10 冷たい校舎村9
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帰ってくることができたのか、
帰ってきてしまったのか。
その答えはまだわからない。
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── 少し前/病院──
[ ただいま、と。なにか言われ掛けて>>5:+211 ……私の死体はどんな有り様だったのかが 逆に気になるような気はしていた。
ともかく私が頼んだカフェオレは 彼のポケットも温めていたようだ。 お役目ご苦労、向こうに行く姿を見送る。]
まあ。 無事だろうとわかってても、この目で見ないと 本当に安心は出来ないもんね。
[ それから柊くんに向き直って。>>5:+213 そりゃ女の子ですからね、恥ずかしくも なったり致しますよとくすくす笑って。 見物料を取れば良いのかな?なんてね。]
(310) uiro 2021/06/18(Fri) 01時半頃
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……黒沢ちゃん次第なとこも、あるかもね。 ん。……皆、やっぱ気掛かりにもなるよ。 私達は落第部屋に来ちゃったから、 もう何も出来ないけれどさ。
[ 何もできない歯痒さというのは、あるし>>5:+214 多少の後ろめたさも確かにある。
それから彼の顛末をじっと訊く。>>5:+218 なんとなく、文化祭当日の事が思い出されて。 彼に何も無いという訳では無いことを、 こっそり知ってしまった身として。]
(311) uiro 2021/06/18(Fri) 01時半頃
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視野が狭かったというより、 見えなかったものが見えるようになったんだよ、 きっと、多分。
何も現実が変わらなくても、 見え方が変わったって、……それなりに大きいよ。
なにかしなくちゃいけないってこと、 本当はそんなにたくさん無いんだし。
[ ゆるく微笑みつつ、 やっとわかったの?……なんて。 私だって見えてなかったしわかってなかったよ。]
(312) uiro 2021/06/18(Fri) 01時半頃
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[ 今度はちゃんと向き合いたいと。 そう言う彼の表情はどこか晴れやかで、 面倒ごとに巻き込まれはしたけれど 悪いことばっかではなかったのかなって。
それは私にとっても。>>5:+221]
まあ。 私も逃げてた、……と言うか、 ずっと耳を塞いでたからさ。
今はね、前よりも……うるさいの、大丈夫そう。 まあここは病院だから騒いじゃ駄目だけど。
[ そうやって、笑い返して。]
(313) uiro 2021/06/18(Fri) 01時半頃
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[ ────そんな折だっただろうか、 集中治療室の方に動きがあったのは。
…… どうやら、無事成功したそうで。 その事が耳に入れば、安堵の息を吐いた。 なにか力が抜けた様な気持ちをしたまま、 待合室に佇んでいた。
飲む頃には、カフェオレはすっかり 冷めてしまっていた。]*
(314) uiro 2021/06/18(Fri) 02時頃
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── いつか/誰かの心残り ──
は?
[ 年も明け受験期もラストスパートに近く。 今私が何故ドスの効いた声で、話しかけて来た その相手に怪訝な目を向けているのかというと、
普通に人が通る廊下で、>>177 大声でめちゃくちゃな懇願をされているからで。 ほんとやめろそういうの。目立つから。
あと、クレープ食べれてないって言われても 私は知らんとしか言いようがない。 この世は弱肉強食。早い者勝ちなのだ。]
(396) uiro 2021/06/18(Fri) 23時頃
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[ 一生のお願いをこんなところで使うな。>>178 そんなことを思いながら目の前の彼を見遣り、]
えぇ…………
[ 心底嫌そうな声を漏らした。 そんなんこんなみっともない真似しなくても。 大体、綿見自身勉強の息抜きと称して 合間合間にお菓子は作ってるんだが。
気がつけばお菓子を作った達成感に満たされ、 真っ白なノートからすごい勢いで目を逸らして ……いや、そんなことはどうでもいいんだ。]
(397) uiro 2021/06/18(Fri) 23時頃
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なんか美味しいものって。そんな雑な。 クレープじゃなくていいの? 鳩羽くん、何が好き?
[ まあトッピングが生ものだし。気遣いをどーも。 それでもなんでもいいは実は少し困る。
手軽に作れる焼き菓子くらいが ある程度は保つしちょうどいいかな、と考えつつ。 パウンドケーキとか、クッキーとか。
…… ただの気まぐれ。 もうじき同じ教室に居られる日々も 終わってしまうのだから、と。]*
(398) uiro 2021/06/18(Fri) 23時頃
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── ? ──
[ 黒沢ちゃんのお見舞いは、というと。 なんだか気まずいようなこころと、 ひとつ文句でも言ってやろうとの気持ちとで なんだかしばらくせめぎ合いをしていた。
いやだって。 仲良くなりたいって言われてもさ、 こっちは今まで散々黒沢さんにつんけんしていて。
今更かも知れないけど、本当か?と。 本気でこんな私と仲良くなりたいって思って……?
そりゃあ、あっちは私の事情の全貌は知らないし こんな負い目を抱えてるのも知らないだろうが。 あけすけにざくざく遠慮なく言う綿見も、 こうやって思い悩むことくらいあるんだ。]
(408) uiro 2021/06/18(Fri) 23時頃
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[ ……行ったのは結構遅い方だったと だけ。
手作りのプリンを手に、様子を見に行った 綿見茉奈の姿がいつかあっただろう。]
…………。
[ 病室をそっと覗いて。 寝ていたり誰も居なかったなら、見舞いの品だけ こっそり置いて帰ろうと考えて。]*
(409) uiro 2021/06/18(Fri) 23時頃
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── いつか/心残りのバレンタイン ──
[ 柊くんに怒鳴ったのはそのつもりは無かったけど、 鳩羽くんに怒ってるのはちゃんと私の意思だって そういう事は一応記しておこう。>>417
聞き慣れていいものではないって わかっているのにどうしてそうやって 君は何度も聞く羽目になってるんだろうね、 ねえ鳩羽くん。
あと今通りざまにガッツポーズした奴も 後で覚えていなさいなんて思いつつ。]
(512) uiro 2021/06/19(Sat) 14時頃
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[ ……それでも、ほんの気紛れだ。 そっちが気紛れを起こして提案した様に、 私だって同じように考えたのだ。>>418
ぽかんとした間抜け面>>419を見下ろしつ、 そっちが言った癖に、と息を吐く。 私を何だと思っているんだろう。 いいよなんて言わなければ良かったか?]
考えてなかったの?呆れた。 早く言いなよ、ほら、いーち、にー、
[ カウントダウンの途中に結論は出たらしい>>421 ……そう来るか、と 盛大なため息を吐いたが。]
(513) uiro 2021/06/19(Sat) 14時頃
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バレンタイン。 言ってて哀しくない?それ。 出来レバレンタインじゃん……
まあ了解。チョコ渡せばいいんだね。
[ 手作りチョコが良いって。 男子どもが何と戦っているとか どうなったら勝ちとか、私には理解出来ないけど。
頼まれたから渡すって、義理ですら無いじゃん。 まあ、鳩羽くんが良いなら良いけれど。]
(514) uiro 2021/06/19(Sat) 14時頃
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[ ……それでもって、当日。
チョコレートのレシピを探すのは楽しくて、 あれやこれやと思った以上に いろんなレシピを検討したのだった。
皆に配る用にチョコレートブラウニーを大量に。 それから少量だけ、生チョコを作って。]
はい。例のブツ。
[ そのふたつの袋を鳩羽くんに押し付けたのだった]*
(515) uiro 2021/06/19(Sat) 14時頃
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── お見舞い ──
[ 入院患者なら寝ていろ────と、 此方に向けられた表情に対して思う。>>423
想像以上にキラキラした視線が こっちに向くものだから、逆になんだか 此方が居た堪れなくなって来た。
……同時に、本気で仲良くなりたいって この子は考えていたんだなという事も、わかった。 そりゃもう嫌というほどに。]
…… 綿見ちゃんで良いよ、黒沢ちゃん。 あ、これお見舞い。
[ 手作りのプリンが入った袋を渡して。]
(519) uiro 2021/06/19(Sat) 14時半頃
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思ったより元気そうでよかった。 それじゃあ。
[ って。 帰りたいけどそうはいかないよね知ってる。 話したいこともあるだろうし。 すごすごとベッド脇に座って、視線を彷徨わせて。]
…………。えっと。 色々大変だったみたいだけど。 死に損なってみて、どう?
[ 一番先にそういう言葉が出るあたり、 私は相変わらずな様だ。]**
(520) uiro 2021/06/19(Sat) 14時半頃
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── お見舞い ──
[ そんなにいちいちきゅんとされていたとは 私はつゆとも知らない話なのだが>>524 普通!!普通の事!!だから!!
図太いの、私だったね、──と、>>525 そう言うあたり、自覚は無かったのだろう。 あの時に嘘を吐いている様子も無かったし。]
そうだね。 多分ね、黒沢ちゃんは私が思うにね、 結構強かで図太い子だと思うよ……
[ 自殺して死にぞこなっているとか、 その上でそんな事>>526言ってのけられるとか。]
(769) uiro 2021/06/20(Sun) 14時半頃
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……なんだか気まずいように思ってた 私が馬鹿みたいじゃんか、……はぁ。
何でもない。 っていうか、ちゃん付け、そんな喜ぶ事? 色々と、こう、思い悩んでこんな事になったのに
[ そんなので帳消しにされる事なら どれだけ気を許せる相手が居なかったのだろう、と 何となく考えてはしまうが。]
(771) uiro 2021/06/20(Sun) 14時半頃
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……まあ、いっか。 退院したらまた何か遊ぼうよ。 女子会でもお泊まり会でも何でもさ。
[ あの校舎でやった事。 もうあそこには行けないし、夢の中の出来事。 こちらでも実現させて、現実のものにしようって。]**
(773) uiro 2021/06/20(Sun) 14時半頃
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―― 独白 ――
なにになるべきかも、私が何なのかも、 元来何も定義づけられてはいませんでした。 私が私に枷を当てはめただけですから。
バニシング・ツイン。 胎内で突然消えてしまったこども。 私がその子でその子が私だったのか、 今になっては定かではないけれど。
私には双子のきょうだいがいました。 その子をいなかったことにさせまいと、 長い長いささやかな諦めをしつつ 今日を迎えるまで呼吸していました。
(1036) uiro 2021/06/21(Mon) 21時半頃
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何かを悟ってしまったのは、 その空虚を埋める術が何処にも無いと 残念ながら知ってしまっていたから。
(1037) uiro 2021/06/21(Mon) 21時半頃
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…………今は。少しわかります。 その空虚を何で埋めるべきか。
ひとは、不完全なものですから。 皆、何かしら丸い形から欠けているのです。 あの校舎で、それを知ることが出来ました。
(1038) uiro 2021/06/21(Mon) 21時半頃
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どこかで、 懺悔をしなければならないと思っていました。
「 乃絵ちゃん。 あの校舎であなたに向かって云ったこと。 人違いをしたわけでは無かったんだ。
ただ、あの子が生きていたら、 きっとあなたのような子だったろうなと。 正しくて、模範的で、優秀ないい子だろうと。」
私もできればそうありたかったのだと。
―――― そんな言葉を。 いつか、何かの折に、話せていればいい。
(1039) uiro 2021/06/21(Mon) 21時半頃
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そんな人々との関係を、 段々と築きあげるようになれればいいと。
友達と呼べる何かはそれなりにクラスには居ました。 けれど私の内面を何もかも話せるような そんな相手が居たかどうかはわかりません。 一線を引いていたのは確かですから。
なので、実は友達同士でお泊りなんてことも 滅多にない話であったのです。
(1040) uiro 2021/06/21(Mon) 21時半頃
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ひとみの家に大集合して、 料理を皆でやって、偶に𠮟りつけたりもして。 良いかなお菓子の分量、初心者は正確に測るんだよ。
普段は見ないようなパジャマ姿でお菓子を摘まんで その合間に恋バナを挟んだり。 助けを求める目線が来ても別に助けたりはしませんが。
いつの間に私の呼び名が綿見さんから茉奈ちゃんに すり替わって行ったりして。
校舎で一緒だったわたしたちは、 以前より、色々な話が出来るようになったと思います。
流石に被害者の会の一員になってしまった>>821折には この子たちにまともなお菓子の作り方を 教えてあげないとダメだ…………と痛感しました。
(1041) uiro 2021/06/21(Mon) 21時半頃
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罪滅ぼしだとか言うつもりはありません。 反省も何もこちらはしていませんしね。 悪い子でごめんなさいなんて、私は言いませんから。
ただ、食材が可哀想な姿になっていくのを 黙ってみてられなかっただけです。
メールを必死に打ちながら、途中から 「あれ、これ直接会って指導したほうが早いのでは?」 なんてそんなことも思いました。 ……ともあれ、他人にここまで必死になるなんて 今までの私には無かったんです。 無かったんですよ。
(1042) uiro 2021/06/21(Mon) 22時頃
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もっと早くにこうなれていたら、と。 そう思わなくもないけれど。 卒業したからって何もかもが終わるわけではない。 みんな生きているんだから。
(1043) uiro 2021/06/21(Mon) 22時頃
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校舎の空気は過去のもの。 置き去りにおざなりにしたわけではなく、 あの日の匂いも光景も、どこか心に残されている。
一方向の時間を、だんだんと進んで行く。 遠く、遠く 離れていく。
わたしを形づくる一部となりながら。
(1044) uiro 2021/06/21(Mon) 22時頃
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いつか、本当に死んで、あの子に会った時。 すっかり虚ろが埋まった私を見せて、 素敵でしょうって自慢するために。*
(1045) uiro 2021/06/21(Mon) 22時頃
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