある意味安堵の反動だと思ってほしい。 ]
(330) aki_nano 2020/11/24(Tue) 22時半頃
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[ 笑ってるけど、結構嬉しかったんだよ。 パンケーキならいつだって食べられるけど、 志帆のパンケーキ“が”いいんでしょ。ふふ。
レシピ通りだけど、 志帆の“ai”の魔法がかかってるのかも。 ふわふわのスカートを揺らしながら、 望み通り何枚だって何十枚だって、 志帆のパンケーキを作りましょう!焼きましょう! こののんのためにね! それから、みんなのためにも。* ]
(331) aki_nano 2020/11/24(Tue) 22時半頃
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[ 携帯の連絡帳。 理帆ちゃんを選んで、電話を掛ける。 ]
……おかけになった電話番号への通話は、 おつなぎできません。かあ!
[ そうだよね。わかる。 志帆の声なんて、聞きたくないよね。 顔だって、見たくないんだろうなあ。 ]
(332) aki_nano 2020/11/24(Tue) 23時頃
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──未来──
[ ママが言った。 理帆とはなるべく会わないように、って。 そーだよね。わかる。
地方で一人暮らししなさいっていうから、 それは嫌ですって拒否した。 だって今更外部進学とか無理でしょ。 どうすんの、浪人ニートになっちゃうよ。 ]
一人暮らしは市内でさせて。 理帆ちゃんと会わないように、 帰るときには絶対連絡するし、 理帆ちゃんちの近くにはぜーったい行かないから。
だから、このまま片月に行かせてください。
[ 理帆贔屓のママは、渋い顔。 ]
(333) aki_nano 2020/11/24(Tue) 23時頃
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[ 市内は広いし、きっと出会わない。 そもそも、今の理帆ちゃんは、 家から数百mくらいが行動範囲って聞いたよ。
理帆ちゃん。 志帆を思ったら、辛くなっちゃうもんね。 パパとママの子供じゃなくて、 理帆ちゃんの子供に生まれればよかったな。 そしたら、 理帆ちゃんは妹のために人生を犠牲にすることなく、 自分の子供のために生きれたかもしんないよね。 ]
(334) aki_nano 2020/11/24(Tue) 23時頃
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[ 目標を叶えることができない理帆ちゃん。 いつか新しい目標を見つけられるといいよね。 あなたの妹はほんとうに、ほんとうに、 それを願ってるよ。心の奥底から誓って。 ]
(335) aki_nano 2020/11/24(Tue) 23時頃
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[ 腕を組みなおしたパパが、頷いた。 大黒柱のお許しがでて、志帆は片月大生になれる。
ねえ、パパ。 人生の目標、それのとっかかり。 もしかすると見つけたかもしんないよ。 ────私、何かを創って誰かを喜ばせたいな。 ]
(336) aki_nano 2020/11/24(Tue) 23時頃
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[ 帆を張って、 ひろいひろい海を小舟は往く。 風や波を味方にしながら、 いつか陸に辿り着けることを*祈って。* ]
(337) aki_nano 2020/11/24(Tue) 23時頃
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[ 卒業式。 この制服を着て、みんなと最後に過ごす日。 SNSデビューも無事に果たした僕が 最初に載せた写真。 みんなおめかしして、>>303 最高の笑顔で写った集合写真。素敵だよね。 でも個人情報だから消した方がいいって 2分後に言われた。無念。 ]
(338) よし☆ 2020/11/24(Tue) 23時頃
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[ それなら、と SNSマスターの僕が新たに載せた写真。 青空をバックに 飛び交う、いくつもの卒業証書がうつった写真。 僕だって、やればできるんです。
集合写真の方はプリントして パスケースの中に入れておこう。 思い出? ううん、ちょっと違うかな これは、輝いてた証。 そして これ以上の輝きを未来では目指すの。 ]
(339) よし☆ 2020/11/24(Tue) 23時頃
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[ どこかで打ち上げ ? 今日も みんな持って来てるんでしょう ?
あ、れ(はーと) ]
(340) よし☆ 2020/11/24(Tue) 23時頃
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[ 僕は放送席から、学校中にお届けするよ。 『 3年1組のみなさん 至急 衣装に着替え 校庭に集合してください 只今から、月のうさぎ亭 開店致します 』 勿論、事前に先生方には協力してもらって 機材や材料も設置済。 早咲き桜に囲まれた、月うさ亭。季節限定です。 委員長最後のお仕事&隠し玉、という事で。 ]*
(341) よし☆ 2020/11/24(Tue) 23時頃
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―― 季節限定月うさ亭〜圧力を添えて〜 ――
[ 卒業生って、祝われて、送り出されるものじゃない? 間違ってももてなす側じゃないわよね? な ん で こ う な っ た ?
……って思いながら、私、 シホと並んで生クリーム泡立ててた。 わあ、なんだかすごくしっくりくるこのポジション。
わかってるわよ。嫌じゃない。嫌じゃないわよ! 文化祭、ヒナの退院パーティーときて、今回。 私とシホのパンケーキの腕はプロの域じゃないかしら。 心して食べるがいいわ! ]
(342) takicchi 2020/11/24(Tue) 23時頃
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ほら、ノッカ。
[ そうして、また焼き上がったパンケーキ。 生クリームを添えて、ミントの葉をあしらって、 そうしてチョコペンとセットにしてノッカに差し出すの ]
これ、たつみ先生に! メッセージよろしくね!
[ 何を書けなんてもちろん指定しないわよ? 任せた!ってノッカに丸投げするの。 報告、待ってるからね?(圧力)* ]
(343) takicchi 2020/11/24(Tue) 23時頃
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── 卒業式後の臨時月うさ亭 ──
[ 月うさ亭、あのときは呼び込み担当だったケド せっかくの機会だし? あたし、接客やっちゃうよ!
え?あたしたつみんの担当ですか?>>343 渡されたいかにも美味しそうなパンケーキ そしてユリの圧力、そう、圧力!
何か!なにか書けって言われても! 頭を捻って うーん、ってつぶやいてから 気合を入れて手にとったチョコペンで書いた文字は ]
(344) ししゃもん 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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養って♡
(345) ししゃもん 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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[ いやほら、だって あたしのこと心配してくれてさ? いろんなこと手助けしてくれる気持ちがあるならさ? ぶっちゃけ先生が養ってくれたら良くない?って どうよそれ、あたし、かしこでしょう????
ちなみに慣れないチョコペンで書いた漢字 出来栄えは19(0..100)x1点くらい ]
(346) ししゃもん 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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[ ちょっと待って? チョコペンで漢字書くの、難しくない?
だからぐちゃっと潰れたそれ たつみんがちゃんと読めたかは謎。 ]*
(347) ししゃもん 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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─ 卒業式 in 月うさ亭 ─ うん、パンケーキおいしいね あと300枚はいけそう
[ 僕?僕はお客さん役。 接客もしたし、現実では無い何処かでだけど たくさん焼いたし いいよね。 ]
(348) よし☆ 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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えっと…… やしなって ? [ たつみ先生の後ろからひょこっと顔を出して チョコペンで書かれた文字を読み上げる。 難読文字の解読なら任せて。かしこに。 読み上げ終えたら何事も無かったかのように 自分の席に戻って、パンケーキぱくり。 うん、やっぱり美味しいね。 ]*
(349) よし☆ 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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[ 養って♡って言われたたつみん、 どんな顔してたのかな ナイスアシストのせいで(おかげで?)>>349 読まれてしまったあたしからの愛のメッセージ
唖然、とした顔、っていうのが多分一番近い。
…… でもさ、たつみんマジメだから うーん、って唸って、黙り込んじゃってさ ぶつぶつと今度は何かをつぶやき始めてさ???
もう先生と生徒じゃないから、だとか いやでも相手は18だぞ???、だとか
ぶっちゃけ思わず笑っちゃったよね。 だからね、あたしは、たつみんに伝えるよ。 ]
(350) ししゃもん 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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今じゃなくてもいいです。 あたし、絶対いい女になりますから!
[ なんてね。 逃して、後悔しても知らないですよ! ]*
(351) ししゃもん 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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─ あたしと、これから ─
[ 卒業までなんて、あっという間だ。 受験らしい受験も無いから、なおさら。 ]
あーさむうー 風つよー
[ 春風になびくスカートを押さえながら、 あたしは青空を見上げてる。 地に足は、ちゃんとついてる。 ]
(352) sa13ichi 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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[ 大学に入ったらこんなひらひらしたの、 着なくなっちゃうのかなー。なんて。
復活・月うさ亭の衣装を身にまとって 若干季節の合わない格好に あたしは鼻をずびっとすすった。 あーティッシュ、ティッシュ。
目の前にはおいしそうなパンケーキ。 あたし、当日は接客も調理でもなかったから 微妙に仕事が分からないのだ。 だから食べることが仕事かなーって。ははは。 ]
(353) sa13ichi 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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たつみんモテモテー
[ パンケーキをフォークでぶっ刺しながら 担任の後姿をにたにた観察する。 付き合っちゃえ付き合っちゃえーってヤジを あたしは気軽に飛ばせるようになった。
ふわふわとしたパンケーキに生クリーム、 好きなだけかけたチョコレートソースを 口に含めば甘さが広がる。美味しい。 ]
(354) sa13ichi 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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[ あたしの人生は、いいことばかりじゃない。
苦しくて、苦い思いをすることがある。 その味が後を引いて、嫌な思いをすることもある。
でもパンケーキとか、こんぺいとうとか、 そういう、甘さが与えられて、 だったらもう、それでいいかなーって。
苦いだけの人生じゃ、つまらないじゃんか。 愉快なことになってるクラスを見つめて、 あたしは楽しくって、けらけら笑った。 なんも悩まないで、ただ、笑った。 ]
(355) sa13ichi 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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[ あ。 今日の日記、なんて書こうかな。
楽しい事ばっかだから……やっぱ、悩むかも。 ]
(356) sa13ichi 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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〇月×日
卒業おめでとう。 これからも、よろしくね。**
(357) sa13ichi 2020/11/24(Tue) 23時半頃
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[ 大学生になったらさ、 バッチリメイクして、毎日合コン三昧で プチプラコスメじゃなくてデパコス買って 雑誌から出てきたみたいなオシャレな服着て 可愛いカフェでみんなとパンケーキ食べて 出会いがたくさんあるサークル入って ついでにイケメンのカレシ捕まえて 夜景の見えるBARで、デートする予定だった ]
(358) ししゃもん 2020/11/25(Wed) 00時頃
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[ でも、いまのあたしは、 な〜〜〜〜〜〜んもない、場所で、 ひとり、ぽつんと佇んでいたの。
雪なんて絶対降らないような場所。 高いビルもなければ可愛いカフェもない なんならコンビニだって歩いては行けない、
…… そんな場所。 ]
(359) ししゃもん 2020/11/25(Wed) 00時頃
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[ ママのことを、叔母さんに相談したとき、 ずっと、うちに来てくれればいい、って そう言ってくれてたんだ。
今まであまり絡みもなかった、 ママとはなにもかも正反対の叔母さん。 田舎に嫁いで、いまは農家をやってるって 最初、あたし正直行きたくなかったな
だけどね、あの世界で、 大切なものが「モノ」だけじゃないって そう思えた時にね、
なにもかも、持たない生活も、 もしかしてアリなんじゃないかな?って そんなふうに、思ったの。 ]
(360) ししゃもん 2020/11/25(Wed) 00時頃
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[ ノーメイクのあたしが、 土埃だらけのデニムを履いてさ、 パンプスじゃなくって長靴履いて、 首にタオル巻いてる、って
ほら、どう考えたって見た目、ダサい。 ]
(361) ししゃもん 2020/11/25(Wed) 00時頃
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[ でもさ、あたし、後悔してないよ。 それに、世界一きらきらしてるって思ってる。
あたし、最高にハッピーで 可愛い大人になったよ、リコ。 ]
(362) ししゃもん 2020/11/25(Wed) 00時頃
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ねー!えっちゃん! すごいおいしそうなにんじん採れたー!
[ えっちゃん(叔母さん)にそう伝えたら 高々と土いっぱい付いたにんじん持ち上げてさ! 泥だらけの手を洋服で払って、 あたし、スマホをにんじんに向けるんだ。 ]
(363) ししゃもん 2020/11/25(Wed) 00時頃
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[ そこにはあの日みたいに青い空と、 大きくて立派なオレンジ色のにんじんが映る
あたしね、なんもないところで なぁんも持たない生活を始めたけれど だけど、SNSだけは、ずっと繋がっているんだよ
待受画面には、いまは卒業式のエモエモな写真 せっかくだからさ!サラが撮ったやつね>>339
SNSに #にんじん ってくっつけてさ! あたし、遠く離れても、元気でやってますの印。 ]
(364) ししゃもん 2020/11/25(Wed) 00時頃
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ねー!えっちゃん! このにんじん、もらっていいー?
[ なんて聞いたら快くOKしてもらえたかな
なあに?記念にとっておくのかって? それとも、自分で食べるのか、って?
ううん、どっちも違うんだ。 ]
(365) ししゃもん 2020/11/25(Wed) 00時頃
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[ 遠く離れたあの温かな校舎で いまもずっと、皆を励まし続けている あたしの、………… 大切なひとに、送るよ。 ]**
(366) ししゃもん 2020/11/25(Wed) 00時頃
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―― ヒナに贈るメッセージ ――
よかったね、ヒナ。
[ パーティーの日。 きっとヒナの前には、みんながそれぞれ メッセージを書いたパンケーキが並んでたと思うけど、 私はそこに、もう1枚追加するの。 大丈夫、未来のサラが300枚くらい食べられるらしい パンケーキだから! 平気平気! ]
(367) takicchi 2020/11/25(Wed) 00時頃
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部屋もすっごく可愛いし、 みんなもすっごく可愛いし、 ヒナの大好きな空間なんじゃないの?
[ ヒナがどうして帰ってきてくれたのか、 私はその理由が聞けたかな。 どっちにしても、よかったねって私は言うの。
もし、あの校舎にヒナがとどまっていたら、 こんな日は来なかった。 永遠に目を覚まさないヒナを、 ちっとも可愛くない喪服に身を包んだみんなが 見送ることになってたのよ? そんなの、ちっとも楽しくないじゃない ]
(368) takicchi 2020/11/25(Wed) 00時頃
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[ ヒナに伝えたいことはいっぱいある気がするの。 でも、それって結局、シンプルな一言に 収まる気がするの。 それに、私はかしこだから。 欲張ってあれこれ書こうとして、 読めないで気になったりしないわ。
だから、パンケーキに書いたのはたった一言。 「おかえり!」 たった、それだけ** ]
(369) takicchi 2020/11/25(Wed) 00時頃
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─ 校門をくぐって ─ [ 志望した大学に進む僕だけど 今も弁護士になりたいかって言えば 微妙で。 立派な大人にはなろうと思うよ ああ、でもひとりでは無理かな ]
(370) よし☆ 2020/11/25(Wed) 00時頃
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[ 一緒に笑いあえて 励ましあえて 時には一緒に泣いて 手を繋いで前に進んでいく そんな立派な大人に ]**
(371) よし☆ 2020/11/25(Wed) 00時頃
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