人狼議事


35 忙しい人のための手紙村(宇宙編)

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視点:


【人】 地下軌道 エフ

―― 宇宙のどこか ――
[目の前で泣きじゃくる小さな女の子。
 その柔らかい薄茶色の髪を
 壊れ物を扱うようにやさしくなで、
 大きな目に湛えられた、
 またこぼれ落ちそうになっている
 目元の雫を指先でそっとぬぐってやる。]

 泣くなよ、またすぐ会えるだろ?
 ほら、これを俺だと思って持ってな。

[そう話しかける俺の声はやわらかく
 今よりも少し高い。
 嬉しそうな少女の笑顔がまぶしくて
 照れ隠しにまたくしゃくしゃと頭をなでた。]

(0) rinco 2024/04/11(Thu) 17時頃

【人】 地下軌道 エフ

[ああ、そういえば。
 全寮制高校(ボーディングスクール)に
 通うことになった時、
 離れるのを嫌がって泣いていたヨーコに
 クマのぬいぐるみをあげたっけ。
 その時の夢だ。

 結局、2年で学べることは学べたから、
 またすぐに戻ってきたが。

 地球を発つ時には、あのころみたいに泣いては
 くれなかったな。
 それでも何か渡していれば、
 もう少し元気に過ごしていたんだろうか。**]

(1) rinco 2024/04/11(Thu) 17時頃

【人】 地下軌道 エフ

―― 地球の周回軌道上 ――
[ふっと目が覚めた。
 一瞬ここがどこだかわからなくなるが、
 窓の外がどこまでも続く暗い世界なことに、
 ああ、まだ宇宙にいたんだったと気づいて身を起こす。]

「おはよう。
 あら、エルド。なんだかご機嫌ね?」

[睡眠用区画(スリープ・コンパートメント)から
 居住用区画に移動しようと扉を開けば
 俺よりも先に起きていたらしい同僚が
 驚いたような声をかけてくる。]

 そうか?
 いつも通りだが。

[どちらかというと寝起きは悪いほうだという自覚がある。]
 

(12) rinco 2024/04/12(Fri) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ


「だってアナタ、なんだかうれしそうよ?」

 そりゃあ、
 ……、夢見がよかったからかもな。

[ふっと息を吐くように笑みながら、
 ポケットからいつものスティックキャンディーを
 取り出す。
 その拍子に腕が携帯端末にあたり、
 ふわりと宙に浮かんだ。]

「あら、なぁにこれ。猫?」

[端末につながれたストラップと、
 その先にふわふわと浮いている黒猫のぬいぐるみに、
 面白いものを見つけたとでも言いたげな
 視線をこちらに向けてくる。]

(13) rinco 2024/04/13(Sat) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ


 あー、そうだな。猫だが?

「アナタの趣味じゃなさそうね。
 誰かからのプレゼント?」
「えっ女の子から!?」

[ああ、もう一人うるさいのが来た。]

 いや。勝手に荷物に忍び込んでたんだ。
 保護して、持ち主に返そうとしてるトコ。


[宙に浮かんだ携帯端末を手に取り、
 黒猫も一緒にポケットにそっとしまい込む。]

(14) rinco 2024/04/13(Sat) 00時頃

【人】 地下軌道 エフ


「ふふ。それじゃあ丁重に扱わないとね」
「ねぇ、誰から!?誰からもらったやつ!?」

 うるせー、ほらもうそろそろ大気圏突入の準備だろ。
 コックピットにいくぞ。

[船の外へと目を向ければ、
 出発直前にあいつに送った写真と同じ
 我らが故郷が、真っ暗な宙に煌々と浮かんでいる。
 あの時よりもまぶしく見え、その青さが目に沁みた。]

 あと4時間後には地球だ。
 帰ったら最初に何を食いたいかでも考えとけよ。

「俺はピザ!!」
「私は何にしようかしら」
「あの原生生物おいしかったな……」

[騒々しい船内のやりとりに苦笑を浮かべ、コックピットへと座った。]

(15) rinco 2024/04/13(Sat) 00時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

rinco 2024/04/13(Sat) 10時頃


【人】 地下軌道 エフ

―― 自宅 ――
[短い連絡をしたが、返事をちらちらと気にしている
 うちに家についてしまった。
 久々に目にした家の外壁は塗装をやり直したのか、
 出発時よりも綺麗になっている。]

「あら、おかえりなさい」

[と、すぐ近所にでも行っていたかのように
 当たり前に出迎えてくれる母親に安心するとともに
 薄情な親だなと笑った。

 たまに連絡はしていたし、
 俺なら必ず帰ってくると信じていたらしい。]

(18) rinco 2024/04/13(Sat) 14時頃

【人】 地下軌道 エフ

[ヨーコが来ていることと、
 俺の部屋にいるはずだけど、
 今は随分静かだから寝ているかも、
 なんてことを聞いたから
 なるべく音をたてないようにそっと自室の扉を開け]

[ようとしたときに、不意に端末が着信をつげ。
 送り主に笑みを浮かべる。]

 …………

[が、続いた内容に凍り付いた。**]

(19) rinco 2024/04/13(Sat) 14時頃

【人】 地下軌道 エフ

[帰ったらなんて声をかけよう。
 どんな顔をするだろう。
 それから、あの時、聞き取れなかった
 通信の続きを教えてもらおう。>>-2:17
 そんなことを考えながらの
 帰路は楽しいものだった。
 今の今までは。]

 ……、

[もう一度手元の端末をみる。
 告白されたと書いている。間違いない。
 そしてぽそりと、部屋の中から聞こえてくる
 つぶやくような独り言。>>17
 端末につながれた黒猫が
 せせら笑うようにこちらをみて揺れている。]

(22) rinco 2024/04/13(Sat) 22時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 はぁー……、

[よくない。実によくない。
 心の底からこみあげてくる
 ドロドロした感情をどうにも抑えきれず 
 ボサボサの頭をかきむしりながら、
 一度大きく深呼吸する。

 落ち着け。こういう時は素数を数えろ。
 2、3、5、7、11、……

 たっぷり45(0..100)x1秒は経ってから、
 意を決して部屋のドアを開く。]

(23) rinco 2024/04/13(Sat) 22時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ドアを開けば部屋の中、ヨーコは俺のベッドの
 上でのんきに寝ころんでいた。
 人の気も知らないで。]

 なんだ、誰かと思ったらヨーコじゃないか。
 久しぶりだな。

[なんでもないような声音で、にっこりと(俺なりの)
 笑顔らしきものを張り付けてみてはいるが、
 うまくいっているのかどうかは
 自分じゃよくわからん。
 
 恋人でも夫でもなんでもない。
 俺に怒ったり何か言う権利なんてない。
 もし彼氏ができたなら喜ばしいことだ。
 祝福してやらないとな。]

(24) rinco 2024/04/13(Sat) 22時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[素数の合間に考え、
 そうは思い直したものの。
 ダメだな、まともに顔が見れない。]

 で?

[どさっとベッドに腰かけ、]

 マックスって誰なんだ?

[できるだけ平静を装った笑顔でそう尋ねた。**]

(25) rinco 2024/04/13(Sat) 22時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[5年……いや、6年か?
 それほど時間がたっているというのに
 俺の部屋は地球を発った時と
 さほど変わらず、綺麗に整えられていた。

 腰掛ければベッドはギシリと音を立てて
 沈み込み、そのうえでヨーコは
 なんだか寝ぼけたような声をあげた。>>27
 宛先誤送信してくるぐらいなんだ、
 多分、きっと寝ぼけているんだろうが。]

 へぇー。そうか。
 好きですってね?
 ふーん。
 
[平常心、平常心。
 そう唱えながら話す声は、
 自分で思っているよりも数段低い。]

(30) rinco 2024/04/14(Sun) 00時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 あ、おい、コラ。
 どこに頭のせて、

[まだ寝ぼけているのか、
 膝の上にずしりと頭をのせられる。]

 ったく、

[文句はいいつつも、無防備な笑顔を向けられれば、
 どかせる気もさらさらおきなくて。
 しょうがない、という言葉を飲み込み、
 息を一つはいて、ずり落ちた眼鏡を
 どけようとそっと手を伸ばせば、
 聞こえてきた声に今度は俺の眼鏡がずり落ちそうになった。]

(31) rinco 2024/04/14(Sun) 01時頃

【人】 地下軌道 エフ


 ……、
 言ってたな?

[もちろん覚えてる。
 それに俺が、

『ヨーコがもっとずっと大きくなって、
 それでも俺のことが好きだっていうなら
 その時は結婚してもいいぞ』

 なんて偉そうな返事をしたことも。
 ヨーコはずいぶん小さかったから、
 忘れていると思っていたが。]

 で?
 その約束を守ってくれるのか?

[ヨーコの眼鏡をサイドテーブルに置いて、
 そっとそのやわらかい髪をあの頃のように優しく撫でた。*]

(32) rinco 2024/04/14(Sun) 01時頃

【人】 地下軌道 エフ

[頭を撫でていれば、すりすりと摺り寄せられ
 ふわりとシャンプーのいい匂いがした。
 コイツは……わかっててやってるのか?]

 お前……、
 あのなぁ、まだ寝ぼけてるのか?

[一刻も早く帰りたかったから、
 本来地球に帰ってからやるはずだった
 データの解析結果の研究やら
 報告書の作成やらを、
 全部宇宙にいる間に済ませたんだ。

 おかげで一か月も前倒しできたんだから、
 ここに俺がいるはずない、
 と思っていても不思議ではない、のか?]

(36) rinco 2024/04/14(Sun) 10時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 ん、どーした?

[どこか焦点のあってない目で手招きされれば>>33
 そっと顔を近づけた。

 まだ夢見心地で、どこか下っ足らずな喋り方で
 紡がれていくヨーコの言葉に、ただ黙って耳を傾ける。
 途中からどんどんと潤んでいく瞳をじっと見ていれば
 顔をそむけられてしまった。なぜだ。
 それでも、ちゃんと聞こえる少しくぐもった、
 今にも泣きだしそうな声音に胸が痛くなる。]

(37) rinco 2024/04/14(Sun) 10時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[小さく相槌を打ちながらきいていたが、]

 …………うんっ!?

[最後のセリフが耳に届けば、>>35
 思わず変な声が出た。
 たまらず頭をなでていたのとは逆の手で
 拳をつくり、額を押さえる。

 コイツはどうしてこう可愛いことを、
 俺の部屋で、
 俺のベッドの上で、
 俺の膝の上で言うんだ?]

 はあぁー…………

[こみあげてくるいろんな感情を、
 深く深いため息とともに吐き出す。]

(38) rinco 2024/04/14(Sun) 10時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[いいか、落ち着こう。
 相手は寝ぼけている。
 情欲に流されてはいけない。

 駄々をこねる子をあやすような手つきで
 頭をなでながら、何と言おうか考える。]

 ヨーコ、
 いい子で待っててえらかったな。
 たくさん待たせて悪かったよ。

 ……それから、

[俺の膝に頭を押し付けているから
 顔を見ることはかなわないが。
 耳元に顔を近づけた。]

(39) rinco 2024/04/14(Sun) 10時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[伝えたあと、気恥ずかしくなって、
 また息を一つ吐き出した。

 こんな夢うつつの状態で、
 ちゃんと聞こえているのかはよくわからないが。
 
 まぁ。
 届いていなかったらまた何度だって言ってやろう。
 これからはすぐ傍にいられるのだから。*]

(40) rinco 2024/04/14(Sun) 11時頃

【人】 地下軌道 エフ

[ヨーコの間延びした
 甘えた声が心地よく鼓膜をくすぐる。
 次いで持ち上げられた顔は
 輝かんばかりの笑みで彩られていて、>>41
 うしかい座の二重星を思い出させる。

 薄く浮かんでいた笑みは、
 続けられたさらに甘えた声音に>>-126
 またぴしりと固まった。

 コイツは、本当に……。
 人の気も知らないで。]

(43) rinco 2024/04/14(Sun) 19時頃

【人】 地下軌道 エフ


 はぁ〜〜〜〜〜……
 お前なぁ……、

[この部屋に来てから何度目かになる
 呆れと自制の入り混じった息を吐きだしていれば、
 くすぐられるようなキスを浴びせられたから。

 膝の上から伸ばされていた手をとって、
 ヨーコの上体を起こして。
 膝の上に座らせるような形で
 抱き寄せた。]

(44) rinco 2024/04/14(Sun) 19時頃

【人】 地下軌道 エフ


[ヨーコの頬に骨ばった己の手のひらを
 そっと添わせて。
 なんのための確認なんだか、
 返事を聞く前に強引に唇を奪う。

 一回じゃとても物足りなくて、
 二回、三回と繰り返して。

 何度目かのキスをして、
 ようやく唇が離れ、ぎゅっと抱きしめた頃には、
 ヨーコの目は覚めただろうか?*]

(45) rinco 2024/04/14(Sun) 19時頃

【人】 地下軌道 エフ

[数年ぶりにふれたぬくもりが愛おしくて、
 膝の上に乗っている確かな重みと、
 目の前のヨーコの蕩けたような表情と
 さっきも香ったシャンプーの匂いに眩暈がしそうだ。

 ヨーコの唇を貪るように吸い付いて
 どんどんと息があがっていくヨーコの姿に
 俺自身も煽られて、呼吸がどんどん荒くなっていく。]

 ははは、目が覚めたか?

[ようやく離れ、少しのぼせたような表情の
 ヨーコから間の抜けたセリフが聞こえてきた。>>48

(49) rinco 2024/04/14(Sun) 21時頃

【人】 地下軌道 エフ

[ヨーコに、欲しいものを考えておけと、>>-39
 そう言っていたのも思い出し。
 いーーーーっぱい、と言っていたんだから>>-126
 きっとまだまだ足りないだろうと
 額に、鼻に、瞼の上に、頬に、
 少しずつ位置をかえキスを落としていたら、
 本物かと問われ。]

 お前ね……。
 本物に決まってるだろ?

 というか、ヨーコ、
 ちょっと一つ確認しておきたいが……、
 まさかマックスには
 あんな甘えた声だしたりしてないだろうな?

[腕の中に閉じ込めたまま、
 その顔をよく見ようとのぞき込む。]

(50) rinco 2024/04/14(Sun) 21時頃

【人】 地下軌道 エフ

[それから、忘れないうちにもう一つ。]

 駅前通りの新作パフェなら
 俺が連れて行ってやるから。

 いかないでくれないか?
 マックスとは。

[こんなこというのは情けないって?
 わかってるが、背に腹は代えられない。]

(51) rinco 2024/04/14(Sun) 21時頃

【人】 地下軌道 エフ

[頬を膨らませるヨーコがかわいくて。>>56
 愛おしさに目を細めながら、抱きしめる腕に力をいれ、
 こつんと額を合わせるようにして、
 喉の奥でくつくつと笑う。
 それからマックスについて尋ねればヨーコは
 驚いたように目をぱちくりさせた。]

 ……録音しときゃよかったよ。
 つい10分前には、あまーい声で、
 よーこはエフにぃのことだーいすき、
 エフにぃのおよめさんになるー!
 なんて言ってたというのに。

[少し脚色して、ほんの数分前の
 自分の様子について伝えてやった。]

(61) rinco 2024/04/14(Sun) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

[っていうか。
 本当に覚えてないのか?
 あんなにはっきり喋っていたというのに?
 他の男の前でやっていたら本当に恐ろしい。]

 ただの男友達……?
 そりゃあ心配するにきまってるだろ。
 告白されたなんて聞いたら。

[できるだけ平静に、と思っていたのに
 口からこぼれ出た自分の声は少し低く。
 背中をたたくヨーコの手に、
 なんで俺がなだめられているんだ?
 と疑問符が頭に浮かぶ。]

(62) rinco 2024/04/14(Sun) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ


 あー……
 とにかくだ、ケイトと行くのはいい。
 だが、マックスが来るならやめてくれ。
 もしくは、俺も行く。

[我ながら無茶苦茶な要求だとは思いつつ。
 自分で思っているよりも嫉妬深い男だったんだな、
 と新たな一面に気づいて内心苦笑する。

 それから。]

 ん、どーした?

[改めて名前を呼ばれれば、少し背筋を伸ばして
 一言も聞き漏らすまいと耳をそばだてる。
 俺の肩口に顔をうずめるヨーコの髪が
 かすかに頬にあたってくすぐったい。]

(63) rinco 2024/04/14(Sun) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

[そういって、もう一度、今度は深めにキスをして。
 少し空いた歯の隙間から舌をさしいれ、
 長期の禁煙やらで口さみしかったのもあいまって、
 もっと欲しくなって味わうように貪った。
 
 まぁ。
 さっき遠慮しないとは言ったが、
 最後まで致すつもりは毛頭ない。
 ほどほどで止めないとな、とは思っている。

 けど、もう少しだけいいだろ?
 なんてたって6年ぶりなんだから。**]

(64) rinco 2024/04/14(Sun) 23時頃

地下軌道 エフは、メモを貼った。

rinco 2024/04/15(Mon) 01時頃


【人】 地下軌道 エフ


 王子様?
 はは、ガラじゃないな。
 ま、100年後とかに迎えに来るタイプ
 じゃなかったのは幸いだ。

[零れ落ちた言葉を一つ残らず掬い取る。 
 金魚のように口をぱくぱくさせるところも>>67
 可愛くて、こみあげてくる笑いを抑えられない。]

 なんだ、覚えてるじゃないか。

[もうお互い大人なんだ。
 いい子で待ってろよって、いったからって
 ずーっとそれを律儀に守り通そうとするだなんて
 思っちゃいなかった。>>68

(75) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 寝坊助なのは覚えてるが、
 最後に同衾したのははるか昔なんだ。
 今もそのままだとは思わんだろ。 

 そうだそうだ、
 あとな、お前ね、
 男のベッドの上で
 そんな無防備に寝るもんじゃありません。

[責任転嫁の注意から、藪蛇に
 注意しようと思ってたことを口にして。
 襲われたらどうするつもりだ、と思ったのだが
 マックスとやらに対しても、
 随分甘い認識でいたらしい。>>69

(76) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 1年に1回くらい、好きですだぁ?
 あのなぁ……、
 一回ふられたら普通あきらめるだろーが。
 よっぽど好きか……
 ちゃんと断らなかったのか?

[さっきはわざと答えなかったが。
 ヨーコより大事なものが宇宙にあるから、
 行ったわけじゃない。>>34
 どんどんきれいになっていく彼女の隣に
 他の男が並ぶところを見たくなかったのもある。
 ようは逃げたのだ。
 ヨーコから他に彼氏ができた、
 なんて報告がくるのを受け止める覚悟もなかったくせに。]

(77) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[なだめるように己の背を
 なでているヨーコの手を捕まえて、
 その手のひらにもキスを落とす。]

 ヨーコとそのマックスとやらには悪いが、
 余計にいかせたくない。

[子供じみている気もするが、
 正直に気持ちは吐露しておこう。
 にやにやしたヨーコが妙に楽しそうで>>70
 やけに鼻につくが、
 はっきり言っておかないとわからなさそうだし。]

(78) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[だから、再開したキスに熱がこもるのも仕方ないよな?
 そんな俺に必死に応じようとして、
 たどたどしく絡めてくる舌が可愛くて。
 ヨーコの口腔内の弱いところを探そうと
 吸い付いたり、さらに深く絡めて
 己の舌で歯列をなぞる。
 
 余裕がなくなっているのか、
 ヨーコのどこか必死なその様子が
 可愛いと思ってみていたら、
 レンズ越しにめちゃくちゃ目が合って
 思わず口を離し、ははっと笑ってしまった。]

(79) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃

【人】 地下軌道 エフ


[まぁ。
 開いていてもいいっちゃいいんだが、
 こっちも余裕がなくなってきているから、
 見られていると少々気恥ずかしい。

 静かな部屋の中、水音が淫らに響く。
 自分の心臓の音をやけに五月蠅く感じる。

 その一方で、頭の一部はちゃんと冷静で、
 途中でやめる心算ではあったから、
 さてどこでやめようかと思案していたら
 響くノックの音。
 俺の膝の上でヨーコの身体がびくりと跳ねるのがわかった。]

(80) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 ……おう、
 気を付けて。

[出かけるとの声に、小さく息を吐きだしてから、
 我ながらあっさりした親だと苦笑しながら応対し。]

 くくっ、何やってんだお前は。

[急に寝たふりをしているヨーコについ吹き出した。
 ひとしきり笑えば、ぎゅうと抱きしめる腕に力をこめた。]

(81) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[本当に遠慮しなくていいんだよな?
 ともう一度確認するように
 ヨーコの耳元でたずねかける。

 途中でやめるつもりはあったんだぜ。
 さっきまでは。

 寝たふりをしているその首筋に唇を這わせ、
 抱きしめていた背中側、
 服のすそからするりと指先を入れ、背筋をなぞる。
 直接触れた肌はやけに熱く感じた。*]

(82) rinco 2024/04/15(Mon) 06時半頃

【人】 地下軌道 エフ

​── と或る日のデート ──
[パリッと糊のきいた仕立てのいいシャツに
 スラックス、髭も綺麗にそってるし、
 髪もいつもみたいなボサボサではなく
 綺麗に整えている。
 自宅のAIロボットに、今日の服装に
 問題は無いことを確認済だ。]

 ハロー、マックスとケイトかな?
 ヨーコからよく話は聞いてるよ。
 初めまして、エルドウルフ・レンフォールだ。
 会えてうれしいよ。

[待ち合わせ場所の駅前で会ったばかりの男女に
 ニコニコとした笑みを顔に貼り付け挨拶を交わす。
 握手はすれど、ハグまではしない。]

(83) rinco 2024/04/15(Mon) 11時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 あぁ、記者会見をニュースで見たのかい?
 そいつは光栄だね。

[つい先日、居住可能な新惑星の発見が
 大々的に報道された。
 チームの一員として会見に駆り出されたから、
 その時の映像をみていたらしい。
 説明の手間が省けて助かるよ。]

 あぁ、ヨーコとは家が隣で幼馴染なんだ。
 今はもっとステディな仲だけど。
 な?

[隣にいるヨーコの腰に腕を回して、
 こちらに引き寄せ、頬にそっと唇をよせた。]

(84) rinco 2024/04/15(Mon) 11時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 で、今日は駅前の新作パフェを食べるんだったか?
 俺がご馳走するよ。
 遠慮はしなくていい。

[宇宙に行っていた6年間、
 しっかりと給与は払われていたし、
 使う場所なんてもちろんなかったから、
 馬鹿みたいに金だけはある。]

 ん?
 なんだ、用事があったのか?
 ケイトも?
 そう、じゃあ残念だがまたの機会にとっておこう。

[やりすぎた気もしなくはないが、
 ケイトはともかく、マックスとは
 そんなまたの機会が二度と訪れないことを祈っておこう。]

(85) rinco 2024/04/15(Mon) 12時頃

【人】 地下軌道 エフ


 ふぅー、行ったか。

[2人の姿が見えなくなれば、
 ようやく息をついた。
 俺は一応、仲良くパフェを食べるつもりは
 あったんだがな。]

 …よし。
 じゃあ、このままデートでもしようか。
 せっかく2人になれたことだし?

[そういって、隣でどこか呆れたように
 笑ってるヨーコの手を取った。**]

(86) rinco 2024/04/15(Mon) 12時頃

【人】 地下軌道 エフ

[俺の感情が忙しくなってるのは
 一体どこのヨーコのせいだと思ってるんだ。
 とはいえ、俺のベッドだからだと言われれば
 それ以上は何も言えなくなる。>>87

 オトモダチ……、お友達ね。
 
[もっとはっきりきっぱりしっかり断れ、
 と言いたいが、ヨーコの気持ちも尊重したいし、
 待たせていた分、強く出られないところでもある。]

(98) rinco 2024/04/15(Mon) 15時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[過去にぐらついたことがあったとしても、
 文句を言う資格は俺にはない。]

 オーケイわかった、やっぱり俺も行こう。

[―― ならば相手に釘を刺しに行くしかない。

 後日その4人デートが
 実現することになるのはまた別の話。>>83

(99) rinco 2024/04/15(Mon) 15時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[口の中を蹂躙するように舌を動かし
 堪能していれば、時折漏れるくぐもった声が
 痺れるように甘く耳に響く。

 自身が昂っていくのがわかる。
 ようやく離した唇から零れる吐息は煽情的で。

 けれど、次いでそこから漏れた寂しそうな口調に>>-212
 眉根を寄せた。]

 少なくとも
 泡で消えちゃう系の王子サマではないぞ。

[茶化そうかとも思ったが、
 言ったあとにすぐに思い直す。]

(100) rinco 2024/04/15(Mon) 15時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[これも、待たせてしまった弊害の一つだろうかと。
 優しく頭をなでて、額にもキスをひとつ。

 自分が傍にいない間、
 どれほどの不安と孤独を彼女が抱いていたのか、
 遅まきながら理解した。

 こうして抱きしめて、触れ合って、
 これから先ずっと傍にいることで、
 少しでもそれが薄まっていけば、いい。

 ぺしぺしと俺の背中に回っていた華奢な腕も
 唇から零れ落ちるいつもと全然違う色っぽい声も、
 首筋に舌を這わせ、それに驚いたらしい妙な声も>>90
 全部愛おしくてたまらなかったが、
 さすがに下着のことに言及されれば、
 また吹き出してしまう。]

(101) rinco 2024/04/15(Mon) 15時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 ぷっはは、お前ね……、
 ヨーコがオムツはいてる頃から知ってるんだ。 
 いまさらそんなことで呆れるわけないだろ?

[大人な俺に釣り合う下着ってなんだよ。
 というか。
 持ってるのかよ、勝負用、とか。
 誰に見せる気だったんだ、とか。
 別に怒りはしないが、
 またいらぬ気をもむことになりそうで
 それ以上深く追及する気になれなかった。]

(102) rinco 2024/04/15(Mon) 15時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[背中を這わせていた指先でそのまま
 たどり着いたブラのホックを外し、
 背中に回していた手を身体の前へと優しく触れる。
 手になじむ柔らかさが気持ちよくて、]

 はぁ……、
 一体、いつの間にこんなに大きくなったんだろうな?

[どことも何とも言わないが。]

 あと、そこでそんな動くな。

[首筋に這わせていた唇を今度は耳元にもっていって
 耳朶に甘く嚙みついた。
 熱を持った自身が、ヨーコの太腿にあたる度に、
 中心に甘い痺れが走る。
 僅か捲れあがったスカートの裾から
 露わになった肌の白さが視界に入れば息をのむ。]

(103) rinco 2024/04/15(Mon) 16時頃

【人】 地下軌道 エフ

[そのまま、スカートもたくし上げようかと思ったけれど。]

 ……この体制じゃやりにくいな。

[いろいろと。
 一度あちこち触れていた手を離し、
 膝に乗っていたヨーコを抱きかかえて、反転。
 ベッドに押し倒す形になった。**]

(104) rinco 2024/04/15(Mon) 16時頃

【人】 地下軌道 エフ

── と或る日のデート ──
[宇宙にいる間も欠かしていなかった>>1:8
 筋トレの成果は出ていたらしい。
 ちょっと握る手に力を籠めれば
 顔を歪めるマックスに思わず口角が上がる。
 頬にキスしたことをヨーコに嗜められれば>>93

 何言ってるんだ、いつもしてるだろ?

[と、堂々と言ってのけた。(してない)
 まぁ、ここはアメリカなんだ。
 してたとしても、世間も多少の寛容さはある。

 二人が立ち去れば、
 一仕事終えたと言わんばかりに、
 ふふんと満足げな笑みを浮かべ。
 しっかりと釘……いや杭か?を刺せたんだ、
 ヨーコに多少わき腹をつつかれたところで
 痛くもかゆくもない。]

(105) rinco 2024/04/15(Mon) 17時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[さて、前座は終了、ここからが本番だ。]

 そうだな。
 パフェ食って……買い物?
 何か欲しいものでもあるのか?

[こんな他愛のないやりとりを
 ヨーコのすぐ隣でできることが楽しい。]

 俺の隣でも恥ずかしくないような服?
 ふーん、オーケイ、一緒に見に行こう。
 欲しいもの全部買ってやる。

[俺の好みのものも合わせて買おうと思いながら。
 好きな下着を、という言葉には笑ってしまう。>>94

(106) rinco 2024/04/15(Mon) 17時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 ははは、
 そうだな、じゃあ黒がいい。

[とはいえ、下着にそう詳しいわけじゃない。
 顎に手をやり少しだけ考えて、
 セクシーなのを頼むよと付け加え。]

 で。
 えーと、新作パフェの店はこっちだったか?
 何味なんだ?

[ヨーコの手をとって、エスコートしながら歩きだす。]

(107) rinco 2024/04/15(Mon) 17時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ああ、そういえば、]

 言いそびれてたけど、似合ってるぞ。
 そのワンピース。
 かわいい。

[ふわりと揺れる桜色が愛らしい。
 眼鏡の色とも合っていて、
 やわらかい雰囲気がとても好ましく思える。
 今まで、褒めるようなことはあまり言ってこなかったが。]

 いつまでも隣の小さな女の子扱い、
 ってワケじゃないんだよ。
 おわかり?

[歩く俺よりも少し低い位置の
 ヨーコの顔を愛おしそうに見つめ、軽く首を傾いだ。*]

(108) rinco 2024/04/15(Mon) 17時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[何万光年という距離と6年間。
 離れていた時間と距離の分、
 おばあちゃんになる前までは待つ、-2:17
 なんて言ってくれていた分、
 どろどろに甘やかしたい気持ちになっている。

 それがヨーコの甘えたな性格を
 さらに助長させようとも。>>113

 もう少し時間が経てば、
 俺のこんな気持ちも落ち着くのだろうか。

 ちゃんと大人になったところは今から見るよ、
 とは思ったが、言葉にすると変態臭く思えてやめた。>>114

(121) rinco 2024/04/15(Mon) 21時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[まぁ。
 次のセリフは抑えきれず、
 ヨーコからのおっさん臭いという暴言と態度が>>115
 俺のガラスの心に突き刺さったが。]

 ……そーだな、大きくなってるな。
 お前のおかげで。

[やたらごそごそ動くと思っていたらこの態度。
 わざとだな?と軽く目を眇めた。]

(122) rinco 2024/04/15(Mon) 21時半頃

【人】 地下軌道 エフ


[それから。
 組み敷いて、俺の身体の真下にいる
 ヨーコの身体が、やけに小さく思えて。

 あっちを見たりこっちを見たりと
 落ち着かない視線に、>>116
 怖がらせてやしないかと考えていれば、
 たくし上げられるスカートに思わず目を見開く。

 何を言い出すのかと思ったら。]

 くっ、
 あっははははは!
 悩殺しようとするにしても、
 もっとやり方あんだろ?

[ヨーコの頭のすぐ横に
 自分の顔をぼすりと埋めて爆笑した。]

(123) rinco 2024/04/15(Mon) 21時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[確かに色っぽい赤い下着だったけど。
 まだ笑いを抑えきれないでいれば、
 それもほんの束の間、ヨーコの指先が自身を掠め、]

 っ、  ちょ、おまえ、

[いたいのいたいのとんでけーじゃないんだわ。
 ズボンの下、痛いぐらいに昂っているそこは
 少しの刺激ではちきれそうになっている。
 ヨーコの手の動きに合わせて襲ってくる快楽を
 息を吐きだして抑え込む。
 あーあーこんなことになるってわかってたら、
 どっかで抜いてから帰ってくればよかった。]

 ヨーコ、まて、
 ストップ。
 なんだ、触りたいのか?

[それならそれでもいいけれど。*]

(124) rinco 2024/04/15(Mon) 21時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ヨーコの返事がどちらだとしても、
 どのみち脱ぐつもりだったしと、ベルトを外し、
 嫌がられなけばヨーコの手をそこに導いて。

 触りたいなら
 (よほど変なことをしない限り)
       そのまま好きにさせる。
 すでに濡れそぼっているのが自分でもわかり、
 情けないような気もするが、仕方ない。

 もう一度ヨーコに口づけて。
 服を裾から軽くたくし上げ、
 首筋から、鎖骨、胸元へと吸い付いて、
 紅く跡を付けていく。]

(127) rinco 2024/04/15(Mon) 22時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 あーっと、
 服、汚れるかもな。

[着衣のまま致そうとしていたが、
 そういえばヨーコの替えの服等ないことに思い至り。]

 脱がしていい?

[尋ねかけながら、服に手をかけた。*]

(128) rinco 2024/04/15(Mon) 22時半頃

【人】 地下軌道 エフ


 いや、痛むわけじゃないが、
 そこは触らないでくれ。

[実況するんじゃない。>>134

 デリカシーがないことは自覚しつつ、 
 念のため初めてかどうか、
 確認しておくかと思っていたんだが。

 間違いない。この反応。
 初めてだ。

 細い指先にとてつもなく遅く擦られて、
 絶えず襲い来る緩やかな刺激は
 たどたどしく、達するには弱すぎて、
 本当に、一体俺はなんの拷問を受けているんだ?
 と疑問符が頭に浮かびまくる。]

(137) rinco 2024/04/15(Mon) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ


 俺の服貸すのもいいかもしれないけどな。
 ヨーコの身体、全部見たいし。

[了承を得られれば、ヨーコの服を順に脱がせて、
 一つにまとめている髪もほどいた。

 ヨーコも俺を脱がせてくれるらしいから、
 されるままにしつつ。

 自分の眼鏡も外して枕元へ置いた。
 これぐらいの距離なら少し霞みはするが、
 見えないわけでもない。]

(138) rinco 2024/04/15(Mon) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

[そうしていたら――、
 何やら胸を揉みしだかれている。
 さっきから一体何をしているんだコイツは。]

 お前ね。
 さっきから、わざと
 ムードをぶち壊すようなこと
 言ったり、したりしてくれてるけど。

[呆れたため息交じりにそういいつつ。]

(139) rinco 2024/04/15(Mon) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

[惚れた弱みってやつだな。

 笑いながら首筋を甘噛みして、
 今度はこちらの番だと言わんばかりに、
 胸を揉みしだいて、優しく愛撫していく。

 先端を摘まんだり、
 足の間に割入っていた膝を下肢に擦りつけたり

 今までいろんなことを知っているはずの幼馴染の、
 まだ知らない部分を探すように、全身隈なくまさぐる。

 余裕がなくなってくれば、きっと茶化すようなことも
 言えなくなるだろうと、弱いところを探していった。]

(140) rinco 2024/04/15(Mon) 23時頃

【人】 地下軌道 エフ

[それから。
 太腿を撫でていた手をそっと秘部に這わせ、
 十分に湿っていることを確認すれば、
 つぷりと指を入れる。]

 ……やっぱきついな。
 痛かったら言ってくれ。

[別に今日無理にできなくてもいい。
 ただこうして、肌を合わせてくっついているだけでも、
 十分満たされるものはあるから。*]

(141) rinco 2024/04/15(Mon) 23時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ヨーコに触れる指も唇も、熱を孕んでいるようで。
 その白い肌に触れる度に声がでたり、
 びくりと身体を震わせたり、
 おねだりするような表情をしたり、
 反応してくれる様が愛おしくて、うれしくて、
 慈しむように何度も何度も名前を呼んだ。>>149

 指先を動かそうかどうか迷っていれば、
 痛くないと聞き、小さく息を吐きだす。>>150
 どうやら本当に痛くないらしく、
 きゅうきゅうと吸い付くように指を締め付けてくる。
 むしろ足りないのか、
 自分の指も添わせだしたことには驚いた。]

 ……大丈夫か?

[呼吸に合わせて少しずつ動かしていくが、
 柔らかい内側は随分熱く、絡みついてくるようで。
 奥の、いいトコロを指先が掠めれば、
 ヨーコが一際高い、艶めいた声で啼くから。]

(157) rinco 2024/04/16(Tue) 01時頃

【人】 地下軌道 エフ

[なだめるような言葉をかけ。
 閉じようとするその足を己の足で抑え、
 もう1本、と指を増やし、先ほど見つけたばかりの
 弱い部分を少し強く擦る。

 ヨーコの蕩けたような表情と切ない声と
 大きくなっていく水音がどうしようもなく淫靡で、
 腹の底からじわじわとこちらも切なさが募っていって、
 さらに熱がこもっていく。

 ああ、ダメだな。
 まだ理性の方が勝っていたのに。
 そんな声で呼ばれたら、
 無理にでも最後までしてしまいたくなる。]

(158) rinco 2024/04/16(Tue) 01時頃

【人】 地下軌道 エフ

[耳元で囁いた方が効くらしいことは
 もう知っているから。>>149

 耳元に口をよせ、そんなおねだりをしながら、
 一層激しく指を動かしていって。

 ヨーコが達しそうになる、その寸前で止めた。]

 ……いれていいか?

[大分余裕はなくなっていて、
 もう止められなくなっている癖に、
 大人ぶって尋ね。
 了承を待ってから、少しずつ、ヨーコの中に己を埋めていく。]

(159) rinco 2024/04/16(Tue) 01時頃

【人】 地下軌道 エフ

[指よりも質量のあるそれは、
 やっぱり痛いと感じるかもしれないと、
 できるだけゆっくりと、時間をかけて。

 狭く感じるヨーコの中に最後まで入りきれば、
 それだけでもう達しそうに
 なっていることは知られたくない。
 絶頂に導かれてしまいそうな快楽を外に逃すように、
 ゆっくりと息を吐きだした。]

 はぁ、……、
 全部、はいったな?

[ヨーコの反応を確認しながら、
 少しずつ腰を動かしていく。]

(160) rinco 2024/04/16(Tue) 01時頃

【人】 地下軌道 エフ

[指で探り当てていた部分に押し付けるように
 動かせば、また鼻に抜けたような甘い声が聞こえ。

 甘美な快楽に溺れそうになっている目の前の幼馴染は、
 女の子、というよりもどこまでも女で。]

 は、 えっろ、

[できるなら、一緒に、と
 ヨーコが果てそうになるまでは耐えながら。
 耳元で、愛してると、好きだよを交互に落としていった。*]

(161) rinco 2024/04/16(Tue) 01時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ヨーコのほどけた薄茶色の髪が、
 シーツの上で乱れている。
 眼鏡はないが、それでも見おろしたときの、
 ヨーコのふせた睫の長さがわかるこの距離が愛おしい。
 熱で潤んだ瞳が、夜空の星を閉じ込めたみたいに
 煌めいて見えた。

 もっと、とねだるように縋る
 ヨーコの腕の熱が、俺に伝わってくる。>>167
 
 熱で浮かされそうになる頭の隅で、
 少しぼやけた視界に映るすべてのものを
 鮮明に記憶しておきたくて、
 五感の隅々でヨーコを感じとろうとする。]

(180) rinco 2024/04/16(Tue) 02時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[頼み事通りに、ちゃんと俺の名前を呼びながら
 おねだりしてくる様を見て、>>168

 なんだ、今度は上手に誘えるように
 なったじゃないか。

 そう思いはしたもののそれを口にすればまた
 こじれそうな気がして思いとどまる。

 もっと、と強請るように締め付けてくる中から
 指をずるりと引き抜いて。]

(181) rinco 2024/04/16(Tue) 02時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[俺じゃなきゃ嫌だ、とまで言われて
 悪い気がする男はいないだろ?

 誰のことも知らない無垢な身体を
 俺だけが知っている。
 そのことに、誰に向けるでもない優越感に浸って。
 (いや本当はちょっとだけマックスに向けた)]

 ん、そうか。
 なら、よかったよ。
 
[そのまま、ヨーコの中の寂しさが
 溶けてなくなってしまえばいい。
 そんな願いを込めつつうなずいた。]

(182) rinco 2024/04/16(Tue) 02時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[足を絡めて、自分から縋るように腰を
 動かしている姿に、
 淫乱だな、と口にはしないまま思う。

 こんな姿は他の誰にも見せたくない。
 独占欲も、嫉妬心も、まだ己の中にも知らない部分が
 あったのだと興味深く思える。

 首に腕を回されて、
 唇を求められれば、応じようと顔を近づけるも、
 腰を動かしながらだと、対して深いキスはできなくて、
 その離れたすきに発された言葉には、
 達しそうな快楽を必死で堪えている
 今の状態では、返事できそうになかった。]

(184) rinco 2024/04/16(Tue) 03時頃

【人】 地下軌道 エフ


 ……っ、 は、もう、無理、

[ぎゅうと抱きしめられれば、>>171
 それを合図にしたかのように、
 これまで堪えていたものを吐き出した。

 ずるりと自身を引き出して、
 肩で息をしながら、ヨーコの隣に倒れこむように
 寝そべって、ヨーコを腕の中に抱き寄せる。
 そっとその少し汗ばんだ顔に手を添わせた。]

 はぁ、……あー、

 で。
 えーと、俺がお婿さん?
 まぁそれでもいーけど。

[行為の最中に聞こえてきたヨーコのセリフと、
 こみあげてくる幸福感に、くすくすと笑いがこぼれる。]

(185) rinco 2024/04/16(Tue) 03時頃

【人】 地下軌道 エフ

[こんなシチュエーションでいいのかわからないが。
 まぁ最初に言ったのはヨーコだし。
 もし文句があるならリテイクも受け付けよう。

 今度の約束は、そう何年も待たせないから。**]

(186) rinco 2024/04/16(Tue) 03時頃

【人】 地下軌道 エフ

―― それはそう遠くない未来の話 ――

 本当だなぁ。
 まさに結婚式日よりって感じ。

[額に手をやって、空を見上げ、
 まぶしそうに眼を細める。
 惑星への移住にはいましばらく時間がかかりそうで。
 それならもういっそ、
 我らが故郷で挙げることにしたのだ。
 
 砂浜への遊びのお誘いを受けたなら、
 もちろん、と二つ返事でうなずいたろう。

 ウエディングドレスも、真っ白なタキシードも、
 レンタルなんかではなくオーダーメイドだ。
 少しぐらい汚すことがあったってなんのその。]

(194) rinco 2024/04/16(Tue) 05時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[ヨーコが身に纏うウエディングドレスを、
 肌を極力見えないような意匠にしたのは、
 独占欲の表れだって?

 あぁ、まぁ、そうかもな。

 それでも、すっぽりすべてを
 覆い隠すわけにはいかないから、
 前夜に励んだ時だって、どこまでなら大丈夫か、
 ちゃーんと計算はしていたよ。

        ただ、まぁ。

 声が嗄れそうになっているのは、
 さすがに俺が悪いかな?
 いやいや随分とおねだりが上手になって、
 もっと、と煽ってきたあいつだって。]

(195) rinco 2024/04/16(Tue) 05時半頃

【人】 地下軌道 エフ

[そんな思考は、開始を告げる鐘の音でかき消される。
 差し出された純白のレースの手袋に
 そっと己の手を重ね、エスコートを。]

 アイ、コピー。
 俺の愛しのお嫁様。

[さみしい、なんて思う暇がないくらい、
 一緒に笑って、楽しんで、
 もっともっと幸せになっていこう。 

 輝かしい未来に向けての最初の一歩は、
 宇宙一愛しい女の子ともに*踏み出した。*]

(196) rinco 2024/04/16(Tue) 05時半頃

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