18 星間回遊オテル・デカダン
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[早朝。廊下の窓から、射出される冷凍ポッドを見る。
あれは同胞の棺桶だ。]
アルクビエレ殿よ。ぬしはクヨウはいらぬと言っておったが。
時々思い出すぐらいは許しておくれ。
[窓の外に向けて、届かぬ念話を送った。]
──早朝/自室──
[おそらくアルクビエレのポッドは既に放出されただろう。
手を止め、窓の外を見る]
教祖さんよぉ、救いって……なんだろうな。
[宗教に疎い男はそういうことを考えたことがなかった]
短い間だったが……楽しかったぜ。
まさかアンタのクヨウを俺がするとはな……、迷惑かもしれんが勝手にクヨウさせてもらうぜ。
[残された時間は時間は少ない。エフは再び紙に視線を戻した]
[通知を見たであろうミツボシに念話を]
ってことだ。一番若いアンタ一人に全部押し付けて悪いな。
[人間くさいと何度も言われたことを思い出し]
俺ってそんなに人間くさかったか?…・・実際そうかもな。俺自身、俺がカクレなのか、エフなのかわからなくなる時があるくらいだ。
そういう意味じゃオレは人間なのかもしれない。
ああ、そういや"表"じゃあろくに話せてないんだったな。
[しばしの無言]
どっかの星には 生まれ変わり って考えがあるらしい。
死んだらまた何かとして生まれるんだと、そう言うのがホントにあったら……アンタとゆっくり話がしたい。アンタと教祖さんと、三人で、種の存続のための相談なんかじゃなくて、どーでもいい話をさ。
構わぬよ。あとは我に任せてくれ。
……同胞が、あっという間に減ってしもうたのう……。こんなことになるとは思わなんだ。
[深くため息をついた。]
エフ殿は人間じゃったよ。パルック殿の時も、ロバート殿の時も。直接手を下してはいなかったではないか。
何もしていない同胞が、何故殺されねばならぬのじゃ。
[罪のない人々を殺した口でそう嘆く女に、やはり人間としての良心はない。
それでも、先立つ同胞を悼む心はあるようだった。]
生まれ変わり、か。
それは良い考えだのう。死ねば終わりではなく、また新たな命として始まるのか。
もしぬしらが生まれ変われたとしたなら、我は何処までも探しに行くぞ。アルクビエレ殿も、エフ殿もじゃ。
ぬしらの話は楽しかったからのう。
じゃから、もし我のことを忘れたら承知せぬからな。
[そう冗談めかして笑った。]
誰も殺していない、か。
逆に言うとアンタら二人に任せちまったんだなー、なんか悪かったな。……この感情自体が人間らしいってことか?わからん。
[この船に乗り込んでからは捕食していない。リスクが高すぎるからだ。だが、その前は自分の知識のために才能のために多くの生物を捕食してきた]
[カクレ自身にその意識はなくとも、身内と感じた相手を慮るのは間違いなく、人としての感情なのだ]
記憶そのまま持って新しく生まれるのか?
読んだ資料だと、記憶持ってるのもいるみたいなこと書いてあったな、そういえば。
……忘れちまっても、会えば思い出すと思うぜ?俺は。
[こんだけ楽しかったんだから、そう言いかけて恥ずかしくなって言うのをやめた]
ふ、ふ、我らは"我ら"として当たり前のことをしたまでよ。ぬしが気に病むことはないわ。
おぬしこそ、2日も食わずに腹は減ってないか?
[エフの慮る気持ちを優しい気遣いとして受け止められるほど、女の感情はまだ発達していない。それでも、なんとなく嬉しいとは思った。]
我はぬしらの分まで生きて生きて生き延びて、ぬしらが生まれ変わるまで生き続けてやるつもりだからの。
でも、記憶を持ったまま生まれ変われるとしたら、それも良いかもしれぬ。
そうだのう。生まれてこの方、これほど濃い時間を過ごしたのは初めてじゃ。ぬしらのことはそう簡単に忘れられぬし、会えば思い出すだろうの。
もし思い出せなかったとしても、その時は思い出すまでそばにおるわ。
[気に病むことはないと、当然星喰いアメーバたるミツボシはそういうだろうと、エフは思っていた。
星喰いアメーバはそういう生き物だから]
腹かぁ……減ってるっちゃぁ減ってるな。ああ、擬態している体としての感覚だろうな。
でも今はそれよりもやらないといけないことあるからな、一秒たりとも無駄にしたくねぇ。
[間違いなく自分は明日の朝を迎えられない。
だから食事を取ることよりもやるべきことがあるのだ]
はは、生まれ変わるまで待っててくれるってか?それなら今度生まれるときは、とびっきりのいい男にならないとな。
記憶を持ったまま生まれたら……そうだな、ちゃんと言葉でアンタの名前呼んでやるさ、ミツボシってな。
[思い出すまでそばにおるわ そう言われて年甲斐もなく顔が赤くなる。
冗談とわかっていても照れるものは照れるのだ]
おいおいおい……いきなりプロポーズかよ。
おっさんにはちょっとばかし刺激が強すぎるぜ。
教祖さんにも思い出してもらって、教祖さんのお立会いの下で結婚式か?
[言いながら笑う、本心から]
それは冗談として……、そう言ってもらえると死ぬのも悪かないって思えるよ。
……できるだけ早く生まれ変わって、ちゃんとアンタのこと見つけて、会いに行く。アンタの姿形が変わってても、ちゃんと見つけ出してやるさ。アンタだけじゃない、教祖さんもだ。
[そう思えた]
[そうして、しばらく黙ったのちに口を開く]
ババァ襲うのは……できるだけ後の方にしてもらえないか?無理なお願いだとは思ってるし、生き残ることを最優先で動いてほしいという気持ちも変わってねぇ。
ただ……少なくとも……一日、明日一日は襲わないでくれ。
……たのむ。
同胞として飢えているわけでないのなら良いわ。
この先のことに備えて、準備も色々あるじゃろうしな。
[女は軍人だ。死地へ向かう時の心構えや準備が必要なことは理解している。
デザイナーたるエフが思うそれとは違うのだろうが。]
勿論じゃとも。ぬしらがまた生まれてくるのを、未来で待っておるとも。その時は我が一番年寄りになってしまうのう。
念話越しでなく、ぬしの新しい声で我の名を聴くのもまた良いかもしれぬ。
[口ではそう言いつつも、この船から生きて出られる自信は正直あまりなかった。
それでも、女の"2人の分まで生きたい"という意思と意地がそう言わせた。]
[プロポーズかよ、と言われると、しばし間をおいて。]
そんなつもりはなかったんじゃが。まあどちらでも良いわ。
3人でおられるのなら、結婚だろうと何でもしてやろうぞ。
[そう冗談めかして返す。]
うむ、ぬしらが会いに来てくれるならそれもよし。我らでアルクビエレ殿を探しに行くのも良いじゃろう。
……PJ殿のことは、任せてくれ。襲うのは、限界まで待つとしよう。
おぬしが心から護りたいと思った人間じゃろう。その思いも引き受けるとしようぞ。
[今は自分が一番の古株だったが、今度はそれが逆転するのとかとぼんやり思い]
うまくカクレに生まれ変われるかどうかわかんねぇからなぁ…。
まあ、カクレ以外に生まれ変わっても、アンタらは見つけ出してやるさ。その時は食うのは簡便な。
[冗談めかした反応に]
おっと、言質取らせてもらいましたよ。
今度は3人でどこか……、海でも行くか。教祖さんは嫌がりそうだが、そこは無理やり連れて行くか。あの人はアレでなかなか面倒見がよかったからな、案外無理やり連れて行かなくてもついてきてくれるかもしれんし。
[冗談で返す。こんな場所で、こんな状況じゃなきゃさぞかし楽しかっただろうなと、少しだけ思う]
……ババァの件。悪いな。
何度も言うが、アンタが生き残ることが最優先だ。俺の思いよりも自分の身を守ることを優先しろ。
[声が震える]
そのままの姿の方が……探しやすいだろうしな……。
[感情が昂ぶりすぎたと思ったのか、しばらく間が空き]
あーなんだ。俺も教祖さんもしばらく会えなくなるだけだと、そう思って待ってろ。
これ以上話してると……恥ずかしい話、泣きそうだからな。しばらく会えなくなるってのに、そういうしょぼくれたままなのは、俺としても勘弁してほしいし。
[しばらく会えなくなるだけ、そう。
実際に生まれ変わりがあるのかどうかはわかない、それでもそう信じて死のうと思ったのだ。前向きな死として、それを受け入れるつもりになれたのだ]
それじゃあ、いつかの未来でな!
無理だけはするなよ。
[いつも通りのエフのまま、ちょっと出かけてくるかのような気軽さで別れを告げると、エフは念を遮断した]
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