1 冷たい校舎村(別)
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
メアリーが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ノッカ、ゆり、アイリス、フローラ、ヒナコ、レイ、こころ、サラ、ミルフィの9名。
夜だった。
時計は正確に時を刻み、
文化祭はまだ終わらない。
きらびやかな装飾、賑やかな音楽。
窓の外の暗さとひどく不釣り合いだが、
楽しかったあの日ままだまだ続く。
今なお止む気配のない雪が、
暗闇にうっすらと浮かんで見える。
(#0) 2020/11/11(Wed) 00時頃
そのとき不意に、
底抜けに明るい空気に異物が混ざる。
(#1) 2020/11/11(Wed) 00時頃
はじめに、甲高い女の絶叫。
それから、チャイムの音。
(#2) 2020/11/11(Wed) 00時頃
キーンコーンカーンコーン…………
(#3) 2020/11/11(Wed) 00時頃
──午後8時50分
これは本来チャイムの鳴る時刻ではない。
そのことに君たちが気付くかどうか、
あるいは悲鳴に気を取られていただろうか。
本来、生徒のいるはずのない午後8時50分。
それは始業とは別の何かを知らせるように、
きっかり12時間おきに鳴り響く音。
さて、君たちが甲高い声を辿るなら、
行きつく先は3年1組の教室を通り過ぎた先、
2階の廊下の最果て、突き当たりに行き着く。
(#4) 2020/11/11(Wed) 00時頃
──2階、廊下奥
そこに、一人の死体──ではなく、
一体のマネキンが座り込んでいる。
膝を立て、首をうなだれた人形は、
胸元に花束をひとつ抱えている。
さも大切そうに抱かれたそれに、
じわじわと染み出す赤色は紛れもなく血液だ。
白い肌、つくりものの関節。
そう、明らかに人ではない人形の胸元から、
まだ温かい血液が流れ出していた。
そして君たちは、
その人形の二つに結わえられた髪、
顔立ちや体格、服装のすべてに見覚えがある。
(#5) 2020/11/11(Wed) 00時頃
……花内めありが見当たらない。*
(#6) 2020/11/11(Wed) 00時頃
だれよりも優しいとこがすき
だれかの為に涙を流せて
いやな顔ひとつもしないの
あたしのいちばんのともだち
─── めありちゃん
とってもしあわせになれる魔法かけたげる
いっぱいいっぱい長生きしてね
|
[ ひらり、はらり。 蝶々の鱗粉が宙を舞う。
─── 校舎の中に、花が咲いている。 ]**
(0) 2020/11/11(Wed) 00時頃
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|
―― 午後8時50分 ――
[ 教室を出ていったメアを、>>1:429 引き留めるっていう発想はなかった。 だって、みんな好き勝手出ていってたじゃない? それで結局戻ってきたじゃない? シホとかレイとかレンとか、まだ帰ってきてないけど、 でも、2階の窓から飛び降りようとしたとか そんな無茶でもしない限り、 危ないことなんてないでしょ?
その時私は、共有された情報を整理したり、消化したり、 そういうことに頭とか時間とかを使いたかったんだよね。
だから、メアを追いかけるライを いってらっしゃいって見送るだけ。 戻ってきたヒナにはおかえりって声をかけた。 ほら、黒板にヒナ専用の報告スペース、 もう用意してあるよ、なんて。 きっと開かなかったんだろうって、もう予想済みだけど ]
(1) 2020/11/11(Wed) 00時頃
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[ ―――――――――悲鳴>>#2 ]
(2) 2020/11/11(Wed) 00時頃
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は?
[ 全くの予想外。 私はうつむいて考えていた顔を上げた。 誰かと目が合ったかな ]
今の、メアの声じゃなかった?
[ 私の声に重なるように、チャイムの音が聞こえた* ]
(3) 2020/11/11(Wed) 00時頃
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─ ばいばい、めあり ─
[ 教室を出て、そう間もない時だった。
あの時の輝きそのままに、 時間が巻き戻って、止まってしまったみたいに、 賑やかな光景に毒されていたあたしの耳へ ──叫び声が、聞こえたのは。>>#2 ]
!
[ 駆けだしたのは好奇心からではなくて、 その声が、さっき教室を出て行ったクラスメイト ……めありの声に聞こえたから。 ]
(4) 2020/11/11(Wed) 00時頃
|
|
[ 駆けだした足が止まったのも、すぐだった。 二階廊下の、その奥に 誰かひとり、座り込んでいる。>>#3 胸の赤が見えて、あたしは手を伸ばして、 ]
めありっ! ……──!?
[ そのひとが、それが、人形だって気付く。 いや、それをマネキンと呼ぶには あまりにもそれは、めありに似ていた。 体格も、髪型も、写し取ったみたいに。 ]
(5) 2020/11/11(Wed) 00時半頃
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な、なにこれ…… は…あ?ヤバい、でしょ、
[ 勢いを殺しきれなかった指先が 胸元から流れる、その液体に触れる。
──あたたかい。
そう理解してしまえば、とうとう堪えきれずに あたしはその場に座り込んだ。* ]
(6) 2020/11/11(Wed) 00時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 00時半頃
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──現在/教室──
……はあ? 最初っから泣いてたじゃん。 しょーもな。
[ どっか行っちゃっためあり。 いや、わたしのせいじゃなくない?
視線を感じて>>1:442、わたし、 ばかじゃないのって鼻を鳴らした。
追いかけてあげんの? おやさしいこと! そんなんだからすぐ泣くんだよ、あいつ。
わたし、知ーらないってふうに、 ライカが出て行くのも定位置で見送ったのね。]
(7) 2020/11/11(Wed) 00時半頃
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[ 悲鳴が聞こえたの、そのすぐあとだった。>>#2]
(8) 2020/11/11(Wed) 00時半頃
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──午後8時50分──
[ せーしんせかいのこととか、 メールのこととか、 今日ここにいるみんなのこととか、 わたしなりに考えようとしてたの。
そんな矢先のことだったから、 不意を突かれた顔でわたし、 その場で顔を上げて周りを見回した。]
──は? めあり? なんで?
[ なんで叫んでんの? の、なんで。
ゆりの指摘>>3に、思わずまばたきして、 わたし、その場で立ち上がっちゃった。]
(9) 2020/11/11(Wed) 00時半頃
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[ チャイムの余韻。]
(10) 2020/11/11(Wed) 00時半頃
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──え、チャイム? なんで?
[ こんな時間に鳴るはずないでしょって、 ダンス部の子とだらだら喋ってて、 遅くまで残って怒られたことあるから知ってる。
一定の時間を過ぎたらチャイム鳴らないんだよ。 ここは学校だからね。そりゃそうか。
一瞬、音の出所を探すように視線を彷徨わせた。 それからわたし、扉のほうへと足を運ぶ。]
ちょっとわたし、見てくる。
[ そんで、何気なく廊下に足を踏み出したの。]
(11) 2020/11/11(Wed) 00時半頃
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[ 花が咲いている。>>0]
(12) 2020/11/11(Wed) 00時半頃
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──なに、これ?
[ もし、校舎が文化祭みたいじゃなくて、 音もにおいも静かで、いつも通りなら、 ふんわりいいにおいがしたりしたのかな。
わっかんないけどさ。 意味わかんないのだけは確かだよ。
思わず足を止めて、数秒。 廊下に広がる摩訶不思議な光景に目を取られ、
それからわたし、 ようやく最初の目的を思い出したように、 声のしたほうに向かって、駆け出した。*]
(13) 2020/11/11(Wed) 00時半頃
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―― 回想/ほんの数日前 ――
[ つまらない話し合いが終わって、>>1:270 彼氏だった男と妹を席から追い出して、 私はカフェでカップに残ったコーヒーを飲んでた。 悲しくない。落ち込んでもない。 傷ついたのはプライドだけ。イライラするだけ。 やり場のない気持ちを、砂糖もミルクも入れない 苦いコーヒーで飲み込む。 そんな時だった。粘着質の声がしたのは。>>272 3年ぶりに見るかつてのクラスメイト。 正直、久しぶりすぎてしばらく誰かわからなかった ]
(14) 2020/11/11(Wed) 01時頃
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|
[ 私、この子を登校拒否に追い込んだりなんかしてない。 でも、どうやら相手はそうは思ってなかったみたい。 私の修羅場(?)を見たのが、 嬉しくて仕方ないみたいだった。 人の不幸は蜜の味ってこういう感じなのかな? 別に私、修羅場だとも不幸だとも思ってなかったけど。 「ご愁傷様」だとか「可哀想」だとか、 にやにやしながら言われたけど、 それって笑顔で言うような言葉だったっけ。
正直、この子も私の好奇心を刺激しない。 だから、どうでもよかった。 「いい気味」って言われて、 ああ私、嫌われてるんだなあって思ったけど、 この子に嫌われても痛くもかゆくもないから、 なんで?とも思わなかった。
嫌われる理由が気になるのって、 嫌われたくない相手限定みたい ]
(15) 2020/11/11(Wed) 01時頃
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[ だけど、次の一言は聞き捨てならなかった ]
(16) 2020/11/11(Wed) 01時頃
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「仕方ないよね。あんた欠陥品なんだから」
(17) 2020/11/11(Wed) 01時頃
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[ は?って思った。それだけは、聞き捨てならなかった。 私が、欠陥品? どこが? 持つ者と持たざる者。 できる子とできない子。 有能と無能。 期待される方とされない方。 そのすべてにおいて、私は間違いなく前者で、 文句のつけようのない優秀な人間のはず。
わからない。受け入れ難い。ありえない。 そんな私に、かつてのクラスメイトは言った ]
(18) 2020/11/11(Wed) 01時頃
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「だってあんた、人の気持ちわからないでしょ」
(19) 2020/11/11(Wed) 01時頃
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[ 何言ってるのって思った。 そんなの、当たり前のことでしょ? 他人が何を考えてるかなんて、どんな気持ちかなんて、 言われなければわからないに決まってるじゃない。 意味が分からない。 眉を寄せた私に、彼女は言い募る。 雪が積もるみたいに、 私に向かって信じられない言葉が降ってくる。 積もっていく ]
(20) 2020/11/11(Wed) 01時頃
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[ 普通の人は、人の気持ちがわかるんだって。 相手がどんな気持ちでいるかが、 言っていいことが、言ってはいけないことが、 相手を傷つけることが、不快にすることが、 そんなことが、わかるんだって。 言われなくても、察せるんだって。 空気が、読めるんだって。
言われなければわからない私は、欠陥品なんだって ]
(21) 2020/11/11(Wed) 01時頃
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[ 私は優秀な人間なのだと思っていた。 そのことを疑ったことなんてなかった。
私、欠陥品だった? 普通の人が当たり前にできることが、 できなかった? できないでいる?
私は、私は――――** ]
(22) 2020/11/11(Wed) 01時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 01時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 01時頃
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─ 午後8時50分 ─ [ 窓の外はすっかり暗く 文化祭の準備で遅くまで残った日々を思い出す。 スマホの待ち受け画面は副委員長と書記>>0:313 今朝の事なのに 遠い昔に感じる。 そこから例のメール開いて文面を眺めていた。 ]
(23) 2020/11/11(Wed) 01時半頃
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" 文化祭を楽しんで "、か…… 文化祭に深い思い入れのある人……… ? [ そんなの、きっとここにいる全員だ。 宛先は3年1組のみんな ─── 精神世界、誰かが残らないと閉じない ? じゃあ、残らない人は どうやって ? 机上の空論よろしく 僕はスマホを眺めたまま 考え込んでいた ]
(24) 2020/11/11(Wed) 01時半頃
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[ 思考を切り裂く音 ]>>#2
[ ビクリと身体を奮わせて椅子を引いた ] [ 聞き慣れた鐘の音 ] [ これは何を知らせるチャイム ? 鳴り止むまで 身体は硬直したまま ]
(25) 2020/11/11(Wed) 01時半頃
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[ 僕の本来は ─── 緊張で声も出せないような小心者なんだ ]
(26) 2020/11/11(Wed) 01時半頃
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[ でも、行かなきゃ ]
(27) 2020/11/11(Wed) 01時半頃
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[ たしかに花内さんの声にも聞こえた >>3 でも悲鳴だったから ─── でも、でも この校舎に僕たちしか居ないのであれば 悲鳴は当然 僕たちの中の、、、 先に出た愛上さん>>11を追いかけるように 僕も教室から出て駆けだした。 この階?それかひとつ上? 加速したスピードは しかし直ぐに減速して止まった。 座り込んだ蛭間さん>>6の背中の向こう ─── 悲鳴の主と思える人形がそこにはあった。 ]**
(28) 2020/11/11(Wed) 01時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 01時半頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 03時頃
|
――現在/午後8:50――
[ 花蓮とはその後どうしただろう。
一緒に行動したかもしれないし、 すぐに別れたかもしれないし。 ただ、どこにいたとしても、 甲高い悲鳴は私の耳をつんざいただろう。 ] な、に・・・?
[ 恐怖に身の毛がよだつと共に、 何かがあったのならそのままにはできなくて、 声の方へと竦む足を向けた。 ]
(29) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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|
[ 続くのは、チャイムの音――― ]
(30) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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|
[ ハッと見上げた時計は、朝と同じ8:50を指す。
時間が止まっている? いいや、何度か違う時間の時計も見た気がする。
・・・どうして、他の時間は鳴らなかったのに?
考えたって意味は分からない。 理解できないことだらけだ。
ほら、いつの間にか花まで咲いている。
長い夢だ――― ]
(31) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
|
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[ そう思いながら駆けつけた先には、 來花が座り込んでいて>>6、咲良がいて>>28 もしかすると莉子もいたかもしれない>>13 ]
やっ――――ッ
[ 思わず小さな悲鳴を上げて口を手で覆う。 來花の向こう、そこにあったのは どう見てもめありの姿をした、人形――
來花の指先に鮮やかな赤が見えた。 ]
(32) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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ど、ういう・・めあり、めありは?
(33) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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[ 朝は教室に来ていたはず。
それ≠ヘ、めありでは、ないよね?
確かめるように周囲を見渡して、 「探してくる」とまずは教室へ戻ろうとした** ]
(34) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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── 現在 ──
帰れないって…何、
[ 机につっぷしたあたし。
窓の外は、やばいらしい。 昇降口も裏口も扉が開かないし、 なんだけチャイムは全然鳴らない。 先生は現れる気配はなくて、 スマホは圏外のまんま。
黒板に94(0..100)x1点のイヌとかを 描き足したりして時間を潰すけど 一向に、問題は解決しそうになかった ]
(35) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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[ イヌまじうめぇ ]
(36) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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[ めありが言うには「精神世界」 思わずはあああああ???って言ったよね なにそれ。ここ現実だよ? マンガとかドラマとかじゃないワケ。 誰かの精神世界とかふざけんなって感じ
誰かがいうには、 メールの送り主の頭の中?だとか? 夢の中とかそういうコト?よくわかんない。 しかも、世界を閉じる????には??? だれかの?????ぎせい????が???
もうだめよくわかんない ]
(37) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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こんな馬鹿なこと考えんの誰なのよ ふざけんなし 意味わかんない まじさあ、こん中にいるなら出てきてよ
[ あたしは机に突っ伏しながら、 呪詛を吐きまくってたと思う。
誰も反応がないから、 精神世界は「この中の誰かのものじゃない」って あたしは思ってたな、少なくとも。>>434 ]
(38) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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あたしら以外の誰かがさ どっかでこれ見て楽しんでんじゃない?
[ 家に帰らせろ。 ここから出せ。 こんなの望んじゃいない!
楽しい音楽がどこかから聞こえてくる 廊下は文化祭のときと同じできらびやかで あのトキはあんなに楽しかったのに
今はなにひとつ楽しいことなんて無い!! ]
(39) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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[ もう時間の感覚もなくなって 空の色もどんどん変わってしまって。
それで聞こえてきた ──── 悲鳴。は?
あたしも例に違わずみんなと一緒に猛ダッシュ ねえなんで校舎なのに花咲いてんの?馬鹿なの?
廊下の先、誰かの背中越しに見たのは、 座り込むライカ、転がる白いなにか そして、赤い ──────── ]
(40) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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誰か、死んでんの? …… メアリ?
[ だって、誰かがめありが叫んだって言ってたから そこに流れているのは血に、見えたから。
でも、やっぱり近づいてそれを見れば、 それは、ただの、マネキンで ]
(41) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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[ あたしに沸くのは恐怖よりも、怒り。 ]
(42) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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ねえ、ほんっと誰なの??? なんでこんなことすんの??? ほんっと気分悪いんだけど!
誰か隠れてるなら出てきなよ!! あたしたち巻き込んで何が楽しいの? あたしたち巻き込んで何がしたいの?
遺書?ふざけんなし 死にたいならさあ!ひとりで、
[ 廊下に声が響く。 そこまで言って、言葉を途切れさせて、俯いた ]**
(43) 2020/11/11(Wed) 08時半頃
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──現在── [ みんな走ってく。 花に目を奪われてる間に、 サラにも愛崎にも追い抜かれちゃった。 急に一致団結! みたいな? まあうち、そーゆークラスだったか。 個性派? とかいうわりに、 文化祭もさ、うまくやったよね。 あーあ。これも現実逃避? わたし、一度だけ振り返って、 ゆりに「アンタは?」って言った。 わたしは行くね。みんなを追って。]
(44) 2020/11/11(Wed) 10時半頃
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|
[ ……目の前にあるのはなんだろう。]
(45) 2020/11/11(Wed) 10時半頃
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[ 花が咲いて、人形が落ちていて、 花束を抱えて、花内めありはどこにいる? 偽物の肌の白色と、 本物の血の赤のコントラストがきれいだ。 それを取り囲むおんなのこ。わたしたち。 立ち尽くして、座り込んで、それを見ている。]
(46) 2020/11/11(Wed) 10時半頃
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[ わたしたち、 こんなときまで絵になっちゃって困るね。]
(47) 2020/11/11(Wed) 10時半頃
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[ わたしたちはきれいだ。]
(48) 2020/11/11(Wed) 10時半頃
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──現在/2階廊下── ……マジ、 [ 末尾にはてなマークはつきません。 言いたいことは割と、 愛崎が大きい声で言ってくれていた>>43。 マジ意味わかんない、でもいいし、 マジそれなんだけど、でもよかった。 だけどやっぱりわたし、 アレすぎると言葉が出てこないみたい。 やっぱりちょっとおばかだからかな? ふつふつとおなかの中で何かが沸騰するみたい。 そのわりに頭の中はすうーっと冷えてくみたい。]
(49) 2020/11/11(Wed) 10時半頃
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つうか、ライカ。 立ちな。制服汚れんでしょ。 [ それどころじゃないとか言っちゃう? でも女子高生には一大事じゃんね。 わたし、ずいっと前に出て、 ライカの腕、引っ張り上げてやろうと思ったの。 その傍ら、そこにある人形を見下ろすけど、 栗色のおさげも、お花の髪飾りも、 わたし、ヤんなるくらい見覚えがあった。**]
(50) 2020/11/11(Wed) 10時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 10時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 10時半頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 16時頃
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―― 現在/教室 ――
[ 情報の消化速度は人それぞれ。 受け入れるかだって、人それぞれだ。 でも、いつもなら「そんなことありえないでしょ」って 一蹴しちゃうようなメアの話を、 全面的に否定する人はいなかった。 だってもう既に、 色々とありえない状況になってるものね。 だって、チャイムが鳴った途端 教室の外が文化祭になるなんて、 どう考えてもありえないでしょ?
でも、現状を受け入れるのと現状に甘んじるのは 全然別の話よね ]
(51) 2020/11/11(Wed) 17時頃
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|
[ ノッカはダメージを受けてた。>>38 私だって、この中の誰かが、 この世界を閉じるために帰れなくなるなんて、 そうなんだ、仕方ないね、とは思えない。 だけど。だけどね ]
本人に自覚があるとは限らないよね。
[ 出てきてよって言われて、ぽつんと言った。 絶対の絶対に、あのメールを送ったのが自分じゃないって 言い切れない気がしたから。 ノッカは言い切れるのかな? ]
(52) 2020/11/11(Wed) 17時頃
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|
[ そして、悲鳴 ]
(53) 2020/11/11(Wed) 17時頃
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[ ぱらぱらと教室に集まってきていた面々が、 悲鳴に反応して、また教室を飛び出していく。 リコが、サラが、ノッカが。
リコが振り返って「アンタは?」って私に言った。>>44
ねえ、何が正解なんだろう。 教科書に載ってないことが多すぎるよ。 そんなことを考えるのは、私が欠陥品だから? 何も考えずに走り出すのが普通なの?
私は、そんなことできない。 正解を探そうとする。してしまう。 状況を把握するために行くべきだ、とか、 でも危険があるかもしれないのに 手ぶらでは行くべきじゃない、とか、 忙しくそんなことを考えるの ]
(54) 2020/11/11(Wed) 17時頃
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|
私も行く。
[ でも、手ぶらでは行かない。 何か、身を守るもの。武器みたいなもの。 考えて、私は教室の隅の掃除用具入れから、 ほうきを出した。 こんなものでも、ないよりマシ ]
危ないかもしれないから、ヒナは無理しないでいいよ。
[ 教室を出る前、ヒナにはそう声をかけた。 でも、行くって言うならもちろん止めるつもりはない* ]
(55) 2020/11/11(Wed) 17時頃
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[ ヒナのこと、引っ込み思案とか臆病だとか 言う人がいるけど、私はそんな評価を聞くたびに、 はあ?って顔をしてたと思う。 本当に臆病な人は、あんな一目見て校則違反だってわかる 制服改造なんかするわけなくない? ]
(56) 2020/11/11(Wed) 17時半頃
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[ 3-1の可愛い部門の1位はヒナ。 私がそう言った時>>0:887、 リコはヒナは正統派じゃないって言ってたっけ。>>1:26
でも、私はやっぱり一番はヒナだと思うな。 なんていうか、ヒナは“可愛い”に対する姿勢が違う ]
(57) 2020/11/11(Wed) 17時半頃
|
|
[ 流行りって廃れるのも早いでしょう? この前まで可愛い可愛いって夢中になってたものが、 あっという間に流行遅れになって、 見向きもされなくなんてよくあることじゃない? その点、ヒナはぶれない。 ヒナの信じる“可愛い”を真っすぐ突き進んでる。 そんな感じがするの。 だから、私の中で、ヒナは“可愛い”の追求者で、 他の追随を許さない“可愛い”部門の1位だと思う ]
(58) 2020/11/11(Wed) 17時半頃
|
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[ だからリコの名前はあげないよ!>>1:27 残念だったね!! ]
(59) 2020/11/11(Wed) 17時半頃
|
|
―― 回想/文化祭準備 ――
え、私の分?
[ 文化祭の衣装、 用意されてるのは接客とか呼び込みとか、 表に出る人の分だけだって、当然のように私は思ってた。 それなのに、全員分あるって聞いて、>>1:390 私は目を丸くした。
全員分って! 費用と時間、どれだけかかったの!? 予算が厳しいって サラが言ってたとはずだけど!>>0:540 それに、私たち受験生よ!? ]
(60) 2020/11/11(Wed) 17時半頃
|
|
ヒナ!
[ 私の衣装はどんなだったかな。 それを抱えて、私ヒナのところに行く。 理由? もちろん好奇心を満たすために決まってる ]
私の分も衣装があったんだけど、どうして?
[ 責めるつもりなんかなかった。 ただただ不思議だっただけ。 裏方に衣装なんて必要ないじゃない? どうしてヒナがそんなに手間をかけたのか、 知りたくて仕方なかったの** ]
(61) 2020/11/11(Wed) 17時半頃
|
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 17時半頃
|
[ リコがライカを立たせてあげて、 あたしも俯いたままひとつ深呼吸。
さっき、ユリが教室で言ったことを思い出した 自覚があるかどうかわからない、って>>52 いま、きっと怒っても仕方ない。 ]
あたし、めあり探してくるよ 変なマネキンはあるけど、 これはどう考えてもめありじゃない。 めあり本人はまだどこかに居るかもでしょ
[ それに、こんなこと仕組んだ「世界の主」も もしかしたらどこかに、いるかも知れないから。
あたしの足は、なんとなく、階段の上を目指す そっちには、屋上が、あるはずだった。 ]
(62) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
|
|
[ あのメールを送ったのが自分かどうか?って? ……… あたし、じゃないと思うなあ。 100%あたしじゃないって言い切れないけど
でも。
あたしは、死ねなかったもの。 ママがいなくなって、補導されて、 屋上に行った、あの日。
────── あたしは、跳べなかった。
勇気が、無かったんじゃない。 悔しくて、生きたかったんだ。 ]*
(63) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
|
|
[ ─── 鐘の音が鳴る。
それは、祝福の鐘の音? それとも、呪詛の奏で?
どっちだろ。考えたって、答えはでない。 ]
(64) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
|
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[ どっちにしろ、あたしは思うの。
らいかちゃんみたいにどぉして、>>1:444 めありちゃんのこと追いかけなかったのかなって。
そしたら、もしかしたら、 あんな悲鳴、聞かずに済んだのかもって。
ね、どうなんだろ? ]
(65) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
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[ だから、結局、あたし。 みんながなんのお話してたのか、 聞く余裕がなくてしらないまま。>>1:443
それから、みんな口々に言う。 あれはめありちゃんの声だって。 ぅん、あたしも、そう思うよ。
なにがあったんだろう、ってちょっとこわい。 でも、みんなは我先にって一目さんに走ってく。
あたし、あたしは ─── ]
(66) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
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ぅ、うん、あたし、 ……ここでまってるね
[ 箒を握りしめたゆりちゃんのお言葉に甘えて、 教室の入り口から廊下の奥の方を眺めてた。
なにかざわざわと声が聞こえるけど、 はっきりとはわからない。 ]
(67) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
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[ ……あたしは、臆病だよ。
いまだって、そう。 めありちゃんの身に何かあったかもなのに ともだちなのに、すぐに駆け出せないんだもん。 ゆりちゃんのゆってくれるような人間じゃないよ。
できそこない≠ノはなりたくなくて ずっとずぅっと怯えてるような人間だもん。
過大評価しすぎ、── でも、うれしいな。 ]
(68) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
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[ だってあたし、かわいい部門1位だよ! ]*
(69) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
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─── 回想・文化祭準備 ───
[ ミモレ丈のゆるふわっとしたスカートのもの。 そう、これはゆりちゃんのやつ。 ]
ぅん!そう、ゆりちゃんの!
[ 予算が厳しいってさらちゃんが言ってたから、 あたし、ちょこっとパパに助けてもらっちゃった。 …… ぁ、汚いお金っておもう?ごめんね。
でもね、あたし悪いことだと思ってないから、 当たり前みたいな顔してるよぉ。 ]
(70) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
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ぇ、……ぅーん…… あたしがみんなのかわいいとこ、 見たかったから、かなぁ?
かわいいのだいすきだもん!
[ なんで、って理由を聞かれたら、 すきだから、って答えるよ。
でも、そぉだなぁ。 受験生なのに勉強しなくていいの? って聞かれてたなら、 勉強しなくても大丈夫だよぉって答えてた。 ]
(71) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
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[ だって、あたし。 受験する予定もないもん。 ぁ、でも、いちおうね、 みんなには内部受験するとはゆってたかなぁ。
─── いちおう、ね! ]
(72) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
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[ あたし、ゆりちゃんみたいに、 あんまり未来のこと考えたことなくって。
だから、先生になにゆわれても、 この制服だけは譲れないって思えるのかなぁ。 成績、正直どんなふうでもいいし。
いまのあたしがかわいくて満足してれば、 それがあたしの人生、みたいな?
kawaii≠セけはゆずれないけど、 根暗とか変人とか○狂いとか、ビッチとか。 他人になに言われてもね、 どーでもいいかなって思っちゃう。 ]
(73) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
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[ ブスとかデブとか、 そゆこと言われたらショックだけどねっ ]*
(74) 2020/11/11(Wed) 18時半頃
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[ わたしがそうしたいんだから、 わたしにとってはそれが正解だよ。]
(75) 2020/11/11(Wed) 19時頃
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[ あ、でも。 武器持つのはかしこだなって思った(笑)]
(76) 2020/11/11(Wed) 19時頃
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──少し前/教室──
[ どういう行動をとるかには、 わたしの性格とかが出るけど、
何を思いつくかには、 わたしの頭のレベルが出るよね。
なんか、人が言ったりしてるの見て、 確かにーって思うこと多いんだけど、なんで?笑
みんな駆け出してく中で、 掃除用具入れに向かったゆり>>55は謎で、 でも箒持ってんの見てなるほどねーって思った。]
(77) 2020/11/11(Wed) 19時頃
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え、かしこじゃん。
敵とか宇宙人とか出てきても、 そんときはゆりが前出て戦ってね。
[ でもさ、そういう発想になるってことは、 ゆりはわたしらの中で一番物騒な人間だよ。
一方で琴子が待ってるって言う>>67。 わたし、それにもひとつうなずいて見せた。]
なんかやばいもん来たら、 琴子もあーやって叫ぶんだよ!
[ たぶん、物騒なゆりが駆けつけてくれるからね。 それじゃ、留守を頼んだよ。って駆け出したんだ。*]
(78) 2020/11/11(Wed) 19時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 19時頃
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──現在/2階廊下奥──
[ 九条と愛崎がそれぞれ、 めありを探してくるって言った。
うん。ってわたし言いながらも、 ライカの腕を取りながらも、 視線を人形から離せずにいたの。
わたしなりにいろいろ考えてたんだよ。 これ、めありがメールの送り主だってこと? だってめありが死んでるみたいな見た目じゃん。 うーーん、よくわかんないな。わかんなくて。]
(79) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ ……でも、 めありってあんな文章書く子だったかなあ。]
(80) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ ……わたしは、 あんな遺書を書くようなおんなのこだっけ。]
(81) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ 死ぬ理由がないわけじゃないよ。]
(82) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ ママは病気なんだよってパパは言う。]
(83) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ お買い物がやめられない病気。
パチンコとかにハマるみたいなもん? お買い物するのが気持ちよくって、 いらないものまで買っちゃうのね。
そのせいで我が家はぐっちゃぐちゃ。 でも、仕方ないの。病気だから。 支えてあげなきゃなんないの。 わたしたち、家族だから。]
(84) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ これが愛ってやつ? ]
(85) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ だからね、しゃーないの。
おにいに院進諦めさせて、 わたしにばかでも借りれる奨学金探させて、 家から通えるちょうどいい国公立も探させて、 はるにも絶対落ちないレベルの公立高に絞らせて、 パパはあんなママに付き合う人生を選んだ。
苦労をかけるけどって、 パパに頭下げられたら、ねー。
ゆーて文句言ったけど。吠えたけど。 そーしたとこでお金湧いてくるわけじゃないし。]
(86) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ それにね、わたし知ってるの。 おにいもはるも知ってんだ。
3きょうだい巻き込んで家族会議する前、 夫婦会議の時点ではパパもママも、 泣いたり怒ったり忙しかったね。
わたし、はるとふたりして、 リビングのドアの外で聞いてたもん。 研究室に入り浸ってたおにいにも、 「ねーやばい」って電話つないでたの。]
(87) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ 冴えないけどかわいそうなパパ。 ママってばやることがひどいよね。
いっそ外に男でも作って、 貢いでてくれてりゃよかったんだよ。]
(88) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ でもママは病気だから。 愛が途切れたわけじゃないから。 パパの号令の下、家族みんなで、 ママと向き合うことになっちゃった。]
(89) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ ゆーてね。稼ぎ頭は失踪してないし、 わたし、当たり前に大学行くみたい。
深い理由なんてないよ。当たり前だから。 パパもママも大卒で、おにいも大学生で、 片月のまわりの子たちもふつうに進学する。
わたしが大学行かなくていいやって言っても、 きっとパパとおにいが全力で止めたでしょう。
ああ、でも。はるはどうかなあ。 きっと名前書いたら入れる高校に行くだろし、 周りの環境が違ったら、選択肢も増えるのかなあ。]
(90) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ だからこれはまだ取り返しのつく、 再構築中の愛上さんのおうちのはなし。]
(91) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ これが愛だよ。]
(92) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ 愛の上にはなんにもないから、 これはこの上なくおきれいな家族の感動物語。]
(93) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ んなわけあるか。]
(94) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ なんでわたしが我慢しなきゃいけないの? ──って、思うよ。心の底から。わっかんない。*]
(95) 2020/11/11(Wed) 19時半頃
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[ 普通はこういう時、何を考えてるの? メアの安否で頭がいっぱい? それとも、考えるより先に体が動いてしまったり? 状況の確認の必要性だとか、安全の確保だとか、 そういうことを考えてる私は欠陥品? ]
(96) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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―― 現在/教室→廊下 ――
[ 閉じ込めらてるけど、危険なことはないと思ってた。 でも、悲鳴が聞こえたとなると話は変わってくる。 メアがうっかり転んだとかの単独事故なら、 怪我の程度は心配だけど、まだいい。 でも、私たちに危害を加える 別の要因が存在するとなると話は全然変わってくる。 丸腰よりはましだと思って、ほうきを装備したけれど ]
護身用よ!?
[ かしこなのはその通りだけど 矢面に立たせる気満々なのはどうかと思う。>>78 戦う気満々だと解釈されてるみたいだけど、違うから! 人を戦闘民族扱いしないでほしい。 私はヤマトナデシコ枠のはず ]
(97) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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[ でも、何かあったら叫ぶように、っていうのには同意。 待ってるって言うヒナ>>67に頷いた ]
物騒じゃないけど、呼ばれたら行くからね!
[ そう言い残して、リコの背中を追いかけたの。 フローリングに咲くはずがない花が、 廊下に咲いているのを目の端にとらえながら ]
(98) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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[ 臆病と慎重は違うよ。>>68 それに、何かあったからって全員集合する必要が あるわけでもないもの。 きっとみんな、何かあったら教室に報告に行くんだから、 連絡役が一人残ってるっていうのも意味があることだし ]
(99) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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―― 回想/文化祭準備 ――
[ 私に用意されていたのは、 ミモレ丈のふわっとしたスカートだった。>>70 私の好きな丈で、シルエットも綺麗。 さすがヒナだな、と思う。 みんなに何が似合うのか、よくわかってるなって ]
予算結構厳しいって聞いたよ。 ヒナ、もしかして、自分のお金も使ったんじゃない?
[ もちろん私はヒナのお金の出どころなんて知らない。 バイト代か、お小遣いか、お年玉貯金崩したのか、 私の想像の範囲はそんなところ。 お金と時間、どっちも有限で、大切なもの。 どうしてそこまでヒナがしたのか、私は知りたかった ]
(100) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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[ 返ってきた答えは、この上なくシンプル。>>71 ヒナが可愛いのが大好きで、 みんなの可愛いところを見たかったから ]
さすがヒナ。
[ 私、それ以上の返事が思い浮かばなかった。 可愛いの追求者ヒナの、可愛い追求活動の一環。 確かにそれなら、 お金も時間も費やす価値があるのかもしれない ]
ありがとう、ヒナ。 制服にエプロンより可愛い衣装着た方が、 私もテンション上がって頑張れそう。
[ やっぱり衣装があった方が、お祭り感が出るものね。 全員分衣装があるなら、みんなで集合写真撮りたいね、 なんて話して、それからふと思いついて私は言った ]
(101) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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ヒナ、内部受験って言ってたっけ。
[ 確かそんな風な話、聞いたことがあった気がする>>72 ]
服飾系に進めばいいのに。
[ 全員分の衣装、しかもそれぞれ違うデザインで作るって、 すごいよ。 才能あると思うし、向いてると思うけどな ]
(102) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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[ あのね、本当に憶病な人は “これだけは譲れない”なんて貫けないんじゃないかな。 成績なんかどうでもよくたって、 先生に呼び出されて指導されるって事実だけで、 怖くなって折れちゃうんじゃないのかな。 他人に何言われてもどうでもいいって思えるのは、 強さじゃないのかな。
何かをまっすぐ追求するって、 弱い人には難しいと思うよ ]
(103) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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―― 現在/2階廊下奥 ――
[ 花束を抱えたマネキンが、座り込んでいた。>>#5 メアを追いかけていったはずのライが、 そのマネキンの前に座り込んでいる。>>6 ヒナが追いかけてたとしても、>>65 きっと変わらなかったと思うよ。 だって、運動神経抜群のライですら、 止められなかったんだもん。
メアを探しに行くって、 レイが>>34、ノッカが>>62、その場を離れていく。
私はほうきを握りしめたまま、 マネキンから流れ出す血を黙って見ていた ]
(104) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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[ メアを探しに行くっていうのを止める気はないし、 実際私は止めなかった。 でも、私はこのマネキンがメアだと思う。 だって、悲鳴を聞くより前にメアを探しに行ったライが 見つけたんだもの。 メアにライが撒けるとも思えない。 それに、姿はマネキンだけど、流れている赤い血は、 間違いなく本物だと思った。 鉄っぽい、血の匂いがする ]
この世界を閉じたってわけじゃなさそう。
[ 閉じたなら、私たちがまだここにいるのはおかしい ]
(105) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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世界を閉じた人は、帰れない。 メアは、それに怯えてた、よね。
[ この世界を閉じるために、 ここに残らなきゃいけないひとり。 メアはそのひとりの心配をしてた。 あと、メールの送り主、 自殺を図った精神世界の主のこと。 それ以外の人のことは、特に心配してなかったと思う ]
(106) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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世界を閉じたわけじゃないなら…… メア、この世界から、出れたんじゃない?
[ 楽観的すぎる? でも、マネキンを残してメアは消えた。 閉じ込められてるこの校舎から、いなくなった。 それってこの精神世界から 出ていったってことにならない? ]
問題は、確かめる方法がないってことだけど。
[ 楽観的な仮説だけど、合ってるといいなと思う。 敵か宇宙人か知らないけど、 マネキンに変身する魔法をかけてくる相手に、 ほうきで太刀打ちできるとは思えないもん ]
(107) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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とりあえず……メア、のマネキン? どうしよう。
[ ここにこのままにしておくのもね。 私はそう言って、マネキンから視線を外す。 廊下に花が咲いてる非日常。 まるで弔いの花みたい、なんてことを考えた* ]
(108) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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──現在/教室へ──
[ 好夏が誰かに怒るよう声を荒げた。>>43 誰かとか遺書とか、巻き込むとか死にたいとか、 何か知ってるのって聞いたら、 W精神世界Wの話は聞けたかな? 莉子が來花へ声を掛けて>>50 好夏もめありを探しに行くって言うから、 手分けできて良かった。一刻でも早く WホンモノWの無事を確かめたい。
真っ先に浮かんだ教室へ走る。 私はめありが教室から出たこと知らなかった。 慣れてる筈の廊下が長く感じる。
懐かしい文化祭の飾りも異次元のような花も 今は全部邪魔だった。 ]
(109) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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──── めあり!?
[ 息を切らして名前を読んたけど そこにめありの姿はなくて、 あったのは教室の入口から廊下を覗く 琴子の姿だった。>>67 ]
琴っ・・めありが・・・・ めあり、見なかった?
[ 奥はどうだろう。中に入って教卓の下とか カーテンの影とかロッカーの中とか・・ お願いだからねぇ、出てきてよって、 かくれんぼの鬼みたいたことをして。 ]
(110) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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[ 結局見つけたのは皆んなの書いた 黒板のメモとか、やたら上手いイヌの絵だけ。 ] ここだけすごく現実みたい。 夢ならここも、 あの日の喫茶店になってくれればいいのに。 ね、琴子もそう思わない?
[ 尋ねながら息を整えて黒板に文字を書きたす。
『3階、人いない』 『食堂、食料あり』
書いてて嫌になる。 食料の有無なんて夢ならどうでもいいのに。 気にしなきゃいけないって思ってるんだ。 めありを探さなきゃいけないのに、 何してるんだろう、って。** ]
(111) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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[ 僕が呆然と立ち尽くしている間にも 何人かやってきて 何人かは" 本当の花内さん "を探しに行った。 金縛りのように人形から目を離せずにいたから 誰がいたかは よく分かってないけど。 ]
(112) 2020/11/11(Wed) 21時頃
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[ ふと、蛭間さんの指についた " 赤 "へ 目が留まる。 >>6 その色をしっかりと目に焼き付けて この周囲で、同じ色を探す。 ──── いえ、探すなんて嘘。 何処から零れた赤か、なんて直ぐに気付いてた。 僕は、項垂れたまま座り込んでいる人形 ─── その傍まで歩み寄り、 胸元の赤に そっと手を伸ばした。 ]
(113) 2020/11/11(Wed) 21時半頃
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…… ねぇ、 人形の血もあたたかいモノなのかな [ そのまま、人形の頬へ手を当てる。 二つに結わえられた髪、 彼女独特のクセのある結い方 ─── 委員の仕事のとき いつも近くで見てきたから分かる。 僕は 膝を立てて座り込んだままの人形を 包み込むように抱きしめた。 ]
(114) 2020/11/11(Wed) 21時半頃
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……… 僕、保健室に運ぶね [ " 本当の花内さん "がいるなら、それでいい。 だけど、もしいなかったら ─── ? 何れにせよ、 これ以上、こんな冷たい廊下に 座らせておきたくないだけ。 誰も止める事が無ければ 僕は人形を背負おうとするでしょう。 ]*
(115) 2020/11/11(Wed) 21時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 21時半頃
陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 21時半頃
CC レイは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 21時半頃
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―― 現在/2階廊下奥 ――
[ サラが、メアのマネキンを 保健室に運ぶって言った。>>115 そうか、って私は納得する。 怪我人は保健室。この上なく正しい。
血がつくけど大丈夫?って聞きそうになって、やめた。 きっと、抱きしめた時>>114に、 もうついちゃっただろうから ]
一人で運ぶのは大変でしょ。
[ 付き合おうかって私は言った。 言ったけど、サラの代わりに背負ってあげるっていう 発想はなかった。 制服を血で汚すのは嫌だった。 そう感じてしまうのは私が欠陥品だから?* ]
(116) 2020/11/11(Wed) 21時半頃
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──回想/文化祭準備──
[ 各係の草案が纏まった。 思い出せないけど1、2年の文化祭の時は 草案なんて作った記憶はない。 企画段階からいいものができそうな気がして、 委員長の力って凄いなと改めて感じた。 それから喫茶店の名前を決める話になり、 誰も挙手をする様子がなければ、 そっと手を挙げた。>>1:333 ]
(117) 2020/11/11(Wed) 21時半頃
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咲良は?何か付けたい名前ないの? 今クラスが纏まってるのは咲良の力だし、 私は咲良が付けた名前がいいと思う。
[ きっとそれに反対意見のある人はいないだろうと、 クラスメイトを見渡しながら提案をした** ]
(118) 2020/11/11(Wed) 21時半頃
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CC レイは、メモを貼った。
2020/11/11(Wed) 21時半頃
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[ マジ? 行くかーっつって……、 あーーーーうん。そんだけだわ。]
(119) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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[ 慎重派なのは、あたしよりゆりちゃんのほう。 いっぱいいっぱいパターンを考えて、 石橋を叩いて渡る、みたいなの。
理論的に考えるっていうの、 あたししないようにしてきてて、 感情のまかせるままに生きてたから。
でも、そぉだね、 今回はゆりちゃんの案に乗る。 連絡係として残る、これは必要な配役だよね。 ]
(120) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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[ いいっしょ。わたし省エネで。 難しいことわかんないもーん(笑)]
(121) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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─── 現在・教室 ───
ゎ、わかった……! みんな気をつけてねっ
[ 叫ぶように、と念を押されて、>>78 頼もしいなってちょっと頬が緩む。>>98
あたしも、護身用になにかもつ? バケツを頭からかぶって、 ちりとりの盾とほうきの剣。 ……ぁ、なんかかわいいきがする。
でもこれ、なんだか、 ヤマトナデシコとは程遠い感じだから、 やめとこっ。 ]
(122) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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[ わらわらっと、ひとが集まって、 散ってって、そんな様子を遠目に見てた。
みてたら、ひとつの影がこっちに近づいて、>>109 めありちゃん≠フ名前を、呼んだ。 ]
─── さ、さっきまで、 教室にいたんだけど、むこう、 めありちゃん、走ってって…… むこう、どうなってたの?
[ そんなふうに聞いてみるけど、 王子さまは一心不乱に教室の中を、 めありちゃんの名前を呼びながら探し回る。
へんなの。 だって、めありちゃん、向こういったのに。 ]
(123) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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──現在/2階廊下奥──
[ ライカちゃん立とうねよしよし。 ……ってしてる間に、 かしこが状況の分析してました>>105。
別のかしこは明らかなジジツってのから、 それは人形ではないと言いたげでした>>114。
ムムムって感じだよ。 それは、つまり。えーっと。]
(124) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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……ゆめ、ゆめかぁ、 そぉだよね、なんかへんだもん ゆめならこの教室の中も きらきら〜ってかわいくなってほしいよね
ねぇ、あたしの頬つねって
[ チョークで汚れた指先をみて、 あたしはおねがい、をする。
ゆめだったら、痛くないよね。 ゆめじゃなかったら、これはなに? ]*
(125) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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……っつーことは? めありは遺書送ったやつじゃなくて、 死んでもなくて、んーーー?
今頃せーしんせかい脱出して、 現実でぴんぴんしてるカモ? ってこと?
[ え。だとしたらよかったじゃん。って、 わたしは場合によっちゃ九条にも教えたげた。
せーしんせかい。とかいうもの。 遺書書いたやつマジ死にかけ説。 それを終わらせるのに必要なギセイの数。
わたしレベルにかみ砕いてあって、 わかりやすかったでしょ? どーよ。]
(126) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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─── 回想・文化祭準備 ───
[ お上品なレディな格好、ゆりちゃんに似合うよ。 ヤマトナデシコ、みたいな? 女の子≠轤オくてとってもかわいいもん。 あたし、ゆりちゃんの顔もだいすき。 ]
ぇ、ぁ、……あたしのうちにあったの、 いっぱい布、あったからね、 別にいいかなぁって思って!
[ お金も時間も、有限。 たしかにそれは、間違いない。
与えられてる短い時間の中で、 あたしが大切にしたいものを優先した結果? それが、これ?なのかなぁって思う。 ]
(127) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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[ 九条や愛崎がめありを探しに行って、 サラとゆりが人形を運ぶって言って、]
……んー、わたしらどーする?
[ わたし、ちらっとライカを見て言った。
掃除したほうがいい? って思ったけど、 あんまりしたくないから言わなかった。
あとはーえー。 さっきから見当たんない子もいるし、 ここから出られるめどは立たないままだし、 だとすると夜明かしの準備もあるだろし。
どーよイイ子の副委員長。そろそろ復活した?*]
(128) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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えへへ、よかったぁ! おそろいのTシャツとかじゃ 味気ないなぁって思ってたから がんばってみてよかったぁ
[ かわいいの伝道師、コトコ。 みんなのために、がんばりました!
やっぱり、形に残るものっていいよね。 さらちゃんが言ってたの思い出しちゃった。>>1:377 このお洋服たち、最後はみんなにプレゼントだよ ]
(129) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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[ でも、うーん、そぉだなぁ。 ]
そぉだよ、ないぶ、 ……ぇっ、ぁっ、服飾系? 考えたことなかったぁ、 趣味みたいなのだから、どぉかなぁ?
[ 他人のために作るお洋服、 これが最後になるのかなぁって思ってたから、 将来の仕事?としてどうするかなんて、 ほんとまったくいっさいぜんぜん、 一ミリたりとも考えたことなかったんだよね。
ぅーん、やっぱ、あたし、 ちゃんと働いてるイメージぜんぜんわかないの。 ]
(130) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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[ あたし、頑固なんだなぁって気が付いた。 曲げたくない思いとか考えとか、 そーゆーのがあって、それの上で生きてて。
これを強さって表現するのかわかんないけど、 もしも、あたしのこの頑固さが必要になったら、 いまのうちにね!あたしそのうち、 ]*
(131) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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─ 現在/2階廊下奥→保健室 ─ [ 付き合おうか、という巫さんの提案に>>116 「 お願い 」、と僕は頷いて。 他の人からも提案があれば、お願いしただろうし そのまま残るのだったら、それで。 巫さんと愛上さんとの情報分析には 耳を傾けてはいるけれど、口は挟まずに。 ]
(132) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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[ なんとか階段を降り、 保健室のベッドへ人形を寝かせる。 そっと布団をかけて。 僕の頬や制服は、 所々赤が飛び散ったり 滲んでいたりしただろうけど ─── 僕は それには気付かない。 付き添いに「ありがとう」と 礼の言葉を添えながら、僕はもう暫く 保健室に残る旨を告げたでしょう。 ]*
(133) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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[ ゆーてわたしもたいがいいい子じゃんね。 草案に落書きしないし、準備もサボんないよ。]
(134) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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──回想/文化祭準備>>117──
[ サラが教室の前で指揮をとってる。 わたし、一番前の席で壁に背を預けてる。
片月。わたし、片方の月だと思ってた。 いや、月ってひとつだと思うけどさ。 まあ例えば裏側にもう一個あったとしても、 わたしたちにはわかんないわけだしさあ。
つまり、名案が浮かぶわけじゃなく、 かわいい名前がいいなーって、 リクエストだけ飛ばしたくらい。
だから、九条がすっと手を挙げて>>117、 よかったーって感じでわたし見てたよ。]
(135) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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そーそー、 サラ、なんかいい感じのコトバ、 いろいろ知ってそうだしい。
[ 毛先赤くなってきたなって、 ちょっと関係ないこと考えたのは否定しない。
でもさ、ほら。 全部の係のソーアンに目ぇ通して、 相談乗って、調整かけてして、 一番全体見てたのはきっとサラでしょ?
だから、ねっ、 きっとぴったりの名前が思いつくって!*]
(136) 2020/11/11(Wed) 22時頃
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―― 現在/2階廊下奥→保健室 ――
[ メアはこの世界から脱出できたんじゃないか。 私のその推測に反論の声は出ない。 同意の声も出ないけど。 んー?って理解しようとしてるリコに、>>126 楽観的推測だけどね、って言おうとして、 あまり楽観的でもないなって気づいた。
メアは脱出できたのかもしれない。 だとしたら、この世界にいるのは残り9人? そのうちの誰かひとりは、 この世界に残らないといけないかもしれない? この世界から、帰れないかもしれない? それは全然楽観的な話じゃない ]
(137) 2020/11/11(Wed) 22時半頃
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[ だから結局、私はただの推測だよって言うに留めた。 私の申し出に、お願いってサラは頷いたから、>>132 その話はそこで終わった。 だって、確かめようがないんだもの。結論なんか出ない。 先生、この問題の方程式はどこにありますか。
サラがマネキンを背負うのに手を貸して、 少しでも背負いやすいように、 マネキンの背中に手を添えた。 それくらいならできるの。だって、それくらいなら 血はつかないから ]
(138) 2020/11/11(Wed) 22時半頃
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[ 階段を下りて、1階の保健室へ。>>133 ドアを開けるのは私がやった。 カーテンを引いて、上掛けをめくるのも。 全部、手を汚さないで済む仕事。
マネキンをベッドに寝かせたサラを見れば、 案の定、顔にも制服にも血がついてる。 そしてサラは、 そのことを全然気にしてないみたいに見えた。 私とは違う。
サラが何を考えているのか、 やっぱり私には全然わからない。 どうして普通の人は、わかるんだろう。 空気って、どうやって読むのかな ]
(139) 2020/11/11(Wed) 22時半頃
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……血、ついてるよ。
[ 私はそう言って、サラの頬に手を伸ばした。 避けられなければ、私の人差し指が、 サラの頬についた血を拭ったと思う。 これくらいなら、できるの。 手なら、水で流せばすぐ綺麗になるもの ]
服、着替えた方がいいよ。 体操服のジャージ持ってこようか。
[ ここに残るって言うサラにそう言ったのは、 親切心なんかじゃなかった。 血で制服を汚せない私の、罪悪感みたいなものだった* ]
(140) 2020/11/11(Wed) 22時半頃
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─ おやすみ、めあり ─
[ ぱたぱた。足音が聞こえる。>>28 小さな悲鳴が聞こえる。>>32 誰かが来た。誰かって、クラスメイトだ。
本当は閉じ込められたあたしたちを 助けに来た誰かさんがいいけれど、 だってみんなしかこの場所に居ないんでしょ? ]
……
[ めあり。>>33 めありに見えないって言うのかよ。>>34 ]
(141) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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[ 言ってやってもよかったけど、 めありだって証拠もなにもないし あたしの口は黙り込んだままだった。
怒りに満ちた声が廊下に響く。>>43 文化祭の、音楽や装飾の中は場違いで ──いや、この人形と途方に暮れるあたしたちが もしかしたら場違いなのかもしれない。
好夏になんか言ってやんなきゃって、 思うけど、何を言おう。言葉は出てこない。 ]
(142) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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[ 怯えればいい?怒ればいい? なんで怯えてんの?なんで怒ってんの?
あたし、どんな顔すればいいのさ。 ]
(143) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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あ、 ありがと……
[ 腕をひっぱってくれたのは莉子で>>50 いつまでも座り込んでいるわけにもいかないし あたし、今度は素直に立ち上がる。
制服が汚れているかなんて 正直気にする余裕はないけど。 ]
(144) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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[ あたしは、もう、めありがここにいるなんて 正直あんまり思えないんだけど 捜索隊が名乗り出ていって、 まあ、止める気も、別にない。
百合亜が仮説を組み立てたり>>107 咲良が人形を背負っている間>>115 あたしはもう、あーーー。って感じだ。
指先に着いた血、的なものでも眺めて どうしよっかな。って、考えた。 ]
(145) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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[ そして、お仕事を見つけられなかったのは あたしだけじゃなかったみたい。>>128 ]
んー…… とりあえず、手、洗っていい?
[ 手が汚れたままじゃ、 掃除も夜更かしの準備もできないじゃんか。
その後、眠るための準備でもしよう。って。 ワンチャン、精神世界だからって 勝手に掃除してくれる可能性に賭けつつ。 ]
(146) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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[ 水道へあたしは歩いていく。 莉子がついてきてくれたかは分かんない。 寝具の準備ダルイからって逃げられたかも。
ぬるいお湯出して、あたしは手を洗う。 石鹸で簡単に落ちていく赤が 水の流れに逆らえずに消えるのを見てる。
指先には、ほのかに 触れた時のあたたかさだけが残る。 ]
(147) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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[ ……気持ちわる。* ]
(148) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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―― 回想/文化祭準備 ――
[ このクラスには嘘つきが多い。 だけど私は額面通りに受け取るの。 だって、本当のことを言ってるのか嘘ついてるのか 私にはわからないんだもの。 嘘じゃない?って無意味に疑うより、 信じる方がいいでしょ? だからヒナが口ごもっても、>>127 私はそうなんだって頷くの ]
それにしたって、前にヒナが買ったやつでしょ。 ありがとね。
[ 何に価値を感じるかなんて、人それぞれ。 可愛いを追求するヒナにとって、 お金と時間をかける価値のあることだったんだろう。 でも、私がその恩恵にあずかったのは事実だから、 私はちゃんとお礼を言うよ ]
(149) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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[ よかったって素直にヒナは喜んだ。>>129 そういうところ、いいなって思うの。 大したことないとか私なんかとか言わないで、 がんばった、って言うところ。 可愛いに対する自負が見える気がする。 ほら、やっぱり臆病なんかじゃないでしょ ]
そっか。 向いてるって思ったんだけどな。
[ だけど、服飾系に進めばっていう私の言葉には、 芳しい反応は返ってこなかった。>>130 クラス全員分作るって、 それはもう趣味の域を超えてると思ったんだけど ]
(150) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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ハンドメイドのサイトで服を売ってる人もいるし、 ヒナならできそうって思ったんだけど。 ……でもそっか、 ヒナはモデルから似合う服をイメージてるっぽいし、 不特定多数の人に向けた服はちょっと違うのかも。
[ 残念!って私は笑った。 ヒナが服飾関係に進んだら、 お世話になる未来があったかもしれないのになって。 それくらい、このスカート気に入ったんだからね* ]
(151) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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─ 回想/文化祭準備 ─ ぼ、僕が……ですか ? [ 喫茶店の名前。 なかなか浮かばないものですよね、分かります。 誰からも手が挙がらない中 九条さんの挙手に>>118 ホッと胸を撫でおろしたのも束の間 ─── 僕に振り返されまして。あれ? ] いや…… 僕が決めるより 皆で意見を出し合って、ですね … [ 淡々とこなしていた進行は何処へやら。 またちょっと変に緊張してきた気が。 ]
(152) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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いい感じの言葉って …… 僕が一番言葉知らないですよ 言ってしまいますが 皆さんの会話 解読できない事も多いですし
[ 追い打ちをかけるように 愛上さんからも飛んできまして >>136 何気に一番期待してたんですが。 しかもかわいい名前って>>135 それを僕に求めるんですか? 雛川さんはじめ、このクラスには こんなにも適任がいるのに。 いや本当に、 普段喫茶店とか行ってる皆さんの方が 得意じゃないですか?? ]
(153) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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[ どうしましょう。 全員から期待の眼差しを向けられてる気がします 話し合いを進められる気がしません。 ] ……… それでは 『 月のうさぎ亭 』とか …… 片月の月を取ってですね … " 月うさ亭 "と省略しやすいメリットも ……
(154) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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話し合いは以上です! 起立! 礼!! [ 僕はバタバタと 顔を覆いながら教室を出て行った ]*
(155) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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──現在/廊下──
……ン、 いーよ。許す。
[ わたし、ライカを引っ張り上げまして、 とりあえずの提案>>146にうなずいてやった。
手、汚れたまんまじゃ、 寝床の準備もボール遊びもできないもんね。
わたし、なんでってわけじゃないけど、 ライカについて歩いてくことにした。
その場を立ち去る寸前、 もう一度だけ、めあり“っぽいもの”が、 座り込んでいた場所を振り返って。]
(156) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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……花。 めありも持ってたね。
[ 手を洗うのを待つ間、 わたし、廊下の片隅に咲いた、 場違いなお花ちゃんをぼんやり見てたよ。
めありも。っつーか。 廊下に咲いてるほうがおかしいんだよな。
あ。ライカ気づいてた? ちょうちょが飛んでお花が咲いたよ。 次は金の生る木だといいね。よくない? ライカはボールの滝とかの方がいいか(笑)]
(157) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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……どーする? このあと。
ゆりはああ言ってたけど。 めあり、ほんとに帰れてんのかね。
[ わたし、人形にも血にも触れてなくって、 まだどっちサイドにつくか決めかねてるの。
めありをこの場所で探す人。 めありはもういないよって人。
答え合わせはできなさそうかな。 捜索隊がめあり見つけてきたら別だけど。]
(158) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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どっかでうじうじ泣いてるくらいなら、 ちゃんと帰れてりゃいいんだけどねー。
[ あーあってわたし、ひとつため息。 夜更かしの準備? いいよ、するする。
提案されたならわたしはきっとうなずくけど、 え、ナニすんの? ベッド争奪戦会場でも作る?
ルールちゃんと決めとかないと、 たぶんゆりが武器持ち込んできちゃうよ(笑)*]
(159) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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── 文化祭準備・いいんちょ ──
[ お店の名前出しの話。 あたしは良い案なんてちっとも浮かばなくて レイの案…つまり、サラが決める!っていうヤツに 大賛成で、サラのこと、見てた。>>152 そ、期待の眼差し! >>154
そうして出てきた「月のうさぎ亭」、 なにそれかわいいじゃん。 片月の月だし、女子っぽいし、 お〜〜〜いいじゃんいいじゃん、って あたしは野次飛ばしたりしたんだけど
起立!礼!あれ!終わり? ]
(160) 2020/11/11(Wed) 23時頃
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[ 顔を覆って出てくいいんちょを 首を傾げて見送って、 いや、追いかけてみよっか、って ほんのちょっと気になっちゃったのね!
特に他意はない! ]
(161) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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[ だから顔覆って出ていったサラを追いかけて ]
サラ〜〜〜〜〜〜
[ って遠くから呼んじゃったこと、 本人恥ずかしがったりしたらごめんね??
それでも気づいてくれたなら、 サラに一番最初に伝える言葉は決まってる
「 お店の名前、いいじゃん! 」ってね ]*
(162) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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─── 回想・文化祭準備 ───
[ 嘘も方便ってゆうじゃない? あたしがパパに買ってもらったのってゆったら、 ゆりちゃんどんな顔してたかなぁ。 あたし、嘘はなるべくつきたくない。 でも、自分で思ってる以上に嘘つきなんだぁ
だからね、こころなんて読まれなくてよかったなぁ って、安心したんだ。よかった。 ]
ぇ、ううんっ あたしがしたくてやったことだもん こちらこそ、ありがとっ
[ お礼を言われたから、お礼を返す。 あたしたち礼儀正しいもんね。 ]
(163) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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─── ほんと? でも、売れるのかなぁ……
[ お洋服つくりとかは、 そもそもあたしがもっと可愛くなるためのもの。 お金もらうとかホント頭になくって、 目から鱗だったよ。ほんとだよ。
ぁ、そうだ。お気ににしてくれたそのスカート、 ほんとはうさぎ≠フ刺繍でも入れたかったんだぁ。 ほら、お店の名前月うさ亭≠ナしょ? ]
(164) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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[ それにね、あたしやっぱ臆病ものだよ。 怖いものたくさんあるよ。 おっきい音でしょ、あとは虫。 ぁ、おばけは平気なんだぁ! かわいい服、もしも売れなかったらヤだし それにね、─── 年をとるのがこわい。
ずっと、びくびくしてるの、 ほら、臆病者でしょ? ]
……ゆりちゃんは、 将来なにになりたいとかあるの?
[ そぉいえば、外部進学だよね。 ゆりちゃんはこのままきれいで、 かしこな大人になるのかなぁなんて妄想。 あと、かしこだから、なんでもなれそう! ]*
(165) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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[ はたらくって、大人になるってことでしょ? あたしはね、大人になるイメージがつかなくって いちばん身近な大人って、やっぱりママだったの。
前にもゆったけど、 ママ昔はとってもかわいかったのに、 いまはボロボロなんだよね。 昼間はたいしたことない会社の事務。 夜は工事現場に、土日は清掃のパート。
ぜんぶ、あたしのためなんだって。 ]
(166) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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[ あたしがかわいいから、なんだって ]
(167) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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[ ママ、ほんとかわいそぉ ]*
(168) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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── 屋上捜索の顛末 ──
[ 結果的に、屋上には行けなかった。 階段の先、いつも不用心に開いてるはずの扉は 今日に限って閉まってて、 それも、昇降口の状況と同じ。 鍵は開いてるのに、決して開こうとしなかった。
3階から2階に降りるまでの間、 気になる部屋、全部覗いてみたけど誰も居なくて 益々本当に、気味が悪い。
靴は、容赦なく3階廊下の花を踏み潰した。 避けるなんて気が利くほど、花が好きなわけでもない ]
(169) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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[ 結局あたしは教室に戻ってくるしかなかった 黒板に「屋上にもいけない」って書き加える レイにはさっき、>>109 めありから聞いた精神世界の話したけど あたし、そのあとリコかだれかから、 めあり生きてる説の話、聞けたかな>>126
聞けたとしても、「どーゆーこと?」って しばらく理解なんてできなかっただろうけど! ]
(170) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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[ つうかぶっちゃけ うちらの誰かが遺書書くほど死ぬ気満々だとか 精神世界に閉じ込めるとか全然わかんなくて
しかも終わらせるのに犠牲が必要だとか めありが死んだ??のに、世界が続いてる??とか 当のめありが見つかんないだとか
いやほんと頭わけわかんないし
ってか、え?学校で寝るの? ]
(171) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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今頃うちら捜索願とか出されてないかなー うちは無いだろうけど、 心配してる親とかもいんじゃないのー?
それとも精神世界?とやらは 現実の時間とは関係ないわけー? [ ま、どっちでもいいけど。 教室に誰かがいたならそんな話をして ふぁぁぁぁぁマジ勘弁。と大あくびを一つ。
お腹、すいたな。 精神世界(ワラ)でも、なんとなくお腹って空くんだな
なんか、あんなもの見たのにさ、 現実感がほんとうに無いよね。 ]*
(172) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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─ 保健室 ─ ……… あ、ほんとうだ [ 血がついてるよ>>140、 そう言われて自分の状態に初めて気付く。 気付きはしたけど、どうでもよくて。 巫さんが指で頬を拭ってくれるのを ただ、無抵抗に受け入れた。 ] 服、 ……うん そうだね ………ありがとう
[ 着替えを持ってきてくれるという彼女。 僕は彼女が一旦去る前にポツリと呟く。 ]
(173) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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やっぱり、血なんだよね …… つまり この人形には血肉が流れてた あの時の悲鳴と この傷痕 これが解放なのか、本当の死なのか つきそってくれてありがと ゆりちゃん [ もっと笑いながら呼びたかった。
この先も誰がどうなるか分からない ─── そんな行き先の不安から、なんて ]*
(174) 2020/11/11(Wed) 23時半頃
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――現在/教室――
え・・向こうって・・・
[ 琴子が示したのは人形があった方。 しかも「さっきまで」なんて・・・
悪い予感が込み上げて来るのを払うように めありの姿を探し続ける。
「むこう、どうなってたの?」
その問いには答えることはできずに。 ]
(175) 2020/11/12(Thu) 00時頃
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そうだよ、夢。 誰かの精神世界とか、そういうのも全部夢。
[ 聞いたばかりの難しい話は噛み砕けなくて。 届いたメールの内容とも繋がるって、 だから余計に理解なんてしたくなかった。 ] でも、そっか・・・
この教室まで文化祭になったら、 夢から醒めたくないってなるのかな。
(176) 2020/11/12(Thu) 00時頃
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[ 仮にも私たち、受験生なわけだし。 現実逃避したくなる時は誰にでも 多かれ少なかれあるんじゃないかと思う。
それから琴子のお願いに応えて、 チョークの付いていない方の手で、 彼女の頬を軽くつねった。
それでも夢の終わりは来るどころか、 触れた感触があまりにも本物だったから また一歩、夢から遠ざかった気がした。
柔らかくて適度な弾力があってつやつやで、 女の子を象徴するような綺麗な肌を 傷付けてしまわないよう、すぐに手を離した。 ]
(177) 2020/11/12(Thu) 00時頃
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夢じゃないなら・・・ 私たちこのまま、誰かの世界の中で、
[ 黒板にもうひとつ、 上手なうさぎの絵を見つける>>1:438
そういえば喫茶店の名前も月の「うさぎ」 だったなとか、どうしてこんな時って、 今はどうでもいいことばかり浮かぶのだろうね ]
・・・死ぬのかな。
[ 「めありのように」 とは、口にしたくなかったし、 今琴子に、聞かせたくもなかった。** ]
(178) 2020/11/12(Thu) 00時頃
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―― 回想/将来の話 ――
[ ヒナが、パパに買ってもらったって言ってたら?>>163 私、やっぱり額面通りに受け取ってたと思う。 ヒナはお父さんのことパパって呼ぶんだなって思って、 仲のいい親子なんだなって思ったんじゃないかな。
私もね、お父さんと仲悪くないよ。 父は口数が少ない方だから、あまり会話は弾まないけど、 朝ごはんの時なんか、話題を探しては話しかけてくる 父に返事をするのは嫌いじゃなかった。
家族じゃないパパなんて、きっと思いつきもしない ]
(179) 2020/11/12(Thu) 00時頃
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[ がんばった、って笑ったヒナは、 でも、売れるかどうかは自信がなさそうだった。>>164 売るために作ったことがないんだから、 それは仕方のないことだと思う。 うんって私は頷いた。 私、思ったことしか言わないよ。 気遣いなんて発想はないので ]
売れると思うな。 私なら買うもん。
[ 友達価格にしてなんて私は言わないの。 価値には正当な価値が与えられるべきだから。 リコに友達価格で勉強を教えたのは? あれは、私がリコとの友情に、 値下げ分の価値を見出してたってことでしょ。 言わせないでよ恥ずかしい ]
(180) 2020/11/12(Thu) 00時頃
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[ うさぎの刺繍はきっと可愛かっただろうけど、 衣装にお揃いの刺繍まで入れてたら、 労力、倍になったんじゃない? 店名にふさわしい装飾は、 きっと内装係ががんばったでしょう。
友達が作った服を身にまとった、 今より大人になった私。 小さくなら、うさぎの刺繍が入っててもいいよ。 そういうの、悪くないのにな。 そんな未来予想図を思い浮かべてたら、 ヒナが将来のことを聞いてきた。>>165 私の将来の目標。 うんって私は何でもないことのように答える ]
(181) 2020/11/12(Thu) 00時頃
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公務員かな。 国家公務員T種目指すつもり。
[ 返事した私は、ヒナは?って聞き返した。 服飾系向いてると思うのに、 考えたことがなかったっていうヒナは、 それなら何を目指してるのかなって。
未来のことを思い描いてないなんて、 そんな可能性、思いつきもしなかった。 だから私は、明日の天気の話をするくらいの、 すごく軽い口調だったと思う* ]
(182) 2020/11/12(Thu) 00時頃
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─ 回想/文化祭準備 ─ [ ネーミングセンスを求められたのが初めてならば こんなに人の目が気になったのも初めてで。
絶対呆れられていると思った僕は 逃げるように教室から出て行った。のですけど 呼び止める声が聞こえる >>162 嫌です。止まりません。 だけど行き当たりばったりに走ったので 目の前は直ぐ行き止まり。もう切腹します。 ]
(183) 2020/11/12(Thu) 00時半頃
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[ 追いかけてきてたのは愛崎さんで。 ああ、切腹の介錯をしてくれるんですね ありがとうございます。 辞世の句もセンス無いですが今から考えます。 覚悟を決めようとしたときに 飛んできた言葉は、 思っていたのと違う言葉で >>162 ]
(184) 2020/11/12(Thu) 00時半頃
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…… え いいんですか ほんとうに? ほんとうのほんとうに?? みんな呆れたりしてませんか??? [ 目を丸くして、彼女を見たけれど 嘘を言っている様にはみえなくて。 だけど「ほんとうに?」って 僕は何度も繰り返し聞いてしまうのでしょう ]*
(185) 2020/11/12(Thu) 00時半頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 00時半頃
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―― 現在/保健室 ――
サラ、疲れてる? ……当たり前か。
[ 無抵抗で私に頬を拭われるサラに、>>173 私はぽつんとそう言ってから、 当たり前のこと、聞いちゃったなあって思った。
突然こんな非日常空間に放り込まれて、 疲れるなんて当たり前じゃない。 私だって疲れてる。 メアのマネキンを背負った分、 サラはもっと疲れてるはず ]
(186) 2020/11/12(Thu) 00時半頃
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サラ、ジャージ持ってきてる? 持ってきてないなら私の貸すよ。
[ ジャージを持ってこようかっていう私の申し出は 断られなかった。 だから私はジャージの有無を確認して、 じゃあちょっと待っててって保健室を出ようとして ]
……血、だと思う。 匂いもしたし。
[ 独り言みたいなサラの声>>174に振り向いて、 独り言かもしれなかったけど返事をした。 指先についた血の匂いを もう一度確認する気にはなれなかったけど ]
(187) 2020/11/12(Thu) 00時半頃
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本当の死だとしたら、 私たちがまだ閉じ込められてるのは 辻褄が合わないと思う。 ……あくまでも、メアの話が正しかったとして、だけど。
[ この世界に残らなければならないのは一人だけ。 それ以外の人は助かる。 メアのその話が正しいっていう保証はなくて、 その前提が崩れれば私の仮説は成り立たなくなる。
でも、一人帰れないっていうだけで十分気が滅入るのに、 他の人も死んじゃうとか、考えたくない。 私が考えたくないとかそんな事情は関係ない? そっかー ]
(188) 2020/11/12(Thu) 00時半頃
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[ そんなことを考えてたから、反応が遅れた。 ゆりって呼んでってサラに言ったのは、 もうずいぶん前のこと。>>0:937 でも、それが実現したことって記憶にない。 私は少し表情を緩めて、返事を考える。 サラは私をちゃん付けで呼んだのに、 私がいつものようにサラを呼び捨てにするのは バランス悪いんじゃない? ]
どういたしまして サラちゃん。
[ どういたしまして、なんて、 本当は言う立場じゃないんだけどね。 私はサラみたいに、自分を血で汚せなかったんだから* ]
(189) 2020/11/12(Thu) 00時半頃
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[ 保健室を出た私は、真っ先に水道に向かった。 血に汚れた制服で、サラは私を待ってるのにね。 指先についた血が気になって仕方なかった。
どうかと思われるとこってこういうとこかな。 でも、どうにもならないの。ごめんね(笑)
お湯じゃなくて、わざと冷たい水で手を洗った。 なんとなく、そうしたい気分だった。 冷たく冷えて赤くなった手をハンカチで拭いて、 私は教室へ向かった** ]
(190) 2020/11/12(Thu) 01時頃
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─ はなのなかの、莉子 ─
[ 歩いている廊下には花が咲いてた。 場違い。というか、なによりも ここが現実じゃないと主張するようだ。 ]
持ってたね、ヤバいよー……
[ 蝶はまだ、どっかから入り込んできたとか 理科室で実は飼育されてましたとか そういう言い訳が効くけれど、 突然生えてきた花なんて言い訳ができない。
あと、ボールの滝は普通にナシ。>>157 ]
(191) 2020/11/12(Thu) 01時頃
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[ 水滴のしたたる手をスカートで拭いて ついてきてくれた莉子の方を向く。 ]
見つからないんなら、 帰れてるって思うしかないじゃん ……まだちょっとよくわかんないけどさ
[ 無事に帰れているのか。 この、精神世界というものすら。 ]
(192) 2020/11/12(Thu) 01時頃
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ふふっ、めあり、帰れてたら みんな帰ってこないーひとりだーって あっちでもうじうじ泣いてんじゃない?
[ 帰れてないより、そりゃ帰れてたらいいけど、 現実でも泣いてそうじゃない?めあり。 流石にめありのこと舐めすぎ? ]
(193) 2020/11/12(Thu) 01時頃
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てかさー、もう夜じゃんか そろそろ寝る準備とかしないと ダメかもしんないわ
暖房入ってるから寒くないけど 布団欲しくない?寝れないよ
[ さすが女子校。ってくらい綺麗な校舎は 片月のけっこう好きなポイントだったから こんな状況じゃなきゃ、お泊りできるの あたし、嬉しかったんだけどな。 ]
(194) 2020/11/12(Thu) 01時頃
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[ ベッドある場所。で思いつくのは 保健室。なんだけど── ]
……さっきさー、さらちん、 保健室に持ってくって言ってたよね?
ベッド、一個、死んだ?
[ もうこれ雑魚寝の方が平和じゃない? あたし、百合亜に武器で殺されたくないよー(笑)* ]
(195) 2020/11/12(Thu) 01時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 01時頃
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─ 保健室 ─ ちょっと疲れてるかも でも疲れてるのは僕だけじゃないから ジャージ…… うん、貸してくれたら助かる、かな [ どうしてか巫さんには" 疲れてない "なんて 見栄を張る気にはなれない。 いつも思ったままを口にする彼女だから そのまま返す方が楽で。 ]
(196) 2020/11/12(Thu) 01時頃
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確かに、そうだね …… [ 花内さんの話を真実と置いて それが大前提ではあるけれど。 彼女の論理は間違っていない。>>188 花内さんが本当に死んだのなら 僕らは解放されているべきで 花内さんは解放されたから この世界はまだ続いているのだ、と。 " 勉強 "というカテゴリーにおいては よく比較される僕たちだけど、 本当に頭のいい人って言うのは 彼女のような人を指すのだろう ─── ]
(197) 2020/11/12(Thu) 01時頃
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ゆりちゃんに サラちゃん、って呼ばれると ちょっとくすぐったいね 慣れるまで時間がかかりそう うん、…… いっぱいの時間が [ 結局のところ、何が起きても 解放だと信じるしか他に道は無い。
この先も 一緒の時間を たくさん過ごせますように ─── そんな願いを乗せて、彼女を見送った。 ]**
(198) 2020/11/12(Thu) 01時頃
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──現在/廊下──
ヤバいねー……、あは。
[ お花の中のわたし。かわいいでしょ。 ライカも手さえ血に濡れてなかったらね!
濡れた手をスカートで拭く>>192のを、 わたし、「きったね〜〜〜」って言いながら、 まあ、笑って見てた。ハンカチとか鞄の中だし。
見つかんなかったら。 先のその仮定が出てくるんだね。まあそっか。]
よくわかんないことしかないわ。 あーあ。うちらまた補習組かな。
[ かしこは受け入れてたっぽかったもんね。 まったく、1から10までちゃんと説明がほしいよ。]
(199) 2020/11/12(Thu) 01時半頃
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[ 帰れてたとしてもめありは泣いてるって、 ライカは言うし>>193、わたしも割とそう思うわ。]
あはは。泣いてそー。 つかもう、あいつぴーぴーうるさいから、 とりあえず先に帰されたんじゃないの。
[ 自分の頭ん中でめありが泣いてる。 ……って思うと、うるせってなんない? ワラ。
わたし、めありのこと舐めてないと思うけど、 ひとつの可能性としてソレはありえると思います。
ふふ、そんなこと冗談ぽく言うけどさあ、]
(200) 2020/11/12(Thu) 01時半頃
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……ま、だとすると、 誰か死にかけてンのか。こん中の。
[ 誰だろうね。めあり蹴りだしそうなやつかな。 あ、わたし? ふふ、そうかもしんなーい。
あーあ。って感じ。 それ以上でもそれ以下でもなく呟いて、 寝る準備とやらに思いをはせたんだけど、
…………確かに>>194>>195。]
(201) 2020/11/12(Thu) 01時半頃
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うわ、マジ? ベッド、人形優先?
やば、なんも考えずに見送っちゃったよ。 一個死んだし、アレと並んで寝るの嫌すぎん?
[ 保健室。いくつか並んだベッド。 ……当然、そこで寝る気だったんだけど。
そっかー。サラ。そっかー。 頭パンクしそうで気づかなかったわ。
めありがきもいとかじゃなくて、 あの人形と一緒に寝るのはまあ、きもいな。
あーあ。ってまたため息。 そーね。これはベッドむりかもしんないね。]
(202) 2020/11/12(Thu) 01時半頃
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……えーーー、じゃ、 どっかで雑魚寝でもする?
保健室から毛布とか枕借りてー、 あとみんなブランケット持ってるでしょ。
……寝心地最悪だろーなー。 つか、泊まる用意とかないんだけど。
[ 争わない方向で話を進めよっか。
適当に思い付きを口にするけど、 そういえば、泊まりふつうに困るな。 絶対肌ぱっさぱさになるじゃんね。
だるうってぼやいたりしながらも、 しゃーなし、必要なもの取りにいこっか。*]
(203) 2020/11/12(Thu) 01時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 02時頃
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──昇降口──
[ スリッパ求めて何十メートル。 来校者向けのものがあったなと昇降口へと。 うんと冷えたそこにたどり着いたときに、
鐘が鳴った。 同時に、だれかの悲鳴も。 心なしかめありの声に似ているような気がした。
視界の端で、校舎に不釣り合いな何かが見える。 見たくないな、と首をぐぐぐと動かせば、 花が咲いていた。それに、蝶も躍るように飛んでいる。 ]
なぁに、……いみわかんない。
[ ここが精神世界だというならば、 悲鳴も花も蝶も、その子の頭の中でのイメージなんだろか。 わかんないな。なんも、考えたくないな。** ]
(204) 2020/11/12(Thu) 11時半頃
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─ はこぼうね、莉子 ─
だいじょーぶ 先生いない限り補修もないから
[ こんな訳わかんない場所で、>>199 しかも補修も受けなきゃダメって言われたら あたし、ストレスで荒れるかもしれない。
あと、1から10までちゃんと説明されたとしても 理解できるかは正直微妙だわ。 ]
(205) 2020/11/12(Thu) 13時頃
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[ 向こうでも泣いてそうってあたしの意見に 莉子も賛成らしかった。>>200 泣いたから帰された。なんて話に あたしは短く「ありえる」って笑う。 ]
……死にかけてんのかなー ぶっちゃけ、実感湧く気配ないや だって、みんな、ふつうに生きてるし
[ こうやって、いつもの調子を取り戻して 会話している相手かもしれない。死にかけてるのは。
でも、実は莉子が死にかけてるんだよと言われても そしてそれが真実なのだと分かっても あたしはすぐには飲み込めないと思う。 ]
(206) 2020/11/12(Thu) 13時頃
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人形床にほっぽってる可能性もあるけど わざわざ保健室持って行ったんだから ベッド寝かせてそうじゃん?
逆に、ベッド奪い合う必要なくなって 良かった……ってことにしとこ
[ 文句たれてたらさらちん凹みそうだし。 残された雑魚寝の選択にあたしも頷く。 保健室に行く必要があるって話にも。 ]
(207) 2020/11/12(Thu) 13時頃
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[ 階段を下って、歩いて、保健室はそう遠くない。 ]
たのもー
[ なんとなくノリで言ってみるけれど、 沙良はまだ中に居ただろうか。 居るのなら、布団運びを手伝ってもらおうとしたかも。 返事がなければ、遠慮なくガラリと開けるだけだ。** ]
(208) 2020/11/12(Thu) 13時頃
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──現在/廊下⇒保健室── それもそっか。 まあね、ゆーてね。 大体わかったような、 ぜんっぜんわかんないよーな…… [ めありやゆりが言ってたこと。 わたし、素直なおんなのこだし、 説明されたらわかる子だから、 補習なんてなくたってわかったかも? 実はわたし、ライカよりかしこなのかもしれない。]
(209) 2020/11/12(Thu) 14時頃
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[ なんの確証も得られないまま、 仮説だけに足が生えて歩いてくみたい。 せーしんせかい説が本当だったら、 隣のライカの実際の姿は、 首がのびのびになっちゃってるとか、 地面に叩きつけられてぐちゃぐちゃとか、 ゲロまみれなのかもしれなかった。 死ぬってそういうことだもんね。 きもいな。ってライカの顔を見る。 とりあえず、今はきれいなままでよかった。]
(210) 2020/11/12(Thu) 14時頃
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ぴんぴんしてるもんね、みんな。 寒いし、触ったらあったかいしぃ? こん中の誰かって言われたって、 ぜーーんぜん想像つかないけど。 人が何考えてるかなんて、 目に見えるわけでもないしな。 わたしかもだし、ライカかもだよ。 [ 実感が湧かないのもしゃーなしってやつ。 もっと焦ったりしたほうがいいのかな。 でも、ライカとしゃべってると、 なーんか、力抜けちゃうんだよね。ワラ。 快適な寝床と争いの火種が、 同時に消し飛んじゃったのを前向きに捉えて、 わたしたち、保健室へと足を向けている。>>208]
(211) 2020/11/12(Thu) 14時頃
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[ 扉を開くのはライカの役割ね。 わたし、窓開け恐怖症だけじゃなく、 ドア開かないかも恐怖症なので(笑) サラがいたなら、ゆりが戻ってたなら、 毛布とかもらってくよーって、 根こそぎ奪い取っていきましょう。 教室まで、ちょっと重くてヤんなるけど、 ほらわたし、やさしいもんだから、 重ーいってぶーたれながらもよく働いた。**]
(212) 2020/11/12(Thu) 14時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 14時頃
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─ 回想/文化祭準備 ─
[ 切腹介錯でもなんでもないです>>184 辞世の句もなんもいらないです、大丈夫 ……なんて、サラの頭の中で まさかそんなことになってるとも思わずに あたしはその言葉を告げる。
すると今度はサラの目がまんまるになった>>185 なんだうちのいいんちょ最強に可愛いじゃん。 ]
呆れて? 呆れるわけないじゃんー! あたしら良いの思いつかなかったし、 サラが決めてくれるの大賛成だったよ
[ ぐっじょぶ!って言いながら親指立てた。 ]
(213) 2020/11/12(Thu) 15時頃
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あたしさー 別に絵も上手とかじゃないし、 服作ったりとかもできないけどさ、 なんでもやるから、任せてよ!
料理はちょっとできるし、 あと、呼び込み! お客さん呼び込むのなら任せて。
[ 月のうさぎ亭へようこそ♡って いくつか決めポーズをしてみせて、笑う ]
(214) 2020/11/12(Thu) 15時頃
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あたし、学校時々抜け出すけど 学校、好きなんだ。 最後の文化祭、頑張んないとね。
[ えへへ。 学校も好きだし、クラスのみんなも好きだよ。 勉強がちょっぴり苦手なだけ! ]
サラは、学校すき?楽しんでる?
[ あたしたちのいいんちょ。 おんなじクラスの仲間が、毎日楽しいといいなって。 ]**
(215) 2020/11/12(Thu) 15時頃
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「志帆はいいね」
[ これが理帆ちゃんの口癖。 言われるたびに、責められてる気がして、 こころがしゅんとした。 ]
(216) 2020/11/12(Thu) 18時頃
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[ 確かにね、理帆ちゃんの立場になってみれば、 自分には使ってもらえなかったお金を、 妹は使ってもらっていていいのだろうし。 自分が妹のために浪費しなければいけなかった時を、 妹は好きに使っていいのだろうし。
言いたくなるのも、わかるんだよ。 ]
(217) 2020/11/12(Thu) 18時頃
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[ ……わかるんだよ。 初恋が実らないのだって、仕方ないことだし、 人間の出来に格差があるのだって、 志帆に問題があるのだろうってことはわかってるの。
だから、 理帆ちゃんはいいね、とは今まで言わなかった。 ]
(218) 2020/11/12(Thu) 18時頃
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──回想、1週間前──
[ 回谷理帆から、四季理帆になって6年経った。 結婚記念日は二人でディナーだって。 らぶらぶの仲良しで羨ましーよね。
結婚記念日を迎えてからの次の日曜日。 急に理帆ちゃんが家にきたのね。 なにも連絡なく帰ってきたのは、 志帆が知る限り初めてでびっくりした。 報告されたことも、知らなかったから、 びっくりしたんだよ。 ]
……そっかあ。
[ なんていえばいいかわからないから、 困ってしまって眉を下げたまま返答する。 ]
(219) 2020/11/12(Thu) 18時頃
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[ だって、困らない? もう出産は無理だって。絶対に無理だって。 ]
(220) 2020/11/12(Thu) 18時頃
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[ 生物の“女”としては生きていけないんだって。 今度手術のために入院するって聞いて、 正しい反応なんてわからないでしょ。 すぐなんて無理だし、 今だって何が正しいのか想像もつかない。
そんな志帆を理帆は気に入らなかったみたい。 またいつもの。 「志帆はいいよね」だって。 ]
(221) 2020/11/12(Thu) 18時頃
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[ 本当に理帆ちゃんに感謝していたし、 尊敬だってしていたはずなんだよ。
こころが、しゅんとした。 ]
…………、 じゃあ、私が代わりに産んであげよっか? [ 理帆ちゃんの顔色が、 ルーズリーフみたいに真っ白になった。 ]
(222) 2020/11/12(Thu) 18時頃
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[ 翌日。 理帆ちゃんは、自宅の浴室で発見された。
バスタブは血の海だったって。 手首を深く切ったとママが言った。* ]
(223) 2020/11/12(Thu) 18時半頃
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──教室へ──
[ ぼんやりとしていたのは、 どれくらいの時間だったかな。 ただ突っ立っているのは、疲れたな―って、 ようやく新しい履物を手に入れて、靴下を装備。
階段を上がって、教室へと向かう。** ]
(224) 2020/11/12(Thu) 19時頃
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─── 現在・教室 ───
[ むこう、ひとがわらわらいた方だよ。 王子さま、そっちの方から来たと思ったのに、 めありちゃん向こうにいなかったのかなぁ?
あたしの投げた問いの答えは返ってこなくて、 代わりに夢のお話になっちゃった。 ]
……精神世界、ってなぁに?
[ あれ、夢のお話じゃなかったっけ? 王子さまの口から出る単語のこと、>>176 あたし何にもわかんなくって首を傾けてた。 ]
(225) 2020/11/12(Thu) 19時半頃
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夢から、醒める。 ……、 あの文化祭の日そのものが、 夢みたいな時間だったよねぇ あたし、醒めたくないっておもっちゃうかも
[ だって、すっごくすっごく楽しかったから。 でも、いまの教室は確かに文化祭みたいじゃないし ちょっと、へんな空気漂ってるもんねぇ。
現実逃避、かぁ。 王子さまにはそーゆーときある? あたしはねぇ、どーだろ。 そんなふうには思ったことないなぁ。 受験する予定、なかったもんねぇ。 ]
(226) 2020/11/12(Thu) 19時半頃
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これじゃあ、いたくないよぉ ……ってことは、ゆめ?
[ 優しく優しくされるから、>>177 勘違いしちゃいそう、でしょ?
もしも、王子さまが、 あたしに精神世界の話を教えてくれたなら、 ううん、教えてくれてなくっても、 だれかの世界の中で≠チて言われたら、 こう言うよ。>>178 ]
(227) 2020/11/12(Thu) 19時半頃
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だれかの世界のなかで、 死んじゃうのはヤだなぁ
[ 怖いなっていうより、ヤだなって気持ちが勝る。
せっかく死ぬなら──とかも、考えちゃう。 口にはぜったい、しないけどね。 ]
(228) 2020/11/12(Thu) 19時半頃
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[ そんなときだったかなぁ、 教室の扉がガラリと開いたの。>>224 ]
ぁ、しほちゃん、 ……だいじょうぶ?
[ 最初に教室にいたときから、見かけてなくて さっきのゆりちゃんやりこちゃんたちの様子をみて もしかしたら怖い化け物がいるのかもって、 あたしは思ってたからそう声をかけたんだぁ。 ]
(229) 2020/11/12(Thu) 19時半頃
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そぉいえば、めありちゃん どこに行ったかとかしらない?
[ いなくなっちゃったんだって、 って、あたしはきちんと情報共有してた。 ]*
(230) 2020/11/12(Thu) 19時半頃
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[ あたし、王子さまとしほちゃんみてたら、 急に文化祭の日のこと思い出しちゃった。 ]
(231) 2020/11/12(Thu) 19時半頃
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─── 回想・文化祭当日 ───
[ しほちゃんに作ったお衣装は、 アイドルみたいにふりるいっぱいで 膝よりちょこっと上の丈のスカートだった。 着てくれた?ぜったいぜったいかわいいよ。 あたし、しほちゃんの顔もすき。 ひと好きのする、かわいいお顔だよねっ。 ]
生クリーム、フルーツのせ 萌えきゅんメッセージひとつですっ
[ あの日の午前中は、 あまりもの大盛況だったから、しほちゃんも、 ゆりちゃん料理長のもとお手伝いしてたよね。 ]
(232) 2020/11/12(Thu) 20時頃
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ねぇ、おうじさまのとこ、 すごいよねぇ!ひとだかり!
[ テールコートを着た王子さま。>>1:239 案の定かっこよくって、 学校のファンの子たちで教室の中は溢れ返り 教室の外も大行列ができてたっけ?
少し落ち着いてきた頃、 パンケーキがひとつできるまでの間、 あたし、しほちゃんに話しかけてた。 邪魔だったかなぁ。午後にもうひと波来そうだけど、 お盆抱えてちょっとしたおしゃべりタイム ]*
(233) 2020/11/12(Thu) 20時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 20時頃
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―― 現在/保健室 ――
[ 疲れてるって素直にサラは言う。>>196 そりゃそうよねって私は頷いた。 校舎からは出られそうにないし、 どうやら今日はここに泊まることになりそうだけど、 ちゃんと疲れ取れるかな、なんて考えて、 ああそうだった、って私はサラの顔を見た ]
今日はこのまま泊まるしかないよね。 寝る場所だけど、サラはどこか考えてる?
[ リコやライにベッド争奪戦の心配をされてる>>195 ことなんてもちろん知らないけど、 私はかしこなので、何も考えずに ベッドをメアのマネキンに明け渡したわけじゃないのよ? ちゃーんと考えてあったんだからね ]
(234) 2020/11/12(Thu) 20時頃
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校長室のソファで寝るなんて、 こんな機会じゃないとできないと思わない?
[ 校長室には、すごく大きくて物凄く豪華な感じの 応接セットがある。 ソファなんて体包み込まれそうな大きさの立派さだった。 さすが私立だなあ、なんて感心した記憶がある。 前、何かで賞を取った時、 校長室で賞状を受け取ったから、私はそれを知ってた。 かしこですのでね! ]
(235) 2020/11/12(Thu) 20時頃
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ふふ、卒業までに慣れてね。
[ お互いに名前をちゃん付けしあって、>>198 慣れるまで、いっぱいの時間がかかりそうって サラが言うから、私は笑った。
卒業まで、あと3ヶ月くらい。 卒業したら縁が切れるわけじゃないけど、 でも、会う機会は確実に減るわけで、 それまでに慣れてもらえたらいいなと思う。 そんな未来の話をできる私たちは、 この世界の主じゃないのかな。 自覚がないだけかな ]
(236) 2020/11/12(Thu) 20時頃
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……あ、でもサラちゃんは、 もしかしたら大学に行っても一緒だったりして。
[ サラの志望校は知らないけど、 お互い、似たり寄ったりの成績だもの。 もしかしたら、志望校が同じだったりする可能性も あるのかもしれない。 本当に頭のいい人なんてサラに思われてることは>>197 もちろん知らないけど、知ったら私、笑っちゃう。 私のライバルたり得る人はサラだけだって、>>0:471 私前から思ってるのに ]
じゃあ、ジャージ取ってくるね。*
(237) 2020/11/12(Thu) 20時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 20時頃
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─── 現在・つづき ─── [ それから、ちょこっと話したあとだったかな、 このかちゃんも教室に帰ってきて、 黒板に付け加えられる文字を見て、 屋上も開かなかったことを知る。>>170 ]
そぉだよねぇ、 きっとおうちに帰ってこないこと、 心配してる家族とかが探してくれるよねっ
[ 窓の外は、真っ暗だった。 学校の中の電気だけが、煌々と光る。 ]
(238) 2020/11/12(Thu) 20時頃
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[ でも、そぉだなぁ。 あたしのママは、まだ仕事中かも。 だって、忙しいもん。ママ。 ]
おなか、すいてきちゃったねぇ
[ あんなものも、どんなものも、 まだ見てないあたしは、 そんなふうに返事をしていた。
それに、夜も遅いし、って、 このかちゃんにつられて小さくあくび。 眠たくなってきちゃったけど、 このまんま学校で過ごすなら、 せめておふろ、はいりたいなぁ。 ]*
(239) 2020/11/12(Thu) 20時頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 20時半頃
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―― 現在/3-1教室 ――
ただいま。
[ 教室に戻ってきた私が真っ先にしたことは、 ほうきを掃除用具入れに戻すことだった。 見知らぬ第三者なんてどこにもいなかったし、 もしいたとしても、 人をマネキンに変えることができる相手に ほうきでどうこうできるとも思えないし。
それから、黒板に向かう。 チョークを握って、少し考えた ]
(240) 2020/11/12(Thu) 20時半頃
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『メアのマネキンは保健室』
(241) 2020/11/12(Thu) 21時頃
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[ メアは多分、精神世界から出られたのだと思う。 そのことも書こうか迷って、結局やめにした。 教室の窓を開けてはいけないこと。>>1:373 職員室に誰もいないこと。>>1:396 昇降口が開かないこと。 1階の窓が開かないこと。>>1:421 3階に人がいないこと。 食堂に食料があること。>>111 黒板に書かれているのは、事実ばかり。 それならきっと、推測にしか過ぎないことは、 書かない方がいい気がしたの ]
(242) 2020/11/12(Thu) 21時頃
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[ チョークを置いて、指先についた粉を払う。 教室にいた面々に ]
あれから、何か変わったことはあった?
[ って聞いたけど、 教室の外は文化祭で、蝶々が飛んでて、花が咲いていて、 変わったことしかないよね、と後から苦笑がわいた。 とりあえず、サラに貸す約束をしたジャージを、 ロッカーから取り出して、抱えた* ]
(243) 2020/11/12(Thu) 21時頃
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──教室──
[ 階段を上って、廊下を歩く。 もしかして文化祭の色が感じられない、 そんな場所はないのかなあと探してみるけど、 ぜんぜんみつかんないね。
3年1組、くらいだね。 扉を開けば、ほぼいつもの景色。>>229 朝練あるとおもって、なかったときの教室みたい。 朝早くってあんまりみんな来てないんだよ。 ]
……だいじょーぶ。
[ わかんないけど、たぶん大丈夫。 少なくとも足元はあたたかくなったのだ。大丈夫。 ]
(244) 2020/11/12(Thu) 21時頃
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[ 自分の事よりも、 聞こえた悲鳴だとか、 昇降口に転がっていた曲がった傘だとか。
そういうことを聞こうと思って、 視線を動かした先に質問が飛ぶ。>>230 ]
あの悲鳴って、めありぃじゃないの?
[ めありの声に聞こえたよ。 怪我でもしたのかもしれないし、 なにか怖くて耐えられないものを見たのかもしれない。
当たり前のようにめありはどこかにいると思うから、 なんでそんなことを聞くの?と首を傾げた。 ]
(245) 2020/11/12(Thu) 21時頃
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めありから、聞いた? せーしんせかいのこと。
生死の境に彷徨ってる人に心当たり、ある?
[ 志帆はあるよ。 理帆ちゃん。また手首を切ってるかもしんない。 でも文化祭には来てくれなかったし、 精神世界を作った人じゃないよね。そうだよね。 ほかにはだぁれも思い当たらないから、 みんなはある?って聞いてみる。 それにしても、めありぃが生死の境とかいってんの、 あんまり柄じゃないなあってのんきに思った。* ]
(246) 2020/11/12(Thu) 21時頃
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[ そーゆーこと、 気づいてたんなら早く言ってよ。 こっちはかしこじゃない二人で、 一生懸命考えたんだよ? ね、ライカ。]
(247) 2020/11/12(Thu) 21時頃
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──現在──
[ さてはて。 毛布を根こそぎ奪いに行ったなら、 かしこのサラかゆりから、 校長室のソファの話は聞けたかな。
そしたらわたし、 なるほどねーっつって、 毛布を運ぶ先を変更したでしょう。]
9人も寝れっかな? わたし、はみ出しそうだったら、 ゆりの上に足置いて寝よー。
[ 言い出しっぺだから仕方ないよね。 もしサラ言い出しっぺだったら当然、 わたしはサラの上に足を……置きづらい(笑)]
(248) 2020/11/12(Thu) 21時頃
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[ なんかでもね、 ちょっといいじゃんって思っちゃった。
ソファの上で人間パズル。 わたし、よく自分の家でやってたよ。
ソファでなんかしてるおにいの隣で、 だらっと寝そべって足を預けてたら、 ふらっとはるが肘置きに乗ってきたりすんの。
狭いわってどついたら、 おまえもだよっておにいに小突かれたりする。
アーサーがいたときは、 結局そのまんま落ち着いちゃうわたしたちに、 変な目を向けて、ひらって飛びのってきたな。]
(249) 2020/11/12(Thu) 21時頃
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[ わたしたちもうまいこと支えあって、 ソファの小舟から落っこちないで夜を明かそうね。]
(250) 2020/11/12(Thu) 21時頃
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そーゆーことなら、 毛布とか、校長室に運んどくか。
[ わたし、校長室とか縁がなくて、 入った記憶がないからちょっと期待。]
みんなにも校長室で寝よって、 言っとかなきゃいけないしね。
[ まあ適当に役割分担するなり、 順番に事を済ますなりしましょうや。
そんなふうに、目的地を変えて。*]
(251) 2020/11/12(Thu) 21時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 21時頃
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─── 現在・教室 ───
[ 大丈夫ってゆう、しほちゃん。>>244 制服は乱れてないし、怪我もなさそう。 化け物に襲われてはないみたい。
朝練に来るには、 外は暗すぎるしちぐはぐな教室じゃない? あたし、朝早く学校来たことないから、 ぜんぜんわかんないんだけどねぇ。 ]
そぉ、だとおもうんだけど、
[ ちら、と王子さまの方に視線を向けた。 ]
(252) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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[ あっち、にはいなかったみたいだし。 どこか行方不明にでもなっちゃったみたいだよ。 あたし、マネキン?みてないから、 ぜんせん、わかんないんだけどねぇ。 ]
せーしん、せかい? なぁに、それ
[ 王子さまも、さっき言ってたやつだ。 あたしの知らないことをみんなは知ってる。 しほちゃんは教えてくれたかな、そのこと。 ]
(253) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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どぉだろ、こころあたり、 ……ないなぁ
[ 生死の淵を彷徨ってるひと? あたしはないなぁ、っておもう。
ママはよぼよぼだけどぴんぴんだし、 あたしのパパたちも持病はあってもぴんぴん。 みんな、元気だと思うけどなぁって首を傾げるの。 ]
(254) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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─ 現在/保健室 ─ はい、あいてます [ ちょうどゆりちゃんがジャージを取りに 保健室を出た辺りだったかな? >>237 蛭間さんと愛上さんがやってきた。>>208>>212
僕はまだ、血の飛び散った制服を着ていて。 ]
(255) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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…… あ、ベッド 花内さんに ひとつ使っちゃった
…… でも、いいよね ? [ ふたりがやって来た目的を知れば 自分が寝床をひとつ潰してしまった事実に ようやく気付いて。
良くはないのだろうけど " いいよね "って先制攻撃。 ダメなら最悪、僕が床で寝ます。しょぼん。 ]
(256) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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あ、さっき ゆりちゃんが 校長室のソファーで寝たら、っていってたよ [ 情報は共有するもの。 しっかりとお伝えしたでしょう >>248 ふたりが毛布を運ぶのなら、 手伝おうと立ち上がるけど ─── 今のままじゃ、毛布に血がつくだけだよね また、大人しくしょぼん、しときます ]*
(257) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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[ それから、それから─── ]
ゆりちゃん、おかえりなさい
[ また、探索を終えたひとが帰ってきた。>>240 真っ直ぐ黒板に向かうその背中をみて、 あたしは書かれる文字を眺めてたんだぁ。
……へんてこなこと、書いてある。>>242 ]
(258) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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めあり、ちゃんのマネキン?
[ あたし、意味がわかんなくって なんどもなんども、頭の中で繰り返したよ。
推測、ってゆうか、 ぇっと、ぇ……ゎかんない、 って思って、あたし首を傾げてる。 ]
(259) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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[ 変わったこと、っていっても、 黒板に書いてあることしかわかんないし、 たぶん、いちばんなんにもわかってないし わかんない、って呟くしかなかった。 ]
あたし、マネキン?みてくる
[ おともだちのめありちゃん。 その名前をつけられたマネキン。
おなかもすいたしシャワーも浴びたいけど、 どおゆうことなんだろぉって、 あたし、わかんないから、わかんないなりに この目でみて確かめようって思ったんだ。 ]*
(260) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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──回想・文化祭──
[ 3年1組喫茶店はね、月のうさぎ亭。 いい名前だよね。看板を書くのは任せてね。 とびきり綺麗な文字で書いたげる。 うさぎの絵も書こうよ。 莉子>>0:824や來花>>438にも声をかけたと思う。 いっそ、みんなでうさぎを描いてみるのも、 いいんじゃないかなあ。
かわいいうさぎのおしくらまんじゅう状態、 想像してみたらかわいいでしょ。 ]
(261) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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[ 当日の仕事は、裏でパンケーキを焼くくらい。 それくらいだとおもってたのに、 なんと琴子が衣装を用意してたのだ。 それもひとりひとり違うんだっていうから、 すんごい気合が入ってるなって思った。>>232 ]
ことめろ、 5番テーブルにお願い〜。
[ 生クリーム、フルーツのせホットケーキ。 それからチョコペンを渡してから、 いってらっしゃいと視線を向けてまた仕事に向かう。 ]
(262) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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[ ふりるいっぱいのお衣装。 きっとバド部のめんつがきたら、 表にでていって、もえきゅんメッセージを書いた。 友達つれて、もっかい来て♡ 次も全部のせ頼んでね♡ って、チョコペンは書きにくいけど、 弘法筆を選ばずなので。もちのろん、達筆です。
お衣装がなかったら、表にでることもなかったし、 バド部のめんつからお金を、 毟り取ることもできなかったでしょう。やったね! ]
(263) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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れいれい、もてもてだねえ。
[ わかるよ。かっこいいもん。>>233 テールコートでスタイルの良さが引き立てられてる。 午後に着るらしいマーメイドスカートは、 他校の男子にもてもてになるんじゃないかな、って。 ]
ことめろ、めっちゃがんばったねえ。 ありがとね。
[ スカートのふりるを撫でながら、 そんな雑談に興じた時間もあったっけなあ。* ]
(264) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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── 現在・教室 ──
[ 誰かが探してくれる、>>238 そんなヒナコの言葉には大同意。
だけど「誰かの精神世界」なら、 どんなに探したところで見つからないんじゃって そう思ってしまったのも、ひとつ。
それからユリが帰ってきて >>240 めありのマネキンの場所を教えてくれたけど 変わったこと、には首を横に振る >>243
シホの、生死の境をさまよってるヒト、にも やっぱり首を横に振るしか無かった >>246 ]
(265) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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めありのマネキン、 ヒナコ、見ないほうが良いと思うよ
[ 出ていこうとするヒナコに、>>260 あたしは一応声は掛けたけど、 それでも、出てくなら、きっと止めない。 ]*
(266) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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─── 回想・将来のお話 ───
[ パパのことも、服飾のことも、>>179>>180 なんでも素直にものごとを受け止めて、 それからそれ相応の評価をくれる。 そんなゆりちゃん、だいすきだなぁ。
つまり、裏表がない─── てことだよねぇ あたし、うらもおもてもあるから、 ゆりちゃんがこんなあたしのこと知ったら、 ゲンメツしちゃうんだろなぁって、 ちょっとみがまえちゃったりするんだぁ。 ]
(267) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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……公務員! さすがゆりちゃん堅実だねぇ
[ かしこなゆりちゃん。>>182 さすがだなぁって瞬きしちゃう。
あたしは?そぉだなぁ、 なにを目指してるかで言ったら、 kawaii≠ワまのあたし?
でも、きっとゆりちゃんが求めてる答え、 そーゆーことじゃないんだよねぇ。 ]
(268) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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あたし なりたいものはあるんだぁ
(269) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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あしたもかわいいままでいられますよーに? えへ、そゆことじゃないよねぇ
[ なぁんてね、茶化してるみたいに そのときのあたしは返事をしてた。
でも、あながち間違ってはいないもん。 明日の天気の話をするくらい、 どうってことないことみたいに。
ねぇ、ゆりちゃん。 ほんとのことゆっても、 ゲンメツしないでいてくれた? ……それとも、 正しい物差しで、あたしのこと突き刺してた? ]*
(270) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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―― 現在/3-1教室 ――
[ ああそういえば、 もう一つ書いておいた方がいいことがあったなって、 私はもう一度チョークを摘まむ。
『今日の寝床は校長室のソファです』
確かソファは、対面の6人掛けだったと思う。 でも、1人分がすごく大きかったから、 9人でも大丈夫。きっと。>>248 私たちスリムな女子高生だし! でも4人と5人に分かれるから、 誰が4人になる方に寝れるかは、 戦いの火ぶたが切って落とされるかもね ]
(271) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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[ でもさ、こんな状況だもの。 ちょっと狭いくらい身を寄せ合って、 お互いの存在感じられるくらいの距離で 寝る方がなんだか安心しない? 私だけかな。 というか、こんなこと恥ずかしいから言わないけどね! ]
(272) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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[ 書き終わったら、ヒナの声が聞こえて>>259 私は今度こそチョークを置いて、 振り返ると頷いた ]
そう。メアがマネキンになってたの。 多分、この世界から出られたんだって、 私は思ってるけど。
私も保健室に戻るけど、一緒に行く?
[ マネキンを見てくるって言うヒナに、>>260 サラにジャージを持っていく約束してて、と 抱えたジャージを見せる。 ノッカの見ない方がいいって忠告>>266も 無理もないと思ったから、 どうする?って首を傾げた* ]
(273) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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──現在/保健室──
[ 血に濡れた服着てるサラ。 保健室がぴったりって感じだった。
いいよね?>>256 ……って、サラは言う。えーどうだろ。]
あーーーー、まあ。 ベッドの奪い合いで大乱闘、 ……は、回避できたんじゃない?
[ 夜の女子高でキャットファイト。 好きな人は好きそうじゃない?ワラ。
もしそうなったとして、 サラは絶対床で寝ることになるだろうね(笑) 琴子もたぶん床。めあり……いないんだった。]
(274) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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[ ま、本命ライカの次点ゆりかな。 タッパある分九条もいい線いきそうだけど、 あいつがおんなのこなぎ倒すの想像できない(笑) わたし? 手ぇ抜くわけないじゃん。
……これはこれで楽しそうだった気がするけど!]
(275) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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[ でもさ、しょんぼりしなくていいよ。>>256
ゆりの校長室案を聞いて>>257、 わたしはそれでいーじゃんと言ったわけ。]
つうかサラ、 はやく着替えたほうがいいよ。
あれ、血でしょ。 汚れ落ちなくなっから。
[ ライカの制服は無事なんだよね? ね? 汚れてんなら先着替えなって促して、 わたしは力仕事に戻りましょうか。あーあ。*]
(276) 2020/11/12(Thu) 21時半頃
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─── 現在・教室 ───
[ でていこうとする、あたし。 みないほうがいいって忠告をきいて、>>266 どうして?ってなやんじゃう。
一緒にいく?の声をきいたら、>>273 ひとりじゃないからきっとだいじょうぶ。 ]
……あたし、いく。保健室に、
[ だって、めありちゃんに会いたいもん。 ]
(277) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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[ ジャージを抱えたゆりちゃんの横に並んで、 あたしは保健室に向かうことになる。
ぁ、そうそう! 今夜のねるばしょ、校長室なのいいなぁ。 あんまりはいることってないし、 みんなでくっついて眠れるのあんしんする。 ひとりひとつのベッドだと、寂しいもんね。
もしも、ベッド争奪戦のキャットファイトだったら、 あたし、たぶん、床……だけどぉ! だれかのベッドにいれてもらったもん! ]*
(278) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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─ 少し前/保健室 ─
ううん、何も考えてなかった [ 寝る場所。>>234 泊まる事になるなんて 全然想像もしてなかったし、花内さん ─── 花内さんを模した人形を見つけてからは 更にそんなところまで 思考が廻らなかった。
だからこそベッドをひとつ 潰してしまったのだろうけど。 ]
(279) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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[ 校長室のソファー >>235 僕も中に入った事はあるけれど、 アレをベッドに使うのは かしこだと思う。 そんな彼女に ライバルだと思われてるなんて知ったら ── 国、数、英、理、数を 五角形にしたパラメーターなら確かにいい勝負。 でも、推理力とか観察力とかのパラメーターなら 全敗じゃないかなって笑うでしょうね。 ]
(280) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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じゃあ、ここから出たら お互いの志望校 言いあおっか [ 卒業までに慣れて、>>236 大学で当たり前のように呼び合って。>>237
未来予想図に花を咲かせたがるのは ── この世界に誰かが残らないといけない可能性を 必死に掻き消そうとしてるから。 自己分析も出来過ぎると問題だね。 ]
(281) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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[ 誰ひとり欠ける事の無い卒業式で みんなに" ありがとう "を伝えたいのに ]*
(282) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 22時頃
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── 今日の寝床 ──
[ 保健室に行くっていうなら止めない>>277 し、ユリが一緒に行くならちょっと安心。
だから2人を見送って、 うちらも校長室行く?って、 残ってるヒトに声をかけるわけ。
ちなみに寝床が校長室なのは 狭くね?って思ったけれど、 まー、教室よりマシか。
それに、みんなで居られるのは安心だもん。 ちなみにキャットファイトですか? 全力で戦いましょうか???? ん???? ]
(283) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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[ ……だって、さ、 この世界を閉じるには、 誰かの犠牲が必要なんでしょ?
犠牲になりたくなんてないじゃん。 クソみたいな人生だったとしてもさ、 まだまだ生きたいし、楽しいこといっぱいあるし あとエモエモの写真、UPしなきゃいけないからね! あ、でも 朝撮ったあの写真も、 精神世界の中のこと、なのかな?
だとしたら、ちょっと、嫌・・・だな。 ]*
(284) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 22時頃
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―― 回想/将来の話 ―― [ 裏表がない。>>267 それって、必ずしも長所とは言えないんじゃないかなって 未来の私は思うけど、 この時の私はそんなこと全然わからなかった。 言うべきでないこと。 隠すべき感情。 そういうものを、人は裏にそっと秘めているんだろう。 表も裏もない私は、それらをすべてオープンにして、 そして、“無神経”のできあがり ]
(285) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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[ あたしもうさぎ、描いてみる。 出来栄えは、1(0..100)x1点! ]
(286) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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[ 将来何になりたいか。>>165 ヒナにそう言われて、 私はそれを“将来何の仕事に就きたいか”だって 解釈した。>>181>>182 だから、ヒナは?って聞き返した時、 当然、何かの職業が返ってくるのだと思ってた。 でも、ヒナの返事は全然違ってて、 私は思わず瞬きをした ]
かわいいまま? ……あー、ヒナの質問ってそういう意味だった?
[ 就きたい仕事じゃなくて、なりたい人間? こんな人間になりたい、みたいな、 そういうことを聞かれてた? それなら私、的外れなこと言ったなって、 ちょっと決まりの悪い顔をしたかも。 質問に的確に答えられないってちょっと格好悪いでしょ ]
(287) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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そういう意味なら、……私は、 期待される人間でいたい……かな?
[ こういうことを言語化するのって少し恥ずかしいけど。 私は、期待されていたい。 そして、期待に応えられる人間でいたい。 失望されるのは我慢ならない。そんな風に思う。
恥ずかしかったから、自分の発言をかき消すみたいに、 少し早口で言葉を続けた ]
ヒナはきっとなれると思うな。 だってヒナ、可愛いに妥協しないもの。
[ 大丈夫!って太鼓判を押してあげた。 ヒナは今も可愛いし、明日もきっと可愛い ]
(288) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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[ ちょ、ちょっと緊張したのかも!? ]
(289) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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[ もしも私が、ヒナの可愛さの裏を知っていたら?>>270 幻滅はしなかったと思う。 止める権利もきっと私にはないって思っただろう。 でも、きっと、悲しくはなったんだろうな。
ドリンクバーなんかじゃ私の時間は買わせない。>>0:328 リコのその気持ちを私は知らないし、 ヒナが同じ気持ちなのかもわからないけど、 でも、きっとこう思った。
買わせているのは、売っているのは、きっと、 時間だけじゃないよ。 そしてきっと、時間と一緒に売ってしまってる “ソレ”はそんなはした金で買わせていいものじゃない。
私は、そう思ったと思う* ]
(290) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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─── 回想・文化祭当日 ───
[ 月のうさぎ亭の看板、 書かれている店名もメニュー表も しほちゃんの綺麗な文字で書かれてた。 あたし、そんなふうに綺麗なもじかけない。 きれいなの、すきだなぁ。
あたしのうさぎもおしくらまんじゅうに、 いーれーてってするよ。どぉかなぁ? 仲間にいれてもらえたのかな。 ]
(291) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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[ あたし、たぶん、この日が一番声出てた。 あんまり張れないし、おっきくない声だったけど ]
はぁい、ありがとぉ〜!
[ パンケーキとちょこぺんを受け取って、 あたしは5番テーブルにはこぶ。
ふりるいっぱいのお衣装を着たしほちゃん。 ちょこぺんでも綺麗な文字書いてて、 あたしの出来とは大違いだぁって驚いてた。 ]
(292) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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[ あたしはね、
EAT ME♡
ってかいたつもりだったのに、 もじがくずれてへんにちょこぺん落ちて
DEATHめだま
みたいになっちゃってたから、 もうだめだぁってしょんぼりだよぉ。 ]
(293) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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ね、もてもてだぁ。 かっこいいもんねぇ!
[ ふりるをいじるりほちゃんをみて、 あたしかわいいなぁって思ってみてた。 それに褒められて、えへへって笑う。>>264 ]
……ねぇねぇ、 しほちゃん、すきなこいる?
[ おんなのこの定番の恋バナだよぉ。 すきなこ、いなくってもね、 気になることかいるのかなぁ。って。 ]
(294) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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[ ぁ、でも、ここ女子校だから、 あたしの知ってるひとじゃないかもね!
それとね、もしも、あたしのすきなこ聞かれたら、 ちょっとだけ、うーんって悩んでから、 あたしはね、─── ってゆうの、 ]
(295) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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[ なぁんて、ね! ジョーダンじゃないよ、本気だよ! ]*
(296) 2020/11/12(Thu) 22時頃
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──教室──
[ 誰も、なにもわかんない。わかる。 精神世界の情報が必要なら、めありから聞いた話を、 57%くらいの再現率で話そうね。>>253 心当たりもないって。>>265
ゆりのご帰還。 黒板に書かれた、書き足された文字を見る。 こまったね、困ったなあ。 ]
まねきん、は見なくていいや。 ことめろ、ゆりーの、いってらっしゃい。
[ もしかするとれいれいもいってらっしゃい組? どうしよ、とおもってたら、 こののんが校長室にいこうって。 ]
(297) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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いくー。 ……あ、その前、みんなに食べるもの持ってく?
[ すこしおなかすくよね。 食堂に食料あるって書いてあるし、 購買にはパンだってあったし、 なんかつまめるものを持っていくのもいいかなって。
どうかなあ?って、提案してみる。* ]
(298) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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──回想/文化祭の思い出──
[ 月のうさぎ亭。月うさ亭。 サラの提案からようやく浮上した候補に、 わたし、「いいじゃん」て言おうとしたのに、
サラってば走って出てっちゃうんだもん。 わたし、びっくりして、 愛崎がそれを追っかけてくの見てたな。
いいじゃんね。お月様とうさぎ。 お店の名前を志帆がきれーに書いて>>261、 わかりやすいモチーフのイラスト、 看板に添えるって話になってさ。]
(299) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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[ みんなでうさぎちゃんを描きましょうね。
わたし、ちゃんと耳の長い生き物を描いて、 今度は花蓮やゆりに馬扱いされないよーに、 そばに小さく、ぴょんぴょんて書いといた。
そんなことしなくてもよかったかなって、 琴子の絵>>286見たときに思ったよね。
ま、うさぎの群れともなると、 2羽くらいぶすもいるほうがリアルだよ(笑)
なんでうさぎって鳴かないの? って、 思いついただけの疑問を口にしながら、 出来上がった看板を見てたの。にっこり。]
(300) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 22時半頃
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看板の前で、裏方も衣装着て、 みんなで集合写真撮んなきゃじゃん。
[ タツミンはカメラマンね(笑) そんなこと言いながら、笑ってた。
だって、せっかく琴子が用意したんだもん。
もとからかわいいわたしたちを、 もっととびきりかわいくするための衣装。
わたしのための衣装なんだから、 わたしだってばっちり着こなしてみせる。
ミニスカートから太もも覗かせて、 大振りのリボンを揺らしながら、わたし、]
(301) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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[ わたしだけの“かわいい”を撒き散らして笑うの。*]
(302) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 22時半頃
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─ 現在/保健室 ─ 本当にここって精神世界 ……? お腹空いて、眠くなって ……… 普通すぎるよね [ 先にベッドを埋めてしまった事で 争奪戦は回避できたらしい。>>274 その前向きな姿勢、見習います キャットファイト ──── って何ですか ? そう首を傾げて聞きながら 「つまりこういう事ですよね」って 叩き落せばいいんでしょうか 目的のためには手段は、はい 選びません でも最終的には床で寝てる気がします。 ]
(303) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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いま、ゆりちゃんが ジャージ持ってきてくれてるので うん、それに着替えます [ そう、" 血 "。>>276 ペンキやトマトジュースなんかじゃ無く。 きっとみんなもう " 本当の花内さん " なんか何処にもいない ── そう認めてしまっている、気がした。 ]*
(304) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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── ごはん ──
[ シホがごはん持ってく?って言うなら あたしは大大大大大大賛成するね!>>298 ]
精神世界とかわかんないけどさ 夢みたいなもんなら お腹も空かないようにしてほしーよね
どうする?購買かな それか食堂? あたしらが作るのはダルいよねー 購買でパンとポテチとおにぎりと! 飲み物持ってこようかな
[ シホと購買覗きに行った朝?が懐かしい もう遠い昔みたいになってるね。 ]
(305) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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[ ちなみに「持ってこよう」って言ってるあたしは もう、購買で「買ってくる」つもりはなかった 精神世界なんでしょ?じゃあ大丈夫じゃない? シホの提案をうけて、あたしの足は 朝とおんなじ、購買のほうに向かおうとしてた。
シホはどうする? 一緒に行く?それとも食堂担当する?って 首かしげて、聞いてさ。 ]
なんか、修学旅行みたいだね
[ そんな、気分じゃあないんだけどさ。 ]*
(306) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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―― 現在/教室→保健室へ ―― [ 行くってヒナが決めたから、>>277 うん、じゃあ行こうって 私はヒナと並んで保健室に向かう。 なにしろ血で汚れた制服のサラを待たせてるからね、 いつもよりちょっと急ぎ足。
校長室で寝るという私の案は、 おおむね好意的に受け入れられたようでなによりです。 もしキャットファイトだったら? 私のほうきは掃除用具入れにしまわれることは なかったでしょうね?
って、いやいや、私、戦闘民族じゃないからね!? ]
(307) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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こんな時じゃなかったら、 校長室に忍び込んでみんなでお泊りなんて、 きっとすごく楽しかったのにね。
[ きらきら。チカチカ。 蝶々の撒く鱗粉が、文化祭の電飾が、 廊下を明るく彩ってる。 蛍光灯に照らされて、咲いてる花も綺麗に見える。
でも、 文化祭当日の、あの浮き立ったような気持ちは もちろんやってこない。 カラフルで賑やかな光景なのに、 しんと静まり返った廊下は、 お祭りが終わった後みたいで、物寂しい感じがした* ]
(308) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 22時半頃
巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 22時半頃
陀羅尼 サラは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 22時半頃
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─── 現在・保健室までのみちのり ───
……ぅんっ、いってきます!
[ このかちゃん、しほちゃん、 王子さまは一緒にきたのかな、残ったかな。 どちらにせよ、あたし。 残るひとに挨拶をして、よいしょって歩き出すの。 ]
(309) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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[ 急ぎ足のゆりちゃんにあわせて、 のんびり屋のあたしもせっせとあるく。>>307
ぁ、ゆりちゃん、 もうほうきもってないから、 化け物が出てきても戦えないねぇ。 どぉしよ、あたし逃げられるかなぁ? ]
ほんとだよねっ、 みんなで校長室でおとまりなんて、 いままで経験できなかったことだもん!
[ ゆりちゃんの言葉にうんって大きく頷いた。 ]
(310) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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[ たのしい文化祭の日を思い出せば、 いまもたのしくありたいのに。 上靴でどうしても踏んづけちゃうお花さん。 がんばってよけてるけど、どいてくれないや。 ]
……ねぇ、ゆりちゃん せーしんせかい、って、 だれかが死にそうになってるんでしょ?
ゆりちゃんは、死にたいって そんなふうにおもったことある?
[ あたし、しんぱいになって、 精神世界ってゆうのについて聞くんだ。 ]
(311) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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……ねぇ、もしもね、 なりたい自分になれなかったら、 しにたいっておもうのかなぁ、
[ あの日、交わしたはなしを思い出す。>>288 なりたい自分、それを教えてくれたゆりちゃん。 もしも、なりたい自分になれなかったら? しにたい、っておもうのかなぁ?
あたしだったら、そぉだなぁ─── ]
(312) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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[ かくしごとの多いあたしと、 オープンなゆりちゃん。
あたし、答えがしりたくて。 ついついかしこなゆりちゃんに 答えを求めてしまうクセがあるのかも。
いつだって、ゆりちゃんは教えてくれる ゆりちゃんの正義のもとで。 それをあたしは、─── 期待してたの。 ]*
(313) 2020/11/12(Thu) 22時半頃
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──現在・廊下
…そっか、ああ、いやでも、…
[物理準備室にはいるかも、と口にしそうになり────言い淀んで俯いた。 でも彼女が「いなかった」というのなら、確かにそうなのだろう。
────「健ちゃん」も来てない? …着いたって言ってたのはどこに着いたの?
ぞく、と背筋を詰めたいものが這うが、それを振り払うように口を開いた。]
んん、…どうだろう、ね。 ああ!いや、…プリント! ほら、私物理系の学部に行きたいと思ってるからさ、 け、…吉野先生におすすめの分野とかのプリントもらう約束してて。
その、えっと、だから来てるだろう、って思ってたんだけど…!!
(314) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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[苦しい言い訳だろうか。明らかに何か焦ってるのはわかってしまうかもしれないけれど、彼女がこの言い訳に納得してくれるの祈るように、矢継ぎ早に言葉を重ねた。
────焦りをごまかすように、指先で栗色の髪をくるり、くるりと巻きながら。
こんな状況でも書く仕事をしているというのに、彼女は「落ち着いて」なんて言ってくれるものだから、ちくりと罪悪感に胸が痛む。]
(315) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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…あ、いや、…なんか、こんな状況だからさ、 その、…不安になっちゃって。
[こればかりは隠し事でも何でもなく、私の本心だ。 「不安」と口にすると、あまり緊張の糸が溶けてしまい少しだけ泣きそうになる。
…廊下で突然クラスメイトが泣き出したら、レイにも迷惑だろう。きゅ、と唇を結んで耐えて、それから。]
こんな状況でも、いつもと変わんなくて見える。 …凄いね。**
(316) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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──ごはん──
[ 大賛成!>>305 琴子もおなかすいたっていってたし、>>239 きっと喜んでくれることでしょう。 ]
ねー。 おなかすかないでほしーし、 どうせなら、有名なマカロン屋さんを 文化祭に出店してたことにしてほしかったな!
[ ぶーぶー。 笑いながら文句を言った。 蝶や花より、マカロンがいいなあ。 ]
(317) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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おっけぃ。 じゃ、購買にまた行こ。
[ 百合亜がいたなら、食堂だったかも。 ここにいるのは、 食事をつくるのがだるい好夏と、 めにゅーを考えることはできない志帆だったので。 選ばれたのは、購買でした。
ね。二人で購買に行ったのは遠い昔みたい。 あのときはまだ、精神世界なんて知らなかった。 ]
(318) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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ねー、なつかしい。 [ 修学旅行は楽しかったね。 結局どっちにいったんだっけ。>>1:110 志帆の記憶だとね、……1のほう。 ] こんな状況だけど、もうすぐ卒業だし、 同じ時間を持てるのは、うれしーね。
[ ほんとね、どこかのだれかさん。 生死の境をさまよってなければいいんだけど。
すこし乾いた笑いを零して、 教室をでて、購買に向かいましょう。 麗も荷物持ちで参加してよね!* ]
(319) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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─ ねむろうね、みんな ─
[ ある日、いつも通りに学校へ行ったら 精神世界とやらに閉じ込められた。 また、そのうち一人が、自殺をしようとしている。
今の状況は、こんなものでしょう。 なんだか、突拍子もない出来事じゃん。
みんなはほんとうに飲み込めてんの? あたし、実は、順応能力低いのかな? ]
(320) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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[ 声を掛けた扉の奥から声が聞こえた。>>255 がらって開けたらスプラッタな姿の咲良。 わーお。すんごいね。 うちのクラス、お化け屋敷でも開いたっけ? ]
あーあー 校長室のソファかーその手があったね
[ かしこな人々の提案を聞いて、あたしは唸る。 床に寝るよりはだいぶマシ。って思う。 身体痛くなるじゃん、ぜったい。毛布敷いても。 ]
(321) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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だね、往復だるー
[ もし今もバスケやってたんなら、 いいトレーニングになりそーって思ってたかも。
あ。今更、やっぱやーめた、って 言うのは無しだからね、莉子。 ]
(322) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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[ 正直なところ、ソファの上で ぎゅうぎゅうに寝るとかきつそうだけど、 寝ずに夜更かしする組もあるかもしれないし まあ、大した問題になんないかもだ。
なんとかなる。なるでしょ、きっと。 そんな感じで楽観視しておく。 ]
(323) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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[ あ。あたしの制服は無事です。>>276 指先についただけの血で制服汚すとか どんだけダイナミックに触ってんの ってなるでしょ。
たぶん、そういうことそのまま言って 百合亜や琴子が来たなら巻き込んで、>>307 あたしたちは働きアリみたいに、 校長室へ毛布や枕を運び込んだ。
運び来れた布団やらをソファの上に置けば もはや結構いっぱいいっぱいだけど ……なんとかなるでしょう。きっと、きっとね。* ]
(324) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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── グアム!! ──
[ 選ばれたのは綾鷹ではなくグアムでした>>319 初の海外にきゃーきゃー言ってたな 英語喋れる?ってカレンに頼りまくった記憶… あれもずいぶんと懐かしい昔だな。 ]
有名なマカロンやさん、まじそれ むしろ3年1組も文化祭仕様だったら ふわふわパンケーキ食べれたじゃんねー
[ 結局文化祭といえば タコ全然入ってないロシアンたこ焼き屋さんとか 暑さと寒さの微妙な時期なのに提供されたかき氷とか そんなのばっかり思い出す。 ]
(325) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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[ どこかのだれかさんが生死をさまよってる。 なんであたしたちがここにいるのか、 未だによく判ってなかったけれど、 どこかのだれかさんにとっては、 あたしたちがここに居るのが必要なことなんだろう
…… つかさ、 こんなふうに必要とされるくらいならさ、 遺書なんか書く前に、あたしたちを頼れよ。
少なくとも、誰かが隠れてるわけじゃないならさ ここにいる人たちはみんな、 あたしらみんな、友だちだって、思ってる。 ]
(326) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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ねー、 ポテチ何袋持ってくー?? [ ゴハンそっちのけでお菓子選ぶあたしだけど シホはちゃあんとゴハンえらんでくれた? それとも一緒にお菓子選んだ?
……… 尤も、 荷物持ち(??)でレイが一緒なら>>319 レイがちゃんとゴハン選んでくれてるものだって なんとなく、信じたい。 ]*
(327) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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―― 現在/廊下 ――
[ さっき、サラと約束をした。 ここから出たらお互いの志望校を言い合おうって。>>281 私は笑って「いいね」って返事をしたの。 私とサラだもの。きっと2人とも合格間違いなしだから。 だから、志望校が一緒だったら、 ライバルとかそういうのは横に置いておいて、 やったねって笑うんだと思う。 やったね。大学でもよろしくね。 別々だったらそれはそれで、 残念!って笑うんだろうな ]
(328) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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[ そんな未来の話。 お互い、自殺したのはあなたじゃないよねって 確かめ合うみたいな未来の話。 実現したらいいなと思う。 未来のことが話せる私たちは、 きっとこの世界の主じゃないと思う。
でも――――ここにいる9人の中に、 確実にこの世界の主はいて、 そして、この世界を閉じるためには、 誰かひとり、残らなくちゃいけない、らしい。
私たちは、未来の約束を、全員とは交わせない、らしい ]
(329) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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[ そんなことを考えてた。 ゆりちゃん、って名前を呼ばれて、>>311 私はヒナに顔を向ける。 花を避けようとして、 ちょこちょこと右に左に体が揺れてるヒナ ] 死にたいって思ったっていうか…… 途方に暮れたことならある、かな。
[ 信じてたものがひっくり返るみたいな、あの感覚。 揺るがないと思っていたものがぐらぐら揺れて、 どうしたらいいかわからなくなった ]
(330) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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……なりたい自分になれなかったら、 私だったら、足掻くかな。 足掻いて、もがいて、なんとかしようって思うけど、 でも、溺れそうになっちゃうことも、あるかもね。 溺れても、なんとか陸に上がろうとするけど、 ふっと、このまま楽になっちゃいたいって 思う瞬間が、あるかもしれない。
[ そういうのを、魔が差すって言うんじゃないかな。 そんな気がした ]
(331) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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[ 保健室についたら、サラにお待たせって言って、 ジャージを渡すよ。 リコとライが寝具を取りに来てるのを見て、 あ、しまった、もうちょっと後に到着してたら 手伝わずに済んだのにって 思わず本音が漏れたりしちゃったけど、 ちゃんと運ぶのは手伝いましたよ、ええ>>324 ]
(332) 2020/11/12(Thu) 23時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 23時頃
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[ 楽しかった文化祭の気配ばかりがここにある。]
(333) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ でも、いっちゃえばそれだけ。 ふつうにおなかがすくんだもん。
おかしなことっていえば、 文化祭の気配。ちょうちょ。お花。 いなくなったお友達。誰かの血。遺書。]
(334) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ ……思ったよりいっぱいあったわ(笑)]
(335) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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──現在/保健室──
……わかる。 全然ふつうに、人間してるよね。うちら。
どうせ現実じゃないんなら、 おなか減らなくて、眠くならなくて、 寒くなくて、太らなくて、老けなくて、 ほしいものなーんでも出てくるよーな、 ……そーゆーのにだったらいいのに。
[ サラの言葉>>303にわたしうなずいて、 都合のいいことばっかり並べてみた。]
……まー、 文化祭作んのが限界だったのかなあ。
[ ほら、死にかけなんだとしたらね。 あてずっぽうもついでにそこに並べて。]
(336) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ そういや、山村委員長は、 勝利を追い求める人でしたね。はい>>303。
なおさら戦ったら、 おもしろいことになったのかなって、 わたし、どうでもいいこと考えたりした。]
……往復かあ。だっる。 わたし、応援呼んでこよっかな〜……
[ やーめたって言おうとしたけど、 逃がしてもらえなさそうな視線が刺さって>>322、 わたしまたため息をつくの。あーあ。]
(337) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ ゆりがジャージ持ってくるっていうから、 わたし、「ならよかった」って言って、 柄にもなく働きアリのまねごとをした。
手があいた人は手伝うんだよ。 ゆりとか。ゆりとか。ゆりとかね。 琴子もマネキン見たら合流だよ。 じゃなきゃソファから蹴落とすからね。
なんだかんだ言いながらも、 ソファに積みあがった毛布見てわたし、]
……わたし、ここもーらいっ!
[ ──って、比較的広そうな、 片側の端っこにどさっと身を投げ出した。*]
(338) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2020/11/12(Thu) 23時半頃
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──購買へ──
[ 夏だからって、 海水浴もスケジュールに無理いって詰め込んだっけ。 海の中は綺麗で、たぶん一生忘れないよ。 日本には居なさそうな、 色とりどりの魚に指さして喜んだよね。 ]
あ、パンケーキ食べたかったら、 また明日でよければ焼くよぉ。
[ 調理班の顔して、答える。>>325 大盛況だったし、もう志帆も百合亜もプロです。 何枚焼いたかわかんないもん。 目をつむってても、焼けると思うな。 ]
(339) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ どこかのだれかさん。 まだ正体不明のだれかさん。
ここによばれた理由はわからないけれど、 あなたの糧になれていたなら、いいなって思うよ。 ともだちだもん。 文化祭一緒に頑張ったクラスメイトだもん。 ]
(340) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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コンソメは3袋は要るとおもう! あと塩はね〜、
[ ポテチはたくさん持ってくけど、 サラダとか、サンドイッチとか、 そーゆーのを手に取ることは忘れないから!
みんなのご希望にそえるかはわかんないけど、 購買からいろいろ校長室にもっていこう。 両手いっぱいね!持っていきたい放題だし!* ]
(341) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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──3度目の8時50分──
[ 喫茶店の看板のうさぎたちみたいに、 校長室でぎゅうぎゅうになって眠ってた。
喉が渇いたな。 ふいに目が覚めたから、 レイ[[who]]のほうへと毛布を押しやって、 寝床をそっと抜け出す。 ]
(342) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ 声が聞こえた。 ]
(343) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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「志帆はいいね」
(344) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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……ぁ、りほちゃ
[ どうして、こんなところにいるわけない。 誰かの精神世界って、 もしかして志帆の精神世界だったりした?
理帆のことを知ってる人は、クラスメイトにはいない。 存在くらいは知ってるかもだけど、声まで知らない。 じゃあ、……ここは志帆の世界? ]
(345) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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─── 現在 ───
……、
[ あたし、ゆりちゃんが話すのを ふんふんって頷きながら聞いてた。>>331
─── 魔が差す、ってゆうの? あたしね、思うことあるのかなぁって。 ]
ゆりちゃんでも、そうおもうんだね
[ でも、足掻こうとするのすごい。 あたしだったら、足掻けるのかなぁ、って ちょこっと考えてみたりはする。 ]
(346) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ 声の主を探して、 辺りを見渡してみるけど、だれもいない。 ねえ、こわいよ。どこにいるの。 走ってみるけど、いないよ。 階段を上ったり、下がったり。でも、いない。 1階と2階の踊り場で、途方に暮れる。 ]
理帆ちゃん、どこ?
[ 志帆がちっちゃいときは、 理帆ちゃんがいないってよく泣いてたね。 泣いたら、理帆ちゃんは飛んできてくれた。
視界が水のなかみたいに、歪んでいく。 また、「志帆はいいね」って、聞こえた。 ]
(347) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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「志帆が私の代わりになってくれたらいいのに」
[ ねえ、代わりになったら許してくれる? 理帆ちゃんみたいに、みたいに、……。
からん、って足元で音がした。 拾ったそれは、ペティナイフだ。 もしかして、30歳の誕生日に送ったものかもしれない。 ほしいっていうから、志帆が選んで、 パパとママがお金をだしてくれた、ペティナイフ。 理帆ちゃんは手になじむって、喜んでくれたっけ。 ]
(348) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ 金属の柄はつめたくって、 でもちょうどいい大きさだった。 ]
理帆ちゃん、志帆はどうしたらいいの? ……ねえ!
[ ねえねえねえ。ねえ。 もう声は聞こえない。
ぎゅうとナイフを握ってみる。ぎゅう。 ]
(349) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ あ。そっか。 ]
(350) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ これが正解? ]
(351) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ 制服を捲って、ナイフを肌に当てて引く。 ]
……っいたい。
[ 傷つけてんだもん。痛いよね。 痛い、以上は弱音を吐かないように奥歯を噛みしめる。
赤い筋ができても、なにも声はきこえない。 足りないのかもしれない。もっと、もっと。 包丁をもういちど当てて、そして引く。 いたいよ。でももういちど。もういちど。もっと。 ]
(352) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ まだ足りない? ]
(353) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ いつまでも声は聞こえない。 手も、足も、首も、傷つけたけど、まだ足りない。 あたまがふらふらするな、とおもった。 次こそは。と、 ナイフを持ち直したところまでは覚えてるんだ。 ]
(354) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ ふいにわかるの。 志帆は生死の境は彷徨ってないみたい。 血の海の中に、身体は倒れて沈んでいくけど、 この沈没はだいじょーぶだよ。
きっとだいじょーぶ。 ]
(355) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ めーでーめーでーめーでー。 沈没間際の──号あり。 乗員は一名のよう。救助を求む。* ]
(356) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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―― 朝が来る ――
[ 校長室で目を覚ました。 誰よ私のおなかに足乗せてるのは。 遠慮なく押しのけて、ソファから立ち上がる。
ぐるりと部屋を見回すと、 ソファの上でみんなはまだ思い思いの格好で寝てて、 立派な机の上にはポテチの袋とか、 サンドイッチの包み紙とかがそのままになってた。 昨日の夜はパーティーみたいだったもんね。
さて、身支度整えなくちゃね。 顔を洗いたいし、髪も梳かしたい。 ポーチを持って、みんなを起こさないように そっと廊下に出る。 手洗い場で顔を洗って、髪もいつも通り整えて、 それから私は、花が咲く廊下を歩き出した ]
(357) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ 文化祭は楽しかった。蝶々も花も綺麗だと思う。 でも、どっちもあり得ない光景だと思うと、 今は何でもない日常が恋しい。 非日常の景色の中を、日常を求めて、 私は教室に向かってた。 どこもかしこも変わってしまったのに、 唯一変わらない3-1の教室。 窓の外も日常の光景だったら完璧だったのにね ]
(358) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ あくびを噛み殺しながら、私はドアを開けて、 そして、入り口でフリーズした。 教室はがらんとして……なんか、いなかった。 席が埋まってる。 黒板には「現代文 小テスト」の文字。 眠気が一気に吹っ飛んだ ]
(359) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ そうだ。今日の1限は現代文だった。>>0:310 しかも、よりにもよって小テストなのに、 私、遅刻しちゃったみたい。 慌てて私は自分の席に向かった。 俯いてテストに向かってるクラスメイト達が、 なんだかマネキンみたいに見えたけど、 今優先すべきは出遅れた小テストだし! ]
(360) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ 机の上には、既に小テストのプリントが置いてある。 ペンケースからシャープペンを取り出して、 私はテストと向き合った ]
(361) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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・次の文章を読んで、以下の問いに答えよ
(362) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ 言われなければわからないし、空気なんて読めない。 相手が何を考えてるかなんてわからない。 それでも、私は現代文の成績も優秀だった。
〇〇の気持ちを答えなさい。 あんなの、テクニックでなんとかなるの。 〇〇の気持ちなんてわからなくていい。 というか、わかったことなんてない。 問題の意図、出題者の意図、 そういうのを汲んで答えを選べばいいだけ。 間違い探しみたいなものだと思う。 それは、理解じゃなくて単なるテクニックだ。 それで何の問題もなかった ]
(363) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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片月高校に入って 文化祭を楽しんで みんなと出会えて 好きに生きられて 素敵な人生でした 本当感謝してるよ みんなは代わりに 明日も生きてね。
ありがとう、ばいばい
(364) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ え、って思わず声を出しそうになって、飲み込んだ。 今はテスト中だ。 でも、私の頭の中はパニックだった。 こんなの、授業でやってない。 でも、私はこの文章を知ってる。 教科書で見たんじゃない。 これは、 私に届いたメールで、 クラスメイトの誰かの、遺書、で ]
(365) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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問1.メールを読んだ時の花内めありの気持ちを答えなさい
(366) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ は? そんなの、知らない。わかるわけがない。 確かあの時、メアは、 ]
(367) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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問2.メールを読んだ時の回谷志帆の気持ちを答えなさい
(368) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ あの時シホは購買に行くって言って、>>1:123 ふらっと教室を出ていって。 でも、何を考えてたかなんて、 どんな気持ちだったかなんて、そんなこと ]
(369) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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問3.メールを読んだ時の蛭間來花の気持ちを答えなさい
(370) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ ライはあの時、 私にどういうことって解説を求めてきて>>1:148 あの時は私も、夢かもって思ってて、それで、 ]
(371) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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問4.メールを読んだ時の山村咲良の気持ちを答えなさい
(372) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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[ サラはメールに気づいたのがずいぶん遅くて>>1:436 私が精神世界の主とメールの送り主が同じじゃないかって 言いだしてから初めて気づいたみたいだった、けど、 ]
(373) 2020/11/12(Thu) 23時半頃
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問5.メールを読んだ時の愛崎好夏の気持ちを答えなさい
(374) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ ノッカはきもって感想を言った後、>>1:85 スマホと睨めっこしてた>>1:86 バグった送信者名は確かに不気味だったけど、 メールの中身も気持ち悪かった? それとも? ]
(375) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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問6.メールを読んだ時の花蓮・ミルフォードの気持ちを答えなさい
(376) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ レンはスマホを見てしばらく立ち尽くしてた。>>1:36 と思ったらいきなり教室を飛び出していくから>>1:290 ちょっとびっくりしたの。結局何だったのかな ]
(377) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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問7.メールを読んだ時の九条麗の気持ちを答えなさい
(378) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ レイはヒナを励ましてた。>>1:76 大丈夫って優しく声をかけて。 でもあの時、レイ自身は何を思ってたの? ]
(379) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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問8.メールを読んだ時の愛上莉子の気持ちを答えなさい
(380) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ はあ?って低い声を上げたリコは、>>1:12 そのまましばらく黙りこくってた。>>1:14 リコは普段は人一倍おしゃべりなのにね ]
(381) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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問9.メールを読んだ時の雛川琴子の気持ちを答えなさい
(382) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ ヒナは、死んじゃうみたいって>>1:56 ぽろりと感想を漏らした。 一番最初に死について触れたのは、 今思えばヒナだったかもしれない ]
(383) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ メールが届いた時、読んだ時、 みんながどうしてたかは思い出せた。 だけど、あの時、みんなが何を考えたかなんて、 何を思ったかなんて、 どんな気持ちだったかなんて、 わからない。わかるわけがない。 この問題の意図はどこ? 出題者は誰?
みんなはわかるの? みんなはこの小テスト、100点取れる? どうやったらわかるの? どんな勉強したらいい? 空気の読み方の教科書ってどこにあるのかな。 人の気持ちを読み解く方程式の公式は? ]
(384) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ わからない。わからない。わからない。 どれだけ時間を費やしても、私の答案用紙は真っ白で、 焦りばかりが募っていく。 私、0点になるの? 赤点? 追試? ]
(385) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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「追試になるようなテストあったっけ?」>>0:131 「むしろ私はなんでできないのかわかんない」>>0:208
(386) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ かつて、私がクラスメイトに言い放った言葉が、 自分に突き刺さってくるような気がした。 私、どうしてわからないの? やっぱり私、欠陥品なのかな? その認識が、事実が、自覚が、 突き刺さって、突き刺さって、 プライドが、今まで私を形作っていたものが、 粉々に砕け散ってしまう―――― ]
(387) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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―― 午前8時50分 ――
[ 3年1組の教室。 巫 百合亜の席に、俯き加減のマネキンが座っている。 一見何の傷もないように見えるマネキンは、 触れたところからぼろぼろと崩れてしまうだろう。
机の上には1枚の真っ白なA4用紙が置かれている。 マネキンはその紙に向かって うなだれているようにも見える** ]
(388) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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巫女 ゆりは、メモを貼った。
2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ ─── 実際、どぉなんだろぉなぁ ]
(389) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ 保健室についたらね、 めありちゃんのマネキンをみたの。
ねぇ、これ、めありちゃん? ほんとうに─── ?
だって、めありちゃんは、 もっともっとかわいいもん。 やわらかな頬に色づくほっぺ。 それに、それに、──── ]
(390) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ あたし、しばらく呆然としちゃってた。 めありちゃんだなんて信じたくない。
でも、そう、 らいかちゃんとりこちゃんに声をかけられて、 マネキンなんか見なかったかのように 働きアリみたいに動かされたの。
あたし、枕ぐらいしか運べないよぉ? よいしょってがんばって、 校長室の中を毛布とかでいっぱいにする。 ]
ぁ、りこちゃんずるい!あたし、ここにする!
[ そう言ってね、またちょこっと広い場所に あたしもえーい!ってダイブしたんだ。 ]
(391) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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── シホ ──
うっそまじで、 じゃあ明日の朝ごはん、 パンケーキで決まりね!!
[ シホの提案に顔を輝かせるけど>>339 実は寝て、起きて、朝が来たら、 学校なんかじゃなくて家だったりしないかな なんて、こころのどこかでは考えてる。 ]
(392) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ ─── このときは、翌朝。 あんなことになってるなんて知らなくて。 のうのうとポテチ食べすぎちゃってたの。 ]*
(393) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ 両手いっぱい抱えたコンソメポテチ。 甘いのも欲しくなるよねってチョコも追加。 こんなに好きなものいっぱい買えるの、 いつぶりなんだろうな、って思ったら、ああ、
もしかしたら自分の精神世界なのかも?なんて 急にちょっとだけリアリティが湧いた。 欲しいものが欲しいだけ手に入る世界。 あたしならそういう世界を夢見るだろうな、って ]
(394) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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[ だけどあたしはまだ知らない 騒ぐだけ騒いで、修学旅行気分を味わって せっまいソファの上、毛布くるまって フローラ[[who]]の隣で寝息をたてながら。
明日の朝、シホのパンケーキは叶わない。
豪華客船になりたかったシホは、 メーデー、メーデー、 救難信号出しながら、冷たい校舎に沈んでく ]**
(395) 2020/11/13(Fri) 00時頃
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