10 冷たい校舎村9
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
マジメで自己チューでやくたたず仲間。
友達がいなさそうな私たち。
……なんてね。嘘だよ。私、向井君のこと、
自己チューだとも役立たずだとも思ったことなかった。
私の目には、向井君はいつも一生懸命に見えてた。
私のことをよくえらいって言ってくれる向井君には、
私も一生懸命に見えていた?
だったら私たち、一生懸命仲間だったのかもね。
向井君が一生懸命生きていく人生はこれからも続くから、
その世界が少しでも
向井君にとって息のしやすいものであることを願ってる。
カッターナイフで怪我をさせちゃってごめんなさい。
多分、現実世界での会話を全部足したよりも、
この校舎でたくさん言葉を交わした気がする。
私のことがきっと好きじゃなかったあなたまで、
こんなところに呼んでしまったこと、
申し訳ないと思っていたけど、
でもやっぱり来てもらってよかった。
私の大事な文化祭には、綿見さんは欠かせなかった。
綿見さんのお陰でたくさん増えたクレープのメニュー、
直接感謝が伝えられなかったから、精一杯絵に込めた
つもりだったけど、伝わってたかなあ……?
最後に黒沢ちゃんって呼んでもらえて嬉しかった。
ありがとう、綿見ちゃん。
|
── 午前廊下・ノエ ──
[最初のときは、ユキが全部やったらしい>>3:636 へえ、そっか、って目を瞬かせたけど、 意外とかはあんまりなかった。
だって、あいつはそーゆーやつ。 見た目とか、風評とかじゃあなくて、 本当はしっかり者なんだぞ、って 俺はユキのこと、1年ときから知ってるから。 なんだかユキが褒められてるのを聞いて、 自分のことみたいに嬉しくなった。 ]
うん、凄い。
[元気無くったって、こういうときにはしっかり笑える それは鳩羽憐の、きっと良いところ。]
(15) 2021/06/12(Sat) 00時頃
|
|
[ノエの希望的観測には>>3:638 帰れてるといいけどさ、って曖昧な返事をひとつ。 いつだって希望は持ちたいけれど、 考えちまうんだよなあ、あんまり無い頭で。
そんな今度は俺が話す番で、 笑いたい理由。笑っていたい理由。 ノエに一歩踏み出した話が、>>3:640 まさかノエにとっては二度目ましてだなんて知らないけど まあ似た者同士なんだ、って笑ってあげてよ。
あいつと似た者同士なのは、俺も嬉しいからさ。
──── そしたら、ノエが話す番。 バトンはないけど、ぽんぽんそれは受け継がれてく]
(16) 2021/06/12(Sat) 00時頃
|
|
[ただ、黙って聞いていた。 あの鳩羽憐が黙って話を聞くだと?なんて 煩いな、今は茶化さないでくれ、って。 誰の口から出たわけでもない天の声に俺はツッコむ。
誰かの役に立ちたい、って ずっと、ずっと思ってたからさ。
俺の取り柄はそのためにあるんだ、って そう思って生きてきたからさ。
俺のことを考えたい、寄り添いたい、って 逆側の視点に立って想う、っていう話 あんまり考えたことなかったなって気づくよ。
太陽はいつだって照らす側に、在るものだから。]
(17) 2021/06/12(Sat) 00時頃
|
|
ありがとう、……っていうのも、 うん、なんか恥ずいけど。
そういうやつ、居たらいいなあ、とも まあ、……うん、思うけど。
[って、言いたいこと言ってから、 やっぱりちょっとだけ自然に、笑って。]
(18) 2021/06/12(Sat) 00時頃
|
|
でもやっぱり難しいな たぶん、そうやって寄り添ってもらったら そいつつらくねーかな、とか 迷惑かけてねーかなとか思っちゃうし
それで悲しい顔されたりしたら、 俺たぶん、やっぱりさ そいつに「大丈夫」って言っちゃいそうだから
[難しい生き物なんだよ、俺は。 こう見えて。こう見えて。大事な事だから2回言ったぞ]
(19) 2021/06/12(Sat) 00時頃
|
|
うん、でも覚えとく。
…………あの、昨日のメールじゃねえけどさ 耐えらんねえって思ったときに、俺。 いつかそうやって ちょっとでも重荷を預けられたらさ、 いいなって、思うよ。
ちゃんと笑うだけじゃなくてさ。 泣いたり、できたらいいなって、思う。
(20) 2021/06/12(Sat) 00時頃
|
|
俺さ。 この世界の主じゃねーって 割と自信持ってさ、言えるんだけど。
だけど、なんかさ、 ちょっとだけ気持ち、わかった気がするよ 耐えきれなくて、限界を迎えた時、 どうなるのか、ちょっと想像できたから。
(21) 2021/06/12(Sat) 00時頃
|
|
[学校サボった鳩羽くんは、いまは、自然に笑える。 自然に笑って、自然に表情を作れて。 大丈夫、今なら、自然に寄り添える。……なんてね
傲慢かもさ、しれないけれど。]
ノエはさ、そーゆーとき、 頼れそうな、相手、いる?
[さっきできた心からの友達の話、聞けた? それともまだ自信はなさそうだった?
もし、居るって言われたら「良かった」って言うし そうじゃないなら「見つかるといいね」って。 きっと、俺は、ノエと俺自身に向けて、そう言うよ。]*
(22) 2021/06/12(Sat) 00時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 00時頃
|
── 20:50 ──
[ところでさあ。 20:50に集まっとこって言ったの 一応俺が言い出しっぺなわけ。
ぶっちゃけ、あんまりやることもないし、 20時過ぎくらいからずっとさ、教室にいたんだ。
黒板に書かれてる以外の人形が増えた話はないし、 人形以外の全員の生存確認はさ、 人聞きでも構わないけど、出来てたはずだから。 20:50まではさあ、何も起こらないって。 ちょっとタカを括ってたところもあるわけ。
勿論自分が殺される可能性だってあるけど みんなが居ればさ、飲み込まれないだろ、って。]
(23) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
|
[でもさ、約束の時間が近づくにつれて、 やっぱり何人も人の姿が見えないとさ、 ちょっと気になるわけじゃん。
ユーガくらいはそこに居てくれた?? 言い出しっぺ二号だから、居てくれるよな??? 流石に誰も居なかったら本当に焦っただろうし
でもまあ、数人しかいなかったとて、 あいつはどうした、あいつは、って 俺、自分の席から何度も扉の方確認して そいつらが入ってくることを、心待ちにしてた。
それでも、時間は刻一刻と過ぎるんだ。 そして無慈悲なチャイムが、鳴った。 ]
(24) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
|
[今、誰が居なかった?
マナがいない。シンがいない。メイがいない。 それから ─── ]
なあ、みんなは、
[逆にそこには誰が居た? やっぱり俺一人?だったらこれは独り言。 そうでなければその誰かの生存確認だけは、して。]
(25) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
|
[ 廊下に飛び出る。 最初の異変はすぐに、気づいた。]
(26) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
|
[写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真 写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真 写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真 写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真 写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真 写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真 写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真 写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真 写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真、写真
それはすべて3-9の写真。 クラスの集合写真もあれば 俺の変顔だって絶対ある。
見慣れた写真が、そこにはあって ]
(27) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
|
[それにさ、目を奪われたせいで、 一瞬、気づくのが遅れちゃったんだ。
次に見渡したのは2Fの廊下。 こっちに向かってきている影はさ、無いはず。 ………………なんだけど。
なんで、廊下のあそこ濡れてるかなあ? 俺は、まっすぐに、そこへ向かうよ。 ]*
(28) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
[ それ がなにか、すぐ判っちまったんだ ]
(29) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
|
靴。乾いたんじゃなかったのかよ。
[しっかり履かれた上靴、なのにさ、 なんでお前の足、濡れてんだよ。]
(30) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
|
隠れたって、見えてんだよ。
[俺とそんな変わんねえ身長のくせにさ そんなところで縮こまって、どうしたんだよ。 かくれんぼか?ばかじゃねーの ]
(31) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
|
なんなの屋内で雨でも降ったの?
[お前さ、運がいいんじゃなかったのかよ 今日アンラッキーかよ、ついてねーな]
(32) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
|
[もうさ、俺、判ってて。 そこに、「なに」があるかってこと。
「だれ」がいるか、なんて、絶対認めたくなくて だってほら、今日だって、ずっと。
ずっとさ。そこにあったじゃん「日常」。 ずっとさ。そこにいたじゃん。おまえ。]
(33) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
|
『 なんで 』
[なんでさ。 この台詞を俺が言わなきゃいけねえんだよ。]
(34) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
|
[なあ、昨日さ、俺ノエに話したばっかなんだよ 耐えらんねーときにさ、泣きたいってさ。>>20
………でもなんで。なんで? こんな早く耐えられないって感情が、 俺の中に生まれる、って思ってもみなかった。
なんで。なんで。なんで。
トシミのときは、すげえ怒ってたし。 リツのときも、ひとみのときも。 やっぱやりきれねえ気持ちはあったけど。
なんで。なんで。なんで。 ]
(35) 2021/06/12(Sat) 00時半頃
|
|
[ なんで。俺は。 シンだけはずっと 「いつもと同じように」そこにいるって 心のどこかで思っちゃってたんだろうな。 ]
(36) 2021/06/12(Sat) 01時頃
|
|
[規則正しくて、いつも同じパンを買って。 いつも同じように飯を食って。 いつも同じように靴を履いて。
いつも同じように、ずっといるんだ、って 思ってたものの存在が感じられなくなって
俺、多分豊高に来てからさ、 今、初めて涙を流してる。 ]**
(37) 2021/06/12(Sat) 01時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 01時頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 01時頃
|
── 現在 ──
[教室から出た時、 背中に受ける声は聞いていた>>61 けれど、立ち止まれなかった。
立ち止まったのは「それ」を脳が理解したとき ユキではない気配を、背後に感じた時。>>39 妙な気遣いをユキがしているのは、知らない。>>63]
────── 、
[寒そうだ、と小さな声が言う。>>40 それから、タオルの提案も。]
(78) 2021/06/12(Sat) 10時半頃
|
|
うん、
[眼鏡をちょっと外して 手の甲でぐっと目元を擦って。 俺勉強そんなしねーくせに目悪いんだ。 だからちょっと視界がぼやけてんのは、 眼鏡外したせい。
鼻の上に皺が寄るように ずず、と鼻を啜って、深呼吸。
改めて眼鏡を掛けたら、いつもの鳩羽憐の出来上がり ……のはずなんだけどな。うまくいかねーや。 涙だけはかろうじて止めることは、できたけど。 いまは、かろうじて、止まっているだけ。]
(79) 2021/06/12(Sat) 10時半頃
|
|
持ってこよ、タオル。
[背中に手が触れてる間、 じんわりとそこだけ「生きている」 ようやく隣に並んだ、メイを見下ろして、 これはほんとに、ちょっとだけ笑って ]
……タオル必要なのどっちだよ。 寒そうなの、どっちだよ。
[なんで? 今日はやっぱり校舎内でも雪模様なの?]
(80) 2021/06/12(Sat) 10時半頃
|
|
[そこにあった「いつも」が失くなった 喪失感がでかすぎてさ、俺はさ、 メイの表情までは「見てなかった」と思う
いつもだったら 俺が大丈夫かって、 声、かけてたかもしんねーのに
今は、太陽は月のこと、照らせなくって。
そこに叶えたい「また今度」とか>>3:591 堪えきれない罪悪感を抱いてることとか>>11 そういうの、ちっとも気づけなかった。]
(81) 2021/06/12(Sat) 10時半頃
|
|
[ああ、でも。
表情までは気づけなくっても メイが抱えてる丸い荷物は気づいたから(物理)
それ何?って多分聞いたし、 それがコートだって知ったら、 なんで着ないの?って 当然のように聞いたと思う。 だってその髪の毛。超寒そうだし。
校舎内とはいえ、暖房の効いてねえ場所はさ 外の冷気でめちゃめちゃ冷えるから。 ]
(82) 2021/06/12(Sat) 10時半頃
|
|
[そんでさ、 そのコートが使い物にならなくなったって知ったら とりあえず、教室にコートが置かれるのの代わりに、 自分のダッフルコートを貸してやるつもり。
でかい?大丈夫だろ、多分…… ちょっとシルエットが面白くなるだけだろ… 俺?知ってるか?何とかは風邪ひかねーんだって。]
(83) 2021/06/12(Sat) 10時半頃
|
|
[ユキとノエの姿はすでに無かったし、 マナは見かけていなかったけれど、 ユーガはそのときどうしただろう。>>74
まだ教室にいるようなら、 もしくは廊下に出ているようなら、 簡単に水たまりの中に人形があること、伝えてさ タオル取ってくる、って伝えたはず。]
(84) 2021/06/12(Sat) 11時頃
|
|
[保健室から失敬したタオルをいっぱい。 ついでにさ、寝床でシンが使ってた毛布も 持ってきてやることにした。
──── その時点でさ、もう 頭の中では諦めてんだよ。 この世界に、シンが居ないってこと
シンが万が一ひょっこり戻ってきたらさ 一緒の毛布に入れてやっから安心しろ。 え?嫌だ?俺とシンの仲だろー??
そんくらいの日常会話が浮かぶくらい あまりにシンの存在は「日常」すぎた ]
(85) 2021/06/12(Sat) 11時頃
|
|
[でもさ。俺にとってのシンは、 息がしずらいように見えてなかったから、 多分俺、お前のこと、何も知らなかったんだよな。 多分俺、お前のこと、何も見てなかったんだよな。
………………… メールの送り主に対しても おんなじようなこと、おもったけどさ。
結局なんも見えてない俺が、 誰かに寄り添おうとして、全部うまく行かなくて それがやっぱり一番精神的にクるよ。>>1:656]
(86) 2021/06/12(Sat) 11時頃
|
|
[人形をさ、タオルでぐるぐる巻きにしてやるとき ようやく、俺、気づいたよ。 人形の首に、たくさんひっかき傷があるってこと ]
………苦しかったのかな
[なあんも知らねえ俺は、 そんなふうにしか言えねえけど メイは。どう見えてるのかな。>>3:295
── 多分今、メイと俺に見えてる世界は、違う。]*
(87) 2021/06/12(Sat) 11時頃
|
|
── まだ午前中・ノエ ──
[俺には心配してくれる人が居る、って ノエに言われたところでさぁ >>43 そうかー?って頭を捻ったりもする。
それから、ノエからは 俺が「覚えとく」ことをもうひとつ。>>44 ……俺もそれ言ってることは凄いわかるんだ。
俺だって、大事なやつに掛けられる迷惑は 全然迷惑だって思わねーもん。 辛い思い、隠されるほうが、辛いって。 俺、受け取る側だったら、よく分かるんだよ。
自分ができるかっていうと、できないだけで ]
(88) 2021/06/12(Sat) 11時頃
|
|
[それとさ。
ノエの返事に、俺 >>46 「見つかるといいな」とか声を掛ける前にさ、 「わかる」って言っちゃったの、笑って?
大丈夫じゃないっていうの苦手だし。 助けての伝え方も、わからねえ。
なあんだ。こっちも似た者同士じゃん。]*
(89) 2021/06/12(Sat) 11時頃
|
|
── 夜遅く ──
[あんなにさぁ、昨日は良く眠れたのに。
もう今は3人しかいねえ男子の部屋で 俺さあ、あんまり眠れる気がしなくって。
だからさ。これはすっごい夜遅く。 俺はぼりぼり頭を掻きながら 廊下に出て、写真を見てた。
文化祭の想い出が詰め込まれた写真。 盛り盛りのコスチュームの俺の姿も 勿論写っててさ、すげえそれが昔のことみたいで。]
(90) 2021/06/12(Sat) 11時頃
|
|
[調子どう?って尋ねられたのはそんな時>>63
多分その頃にはさ、 だいぶ落ち着いてたとは思うけれど、 調子が良いわけなんて決してなくて。
なあんも言わずに肩を竦めたら、 それはお返事になったかな。
そもそも眠れてねえ時点できっと。お察し。]
(91) 2021/06/12(Sat) 11時頃
|
|
なんか暖かいものでも買いに行く? ねむれねーし。
[自販機でも、購買でも。どこでも。 こんな深夜なのにさ、購買が開いてるのは、 こんな状況だけど、なんかさあ、 ちょっと便利かもって思ってしまった。]*
(92) 2021/06/12(Sat) 11時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 11時頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 12時半頃
|
── 水たまりの廊下・メイ ──
[YESかNOか、すきかきらいか それともどっちでもいい、か。
白黒どちらかだけの世界のメイが、 そのとき、全部って言ったこと>>121
多分後で思い返せばすごく珍しいことだったんだけど それに気づけるほど、俺はメイのことを知らない。
使えなくなった手荷物、 理由は全然わかんねーけど >>123 非日常の中じゃあ、何があってもおかしくなくて どんなにびしょびしょであろうと、 メイの無事を確認できているなら、良かった。 ]
(130) 2021/06/12(Sat) 15時半頃
|
|
[非日常の中で、 たくさんの友達が姿を消していく。 そしてたくさんの人形が、日に日に増えていく。
人形イコール誰かだとは認めたくないけれど 人形イコール誰かなんだって頭ン中では理解してる
だから「殺された」って書いちゃうし、 ユーガには誰に似てる人形だ、とは言わないし だけど、シンの毛布は問答無用で奪っちゃう。 ]
(131) 2021/06/12(Sat) 15時半頃
|
|
[首の傷を指で撫でる 苦しかったかなあ、痛かったかなあ。 俺の指に血が付くことはないかもしれない
そうしていたら メイからシンの心を代弁するような そんな返事がさ、返ってきたから >>128 俺、シンのこと何もしらねーけど、 俺、やっぱ、また涙が溢れちまって。 ]
楽しかった「みんな」の中に 俺、居たらいいなあ
[って。口にだすとさ、もっとダメで。 大粒の雨を隠すように白いタオルが被せられた]
(132) 2021/06/12(Sat) 15時半頃
|
|
[先に帰っただけ。また逢える。 その言葉に、鼻を啜りながらうなずく。]
さっきまでさ、半信半疑だった。 リツもトシミもひとみも、 やっぱ現実でも苦しいんじゃないかって すげえ、心配してたけど。
[でも結論は出なかったんだ。 そうだったらしんどいな、ってずっと抱えてた]
(133) 2021/06/12(Sat) 15時半頃
|
|
……でも。こんなこと言ったらさ、 他のみんなに怒られそうだけどさ 俺、やだよ。シンに二度と会えないの。
いやトシミとかもあえねーの辛いけど 俺。シンはもっと嫌だ。
だから半信半疑じゃなくて、 信じたいよ、全部。 先に帰っただけだ、って。
[だってほら俺、必須でもねー夏休みの準備にさ 一日シンが休んだだけでさ、>>0:380 彼女ばりの心配してるくらいだぜ? 一生会えないとかさ、考えたくもねー。]
(134) 2021/06/12(Sat) 15時半頃
|
|
でも。先に帰ったって 楽天的に考えるかーって いま、ちょっとなれねえけど
[やっぱいなくなっちまったんじゃねーかって そっちの不安のほうが、でかいからさ。 ]
(135) 2021/06/12(Sat) 15時半頃
|
|
先にさー 帰ってさ。 シン、びっくりしてねえかな
いつもと違うことが起こって いつもと違う夢を見てたって、なって。
驚いてパニックになってねえかな。
[ありうる。って自分ひとりでさ、結論づけて。 俺、シンのことあんましらねーけど、 でも、全く気づいてねえわけじゃあねえんだ。]
(136) 2021/06/12(Sat) 15時半頃
|
|
[本当は、メールを送ってきたやつのことも、 ちゃんと考えてやるべきだったんだ。 脳内からひとりひとり居なくなること、 寂しくねーのかな、とかさ。
だけど今、やっぱりそこまで余裕がなくて、 ぼたぼたと落ちる雨粒は、シンのことしか映さない
それすらも、今は白いタオルが隠してくれる ]
(137) 2021/06/12(Sat) 15時半頃
|
|
俺らも、いなくなるのかな。
[不思議と死が間近に迫っても、 あんま、怖いとかはなくてさ でも、痛いのはいやだな、とかさ思うけど。 ]
(138) 2021/06/12(Sat) 15時半頃
|
|
………嫌だな。
[いなくなったら、 みんな悲しんでくれるかなあとか いなくなったら、もう、 みんなに会えねえのかなあ。とか。
やっぱり寂しいほうが先に立つ。
そういう意味ではさ、あの時の問いかけ>>2:535 今なら、寂しい、って即答してたかもしれない ]*
(139) 2021/06/12(Sat) 15時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 15時半頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 15時半頃
|
……うん。
[シンの「みんな」の中に、俺が居るよって、 メイがさ、言ってくれるの、 俺、うん、しか答えられなかったけどさ 嬉しかったんだよ。
少なくとも他の人にはちゃんとそう見えてた、って ちゃんと日常の中に、ふたりが居たことが、 映ってたんだなあって思ったら、さ
嬉しくて、寂しくて、やっぱり涙は止まんねえ ]
(147) 2021/06/12(Sat) 17時半頃
|
|
[どうしようもねえ不安と寂しさの中さ、 俺とメイは少しだけ、シンの話をした>>143
俺が持ってるシンの想い出と、 メイが持ってるシンの想い出は違うけど、 真ん中にはさ、さっきまで笑ってたあいつがいる
無事に帰れている、というのを信じたい反面 校舎に飲み込まれちゃうみたいな話もさ、あったから やっぱり信じきれないところもあってさ。
どうにかして「日常」をさ 思い浮かべとかねえと。 どうしようも、ならなかったんだ。 ]
(148) 2021/06/12(Sat) 17時半頃
|
|
[俺が抱いてる「嫌だ」と >>139 メイが抱いてる「嫌だ」は違う >>145
だけど俺は「うん」って頷く。
白いタオルの向こう側で メイが立ち上がる気配がしたけど、 俺はそのまま、たちあがることはしなくって。
押し付けられた女の子にしては大きな掌も 俺は、避けることなんて、しなかった。
昨日はぐしゃぐしゃに撫でてやった 今日はぐしゃぐしゃに撫でられた。
だからきっと、おあいこ。 >>146 ]
(149) 2021/06/12(Sat) 17時半頃
|
|
ん。 もう少し、ここに居る。
あ、でも待って
[そのままじゃあって立ち去ろうとするメイを 言葉だけで、引き止めて。 頭に掛けられたタオル剥がし取って、 眼鏡の下、どーしようもねー顔を拭いたら。
大丈夫、もう泣かねえ 十分、泣かせてもらったから。 いつもみたいに深呼吸を、二回。 ]
(150) 2021/06/12(Sat) 17時半頃
|
|
ありがと。 また、明日な。
[作り物の笑顔だったけど、 涙袋真っ赤にしながら、さっきよりかは上手に 俺、笑って、「また明日」って言えたかな。]**
(151) 2021/06/12(Sat) 17時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 17時半頃
|
── 涙の落ちる廊下・メイ ──
[ぐしゃぐしゃに撫でられたこと、 俺だって、嬉しかったんだぜ。>>159
褒められたりすんのは、慣れないし>>3:70 メイみたいにさ、>>3:132 頭を撫でてくれる母親は俺には居なかったから。
あ、でも親に撫でて欲しいって話じゃあなくて 愛情ゆえに頭を叩くねーちゃんは居るから それは満たされているんで、オカマイナク。
………ま、嬉しかったんだ、って 俺がこれから伝える「ありがとう」で メイに伝われば、いいんだけど、さ。 ]
(172) 2021/06/12(Sat) 19時半頃
|
|
………………
[けどさ。こっちからもメイの顔が見えてさ>>165 メイから善悪じゃあない『悪くない』を聞いた時 なんて返すのが正解なのか、判んなかった。
いつもの鳩羽憐ならどうやって返したっけ? それすら、ちょっと判んなかった。
『 じゃあ良いって言えよ! 』 『 だろ?イケメンだからな!! 』 『 あっ惚れた?泣き顔に惚れた? 』
茶化した言葉、ぜーんぶ出てこなくって、 やっぱり、「日常」がどっかいっちゃったなあって。]
(173) 2021/06/12(Sat) 19時半頃
|
|
………うん。
[だからその時返した「うん」は 自分でも、よくわからない返事になってた。 でも、もう、泣かなかったよ。
嬉しくてちょっと泣きそうだったけど ]
(174) 2021/06/12(Sat) 19時半頃
|
|
[交わした「また明日」に手を挙げて見送る ひと回りもふた周りも大きいコートは、 昔のアニメに出てくる車掌みたいだったけど
この晴れない雲を突き抜けて、 月の見える世界に行けるんだとしたら 涙の聞こえない世界に行けるなら、さ
俺じゃなくてもいいからさ、 悩んでるやつ、連れてってあげてよ、
──── な。 ]*
(175) 2021/06/12(Sat) 19時半頃
|
|
[メイを見送ったあともさ、 俺しばらくずっと廊下にいたけど。 そんときさ、ユーガは教室から出てきてたかな>>104 それともどこか一度離れてから、 いつかまた、戻ってきたりしてただろうか。
もし姿を見かけるなら、 「ちょっと話す?」なんて声かけるかもだけど
昨日の俺とはまたすこしちがって、 今度は目を真っ赤に腫らした顔をみて、 ユーガがどう思ったのかは、わかんねえ。 ]*
(177) 2021/06/12(Sat) 19時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 19時半頃
|
[ユーガが来れば、立ち上がり、 俺は、一歩離れて見守るだろう
人形のタオルを捲り、状態を確認する ただ、声も掛けずに、様子を見ていた。
“俺で良ければ”の言葉とか、 撫でてくれようとする様子に、少し微笑んで]
……さんきゅ。 教室、行くか。
[ってさ、促した。 別にここでもよかったけれど廊下、寒いし。 シンがさ、そろそろ俺の声 うっせーなって思い始めてるかな、って。]
(185) 2021/06/12(Sat) 20時半頃
|
|
[ま、どこで話し始めてもいいんだけどさ、 もしもすこし落ち着いて話せるなら、 何から話そうかな、って悩んだ挙げ句にさ、]
……昨日ぶり。
[って言葉が飛び出した。 あれ、まだ昨日だよな。>>2:424 まだ、昨日の朝のことで、 俺たちは冷たい校舎の中に閉じ込められて ……だけど、まだ誰も居なくなってなかった頃
もう随分と昔のことの気がするんだ。 ]
(186) 2021/06/12(Sat) 20時半頃
|
|
……マナ、いたかな
[もともと広い学校だけど、 すでに半分の仲間が、いなくなった。 マナの姿は見ていないけれど、 またクレープでも焼いているんだろうか。
だったら良いけれど、なんて 楽天的な考えは、どうしても、沈む。
現に、探しに行ったのであろう、 ユキとノエは、帰ってこないままだ。 見つかったらさ、大丈夫だった、って 言ってくれるやつらだって、思ってる。]
(187) 2021/06/12(Sat) 20時半頃
|
|
なあ。 解決策、見つかった?
[それは「この世界のこと」じゃあなくて。 互いに悩んでいた、父のことの話の続きだって>>2:391 ユーガは気づいてくれただろうか。 ]
ここからさ。 もしも、無事に帰れたとして。 でも、そこにはまだ問題は山積みで。
向き合えるかな。 それとも、まだ、やっぱ無理かな。
(188) 2021/06/12(Sat) 20時半頃
|
|
[わかんない。非日常に慣れすぎていて、 今からもしも日常に戻った時に、 一緒に、戻ってくる大問題を、 今度は日常の中で、考えなきゃいけねえ。
ユーガも俺も、多分。 この短い2日間の間でさ、 きっと、すげえいろいろ話したと思うんだ。 互いにじゃあなくて。いろんなやつといろんな話。]
(189) 2021/06/12(Sat) 20時半頃
|
|
………帰りたい?
[父のせいで死ぬのは勘弁、 その台詞に変わりはねーから ここは俺の世界じゃないって断言できるけど
けど、問題山積みの日常に戻ったとて、 俺ら、向き合えるかな、ってそんな気持ちを込めて。]*
(190) 2021/06/12(Sat) 20時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 20時半頃
|
── 夜遅く・ユキ ──
[泣い……ていたとしたら朝じゃなくて>>194 割とさっきのことじゃねえかな……?ってまあ そんなことはとりあえず重要ではねーんだけど
お陰様で目が紅く腫れているのも収まったしさ 泣いたりしちゃあいなかったけど。 でも、ま。元気からは程遠かったよな。 ]
………、おう。懐かしいな。
[窓の外の景色は違うけれど 静かな夜に浮かぶ光景はきっと一緒で あの日はひどい目にあった、って 俺は、微笑みながら付け加えた。]
(201) 2021/06/12(Sat) 21時頃
|
|
[廊下の文化祭の写真。 自分から写真に写りにいくほうだったから 割と俺の顔が紛れ込んでいる一枚は多い。
ユキはどうだか知らないけれど、 見た目がいいから、って理由で、 撮られている枚数も多いんじゃないだろうか きっとそうにちがいない(断言)
だから一緒に写る写真も多くて、 それだけじゃなくてさ、 ユキとは1年のときから一緒だったし 豊高での共通の思い出は、それなりに多い。 ]
(202) 2021/06/12(Sat) 21時頃
|
|
[だけどさ。
俺はあの3年の文化祭の日に、 ユキが抱えていた問題を知らなかったし 時々音楽室に足を運んでいたことも知らない
結局あの夜に、 ユキが語ってくれた、 めちゃめちゃになってしまった話の全容も>>1:86 俺は、結局、聞けていないままだ。 ]
(203) 2021/06/12(Sat) 21時頃
|
|
[たかが3年、されど3年。 >>195 気が合って、仲良くなってきたつもりだけど でもさ、俺もたぶん、やっぱ殆ど知らないや。 ]
(204) 2021/06/12(Sat) 21時頃
|
|
[ここは電車を乗り継いでいくような、 知らない夜の街じゃあないけれど いまはなんだか知らない世界の顔をしていた
隣にいるお前もさ。 知らないやつじゃあないはずなのに、 いまはなんだか知らないやつのような顔をしていた
昇降口にある自販機からさ、 ごとん、と落ちてきたのはホットココアで 朝どういうつもりか綾鷹が出てきた昨日を、 すでに懐かしく思う。>>0:383 ]
(205) 2021/06/12(Sat) 21時頃
|
|
俺らさー どんな話、してきたっけ。
[コートのない昇降口はとても寒くて けれどココアの暖かさが掌から伝わる ]
なんかさー ここに居て、わかんなくなっちまったな
[馬鹿ばっかりやってたり、戯けてたり、 笑ってたり、茶化してたりツッコんでたり、 そんな鳩羽憐がいまはどこにもいなくって。
俺は俺のこと、知ってるつもりだったけど いまはなんだか俺すらも知らない顔をしている ]
(206) 2021/06/12(Sat) 21時頃
|
|
…んじゃー、ふつーの話する? それとも、まじめな話する?
[ちょっと笑う。とりあえず聞いてみる。 そんな提案をしないと、尚。
知らない世界、知らない俺とユキの間で 今、どんな話をするのが正解なのかわからない。]*
(207) 2021/06/12(Sat) 21時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 21時頃
|
── 教室:ユーガ ──
俺さー 結局クレープもパンケーキも 食ってないんだよねー。
[まだ食べてない、って笑って>>209 嫌な予感が頭を過って、心の中で、 食べたかったなと、過去形のモノローグ。]
(214) 2021/06/12(Sat) 22時頃
|
|
[俺らは何も悪くないはずなのに、 到底理解ができなくて、先延ばしにしている問題が 今この場所には互いにひとつずつ有って。>>2:219
たった2日でなにか解決策が出るとも思えねーけど それでももしかしたら、なんて希望でさ 俺はユーガに聞いたんだ。
ユーガはさ。我らが頼れる委員長、だったし。 そして、聡明で正しい、炭蔵祐駕だったから。 ]
(215) 2021/06/12(Sat) 22時頃
|
|
[だから、ちょっとさ、 自信がないって言葉が出てきたときには>>211 意外だな、って一瞬思っちまったんだよ。
だけど、続く決意表明のような言葉に ふ、と相好を崩して、頷く ]
……良かった。
[何が良かったのかは多分ユーガには伝わらない。]
(216) 2021/06/12(Sat) 22時頃
|
|
[帰ること、それも勿論良かったんだけどさ 日常が少しずつ変わっていく中で、 ユーガが、ユーガなままなのが、嬉しかった。
いつだってまっすぐで、賢くて、正しくて それでいてほんのちょっと融通が効かなくて あとそれから規則にめちゃくちゃ厳しい。
家出少年に対しても、非行を責めるんじゃなくて 真っ先にさ、無断欠席のこと責めただろ。
何よりも、 3年9組を大切にしていた炭蔵祐駕は まだきっとここにちゃんといるんだろう、って 今、ちょっと安心しちゃった。 ]
(217) 2021/06/12(Sat) 22時頃
|
|
ユーガは、正しいよ。
(218) 2021/06/12(Sat) 22時頃
|
|
……… 向き合わないとさ、 いけねえんだと、思うよ。俺も。
[帰るか帰らないか、で言うなら、 帰るのほうに、傾いているのは、 最初からずっと、変わらないかも知れない。
だけど向き合うかどうか、だったなら ずっと避けていた節があるから。 だから俺はこういう答え方をする。]
(219) 2021/06/12(Sat) 22時頃
|
|
この世界が好きか、って この世界に来てよかったか、って 今日の朝、ノエと話をしたんだ。
俺、来てよかったとは言い難いけど だけど、来れたことで、 いろんな話をできたことは 嬉しかったよ、って答えた。>>3:546
(220) 2021/06/12(Sat) 22時頃
|
|
きっと現実世界じゃ話せなかったじゃん これから受験でいそがしーし。 多分ユーガの悩みも、俺の悩みも、 なんとなく触れることすらできなくて、 たぶん高校三年間が、終わってた。
メールの主のさ、 世界を利用するようで後ろめたいんだけど
そういう意味では、俺。 この世界も好きだったし、 未だに、離れがたいよ。
(221) 2021/06/12(Sat) 22時頃
|
|
[もっと話す時間が多かったらさ、 俺ら、なんか違う高校生活を送ってたのかな。 1日が24時間なんかじゃあなくて、 この世界みたいに、48時間、72時間、って 永遠に続くんだったら、
さんにんよればなんとかっていうだろ。あれ。 悩み事も。もっともっと軽くなってたのかな。
ああ …………… そっか ]
(222) 2021/06/12(Sat) 22時頃
|
|
[ もしかして、そういうことか ]
(223) 2021/06/12(Sat) 22時頃
|
|
なあ、今ちょっと気づいちゃったんだけど この世界の主は、話がしたかったのかな 自分の悩みとか痛みとかを、 もっと、みんなに知ってほしかったのかな
代わりに背負って、寄り添って 誰かの分まで、痛みや苦しみと向き合って。 そいつの痛みを代わりに背負ってやったやつがさ ああやって、人形として傷ついて、遺されてる。 もういいよ、ありがとう、って 脳が、傷ついたそいつのことを追い出すから この世界から、居なくなる。
………もちろんこれさ、 帰れる、って思いたい俺の、願望でもあるんだけど。
[でも割と、いい線言ってると思うんだ。 ]*
(224) 2021/06/12(Sat) 22時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/12(Sat) 22時頃
|
── 深夜・ユキ ──
あーその節はアリガトウゴザイマシタ ユキ大明神……
[拝んだ。>>231 ちなみに翌朝逃げるように部屋から出たけど 階段で派手な女とすれ違ったのを頭の隅で覚えてるし そんときの匂いが、部屋の匂いと同じだったなって あの時、ちょっとだけ思ったことも、今思い出した。
閑話休題、まあ、いいや。 それもひっくるめて三年間本当楽しかったよ。
……でも楽しいだけでいいのかな、って 俺もね、どこかでちょっと思ってた。 なんだ。相思相愛じゃんやったね。 >>232 ]
(253) 2021/06/12(Sat) 23時半頃
|
|
[ノエからさ、俺のこと、 考えたい、寄り添いたいって思う人がいる、って そんな言葉を聞いた時にさ、>>3:642
真っ先に浮かんだのが、ユキの顔だったんだよね。 あの夜、最初に俺を助けてくれた。>>0:1193 軽い興味みたいな口調だったとしてもさ、 俺の話、聞こうとしてくれたの、 多分ユキが、最初だったんじゃないなって思うし。
暗くなったからこの話終わり!ってしないでさ 楽しい、以外の感情をクラスメートにぶちまけたの あの時が、たぶん最初だったと思うよ。>>1:62]
(254) 2021/06/12(Sat) 23時半頃
|
|
ええー? そんなカミングアウトしてほしい?
[真面目な話、ってさ言われたけど 軽い調子で話し始めたそれにさ >>235 俺、やっぱり軽い調子で返すわけ。
あ、そうそう、こんなかんじこんなかんじ。 いつだって、こういう感じで話してたよ俺ら。 ]
(255) 2021/06/12(Sat) 23時半頃
|
|
じゃあ、俺がさー この世界の主です!!!ってさ 言い切ったとしてさー
俺、あんなメール書くと思う? ぶっちゃけインドーって何?
[ちなみにユキが、同じように、 俺っぽくない文面だって言い切ってたのは>>3:412 俺の、預かり知らぬ話だったけど。 ]
(256) 2021/06/12(Sat) 23時半頃
|
|
俺だったらさあ
『 じゃあな、いってくる! 』
とかそれくらいじゃねえかな 覚悟を決めたとして。 100歩譲って、誰かに言いたかったとして。
それをグループチャットに送りつけてさ お前どこ行くんだよwwww とか そんな感じで突っ込まれながらさ、 楽しかったなーって、終わらせそう。
[うおあ、ココア熱ぃ、 どんだけ加熱してんだよこれ 激アツココアじゃねえか!って文句を言いながら。]
(257) 2021/06/12(Sat) 23時半頃
|
|
あんまさ。 いままでいろんな事話してこなかったなって。 すげえ楽しいことばっかり共有して、 すげえ嬉しいことばっかり増えてって めちゃめちゃハッピーな高校ライフだったから
耐えられない、とかとは絶対違うんだけど。
でもさ、苦しいとことか、悲しいとことか 全部ひとりで飲み込んでたな、とは思うよ。
息苦しいって、あの日も言ったと思うけど 本当に、時々全部が息苦しいなって思ってた。
[結局あの日も、 ユキ大明神様で茶化してしまったから>>1:110 ]
(258) 2021/06/12(Sat) 23時半頃
|
|
なんかさあーーー 帰りたいな。
[そうしてひとつ呟いた]
(259) 2021/06/12(Sat) 23時半頃
|
|
こんなどこにもいけない校舎じゃなくてさ 時間がちゃんと進む日常に戻ってさ。
もっと、いろんなこと、話したいよ。 とりあえず受験、終わらせてさ 大学デビュー、しちゃってさ
[ちなみに俺の高校デビューは 誰かさんのせいであっけなく散ってる>>0:208]
(260) 2021/06/12(Sat) 23時半頃
|
|
大学入ったら、酒のみながらさー こんな校舎よりもせっまい部屋でさ ポテチつまみながら話すの
やなことも、なやみごとも、 生い立ちも境遇も、全部。全部。
死ぬほど泣いて、死ぬほど怒って、 死ぬほど笑って、朝を迎えんの。
俺、今それが一番ユキとやりたい。
[だから、大学デビューするまでは俺死ねないよって 俺の中では酒=18歳でおっけー、になってるけど そのへんは委員長でも副会長でもないんだし、 大目にみてくれるとありがたい ]*
(261) 2021/06/12(Sat) 23時半頃
|
|
── 3-9教室・ユーガ ──
[出た!ユーガクレープ!>>147 なんて茶化そうとしたけど、まあ 本人大真面目で焼いてたし、味は問題ないから いまはそれは、頭の隅に、置いといて。
感情の読めない委員長の顔したユーガは きちんと俺の言葉に、同意の言葉や 意見をくれるから、とても頼りにしてるんだぜ ]
[はってんとじょーのこども、とか はなしあうよちはある、とか、うん、>>252 またまた難解な言葉を選びがちなユーガに、 6割分かった脳が、10割分かった顔をしながら]
(271) 2021/06/13(Sun) 00時頃
|
|
そうだな。
[って無責任に、頷く。
でもさ、それって裏を返せば 俺の中で、ユーガに絶対の信頼があるからなんだぜ 4割わかんなくっても、だいたい合ってるってこと。 ユーガはいつだって、正しいよ。]
(272) 2021/06/13(Sun) 00時頃
|
|
[ちなみにユーガの言葉を 10割俺が判るように言えば、 このあとずうっと先の時間に、 ユキに語ることになる内容と ぶっちゃけほぼほぼ同じなんだけど>>261
そういう意味だ、って気づいてねえのは 鳩羽憐が、鳩羽憐である所以だし、 やっぱり俺の脳は6割しか理解してなかったってこと]
(273) 2021/06/13(Sun) 00時頃
|
|
[でもさ、理解した6割で、気づく。
あ。そっか。 そういう意味では、俺にとっての太陽は、 きっとユーガみたいな存在だったんだな。なんて。
いつだって正しいユーガは、 ほんのすこしだけ、眩しい。 ]
(274) 2021/06/13(Sun) 00時頃
|
|
遠ざけること、できんのかな、俺らに。 まだ大丈夫だ、って引き止めたら、 なにか、変わるのかな。
[それは昨日今日、俺がずっと悩んできたことで こっちはちゃんと10割脳は理解してる、大丈夫だし おんなじことさ、朝ユーガに言ってるから。 俺の些細な不安の理由は、伝わるはずで。>>3:204]
(275) 2021/06/13(Sun) 00時頃
|
|
変えてやりてえな。
[だけど、結論だけは朝とは違う。 世界の主が、なにか変えたくて、 この世界を生み出したのなら。 やっぱり、鳩羽憐は、役に立ちたいよ。 ]**
(276) 2021/06/13(Sun) 00時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 00時頃
|
── 3-9教室・ユーガ ──
[ユーガにさ、心の温かみが無いって言うなら。
たとえば俺が無断欠席したときに、 俺の気持ちを考えて >>1:122 言葉を選んでくれたりはしなかっただろ
たとえば最初の日、 俺らにカッターナイフの危険性を わざわざ伝えてくれたりはしなかっただろ>>1:67
誰かのために、今できることをしたい、なんて そんなふうに思ってくれたりはしないだろ >>2:35
俺ン中ではさ、十分ユーガの心は暖かくって いつだって、クラスメイトに寄り添おうとしてくれていて。 だから、俺だって、信頼してるし、 大切な友人の、ひとりなんだよ。]
(317) 2021/06/13(Sun) 10時半頃
|
|
[それでも自分が北風だ、っていうのなら。
もしかしたら、 支えていきたい誰かのために。 尊敬していた、誰かのように。 自分も太陽のように在れれば、と。
北風が、暖かさを宿した姿なのかもしれないけれど]
(318) 2021/06/13(Sun) 10時半頃
|
|
……うん。そうか。
[世界の主の話を聞けていない。 少しでも近づきたい。 >>314 その決意を聞いて、小さく頷く。
俺はずっと避けていたから。 考えることはとっくのとうに辞めていたし>>3:500 何も出来ないだろうって諦めていた>>3:502
視界捉えた左手首を握る動きを>>315 どこかで見たことがある気がした。]
(319) 2021/06/13(Sun) 10時半頃
|
|
わかった。 俺も、約束する。
無事、……かどうか知らねえけどさ 無事、ちゃんと明日を迎えられたら。
もう逃げねえよ。 少しでも役に立てるようにさ 俺だって、努力する。
[ふたりとも明日を迎えられなかったときは… 現実世界でも、死後の世界でもまあいいや、 上手く行かなかったなって、残る面々にさ、 最後の希望を、託そうぜ。]
(320) 2021/06/13(Sun) 10時半頃
|
|
[それでもさ、まだどこか思考は停止してた。 だって残っている誰か、っていうことだろう? ……誰であっても、嫌だな、っていうのは、 本当に、それだけは変わらなくって。
残っているのは5人だろうか、4人だろうか そう考えてたらさ、ノエが来て 黒板に、新しい文字を書き足していく >>282 ]
マナも、だって。
[ユーガにそう告げるけど、 俺の中では「帰りました」の文字が、 代理のマネキン、っていう文字が。 未だに信用出来なくて。違和感しかなくて。]
(321) 2021/06/13(Sun) 10時半頃
|
|
[まだ、人形=本人だって、思ってる。 もちろんもう、世界の主が直接手を下した、なんて そんなことはこれっぽっちも思ってねーけど
みんな痛い思いも、辛い思いもした 喉を掻きむしるほどの苦しい想いも。 それでも3-9に来ようとしてくれてた足取りも。 ……シンの姿からは、想像が出来たから。
代理なんかじゃない。 あれは、シン本人が苦しんだ姿だ。
その後帰ったかどうかはわからない。 マナが言う通りさ、飲み込まれてしまったのかも。
この、時の止まった校舎の中に。 ]
(322) 2021/06/13(Sun) 10時半頃
|
|
………あとで寝る前にさ マナにも、会ってこようかな [ってさ、ユーガにはちょっとまた、 泣きそうな顔で、笑うんだ。 ]*
(323) 2021/06/13(Sun) 10時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 10時半頃
|
── 深夜・ユキ ──
[インドーを渡す。>>326 正しい意味を知った俺は今更こんな事を言う。]
え、やっぱり遺書じゃん
[今更何を!!だし。 だいたいそんなとこだとは、お、思ってたし。
あれじゃん?無意識下の俺が、 突然語彙力に覚醒して、 しかも敬語使えるようになって しかもグループチャットじゃなくてメールで! 律儀にみんなにメールしたかも知んないだろ!
……… 言えば言うほど俺じゃない気がする。]
(358) 2021/06/13(Sun) 14時頃
|
|
[そんなユキだって遺書の文面、 多分似たような感じだっての知れたし>>327 そうだよな、って想像はついた
……のにさ。
ユキの悩み事、全然知らなかったし、 例えば無い頭で想像したところでさ、 すっごく浅いところでしか想像できなかったから だからユキが、生まれてこなきゃよかったなんて そんなことまで考えてる、なんて気づけなかった
重いけどさあ、 やっぱ知らないままなのは、俺は嫌だな。って たぶんさ、それ聞いてたら即答するよ。>>329 ]
(359) 2021/06/13(Sun) 14時頃
|
|
引かれたりすんのはやだ。 それ、すげえわかる。
まじめなのなんて、 俺っぽくないじゃん。 お前っぽくもないけど。
だから、そんでみんなに引かれんの すげえやだなって、思ってたよ。
[なんてさ。やっぱり似た者同士じゃん、ね。 ユキの不謹慎な話にもさ、 うん、って小さく頷いた>>330]
(360) 2021/06/13(Sun) 14時頃
|
|
でも俺、お前の湿っぽい話 引かねーし、嫌いになんてならねーから。 “お前っぽくないお前” だって、 きっと、ユキの一部だろ?
[にっ、って笑って、セーシュンには賛成。 俺っぽいだけの俺と、お前っぽいだけのお前には ここでサヨナラ。だから俺もココアを掲げて ]
(361) 2021/06/13(Sun) 14時頃
|
|
おう。引導、渡そ。 [ココアとミルクティーじゃあさ、 全然締まらねーけど。
あと数カ月後、数年後、 ちゃんときっと話せる日をさ。 俺は夢見てる?違うな、信じてる?違うな。
それは、俺の中での確定事項。 だから、ちゃんと予定、明けといてくれよ。]
(362) 2021/06/13(Sun) 14時頃
|
|
[それから暫く昇降口で、 また他愛もない話を少し交わすんだけど、 ああそういえば、最後にさ、 ひとつだけ俺の決意、聞いてくれよ ]
あのさ。そういえば俺、 卒業したら家から通える大学にさ 行こうって、思ってたんだけど。
[それは多分、ユキも知ってる話。 ジュケンセイ、そういう話は散々今までしたはず。 父子家庭なのは知ってると思うしさ、 あんま余裕がねーのも知ってんじゃないかな。
バイトしたり、大学も近くを選んだり>>4:93 そーゆー何も問題ない日常の俺の話。 それを悲観して伝えた記憶は一度もねーから 伝わってるとしても「単なる事実」。 ]
(363) 2021/06/13(Sun) 14時半頃
|
|
やっぱ、家出ようと思うんだ。 大学は……そのまんまかもだけど。
だから、うん、何が言いたいかっつーと… 今度はユキが家出してもいいように せっまくてきたねー部屋、用意しとくな。
[茶化して伝えた、でも実は俺の中で大きな決意。 それはこの二日間で、向き合えた真実。
大丈夫、下着は散らかってねーと思うぞ。多分! ってさあ。やっぱり茶化して未来の話して。 無事に、ここを出たいな、って心から願う。
俺も。ユキも。もちろん「みんな」も。]
(364) 2021/06/13(Sun) 14時半頃
|
|
[夜の昇降口はさ、 コートも着てねえ俺には寒くて ヘックシ!って大きなくしゃみをひとつ。
誰かに噂されてんの? それとも、風邪でもひいた??
遂に俺も、馬鹿を卒業したのかな。]*
(365) 2021/06/13(Sun) 14時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 14時半頃
|
── 3-9教室・ユーガ ──
[突き出されたグーに >>336 一瞬なんのことか、って思っちゃったわけ。 いやもうしわけねえ、シンとかユキならともかく ユーガと青春的なアレ、なイメージが ちょっとすぐに結びつかなかっただけで。
でも意味に気づいたらさ、 頬を緩めて、グーを突き出して。 ゴツ、と拳と拳をぶち当てた。約束。]
そうだな。 お互い明日を迎えられますように。
[止まった校舎が、動き出す明日に。]
(366) 2021/06/13(Sun) 14時半頃
|
|
こわ、こわくねーし!
[泣きそうな俺は戯けるようにして返す>>342 ホラーだめだけどさ!ひとりでいけるっつーの! なんてね。
だからさ、ユーガが先に立つのなら 俺はまたあとで、って、その背を見送るんだ]
(367) 2021/06/13(Sun) 14時半頃
|
|
[今までたくさんの人形を見てきた ──── ぜんぶの、「死」を見てきた。
苦しいのとかさ、痛いのとかさ、 悲しいのとかさ、辛いのとかさ。 俺にとっては、死んだ理由なんかよりもさ どう思っていたかのほうが、大切で。 ひとつひとつ、みんなの表情を、知りたかった
トシミのあれは。怖かったのかな。 リツはなんで、笑ってたんだろう。 ひとみはつらそうな顔をしていたな。 シンは、苦しそうだった。
マナは今、どんな顔をしてる?
── 俺、自分の目で確かめたいんだ。 ]
(368) 2021/06/13(Sun) 14時半頃
|
|
[そうしてさ。本当に無事に帰れたのなら みんなに、色んな話を、聞きたいよ。
そんときはさ、俺も泣き顔かもしれないけど 楽しいと嬉しい以外の話をさ、みんなでしようよ。]*
(369) 2021/06/13(Sun) 14時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 14時半頃
|
── 調理室・マナ ──
[俺が結局調理室にたどり着いたのは ユーガと話したよりは後で、 ユキと話すよりはずっと前。
まだきっと、女子たちが ワルダクミをする前だった筈>>293
「それがある」場所はさ、すぐに分かってさ。 だってカーテンが、掛かっていたからさ。
もう何度目かわかんねーけど もう一度、言うけど。 俺、ホラーだけはだめだから。
頭の位置を確認したらさ、 ほんの少し、カーテンを捲る。 ……うん。それがマナだっていうのは分かった。]
(387) 2021/06/13(Sun) 16時頃
|
|
[しばらくさ。マナのとなりに座ってたと思う 調理室には誰も居なかったからさあ、 だから俺の声は、マナにしか、届かないよ。 ]
マナさあ。 お前さあ。なんでお前が先なわけ?
[マナは俺に唯一忠告してくれたひと。>>3:218 あんまり共感しすぎるとさ、 この世界と同化して、帰れなくなるんだって。 それをお前さ、良くないよ、ってさ 俺に言ってくれたんじゃなかったっけか。]
(388) 2021/06/13(Sun) 16時頃
|
|
クレープ焼いてくれんじゃなかったの? 俺、冷蔵庫見た時にはもう無かったんだけど
[それは、マナは悪くないんだけど まあそんなこと、俺は知らないわけだしさ。]
パンケーキも焼いてたって聞いた まじずるい。 俺、味見係にしてくれてよかったじゃん。
[文化祭のときは、味見させてくれたじゃん もりもりのチョコバナナ。目玉のほうじゃなくて!]
(390) 2021/06/13(Sun) 16時頃
|
|
ユーガのクレープじゃだめなんだよな ユーガ、多分分量きっちり計るから。 マナみたいにてきとーにさ やたらホイップ盛ってくれるやつがさ 俺は、食べたいわけ
[私だって計る!って怒られるかな。 勝手に決めつけんなって怒られるかな。 でもそれでもいいや。そういう日常が楽しかった。]
(391) 2021/06/13(Sun) 16時頃
|
|
っていうかマナ、無防備じゃん。 今だったら見れちゃうけど、 ……もしかして、見ていいですか?
[げんこつは飛んでこない。 カーテンの反対側捲れば、 簡単にさ、見ることが出来たと思うけど。 俺は、別に人形のスカート捲る趣味はない。]
(393) 2021/06/13(Sun) 16時頃
|
|
………マナは、 嫌なことと向き合えたのかな。 [人形の頭を指先でつつく。 ねえねえ、どうなんですか、マナさん。 返事はやっぱり返ってこなくて 静かな部屋に響くのは、俺の独り言だけ。
あの日、 嫌なことだらけだって言ったきみからは>>1:417 いまは答えが聞けそうにないけれど
そんな顔すんなってさ、 やっぱりマナには、笑われるのかな。 ]**
(395) 2021/06/13(Sun) 16時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 16時半頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 16時半頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 18時半頃
|
── 閑話・眠る前の話 ──
[これは眠る前の話。 ユキとの話を終えた俺はさ、 マットの上でさ、鞄を枕にしながら 俺は、昨日ほどは寝付けない夜を過ごす。
でもさ今日は、不安とか恐怖とか怒りとか。 そういうんじゃなくてさ。 なんていうか、 来るかわからない「本物の明日」のこと ちょっとずっと、考えていた。 ]
(441) 2021/06/13(Sun) 20時半頃
|
|
[例えば誰かのことを思い浮かべた。
最初に苦しい想いをした誰か。 人の輪からは離れ気味でさ、 オカルトとかの話が好きだったな
俺ホラーは苦手だったけどさ、 でも案外、お前の話嫌いじゃなかったよ また、変な話さ、聞かせてくれる?
例えば誰かのことを思い浮かべた。
いつも一歩控え気味だった誰か。 だけど誰よりも人の話を聞いているし、 ちゃんと的確に纏めることだってできるし 字だってすごく丁寧なんだってこと
樫の花言葉は「強さ」 なあ、強さ、手に入れられそうかな ]
(442) 2021/06/13(Sun) 20時半頃
|
|
[例えば誰かのことを思い浮かべた。
親がとても厳しかった誰か。 俺は昔の悲しい事件は知らねえからさ、 もう一歩、踏み込むことが出来なかったけど 冷たい校舎で生まれ変わった者同士でさ いつか、ゆっくり話す機会があるんなら 今度は頭撫でても怒らないでくれるかな。
例えば誰かのことを思い浮かべた。
美味しいクレープを焼いてくれる誰か。 結局さ、何に悩んでたんだよ。 いつだって飄々として、芯が強くて。 だけどもし、誰かの力が必要ならさ いつだって飛んでくし、話聞くから。 そん時はご褒美期待してる。特盛で。]
(443) 2021/06/13(Sun) 20時半頃
|
|
[例えば誰かのことを思い浮かべた。
真っ直ぐ、正しく導いてくれる、誰か。 まさしく俺にとって恥のない友人だった。
家の境遇なんて全く違うけどさ、 どこか似ていた、俺たちの悩み事。 あの日受け渡した誇りのバトン、 もう少し未来にさ、続きの話、しようよ。
例えば誰かのことを思い浮かべた。
まるで月のような存在だった、誰か。 泣き顔も悪くない、って肯定してくれたこと 本当に、本当に、嬉しかったんだ。 ねえ、もう今は寒くないかな。 きみが笑ってくれるなら、 何度だって「また明日」を交わすよ。]
(444) 2021/06/13(Sun) 20時半頃
|
|
[例えば誰かのことを思い浮かべた。
俺の日常に、当たり前に存在していた誰か。 お前はそんなに気づいてないかもだけど いつもどおり存在しててくれるお前がさ 俺、すっげぇ大事だったんだな、って。
な、息苦しいときは、俺にも言ってよ お前のためにできること、きっと探すから。
例えば誰かのことを思い浮かべた。
いつも馬鹿やって騒いだ、似た者同士の誰か。 でも引導を渡したあとの俺らの姿はさ まだ互いに想像もつかなくって
なんだよ怖いのかよ、俺もだよ。 だからさ、また隣に居てよ。 そんでさ、また。沢山の話を、しようよ。]
(445) 2021/06/13(Sun) 20時半頃
|
|
[例えば誰かのことを思い浮かべた。
無理して笑わなくてもいいよ、って 俺に、言ってくれた誰か。
きっと正反対なことも多いけどさ 大丈夫じゃないって言うのが苦手なところとか 俺にきっと似てるなあって思った。
それに俺は気づいてないけどさ 感情を隠して仮面を被って生きてるところとか 辛い想い、痛い想い、しなくていいよって、 そんなふうにみんなに対して思うところとか ………やっぱ、根本はきっと似てるよ。
冷たい校舎から、一緒に出ることができたらさ まずはやっぱりそうだな。 友達になって、くれるかな。]
(446) 2021/06/13(Sun) 20時半頃
|
|
……もう寝た?
[なあんて隣の誰かに声を掛けてさ。 返事があっても無くってもさ、ちょっと笑って きっと「おやすみ」って、眠りにつくはずだ。
それからきっとすぐに眠った俺の姿は、 少なくとも空が白みだす頃までは、 確かにそこに、在ったはず。
雪雲の裏には淡い紫を湛えた鳩羽色の空 それでも雪は、まだ止みそうにない。]*
(447) 2021/06/13(Sun) 20時半頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 20時半頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 22時頃
|
── ???・鳩羽 憐 ──
[寝る前にさ、思ったんだ。
朝起きたらさ、 いつもどおりの日常が広がってて、 いつもどおり、みんながいて、
なんだ、あの世界は夢だったんじゃんって 何事もなく過ごせたら良いなって思ったんだよ。]
(474) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
目が覚めるとさ、そこは紛れもなく、 俺らの日常の、3年9組の、教室だった
(475) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
いや、確かに休憩室で寝たんだ。 そこにはユーガもユキも居たはずだし、 俺はここまで歩いてきた記憶もねーし。 多分朝、ユーガが見た時にはさ、 きっと俺、そこにいたはずなんだ。>>458
黒板には昨日までのさ 寄せ書きみたいなのが書いてあって。 ああ、夢じゃなかったなー残念だなーって。 そんなことを、思ったの。
相変わらず寒いなあ。 コート、貸したままなんだっけ。 暖房、効いているはず、なのにな。
(476) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
でも、まあ、ここにいるのもさ、 なんかあれだし、腹も、減ったし。 廊下に出ようと、扉に手をかけようとしたわけ
『 ………… 』
俺のクラス、こんな「ノブ」だっけ 鍵穴がついてるドアノブが、さあ、 3年9組の入り口になぜかついてるわけ。
そして、俺、そのドアノブのこと知ってるんだ。 だって、18年間毎日くぐった扉のドアだから。
(477) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
『 ああ、そっか 』
なんとなしに見上げた時計は なぜか8:50を指したまま止まっててさ、 昨日まで普通に動いてた秒針が、 今居るここでは、止まってるわけ。 そういうことなんだなあ、って思っちゃって。
『 待っててよ、世界。 もう少ししたら、向き合うから。 』
向き合わなきゃいけないんだろ。>>219
(478) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
深呼吸を二度。 それから、黒板に一度だけ戻って、 チョークで何やら書き足せば、俺は、
この世界の出口に繋がっている “住み慣れた家” の扉を開ける。
『 ただいま 』
それを迎えた声は、たったの1つ 俺の、全然知らない女の声だ。
(479) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
住み慣れた家、住み慣れた玄関 学校の廊下を踏み出したはずの俺の足はさ 何故か今、土足のまま、自宅の廊下を歩く。
こんなにうちの廊下長かったかなー まあいいや、こんなもんだろ
そんなことよりさ。
あんた誰だよ ああいや嘘、ごめん 知ってんだ。だって。 俺に、よく顔が似てるから。
(480) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
『 似てる? 』
知らない女は 知らない顔で、俺に振り向く 『 あんた今ひどい顔してる 』
あんたなんかに、似てないよ ここは、私の家だから
あんたは一体何しに来たの?
知らない女は 知らない顔で、俺に云う
(481) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
だって、俺は、 そう言いかけてから
自分がどんな顔してたのか、忘れちまった 自分がどんな暮らしをしていたのかを 自分がどんなふうに生きてきたのかを
階段を駆け上がる 自分の部屋がそこにはあるはずで そこにはちゃんと 18年間の俺の、俺、おれ、オレは
(482) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
なあ 本当の俺ってどんなやつだっけ?
(483) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
自分の部屋の扉を開ければ、がらんどう 姿見がひとつさ、置かれていて 俺、自分の顔、見たわけ。
──── 顔が、無かった
目も鼻も口も、もちろん眼鏡も なあんもない、真っ白なのっぺらぼうの人形
『 ああ。そうか これは、今までの俺だ。 』
(484) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
俺はさ、 いつだって笑っていたかった だけど怒るときだってあったし 泣き顔だって見せられるようになった
そんな泣き顔を、悪くないなんて 言われたことだってあったんだぜ
知らねえのかよ、 もう俺、こんな酷い顔じゃない。
大丈夫。最後に笑わせてやるからさ。
(485) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
カチカチカチ、と 傍らから拾ったカッターナイフ 使い慣れない刃物を俺は手にする 使い慣れない刃物で俺は顔を削る
がり がり がり
痛ぇなあ 笑顔を作るのってさ、 こんなに痛ぇんだっけ
がり がり がり
痛ぇ、まじで痛ぇ しかもあんまり上手くねぇなあ
(486) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
がり がり がり くっそ痛くて手が震える こんなに痛えなら、傷つけるのを辞めたい。 こんなに痛えなら、笑うのを辞めたい。
だけどさ のっぺらぼうのまんまじゃ みんなに引かれちまうだろ 笑ってる鳩羽憐が、望まれてるんだろ 笑ってる鳩羽憐を、俺が。望んでんだろ なあ。今までの 俺。
(487) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
『 憐れだなあ 』
(488) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
出来上がった顔がさ あまりに酷い出来だったから 俺は、思わず、泣いたよ。
もう、血しかさ、出ねえけど。 痛みに耐えて、血の涙を流して。 それでも無理やり笑顔を作って。 本当の俺はのっぺらぼうだ。
だけどさ。 そんな俺とはもう、サヨナラ。 あまりの痛さに意識が薄れてきたんだ。 そろそろさ、俺、行かなくちゃいけない。
(489) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
大丈夫、安心してほしい。 今そこで死んでるのは俺じゃないよ。
のっぺらぼうだった頃の俺。 痛みに耐えて、泣かないふりして、 カッターナイフで笑顔を作っていた頃の俺。
誰かの頭の中に、置いていってごめんな。 こんな俺でも、覚えていてくれたらさ、嬉しい。 俺だって、ずっと覚えてるからさ。
今までだって、これからだって。 写真の中に、たとえ写ってなくたって。
本当の俺はさ、そろそろ、行ってくるわ。 戦わなくちゃいけない現実に。 たったひとつの、未来に繋がる扉を開けて。
(490) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
どうか、本当に好きなひとに好かれますように どうか、本当の好きを見つけられていますように どうか、好きな生き方で自由に息ができますように どうか、──────────。
どうか、偽らずに、本当に好きなものを。 誰かの代わりなんかじゃなくて、自分のものとして、 ずっとその手の中に、たくさん収めていけますように。
俺にもさ、ちょっとくらい祈らせてよ。
(491) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
向き合いたいんだ、 自分と。家族と。誰かと。
寄り添いたいんだ。 誰かに。家族に。自分に。
こんなさ、酷い顔じゃあなくって ホンモノの顔のほうがさ もっと格好良く、笑えるだろ? もっとちゃんと、祈れるだろ。
(492) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
ああでも、もし赦してくれるなら それでも、時々、泣きたいな。 そしたら誰か、傍にいてくれるかな。
(493) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
当たり前の日常を、いつもどおりに。 それでも懸命に息をしている、誰かとか。 助けてって手を伸ばすことを いまも、ためらっている、誰かとか。
クラスのことを誰よりも想って まっすぐ正し、導いてくれる、誰かとか。
きっと今頃、本当の「すき」と ようやく向き合うことができた、誰かとか。
楽しい時も悲しい夜でも、 一番近い場所で共感してくれる、誰かとか。
─── ううん。 ここで共に過ごした9組のやつらなら 誰が隣に居てくれたって、うれしいな。
(494) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
キーンコーンカーンコーン…………
冷たい校舎が また動く 時計の針が、ひとつ進む音を聞く 刻まれただけの作り物の笑顔では 光の先の誰かの姿は、映せない。 それでもホンモノの俺はきっと、 動き出した未来で、待ってるよ。
(495) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
── 残された冷たい校舎で ──
[ 3−9の扉の外に、土足の靴の跡が続いている。 それは三階へ向かう階段へと伸びており、 階段の先の教室へと続いている。
文化祭では衣装部屋として使われていたのだろう 殺風景な教室の中に、姿見が1つ置いてあり その手前で、鳩羽憐は倒れている。
制服、裸足に上履き、いつもの姿。 眼鏡はどこにもなくて、勿論土足じゃない。 のっぺらぼうの顔には、刃物で目と口を模した あまり上手ではない「笑顔」が刻まれている。
眦から溢れた大量の血液が、涙のように、 床を、濡らしていた。 傍らには、カッターナイフが落ちている。 ]
(496) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
[ それからもう一つ。 3-9の教室の黒板の目立つ場所に ひとつだけ「寄せ書き」が増えている 目立ちたがりの誰からしい、 やたら主張した、綺麗じゃない字。 署名はなくとも誰のものかは、すぐ判る。
『 じゃあな、いってくる! 』
そしてその言葉の意味を知っている友は、 この世界には、おそらくもう、居ない。 ]
(497) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
|
[ もしも8:50にさ、 その部屋に誰かがすでに居たのなら 多分「文字は急に現れた」はず。
まるで今までそこに誰かがいたように。 白いチョークが宙から落ちて、床を汚した。 ]**
(498) 2021/06/13(Sun) 23時頃
|
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 23時頃
架空惑星 レンは、メモを貼った。
2021/06/13(Sun) 23時頃
1
2
3
4
5
6
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る