14 冷たい校舎村10
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[返って来た七星さんの言葉に頷く。>>401]
りょーかい。
[いつの間にか外は昏くなっていた。 時間の感覚がなくなっているのかな。 お昼食べてないじゃん。 そう思ったら途端にお腹が空いてくる感覚が 襲ってくる。 こんな状況に置かれているというのに呑気なものだ。 泊まらなきゃいけないとか考えていなかった 自分もまた吞気ではあるのだが。]
(17) 2021/11/09(Tue) 01時頃
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[とりあえず、今の状況を伝えるために真梛さんを 探しに行こうか。 そのまま探索するか、誰かを手伝うかは真梛さんの 動向に従うとしよう。
遺書の文面に共感の意を示す二人>>392>>400の 言葉はしばらく脳裏に張り付いたまま。 そっちは任せた、と私はその場を後にした。]
(18) 2021/11/09(Tue) 01時頃
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―― チャイムが鳴る前:一階のどこか ――
[他の教室を通り過ぎながら覗いてみれば あの日がしっかり再現されていることがわかる。
楽しかった日。 終わればとても寂しかった日。
思い出を沸々と蘇らせながら、]
真梛さん、いた!
[その姿はどこで捉えることが出来ただろう。 お化け屋敷の前だっただろうか、それとも。 とにかく見つけたら駆け足で近づいて声をかけた。]
(19) 2021/11/09(Tue) 01時頃
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一人で大丈夫だった? 昇降口が開かないの、七星さんから聞いたよ。 こっちはいろいろ話が進んでてさ。
[一階の窓も同じように割れない事。 それから二階と三階の状況。 誰かの頭の中に人が閉じ込められる、そんな話に 食料と寝床の確保にそれぞれ動いてること。
教室で出た話は粗方真梛さんにも報告する。 なるはずのないチャイムが鳴ったのは、 どのタイミングだったかな――]**
(20) 2021/11/09(Tue) 01時頃
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[みんな無事、という質問>>74にはちょっと答えに 窮する。 路子さんや墨鳥君、途中出て行った日食君の その後の姿を私は見たわけではないから。
けれどそれも含め素直に伝えて。 口の端に甘い残骸が残っていたなら、 この不思議な空間のものを口にするその度胸に 「真梛さん凄いなぁ」なんて感心出来ただろうけど。]
初めてじゃなかったら吃驚するよ。 私もまだ信じられないけどさ。
[と私は肩を竦めてみせた。]
(100) 2021/11/09(Tue) 14時半頃
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[精神世界。>>75 その閉じ込めた人間のことをホストという。 ナレーションに、そんな説明があったっけ。 そんな考えに耽っていれば]
―――?
[今、遠くで誰かの声が聞こえたような。>>#3 そう思った瞬間だった。 再び鳴り響いたチャイムの音に、肩を上げる。]
(101) 2021/11/09(Tue) 15時頃
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[聞きなれたはずのチャイムだというのに、 閉ざされた校舎に響くそれはやけに不気味に 聴こえて。]
び……っ、くりしたぁ…! もう、一体何―――…!
[鳴るなら教えろ!なんて誰かさんに文句を言いたく なったが、周りに訪れた変化に言葉は奪われる。 先ほどまで確かに無かったはずのイースターエッグ と思しき物がぽつぽつと、点在していたのだ。]
(102) 2021/11/09(Tue) 15時頃
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[真梛さんの言葉>>76が、静かに耳に届いた。]
はぁ……もう非現実とは受け入れてるけどさぁ。
[真梛さんに続き赤い花柄模様の卵を拾い上げれば それは声を発して、思わず落としそうになった。 わたわたと空中に遊ばせたあと、しっかりと手で キャッチして。
可愛い卵が喋るとかさ、考えようによってはとても ファンシーな状況ではあるけれど。 ごめん、やっぱホラーだわ。
何を教えて欲しいと言うの。 繰り返されるその懇願>>3にそう尋ねてはみた けれど、唐突な真梛さんの言葉>>77に意識は そちらへと移って。]
(103) 2021/11/09(Tue) 15時頃
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[その視線を追えば、まだあった変化に思わず 目を瞠った。]
……いやぁ、私にはこの規模のバリアフリーに する力はないなぁ。 石頭君が出資でもしてくれたのかな?
[おどけた調子でそう返す。 望月高校も金持ち校になったものだと。
……これが誰かの精神世界なのだとしたら、 私より真梛さんの方がこれを望んでいたはずで。]
(104) 2021/11/09(Tue) 15時頃
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そういえば文化祭の時、二階とか三階見に行った? 良かったら一緒に行こうよ。 一人より二人の方が楽しいでしょ? 人いないから雰囲気だけになっちゃうけど。
[それとも他にもっと、行きたい場所があったかな。 でも «飛んでいける» あの文章があったから、 屋上には行かせたくない気はしたんだ。
陽気な音楽は、未だどこまでも陽気なまま、 バックグラウンドで鳴り続ける。]**
(105) 2021/11/09(Tue) 15時頃
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[かえってしまった“きみ”について考える。
きみが窓の外を見つめていたことが、
紛れもなく意味猫カフェのはじまりになったね。
あの時みたいにきみは何かを見つけて、
そうして、何を思ったのかな。
きみが見つけたのはきみ自身のココロの中にいる獣だったりして。
これは勝手な想像だけど。
爪も牙も、あるいは言葉も、
向ける先には気をつけて……なんて、言うまでもないかな]
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[思考を読まれた>>133かと一瞬思ったけど、きっと それは誰しもが思うこと。 真梛さんが一番わかっているだろう。 そう、この世界のホストが真梛さんなら、この匣が 現れた理由はシンプルなんだ。]
真梛さんは心当たりがない? あのメールや、この卵のこととか。 みんなに送られてきたからには みんなの知り合いだと思うんだけど。
[石頭君や七星さんに問われたことを、私も真梛さん に問う。 エレベーターは確かに真梛さんの為かもしれない けど、閉じ込められた理由如何>>1:353によっては まだ私は優しい人間だと言えなかったから、 そこはノーコメント。]
(151) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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[真梛さんはやっぱり二階と三階は行かず仕舞い だったらしい。>>135 乗り気な様子が見えたらふふっと笑って]
もちろん! せっかく文化祭が再現されてるんだし、 こうしてエレベーターもつけてくれたんだから。
猫耳まであったら緊張感も少しはほぐれたかもね。
舞台か〜〜舞台は他のキャストがいないしなぁ。 台詞ももう覚えてないよ。
[食料確認と寝床準備を任せる形になってしまうのは 申し訳ないけど、調理できる食材と調理できる環境 があるのなら、あとで明日の朝ごはんの準備でも 申し出てみるとしようか。]
(152) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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[さっき聞こえた声も気にならない訳ではないけれど 今は真梛さん優先だ。 見ていたら、こんな気持ちも萎んでしまったかも しれないからそれは正解だったと思う。
時計を確認すれば時間も時間だったから、 そんなに回れないかもしれないけど。]
(153) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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[イースターエッグはゆで卵だったはずだから、 食べられるはず。>>136]
確かにお腹は減ったけど……
[この喋る卵を食べる気にはなれない。 そんな顔で手にしていた卵を見つめた。 目玉焼きには出来なさそうだから残念だねぇ なんて得意げな真梛さんに視線を移せば]
あ、あれなら目玉焼き出来るかも?
[目にした普通の白卵。手に取ったのは早計だった。 他の卵とは違い、喋るのは陰口地味た声。>>3 思わず吃驚して、手から落としてしまった。 でも割れた中から何か出てくることは、なかった。]
(154) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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[そんなこともあったが気を取り直して。]
ここからじゃないかな!!
[即答でそんな返事>>137を返しながら、手を引か れればエレベーターに乗り込んだんだ。]*
(155) 2021/11/09(Tue) 21時頃
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ふはは、そっか。
立ち続ける、というのは 比喩表現でも通るって言うか…
[じゃあ仮に真梛さんが書くのなら、 この世界に座り続けることに疲れたになるのかな? なんてそんなことを考えたりして。
誰かの精神世界にいるのなら、そのホストは 私たちの中にいるかも?って、そんな可能性も あり得るよね。 だから私は疑いを晴らすように、すり替えられた 矛先>>165を真摯に受け止めて考える。]
(255) 2021/11/10(Wed) 01時頃
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卵……に特に思い入れはないかなぁ。 いや、卵料理は好きだけど。 イースターも別段好きというわけではないし…
メールも、何も壊さないように生きたいと 思ったことはあんまりないかなって。
[七星さんや荒木君は共感していたようだけど。 だから私、二人もそういう悩みみたいなもの、 抱えてるんだなぁって思ったんだ。]
(260) 2021/11/10(Wed) 01時頃
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うん、みんな可愛かったね。 猫耳は部屋の目につくところに飾ってあるんだ。
黄身どころか白身もない。 中身の行方を教えて欲しいのかな?なんて。 聞かれたところでわからないけど。
[そんな何気ない雑談。 その最中、誰しも呼び捨ての真梛さんに 珍しくちゃんづけで呼ばれた。>>171 思わず目を丸くすればその理由はすぐに判明する。]
(261) 2021/11/10(Wed) 01時頃
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[――奇特な人がいたものだ。 まさか瞳に面影を見出して思い出されるとは。
でも語られるそれは、まだ楽しかった時の記憶。 南瓜音頭は、今踊れと言われても恥ずかしすぎて 踊れないかもしれないけれど。
可愛いエピソード>>173に思わず「そうなんだ」 と笑みを返す。]
(262) 2021/11/10(Wed) 01時頃
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[あの頃の私は忙しかった。 ママは熱心だったから、大事な仕事が控えている 時は怪我しないように万全な状態で臨めるようにと、 一か月くらい学校を休ませることもざらだった。 オーディションの予定も、仕事の予定も次々入る。 だから友だちも行事も、学校のことは諦めた。
ウェイト管理にバランスのとれた食事を徹底した。 飲み物やお菓子に甘いものは厳禁。 その頃は9時までには就寝だったから、夕食も 7時までに済ませて。 細かいルールも沢山あった。
でもママが喜んでくれるから。 褒めてくれるから。 頑張れたんだ。]
(263) 2021/11/10(Wed) 01時半頃
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[ 私の世界には、ママだけだったから ]
(264) 2021/11/10(Wed) 01時半頃
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[そんな天野莉希が、真梛さんの人生を少しでも 彩れていたなら本望だ。]
そっかぁ。
[柔らかく細められた眼。>>175 その眼を見て、私はまだ複雑な事情とやらを 話せていないなと思い出すんだ。]
(265) 2021/11/10(Wed) 01時半頃
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[だからエレベーターの扉が開くのを待つ間、 手をぎゅっと握って]
そのりのちゃん≠ヘさぁ 10歳にして12歳の役を、とある連続ドラマで こなしてたんだよ。 車いすの少女が主人公の、イジメ役として。
[目が合えば、力なくふふ、と笑っただろう。 扉が静かに開いたなら、乗り込んでそのまま 話を続ける。]
(266) 2021/11/10(Wed) 01時半頃
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[ ――何も出来ない役立たずのくせに ――あんたなんかいても迷惑だ ――みんなそう思ってる ]
他にもいろいろ。酷い言葉を言った。 もちろん与えられた台詞だけど。
久々に学校に行けばね、あんなこというなんて 酷いとか言われるんだよ。 お前の方が消えろとか、言われたこともあるなぁ。 友だちといえる友だちもいなかったし、孤立して。
文句は脚本家にどうぞ、って割り切ってるつもり だったんだけど、プレッシャーとかもあって 精神的にガタが来てたんだろうね。 とにかく、それが切欠で一気に崩れた。 人前に立つと、首とか足とか震えるように なっちゃってさ。
(267) 2021/11/10(Wed) 01時半頃
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[1の数字が2に変わる。 私たちの中でも、何かが変わってしまうだろうか。]
……んと、だから 真梛さんの車いす見てたらその頃思い出して 辛かった。みたいのがあったの。 言った台詞も、凄く後悔していたから。 もし真梛さんが見ていて傷つけてたら ヤダなぁって。
……ちょっと複雑な事情はこんなとこ。
[開のボタンを押しながら、そう締めくくれば 降りるよう促したんだ。]**
(268) 2021/11/10(Wed) 01時半頃
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[ママはいわゆる未婚の母だった。 どこの誰ともしれない人と子供を作って、 勘当同然で家を出たんだって。
母曰く、父親は有名な俳優だとか言っていた。 だから私にも、役者としての才能があるんだと。 それが真実かどうか私には確かめる術はなかった けれど。 だから写真には、私とママしかいない。>>1:72 父親や兄弟はもちろん、親戚も友達も希薄だった 小さな私が頼る人は、ママしかいなかったんだ。]
(311) 2021/11/10(Wed) 20時半頃
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―― 回想:衣装制作の舞台裏 ――
[和歌奈さんのありふれた家族の話を聞けば、 いいなぁと思う自分もどこかにいただろうか。 ちょ〜〜〜っとのそのちょっとは、和歌奈さんの 態度次第ではあれこれと追加され、ちょっとどころ ではなかったかもしれないのは置いといて。 雑談を挟みながら手を動かしていれば、 ぬいぐるみの服の話になって>>287]
ぬいぐるみ用かぁ 作ったことないけどいける、かな? 文化祭終わった後になるかもしれないけど。 メイドの良さをわかってもらわないとね!
[もし材料が余らなくても、ぬいぐるみ分くらい 演劇部から端切れを拝借してもいいだろうと、 密かにそんな目論見を抱きながら首肯する。]
(312) 2021/11/10(Wed) 20時半頃
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[首後ろを引っ掴んできた日食君にだって、 「君の耳は特別に虎にしてあげるから!」 とそんな交換条件を出して手伝ってもらっていた から遠慮しなくても大丈夫だと伝えて。]
あ〜〜〜! 日食君!そこ一緒に縫っちゃダメ!
[ダメ出しが飛ぶことも多かったが、そんな彼でも 開放しないのは虎の手でも借りたいぐらい だったから。 だから和歌奈さんも日食君も手伝ってくれたの、 本当に助かったんだ。]
(313) 2021/11/10(Wed) 20時半頃
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[妹さんは、猫の着ぐるみの方が気に入ったみたい。 それはそれで私の功績なので、うんうんって満足 しながらその微笑ましい光景を眺めていた。
荒木君も幼女に好かれてさぞご満悦だろう。 そうに違いない。
その時例のぬいぐるみを持っていたなら、ちょっと 拝借させてもらって、型紙を作ったんだ。 その後きっちりと納品させていただきました。 合わなかったらお直しも対応させていただきます。]*
(314) 2021/11/10(Wed) 20時半頃
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…………。
足りないものは埋めたよ。
ちょっとでも楽しんでもらえるといいなあ。
足りないって私が勝手に思ってるだけだろうって?
そうかもね。
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―― もう一度文化祭を ――
[髪色全然違うもんね。 長さだって。 身長は…あの頃から然程変わらなかったけど。 だから別に察しが悪いとは思わないよ。
本当ならホラー定番のワイヤーが切れて匣ごと 落ちちゃわないだろうかとか、そんな心配を していたところだったけど。 真梛さんの声は落ち着くから、紡がれる言葉を 静かに聴いていられた。]
(430) 2021/11/10(Wed) 23時半頃
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……うん、そうだね、何処にもいないよ。
真梛さんは強いなぁ。 人に恵まれたのかな? 気にしていた時間が無駄だったな。
[繋がったままの手も真梛さんの言葉も、温かい。 心のつっかえがが2で割られたみたい。 過去を完全に消せはしないけど、軽くなった。]
(431) 2021/11/10(Wed) 23時半頃
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あはは、うん、ありがと。 こっちこそ、聞いてくれて感謝だよ。
[辛気臭い話はここで終わらせて、今は文化祭を 楽しもうと促す言葉>>302に頷く。]
確か縁日とかあったよ。 射的や輪投げにヨーヨー釣り。 それから天文部や写真部の展示に―― って真梛さん危ないよ!
[扉が閉まりかけているのに進むとはなかなか チャレンジャーだな。 慌てて開ボタンを連打すれば、扉に当たる事態は 避けられただろうか。]
(432) 2021/11/10(Wed) 23時半頃
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[ふいに主語のない言葉が零れた。>>304 私も大概察しが悪い。 どこに繋がる言葉なのかすぐに理解は出来なくて。 エレベーターの外で再会した和歌奈さんと真梛さん が話してる間も考えてたけど答えは出なかった。 だから、]
……真梛さんのことも、また教えて欲しいな。 私より頼りになる人いっぱいいるけどさ。 ほら、私ばっかり話聞いてもらうのもあれだし。 気が向いたらでいいから。
[心当たりはないかという質問に、メールを送るのが 苦手だからと理由をつけた真梛さん。>>165 じゃあメールじゃなかったら、心当たりはあった のかなって引っ掛かりはあったんだ。]
(433) 2021/11/10(Wed) 23時半頃
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[だから、陽気なBGMに完全に紛れる前に、 昔の私みたいなその髪を見つめながらそう伝えて。 終わったはずの文化祭を一緒に楽しむために 連れ立って廊下を進んだんだ。
私は楽しかったよ。 二人で回れて。 真梛さんはどうだったかな―――]
(434) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[ 平野莉希は普通の女子高校生 ]
(435) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[ に、なりたかった ]
(436) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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いただきます。
[こんがり焼いたトースト。 彩り野菜と海藻のサラダに生姜とネギ入りの 温かい春雨スープ。 トロッとした卵にトマトを合わせたスクランブル エッグはちゃんと冷蔵庫に入っていたやつを 拝借した。 それからフルーツのヨーグルトがけ。
いつものようにそんな朝食を用意した。 食堂に食材がある>>346と、石頭君が教えてくれ たから。 いろいろ手伝えなかった代わりにみんなの分も 作ろうと思ったけど、さすがに八人分は作ったこと ないから足りるかどうかもわからない。]
(437) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[一応3−1の黒板に、 『朝ごはん食べたい人は食堂まで』 なんて書いておいたけど、誰か気づいてくれるかな。
他の人も用意するかもしれないから、 余たらお昼や夜に食べればいいか。 ってそんなことを呑気に考えていた。]
(438) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[ぺろりと平らげた後、朝の散歩がてら校舎を 散策する。
すると、体育館の方に明るい光が見えて。 そういえば行くと言っておいてまだ行って なかったな、って思いだしたんだ。
重い扉を開けば、あの日の劇と同じ大道具が ステージに置かれていた。 文化祭を再現しているのだから、それはなんら 不思議じゃない。 けど、なんだか近づきたくはなかった。
でも―――]
(439) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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………っ!? なに、これ……
[気づけば腕に、細い糸が絡まっていた。 抵抗すれば肉が裂けそうなほど、強い力で ステージの方へ引きずられていく。]
(440) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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『どうしてあんなことが出来ないの?』
[ふいに聴こえた声を、私はよく知っていた。]
『もう一度ちゃんとやりなさい。 貴方は出来る子でしょ?』
………ま、ま
[なんだこれ。なんだこれ。 やめてよ。やめて!!]
(441) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[そんな声は、喉元に張り付いて出てこない。 今までだって、そうだった。
けれど一度だけ勇気を振り絞って、 高校は住んでる場所から遠く離れた望月に 行きたいと言った。 勉強を頑張りたいからといえば、渋々ながらも 俳優にも学は必要よね、と納得してくれた。
本当は、ママから離れたかっただけだ。
息苦しかったんだよ。 仕事が出来なくなってからもレッスンレッスン、 時々オーディション。 いつか入るかもしれない仕事の為の、 ルールだらけの生活。]
(442) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[離れれば、マシになるかと思っていた。 けど離れたって、変わらなかった。 変われなかった。
この精神世界でまで、ルールを守るほどに。 私にとってママは、ホラーよりも怖かった。
軽い気持ちで甘いものを食べたら酷く怒られた。 日焼け止めを忘れても。 うっかり怪我をしても。 ご飯を食べるのがちょっと遅くなっても。 宿題が終わらなくて少しだけ夜更かししても。]
『天野莉希という自覚をもう少し持ちなさい』
[そんな言葉にうんざりしてる私がいた。 けれど、逆らえない私もいた。]
(443) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[離れたって、 後ろにママが立っている気がするんだ。
私を見降ろして 『あなたにどれだけお金をかけたと思ってるの』
って、囁いてくる。]
(444) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[ そんなの私は頼んでないよ ]
(445) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[そう言えたら良かった。 けれど、いつだって口から出るのは 幼い子供のような]
―――ごめんなさい、ママ
[そんな言葉だけ]
(446) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[絡んだ糸が身体を締め付ける。 肌に食い込めば、ぽたり落ちた赤が床を染めていく。 息が、出来ない。
日食君は、帰ったかもしれないんだっけ? 集団失踪事件の失踪者は、ほとんどの場合 帰還するんだっけ?
じゃあ、私も帰れるのかな?]
(447) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[……このまま死んじゃえば。 ママは悲しんでくれるかな?]
(448) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[…… …… ……ないな。ないない。
だって、あの人が求めてるのは。 平塚莉希ではなく、天野莉希なのだから。
―――でもね、平塚莉希を求めてくれる人も、 私ちゃんと見つけたよ。 この高校を選んでよかったって思うんだ。
文化祭を共に過ごしたメンバーを頭に浮かべながら 少しだけ誇った表情を浮かべて、瞳を閉じた。]
(449) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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[私をここへ呼んだ誰かさん。 貴方が何を悩んで飛ぼうとしたのか私には わからないけど。
そうだね、普通になりたいっていう気持ちなら、 私きっと共感できると思うよ。 もしまた生きて会えたら、その時は。 話、聞かせてくれたら嬉しいな。]
(450) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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―― AM8:50 ――
[体育館のステージの中央。 照明に照らされた光の中に、そのマネキンはある。 まるで操り人形のような格好で天井から吊るされ、 糸に搦められた体は力なく静かに揺れていた。
糸は赤く染まり、ぽたりぽたりと血が滴っている。 首に関しては、罅が入るほど食い込んでるのが わかるだろう。
小柄なマネキンは黒く長い髪であったが、 動かそうとすればずるりとそれは落ち、 見覚えのある髪色が現れるはずだ。]**
(451) 2021/11/11(Thu) 00時頃
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