人狼議事


23 あの春の廃校だけが僕らの学校だった。

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ハゲたぬいぐるみ?
ああ、くだらんこと覚えてるな。

[いきなりなそんな言葉に、じっと、鮫島を見た]

結構、何も聞かないんだな。
いいけど。

[高校は通信制だ。
 今の時代、オンラインでも勉強ができる。
 でも、その環境も、実は確保しにくい。

 その店の手伝いに、端末を時々使わせてもらってるが、
 もちろん、ロクにできていないし、
 いや、檻の中の方がむしろ環境いいとか、どんだけ]

ああ、でも、
 あそこは、定期的にボーズにさせられるのは嫌だったな。

[ぽつり]*



うん。だってアレすげえツボったもんよ。

[見られている。
何となく、落ち着かない。]

いや聞きたいよ。
でもなんか、
……言いたくないのかなって、

[思うじゃん。と語尾を窄めた。何だろうな。調子が狂う。──そうだ、連絡先を聞かないと。筆記用具を取り出そうと腰を浮かせたところで、唐突に思える単語が飛び込んできた。]

ボーズ?
ああ…………なるほど。

[案外可愛いんじゃないかとも思ったが、口にはしない。俺は似合ったかな。益体もないことを考えながら、紙とペンを引っ張り出して桐堂の目の前にずいと差し出した。]


書いて。*


【人】 超心理学会 ヒイラギ



  え、あ、わ ……っ、


[>>119 筋力には自信がない。
しかし、飛び込むような勢いで駆け寄る野々花を
抱きとめることはできた。少しよろけてしまったが。

踏みとどまって、見上げる彼女の眸と目を合わせる。
本物の彼女。
滲んだ、空き込まれそうな眸。
こんなに綺麗な目をしていたんだ。
みるみるうちに、溢れる涙。]
 

(123) yunamagi 2023/05/01(Mon) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


[涙の意味はわかっている。
自分も同じ気持ちだったから。

しかし、喜びのものとはわかっても、
しとど濡れる紅潮した頬に。
涙雑じり、途切れ途切れの声に。
嬉しさを唱え、自分の名を呼ぶ。彼女の―――― 。

逸る。気づけば強く抱きしめていた。]
 

(124) yunamagi 2023/05/01(Mon) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ




  ――――――――――――……。



[行き交う人の合間。
彼女を抱きしめたまま、
零れる涙の筋を辿るように唇を寄せた。

頬を流れる雫は彼女の唇をも濡らすから、
これ以上、零れ落ちてしまわないように。

掬う。温かい湿り。]
 
          
 

(125) yunamagi 2023/05/01(Mon) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ



           [BGM代わりの騒めき は
               ひどく遠くて。

             心臓の音のほうがずっと
                  近く強く響く。]

 

(126) yunamagi 2023/05/01(Mon) 22時頃

【人】 超心理学会 ヒイラギ


[暫くして、ゆっくりと離れた。]



  ……前にも、泣かせちゃったよね。
  あの時、一人にして後悔した。


[あの廃校の、2年の教室で。
壁越しで過ごした夜のこと。]


     もう離れたくないと思った。  
       うん、これからよろしく。好きだよ。**


 

(127) yunamagi 2023/05/01(Mon) 22時頃

まあ、言いたくないな。
だから、聞かれないなら、絶対言わないな。

じゃ、この話はやめるか。

[そして、出された紙とペン、
 そこに、電話番号を書いた]

はいよ。
嘘じゃねえぞ。
でも、

なんか、いいな。

買ったら一番に登録しろや?

[へら]




……………………。

[何その笑顔。
言わせたいのか、言わせたくないのか、自分でもわからなくなってきて困った。番号だけが書かれた紙を受け取って、丁寧に折り畳む。]

すぐ買う……。
明日買う……。
一番にする……。

[月に届きそうなくらい折り畳みそう。]


あのさ、
…………また会いたい。です。*


【人】 ASIOS キリノ

 [>>122 
 ─お願いしてもいい?と言われたので、微笑んで。

 廃校でそうしたようにサラを背中に乗せた。
 ……VR内よりも身長が高いから、
 見える景色も違ったりするんだろうか?
 とかなんとか考えていたら、
 背中から何か聞こえて来た。>>122]

 ん?
 どうしたの?

 [顔が見えなくて分からないが、
 やたらサラの心臓の動機が激しく伝わってきて。]

(128) steel 2023/05/01(Mon) 23時頃

【人】 ASIOS キリノ

 [……なんでこんなに心臓の動悸が?
 病気治ったって言ってたけど
 本当に大丈夫なのか……?

 サラを背負ったままエレベーターに乗り、
 2人きりの個室空間になったところで
 ようやく一つ思い当たった。
 廃校で何度もおんぶしていた理由。


 ……うわーっ。
 サラが何を考えてるか分かってしまった。

 ……こちらも少し赤くなり、無言になる。

 エレベーターを出て、ロビーに進んだところで
 一度サラを下ろして、受付を済ませた。]*

(129) steel 2023/05/01(Mon) 23時頃

お?
なんだ、蜜柑、めっちゃ素直じゃね?

[丁寧に折り畳む様を見つつ]

ん?

そうだな。
約束はできないけど、
暇があったら、連絡しろよ。

[麦茶のペットボトル開けつつ]

とりあえず、今日は、電話は切っとくか。

[そして、スマホをみれば、
 コラ!ガキ!どこにいる!って怒鳴ってるLINEが見えたので、
 電源オフと]



[何とか成層圏くらいに留めた紙をいそいそと仕舞って、プリンを開ける。電源の落とされたスマホに、どきりとした。いやなんか、始める前みたいじゃない? ってのは、俺の遍歴に問題がある訳だが。]

うん。する。

[どれくらいの間隔でどれくらいの頻度だったら掛けていいんだろうか。用件がある時しか電話を使ったことがなかったことに気付く。]

えーっと…………。

ああそうだ、
まだ聞いてなかったな、お前の活躍。

型番ってどうやって見つけたの?

[直接届いたのは俺の下じゃなかったが、桐堂がそれに貢献していない筈がなかった。その内容はとても楽しみだったが、ただそれより何より、もう少し話をしていたかった。]*


ああ、
型番か。

あれは、カプセルマシンの外側に貼ってあったから、
結構中から出れば、すぐにラプターが見つけてくれた。


俺は伝える方法がなかったから、よかったよ。
しかし、お前らよく考えたなあ!
本当、よくやった!!

[サムズアップで、にこ]*


【人】 陀羅尼 サラ

[どうしたの>>128、と聞かれても、何も答えられなくて。
背中に顔を埋めたまま、ふるふると首を振り。]

[1Fに着くと、ロビーでおろしてもらって、受付を済ませる。
パンフレットと記念品の石をもらい。
そして、賞金の振込先を記入する紙をもらったところで。]

 ……あの。できればなんですけど。
 賞金、鮫島さんの口座に振り込んでもらう事はできますか。
 でももし、鮫島さんが拒否したら、私の口座に。

[って、お願いしてみる。
恐らく病気が治っていて、これ以上、何かを貰えない。

本当は敗北陣営の3人に、と言いたかったのだけど。
賞金を押し付けたら、他の2人がどう思うか分からなくて。
分けてもらっても勿論良い気持ちで、代表で、鮫島さんに渡したいと思う。
本人に相談してみて、ダメだったら自分へ。
なので、ひとまず保留にさせてもらう。]

(130) doubt 2023/05/01(Mon) 23時半頃

【人】 陀羅尼 サラ

[それから、玲の方に向き直って。]

 ――……玲。
 ……私の石、貰ってくれる?

[って、私の石、ホワイトオニキスを差し出して。]

 あ、捨てても、いいのよ?

[少し慌てて付け加えた。*]

(131) doubt 2023/05/01(Mon) 23時半頃

【人】 ASIOS キリノ

 [>>131
 受付で記念の石を受け取ったサラが、
 こちらに向き直って、差し出して来た。
 小さな手の平の中に輝く、
 彼女の、守護のシールドを思い出させる
 白い光を放つ石。]

 
 俺にくれるの?
 ……ありがと。


 [サラから石を受け取ると同時に、
 自分が持っていた、
 冷たい水色に輝くアクアマリンを
 彼女の手の平に渡した。]


 俺のも貰ってね。交換。*

(132) steel 2023/05/01(Mon) 23時半頃


へえ。カプセルから出られたんだな。
アレを思い付いたのはキリノだったけど、
ああいう抜け道考えるのって楽しかったな。

[それをクルーエル側が咎めなかったという事実が驚きではあったが。卓袱台の上に放り投げていたサンストーンの裸石を手に取って眺める。]

…………うん。
伝えられる方法、渡せてたら良かったな。

[ぴん!と立てられた指を視線の端にだけ捉えて、それから幾つか質問しながら"帰還後"の話を聞いた。途中で思い出して、柊の連絡先も改めて尋ねる。どうでも良い話もして、それでもやがて、話題は尽きてしまう。外はそろそろ暗くなる頃だった。]


今日、帰んの。*


まあ、とりあえず、
悪知恵だけは、働くってなあ!

ちなみに、結局、クルーエルのしっかりとした、目的とか本当のことってのは、わからなかったな。
ただ、あきらかに非合法ってやつはあると思うんだけど。

まあ、まだ、俺らの力は何か太刀打ちってはできないな。
そして、できないからこそ、
こつやって、放免されてるんだろうし。

[たかが高校生がガタガタいったところで、
 いくらでも、真実は塗り潰せるとと、いったところか]

ただ、どれくらい続いているものなのか、
死亡者が本当はどれほどなのか。

って、
これは、でも、俺の仕事じゃないか。


って、
ん?

あ、本当だ。暗くなってきたか。

そうだな、も今日は、できれば、
ここに泊まってもいーか?!

[まあ、明日までは、逃げてたら、流石に鮫島に迷惑がかかるが、
今日はバレないだろうと]

よーし、風呂もらっていい?

[勝手にいーよなー、と]**


【人】 陀羅尼 サラ

[私の石、受け取ってくれるのが、嬉しくて。
ふにゃっと眉を下げて笑み。>>132

けれども、石を差し出して渡した手の平には、入れ替わりで別の石が乗っていて。]

 ――……うん。嬉しい。

[貰ったアクアマリン。
両手で包む様に持つと、胸の位置で、ぎゅって抱き締める様にして。
赤い頬で、嬉しそうに笑った。*]

(133) doubt 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[直前で止まることは出来ていなかったらしい。
 衝撃も痛みもない、幸せな浮遊感の理由は、
 彼に抱き止められていたからだと、
 腕の中で漸く気付く。

 不意に、強く抱き締められる。
 目の前の人の名をもう一度呼ぼうとしたけれど、
 この身体を引き寄せる腕の中に確かな熱を感じて、
 何も言えなくなってしまって、静かに瞳を閉じた。]

(134) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ

[目尻に落ちた彼の唇は、優しい速度で下へ。
 どこまで降りるのだろう、そう頭の片隅で考える。
 涙が顎先を伝う前に唇で堰き止められて、
 はじめて重ね合わせる感触に、
 肩がちいさく跳ねた。  

 微かな羞恥に、彼の腕の中で身じろぎする。
 でも、同時に、わたしは確かに期待して。
 応えるように自分から、もうひとつ甘やかな音を立てていた。]

(135) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ―――…、

[やがて離れて行く熱。
 触れている間は全てが遠ざかっていたのに、
 離れて漸く、耳に戻ってくる雑踏・喧噪。
 ここが何処かを思い出せば、再び染まる目許]

 ……っ  
 
[二重・三重に押し寄せる羞恥に、
 動悸はもうずっと止まらない。
 宥めるように胸元で手を組んで、視線を僅かに下方へ。]

(136) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ……壁越しに気配を探すのも、
 幸せだったんです。 本当に。
 でも、今は、 ……もっと、傍に居たい。
              傍に、居て欲しい。

[優しい声には、素直な要望を。]


 ………うん。 
 わたしも、すき。
 

[そして再び燈りそうな熱は、微笑に隠して。
 流石に少し注目を浴びすぎたから、と、
 わたしの方から手を引いた。]

(137) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 聖愛色同胞 ノッカ


 ね、もう少し、時間くれる?
 近くに、わりと大きめの公園があるみたい。
 桜にはもう遅いけれど、写真、撮りましょう?


[彼がもし許してくれるなら、
 折角だから、記念撮影をしたいな、と。**]

(138) azure_blue 2023/05/02(Tue) 00時頃

【人】 ASIOS キリノ

 >>133
 ……うん、なんか、嬉しいね。
 こういうの。

 大事にする、ありがと。


 [赤い顔をして微笑む彼女の頭を撫でて。
 受付での用が済むと、
 もう一度彼女を背負って、
 クルーエル社のビルを出た。

 ビルを出たところでは、
 見知った顔ぶれと
 ふたたび出逢えるだろうか?]**

(139) steel 2023/05/02(Tue) 00時頃


ああ、それな。

基本的にはあの"システム"の臨床データを
収拾してるって話だとは思うけど、
あれを使って何をしたいのかは謎だよな。

[桐堂の言う通り、俺達がこうして自由に帰されている以上、どう考えても何らかの権力の庇護下にあるのは間違いないだろう。まあ監視くらいは付いているのかもしれないが。]

そうだな…………。

[死、という言葉を聞くと少しだけ瞼が疼いた。]



えっ、あっ、うん。勿論。
──泊まって。

[念の為、というか。コンビニでこっそり買っておいたものを思い出して動揺するなどする。ん゛ん゛っ。]

あ、バスタブはなくて、
シャワーブースだけなんだけど。
タオルと適当な着替え出しとくな。

[そうだ、歯ブラシも要るか。
確か替えはまだ残ってた筈────]

  ッ痛え、!?

[建具に足の小指をぶつけた。暫し悶絶する。小指と言えば欠けた爪、なんかしといた方がいいかな。まあいいか。それより痛え。

何やら無駄にドタバタしながらも諸々を整えてやると、水音ばかりがやけに耳についた。

そわそわする。]*


【人】 超心理学会 ヒイラギ


[赤く染まる彼女の目許。
原因が流した涙ではないと分かるから、
微笑んで見つめることができた。

背景と化していた世界に音が戻ってきても、
彼女の声はひときわ、柊の耳と心を打つ。]


  うん、時間なら大丈夫。
  じゃあ公園デートしよう。


[あの廃校でも手を引かれたことがあったな、
思い出しながら頷く。
控えめで、可愛らしいのに芯が強い、
そんな彼女に惹かれたのだと再発見する気持ちで。]
 

(140) yunamagi 2023/05/02(Tue) 12時頃

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