14 冷たい校舎村10
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[望月高校の2F、自習室と銘打たれた空き教室のひとつ。 そこが天文部に割り当てられた場所だった。 お昼のわずかな時間の間に、 ゆるーく皆既月食撮影の成果を発表するだけだった場所は、 適度に暗いロマンチックな場所に早変わり。 和歌奈はというとお客さんの案内を担当していた。
教室の後ろの方の扉の傍で「お帰りはこちらからどうぞー」などと言ってた時に。 古香路子が出てくるのを見た。明らかにひとりとわかる。 駆け寄る彼女に手を振った。>>0:584]
(232) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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[無邪気な顔で綺麗だった、とプラネタリウムを褒める彼女を前に、>>0:585 和歌奈もへにゃりと笑った]
そう言ってくれるとやった甲斐があるってものよー、 って……、なんでもぉ?
[面食らった後ふいにへっへっへ、とあやしい笑い声をあげる]
じゃあ今度期間限定のフラペチーノ奢ってちょうだい、 って言っちゃうよ? もう言っちゃったけど。
[全身で嬉しさとありがたさを表現しようとしている彼女からのハグを、和歌奈は受け入れた。
それから、文化祭の日を境に、呼び方を改めた。 ただの委員長呼びから、「古香ちゃん」へと*]
(233) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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[河合和歌奈は自分とみんなとの間に無意識のうちに線を引く。 それが呼び方にも現れる。 自分とみんなは違う生き物なのだから。
誰にも優しくはするけれど、 誰のことも本気で好きにならない。 私にはその資格はない。
だけどね、みんなのことは私なりに好きだった*]
(236) 2021/11/07(Sun) 23時頃
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―― 現在・3-1教室 ――
[修理代という言葉がぽん、と浮いたように聞こえる。 現実味がない状況の中で、 それはあまりにもリアルな言葉だった。>>155
とはいえガラスは割れず窓はびくともしない。 河合和歌奈と石頭幣太郎、2名が確認済。>>156]
……意見は保留ってことか。>>157 別にいいよ。何せ情報が少なすぎる。
[あっけらかんとそう言って頷くと、>>157 他に意見がある人を探すかのように辺りを見回した。 見事に学級委員の代理めいたことをしている]
(251) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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え、平塚ちゃん。 割ってみる、って、危なくない?
[教室に残っていたもうひとり、 平塚莉希が手荒い手段に出ることが予想できれば、>>176>>177 とっさに声が出た。――が、強く止めはしなかった。 和歌奈としても割れるか割れないかをこの目で見たかった、というのもある。 最大の味方は修理費の心配がないということ。>>189
かくして振り上げられた椅子は勢いよく窓に叩きつけられた。>>249 それでも窓はびくともしないものだから、 思わず目をみはった]
(254) 2021/11/08(Mon) 00時頃
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……、どうしたものかな。 他の教室の窓も割れるかひとつずつ確かめてみる……のは、 文字通り骨が折れかねないし。誰がやってもきっと。
[美味しそうな香りは絶えず鼻腔をくすぐっている。 そんな状況をバックに、窓を割るべく椅子を振り上げて回る己の姿を想像した。 ……ちっとも笑えなかった。
それよりもホラー的な対処方法を考えたらいいんだろうか。 うーむと呟いて腕を組む*]
(271) 2021/11/08(Mon) 00時半頃
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―― 回想・不知火ちゃんとの関係 ――
だいじょうぶ、このくらい負担にならないって。 目玉焼き以外はどこからでもかかってきなさいって話よ。
[卵料理の分担の話。>>49>>50>>51 確かにこの世には卵を潰して作る料理の方が圧倒的に多い。 スクランブルエッグにふわふわのオムライスもそうだ。 ……しかし卵が綺麗に割れないことを微妙にコンプレックスに感じているだけあって、 ドヤ顔はすぐに苦笑に変わった]
(304) 2021/11/08(Mon) 02時頃
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……不知火ちゃんは優しいなあ。
[“私なんかと違って” 浮かんだ言葉を試作メニューの一口ごと飲み込んだ。 確かに美味しかったけど、ざらりとした苦みが一瞬混ざってすぐ消える。
貴女が真っ直ぐ距離を詰めてくるものだから、 同じ分だけ心の距離を離すに離しきれなかったことを、 この世界の中で河合和歌奈だけが知っている]
(305) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[あの時の姿と同じくらいに記憶に焼き付いて離れないのが、 いつかの帰り道に見た、後ろ姿だった]
(306) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[和歌奈は不知火真梛が徒歩(と言うには語弊がある)で登下校するのを見たことがない。 いつも車で送り迎えをされている。 だから帰り道でたまたま、信号待ちをする姿を見かけた時は、 最初は「珍しい……」なんて思ってたのに、だんだんその後ろ姿が心もとないように見えてきて、 思わず声をかけていた>>263]
どうしたの? もう信号青になってるよ。
[その時和歌奈の手にはコンビニの袋がぶら下がっていた。 中身は季節限定のスイーツ。 空は清々しく晴れていた>>37]
初めてだねえ、こういうの。
[こういうの=帰り道で言葉を交わすこと。 何気ない呟きもからっとしたものだった。 それが不知火真梛にとっての“悪いこと”につながっているとは知らず*]
(309) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[後ろ姿が、今も記憶に焼き付いて離れない]
(310) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[二週間に一度、夕方にお洒落をして家を出て、 父が帰ってくる前にはさりげなく帰宅する。 そんな母の後ろ姿を、小学校四年生の河合和歌奈だけが見ていた。
「どこに行くの?」と訊ねれば、 「習い事。でもお父さんにはナイショね」と返ってきた。 和歌奈は典型的なお母さんっ子ではあったから、 それを律儀に守っていた。 そうしてだんだんしだいに、ナイショにしておかないと何かが壊れてしまう予感を、 胸の中で膨らませていた]
(311) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[何度も何度も母の後ろ姿を見送った末、 ナイショをやめて父に話してしまったのは、 ナイショは悪いことだからいけない、という、 ちゃちな正義感に動かされたわけではない。
ただ、試してみたかったのだ。 何かが壊れてしまう予感が、ほんものかどうか。
ナイショのことを知った父は母をナイショで調べ、 母が別の男の人のところにナイショで通っているのを知った。 その後テレビの向こう側みたいに家族は荒れて、まっぷたつになった]
(312) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[そうして母は、河合和歌奈の人生の物語から退場した。 最後に見たのはただ去り行く後ろ姿だった。
涙はこぼれなかった。 両親が争っている間じゅう、泣けはしないくせに、心は奇妙なかたちに揺れていた。 争いから目を背けて顔を覆いながらも、口元は奇妙に上がっていたのを、 この世界の中で河合和歌奈だけが知っていた。
大切なものを壊してしまったのに泣けないなんて。 私はおかしくなってしまったんだろうか?**]
(313) 2021/11/08(Mon) 02時半頃
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[ホラー確定の状況にはおあつらえ向きなことに、 窓の外はどんどんと暗くなっていく。 何せ12月の陽は短い。
分かりやすくフラグを立てている人は、 今のところいないようだけれど―――なんてね]
(345) 2021/11/08(Mon) 20時半頃
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―― 現在・3-1教室/可能性提示の時間 ――
んー、……お芝居の台本に似てるか。
[ホラーにしろミステリーにしろドラマチックな内容だったのかな、 と、平塚莉希の言葉を聞いて、腕組みのまま俯く。>>299 じゃあその詳しい内容がヒントになるんだろうか。 などと思っていると、ふいに、まったくちがうことが頭に浮かんできた]
……あ。 今の状況に似たお話、私も本で読んだことあったわ。 本は本でも、なんかオカルトっぽいやつだったけど。 部室にそういう雑誌があってさ。UFOの話も載ってる。
[何年前だよってくらい古い雑誌だ。 それでも今の部員にも需要があるのか、捨てられずに残っている。 けっこう面白かったから、記憶に残ってたわけだ]
(346) 2021/11/08(Mon) 20時半頃
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あ、…………でも、 これが宇宙人による誘拐事件だって話をしたいわけじゃない。
[そもそも河合和歌奈は陰謀論者ではない。 さりとて宇宙人やUFOの存在を非科学的だと切って捨ててはいない。 夢は大きい方がいいじゃないか。 我々地球人にとっての『普通』が宇宙人的にはどうなのか、 考えるのもまあまあ楽しいと思うよ]
その本に載ってたのは……集団失踪事件の話でさ。
(347) 2021/11/08(Mon) 20時半頃
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[かいつまんで説明したのはこんなことだ。
ある時文字通りの集団失踪事件があった。 やがていなくなった者たちは帰ってきたが、 『現実世界によく似た誰かの頭の中に閉じ込められていた』 という証言をした、そうだ]
予想される原理についても書いてた気はするけど、 全然覚えてないんだ。 とにかく、……なんか似てない? 閉じ込められてるって、ところが。
(348) 2021/11/08(Mon) 20時半頃
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[さて、これはこれで「何か知ってるか」という問い>>282の答えたり得ただろうか。 ともあれもう少し言葉を紡ぐ]
もし、私達みんなもその事件のように、 誰かの頭の中に閉じ込められてるなら――、 誰かさんに頼む、っていうのも一つの手かな。
[ちょっと言葉を選んだ。 閉じ込めてる誰かさんに頼んで帰してもらおう、とは軽はずみに言えなかった。 なぜなら目下のところ一番あやしいのは、チャイムが鳴って届いたメールの主。 異論は出ないはずだ、たぶん]
(349) 2021/11/08(Mon) 20時半頃
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[壊したくないから、 ここを壊れないようにしてしまったのかもしれない誰かさん。>>281 文化祭の時間を堅牢な殻に包んで、 何がしたいっていうのだろう]
頼んでも聞いてくれなかったら、って思うと、 ちょっと怖いね。
[ぽつり、と呟く*]
(350) 2021/11/08(Mon) 21時頃
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―― 現在・3-1教室/状況適応の時間 ――
[その後、教室に戻ってきた面々に、 「おかえり」と言いたげに手を振る場面が少なくとも二度あった。>>307>>317 荒木春満がもたらした上階に関する情報は、>>308 これまたホラーじみていた。 1Fと違って窓は開くようだけど、 高さっていうか空間じたいが普段と違っているらしい。 それから夏見七星の帰宅宣言はパーになって文字通り消された。ふきふきと。>>318 ありのまま起こっていることを話すとそんな感じ。
いよいよもって受け入れる必要があるんじゃないか。 普通の手段でもって帰れないという事実]
(409) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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[こうなってるのは今の校舎(せかい)をつくった誰かさんの仕業という、 己がぶち上げた説の信憑性はどれだけ上がるだろう。 教室で臨時の司会めいたことを務めていただけの河合和歌奈は、 委員長もまたおんなじ仮説>>368に辿り着き、 それを日食虎次郎に話していたことをまだ知らない。
それでも結局、一度議論の俎上に上げたからには、 考えてしまうよね、誰かさんのこと。 和歌奈もそうで、あのメールの文面を思い出すたびにむしょうに腹が立ってくる。 さりとて訊ねられても心当たりはないから、 感情の向ける先が分からない]
(410) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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[ “心当たりかあ、そういう夏見ちゃん自身はどうなの?”
たとえばそんな言葉、>>321 和歌奈の中から浮かび上がってて、 おまけにそれをぶちまけてたら、 私達の間の何かが壊れていたりはしたんだろうか]
(411) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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[なんとも見えない将来に思いを馳せた話。
確かに和歌奈は夏見七星が、将来に煮詰まってる様子で、 べしょりとしているのを見たことがある。 和歌奈が話したことは彼女自身には当てはまらないんだって。 そこまで思わなくていいのに、>>64 ってちょっと笑いながら言った。
何せ河合和歌奈らしさだって、手放しで褒められるものではない。>>63 私が星を眺めて、時には撮るのに没頭したのは、 それだけで現実の煩わしさから逃れられたからだ。 だから進路に天文学関連を選んだのも、 ただ、逃げる時間を増やそうとしているだけに過ぎなかった]
(412) 2021/11/08(Mon) 23時頃
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[あの時彼女は珍しくも、 空気を読まず話を遮るということをしなかった。 そうして思うところがあったのか、 言葉の真意を訊ねてきたわけだ。和歌奈の目にはそう映った。>>65>>66]
やり直したい。 ……なるほど、そういう見方もできるんだ。
わたしとしては、ええと、 独り立ちして自由になりたいってつもりで言ったわけよ。 そりゃまあ親とか家族のいる生活は嫌いじゃないけど……、
[それもある意味ではやり直すことに入るのかな、なんて、 あの時は暢気に笑っていた]
(413) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[でも、ほんとのところ、 夏見七星に、己のココロの一端を掴まれたような心地はしたわけだ。 和歌奈にとっては一番“遠い”って思ってた相手から。 だからって何かが起こるわけじゃない。 弱みに付け込んで私を壊そうとするようには見えないし、 万一壊す気があったって。とっくに大丈夫だと思ってた。
とっくに私という人間は、 どこかが壊れてるんだから]
(414) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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ね、先のこと、 どうしようもなくなったら相談には乗るよ。
[彼女はなんと言って返事したんだっけ。 河合和歌奈としてはこういうのは普通ではあったんだけど、 掴まれたと思ったからには掴み返したい、 と思わなかったといえば嘘にはなるわけで―――]
(415) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[そんなことを思い返した。けど、 今この時、 何かを壊すかもしれない言葉は思い浮かばなかった。
……結局和歌奈は感情の矛先を求めるのをやめた。 閉じ込められているというのなら。 なんとかしなければならないことが余りある。 つまり、そう、衣食住の問題。
食料を確保するために動く者もいれば、>>364 寝床の確保に動く者もいる。>>402 和歌奈はというと、どっちかというと寝床のことを考えていた]
毛布足りなかったら、カーテンとか、 ……暗幕を使うのもありかなあ?
(416) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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[そういえば、天文部に割り当てられたあの部屋は、 午前と午後、どっちのすがたになってるんだろう?]
(422) 2021/11/08(Mon) 23時半頃
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