14 冷たい校舎村10
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── 校舎の中で ──
[自ら兄のことを口にしたのは、何年ぶりだろう。 それを聞き返された時>>4:197 着ぐるみで顔が見えなくてよかったと思いつつ。 同様の経験をもつらしい古香の同意に>>4:200 ふと気づく。]
てことは、この中で姉ちゃんなのって河合だけか。
[先に屋上を出て行った真梛も含めて、 ある意味すごい偶然な気もするし。 なんとなく、必然だったような気もする。]
(75) SUZU 2021/11/17(Wed) 01時頃
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[それはさておき。]
これから真梛探すのかよ。 そういや幣太郎は……先に、かえったんだな。
[もう一人、校舎内の行方がわかっていないクラスメイト。 チャイムが鳴ってから姿を見てないだけで 返答がなくても察するには余りがあった。
すっかりいつも通りの古香に腕を引かれ>4:>203 はいはい、と二人について歩き出そうか。]
(76) SUZU 2021/11/17(Wed) 01時頃
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[そして。]
……そんな体育倉庫が好きだったのか。
[頑として手を拒む真梛は>>18 もしかしなくてもあれを根に持っているのか。>>4:167 迷惑のつもりで言ったわけじゃなかったのだが その誤解を解くのは今じゃなくてもいいか、なんて 面倒くさがりが顔を出す。
着ぐるみ越しだというのに、 器用に視線を合わせてくる真梛を呆れた目で見下ろし。 古香と河合が心配して食い下がっても、>>29>>49 俺は本人がもう決めてるなら特に何も言う気はない。]
(77) SUZU 2021/11/17(Wed) 01時頃
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[けれど、何もしないわけじゃない。
相変わらずな真梛と>>58 抵抗する河合のやりとりが終わるのを待って。>>50]
それじゃ、俺もここにいる。
もし校舎から河合がいなくなっても 世界が消えなくて帰れそうになかったら、 真梛を昇降口から外に放り出せばいいんだろ。
[実力行使は最終手段だが。 この頑固者を説得するのは面倒くさいの極みだし、 ここに残るのは俺の勝手だろう。**]
(78) SUZU 2021/11/17(Wed) 01時頃
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── 校舎の中で ──
[え、なんでそんな顔するんだ?>>84 しょぼくれたように見える河合に、 通訳を求めるように古香に顔を向けたが、 着ぐるみ越しにそれが伝わったかは定かではなく。 何故か俺まで、困らせる子認定された。>>130 解せぬ。]
……俺がしたいようにしてるけなのに なんで怒鳴られなきゃならないんだ。
[こちらこそ心外だと顔を顰めながら>>119 真梛の声に両手で耳を塞ぐ。 着ぐるみのせいでほぼ効果ゼロだけど、気分の問題だ。
そうして成り行きを待てば、程なく真梛が折れ。 いつかのように手が伸びてくる。>>120]
(200) SUZU 2021/11/19(Fri) 01時頃
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[さっき、あんだけ拒否してたのにどうしたのか。 着ぐるみ越しに、きょとんとその手を見下ろして ぶ、と思わずふきだした。]
……なんだそれ。 見知らぬひとについてっちゃいけませんって 小学生でも知ってるぞ?
[ひどい屁理屈に肩を震わせながら、 真梛の前にあの時の同じように背中を差し出す。 放り投げられる前に反撃に遭うかもしれない。]
(201) SUZU 2021/11/19(Fri) 01時頃
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[そんなすったもんだの末、 河合と古香と並んでこの世界の出口へ向かおうか。 もう少しの間だけ、猫さんに甘んじて>>131 あの時みたいに背負って黙々と歩きながら。
ぼそりと。]
……悪かったな。
[今更、説明するのは正直ものすごく面倒くさい。 けれど言って置かないとタイミングを逃しそうだし 背中を貸してる相手に聞く気があるのなら。]
(202) SUZU 2021/11/19(Fri) 01時頃
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あれは……頼るなら、俺じゃなくてもいい。 お前は助けてくれるやつ多いんだから、 俺じゃない方がいいって、言ったつもりだった。
[あの屁理屈捏ねたひねくれっぷりは見物だったけど あまり根に持たれたままなのも、きまりが悪いので。
少し言葉を足したが、今度は正確に伝わっただろうか。 なんにせよ、受け取り方が真梛次第なことに 変わりはない。**]
(203) SUZU 2021/11/19(Fri) 01時頃
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── 夢の終わったあと ──
[目を覚ました時には、俺の部屋だった。]
…………帰ってきた、のか。
[スマホを探し、時間を確認しようとすれば 新着メッセージの多さに若干げんなりしつつ。 俺は、現実世界の状況を把握する。 夢が終わる直前、昇降口までの他愛ない会話だとか あった背中の重みとか。 もうないそれらにほんの少し、名残惜しさを感じながら。 全員戻ってこれたことに、安堵もして。
たぶん、もう大丈夫だ。きっと。
いつものようにグルチャの既読人数だけ増やして スマホをポケットに突っ込めば上着を掴んだ。]
(318) SUZU 2021/11/20(Sat) 23時頃
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[階段を降りれば、薄暗く静まり返ったリビング。 テーブルの上に置かれた封筒とメモを一瞥して 玄関に向かおうとした、その時。
ふと真っ黒なままのテレビ画面の脇、 少し埃をかぶったフォトフレームが目に入って 足を止めた。]
(319) SUZU 2021/11/20(Sat) 23時頃
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[仲良さそうに並んだ兄弟の姿。 こんな場所に置かれてたなんて、気づかなかった。
久しぶりにしっかりと見た兄ちゃん姿は、 思っていた以上に小さくて幼い顔で笑っていて。 記憶とのずれに、戸惑いを覚えながら。 当然だって、どこか納得してる俺もいる。
兄にはなかった、先の未来。 その世界で3年過ごして、やっと。]
いってくるよ、兄ちゃん。
[久しぶりに口にしたその言葉は薄ら白くけぶり、 シン、と冷たい室内に響いて消えた。**]
(320) SUZU 2021/11/20(Sat) 23時頃
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── それから ──
[病院で、手術が無事終わったことを聞き。 あの世界から無事戻ったクラスメイトらの顔を確認して ホッとした後。
喉が渇いて売店に向かう途中。 見覚えのある小学生らしきチビがいた。]
(321) SUZU 2021/11/20(Sat) 23時頃
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……河合妹?
[名前は思い出せなかったが、苗字を呼ばれたチビが 振り返って見上げてきたので、目が合い。]
…………。
[数秒の沈黙のあと このままじゃ、ただの不審者だと気づく。]
(322) SUZU 2021/11/20(Sat) 23時頃
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えーと 姉ちゃんと同じクラスの……つっても怪しいよな。 ちょっと待て、今証拠出すから。
[誰かが撮ってくれた文化祭の写真データ、 スマホに送られてきたそれを 消すのが面倒でとっておいてよかった。 準備や当日の風景の写った何枚かを探し出し。]
ほら、一緒に写ってるだろ。
[さすがに着ぐるみの中身だとは名乗らなかった。 わざわざ子どもの夢をこわす必要はないだろう。]
(323) SUZU 2021/11/20(Sat) 23時頃
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[とりあえず不審者じゃないと理解した様子を待って。 親と一緒じゃない事情を聞けば、 トイレに行って帰り道がわからなくなったらしい。
しょうがない、と一息つき。 売店に寄ってペットボトルを買う間だけ待たせて、 病室の辺りまで連れて行くことにする。 おまけでついてた猫のキーホルダーに視線を感じて 欲しいならやるよ、とチビに渡したなら。
なんでか立ち止まったので、俺も足を止め。 邪魔にならないよう廊下の端に寄りながら どうしたのかと身を屈めた。]
(324) SUZU 2021/11/20(Sat) 23時頃
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……姉ちゃん、よかったな。戻ってきて。
[その言葉に、チビはどんな反応をしたただろう。 それが病室に戻るのを躊躇ってるように見えたのは 俺の勘違いかもしれない。]
(325) SUZU 2021/11/20(Sat) 23時頃
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お前らから見たら、高校生とかすげー大人で なんでもできるように見えるかもしれないけどな。 ……なってみると、そうでもないもんだよ。
喧嘩したのかなんなのか知らないけど、 やったことに姉ちゃん自身が傷ついてるし また傷つけないかこわがってる。 だから戻ってくるのも、すげー頑張ったと思う。
[小学生には、難しいかもしれないし。 そもそも、半分くらいわからない内容だろう。]
(326) SUZU 2021/11/20(Sat) 23時頃
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[──半分はたぶん、9年前の俺に向けたもの。]
(327) SUZU 2021/11/20(Sat) 23時頃
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だから姉ちゃん、大事にしてやれよ。
[じゃあ戻るか、と立ち上がり。 チビに合わせてゆっくりと、 病院の廊下を再び歩きだした。**]
(328) SUZU 2021/11/20(Sat) 23時頃
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── ある日の放課後 ──
……はあ? まあいいけど、暇だしな。
[昇降口で呼びとめてきた、副委員長。>>312 そういえば、あの世界から帰ってきてから こんな風に二人で話すことはなかった気がする。 通学も、松葉杖の間は送り迎えらしいし。>>310
俺で暇が潰せるのかは、まあ人選ミスを疑うが。 話を聞く相手くらいになれるかと、横に立てば。]
(339) SUZU 2021/11/21(Sun) 00時頃
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[何故か、誕生日を聞かれた。>>315]
あってる、春生まれ。 結構安直だろ、うちの親。
[なんでまた、と怪訝な顔で見下ろして。 何か聞きたそうな様子に気づけば、 面倒くさそうなのを隠さず、顔を顰めながら。]
……何が聞きたいんだ?
[促した先で、聞かれたなら。 今はいない兄の話を、訥々と話すのだろう。 兄の名前も安直で、秋生まれだったこと。 先週、墓参りに行ってきたこと。 河合が知りたいことは、話した中にあっただろうか。]
(340) SUZU 2021/11/21(Sun) 00時頃
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[俺が壊してしまったものは、やり直せるかわからない。 ひとの価値観なんてそう変わるもんじゃないし 今でも時折、兄と比べてしまうのが嫌になる。
けれど もうここは、兄の辿ったはずの未来じゃなくて。 俺がいいと、受け入れてくれるやつもいる。>>228 こうして話を聞こうとする、お節介もいる。]
……で、 そっちはその後、妹とどうなんだよ。
[なろうとしたものにはなれなかったけれど。 とりあえず生きてみようかくらいには、 今の俺は前向きだ。**]
(341) SUZU 2021/11/21(Sun) 00時頃
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[私のうみだした卵の中で。
私を追いかけてきた“きみたち”について考える。
屋上は寒かったよね。
私もそうだった。
私に入った罅を誰とも分かち合えないまま、
消えていくにはもってこいだった。
冬の空はね、星が綺麗に見えるんだ。
だけど私はお星さまにはなれなかった。
それでいいって思ってるよ]
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