10 冷たい校舎村9
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[そう、そうなんだ。
黒沢の言葉、別に嬉しくないわけじゃないよ。 でもやっぱり俺はずっとこうやってきたからさ、 どう受け取っていいのか戸惑ってしまう。
俺は自分のことも信じてないし 他人のことも信じてないから。]
(399) 2021/06/09(Wed) 11時頃
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…なーんてね。
てか、それ言ったらそっちこそ。 副会長が誰かの愚痴っぽいこと言ってんの はじめて聞いたよ。
副会長こそ「優しい」でしょ。 いつもみんなのこと気にかけて、 力になろうとするじゃん。
[黒沢的論法で行くと 喩え動機が自分にあっても 気遣いをしようとする人は優しい。
しようとする気持ちで言うのなら 黒沢だって十分にあると思うんだけど。 って言うのは、まあいいんだけどさ。この際。]
(400) 2021/06/09(Wed) 11時頃
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俺は逆に、副会長のそういう…愚痴? ムカつく奴の話とか、 もうちょっと聞いてみたいと思ったけどな。 なんとなく親近感湧くじゃん。
[自分に負の感情を向けられるのは苦手だけど 自分とは全然関係ないのが分かってる、 見知らぬ誰かに対する愚痴は平気。
って言っても、はいそうですかとは 言わないんじゃないかなってこれは俺の予想。 だからきっとお互いさまだ。]
(401) 2021/06/09(Wed) 11時半頃
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[そんな話をしたりしながら。
10組から立ち去る少し前、黒沢が礼を言う。>>341 なんかあれこれ言ってしまったけど 黒沢が助かったのは事実なのだろうから、 そこはにっと笑って素直に受け取ることにした。]
どーいたしまして。 また何かあったら頼ってくれていーよー? 気遣いの出来る柊くんなんで。
[何て言う頃にはすっかりいつもの調子を取り戻していた。 休憩所に支給された毛布の施しは 有り難く受け取らせて頂きます。**]
(402) 2021/06/09(Wed) 11時半頃
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― ―
[柊家の由樹くんになって暫くは 穏やかで幸せな生活が続いていた。 と言っても俺は当時を断片的にしか覚えてないから これは聞いた話を繋ぎ合わせた記憶。]
(441) 2021/06/09(Wed) 15時半頃
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[広い家、優しい両親、温かい食事と寝床。 何不自由ない生活は身に余る贅沢だったのに、 それでも幼い俺は不安だった。 いつか捨てられるんじゃないだろうかって。 いつか見放されるんじゃないだろうかって。
施設に居た頃はやたらと愛想が良くていい子だった俺は 家に来た途端に豹変したのだという。 我儘で、落ち着きが無くて、言うことを聞かない。 気に入らないとすぐ暴れたり泣き喚いたり。 物を盗んで怒られたこともあったらしい。
養父母は辛抱強く俺に付き合ってくれたけど それでもそんな日々にだんだん、だんだん、 疲弊していっていたんだろう。]
(442) 2021/06/09(Wed) 15時半頃
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[ターニングポイントになったのは それから数年後、弟のススムが腹に出来た時だった。
「この子が真っ直ぐに進んでいけるように」だってさ。 幸福そうに目を細めて名前を考える母親に どうしようもなく心がざわついた。 俺の名前はそんな風に願って貰えてなんかないのに。
ただでさえ不安でいっぱいで、 気を惹こうと必死だった俺だから、 当然そんな弟の存在に焦った。
思いつく限りの悪さをして、 その次の日には全力で媚びてみせた。
子育てしながら仕事で忙しい父と、 新たな命を抱えて大変な母と、不安定な子供の俺。 全員余裕が無かったんだろうなって、今なら分かる。]
(443) 2021/06/09(Wed) 15時半頃
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[……ちょっと背中を押しただけだった。 そんな大事になるなんて思ってなかった。
蹲って大きな腹に必死に話しかける養母と、 本気で怒った顔で俺を睨みつける養父。
普段穏やかな2人が血相を変えているのを見て、 あ、やばい。ってその時直感した。 殴られた頬は痛いのに、 危機感に支配された頭は冷えていた。
それは俺にとっての禁句。 決定的な一言を"お父さん"が紡ぐ]
(444) 2021/06/09(Wed) 15時半頃
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「―――いい加減にしろ!! いい子に出来ないのならお前はうちの子じゃない。 だから養子をとるなんて俺は反対だったんだ!」
(445) 2021/06/09(Wed) 15時半頃
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[幸いにも弟はどこにも異常なく生まれたから 柊家は平凡で平穏な4人家族。
その日から目に見える悪さをぴたりとやめた俺は、 それなりに家族とも上手くやってきたんじゃないかな。 空気を読んで迷惑をかけない、ムードメーカーとして。 だって、そうしないと捨てられてしまうから。
無償の愛は枯渇する。>>323その通りだ。 俺は知っていた筈なのにね。**]
(446) 2021/06/09(Wed) 16時頃
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― 文化祭・綿見 ―
[いつかの綿見との話。 そんな話をするのは"珍し"かったから、>>324 その時のことは何となく覚えていた。
何というか彼女には みっともない姿ばかり見せている気がする。 それを恥じらう余裕すらなかったのは 良かったのか悪かったのか。]
(469) 2021/06/09(Wed) 18時半頃
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…………そ、っか。
[大丈夫、と言われて張り詰めた肩の力が抜けた。>>327
俺とは対照的に淡々とした口調の綿見は 薄っぺらい誤魔化しなんか全部見透かしてるみたい。 自然と尻すぼみになって、部屋の中に沈黙が落ちる。
此方を見つめる静かな眼差しを感じ 居心地悪そうに視線を彷徨わせた]
(470) 2021/06/09(Wed) 18時半頃
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――――疲れてる、 ………そう、見える……かな。はは。
[ぽつ、と呟く。 笑い声もいつもより弱弱しかった。
選んでくれた言葉も、手渡してくれたジュースも、 彼女なりの気遣いなんだろう。そのくらいは読み取れる。
文化祭準備中、黒沢と揉めているっぽい時は まだ「煩いのが苦手」って印象も残ってたから 接し方にも気を付けていたけれど――
ただお疲れ様でした。と労ってくれる、 その淡々とした温度が無性に有り難くて、 ちょっとだけ泣きそうになってしまって。 でもそれは流石に情けなさ過ぎたから 子どもみたいに俯いた。]
(471) 2021/06/09(Wed) 18時半頃
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…………ん。ありがと。
[追い出されなかったことにほっとしながら 生クリームの入ったボウルを受け取る。
手が足りないのもあるんだろうけど、 居心地悪くならないように 気を回してくれてるのもあるんだろう。
綿見はおとなだな。すごいな。って思った。]
………うん。 まあ、って言っても、 大したことじゃないんだけど、
[今更そんなこと言っても白々しいだろうか。 かしゃかしゃと生クリームを泡立てる乾いた音が調理室に響く。]
(472) 2021/06/09(Wed) 18時半頃
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中学の時にさ、酷い喧嘩別れした子がいたんだ。 客引きしてたらその子の姿が見えて、 咄嗟に逃げて来ちゃった。
[三行で説明できてしまった。
口にすると本当に何でもないような話で、 俺ほんと情けねーなってまた自分で 笑い飛ばしそうになってしまったけど、堪える。
綿見は多分茶化さずに聞いてくれてる、 ような気がしたから。]
(473) 2021/06/09(Wed) 18時半頃
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―――……俺は、 その子のこと好きだったんだけど。 色々あって、向こうには嫌われちゃって。
[未だ口にすると鈍く痛む、手痛い記憶。**]
(483) 2021/06/09(Wed) 18時半頃
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― 3-10組・黒沢と ―
[黒沢が譲歩してくれたけど>>486 俺的にはそれでも多いなって感じで せいぜい「黒沢は」とか、せめて 「今日集まってきた連中は」くらいならまだ… ああ、でも九重ちゃんとかそんなに話したことないし やっぱり何とも言えないや。
……九重のこと考えると 急に現実に引き戻された気がして暗い気持ちになる。 いやそもそもここは現実なのかって話だけど。]
(547) 2021/06/09(Wed) 22時頃
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いい子じゃないんだ?
[鸚鵡返しに聞き返す。 黒沢が自分のことどう評価してるのかは分かんない。 でも少なくとも俺にはいい子に見えるよ。 それこそクラスの大多数はそう答えるんじゃないの。
人に自分の価値観で 綺麗な評価を受け取らせようとしておいて 自分のこと言及されたら そうやって棚に上げるのは ちょっとずるいんじゃないのかな。
何となくそんな風に感じて彼女に問いかけたのは ちょっと意地悪な気持ちもあったかも。]
(548) 2021/06/09(Wed) 22時頃
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[少し考えるような間の後、 想像してるような理由じゃないって言うから 何だろうって黙って耳を傾けて。>>491
………――――ああ。>>492
その言葉を聞いた俺は 咄嗟にどんな顔をしていたか分かんない。 小さく拳を握りしめた。爪が掌に食い込む。]
(549) 2021/06/09(Wed) 22時頃
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[
この子は全然俺と違うけど。 でも、きっと俺と同じだ。
]
(550) 2021/06/09(Wed) 22時半頃
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……………
[だから苦笑と共に続く台詞も 神妙な顔で聞いてた。>>493
訂正されなくても彼女が 何を言ってるのか"わかって"しまう。 彼女に命令する「優しくない人」は 俺の親よりも随分と理想が高くて厳しいみたいだけど。]
俺もいっしょ。
[だから、気付けばそう答えていた。 つまりは親近感を湧かせるのには成功したってことだ]
(551) 2021/06/09(Wed) 22時半頃
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決定的に見限られたくなくて 捨てられるのが怖くて そうしないと生きていけないから 愛想振りまいて優しくしてんの。
俺は優しくない人に命令されては無いけどね。 皆優しいけど、俺は悪い子だから。 ありのままだと嫌われちゃう。
[自嘲めいた台詞と共に笑う黒沢に ゆるゆると首を横に振って俺も笑った。 何の笑いだろうな。 どうしようもない現実に対する諦めの笑いかな。
寂しいやつを寄せ集めても寂しさはゼロにはならない。 でも、傷を理解するくらいは、きっとできる。]
(552) 2021/06/09(Wed) 22時半頃
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……だからさ、ひどいなんて言うなよ。
捨てられたくなくて頑張るの、何かおかしい? 自分を見て欲しくて虚勢を張るのは滑稽かな?
ただ必死なだけなのに。
[だから、そんな風に自分で自分を傷つけるなよ。 俺まで何だか哀しくなってしまうじゃないか。]
(553) 2021/06/09(Wed) 22時半頃
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[ぱん、と黒沢が掌を叩く音で空気が切り替わる>>497
ちょっと俺も突っ込みすぎたって言うか、 ディープな話をしすぎた感もあるから 切り上げて貰えたのは有り難かった。
普通に学校で会ってる分には 絶対こんな話しなかったんだろうけどな。 この非日常がそうさせるのかもしれない。]
(554) 2021/06/09(Wed) 22時半頃
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ごめんね。なんか色々言って。
[随分話し込んでいた気がするけれど、 時間はどれくらい経っていただろう。 鳩羽は無事に九重を見つけられたのだろうか。 そろそろ皆と会って情報共有をしたい所だった。]
でも、こーゆー話、 副会長と出来て良かったなって思うよ。
[相手がどう思うかとか、 機嫌を損ねるんじゃないかなとか、 途中からそんなことが気にならなくなっていた。
笑みと共にそれだけ最後に残して、 10組の教室を後にしただろうか。**]
(558) 2021/06/09(Wed) 22時半頃
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― 次のチャイムが鳴るまで ―
[黒沢と別れた後は どこかのタイミングで3年9組に一度顔を出して すっかり賑やかになった黒板に 「10組の天井に御札いっぱい」って追加しておいた。
何だか妙に頭を使ったような気がして疲れたので クレープ>>254の文字に目をつけて 食べ物を求めて食堂へと向かったことだろう。
向井はクレープを食べきる前だっただろうか。>>578 まだ残っていれば集まってきた面々と分けあって 食事にありついただろうけれども。]
(648) 2021/06/09(Wed) 23時半頃
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[結局九重が見つからなかったこと、 それとついでに精神世界がどうたらって話も、 探してた鳩羽かもしくは誰かから聞くことは出来たのかな。
結局大したことは何もわからないまま 夜は更けて、眠りに就こうとしていた。]
(649) 2021/06/09(Wed) 23時半頃
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………止まってしまった校舎、か。
[早く大人になりたいね。黒沢はそう言った。>>606
そうとも、大人になれば今よりも世界が広がる。 文化祭より楽しいことだってきっと見つかる。
このメールを送ってきた誰かも、 もうちょっとだけ、ほんのちょっとだけ粘ってみれば 何か変わったかもしれないのに――――]
(650) 2021/06/09(Wed) 23時半頃
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[―――なんて、大嘘。]
"ごめんなさい、もう限界でした。"
[欺瞞もいい所だ。]
(656) 2021/06/09(Wed) 23時半頃
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[昼間話した内容を、ぼんやりと思い返していた。**]
(660) 2021/06/09(Wed) 23時半頃
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