15 青き星のスペランツァ
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― 四日目・そのあと 船内廊下 ―
[地面に降りて間も無く掛けられた声(>>5)に、抜け出した事には気付かれていたかと内心思う。触覚が小さく震えているのは、ライジの死を知ったからか。それとも、自分の身を案じてくれたからか。]
ただいま、イースターちゃん♡ ごめんなさいね。心配掛けちゃったかしらん?
[そう、いつも通り“キランディ”の顔で笑ってみせる。自分にとっては、慣れた動作だった。本心を曝け出すよりも余程。] [まだ、ロビーのモニターに自分の高度が表示されていた(>>4:198)事は知らない。]
(6) RIN 2021/11/15(Mon) 02時頃
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― 四日目・そのあと 船内廊下 ―
[気付かれている事(>>7)に気付いてないから、青年は“いつも通り”を演じようとした。]
昨日は、ビックリさせちゃったわね。ごめんなさい。 ハロちゃんの事は、突然だったから取り乱しちゃったけど。 大丈夫よ。アタシはそんなに弱くないし、ちょっとお散歩してただけよん♡ だから安心して? ね♡
[嘘がバレてなければ、それは勇気付ける為の言葉になったかも知れない。けれど、嘘が露見している状況では逆効果になってしまいかねない事に、“キランディ”は気付いていなかった。] [本来なら、あなたの言葉に何かを察して端末を確認すべき場面なのに。欠けているクルーに驚くべき場面なのに。避ける様にそれをしない。]
(8) RIN 2021/11/15(Mon) 03時半頃
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[何故あの位置(>>4:171>>4:194)に居たのかと聞かれた場合の言い訳は、用意していた。翼がなまらない様にだとか、ちょっとした気晴らしだとか、朝焼けが見たくなっただとか。けれど、明確にライジの名を出されてしまっては、今更何を並べ立てた所で無意味だ。そもそも、自分が“いつも通り”に振舞おうとしていた事まで見抜かれて(>>10)いるのだ。これ以上の抵抗は、見苦しいだけ。]
…………気付いてたの? 知ってて、いかせたって。 どうして止めなかったのって、思ってる? ハロの事も、ライジの事も。 わかってて見捨てた冷血漢なんだって。 何で助けようとしなかったんだって。
[声が震える。被害妄想に近い言葉が漏れる。イースターがそんな風に思う様な人でないくらいは、わかってるつもりだ。けれど今は、その赤い瞳に見つめられるのが耐え難かった。何もかも見透かされてしまいそうで。*]
(23) RIN 2021/11/15(Mon) 18時半頃
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― 四日目・そのあと 船内廊下 ―
[あなたの言葉(>>24)は、真っ直ぐだ。今の自分にとっては、痛い程に。こうして視線を逸らせても、イースターのそれはちっともブレる気配が無い。]
……、……何も、いい事が無いからだよ。 何も言わなければ、教えなければ。 ライジの死は、不幸な事故だって事にも出来る。 こうなる前にどうにかして救えたんじゃないか…なんてどうしようもない事、誰も考えずに済むでしょ。 オレは、アイツが止めて欲しくないんじゃないかって思った。 アイツの“自由”を奪いたくなかった。
…………けどさ。皆が皆、そう思う訳じゃないだろ? きっと付き合いが長い人ほど後悔するよ、こんなの。
[自分さえ何も言わなければ、どれだけ疑いが深まっても、確定はされない。それなのに、勘付かれる様な行動を取ってしまった。自分の浅はかさを恨んでも、もう遅い。]
[唯一の救いは、気付かれた相手が、スペランツァに来た時期が自分と似たり寄ったりなイースターであった事だろうか。*]
(26) RIN 2021/11/15(Mon) 20時半頃
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― 四日目・そのあと 船内廊下 ―
[あまりにも綺麗な感情を向けられて、言葉に詰まる。永く一人で居たせいで、誰かと辛さを分け合う事なんてすっかり忘れていたから。彼女の優しさを、何とかして断らなければと、再度イースターを視界に入れた。] [その瞬間、嘗て失った純白(>>4:151)が脳裡を過った。声も語り口も姿も、その白さ以外に共通点は無い筈なのに。自分に寄り添おうとするその姿勢は、同じものに思えて。]
…………駄目なのに、な。
[きっと一生、この純白には勝てない。]
……そうだよ。イースターの言う通りだ。 ライジのバカ、なんで勝手に決めちゃったんだよ。 アンタには、相談出来る人が沢山居たじゃないか。 オレなんかに言ったって、アンタの“自由”にさせてやる事しか出来ないのにさ。
こんなの、辛くない訳、ないだろ……。
[頬を涙が伝い、抵抗する事無く手を取られる。右腕は未だギプスで固定されているから、あなたが握ったのは左手だろう。通常の人類だとすれば、高熱を出しているのに近い体温が伝わる筈だ。鳥類に近い身体をしてるというだけで、骨折によって熱が出ているという訳ではないのだが。少し、驚かせてしまうかも知れない。*]
(28) RIN 2021/11/15(Mon) 22時半頃
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キランディは、ライジをKAWAII認定した。
RIN 2021/11/15(Mon) 22時半頃
キランディは、マーレ10で死んだらみんなKAWAII認定する。ナユタちゃんもねん♡
RIN 2021/11/15(Mon) 23時頃
─ 三日目深夜/医療処置室 ─
[ライジと別れ処置室へ戻って来ると、メモとお供えのお菓子を包んだ紙が届いていた。恐らく、ヨーランダからだ。伝えたい事があるのだろうと思ったが、どうしても安置室へ足を運ぶ勇気は出なかった。タプルが眠っている事を確認して、そっと通信機へと手を伸ばす。]
……ヨーちゃん、何があったの?
[端末の表示は確認しているので、あなたに謹慎処分が科された事は知っている。その件だろうか。それとも、他に何か話したい事があるのだろうか。*]
[通信機器から通信を知らせるアラームが鳴り、慌て通信を開始させる。
本来なら謹慎中のヨーランダに通信の権限はなく、通話はすることはできない。だが、秘密の回線はどうやら独立した回線らしく、謹慎中でも使えるようだった]
ひと きいた、はろ さいご きらんでぃ いっしょ いる した。
きらんでぃ げんき ない しんぱい。
[音声ではうまく伝わらないと思ったのか、文章によるメッセージに切り替わった]
『そのことでキランディが焦燥していると聞いたので、話をしたら少しは元気になるかと思って』
『似たような……って言ったら違うかもしれないけど、僕も僕のせいでギロチンを殺してしまったって、そう感じてるから、ハロのことと似てる気がして』
『ごめん。うまく文章化できない』
[以前と違いメッセージが送られてくるスピードは遅い。おそらく何度も文章を書いては消しをしているのだろう。ヨーランダがいうように、感情を文章で表すことができないのかもしれない]
[ハロの件を知っているという事は、墓守の仕事は許されているのだろう。その事実に、安堵の息を吐く。あなたの存在意義に関わる話だから。]
……大丈夫よ。アタシは、大丈夫。
心配掛けちゃって、ごめんなさいね。
[自分に言い聞かせる様に、そう繰り返す。ハロの事だって、これから起きるライジの事だって、大丈夫。“キランディ”なら、耐えられる。]
いいのよ。無理に、言葉にしようとしなくったって。
ギロチンちゃんの事は、ヨーちゃんのせいじゃないわ。
少なくとも、ギロチンちゃんはそう思ってない筈よ。
[ああ、人に言い聞かせるのはこんなにも簡単なのに。どうして、我が身に置き換えるとそうは思えないんだろう。明確に『自分のせいだ』と思える死の記憶が在るからだろうか。それとも。]
『僕も頭ではわかってるんだ。仕事中にそれが原因で死んだわけじゃない、あれは不幸な事故で、僕と仕事を変わらなくてもそうなったかもしれないって。でも、なんだろう心かな、そこでどうしても僕と仕事を替わったせいでそういう運命を引き当ててしまったって、そう思っちゃう』
『親しい船員がいなくなることは何度もあった。自分がその一端になってたこともあるかもしれないかもしれない』
『おかしいよね。なんで今回だけそう思っちゃうんだろう』
[微かに嗚咽のような声が聞こえるかもしれない]
『僕はずっと人に姿が見えない存在だった。人の姿になってからだと思う、人と話せるようになったのは』
『それでも僕は人と話すことなんてなかった、墓守は墓の風景の一部だから。墓という概念がなくなって、僕は行き場のなくなった人達を弔ってきた。それでも僕は風景の一部だった』
『ヨーランダになって初めて僕はいろんな人と話をした。ここの船の人はみんな優しかった、うまく話せなくてもちゃんと話を聞いてくれた。いなくなった人もいる人も僕のことを人として、風景の一部じゃなくて僕を見てくれる』
[人として乗り込み人の名を名乗っているから当たり前のことだ。ヨーランダはそうとわかっている。
しかし、チャーチグリムはそうではなかった。ぼたぼたと涙を流しながら通信端末に文章を打ち込んでいく]
『きっと家族ってこういう感じなんだと思う。心配されるのって大事にされるのってすごくうれしいしずっとそうされたいって思う』
『僕はみんなのことが大好きだから、みんなが大事だから、みんなに迷惑をかけたくないから』
[そうと決めてずっと黙っていようと思っていた。ふらっといなくなる船員だってそう珍しくないから、自分もそうしようと決めていた。もし誰かに言ったとしても決して悲しくないと思った。それなのに、文章を打ち込む端末の画面はなぜか濡れている]
『期間したら僕は船を檻る』
[どうしてAIはちゃんと変換してくれないのだろうと思いながらチャーチグリムはメッセージを送った]
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― 四日目・そのあと 船内廊下 ―
……ごめん、理由は聞いてないんだ。(>>4:160>>4:161) 聞けるとしたら、オレだけだったのにね。聞いてないんだ。 誰にも言うつもりなかったし、聞いた所でオレには止めらんないってわかってたから。 何となく、予測は付くけど……。 ライジにとっては、あまり知られたくない話だったんじゃないかと思うよ。
[ライジは“死神”の一族だったと言ってた(>>4:175)から、彼のパーソナルデータを攫えば、答えに近いものには辿り着けるだろう。けれど、それをライジが望むとは到底思えない。勿論、イースターが調べたいならそれも“自由”だから、やはり止める気はないのだけれど。]
こんな辛い想いするの、一人で十分だって思ってたのにな。 本当、駄目だね。ごめん、イースター。
[小さくほっそりとした手が、今はとても有難くて。暫くそうして手を握られたまま、一緒に涙を零していた。*]
(44) RIN 2021/11/16(Tue) 21時頃
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……そうね、不幸な事故よ。
でも、そう思って自分を責めずにいられないのは……アナタにとって、ギロチンちゃんがそれだけ大事な人になってたからじゃないかしら。
[ギロチンの素性を聞いて()、二人だけの秘密を持って()。スペランツァのクルー全員を家族の様に思ってる()としても、ギロチンは一等大事な存在になってたのではないだろうか。]
その気持ち、よくわかるわ。
アタシも、心配されて、大事にしてもらえて……。
ずっと此処に居られたらなって思うもの。
本当の事なんて、誰にも言ってないのにね。
[今、通信を繋いでるあなたにさえ、ライジの件を黙ってるくらいだから。続けられた、上手く変換されてない言葉に、また一つ秘密を抱え込む事になるのだろうなと思う。]
……アンタが降りるなら、オレも降りるよ
約束しただろう?
“自由”で居られる間は付き合う()って。
[ライジに後を託されて()はいるけれど、ヨーランダだって“他のクルー”には違いないだろう? 一人で去らせるなんて出来るものか。不服なら、死ぬのなんてやめちまえ。教えてやらないけど。]
[そう思ったところで、格納庫へ移動する座標()に気付く。]
ごめん、気付かれそうだから一旦切る。
また後で。
[手短に雑な言い訳を告げて、通信を切る。そのまま、医療処置室を後にした。()**]
キランディは、ハロをハグした。
RIN 2021/11/16(Tue) 23時半頃
キランディは、酷く狼狽えた。
RIN 2021/11/17(Wed) 00時頃
キランディは、ヨーランダによしよしされたので、よしよしし返した。
RIN 2021/11/17(Wed) 00時頃
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― 四日目・そのあと 船内廊下 ―
いつ死ぬかも、どこで死ぬかも、自分で決めたいって言ってたよ。ライジは。 多分、ずっと前から死に場所を探してたんだ。 希望通りの場所が見つかったから、いったんだろうね。
[そうでなければ、『いい場所を見つけた』なんて言い方(>>4:155)はしない筈だ。]
前から考えてたなら、根回しくらいしてきゃいいのに。 ……本当、バカよね。
ありがとう、イースターちゃん。アタシはもう、大丈夫。 ……永く一人で居るとね、痛みの分け合い方がどうしても下手になっちゃうのよ。 けど、こうして一緒に背負おうとしてくれる子が生きててくれるから、何も心配はないわ。
[涙の残る頬に笑顔を浮かべ、礼を言ってあなたと別れて。]
[その少し後だろうか。通信機から、ナユタの死を報せる非常音が鳴り響いたのは。]
(59) RIN 2021/11/17(Wed) 09時半頃
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[昨日負傷したキランディは、今日の探索には赴けない。だから船内に留まっていたし、その信号が機関室からのものと気付けば、即座に向かった。流石に翼を広げられる余裕はないから、走って。身が軽いから走ってもそれなりの速度は出るけれど、飛ぶよりは遥かに遅く、気ばかりが逸った。] [……アラートが鳴った時点で、間に合う筈もないのだが。]
[機関室内に在ったのは、割れたヘルメットと中身のない船内服(>>-122)。そして、床に転がったペンチのみ(>>-123)だった。] [ナユタの姿を探し、視線を巡らせて気付いた。外界と隔てられてなければ、ナユタは命を保てない事に。そして、気付いてしまった。普段ならこの場に居て、ナユタの死を防げたかもしれない人物。彼は、彼は──。]
────オレが、止めなかったから……、……。
[呆然と呟き、その場に膝をつく。]
オレが、見殺しにしたんだ……。 ライジも、ナユタも……。
[辿り着いてしまった答えは、あまりに残酷なもので。無残に割れてしまったヘルメットから、目を逸らす事さえ出来なくなってしまった。**]
(60) RIN 2021/11/17(Wed) 09時半頃
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きる わかる した。
あとで。
[通信が切れたことにヨーランダはなぜか安心していた。
これ以上話していたらきっと決意が揺らいでしまうから]
[キランディはああ言っていたが、ヨーランダは何も言わずに船を降りるつもりだ。巻き込むつもりはない。ずっと一人で生きてきたから、これからも一人で生きていくことに抵抗はない。
……きっとこれ以上この船にいたら、一人で生きていけなくなるだろうと、誰かがいないと寂しくなってしまうだろうと、今ならまだ間に合うから船を降りると決めたのだから]
[降りたくないみんなといたいと心が叫んでいた。
ヨーランダはその声に耳を塞いだ。
チャーチグリムはキランディが生きてる間は死なない、きっと彼が広めてくれる。彼が何をしたかは知らないが、彼が船を降りる必要はない、彼にはここに仕事がある。誰でもできる仕事しかできない自分と違ってこの船には必要な存在だ。
『ヨーランダ』の正体が露呈した今、ここにチャーチグリムの居場所はない]
[船を降りると決めた、誰にも言わずに、独りで。
結局のところ、これは『ヨーランダ』の緩慢な自殺だ。
チャーチグリムはそれを最良と判断しただけだ]
キランディは、ハロが飛び跳ねるのを不安そうに見ている。
RIN 2021/11/18(Thu) 04時半頃
キランディは、ヨーランダをハグした。
RIN 2021/11/18(Thu) 09時半頃
キランディは、ライジをもう何回か殴っておくべきだったかと思っている。
RIN 2021/11/19(Fri) 01時頃
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─ 医療処置室 ─
[キランディは医療処置室に居た。掛けられた声(>>118)に振り返る。]
「あらん、ヨーちゃん♡ どうしたのん? そんなに慌てちゃって。 アタシは此処よん♡」
[そう答えるキランディは、異様な程に“いつも通り”だった。医療処置室から自室へも戻っておらず、右腕のギプスも取れておらず、寝ていないのか目元には隈も見て取れるが。それでも、いつも通りで在ろうとしていた。]
(122) RIN 2021/11/20(Sat) 00時頃
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キランディは、いつも通りだ。
RIN 2021/11/20(Sat) 00時頃
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─ 医療処置室 ─
[ヨーランダの過去については、語られた以上の事はまだ知らない。だから、こんなに簡単に見抜かれるとは思っておらず苦笑した。]
誤魔化せると、思ってたんだけど。 …………駄目だな、やっぱり。
[ハロの死にも、ライジの死にも、ナユタの死にも責任を感じている。ギロチンやアシモフが死んだのも、自分が関わってしまったせいなのかとさえ思ってしまう。] [弔う空気が苦手な理由は、二つ。一つは、こうして自分を追い込まずに居られないから。もう一つは、いつも明るく前向きな“キランディ”に、〆っぽいのは似合わないからだ。どう振舞っていいのか、わからなくなる。二人ぼっちになった時でさえ、『アナタが居るから大丈夫』と“キランディ”は笑ってたのだから。]
どうしても、オレのせいだなって思っちゃうんだ。 無理してでも“いつも通り”で居なきゃ、全部崩れそうな気がして。
[これは自分に必要な無理なのだと言い聞かせ、決意に耳を傾ける。まず最初に思ったのは、あなたが船に残る決意をしてくれてよかったという事だった。スペランツァは、確かにあなたの居場所だから。あなたが、別れを思って泣いた(>>*3>>*4)事を知ってるから。]
(141) RIN 2021/11/20(Sat) 20時頃
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[次に、自分はどうすべきかと思った。調査船に居る以上、別れというのはつきもので、果たしてそれにいつまで耐えられるだろうかと。けれど考えた所で、答えなどとっくの昔に決まっていた。]
……約束、したもんな。 アンタの存在を広めるまでは逃げ切るし、生きるって。 ちゃんと一緒に居る。一緒に居るよ。
[今まで関わった相手と悉く死に別れて来た青年にとって、自分さえ覚えていれば消えないあなたの存在は、確かに希望なのだから。これから幾多の別れを繰り返す事になろうとも、あなたが居てくれるならきっと耐えられる。それに何より、このスペランツァは自分にとっても既に離れ難い居場所となっているのだから、断る理由なんて一つも無い。]
そうと決まったら、アンタの名前付けないとな。 あれから(>>3:*11>>3:*12)、ちゃんと考えてたんだ。 気に入ってもらえるかわからないけど……『アーナンダ』って。 どうかな?
[その言葉の持つ意味は、『あらゆる制限から自由になった完全な幸福』。これから新たな人生を歩むあなたの、“自由”と“幸福”を願って。*]
(142) RIN 2021/11/20(Sat) 20時頃
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キランディは、ハロを恐る恐る撫でた。
RIN 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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─ 医療処置室 ─
[拙い言葉から、意図の全てを汲み取れてるかはわからないけれど。それでも、必死さは伝わって来た。悪くはないと伝えたいのだ、と。]
ふふっ、くすぐったいってば。 でも、ありがとう。嬉しいよ、とても。
[撫でられ方には少し驚いたけれど、本当の姿が犬だと聞いた(>>3:*6)事を思い出し、納得する。これはアーナンダが嬉しいと思う撫で方なのだと気付くと同時に、自然と手が伸び、同じ様に撫でていた。]
守る、か。 …………守られて、いいのかな? 皆が思ってるほど、オレはいい奴でも何でもないのに。 逃げなくても“自由”で居られるのなら、オレは此処に居たいし、伝承も広めたいし、楽しい旅に出来たらって思うけど……。
[不安げにそう言うけれど、肯定されればやがて頷いて見せるだろう。そうして、一つの頼み事を口にした。]
ねぇ、アーナンダ。一つ頼んでもいいかな。 オレもさ、“キランディ”は大事な人から借りてる名前で、自分の名前じゃないんだ。 オレは自分の事が好きじゃなくて、そうでなくても悪い事を沢山して来たから、本当の自分の名前は使えなくなって、人に持ってってもらったんだよね。
(146) RIN 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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[その相手がライジだった(>>4:188>>4:193)とは、言えないけれど。]
だから、オレに名前をくれないかな? “キランディ”じゃない、本当のオレが名乗れる名前を。 今すぐじゃなくて、オレがみんなに本当の自分を見せられるようになる頃までにでいいから。
[即座に本当の自分を曝け出すのは、難しい。でも、いつか必ずするから、その時の為に名前が欲しい。これは、そんな願いだ。]
ああ。アーナンダ、アーナンダ。 これからも沢山呼ぶから、いつかオレの名前も呼んでほしいな。
[耳の後ろから顎を、撫で摩って。あなたが落ち着くまで────落ち着いてからも、何度だって呼ぶだろう。これまでの時間を、埋めるかのように。**]
(147) RIN 2021/11/20(Sat) 22時半頃
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─ 医療処置室 ─
[意欲に満ちたあなたに、心が満たされる気がした。撫でれば、自分程でないにしろ確かな温もりが伝わって来て、それがまた嬉しい。命ある存在として、傍に居てくれてるのだとわかるから。]
オレも、アーナンダやみんなの事守るよ 守ってもらってばかりじゃ、いられないからね。
[罪の意識は消えないけれど、それでも前に進まなければならないし、進む事を望まれてもいる。こうして守り守られている間は、死を背負ったままでも歩んで行けるだろう。そんな気がする。]
いや、そんなに急がなくても……、…………。
[少し待つように言われ、急いで考えなくてもいいと口を挟みかけるが、あまりに真剣な顔をしていたので、続きを飲み込む。唸るあなたを暫く見つめ、告げられた名の由来に目を瞬いた後、微笑んだ。]
スパルナ、か。 ありがとう、アーナンダ。一所懸命考えてくれて。 神様の名前…って、少し照れるけど。 アーナンダがくれた名前だし、大事にするよ。
[スパルナ、と幾度か口の中で転がす。マユラでもキランディでもない、今の自分に付けられた名前。少し照れ臭く、それ以上に嬉しい気持ちが湧いて来て、またアーナンダを同じ様に撫でた。]
(160) RIN 2021/11/21(Sun) 00時頃
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[新しい名前、新しい生き方。互いに後ろ暗い人生を歩んで来たけれど、此処からやり直して行こう。やり直してもいい筈だ。スペランツァは“希望”の船なのだから。それは、自分達だけの話ではなく。]
……ギロチンにも、良い名前をあげなきゃね。 次に会う時までに、一緒に考えよう。
[自分達が、したりされたりした様に。ギロチンにもギロチンだけの名前をあげられたらと思う。きっと、再会の日はそう遠くない筈だから。**]
(161) RIN 2021/11/21(Sun) 00時頃
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