19 メタルボディの共存試験【R18ペア】
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[内部構造は把握していると彼が言う。 それはなにより心強い。]
おまえの行方については、いくつか別の情報に誘導してある。 まさかこの街にいるとは思ってもいないはずだよ。
[彼の修復を待つ間は、情報を武器として戦っていた。 未だに相手は、襲撃者の正体も目的もつかめていないだろうが、魔物対策のある場所に立てこもるあたり、思うところはあるのだろう。]
(0) 2022/10/13(Thu) 23時頃
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[後は、とこちらを見つめる瑛羅に微笑みを返す。]
一夜の相手、ということだね。 良いとも。それでいこう。
[彼に寄り添い、腕を絡める。 蠱惑的な流し目ひとつ送って、再び闇を渡った。]
(1) 2022/10/13(Thu) 23時頃
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[ステラタワーの下層は、商業施設になっている。 その上にオフィスが並び、最上層は特別な人間だけが入れるという構造だ。 商業施設を抜けたところまで転移して、オフィスエリアに入り込む。]
ここからは歩きになる。 頼りにしているよ。
[瑛羅に囁きかけ、笑みを浮かべる。 絡めた腕はそのままだ。*]
(2) 2022/10/13(Thu) 23時頃
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[白い歯を見せた唇の端を、啄むように盗む。]
演技だけではないよ、愛しい子。 いくらでもおまえとこうしたい。
[今からどこかの部屋へ連れ込みたい気分にさえなるけれど、先に片付けてしまわなくてはならないことがある。 後のお楽しみと思って、仕事のやる気に変えておこう。]
(7) 2022/10/14(Fri) 12時頃
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[タワーへの侵入は順調に進んでいた。 途中すれ違う人々に流し目を送ったり、他愛もないことを彼に囁いて微笑んだりと、職業的恋人の演技を堪能する。 扉の電子錠を手なづける技の鮮やかさには、感嘆の息を吐いた。
そうして小さな障害を乗り越えつつ、上層階へ繋がるエレベーターに乗り込むところまで達成した。]
エレベーターの先は、さらに警戒が厳重になっているだろう。 できる限り、警備が緩い経路を選んでおくれ。
[睦言のような声音と表情で、この先の指示をする。 エレベーターが目的の階に止まり、扉が開いたところで、乗ってくる人間と鉢合わせた。]
(8) 2022/10/14(Fri) 12時頃
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「あっ、アルサラーンさん。 ちょうど今――」
[顔を見るなり話しかけてきた人間と、彼との間に素早く割って入り、瑛羅に口付ける。]
今は仕事の話は無し、だよ。
ねぇ……?
[わざと音を立てて彼の唇を堪能してから、話しかけて来た相手に視線を遣る。 分かるだろう?と無言の圧をかけた。*]
(9) 2022/10/14(Fri) 12時頃
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[抱き寄せられた身体が撓る。 嫋やかにしなだれる姿を見せつけて、瑛羅の耳に声と息を吹きかけた。]
早く、行こう。
[彼の袖を引き、歩き始める。 話しかけてきた相手が首をひねりながらエレベーターに乗るのを、気配で追った。]
(12) 2022/10/14(Fri) 23時頃
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[ここからは、同じような遭遇の危険がさらに増すだろう。 点検に使う通路や非常階段などを駆使するルートに切り替える。 外壁を通る箇所では、雲を見下ろす光景に感嘆の息が零れた。
最上階が目の前となったところで、瑛羅の顔を見る。]
突入する前に聞いておくれ。 このあたりからもう、私の能力のほとんどが使えなくなっている。 普通の銃弾でも今なら痛手だからね。
危険の排除と守りはおまえに頼ることになる。 もちろん、お前自身の規範が許す限りでいい。
頼りにしているよ。 早く片付けて、先ほどの続きをしよう。
[期待を乗せて微笑んだ。*]
(13) 2022/10/14(Fri) 23時頃
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[改めての確認に、力強い頷きが返ってくる。 微笑みで応じて、袖の中から剣を引き抜いた。]
通路の中、保安ロボットが一つ、二つ…三つかな。
[扉に指先を触れて中の気配を探り、告げる。 非常階段から内部の通路へ続く扉の警備としても、少々厳重だ。 けれども突破するのに不安はない。]
ああ。行こう。
[こんな時でさえ甘く囁いて、突入の開始を告げた。*]
(16) 2022/10/15(Sat) 22時頃
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[瑛羅が扉を破壊して突入する。 流れるように一台、二台と保安ロボット機能停止させる彼の脇をすり抜けて、三台目へ駆け寄った。
保安ロボットの赤いランプが点灯し、警告と同時の攻撃態勢に入る。その動きに先んじて剣を突き立て、カメラを砕いて内部に致命のダメージを与える。]
(18) 2022/10/15(Sat) 23時頃
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[保安ロボットは警報音を出すこと無く全て沈黙したが、扉やロボットの破砕音はフロアに響き渡った。 通路の左右の扉が開いて、警備の人員が現れる。 突然の出来事に大半は混乱していたが、1、2名は既に銃を抜いていた。 その間を駆け抜けて、突き当たりの扉を目指す。
背後は瑛羅が守るだろうと確信していた。*]
(19) 2022/10/15(Sat) 23時頃
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[背後にカバーに入った彼の声が、警備員たちを押しとどめる。 混乱に次ぐ混乱。 彼らの警備対象が今は室内にいると頭では分かっていても、万が一を考えれば容易には撃てないだろう。 彼の声がもたらした時間で、突き当たりの扉へとたどり着く。]
――ふっ、
[短い息と気を吐いて、手にした剣を振り抜いた。 扉の隙間に切っ先を走らせ、錠を断ち切る。 金属の甲高い音と共に、扉が内側へと薄く開いた。]
(21) 2022/10/15(Sat) 23時半頃
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[身体で押し開けるようにして、室内へ飛び込む。 書斎のような室内の、見える範囲にはターゲットはいなかった。
視線を横へ滑らせたところへ、左手側から発砲音と弾丸が炸裂する。 左手奥の扉の向こう、寝室とおぼしき部屋でアルサラーンが短機関銃を構えているのがちらりと見えた。]
『構わん!撃て!』
[叫び声が部屋の外まで届く。 咄嗟に木のデスクの影に隠れて銃弾の雨をしのいだが、これをすり抜けて肉薄するのは、さすがに難しい。*]
(22) 2022/10/15(Sat) 23時半頃
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[廊下から重複する射撃音が聞こえる。 だが狼狽えることは無かった。 あちらには彼がいる。ならばなにを心配することもない。
果たして、ほどなく彼は部屋へと滑り込んできた。 銃弾の雨に動じることなく、私の前に立ってコートハンガーを振り回す。 その姿の雄々しさに、目を細めた。]
―― 愛している。
[承知する言葉の代わりに囁いて、ターゲットを視認する。 奥の部屋から、発砲音に混ざって引きつったような声が聞こえてきた。 アルサラーンには、瑛羅が何者か分かったのだろう。 彼の性能も、もちろんのこと。]
(26) 2022/10/16(Sun) 03時頃
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行くよ。
[瑛羅に声を掛け、デスクの影から飛び出す。 身を守ることは一切しなかった。 守りは全て彼に任せ、真っ直ぐにアルサラーンへ肉薄する。 刃が相手へ届く間際、アルサラーンの手がなにかを握ったのが見えた。]
(27) 2022/10/16(Sun) 03時頃
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[咄嗟に銃を切っ先で弾き飛ばし、相手を突き倒して刃を喉元に押し当てる。]
なにをした? 言え。
[低い声で問いただせば、相手の口元が笑みに歪む。]
『ポンコツに自壊命令を出しただけだ。』
[不穏な返答に、はっとして瑛羅を見る。 臆病で周到なアルサラーンは、自身の影武者であるAIさえ信じていなかったのだろう。 いつでも機能停止できる仕掛けを仕込んでいたということだ。プログラムか、物理的なものかは分からないが、その仕掛けを今、起動したのだろう。 事態を理解して、血の気が引く。*]
(28) 2022/10/16(Sun) 03時頃
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[シャッターが下りて密室になった空間に、カウントダウンを開始する声が響く。 愕然とした隙を突いて、アルサラーンがナイフを抜いて切りつけてきた。 反射的に防いだ腕が深く裂かれるが、今は痛みも感じない。
あっさりとアルサラーンの首と胴を切り離したのは、彼に解除方法を吐かせる時間はないと判断したからだった。 当初の目的を片付けて、瑛羅に向き直る。]
(33) 2022/10/16(Sun) 17時頃
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[部屋には銃弾が吹き荒れ、様々なものが引き裂かれていた。 一見無秩序に見えて、狙い澄ました銃撃の中心に瑛羅が立っている。 絡んだ視線と言葉を、顎を引いて受け止めた。]
私はおまえを諦めないよ。
[挑みかかるように宣言し、彼の体に腕を回す。]
(34) 2022/10/16(Sun) 17時頃
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[押し包むような重圧がいつのまにか消えていて、魔物の力を封じる術が解けていることに気付く。 左腕に負った傷も、すぐに塞がり始めていた。 瑛羅の銃撃が、封印の要を撃ち壊したのだろう。
私を撤退させるためだと分かっていたが、彼を残していくことも、彼が失われるのを看過することも認めない。]
自爆の機構を教えておくれ。 爆発物が存在する? それとも、動力部を爆発させるのかい?
[瑛羅の修復を頼んだ者に、瑛羅に自爆装置などはあるかと聞いたことがある。 彼は探してみると言った後、自分なら動力部に過負荷を掛けて爆発させると答えたのだった。 一応、どちらの可能性も探ってくれたが、まず起動させることを優先したので、探しきれてはいないと伝えられていた。*]
(35) 2022/10/16(Sun) 17時頃
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[問いへの答えに頷く。 胸に置かれた手へ、自分の手を重ねた。 熱が、伝わる。]
私はおまえと共にある。
[彼の言葉を対のようになぞり、己の血の味がする接吻けを交わした。]
(38) 2022/10/16(Sun) 19時頃
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暴走するおまえの動力源を吸い尽くして、強制停止させる。 機能も停止するかもしれないけれど、爆発するよりはいいだろう。
[簡易な説明だけをして、彼を抱き寄せた。 たちまちふたりを濃い闇が包み込む。
もともと己は、生き物の命を喰らう魔物である。 弱いものならば触れるだけで、人間でも闇を介して生命力を奪うことで塵に変えることさえできた。 生命力すなわち、生きるためのエネルギーだ。 同じエネルギーならば、機械のエネルギーも奪えるだろうという推測だった。
その試みは、まずはうまくいった。 瑛羅がただの機械ではなく、魔物の血が混ざっていたことも功を奏しただろう。 彼の内部で高まりつつある熱を、確実に奪っていく。]
(39) 2022/10/16(Sun) 19時頃
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[問題は、彼のエネルギーが無尽蔵とも思われたことだった。 重量のある機体を俊敏に、長期にわたって動かせる動力部が生み出すエネルギーは、生物が持つそれを遙かに超えていた。
奪い取り、溜め込む総量にも限度がある。 限界を越える直前、おもむろに生み出した短剣で自らの胸を突き、血潮を床に零しながら瑛羅を抱きしめ続けた。 身を削り、癒やす力に変換することで溢れるエネルギーを制御しようというのだ。 衝動のまま彼の首筋に噛みつき、彼の熱を吸い上げ続ける。*]
(40) 2022/10/16(Sun) 19時頃
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[ずいぶん長く生きてきたけれども、これほど大量のエネルギーを吸い続けたことはない。 連続する力の行使で、頭が朦朧とし始める。 それを覚醒の側に引き留めるのは、腕の中の存在感だった。
もたれかかる身体を支え、痙攣すればなだめるように抱きしめる。 頬を撫でられて、自分が彼に噛みついていることを意識した。 ゆっくりと牙を外し、舌先で舐める。 癒やす必要は無いのだけれど。]
(43) 2022/10/16(Sun) 22時頃
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[濡れていると指摘されて、ゆっくりと瞬く。 愛しさが液体となって溢れているようだ。]
……ああ、 これはおまえから奪ったもの。
おまえに返そう。飲んでごらん。
[彼の頭を押し下げて、傷口に導く。]
(44) 2022/10/16(Sun) 22時頃
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おまえは私の血を受けたのだから、それを糧にできるはずだよ。 おまえの中を私で満たそう、瑛羅。
機械の心臓の中に、私の血が流れるように。
[そうなれば、自爆そのものも止められるだろうか。 祈りのように囁いて、彼の髪を梳く。]
(45) 2022/10/16(Sun) 22時頃
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[瑛羅の唇が、舌が、傷口に触れる。 啜られる痛みが、甘美な電流となって身体を巡った。 思考の靄が幾分か晴れていく。]
……瑛羅。
[慈しむようにその名を舌で転がし、髪を撫でる。 首筋へと滑らせた指で、彼の震えが止まったのを知った。]
(49) 2022/10/16(Sun) 23時頃
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