28 僕等(ぼくら)の
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誰が… ……?
[『何処に行っていた?』 まだ発することが出来ていない問いと 七尾の言葉が、遠いところで符号しそうで。 ―――ロボットというものは、 ―――搭乗者が居なければ動かない。
全く状況が分からない中ながらにして、 あの時抱いた言葉にならない不安が再び頭を擡げ始める。 詳しいことを聞けるだろうか。 否、無理だろう。七尾は顔を背けてしまう。 思い出したくない夢に魘されるような、そんな仕草。
無理に聞き出すことは本意ではない。 今はそっと置くことにしたものの、生徒らの会話の中から 何かしらの糸口を掴もうと、耳を傾けている。 **]
(@0) 2023/08/15(Tue) 00時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/15(Tue) 00時頃
───縁牙ッ!!!戦え!!!
[僕は思わず、パイプ椅子に座って固まっている弟を思いっきり殴りつけた。縁牙は椅子から転げ落ちる。
胸倉を掴んで立たせ、もう一度椅子に座らせた。
椅子の後ろから、弟の手に自分の手を被せる形で握って、耳元で囁く。
───主砲、右肩に撃って来るから上体を下げて。
次、左足に来る。躱して。
遅い!!次、避けたらお腹を狙って撃つ!
[まるで二人羽織りの戦闘だった。ロボットはちゃんと動いて、槍を放つ。
というより縁牙は、避けるのが下手だが、攻撃は百発百中だった。そうでなければ。それでこそ。僕の弟。
だけど、確実に中ててしまうからこそ、自分の腕に怯えるのか。]
殺さなければ殺られるんだ。
考える余地すらない。
[敵ロボットの核が丸見えになった時、あいつは泣いていたけど、
"殺れ!!!"という僕の合図により、
一撃で仕留めた。
そのロボットの核は何故かガラスのように透けていて、
中に独りで居たパイロットが丸見えだったっけ。
仕留めた瞬間、真っ赤に染まって、何も見えなくなったけど。]
[縁牙はその場で吐いて。泣いて。
僕は "………よくやったよ" と声をかけたけど、
弟は何も言わなかった。
その戦闘の後、あいつは直ぐに死んでしまって。
───同じ顔だから。
───ああ、僕の死に顔は、こうなんだ……と
知った。]*
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/15(Tue) 07時頃
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―― 合宿最終日:事件の後 ――
[柊木の救急車には顧問先生が付き添うことになった。 柊木から聞き取った免疫抑制剤の話も伝えたが>>1:548 彼の病状や状況についての保護者や医師への説明は 責任者たる顧問に任せるのが筋だろう。 此方は此方で、ひっきりなしに訪ねてくる 村民たちからの連絡や連携に追われていたために、 予定帰宅時間は多少圧してしまったかもしれなかった。
入ってきた情報によれば、 戦闘の影響で怪我人や病人は一定数居るものの 明確な死者は、国防省の戦闘機パイロット一人。 戦闘機の飛来とその末路は、広場で見ていた。 赤子と大人……そんな生ぬるいものではない。 攻撃は恐竜に相対するアリの如くまるで歯が立たず ミサイルのようなものに貫かれ墜ちて行く姿を。]
(@1) 2023/08/15(Tue) 08時頃
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[そう、犠牲者は一人………公式には。 本当は、 二人。]
[突然に ”それ” が目の前に現れたことで。 そうと知る。そうだったと、知る。>>1:557]
(@2) 2023/08/15(Tue) 08時頃
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[空き部屋で、各方面に連絡を取っていた。 込み入った通話を切り、息を吐いた直後。 つい数舜前にはなにも無かったはずの 寝台の上に、横たわる七星の姿を見る。 息がないことはすぐに解った。
……そして、浮遊する生き物。 まるで喋るぬいぐるみといった形容の方が相応しいそれは 最初の振動の混乱時に、見かけた気がするモノだ。]
はっ………? 七、星? いや、まだ何も……… 死? 待て、何が何だかわからない!
(@3) 2023/08/15(Tue) 08時半頃
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[まず、こいつは何なのだ。 まじまじとぬいぐるみを見るが、いや順序が違う。 七星の傍に駆け寄り、その身体から生の兆しを 読み取ろうとするが、当然徒労に終わる。
ぬいぐるみはまだ何か告げるだろうか それならばそれも聴覚情報として耳に入れつつも まずは生徒たちの居る部屋に駆け込んだ。]
(@4) 2023/08/15(Tue) 08時半頃
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落ち着いて聞いてほしい。 七星の身体、 いや、 骸、だな。 ……が、この宿泊所に来てる。
それと、あの妙な生き物も。
[生徒たちはどんな表情をするだろうか。 外に居る生徒もいたかもしれないし、 七尾は意識を手放していたようだったが>>34 ひとりひとりの顔を見回して、言葉を継ぐ。
大和は、七星が居た>>1:539と言っていた。 またいなくなった、というのはよく分からなかったが 少なくとも直前まで会っていたのはうちの生徒らなのだろう。]
(@5) 2023/08/15(Tue) 08時半頃
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本当は落ち着いてからと思っていたが 例のアレと、無関係ではないとなれば 早急な対応が必要なこともある。
[生徒たちの間で起こった奇妙な事件と、 非日常の災害は無関係だと思おうとした。 無関係であってほしいと、心のどこかで願っていた。 しかし、ぬいぐるみの物言いはその想いを いとも容易く否定してくる。]
説明してくれ。 なにがあった?
(@6) 2023/08/15(Tue) 08時半頃
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[七星の遺骸を見たいと申し出る生徒が居れば、 躊躇は抱きつつも、立ち合いの元で許可はしたことだろう。
教師としては出来る限り生徒らの疲弊を 慮りたいところだったが、その時間はないらしい。 可能な限り早めに、そして正確に 認識しておきたい、その意思は強い口調で告げた。]
(@7) 2023/08/15(Tue) 08時半頃
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[―― 合宿所を出るまでに概要は聞けたかどうか。 ただ、生徒たちもどことなく不安そうで 彼ら自身、混乱や混迷の中にあるようにも見える。 当然、己だって混乱している。 信じ難い非日常を目の当たりにし続けたのだから。
当事者同士でまず相談する時間が必要であれば それを設ける心算でいたから、もしかしたら 詳細については後日、ということになったかもしれない。
まずは帰宅を促す。 バスや電車で帰れるものはそのように、 七尾など、そうでない者は自身の車で送り届ける。 **]
(@8) 2023/08/15(Tue) 08時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/15(Tue) 08時半頃
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[大きくもない普通の乗用車に 七尾を横たえたなら、助手席くらいしか空かないが 申し出があれば一緒に送り届けたはずだ。
七尾の家に着けば、親御さんに状況を説明する。 突如として現れた巨大物の情報はもう出ていたかどうか、 少なくとも、少なからぬ被害や避難を伴う地震として テレビ報道で大きく取り沙汰されていたから、 相当な心配や心労をお掛けしたことをまずは詫びた。>>45
彼女の母親は心底娘を心配しているように見えて。 その様子には、こんな時ながら安堵してしまう。]
(@9) 2023/08/15(Tue) 09時頃
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[もしも、七尾の父親に会えるようであればそれで良いし 男手が必要なら、もちろん親御さん看視の元で 七尾の部屋に運び込むのを手伝って。
意識が戻るまでにはまだきっと時間がかかるだろう。 回復を待っている、と言葉を残して辞去したはずだ。]
[車に戻ると、スマホの連絡をざっと確認する。 ほかの生徒たちは無事に帰りついているだろうか。 連絡があればそれに返信するが、気掛かりだった。
訳の分からない事態に頭がパンクしそうだが 事態の報告はしなければなるまいと、 自宅ではなく学校の方向に車を向けたのだった。**]
(@10) 2023/08/15(Tue) 09時頃
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── 回想:天体観測の夜・合宿所前 ── >>415>>416>>417>>418
何が出来るというわけでもないけどな。 しかしまあ、気に掛け合うのはいいが…… 随分仲が良い、というか?
[柊木と彼の親友との間にあったことは知らないから 彼の言う『柊木に何かあったら乾がすごく気に病む』を 正しい意味で解釈出来ていなかったかもしれない。 とても心配するという意味ならば解るが、それなら 「気に病む」という表現は幾らか引っ掛かりがある。
語尾が些か上がるが、違和感を突き詰めたいわけではない。 不思議な関係性だな、と内心で思うだけだ。 ともあれ、注意して見ておくことは重ねて約した。]
(@11) 2023/08/15(Tue) 14時頃
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七尾は、一緒にここに戻るまでには落ち着いてた、かな。 やせ我慢かな、と思うところも ちっとあったけど。 本郷もなあ…… 気丈に振舞ってはいたけど やっぱり動揺や怯えはあるようだった。 いざという時に、周りに相談出来るタイプだったら 俺も安心なんだけどな……
…ははっ。 わかってる。ふざけそうったって、 悪ふざけはしないタイプだってことくらいは。
[七尾と本郷の様子については、率直な印象を伸べる。 言葉にできない恐怖や惑いを己の裡に沈めて ひとり膝を抱えるようなことが無けりゃ良い、とも。 その辺りは、同学年であったり、先輩後輩という間柄の 柊木の方がまだ彼女らをよく知っているだろうが。
反省文については、出版できちまうなと軽く笑った。 元より彼の仕業だとはこれっぽっちも思っていないのだ]
(@12) 2023/08/15(Tue) 14時頃
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皆で手分けして調べてて、会えてなさそうだったしな。 柊木はさっき集まってた時に居なかったわけだし。 GPSってのは何か相互にアプリとか 入れてなきゃダメなんじゃなかったか?
[事件事故などの警察沙汰くらいにならないと 一般には開示されないもので、単なる人探しだと なかなかハードルが高い気がすると口にしてみるが 如何せん最近の事情には疎いので。 そして、自分が“次期部長”に近いことを 柊木がどうやら知らなかったらしいと知ると やべっ、と顔の前に片手を立てた。]
あれっ。オフレコだったか……!? 二年の会話や一年の噂を聞きかじっただけなんだけど てっきり柊木が承諾済みとばかり。ごめんな。 俺が言ったとかは内密に。
[生徒の話を横流ししたなど知られたら 益々(自分比)学校での肩身が狭くなる。]
(@13) 2023/08/15(Tue) 14時頃
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まあでも、お前は適任だと思うぞ。 無理しない範囲を、しっかり分かってるしな。 ……相談はもちろん、と言いたいところ だ が〜
俺は来年副顧問やってるか分からないし?
[真っ直ぐな一礼をこそばゆく眩しく感じながらも、 最後はそうやって茶化してやったのだった。 気持ちの透かない事件の後だから、このくらいは。**]
(@14) 2023/08/15(Tue) 14時頃
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―― 合宿の解散前 ――
ん? ……ん〜……
[>>49 乾の突然の謝罪を受けて思わず瞬く。 頭まで下げられてしまったので、気にするな的に 乾の肩に手を置こうとしてはみつつ言葉を探した。 己は然程気にしていなかった>>0:@35、 否、問題視していなかったというのが正直なところで。 しかし、彼が気にしてわざわざこうして言葉を掛けに きてくれたものを、気にするなというのは違うので。]
(@15) 2023/08/15(Tue) 14時頃
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苦手意識を持たれるのも、教師の華ってな。 反発、反抗、反骨精神上等。 …乾はさ、プラスにしろマイナスにしろ、 抱いた感情をちゃんと自分で見つめ直してんだろ。 それって、なかなか出来ないことで、大事。 とか言ってたらまた苦手がられるかもだが。 まあそんな謝ったりするなってことだ。
[と、こんな時だからこそ、なるべく重苦しく ならないように軽い口調で口端上げて結んでおく。
柊木が乾のことを何かと心配していたのは、 こういう繊細な部分のことも含まれているのだろうかと 少し、心に留めて考えながら。**]
(@16) 2023/08/15(Tue) 14時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/15(Tue) 14時頃
公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/15(Tue) 14時頃
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―― 回想:合宿最終日 ――
[>>@6 説明を求める声に、ぬいぐるみは語る。 生徒たちには確かハロと呼ばれていたようだが、 名は今はどうでも良いことだった。 親切な様子で非常なルールを突きつけてくる その生命体にどういう顔で接したら良いか見失っている。]
ロボット…… か。 アレがロボットだと、 人が乗るものだと認識したのすら 恥ずかしながらつい先刻だよ。
[>>72ハロが語るのは、まるでアニメや映画の世界だ。 余りにも日常とかけ離れすぎていて 何かの設定を聞いているような気にさえなっていた。]
(@17) 2023/08/15(Tue) 17時半頃
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[途中、内緒話のように告げられた言葉には 思わず片眉を跳ね上げ、鋭くハロを見た。>>73 彼らの知らない情報を己に伝える意味はあるのか。
六人の生徒のうち、一人の未契約者がいる。 運命共同体の中に、言わばユダが居るだなどと。
此方にしてみれば、生徒に秘密を抱えたまま 事態と向き合うことになってしまうのだが―― それに悲観的かもしれないが 露呈した時の混乱を想像しさえした。
しかし、聞いてしまったものは仕方がない。 一人でも危険に際する必要のない者が いるというのなら幸いと思うべきじゃないか。……。 押し込め切れない不信はここでは抑え、話の続きを傾聴する。]
(@18) 2023/08/15(Tue) 17時半頃
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………パイロットは死ぬ? なに……を 言ってる? 悪い冗談にも程があるぞ。
[ロボットの存在は最早否定できない。 ワープも目の当たりにしてしまった。 でも、命を消費して動くロボット? 「そういう力が存在する」「そういうものだ」 ということにして受け容れてしまうには、 己も、この場の者らも幼くはないはずで]
(@19) 2023/08/15(Tue) 17時半頃
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…… そんな、馬鹿なことが……
[冷え切った七星の身体。 先刻触れたそれの感触だけが 否定しようのない要素として指に残り続ける。]
(@20) 2023/08/15(Tue) 17時半頃
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[本郷の声に、視線をそちらへと。>>75 彼女の言葉は、当事者として見てきたことを 疑い得ない確たる響きを持っていた。 そしてそれはそのまま、あの日、巨大な脚が現れた時、 何処に行っていたかという疑問への回答でもある。]
ロボットの中。 七星がパイロットで ……そうか。
[一周も二周も遅れて情報を得て。
――薄らと想定していたとはいえ、 何をどう口にしたら良いか分からない。]
(@21) 2023/08/15(Tue) 17時半頃
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[>>77 本郷の言う通り、 あの場での『説明』はそれで充分だった。 人間、脳の処理能力を越えた事態に接しすぎると 情報の受け入れや思考を止めてしまうものらしい。 疑問や否定要素を絞り出そうにも、無理だと判じ。 整理して場に当たることにしたいと。
国防が僅かでも動いていたのであれば、 調査に乗り出すこともあるのだろうから あまり時間を空けるべきではないかとも思うが。
体調の優れない者もいることを鑑みると 時間が必要なのも事実だった。]
(@22) 2023/08/15(Tue) 17時半頃
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……あ、ああ、それは勿論。 駅まででいいのか? 大した労でもないから、家まで車向けてやるよ?
[>>77 本郷の要請には当然是を返す。 宇宙だのロボットだの戦闘だのという規模から 生徒を車で送り届けるという日常サイズの話に移り、 あからさまに安堵が滲んだ。 本郷のこともまた、要望通りに送り届けたはずだ。
遺体への体面を希望した者>>36>>38>>97には その時間を取ったし、きっとささやかな追悼の後で ハロの手で七星の遺体はどこかに移されたのだろう。]
(@23) 2023/08/15(Tue) 17時半頃
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[キッチンカーを携えて来てくれたらしき乾の両親には 他の保護者へと同様、事態の説明と深謝を。 一部の生徒たちを送り届けてくれることにも。>>143
おにぎりは、その場で口にすることは出来なかったが 帰路と学校での残務の間に腹を助けてくれた。 >>55>>56 **]
(@24) 2023/08/15(Tue) 17時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/15(Tue) 17時半頃
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―― 天文部の部室 ――
[あれから五日が経過した。 被災地との連絡や学校・保護者への連絡等 休み返上で学校に通い忙殺される日々。 合宿の参加者はグループLINEで連絡を取り合っていたが 今日は顔を合わせてのミーティングを行うという。 混乱の中で思考停止に近くなっていた頭は、 あの日よりは働くようになっていると思いたいものだ。 天文部の部室の片隅で生徒らの話に耳を傾ける。
当事者たる彼らの話のまとめの中には、 ハロからの短い説明では知り得なかった事実も 多数窺い知れて、眉間の皺が自然、深くなった。*]
(@25) 2023/08/15(Tue) 18時半頃
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[宇宙単位の攻防がどうのというのは 百億歩譲ってそういうものと認めるにせよ。
心でも頭でも、尤も受け容れを拒むのは 生徒の死―――という動かぬルール。
今だって信じたくはない。 人質を取られているような心地ですらある。]
(@26) 2023/08/15(Tue) 20時頃
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[死ぬなんて嫌だ、そう吼える乾。 そうだな、その感情が当然だ。
『呼ばれた』という感覚はわからない。>>83 契約者は、そういった感覚の呼び声をもってして 自分を次のパイロットと認識するのだろうか。 契約をしていない己には知り得ない感覚だが、ただ]
[自身が次のパイロットなのだろうと。
きっと努めて淡々と、 感情を抑えたような声で、 受け容れているようで、ほんの僅か抗うような。
我慢をし慣れたような顔で 七尾は笑う。]
(@27) 2023/08/15(Tue) 20時頃
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―――、
[代わってやれれば、と、 思った。 きっとこの場の誰がその立場に居ても 己はそう思うのだろうけれど。
その権利は、この身にはなくて。 その義務を代わりに負うには、心残りがありすぎる。
彼女、 彼らは、 選ぶ暇もなく 運命を背負ったというのにな。]
(@28) 2023/08/15(Tue) 20時頃
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[『事情を知っている大人』>>180 という言葉が 本郷のから出た折にか。時を見計らって口を開いた。]
……そのことなんだが。 顧問先生の方には、実は、俺から伝えてある。 先生は、くだんのロボットのことも見ているし、 お前らが消えた時にも、俺から報告もしているしな。 柊木を送り届ける時にも、口裏合わせもした。 ……学内の生徒がこれだけ関わってる。 俺もただじゃすまないだろうが、それはいいとして…… 何かあれば責任は共に取ると、 対外的な矢面には立ってくれると言ってる。
(@29) 2023/08/15(Tue) 20時頃
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[一旦、そこまで告げて、口を噤んだ。 この一件で己も少し顧問を見直した、というか。 有難いような申し訳ないような心持ちにまでなっている。
それにもう少し、水面下で動いている件もある。 それは本郷が口にしたように国防に関わる内容だが まだ口にはしなかった。事態が動くなら、の話だ。
必要にならないに越したことはない。 この期に及んで、まだこんなことを考えてしまう 己はきっと甘いのだろう *]
(@30) 2023/08/15(Tue) 20時頃
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いや、ごめんな。皆の前で言うべきだと思ったから。 ちゃんと伝えたのは、七星の件の後、 合宿の後で学校に帰って来てからだけど。
[>>242 知らなかった、と繰り返すのには 情報として提示しなかった此方の後手だと首を振る。]
…まあ、ほら、自分の持ち合わせていない経験や 権力――ていうかコネというか、伝手か。 大人だろうが、より大人や、強いものに 頼れる時は頼る。 ってやつで。
[合宿の時に、たしか七尾に告げた言葉を 己もまた実践している――ということでもある。
規模の大きな計画などではないのだ。 せめて彼らの保護や、世間の理解を得るための 布石くらいは打てないか、というだけのことだった。*]
(@31) 2023/08/15(Tue) 21時頃
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ああ、そうだ。 ぬいぐる…… ハロ。 その流れで、ひとつ聞いておきたいんだけど。
契約者以外の人間を、コックピットに 運ぶことというのは可能なのか。
[七尾の意志を尊重するのには否やはないけれども。]
(@32) 2023/08/15(Tue) 21時半頃
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[端的な回答に頷きかけた。>>296]
そうか。 なら、皆がコックピットに入るようであれば 俺も一緒に転送してくれ。
[聞いていたのだろう七尾の表情に 少し眉下げたような顔を向けた。>>294
義務感ではない。罪悪感からでもない。 こども扱いはしないとは言った。 しかし、学校に所属している限り 彼らは皆等しく可愛い生徒であるので。]
(@33) 2023/08/15(Tue) 22時半頃
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[死の運命など振り掃ってやりたいものだが。 それが逃れられないものなら。
せめて―― 教師の役割に殉じる意思で。*]
(@34) 2023/08/15(Tue) 22時半頃
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[視線を感じた気がして、目を上げれば>>322 天道に思わぬ形で一礼されて、一度瞬く。 一緒にコックピットへ、と言った件だろうか。 彼の律義さというか、真面目さは好ましい。]
………
[しかし彼もまた、 この災禍に巻き込まれた一人だと思えば 気持ちが沈んでしまう。
どう反応したものか、やはり眉下げた笑みを浮かべ。 首を微かに傾けて、その返事とした。**]
(@35) 2023/08/15(Tue) 23時半頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/15(Tue) 23時半頃
公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/16(Wed) 10時頃
公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/16(Wed) 18時半頃
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―― コックピット ――
[それは初めて経験する“ワープ” の感覚。 痛いだの圧迫感だのといったものは無いが どことなく己の身体が己の物でないかのような 不可思議な感覚があった。
眼前の景色は一変していて、 広々とした空間に人数分の座席があらわれる。 生徒たちは各々、然程迷うことなく 自身の席を見つけ出したようだった。
椅子と呼べないものもあるけれども 契約者の思い入れに呼応するのか、 それとも内面を映すものか。]
[……そこに己の席はない。 契約によって用意された席なのだから、当然だ。 コックピットの中での己の立ち位置は彼らの後方。*]
(@36) 2023/08/16(Wed) 22時半頃
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[コックピットの前方がモニターのように外を映し出す。 遥かな高みから、見覚えのある街を見下ろす展望だった。 ロボットが動けば、否が応でもこれらは破壊される。 犇めき合って避難する人波を見詰めれば、 合宿所で見た惨状が頭を過ぎった。
今目に入る風景はもう二度と同じにはなり得ない。
これを踏み越えて行く彼女を、彼らを思う。]
(@37) 2023/08/16(Wed) 22時半頃
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[生徒たちそれぞれに言葉交わすのも 時に意思の食い違いから衝突に至りかけるのも この耳には届いていた。 しかし。
眉間に皺を刻んでいたのは 生徒側から吐露されなければ知り得ない 七尾の家庭の事情の方だった。>>444>>445 ]
[七尾の両親がどのような状態だったかなんて 本当のところは本人たちにしか分からない。 しかし、七尾を送り届けた時の母親の面持ちを見れば 彼女の両親は娘を愛していることが明白ではなかったか。 娘が『自分が居なくなれば』などと考えることを 良しとする筈もない。 七尾の言葉からも両親への愛が伺えるのに。 紐解けない複雑を、己も紐解けないままに、 そのうちに、 ロボットが、動き出して。]
(@38) 2023/08/16(Wed) 22時半頃
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[本当に動くんだなと、どこかズレた感想を抱く。 操縦桿などもなく、意図した方向や場所へと移動できる、 それは人智を超えた力であることは最早疑いようもない。
先制を許したロボットに、いや、パイロットの七尾に 周囲の生徒らから対応策や激励が奔る。 七尾が“操縦”するロボットがどのように動いても 己は、場を守るよう見守っていた。]
[たった一言だけ口を開いたのは、 搭乗するこのロボット――アストロの腕が 敵性体の急所を圧し潰した後 >>603]
(@39) 2023/08/16(Wed) 22時半頃
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………七尾。
[最初のパイロットの名を、呼ぶ。 届かなくてもよい、ただ、刻んでおきたかった。 七尾の口から訥々と語られる 理由 を聞けば 深い嘆息と共に目を伏せた。 己の思考の誤りに気付いて。
それがいかに切なく悲痛な決意でも、 彼女が彼女の世界のために出した答えに 正しいも誤りもあるはずがなかったのだ。]
(@40) 2023/08/16(Wed) 22時半頃
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[敵は沈黙する。 七星やハロの言葉を信じるならば、 遠くない時間、きっとこの健気な女生徒も。
起こり得ない奇跡でも、起こってくれと、 祈るような心地でそこに立っている。**]
(@41) 2023/08/16(Wed) 22時半頃
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……七尾っ!
[小さな身体が傾ぐのを見、 思わず数歩、踏み出す。 生徒らの運命へいくら内心で抵抗しようと、それは 矢張り逃れられないのか、という悲痛に変わる。]
……ああ。
[傍に居た本郷が、倒れた七尾に呼びかけ 最後に此方を見るものだから、>>654 応えのような、嘆きのような音を返した。 駆け寄る者らが他に居ればその後に 七尾の傍に片膝つき、彼女の命の灯を確かめる。
……… かぶりを振った。]
(@42) 2023/08/17(Thu) 00時頃
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…… ハロ。 七尾の身体は、どうなるんだ?
両親の元へ? それとも……?
[両親の元へ返すことが正しいのか、 それとも別の方法で安置されるのか。 七尾の方からハロに希望があったりはするのだろうか?
ギリギリまで前向きに死を否定していた彼女だ。 どのような処遇になるのかと、思わず問いかける。*]
(@43) 2023/08/17(Thu) 00時頃
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公安部 カガは、メモを貼った。
2023/08/17(Thu) 00時頃
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