人狼議事


34 【ペアRP】花人形たちが紡ぐ夢【R18】

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視点:


【人】 蝋燭職人 フェルゼ



····もう一回は、勘弁してください。>>0:256


[これ以上は許容量の限界です、と白旗をあげ、目を逸らしました。
自由になった手でコートを脱ぎ、手袋を外せば。
手を軽く上下に振って、顔の熱を冷まそうしたでしょう。]

(10) 2024/02/22(Thu) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[目線を逸らして、呼吸を整えて。
また隣にいる君へと視線を戻した時に。
空のカップを手にしているのに、気付きました。]


···あなたも、頭を冷やしてください。>>0:257


[そちらのカップの上に手を伸ばしますと、指先を軽く動かします。

指の先から水蒸気のような白い霧が現れたかと思うと。
かち、かち。とコップの底を叩く小さな音が聞こえたでしょう。

結晶化した氷が、霧の中から落ちてゆく。
百合の花の上に氷華を降らすと、そっと手を離しました。]

(11) 2024/02/22(Thu) 23時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


水は作れませんので、それは給仕の方に頼んでください。
···それでは、また会いましょう。


[コートを持ったまま立ち上がると、深々とお辞儀をして、再会の約束をすれば席を離れました。

平静を装おっているように見えるだけで、心は冷めそうにない熱に蕩けたまま。
顔に残ったままの動揺を隠そうともせず、今晩は君の元から去ってゆく。

受付で、次回の予約と。]


···後、お冷をひとつください。


[この店を出る前に、水を片手に花のない席に座り、充分な休憩を取ることしました。
この時に誰かに話しかけられたりしたかもしれませんね。

······では、また次の夜に。良い夢を。]**

(12) 2024/02/22(Thu) 23時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

−『パルテール』退店後−


···涼しいと思ったのは久しぶりですね。


[未だに厚手のコートを腕に抱き、夜の星を眺めながら道を歩いていました。

照れた頬は熱い、夜の風は冷たい。
きっと他の人には当たり前であろう体温の変化を感じ取れるのが。···楽しくて、嬉しくて。

つい寄り道をしたくなってしまいますが。
屋敷のものたちに心配をかける訳にもいきませんので、今晩は大人しく帰ることにしましょう。]

(28) 2024/02/23(Fri) 01時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


それにしても、勢いで作ると約束してしまいましたが。
指輪の形状を理解しないことには、話が始まりませんね。

···後は、デザイン。
どんなものが流行っているのでしょうか。


[身なりに気を遣うことはあれど。
装飾品の類いを身につけるほど、お洒落をする訳でもない私は困り果てていました。]


···指輪なら、宝石商でしょうか。
母が好んでいた店の名は、···流石にそこまでは覚えてませんね。

宝石商が難しそうなら、貿易商。
幅広く取り扱ってそうな人は、···あぁ、彼女がいましたか。

(29) 2024/02/23(Fri) 01時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[以前に食器類を購入した、貿易商の女性を思い出しました。>>0:53

屋敷の中で、自分たちが使うものならともかく。
お客様にお出しするものならば。
皿一枚にも気を遣うことが礼儀だと、両親に教りました。
そのこともあり、食器類への拘りが強い女中も少なくありません。

そんな彼女たちを唸らせ、首を縦に振らせたのが。
『カコ』という貿易商が輸入した外の国のものでした。]


···そういえば、あの店のティーカップ。
絵柄は違いますけど。
屋敷にあるものと、形状が似てる気がしますね。


[まさか、真面目そうなカコさんが、
同じ晩に同じ店の中にいるとは思っておらず。

私は屋敷に帰ると手紙を書き、連絡を取ることにしました。]

(30) 2024/02/23(Fri) 01時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[これは余談ですが。

···誰かさんのおまじないのお陰なのか。
虫に食われるようなこともなく、無事に屋敷に帰れたようです。]

(31) 2024/02/23(Fri) 01時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

−カコ様へ −

先日は、綺麗な花々の食器を譲って頂き、感謝申し上げます。
女中たちも喜んで使用しており、屋敷の中もいっそ華やかになったような気がいたします。
お伺いしたいことがありまして、筆を取りました。

そちらで宝石で彩られた装飾品。
指輪の類いを、取り扱っていたりしますか?

もし取り扱っているのならば。
貴女様のお時間の都合の良い時に、見せて頂けたら嬉しく思います。

あの時のように素敵な品との出会いがありますことを、願っています。


− フェルゼ・リュミエル −

(32) 2024/02/23(Fri) 01時半頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2024/02/23(Fri) 01時半頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[今晩も私は出掛けてゆく。
君が、待っていると約束してくれた『パルテール』へ。


····次の予約の日は。明々後日、明後日、明日。

どんなに確認しても日付も変わらないのに、何度も見返して。
誕生日を待つ子供の頃の私のように、高鳴る胸をぐっと抑え、眠るのことに苦悩する、
贅沢な悩みを抱えてた日々でした。]


[いつもより早まる脚と鼓動は、期待と不安が半分、半分。
店につく頃には、息が乱れていて、自身の体力の無さに呆れてしまったでしょう。]

(33) 2024/02/23(Fri) 02時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[扉に手を掛け、店内に足を踏み入れました。

·········君は、約束を守ってくれていますか?]**

(34) 2024/02/23(Fri) 02時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[店に入り最初に瞳の中に飛び込んできたのは、私が会う約束をしていた君の顔。
まさか扉を開けてすぐの所で会えるだなんて思っていませんでした。
ほんの一瞬だけ思考と身体が固まった後に、口から零れ落ちたのは]


·······綺麗だ。>>39


[飾り気のない、陳腐な言葉でした。

いつもの修道服とは違う、漆黒のドレス。
すらりとシルエットは、君の女性らしい魅力を引き立てており。
この店内と同じ色香を感じさせるもの。
それでも上品に見えるのは、白い肌をできる限りの隠したデザインだったから。
その長い裾の先にあしらわれたレースたちは、愛らしさを添えていたでしょう。

(50) 2024/02/23(Fri) 07時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ



[···そんな君の姿に見惚れて、私はまた熱くなる。]

.

(51) 2024/02/23(Fri) 07時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[高鳴る鼓動を、自身の手で押さえつけ。
深々としたお辞儀をすると、挨拶を返しました。]


お出迎え感謝いたします、ロイエ様。
···あなたに会えるのを、楽しみにしておりました。


[君に雰囲気を合わせた言葉と共に顔をあげ、赤みのかかった笑みを向けてから。
革製の手袋を外し、手のひらを上にして君に差し出します。]

(52) 2024/02/23(Fri) 08時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


こちらに、お手をどうぞ。

エスコートさせてください。
···お席は、いつもの百合の花でよろしいですか?


[残念ことに、背丈は君の方が高く。
そのドレスに合わせてヒールまで履いているのなら、その差は広がっていることでしょう。
······様になっていれば、良いのですが。

もしこの手を取ってくださるならば。
冷えたきった手の奥に、僅かばかりな熱があることに気付くかもしれませんね。]**

(53) 2024/02/23(Fri) 08時頃

[ 辿り着いたのは、『パルテール』からはそれ程遠くない位置にある建物だった。

リッキィが養女であること、義父が魔法使いで現在は学生である事は聞き及んでいたが。それ以外……彼女の今の家族構成や、家の外観などはどれだけ話してもらえていただろうか。]

立派なお家。
今日から、あたしも此処に住むのね……ちょっとドキドキしてきちゃった。

ねえ、お家の中を案内してくださる?

[まずは、これから世話になる家を知る事にしよう。一通りの紹介が終われば一度自室に戻って諸用を済ませた後、リッキィの元へ向かうだろう。]*


【人】 蝋燭職人 フェルゼ


ふふっ、やっぱり可笑しいですか?
でも、こういうのも、たまにはいいじゃないですかね。>>66


[社交の場はならともかく、ここは艶やかな店の中。
周りから見たら、私たちは変わりものなんでしょう。
周囲の目を気にするなく、温かな君の手を優しく引いて、百合の花までご案内。

周りにどう見られていようと構いません。
···今の私には、君の姿しか映ってませんから。]

(68) 2024/02/23(Fri) 15時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[君が座ったのを確認してから、隣に腰掛けました。
エスコートは終わりましたが。
その温もりを手離すことが名残惜しいので、緩く重ねたままにしておきましょう。

私の手はまだ冷たいままかもしれませんが。
時間をかければ、君の熱と混ざりあり、丁度いいくらいの温度になってゆくでしょう。]


こちらこそ玄関でお出迎えして頂き、ありがとうございます。>>67

··· 本当にお綺麗ですよ。
上品なドレスも似合うんですね、その服も好きです。

オーナー様のご趣味ですか、それともロイエさんが選んだのでしょうか?


[せっかくおもてなししてくださるなら、あなたのオススメを頼んでください。
なんて。最もな理由を口にしましたが。

······君から視線を逸らすのが、嫌だっただけです。]**

(69) 2024/02/23(Fri) 15時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


そうでしたか。
ロイエさんは、きっと見る目があるんでしょうね。

···そうだ。>>75
もしあなたが私の元に来てくれるなら、一緒に服を買いに行きませんか?

用意されたものだけじゃない。
自分の足で店まで行って、自分で気に入ったものを探すんです。
···きっと、あなたは綺麗だから、何でも似合ってしまうんでしょうね。


[今晩も、私が君に会いに来た目的は変わらず。
『あなたを自分の元に誘うこと。』

でも、その内容は主人と従者より、もっと近しい関係のものに変化していました。]

(76) 2024/02/23(Fri) 20時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


·······すみません、見惚れてしまいました。


[冗談には、真面目な言葉を返して、目を細めました。

···重ねた手が、布越しじゃない温もりが愛おしい
ずっとこうしていたかったけれど。
···紅茶が届いてしまっては手を離すしかありませんね。残念です。]

···それと、いつまで、その話し方なんですか?
物珍しくはありますが、少しだけ寂しく感じます。**

(77) 2024/02/23(Fri) 20時頃

[今の家族構成や外観などは、相談事の際にでも
ぽつぽつと彼に話していたように思う。
それから想定されるものとさほど外れぬ外観の屋敷ではあるはずだ。多分。]

 
 私も、初めて足を踏み入れた時はどきどきしました。
 ……主に飾ってある美術品を壊したら
 お金どれくらい弁償しなきゃいけないかなって。

 案内。じゃあまず、蔵書室からかしら。
 私も養父も、部屋に居なければ大体そこにいるし。


[などと話しながら。手をひき、家の中をひととおり。
案内すれば、一旦はわかれて。

その間に諸々の書類を用意し、
蔵書室の横にある小部屋にて、書類を取り出し
簡素なテーブルの上に置く。]


 ええと、雇用契約書なんだけ、ど。
 毎月の給料と、休日なんかの福利厚生と
 勤務内容とか、諸々書いてあって。

 あと、制服とかも。来客の案内とかするときだけはね。
 普段は自由なんだけど。


[諸々話を聞いた養父が用意してくれたんだけど
これでいいかしら?とすすっと差し出す。

奴隷の買い取り、ではあるものの
従者として働いてもらうのであればきちんと
雇用契約書を用意しておきなさい。とは養父談。

週休二日は少ないのかしらと考える不安な私は
まだまだ、雇う側としての自覚は足りない模様*]



[今はまだ、お互いに店での姿しか知らないけれど。

ゆっくりと、知っていければいいなと思う。


選ばれたというなら、
選んでもらえたのなら、
それに見合うだけのものを与えよう。]



そういえば養女でしたっけ。
うふふ、目に浮かぶようだわ。

ええ、ご主人様。よろしくね?

[洋館にしては小規模な、しかし『パルテール』の店内よりはずっと広い屋内を見て回る。

最初に案内されたのは、この屋敷で1番大きな部屋……蔵書室であった。]

まあすごいお部屋……
これ、全部が魔術についての本かしら……?

…………物語もいくつかあるのね。占術についての本も。あたしもここの蔵書をお借りする事はできるかしら。

[これでも元々は魔術士の端くれである。我流かつ本当に魔法が身につくのか、よく分からない修行ばかりしてきたが。こうも沢山の『魔法』の本があると、探究心が疼いてくるというものだ。]


[蔵書室を後にして他の部屋を巡る。食堂、浴室、お手洗い、庭などなど。流石に個人の部屋に押し入ったりはしなかったが、おおよその住人についても把握した。

厨房にいた使用人や、庭師の方にも挨拶をすませ。今は外出中の養父や彼の従者達へは戻り次第声がけをする事にして。

最後に案内されたのは、新しい使用人の部屋……つまりは自室である。
暫く使っていない客間をひとつ開放したとの事で、中には一通りの生活用品が揃っていた。

中で身支度をしていいと言われたので、一人部屋に残る。]

(『パルテール』の時もそれなりに良い部屋だったけれど、流石にそれ以上ね。)

[自然と吐息が溢れる。自分の人生で1番、よい待遇をされている瞬間かもしれない。

掴んだ幸運は離さないようにしようと、心新たに意気込んだ。]



[身支度といっても特に改めて大きく手直すような事もないので、必要ないものだけを部屋に残してリッキィと合流する。

──雇用契約。
そうか、そういう事になるのか。今までは自由業と強制された仕事しかしてこなかったから。こういう形式ばったかたちは初めてである。

……契約書自体は、幾度となく(意味を持たないとしても)使ってきたから目を通した事も記載方法も知っているが。]

ありがとね、リッキィちゃん。
……随分としっかりとした職場じゃない。制服は、お部屋のクローゼットにあったやつね?了解よ。

個人で使えるお給料とか、休日まであるのね。お店では休日なんてほとんどなかったから、新鮮だわあ……

[『パルテール』の従業員に決まった休みの日は殆どない。体調不良の際など、休暇が無いわけではなかったが。客の要望があれば休憩中でもすぐに接客に向かわねばならない。

個人的な給料などもあるようなので、個人的に必要な物は徐々に買い揃えていこうと決めた。]*


蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2024/02/23(Fri) 22時頃


 おっかなびっくりしていたら、
 養父に笑われちゃったのよねえ。
 今でも時々揶揄されるのよ!


[まあ、他者視点ならすごくおもしろかったろうから
わからないでもない、当時の私の挙動不審さ。

――そんな思い出だけだったこの廊下も。
今日、君と一緒に歩くことで別の思い出としてまた
いつか思い出すことになるのだろう。きっと。


蔵書室に真っ先に案内するあたりが
この養父にしてこの義娘あり。という感じではあるが、
彼が感嘆する様子に。すごいでしょと嬉しそうに私は頷いている。]


 そうなの。義父は魔法使いでもあり
 魔術に関しての研究者でもあるから、
 古今東西あらゆる体系の魔術の本が収められているの。


[美術品より価値が高い本も低い本もよりどりみどり。
多分値段は安くてもここの本1冊が紛失するほうが、
廊下に飾られた花瓶が紛失するより私たち親子はショックだろう。
魔術師でも変わり者の2人であった。]


 物語も、伝承、フォークロアあたりなんかは特に
 古い魔術の口伝を混ぜているものもあるから、
 なるべく色々なものを収めているの。
 占術は時折交易商から購入したりしてるから、
 多分まだまだ増えるはず。

 ――もちろん!我が家の本は
 我が家で働く人にはぜひ読んでほしいって義父も言っているわ。


[でも読書の最中義父にとっ捕まったら魔術理論で何時間も会話させられるから
部屋に持って帰って読むのをお勧めするわと付け加えた。]


[ほかの部屋を巡った後。再び戻ってきた
貴方へ渡す、雇用契約書。
文字が読めないとかそういった心配はなかった。
だってお店でメニュー表読んで注文している姿を見ているし
何より、会話をする中で彼の知性を感じることが多々あったもの。
会話の間、話題振りや聞き上手さは地頭の良さと
受けた教養を感じさせるもので、あったから。]


 給与と待遇をなるべく良いものにすることが
 長く勤めてもらえるコツだって、養父が。

 我が家はこれなんですけど、その。
 ……大丈夫そうで、よかったです。


[もっとお給料ほしい!とかあったらどうしようかな。
と考えていたが。好感触そうでほっとしている。]


 お店、休日殆どなかったんですか?
 お仕事、大変だったんですね。


[すごいなぁ。と感嘆しつつ。
良ければ、サインを。と
契約書の最後の文字の下の空白を指し。

サインが無事もらえたら。]

 
 まだ養父が帰宅するまで
 ちょっと時間、ありそうですけど。
  
 ――何かしたいこと、ありますか?
 例えば蔵書室で読みたい本を、何冊か選ぶとか。*



それは……そうでしょうねえ。

[なんだかんだと言いつつも、養父との仲は良好なようである。蔵書を褒められて誇らしげな姿に、彼女が「父」から愛されて育った事が伝わってくるようだ。

……何歳の時に引き取られたのか。元の家族の事はどう思っているのか。その辺りの話は店の方でしてくれていただろうか。]



なるほど、お義父様は研究もなさっているのね……とっても立派なお方なのでしょうね。今から緊張しちゃうわ。

[実際に出会っても緊張よりは興味の方が勝りそうだが。自分の師とは別の、魔術士。我が師とも違うその人は、どのような教えを説いてきたのだろう。

ただこの段階でも分かるのは、とても良い師匠だろうということ。魔術の話をする彼女は、いつだって煌めいているから。本当に『魔法』が大好きなのだろうし、そう育てた義父の教育の賜物であろう。]

ありがとう、ではお休みの日には遠慮なく読ませていただくわ。

まあ、あたしなら大丈夫よ。直接の主人は貴女だけど、お義父様のお話を聞く事だって、大切よ。

[蔵書は自由に読んでいいとの事。休日の楽しみが一つ増えた瞬間である。

……仮に、義父に捕まったとしても自分ならある程度までは大丈夫……のはず。実際に会わないと分からないけれど。]



……しっかりしたお義父様ね、本当に。
過不足はないわ、ありがとう。

お休みが無いわけでは無かったのだけどね。立場的に自由時間は少なかったから。

[文字の読み書きは師から一通り教わっていたので、問題はない。契約書を前に、何故か雇用主の方が不安そうにしているというのも少し可笑しなはなし。

ダーラは丁寧に奴隷を扱う女性であった。しっかりと休息を取らせる時は取らせてくれはする。ただ、業務の都合上あまりドール達に融通を利かせはしなかったが。

契約書にサインをし、ひと段落ついた。
……丁寧には綴ったが、少々筆圧が強く癖のある字である事は否めない。]

そうねえ。お義父様を待っている間、さっそく本をお借りしようかしら。
貴女のオススメを、教えてくれる?*


 な、納得された!

[がーん。と顔に書いてある私である。

私が引き取られたのは8の頃。
元の家族と過ごした時より、養父と重ねた時間のほうが
もう長く、なってしまった。
そのことは、煙には伝えているだろうけれど。

――元の家族のことを、『パルテール』で語る機会には。
私の笑顔は歪になっていなかったろうか。

自ら望んで、自身の才能を売ったことを告げた際に
止めもせず、喜ぶことしかしなかった
当時の、家族の様子については
多分彼には、語っていないと思われる。]


 世間的には立派だけれど、
 お気に入りの毛布がないと眠れないし
 朝食にハチミツヨーグルトついてないと
 駄々をこねて料理長を困らせたりする
 ちょっぴりこだわりが強い

 でも、自慢の養父だわ。

[欠点を含めて。私は養父を尊敬し、敬愛している。
内包する子供っぽさのエピソードは、幾らか彼の緊張を和らげることはできたろうか。

最初に示されたのは 学べ。 ただ1つである。
溢れるばかりの蔵書と紐解き方の基礎に導かれ
あとはもう寝食そっちのけで魔術を学ぶことに没頭する
似た者親子の出来上がりであった。]


 本当に大丈夫?
 なら養父も喜ぶわ。


[なんだかんだで、本を読んでもらったり
自分の話を聞いてもらうの、大好きだから。]


[そして雇用契約の諸々の手続きが終わり。
その際に、彼のパルテール時代のことの一端を、聞く。

大事にされてはいる物の、やはりドールとしての
立場があったのだなぁと改めて知るのだった。]


 本を借りたい?じゃあ
 となりの蔵書室にいきましょう。
 ええと、おすすめは蔵書棚の15棚目の上の方にある、
 睡眠の魔術に関しての本なんだけれど。


[あれ、覚えられたらいつでもどこでも
安眠できていいんですよね。などと言いつつ蔵書室へ。
よいしょよいしょと梯子を使って本を手に取り
彼に差し出す様は、手慣れたものであった。**]


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

−回想・とある日の晩−

[暖炉の炎が明るく灯る自室の中。
私もいつも通り、暖かなその場所でお気に入りの椅子に腰掛け、本を読んでいました。

この手に持つのは。
著者の努力の重みがある魔術書でも、見慣れぬ言語で書かれた文献でもありません。]


·······なる、ほど?


[緩く小首を傾げながら、指輪について書かれた商品書の頁を捲ってゆく。
傍らには、他にも宝石の種類や意味などが書かれた本が積み上げてありました。

これらの本を購入した際に、屋敷中がざわついたことを覚えております。
特に幼少期から付き合いのある女中や執事は、まるで自分のことのように喜んでおりました。

きっと、私を自身の子供と同じように思っていてくださっているのでしょうね。]

(106) 2024/02/24(Sat) 08時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[私もそのことを喜ばしく思いますが。

···それはそれとして。
皆様、勘違いをしておられませんか?>>88

私はまだ意中のお相手に、想いを伝えることすら出来ておりませんよ。]

(107) 2024/02/24(Sat) 08時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[戸を叩く音が聞こえ、中に入るように促すと、女中がひとつ手紙を持って私の元にやって来ます。
送り主の名は私がつい先日に、手紙を綴ったお相手のもの。]


ふふっ、早すぎませんか? >>89
···カコさんに頼んでよかったです。


[手紙を開いた際に香った花の香り。
何処かで嗅いだように感じましたが、なんの花までかは分からず。
『好きだな』とぼんやりとした感想を頭に浮かべました。

お礼と共に綴られていたのは、私の望んだものより良い返事。

早速、筆を手に取ると。
都合のよい日付と時間を複数ほどと、感謝の言葉を綴り。
またカコ様に手紙を送り返したでしょう。]**

(108) 2024/02/24(Sat) 08時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ



···あなたの指に似合うのは、紅色でしょうか。


[暖かな灯りに照らされたに視線を戻すと、そんな気の早すぎることを呟いたそうです。]**

(109) 2024/02/24(Sat) 08時半頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2024/02/24(Sat) 09時頃


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

はい。
そもそも使用人と同じものを着せるつもりはありませんよ?
···あなたが着たいと思うなら、別ですが。


[不器用な私でも、心中が察することが出来るくらい。
この提案を良く思っている君を見て、嬉しさが込み上げてきます。]


···デザインの違う黒色のドレス。
今と違う雰囲気の、紅や白のものを見に纏ったロイエさんを見てみたくあります。

···ただ普段着なら、ブラウスやスカートなどでしょうか。
今は女性が男性と同じでズボンを履くことも、流行っていると耳にしたことがあります。


[お洒落に性別は関係ない時代なのでしょうね。
···あなたも好きなものを選び、好きなものを着れば良いと思います。]

(110) 2024/02/24(Sat) 09時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[いつもの雰囲気に戻ったら、頬を緩ませたでしょう。]


えぇ、人に仕えるあなたを見るのは、今日で最後でしょうから。>>101
少しだけ惜しいこと気持ちもあるのですが、私は普段のロイエさんが好きなんです。


[私からの贈り物は待つことができない君に急かされ。
コートの中から取り出したのは、手持ちサイズの小さな藍色の箱でした。]

(111) 2024/02/24(Sat) 09時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[あなたに見えるようにその箱を開けます。
中には全体が氷で造られた半透明の指輪、それは店内の灯りを反射して柔らかく煌めいていました。]


お望み通り、氷の指輪です。

本や知人の力をお借りして、それなりに見栄えがするように努力しましたが。
···ただ、ここまで小さいと細かな模様を形成するのが難しくて、ですね。


[よく目を凝らせば、小さな花が一輪だけ咲いていることが分かるかもしれません。
宝石が散りばめられた指輪を比べると、とても簡素なものでしょう。]


気に入って頂けると良いですが。

···あの、これをロイエさんの左手の薬指にはめてもいいですか?**

(112) 2024/02/24(Sat) 09時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


仕えて貰おうと思っていました、この前までは。>>115


[意味ありげな言葉を口にしつつ、指輪を見やすい位置あげました。
さらに見つめるならば。
歪な氷華は、この席を飾っているものと似ていることが分かるかもしれません。]


百合の花···に見えますかね?>>116
あなたに似合う花は、やはりこれだと思いまして。

何度精製しても百合の花に見えなくて、これが一番上手に出来たものなんです。
···ふふっ、でも、頑張ったかいがあったみたいですね。


[はにかむ顔、弾む声。
君の喜ぶ姿が見られたのですから。]

(118) 2024/02/24(Sat) 12時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


···ふふっ、あははっ。
意味を分かって贈っているに、決まってるじゃないですか?


[初めて入店した時みたいな呆れ顔に、懐かしさを感じてしまって。
私は子供みたいに無邪気に笑ってしまいました。]


呆れられるのも仕方ありませんね。
私だって、君に向ける想いが他のものたちと違うことに気付いたのは。
····この前のことですから。

[でもきっと、私が気付かなかっただけで。
最初から君に心を奪われていたのでしょう。>>0:18
···そうであると仮定すると、君を誘うこと必死だったことに説明がつくのです。]

(119) 2024/02/24(Sat) 12時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


···三歩後ろをついてゆく従者ではなく、私の隣を歩いてくれる存在になってくれませんか?>>117


[流石に、こんなに人がたくさんいる場所で結婚を申し込むほど世間知らずではありませんので。
ここを出て、二人きりの時にでも。

···その代わりに、君の耳元に近付いて。]

(120) 2024/02/24(Sat) 12時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[君にだけ聞こえるように、囁きました。
照れくさそうに笑う頬は、誰から見ても明らかなくらい赤く色付いていたでしょう。]


···では。
改めて、受け取ってくださいますか?


[そうして、箱の中から。
君の人差し指にぴったり嵌まる、君の為に造った指輪を手に取りました。]


急な申し出で、混乱する気持ちも理解できますから。
返事は保留して頂いても構いません。

でも、たった一回では諦めるつもりはありません。
···私の諦めの悪さは、君がよく理解しているでしょう?**

(121) 2024/02/24(Sat) 13時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[現実は本の世界のように上手くはいかないもの。
当たり前ですよね。
私と君は、文字で作られた住人ではなく、現実の世界を生きる人なのですから。]


···やはり困惑しますよね。>>131
今日会えるのが最後、もう後がない、と知ってしまったら。
立ち止まって悩む時間すら、惜しくなってしまったんです。

玉砕覚悟でしたので、お気になさらず。
···むしろ、私の覚悟を聞いてくださり、ありがとうございます。


[隣を歩いて欲しいなんて言いながら。
君の気持ちを置いて、一人で突っ走ってしまったことを反省して。
席に座ったまま、軽く頭を垂れしました。]

(134) 2024/02/24(Sat) 18時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[『頂戴』と手を差し出されれば。
瞳をぱちりと大きく開く、てっきりお断りされると思ってたので驚いてしまいました。]


構いませんよ。
そもそも、あなたの為に造ったものですから。

では、今は『絆』の証ということで。受け取ってください。>>133
······これからも、よろしくお願いします。


[そうして、君の左手の薬指に指輪をはめました。
銀よりもひんやりとした氷の装飾は、君の手元で淡く輝く。

その煌めきを見て。
君の顔を視線を移すと、私は柔らかくはにかみました。]**

(135) 2024/02/24(Sat) 18時半頃


[リッキィが元家族について語るとき、普段『魔術』に対して見せるような熱意はどこかへと去ってゆき。少しなんとも言えないような表情になっていた事を、思い出した。

……あまり触れられたくない話題なのかもしれない。語りたくない事に踏み込むのは、よろしくない事であるので。店の方でもそれ以上その話題について触れることはなかった。]



あらあら。
随分と可愛らしい所もあるのね。
お会いするのが楽しみだわ。

……そうね、彼の語る『魔術』のお話にも、興味があるしね。

[彼女の表情からも、語り口からも。養父への愛情が伝わってくるかのよう。今や彼女にとっての『本当の家族』は、こちらの魔術研究者である養父のいるこの家なのだろう。

それでよいのだ、と思った。
血の繋がりなんてなくたって。幸福で温かなものをくれる、安らげるそこが『家庭』なのだから。

……さて、自分の方はどうだっただろうか。
…………自分も、彼女の『家族』の一員として、相応しくあれるだろうか。]



ありがとうね。
では、まずはその本から読んでみることにしましょうか。

[『パルテール』時代の話も少し口に出しつつ。彼女からおすすめされた『睡眠の魔術本』を受け取る。

……小柄な彼女が、高い梯子を登って本を差し出す様子は少々危ないのではないか、と危惧したが。普段から慣れた所作はそういった危うさは一切なかった。
それだけ、日常の動作として染み付いているのだろう。

受け取った本を手に、隣の小部屋へ移動し。机を挟んで向かい合わせになる。彼女も、何冊か自分で読む用の本(あるいは、次に己へおすすめしたい本)を持ってきている。

試しに数ページめくってみたが、かなり興味深い事が書いてあるのが伺えたので、これはつい読み耽ってしまいそうだなと思った。]


……本を読んじゃうと、会話よりそちらの没頭しちゃいそうだから。

せっかくだし今お話しましょうか?
あたしの、昔話。

[読書に耽るのも悪くはないが、まずは。
新しい『ご主人様』に聞いてほしいと思ったから。

少し長い話をすることにした。]**


 一応、本人は威厳のある魔術師として
 ふるまってるつもりらしいんで。
 可愛いっていうのは本人には言わないであげてくださいね。

[多分すねちゃうから。

でも、魔術の話に興味を示してくれるのは、
きっと喜ぶと。義理の娘は嬉しそうに笑むのだ。

私にとっての家族は養父と、その使用人の皆。
今の私にとっては、そうなのだ。

其処に貴方が加わるというのが、
とても、嬉しい。

相応しさとかよりも、家族でありたいと
君が思ってくれるだけで良いのである。
少なくとも私は、そうなのだ。]


 ぜひぜひ!!
 睡眠の魔法なら、読みながら実践とかしても
 安心だから、やってみても大丈夫ですからね!


[なお、私はそれをやって小部屋で爆睡し、
それを見つけた養父に、せめて布団で寝転がってしなさい。
と言われたのも良い思い出だ。

本の縁の跡がほっぺにくっきりはっきり
ついたことは、内緒にしておこう、煙さんには。


机を挟んで向かい合わせに座る、貴方とわたし。
私もまた、何冊か魔術の本を持ってきていて。
もしも寝落ちたりなんかがなければ
次はこれをどうぞ!と勧める用の本は一番上に。
手元にある読書用の魔術書以外の、あとで読む用のものは下に。

本越しに彼が頁をめくる様子を、興味深く窺っていると――]


[本から私に視線を映し。
問う言葉に。1つ、縦に頷く。

私もまた、本を閉じて貴方に向かい合い。
――続く貴方の、昔の話を待っている。*]



……おしまい。
じゃあ、読書の続きに戻ろうかしら……

[長い長い昔話を、新しいご主人様はどう思っただろうか。感想があれば、それを聴いてから読書へ向き直っただろう。]*



了解。頭に入れておくわ。

そうね、睡眠の魔術は実践出来れば便利そうね……お部屋に戻ったときにでも、試してみようかしら。

[リッキィの養父について、また一つ学びを得た。接する際には気をつけるようにしよう。

……睡眠の魔術の実践について、は。試すだけ試してみてもいいだろう。]*


[昔話を聞いた。

――彼の半生ともいえるもの。
出会いと、別れと。兄弟弟子らと何をやったのか。
その結果が、どうだったのか。等々。


私は、彼をまっすぐ見つめたまま
掌で、机の上に置いた本の表紙を撫でて。]


[生きるために、なし崩しでもなあなあでも
してしまったことは世間一般的には悪いことでも
彼がそれを後悔していないのなら、それでも良い。

少なくとも。彼にとって顔の知らぬ親の残した煙管と
師からの形見である色眼鏡と名前、と。
それらを死守するほど大事に思えるものが
彼の人生の中で、得られたこと。
――それはとても良かったと、私は思うのだ。

多分、よかった。の意味を聞かれたら
こう答えるとは思う。
変な顔されちゃうかしら。]


 今迄が魔法使い崩れ、の話なら。
 これからはどんな話に、したいです?


 ……何かしたいことがあったら
 遠慮なく、私か、そうでなければ
 使用人の誰かに相談してみてくださいね。

 よっぽどのことがない限りは、
 うちの養父も、私も、協力しますから。


[そう言って。私は本を手に取る。
淡泊と思われただろうか。でも、私は
君の今までの過去を聞き。それを抱えたうえでの
君のこれからのことに、興味津々なのだ]


[ここで、本を読みながらちらちら彼を見る。
……などがあれば可愛げがあったろうけれど。


読み進めるたびにのめり混み
私は本に夢中になっていた。めっちゃ捗った。
養父が帰ってきて、小部屋で貪る様に本を読む私と
娘と違って優雅に本を読んでいるだろう彼を見て

うちの娘がなんかすまん。
新しい従者放置して本に夢中になってるとは……

というのが彼に向けての第一声だったのは、余談である*]



[リッキィは己の話をきちんと聴いてくれていたようだった。

大好きな物事にはいつも真摯に取り組む彼女が、同じように自分の話に耳を傾けている。

――その、真っ直ぐ真剣にこちらを見つめてくれる姿が、美しいと思った。

……なんて。直接言ったら変な顔をされてしまいそうだけど。]


貴女にとって、興味深い話であったのなら。
よかったわ。

[そうとだけ告げる。まさか見惚れていただなんて、思うまい。]

何がしたい、ねえ……あんまり考えてなかったわ。「その日を生きられればそれでいい」って思っていたから。

でも、そうねえ……せっかくなら。ここでもっと魔法の勉強をしてみようかしら。『師』とは違う知識に触れられる機会を得られたわけだし。お店じゃあろくすっぽ修行もしてなかったからねえ。

ありがとうね。じゃあ、困ったことがあれば遠慮なく。

[まだ着いたばかりだというのに、幾度なく感謝の言葉を述べている気がする。これから、なんて。そういえば一度も考えたことが無かったなと思って。

ここで彼女達と過ごしていくうちに、少しずつ「これから自分はどうなりたいのか」を考えてみることにした。]



[夜も更けてきて。ようやく帰ってきた、リッキィの養父の開口一番に笑いそうになるのをこらえながら改めて挨拶を済ませる。

「義娘さんのそんな姿を見るのは、楽しいから大丈夫ですよ」……という言葉は飲み込んでおいた。

その後は。夕食や湯浴み等を済ませて自室へ向かう。
明日からは本格的に、リッキィの従者としての日々が始まる。少々気分が高揚していて、寝付くのに時間がかかりそうだったから。さっそく「睡眠の魔術」を実践しながら床に就く。

これからどうしたいか。そうだ、最初の給料を貰ったら、まずは占術道具を見に行こう。買える値段であれば買うし、足が出そうなら次の機会にして。

……ああでも、それよりもまずは、]**


【人】 蝋燭職人 フェルゼ


···昔から向こう見ずで。
一度こうと決めたら、とことん突き進んでゆく悪い癖があるんですよね。

最近は特に焦ってしまうみたいで。
···心残りがないように、前向きに頑張っている証拠ですかね。


[最後に言葉の響きは、とても穏やかなものでした。

こうして喜んで貰えるなら。>>145
この癖も良いものかもしれないと考えだす私がいるもので。
この先も、自分はこうやって生きて続けていきましょう。]

(170) 2024/02/24(Sat) 22時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[騒がしい店内も。
指輪をはめる瞬間だけは、静まりかえっているように感じました。

まるで二人だけの世界に閉じ籠って。
君の息遣いと私の息遣いだけが聞こえみたいに錯覚してしまいます。

緊張で微かに手が震えていたことは、君にはバレているでしょうね。]


ふふっ、ぴったりでしたね。
お気に召したなら、何よりです。

···綺麗ですよ、一番。

(171) 2024/02/24(Sat) 22時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[ほにゃりと崩れた私の表情は、
自分が贈ったものを、喜んで身に付けてくれた優越感に浸っていたでしょう。

好きな人を他の男に譲る男がいますか?安心してください。]


こちらこそ、お店から出た後もよろしくお願いします。
ここを出たらあなたのことをもっと教えてくださいね。

段階を踏む、とのことでしたが。
まずは友人からですか、···それとも恋人からでしょうか?


[今度はこちらが首を傾げていました。
君に選択肢を委ねる問い、
どちらでもお好きどうぞ、なんて雰囲気で話していますが。

『後者が良いです』と期待する声と瞳が強く主張していました。]**

(172) 2024/02/24(Sat) 22時半頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2024/02/24(Sat) 22時半頃


[変な顔どころか、いつもの緊張しいの顔やら
どうしてと疑問符を山ほどつけてしまうだろうことは
想像だに難くない

だって、私が見惚れることはあっても
私を見て美しいと思う奇特な人間が
この世にいるとは思えなかったものだから。]


 ――それは勿論!
 だって、煙さんの話だもの。

[彼が、未来の話をする。
何がしたいか。どうしたいか。
そういったことが聞けるのが嬉しい。

いつも話を、聞いてもらうばかりだったから
今度は私が力になりたい
力にはなれずとも、彼が進む一助になりたい。

そう思うのは、きっと今迄の私とあなたの
過ごした時間の長さと、知った貴方の人となり。

それ以上に、私はきっと
パルテールという温かな庭から出た貴方が
どんな風に花開いていくのか見たいのであろう。

私や、養父や、使用人の皆とともに過ごす中で]


[その後、本を読みふけってしまった私は
帰ってきた養父にあきれられ。
顔を真っ赤にしてごめんなさい。という様子は
まるで借りてきた猫がしゅんっとしているよう。

契約の書類は養父にあずかってもらい
私は部屋に戻り、諸々の整容をして床に就いた。

昨日までとは違う今日。そして明日。
彼という従者を得た私の世界は
どんな風に、かわっていくだろう。


――などと考えていたら翌日。
ついうっかり寝過ごした。
よかった、休日で**]


[決意を新たにさせられて、迎えた朝。

睡眠の魔術の効力かどうかは謎ではあるが、よく眠れたと思う。自室でできる身支度をある程度済ませてから、共用の洗面所で顔を洗う。途中ですれ違った使用人の方にも挨拶は忘れない。

さて、自分が行うべき最初の『従者としての業務』はなんだろうか……と思案しながら自室で待機していると、ドアをノックする音。

さっそくお呼びがかかったのかしらと開けてみれば、そこにいるのは養父で。「おはようございます」と恭しく挨拶したのもつかの間。

「義娘がまだ眠っているので起こしてほしい」
との言付けをされた。

……どうやら、あたしの最初の業務は。お寝坊さんなご主人様を起こす事に決まったらしい。]


おはようございます、お嬢様。
お目覚めでしょうか?

[まずは彼女の部屋をノックして、外から呼びかけてみる。他の使用人に聞こえるかもしれないので、普段の砕けた口調ではなく、丁寧な口調で。

…………しばらく待ったが、反応はない。

これは、直接部屋に入って起こすべきか。
従者(しかも元奴隷)の身分で異性の年若い主人の寝室へ入るというのは、少々憚られるとは思ったが。これも養父から頼まれたので致し方なし。]

リッキィお嬢様、失礼しますよ……っと。

[一言断ってから寝室へと入る。
すやすやと、安らかに眠っている彼女へ声をかけて起こす。
……起こされたときの顔を、自分は忘れることはしないだろう。]*


[夢を見た。

でっかいメロンパンの上で、
魔導書をしこたま読んでいる夢であった。

つまり良い夢。
夢の中でも読書。ハッピー。


――という惰眠を貪る娘が1人。
ベッドの上には読みかけの魔導書が1冊。
半分読んだところまでしか記憶はなく。
いつの間にか夢の中の世界に沈んでいた。

煙さんの丁寧なあいさつを聞き逃したと知ったら
しまった!とショックな顔を見せるだろうが
現在は夢の中。おふとんきもちいいです。
当然、ノックも呼びかけも聞こえていない。]


 んぁ……。


[すやすや、すやすや、すや……






………。]

 
 ――――!?!?!?!


[その時の顔は、多分ネッシーに出会った人がいたら
こんな顔をするんだろうというくらいに
びっくりした顔を彼に向けたんだとか何だとか。*]



はい、おはようリッキィちゃん。
お義父様が心配していたわよ。

今日は学校がお休みだって、聞かされたから。その辺は大丈夫でしょうけれど……気をつけるようにね。

[目が覚めた彼女を確認し、身支度があるだろうから一旦部屋を出て待つ。
その後、部屋から出てきたリッキィと共に朝食の席へ。

朝ご飯も済ませたら、さあ今日は何をするのだろうか。主人の言葉を待つことにしよう。
従者としての一日は、まだ始まったばかりである。]**


【人】 蝋燭職人 フェルゼ


ふふっ、そうですか。
···では、今夜から恋人ですね。>>177

そうですね、現状に満足するつもりはありませんが。
···これだけでも嬉しいものですね、ふふっ。


·······ぅえ、あの。···あ、ぁーん?


[きらりと輝く指が近付いてきたら。
疑問符をつけながら、控えめに口を開けてみます。>>176
明らかに慣れてない不器用な動き。

学生時代にお付き合いした女性がいたことはありましたが。
この体質を気にして。
こういった近しい触れあいは避けてきましたので、恋人らしいことをした経験はないに等しいのです。

···ですので、指まで食してしまったら、申し訳ありません。]

(178) 2024/02/25(Sun) 02時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


········。
············あまい、んだと、···おもい、ます。


[ゆっくりと噛みしめて、恋人らしい行動も味わいました。
···赤くなった私は、味覚まで分からなくなってしまったようです。

···君が、私に悪戯したせいですよ。]

(179) 2024/02/25(Sun) 03時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[···こういった恋人らしい行動も、教えて貰いましょう。
と自分の知識不足を補おうと、少しズルいことを考えていました。

その後は。
紅茶を飲んだり、果物を食べさせることに挑戦してみたりしたそうです。
百合の席には、いつもより甘い香りが漂っていたでしょう。]

(180) 2024/02/25(Sun) 03時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


[そんな触れあいが終わると。
あっという間に人々が寝静まっているだろう時間になってしまいました。
私は君の方を向いて、質問を投げ掛けます。]


···もうこの場所に、心残りはありませんか?


[心残りがないのならば。
また君の手を引いて受付まで行くでしょうし。

心残りがあるのならば。
いくらでも付き合うし、ゆっくり待つつもりです。]**

(181) 2024/02/25(Sun) 03時頃

 うああ、またやってしまった……。
 つい、本が面白くて夜更かしを。

[ごめんなさい。と起こしに来た貴方に謝罪する。
後で養父にもまたやってしまったことを謝ろう。

身支度といっても。顔を洗って服を着てと
お洒落などはほぼしない私である。
多分あまり待たせないで済んだとは思う。

朝食にバケットとスープ、サラダにカットフルーツと
結構がっつり目の我が家の食事を食べた後
私は彼の方を振り向いて。]


 今日は触媒に使うものを探しに市にいくか
 それとも近くの森で、薬になる草を採取するか。

 どっちがいいですか?


[何方も魔法関連なところが私らしいともいえよう。
休日は、大体それにプラスして魔術の教育機関の図書館で
1日過ごすコースもあったりするが今日はこの2つである。
果たして彼はどちらに興味があるのやら*]


【人】 蝋燭職人 フェルゼ


一緒に帰りましょうか、私の屋敷へ。


[君の手を引いて受付まで行くと。]


ロイエさんが欲しいのですが、取引をお願いいたします。


[一度手を離し。
店の奥で、ドール購入の手続きを済ませます。]

[その際に受け取った貞操帯の鍵は。
前回の時に頭の中を過った、気恥ずかしいことを思い出したため。
動揺を隠すかのように、薄いバックの底に仕舞いました。


········後で、こっそり渡すことにしましょう。]

(184) 2024/02/25(Sun) 07時頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


ただいま、戻りました。
···外は寒いでしょうから、これでも着てください。


[そういうと自身のコートを脱いで。
それを君へ、ドレスの上から少々強引に羽織らせようとしたでしょう。
···体調を崩されては困りますから、使ってくださいね。]


·······それでは、お手をどうぞ。


[そうして私たちは、『パルテール』に別れを告げました。]

(185) 2024/02/25(Sun) 07時半頃


[店外は真っ暗で、あるのは星灯りだけ。
あなたが転ばないように歩幅は、さらにゆったりとしたものに変えたでしょう。]


···久しぶりの外の世界はいかがですか?
まだまだ風が冷たいとお聞きしましたので、少し寒いかもしれませんね。


[未だ重ねたままの手は、
いつの間にか温かくなっていて、私の手の体温は君と同じくらいにまで上がっていました。
······この手で、暖を取れれば良いのですが。]**



[寝坊の理由を聞き、「貴女らしいわ」と一言。

朝食の席は、時間帯が合わない以外では使用人達も一緒に、が許されていたため。遠慮なくご相伴に預かる。

しっかりめの朝ご飯を食べる姿が、義親子ともにそっくりで微笑ましくなる。]

(そういえば『師』も「朝食は1番大切な食事」だって言っていたっけ)

[弟子時代はここまでの量こそなかったものの、出来る限り豪勢にと持ち回りで朝食を作っていたのだった。懐かしい。]



どちらでも大丈夫よ。
今、必要だと思う方を優先で。

[与えられた業務は、市街での触媒探しか、森で薬草摘みか。基本は彼女の魔術勉強の補佐が主だった仕事になりそうだ。

……それと、スケジュール管理も。没頭すると寝食を忘れてしまう方だとの事なので、養父からは朝食の席を立つ際に念入りに頼まれてしまった。]

市街に行くのだったら、街の案内もお願いしたいかしら。あたし、この辺りを歩いた事はほとんどないからね。

[屋敷へ向かいがてら近場の建物を見たりはしたが、あの時はリッキィ宅を覚える事が最優先だったので、街の店屋の位置などはほとんど知らない。いつか常連達が教えてくれた様々な店にも興味はあったし……雇用契約には休日の外出は認められていた。
それ以外にも、おつかいとして一人で買い物をする時だってあるだろうから。近所の店屋を知っておきたかった。]*



 もっと寒いかしらと思ったけど。
 坊ちゃんのコートも、お手手も暖かいから
 そこまで気にならないわ。

[って、坊ちゃんの手を軽く握り直して。
 深夜、人の気配がほとんどしない道を歩く。
 行先は多分坊ちゃんのおうちかしら。
 どんな所かしらと想像をふくらませながら。]**


[一体、煙の中での私のイメージはどの様な感じなのだろう。
と、一言に思う
今問えば、藪蛇になりそうなので口を噤んでおいたが。

我が家の食事は口に合ったようだと、
一緒に朝食を摂りながら思う。
料理長さんのごはん、美味しいもの!と
呑気に此方は、考えていた。


朝食が終われば、今日の外出を何方にすればよいか
彼に投げかけてみると。]


 今必要、となると。……市街の触媒探し、かな。
 薬草類は、まだ余裕があったから。

 あ、確かにそうか。
 煙さんにとってはこの周囲はあまり、
 馴染み、ないものね。


[案内は任せて。とにっこりしているが
諸々を養父から念入りに頼まれた娘が、こちらになります。

まず街の入り口近くのパン屋さんのはちみつパンが
とてもおいしくて、などと行く道で説明する様子から
街の幾つかの店が馴染みになっていることは伝わるか。

大体説明する店の殆どが食べ物か魔術関連か
そういった店なので、お洒落やら、年頃の
女の子のいきそうな店がゼロなのは、ご愛敬。

市に行く前にどこかよってみる?と尋ねるのだった。**]


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

−回想・カコ様への手紙−

[昼が過ぎ、お茶に丁度いい時間帯。
淹れた紅茶の香りが漂う自室で、日も立たずに戻ってきた手紙の封を開けました。]


···ご丁寧にありがとうございます。
事前にこちらの要望を把握することで、顧客の希望に沿うものを用意すると。

···なるほど、顧客を第一に考えていらっしゃるのですね。
私みたい、彼女に再度依頼をする方も多いのかもしれませんね。


[暫し悩んだ後に。

宝石の色は、紅や碧。>>108
意匠は、花の模様が好みなこと。]

(202) 2024/02/25(Sun) 15時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[その後は。
『購入するあたって独学で勉強してみましたが、種類が多くて分かりませんでした。』と正直に白状し。
そちらにお任せする旨を綴り。

最後に『心待ちにしております』と。
期待を隠せない言葉を添えて、送り返しました。]


···どうのようなものを見せてくれるのでしょうか、楽しみですね。


[先の約束を考えると、自然と口角が上がってゆく。
華のあるティーカップを手に持ち、すっかり冷めてしまった紅茶に口をつけました。]

(203) 2024/02/25(Sun) 15時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

[約束の日。
私は屋敷の正面にある大扉の先で、あなたの到着を待っていました。

仕事の取引とはいえ。
こちらまで、わざわざ足を運んでくださった客人。
当主、自ら出迎えるのは当たり前のことでしょう。]


···カコさん、お待ちしておりました。
急な申し出を受けて頂き、感謝いたします。


[扉を開き、あなたが顔が見えると。
挨拶と共に軽く礼をしたでしょう。]


···早速、客間にご案内します。

商品を並べやすいように。
平らで大きめの机を用意しましたので、よかったら使ってください。**

(204) 2024/02/25(Sun) 15時半頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2024/02/25(Sun) 15時半頃



···ふふっ、それは良かった。
今日はもう夜遅いですし、冷えてしまわぬうちに帰りましょうか。


[私のお屋敷は、この町の東の方。
この『パルテール』からも見える位置に建っていました。

数十分ほど歩けば、目的の場所につくでしょう。]



着きましたよ。
こちらの屋敷が、今の私の住んでいるところになります。


[その建物は、灰と黒の煉瓦で造られており。
屋敷の外を高い塀が、ぐるりと取り囲んでいました。]

[各階の部屋ごとに、大きな窓が取り付けられていて。
私たちみたいな夜更かしさんがいれば。
蝋燭の灯りが揺らめいてるのが見えたかもしれませんね。]


[正門から敷地内に足を踏み入れますと。
鼻腔をくすぐる草花の香り、その場所に広がっているのは小さな庭園でした。]



母の趣味が花を育てること。
このお庭は母を喜ばせる為に、父が作ったものだそうです。

···今は少し侘しいですが。
春になれば、たくさんの花々で埋めつくされるんですよ。


[他にも花は咲いていますが。

弱々しい月灯りの元、今の私たち目に見えるのは。
足元に咲くスノードロップくらいでしょう。]



···それでこちらが玄関です。


[正門を真っ直ぐ歩いた先にある、大きな扉を手で指すと。
人差し指だけ残し、唇に当てました。]


実は、こんなに夜遅くまで出歩くのは初めてのことなんです。
見回りのものに見つかったら、怒られてしまうかもしれませんね。

······ですので、バレないように、静かに行きましょう。


[しっー。くすくす。
君に、悪戯を企てている子供みたいな笑みを向けました。]**


蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2024/02/25(Sun) 20時半頃


[夜遅くに歩くことは、基本なかった。
 夜はパルテールの中でお客の相手をしていたし
 家にいた時も、夜は寝る時間だったから。
 だから暗い道を歩くのには、新鮮な気持ちを抱いて]

 夜の外を歩くのも、楽しいのね

[って、白い息を吐きながら。]

[誰かと歩くのも楽しい。
 隣の人の足音が聞こえるのもたのしい。
 暖かい手を繋ぐのも。
 久々、そんな感覚も思い出す。]


 お店から見えてたの……貴方のおうちだったのね?
 大きいわね……。

[あの、建物の合間から見えていた家が今は目前に。
 いざ近くで見ると、家ももちろん大きいけれど。
 お店からは見えなかった、庭園もあって。
 土地も広いのねと、少し圧巻された。
 夜更かしさんの灯すあかりが、カーテン越しにゆらめく。
 生垣や花壇を都度見つつ、歩きながら相槌を打つ。
 おとなしげな白い花弁を持った花は、
 月に照らされて、少し神秘的な様を見せている。]

 夜もお花が楽しめるなんて、素敵。
 奥様、趣味が良いのね?

[私の指輪に咲いているのも、ここにあるかしらって
 指輪を月の光に照らし見て思った。
 ……後で聞いてみるか、なければねだってみようと。
 貴方の、月の光でより白く煌めく、その姿を見て思う。]



 へぇ?見張りさんが居るの。

[怒られてしまうというのに、それは嫌ねぇと眉を下げて相槌。
 悪戯心が芽生えたらしい坊ちゃんに、
 にこりとして見せた。……賛成するって。]

 バレたら私、全部坊ちゃんが企ててましたって言うから。

[続いていたずらっぽく笑って返したのはそんな事。
 先達にお目通りはしたかったけど、こんな夜中ではね。
 夜明かりでぼんやりと顔を照らした
 顔も知らない新米が来ては、
 侵入者と疑われて、業務の妨げになるでしょうと考えて。
 ……それに、坊ちゃんが楽しそうだもの。
 たまにはそうやって、遊びたい時もあるわよねって。
 可愛い坊ちゃんの顔を見るのは大好きだから……
 水をさすのは、今日はやめておいてあげる。]**



[彼女に対するイメージを問われれば。「いつでも好きな事に真っ直ぐで、おっちょこちょいだけど優しい可愛い子」と答えただろう。

……正直に告げればきっとまた赤くなってしまうかもだけど。

「照れなくてもいいのに、好ましいって意味よ。」と付け加えれば、更にその頬は赤みを増したりするのだろうか。]



触媒探しね。じゃあ、そちらにしましょうか。
ご主人さまの言う通りに。

そうそう、街に来てからはずーっとお店の中だったからね……お客様から外の話は聞けても、直接行く事はできなかったから。

案内してくれるなら、どこでも大歓迎よ。貴方の行きつけのお店とかも知りたいし……少し贅沢を言わせてもらうなら。

前にお客さんが教えてくれた、ビスケットの美味しいお店と、占術の道具が売っているお店に行きたいわ。
……でもこの辺には東方式の用具はあるのかしら……ま、無いなら無いで代用品でもいいわ。

[彼女と街を散策するのは、それだけできっと楽しいだろうから。どんなお店を紹介されたって構わないだろう。

しいていえば休日になったら、久しぶりに占術に興じたくなったのと。かつての顧客が教えてくれた店々を巡ってみたい、という気持ちがあった。]


[これは余談であるが。
「マリー・ビスキュイ」というお店を教えてくれた元常連は、妻子持ちの男性である。
……無論、性的奉仕を求めてではなく『会話相手』としての常連である。

なんでも、職場の同僚に「癒される店を教えてほしい」と頼んだら『パルテール』を紹介されてしまったとか。「思ってたのと違う」といった表情で怯え切っていた上に、やってきたドールが長身の怪しい男だったので、可哀想なほど震えていたのをよく覚えている。

いざ席に座れば、仕事の愚痴や家族の話などで会話が弾み、良い常連さんになってくれた。

……彼の家の側にある店で、よくそこで買い物をすると言っていたから。運が良ければ会えるかもしれない。]*


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