33 桜森高校同窓会
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さみーな。……ほら、手を貸せよ。
[来る時は別々であったが、帰りは駅まで一緒に。 白い息を溶かしながら少年は手を差し出す。包みこむように握りしっかりと暖めたい。
もう一度この場所に。 それはいつになるかわからない。
でも、来るならば必ず彼女と来よう。ーー少年が未来を一緒に歩むと決めた人と共に。]*
(195) CClemon 2024/02/25(Sun) 15時半頃
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― ゲームコーナー ―
[ゲームコーナーには、UFOキャッチャーの外に、わにのゲームやエアホッケーなんかもあって、やってみたい気持ちもあったけれど。 今日はもう最終日で、他に予定もあるので、UFOキャッチャーだけにしておく。]
鷹、犬のぬいぐるみの隣に、一つだけあるのよ……。 重心のバランスが難しそうだし、 鷹を狙っても、他のものが引っ掛かり易そうで。
[そんな風に真剣に分析をしつつ。 いざ、尋常に勝負!と、コインを入れて、慎重にアームを動かした。 その結果は……6>>1:100]
(196) doubt 2024/02/25(Sun) 15時半頃
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[アームがつるんと鷹の表面を滑って、傍の猫にひっかかり、猫が二匹に。]
んっ……。 最後に、もう一回だけ!
[6]
(197) doubt 2024/02/25(Sun) 16時頃
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[思わず、その場で『orz』みたいなポーズになった。]
どうしよう。 猫だらけになってしまったわ……。 [同じ物を増やし過ぎてしまってどうしよう、なんて考えながら、ゲームコーナーを後にした。]
(198) doubt 2024/02/25(Sun) 16時頃
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…………まぁなんか、 桐野には一から十まで、いや百まで 筒抜けツーカー状態なのは 薄々察してたからいいよ……諦めてる。
[大袈裟に肩で溜息を吐いた。 過保護な委員長は、他人の赤裸々なアレコレを迂闊に沙羅に漏らしたりはしないだろうと、信頼はしている。 スケートや勉学に邁進する余り、雑念の最たるものである大和のLINEはブロックしがちだから、その間のガス抜き要員を奪うのは得策ではない、という自分勝手な都合も含めて。]
なんだかんだ、桐野も大和のこと 可愛がってくれてるよねー。 いつもウチの大和が ご迷惑おかけします、のお詫びは うさぬいで足りたかなぁ……。
[すっかり飼い主の心境だ。]
(199) りしあ 2024/02/25(Sun) 16時頃
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[結局、自分の実力不足のせいで、戻りが一年先まで遅れてしまったのだから、不毛な論争はここまでにしよう。罪悪感や不甲斐なさや恥辱が綯交ぜになった、ほぼ八つ当たりの言いがかりでしかない。
朝食を終えて、荷物を片付ける前に、最後に土産物コーナーを冷やかす。 途中、廊下の消火栓の裏から、すっかり見慣れたパッケージを発見した。うまか棒5味。]
コレ、ちゃんと全部見つけて貰えたのかな? 残りはスタッフ、もとい旅館の従業員さんが 美味しくいただきました、ならいいけど。
……落ちてるモノ拾って食べるのは、 行儀悪いし、本当は危ないんだからね。
[クルーエル社員にトンデモ味が当たったら、少しは恨みが晴れるかも?]
(200) りしあ 2024/02/25(Sun) 16時頃
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ニジノは、ヤマトの口にうまか棒(ストロベリーくさや味)を突っ込んだ。
りしあ 2024/02/25(Sun) 16時頃
ニジノは、コレは見つけた人が全員スルーして余っていたに違いない。
りしあ 2024/02/25(Sun) 16時頃
ラプター ニジノは、メモを貼った。
りしあ 2024/02/25(Sun) 16時頃
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― お土産ショップ ―
[お土産ショップに行くと、温泉饅頭やハーブティ、桜や学校にちなんだお菓子やグッズなどが色々と置いてあって >>2:296。 制服まで置いてある>>2:311のを見ると、驚いたけれど。]
[籠の中、模造宝石のはめ込まれたチョーカーが積まれていた>>2:297のには、白い石の物を手に取って、そっと籠に戻した。]
……私は、小さい黒板とチョークのセットと、 黒板消しのスマホクリーナーを買っていこうかな?
[VRゲームで書いた黒板アート、小さい黒板だと全員は無理だろうけれど、狼と兎と桜位なら再現できるかしら。]
お菓子は、桜マカロンと、 桜とチェリーのパウンドケーキにしようかしら。
玲は、何か良い物あった?
[そう、小さく首を傾げた。**]
(201) doubt 2024/02/25(Sun) 16時半頃
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ヤマトは、ストロベリーくさや味を1 1
CClemon 2024/02/25(Sun) 17時頃
[ちなみに、虹乃のお気に入りは6味。]
そういえばねー、
去年から同じスケートクラブの門下生に、
ジュニアの男の子が入って来たんだけど、
これがまた超優秀でさぁ!
四回転も色んな種類練習してるし、
将来のオリンピアンって噂されてるんだけど、
この前、私がお土産にって持って行った
うまか棒4味をとても気に入ったぽくて。
面白がってインスタに投稿したら、
バズっちゃったんだよねぇ。
これはビジネスチャンスなんじゃ!?
日本じゃあ、〇まい棒のパチモン(※関西弁)
扱いだけど、あんまり滲透してないシアトルで
大々的に広めてしまえば……!?
輸送コストやアメリカの販路については
羽柴さんに相談したらいいのかな……。
[未来の社長夫人、なんて従業員たちの間で呼ばれているのは、今は見習いを脱したばかりの大和が、大々的に喧伝しているせいだろうが。広報とか企画とか、此方も同じくらいの先走り暴走度で、構想を膨らませている虹乃であった。うまか棒工場の未来を背負って立つ気満々である。
将来、プロテイン入りの、『うまか棒MUSCLE』シリーズを発売するのが、野望だったり。]
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―― 夜も明けやらぬ ――
[窓から差し込む朝の気配に身じろいだ。 眠っていたのは然程長い時間ではないのに 随分と早く目が開いてしまった。
身体に鈍い重さを感じるのは、昨夜の名残だろう。 過去にゆかりのあるこの場所だからこその 羞恥や恥じらいが却って興奮を煽ったのか、 優しく、けれど常よりもどこか性急な彼の 指に、唇に、律動に、言葉に、融かされてしまって。
昨夜はわたしもたくさん彼に尽くしたし 何時もよりも、声をあげてしまった気がする。 熱と快感とで朦朧とする意識の中、 乱れるシーツの白が鮮明に記憶に残っていて。 ひとりで羞恥に顔を覆った。]
(202) azure_blue 2024/02/25(Sun) 19時頃
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[大きな窓にそろりと目を向ける。 制服を着た高校生たちの影は今は無い。 それから、すぐ傍にある奏人くんの寝顔を見詰める。 白い光を背負う彼の肌に視線を落としてゆき 未だ熱の残る自身の肌にも無意識に指を滑らせた。 互いの胸元や首筋、下腹部に腰にと いたるところに紅く散るはなびらは。 この教室にぎこちなく佇んでいた あの頃のわたしたちには、無いものだ。
これは、彼の証だ。そして、わたしの。]
(203) azure_blue 2024/02/25(Sun) 19時頃
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[これまでも数えきれない程に重ねて来たというのに 初めてのような心地で夜に夢中になったのは ふたりを繋ぐ “約束” の為かも知れない。 時間を忘れて重ね合い睦み合う幸せな時間。
寝台に上がる前にベッドサイドに置いた小箱から 透明な宝石の付いた指輪を取り出して 薬指に通すと、仄明るい空の光に透かす。
左手を胸に抱き、一度きゅっと目を閉じ それから、指輪を外して元の場所へ。
無限に輝き続けるこの宝石に、未来を重ねた。]
(204) azure_blue 2024/02/25(Sun) 19時頃
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[彼が目覚めるまで、 一番近くでその寝顔を見ていよう。]
―――… おはよう。
[そうして、 一番近くで、朝の挨拶をしよう。**]
(205) azure_blue 2024/02/25(Sun) 19時頃
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── 15日朝 ──
[沙羅が家族風呂から戻るのを待ってから 朝食バイキングへ。 今日は沙羅と逆にパンケーキと紅茶の カフェメニューにして、 同じチーズオムレツを頼んで席に着く。]
UFOキャッチャー? んじゃこの後行こうか。 俺は……図書室と土産屋に寄れればいいかな。
[🐺🐰のぬいぐるみは既にあるけど、 UFOキャッチャーで何か欲しいんだろうか?と思いつつ 朝食会場を後にして、ゲームコーナーに行った。]
(206) steel 2024/02/25(Sun) 19時頃
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[ゲームコーナーに着くと、沙羅は早速 UFOキャッチャーのコーナーへ。 自分は何となく気になっていたワニゲームを 始めてみる。 ランダムに出て来るワニを叩くだけのゲームだけど ……83(0..100)x1点くらいは出せたか。]
うーん、無敵のワニがいるようだ……。
[沙羅のところに戻ると、🦅を狙っているようだった。 しかしアームに掴まれたのは😸と😸。 思わず笑ってしまって、怒られるかもしれない。]
(207) steel 2024/02/25(Sun) 19時頃
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ごめんごめん。 😸いっぱいもいいんじゃない?
[この大量の猫を玄関先に並べて置いていたら、 やはり母が欲しがるような気もする。 猫を2匹抱えて途方に暮れる沙羅の頭を撫でた。]
(208) steel 2024/02/25(Sun) 19時頃
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── お土産ショップ ──
[お土産ショップはオリジナル商品が充実してた。 桜森高校だからか? 食品や飲み物は桜味のなんちゃらが多い。]
桜の味好きだから結構欲しいのあるな。 マカロン美味しそうだね〜。 ミニ黒板もかわいい。
[沙羅が取ったお菓子を見て、被らないように 自分用の桜チョコレートを。 母への土産にも何か適当な桜のお菓子を、 あまり会わないが父用に桜のお酒も入れた。
模造宝石のチョーカー>>2:297は、 他の皆と同じように思わず手に取って じっと眺めてしまうけど。 黙って、水色の石のついたそれを籠の中に戻した。]*
(209) steel 2024/02/25(Sun) 19時半頃
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── 図書室 ──
[ゲームコーナーの後は、図書室に向かった。 館内を見て回るのはおそらく最後になる。 VRゲームで沙羅と過ごした図書室。]
ここは結構そのまま図書室として残してるね。 蔵書が活用されてる。
[話しつつ、本棚を見て回る。 あのVRゲームで、 江戸川乱歩の怪人二十面相、ポプラ社版(初版)を 見つけてだいぶ興奮した記憶があるけど、 残念ながらここにあったのは131版だった。]
(210) steel 2024/02/25(Sun) 19時半頃
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──彼誰時──
[初めに感知したのは白い光だったか、 自身を見守るような視線だったか、 それともその存在の淡いシルエットか。
何れにせよ、ぼんやりと開いた目は彼女を捉えた刹那、 笑みのカーブを作る。]
ののか…… おはよう。愛してる。
[この日も、朝一番に彼女と相まみえたこと。 彼女の挨拶に応えるだけで、 感謝の気持ちと彼女への愛情に心が満ちる。]
(211) yunamagi 2024/02/25(Sun) 19時半頃
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[ふーっと棚に本を戻して。]
ここはかなりVRの面影あるけど、やっぱ違うね。
[本棚が立ち並ぶ奥の方に、大き目のソファがある。 吸い込まれるように歩いていくと、腰を下ろした。 覚えのある感触のソファだ。]
……このソファ、まんま同じかな?
[沙羅は覚えてるだろうか。 ここで一緒に過ごした時間のことを。
彼女がこっちに来たら、ここおいで、という風に 両手を広げてみる。]**
(212) steel 2024/02/25(Sun) 19時半頃
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…… 雪だ。
[窓の外に目をやれば一面の雪が降り積もっている。 彼女から与えられた証以外何も纏っていなかったため、 一度身体を震わすと急いで衣服を身に着けた。
少しけだるさの残る緩慢な身体の理由は暴くまでもない。 気を引き締めるように背筋を伸ばす。]
今日も寒くなりそうだね。 少し歩こうか。寒いから、ちょっとだけ。
[朝食を摂りに行く途中ででもグラウンドを歩けたらと、 コートを羽織って階下へ誘った。*]
(213) yunamagi 2024/02/25(Sun) 19時半頃
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超心理学会 ヒイラギは、メモを貼った。
yunamagi 2024/02/25(Sun) 19時半頃
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[UFOキャッチャーで取った、腕の中の😸😸ぬい二匹は、心なしか、玲>>207と一緒に笑っている様にも見えて。 頭を撫でられ>>208ながらも、恥ずかし紛れに頬が少し膨らんでしまった。]
[そうして、お土産ショップに移動した後。 玲が、桜の味好き>>209というのには、頷いて。]
うん。一緒に食べましょ。
……食べ物だったら、 玲のご両親にも買って行っていいのかしら?
[この場所で玲のご両親にお土産を買っていくのは、躊躇う気持ちがあったけれど、そこまで気にしなくてもいいのかもしれない。 玲がお母様とお父様へのお土産を選ぶ様子を見ると、やっぱり私も、と思って。]
(214) doubt 2024/02/25(Sun) 20時頃
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私は、お母様には、 桜のゼリーと、桜バターサンドクッキーにするわ。 とても綺麗だし、可愛いもの。
[二つを手に取ると、ふふって、目を細めて笑む。 桜のゼリーは、グラスの中に透き通った薄ピンク色のゼリーが入っていて、その中に桜の花が浮かんでいて、とても綺麗。 桜バターサンドクッキーは、桜あん入りのバタークリームを桜型のクッキーではさみ、一部にピンク色の桜チョコがかけられていて、美味しそうだし可愛かった。]
お父様は、何がいいかしら? いつお会いできるか分からないし、やっぱりお酒?
[お父様の好みは分からなくて、玲にアドバイスを貰いつつ。 結局は、玲とは別の銘柄のお酒を選ぶ事になったかもしれない。
自身の親族は、次にいつ会うか分からないし、お土産という間柄ではなかった。]
(215) doubt 2024/02/25(Sun) 20時頃
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― 図書室 ―
[お土産を見た後は、図書室へ。
玲が本棚の方へ行くのを見ると、VRゲームの時を思い出して、くすりと笑ってしまう。 資料を探しに来たのに、初版本を見つけて興奮していたり、好きな本を奥のソファーに持ち込んでしまったりしていたっけ。]
そうね。置いてある本は、 全く同じではないのでしょうけど。
[結構そのまま、というのに頷いて、私もVRの中で見た本と同じものを視線で探しながら、歩いたりしたけれど。 玲が、手に取った本を本棚に戻す>>212のを見ると。]
……初版ではなかった?
[少し眉を下げて、ふふっと笑った。]
(216) doubt 2024/02/25(Sun) 20時半頃
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[そうして、本棚の奥に進むと、大きめのソファがあって。 玲が、そこに腰を下すのを見つめて。]
……うん。同じ物の様に見えるわね。
[この場所での事は、勿論覚えているから、すでに顔に熱が集まっているのだけけれど。 両手を広げられると、もっと赤く染まってしまって。 そのまま、その腕の中に、ぽふっと収まった。*]
(217) doubt 2024/02/25(Sun) 20時半頃
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── 図書室 ──
[沙羅が腕の中に収まって来ると、 一度ぎゅーっと抱き締めて、頭を撫でた。]
うちの親へのお土産までありがとね。 喜ぶと思うよ。
そういえば婚約してからまだ、 父さんの方とは会ってなかったな。 桜のお酒持って、挨拶がてら行くか〜。
[そんな雑談をしつつも、 抱き締める手で沙羅の体の線を撫でたり、 動悸が速くなってきたりしているので、 どういう状態か気付かれるかもしれない。]
(218) steel 2024/02/25(Sun) 21時頃
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――チェックアウト前/土産物屋――
[タイミングが重なることがあれば、帰る前にと土産を選ぶ誰彼に笑顔で手を振るだろう。
シアトルのルームメイトたちには健康にも良さそうなハーブティを。スケートクラブで配るのはお饅頭とバームクーヘン。自分用に、リニューアル前の桜森高校を写したポストカードセット。パパママには、お揃いのマグカップ。]
何? 大和は私にこの制服着て欲しいってー?
[物色しながら、そんな風に小突いて戯れ合う時間も、もう僅か。 タイムカプセルを後回しにした結果、まさか雪かきをする羽目になるとは思わなかったけれど。]
うぅ〜〜〜〜ん。
[文面が思いつかない。現役引退を決意はしたものの、スケート選手ではなくなった自分がどんな心境でどんな人生を歩んでいるのか、全く想像できないのだ。 黒歴史の成績表を封印するだけ、も味気ない。うんうん唸りながら悩んだ後、大和にロスタイムを願い出て、桜色のレターセットを購入すると、苦手な荷造りの合間にペンを走らせた。**]]
(219) りしあ 2024/02/25(Sun) 21時半頃
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[ぎゅっと抱き締められて、頭を撫でられると、どんどん鼓動が早くなってしまって。>>218]
……う、うん。そうね。
[お土産の話や挨拶には、肯定を返すのだけれど。 身体の線を撫でられているから、頭がくらくらしてしまって、話に集中できなくて。 ささやかな声で、だめ、って言いながら、その手の動きを止めようと、自身の手を重ねたけれど。]
(220) doubt 2024/02/25(Sun) 21時半頃
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