1 冷たい校舎村(別)
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[ そのときはきっとやってくる。]
(0) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ 手をつないだまま、わたしたち、 きっとあの世界の終わりを迎えるの。 ねえ、少しだけ心残りがあるの。
わたし、愛崎の足にぎゃって叫んで、 散らかった私物を拾い集めて、 あーあってまたため息をつきたかったな。
それから、花蓮のところに行って、 開いた窓におびえるのも忘れて、 血まみれでぐちゃぐちゃの人形に駆け寄って。
わたし、そのおんなのこたちのことも、 全部知っていたとはいいがたいし、 きっと、全部理解することはないけど、]
(1) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ それでも、もしかしたらみんな、 琴子みたいに意外な一面を持ってるのかも。]
(2) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ 知らないまま死ぬのも、悔しいじゃない。 仕方がないから、続きは現実世界で見るわ。]
(3) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ だから、あと少しだけ。]
(4) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ ……この世界の終わりを見届けて、 わたしの終わりを先延ばしにしちゃおう。]
(5) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ 別にどうしたっていいでしょ、 だって、わたしの人生なんだから。]
(6) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ せーの ]
(7) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ ぎゅうっと目をつむっていたの。 手のひらに伝わる体温をわたし信じてたし、 ほら、わたしって素直なおんなのこでしょ。 でもね、ちょっぴり魔がさしちゃった。
この世界の終わり。 その間際に、うっすらと目を開いたの。 見慣れた教室の床。青い蝶の死骸。 教室に繋がるはずのない扉。
そして、その先には──────、 ]
(8) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ * ……わたし、きっと魔法使いを見たの。 *]
(9) nabe 2020/11/20(Fri) 00時頃
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[ わたしは死にたかった。]
(19) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ わたし、好きに生きてきたの。
後悔なんてひとつも知らない。 自分の信じたものに向かって、 まっすぐに突き進んできたの。
それなのにこんなところで、 ひっくり返されちゃうなんて!
あーあ。 こんなはずじゃなかったのに。
……なんて思ってたんだけど、 案外、悪い気分じゃないんだよなあ。]
(20) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ ゆっくりと瞼をあける。]
(21) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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──現在──
[ ……手が、しびれてて。
投げ出した右腕を支えるものがなく、 宙ぶらりんに投げ出していたせい。
もぞもぞと足を折りたたもうとしたら、 つま先がもさもさしたものにぶつかった。
……あ。おにいの頭だ。 床に座ってローテーブルに向かって、 はると並んで座ってなんかしてる。
そう。わたし、ソファで寝てたみたい。 わたしがソファを占領してるから、 ふたりは床に座ってお勉強会中? かな?]
(22) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ わたしが目覚めたのに気づいたはるが、 振り返って、鼻にしわを寄せて言った。
リコのスマホ、うるせえって。 スマホ? スマホね、あーー……、]
(23) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ わたし、ガバッと体を起こして、 放り出してたスマホを慌てて引っ掴んだ。
おにいとはるがぎょっとした顔で見てる。 そんなのお構いなしで、 ロックを解除して、通知をさばいてく。
はじめのメールは琴子から。 もう読んだ記憶のある文面。
それから、めありから何通か。 返事来ないうちから追撃すんなよ。
それでもわたし、 順番に全部開いて、読んで、 それで全部読み終わった瞬間に、 びゃっと立ち上がって喚きだすの。]
(24) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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おにい! 車出して! 今! 今すぐに! 病院行くから!
(25) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ はるがぽかんとした顔をしている。 おにいが一瞬戸惑った顔して、 でも、しゃーなしって感じに立ち上がった。
はるよりも3年も長い付き合いだもんね。 わたしが言い出したら聞かないの知ってるの。
わたしの家族はこうやって、 わたしが喚けば靡いてくれる人たちなの。
大急ぎでコートを羽織って、 慌ただしく玄関を飛び出していく。 車に乗り込んで、夜の町を駆け抜けてくの。]
(26) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ 車の中でもわたしは無言で、 一生懸命スマホを触ってた。
行き先を聞いたきり、 黙ってハンドルを握ってたおにいが、 ようやく事情を尋ねてきたけれど、 わたし、メールを打ち終わるまではだんまり。
まったく! ってふうにため息ついたおにいに、 「自殺したともだちがいきかえるの」って、 わたしがやっとこさ説明? したのは、 もう病院を目前にしてのことだった。]
(27) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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『 琴子がかえってくる! あとちょっと待ってて 』
(28) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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[ そんなメールを引っ提げて、 おにいをそのへんで待たせて、 間もなくわたしは病院に駆け込む。**]
(29) nabe 2020/11/20(Fri) 20時半頃
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はあぁっ?! ……ちょっ、ばか! ふざけんな、痛いってば!!
(88) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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──現在/病院──
[ 静かな……静かだったよね? さすがにみんなジョーシキあるもんね?
静かな病院前(仮定)よりお届けします。
めありの突進>>30を受けて、わたし、 シリアスムードもへったくれもなく、 外聞も気にせずに騒ぎ立ててた。
それとも、あの子の名前を呼ぶ声>>30 呟き>>62、そんなものでもうとっくに、 夜中の病院も賑やかなことになってたかな?
とにかく、サラのあいさつ>>73にまずは、 「 ただいま 」って、あっけらかんと言うの。]
(89) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ 一緒に帰ろって誘いには>>5:+14、 ついぞ首を縦に振らなかったのにって?
しゃーないじゃん。急遽航路変更よ。 わたし、安心万全の航海なんて好まない。 思いがけず面舵いっぱい! ってこともある。]
(90) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ わたしが後悔してないんだからいいでしょ。 嘘ついてごめんねなんてわたし、謝らない。
……けど、お誘いの気持ちはうれしかったわ、 だいすきよっ! ってハグの一つくらいはしたいかも。]
(91) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ そしてここからは、 かしこの人たちと再会して気づいた話。
わたし、そういえばどうして、 3人揃って帰ってこれたのかなんて、 すっかり頭から抜け落ちちゃってた!
ゆりの確認>>63やらなんやらを経て、 わたし、そういえばなんでかなって顔をする。]
まーさ、セーシンセカイなんて、 そもそもぶっ飛びすぎなはなしだし? 琴子がそう願ったから、でいいじゃん?
[ わたしの中ではそう。 琴子が自分の意志で、自分の思いで、 勝ち得た帰還なんだってなんとなく信じてる。]
(92) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ ……ひとつだけ過ぎるのは、 あの世界を去る間際、わたしは何を見たんだろ。
わかんなくても仕方がないよね。 わたし、琴子のこと全部知ってるわけじゃないし。
きっと謎がとけるとすれば、 いつかわたしが雛川琴子をもっと知るとき。
そして、何が起きたかを理解したって、 琴子が強くそう願ったから、 手を貸してくれる人がいたんだよ。
だからそれは、琴子が勝ち得た帰還に違いない。 あのね、わたし、ほしいものは何でも手に入れる、 おんなのこの強かさを“かわいい”と呼ぶの。]
(93) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ だからアンタは今この瞬間も最高にかわいい。 たとえ包帯まみれでたくさんの管に繋がれてても!]
(94) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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ま、詳しいことはさ、 琴子にチョクで聞いてってはなし。
……あーもう、めあり、 うっとうしいからいちいち泣くな!
あ、あとゆり、 肩の骨とか砕けてない? 元気ぃ? つーか、その格好! 爆笑なんだけど!
[ ひらっと手を振って、 わたし、場違いに上機嫌だ。
ああ、でもね。 ゆりの格好見て思い出したことがあるの。 だからファインプレーだよ。ねえみんな。]
(95) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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今度さ、みんなでまたあの衣装着て、 琴子の誕生日兼おかえりパーティーしよっ!
(96) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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[ かわいいアンタの“したかったこと”、 まずはひとつ、見習い魔法少女ちゃんが、 正しく魔法を使えたごほうびとして叶えよう。**]
(97) nabe 2020/11/22(Sun) 00時頃
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──それから/病院──
やっほー、元気? あはは、アンタそれすっぴん? っつーか入院生活って暇そうよね。 あんなことすっからさー。
[ 学校帰りだった。 いつも通り制服を着崩して、 スクールバッグと紙袋を持って。
はるにチャリンコ漕がせたの。 下で良い子に待ってるはずよ。 だからわたし、汗一つかかず、 ベッドのそばに仁王立ち。 あ、近くに椅子があったら借りちゃお。]
(108) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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そうそう、これお見舞いね。 もうふつうにモノ食べれんの? ダメでもコレかわいいっしょ。
[ 紙袋からちらりと見せたのはクッキー缶。 きらきらのビジューがついててかわいいの。
それから、袋の中にはもうひとつ包みが。 袋からそれをするりとつまみ出して、 わたし、琴子の前にすっと差し出したわ。]
それから、こっちはプレゼント。 あんな状況だったし、 帰ってきてすぐには渡せなかったけどさ。
[ 手のひらに乗るくらいの小さな包みよ。 リボンのかけられたそれを、 琴子の手に渡そうとして、ようやく言うの。]
(109) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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おかえり、琴子。それから、 ……ハッピーバースデイトゥーユー、
[ わたし、二人しかいない病室で、 手拍子を叩いて、歌いだしてやった。
残念ながらここは病室で、 風船を山ほど膨らませてみたり、 サプライズパーティーは仕込めないけど。
歌えって言ったのは琴子でしょ。 あの空間でバグった日付感覚と、 アプリ頼りの記憶力で突っぱねたけど、 プレゼントだって用意してたんだから。
中身はね、Kotokoの名前の刻印と、 ケース全体に♡の散りばめられたリップ。 全部わたしが選んだの。似合うと思って。]
(110) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ 歌いきって、手拍子もやめて、わたし、 じっと琴子の顔を見つめていた。
わたしは今日もばっちりメイク済。 かわいいでしょ。たんと拝んでおきなよ。]
サイアクな幕開けの18歳、おめでとう。 全部、琴子が選んだことなんだからね。 琴子が、琴子の人生を決めるんだよ。
[ わたしはわたしの生き方を見つけるから、 いくらだって今みたいに近くで見てなよ。
わたしの航路も未だ未定、 目的地だって定かではないけれど、 わたしはわたしの心の赴くままに行くの。 それってそんなに難しいことじゃないでしょ。]
(111) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ 一番大切なものを見定めるのは難しいけど、 大切なものが増えちゃったんだからしゃーなし。 ウジウジするのは面倒くさくて嫌いだから、 わたし、そういうふうに考えるとするわ。]
(112) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ それに、自由が好きなわたしという船に、 アンタに付き合って生きる──とか、 厄介な積み荷を持ち込んだんだから、 次にばかな選択をしたらひっぱたくからね。]
(113) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ ……別に怒ってんじゃないよ。だって、]
(114) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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──だから? アンタがちゃんと最後のお願いキメたの、 わたし、よかったって思ってんだからね。
だって、琴子ほど感覚の合う子、 どこ探したってなかなかいないんだもん。
アンタがいなくなったら、 わたしがつまんないでしょ。
だからさ、とっとと退院しなよ。 そんときにちゃんとお祝いしたげる。
(115) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ つまり、例のあれは、 おかえりハピバ祝退院パーティーになるわけだ。
そこまで盛りだくさんのパーティーって、 どんくらい飾り付けたらいいのかな? みんながおなかいっぱいになるくらいの、 ばかでかいケーキにびっちり蝋燭を立てよう。
だからさ、とっとと退院してきなよ。 そのころにはきっと準備も万端だから。
お金にモノを言わすみたいな祝い方、 今のわたしにはきっとできないけど、 プレゼントだってそう考えると、 奮発したげたんだから感謝しなさいよね。]
(116) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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[ あんまり長居してもアレですから、 わたし、そんな調子で手を振って帰るわ。
気が向いたらまた来るねって言って、 病院! って感じのにおいがする部屋を後にする。*]
(117) nabe 2020/11/22(Sun) 18時頃
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──当日/病院──
そのカッコで目覚めたワケ? 違うでしょー? それともゆりってば、 気に入りすぎて部屋着にしてんの?
もったいないからやめなー。 近々きっとまた着る機会あるからさ。
[ (笑)って感じで、 わたしはゆりの理屈>>132に笑ってた。
そうでしょ? パーティーするでしょ? 余裕の表情だったわたしだけど、 理不尽な要求には黙っちゃいられない。]
(140) nabe 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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肩凝りぃ? それわたし関係なくない?! どーせ机にかじりついてたんでしょ!
[ ぎゃいぎゃいと騒ぎながらも、 ゆりの背後にひょいと回り、 とりあえずありたっけの力で、 そのかった〜い肩をぐいっとこねてやった。
そんな頃合いだったかな。 九条が慌てた様子で駆け付けた>>121のは。
改めて琴子の無事がわかった途端、 ぼろぼろと泣き出すんだからびっくりしちゃった。]
(141) nabe 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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も〜〜〜ナニ泣いてんの?! 笑えよ、ほら、笑うとこでしょ〜?
[ 残念! 慌てて家を飛び出してきたので、 わたしもハンカチなんて持ってません!
わたし、九条の分も笑いながら、 背中を荒っぽくさすってやってた。
そうやって、みんなとひとしきり騒いでさ、 しばらくしたら帰路につくことになったかな。
わたしもおにいを車で待たせてるから、 帰りのタクシー代が惜しい人は乗ってきなよ。
乗ってくー? って誘いの人がいたなら、 相上家の頭脳派が自宅までお送りします。*]
(142) nabe 2020/11/22(Sun) 20時半頃
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[ あんなに衝撃的な事件が起きても、 高校って休校になるわけじゃないのね。 わたしは今日も元気に登校するし、 学校は文化祭の装いなんかしてない。]
(143) nabe 2020/11/22(Sun) 21時頃
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[ でもね、あんまり廊下が寒くって、 ポケットに手を突っ込んだら見つけたの。]
(144) nabe 2020/11/22(Sun) 21時頃
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[ あの世界の名残を。]
(145) nabe 2020/11/22(Sun) 21時頃
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──その後/学校──
あ、そーだ。九条。 これさあ、九条の? それか、誰のか知んない?
[ 琴子のおかえりパーティーの件、 九条に相談してたときだったかな。
ついでにってふうにわたし、 ポケットから取り出したペンを取り出した。
ねこちゃんのついたファンシーなペン。 そういえば血だまりから救出したんだった。 わたし、自然とそんなふうに考えたの。]
(146) nabe 2020/11/22(Sun) 21時頃
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[ サラの人形があったとこに落ちてたんだから、 あのあたりまで残ってた人のでしょ。
琴子の趣味からは若干ズレてる気がするし、 そもそも学校にいなから聞けないんだった。]
向こうで拾ったんだけどさ、 なんか、持って帰ってきちゃったみたい。
[ 返さなきゃなって思って、 絶賛持ち主を探してるとこってワケ。 ご存じないですかあって気安く尋ねて。*]
(147) nabe 2020/11/22(Sun) 21時頃
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──その後/ライカと──
そういえばさ。 わたし、ライカの日記、読んだよ。
[ なんの拍子にだったかなあ。 ボールもそろそろ返す時期だしね。 とにかく、わたしそういえばってふうに、 二人きりなのをいいことにその件に触れた。
あの不思議な数日間のことは、 わたしの中では今生きる世界と地続き、 例えば昨日の出来事や文化祭の思い出、 ああいうものと同列にあったから、 別に他意はなく、雑談みたいにね。
だって、みんな帰ってきて、 結果的にハッピーエンドなんだから、 話題に出すのに後ろめたいこともないでしょ。]
(155) nabe 2020/11/22(Sun) 21時半頃
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っていうかさー、 ひとりで下ろすの大変だったんだから! ステージになんかのぼっちゃって!
[ 一回落っことしちゃったのは棚に上げて、 わたし、そんなふうに文句言ったりもした。 もちろん、シリアスな感じじゃなくてね。
なんにせよ、わたしが読んだのは、 ライカのハッピーが詰まった日記だった。 それが本来の内容と違うなんて知らないし。]
(156) nabe 2020/11/22(Sun) 21時半頃
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でもさー、ホント。 いろいろあったけど楽しかったよね。 読んでてさ、わたしも改めて、 うちのクラスでよかったなーとか思っちゃった。
[ いかにも“読め!”ってふうだったんだから、 勝手に読んだことへの謝罪はいらないよね?]
(157) nabe 2020/11/22(Sun) 21時半頃
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……だからさー、 あれ読んでたらわたし余計に、 なんでコイツ首吊ってんのよって、 ちょっとムカついたりもしたけどぉ、
せっかくみんな生きてるワケだし? これからも楽しいこといっぱいしよ!
[ そう言ってわたし、にいって笑った。*]
(158) nabe 2020/11/22(Sun) 21時半頃
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──その後/愛崎と──
そういえば愛崎さ、 わたしが帰る気なかったの、 ほんとは気づいてたんでしょ。
[ 琴子がいないこと以外、 あまり変わらない毎日を送ってる。
Pははるに見つかった時点で、 強引に休止に持ち込まれてたしね。
授業は相変わらずおやすみタイム。 もとから勉強しない人間が、 予備校行ってんだから仕方ないでしょ? 今さら学校の授業聞いてもアレだし。
そんな日常を過ごしていれば、 愛の隣に愛があるのも変わりなし、だろうし。]
(169) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ だからね。そんなある日のどこかで。 新鮮な空気が吸いたいなあなんて、 わたしきっと屋上への階段を先導する。
たとえばあの世界にいたときに、 こうやって息をしようとしていたら、 愛崎の人形も見つけられたのかな。
それか、わたしの耳が獣みたいによければ。
……あ、でも。 あの世界じゃ結局空は拝めないんだっけ。 扉が開いたとしたってさ、愛崎、 あんな大雪の中飛んでくってないよ。]
(170) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ それに比べて本日は快晴。
ね、晴れた冬の日の空気ってよくない? なんでかはよくわかんないけど、 わたし、夏のばか暑い晴れの日と、 冬の冷たさと太陽の光の混じった空気が好き。
だからね、きっと屋上日和だよ。 階段をのぼりながら、わたし振り返るの。]
(171) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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ま、その通り? わたし、死ぬ気だったんだけどさ。 琴子の世界を乗っ取って。
それか、あんなことがなくても、 どっかでぽんと飛び降りたりしてさ。
[ えへへって世間話みたいに言った。 ほら、文化祭でトラブっちゃったって、 やらかしちゃった〜って言うみたいに。
わたしからしたら、そのどちらも、 そういう温度感のはなしだったってワケ。]
(172) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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だからね、愛崎に何言われても、 じゃあ帰るかとはならなかったけど、
でもね、愛崎が帰ろって言ってくれるたび、 わたし、それはうれしかったんだあ。
なんてゆーの? やだ愛崎わたしのこと好きかよー、 わたしってば愛されてるぅ、みたいな?
[ 茶化すような言い方したけど、 わたしやっぱり嘘は言ってないよ。
ひらりひらり短いスカート揺らして、 上履きの底をきゅって鳴らしながら、 ああ、屋上の扉に手が届きそう。 くるってちゃんと愛崎のほうを向くんだ。]
(173) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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だから、ありがとね。愛崎。
(174) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ そう、わたしまんざらでもなかったの。 ってゆーか、結構? かなりうれしかった。
変なはなしだよね。 重ったるい愛だとか情だとか、 面倒で邪魔なばっかりだと思ってたのに。
まあつまりさ、わたしってばきっと、 一人でも平気とか言ったところで、
琴子のこと、帰そうとしちゃうし、 愛崎に生きろって言われたらうれしいし、 結局、愛にまみれた愛愛コンビの片割れなのだ。]
(175) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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[ ね、きっと今日ならエモエモな空が撮れるよ。
遺書の代わりにポエミーなタグ付けするより、 一緒に写るわたしのアカウントを紐づけて、 “一緒にいる人”に愛上莉子の名を刻んでね。
後ろ手にドアノブを握って扉を押し開くの。 きっとすぐにまばゆい光が差し込むから、 照れちゃってキメきれないわたしの笑みは、 逆光のせいで見えなかったことにしておいて。*]
(176) nabe 2020/11/22(Sun) 23時頃
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──その後/愛崎と──
あはは、確かに。 気に食わなかったらわたし、 黙ってなかったかも。
[ お天気のいい日に屋上でランチ。 これもTHE青春ってカンジで、 わたしたちにはお似合いだよね。
それにしたってわたしのこと、 よくよくおわかりでいらっしゃって!
ぐだぐだ思い悩むのは嫌いなの。 だからわたしの人生笑い話ばっかなの。]
(205) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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両想いだよ〜へへへ。
[ 愛崎のにやけ顔見下ろして>>195、 ありきたりなじゃれあいみたいな、 冗談めいた掛け合いを楽しんでいた。
その延長線上で笑って言うの。]
えー、だって。 いくら愛されてたって、 愛じゃおなかは膨れないし、 それだけじゃ幸せになれないもん。
──って、思ってたんだけどねえ。
[ 思ってたんだけどね。 たぶん、間違いでもなかったけど、 簡単に切り捨てられるものでもないみたい。]
(206) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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[ お礼言われる>>196の、 なーんかへんな感じぃ。って、 茶化そうとして思いとどまった。
マジなトーン、珍しいなって。 ちょっとくすぐったく感じながら思うの。
ゆっくりと扉を開いていく。 その隙間からどんどん光が差して、 踊り場の隅のわたぼこりだって、 きらきらきらめいて見えちゃうよ。]
(207) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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[ あの日撮った写真。 SNSにあげたのはなかったことになってたけど、 わたしのスマホにもちゃんと残ってたんだよ。
でも、待ち受けにはしてないんだ。 だって、加工が甘いの悔しいんだもん。 だから愛崎のやつ、わたしに送っておいてよ。]
(208) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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[ 屋上。わたしの日々の生活の中で、 一番空が近くなるのがこの場所だった。
フェンス越しに見る下界より、 わたし、思い切り上を見上げるか、 仰向けに寝っ転がって空を感じるのが好き。
全部に手が届きそうな気がするでしょ。 月も、太陽も、星も、雲も。 わたし、ほしくなっちゃったら、 きっとここから手を伸ばすんだと思う。
愛崎が空に向かってスマホを構えてる>>199。 わたし、その後ろ姿と自分の笑顔、青空を、 インカメで器用に画面の中に収めるの。
優雅なお昼休みの過ごし方。 きらきらした青春の1ページ、でしょ?]
(209) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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[ ぱしゃり。光景を切り取ったところで、 わたしの背後から問いかけが飛んでくる>>200。]
(210) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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……そーねー、 まだ死にたいまんまだったら、 とっくにそこから飛んでるよ。
(211) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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[ だってわたし、自分勝手だから。 自分の気持ちに反することはしないから。
大丈夫、わたしが生きると決めたんだ。 あの世界で宣言したとおり、 この先暫くをどう楽しく生きてやろうかって、 そんなことばっかりを考えてるよ。
それがわたしの責任ってやつでしょ? わたし、自分の選択に後悔はしないの。 したくないし、しないようにしてるの。]
(212) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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……まー、 いきなり受験生だし、 パパ活やめろとか言われるし、 そしたらお金なくなっちゃうし?
わたし、ぜいたくでよくばりだから、 そのうちまた死にたくなるのかもだけど。
そしたらそのときは愛崎が、 わたしのこと引き留めにきてよねー。 今度は案外なびくかもしんないよ?
(213) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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[ そのへんの、愛と金とかありがちな折り合いは、 現在目下模索中であるからして、先行き不透明。
だからいつかそんな日がきたら、 わたしの世界にもちゃんと遊びにきてね。 でもとりあえずはわたし、 今日を楽しむことに全力だから心配ないよ。
正直なわたしは素直にそう笑って、 今日もきらきらハッピーな写真をSNSにあげるの。*]
(214) nabe 2020/11/23(Mon) 15時半頃
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──その後/愛崎と──
んー、かといって、 捨てることもできないってコト。
[ よくばりなわたしだからね。 きっと愛崎ならわかるでしょ。
けどわたし、 高いところから落ちる感覚は知らないな。 まるで知ってるみたいな口ぶり>>216に、 わたし、ちょっとだけ首をかしげて。 でも、そういえばって思い出したの。]
……愛崎の人形、 わたしが見つけたかったなー。
[ これはちょっとだけ後悔、かも?]
(234) nabe 2020/11/23(Mon) 22時頃
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あは、そーして。 最強にかわいくてハッピーな、 おとなになった愛崎が迎えにきてよ。
それで、今度も“一緒に帰ろ”って、 それだけ言ってくれたらいーから。
[ もちろん、全部もしものはなしだよ。 きっとやってこない未来のはなし。
だってわたし、生きるからには、 ちゃんと幸せに生き抜いてやるんだから。
手始めに何から手を付けよう。 勉強? バイト? それとも恋なんかしちゃう?]
(235) nabe 2020/11/23(Mon) 22時頃
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[ ──なあんて、わたしの春はまだ遠そうなのにさ。 愛崎ってばわたしに変なこと聞くのね。]
えーー、うーーーん。 ひとまずは掘り進めてみないと、 判断のしようがないんじゃない? なんにも聞かないでわかるワケないっつー。
……つーか、 聞くんならどんな人か、 ちゃんとわたしに教えなよねー。
[ あとほんの少しの女子高生だから、 そんな女子高生“らしい”話題も堪能しよう。
愛崎に駆け寄って、 その腕をぺしっと叩きながら、 わたし、空にも負けず晴れやかに笑っていた。*]
(236) nabe 2020/11/23(Mon) 22時頃
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──その後/ライカと──
ちょっとぉ、 せっかく拭いたのに何してんのよ。
[ 取りこぼされたボール>>246に、 わたし、当たり前に文句を言った。
何も驚くことないじゃんね。 遺書みたいに置いてったのライカじゃん。
わたし、あーあってため息ついて、 転がるボールを拾い上げた。
別にさあ、もうよくないかな。 ついた傷はもう消せっこないでしょ。 きっと誰もそんなの気づかないしさ。]
(263) nabe 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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読んだよ? 落ちてたから。
……ふふ、ライカって意外と、 オンナノコなトコあんのねー。
[ うさぎの表紙の日記帳。 足元に落ちてたんじゃなきゃ、 きっとライカのって気づかなかった。
わたし、いつかの真似事みたいに、 人差し指の上でボールを回そうとして、 見て見て、5回転くらいはうまくいったの。 最高新記録かもしんないよ。]
(264) nabe 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ そんな呑気な空気の中だから、 わたし、けらけらって笑って言うわ。]
今? おっそーい。 みんな泣いちゃうよ〜?
ふふ、でももうすぐ卒業式だし、 とりあえず打ち上げね!
[ 手の中でボールを撫でて、 そろそろコイツを返しに行こう。*]
(265) nabe 2020/11/23(Mon) 23時半頃
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[ ほしいもの全部ひったくって、 両腕に抱え込んでく駆け抜けていくには、 結局のところ、どうすればいいんだろう。]
(294) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ わたしにはちっともわからないまま。]
(295) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ だけどまあ、気の向くままにやるよ。 だってほら、今日は晴れてて気分がいい。]
(296) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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見て〜〜〜っ! ちょ〜〜晴れてる! 絶好の卒業日和じゃーん。
(297) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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──その後/卒業式──
[ スカートを翻して笑おう。 きっと今日が最後になるから。
この制服に袖を通すのも、 この校舎でみんなと笑いあうのも。
証書の入った筒を掲げて、 もらったばかりの花を振り回して。 わたしはいつも通りの笑顔でそこにいる。
入間と、ダンス部の仲間たちと、 それから、もちろんクラスのみんなと! 数えきれないくらい写真を撮って、 今日という晴れの日を切り取っていく。]
(298) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ 今日という日を以て、 道をたがえていくわたしたち。
少しだけわたしのはなしをしよっか。 進学先は無事に決まりました。 落ちないトコを受けたとも言うね。
下宿させてもらう余裕はなかったから、 おにいとはるの監視が緩まりそうにないの。 あーあ。割のいいバイト探さなきゃ。
サークルにも入って、いっぱい遊んで、 きらきら大学生活は引き続き、 莉子のSNSアカウントでチェックしてね。]
(299) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ わたしのアカウント。 たくさんの写真が並んだそれ。
一番上の段はね、 カラフルな風船で埋め尽くされた天井、 HAPPY BIRTHDAYの文字のライト、 青いちょうちょとお花を模した装飾、 山盛りのパンケーキにプレゼント、 それから、あの日の衣装を着たわたしたち。 きっと、そんなものに埋め尽くされてる。
あれもこれも詰め込んだ、 とびきりかわいくて楽しいパーティー。
月うさ亭・臨時店なんてきっと、 わたしたちが揃ってさえいれば、 どこでだってすぐに始められちゃうよ。]
(300) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ 今晩にでもその上に、 今日の思い出も重ねていくわ。
ねえ、打ち上げはどうしよう。 どこか遊びに行っちゃおうか。 教室でお菓子広げてパーティーもいいよね。
卒業旅行は難しくたって、 また夏とかにさ、みんなで遠出しよう。]
(301) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ わたしの“やりたいこと”は、 思った以上にこの世界に山積みだったみたい。]
(302) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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──ねえっ、 こっちこっち、写真撮るよー!
[ とびきり丁寧にメイクしてきたの。 ピアスも、ネックレスも、 いちばんのお気に入りを身に着けて。
あのね、そういうものもやっぱり、 わたしにとってはすごく大事なの。
だからこれからも、 ほしいものはこの手で掴んでいくよ。 また別の大切なものを損ねないように。
……それが一番むずかしいんだけどね!]
(303) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ 少なくとも、わたしは今日も元気。 やっほー、18歳は楽しいよ。みんなは?]
(304) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ わたしのかわいいおともだち。 今が史上最高にかわいいわたしたち。 その“今”をたくさん切り取って、 写真に収めて明日へと進んでいこう。
その姿を留めるためなんかじゃなく、 今よりもっとかわいくなった姿で、 いつかみんなで見返して笑うために。
わたし、一番乗りで受け取った証書を、 ぶんぶん振り回してみんなを呼ぶよ。だって、]
(305) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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[ あいのうえにはなにもないから。*]
(306) nabe 2020/11/24(Tue) 21時半頃
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